P「たまにはアイドル達の希望を叶えてやろうか」(1000)

美希「ハニー…今日もミキへたへたなのぉ…」

P「ああ、今日もお疲れ様、美希」

美希「ねぇねぇハニー、ミキもうテレビのお仕事出たくないの~」

P「それはできないって、我慢してくれ、俺でよければ出来るだけサポートするからさ」

美希「サポート……ねぇねぇハニー」

P「ん?何だ?」

美希「えっとね…次のオフの日にミキと……デートしてほしいの!」

P「………それは…」

美希「…なーんて、そんなワガママ、ハニーが聞いてくれるとは思ってないの、言ってみただけ」

P「………」

美希「それじゃあミキ、ちょっと眠たいから寝て…」

P「分かったよ美希、今度のオフの日は一緒に出かけよう、それでいいか?」

美希「!い、行くの!絶対に行くの!……でもハニーは大丈夫なの…?」

P「ああ、美希の頼みだからな、俺もどうにかして暇を取るよ」

美希「!……ハニー大好きなのぉ!」ダキッ

P「で、美希」

美希「~♪」ギュゥ

P「お前のオフは明後日だ、だから俺も明後日までに仕上げる仕事を消化してるんだけど…」

美希「~♪」ギュゥ

P「……今は離れててくれ、正直仕事に集中できないんだ」

美希「えー、でも明後日なんて待ちきれないのー」

P「でもいつまでも俺の邪魔をしてると、出かける話はなくなるぞ、いいのか?」

美希「………」

P「分かったなら少し離れててくれ、後で相手してやるから」

美希「……何だかハニー、ミキへの扱いが悪くなってる気がするの」

P「そんなことないって、俺も美希と一緒に出かけたいから頑張ってるんだ」

美希「………分かったの…でも何だか今日のハニーは頑固さんみたいでちょっとイヤ」

P「そんなこと言うなら出かける話はナシにするぞ、いいのか?」

美希「………間違えたの、今日のハニーは頑固さんじゃなくて……イジワルさんだったの」ギュゥ…

P「だから離れてくれって……はぁ、仕方ないなぁ」

小鳥「ふふ、今日の二人は一段と仲良しですね」

P「笑ってないでどうにかしてくださいよ小鳥さん…」

小鳥「そういわれても…でもプロデューサーさんなら片手でも仕事できるんじゃないですか?」

P「勘弁してくださいよ…流石に効率が悪すぎます」

美希「……ハニー」

P「ん?どうした美希?」

美希「明後日までハニーはミキと一緒なの…だからピヨちゃんとばっかり話さないでほしいの」

P「……らしいです、すいません小鳥さん」

小鳥「いいんですよ、それじゃあお仕事頑張ってきてください、私は皆のためにお菓子買って来ますから」

P「はい、気をつけてくださいね、小鳥さ…」

美希「もう!ハニー!ピヨちゃんはいいから早く仕事してほしいの!ミキのためにぃ!」ギュゥ

小鳥「アハハハ…それじゃあ行ってきます」

P「ハハ…すいません小鳥さん、再度お気をつけて」

P「………」パサ…

美希「………」

P「………」カキカキ

美希「………」

P「………」カタカタ…

美希「ねぇ、ハニー…ミキなんだかとってもつまんないの」

P「そりゃそうだろう、俺だって楽しくないんだから」

美希「むー…ねぇハニー…遊びに行きたいの~」

P「無理だ、明後日までに予定してる仕事片付けてるんだから終わる気配ないし…」

美希「……それじゃあハニー、ミキも手伝ってあげるの…そしたら早く終わるとミキは思うなー」

P「確かに助かるけど、美希には難しいって」

美希「もう!ミキはもう立派なアイドルなんだよハニー!これくらいお茶の子さいさいなの!」ガシッ

P「うわっ!シワつけるようなことするなって!」

P「そうそう、そうやって閉じるんだ」

美希「こう?」パチ

P「ああ、やればできるじゃないか美希、それじゃあ次も頼むぞ」

美希「!…分かったの!」ガシッ

P「だからシワだけはつけないでくれって…それじゃあそこの仕事は頼むぞ、美希」

美希「……ねぇ、ハニー…ミキ、すごいことに気づいちゃったの」

P「ん?何だ?」

美希「ミキとハニーが一緒のお仕事をしているのって…今日が初めてなの…」

P「え?そうか?」

美希「そうなの、ハニーの隣で、ハニーと同じお仕事をしてる……何だかとってもぽかぽかするの」

P「ぽかぽか…」

美希「うん…だからミキうれしい、ハニーとお仕事出来て……とってもうれしいの」ニコッ

P「そっか、俺もうれしいよ美希、でも嬉しがってても仕事は終わらないからな、ほら、手を動かせ美希」

美希「うん!ミキ、ハニーと一緒なら二百人力なのぉ!」ガシガシィ

P「だからシワ!……まぁ、いいか」

美希「うー……ハニー…」

P「一通りは終わったが、まだ倒れるには早いぞ美希、後は今週分のアイドル達の活動を報告書にまとめないといけないからな」

美希「………報告書…」

P「ああ……それじゃあ美希はもうソファにでも座って休んでてくれ、後は俺だけでやれるからさ」

美希「…うん……分かったの」スク…テクテク…ポスン

P「………」カタカタ

美希「………」

P「千早は確か……そういえばこの日は貴音が…」ボソボソ

美希「………」

P「……あ、確か春香もこのバラエティに…」ボソボソ…カタカタ

美希「………」

美希「ねぇ…ハニー…?」
P「んー?何だ美希?」

美希「ホントに…ホントにハニーはミキと出かけてもよかったの…?」
P「どうしたんだよ、いきなり」

美希「だって…ハニーはほかの皆も見なくちゃいけないし、こんなに疲れるお仕事もいっぱいなの」
P「………」

美希「それなのに…ハニーはミキのワガママのために…苦労してるの…しなくてもいいことをしちゃってるの」
P「………」

美希「ハニー…もしミキと出かけるのが迷惑なら…約束を破って休んでもいいの…こんなにクタクタになる仕事なら疲れても…仕方ないの…だから…行きたくないなら…行かなくてもいいの…」
P「………」

美希「それにミキ…ハニーの迷惑になるのだけはイヤなの……絶対イヤなの…」コクッ
P「………」

美希「だからハニーは……もう…頑張らなくても………」スゥ…スゥ…
P「………よいしょっと」スク…スタスタ

P「その状態で寝たら風邪引くって…いや、元気印の美希が風邪なんて引くわけないか」パサ…

美希「すぅ…んんっ……すぅ…」

P「…よし、それじゃあラストスパート掛けるか、こいつのためにも」
美希「すぅ……ハ…ニー…」

アイマス始めてからいつも思う

みんな可愛い

P「………」カタカタ
小鳥「お疲れ様です、プロデューサーさん、コーヒーでよかったですよね?」コト

P「ああ、すいません小鳥さん、助かります」
小鳥「いえいえ…でも美希ちゃん、とってもいい娘ですね、私てっきりもっと自分本位でワガママな娘だと思ってたんですけど…」

P「……まさか見てたんですか?」

小鳥「すいません、思わず」

P「思わずって……でも確かに美希は成長しましたよ、ちゃんと人のことを気遣って、思ってくれるいい娘に」

小鳥「でもこんな業界に身を置いてるっていうのに……あんないい娘に成長したのも、プロデューサーさんのおかげですね」

P「そんなことないですよ、俺はただ美希を支えていただけですから、そこから伸びたのは美希自信の力ですよ」

小鳥「そうですか……でもまだまだですね」

P「まだまだ…とは?」

小鳥「こうやって相手のためになることをするっていうことがまだこの娘にはないんですよ」コト

P「……これは?」

小鳥「プロデューサーさんの分です、できるだけ甘くないのを買ってきたので」

P「はは…ありがとうございます、いただきますね」

小鳥「はい、どうぞ」ニコッ

美希「んっ……ミキ…寝ちゃってたの…」

P「すぅ…すぅ…」

美希「ハニー…」スタスタ

P「すぅ…すぅ…」

美希「報告書…ちゃんと出来てるの…」

P「んんっ…マカロン…」

美希「…パソコンも付いて……!…こ、これって…」

『彼女と行く!デートスポット100選!』

美希「………」ジワッ

美希「こ、こんな特集ばっかりされてるところなんて…お、お客さんがいっぱいで入れるわけないの…」ポロ…

美希「もう…ハニーは何にも知らないの…何にも…」ポロポロ

P「んんっ…すぅ……すぅ……」

美希「だから……美希がいいお店に連れて行ってあげるの…」

美希「二人で一緒に…」ギュッ

P「んっ……ぐがぁ…」

やっちった、訂正

美希「だから……美希がいいお店に連れて行ってあげるの…」 ×
美希「だから……ミキがいいお店に連れて行ってあげるの…」

その後
P「それじゃあ春香と響は11時からタクシーでロケ地に向かってくれ」

春香「はい、分かりました」

P「後千早は次のシングルの打ち合わせをするらしいから14時までに行ってくれ」

千早「大丈夫です、分かってます」

P「よし、そのくらいかな」

春香「そういえばプロデューサーさん、今日は私服ですけど、どこかに出かけるんですか?」

P「ん、まあな、それじゃあ俺は今日もう事務所には来ないから、後は皆頑張ってくれよ」

「「「はーい」」」

真「あれ?そういえば今日美希見てないな…どうしたんだろう」

小鳥「美希ちゃんは今日ね、大事な日だから来ないわよ」

真「大事な…日?」

小鳥「そ、アイドルだから多分もう二度と叶うことが難しい願い事を叶えに、大事な人と」

真「大事な人と…って!美希の奴!まさか!」

小鳥「いいなあ、私もおにゅーの洋服着てプロデューサーさんと……はぁ…」

P「ごめん美希、皆と予定確認してたら遅くなった!」タッタッタ

美希「もう!今日はお仕事のことは忘れて美希と一緒に居てほしいって言ったのに!」

P「はは…ホントに悪かったよ、ごめんな、美希」

美希「……謝らないでほしいの…ホントはミキ、ハニーが来てくれただけでうれしいから」

P「そっか…よし、それじゃあ美希、俺が厳選した店に…」

美希「ダメなの、どうせハニーのことだからホームページや雑誌に出てた有名なお店に行くに決まってるの、そんなところ行ったら大騒ぎになっちゃうの」

P「確かに……ごめん、美希、そこまで考えてなかった」

美希「もう、こういう時のハニーはダメダメさんなの~…でも」

ギュッ

美希「今日はミキがハニーをリードするから、全然問題ないの!」

P「ああ、任せるよ、美希……それじゃあ行こうか?」

美希「うん!」ニコッ

美希編、終わり

ただただ、美希とイチャイチャする話が書きたかっただけなんです
なのにスレタイにアイドル達って書いてしまいました

だから誰か頑張ってくれよ

じゃあ眠くなるまで書くわ
次は真美・亜美でやるわ

風呂入ってくるけど

P「へ~、真美と亜美が珍しく二人ともオフか」

亜美「そうなんだよ兄ちゃん!どうしよう!真美と二人一緒にお休みなんて久しぶりだよ!」

真美「ねぇねぇ兄ちゃん!こういう時ってどうすればいいのかな!?」

P「すごい元気だな…そうだな、前にやってたゲームを二人でクリアすればいいんじゃないか?」

真美「うーん…」

亜美「でも飽きちゃったんだよね~、アレ」

P「そ、そうか…」

真美「こういう突然のお休みって何すればいいのか分かんないよ~」

亜美「困った~、兄ちゃ~ん、助けてくれ~」

P「そう言われてもなぁ…」

小鳥「どうかなさったんですか?プロデューサーさん?」

P「ああ、いえ…真美たちが突然の休みに何をすればいいかって聞いてきて」

小鳥「なるほど…それにしても何だか中年サラリーマンみたいですね」

P「はは、それは言えてますね」

真美「何言ってるの兄ちゃん!真美たちまだまだ全然若いよ!」

亜美「少なくともピヨちゃんよりかは遥かに若いよ!」

小鳥「そうね~、とっても若いわね~、あなた達よりも私のほうが中年リーマンにお似合いね~」ピキ…

P「お、落ち着いて!小鳥さん!」

小鳥「……分かってますよ、冗談ですから……でもそうね…うーん…」

亜美「あれ?ピヨちゃん、まさか一緒に考えてくれるの?」

小鳥「ええ、折角のお休みなんだからちゃんと息抜きしないといけないからね」

亜美「さっすが!頼りになるぅ~!」

真美「なんだか兄ちゃんよりも頼りがいがあるね♪」

P「………」

小鳥「一番はやっぱり自分が望んでることを目一杯やることかしらね」

真美「真美たちが…」

亜美「望んでること?」

小鳥「そ、自分の好きなことに熱中したりすれば、仕事のことも忘れて心身ともにリフレッシュするから」

真美「じゃあピヨちゃんはどんな感じでいつもリフレッシュしてるの?」

小鳥「私はそうね…おいしい物食べたり、お洋服見に行ったら、DVD借りて鑑賞会…とか」

亜美「何だか…亜美たちは二人でよかったね」

真美「そうだね……これからも頑張ってね、ピヨちゃん」

小鳥「べ、別に一人で今言ったことをしてるんじゃないわよ!ほ、本当よ!」

真美「でも…好きなこと…か……うーん」

亜美「思いつきませんな~…うーん」

P「なら簡単に一日中寝る、なんてどうだ?」

真美・亜美「「却下」」

P「………」

小鳥「でもプロデューサーさんの言った通り、動かないのもいいと思うけど」

真美「そんなんじゃつまんないよー」

亜美「亜美たちのリビドーがおさまらないよー」

P「何だそりゃあ」

小鳥「……!ねぇねぇ二人とも、こういうのはどうかしら?」ヒソヒソ

真美「なになに?」

亜美「ふむふむ」

小鳥「ね、どう?」

真美「ナイスだねピヨちゃん!名案だぁ!」

亜美「中々見所があるぞ、チミ」

小鳥「あはは…どうも」

P「?…どうかしたんですか?」

小鳥「いえ、ただ…」

小鳥「明日はプロデューサーさんと一緒に遊んだらどうかなって提案したら…」

P「は?」

真美「いやぁ~、これで明日は真美たちのスケジュールがパンパンになっちゃうね」

亜美「亜美たちのリビドー精神もパンパンだね…うぇっへっへっへ」

P「いや待ってくれ!まだ誰も…」

小鳥「大丈夫ですよプロデューサーさん、雑務は私がやっておきますんで」

P「いやそうじゃなくて、俺には他のアイドルを管理する義務が…」

小鳥「それも大丈夫です、皆もう自分たちのことは自分たちで出来るので」

P「でも俺まで休むなんて…」

小鳥「もう、プロデューサーさんはそんなにあの二人と一緒にいるのがイヤなんですか?」

P「……そんなわけないじゃないですか」

小鳥「なら、二人の休暇を見届けてあげてください、それもプロデューサーの仕事だと私は思いますよ」

P「そうですかね…?」

小鳥「そうです」

P「そういうことらしいから、明日は俺がお前たちに付き合うことになった」

亜美「つ、付き合うって…!?…もう、兄ちゃんってば大胆だぜ~」

P「そういう意味じゃない、それじゃあお前たちは今日の最後の仕事を終わらしてこい、それから明日のことを話し合おう」

真美「うん!…でも話し合うって?」

P「遊びに行くならどこに行くとか、そういうことを」

亜美「うーん、何だか兄ちゃんはしっかりしすぎだな~」

真美「うんうん、そんなの自然に流れるままに~だよ?」

P「だよって言われてもな……まあいいや、それじゃあ俺も出来るだけ仕事終わらしておくから、お前たちも頑張って来い」

真美・亜美「「アイアイサー!」」タッタッタ

P「…息ピッタリだな……双子ってすごいな」

小鳥「ふふ、それじゃあお仕事頑張りましょうか?プロデューサーさん」

P「ですね」

真美・亜美「「たっだいまぁ!」」バタンッ
P「お、お帰り真美、亜美、収録どうだった?」

亜美「うーん…バッチシ!明日休みだと思うとやる気が出まくりだったよ」

P「そっか、ほら、そこにお菓子用意してるから二人で食べていいぞ」

真美・亜美「「いっえーい!」」
小鳥「それで明日はどうするの?二人とも」

真美「うーん…どうしよっか?」ポリポリ

亜美「とりあえず、兄ちゃんをウチに呼ぼっか?」ポリポリ

P「!そ、それはちょっと危なくないか!?」

真美「え?何で?」

P「何でって…もしそんなところ撮られたら一大事だぞ!」

亜美「ダイジョブダイジョブ~」

真美「兄ちゃんは心配性だな~」

小鳥「あはは…この二人にはまだ分かんないらしいですね」

P「はぁ…全く、とにかく明日はお前たちの家に行くことはできないからな」

真美「えー!何で何でー!?」
亜美「ぶー!ぶー!」

P「さて、それじゃあ明日はどうしようか」

真美「兄ちゃんのせいで計画が破綻しちゃったよ~」

亜美「折角二人で考えてたのにね~」

P「……それじゃあ一体どういう計画だったのか、聞かせてもらおうか」

真美「兄ちゃんがウチに来て、一緒にゲーム」

亜美「兄ちゃんが料理作って、兄ちゃんが風呂掃除して、一緒にお風呂…うぇっへっへっへ」

真美「兄ちゃんが布団敷いて、兄ちゃんが子守歌を歌って」

亜美「兄ちゃんが腕枕して…なんてぇ~」

P「いやいや、別にそれ俺じゃなくてもいいんじゃないか?」

真美「そ、そんなことないよ!」

亜美「そうだよ!兄ちゃんの腕枕じゃないと寝付ける気がしないよ!」

P「……そういうもんなのか?」

真美「そういうもんだよ!」

P「まあいいか、それじゃあ明日は一度事務所に来てくれ」

真美「うん、分かった!」

亜美「いい夢見ろよ、兄ちゃん」

P「亜美もな、それじゃあ今日は帰っていいぞ、お疲れ様、二人とも」

真美・亜美「「おやすみー!兄ちゃん、ピヨちゃーん!」」タッタッタ

P「…ふぅ、行ったか、あのテンションの二人を明日相手しなくちゃいけないのか」

小鳥「確かにキツそうですね、体力持つんですか?」

P「さぁ?…でも二人のためにも出来るだけ頑張ってみますよ」

小鳥「それでこそプロデューサーさんです、私もサポートできることがあったらしますので」

P「はい、いつもありがとうございます、小鳥さん」

小鳥「いえいえ」ニコ

P「で、何でお前たちがここに居るんだ?」

真美「ん?」

P「ん?じゃない…冗談抜きで聞いてるんだよ、真美、亜美…」

亜美「そんなこと言われたって…亜美たちのリビドーがここまで誘導して…」

P「………気に入ったのか…リビドー」

真美「でもいいじゃん兄ちゃん、どうせ後数時間で約束の明日なんだから」

P「だからって…」

P「俺の家にまで来るのはおかしいだろ!?」

亜美「そうかな~?」

P「それに親御さんが心配するに決まってる!ほら、俺が送ってくから!」

真美「ああ、それは大丈夫だよ兄ちゃん、ちゃんと連絡しておいたから、そういうところはぬかりない」

亜美「お兄ちゃんと楽しんできなさいって…いやぁ~、いい母親を持ちました」

P「いくらなんでも信頼しすぎでしょう…もう」

なんかこういうの見てると無印がやりたくてたまらなくなってくるな
仮に買うとして、アイマスしかやる気が無い場合、箱〇は容量はどれぐらいのを買えばいいんだ?

P「じゃあ仕方ない、とりあえずメシでも作るか」

真美「あ!兄ちゃん、真美も手伝うよ」

P「別に座っててもいいんだぞ?」

真美「ううん、流石に泊まるんだから出来ることはやろうかなって」

P「そっか、真美はその歳で人間出来てるな~」

真美「!…なんだか兄ちゃんに褒められるのって久しぶりだよ…照れくさいな~、もう!」

P「そうだっけか?……でも亜美の奴は…」

亜美「兄ちゃんの私物~♪どっこかしら~♪」ガサゴソ

P「はぁ…ちゃっちゃと作って止めるか」

真美「うん…でも真美もちょっと気になるなぁ…兄ちゃんの…」

P「ん?」

亜美「~♪」ゴソゴソ

亜美「ちぇ~、特に収穫はナシ~」

P「当たり前だ、一体何を期待したんだよ」

亜美「むふふ~♪な物とかさ~」

P「マセすぎだ、ホント…ん?」パクパク

P「このサラダうまいな……これって真美が作ったんだよな?」

真美「うん…お母さんに前に教えてもらったんだけど…」

P「おいしいよ、真美は将来いいお嫁さんになりそうだな」

真美「!そ、そんな!真美はトップアイドルだからお嫁さんなんて…」

亜美「あれあれ~?でも真美さんや、前にあずさお姉ちゃんの持ってきた雑誌熱心に読んでたよね?確かウェディングドレス着た女の人が写ってた本の…」

真美「あ、あれは!ちょっと気になるなーって思って!別にお、お嫁さんになりたいからってわけじゃないよ!」

亜美「ホントかなぁ~?でももし真美がお嫁さんになりたいのだとしたら~、お相手は誰なんだろうね~?」

真美「!?」

亜美「もしかしたら~、近くにいる男の人だったりして~」

真美「もう!亜美!そういう話はもうやめてよ!」

P「……亜美、流石に真美が嫌がってるからやめとけ」

亜美「ちぇー、でも兄ちゃんがベタなセリフ言ったのが悪いんだよ」

真美「…そうだよ、兄ちゃんのせいだよ」

P「え!?……うん、まぁ…ごめん」

亜美「ホント、兄ちゃんはニブちんの極みなんだから~、困ったもんだよ~」

真美「も、もう!やめてってば亜美ぃ!」

P「ホント元気だな、お前たちは…ごちそうさま」

亜美「へっへ~ん、ごちそうさまぁ~」

真美「もう……亜美の馬鹿」

亜美「どうだ兄ちゃん!亜美と真美の湯上り姿は!」

P「いやどうって言われたって…」

真美「もう!亜美は今さっきから変なことばっかり言わないでよ!」

亜美「変なことって?」

真美「うぅ…もういい!亜美の馬鹿!」

亜美「へへへ~、兄ちゃん、今日の真美が何だか怖いよぉ~」ガシッ

真美「!あ、亜美!」

P「はぁ…亜美、真美に謝れ、よく分からないけどお前が悪い」

亜美「えー」

P「ほら、じゃないと外に放り出すぞ」

亜美「むー…仕方ないなぁ~、ごめんね真美」

真美「……兄ちゃんに免じて許してあげる」

亜美「でもやっぱり何だかんだいって兄ちゃんなんだね、真美って♪」

真美「!…だからもう!……亜美のアホォ!」

それ亜美だけど

P「よし、もうそろそろ寝るか」

亜美「来た!兄ちゃんの腕枕!」

真美「……腕枕」

亜美「あれ?真美のツッコミが無くなったね?どうしたの?」

真美「…眠くなっただけよ」

亜美「むふふ~ん、本当は兄ちゃんの腕枕に期待してるだけなんじゃないの~?」

真美「!そ、そんなことないよぉ!」

P「はいはい、それじゃあ寝ようか、二人とも」

亜美「ねぇ兄ちゃん!腕枕してくるんでしょう!?」

P「んー…まぁ、二人はいつも頑張ってるからな、俺のでよければいいぞ」

真美「!……や、やった」

亜美「よーし!それじゃあ三人の愛の布団へレッツゴー!」

亜美「にっひひ~、兄ちゃんの腕へダイブ~」
P「いてっ!……もっと優しくやってくれ」

亜美「優しく?そんなの無理だ…我慢できない!」ガバッ
P「変なこと言うな」ポンッ

亜美「えへへ~」

真美「……に、兄ちゃん」
P「ん?ほら、真美も右腕に」スッ…

真美「う、うん」ポスン…

P「で、これでよかったのか?亜美?真美?」

亜美「うーん、何だか思ったより硬いね」

真美「でも…温かいから気持ちいいね」

P「そっか、腕枕なんて初めてだからな~」

亜美「あれ?彼女さんとかにやらなかったの?」

P「彼女なんて生まれてこの方一度も居ないよ、哀しいことにな」

亜美「ふ~ん、じゃあ亜美が兄ちゃんの彼女さんに立候補しちゃおうかな~」

真美「!じゃ、じゃあ真美もする!立候補する!」

P「はは…気持ちだけ受け取っておくよ」

亜美「すぅ…すぅ…」

P「ヤバイな…腕が痺れてまったく眠れない…」

真美「………」

P「はぁ、朝起きたら筋肉痛だなこりゃ」

真美「ねぇ、兄ちゃん」

P「ん?…起きてたのか?真美?」

真美「キツイなら頭乗せるのやめるよ、真美、枕無くても寝られるし」

P「そっか…でも、別に言うほど苦じゃないから安心してくれ」

真美「……じゃあまだ乗せててもいいかな?」

P「いいよ、でも朝は多分腕が動かないから、真美、朝ごはん頼めるか?」

真美「!…うん、兄ちゃんのお願いなら仕方ないね」

P「ゴメンな、折角の休みなのに朝から頼みごと押し付けちゃって」

真美「いいよ…それだけ真美って兄ちゃんに信頼されてるってことっしょ?」

P「……そうだな、頼りにしてるぞ、真美」

真美「!…う、うん…ありがと、兄ちゃん」

亜美「真美だけ優遇されすぎ」

P「ふわぁ…」
真美「………」ドキドキ

P「真美もそろそろ寝たほうがいいぞ、朝起きれないからな」
真美「ね、ねぇ、兄ちゃん」

P「ん?何だ?」
真美「亜美が言ってたことなんだけど……あのお嫁さんの話…」

P「ああ、それがどうかしたのか?」
真美「えっと…アイドルが結婚とかって出来るのかな~って思って」

P「うーん…難しいんじゃないか?」
真美「そっか…そうだよね、やっぱり」

P「でもあのあずささんも未だに結婚願望あるからな、うーん…」

真美「……アイドル引退しなくちゃいけないのか?」

P「そうなるだろうな、じゃないと示しがつかないからな」

真美「そっか…両立なんてできないんだね」

P「そうだな…でも今の時代にお嫁さんになりたいって子がいるなんて珍しいんじゃないか?」

真美「そ、そんなことないよ…うん…」

P「そういうもんか、でもな真美、俺はお前の夢、応援してるからな」

真美「……兄ちゃん」

訂正
真美「……アイドル引退しなくちゃいけないのか?」 ×
真美「……アイドル引退しなくちゃいけないのかな?」 ○

もう眠い

P「でも決断するのはまだまだ先だな、何せ真美にはアイドル以外の道だってたくさんあるはずだ、だから無理にこの職業に固執しなくていいさ」

真美「うん…」

P「真美の人生なんだ、真美の好きなようにしたほうがいいよ」

真美「……じゃあもし真美がアイドル辞めたら…兄ちゃんは……どうする?」

P「どうって…まぁ、悲しいだろうな…でも真美がアイドル以外に道を見つけたなら、それがどんな道だろうと俺は応援するよ」

真美「………」

P「それが双海真美のプロデューサーっていうもんだ…どうだ?ちょっとカッコよかっただろ?」

真美「うん…兄ちゃんカッコ良すぎだよ…」

P「はは、よし、それじゃあもうそろそろ本当に寝るか真美」

真美「……うん」

ギュッ
P「……どうした真美?」

真美「もう一つ聞いてもいい…?兄ちゃん」

P「ああ…いいけど…」

真美「もし真美が…えっと…に、兄ちゃんと…」

真美「兄ちゃんと結婚したいって言ったら…兄ちゃんは…ど、どうする?」

P「……は?」
真美「だ、だから!もしも真美がアイドルを辞めてまで兄ちゃんと結婚したいって言ったらどうするのって聞いてるの!」

P「……それは……どうだろう…」
真美「で、できれば…ちゃんと答えてほしいな…」

P「………」

真美「………」ドキドキ

P「いや…俺も真美のことは…その…好きだけど…」

真美「!」

P「えっと…じゃ、じゃあもしもの話をしていいか?」

真美「……うん」

P「もしも俺と真美が男女の仲として付き合ってるとしよう…それで…」

真美「真美が兄ちゃんと結婚したいって…言ったら…」

P「………」

真美「どう…なの?」

P「……多分…俺は…」
―――――
―――

亜美「んっ…首が痛い…」

P「悪かったな、俺の腕枕のせいで」

亜美「あ!兄ちゃん、おはよう!」

P「うん、おはよう…それじゃあもうそろそろ頭上げてくれるか?」

亜美「よいしょっと…ありゃ?真美は?」

P「真美なら…」

真美「~♪」カチャカチャ

亜美「おぉ、ものすごい上機嫌で朝ごはんを作っておりますの~」

P「……何でだろうな」

真美「えへへ~…もしもの話…かぁ♪」カチャカチャ

真美・亜美編、終わり

眠いと上手く書けない
ごめんなさい

もう寝るんで誰か貴音で頼みますわ

誰も書いてくれない…
起きたら頑張ろう

それじゃあおやすみ

もう真美の引き立て役はいいよ…あんなの亜美編じゃねぇよ


P「亜美、何かして欲しいことはないか?」

亜美「どしたの急に?」

P「亜美は何時も竜宮小町で頑張ってるからな」

亜美「当たり前っしょ→!」

P「だから、亜美にご褒美にして欲しいこと、してやるぞ」

亜美「なっ!ご褒美とは…何だかイケナイ発言ですなぁ」

P「イケナイ?」

>>211
分かってるな、よろしく

亜美「ご褒美って~」

『ご主人様の為にご奉仕します…』パサッ

亜美「みたいな奴じゃないの→?」

P「んなっ!」

亜美「んっふっふ~、兄ちゃんもしかして…ロリコンじゃないの~

P「馬鹿か、俺はロリコンなんかじゃない。ロリに興味ありません」

亜美「そうなの?…ちょっと傷つくなぁ」

P「えっ?」

亜美「何でもないよ→だ」

P「そうか?」

亜美(兄ちゃん、私みたいな子供っぽいのは嫌いなのかな…)

P「で…して欲しいことは?」

亜美「えっ!?えっと~、そうだ!」

亜美「明日1日、亜美の命令に従う!っていうのはー?」

P「1日って…贅沢だな…」

支援

亜美「あっ、兄ちゃんズルいぞ!」

P「亜美の命令とか…無茶言いそうだし…」

亜美「大丈夫大丈夫!…多分」

P「おい」

亜美「まあ明日を楽しみに待ってるよ→」

ガチャ

P「嫌な予感しかしない」



亜美「……やっぱり亜美、子供っぽいかな…」

亜美「そうだよね、妹キャラは兄ちゃんは嫌い…なんだね」

―翌日6:00―

prrrrrrr

P「……こんな早くに、誰だ…」ピッ

亜美「あっ、兄ちゃん?おっは→。どうかね、亜美のモーニングコールは?」

P「お前…まだ6:00だぞ」

亜美「だって、この位早くないと1日なんてすぐ終わっちゃうよ→!」

P「はぁ…」

亜美かわわ支援

P「で…ご用件は」

亜美「えっとね→、まずは遊園地行って~、次は映画館行って~、最後は…兄ちゃんの家でお泊まり!というスケジュールです」

P「おい…贅沢だな…」

亜美「大丈夫、亜美もワリカンするから!」

P「はぁ……別にいいよ。俺が全部出すから」

亜美「でも、兄ちゃんの財布がすっからかんになっちゃうよ~」

P「亜美様の命令ですから…」

亜美「じゃあ、亜美とワリカン、これが命令だよ!」

P「えっ?俺に出させないのか?」

亜美「だって、亜美だって大人だもん…」

P「は?」

亜美「いいから、亜美も出すの!」

P「よく分からんが…分かったよ」

亜美「兄ちゃんは物分かりがいいの~」

P「それより俺の家にお泊まりっt」

亜美「じゃあ事務所前に集合ね→」ガチャッ

P「おい」



誰か続き書いて欲しいかなーって…

その…いいにくいんですが…亜美は需要が…

>>227
あるだろ十分!

で、続きマダー

亜美「おっまたせ~」

P「おお…って、どうしたんだその服?」

亜美「へっへ~…前にアイドル頑張ってるからってお母さんが買ってくれたんだ」

P「そうか、似合ってるぞ亜美」

亜美「……他に言うことは無いの?兄ちゃん?」

P「ん?何をだ?」

亜美「なんかこう…ムラムラする…みたいな?」

P「……ばーか」ポンッ

亜美「んっ…ちぇ…兄ちゃんの分からず屋」

P「それじゃ行くか?亜美」

亜美「うん……亜美的にも結構頑張ったんだけどなぁ…」ボソッ

―事務所前―

P「すまん、待たせたか?」

亜美「大丈夫、さっき来たばかりだから」

P「お、おう…」

亜美「どしたの?」

P「いや…亜美なら怒るんじゃないかと思って」

亜美「亜美の心はそんなに狭くないよ→!」

亜美「それに、デートはこの台詞が定番でしょ!」

P「デートか…」

亜美「デートじゃだめ…?」

P「い、いや…俺は構わないけど」

亜美「やったー!…っていけない…」

P「え?」

亜美「な、なんでも無いよ~」

亜美(兄ちゃんとデートか…)

>>232
すまん、お願いします
大人っぽく頑張る亜美…みたいな感じで

P「でも遊園地行ったり、映画館行ったりって、結構ハードだな」

亜美「それは兄ちゃんがオジサンなだけだって→」

P「まだオジサンじゃないって…でも遊園地に行ったら流石にヤバイな…」

亜美「え?何で~?」

P「何でって、亜美はアイドルなんだから、もし休日の遊園地に亜美が行ったりしたら…」

亜美「うわ~、大騒ぎだね~」

P「ああ、だから行くのは…」

亜美「ちぇ…何だよ…結局お休みなのに好きなところにも行けないんだ…」ムスッ

P「………亜美、俺は今から命令にないことを勝手にするけど…いいか?」

亜美「え?う、うん…でもいきなりどうし…」

グッ

亜美「わっ!に、兄ちゃぁん!」

P「急がないと時間が無くなるぞ!早く走れ!」

亜美「……命令するのは亜美なのに…兄ちゃんの自己中…」ニコ…

亜美「帽子…」
P「それなら少しは顔も隠せるからな、でもちょっと心配かもな」

亜美「……じゃ、じゃあ兄ちゃんが選んでよ…バレないように帽子」
P「そうだな…今日は日差しも強いし……これなんてどうだ?」スッ

亜美「麦わら…何だかスッゴイ子供っぽいじゃーん!違うのにしてよぉ!」
P「でもこれならつばのおかげで顔もよく隠れるしいいと思うんだけどな」

亜美「………」ジー
P「……ダメか?」

亜美「…じゃあ兄ちゃん、今から答えなくちゃいけない質問するから、ちゃんと答えてね…命令だから」
P「お、おう」

亜美「兄ちゃんは…この帽子を被ってる亜美を……見てみたい?」
P「…まぁ、今まで亜美のそういう夏っぽい格好は見たことなかったからな、新鮮でいいかもしれない」

亜美「!…そっか……じゃあ仕方ないね、亜美、兄ちゃんのためにこれ買う!」

P「俺のためって……じゃあここは俺が買ってくるよ、俺が連れて来たんだし」

亜美「!……兄ちゃん、それは命令違反だよ!亜美とワリカンって約束が…」

P「いいから、これは俺なりのアイドル活動を頑張ってる亜美へのプレゼントってことで……いいだろ?」

亜美「……じゃあもういい!兄ちゃんの好きにすればいいじゃん!」タッ

P「……怒らせたか?」

亜美「………」
P「ほら、肌焼いちゃったら一大事だぞ」ポス…

亜美「…ありがと」
P「どういたしまして、それじゃ行くか」

亜美「………」
P「ん?ほら、早く行かないと時間無くなるぞ?」

亜美「……えっと…ごめんね、兄ちゃん…今さっきは」
P「…ど、どうしたんだよ突然…亜美らしくもない」

亜美「だって…あんな怒り方、大人気ないし……それに兄ちゃんは亜美のためだって言ったのに…」
P「もういいよ、気にしてない…それに俺は亜美の麦わら帽子被ってる姿が見られて満足だからな」

亜美「!…似合ってる?」
P「ああ、バッチリだ」

亜美「似合ってるんだ……やっぱり子供っぽいよね?兄ちゃん」
P「ん?…いや、子供っぽいというか…清楚って感じかな、今日の服は大人し目だから麦わら帽によく合うし」

亜美「!そ、そうだよね!天下の亜美ちゃんが被るんだから似合わないわけないよね!」

P「ああ、それでこそ亜美だな」

亜美「ふふん、それじゃあ遊園地までエスコートしてほしいな、兄ちゃん」

P「分かりました、亜美お嬢様……それじゃ行くか」

亜美「うん!」

P「でも遊園地か…久しぶりだな」
亜美「アレ?彼女さんとかと行かないの?遊園地?」

P「彼女なんかに現をぬかしてたらお前たちのプロデューサーなんか務まらないよ」
亜美「ふーん…そっかぁ……じゃあ聞くけど、もしも兄ちゃんが彼女にするならどんな娘がいい?」

P「また答えにくい質問だな、まさかそれも命令?」
亜美「………答えたくなかったら別にいいよ」

P「…うーん……そうだなぁ…」
亜美「…やっぱり、あずさお姉ちゃんみたいな大人の色気ムンムンみたいなのが好み~?」

P「いや…それは…」
亜美「それとも、ミキミキみたいなダンスも上手くてルックスも最高な娘?」

P「………えっとだな」
亜美「はたまた、やよいっちみたいな守ってあげたい~みたいなタイプ?」

P「………」
亜美「もしかして、ピヨちゃんみたいな熟れた女の身体が好み…なの?」

P「…ごめん、亜美…やっぱり分からん」

亜美「……兄ちゃんのいくじなし」

P「はは…でもアイドル相手にそういう感情を持つっていうのはダメだと思うよ、プロデューサーとして」

亜美「………何だよ…結局ムリじゃん」

P「?」

遊園地
P「うわぁ…すごい人だな」

亜美「…ここで亜美が歌いだしたらどうなるんだろうね~」

P「やめてくれ…収拾がつかなくなる…」

亜美「仕方ないですね~、兄ちゃんがそう言うならやめておくよ」

P「ああ、助かるよ……っと」

亜美「ん?どしたの兄ちゃ…ってうわぁっ!」

P「ちゃんとひも付けないと…もし飛んだりして見られたら大騒ぎだ」

亜美「こ、これくらい亜美、自分でつけられるって!こ、子供扱いしないでよ!」

P「でもちゃんとキツくしめないといけないからさ、ほら出来た」

亜美「……もう…年頃の女の子に顔近づけ過ぎだよ…兄ちゃん」

P「あっ…そうだな、悪い、亜美」

亜美「……ホント…兄ちゃんが相手だと調子狂っちゃうなぁ…」

P「にしても、どこもかしこも人ばっかりだな」

亜美「仕方ないからそこら辺で座って待機しとこー、兄ちゃん」

P「そうだな、お昼時はアトラクションに乗る人達も少なくなるだろうしな」

亜美「じゃあどこか食べれそうなところ見つけて何か買おうよ」

P「食べれそうなところね…うーん…ま、ちょっと危険かもしれないけど、歩きながら探すか」

亜美「賛成~、アトラクションも見ておきたいしね」

P「んー…でも結構広いからな、着く頃には腹もペコペコになってるかもな」

亜美「へぇ~、兄ちゃんってこのくらいの広さでスタミナ無くなっちゃうの?オッジサ~ン」

P「うるせぇ、亜美みたいに若ければ俺だってこの遊園地の外周を5回ぐらい走れるさ…多分」

亜美「……どうせ亜美は子供だから元気ですよーだ」

P「ああ、元気万歳だな…それじゃ探すか」

亜美「………兄ちゃんのニブちん…あずさお姉ちゃんに報告するから」

P「え?何で!?」

メシ
どうせだったら他の人も書いてくれ

誰かやよいを書いてくれる人はいないかなーって

亜美「うげぇ…酔ったぁ…」

P「いくら何でも絶叫系に乗りすぎたな亜美、5連続は結構来るものがあったし」

亜美「…兄ちゃんは何だか平気っぽいね」

P「お前らに振り回されるほうが一万倍くらいキツイからな、あれくらい大したことないよ」

亜美「……そうだね…今まで亜美たち兄ちゃんにベタベタしてばっかだったからね」

P「お、自覚してたのか、亜美」

亜美「へへ→…亜美ちゃんだってちゃんと大人へと成長してんだかんね、兄ちゃん」

P「…そうだな、亜美はちゃんと成長してるよ」ポンポン

亜美「……何だかそうやって頭に手を置くのって子供扱いしてるっぽくて気に入らな~い」

P「そう言いながらも拒絶しないんだな、やっぱり亜美は優しくていい娘だよ」

亜美「………へへ、酔ってるせいなのか兄ちゃんの言葉が心地いいな」

P「それはよかったよ…それじゃあ最後のアトラクションはどうしようか」

亜美「決まってんじゃん…ここは定番の…」

亜美「観覧車っしょ…」ニコッ

観覧車
亜美「あ→…気持ち悪くてまともに外が見れないぃ」

P「だったら乗らないほうがよかったんじゃないか?」

亜美「む~…そんなこと言わないでよ、兄ちゃんのドアホ」

P「そ、そっか…ごめん」

亜美「………」

P「………」

亜美「ねぇ…兄ちゃんは今日楽しかったかな?」

P「?…どうしたんだ、突然?」

亜美「いや、兄ちゃん的には遊園地なんて来て、楽しめたかな~って思って」

P「…ああ、楽しかった、亜美とこうやって長い時間二人で居るのもあんまり無かったから、新鮮だったよ」

亜美「……そっか…じゃあ兄ちゃん、一つ命令するね…いいかな?」

P「ああ、どんと来い…観覧車が地上に着くまでに答えられそうなのを頼むよ」

亜美「うん…えっとね…兄ちゃんは今日亜美と一緒にいて…その…」

亜美「あ、亜美のことを…どう…思ったのかなぁって…」

P「……亜美のこと?」

亜美「うん…具体的に頼んます」

P「そうだな…うーん…」

亜美「………」ドキドキ

P「まぁ、全体的に見れば、いつもと同じで元気一杯だったな」

亜美「!…そ、それって…亜美のこと子供っぽいってことだよね?」

P「は?いや、そう言ったわけじゃ…」

亜美「分かってるよ!どうせ亜美はみんなの中でも一番子供で、馬鹿みたいに元気で!」

P「お、おい…亜美…」

亜美「真美みたいに兄ちゃんと上手く仲良く出来ないから、いっつも馬鹿みたいなことばっかり言って気を引いたりして!」

P「………」

亜美「きょ、今日だって…せっかく兄ちゃんに帽子買ってもらったのに…子供みたいに怒ったりして…」ジワッ

P「………」

亜美「ホントはすっごくうれしかったのに…ちゃんと言えなくて……子供みたいにそっけない態度取って…もう…」ポロポロ…

亜美「子供みたいな亜美……嫌いだよ…」ポロポロ

P「…亜美」

亜美「……ひっく…」ポロポロ

P「ほら、こっち来い亜美、拭いてやるか」

亜美「ほら…また亜美のこと子供扱いしてる…」テクテク

P「そんなことない、可愛いアイドルがこんなぐちゃぐちゃな顔になってるのが見過ごせないだけだって」ゴシゴシ

亜美「んぐっ…ねぇ…にい…ちゃん」

P「ん?」

亜美「亜美のこと…嫌いになったよね…」

P「何でだ?」

亜美「だって…今日だって本当は兄ちゃん仕事たくさんあったのに…亜美のために一緒に出かけてくれて…ホントはすっごい迷惑だったっしょ?」

P「うーん…どうだろうな」

亜美「それに…亜美のことをお嬢様扱いしろって言われて…イライラしたっしょ?」

P「さぁ?」

亜美「……本当はやっぱり、こんなウジウジしたこと言う子供っぽい亜美のこと…嫌いなんでしょ?」

P「……でも俺は、こうやって子供っぽいところをコンプレックスに思ってても、頑張って立ち向かってる亜美のことは嫌いじゃないぞ」

亜美「えっ…」

P「アイドルなのに、自分の欠点をごまかさず、ちゃんと受け止めてる亜美を一体どうやったら嫌いになれっていうんだよ」

亜美「で、でも!亜美いっつも兄ちゃんに迷惑ばっかり掛けて……ホントは…」

P「確かにそこは亜美の悪いところである…だけど、いいところだ、大人しすぎる亜美なんて俺には考えられない」

亜美「……亜美、あずさお姉ちゃんや、ピヨちゃんみたいにしっかりしてないよ…全然大人じゃないよ…きっとこれからも兄ちゃんにイヤな思いばっかりさせるかも…」

P「そうこなくっちゃ、プロデューサー業がつまんないって……だから亜美は背伸びせず、今のまま、成長していったらいいよ」ポンッ

亜美「そっか…うん、そうだよね…亜美、ちゃんと自分の魅力っていうのを考えてこれからも頑張るよ」

P「ああ、頑張れよ、俺としても亜美にはものすごく期待して…」

チュッ

P「…る…から…」

亜美「亜美…まだ自分のしたいことを我慢できないの……でも兄ちゃんは許してくれるよね、こんな亜美でも♪」

P「……は、はい」

亜美「えっへへ~♪今度は唇取っちゃうかもね~♪」

亜美「と、いうわけであったのじゃ~、めでたしめでたし~」

あずさ「あらあら、亜美ちゃんったらおマセさんね~」
亜美「ふふん、そしてこれが兄ちゃんから亜美への愛のプレゼントだ→!目ん玉見開いてみなぁ!」ババン

響「おぉ!亜美すっごい似合ってるんだぞ!」

亜美「あ~ら、そうかしらぁ~」

真美「それで兄ちゃん、どうして亜美と二人っきりで遊園地に行ったの!?」

P「いや、それは…」

真美「それにほっぺたにちゅ、ちゅ→なんて……真美だってしたいぃー!」

P「そういわれても…」

亜美「ああ、真美さんや、そんなワガママ言ってたらダメですぜぇ~」

真美「で、でも真美だって…兄ちゃんに……もう!亜美ばっかりズルイ!ねぇ、兄ちゃんいいでしょ!」

亜美「はぁ…真美、一言言っておくけど…」

亜美「そんな子供っぽい態度で兄ちゃんとイチャイチャできると思ったら、大間違いだから!」

P「……お前が言うな」

亜美「もう、今はそれ言わないでよ…兄ちゃん♪」

亜美編、終わり


亜美かわいいよ亜美
みんな可愛い!

お願いがあるんだけど素直になれなくて言い出せなくて、でもプロデューサーはそんなことはわかっていながらもあえて本人の口から言わせようとして、恥ずかしがりながらもプロデューサーにおねだりする伊織を読みたいです

>>269
お前天才だな
頑張ってくれ

いつも我慢してるけどたまにはどうだ?と希望を聞いたら
意外にもおマセなお願いしてくるやよいとか読みたい

てか亜美の映画館とお泊まりは省いたのね

>>278
ごめんなさい
もう限界です

じゃあ飯食って残ってたら書いてみる
やよい期待

>>283
期待

もうそろそろ貴音が出てきてもいいんじゃないか?

書いてくれる人が集まってきてくれて助かったあ

でもこのスレタイで話展開するのって案外難しいな

俺が帰ってくるまで残っていてくれ
>>269を読むまで死にきれん

伊織早く来てくれーっ!

マダカ

仕方ない
書く人が来るまで貴音を書く
正直貴音を書くのは苦手だけど

P「お疲れ様貴音、まさか舞台の仕事が来るなんてな」

貴音「はい、わたくしも驚きました…まさか舞台の主役を頂けるとは」

P「でもそれも貴音の実力がついてきてるってことだよ、それじゃあ舞台の主役祝いとしてラーメン奢ってやるよ」

貴音「それは…まことでしょうか…あなた様」

P「ああ、最近は貴音と一緒に飯食ってないからな、それにこういう時はちゃんと食ってモチベーションを上げないとな」

貴音「………」

P「よし、粗方こっちの仕事が終わったら食べに行くか?貴音」

貴音「……あなた様、わたくし…一つだけあなた様にしてもらいたいことがあるのです…よいですか?」

P「ん?何だ?言ってみろ?」

貴音「あなた様が作ったらぁめんを……私は食べてみたいのですが…」

P「…俺の…ラーメン?」

訂正訂正

貴音「あなた様が作ったらぁめんを……私は食べてみたいのですが…」 ×

貴音「あなた様が作ったらぁめんを……わたくしは食べてみたいのですが…」 ○

やよいを書いてくれぅ奴はいないのか

P「いやでも…俺、料理は最低限しか出来ないんだが…」

貴音「……やはり、過ぎた願いであったでしょうか」

P「…うーん……じゃあどんなに不味くてもいいんだな?貴音」

貴音「はい、あなた様がわたくしのために作ったという事実こそが重要なのですから」

P「そっか…それじゃあ材料とレシピ本買わないとな」

貴音「はい…わたくしもついて行きます、あなた様」

P「スーパーに行くつもりだったんだけど…アイドルとスーパーって」

貴音「?…何か問題でもあるのですか、あなた様?」

P「いや…まあ大丈夫だろ、貴音はそこで待っててくれ、仕事終わらしてくるから」

貴音「はい、いつまでもお待ちしております、あなた様のらぁめんのためにも」

P「はは…期待しすぎだって」

小鳥「へぇ~…ラーメンですか、私も食べてみたいですね、プロデューサーさんが作ったラーメン」

P「あんまりそうやって俺にプレッシャー与えないでくださいよ…正直、不味いものは食わしたくないし、けどうまいものも作れないし…」

小鳥「思いのほか追い詰められてますね、プロデューサーさん」

P「……小鳥さんは普段、料理とかされるんですか?」

小鳥「んー、まあ独身女性ですからね、外でばっかり食べちゃうとお腹に余分なものがついちゃってきますから」

P「ははは…それでラーメンとかって作ったことあります?」

小鳥「さてどうでしょう…作り方は存じていますけど、実際に作ったことは……ないんじゃないですかね」

P「そうですか…はぁ…どうしようかな…」

小鳥「じゃあここは、これが男の料理!って言って、インスタントラーメンを作れば…」

P「だから半端な物は食べさせたくないんですって……貴音のためにも」

小鳥「ふふ…ホントプロデューサーさんは、プロデューサーさんですね」

P「え?どういうことです?」

小鳥「言葉のままですよ~、お茶淹れてきますね」

それだけ小鳥さんが人気ってことだな

なるほど家二郎か

P「………」ズズ…

小鳥「う~ん、お茶菓子が欲しいところですね~」

P「とんこつはダシを取るのに一苦労だ…それなら醤油のほうが…」カタカタ…ブツブツ…

小鳥「……悩んでますね、プロデューサーさん、独り言言ってますよ」クスッ

P「あっ…いえ、ラーメンを自分で作るなんて考えたこともなかったもので」

小鳥「でも悩んでても仕方ないと思いますよ、一回作ってみないと」

P「……でもそれが美味しくなかったら貴音に悪いですし…」

小鳥「別に初めてつくったのを食べさせなくてもいいんじゃないですか?」

P「なるほど…確かに」

小鳥「だから…私が食べてあげてもいいんですよ?プロデューサーさん?」チラッ

P「でもそうしたら時間が…だけどうまいものを作るには経験をこなすしか…」ボソボソ

小鳥「……私は眼中にないってことですか…ちょっとショックです」

P「え?何か言いましたか?小鳥さん」

小鳥「何にも言ってません!……プロデューサーさんのラーメンが微妙な結果になることを切に願いますね!本当に!」

P「な、何故…」

P「さて、それじゃ行くか?貴音」

貴音「はい、職務、お疲れ様ですあなた様」

P「うん、貴音も待ってくれてありがとう」

貴音「いえ、このくらいあなた様のらぁめんのためだと思えば苦ではありませんでした」

P「そ、そうか…それじゃあ最初は本屋だな」

貴音「ほんや…」

P「そこでラーメンのレシピが書いてある本を買うんだけど、貴音も着いて来るのか?」

貴音「……はい、今日はわたくし、あなた様と共にあることを望んでおりますので、あなた様がよければ…」

P「いいに決まってるよ、それじゃあ準備して行くか」

貴音「はい……ああ…もうすぐあなた様の作ったらぁめんと出会えると思うと、わたくし胸がはち切れるような思いに駆られてしまいます…」

P「……頼むからハードルをあげないでくれ」

本屋
貴音「あなた様…本がたくさん置いてあります…」

P「本屋だからな、それじゃあ食べ物関係が置いてあるとこに行くか」

貴音「………」

P「ん?おーい、貴音ー」

貴音「…申し訳ありません、あなた様…わたくし、本の魔力に囚われてしまいました」

P「…そっか、それじゃあ好きなとこ回ってきていいぞー」

貴音「はい、それではあなた様、また後ほど」


P「うーん…スタンダードの奴よりも今はつけ麺が人気なのか…」

P「前に冷凍の奴買って食べたけど、おいしくなかったんだけどなぁ…」

P「じゃあやっぱりスープと麺が一緒のスタンダードでやるしかないか」

P「よし、それじゃあ本の選別だな…ここでしくじったら全てが終わるからな、慎重にしないと…」


貴音「………」ジー…

「カッコカワイイ宣言」

貴音「……なんと面妖な顔つきでしょうか」フフ

アカン、貴音さんがミサワ風になってしまう

>>316

貴音「っべー、マジ面妖だわー」

P「保険のためにも三冊ぐらいか…ん?」
貴音「あ、あなた様、本はお選びになったのですか?」

P「ああ、三冊ほどな…そういう貴音は?」

貴音「こちらでございます」スッ

「カッコカワイイ宣言」

P「………」

貴音「この面妖な絵に感銘を受けて…買ってしまいました…」ホッコリ

P「…そうか、貴音が喜んでるならよかったんじゃないか、うん」

貴音「はい、後で真美たちに読ませてあげましょう」

P「……いや、それは色々と問題があるからやめておいたほうがいい」

貴音「?…問題とは…一体なんでしょう、あなた様?」

P「いや、なんとなくだ…それじゃあ次はスーパーだ貴音、まだ歩けるな?」

貴音「はい、あなた様と一緒ならたとえあなた様の母にお会いに行くために、三千里を歩くのだとしても耐え抜く自信があります」

P「……それどういう状況なんだ?」

貴音「わたくしとあなた様の将来が約束されたときの話でございます…それじゃあ行きましょう、あなた様」

P「あ、ああ……ていうか今のって母を訪ねて三千里の…?」

スーパー
P「小麦粉と…あとかん水も必要って書いてたな…」

貴音「あなた様、そのようなものが一体何に必要だというのですか?」

P「麺だよ、もう一から作ろうかなって思ってさ」

貴音「あなた様…その心意気、まるでぷろのようでございます」キリッ

P「いや…舌の肥えてる貴音に中途半端なものは食わせられないからな」

貴音「!…あなた様は本当にぷろでございますね…」

P「いやだから違うって…それじゃあ次はスープの材料か…」

貴音「ふふ…どこまでもついて行きます…あなた様」


P「さて、こんなもんかな」

貴音「やっとあなた様のらぁめんと対面するときが来たのですね」

P「おいしくなくても文句は言うなよ~」

貴音「……何を言ってるのですかあなた様、あなた様が作るらぁめんが美味でないわけがありません」

P「貴音…お前はハードル上げるのが上手いなぁ…ホント」

貴音「?」

P「今帰りましたぁ…」

小鳥「お帰りなさいプロデューサーさん…ってすごい荷物ですね」

P「はい、貴音ならこのくらいぺろって食べるかと思って…結構買ってきました」

貴音「わたくしの胃はぶらっくほーる級であると自負しております」

P「……それ誰が言ったんだ?貴音」

貴音「真美と亜美がおっしゃいました、まるでわたくしの胃は何でも吸い込むぶらっくほーるのようだと…」

P「はぁ…貴音、そういう時は怒っていいんだぞ?」

貴音「怒る?…何故わたくしが怒らねばいけないのでしょうか…あなた様」

小鳥「まぁ、それは置いといてプロデューサーさん、一体どんなラーメンを作るつもりですか?」

P「何って…大したことないですよ、普通の醤油ラーメンを作ろうかなって…」

貴音「醤油らぁめん…楽しみです、あなた様」

P「俺は心配でたまんないよ……事務所のコンロで作れるだろうか」

P「それじゃあ最初は麺から作りますか…」コネコネ

貴音「……このような餅かららぁめんの麺が出来るのですね…」

小鳥「でも麺から手製なんて大変ですね~」

P「はは、それに作ったこと無いのド素人だから上手く作れるかわからないって不安もありますし…」コネコネ

小鳥「ふふ、でもアイドルのために精一杯頑張るプロデューサーさんは、私好きですよ」

P「…ありがとうございます……すいません小鳥さん、そこの計量カップにお水入れてもらっていいですかね?」

小鳥「あ!はい!分かりましたぁ!」

貴音「……あなた様」

P「ん?どうかしたか、貴音?」コネコネ

貴音「わたくしも…あなた様のお力になりたいのですが…」

P「いいよ、貴音はゆっくりしててくれ、俺は貴音のために作ってるんだから」コネコネ

貴音「!…分かりました、それではわたくしはそちらのそふぁでこの面妖な本を読ませていただきます」

「カッコカワイイ宣言」

P「お、おう……作る気無くなる絵だな、本当」

真美・亜美「「たっだいまぁ!」」
小鳥「あ、お帰りなさい、二人とも」

真美「む!?この芳醇な香りは…」
亜美「ラーメン、ラーメンですなぁ!」

P「まだスープ作ってないのに香りがするわけないだろー」

亜美「なーんて、ただそこにあるラーメンのどんぶり見てそう思っただけだよ~」

真美「でも何で兄ちゃん、ラーメンなんて作ってんの?」

P「いや、貴音が俺の作ったラーメン食べたいっていうからさ、作ってやるんだよ」トントン

真美「!うわー!兄ちゃんすげぇ!麺作ってるよ麺!」

亜美「やべぇ…こりゃやべぇ…惚れ直したよ兄ちゃん」

P「そういう冗談はいいから、お前たちも大人しくしとけ、余ったらお前たちにも食べさせてやるから」

真美・亜美「「マジ!?いやったっあー!!」」

小鳥「さらに元気になっちゃいましたね」

P「はい…すいません小鳥さん、二人の相手お願いできますか?」

小鳥「はい、お任せください」ニコッ


貴音「…面妖な」フフッ…ペラッ

P「よし、スープの材料もなんとか一通り揃ってるな、抜けは無し」

P「……それじゃあこっからは気を引き締めていくか…スープはラーメンの全てだと言っても過言ではないからな」

P「………よし!作る…」

やよい「うっうー!ただいま帰りましたぁー!」

P「…はぁ……お疲れ様、やよい」

やよい「はい!…あれ?プロデューサー、何してるんですか?」

P「ああ、今貴音のためにラーメンを作ってるんだ」

やよい「ラーメン…うわぁ!すごいですねプロデューサー!ラーメン作れるんですかぁ!?」

P「いや、俺も今日初めて作るんだよ」

やよい「それでもすごいですぅ!プロデューサーはお仕事もお料理も出来て、すごいですね!」キラキラ

P(これは…失敗できないっ!)

P「そ、それじゃあ今からスープ作るからやよいは休んでてくれ、もし余ったら食べさせてあげるから」

やよい「!いいんですか!ありがとうございます、プロデューサー!」

P「……ああ…だから今は集中させてくれ」


貴音「っ!…め、面妖なっ!」カァ…ペラッ

P「よし、スープの味も調えた…これで…」ツ…
P「…うん、これなら貴音に食わせそうだな」

春香「それでね千早ちゃん……あれ?いい匂い」
千早「これって…ラーメン?」

P「お、二人ともお疲れ様、それで今日の収録は大丈夫だったか春香?」
春香「えへへ…2、3回転んじゃいました…」

P「そっか、今度からまた気をつけろよ」
春香「はい…肝に銘じておきます…」

千早「それでプロデューサー、一体何故ラーメンを作ってるんですか?」
P「いやな、貴音が食べたいって言うからさ、作ってあげてるんだよ」

春香「えぇ!?プロデューサーさんがわざわざ作って…ですか?」
P「ああ、俺の作ったラーメンが食いたいって言うからさ」

千早「…四条さんは幸せ者ね」
春香「いいなー、私もプロ…じゃなくてお、男の人に手料理作ってもらいたいなー」

P「ああ、今日は結構材料多目に買ったから、余ったら食べさせてあげれるはずだよ春香」

春香「!そ、そうですか!それじゃあ余ってくれるように願っておきますね!」

千早「……プロデューサーの…ラーメン」ニヤ


貴音「…面……妖な…」プルプル…ペラ…

P「麺を茹でてっと…」グツグツ…

P「……うーん…なんだか無難な感じにスープは出来たけど…大丈夫だろうか」

P「不味くはないんだけど…パッとしないっていうか…」

真「ただいま戻りましたぁー!」バンッ

雪歩「戻りましたぁ…ねぇねぇ、真ちゃん、この匂い…」

真「…ホントだ、いい匂いがする……まさかこの匂いって醤油ラーメンの匂い?」

P「ご名答、お疲れ様、二人とも」

真「まさかまさかプロデューサー!頑張ったボクたちへのご褒美を作ってるんですか!?」

雪歩「それがラーメン…何だか嬉しいですね」

P「いや違っ…まぁ余るだろうから……うん、そうだよ、もうすぐ出来上がるから待っててくれ」

真「やーりぃっ!楽しみに待ってますね、プロデューサー!」

雪歩「えっと…あんまり食べれないので出来れば少なめでお願いします…」

P「はは……足りるか心配になってきた」


貴音「…この展開は予想外でした……まことに面妖な本でございます」ペラペラ…

P「よし茹で上がった、後は麺をラーメン皿に…」

響「ただいまだぞー!」

美希「ハニー、ミキが帰ってきたのー!」

P「お、まさかこの二人も帰ってきたのか…」

美希「む、何だか今日のハニーはご挨拶さんなの!ミキが帰ってきたらハニー的にはイヤなの?」

P「いや、そうじゃなくて…」

響「!なあプロデューサー、これってラーメンなのか?」

P「ん、ああ、貴音のために作った醤油ラーメンなんだ」

美希「!ねぇハニー!何でミキじゃなくて貴音なの!?」

P「いやだって貴音が…」

響「う、うわ!ハム蔵!そのスープは熱いから入っちゃダメだぞ!」

P「ああもう!お前たちにも食べさせてやるから、今は俺から離れてくれぇ!」


貴音「!…まことによき匂いがしてきました…もうそろそろでしょうか」パタン

P「ふぅ…完成したか」コト…

貴音「………とてもよき匂いです、あなた様」

P「そっか…それじゃあ食べるとするか、貴音」

貴音「いえ、その前にあなた様…」

亜美「兄ちゃん!亜美もうお腹ペコペコだよぉ~」

美希「ハニーのラーメン♪ハニーのラーメン♪」

真「でもご褒美にラーメンをプロデューサーが作ってくれるなんて、贅沢だな~」

小鳥「あー、私も疲れちゃったなー、多分この疲れはプロデューサーさんが作ったラーメンじゃないと取れないなー」

貴音「皆のためにも準備しなくてはいけません…幸せは皆で分かち合うからこそ意味を成すのですから」

P「…そうだな、今すぐ準備するよ」

伊織「ん?何このニオイ…ここ本当に事務所?」

あずさ「なんだかラーメン屋さんのにおいがするわね」

律子「また事務所で変なことしてるんですか…全く」

貴音「全員揃いましたか…それじゃあ皆でいただくとしましょう、あなた様のらぁめんを」

「「「いただきます」」」

P「ああ、召し上がってくれ」

貴音「あなた様のらぁめん…存分に堪能させてもらいます」ズズッ…

P「……どうだ?」

貴音「………まことに美味であります、あなた様」

P「!そ、そうか…よかったよ」

真美「あぁ!それ真美のチャーシューだよ!」

亜美「へっへ~ん、早く食べないのが悪いんだよぉ~っだ」

春香「ラーメンなんて久しぶりだな~、でもまさかプロデューサーさんの作ったラーメンが食べられるなんて…」

やよい「うっうー!プロデューサーの作ったラーメンとってもおいしいですぅー!」

伊織「…アンタが作った割にはま、まあまあね」モグモグ

美希「そんなこと言ってデコちゃん、もう半分ぐらい平らげちゃってるの~」

伊織「う、うっさいわね!」

>>1は昨日の夜からずっとやってるのか・・・たまげたなぁ

貴音「…あなた様は立派でございますね」

P「は?どうしたんだよ、突然?」

貴音「いえ…あなた様が何か行動を起こせばそれだけで皆が救われ、皆が笑顔になる…そう思ってしまって」

P「……一体どういうことだ…」

貴音「わたくしにとってあなた様はとても遠い存在であるということです…」

P「俺が…遠い存在」

貴音「はい、わたくしは自らの欲望を叶えてもらおうと自分のことだけを考えてあなた様に懇願したにも関わらず、あなた様はわたくしだけではなく他の皆も平等に幸せにしたのです…」

P「………」

貴音「わたくしはこの一杯でそれを悟ってしまいました…あなた様はわたくしだけが独占していい人ではないと…あなた様は皆の光だと」

P「………」

貴音「……まことに感謝していますあなた様…この一杯、将来二度と忘れぬらぁめんになったでしょう」

P「そうか…俺こそありがとう、貴音」

>>353
IDよく見ろ

SPで普通にラーメン言ってて結構衝撃

なんか勝手に諦められた
お姫ちんのターンじゃなかったのかよ…

>>359
お姫ちんらしい

P「でもな貴音…俺はそんなすごいモンじゃないよ」
貴音「……何を言っているのですかあなた様、あなた様は十分立派でございますよ」

P「そんなことないさ…正直最初はお前のためにラーメンを作れるのかっていう不安よりも、めんどくさい、やりたくないって気持ちのほうが大きかったな」
貴音「……では…何故あなた様はらぁめんを?」

P「………ただ単に、貴音が俺の作ったラーメンで笑顔になる所が見たかったからかな」
貴音「!…わたくしの……笑顔を?」

P「ああ、俺はそんな下心だけで貴音のためにラーメンを作ろうと思っただけなんだ」

貴音「………」

P「でも途中からは皆のためにも作ろうかなって思って…まぁ、それも皆にチヤホヤされたいだけだったからもしれないな」

貴音「………」

P「だから俺はそんな立派なことはしてないよ、それに立派なのは俺じゃなくて貴音、お前のほうだよ」

貴音「わ、わたくし…ですか?」

P「ああ、お前には作り方を全く知らない素人に一からラーメンを作らせようとする力を持っている……とても立派だろ?」

貴音「ですが…そんな…」

P「謙遜するな貴音……それにもし俺が皆の光だとしたら…」

P「俺にとっての光は、四条貴音…なんだからさ」

貴音「!?」

おお

かっこよす

しえん

亜美「おぉ!兄ちゃんがお姫ちんを口説いてるぅ~」
P「な!別にそういう意味で言ったわけじゃないって!」

雪歩「い、今のセリフ…その…こ、心にジーンってきました…」

小鳥「プ、プロデューサーさんって言う時は言うんですね…ビックリしました…あははは」

あずさ「何だか入れそうに無い空気だわね~」

千早「………場所を弁えてください」

P「い、いや!だから別に口説いてるわけじゃ!」
貴音「……あなた様、わたくし、四条貴音は決意しました」

P「…な、何を?」

貴音「今度はわたくしがあなた様のために最高のらぁめんを作ると…あなた様の笑顔のために」ニコッ

P「……そっか、それじゃあ期待しておくよ、貴音」

貴音「はい……ですがあまりぷれっしゃーをかけないでください、あなた様」

P「俺の気持ちを分かってくれたか…でもものすごく期待してるからな、た・か・ね」ニヤニヤ

貴音「……うぅ…それ以上はやめてくださいあなた様…ぷれっしゃーで潰れてしまいそうです…」


社長「………私だけはぶかれて…潰れてしまいそうです…心が」

貴音編、終わり

Godjob

社長ワロタwwwww

いおりんの短いの書いていい?

許可しよう

>>379
確認はいらないから投下してくれ!

>>269が来るまでのショートリリーフで

小鳥「プロデューサーさん凄い汗!」

P「いやー、タクシーが渋滞にハマっちゃって、埒が明かないんで走ってきました」

小鳥「それはそれは……大変でしたね」

P「もうすぐ近くまで来てたんで、距離はそれほどでもなかったんですけど、

今日は暑いですからねー。ワイシャツ汗でビショビショですよ」

小鳥「え?でも今日はこれから打ち合わせが」

P「着替えを何着か置いてるので」

小鳥「あ、それなら大丈夫ですね」

P「じゃあ、ちょっと着替えてきますね」

伊織「……」

伊織(プロデューサー……)

伊織(あんなに汗かいて……)

伊織「ゴクリ……」

P「ふー、着替え着替えっと」

伊織「プロデューサー」

P「おう、伊織」

伊織「す、すごい汗ね……」

P「急いで走ってきたからな」

伊織「ちょ、ちょっと汗拭きなさいよ。ほらタオル」

P「すまんな」

伊織(プロデューサーの汗……)

P「さて着替えるか」

伊織「き、着替え置いてるのね」

P「まあな」

伊織「どどどどこに置いてるのよ?男性用更衣室は無いわよ」

P「衣装置き場にこっそりな。誰にも言うなよ、怒られるし」

伊織「わ、わかったわよ(衣装置き場ね…盲点だったわ……)」

変態いおりん来たか…

P「さてこの辺に……」

伊織「上手く隠したものね」ミツカラナイワケダワ

P「ん?」

伊織「ななな何でもないわよ」

P「さてトイレで着替えるか……」

伊織「ア、アンタあんまり時間無いんでしょ?

 こここここで着替えればいいじゃない」

さるよけ

P「え?いやー、でもなあ」チラッ

伊織「わわわ私は気にしないわよ!ほら、さっさと着替えなさいよ!」

P「あ、ああ……」


伊織(結構筋肉質でたくましい……)

P「あんまりじーっと見ないでくれよ」

伊織「バ、バカなこと言ってんじゃないわよ!」

―着替え後―

伊織(脳に焼き付けたわ……)

P「さて、着替えたワイシャツどうするか……

ここに追いとくわけにはいかんし」

伊織「わ、私がクリーニングに出しとくわよ!!」

P「いや、アイドルに小間使いをさせるのも」

伊織「私は気にしないわ!!…そう、仕事、仕事のためなんだから!!

アンタ今日打ち合わせでしょ?シャツは私に任せて早く行きなさいよ!!」

P「お、おう。でもなあ……」

伊織「な、何よ……」

P「いや、コレ結構汗臭いし……」

伊織(それが良いんじゃないの!」

P「ん?何が良いんだ?」

伊織「ななななな何でもないわよ。私が処理しとくってば!!」

P「んー、じゃあお願いしようかな」

伊織(ついに手に入れたわ!)

伊織(プロデューサーのニオイ……)

キョロキョロ

伊織(誰もいないし、ちょっとくらいは今嗅いでも……)

P「おーい、伊織ー」

伊織「ななななnnnnnnnn」

P「胸ポケットにペン入れっぱなしだったわ」

伊織「そそそそう!」

P「おう、コレコレ。じゃ行くわ」

伊織(焦ったわ……)

伊織(もう誰も来ないわよね……)

伊織(では改めて……)

P「おーい、伊織ー」

相変わらずのいおりんで安心するわ

伊織「なななんあなn」

P「そういやハンガー片づけてなかったわ」

伊織「どどどどどうでもいいでしょうが!」

P「いや、そういうわけにもいかんでしょ」

P「出しっぱなしだとバレるからなー。じゃ行くわ」

伊織(……)

伊織(もう騙されないわよ)

伊織(……)

伊織(来ないわね……)

伊織(よし!)

クンカクンカ

伊織「プロデューサーぁ……」

さるさん食らった

小鳥「今日は打ち合わせ無くなったんですか?」

P「ええ、着替える前に連絡があって」

小鳥「あ、でも着替えたんですね」

P「ええ」

P「さて、また行くか……」

小鳥「?」

さるってこんな解除早かったか?

支援

P(ま、あんまり変態行為にハマられても困るが)

P(いおりんで遊ぶのマジ楽しい)

すまんがここまで

>>419
普段FireFoxで書き込んでて、今は専ブラ使ってる
忍法帖レベル2だが

猿さえなければまだいけたはずだ

ζ*'ヮ')ζ<まだかなーって

>>428
書いてもいいんやで

誰かがやよいを書いてくれることを願ってスレを閉じる

>>434
いいから書けい

たまには春香さんも思い出してくれ

5月7日にパチマス発表なわけだが、

軍資金がないでこざる。

もうついて行けないでござる

真書けたがコイツ人気無さすぎ

>>444
そんなことないと思うで

あずささんの希望が思いつかないお・・・

>>442
そんなもんあるのか……

>>446
本気で道に迷いますから、私を見つけてください

やよい書きたかったけどやよいで抜いてしまったから書けない……

>>455
おい

雪歩で練ってくるから許して下さい

やよいで抜いたらなんで書けなくなるのか

>>444
出番やで

じゃあ俺はやよいっちにしようかな

小鳥「希望……ですか?」

P「ええ、小鳥さんも頑張ってますからね。

俺に出来ることなら何でもしますよ」

小鳥「う~ん、難しいです~。飲みには結構行ってるし」

P「行きたいところとか、欲しいものとか無いですか?」

小鳥「……あ、そうだ!プロデューサーさん、耳かき、させてください」

P「へ?」

P「えーっと、俺がするんじゃなくて、

 小鳥さんがしてくれるってことですよね?」

小鳥「はい!私結構上手です」

P「でも、いいんですか?そんなことで……」

小鳥「ええ、是非やらせてください」

まあアイドルじゃないけどな

小鳥「それじゃあ早速」ポンポン

P「え、もうやるんですか?心の準備が……」

小鳥「男は度胸!ですよ!」

P「あ、あと、その格好でやるんですか?」

小鳥「ええ」

P(事務服か……)

やよい「え?プロデューサーにお願いごと…ですか?」

春香「そ、最近プロデューサーさんなんだかご機嫌らしくて、皆のお願いごと叶えてるらしいの」

やよい「お願いごと…プロデューサーに…」

春香「だから忙しいやよいもたまにはプロデューサーさんに甘えてみたらいいと私は思うんだ」

やよい「で、でも…私じゃプロデューサーに迷惑が…」

春香「プロデューサーさんがやよいのことを迷惑にだなんて思うわけない…やよいだって分かってるでしょ」

やよい「…はい」コク

春香「なら明日のオフにプロデューサーさんにお願いごとをしてみてね」

やよい「……うっうー!やよい、プロデューサーにお願いごと叶えてもらいまぁーす!」

春香「うんうん、その調子その調子、それじゃあ私はもう仕事だから、やよい、頑張ってね」タッタッタ

やよい「はい!ありがとうございました、春香さん!」

やよい「………」

やよい「…あっ!お買い物行かなくちゃ!それに洗濯物も取り込まないと!」

あ、やべ
すいません
どうぞ続けて

P(あの服だと……結構足回りの露出が……)

小鳥「さ、ソファの上でひざまくらしますから」

P(ぐ……)

真美「あれー?何やるの?耳かき?」

千早「なかなか珍しい光景ですね」

美希「あーずるいの!ミキも耳かきしてあげるの!」

P「あーハイハイ、また今度な」

>>481
ええんか?すぐ終わらすわ

小鳥「ではプロデューサーさん、ひざの上に寝てください」

P「ハ、ハイ……」

千早「耳かきが3本もある……」

P「し、失礼しまーす……」

P(やわらかい……し、すべすべしてる……)

小鳥「痛かったら言ってくださいねー」

カリカリ

小鳥「最初は入り口から」

P「あっ……」

小鳥「あ、すみません。痛かったですか?」

P「い、いえ、大丈夫です」

P(気持ち良すぎて声が出てしまった……)

真美「な、なんだか……」

美希「……ギリッ……」

小鳥「それじゃあ、もうちょっと奥まで入れますねー」

千早「あ、耳かき持ち替えた……」

P「ハ、ハイイ……」

カリッカリッ

小鳥「ふふふ、なかなか貯まってますねー」

P「ぁ……、お、おかしいな……?
 
 割と一人でやる方なんですけど」

小鳥「あー、一人でやると、どうしても貯まっちゃいますねー」

P「そ、そうなんですか。あ……あ……」

真美「……耳かき、だよね……?」

美希「……(プルプル)……」

千早「あ、凄い……また持ち替えた……」

小鳥「あ、これは大きい!大きいですよ!」

P「ハイイ……」

小鳥「入りきらないわ……」

千早「あ、一番小さいのに戻した……」

真美「……(ドキドキ)」

美希「うりゃぁ!」ブンッ

ズブッ

P「」

小鳥「あ、いけますいけます、もう少し……」

P「アッー!!!」

小鳥「よし、取れましたよ、プロデューサーさん!」

P「……おわり……・ですか……」

真美「す、すごいねー……」

千早「小鳥さん、弟子にしてください」

美希「……(イライラ)……」

小鳥「さあ、今度は反対側です」

美希「ダメ―!次はミキが……ミキがプロデューサーの耳かきやるの!」

P「お、おい、何で泣いてるんだよ……」

千早「そりゃあ……」

真美「あんなの見せられちゃ……」

小鳥「……」

美希「ねえ……気持ちいい……?」

P「あ、ああ……」

千早「小鳥さん、これはどこで調達したんですか?」

小鳥「あ、これはネット通販で、職人さんが厳選された竹から削り出した……」

真美「そんなのも売ってるんだねー」

P(……あれから、小鳥さんのアレが忘れられない……)

P(美希には悪いが……正直レベルが違う……)

小鳥「プロデューサーさん、お疲れ様です」

P「ッ……お疲れ様です」

P「あ、あの……」

P「この間のアレ……」

小鳥「……うふふ、気に入っていただけました?」

小鳥「でも、事務所でやってると、美希ちゃんが怖いですし」

小鳥「それに、私のお願いは使い切っちゃいましたからね」

P「……」

P「……でしたら、僕からお願いします」

P「お願いします、どうか僕に耳かきしてください」

小鳥「どうしようかなー」

P「……ぅ……」

小鳥「なんちゃって、そんな世界の終りみたいな顔しなくても大丈夫ですよ」

P「それじゃあ!」

小鳥「うふふ。誰もいないときに、2人きりでこっそり……しましょうね」

小鳥「それから、私以外は、耳かき禁止です」

P「はい!」

小鳥「もちろん一人でやるのも禁止ですよ。プロデューサーさん……」

小鳥「いっぱい…気持ち良くしてあげますからね!」

P「は、はい……」

おわり

ぴよおおおおおおおお

小鳥さん可愛いよおおおおおおおおおおrprprprprpr

規制がマジきつかった
忍法帖ってダメだな

ID:MkmM6Nhm0
頼むで

やよいっち

P「千早チャーンオッツオッツ」

千早「お疲れ様です」

P「局の人も褒めてたよーン?最近の千早チャーンは表情豊かで絵的にも栄えるようになったって」

千早「ありがとうございます」

P「そんなガンバッてる千早チャーンにご褒美あげちゃうよォー?なんでも一ツ言うこと聞いてあげちゃーウ!」

千早「…じゃあ一つお願いしたいことが」

P「ン何々?なんでも言ってェーン?」

千早「その鬱陶しい喋り方やめてください」

P「あ…はい…」


翌日
P「お?どうしたやよい、今日は珍しくレギュラーの仕事も無いオフだったはずだけど」
やよい「えへへ…ちょっと暇が出来ちゃったんです」

P「そっか…でも今日ぐらいは羽を伸ばしておいたほうがいいぞ、来週はライブも控えてるんだからさ」カタカタ
やよい「はい…ありがとうございます、プロデューサー」

P「ああ」カタカタ

やよい「………」ドキドキ

P「さてと…後はこれをまとめるか…」カタカタ

やよい「………」

P「すいません小鳥さん、そこにある報告書取ってくれませんか?」

小鳥「これですね、はい、どうぞ」

P「ありがとうございます」

やよい「………」

やよい「そ、それじゃあ私、お買い物もあるので今日は帰りますね、プロデューサー」

P「え?まだ来たばっかりじゃないか?」

やよい「でも…皆私と違って忙しそうなので…それじゃあまた明日、プロデューサー、小鳥さん!うっうー!」

P「おう、また明日な」

>>527
何があったんだwwwww

来たか……

タッタッタ…バタン
小鳥「………」

P「さて…と、報告書まとめたら来週のライブを…」カタカタ

小鳥「プロデューサーさん、そのキーボードを打つ手を止めてください」

P「はい?……分かりました」

小鳥「で、今日は何でやよいちゃんが事務所に来たと思ってるんですか?」

P「何でって…暇だったからじゃないんですか?」

小鳥「はぁ…プロデューサーさんはよくそれで今までアイドル達を管理してこれましたね、感心しますよ」

P「え?ど、どういうことですか?」

小鳥「どういうこともそういうこともありません、珍しくもらえた休日にわざわざ仕事場である事務所に出向き、プロデューサーさんだけに話し掛けてきた」

P「………」

小鳥「いくらプロデューサーさんが灰色の青春時代を送ってきたとしても…あんなわかりやすい女の子の好意に気づかないとは思いませんでした」

P「!す、すいません小鳥さん!後のこと頼めますか!」

小鳥「はい、小鳥お姉さんにお任せください!……折角のお休みなんですから、やよいちゃんの負担を少しでも取り除いてあげてくださいね」

P「はい!ありがとうございました小鳥さん!それでは!」ガチャ…バタンッ

小鳥「……はぁ~、小鳥お姉さんはいつになったらキューピッドに助けられる側になるのかな~♪」

P「はぁ…はぁ…おーい!やよいぃー!」

やよい「!プ、プロデューサー?」

P「はぁ……はぁ……」

やよい「ど、どうしたんですかプロデューサー!?汗びっちょりですよ!それにお仕事は…」

P「仕事なんていつだって出来る…けど…」

P「やよいの休みは今日だけ…なんだろ?」

やよい「……えっと…」

P「俺に用があったんだろ、やよい?」

やよい「……はい…でもプロデューサーは忙しかったので…いいかなって思って…」

P「そんなことない、やよいのことよりも優先していい仕事なんてないんだから……それで、俺への用は何なんだ?」

やよい「……お願いごとを…叶えてもらいたくて…」

P「お願いごと?」

やよいはかわいいなあ

やよい「はい、春香さんが最近のプロデューサーがお願いごとを叶えてくれるって…」

P「あー…確かに、でもおかげで仕事は溜まっていく一方だけどな」

やよい「………」

P「そ、それで!?」

やよい「……私もプロデューサーに自分のお願いごと叶えてもらおうと思ったんです」

P「…そっか、それじゃあ叶えようか」

やよい「えっ…で、でも!私のお願いごとでプロデューサーの時間を取っちゃうのは…」

ポンッ

やよい「……プロデューサー?」

P「やよいはな……いい子すぎる、でもこういう時ぐらいはプロデューサーの俺を頼ってもいいんだぞ?」

やよい「………」

P「な?じゃないと、俺がさびしいから」

やよい「じゃ…じゃあ!」

やよい「甘えても…いいですか?プロデューサー」

P「ああ、俺でよければ好きなだけ甘えてくれ」

やよい「……えへへ…やっぱりプロデューサーはやさしいです」

P「やよいのほうが優しいって、で、願い事は何だ?やよい」

やよい「あっ……うぅ…えっと…やっぱりいいです!」

P「はぁ?だから俺は構わないから、ほらやよい、どーんとお願いごとしてこいって」

やよい「で、でも…私のお願いごと…馬鹿みたいだから……多分プロデューサー…困っちゃいます」

P「うーん…貴音の願いより困るとは思えないけど……じゃあ言ってみてくれ、叶えるか叶えないかはその後ってことで」

やよい「…………たいんです…」モジモジ…ボソッ…

P「え?…ごめんやよい、ちょっと聞こえなかった…」

やよい「えっと…だ、だから…!」

やよい「伊織ちゃんみたいに…お嬢様になってみたいんです!」

P「………伊織?…お嬢様?」

やよい「……うぅ…やっぱり馬鹿みたいですよねぇ…」

書いてもええんやで

うひょー

やよいは可愛いなぁ

真も書いてええんやで

P「うーん、まさかやよいからこんな予想外な願い事がくるとはな…」

やよい「やっぱりダメですよね…プロデューサー…」

P「ダメってわけじゃないかもしれないけど……うーん…どうだろうな」

やよい「……ありがとうございましたプロデューサー…今日はやっぱりもう帰りますね」

P「い、いや待ってくれやよい!まだ叶えられないとは言ってない!」

やよい「でも……こんなお願いごと…私なんかが言ったらダメですよね…」

P「……ダメなわけない、それにやよいの願い事は馬鹿みたいじゃない」

やよい「………」

P「だから、俺がやよいの夢を叶えてやる…絶対に!」

やよい「ホント…ですか?プロデューサー」

P「ああ、どうにかしてやる…だからやよい、今日一日のやよいの時間を俺に預けてくれるか?」

やよい「……は、はい!私のでよければ…あげます!プロデューサーにあげます!」

P「よし、それじゃあ俺も頑張るか……と思ったけど」

P「最初にやよいはどんなお嬢様になりたいんだ?」

やよい「えっ…えっと…伊織ちゃんみたいな…」

P「うーん…伊織がどういう生活をしているのかっていうのも俺はあんまり知らないんだけどなぁ…」

やよい「あ!しつじさんがいました!ご飯のお世話をしてくれるような人が伊織ちゃんのそばにいました!」

P「…し、執事」

やよい「はい!何だかとってもカッコ良くて…あっ!伊織ちゃんもカッコ良かったです、しつじさんに簡単に命令とかしてて!何だかすごかったです!」

P「………」

やよい「えへへ~…私もしつじさんにお世話してもらいたいです」ニコニコ

P「………」

貧乏のくせに調子こきすぎだろこいつ

>>566
あ?

P「らしいんですけど…」

小鳥「執事ですか…いいですねぇ、私も一度はアゴで使ってみたいですよ~」

P「で、どうしましょう執事…伊織の力でどうにかできないでしょうかね」

小鳥「でも今の時間は竜宮小町のレギュラー番組を収録してるはずですよ」

P「……そうでしたね…あぁ…困った」

小鳥「?何を言ってるんですかプロデューサーさん、その執事をプロデューサーさんがやればいいんじゃないですか?」

P「……その事実からは避けてたんですけど」

小鳥「なるほど、それじゃあ頑張ってお嬢様にご奉仕してくださいね、プロデューサーさん」

P「…でも確か小鳥さん」

P「やよいはこういうことも言っていましたよ?」

事務所前
やよい「……もういいのかな?入っても」

やよい「………」

やよい「えっと…入りますねー」ギィ…

「お帰りなさいませ、お嬢様」

「お茶の準備はできておりますので、どうぞこちらに」

やよい「!え、えっと…」

P(執事)「どうかなさいましたかお嬢様?」

小鳥(メイド)「ご気分が宜しくないのですか?」

やよい「ち、違います!…そ、それじゃあお願いします…」ペコリ

P「お顔を上げてくださいお嬢様、ソファへとご案内しますので」

小鳥「それではお茶をご用意しますので、少々お待ちください、お嬢様」

やよい「は、はい…お願いします…」カチカチ

やよいはかわいいなあ

小鳥「どうぞお嬢様、紅茶で宜しかったでしょうか?」

やよい「はい…よろしかったです…」

P「お嬢様、お茶菓子はチーズケーキとバナナタルト、どちらに致しましょう」

やよい「バ、バナナタルト……でお願いします」カチコチ

P「はい、それではすぐにご用意致しますので少々お待ちくださいませ」

やよい「は、はい」

小鳥「お嬢様、今日もご苦労様でございます…待ち時間の間にマッサージでもいかがでしょう?」

やよい「マ、マッサージなんて…えっと…は、初めてで分からないわ」

小鳥「そうですか、それでは私に全てお任せください、お嬢様」

やよい「は……ええ…ま、任せたわ」

小鳥「どうですかお嬢様、もしも不快に感じたら言ってくださいね」モミモミ

やよい「ふぁっ…そ、そんなの……う…うん…まあまあ…ね…」ポワワ~

小鳥「そうですか、でもお嬢様、体が固まっていますよ?もう少しリラックスしてください」

やよい「う、うん…」

小鳥「ありがとうございます…それでは今度は腕のほうを揉ませてもらいますね?」

やよい「……任せたわぁ…んっ…はぁ…」ポワワ~

P「お嬢様、バナナタルトの準備が出来ました」

やよい「うえっ……えっと…今まっさーじをぉ…」ポワワ~

P「それではお嬢様が嫌でなければ私めが食べさせてもらってもよいでしょうか?」

やよい「!ぷ、ぷろでゅーさーが…たべさせて…」

P「私は執事です、プロデューサーではありません…なので気兼ねなく」

やよい「……じゃあ…お、お願いしようかしら…」

P「かしこまりました、お嬢様」

やよいさんにあごで使われたい

P「それではお嬢様、お口を開いてもらってもよろしいでしょうか」

やよい「え、ええ…ん…あぁ…」

P「はい、それでは失礼します」スッ…

やよい「んむっ……なかなかおいしい…じゃない」ポワワ~

P「それはよかったです、それではもう一口」

やよい「う…うん…あぁ…ん」

P「失礼します」スッ…

やよい「あむっ……えへへ…とってもおいしいです…」ポワワ~

P「それはよかったです、私も嬉しい限りでございます」

やよい「え…へへ……ほめて…つかわします…」ポワワ~

小鳥「はい、それではお嬢様、もうマッサージは終わりということでよろしいでしょうか?」

やよい「ええ…中々よかったわよ……はい」ポワワ~

小鳥「お褒めに預かり光栄です、お嬢様」

ほほう

P「お嬢様、今日はどういったお戯れをご希望でしょうか?」

やよい「おたわ…むれ?」

小鳥「はい、簡単に言えばお遊びです…一体何をなさいましょう?」

やよい「そ…それは……し、執事、あなたたちに任せるわ」

P「……分かりました、それでは私たちめがお嬢様を楽しませるお戯れをご用意させていただきます」

やよい「ま、任せたわよ」

小鳥「はい、それじゃあメイド2、出番よ~」

真美(メイド2)「はーい!メイド2でぇーっす!ご指名ありがとうございまーす!」

やよい「え…ま、真美!?」

真美「いえいえ、真美はお嬢様にそのような名で呼ばれるものではありません、メイド2でございますぅ→」

やよい「…そ、そう…メイド2」

小鳥「それじゃあメイド2、急いでお嬢様へのお戯れを準備しなさい」

真美「はぁーい、少々お待ちくださーい、お嬢様→」タッタッタ

Pとお戯れしないのか

お楽しみは最後にとっておくんだろ

やよい「これって…」
真美「はい、ゲーム機でございます」

やよい「……で、でも私がしてもいいの!?亜美に怒られない?」
真美「何を仰るんですかお嬢様、お嬢様のために準備をしたのですよ」

やよい「…そ、そうね…それじゃあ早速やりましょうか」


やよい「えぇ…ね、ねぇメイド2…ここってどうすればいいの…?」

真美「あぁもう!お嬢様、そこはBボタンでジャンプって言ったっしょ?真美は」

やよい「ご、ごめん……!出来たよ、真美!これで真美と一緒に行けるね」

真美「でもこの先はボスだからね~、やよいっちが居ると邪魔かも~」

やよい「えぇ~…じゃ、じゃあ邪魔にならないように頑張るから!」

真美「うっそぴょ~ん、それじゃあ先行っちゃうからね→」

やよい「ま、待ってよぉ!その前にいるの、私じゃ倒せないよー!」


P「何とかなってますね、今のところは」
小鳥「はい、でも正直このメイド服って動きにくいんですよね…」

P「はは、でもよく似合ってますよ、小鳥さん」
小鳥「……もう、今はお嬢様に集中してください…プロデューサーさん」

やよい「~♪」

P「満足されましたか?お嬢様」

やよい「う、うん…たくさん死んじゃったけど…」

小鳥「メイド2が調子に乗っていたのですね、後で私がキツくお灸を据えておきますので」

真美「えぇ!?何でぇ!?」

P「さて、それでは次のお戯れは何にしましょう?」

やよい「うーん……やっぱりあなたたちに任せるわ」

P「左様ですか、それでは執事2、出番だぞ」パンパン

真(執事2)「アチョー!不肖、執事2、お嬢様を楽しませるため参りました!」

やよい「ま、真さん…?」

真「フッ…そのような昔の名はとうに捨てました、今のボクは執事2でございます!お嬢様!」ビシィ

P「……俺よりか決まってるな、真の奴」

真美「兄ちゃん、涙拭きな」ス…

真「それではお嬢様、今から5cmはあるこの板5枚をこのボクの拳で粉砕してあげましょう!」

やよい「えっ!で、でも執事2!そんなの危ないですよ!」

真「ご心配なく、お嬢様のために鍛えたボクの拳がこのくらいで怯むわけがありません」

やよい「……でも…」

P「お嬢様、執事を信じるのも主の役目だと…私は考えております」

やよい「……それじゃあケガをしないように…」ジッ…

真「はい、お嬢様の情けはボクの誇りとなるでしょう……それではいきます!」

真「せいやぁぁっ!」

バカバカーンッ!

真こそメイド服は一番着たがると思うけどな

>>611
でもまあ、こういう役回りもわりとノリノリでやりそう

やよい「す、すごいです!執事2!カッコいいです!」

真「はは、ありがとうございますお嬢様……それではこれで」

やよい「あっ!執事2!」

真「……何でしょうか?」

やよい「念のため…ケガがあるか確認してください……そのやっぱり心配なので」

真「!…はい、本当にお嬢様の情けは今後一生、忘れることはないでしょう」テクテク

P「………」

真「プロデューサー、この借りは大きいですからね…ホントにもう…」

P「本当に悪かったよ真、近いうちにちゃんとお詫びするから」

真「はい、じゃないと気が済みませんよ……でも」

真「今日はやよいの優しさに触れられたので……プラマイ0…ですかね」

P「……そっか」

やよい「それで…執事2は何とも無かったんですか?」

小鳥「はい、お嬢様のおかげで傷が一つもついていない…と仰っていました」

やよい「そうですか…えへへ、よかったです」

P「………」

小鳥「それではお嬢様、もうそろそろお夕飯をいただく時間になりましたので…」

やよい「お夕飯…あぁっ!」

P「どうかなさいましたか?お嬢様」

やよい「みんなのための……ご飯を準備しないと!」

P「………」

やよい「今日はありがとうございましたプロデューサーさん!でもごめんなさい!もう帰らないと…」

P「言ったはずですよ、お嬢様」

P「今日一日のお嬢様の時間はこの私がもらいうけると…」

やよい「で、でも!」

P「ですから…ある場所にお嬢様のご家族がお待ちです」

やよい「!」

回転寿司前
社長(執事3)「お嬢様、お待ちしておりました」

響(メイド3)「ご家族の皆様は中でお待ちになっているんだぞ」

やよい「えっ…えっと…し、執事!?これってどういうこと何ですか?」

P「今夜、お嬢様のお夕飯をここで頂いてもらおうと思いまして」

やよい「でも……お金は…」

社長「その点はぬかりはありませんお嬢様、ここは私が」

やよい「!そ、そんな申し訳ないですよ!」

社長「何を仰りますかお嬢様、お嬢様の笑顔こそが我々仕える者の幸せなんですよ」

やよい「……本当にいいんですか?」

社長「ああ、だからどうか楽しんできてください、お嬢様」

やよい「は、はい!ありがとうございます!」

響「それじゃあこっちだぞお嬢様!皆お腹ペコペコでお嬢様を待ってるんだぞ!」

やよい「はい!」タッタッタ…

社長なにしてるんですか

社長「経費で」

社長なにしてはるんですかwwwwww

P「ふぅ…行きましたか」

社長「ああ、とてもいい笑顔で走っていったよ」

P「でもまさか社長が協力してくれるとは思いませんでしたよ…それにここの代金まで」

社長「このくらいやらないとやよい君には返せないからね」

P「?何をです?」

社長「決まっているだろう、いつも元気でさわやかな笑顔で挨拶をしてくれるんだ…本当に感謝しているんだよ」

P「なるほど…それなら俺も毎日されてますが…気持ちがいいですね」

社長「だろう?だから今日だけでも私が彼女の笑顔の動力源になれればと思ったんだよ」

P「社長…」

社長「よし、それじゃあ私は帰ってもう眠りにつくとするよ…また明日、彼女の笑顔を見るために早起きして待っておかないといけないからね」

P「ありがとうございました、そしてお疲れ様でした、社長」

社長「ああ……それでは君、最後のお嬢様のエスコートは任せたよ」

P「……はい、お任せください」

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

むしろPの給料から天引きとかは普通にやりそうだ

あれ、普通に( ;∀;) イイハナシダナー

無理難題を押し付ける人

やよい「えへへ~、お腹いっぱいです~」

P「それは良かったですお嬢様、ご家族の皆様もご満足頂けたでしょうか?」

やよい「はい、皆ありがとうって言ってました!」

P「そうですか…それはよかったです」

やよい「…もう、プロデューサー、その口調はいいですよ」

P「え…」

やよい「もう私も満足です、プロデューサーのおかげで」

P「…そっか、でももういいのか?まだこの一日は終わってないんだぞ」

やよい「もういいんです…私はお嬢様になんて向いていないって分かっちゃったので」

P「………」

やよい「やっぱり私じゃ伊織ちゃんみたいにカッコ良いお嬢様にはなれなかったです…ちょっと残念だったけど……えへへ…」

P「………」

やよい「でも、プロデューサーやみんなのおかげで私の夢が叶いました…本当に…本っ当にありがとうございました!」ペコリ

P「……やよい」

やよい「私…本当は今日、プロデューサーのこと信じられなくて…私がお嬢様になるなんて無理だって思ってたんです」

P「………」

やよい「でもプロデューサーは本当に叶えてくれました……私、すっごく嬉しかったです…それにみんなから良くされたのも初めてで…」

P「………」

やよい「でもやっぱり私はお嬢様じゃなくて…如月やよいのほうが合ってるみたいなので…」

P「まぁ、確かにお嬢様のときのやよいはたどたどしかったからな」

やよい「も、もう!あれでも頑張ってたんですよ!」

P「頑張ってたか…何だか逆に苦労させたのかもしれないな、折角の休日なのに」

やよい「……そんなことないです…本当に楽しかったです…多分今日のことは大人になっても忘れないと思います」

P「そっか…それはよかったよ、お嬢様」

やよい「もう、プロデューサー…そう呼ぶのはやめてくださいよ、私はもうお嬢様じゃなくて…」

パッ

やよい「えっ…こ、これって!?」

やよい「お城が……光ってる?」

P「おぉ、まさか歩いてたら私たちのお城へとたどり着くとは…」

やよい「えっ…プ、プロデューサー…これって…」

P「さぁ、やよいお嬢様、行きましょう、私たちのお城へ」スッ…

やよい「は、はい…」スッ…

ギュッ…

P「お嬢様、城には他のお嬢様がお待ちしていますので急ぎましょう」

やよい「えっ…ほ、他のって…!?」

P「行けば分かりますよ、やよいお嬢様」

やよい「……は、はい」

タッタッタ…ガチャ…

良いの書かれると自分のが凄く出来が悪く見えて消したくなる

美希「もう!やよいったら遅いのぉ!それにハニーとイチャイチャしていいのはミキだけなのにぃ!」

あずさ「あらあら、二人で仲良く手を繋いでくるなんて…執事とお嬢様の禁断の愛ね~」

貴音「なんともほほえましい光景ですね、やよい、とても羨ましいです」

春香「よかったねやよいちゃん!……それにしてもプロデューサーも隅に置けませんね~、コノコノ~」

やよい「こ、これって…」

P「今日はお嬢様たちのダンスパーティのようですね」

伊織「ホントもう…何で私の家でこんな…」

小鳥「しーっ、今日ぐらいはやよいちゃんに夢を見させてあげて、ね?」

伊織「別にイヤだなんて言ってないわよ……全くもう、やよいったら背伸びしちゃって」ニコッ

やよい「え…えっと…プ、プロデューサー…これって…」

P「お嬢様、それではお手を拝借させていただきますね」スッ…

やよい「あっ…で、でもプロデューサー…」

P「後一言、今の私はプロデューサーではなく、やよいお嬢様の執事でございます…お間違いなさらぬよう」

やよい「……勝手なことしないでよ、執事」

P「申し訳ありません、体が勝手に動いてしまって」

やよい「そ、それじゃあリード…お願いするわね」

P「はい、お嬢様…それでは」

~♪

やよい「……執事ってダンス…上手いんですね」

P「いえ…これも他のお嬢様たちに教えられた結果で…しかも焼き付け刃なんですよ」

やよい「でも…とってもうまいですね…」

P「お褒めに預かり光栄です……なぁ、やよい」

やよい「えっ!?な、何ですか?」

P「あのな…こういう変なノリの時じゃないと言えないけどな…その…」

P「俺には遠慮しないでどんどんぶつかって来ていいんだぞ?」

やよい「……それって…」

P「だから…普段からどんどん俺に甘えてきてくれ…これは俺からの頼みなんだけど……いいかな?やよい」

やよい「……えへへ」

やよい「主に対してお願いごとなんて……仕方ないですね、執事は」ニコッ

翌日
やよい「うっうー!おはようございまぁーす!」

社長「うむ、今日は早いね、おはようやよい君」

やよい「社長、昨日は本当にありがとうございました!皆ありがとうって言ってました!」ペコリ

社長「いいんだよ、やよい君、気にしないでくれ…たまにはアイドル孝行しないと社長としての尊厳が危うかったからね」

やよい「?どういうことですか?」

社長「大したことじゃないよ、でもやよい君、こんなに早く来てどうしたんだい?」

やよい「いえ…ただ…」

ガチャ…

P「おはようございまーす」

やよい「!おはようございます、プロデューサー!」

P「ああ、それにしても早いなやよい、一体どうし…」

ギュッ

P「…た…んだいきなりぃ!?」

やよい「えへへ…だって昨日甘えていいって…」

P「いや、そういう甘えじゃなくてだなやよい…俺が言いたかったのは…」

やよい「プロデューサー…ううん、執事!」ビシッ

P「っ!?」

やよい「お嬢様の命令は絶対なんですよ!だから…し、執事の方からもちゃんとぎゅってしてください!」

やよい編、終わり

雪歩「プロデューサーにしてほしいこと……ですか?」

P「雪歩最近頑張ってるからな。何かあればできる限り応えてやる」

雪歩「えーと……うーん……」

P「すぐに出ないんだったらしばらく考えてからでもいいぞ?」

雪歩「……はい、少し考えさせてください」

…………。

雪歩「プロデューサーに……えへへ……///」

雪歩「何を頼もうかなぁ……やっぱり……で、デート……とか……?///」

雪歩「でもせっかくのチャンスだし……もっと考えたほうが……」

真「雪歩?どうしたの?」ヒョイ

雪歩「あわわっまままま真ちゃん!?」ビクッ

真「……そんなに驚かなくてもいいじゃんか……ちょっと傷ついたよ……」

雪歩「あ……ご、ごめん真ちゃん、ちょっと考え事してて……」

真「考え事?」

雪歩「うん……ねぇ真ちゃん?真ちゃんってプロデューサーにしてほしいことってある?」

真「あ、雪歩も聞かれたんだ」

雪歩「『も』?ってことは真ちゃんも?」

真「うん。っていうかみんなだけどね。ほら、前にプロデューサーが事務所でラーメン作ってたでしょ?」

雪歩「あれ誰かのお願いだったんだ……四条さん?」

真「まぁ、貴音さんしかいないよね……。他にも美希や亜美と真美はプロデューサーとデートに行ったって聞いたね」

雪歩「そうなんだ……真ちゃんは何を頼んだの?」

真「えっと……その……『今日一日お姫様扱いしてください』……かな……?」

雪歩「そ、そうなんだ……」

真「うん……」

雪歩「…………」

真「…………」

雪歩「……ど、どうだった?」

真「……すっごく恥ずかしかった…………けど、嬉しかったな……///」

とにかくさるさんに気をつけろ!

真「それよりっ!雪歩はどうなの?何を頼むか決めた?」

雪歩「まだ考えてたところで……」

真「どうせだったらうーんとワガママ言っちゃいなよ!他のみんなに負けないくらいにさ!」

雪歩「そうだね……でも……うーん……何にしようかなぁ……」

真「あっごめん!もう行かなくちゃ、また後でね雪歩!」

雪歩「うん、ありがとう真ちゃん。じゃあね」

…………。

雪歩(みんなも色々プロデューサーにお願い事してるんだぁ……)

雪歩(……プロデューサー……優しいな……)

雪歩(みんなのお願いを叶えてあげて……)

雪歩(……でも)

雪歩「…………うん」

…………。

P「おっ雪歩。お願いは決まったか?」

雪歩「……はい」

P「そうか、じゃあさっそく言ってくれ。どんなお願いでも叶えてやる」

雪歩「……私は……プロデューサーのお願いを叶えたいです」

P「……………………えーと……?」

雪歩「だから……その……私のお願いは『プロデューサーのお願いを叶えること』……ですぅ……」

P「……雪歩」

雪歩「ごごごめんなさい!私なんかが叶えられるわけないです……よね……うぅ……」

P「……雪歩は優しいなぁ」ナデナデ

雪歩「はわっ!?プロデュー……サー……?///」

P「俺が他のアイドルのお願いも聞いて回ってるっての、知ってたのか?」

雪歩「はい……真ちゃんから聞いて、それで……」

雪歩「プロデューサーもお仕事忙しいはずなのに……私達のこと考えてくれてて……」

P「お前たちアイドルのことを考えるのがプロデューサーの仕事だからな」

雪歩「それでも……」

P「……はぁ……ほんっとに雪歩は優しいな……」ナデナデ

雪歩「うぅ……///そ、それで!プロデューサーのお願い、何かありませんか?」

P「そうだな……雪歩の願いを叶えたいってのが俺の望みだったんだけどな……」

雪歩「う、うぅ~……駄目です!私がプロデューサーのお願いを聞くんです!」

P「……よし、決まった。言うぞ」

雪歩「……はい」ドキドキ

P「雪歩、今度雪歩がオフの日に俺と一緒に出かけてくれないか?」

雪歩「……ぇえっ!?い、いいんですか?……じゃなくて!」

雪歩「私がオフでもプロデューサーは仕事があるじゃないですか……なのに私のオフに付き合わせるだなんて……」

P「……雪歩、何を勘違いしてるんだ?」

雪歩「へっ?」

P「『俺が』雪歩と二人で出かけたいんだ。これが俺のお願いだ。叶えてくれるんだろう?」

雪歩「プロデューサー……」

P「一日くらい頑張りゃ空けられる。俺の休みも調整して雪歩のオフに合わせるよ」

雪歩「……ありがとうございます、プロデューサー……」

P「お願いを聞いてもらってるのは俺だから、感謝するのは俺の方なんだけどな」

雪歩「……もう」

雪歩(ああ、本当にプロデューサーは優しいな……)

おわり

ふむ、で、お出かけ編はまだかね?

お粗末さまでした
さぁ俺は寝るから誰かデート編書いてください!

おーい、夜はまだ長いぞー

即興とか無理っす>>458から練ってさっき出来たんですから
雪歩を良い子にしたかっただけなんです

おつ
風呂からあがって誰もやってなかったらこっそりあずさ編やるわ

これDS組も絡ませてええん?

>>701
>>702
期待するしかないな

P「雪歩、喉かわいたな」

雪歩「いまお湯沸かしますね」

P「いや、ここに水分があるだろ」クチュ


あずさ「はぁ……どうしようかしら」

P「あずささん、どうかしたんですか?」

あずさ「あら、プロデューサーさん。おはようございます~」

P「あ、おはようございます……えっと、なんだか悩んでいたみたいですけど、何かあったんですか?」

あずさ「それが……」


P「今日の収録が、キャンセルになったって?」

あずさ「監督さんが体調不良になってしまったそうで……インフルエンザだそうです」

P「へぇ……それは大変ですね。他に、今日の予定はないんですか?」

あずさ「何もないんです~。だから今日、私、何をしたらいいか思いつかなくて……はぁ」

P「なるほど、それで悩んでいたんですね」

P(そんなに悩むほどのことだろうか? ま、まぁいい……これはチャンスかもしれないな)


P「あずささんは、いつもオフの日は何をしているんですか?」

あずさ「ショッピングとか、映画鑑賞なんですけれど……
     いつも一緒に行く友達、みんな今日は予定があるみたいなんです」

P「まぁ、今日いきなりとなると急ですからね。それなら家でゆっくりする、というのは?」

あずさ「そんなの、なんだかもったいないです~。こうして、何時間もかけて事務所に来てしまったことですし」

P「今日も迷いに迷っていたみたいですしね……ふむ」


P(あずささんは律子プロデュースの竜宮小町であり、俺の担当ではない。
  普段接点があまりないから、今日みたいな日はあずささんの希望を叶えるには良い機会だな)


P「あずささん。何かしたいこと、してもらいたいことって、普段から考えたりしていますか?」

あずさ「え? してもらいたいこと、ですか?」

P「ええ。いつもお仕事を頑張ってるあずささんに、俺から何かご褒美をしたいと思いまして」


あずさ「まぁ……でも、なんだか申し訳ないです~」

P「気にしないでください。こんな日でもないと、なかなかこういうこと出来ませんしね」

あずさ「……」

P「あずささん?」

あずさ「あ、いえ……ふふっ、それなら、お言葉に甘えさせてもらいますね。何がいいかしら~?」

P(ひとさし指をほっぺに当てたまま、あずささんは何か考えているようだ。かわいい)


あずさ「んー……あ、そうだ、これならいいかもしれません!」 ティン

P「決まりましたか?」

あずさ「うふふ、はい。……プロデューサーさん、あそこにあるソファに座ってください」

P「ソファですか? そこで、何を……」


あずさ「今から、膝枕をしてもらうんです♪」

P「えっ」


P(どうしてこうなった……いや、俺から言い出したんだけど)

P「それじゃあ……、ど、どうぞ!」

あずさ「はい♪ 失礼しまーす」


ポスン


P(あずささんの小さな頭が、俺の太ももにっ! うぉ、うぉおおおおお!!!)

P「……おほん! え~……いかがですか、寝心地は?」 ドキドキ

あずさ「ふふ……うちで使ってる枕より、ずっとかたいです~」

P「そうですか……なんか、すみません」

あずさ「どうして謝るんですか~? 私、枕はかたい方が好きですよ」

P「……」

あずさ「でもぷよぷよになったプロデューサーさんも、かわいいかもしれませんね。ふふ、ふふふ♪」

P「は、はは」 ドキドキ


P「……あずささん、どうして膝枕をしてほしいなんて?」

あずさ「それが……今日は収録に遅刻しないように、いつもより早起きしてしまったんです。
     目覚まし時計を、いつもの倍の数セットしたんですよ~。だから、眠くて眠くて……」

P「あ、いやそういうことではなくて……というか、寝るまでこれをやるんですね」

あずさ「ふふっ。私、とっても寝つきが良いから……きっと、あっという間です」

P「……もっと他に、何か買ってほしいとか、どこかへ連れて行ってほしいとか、そういう希望はなかったんですか?」

あずさ「んー、そうですね~……欲しいものは、今は特にないです。……強いて言えば」

P「強いて言えば?」

あずさ「……」 ジー

P「……?」

あずさ「ふふ、ナイショです♪」 ゴロン…


あずさ「……~♪」

P「……」

P(なんか、何を話したらいいかわからないな……あずささんのほっぺやわらかい)

あずさ「プロデューサーさんは……」

P「は、はい! なんですか?」

あずさ「どうして、プロデューサーさんなんですか~?」

P「……というと?」

あずさ「プロデューサーさん以外になる、というお考えは?
     例えば、普通の会社の会社員とか、学校の先生とか……」

P「ああ、そういうことですか……社長にティンと来られて、その縁でというのもありますけど」

あずさ「そのほかにも?」

P「……単純に、アイドルが好きだったんです」


P「誰からも好かれる、みんなを笑顔にする、理想のアイドル……
  そういうのを、学生の頃からずっと妄想していました」

あずさ「まぁ……ふふ。それじゃあ、プロデューサーさんは夢を叶えたんですね」

P「まだまだです。今の夢は、『みんなまとめてトップアイドル』、ですから」

あずさ「あらあら……それは、私のこともですか?」

P「もちろんですよ。俺は、ここにいるアイドル全員にとってのファン第一号でいるつもりです。
  だから、俺こそが誰よりも一番、みんなの魅力を知っているんだって自信があります」

あずさ「……」

P「まぁ、あずささんをトップアイドルにするのは律子に先を越されてしまいそうですけどね……はは」

あずさ「……うふふ」

P「どうしたんですか?」

あずさ「私、とってもステキな事務所にいるんだなーと思って……なんだか嬉しくなっちゃいました」


P「そういうあずささんは、どうしてアイドルになろうと?」

あずさ「それは~……」

P「あ、もちろん言いにくいならいいですけど」

あずさ「……」

P「……」


あずさ「……ふふ。やっぱりこれも……ナイショ、です」


あずさ(運命の人に見つけてもらうため、なんて言ったら……笑われちゃうかしら?)


あずさ「…………はふ」

P(今のはあくびか? 随分可愛らしいな)

あずさ「私、こんな風に……プロデューサーさんに甘えたいって、前からずっと思っていたんですよ」

P「そ、そうなんですか? それならそうと言ってくれれば」

あずさ「でも、いつも美希ちゃんや春香ちゃんにとられちゃうから~……私は、いつも出遅れちゃうんです」

P「……」

あずさ「うふふっ。でも今日は、プロデューサーさんを独り占め……嬉しいわ~」 ゴロゴロ

P(いつも、あずささんはみんなのお姉さんだと思っていたけど……本当は……)

P「……ちょっと失礼しますね」


ナデナデ…


あずさ「あ……ふふ。こうやって頭を撫でられるのも……ずっと憧れていました」

P「イヤじゃないですか?」

あずさ「プロデューサーさんなら、私……全然、イヤじゃないです~……」


ナデナデ…


P「失礼かもしれませんが……、あずささんって、
  意外と甘えん坊なところがあるんじゃないかって思いました」

あずさ「んふふ……、驚きましたか~?」

P「ええ。いつもは、みんなのお姉さんって印象がありますから……」

あずさ「プロデューサーさん、おったまげーしょん?」

P「え? ……ま、まぁそんなところです」

あずさ「ふふっ、変なプロデューサーさんです…………はふ」

P「……あずささん。もしかして、もう半分寝てるんじゃないですか?」

あずさ「ふふふ~、そん……な、こと~……」

P「……」

あずさ「…………すぅ、すぅ……」

P(寝てしまった……本当に寝つきがいいんだな)


小鳥「……プロデューサーさ~ん」 ヒョコ

P「音無さん。……静かにお願いしますね」

あずさ「すぅ……すぅ……」


小鳥「わかっていますよ……あずささんの寝顔、かわいいですね」

P「ええ……こうしていると、やっぱりまだ21歳の女の子なんだなって思います」

小鳥「ふふふ。プロデューサーさんだって、あんまり年変わらないじゃないですか」

P「そりゃそうですけど……いつもの印象と違っているから」

小鳥「ギャップにぐっときますか?」

P「はは、そうですね。……でも、あずささんだけじゃない。俺はアイドルたち全員に心を奪われていますよ」

小鳥「……」 ジー

P「? 音無さん、どうかしたんですか?」

小鳥「いいえ、なんでもありません」 プイ

小鳥(その台詞に突っ込む勇気も、踏み込む勇気も……あたしにはないわね)


あずさ「……ん」 ぱちり

P「あ、起きましたか」

あずさ「あら~? ぷろでゅーさーさんですか~?」 トローン

P「そうです、プロデューサーさんですよ」

あずさ「……えーっと……あら、どうして、私……?」

P(寝ぼけてるのかな?)

あずさ「あ、そうです……今日は私、プロデューサーさんをひとり占めなんでした~……うふふ」

P(……かわいい)

あずさ「でも、そろそろ起きないとですね……よいしょっと」 ムクリ


あずさ「ありがとうございました、プロデューサーさん。
     それと……ごめんなさい、お仕事の邪魔をしてしまって」

P「いえ、いいんですよ。そんなに長い時間でもなかったですし」

あずさ「私、どれくらい寝ていましたか?」

P「30分くらいですね、ぐっすりでしたよ」

あずさ「……なんだかフシギですね~」

P「フシギ? 何がですか?」

あずさ「たった30分だけ、膝を貸してもらっただけなのに……
     まるで、何時間も暖かいお布団の中で寝ていたみたいに……幸せな気持ちです」

P「……」

あずさ「……ふふっ、まだ寝ぼけてるのかもしれません~。変なこと、言っちゃってるかも」

P「……全然、変なんかじゃないですよ。俺で良ければ、いつだって甘えてくれて構いません」

あずさ「ホントですか? それじゃあ、また今度……ふふ、ふふふ♪」


あずさ「私、今日はもう帰りますね」

P「もういいんですか? 今日いっぱいは、なんでもお願い聞きますよ」

あずさ「うふふ、やっぱりプロデューサーさんは優しいですね。でも、もう十分……
     私には十分すぎるくらい、たくさん、お気持ちをいただきましたから」

P「……そうですか、なら送っていきますよ。また迷子になってしまうかもしれませんし」

あずさ「ふふっ、大丈夫です~。これ以上、プロデューサーさんのお邪魔をするわけにはいかないです」

P「邪魔だなんて、そんなことは……」

あずさ「それに、今日はなんだか……一人で寄り道しながら、ゆっくり帰りたい気分なんです」

P「……わかりました。でも、もし迷ったらすぐに連絡してください」

あずさ「はい、ありがとうございます~。……あ、最後に、プロデューサーさん?」

P「なんですか?」


あずさ「さっきナイショにした、私がアイドルになった理由ですけれど、
     私にはある夢があって……それを叶えるために、アイドルになったんです」

P「夢?」

あずさ「はい。恥ずかしいから、あんまり人には言えないけれど……小さい頃からの、大切な夢です」

P「それは……叶いましたか?」

あずさ「ふふ、半分ほどは叶いました~。あとの半分は、私がこれから頑張るだけです。
     競い事は、あまり得意ではないけれど……私も、みんなには負けません」

P「……?」

あずさ「それもこれも、やっと今日、気付くことができました。プロデューサーさんのおかげです」

P(あずささん、さっきから何を……?)


あずさ「それじゃあ、プロデューサーさん、音無さん。お疲れ様でした、お先に失礼します~」


ガチャ…バタン


小鳥「……さて、プロデューサーさん?」

P「? なんですか?」

小鳥「あずささんが、いつもとちょっと違っていた理由、わかりますか?」

P「……いや、実はさっぱりで……はは」

小鳥「……はぁ」

P(な、なんなんだろう?)


小鳥「どういう気持ちで、みんなの希望を叶え始めたのか、あたしにはわかりませんけど……、
    最後にはちゃんと責任取らないと、刺されちゃいますよ~? ふふふ」

P「さ、刺される!? まさか、そんな……」

小鳥「ま、それはもちろん冗談ですけど……それくらいのことが起きても、おかしくないってことです」

P「……なんでそうなるんですか?」

小鳥「たぶん、プロデューサーさんには一生わかりません! それで……」


小鳥「次は誰のお願いを聞いて、その子を笑顔にしてあげるんですか?」

P「……そうですね。それじゃあ、次は……」


あずさ編、終わり

誰か、ひびきんたのむ

あれ?気付いたらあずささんより歳上になってた…
ワロタ…

まだ書かれてないのは誰かな?

今まで出た子
・美希
・真美
・亜美
・貴音
・伊織(途中で断念)
・小鳥
・千早(1レス)
・やよい
・雪歩
・あずさ

まだの子
・響
・真
・律子
・春香

って感じだな

>>786
ありがと

> ・千早(1レス)

に吹いたwww

響かりっちゃんで書いてみるかな

地の文無しの方がいいよね?

地の文有りでりっちゃんいきます

眠くなってなければその後で響を

律っちゃん期待!!!

5月2日の代々木公園
一応GW中なんだけど、平日ということもあってそんなに人はいないみたい

「よし、この辺に座ろうか」

そう言って、園内の売店で購入したレジャーシートを広げたプロデューサー

「何か飲むもの買ってくるから座ってな。」

「いえ、私が行きますよ」

「いいからいいから。何がいい?」

「それじゃあ…温かいミルクティーを」

「オッケー」

自動販売機へと向かう背中を見つめながら、私は軽く背伸びをした

「どこか行きたいとこあるか?」

プロデューサーにそう聞かれたのは5日前

「よく頑張ってる後輩プロデューサーを慰労するため」

というのが理由みたい

観光スポットはどこも人で溢れてそうだったから、のんびりできそうな代々木公園を選んだ

「プロデューサーが退屈しちゃいませんか?」

そう聞いた私に

「大丈夫。お前の希望に合わせるよ」

って返してくれた

腕時計の針は15時ちょうど
柔らかな西日が頬に当たって心地良い

「お待たせ」

「ありがとうございます」

当たり前のように紅茶代を渡そうとした私に苦笑する先輩プロデューサー

「今日はお前の慰労だからな」

…うーん
気を使われるのって慣れてないのよね、私

「やっぱり良いな、緑のあるところは」

温かいブラックコーヒーの栓を開けながら、頬を緩めるプロデューサー

そう言っていただけると幸いです

「そういえば、プロデューサーってどこのご出身なんですか?」

「俺?倉敷」

倉敷って…岡山県ですよね?
覚えておきます
いえ、念のため
深い理由は無いです
ただ、先輩の出身地くらい覚えておかないと失礼だし、何かあったときに困りますから
ご家族への連絡とかね
それ以上の理由なんて別に無いですし、あとでこっそり地図で確認したりとかしないですからご安心

「律子?」

「…へ?」

「考えごとか?」

「い、いえ、別に!あはは」

…危ない危ない

大都会出身か

「どうせ仕事のことだろ?少しは気を休めろよ」

「そ、そうですね。あはは…」

…いまどんな顔してたんだろ、私

「だけどよく働くよな」

「まぁ…竜宮小町も軌道に乗ってきたところですし」

「それは分かるけどさ。その大事なときにお前が倒れたら、本末転倒だろ?」

…分かってはいるんですけどね
なにぶん、性分なもので

面倒な性格よね、我ながら

「よし!」

「どうしました?」

ブラックコーヒーを一気に飲み干してから立ち上がったプロデューサー

「肩でも揉んでやろう」

思わず紅茶の缶を落としそうになってしまった私

「い、いえ、わ、悪いですから!」

慌てすぎだっての
テンパりすぎだっての
まったく、小鳥さんじゃないんだから…

…あ、最後のは聞かなかったことに

「遠慮するな!今日はお前の慰労だからな!」

そう言って私の背中に回り込んだプロデューサー

「え、あの、その…あ、汗かいてますから!」

「気にすんな気にすんな」

「気にしますって!ゔ…」

…なんか凄い声出しちゃったし
オジサンみたいな…

「凝ってるなぁ。眼とか痛くないのか?」

「す、少し…ゔ…ぐ…」

…力の加減が出来ないところを見ると、けっこう体育会系なのね、この人

「あ、あのですね」

「どうした?弱いか?」

「ぎゃ、逆です!強すぎます!」

「そうか。すまんすまん。このくらいか?」


今度は少し弱めに揉んでくれた

「…はい、そのくらいです」

プロデューサーの手の温度がシャツ越しに私の肩に伝わってくる

嫌だなぁ…
私ってばドキドキしてるし…

あぁ、似合わない似合わない!

「どうした?口数減ったな」

「な、何でもないです!」

まったく
ホンットに鈍いわよね、この人
空気読めないっていうか

「今日はお前の慰労なんだからな?希望があれば遠慮なく言うんだぞ?」

「どうも…」

希望ねぇ…
素直に言えたら世の中楽しいでしょうね

「だけど、律子も勿体無いよな」

「何がです?」

「いや、アイドルを引退したこと」

うーん…
そのことにはあんまり触れないでほしいんだけどね、ホントは
自分の中で区切りを付けたつもりだから

「売れてませんよ、あのまま続けてても」
自嘲気味にそう返した私に、プロデューサーが言った

「俺は律子をプロデュースしたかったよ」

って

「お、お気持ちは嬉しいですけど…」

「うん。じゃあ気持ちだけ取っとけ」

「…はい」

相変わらず私の肩の上で手を動かし続けているプロデューサー

なんだかおかしな気分
泣き出しちゃう3歩手前、みたいな

「これくらいでいいか?」

「え?」

「肩揉み」

「…はい、ありがとうございました」

肩の上から手の温もりが消えたとき、自分でも想像してなかった言葉が口から飛び出した

「あ、あの!」

「ん?どうした?」

「えっとですね…今日は私の慰労ということなんですが…」

「そうだけど…どうした?」

「さ、先ほどですね、希望があれば遠慮なく言えと…」

「うん、言った」

背中越しにプロデューサーの声を聞きながら、口からは勝手に言葉が飛び出していく

「じゃあ…ですね…その…もし嫌でなければ…じゅ、10秒くらいで構いませんから…」

「うん?」

「そのままですね…ギュッとしていただけたら嬉しいです…はい…」

…何言ってるんだろ、私

「えっと…」

声からは困惑している様子がありありと伝わってくる

「ギュッてことはつまりだな…」

「はい…」

「このまま抱きしめる?」

やっぱり空気読めないのね、この人
そんなこと確認しないでほしいわ…

「そういうこと…ですね…」

「そういうことか…」

何よこの空気は!
メチャクチャ恥ずかしいじゃない!

「えっと…良いんだな?」

「はい…」

「10秒だな?」

「い、嫌でしたら3秒くらいでも!」

ヒドい…
いくら何でもその返しはヒドいわ、私…


って思ってたら

「あ…」

プロデューサーの体温が伝わってきた
今度は背中全体に

顎の下には交差したプロデューサーの腕

つまり、現在私は後ろから抱きしめられている、と

そうやって冷静さを装わなきゃならないくらい、心臓はバクバクしてた

「じゅ、10秒経ちました…よ?」

「もう良いのか?」

だーかーらー!
確認しないで下さいってば

止めて欲しいわけないでしょ、まったく!

「1時間くらいこうしてるか?」

プロデューサーの声が耳元で聞こえてる
耳に吐息が当たるくらいの近さから

「だ、ダメですよ!」

1時間もこんな風にされてたら、今度は何を口走ってしまうか分からないもの

「そっか。じゃあ…しばらくこうしてるか?」

「し、しばらくってどれくらい?」

「…空気の読めないやつだなぁ。確認するなよそんなこと」

ぐぬぬ…
一番言われたくない人から言われてしまった…

「じゃあえっと…しばらく…」

「おう。しばらくな」

「はい。しばらく…」

しばらくがどれくらいだったのかは内緒
1つだけ言えるのは…

悪い気分じゃなかったってこと

強がりに聞こえたらごめんなさいね
何しろ、ホントにただの強がりだから

西日は相変わらず頬を撫でてる
その頬に誰かさんの唇が触れたような気がしたけど、たぶん気のせい

どうやら慰労は成功みたいですね、先輩殿
いずれお返しさせて頂きますから、楽しみにしといて下さいね?

なーんてね!


お し ま い

りっちゃん難しいよりっちゃん…

響までちょっと休憩させてもらえるとありがたい
今度は地の文無しで書きます


アイドルをほったらかしにして、事務員や同僚を優先するのはプロデューサーとして失格だと思うぞ

べ、べつに自分の相手をしなくてもいいさー

……へへっ、ひとりは慣れっこだからな…なんくるないさー

でも、真の願いは叶えてあげてほしいぞ

見た目は女の息子だけど心は誰より夢見る乙女だからな…

頼んだぞ

>>839
女の息子って酷いなwww

ピンポーン

響「はーい」

P『見舞いにきたぞー』

響「プロデューサー?いま開けるね」ガチャ

P「よう。具合はどうだ?」

響「まだちょっとだけ痛むかな」

P「安静にしてろよ?捻挫は癖になるからな」

響「うん。上がってってよプロデューサー。コーヒー淹れたげるから」

P「そうか?じゃあ、いただこうかな。お邪魔します」

響「どうぞー」

イヌ美「バウッ!」

P「おお、イヌ美。お邪魔します」

響「どうぞ、プロデューサー」カチャ

P「サンキュー」

響「ちょうど退屈してたどこだったんだよ」

P「他のアイドルはみんな仕事だしな」

響「プロデューサーは?」

P「今日は休み」

響「そっか。じゃあ、ゆっくりしてってよ」

P「ほどほどにな」ズズッ

P「ん?あれってウイイレか?」

響「へ?ああ、試合の途中だったんだよ」

P「俺にかまわず続けてくれ」

響「いや、さすがに悪いし。プロデューサー、ウイイレできるの?」

P「けっこう上手いぞ?」

響「ホントに?じゃあさじゃあさ、協力プレーしようよ」

P「止めとく」

響「なんでなんで?やろうよ!」

P「あんま上手くないんだよ、俺」

響「大丈夫さー!」

P「でもなぁ…」

響「アイドルの希望に応えるのもプロデューサーの役目だぞ!」

P「う…こんなときだけ正論を…」

響「はっやっく!はっやっく!」

P「仕方ないなぁ」

響「わーい!やったー!」パチバチ

P「響はどれくらい出来るんだ?」

響「うんとねぇ…一番難しいレベルで無敗優勝できるくらい」

P「上手いな!」

響「えへへー」

P「でも意外だな。響がウイイレって」

響「にぃにがウイイレ好きでさ。しょっちゅう対戦してたんだー」

P「なるほどな。チームはどこ使う?」

響「リバプール!」

P「渋いな!」

響「そっかなぁ?」

P「バルサかレアルを選ぶと思ってた」

響「自分、ジェラード一筋だぞ!」

P「やるなぁ」

響「えへへー。相手はマンUね」

P「ははは。だろうと思ったよ」

試合開始

P「よし、クロス上げるぞ!」

響「オッケー!決めろカイト!」

ゴォォォル!!!

響「やったー!ナイッシュ、カイト!」

P「上手いもんだな」

響「でしょ?」

P「よし!マンUボコボコにしてやろうぜ!」

響「あったりまえさー!」

P「5ー1か。なかなか良かったな」

響「息ピッタリだったね!」

P「だな。もう1試合いこうぜ」

響「…うん」

P「ん?どうした?捻挫したとこ痛むのか?」

響「そ、そうじゃなくてさ」

P「?」

響「自分、4点決めたじゃん?」

P「うん」

響「えっと…ご、ゴール決めたら何かご褒美的な」

P「…うん?」

響「そ、そのほうがテンション上がるから!」

P「ご褒美って…例えば?」

響「た、例えば…頭撫でるとか!」

P「子供か!」

響「こ、子供だぞ!」

P「う…開き直りやがった…」

響「いいじゃんいいじゃん!」バタバタ

P「バタバタするな!足に響くだろ!」

響「むー。だってさー」

P「分かった分かった。ご希望に応えるよ」

響「ホントに?わーい!自分、いっぱいゴール決めるかんね!」

試合開始

響「プロデューサー、スルーパス!」

P「よし!行け響!」

響「決めるさー!」

ゴォォォル!!!

P「ナイッシュ、スアレス!」

響「プロデューサー!ほらほら!」スッ

P「ん?」

響「あったま!あったま!」バタバタ

P「わ、分かったからバタバタしない!ほら」ナデナデ

響「えへへー。まずは1回!」

P「まったくもう…」

P「ジェラードフリー!」

響「ミドルシュートォ!」

ゴォォォル!!!

P「さすがジェラード!ナイスミドル!」

響「こっち!こっち!」バタバタ

P「はいはい」ナデナデ

響「わーい!自分、絶好調だぞ!」

P「それは良かった…」

P「7ー0か…それも、全部響のゴール」

響「えへへー。7回も撫でてもらっちゃったぞ」

P「気合い入りすぎだよ」

響「もう1試合やろうよ!」

P「また頭撫でるのか?」

響「今度はねぇ…」

P「別のことか?」

響「えっと…ほ…」

P「ほ?」

響「ほっぺにチュー…とか?」

P「無理!」

響「よ、世の中に無理なことなんて無いぞ!」

P「アイドルにそんなこと出来るわけないだろ!」

響「いまはオフだからなんくるないさー!」

P「ダメ!」

響「…どうしても?」ウルッ

P「そ、そんな目をしてもダメ!」

響「プロデューサーのケチー!」バタバタ

P「だ、だからバタバタすんな!」

響「うわーん!プロデューサーのバカァ!」グスッ

P「な、何で俺が悪いみたいな空気になってるんだよ!だいたいだな」



イヌ美「バウッ…」(やれやれ…)




お し ま い

なぜ終わったんだ

え?
終わりですよ、終わり

次の人よろしくお願いします

次は

真「ボクを女にしてください!!」

P「」

で頼みます(キリッ)

まさかここまで伸びるとは思わなかったな
それじゃあ春香さんと真は誰か頑張ってくれ

真「休みですか?」

P「ああ、先方の機材がトラブルを起こしてな」

真「でも別のスタジオとか――」

P「――も考えたんだが移動時間を考えると明日に支障が出る所しか空いてなくてね」

真「は、はあ。それで休みと」

P「そういうこと。急遽だったから連絡するよりココで待ってた方が時間的に良いと思って」

真「そうですか……それにしてもどうしよう」

P「今日はオフってことで遊んできたらどうだ?」

真「遊べって言われてすぐ思いつけば良いんですけど」

P「何かやりたいこととか無いのか?」

真「そうは言われても……うーん困ったなあ」

P(まあ仕事のテンションで出社したら誰でもそうなるか)

P「それじゃあこうしよう」

真「なんですかプロデューサー」

P「いつも頑張ってるご褒美に真の願いを俺が今日一日叶えてやる!」

真「…………」

P「…………」

真「…………」

P「あ、あれれ……真?」

真「プロデューサー」

P「は、はい」

真「冗談にしては……ちょっとキツいんですけど」

P「い、いやいやいや冗談じゃないよ! どうしてそうなっちゃった!?」

真「だってプロデューサーは今日も仕事ありますよね」

P「」

ガチャ

小鳥「お茶持ってき――」ピヨッ!?

P(タ・ス・ケ・テ・ヨ)ジェスチャアアア

小鳥(……ア・イ・シ・テ・ル?)ピヨッ!?

真「そりゃプロデューサーとなら……嬉しいですけど……」

――――
―――
――

小鳥「そういうことでしたか」

真「とりあえずボクは家に帰ってゆっくり――」

社長「――おはよう」

P「あ、社長。おはようございます」

小鳥真オハザース

社長「朝から空気が重いねえ。一体何事かな」

P「ええとそれが、その……」カクシカー

社長「ふむ。小鳥君」

小鳥「なんでしょう社長」

社長「今日、P君に仕事の予定はあったかな?」メクバセー

小鳥「は、え……あ、ああと無かった、と思いますけど」

社長「そうだろう? というわけでP君、真君と帰りたまえ」

P真「「しゃ社長!?」」

P「で、ですが社長それは――」

社長「――社長命令だよ。今日仕事したとしてもサービス出勤にするがどうするね」

P「」

真「あ、あの社長」

社長「うん。まあ久しぶりのオフなんだ、そこのP君でも連れて羽を伸ばしてくると良いよ」

P「あの社」

社長「君も煮え切らないねえ。折角の真君のオフに見せる甲斐性もないのかね」

P「」
――――
―――
――
社長「……やれやれ」

小鳥「今日は忙しくなりますねー」ピヨピヨ

社長「まあ真君もP君のことを憎からず想っているし良い機会だよ」

社長「それにこれから彼女が昇っていく階段の先、愛する人と自由に接する時間は少ない」

社長小鳥「「……」」

小鳥「朝からちょっと恥ずかしいこと言いますね社長」

さあ続きを書け>>869

ええぇぇ……


P真「「……」」

缶コーヒー『何項垂れてるんだ兄ちゃんよ。結果オライではないか!』

P「そうは言うがな」

缶コーヒー『隣のまこちんが兄ちゃんの言葉を待ってるよ! 男を見せるチャンスだYO!』

P「双子みたいな奴だなお前」

真「何ですか?」

P「あ、ああいやこっちの話だ。まあ結果オライで良いんじゃないかな!」

真「でも……」

P「こんな機会滅多にないぞ。真オフ俺オフ! オフオフでまさに絶好のチャンスデーだ」

真「はは、はぁ……まあボクは嬉しいですけど」

P「で、真はお願い事というか何かやってみたいことは無いのか」

真「あるにはありますけど……」モジッコモジッコ

P「あるならチャンスだ。俺にドンと任せてくれ!」

真「わ、笑いませんか?」

P「なぜ俺が真のお願い事を笑わないといけないんだ?」

真「……その、だったらボク」

P「うんうん」

真「今日一日、女の子……してみたいなぁ……なんて、はは」

P「」

P「」

真「プ、プロデューサー?」

P「」

真「え、あのプロデューサー……もしもーし?」

P「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」ドカーン

真「ッ!?」ビクッ

P「行くぞ真ぉぉおおおお! お主の願い聞き届けたああああああ!」ガシィッ

真「あ、あのプロ、え、うわちょプロデューサー落ち着いッ!?」ズルズルズル

P「真の口からそんな可愛い言葉が出るとは思わなかった俺は俺はプロデューサーとして嬉しいぞおおおお!」

真「プロデューうわっちょ早い歩くの早いですプロデューサーちょま」ズルズルズル

ザワガヤザワガヤ
アレヤバインジャナイ? ケイサツ? ヒトサライ?

P「すミませんでシタ」ズタボロ

真「猛省して下さい! ボクだって恥ずかしいんですからね!」

P「ぬ、ぐぐ……でもあまりにも可愛かったものでつい」

真「うっ」

P「にしても女の子したいと言われても俺にはトンと分からんのだが」

真「……ボクは普通に女の子したいだけです」

P「ふーぬ。今からだと俺にはショッピングとか、くらいしか思い浮かばないが」

真「じゃあそれで行きましょう!」ガシィッ

P「う、ぬお真うわ何ちょっとこの子力強ッいや真さんちょまがががが」ズルズルズル

――――
―――
――

P「そんなこんなでやって来ましたショッピングモール」ズタボロ

真「時間が勿体無いですから!」グッ

P「まあな。しかし人が多いなあ……バレたらちょっと一騒動だぞ」

真「変装したって分かる人には分かりますよ! とにかく行きましょう!」

P「そう言ってた割にまずは服からか」

真「はい! 今日ボクは女の子するんです!」

P(俺から見れば真はいつでも女の子なんだが……難しいにゃあ)

真「あ、プロデューサーこの服なんてどうですか?」

P「ああ、どれど――」

真「……?」ワンピースアテテルー

P「」

真「あ、あの…やっぱりボクには、似合わなかった…ですかね、はは」ショゲポヨ

P「真」ガシィッ

真「プ、プロ――」

P「――よくやった。今のお前は最高に輝いている」ナミダナガシテー

真「えっと、ボク似合ってますか?」

P「似合ってるっていうか凄く可愛い」ジカンヲトメテー

ウェーイ(オラィオラィ

P「いやーやっぱり真はそういう服も似合うんだなー」

真「プロデューサーさっきから恥ずかしいですよ!」

P「いやまあ正直な感想をだな……ん?」

真「どうしたんですかプロデューサー」

P「いやさっきのワンピに合うような靴、真持ってるか?」

真「……や、持ってないですけど」

P「よし次は靴だ!」

真「ええ!? さすがに悪いですよ!」

P「真の『普通の女の子したい!』プロデュースは中途半端には終われん! 行くぞ真ー!」

二時間後――

真「はは、なんかすごい事になってますね」

P「女の子のッ……必須アイテム…なめていたっ……この量……まさにっ…!」ガクガクガク

真「プロデューサー、やっぱりボクも持ちますよ」

P「何のぉっ! 女の子に持たせて何が男じゃあ任せときぃ!」ガクガクガク

真「で、でもほら周り見て下さいよ……」

オンナノコモ チャント ニモツ モッテルヨ?
オトコダケガ ニモツモチ ナンテ ドウテイノゲンソウヨネー

P「」ガクガクガク

真「ね、ボクも持ちます!」ニコッ

P「真…た、たしゅかります……」ガクガクガク

真「ところでプロデューサーお腹空きませんか?」

P「そういえば昼飯そっちのけで買い物してたからなあ」

真「じゃあ遅いお昼ごはんにしましょうか!」

P「そうだな。どこぞに良さそうな店は無いかな」

真「うーん……あっ、あそこのパスタ屋なんかどうですか?」

P「パスタ屋かーよしゃ行くぞ真ー」

―――
――

P「んあー真長いなー」

P(真はお化粧してないから直しって訳でもないだろうし)

真「プ、プロデューサーお待たせしました……」

P「おう真。俺は全然待ってな――」

真「はは、と……どうですか?」アイテムフルソウビ-

P「」

真「あの、やっぱり恥ずかしいですね。普段と違うのって」ハニカミカミカミ

P(はっ!? ああ、しまった一瞬女神かと思った! 真だ、間違いない真だ)

真「なんか足がスースーしますね、これ」

P「ンマー真はそういう服のが可愛いけどなー」

真「」ボシュウ

P「赤くなった真も可愛いしなー」

真「恥ずかしいですよプロデューサー!」ボゴンッ

P「ぐなぁッ!? がふっ……ま、まあ似合ってるし喜んでもらえて何よりだ」

真「まったくプロデューサーはすぐそうやって…」ブツブツ

P「ん?」

真「何でもないですっ!」


――それから数時間。
   Pと真は日が暮れるまで適当に二人で過ごした。

ヒロバテキナ バショー

真「暗くなりましたね」

P「なんだかんだあっという間なんだよな」

真「今日は楽しかったですプロデューサー」

P「はは……あー普通の女の子は出来たか真?」

真「はいっ!」

P「そうかそうか。俺にはトンと分からんが」

真「……プロデューサーみたいな男の人とデート出来て、ボクすごく嬉しかったです!」

P「まこ――」

真「――好きな人とデートしたり、買い物したり、馬鹿みたいなことしたり話たり…」

真「それがボクの思う普通の女の子ですから!」

P「……まあ、うん。そうだな」

真「はは、はぁ……今日はありがとうございましたプロデューサー!」

雪歩「ぐぎぎぎぎ……!」ガクガク

双子「ゆきぴょんすごい力だよ→」

伊織「離さないでしっかり抑えてなさい!」

やよい「うっうー真さん可愛いですー!」

伊織「くっ……なんで私はあんなことでお願いを消費して……」ギリギリ

雪歩「ぐぎぎぎぎぎぎ……!」

やよい「あれれ? なんかふいんきがおかしくないですかー?」

双子「あ、本当だ。兄ちゃんちょっと真剣?」

伊織「え? ちょっと待ってよ! この雰囲気ってちょっと駄目駄目ッ!」

双子「はいは→い! いおりん動かなちゃダメだよ→」ガシィッ

雪歩「うわああああああん!」

翌日

小鳥「はい、お茶です」コトリ

P「ふぁい、ありがふぉうごはいはす」ズタボロ

小鳥「……どうすればこんなに包帯グルグル巻きになるんでしょう」

P「へえ、はの……昨日のかへりひちで…猛獣にほそはれまひて……」

小鳥「なるほどですねー。プロデューサーさんも大変ですねー」ピーヨピヨ

P「はは…イテッ……こ、小鳥さんこのお茶塩味が利い――」

小鳥「一気に全部飲んで下さい」ニコリ

P「ふぇ、ふぇえ……ぐすぐす」ゴクイテッゴクイテッ

誰か春香書き溜めてるなら今のうち言ってくれ
誰もいないなら俺やりたい

俺が一応溜めてる途中だけど

真「お、おはようございます……」ギクギク

P「あ、ああ真。お、おおおはよう……」シャクシャク

小鳥「」ピーヨピヨピヨピヨピヨ

伊織雪歩「」ギリギリギリ

やよい「うっうーおはようございますー!」

双子「兄ちゃんおはよ→」


――昨晩何があったのかは彼らのみ知るところ。まーどっとはらい?

終わり?

もうちょっと掛かりそうだから>>912どうぞ

>>917サンクス
そして真編おつ

終わりなら今からやるわ!

はいはい終わりっすよーピヨピヨ


P「春香、ちょっといいk

春香「とうとう私の番ですね! 待ちに待ちましたよ!」

P「……ああ、他のみんなから聞いてたのか」

春香「はい! 最近のプロデューサーさん、みんなのお願いを聞いて回ってるって」

P「それなら話が早いな。じゃあ、もう何にするか考えてあるのか?」

春香「そりゃあもう。まだかな、まだかなー、って思いながらずっと考えてました!」

P「はは、そいつは悪かったよ……それじゃあ聞こう、春香の希望はなんだ?」

春香「ふっふっふ……私のお願いはですね~……」



春香「今夜、プロデューサーさんのおうちに行きたいです!」

P「えっ」


P「は、春香……それはちょっと、どうかな。さすがに問題があるというか……」

春香「問題ですか? 今日は都合が悪かったり?」

P「いやそうじゃなくて、春香が男である俺の家に来るのはまずいんじゃないかと……」

春香「……?」

P「ほら、春香だって女の子で、アイドルなわけだしさ! な、何か他のお願いはないか?」

春香「……アイドル……女の子……プロデューサーさんは男……?」


春香「……」

春香「……!!」 ボッ


春香「ち、ちち違いますっ! あ、いや違うというわけではないんですけど! わわ私は!」 アタフタ

P「あ、ああ。わかった、わかったから落ち着いてくれ」

春香「プロデューサーさんに、料理をゴチソウしたいんです! そ、それだけですっ!」


~ Pのおうち ~

春香(ほ、ほんとに来ちゃった~!)

P「まぁ、中に入って適当にくつろいでてくれ」


ガチャ


春香「おじゃましま~す♪」 トコトコ

P(ぱ、パパラッチに撮られてないだろうな……) ソー…キョロキョロ

春香「わぁ! プロデューサーさんのお部屋って……」

P「どうした?」


春香「……」

春香「……うん! 生活感が溢れてて、これぞ男の部屋―! って感じがしますね!」

P「はは、汚いと思ったならそう言ってくれていいんだぞ~」

春香「あはは……おほん! プロデューサーさん! まずは掃除ですよ、掃除!」

P「えー……」


春香「あ、プロデューサーさん。この……消しゴム? はどこに捨てたらいいですか?」

P「あーそれは捨てないでくれ! 今となっては超貴重なキン消しだぞ!」

春香「キン消し?」

P「なんと、これがジェネレーションギャップか……子どもの頃からの宝物なんだよ」

春香「そうなんですか……これが宝物……」 グニグニ


~♪


春香「あ、お洗濯終わったみたいです! ちょっと取り込んできますねー!」 タタタ

P(春香は家庭的な子だな~)

春香(……ちょっとは、ポイント稼ぎ、できてるかな? えへへ……って!?)

春香「と、と……うわぁあああっ!!!」


どんがらがっしゃーん!!


春香「あいたたたた……」

P(春香はドジな子だな~)

見てるほうが楽しいけどこの子やりおるわぁ


ピカピカー!


春香「ふっふっふ……ちょっと手間取っちゃいましたけど、どうですか! この輝き!」

P「おおう……この部屋がこんなに光って見えるなんて、入居してきて以来だ」

春香「プロデューサーさん。ちゃんと毎日お掃除しなきゃ、ダメですよ? 不衛生です」

P「わかっちゃいるんだけどな~……最近はわりと忙しくて、そんな暇が」

春香「……私たちのために頑張ってくれてるのは、とってもわかりますし、嬉しいです。でも……」


春香「それでプロデューサーさんが体調崩したりしたら、私は……悲しいです」 シュン

P「……春香」

春香「ご、ごめんなさい、私なんかが生意気言っちゃって……えへへ」

P「いや、そんなことないぞ。ありがとうな」


ナデナデ


春香「!」


P「春香はやっぱり、優しい子だ。お前のプロデューサーになれて、本当に良かったよ」

春香「……ホントですか?」

P「ああ。担当アイドルがこんなにいい子なら、俺もプロデュースし甲斐があるってもんだしな」


ナデナデ…


春香「ぇへへ……」 ポー

春香「……はっ! わ、私! そろそろ夕食の準備しますねっ!」 タタタ

P「お、おい、また走ると……」

春香「って、わわわわぁああ!!」


ガシッ


春香「……あ、あれぇ? こ、転んでない?」

P「そんな急に走ると、転ぶのは目に見えてるからな。怪我はないか?」 ギュー

春香「……ぁう、だ、大丈夫です……」 カァアア


P「春香、本当に手伝わなくていいのか?」

春香「いいですいいです! プロデューサーさんはゆっくりしててください」

P「いや、でもなぁ……こんなに世話になりっぱなしじゃ、この企画の意味が……」

春香「い・い・か・ら~」 グイグイ


春香(さぁ、お料理開始! ……やっぱり、手料理と言ったらこれだよね!)

春香(肉じゃが! これでプロデューサーさんのハートをノックアウトですよ、ノックアウト!)


トントントン…

春香「ふふふふふん♪ 私マーメイ♪」


P(春香は随分上機嫌みたいだ……本当は、俺が春香のために何かしてやりたいところだったんだが……)

P(なんか……いいな、こういうの。俺も彼女がいたらなぁ……)


春香「プロデューサーさん! 出来ましたよ~!」

P「おう、お疲れさま。じゃあちゃちゃっと食器並べて……」


「「いただきまーす」」


春香「さあっ、召し上がれ!」

P「どれ……もぐもぐ」

春香「……」 ドキドキ

P「ううん、これは……もぐもぐ」

春香(お、美味しくできたかな!? いや味見もちゃんとしたし、大丈夫のはず……で、でも)

春香(なんでプロデューサーさんは、何も言ってくれないの~……)


春香「……ど、どうですか~?」 チラ

P「……うん、うまい! やっぱ予想通り、春香の料理は最高だな!」 ガツガツ

春香「! よかったぁ~……」 ホッ


春香「実は私、前まではお料理、ちょっと苦手だったんですよ」

P「そうなのか? 意外だな、お菓子作りはあんなに得意なのに」

春香「お母さんがいないと、慌ててミスってお鍋をひっくり返しちゃったりして……えへへ」

P「なんというか、春香らしいな。でも、今じゃあ番組でコーナーを持つくらいまで成長したわけだ」

春香「そりゃあ、たっくさん練習しましたから! 中でもこの肉じゃがは……トクベ、ツ、で……」

春香「……」


春香「……えっと」 カァアア

P「……ん? どうした、急に赤くなって」

春香「に、肉じゃがって私大好物でして! だからこれは、トクベツたくさん練習したんです!」

P「はは、結局自分が食べたいからか。春香はわりと食欲旺盛だからなー」

春香「あは、あはは……し、失礼ですよ、乙女に向かって~」


春香(い、言えない……男の人を落とすお料理の代表だから、たくさん練習したなんて)

春香(……いつかプロデューサーさんに食べてもらうために、上手に作れるようになった、なんて)


P「あ、そういえば。忘れちゃいけないな、今日は……」 ピッ

春香「テレビですか? ……あ、そうでした。今日は……」


千早『~♪』


春香「すごいなぁ……千早ちゃん。この歌番組に出れるなんて」

P「たぶん、アイドルとして出演したのは千早が初めてだろう」

春香「……千早ちゃん、ステキですね」

P「ああ、本当に良い顔で歌っている……見てて惚れ惚れするな」

春香「……」

P「……ん、どうした春香?」

春香「あ、いえいえ! なんでもありません」


千早『~♪ ~♪』


春香(プロデューサーさんが、千早ちゃんに目を奪われてるのを見ると……なんか、モヤモヤする)

春香(……私、ちょっとイヤな子、なのかなぁ)


P「ご馳走様でした!」

春香「はい、お粗末さまでした。キレイに全部食べてくれましたね!」

P「ああ、本当にうまかったからな。手料理なんて随分久しぶりで、嬉しかったよ」

春香「……ふふ。そう言ってくれると、私も嬉しいですぅ♪」

P(あー、本当にいい子だなぁ……)


P「さて、じゃあ後片付けを……っと」 スック

春香「あーあー! いいですから、それも私やりますから!」 グイグイ

P「うわっとと……いやいや、そこまでさせるわけにはいかないよ」

春香「でも、ダメですっ!」

P「おいおい、春香……なんでそんなに意固地になってるんだ?」


春香「……」

春香「……だって、それは……」


春香「今日は私、プロデューサーさんに楽をさせてあげるために来たんです……」

P「……」

春香「ほっといたら、プロデューサーさんは……私たちのために、いつまでも働き続けちゃうから」

P「春香……」

春香「ぷ、プロデューサーさんは……きっとこう思って、みんなのお願いを聞き始めたんです」


 『いつも頑張ってるみんなを労いたい。希望を叶えてあげて、それをご褒美としたい』


春香「で、でも……私たちが頑張れてるのは、ぜんぶぜんぶプロデューサーさんのおかげなんです……」

春香「そんなプロデューサーさんはきっと……みんなのお願いを叶えて、また疲れちゃってるはずで……」

P「いや、そんなことはないぞ……これくらい、なんてことない」

春香「嘘です……み、美希だって、私と同じように言ってました!」


春香「……だから、わ、私……少しでも、力になれたらなーって……」 ウル

春香「うぅ……す、すみ゛ません、なんか、わたし……ぐすっ」


春香「だ、ダメですね私! こんな、泣くつもりなんて……」 ゴシゴシ

P「……わかったよ、本当にありがとうな」

春香「……プロデューサーさんが、ありがとうって言ってくれるなら」

春香「よくやった、凄かったぞ、って、一言褒めてくれるなら……」



春香「私にとっては、それが、何よりのご褒美です! えへへ……」



カチャカチャ…


P「……」

P(あれから春香は、いつも通りの明るくて元気な姿を取り戻した)

P(今は、俺に背を向けながら、食事の後片付けをしてくれている)

P「……」 ジワァ…

P「! いかんいかん、俺まで……年取ると、涙もろくなっちまうな……」


春香「ふぅ……終わりましたー」

P「ああ、ありがとう。春香、何度も聞くようだけど……他にお願いはないのか?」

春香「え? う、うーん……」

春香(あるかないかと言えば、もちろんあるんだけど……でも、これは……)

P「……無くても無理やり捻り出してくれ。今日このまま帰したんじゃ、俺の気が済まないから」

春香「そ、そうですか? それじゃあ……でもぉ……」

春香(どどどうしよう! アレ、言っちゃおうかな!?)


白春香『だ、だめだよ! そんなこと言って迷惑かけて、また変な子だって思われたら』

黒春香『いいじゃんいいじゃん! プロデューサーさんもそう言ってるんだし、今しかないよ!』

白春香『それもそうだね。いつまでも奥手じゃ、また無個性とか言われちゃうもんね』


春香「じゃ、じゃあプロデューサーさん! お、お願いがありますっ!」

P「おう、なんでも言ってくれ」


春香「に、人間座椅子になってください!!!」


P「人間座椅子? なんだそりゃ?」

春香「あれです、その……プロデューサーさんがあぐらをかいて、私はその上に座るって感じで……」

P「……」

春香「い、イヤならいいんですけどっ! べべ別に私だって、無理やりお願いを捻り出しただけですからっ!」

P「あ~いや、イヤというわけじゃないんだけど……そういうのって、彼氏とかにやってもらった方がいいんじゃ」

春香「プロデューサーさんがいっぱいお仕事持ってくるおかげで、か、彼氏を作る暇もありませんっ!」

P「お、俺のせいなのか?」

春香「あ、いやそれは違くてその……あわわわ」 アタフタ

P「……」

春香「と、とにかく……深い意味なんか、決してなくて……」

春香「ないんです、けど……」



春香「……今だけは……大好きな彼氏がいる、幸せな女の子のキブンに、させてください……」

P「……ああ、わかったよ。こっちおいで」


春香「……し、失礼します」 ドキドキ


スタスタ…ストン


春香(うっひゃー! わ私ったらなんてこと暖かい幸せうーわっほい! あわわわ!)

P「春香? 大丈夫か、顔真っ赤だけど……」

春香「だ、だいじょーぶです! 私はアイドルですよっ!?」

P「……それ、関係あるのか?」

春香「えへへ……わかりませぇん……♪」

P(まぁ、かくいう俺も……顔赤くなってるんだろうけど……)


春香「つ、ついでに……腕も回してくれたらなー、なんて」

P「こうか?」 ギュッ…

春香「~!! えへへぇ……」 スリスリ

P(春香の体、ずいぶん熱くなってるな……いろいろと柔らかいし。だ、だめだだめだ、煩悩が……)

春香(ぷ、プロデューサーさんの心臓の音を、背中に感じる……ドキドキ、してくれてるんだ……)


春香「わ、私いま……幸せです」 ギュー

P「そ、そうか、それは良かった」

春香「むむ……感想、それだけですか?」

P「そんなこと言ってもなぁ……はは」

春香「……もうちょっと、ロマンチックなこと言ってくれてもいいのになぁ……」

P(春香ってこんなキャラだっけ……かわいいけどさ)


春香「……んしょ」 クルッ

P「……春香、どうしてこっちを向くんだ? 顔が近いんだが」

春香「何か、言ってくれるまでこっちを向いています♪」

P「……」


P「……俺も幸せだよ。こんなにかわいくて優しい子と、近くにいれるんだからな」 ナデナデ

春香「……~!!」 ボッ

P「嫁にしたい、って言葉は……春香のためにあるようなもんだ」

春香「も、もういいです! 十分ですから……えへへ」


春香「ふふ……」 ギュー スリスリ

P「……幸せな女の子気分は味わえたか?」

春香「はい♪ でも、あとちょっと……」

P「はは……こんな大役、俺なんかでよかったのかな」

春香「……むしろプロデューサーさんじゃなきゃ、イヤですよ」 ゴニョゴニョ

P「え?」

春香「なんでもないでーす。 ……プロデューサーさん?」

P「ん、どうした?」


春香「いつも、私たちのために頑張ってくれて……ありがとうございます」

P「……それはさっきも聞いたよ」

春香「何度でも言います……何度言っても、足りないくらい。たくさんたくさん、ありがとうって」

P「そう連呼されると照れるな……はは」

春香「……わ、私は……」

P「ん?」

春香「……」



春香「私は、そんなプロデューサーさんのことが、大好きなんです……」


P「ああ、ありがとうな。俺も大好きだぞ!」

春香「……ふふ、ばーか」

P「えっ!?」


春香(わかってはいたけど、私の言ったことの意味は、プロデューサーさんには伝わりませんでした)

春香(でも、いいんです。私はいま、プロデューサーさんのご褒美のおかげで、こんなに幸せなんですから)

春香(……きっと、いつか)

春香(本当に……大好きな彼氏がいる、幸せな女の子になれると信じて)

春香(私は、明日もがんばります!)



春香編、終わり

閣下は乙女かわいい!間に合ってよかったです

乙乙

春香「おはよーございます!」

P「おう春香、オハヨウ。って今日は春香は休みじゃなかったか?」

春香「えっと、そうなんですけど……急なお休みだったので何もすることが思いつかなくて事務所に来ちゃいました。えへへ」

P「そうなのか。他のアイドルたちは今日も全員外に出てるしなぁ……」

小鳥「あら春香ちゃん、いらっしゃい」

春香「あ、小鳥さんお早うございます」

小鳥「どうしたの?今日はオフだったはずじゃあなかったかしら」

春香「それが、何も予定がなくて……」

小鳥「急な休みだものねぇ、お友達とも都合がつきにくいわよねぇ。……そうだ、プロデューサーさん!」

P「何ですか、音無さん?」

小鳥「最近アイドルたちにやってるアレ、春香ちゃんにもやってあげたらどうですか?」

P「ああ、アレですか。春香にはまだですからいいかも知れませんね……今日俺がオフだったなら」

春香「アレって何ですか?」

小鳥「ほら、貴音ちゃんにラーメン作ったりやよいちゃんをお嬢様にしたりしてたアレよ」

春香「ああ!アイドルのお願いをプロデューサーさんが叶えるアレですか!」

P「そうそう、だけど残念ながら今日は仕事があるからなぁ」

春香「ええー!でも、お仕事があるなら仕方ないですよね……」

小鳥「……でもプロデューサーさん。今日の仕事は他の日に回せるものが多いですよ。今日中にやっておかなければいけないことも細々としたモノばかりで、これぐらいなら私が代わりにやっておきますよ」

P「音無さん!?いや、そういうわけには」

小鳥「社長には私から連絡しておきますし、今日は春香ちゃんに一日付き合ってあげてください」

春香「でも、急にお仕事を休むわけにはいかないんじゃあ……」

社長「それなら心配は要らないよ」ズイ

P「社長!?一体どういう事ですか?」

社長「実はね、今日の天海君のオフは無しになった」

春香「ええ!?」

P「オフ無しって、何か急な仕事でも入ったんですか?」

社長「ああ、次のライブで使うステージ衣装があるだろう?アレの事で重要な打ち合わせがあるんだ。キミ、天海君と一緒に行ってきてくれないかね?」

P「急ぎなんですね、分かりました。じゃあ行こうか春香」

春香「うう……そうですね、お仕事頑張りましょう!」

社長「遅くまで掛かりそうだからそれが終ったらキミも天海くんも今日は直帰で構わないよ。済まないね天海君、折角のオフだったのに」

春香「いえ、お仕事があるのは嬉しいですから!じゃあ行ってきまーす!」

小鳥「行ってらっしゃい、気をつけてね」

ガチャバタン

小鳥「……上手いことやりましたね社長」

社長「何のことだい?それよりも今日は忙しくなりそうだ、音無くんも頑張ってくれたまえ」

P「なんてことだ、打ち合わせとサイズ合わせをやったのに30分で終わってしまった……」

春香「これ、今日やる必要があったんでしょうか?」

P「なかっただろうな。それにこの後は直帰でいいと言われてるし、これは社長に一杯食わされたな」

春香「あはは……あの、プロデューサーさん?」

P「うん?」

春香「直帰っていうことはこの後はオフなんですよね?」

P「そうだな。ちょっとケチついちゃったけど、春香はオフの続きを楽しんでくれ。俺は……」

春香「でしたら!例のアレ、私もお願いしてもいいですか?」

P「例のアレって言うと、アレか。うーん、事務所に帰っても社長と音無さんにどやされるんだろうし、うん、いいぞ春香。なんでもドーンと言ってくれ!」

春香「本当ですか!?でしたら……」

P「どうしてこうなった」

春香「プロデューサーさん?お口に合いませんでしたか?」

P「いや、このお菓子は凄く美味しいよ。紅茶もよく合ってる。春香が紅茶を淹れるのも得意だったなんて知らなかったなぁ」

春香「本当ですか!?良かったぁ、実は紅茶は最近練習してるんですけど上手く出来て良かったです!」

P「そうだったのか、しかし……」キョロキョロ

春香「ぷ、プロデューサーさんあまり部屋の中を見ないでくださいよぅ!」

P「ああすまんすまん。しかし想像通りというか、春香らしい女の子っぽい部屋だな」

春香「あわわ、だから見ないでくださいって!」

P「お、アレは学校の制服か。たまに事務所にも着てきてるけど春香によく似あってるよな」

春香「だからそういう恥ずかしい事を言わないでくださいよプロデューサーさぁん……」

P「ははは、ごめんごめん。部屋の中にいるとつい目についちゃってな。それで、この後どうするんだ?最初のお願いは家に遊びに来て下さいだったけど」

春香「むぅ……そうですね、もうすぐお昼ですしお昼ごはんをご馳走しますよ」

P「何かご馳走になってばかりで悪いな……」

春香「私がお願いしてるんだから気にしないでください。そのあとはお散歩に行きましょう!私、プロデューサーさんに見せたい場所がいっぱいあるんです!」

P「春香の思いでの場所とかか?それは楽しみだな」

春香「はい!それじゃあお昼の準備してきますね。あ、変なところ勝手に見ないでくださいよ?」

P「見ないよ!」

P「いやあ、実に美味かった」

春香「大げさですよ~、アレくらい誰でもできますって」

P「いやいやそんな事はないぞ?俺も一人暮らしは長いがアレほどのものは作れないしな」

春香「そうなんですか?……じゃ、じゃあ今度料理を教えに行きましょうか!なーんて……」

P「それは……流石にプロデューサーがアイドルを部屋に上げるのはなぁ。今日春香の家にお邪魔したのも中々危なかったと思うし、難しいだろうな」

春香「そう……ですよね……」

P「……そうだ!別に家じゃなくてもいいんじゃないか?例えば事務所で教えてもらうとか」

春香「事務所で……いいですねそれ!やよい達も一緒にやるとすっごく楽しそうです!……っと、ここですプロデューサーさん」

P「ここは、公園?」

春香「はい!ああ、やっぱり今日もいるんだ。おーい!」

子供「あ、天海春香ちゃんだ!」

子供「ホントだー!」

子供「ねぇ、また一緒にお歌を歌ってー!」

春香「あはは、いいよー!今日はあのお兄さんも一緒でいいかな?」

子供「あのおじさんだあれ?」

P「お、おじさん!?こほん、お兄さんはお姉ちゃんと一緒にお仕事をしてる人だよ」

子供(春香似)「このおじさん春香ちゃんの恋人なの?」ヒソヒソ

春香「ええ!?や、やだな~違うよ~。確かにプロデューサーさんは格好いいけど……」ヒソヒソ

子供(春香似)「そうなんだ。でも、仲良しさんなんだよね!」

春香「それは……うん!お姉ちゃんのとっても大事な人なんだ!」

P「おーい春香!こっちも手伝ってくれー!俺だけじゃあどうにもできん!」

春香「あはは、何やってるんですかプロデューサーさん!それじゃあ、私達も行こうか?」

子供(春香似)「うん!今日も春香ちゃんと沢山歌いたいな!」

春香「そうだね。おーい、皆!私達も混ぜてよ!」

春香「楽しかったですねー」

P「俺は凄く疲れたよ……」

春香「皆に凄く懐かれてたじゃないですか」

P「まあ、それは嬉しいんだがな……。次は何処にいくんだ?また電車に乗って」

春香「プロデューサーさんも知ってる場所ですよ!私の、私たち皆の大切な思い出の場所です!」

まさか、さるか
スレ埋まるからあんまり支援できないけど見ているぞ

P「ここは……」

春香「そうです、あの時のライブ会場です」

P「……思えばここからだったな、皆が勢いに乗り出したのは」

春香「そうですね。このライブの後からお仕事が段々増えてきて、皆忙しくなって……私もその事がとっても嬉しくて、楽しかったです」

P「俺もそんな皆を見てもっと頑張らなくちゃいけないと思ったんだ」

春香「そうやって頑張ってくれるプロデューサーさんがいたから私達も頑張れたんですよ!」

春香「……後もう一つ、ここでの思い出は私を支えてくれたんです。……プロデューサーさんっ!」タタタッ クル

P「春香?それは、キャラメル?」

春香「『大丈夫だよ』」

P「え?」

春香「ここでライブをした時の私が、そう言ってくれたんです。プロデューサーさんが事故にあって、皆がバラバラになっていくような気がして落ち込んでいた私を、あの頃の私と765プロの皆が立ち直らせてくれたんです」

P「そう……だったのか。……すまない」

春香「え?やだなぁ、なんでプロデューサーさんが謝るんですか」

P「そんな大事な時に俺は傍に居れなかったから……」

春香「居てくれましたよ。ここでのライブを開いてくれたのはプロデューサーさん達です。そうやってプロデューサーさんはいつだって私の傍にいてくれたんです」

P「それは……でも……」

春香「いいんですよ!プロデューサーさんはしっかり私たちの支えになってくれてます!そんなプロデューサーさんだから私は……」

P「春香?」

春香「……いえ、何でもないです!それよりも次に行きましょう!」

P「あ、おい春香!ちょっと待ってくれよ!」

春香「ええと、着きました!」

P「ここは……普通の通りに見えるけど」

春香「その通りですよ。だけど私にとっては特別なんです!」

P「まあ思い出の場所なんてそういうものかもな。俺もそうだし」

春香「プロデューサーさんの思い出の場所、今度私も見てみたいです!」

P「そうだな……うん、案内するよ。またいつか、絶対に」

春香「プロデューサーさん……えへへ、凄く嬉しいです」

P「あはは、それでここは何があった場所なんだ?」

春香「さっきの話の続きになるんですけど、元気になった私は皆に会いたくてライブ会場から事務所に向かってたんです」

春香「その途中、ここで皆からメッセージを貰ったんです。ほら、あのビルのテレビから中継が流れてて、もう私ビックリしちゃいましたよ」

P「その中継なら俺も見てたぞ。中々無茶をするもんだと思ったが……」

春香「でも、凄く嬉しかったです。皆が戻ってきてくれたって、そう思えて」

P「春香……」

春香「ささ、次に行きましょう!次で最後ですから、もう少しだけ付き合ってください!」

P「ああ、付き合うよ。何処にだって行ってやる!」

春香「ぷ、プロデューサーさん……付き合うだなんてそんな……」モジモジ

P「?おーい、春香ー?」

P「実はな、春香」

春香「はい?」

P「次に行く場所、なんとなく予想がついてるんだよ」

春香「そうなんですか?プロデューサーさん、流石です!」

P「そこは多分俺にとっても大事な場所で、他の皆にとってもそうだと思う」

春香「はい、そうだと私も嬉しいです」

P「今日は春香の大事な場所に連れて行ってもらえて嬉しかったよ。今まで知らなかったことも知ることが出来て、今までよりも春香の魅力に気づくことが出来たと思う」

春香「プロデューサーさん……私も、私のことをプロデューサーさんに知ってもらえて嬉しかったです」

春香「それで、今度は私もプロデューサーさんの事を沢山知りたいです」ピタ

春香「この、765プロで」

P「俺もだよ。今までも楽しいこと、辛いことが沢山あって、これからもあると思う。それを春香と、晴香達と感じていきたいと思う」

晴香「私もです!皆で一緒にアイドルやって、それをプロデューサーさん達が見守ってくれてる、それが私が一番やりたいアイドルの形ですから!」

P「ああ、任せておけ!皆まとめてトップアイドルまで連れて行ってやる!」

晴香「……プロデューサーさん」

P「おう、なんだ?」

春香「私がトップアイドルになって、それをやり遂げたらいずれは引退すると思います。その時にプロデューサーさんに伝えたいことがあるんです」

P「伝えたいこと?一体何だ?」

春香「今言っちゃったら意味ないじゃないですかー。とにかく!私はそれまでプロデューサーさんと一緒に頑張ります!だから、これからもお願いしますね!」

P「よく分からんが、頼まれた!」

春香「えへへ……あ、見てくださいプロデューサーさん!」

P「ん?お、なんだ皆事務所に戻ってきてたのか。あんなに窓に張り付いてなにしてるんだか……」

春香「あはは!じゃあプロデューサーさん、帰りましょうか!私たちの事務所に!」

お わ り

よし、終わった

イチャイチャは先にやってくれると信じていたのでちょっと真面目に短めに
拙いけど賭けて楽しかったよ

おつおつ!
残り的にもうさすがに千早とかはムリか

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

可愛かった
誰か真書いてほしいな

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