由比ヶ浜「ヒッキーと同じ大学行きたい！」 (28)
由比ヶ浜「というわけで勉強する！」
由比ヶ浜「まずはこのやさしい理系数学から始めよっと」
ｶｷｶｷ
由比ヶ浜「？……？？」
由比ヶ浜「……？」
由比ヶ浜「？？？？」
由比ヶ浜「ダメだ…もう……無理……」
由比ヶ浜「あたしってやっぱり馬鹿なのかな……」
翌日
由比ヶ浜「ゆきのーん……相談があるんだけど……」
雪ノ下「何かしら……？」
由比ヶ浜「数学についてなんだけど……」
雪ノ下「……熱でもあるのかしら？」
由比ヶ浜「ひどっ！？」
雪ノ下「だってあなたが自分から勉強の話をするなんて…そうね、例えるなら」
雪ノ下「比企谷くんが友達の素晴らしさを語りだすぐらい違和感があるわね」
由比ヶ浜「あたしそんな目で見られてんだ……」
雪ノ下「それで？なんの話だったかしら？」
由比ヶ浜「……もういい」
雪ノ下「……？」
由比ヶ浜「……確かにあたしって馬鹿かもしれない」
由比ヶ浜「でもさ……そうやって馬鹿にされてもあたしが傷つかないって思ってるなら」
由比ヶ浜「……それ間違いだよ」
雪ノ下「いや、違うのよ！これは……その……」
由比ヶ浜「……ゆきのんなんて……だいっきらい！」
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