やすな「ソーニャちゃん、そこで何してるの?」(149)

夕暮れの教室
やすなは忘れ物を取りに来てとんでもない場面に遭遇してしまった

ソーニャ「違うんだ!これは・・・・」

やすな「・・・・・・・・」

やすなが目にしたのは、ソーニャがやすなの使用している机に股間をこすりつけている瞬間だった

ソーニャ「その、帰ったんじゃなかったのか・・・・?」

やすな「忘れ物取りに来ただけだよ・・・・」

ソーニャ「そうか・・・・」

やすな「それより私の質問に答えてよ。今私の机で何してたの?」

ソーニャ「・・・・・・・」

ソーニャ「ごめん・・・・」

やすな「どうして謝るの?」

ソーニャ「・・・・・・・」

やすな「黙ってたらわかんないよ」

ソーニャ「だって・・・・」

やすな「だって何なの?」

ソーニャ「・・・・・・・」

やすな「わかった。もういいよ」

ソーニャ「えっ?」

やすな「私帰るから」

ソーニャ「ま、待ってくれ」

やすな「・・・・・何?」

ソーニャ「これは・・・・違う、違うんだ!」

やすな「何が違うっていうの?」

ソーニャ「これはほら、お前の机に汚れが付いてたからそれを綺麗にしようとだな」

やすな「ふーん、そっか・・・・。私の机を拭いてくれてたんだ・・・・」

ソーニャ「そうそう。まったく、変な勘違いはしないでくれ」

やすなは机の角の辺りを指でなぞると、何かで濡れた指先をソーニャに向けて突き出した

やすな「嘘だッ!!!!!」

ソーニャ「ちが・・・・それは・・・・」

やすな「違わないでしょ」

ソーニャ「・・・・・・」

やすな「酷いよソーニャちゃん・・・・。私、ソーニャちゃんのこと友達だと思ってたのに・・・・」

ソーニャ「ごめん・・・・」

やすな「・・・・・・・・」

ソーニャ「・・・・・・・」

あぎり「あれ~?二人ともまだ学校に残ってたんですか~?」

やすな「あぎりさん・・・・」

ソーニャ「あぎり・・・・。なんでここに・・・・?」

あぎり「教室の灯りが漏れていたので、消灯に~。二人は帰らないんですか~?」

やすな「今帰ろうと思ってたんです。バイバイ、ソーニャちゃん」

ソーニャ「やすな・・・・・」

あぎり(・・・・・・・・・)

次の日

やすな「・・・・・・・・・・」

ソーニャ「あ・・・・。お、おはようやすな」

やすな「うん」

ソーニャ「・・・・・・・」

やすな「・・・・・・・・」

ソーニャ(気まずくて会話が続かない・・・・)

ソーニャ「あ、あの、やすな・・・・」

やすな「もうすぐチャイム鳴るよ?」

ソーニャ「あ、うん。席につくよ・・・・」

ソーニャ(くそぅ、どうしたらいいっていうんだ・・・・)

昼休み 屋上

ソーニャ「・・・・・・・・・」

あぎり「あら~?ソーニャ、今日は一人でお昼ご飯なんですか~?」

ソーニャ「・・・・まあな」

あぎり「ふ~ん・・・・」

ソーニャ「何だよ?」

あぎり「やすなさんと何かあったんですか~?」

ソーニャ「な、何でだよ!?」

あぎり「いえ、昨日の放課後の二人の様子が不自然だったもので~」

ソーニャ「・・・・・・・・・」

あぎり「何かあったんですか~?」

ソーニャ「ああ、少しな・・・・」

あぎり「よかったら話してくれませんか~?何か力になれるかもしれませんし~」

ソーニャ「その・・・、ただの喧嘩だよ。お前が心配することじゃない」

あぎり「そうなんですか~?でも~・・・・」

ソーニャ「いいんだ。これは私の問題だ。ほっといてくれ」

あぎり「そうですか~・・・。わかりました。ではほっときます」

ソーニャ「ああ、そうしてくれ」

ソーニャ(やすな・・・・・)

放課後 元・忍者同好会の部室

やすな「靴箱にここに来るようにって書置きがあったんですけど、どうしたんですかあぎりさん?」

あぎり「はい~、実はソーニャのことでお話が~」

やすな「ソーニャちゃんの話ですか・・・・?」

あぎり「はい~。昨日の放課後から二人の様子が変でしたし、何かあったのかなと思いまして~」

やすな「それは・・・・・」

あぎり「ソーニャからはただの喧嘩って聞いてます~。でも、それだけじゃないんじゃないですか~?」

やすな「・・・・ただの喧嘩です。あはは、そんな心配しないで下さいよあぎりさん。」

あぎり「本当に~?」

やすな「・・・・・・」

あぎり「やすなさん、ただの喧嘩ならどうしてそんな悲しそうな顔してるんですか~?」

やすな「それは・・・・」

あぎり「よかったら話してくれませんか~?話して楽になることもあると思うんです」

やすな「実は・・・・」




あぎり「なるほど、そんなことがあったんですか~・・・・」

やすな「はい・・・・。友達だと思ってたソーニャちゃんが、まさかあんな汚いことして嫌がらせをしてたなんて・・・・」

あぎり「話は変わるんですが、やすなさんは自慰ってしってますか~?」

やすな「ジー?アルファベットのですか?」

あぎり「言い方を変えましょうか~。じゃあ、オナニーってどんなことか知ってますか~?」

やすな「以前教室で男子がそういう話してるのが聞こえたことはありますけど、それが何かまではちょっと・・・・」

あぎり「なるほど~。多分なんですが~、ソーニャはやすなさんが嫌いであんなことをしたんじゃないと思いますよ~?」

やすな「え?」

あぎり「むしろやすなさんを好きでああいう行為をしてたんじゃないでしょうか~?」

やすな「どういうことですか?」

あぎり「う~ん・・・・。なんて説明したらいいんでしょうか~・・・・。やすなさんにはまずオナニーを知ってもらう必要があるかもしてませんね~」

やすな「それはどういうものなんですか?」

あぎり「そうですね~、これは実際にやってみる方が理解が早いかもしれませんね~」

やすな「そうなんですか」

あぎり「では、実際に体験してもらうので今日は私の家に泊まりに来ませんか~?」

やすな「わかりました。じゃあ、家に電話しないと・・・」

ガタガタッ

やすなあぎり「「!?」」

空き教室のロッカーが揺れた

やすな『あぎりさん、も、もしかしてあのロッカーの中には殺し屋がいるんでしょうか・・・・?』ビクビク

あぎり『そうですね~・・・・。なんとなく想像はつきますが~、その想像は間違ってはいないと思いますよ~』ヒソヒソ

やすな『ど、どうするんですかあぎりさん?学校で戦うんですか?』ビクビク

あぎり『いえ、ここはこっそりと逃げるのが正解ですね~。ついてきて~』ヒソヒソ

やすな『は、はい』

二人は息をひそめ、こっそりとその場を後にした

ソーニャ「二人はもう帰ったのか・・・。しかし、とんでもないことを聞いてしまったぞ・・・。あぎりの奴・・・・」ギリッ

ソーニャ「あぎりの家にやすなが連れ込まれたりなんかしたらどんなことされるかわかったものじゃない。なんとか阻止しなければ・・・」

ソーニャ「でも、一体どうしたらいいっていうんだ・・・・」

ソーニャ「それでも、一体この私に、何ができるっていうんだ・・・・」

ソーニャ「とにかく行動だ。あぎりの家は知っている。先ずは行ってから考えよう」

スーパーマーケット

あぎり「やすなさん、今日の夕食は何にしますか?何でも好きなものを作ってあげますよ~?」

やすな「ほんとですか!?じゃあ鍋が食べたいです!」

あぎり「うふふ~、いいですよ~。じゃあ、高級なスッポン鍋にしましょうか~」

やすな「わ~、私スッポンって初めて食べるんですよ~。楽しみだな~」

あぎり「他にもうなぎやニンニク料理なんかも作りましょうか~」

やすな「えへへ、そんない食べ切れるかな?」

あぎり「うふふふふ、残ったら明日食べればいいから心配しないで下さい~」



ソーニャ「あぎりの奴、やすなにそういうのを食べさせるってことは・・・・。くそっ、なんとかできないのか・・・・」

ソーニャ「くそっ、結局二人はあぎりの家に入ってしまった・・・・。だが時間的猶予はまだあるはずだ・・・・」

ソーニャ「スッポン鍋などの調理、そして食事には結構時間がかかるはずだ・・・。そしてその間に私にできること・・・・」

ソーニャ「考えろ・・・・、考えるんだ・・・・」

ピンポーン

あぎり『は~い、誰ですか~?』

あぎり『あれれ~、誰もいませんね~?』

ソーニャ(くそっ、ピンポンダッシュに乗じてあぎりの家に忍び込もうと思ったが、そもそも忍者のあぎりにそんな隙があるわけもなかった!他の手を考えなければ・・・)

ソーニャ「そうだ、熱感知式のスコープで家を見てみよう。何かわかるかもしれない!」ジーッ

ソーニャ「これは・・・!?断熱材を使っているのか・・・・。これじゃあ内部の様子を知ることはできない・・・・」

ソーニャ「だったら盗聴だ。指向性マイクで集音してみよう・・・・」

ソーニャ「防音素材を使っているのか・・・?くそっ、さすがあぎりの忍者屋敷、一筋縄ではいかないか・・・。レーザー式盗聴器なんかはさすがに持ってないしな・・・・」

ソーニャ「一体どうしたら・・・・」

あぎり「ふんふふ~ん♪」

やすな「あぎりさん、まだできないんですかー?」

あぎり「もう少し待ってて下さいね~」

やすな「は~い。まだかなまだかな」

あぎり「あれれ、電話です~。やすなさん、すみませんけど鍋を見ててもらってもいいですか~?」

やすな「はーい、任せて下さいっ!」

あぎり「ソーニャが電話だなんて珍しいですね~」

ソーニャ『やすなはそこにいるのか?』

あぎり「ええ、いますよ~」

ソーニャ『やすなにおかしなことしたらただじゃ済まさないぞ』

あぎり「うふふ」

ソーニャ『あぎり・・・・、お前まさか・・・・!』

あぎり「ソーニャはほっといてくれって言ってましたよね~?ですから私は知りませ~ん」

ソーニャ『なん・・・・だと・・・・。待て、ちょっと待ってくれ・・・・』

あぎり「嫌で~す」

ソーニャ『頼む!あぎ

プツッ

あぎり「思いのほか長電話してしまいましたね~。さて、鍋の様子を見に行きましょうか~」



ソーニャ「あぎりの奴・・・・」

あぎり「はい、スッポン鍋とその他ご馳走の完成で~す♪」

やすな「うわあ~、すごい豪華~」

あぎり「それではいただきましょうか~」

やすな「はい!いただきまーす!」

あぎり「召し上がれ~。あ、そうだ~。やすなさん、これを使って下さい~」

やすな「これはスパイスですか・・・・?」

あぎり「はい~。【天然由来の成分】を使ったもので、とってもいいものなんですよ~。せっかくなのでどうぞ~」

やすな「はい、じゃあちょっと使ってみますね」サッサッ

夜更かししすぎて気分が悪いので数時間寝ます




あぎり「あれれ~、やすなさんどうしたんですか~?なんだか暑そうですけど~」

やすな「はい・・・・。食べすぎちゃったのかな・・・・?何だか体がおかしくて・・・・」ボーッ

あぎり「それはいけませんね~。寝室で休みましょう~」

やすな「すみませんあぎりさん・・・・」フラフラ

あぎり「ああ、立たないで~。私がおんぶしてあげますから~」

やすな「すみません・・・・」

あぎり「よいしょっと~。では行きますよ~」

やすな「・・・・んっ・・・っ・・・・ぁ・・・・///」ムズムズ

あぎり「やすなさん、どうかしましたか~?」

やすな(あぎりさんがおんぶしてくれるのはいいけど、手が変なとこに当たってるなんて言えない・・・・)

やすな「い、いえ、何でもな・・・・あぅぅ・・・・///」ビクッ

あぎり「うふふ、ではお布団に寝かせますね~」

やすな「・・・・・・はい」ボーッ

あぎり「では制服っていうのものあれなので、お着替えしましょう~。さ、脱ぎ脱ぎしましょうね~」

やすな「でもぉ・・・・」

あぎり「よいではないか、よいではないか~」ゴソゴソ

やすな「うぅ、恥ずかしい・・・・///」

あぎり「あれれ~、やすなさん、下着が少し濡れてますよ~?どうしたんですか~?」

やすな(さっきおんぶしてもらったときだ・・・・。何でだろう、あぎりさんに触られたらすっごくおかしな気分になって・・・・それで・・・・)

あぎり「まあ、下着も脱ぎ脱ぎしましょうか~」ググッ

やすな「ま、待ってあぎりさん・・・・!」

あぎり「でも、着替えないと~。ほら、やすなさんのここ、こんなになってますけど~」

やすな「ふぁぁ・・・・///」

あぎりはやすなの下着の下腹部をまさぐると、濡れた指先をやすなに見せた

あぎり「おもらしではないですよね~。やすな、さん、何だかわかりますか~?」

やすな「わかんない、わかんないよ・・・・。で、でも、何だかこういうことはいけないことだと思うからやめて下さいあぎりさん!」

あぎり「そうですしょうか~?ちょっと失礼」サスサス

あぎりの指先がやすなの股間の割れ目を優しくなぞった

やすな「くっ・・・・ん・・・・///」

やすな(何で!?すごく気持ちいい・・・。でもきっとこんなの本当はいけないことなのに・・・)

あぎり「今、気持ちよく感じませんでしたか~?体が気持ちよく感じるってことは、いけないことじゃないんですよ~」サワサワ

やすな「で、でもぉ・・・・」

あぎりの手がやすなの体をゆっくりと撫で回す
いつの間にかやすなの下着は脱がされ、一糸纏わぬ姿で布団に倒されていた

あぎり「やすなさん、とっても可愛いです♪」

やすな「な、なんですかいきなり・・・・」

あぎり「やすなさんは腋や下の毛がありませんけど、まだ生えてないんですか~?」

やすな「うぅ・・・・、そうですけど・・・・」

あぎり「やすなさんの体、とってもすべすべで気持ちい~です~」スリスリ

やすなの体にあぎりが頬ずりをする

やすな「やん・・・・あぎりさん・・・・ダメです・・・・」

あぎり「うふふ~、そんなこと言ってもやすなさんの体はこんなになってるじゃないですか~」

あぎりの指、そして舌がやすなの体を這い回る
あぎりの指先、舌先が動くたびに、そしてあぎりの髪、吐息がかかるような些細な刺激でもやすなの体は熱く反応していた
生まれて初めての感覚に戸惑いを覚えるやすなとは裏腹に・・・・

やすな「あぎりさぁん・・・・///」トローン…

やすなは焦点の合わない目でぼんやりとあぎりを見つめる

あぎり「大丈夫、私に任せてください~。うふふふふ~♪」

ソーニャ「どこだ!やすなとあぎりは・・・・。この部屋か!?やすな!」バンッ

あぎりの家に侵入したソーニャは、ようやく上階の寝室へとたどり着いた

あぎり「しーっ、ですよソーニャ。やすなさんが目を醒ましてしまいます」

ソーニャ「あぎり・・・・!何でお前がやすなと一緒に布団で寝てるんだよ・・・・」

あぎり「知りたいですか~?」ニコニコ

ソーニャ「・・・・そこの脇に脱ぎ捨てられてるの、やすなの制服と下着か?」

あぎり「そうですね~」

ソーニャ「そうか・・・・」

あぎり「やすなさん、可愛かったですよ~。それはもうすっごい乱れようで~」

ソーニャ「あぎり・・・・殺してやる・・・・」

あぎり「いいんですか~?私を殺せば、やすなさんの中で私は永遠の、そして絶対的なものとして永久に記憶に残っちゃいますよ~?」

ソーニャ「構わない。やすなを穢したお前だけは絶対に許さない」

あぎり「ソーニャこわ~い。やすなさん、やすなさん、起きて下さ~い」ユサユサ

やすな「う、う~ん・・・・」

ソーニャ「お、おい、やめろよあぎり」

あぎり「フッ」

プスッ

ソーニャ「油断した・・・・。枕に吹き矢を隠してたのか・・・・」クラッ

あぎり「うふふふ~。これで体はしばらく自由には動かせませんよ~」

ちょっと数時間出かけてきます

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