DIO「総武高校…とはなんだヴァニラアイス…」 (64)

ヴァニラ「DIO様!
速報でございます。
エンヤ婆の情報によると…
後20分ほどでDIO様の体が承太郎の母国日本のChibaというところに飛んで行ってしまわれる模様!!」

DIO「は?」

ヴァニラ「では…ご支度を用意させていただきました。
DIO様は長身故に特注となってしまいましたがこちらが制服、普段着、寝間着、下着等の衣類、こちらが洗面用具などの生活必需品。
またお財布には一応6万円入れておきました。

転入などの手続きはこちらで済ましておきますので…」

DIO「全く訳が分からないのだ……」

ヴァニラ「DIO様!
そろそろお時間のようでございます!」

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DIO「ぐああああああああ
痛ィィ~~~~」シュウウウン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本では…


三浦「ユイ~
聞いた!?
明日転校生が来るらしいって話!」

由比ヶ浜「嘘でしょ!?
どんな子かな~」


~奉仕部~

由比ヶ浜「って話を優美子としたの~~って聞いてるの!?
ヒッキー!」

八幡「おう!
聞いてたぜマジ聞いてた。」

由比ヶ浜「それでねー男の子らしいんだよねー」

八幡「ああ、よく言うイケメンだったらいいなーって奴だろ?
転入生くるってなってあれ絶対クラスで一人は言うよな。」

雪乃「転校生ね……
興味深いわ…」

八幡「珍しいな。
お前が他人に興味持つなんて。」

雪乃「うむ

ではそろそろお開きのようだな。」

雪乃、八幡、由比ヶ浜
「帰るぞ!」バァァーーーーン





~~~~~~~~~~~~~~~~~~
DIO「地図はダービー弟が書いたと言っていたが……
地図書くの下手だなあいつ。
上が北とはゲーム以外では限らないんだぞ。

おっ、このアパートだな。
ってボロッ!」

DIO「なんだここは……
このDIOにこんな死にかけ大家のボロアパートに住めと申すかヴァニラアイス……」

DIO「おっと…鍵は持っているのだが…
先にお隣さんに挨拶をしなければ……」ピンポーーン

お隣「はーーーい」ガチャ

DIO「こんばんは!
夜分遅くに申し訳ございません!
お隣に越させていただきました出魚です!
これッ!つまらないものですがッ!」

お隣「(背高い!かっこいい!これは…エジプトで流行りのスフィンクスくん人形ッ!超好青年ね!)」

お隣「いえいえ!
これからはお隣さん同士、助け合って行きましょうね!」

DIO「はい!
失礼致しました」

DIO「ふぅ…」ガチャ

DIO「いつもヴァニラ達が俺を至上の悪とか言って崇高しすぎるせいで…本来の俺が消えてしまいそうだった…

飯だって本当はエジプトの王将でギョウザ食べたかったのに…あいつらが変な目で見てくるから女の血だし……」

DIO「ここでは自分に嘘を付かずに生活できるな。」

DIO「そうだ。
飯を食わなくては。
ヌケサクはヴェントゥー屋とやらで弁当を買って食えと言っていたが……

少ない所持金からすると…やはりsupermarketとやらで食材を買って来て…
軽く料理をした方が良いか……」

DIO「イマイチよくわからないが…
取り敢えず買い物をすれば良いのだな…」

つメモ
カレー

ルー
人参
ジャガイモ
牛肉
チンするゴハン

DIO「ヴァニラが持たせてくれたメモ…
活用しよう。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

DIO「店員さんに聞きながらだが……
無事食材の入手に成功した。
あとは対価を払うのだな。」

レジ打ち「しゃーーーせーーー
ルーが一点、ジャガイモが一点、ニンジンが一点、チンするゴハン一点、牛肉一点で836円になりやーーーす。」

DIO「大きくてすまぬ。」
つ10000円

レジ打ち「…………………うざ…………」

DIO「貴様……
このDIOに対してその態度はなんだ…?」

レジ打ち「うざいんですよ!お客さん!
会計めんどくせえし何より俺金持ってますよってアピールするのがうぜえッ!」

DIO「ほう……
どうやら『クビ』になりたいようだな」ゴゴゴゴゴゴゴ

レジ打ち「ちょうど潮時かと思ってたんすよ…
あんたみたいなうざい客も多いし、
客にペコペコするのもすきじゃねんすよ…」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

店長「お客様!誠に申し訳ございませんッ!!
この店員には厳重に注意しておきますので……

そうだ!これを差し上げましょう!」

つお客様ご優待券

1ヶ月間当店で1日1000円分お買い物いただけます


DIO「ほう……
ならずらかるとしよう……」

店長「ありがとうございましたッ!」

ガチャ

DIO「ふぅ…
もう9時半か……
さっさとカレーを食べて寝るとしよう。
仕方ない明日の朝食もカレーだな


そうだ!明日の朝には昼食の弁当も作らなくては!

明日の朝だと慌ただしいし、……

行きづらいがもう一度あの店で買うしかないな……」

DIO「飯食ってからでいいか………」

DIO「さて……
作り方はどこにも書いていない…」

DIO「見よう見まねだな。」

ジョリジョリ…ジョリジョリ…

DIO「流石にエンヤ婆ほど薄くは剥けないな…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~



DIO「出来た!」

DIO「ふむ…
くそおやじの料理を作っていた甲斐がようやく見つかったようだな…」

DIO「うまい……!
溢れ出るコク!
包み込まれるようなジャガイモ!
絡みを帯びた牛肉ッ!」

DIO「これは気に入った!
このDIOはカレーを気に入ったぞォォ!
ジョジョォォォォォォォォォォォ!」

DIO「うまかった……
ご馳走さま……」

DIO「なんだか今日は色々なことがありすぎてもう眠い……
明日で良いか……
明日は明日の風が吹く…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~次の日~


平塚「皆さんも、目玉焼きの焼き方にとやかく言うような男と付き合わないように!!
男子の皆さんもそんなことを言ってはならん!!」

平塚「それと……
今日はもう一つ…重要なお知らせが君たちにある。

このクラスに新しい仲間が増えることになった。」

八幡「(そっちが後回しかよ……)」


モブ女「イケメンだったらいいなー」

八幡「(ほらな)」

由比ヶ浜「ほんとだ……」

平塚「入ってくれ。
出魚くん。」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

一同「ッ」

エジプトから越してきました…

DIO「エジプトから越してきました…出魚です。よろしく…」

ザワザワ…ザワザワ…

モブ「かっこいいけどすごい迫力……」

モブ2「おっきーーい!」

平塚「では…あそこに座ってくれ。」

八幡「(俺の前かよ…)」

平塚「後ろの奴は頼りにならないので…
何かわからないことがあれば前の大岡に聞いてくれ」

DIO「(全く何もわからないのだが…
後ろの奴は頼りにならんらしいな…)」

DIO「よろしく。」

大岡「……ああ…うん…」

DIO「君もだよ。」

八幡「おお……」

自演のにおいがプンプンするぜ

>>21
自演じゃあないよ

教師「ペラペラペラペラペラペラ」

DIO「さっぱりわからない…」



DIO「俺も一応大学に入ったが…数学なども公式が違うようだな…」

DIO「誰かが優しく教えてくれないものか……」チラッチラッ

DIO「(どのくらいの期間ここにいなければいけないのかもわからん……
もしかしたら1年、いや…100年、永久にかも……)」

DIO「(そうなるとヴァニラアイスの言っていたとおり不景気で学歴社会の日本では、
まともに食っていけぬ……)」

DIO「比企谷くんだね……
少し教えてもらいたいところがあるのだけれど…」

八幡「(なんだこいつ?
何が目的だ…?
転校早々クラスに馴染んで数学苦手な俺を貶めようとしてるのか……?
違うな!何故ならそんなに俺のことを知っている奴がいないから!
フッハッッハッハッハッハ)」

八幡「ハッハッハッハッ」

DIO「何ィ!?」

八幡「(しまった!何故か笑い声が出てしまった!)」

DIO「数学が苦手というのが……そんなに面白いことか……
そうかそうか……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

八幡「~~~ということで転校生と口論になったんだ。」

由比ヶ浜「ていうかヒッキー気圧されてなにも言えてなかったけどね…」

ガラッ

雪乃「はあハアハアハアハア
し…死ぬかと思ったわ……」

八幡「どうしたんだ!?」

雪乃「転校生に追いかけられて……
はっ!ふせて!」

カーズ「いいじゃあないか~!
餌の餌よォォ!
貴様は美しい!
ウィンウィンさせろォ!
フッハッッハッハッハッハフッハッッハッハッハッハ!
」ドカーーーン

由比ヶ浜「ヒッ!
ドアがッ!」

カーズ「ううん……
なんだァァ?
あの男は?
この時代に餌がいるとはな!」

DIO「ほう……
中々訳知りらしいが…
このDIOをとって食っちまうってことが…

できるのかぁッ!?」

カーズ「中々味の良さそうな餌ではないか…
食べ応えがありそうだ…」

カーズ「(てかなんで柱の男って吸血鬼のこと食糧とかじゃあなくて餌って言うんだろ?
なんか家畜みたい)」

DIO「WRYYYYYYYYYY!!!!
その言葉は宣戦布告と受け取って良さそうだなァッ!!」

カーズ「フッハッッハッハッハッハフッハッッハッハッハッハフッハッッハッハッハッハ!!!!!
面白い……見せて見よ!」

雪乃「なんでこんなに声が大きいのかしら…」

由比ヶ浜「喧嘩はダメだよ!
そうだ!
>>33
で決着をつけようよ!」



F-MEGA

カーズ「ほほう…
F-megaか……」

DIO「なんだろうこの既視感というかなんと言うか変な感じ」

由比ヶ浜「決着はF-megaで
と学校で教えてもらったよ!!」

DIO「コースは……
このルイージサーキットみたいな単純なコース…」

カーズ「グランツーリスモほど細部には凝っていないから…
まあ良いだろう!
ドリフト勝負なら苦手だったので丁度良かった!」

雪乃「ラップは5ね」

八幡「始まるぞ……!」

ドゥゥゥゥゥーーーン

カーズ「よしッ!!
勝負はスタートダッシュですでに決まっている!!」

DIO「確かダービー弟がここでは一旦ニュートラル状態で進入するのがよいと言っていたな!」

カーズ「むっ

ピッタリ後ろに付けて、スリップストリームを狙うか!」

DIO「フフフフフフフフ……
来るべき日までは物陰で力を蓄え…
その時が来れば一気に行動に移す…
まさにこのDIOの得意とする戦法だッ!」

カーズ「くそッガンガン当たってきおって」

カーズ「まずったな……

(口では困ったふりをしながらも実はもう勝利までの方程式の解は出てあるッ!
それが汗をかかずに勝つこのカーズの謀略!)」

DIO「きさま……

私が強いからといってすぐに状況を飲み込んでもらっては困る……
ほんのわずか残っていた希望を踏みにじるのが至上の喜びだと言うのに…!」

カーズ「(ムカつくなコイツマジうぜえ
何買った気になってんだよこいつ」

DIO「これはッ!
貴様の後ろにピッタリ付きすぎて
ブラインドだった方向にフェイントで激突だと!?」

カーズ「読みが浅いなあァァァ!?
出 魚 クゥゥゥゥゥン!」

八幡「レースは4週目、ほぼ終盤だ……」

雪乃「2人の距離は30mほど…」

由比ヶ浜「何か大きな失敗がない限りカーブの少ないこのコースでは差が縮まらないだろうね…」

DIO「名は何と言ったか……
わからないのだがお前は一つ勘違いをしている……

言葉にだって未来を変える力があるのだよ。」

カーズ「!?」


DIO「だが……
言葉に重みを持たせるには

勝者である必要があるッ!!」

カーズ「(いきなりなに言ってだコイツ?
)」

八幡「そいつは……
違うんじゃあねえのか?
出魚くん……

俺は人に教えることはできないけれど…
敗北から学んだこともたくさんあったぜ。」

DIO「ノンノンノン!

そうではないのだ八幡よ。

貴様が学んだこととは、次にまた負けないための『逃げる術』でしかない…

負けないのではないッ!!
勝負まで持ち込ませないのでもないッ!」

カーズ「(うぜえもうファイナルラップだし…)」

DIO「勝つのだ!
これからも揺るぎなく勝ち続けるためにッ!
一本目は絶対に落としてはならない!」

カーズ「おまえ……
まさかこの状況からの勝算があるというのかッ!?」

DIO『世界ッ!
時よ止まれッ!』

ピタッ シーーン

DIO「そう……
私は貴様とコントローラーを入れ替える…
そして貴様に2発蹴りを入れるッ!」ゲシッゲシッ

DIO「時は動き出す……」

カーズ「何ィ!
一瞬で貴様が前にッ!
何をしたのだ!
しかも貴様蹴りやがったな!
制服に足跡がついているッ!」

DIO「勝てばよかろうなのだァ!」

カーズ「(心の底からうぜえ)」

八幡「もうすぐゴールインだ…」

カーズ「こんなクソ野郎の餌になるというのか…」

DIO「WRYYYYYYYYYY!!

残念だったな…
敗者にコンティニューはないッ!」

ガラッ

吉良「君たち……
部室で堂々とF-zeroとは
中々勇気があるじゃあないか…

キラークイーン!第一の爆弾!」

ドカーーーーーーーン



雪乃「ああッ!
私のスーファミがッ!」

八幡「吉良先生!」

DIO「きさま
見ていたなッ!」

カーズ「勝負の邪魔をするとは……」


吉良「君は私のキラークイーンを見た!見てしまった!」

DIO「そのことは秘密で通そう」ボソッ

吉良「おけ」ボソッ

吉良「ゴラムゴラム…
ところで君たちは>>45という遊びを知っているか……

私は部活の顧問をやっていないので
どうも暇でね…」

雪乃「面白そうね」

缶蹴り

八幡「缶蹴りか……
やったことねえな……」

由比ヶ浜「ヒッキー……」
DIO「この俺はその遊びを知っているぞ!」
カーズ「私の時代にはなかったな…」

全員「ジャンケンポン!」


八幡「最初は俺が鬼か…
場所はこの校舎の中だ!
早く隠れろ!10.9.8.7.」


吉良「フフフフフフフフ
跳び箱の中にでも隠れようかな…」

雪乃「私は盲点をついて奉仕部部室の用具箱よ」

カーズ「私は体を折って通気孔の中だ」

由比ヶ浜「あたしはーー、
入り口近くの階段の影!」

DIO「この出魚は保健室のベットの中だ!!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

吉良「楽しかったな…
あまりにも画にならないのでカットさせていただいたよ…」

由比ヶ浜「吉良先生それは言わない約束です。」

吉良「そうだな…
日もくれてきたし…
今日は最後に
>>54をして解散としよう。」

カーズ「ほう…なかなかのチョイスだな…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

吉良「ふぅ…
楽しかった缶蹴りは…

余りにも画にならないのでカットさせていただいたよ!

日も暮れてきたし…
最後に>>54をして今日は解散としよう。」

カーズ「中々センスのあるチョイスじゃあないか?」

ASB

吉良「ASBをするぞ」

雪乃「ステマじゃない」

DIO「これまでのバカみたいなくだりは全てこのためだったのか…」

吉良「違うぞ断じて
では6人での総当りを行って最下位が一位の命令を聞くということでどうだ?」

八幡「異議なし」

吉良「ではまず出魚と雪ノ下の勝負だな…」

DIO「この出魚は勿論…
DIO様だッ!」

雪乃「私はジョナサンよ」

DIO「なにッ!」

雪乃「あら?
何か異存があるの?」

DIO「ムムム」

吉良「ではバトルスタートだッ!」

由比ヶ浜「うわー
DIOと出魚君
声にてるねーっ!」

出魚「(まずい…
ジョセフならまだよかったものの…
俺は経験的にもジョナサンとは相性が悪い…)」

ラウンド1!ファイッ!

出魚「だがッ!
スタンドを得たこの出魚のッ!
敵ではないッ!」

DIO ザワールド トキヨトマレッ!

雪乃「いきなり時間停止!?」

DIO ムダムダムダムダムダムダァーッ!

DIO トキハウゴキダス…

ジョナサン ぐはっ…

出魚「この俺はッ!
姑息にイージービートだッ!」

雪乃「まずい!
こんな序盤から勝負に出てくるとは考えもしなかったッ!」

吉良「安価がこんなに面倒くさいとは思わなかったよ……」

雪乃「もうしないわ」

DIO「ではもう一度あの男の力を借りるとしよう。」

ボス「キングクリムゾン…!!」








ボス「時はふたたび刻み始める…」

カーズ「なんだァ!?
いきなり日がくれたぞ!?」

八幡「時計も1時間ほど進んでいる…」

雪乃「今日はもう解散にしましょう」

吉良「私は八時までに家に着いておきたいのでこれで失礼するよ…」

カーズ「先生も帰ったことだし…
このまま寄り道でもせんか!?
母は得体の知れないグツグツのシチューしか作ってくれないのだ…
転校祝いの一つぐらいあってもよいと思うのだが!」

DIO「(無駄!遣いもできんしな…
何しろそろそろバイトでもしないと…
家計が苦しいな…
でも付き合い悪い奴だと思われたくないし…)」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月14日 (火) 18:32:37   ID: 2_TEsb71

何でこれ組み合わせた

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