雪ノ下「この子、あなたの子よ」 (275)

比企谷「え?言ってる意味がわからんのだが……」

雪ノ下「ほら八子、お父さんにあいさつしなさい」

八子「こんにちは、お父さん」

比企谷「それで、この子は誰の子だ?」

雪ノ下「何を言ってるのかしら、私とあなたの子以外にありえないでしょう」

比企谷「俺とお前は一回もそういう関係になった事ないだろ……」

八子「お母さん、お腹がすきました」

雪ノ下「そうね、丁度いい時間だしそこのレストランで食事をとりましょう」

比企谷「じゃあ俺は忙しいから帰る、さようなら」

雪ノ下「待ちなさい」

比企谷「まだなんか用か?オママゴトに付き合ってる暇はないからな、早くしてくれ」

雪ノ下「この子の面倒を今日1日見てくれないかしら」

比企谷「だからその子は一体誰の子なんだよ」

雪ノ下「何度も言うようだけどあなたの子よ、正確にはあなたの子になる予定とでも言えばいいのかしらね……」

比企谷「俺の子になる予定?どういう意味だ?」

雪ノ下「少しややこしいのだけれど、この子は元々姉さんの産んだ子なの」

比企谷「じゃあますます俺関係ないだろ」

雪ノ下「いいえ、関係おおありよ」

比企谷「なんでだ?」

雪ノ下「あなたと姉さんとの間にできた子だから」

比企谷「は…………?」

雪ノ下「高校時代あなたは1度姉さんと関係を持ったのは覚えてないかしら?」

比企谷「俺が雪ノ下さんと………あっ………」

雪ノ下「その1度の過ちで姉さんは妊娠してしまったわ、高校生のあなたに迷惑はかけまいと黙っていたらしいの」

比企谷「本当なのか………、それでなぜ今お前の子になってるんだ?」

雪ノ下「姉さんは子育てに向いてるような性格ではなくてね、子供をほっぽりだして遊びに行ってたのよ、それで私がこの子を育てる事にしたの」

比企谷「そんな事が……結果的にお前に迷惑をかける事になって本当にすまないと思っている」

雪ノ下「とりあえず、あなたには責任をとってもらうわ」

比企谷「そうだな……毎月少しばかり養育費を振り込むくらいなら……」

雪ノ下「そんな事はしなくてけっこうよ」

比企谷「ならどうすれば許してくれるんだ…?俺にできる事ならなんでもするが…」

雪ノ下「私と結婚して、この子を一緒に育てるのよ」

比企谷「結婚………・えっ!?」

雪ノ下「そうよ、元々あなたの子なんだから親として育てる義務があると思うのだけれど」

比企谷「それはそうだが………、お前は俺と夫婦になってもいいのか?」

雪ノ下「えぇ、このさい仕方ないと思ってるわ、この子の為でもあるもの」

比企谷「とりあえず結婚となるとな、家族にも事情を説明しないといけないし……」

雪ノ下「えぇ、ご家族には私の方からも近々あいさつに行く予定だからあなたも一緒にね」

雪ノ下「そろそろお昼を食べましょう、八子も待たせてるし悪いわ」

比企谷「そうだな……、八子は俺が父親で納得してくれてるのか……?」

雪ノ下「えぇ、毎日あなたの写真を見せてこれがお父さんよって教えてあげてるから大丈夫だと思うわ」

比企谷「そ、そうか……」

雪ノ下「八子おいしい?」

八子「うん、とってもおいしいよお母さん」

比企谷「なんというか…俺の子とは思えないほど可愛い子だな……」

雪ノ下「私も最初疑ったわ、本当にあなたの子かどうかをね」

比企谷「まぁ俺に似なくてよかったな……」

雪ノ下「今日は楽しかったわ、結婚式だけど来月の下旬あたりにしようかと思ってるのだけれど」

比企谷「結婚式するのか……俺誰も呼べるような友人いないぞ……」

雪ノ下「あの材……なんとか君とかいるじゃない」

比企谷「あいつは友達じゃねーよ……」

雪ノ下「婚姻届は家に置いてあるから、来週にでも提出しようと思ってるからそのつもりで」

比企谷「わかったよ……それじゃあ、またな」

雪ノ下「えぇ、ご家族にもよろしくね、八子お父さんにさようならって」

八子「お父さん、バイバイ~」

比企谷「またな八子」

比企谷「ただいま」

小町「お兄ちゃんお帰りー、もしかしてなんかあった?いつにもまして顔がきもいよお兄ちゃん」

比企谷「あぁ、小町に言っておかないといけない事がある……驚くなよ?」

小町「なになに~?」

比企谷「結婚する」

小町「えー!!!誰と結婚するのお兄ちゃん!!」

比企谷「雪ノ下とだ」

小町「えっ!!!雪乃さんと!?お兄ちゃん最近雪乃さんとは全然会ってなかったんじゃないの?」

比企谷「あぁ、俺も久しぶりに会ったんだが」

小町「久しぶりに会って結婚までするとか、お兄ちゃん何があったの一体?」

比企谷「それとだな………、子供ができた」

小町「えっ!!!子供??会って早々子供できるってどういう事!!?」

比企谷「それなんだが………」

小町「ほんとごみいちゃんだね……それでお兄ちゃんは雪乃さんと結婚する事についてはどう思ってるの?」

比企谷「雪ノ下が俺の子供を育ててる以上俺も一緒に育てる義務はある……」

小町「そうじゃなくて雪乃さんの事をどう思ってるかだよ」

比企谷「そうだな……、正直好きなのかもしれない……」

小町「ほんとお兄ちゃんは素直じゃないね」

小町「それで結衣さんにも結婚の事伝えてるの?」

比企谷「いや俺は伝えてないが、雪ノ下から伝えるんじゃないのか?」

小町「うーん、結衣さんまだ独り身だし……お兄ちゃんにたまに電話してきたりしてたから、この事知ったら驚くと思うけどな……」

比企谷「まぁ、あいつも一応高校の時からの付き合いだからな、俺から連絡いれとく」

由比ヶ浜「ヒッキーの方から電話してくるなんて珍しいねー」

比企谷「由比ヶ浜」

由比ヶ浜「なになにー♪」

比企谷「俺雪ノ下と結婚するわ」

由比ヶ浜「えっ……………」

比企谷「来月には結婚式あげる予定だから」

由比ヶ浜「…………………」

比企谷「おい、由比ヶ浜聞いてるかー?」

由比ヶ浜「あっー聞いてる聞いてるよー、へぇゆきのんと結婚するんだ、それはおめでたいねぇ」

比企谷「高校時代からの付き合いだからな、お前には早めに連絡しとこうと思ってな」

由比ヶ浜「ヒッキーとゆきのんって付き合ってたんだね、全然そういう事聞いてなかったから知らなかったよ」

比企谷「あぁ、俺もつい先日雪ノ下とあってそういう話になったから」

由比ヶ浜「先日?ずっと付き合ってたわけじゃないの?」

比企谷「いろいろ複雑な事情があってだな………」

由比ヶ浜「ヒッキーと陽乃さんの子供をゆきのんが育てて……」

比企谷「あぁ、それで俺が責任をとる形で雪ノ下と結婚するはこびになった」

由比ヶ浜「ヒッキー」

比企谷「なんだ?」

由比ヶ浜「その子って本当にヒッキーの子供なの?」

比企谷「雪ノ下はそう言ってたが…、確かに俺に似てはなかったな」

由比ヶ浜「それに本当にそんなんでゆきのんと結婚しちゃってもいいの?」

比企谷「……まぁこうなった以上仕方ないだろ」

由比ヶ浜「結婚するってことは一生を決める大事な事なんだからもっと慎重に決めたほうがいいと思うよ」

比企谷「確かにお前が言う事も一理あるが……」

由比ヶ浜「ゆきのんにも私から言っておくよ……そんなんで簡単に結婚するべきじゃないって」

比企谷「………………」

由比ヶ浜「とにかくヒッキーはもう一度考えなおすべきだよ」

雪ノ下「あら比企谷くん、ちゃんと来てくれたのね、早速だけど婚姻届に名前と印鑑を押してもらえないかしら」

比企谷「そのことなんだが雪ノ下、もう少し結婚するの待ってくれないか?俺に考える時間をくれ」

雪ノ下「何をいってるの!!あなたの子供なら責任もってあなたが育てなさいよ!!まさかここにきて逃げるんじゃないでしょうね!?」

比企谷「いや……そんなことは……」

雪ノ下「だったら早く婚姻届に名前と印鑑押してもらえないかしら、すぐにでも役所にもっていきたいの」

比企谷「わかったよ………」

雪ノ下「ふふふ、わかればいいのよわかれば」

比企谷「そういや八子の姿が見えないが……?」

雪ノ下「八子なら今は実家にいるわ、後で迎えにいかせるからあなたは心配しなくてもいいわ」

雪ノ下「早速私は婚姻届を役所にもっていくから、あなたは帰ってもらっても大丈夫よ」

比企谷「あぁ、そういえば由比ヶ浜から連絡とかなかったか?」

雪ノ下「由比ヶ浜さん………からは特になにも連絡はきてないわよ?」

比企谷「そうか……」

雪ノ下「来月の結婚式まではあなたは今まで通り自宅で暮らしてもらっていいかしら」

雪ノ下「結婚式が終わりしだい新居に引っ越しするからそこで3人仲良く暮らしましょう♪」

比企谷「わかった……」

雪ノ下「ふふふ、楽しみね♪」

プルルル

比企谷「こんな時間に誰だ……由比ヶ浜か……」

比企谷「なんだこんな夜中に?」

由比ヶ浜「ヒッキー!!!もう婚約届だしたの!?」

比企谷「あぁ、雪ノ下が役所に提出したと思うが……どうかしたか?」

由比ヶ浜「ヒッキーが責任とるって言ってる子供の事なんだけど、あれヒッキーの子じゃないの!」

比企谷「なんで俺の子じゃないってわかるんだ?」

由比ヶ浜「今日ララポ行った帰りに陽乃さんと隼人くんが子どもと手を繋いで歩いてる姿見たの」

比企谷「それでなんで俺の子じゃないと?お前には子供の顔と名前まで教えてないはずだが?」

由比ヶ浜「隼人君に子供かわいいねなんて言って話かけてるうちにいろいろ聞き出したんだよ、そしたら
      高校の時に陽乃さんとの間にできた子どもだって、おかしくない?そのときヒッキーの子供がお腹にいるはずだよね?」

比企谷「確かにそうだが……、その子どういう髪型してたか覚えてるか……?」

由比ヶ浜「ショートカットで、目の下に泣きほくろがあった」

比企谷「それは………恐らく雪乃が育ててるはずの子だ……」

由比ヶ浜「ゆきのんを問いただそうと電話したんだけど着信拒否されてて、家に行ったんだけど反応がなくて……」

比企谷「雪ノ下はいずればれる事をわかっててあそこまで焦ってたわけか……しかしもう婚姻届はだしてしまったんだが……」

由比ヶ浜「ヒッキーはこのままでいいと思ってるの?」

比企谷「俺は嘘つかれるのは嫌いだからな、ここまで人をコケにしたわけだから離婚してもらう」

由比ヶ浜「ヒッキー絶対ゆきのんに負けちゃだめだよ!!」

比企谷「あぁ、由比ヶ浜教えてくれてありがとう、今度礼をする」

由比ヶ浜「じゃあゆきのんと離婚してからでいいから、ハニトー奢ってほしいな!」

比企谷「ハニトーか、それくらいなら安いもんだ、じゃあまたな」

由比ヶ浜「うん、ヒッキー頑張ってね!おやすみ」

雪ノ下「あら比企谷くん、まだ結婚式はだいぶ先なのだけれど」

比企谷「おい話は聞いたぞ、お前が八子と言ってる子供、俺の子じゃなくて葉山と陽乃さんの子なんだって!?」

雪ノ下「………………そう、気づいてしまったのね……………、でももう遅いわ、婚姻届はすでに提出済みよ」

比企谷「すぐに離婚してもらう」

雪ノ下「それは無理ね、私は離婚する気が全くないもの」

比企谷「それならお前を訴えるまでだ」

雪ノ下「あなたが私を訴える……?ふふふ、私相手に勝てると思ってるのかしら」

雪ノ下「それに、離婚したとしてもあなたが幸せになれるとは思わないわ」

比企谷「そんなのお前にわかる事じゃないだろ」

雪ノ下「自信もって言えるわ、それに私以外の女と一緒になったとしても絶対に幸せになんかさせないわ」

比企谷「…………………」

雪ノ下「あら、怖がらせるつもりはなかったのだけれど、ふふふ」

雪ノ下「私と暮らせばあなたは今の仕事も辞めて専業主夫として暮らせて良いことずくめだと思うのだけれど」

比企谷「あいにくだが俺は今の仕事をそこそこ気にいってるんで辞めるつもりはないんだ」

雪ノ下「そう、別に仕事を続けたければ続けてもらってけっこうよ、家事は私がやるし、あなたは一緒にいれくれるだけでいいのだけれど」

比企谷「………今の言葉は少しぐっときたが…、でもまだ俺はお前を信用できない、なぜあんな嘘ついてまで結婚しようとしたんだ」

雪ノ下「それはあなたを愛してるからよ」

比企谷「それでなんで今さら俺と結婚しようなんて思ったんだ?」

雪ノ下「今思えば高校生の時にあなたに告白しておけばよかったと後悔してるわ、今さら言っても遅いのだけれど」

雪ノ下「高校卒業してからというもの、大学では毎日の様に告白されたは、もちろん全部振ってやったのだけれど」

比企谷「自慢かよ」

雪ノ下「それで社会人になってから、こんどは母親からお見合いさせられるようになってね、
     私は自分のパートナーくらい自分で探すと言ってるのだけど聞かないのよ」

雪ノ下「とてもいい人ばかりで、経済力もあって、容姿も優れてて、たしかに結婚相手として不足はない人ばかりだったわ」

比企谷「それのどこが不満なんだ?俺なんかよりよっぽど幸せな結婚生活をおくれそうじゃねーか」

雪ノ下「でもそれじゃつまらない」

雪ノ下「全て完璧な私だからこそ、私に正面から向き合ってくれて、たまに否定してくれる。そんな人がいいのよ、あなたみたいにね」

雪ノ下「ねぇ………もう一度考えなおしてもらえないかしら?嘘をついた事なら謝るわ」

比企谷「俺は別にお前の事が嫌いなわけじゃない」

雪ノ下「なら一緒に……」

比企谷「今まで起こった出来事が頭の中でまだ整理仕切れてないんだ、少し考えさせてくれ」

雪ノ下「わかったわ……まだ時間はあるのだしゆっくり考えてもらっても構わないわ……」

プルルルルル

比企谷「すまん電話みたいだ」



比企谷「はいもしもし、由比ヶ浜か」

雪ノ下「由比ヶ浜さん……」

由比ヶ浜「あっ!ヒッキー?ゆきのんとは離婚できた?」

比企谷「いや……その件についてはまたあとで…あっ」   雪ノ下「比企谷くん携帯貸してもらえるかしら」

雪ノ下「もしもし由比ヶ浜さん?」

由比ヶ浜「えっ?ゆきのんヒッキーの側にいたの!?」

雪ノ下「えぇ私達は夫婦なんだから側にいるのは当然じゃない、それで由比ヶ浜さんは何しにかけてきたのかしら?」

由比ヶ浜「早くヒッキーと離婚してよ、他人の子供使ってまで無理やり結婚して、ゆきのん最低だよ」

雪ノ下「そう……由比ヶ浜さん、あなたが比企谷くんに吹き込んだのね…」

由比ヶ浜「「だって子供をだしに結婚迫ったのは本当の事でしょ?それにゆきのん着信拒否して私から逃げまわってたよね」

雪ノ下「あなたがしつこいからよ、それに奉仕部にあなたが入部した時から面倒事に度々巻き込まれてこちらはとても迷惑してたの」

由比ヶ浜「はぁー?それなくない?あの時ゆきのんも楽しそうにしてたよね?」

雪ノ下「楽しい時も確かにあったのは事実よ、でもね、あなたが邪魔になってきたのよだんだん」

由比ヶ浜「え、それどういうこと?」

雪ノ下「比企谷くんに対する過剰なスキンシップ……正直腸が煮えくり返る思いだったわ」

由比ヶ浜「それくらいの事で怒ってたの?それゆきのんが友達いないから人との距離感わかってないだけじゃん」

雪ノ下「いいえ、あなたは比企谷くんの事が好きだったの、違うわね、今でも好き、そうでしょう?」

比企谷「!!!」

由比ヶ浜「ゆきのんひどいよ、私の口から直接言おうと思ったのに、早くヒッキーに変わってよ!!」

雪ノ下「あなたには悪いけどもう私の夫になったの、だから私以外の女の連絡先は全て削除させるわ、携帯も変えてもらうからそのつもりでね」

雪ノ下「では由比ヶ浜さん、二度と比企谷くんに関わらないでね、さようなら」

ガチャ プープー

比企谷「お、おい………」

雪ノ下「とりあえずこの携帯は預からせてもらうわ」

比企谷「そりゃないだろ……」

雪ノ下「いつあの女がかけてくるかわからないものね」

雪ノ下「それと結婚式後に予定してた引っ越しだけど、明日に変更するわ」

比企谷「へ?」

雪ノ下「あなたの部屋の荷物は全て明日運ばせるように手配もしておくから」

比企谷「おい、俺に考える時間くれるって……」

雪ノ下「あの女が存在してる以上、あの家に住むのは危険が伴うわ、ご家族には私から説明しておくから安心してもらっていいわよ」

比企谷「いやまだ一緒に住むと決めたわけじゃ……」

雪ノ下「比企谷くん」

比企谷「なんだよ…」

雪ノ下「これからよろしくね」

比企谷「はぁ……」

引っ越し当日

小町「雪乃さん、お兄ちゃんを頼みますね」

雪ノ下「えぇ、しばらく会えないと思うけど、たまにはこの男を連れてくるから、小町さんも元気で」

比企谷「おい、俺はお前の家に監禁でもされんのかよ……」

雪ノ下「専業主夫として働いてもらうだけよ」



由比ヶ浜「あれ、ヒッキー……どこにいくの?」



雪ノ下「チッ、都築早くだしてもらっていいかしら」

都築「かしこまりましたお嬢様」

比企谷「お、おい雪ノ下、あいさつくらいしてもよかったんじゃ…」

雪ノ下「だめよ」



ヒッキーヒッキーヒッキーヒッキー  ダダダダダダダダッ


雪ノ下「チッ、都築もっとスピードでないかしら、あの女ものすごいスピードで追いかけてくるわ」

ヒッキーヒッキーヒッキーヒッキー…………………







雪ノ下「やっと撒いたようね……」

比企谷「由比ヶ浜すごい形相してたぞ……絶対夢にでてくるわ……」

雪ノ下「安心しなさい、今日から一緒に寝てあげるから」






雪ノ下「ここが新居よ」

比企谷「またすごい所だな……これいくらしたんだよ」

雪ノ下「あなたが気にする事ではないわ、それにセキュリティが万全な所じゃないとね……」

では鶴見留美は私が娶りますね

比企谷「落ち着かないな……」

雪ノ下「今日住み始めたばかりだから当然よ」

比企谷「それだけじゃないんだがな……」

雪ノ下「昼食をつくろうと思うのだけれど、パスタでいいかしら」

比企谷「なんでもいいよ」

雪ノ下「遠慮しないでいいのよ、ここは今日からあなたの家なのだから」

比企谷「んで俺明日から仕事どうすればいいんだ……?」

雪ノ下「会社を辞める手続きはすでに済ませてあるわ」

比企谷「まじかよ……あそこに勤めるまでに何回面接してきたと思ってるんだ……」

雪ノ下「心配しなくてもあなたは私が養ってあげるから」

比企谷「そんな事言って途中で俺と反りが合わなくなって離婚したくなったりするんじゃないだろうな?」

雪ノ下「私をなんだと思ってるのかしら、自分で選んだ相手とは死ぬまで付き合うわよ」

比企谷「そりゃありがてーこった……」

つか、葉山って作品の中では非童貞かね?

>>233

葉山「優美子は感じると泣く癖があるよな」パンパン

三浦「ば、ばか、そんな事、ない・・・」じわっ

比企谷「相変わらずお前の作る料理は美味しいな……」

雪ノ下「あら、お世辞でもそう言ってもらえると嬉しいわね。」

比企谷「本音で美味しいと思ったんだがな」

雪ノ下「それはそうと比企谷くん、いつまでもあなたの事比企谷って呼ぶのもおかしいと思うのだけれど」

比企谷「それもそうだな……俺って雪ノ下八幡になってんだよな」

雪ノ下「そうよ、だからあなたはこれから私の事は雪乃って呼んでもらえないかしら、私もあなたの事は八幡と呼ぶようにするわ」

比企谷「まぁいきなり呼び方変えるのもあれだし、徐々にな……」

雪乃「えぇ、これからよろしくね八幡」

八幡「こちらこそ……雪乃」










結衣「ヒッキーはどこにいるの!!!?サブレ!!このヒッキーの靴下の匂い辿ってあの女の居場所を探しだして!!」

サブレ「クゥーン……」

鶴見留美可愛い
名前も可愛い

雪ノ下「まだあの女が探しまわってるですって?えぇ、引き続き監視をお願い」 

比企谷「なんかあったのか?」

雪ノ下「由比ヶ浜さんがこの近辺を彷徨いてるらしいのよ、あのサブレとかいうアホ犬も一緒」

比企谷「まじか……サブレは俺が近くにいるとすぐ飛びついてくるからな……しばらく外を出歩けそうにないな…」

雪ノ下「心配しなくても都築に必要な物は全てもってくるように頼んであるわ、それと万が一の場合は強硬手段に打ってでるから安心して八幡」

比企谷「一応奉仕部の仲間だったんだし、あまり手荒なマネはするなよ?」

雪ノ下「それくらいわかってるわ、由比ヶ浜さんは私の友達だもの……」














結衣「ハァハァ……サブレェェェ!!!ヒッキーはまだ見つからないの!!?」

サブレ「クゥーン……………」

なんだかんだで優秀なサブレ

雪乃「八幡、お風呂沸いたわよ、先に入ってきて頂戴」

八幡「んじゃお言葉に甘えて先いってくるわ」




八幡「広い風呂場だな……実家の倍はあるぞ……」

ガチャッ

八幡「!!!おい、お前まだ俺入ってるんだが……」

雪乃「背中流してあげるわ、夫婦だからそれくらいやって当然でしょう」

八幡「そうはいってもまだ夫婦生活1日目だぞ」

雪乃「これから毎日一緒にはいるのだし別に構わないでしょう」

八幡「お前は恥ずかしくないのか?一緒に入るの……」

雪乃「当然恥ずかしいに決まってるでしょう、でもこれからあなたとは仲良くやっていきたいじゃない、
    これくらいの事で恥ずかしがってても先へ進めないわ……」

八幡「そ、それもそうだな………」

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