P「水瀬伊織様…お願いがございます」伊織「な、なによ…」(1000)


~事務所~

P「ささっ、こちらの席にでもおかけください」

伊織「嫌よ、なんで私が何時もアンタが座ってる席につかなきゃなんないの?」

P「左様でございますが伊織様…では、こちらの100%果汁ジュースをどうぞ」

伊織「あ、ありがと…で?なんで私を呼び出したの?上で律子達とレッスンしなきゃなんないのに急にアンタが押しかけてきてそれで

P「水瀬伊織様!!」

伊織「ちょっ、急に大声だなさいでよ気持ち悪いわね……しかも誰も居ない事務所なんて余計気味が悪いわ」

P「……お金」

伊織「は、はぁ?」

P「お金貸してくださいオナシャス!!」ドゲザー

伊織「……あ、あの」

P「給料日まであと13日、4万円貸してくださいオナシャス!!」


伊織「な、なによ急に…それにアンタ、アイドルに給料せびるなんてバカじゃないの?」

P「はっきり愚痴を言わせて貰いますが給料少なすぎて死にそうなんです!」

P「毎回レッスンや現場での飲み物代、全部俺が受け持ってるんです!だから、だからもう金がないんです!」

伊織「……それだけ?本当にそれだ

P「パチンコ大好きですみません!!餓狼に8万吸われたんです!!だから金がないんです!オナシャス!!金貸してください!!」ドゲザー

伊織「はぁ…」

P「か、貸してくれるんですか!?」

伊織「貸すわけ無いじゃない、呆れてものも言えないのよ…じゃあね、私は上で律子達を待たせてるから」

P「伊織様ぁぁああ!4万円は言い過ぎました!3万5千円貸してください!」

伊織「……」

P「給料日まであと13日!!3万5千円有れば死にはしません!ですから伊織様、どうか、どうか私にお情けを」

伊織「嫌よ、絶対に嫌」


P「けっ、使えねぇガキだな」

伊織「ん"な!?なんですってぇ!?」

P「へいへい、レッスンにでも何にでも行きやがれ。律子が待ってんだろ?ほら、早く行けよ竜宮小町のリーダーさんよぉ」

伊織「……」カチャ←財布の口を開けた音

P「すみません!すみませんっしたぁあ!!伊織様、4万円貸してください!!」

伊織「それよりさっきの」

P「はっ!なんでしょうか水瀬伊織様!」

伊織「私達の飲み物代、全部アンタが持ってるって…本当なの?」

P「本当でございます、嘘じゃございません。事務所の冷蔵庫の中のペットボトルジュースや缶ジュース、それにアイスまで全て私の金で常に満タンにしております」

伊織「……はぁ」

P「!!か、貸してくれるんですかぁあ!!」

伊織「んな訳無いでしょ変態」

P「……ション便くせぇに加えて性格もくせぇとはな、竜宮小町も落ちたもんだぜ」

伊織「……」カチャ

P「すみませんっしたー!!」

>>6
>P「毎回レッスンや現場での飲み物代、全部俺が受け持ってるんです!

毎回「レッスン(代)」や「現場での飲み物代」全部俺が受け持ってるんです!
だと思ってブラック過ぎると思った


伊織「まぁ、私達もそれなりに事務所の冷蔵庫から勝手に飲み物飲んでたりする分けだし…(まぁ大半が亜美なんだけど)」

P「ははぁ!伊織様は神様です!神様より光って見えます!特にデコが」

伊織「……アンタに一瞬でも心許した
私がバカだったわ、じゃあね、無能変態プロデューサー」

P「なっ"!?」

バタン

P「………」

P「クソガキがぁ…ちょっと人がしたてに出るとすぐこれだからなぁ、水瀬財閥の令嬢だかなんだか知らねーが」シュボ

P「金を渡してくれないんじゃタダのクソガキには代わりねぇな~あ~、タバコうめぇ」スーハー

P「って言ってもなぁ、誰から借りるよ4万円。つーか4万円で足りるのかぁ?あぁもう」

P「………よし」

P「とりあえず上に居る律子・あずさ・亜美に当たってみるか」


~レッスン上~

亜美「あのさぁ兄ちゃん、亜美は今レッスン中なんだから早めにしてよね~怒られちゃうかんね→」

P「なぁ亜美……アイドルにとって大切な物ってなんだと思う?」

亜美「う~んと、まずはファンでしょ?次にみんなとの絆に、えっと…」

P「そうだよそうなんだよ、アイドルに必要なのは亜美を大切に思ってくれる人々だ。つまり……金じゃ無いんだよ」

亜美「ん?急にどしたの兄ちゃん、確かに亜美を大切に思ってく

P「金貸してください!お願いします!!」ドゲザー

亜美「ちょっ、いくら外だからって聞こえちゃうってばー。そ、それにどうしたの兄ちゃん、お金貸してくれって…」

P「給料日まであと13日……6万円必要なんだ、実家に住んでる母親が急に倒れてな、急いで戻ってやりたいんだ」

亜美「た、大変じゃん!でもさでもさ、亜美じゃなくて他の人に

P「亜美じゃなきゃダメなんだ!」

亜美「兄ちゃん…」


P「分かってる、亜美にお金を借りる事がどんなに愚かな事かって位な…けどな、実家の母ちゃんに会いたいんだよ…」

亜美「……ゴメン!亜美じゃ力になれそうにない」

P「ん"なっ!?な、なんでだ!?竜宮小町は売れてるんだろ!仕事だって毎日が埋め尽くされてる今が旬の超人気アイドルグループじゃん!」

P「たった6万円だよ!?毎月40くらい貰ってんなら余裕だろ!な、何故だ、何故なんだぁぁああ!」

亜美「いやぁ、ほら、亜美に直接給料が入ってくる訳じゃなくてさ…分かるよね?ほら、なんて言うのかな、アレだよアレ」

P「給料は全て親に行く、と…」

亜美「そうそうそれそれ!貰いたい時に貰ってんだ、だから……兄ちゃんの役にたてそうにない、かも…」

P「……」

亜美「兄ちゃん、あのね、一応言っ

P「っち、クソガキが、早くレッスンに戻れよ」

亜美「……え」


P「あ~あ、こんな聞け分けのねぇクソガキ共の子守してる律子はすげぇなおい」カチャ

亜美「あ、に、兄ちゃん…事務所ではタバコは」

P「あ?早く行けよ双子の片割れが、タバコが不味くなるだろ」スーハー

P「あ~まじぃ、お前が隣に居るからまじぃ~医者の娘の分際で困ってる人一人救えねぇのかよ……さすが片割れ、妹はクソだな」スーハー

亜美「兄ちゃん……」

P「兄ちゃん?俺はプロデューサーだ、てめぇの兄貴になった覚えはねーんだよ、どっか行けクソガキ」

亜美「……兄ちゃんのバカ」

P「うるせぇ!処女膜ブチ破るぞ!」

亜美「兄ちゃんのばかぁぁああ!!」

バタンッ

P「……はぁ、後はあずさかぁ~、まっ、レッスンが終わったら落としにかかるか」


~事務所~

律子「プロデューサー、二人に何か吹き込みませんでした?レッスン中、酷かったんですよ」

P「え?僕が何かしたって言うのかい?はっはっはっ、笑わさないでくれよ」

律子「亜美はずーっと隅の方で泣いてました。伊織は伊織でダンス中もぐちぐち言うので合わせるも合わせないも無かったんですよ?」

P「いやぁ律子くん、二人がぐれたからって僕に当たるのは良くないと思うな~(うぜぇ眼鏡だぜ、カチ割ってやろうか)」

律子「……まぁ、知らないなら良いんですけど。明後日に公演控えてるのに二人があのままじゃあ~もう!」

あずさ「あの~、それじゃあ私はこの辺で失礼させて頂きますね」

律子「あ、はい、今からタクシーの手配を

P「あずささん、僕が送って行きますよ。大丈夫、その辺のタクシーより乗り心地は良いですから」

あずさ「あら~、だったらプロデューサーさんの好意に甘えちゃおうかしら~」

P「……(計画通りっ!!)」


~車内~

P「いやぁ、お疲れ様でした。あっ、ガム要りますか?」

あずさ「いえ、そこまで気をお使いにならなくて結構ですので」

P「気をお使いにって、僕はプロデューサーですよ?寧ろあずささんの方からガンガン攻めて僕がたじろぐ位が本当なんですから」

あずさ「が、ガンガン、ですか…」

P「あはは、あずささんはもう少し自分に自信を持った方が良いですね~。まぁ竜宮小町に入ってから見違えましたけど」

あずさ「ほ、本当ですか!?わ、私、変われましたか?」

P「えぇそりゃあもう、素敵なアイドルですよ、あずささんは」

あずさ「あ、ありがとうございます~」

P「………あの」

あずさ「はい?どうしました?」


P「最近ですね……僕のアパート、空き巣に荒らされたんです」

あずさ「まぁ!そ、それは本当なのですか?あ、あの、それは社長さんの方には」

P「そんな不甲斐ない話、社長になんて話せません……他のアイドルにだって言えないですよ」

あずさ「……それで、大丈夫なんですか?その~、お家の中の物とかは」

P「はっは…通帳をやられちゃいまして……給料日まであと13日も有るのに、財布の中は空っぽですよ」

あずさ「あ、あの!私で良かったら少しだけですがお力に」

P「いえ、そんな…アイドルにお金を借りるなんて馬鹿な行為、僕には出来ません(ひゃっはー!釣れた釣れたぁあ!まぁ金借りれるのは確定だな、後は金額だ)」

あずさ「だ、ダメです!プロデューサーさんの私生活に影響が出るなんて…それに、私にだけ相談してくれたって事は…あの、少しだけなら…」

P「あずささん…」

あずさ「何時も頼りっぱなしなんですから、恩返し、させてください」

P「……すみません」

結局、俺はあずさから8万円を借りた


~パチンコ屋~

P「っと、あずさを送ったから今は午後8時かぁ~」

P「はっ、俺のPはプロデューサーのPじゃねぇ、パチンコパチスロのPなんだよぉお!!」

P「っと、良い感じに回ってる台は~っと」キョロキョロ

~パチスロの島~

小鳥「……」パシッパシパシ

小鳥「あっ、チェリー……」パシッ

小鳥「!!これは、フリーズ!!」

P「あっ、餓狼……これ良いじゃん!まじで出る台だろ!やっべ、やっべぇ!3万はいけるやろ!」

P「馬鹿な奴等だ、こんな上手い台を置き去りにするなんてなぁ!」ジャラジャラジャラジャラ

P「これで8万位がちゃちゃーっと勝って明日返せばいいかぁ~」

P「餓狼ちゃーん、頼みますよ~」ジャラジャラジャラジャラ

~翌日の事務所~

P「……」ズーン

小鳥「……」ズンズーン

P「死んだ…全部飲まれた、なんだのあのクソ台、ぜってー遠隔操作だろ…」ブツブツ

小鳥「フリーズ引いたのに上乗せ全くせず、そのまま音沙汰無しで6万円呑まれ……」ブツブツ

ガチャ

春香「おっはよ~ございまーす!春香ちゃんですよー!なんちゃって♪」

P「春香、二人で話したい事があるんだか」

春香「はひっ!?ぷぷ、プロデューサーさんとわたっ、私で二人きりですかぁ!?」

P「あぁ、二人きりで話そう」

美希「ちょ、は、ハニー!!おかしいの、美希もいるのー!」

P「まぁ……美希とも話したいけど今は春香が先だ、ごめんな、美希」

美希「ぶー…」

小鳥「……給料日まであと12日、朝はもちろんお昼も抜きですねぇ…」グーグル

~駐車場~

春香「えぇぇええ!?わ、私がプロデューサーさんにプレゼントした財布、落としちゃったんですか!?」

P「あぁ…春香から貰った大事な大事な財布……春香から貰ったからって何時も給料を全て入れてたんだ…なのに」

※春香から貰った財布はアニメ参照だぞ!

春香「プロデューサーさん…そ、それなら今日の朝ごはんやお昼ご飯は…」

P「ははっ、金無いからな…絶食生活の始まりだ(ん?なんでご飯の話になるんだ?まぁ良い、金を借りなければ)」

春香「あの、だったらこれ!私のお弁当、プロデューサーさんにあげちゃいます!」

P「………は?」

春香「な、なんなら夕ご飯だって作りに行っちゃいますよ!はっ!わ、私ったら何言ってんだろ」

P「いや、春香…俺が欲しいのは弁当じゃなくて金…」

春香「任せてください!お昼ご飯は給料日まで、毎日私が作ってきちゃいます!」

P「あ、うん…ありがと」

春香「プロデューサーさんが困らなければ夕ご飯も作りに行くんですよ?」

P「い、いや……だ、大丈夫(あっれ~?金じゃなくて弁当手に入れちゃったぞ~)」

~事務所~

P「……」

小鳥「美味しそうな弁当持ってるじゃないですかぁ…」グーグル

美希「ねぇ春香、ハニーと何話してたの?」

春香「えへへ、美希には内緒だよ~」

美希「わっ!ズルいの~、美希のハニーに手なんて出したら怒っちゃうからね?いい、春香」

春香「大丈夫だよ~、ほら、美希もプロデューサーさんに呼ばれてるんだよね?早く行ってあげなよ」

美希「……春香に言われなくても行くの」

P「何故だ…人から作って貰った弁当なんて18の時に卒業した筈なのに、な、何故だ」

美希「ねぇハニー、美希に話ってなぁに?」

P「……金を貸してください…」

美希「ハニー…任せてなの」

+48000円GET

ガチャ

伊織「……変態プロデューサー、ちょっと良い?」

P「はいはーい、なんですか~?」ニコニコ

伊織「二人で話したいんだけど…出来ればだけどね、出来れば」

P「はっはっはっ、分かったよ~。美希、少しだけバイバイだよ~」ナデナデナデ

美希「ハニ~、早く帰ってきて欲しいの~」

伊織「ど、どうしたの?なんか美希、変じゃない?」

春香「あはは、何故かプロデューサーさんが何時もは突き放してるのに今日は受け止めててるみたいなんだよね…」

伊織「そう…なら良いけど」

P「じゃあ行きましょうか、水瀬伊織殿」

伊織「その殿って言うのやめてよ気持ち悪い」

P「はっはっはっは」

~事務所の裏~

伊織「……これ」

P「はっはっはっは、なんだいこの小さな箱は?風呂敷に包まれてるみたいだけど」

伊織「弁当…お金は渡せないけどね、こ、これくらいならしてあげても良いわよ」

P「そっか~弁当か~………」ブンッ

ガシャン

伊織「な……な、な、なにすんのよ!せっかく私がアンタの為につくっ

P「るせっんだよデコ助!てめえはあん時の俺を突き放したクソガキだろ!ったく、金の延べ棒でも入ってるかと思えば弁当だぁ?ざけんじゃねーぞ!」

伊織「な、なによ…せっか…く、早起きして…アンタの、為に…」プルプル

P「今更しっぽ振って俺様に撫でてでもして欲しいのか?はっ、なら弁当よりその懐に入ってる財布をよこしな!キスでもなんでもしてやるぜぇひゃっはー!!」

伊織「……馬鹿、馬鹿ばかばかばかばか!!」

ダッタッタッタッタ

P「はっ、ファックユー……さぁて、仕事に戻るかな」

~事務所~

P「っと、今日はアレだな、美希と春香のラジオ番組……っと、昼の3時から響の番組の収録か(相変わらず少ないな、やり甲斐も無いし…給料少ないし)」

春香「プロデューサーさん、あの~」

P「あぁ、伊織なら帰ったよ。俺に竜宮小町を超えるユニットを早く作りなさいよね!とか言って来たぞ~」

美希「ふふん、美希とハニーが力を出せば竜宮小町位、簡単に越せるの」

春香「あはは、それは言い過ぎだよ、竜宮小町は765プロ最高のユニットなんだもん」

P「まっ、任せときな。ライブだってCDの売り上げだって微々だが上昇してるんだ。後は知名度を上げればトップアイドルなんざ簡単だ!ほら、今から行くから準備しろよ」

美希「は~いなの~」

春香「それじゃあ行って来ます!」

小鳥「はい、行ってらっしゃい」

バタンッ

小鳥「……」グーグル

春香の弁当「!?」

小鳥「ぴーよー」

~事務所~

ガチャ

響「はいさー……あれ?まだプロデューサーは来てないのか?」

P「いや、すまん。ちょっとゴミ掃除に忙しくてな…」グググー

響「すんごい音がしたぞ!プロデューサー、もしかしてお昼食べてないのか?もう2時過ぎだぞ」

P「いや、有ったのは有ったんだけどな…ははは…」

響「?あれ、そう言えば

P「羽ばたいて行ったよ」

響「へ?」

P「彼女は立派な翼を生やして大空に羽ばたいて行ったよ……よし、現場に向かうか」

響「プロデューサー、ひまわりの種食べるか?案外美味しいんだぞ!」

P「……まぁ、はらのたしにはなるかな」カリポリ


P「じゃあ、うちの我那覇を宜しくお願いします。」

響「お願いしまーす!」

スタッフ「いやいや、響ちゃんは完璧だからね~、僕達も楽ですよ~」

P「はっはっはっは、ありがとうございます。では、響はそちらに預ける形で宜しいのでしょうか」

スタッフ「預けるだなんてとんでもない!響ちゃんはNGは殆ど出しませんから、プロデューサーさんは向こうの方で休んでいただいて結構ですよ」

響「自分、完璧だからな!」

P「はい、ありがとうございます。我那覇を宜しくお願いします(そっか…つーことはフリー時間な訳だな)」

P「響、1000円やるから休憩中はコレで何か買ってのんどけ」

響「あれ?ぷ、プロデューサー、もう行っちゃうのか?今日は自分以外は仕事無いからつきっきりで居てくれるって…」

P「そんなしょげた顔すんなよ、すぐ戻ってくるから」

響「ぜ、絶対だぞ!」

P「なんくるないさー!」

~パチンコ屋~

P「で、結局来た訳だが」

P「えっと…所持金は美希から貰った48000からさっき1000円渡したから4万7千円だなぁ」

P「今は昼間だし下手にMAX打つより甘の方が良いかな~?」

~パチスロ 北斗の拳の島~

小鳥「ぴーよー(お母さんから仕送り貰っちゃいましたよ~)」パシパシパシ

小鳥「Do or Die 決死の覚悟で打ちますよー!」パシパシパシ

P「それかジャグラーかなぁ~」キョロキョロ

P「う~ん……まっ、ジャグラーだし飲まれても2万だろ!」パシパシパシ

P「気楽に行こうぜ~」パシパシパシ


響「あっ、遅いぞプロデューサー!自分、収録が終わってずっと待ってたんだぞ!」

P「クソピエロが…二度と打たんぞ……結局26000持って枯れた…たった2時間ちょっとで…」ブツブツ

響「プロデューサー?どうしたんだ、なんか顔色悪いぞ?ひまわりの種、食べるか?」

P「……ありがと(残り所持金約2万)」カリポリ

響「じゃあ、今からどうするんだ!?事務所に帰る位なら少しだけ遠回りとかしたいぞ!」

P「黙れ」

響「な"んくる?!」

P「事務所に帰って今日はお終いだ、仕事は事務所に帰るまでが仕事なんだ。遊びなんぞ言語道断、さっ、早く車に乗れ、帰るぞ」

響「あ、うん…ごめん、なさい」

P「クソピエロ…あぁもう!!」

響「……(なんだがプロデューサー、怖いぞ)」

~ガソリンスタンド~

P「はぁん!?リッター158円とか舐めてんのか!?」

店員「そう言われましても、今は原油の価格が」

P「こちとら金が無いんだよ?毎日毎日ガソリン撒き散らしながら必死に汗水流して働いてんだよ!?ちったー消費者の事考えろやぁあ"!?」

響「……」プルプル

P「あーくそ!あぁあ"!やすくしろやぁあ!俺はここの常連なんだぞ!?」

店員「す、すみません…すみません」

P「すみませんで済んだら警察なんて要らねーんだよ!謝る位ならやすくしろやぁあ!!」

響「ゔぅあーもう!プロデューサー、自分が払うから!払うからもうやめてよ…自分、悲しくなってくるぞ…」ポロポロ

P「……」ニタァ

P「あ~あ、アンタ、うちのアイドル泣かせたろ?慰謝料請求すんぞ?あ?あ?」

店員「すみませんすみませんすみません」

ガソリン代…我那覇が出してくれました♡

~事務所~

ガチャ

P「響、本当にすまなかった…お前を酷く怯えさせちまったな」

響「も"、も"うあんな怖いプロデューサー…見たくないぞぉ'"…」ポロポロ

P「……すまなかった」ギュウゥ

響「も、もう自分の前で怖くならないか?や、約束してくれるか?」

P「今な、ちょっと生活が苦しいんだ、だからピリピリしちゃってな…悪い、もう二度とあんな姿、響には見せないよ」

響「……こ、困ってるなら自分、プロデューサーの役に立ちたいぞ…いつも仕事貰って来てくれてるし…」グス

P「……響(はっ、泣く子も黙る俺有能…てか?)」

所持金 20000+30000=5万


響「じゃあプロデューサー、明日も宜しく頼むぞ!」

P「あぁ、明日も昼からだから遅刻すんなよ?響は売れっ子だからな~」

響「だって自分、か、完璧だからな!」

P「はは、じゃあ気をつけて帰れよ」

響「う、うん…それじゃあまた明日(結局、連れて帰ってはくれないんだな…)」

バタン

P「……はぁ、えっと、確か美希に4万借りて我那覇に3万だろ?後は……忘れた」

P「誰かに借りた覚えはあるんだけどな、誰だったっけな……まぁいいや、どうせウチのアイドルだろ」

小鳥「プロデューサーさん、お茶でもどうですか」

P「あ、ありがとうございま

小鳥「1000円、一杯1000円です」

P「………あんたぁクズだぁ」

小鳥「ぴよぴよぴよ」

所持金4万9000

ガチャ

P「んあ?誰だこんな時間……に…」

伊織「……ちょっと来なさいよ」

P「なんで伊織が居るんだよ、お前、確かまだ収録が有ったろ」

伊織「合間を縫って来たの…変態無能クズプロデューサー、アンタと話がしたいから下まで良い?」

P「ま、まぁ良いけど…」

伊織「……」

バタンッ

小鳥「また一人ですか………ん?」

Pの財布「!?」ビクッ

小鳥「ぴへへ、1万円札や5千円札を抜いたらばれちゃいます。抜くなら千円札……ぴよよ~」

所持金4万5000


P「で、なんなんだ?言っとくけど、金以来受け取る気は無いからな」

伊織「誰がアンタなんかに渡すもんですか、アンタにやる位なら海にでも流した方がマシだわ」

P「い、言うねぇ…(クソガキゃ、ぶん殴りてぇ、けどこいつは竜宮小町のリーダーだ、下手に手を出せば俺のクビが飛ぶ)」

P「……春香クラスなら今頃エルボーでも決めて失神させてんだけどな」ボソボソ

伊織「今日ね、収録中、亜美がずーっとアンタの事言ってたのよ?兄ちゃんに嫌われただの兄ちゃんとこれからどう接すれば良いかわかんない~とかそりゃもう色々よ!」

P「……はっ、だからどうしたんだよ。別に普通に接してくれば俺は普通に返すだけだぜ?なーにを馬鹿な事言ってんだか」

伊織「アンタねぇ…亜美はアンタの事を思って思って思い込んでこうなっちゃったのよ?責任位とりなさいよ!」

P「自分のケツもふけねぇガキが何思おうが知らねーよ、それに、ファンより俺のほうが良いってんならアイドルとして最低だろ」

伊織「な"っ」

P「違うか?ファン一人も楽しませてやれねーで俺に優しくしてほしいだぁ?ふざっけんな!亜美に言っとけ、そんな考えならアイドル辞めろってな」

伊織「………」

P「なにだんまり決めてんだ?………あ」

亜美「兄ちゃん…」


P「あ、亜美…」

亜美「亜美が悪いんだよね……兄ちゃんの言う通りだよ…ファン一人も楽しませれ無いなら亜美、アイドル失格だね…」

P「ち、違う!今のは誤解だ誤解!(うっわぁあヤバいヤバいヤバいヤバい)」

P「話を聞いてくれ!亜美!(このまま亜美がアイドル辞める=小町解散=原因の俺クビ=ノージョブ=社会の底辺)」

亜美「ううん、亜美が悪いんだもん、兄ちゃん、亜美こそごめんね…あの時、亜美が兄ちゃんにお金をわた

P「わぁあぁぁあああぁぁあ!!」

伊織「ちょっと亜美…お金ってどういう意味かしら?まさかアンタ、亜美にもお金を貸してくれって言ったんじゃ無いでしょうね」

P「………」

伊織「ちょっと!答えなさいよ!」

P「よっそうがーい、もとぐらしどゅーゆのー(棒)」

伊織「……は?」

P「知っらぬが~仏ほっとけな~い」

ダタタタタタ

伊織「あっ、ちょっと!待ちなさいよ!」

~事務所~

ガチャバタン

P「はぁっ、はぁ…」

ドンドンドンッ!!

伊織『開けなさいよ!開けなさいったら!!』ドンドンドンッ‼

小鳥「どうしたんですかぁ…何やら騒がしいですねぇ」

P「逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ」

P「小鳥さん!1万円あげるんで俺を助けてください!オナシャス!!」ドゲザー

小鳥「……そこ、角から二番目のロッカールーム、空ですから隠れられます」

P「ありがとうございます、ありがとうございます」

小鳥「困った時はお互い様ですよ」ニッコリ

所持金 3万5000


バタンッ‼

伊織「はぁはぁ……あのクズプロデューサーは!?」

小鳥「さっきトイレの窓からロープを垂らして逃げてましたね、どうしたんですか?」

亜美「いおりん、もう良いよ…もう良いから……悪いのは亜美なんだもん…」

小鳥「あっ、亜美ちゃんにはプロデューサーさんから伝言がありますよ~」

亜美「……亜美に?」

~ロッカー内~

P「?(伝言なんざ言ってねーぞ?あの事務員、適当ほざいたら殺してやる。いや、罪を全てなすりつけてやる)」

小鳥「亜美、お前は強い子なんだ。そんな事で泣いてちゃまだまだトップアイドルになんてなれないぞ。亜美には笑顔が一番なんだ、今度、給料が入ったら765プロ皆で花見に行こうぜ……と」

亜美「兄ちゃん…」

小鳥「亜美ちゃんも、なにが有ったかは知りませんけど、今は出来る事をやって行きましょう。ね?」

伊織「ふ、ふん…どうせ口だけよ…ま、まぁ少しは見直したけど」

亜美「……いおりん、早く仕事にもどんないと怒られちゃうよ」

伊織「…アンタに言われなくても分かってるわよ。じゃあね、あいつに有ったら言っといて。次あったら必ず受け取ってもらうからねって…その、べ、弁当を」

小鳥「?分かりました~」


小鳥「もう出て来ても良いですよ~」

P「………」

小鳥「ぴへへ、私のとっさのアドリブ、ナイスでしたよね?」

P「花見ってなんだよおい、確かに亜美の事はお礼を言わせてもらう。が、花見ってなんだよ」

小鳥「あっれ~?今年はまだ行ってませんでしたよねー?は、な、み」

P「アレか?酒代も全部全部俺が出すのか」

小鳥「そんなの当たり前じゃないですか~!!金玉小さい事言わないで下さいよ~」

P「……給料日ねぇ、足りんのかねマジで」

小鳥「あっ、プロデューサーさん。1万円ください」

P「……」

亜美の弁護代1万円
所持金2万5千円


P「ヤバい…また金が吹っ飛んだ」

P「ガソリン代がもったいないから徒歩で帰宅…情けない……自分が情けねぇよ」

P「晩ご飯どうしようかな、と、とりあえずセブンかローソンの100円コーナー漁るかな…」

P「………明日も響と貴音、それに美希と千早…飲み物代だけで2000は吹っ飛ぶな…はは、やってらんねぇよ」

P「あぁ、スカルプDも買い換えないと切れるな…よくハゲないでくれてるよ俺の頭皮も、ありがとなスカルプD」

~コンビニ~

店員「シャッセー!!」

P「っと、100円コーナーっと……ととと」

千早「……」

P「よぉ千早、奇遇だな~(金づるはっけーん)」

千早「ぷ、プロデューサー?!」


千早「2日ぶりですね、こうして話すのは」

P「あはは、千早に会えて嬉しいよ。明日どっちみち会うのにまさかコンビニで会うなんてな~これってアレだな?運命って奴だな」

千早「そんな…言い過ぎです」

P「……千早は確か一人暮らしだよな」

千早「は、はい…そうですけど」

P「あのさぁ、俺、今から千早の家に行っても良いかな~なんて」

千早「……」ドサバサバサ

P「ち、千早?フリーズ千早?(手に持ってる雑誌を落としてフリーズしちまった)」

千早「……わ、私の家に、い、いまからですか」

P「いや、どうせなら夕ご飯二人で食べようかな~なんて考えてたり(釣れろ釣れろ釣れろ釣れろ釣れろ釣れろ釣れろ)」

千早「そ、それだけなら……はい」

P「じゃあ早速弁当買おうぜ、二人で選ぼうな~(フィーッシュ!!釣れたぁぁあ!!まな板釣れたぁぁあ!)」

~千早の家~

千早「ダンボールとかが散乱してますけど、無視しちゃって下さい」

P「あ、あぁ…うん(千早は音楽好き、ふふふ、レア物を掘り出してやるぜぇ)」

千早「あ、あの…プロデューサー」

P「ん?あぁ、悪い悪い。はい、弁当とサラダ(ヤフオクにでも出して2万円位になればばんばいざいかな~)」

千早「すみません、お金まで出して貰っちゃって…あ、お手洗いはあそこなので」

P「あ、うん…(とりあえずCDが有る部屋に行かないとな)」

P「なぁ千早、千早ってまだ彼氏とか居ないよな」

千早「……」

P「……(よし、フリーズ千早状態の今がチャンスだな)」

スタスタスタスタ

千早の思い出の品(要は高いCD)GET!!
所持金2万3500円

~翌日の事務所にて~

P「美希……」

美希「も~う、ハニーったらしょうがないの。はい!4万円」

P「美希、大好きだ」ギュウゥ

美希「ハニ~、美希もハニーの事大好きなの」

所持金6万3500円

P「あっ、おはよう…」

貴音「おはようございます、あの…プロデューサー、その膝の上の美希はどうしたのですか?」

美希「ここは美希の特等席なの~、貴音は向こうに座ってね」

貴音「……」

P「はっはっはっ!」

響「はいさーい!!昼からだけど暇だから来ちゃったぞー!」


春香「あの、プロデューサーさん」

P「!美希、ちょっと良いか?外の散歩にいってくるから」

美希「え~、早く帰って来てよ?美希、待ってるからね!」

響「ほっ、今日はプロデューサー、機嫌が良いみたいだな。」

貴音「響、何故美希とプロデューサーはああして触れ合っていられるのでしょうか」

響「さぁ~、多分お金じゃないのか?自分、よくわかんないぞ」

貴音「お金……つまり、プロデューサーにお金を払えば」

響「あの~、貴音?目がマジだぞ?なんか怖いさぁ」

~事務所の廊下~

春香「プロデューサーさん!はい、お弁当です!」

P「うん、ありがとうな~(後で鳥にでもやるかな)」


~事務所~

小鳥「……」

P「小鳥さん、俺からあなたにお弁当のプレゼントです」

小鳥「これ、確か春香ちゃんがプロデューサーさんに渡した弁当ですよね?良いんですか?」

P「……昨日だって黙って食ってただろ、今更なにすっとぼけてんだよ」

小鳥「ぴへへ////」

P「頬を赤らめないでください…とりあえず俺は春香と美希、貴音の三人を現場に連れて行きますから。響に見られないように食べて下さいよ?」

小鳥「大丈夫ですよ~、ささっ、じゃあ早速朝ごはんと行きましょうかね~」

P「500円」

小鳥「……」

所持金6万4000円


P「ってと、3人には駐車場で待機してもらってるから俺もぼちぼち行きますかな」

貴音「……あなた様」ヌスッ

P「な、なんだよ貴音かよ…ど、どうしたんだ」

貴音「三人同時にあなた様の車に乗ると言う事、つまり一人があなた様の隣に座れると言う事ですよね…」

P「あ、あなた様って…二人の時だけその変な呼び方になるよな」

貴音「……これを」スッ

P「そんなに隣に座りたいのか…(じゅっ!?10万…だと…)」

貴音「出来ればわたくしもあなた様の膝の座り心地を体感してみたいのですが…」

P「あはは…さ、流石に運転中は無理かな~。で、でも隣は確定だ」

貴音「ありがとうございます」

所持金16万4000

~車内~

美希「……」

春香「み、美希…落ち着こ、ね?ね?」

美希「おかしいの、なんで貴音がハニーの隣に座ってるの…」ガリガリガリガリ

春香「美希、シートを囓っちゃプロデューサーさんの車を汚しちゃうよ」

美希「ハニー!答えて欲しいの!!」

P「にしても今日は天気が良いな、なぁ貴音」

貴音「そうですね、街には植えられた桜が綺麗に舞っております」

美希「ハニー!!!」

P「うるっさいんだよ!黙ってろ!!」

美希「……おかしいの、こんなのって許されないの」ガリガリガリガリ

春香「美希、だからシートをかんじゃダメだって」

P「……(美希よ、世の中金なんだよ…すまんな)」

~事務所~

小鳥「ねぇ響ちゃん」

響「ん?なんだ!?どうし

小鳥「これ、プロデューサーさんのヌード写真なんなんだけど」ピラー

響「!!?なななななな、な、な、なっ、なんでそんな物持ってるんだ!へへ、変態だぞ!」

小鳥「私ね、プロデューサーさんの脱衣所に隠しカメラを設置してるの……ねぇ響ちゃん」

小鳥「この写真……買わない?」

響「だ、だ、ダメだ!自分はプロデューサーのそんな……そんな」チラッ

小鳥「ぴよぴよぴよ、今なら一枚5000円ですよ~」

響「自分、自分…自分は………」

小鳥「プロデューサーが大好きだぞ~、違いますかぁ?」

響「………3枚」

小鳥「15000円で~す(これで昼から打ちにいけますよ~)」

ガチャリ

千早「おはようございます……我那覇さん?どうしたの、顔が赤いようだけど」

響「ななななな、なんでもないさー!ちょちょっ、ちょっとトイレで頭冷やして来るぞ!」

スタッタッタッタ……バタン

千早「……?」

小鳥「千早ちゃん、これ」スッ

千早「これは……プロデューサーの」

小鳥「ぴよぴよぴよ、一枚5000円ですよ~?コラ画像とかじゃないんですよ~、あっ、プロデューサーさんの住所が知りたいなら8000円で売ってあげますけど」

千早「……6枚に、住所も」

小鳥「ぴへへ、千早ちゃんもプロデューサーさん大好き人間なんですね~。はい、お釣り2000円です」

千早「私、ちょっと用事を思い出しました。プロデューサーが帰ってきたら電話をいれてください」

小鳥「もちろんです、それじゃあいってらっしゃーい(ぴーよー!!ミリオンゴットに全ツッパやりますよー!!)」

小鳥「……さてと、朝ごはんいただきますかね」パカット

小鳥「うわ…LOVEって、春香ちゃん……直球過ぎますよ」モグモグ


P「それじゃあ頑張れよ」

春香「はい!任せてください」

美希「ハニー!嫌なのー!離れたくないのー!」

春香「わわわわっ!美希、プロデューサーさんの事をそんな風に呼んで良いのは事務所に居る時か仕事以外の時だけだよ!」

P「悪いな春香、あっ、それと、弁当、楽しみに食べさせて貰うからな(まぁもう鳥に売ったんだけどなぁ)」

春香「プロデューサーさん……はい、プロデューサーさんの為を思って一生懸命作りました!楽しみにしてて下さいね!」

P「あ、あぁ…うん(あ~タバコ吸いてぇ、早く貴音送って吸うかな)」イライラ

~車内~

貴音「……これで、二人きりですね、あなた様」

P「なぁ貴音~、運転中なんだけどよ、ヤニ吸って良い?もう我慢出来んわ」

貴音「ダメです」

P「……」イライラ

~事務所~

ガチャリ

P「はぁ…あ~ヤニだヤニ、身体に入れないと耐えらんない」シュボ

小鳥「一応禁煙なんですよ?ウチの事務所」スーハー

P「あのデカケツ、運転中に吸わせてくれなかったからなぁ……」スーハー

P「美味いわぁ、仕事中に吸うタバコの美味さヤバいわぁ」

小鳥「その気持ち分かりますよ~」スーハー

んあー

P「……ん?何か言いました?」

小鳥「あぁ、事務所の裏で誰かがオナニーしてるんですよ…」スーハー

んあっあ……んあー!

P「ひっでぇ声…」スーハー

小鳥「あっ、春香ちゃん弁当美味しかったですよ」スーハー

P「っとぉ、千早と響連れてった後は競馬かなぁ~目指せ万馬券!」

小鳥「お~、やりますねぇ」

~女子トイレ~

響「ふぅーふぅー…」

ガチャ

P「響~オナニーも良いがそろそろ仕事の時間だかんな~準備しとけよ~」

響「じじじじじ、自分、オナニーなんかしてないぞ!」バタン

P「……パンツ位上げてから言えよ、全然説得力無いんだけど(まだあんま生えてないんだな…ガッカリだよ)」

響「へ、変態!自分の目の前に変態が居るぞ!!」

P「はいはい、じゃあ駐車場で待ってるからな(は~、なんかムラムラしてきたから一発抜いとくか)」

響「だ、だから自分、オナニーなんてしてないんだってば~」

P「分かった分かった、我那覇響は事務所のトイレでオナニーなんてしませんよ~っと」

響「自分をからかって遊ぶなー!」

んあー!!

P「相変わらずひっでぇ声だ…マジで誰なんだよ」

響「さ、さぁ…」

~競馬場~

P「千早と響は送った……後は馬を送り出すだけだな」

P「パチンコなんざ目じゃないくらい儲けれるのが競馬だ!三連単狙うかな~」

P「う~ん………よし、7-6-5に16万全部ぶち込むか」

P「おっちゃん、16万ぶんな」

「あんた……勝負士だな」

P「いやいや、ただのプロデューサーですよ?ただ」

P「765プロのプロデューサーですがねぇ…ふふふ」

30分後、俺の財布が空になったのは言うまでもない

所持金 0円


~事務所~

P「……」ズンズーン

小鳥「……」ズーン

P「どうでしたか…」シュボ

小鳥「ミリオンゴットなんて打たずにジャグラーで遊べば良かったです…」シュボ

P「ははっ、俺なんて16万有った金が一瞬にして消えましたよ…」スーハー

P「あぁ、タバコが身に染みる」

小鳥「ぴへへ、世の中甘く無いんですよ…」スーハー

小鳥「三人はもう自宅ですか?」

P「はい、とりあえず仕事終わったんで、ついでに春香達も拾って連れて帰りました」スーハー

小鳥「世の中って……腐ってますよね」スーハー

P「俺達がクズなだけなんですよ…夕方に禁煙の場所で二人してタバコ、しかも会話の内容がギャンブルでどれくらい負けたか……はは、クズだぁ、俺」スーハー

小鳥「あぁ、そういえばそろそろ律子さん達が来ますよ~」スーハー

P「あの眼鏡死んでくれねーかなー、なんか最近調子にのってんだよなぁ」スーハー

ガチャ

亜美「兄ちゃ~ん、来たよ~って……くっさ」

律子「ちょっとプロデューサー!それに小鳥さんまで何タバコ吸ってるんですか!」

P「あぁん?こらぁタバコじゃねーよ、なぁ?小鳥さん」スーハー

小鳥「ぴよよ~、あたまがフワフワする魔法のタバコですよ~」スーハー

伊織「ちょっと、これ大野じゃない!事務所の裏に生えてた草ってやっぱり大野だったのね!」

P「金削減の為だよ~伊織、ぎゅーってしてあげるからこっちおいで~」スーハー

伊織「……」

P「良い子だね~いおりんきゃわわ~」ギュウゥ

亜美「あぁ!亜美にも亜美にもー!」

P「2万円だよ~あっ、伊織はサービスだからな~」スーハー

律子「プロデューサー!その吸ってる大麻、今すぐ捨てて下さい」

P「うぉおん?やなこったーハリーポッター」 スーハー

小鳥「あははははは、冗談上手ですねーハリーポッターだって、ぷふふ」スーハー

構造を練る為に休憩、いや、寝るぞぉおらぁクズだからなぁ


律子「はぁ…なんであなたはそれ程までに変わってしまったんですか?」

P「お"ぉん?なーに言ってんだりーつこちゅわぁあん」スーハー

P「大麻うめぇえ!さっすが小鳥さんっすね、栽培のプロやぁあ!大麻Pやぁた!」

小鳥「プロデューサーさんの為を思って栽培してるんですよ~……あっ、お金は給料払いでお願いしますね」

P「んなははははは!おい伊織~金かしてくれ~~、俺もう金無いんだわ」スーハー

律子「……いい加減にしてくださいよ」

伊織「律子、もういいでしょ?とっととあずさを向かえに行

律子「いい加減にしてくださいよ!!」

P「……あ"?」

律子「そうやってくそ見たいな自分が恥ずかしく無いんですか!?前の様に輝いていたプロデューサーは何処に行ったんですか!」

P「おれぁ俺だ、ここにいるだろ?ほら、早くあずさを向かえに行けよ。俺は事務員と仕事しなきゃなんないからな」スーハー

律子「……腐ってますよ、人間の屑ですよ765のゴミですよあなたは!」

亜美「ちょっ、さ、流石に言い過ぎじゃない?りっちゃ

P「んだと眼鏡ババア!!もっかい言ってみろやぁあ!!」

律子「ええそりゃあもう、何回だって言ってあげますよ!ゴミ!屑人間!社会の塵!貧乏神のヒモ人間!」


P「あ"ぁあぁん"!?んだよそれなんだよそれなんなんだよその言い草はよぉお!!」

P「まるで自分一人で育ったかの様な物言いだなおぃい!!」

律子「ええそうですよ、現に私は竜宮小町を引き連れて765プロの知名度向上に貢献してますけど?」

P「んだっ、っち、っち…かぁぁあっぺっ!」

律子「事務所で痰を吐かないでください」

P「うるっせぇよ!早くあずさを向かえに行けやぁあぁあ!!」

P「何が765の知名度向上だぁあ!?んならちったぁ春香達に仕事拾ってこいやぁあ!なんじゃいわりぁ竜宮小町がたまたまヒットしたからって天狗になっとんか?ならその鼻へし折ったるわ」

律子「はぁ…何を言っても無駄な様ですね……ほら、行くわよ」

伊織「え、えぇ…」

P「はっ!そんなに俺が信用出来なかったのかよ!俺が嫌だからプロデューサーになんてなって竜宮小町を作ったんだろそうなんだろ!?はっ、死に晒せ裏切り者ぉぉお!!」

バタン

P「はっ、はぁ…はぁあ……はぁ…」

小鳥「プロデューサーさん、お茶淹れましたよ~」

P「…っふぅ、ありがとうございます」

小鳥「1500円です」


P「……あん頃は楽しかったなぁ」

小鳥「あん頃、ですか?」

P「そうそう、え~っと、765って何人居たっけ?アイドル、まだ全員アイドルだった時期だよ」

小鳥「あ~、まだ事務所で馬鹿騒ぎしてた頃ですかぁ、懐かしいですねぇ(えっと、何人でしたっけ…)」

P「あん頃は俺が仕事一つ手に入れただけでみんなぁ馬鹿みたいに喜んでよぉ…ライブだって小さいホールも埋められ無かったけどそりゃあもう皆嬉しそうだったなぁ……あっ、タバコ下さい」

小鳥「よく海とかに遊びに行ってましたもんね~、はい、2000円ですよ~」

P「ははっ、いつからだよ…あいつらが死んだ様な目になったのはよぉ、律子がプロデューサーになって竜宮小町作って売れて……はあぁあ、皆律子のせいじゃねぇか」

P「無い仕事が更に無くなって、俺は社長にボロクソ言われて…けど仕事取らないといけないから知らない奴に頭下げてよぉ…はっ、やってらんねぇ」

小鳥「まぁおかげで何人かはレギュラー持ってるじゃ無いですか!……深夜のクソ枠ですけど」

P「あ~、大阪の893プロに行こうかなぁ、雇ってくれそうだし」

小鳥「893プロ……あ、あの893プロですか」


P「もうさ、765には律子だけでよくね?あいつなら皆の仕事引っ張ってこれるだろ」スーハー

小鳥「いやぁ、それはどうか分かりませんよぉ?(ちょちょちょっとマズイですよ!私の食い扶持が居なくなるなんてそんなの絶対嫌です!)」

P「はっ、この際だから俺の辛さを律子に教え込んでやろうかぁ、たった三人しか受け持ってねぇ分際で一丁前にプロデューサー面しやがって…100以上抱えてる秋元を見習えってんだよ」スーハー

小鳥「あはは…(ただでさえ一枚5000円で売れるのに!絶対に手放しませんよ!)」

ガチャ

響「はいさーって、くっさ!この部屋臭うぞ!」

P「よ~響かぁ……ははっ、金かしてくれ、昼飯かえねぇ」

響「……プロデューサーが困ってるなら自分、力になるぞ」

P「ありがてぇ、ありがてぇ…」

所持金 24800円


雪歩「おはようございます……プロデューサー?なんだか臭く無いですか…この事務所」

P「雪歩……ワイなぁ、もう無理なんや」

雪歩「な、何が無理なんですかぁ?」

P「金が無いかんな、ワイ、大阪の893プロに転勤するかもしれへんのや」

雪歩「え、えぇえ!?プロデューサー、765プロ辞めちゃうんですかぁ!?」

P「ほんまな、金さえ有れば大丈夫なんやけどな……グッバイ、雪歩」

雪歩「まままま、待って下さい!」

P「……雪歩(ほ~ら釣れたわ、軽いなぁウチのアイドルは。俺が子犬になりゃあ撫でてくれる優秀な飼い主ばっかやでぇ)」

雪歩「これ……小切手ですけど」

P「ん~…………ぶふぅう!!(ななななな、なんだよこの金額!?ぱ、ぱねぇ)」

雪歩「お父さんに言っと来ます、だから…辞めるなんて言わないでください」

P「んなははははははは!大丈夫大丈夫、
Pちゃんは辞めへんでー!」

所持金.約500万


美希「……」

P「ゆ~きほ♪俺のゆ~きほ」ナデナデ

雪歩「きゅうぅ、プロデューサー、は、恥ずかしいですぅ」

美希「ちょっとハニー、どうして雪歩がハニーの膝の上に座ってるの?そこは美希の席なの」

P「あ"?黙れや金髪、仕事無い日は事務所にくんなっつったろ」

美希「……ハニー、お金なの」

P「はぁぁあん?んな金で俺が落とせるとでもぉ?甘いねぇ、蜂蜜より甘いんだよその考え……さっさと帰れ、邪魔だ」

美希「は、ハニー…酷いの」

P「金で男に甘えたいならホストにでも行きゃあ良いじゃねーか!!俺はてめぇのハニーでもなんでもねぇんだよ!その金でスーパーにでも言って蜂蜜の瓶でも買ってろ」

美希「……うそつき」

バタンッ

響「あ、美希!」

P「けっ、これだからクソガキは困るんだ……ゆ~きほ♪俺だけのゆ~きほ」


響「ちょっとプロデューサー、今のはいくらなんでも言い過ぎだぞ…」

P「あ"?沖縄に送り返すぞ」

響「な"んくる?!」

P「現場の地図、渡すから一人でタクシー拾って行け。俺は雪歩と真を現場に連れてかなきゃなんねーの、分かる?お前、完璧なんだろ?現場にさえ行けばスタッフがやってくれっから」

響「……」

P「ほら、早く行けよ。収録まで今から~~あぁ、タクシー拾えば余裕だ。ほら、地図」

響「プロデューサー、自分、プロデューサーに連れてって欲しいぞ」

P「甘えんじゃねぇぞ、年は何歳だ?一人でタクシーにも乗れねぇのかあぁん!?」

響「……プロデューサー、またいつか、皆で遊びに行けたらいいな…」

バタンッ

P「はいはい、毎日がエブリディな奴は気楽で良いよなぁ~……ゆ~きほ♪マイワイフゆ~きほ」

小鳥「……すぅぅうう、はあぁぁあ(大麻、ヤフオクで出しても売れませんねぇ)」カチカチカチカチ


真「おっはよーございまーす!!」

P「あぁおはよう真、早速だけどさ、コーヒー淹れてくれ」

真「……は、はい?」

P「コーヒーだよコーヒー、淹れ方わかんない?そんな訳ねーだろ?ほら、コーヒーだよコーヒー」

真「あ、はい…」

P「はぁ、真はダンスやってるからコーヒーも淹れ方分かるんだよなぁ~。俺もダンス習おうかなぁ」

小鳥「!?(い、違反通報でID規制!?ぴーよー!!1073まで溜めた私の評価がパーですか!?)」カチカチカチカチ

P「どうしたんすか小鳥さん、パソコンかたかたかたかたうるさいですよ」

小鳥「……はぁ、タバコ吸いますから窓開けますね」ガララララ

P「おい、雪歩が居るんですよ?タバコなら外で吸って下さいよ」

雪歩「プロデューサー、私なら平気ですから」

真「……コーヒー、淹れてきました」


P「うっし、じゃあ雪歩と真を現場に連れて行きますんで。留守番頼みますね」

小鳥「はいは~い、任せてください」

雪歩「そ、それじゃあ行って来ますぅ」

真「……」

バタンッ

小鳥「……っと、たしかプロデューサーさんが貰った小切手はっと」ガサガサ

小鳥「ぴよ~、ありましたー!これで給料日までART打ちまくれますよー!」

小鳥「はっ!?こうしちゃ居られませんね、さっそくうちに行きますか!」

所持金 24800円


~事務所~

P「………無い」

P「雪歩を現場に送った、確かにそれまではこの引き出しの中にあった小切手が無い…」

P「おい、マジかよおい!おいぃぃい!!誰だよパクった奴はぁあ!はぁ"ぁあん!!」

P「返せよ……俺の500万がえ"ぜよぉぉ!!」

P「給料日まであと12日もあるのに24800円しか無いとか無理に決まってんだろぉぉ!!」

P「ぁ"ぁあぁあああ!誰が奪ったんだよおーうぃー!」ガサガサ

P「無い!無い!無い"ぃ"いぃい!!」

ガチャ

美希「……ハニー」

P「美希ぃ、金かしてくれぇ…」

美希「ハニーの膝の上は誰の物なのか教えてほしいなぁ…」

P「……美希だけのものだよ」キリリッ

所持金 65000円

ガチャ

やよい「プロデューサー!学校が早く終わったんで遊びに来ちゃいました~」

P「……で?」

やよい「えっ…あ、あの」

P「で?遊びに来たからなに?別に、俺はお前には一切期待してねーから…なぁ美希~」ナデナデ

美希「あふぅ…」

やよい「ぷ、プロデューサー、これ、今日の家庭科で作ったお財布!春香さんがプロデューサーさんはお財布を落として大変だって聞いたから作ってき

P「空なんだろ?中身」

やよい「……はい」

P「だったら要らね、そーんなゴミ、そこのゴミ箱に捨てといて~」

やよい「プロデューサー…」

P「中身の入ってない財布とかリボンの無い春香だから、それくらい価値無いから」

やよい「……」ポロポロ

P「あ~、泣くなら帰れ、つーか消えろ、邪魔だ」

バタンッ

ガチャ

P「ったく、今日は来訪者が多いなおい。誰だよ」

伊織「……説明しなさいよ」

P「うっわ、よりによってデコ助かよ…美希、ちょっと待っててな」

美希「うん、ずっと待ってるの~」

P「で?親のコネでアイドルになった竜宮小町のリーダーことドケチな水瀬伊織様が私になんの様ですかぁ?」

伊織「さっき、泣きながら走ってたやよいを見たの。まぁ理由はなんとなくだけど分かったわ……やよいに何したのよ」

P「はぁ'ぁあん?変な言いがかりはやめてほしいなぁコネアイドル、略してコネドルさんよぉ」

伊織「やよいに何したのか聞いてんのよ…」

P「うわっ眩しっ!」

伊織「……」

P「今度家からスカルプD持ってきてやんよ、その衰退しきったデコもちったぁマシになるんじゃねーのか?あはははは」

伊織「……屑」

P「黙れやベジータ」


伊織「……なんで変わっちゃったのよ」

P「ベジータがなんか言ってるぞ、アレか?連続エネルギー弾か?」

伊織「私達が独立したのはアンタが嫌だった訳じゃないんだから…」

P「うるさい黙れ、お前達のせいで俺は狂ったんだよ」

伊織「……律子はアンタの仕事を少しでも楽にしてあげようと思ってプロデューサーになったのよ?どうしてそれが分からない訳?」

P「さっきからうるっせぇなぁベジータは、そんなに美希がスーパーサイヤ人に目覚めたのが気にイラねぇのか?」

伊織「律子は……アンタの為を思っての苦肉の策だったのよ…私が頑張れば彼ももっと頑張るだろうって……」

P「はははは、笑えよベジータ」

伊織「……もういい、アンタと話してても疲れるだけだし…けどね、私は今のアンタより前のアンタの方が好きだったわ」

伊織「がむしゃらになって私達に尽くしてた前のアンタの方がね……じゃあ、美希と一生戯れてなさいよ」

バタンッ


P「……っち、帰り際に鋭いパンチを穂おりやがって」

美希「ねぇハニー、終わったの~?」

P「俺は悪く無い…悪いのは俺を変えた周りなんだ、悪いのは俺じゃ無い…俺じゃ無い」ブツブツ

美希「ねぇハニー!?まだなのー!?」

P「………なぁ美希、ちょっと外に出ないか」

美希「え?今から?もう夕方だけど…」

P「すぐ終わるから…頼む」

美希「ハニーがどうしてもって言うなら良いよ?美希はハニーが行く所なら何処へだってついていくの」

P「………海、海に行こう」

美希「海?」

~海岸~

美希「潮風が気持ちいいの~、春の海ってぇ、夏とは違う楽しさが有るんだね!」

P「懐け~、ここ、最後に来たの2年ぶりくらいか…」

美希「ねぇハニー!早く来てなのー!」

P「やべぇ、なんか久しぶり過ぎていろんな事思い出しちまう……そっか、そういやあの夏だったよなぁ律子が竜宮小町作ったの」

P「そっから電通のゴリ押しで人気に火が付いて、何時の間にか765=竜宮小町みたいなレッテル貼られて、それからだっけ……お偉いさんから中々仕事が貰えなくなったのって」

美希「もー!ハニー!?聴こえてるの~?」

P「ん?あ、あぁ……俺がぐれたのもその辺からだよなぁ、給料が30万から11万に減ってむしゃくしゃしてた時もそんくらいからだな…今じゃ給料手取り6万しかねぇけど」

P「金かぁ、金に縛られ過ぎてんのかなぁ俺って……ははは、なんつーか、やっぱ海になんて来るんじゃ無かったかなぁ」

美希「もう!ハニーが中々来ないからこっちから来たの!」

P「………泳ぐわ」

美希「え?」


P「うん、泳ぐわ」

美希「は、ハニー?水着はって、ハニー!?」

ダタタタタタ

P「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」ザバダー

美希「ハニー!?す、スーツ姿で泳いじゃ風邪引いちゃうのー!」

P「いーひひひひひひひひ!うっひゃっひぃいひうきききききき」バシャバシャ

美希「ぁあ…ハニーが壊れちゃったの」

P「あぁぁあ"ぁあだばだばだばだばだばだば!!」バシャバシャバシャバシャ

美希「……かっこ悪いけどぉ、やっぱかっこ良いの」

P「っへっくしょいぃいい!!」

美希「ふふふ、ハニー、今タオル持ってくるねー!」タッタッタッタッタ

P「あひ、あはははははははは!あっはっはっはっはっはっ!!」

美希「も~、今度はどうしたの?発声練習なんかしちゃって」

P「……なぁ美希!今の俺ってどう見える!?」

美希「今も昔もぜーんぜん変わらない美希のハニーが見えるよ?」


P「そっか!あんがと!」

美希「はい、タオル」

P「………今年の夏は行きたいなぁ、皆で海」

美希「それより花見が先なの、ハニーとの思い出作り、したいなぁ」

P「金、濡れちまったぁ」

美希「給料日まで我慢なの~、ね?ハニー」

P「………だな」

美希「やっぱりハニーはハニーなの、全然変わってない…ううん、変わっちゃダメなの」

P「っしゃあ、じゃあ美希を自宅まで送って風呂入って寝るかなぁ」

美希「うん!頑張れ、ハニー!」

P「お前に言われなくてもわかってるっちゅーの」

所持金 0円

美希とPが海に行ってPが覚醒した日のパチンコ屋にて

小鳥「ぴ~よ~」パシパシパシ

小鳥「全然引けませんねぇ…これ1ですよ1!あーもう、8万使っちゃったじゃないですかぁ!」

小鳥「…まっ、まだ500万有るんで良いんですけどね~ぴよぴよぴよぴよ」パシパシパシ

小鳥「給料日まであと11日~、遊びまくりますよー!」パシパシパシ

小鳥「ぴよよっ!?単チェ来ましたよー!」パシ

小鳥「!!!」

『俺は最強最悪の…鬼武者だぜ』

小鳥「こっからはいれば良いんですけどね~」パシパシパシ

~事務所~

P「……すまなんだぁ!」ドゲザー

やよい「あ、あの、プロデューサー」

P「昨日はすまなんだぁ!!アレはかっとなっただけなんだ!やよいの好意を受け取ろうともせずに……すまなんだぁあ!!」

やよい「い、良いですよぉ昨日の事はもう忘れましょ~」

P「やよいは池沼だな~、扱いやすいったりゃありゃしねぇ」

やよい「ぷ、プロデューサー…」

P「!?う、うっうー!は、はい、たーっち!」

やよい「!はい、たーっち!」

小鳥「はああぁぁ…くそくそくそ!」シュボ

小鳥「結局ロベルトで終わりとか無いわぁ、ぜんっぜん上乗せ出来なかったですし…はあぁ」スーハー

ガチャ

千早「おはようございます…」

P「あっ、悪い千早、お前にも謝らないとな……高いCD、全部パクったの俺だ」

千早「…………失礼します」


P「おい!ま、待てよ千早ぁあ!!」

やよい「何かあったんですかぁ?」

P「うるっせぇ!てめえには関係ねぇんだよ!!」

やよい「!!?」

P「あっ……は、はいたーっち」

やよい「はい、たーっち!!」

P「やよいはここに居てくれ、俺は千早を追いかけるから」

やよい「でもプロデューサー、お金は大丈夫なんですかぁ?最近のプロデューサー、お金の事でイライラしてるって伊織ちゃんから聞きました~」

P「……なぁやよい、やよいは今、どれ位持ってる?」

やよい「12円」

P「くっそ貧乏だな」

やよい「?!」

P「あぁ悪い、じゃあ行って来る」

~駐車場~

P「……こんな所に居たのか、探したぞ千早」

事務所の壁「…」

P「ったく、まな板だからすぐ分かったよ。ほら千早、早く帰るぞ」ググッ

P「な、なんだよ千早、お前…重たくなったな……ふん"!」グググ

P「はぁ、はぁっはぁ…びた一文と動かないな。まさに壁だよ」

千早「……」

P「ははは、引っかかったな!こうして壁とコントしとけば本物が出てくるって戦法よぉ!さぁ千早、事務所に行くぞ」

千早「CD……返して下さい」

P「ヤフオクで全部捌いたから無理だわ」

千早「……」

ダタタタタタ

P「千早ぁぁああ!!」


美希「あっ、ハニー!」

P「!?美希ぃぃい!目の前の千早をこかせろぉお!!」

美希「え?え?」

千早「美希!どいてぇえ!!」

P「こかせたらベロチョロしてやるからぁあ!!頼むぅうぅう!!」

美希「………千早さん、ごめんなさいなの」ヌルポッ

ガッ

千早「んあー」ズザザザザザザザザ

P「……うわぁ、アスファルトでヘッドスライディングとは何という事でしょう…」

美希「千早さん、顔が真っ赤なの…膝も擦り剥けて大変なのぉ」

~病院~

医師「大変申し上げにくいのですが…彼女の喉はもう…」

P「千早の馬鹿……だからあれ程ダンスを習っておけと言ったのに」

医師「えぇ、ダンスさえやっていればあの程度の傷で喉を潰したりしません。何よりその過程のこかされる、という心配もありませんし」

P「じゃあ千早はもう…」

医師「………歌えません」

P「そうですか…では、これを」スッ

医師「ん?なんですかこれは」

P「ヤブ医者のお前に慰謝料の請求だよ、明日までに5000万円ゆうちょ銀行に振り込んで無いとネットにここの悪いところ全て晒すからな」

医師「なんと……」

P「いいか?明日までにだぞ……それじゃあ、ありがとうございました」


美希「ハニー、千早さんは」

P「千早?誰だそいつ」

美希「え?」

P「765プロに千早なんて名前のアイドルいないだろ?」

美希「っとぉ…は、ハニー?」

P「765プロに千早は居ない、だろ?美希」

美希「……う、うん!そうなの、千早なんてアイドル、居なかっの~」

P「そうそう、病院に来たのは湿布を貰いに来ただけだ、な?」

美希「うん!早く事務所に戻るの~」

P「……(さよなら千早、765プロの歌姫よ)」

~事務所~

P「……」モグモグ

小鳥「プロデューサーさん、なに食べてるんですかぁ?あっ、春香ちゃん弁当は私が食べてますけど」ガツガツ

P「この辺に小学校あるでしょ?その鶏の卵を3つ程パクってゆで卵に…」モグモグ

小鳥「お金無いですもんね~、因みに春香ちゃん弁当は私が食べてますよ~」ガツガツ

P「しんでぇ…板東英二になっちまうよ」モグモグ

小鳥「美希ちゃんはもう帰ったんですか~?あっ、因みに春香ちゃん弁当は私の胃の中ですよ~」

P「はあぁ…給料日まで残金0、か…なんくるねぇよ」モグモグ

ガチャ

響「はいさーいはいさい!プロデューサー、サーターアンダギー揚げてきたぞ!」

P「んなドーナッツのパクリなんざ要らない…悪いな」モグモグ

響「……プロデューサー」


響「だ、だったらちんすこうはどうだ!?ほんのり甘くて美味しいぞ!」

P「ちんこ?響…お前アイドルなんだろ?前もマンコとか言ってたけどちょっとな…」モグモグ

響「ちんこじゃなくてちんすこう!それに、マンコだって恥ずかしい言葉の方じゃなくて湖の方のマンコだぞ!」

P「………マンコか」

P「なぁ響、もう一回マンコって言ってくれないか?」スッ

小鳥「ぴよ!?(あれは…録音機!?)」

響「ん~?マンコがどうしたんだ?」

P「マンコで遊ぶの気持ちいいぞ~って言ってくれ」カチ

響「自分、マンコで遊ぶの楽しいぞー!小学生の頃からマンコで遊んでたからな!」

P「っはいオッケー、さっそくヤフオクに出品だな…えっと、タイトルは765プロ 我那覇響 マンコ時計 っと」カタカタカタ

小鳥「……」

響「ん?ん?どうしたんだプロデューサー、自分にも見せてよー!」


~30分後~

P「……(うわっ、10万超えてる…ヤバいなこれ)」

小鳥「す、凄いですね…765プロのファンってコアな人が多いって聞きますがこれ程とは」

響「プロデューサー!なにが凄いのか自分にも教えて欲しいぞー!」

P「響が完璧って事だよ」

響「ほ、ほんとうか!?自分、か、完璧なのか!?」

P「あぁ、(マンコの発音は)完璧だな」

響「プロデューサー…や、やっぱり美希の言ってた通りだ!前のプロデューサーに戻ったんだ!」

P「……765プロのファンはコアな奴が多い…ね」カタカタカタ

P「くひひ、こりゃあ一儲けできそうだな」

ガチャ

美希「ハニー!美希に用事ってなぁに?」

P「美希、美希は俺の事大好きなのか?」カチ

美希「うん!美希はハニーの事だいだーい好きだよ!」

P「……」カチ

P「なぁ美希、もし二人で暮らす様になって俺を起こす時はなんていう?」カチ

美希「ん~んと……ハニー、ねぇ、起きて、美希だけのハニー…かな」

P「はいおーけー、ヤフオクに出品しま~す。えっと、商品名は、765プロ 星井美希 おはよう目覚まし時計っと」

小鳥「……」スーハー

小鳥「やっぱり大野は上手いですねぇ…」スーハー

美希「ねぇハニー、美希に用事ってなんだったな」

やべぇよ・・・やべぇよ・・・急に仕事入っちゃいました~

うん、ごめんなさい、夜まで無理なんでこの物語はコレで終了でございます
サヨナラ、またコンドーム

夜まで残せばいいんだな?
そのくらい言えよクズが


保守

>>240
いや、だって19時頃になりますし…良いですよ落として下さい(マジキチスマイル

屑過ぎワラタ

またお前か

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内 
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

高木「アイドルの給料で打つパチンコは楽しいかね? ……私も混ぜてくれないか?」

黒井「私もいいかね?」

チャオ☆


~話は端折るが給料日の社長室~

社長「はい、これが律子くん達、竜宮小町全員の給料だ」

律子「はい、ありがとうございます」

P「……(毎回思うがなんで給料袋を手渡しなんだろうな…口座位みんな持ってるだろ)」

社長「はっはっはっ、君ぃ~、今月は頑張ったようだね」

P「あ、は、はぁ…そうですか」

社長「まっ!君の給料は増えないがね!はっはっはっ!はい、みんなの給料袋だ、渡しといてくれたまえ」

P「……(あぁ、やっとスカルプD買える…帰りにドンキよるか)」

律子「それじゃあ社長、失礼します」

P「失礼します…(あとは洗顔だろ?つーか…ここ10日位まともにご飯食べてないな)」

バタン

  ( ゚д゚ ) !!!
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄


  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/     /
     ̄ ̄ ̄


 ⊂( ゚∀゚ )

   ヽ ⊂ )
   (⌒)| ダッ
   三 `J


律子「プロデューサー」

P「あん?んだよ眼鏡…じゃなかった、律子」

律子「ふふっ、無理してますね~。皆の間で話題になってるんですよ?プロデューサーが前見たいなやる夫にやったって」

P「自分…完璧だからな(ヤバい、腹減った…メシ食いに行きたい)」

律子「早く私に追いついて下さいよ~?あっ、それとですね…今月の中頃に行きませんか?お花見」

P「はぁぁあん?行く訳ねーだろぶぅわぁあか!俺はガキは嫌いなんだよ…つーかご飯食べに行きたいんで、さよなら」

律子「……亜美が泣きますよ~、兄ちゃんに騙された~って」

P「ぐっ……わ、分かったよ。中頃な、開けとく」

律子「亜美、喜びますよ~。それじゃあお疲れ様でした」

P「あ、あぁ…うん」

P「っとぉ、俺の今月の給料は……ドロー」

所持金 45000

P「…………は?」

5000万円あるから大丈夫さー!


P「は?え…は?」

P「いやいやいやいや、多分これ、やよいの給料袋だな、そうだよそうだよ…うん、……うん」

Pの給料袋「45000え~ん」

P「……ち、因みにだ、や、やよいの給料は幾らなんだ?今まで流石の俺も人の金は見なかったが……ドロー」

やよいの給料 120000

P「What's!?Why?」

P「え、は、は?は!はぁぁあん!?なんで?確かやよいってレギュラー無いだろ?先月は確か週に1回の地方アルバイトみたいな感じの仕事しかなかったろ!?」

P「……俺は、事務員と毎日事務所で雑ながら雑務をこなしていた筈だ、毎日毎日毎日毎日サービス残業…それなのに、それなのに…」プルプル

P「はぁ…魔法カード発動、強奪。やよいはアレだ、貰いすぎだな」

所持金 65000


P「っと、この際だから皆の給料見てみるかな…良い機会だ、プロデューサーたるものアイドルは把握しつくしとかなければならないからな……春香のは」ガサガサ

春香の給料 168000

P「……いやいやいやいやいやいやいや、貰い過ぎだろ貰い過ぎだろ!!おっかしいだろ!レギュラー1本だぞ!?たったそれだけでこんだけもらえんのかよ!」

P「あぁぁあぁあぁぁあああ!しかも先月はライブ無しだろ?ライブ無しでこんなに!?週に1回のレギュラー番組一本でこんなもらえんの!?」

P「………はっきり言おう、貰いすぎだな」

P「あんなくっそ不味い弁当を毎日作って来やがってよぉ…まぁ結局一回も食べてないけどな」

P「俺はプロデューサーだ、地位的には俺の方が上だ、そうだ、俺がプロデューサーだ」

所持金105000


P「で、次は……週に1回ラジオ番組、イソフラボンバー↑をもってる雪歩の給料か…ま、まぁラジオ番組だしな、そんなに貰える訳な

雪歩の給料 235800

P「……うひひ」

P「いひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!あーはっはっはっはっはっ!!阿呆らしいぃい!自分が馬鹿みてぇ、あははははは」

P「ラジオだけで!?……あっ、そういや写真集出してたっけ雪歩は」

P「はっきり愚痴を言わせて貰うとブラック過ぎて、シンドいです……」

P「努力は実らないんだな…ははは、せっかく変わろうと努力したところでなーんにもかわらねぇんだな…」

P「……クソくらえだ、人生なんて腐ってやがる……くそっ、くそぉぉぉお!!」

所持金 150000

総額50万は行くな

~事務所~

ガチャ

P「………」

小鳥「あっ、プロデューサーさん…それ、皆の給料袋ですよね」

P「……くひひひ」

小鳥「ぴへへへへ」

P「あはははははははは!!」

小鳥「ぴーよぴよぴよぴよぴよぴよ!!」

P「おらぁぁああ!!一番売れてる美希の給料じゃぁあい!!」バンッ

星井美希 468500

小鳥「あはははははははははははは!私なんて今月7万ですよ!?毎日毎日電話でペコペコ頭下げて毎日朝帰りで週休0!なのに7万ですよ!」

P「あはははははははははははは!馬鹿みてぇだよなぁ!?人生なんて苦労した奴程報われないんだよなぁ?!」

小鳥「プロデューサーさん!大野吸いますか」

P「ありがてぇ…」

ぴよの所持金 10万
Pの所持金 17万

大麻君は大野じゃないだろ!
いい加減にしろ!


P「はぁ…次は我那覇響か」スーハー

小鳥「あ~、確か2本レギュラー持ってますよね響ちゃんは……自分、完璧だからな(笑)」

P「いや、そこは笑っちゃダメだろふざけんなぶっ飛ばすぞ?」

小鳥「ぴよ…」

我那覇響 378000

P「なぁ…なんでウチの事務所にこんだけの給料払える金が有るんだ?なんかさ、不思議でやれないんだが」

小鳥「まぁ本来なら私達がそれぞれ35万は貰ってる筈ですからねぇ…」スーハー

P「響のはなぁ、なんか貰い辛いなぁ…」

小鳥「プロデューサーさん、もしかして響ちゃんの事好きなんですかぁ?ぴーよぴよぴよ」スーハー

P「いや、あいつ毎月ペットの餌代だけで28万位使ってるとか言ってたしな…流石にかわいそ

小鳥「プロデューサーさん!!金と女、どっちが大切なんですか!!」

P「………世の中金だ、金が全てだ」スーハー

ぴよの所持金 14万
Pの所持金 20万


P「えっと、次は真か…」

小鳥「最近よくジャニーズジュニアに混じってバックダンサーとして活躍してますからねぇ、さてさて気になるお値段は」

菊地真 978000

P「ほっほっほほっ、ほっ、っほっほ」ガタガタガタガタ

小鳥「ぴっぴよっよよっよっ」ガタガタガタガタ

P「ま、真は…だ、ダンス習ってるからな…あはは、は、ははは」

小鳥「じゃ、ジャニーズ…さ、さすが超大手企業…あ、あはは…」

P「ひゃ、100万近い給料貰ってんのか…た、確かに真の袋は毎回ふっくらしてると思ってたけど……ジャニーズぱねぇ」

小鳥「……プロデューサーさん、世の中、金ですよ」

P「……」

ぴよの所持金 35万
Pの所持金 40万


P「最後は貴音だな…」

小鳥「あれ?もう最後でしたっけ?」スーハー

P「も~、大野の吸い過ぎで頭やられたんですかぁ?貴音で終わりですよ、小鳥さん」スーハー

小鳥「ぴへへ、うっかりうっかり」

四条貴音 8000

P「……」

小鳥「残酷な社会のテーゼですね…中卒ってだけでこんなに他の皆と違うんですか」

P「あいつ…普段は何気ない顔してたけど苦労してたんだな……」スッ

小鳥「ぴよ!?な、なにしてるんですかプロデューサーさん!自分のお金を!」

P「いや、流石に可哀想でしょ…今月は仕事、沢山持って来てやるからな」

小鳥「プロデューサーさん、惚れちゃいましたよ私!」

P「俺、年上はちょっと…」

小鳥「……っけ!」スーハー

Pの所持金 20万

Pにも良心が…
大野君すってなきゃ完璧だったのに

~病院~

P「ふぅ…」

小鳥「も~、勝手に事務所抜けて大丈夫なんですか?それにここ、病院じゃないですか~。腰痛ですか?」

P「俺はまだ24です、腰を痛めたりなんて無茶しません。千早のお見舞いですよ」

小鳥「あっ!忘れてたと思ったら千早ちゃんを忘れてました」スーハー

女看護師「あのぉ、病院内での喫煙はご遠慮下さい」

小鳥「あっ、すいません」グリグリ

女看護師「あのぉ、病院の壁にタバコを当てて火を消さないで下さい…」

小鳥「あ"ぁあん!?」

女看護師「ひぃぃいい!ししし、失礼しましたー!」

P「小鳥さん、アンタ荒れ過ぎだよ…」

小鳥「けっ、荒れて無いですよ~だ」スーハー

P「えっと、確か72番号室だったよな……ここか」

ガチャ


ピーッピーッピーッ

千早「………」

P「よっ!久しぶりだな千早」

小鳥「へぇ~、左腕にいっぱい管が刺さってますね。アスファルトで転けただけなんですよね?大袈裟過ぎません?」

P「千早はダンス習って無かったんで下半身やられちゃって……それに今は喉も」

千早「……」コーシューコーシュー

小鳥「ダースベイダーみたいですね…ぷふっ」

P「千早は有る事をすると声を出すんですよ」スッ

小鳥「コーシューって…ぷっぶはぁ」

P「………なぁ千早」

千早「…」コーシューコーシュー

P「弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だ」

千早「んぁあぁああぁああ!!」ビクンッ

ピーピー!!

小鳥「わわっ、プロデューサーさん、心拍数が凄い事になってますよ!」


P「弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だ弟を殺したのはお前だぁぁあぁあ!!」

千早「グリフィンドォォォオオッル!!」ビクンッ

ピー!!!!!

千早「………」

小鳥「プロデューサーさん?なんか…機械の音が…」

P「あ~、やっぱ千早は千早だな。さっ、帰りましょうか。とりあえず皆の給料をメール便で送らなきゃならないんでセブンイレブン寄っていいですか?」

小鳥「あっ、はい…」

P「765プロに歌姫なんて居なかった…大丈夫、お前の分まで頑張るからな、千早」

千早「……」

ピーッ!!!

小鳥「お、お大事に~」

バタン


がなは ひびき
CV:沼倉 愛美
誕生日:10月10日
年齢:15歳(アイドルマスターSP)
   16歳(アイドルマスター2)
身長:152cm
体重:41kg
スリーサイズ:86-58-83(アイドルマスターSP)
       83-56-80(アイドルマスター2)
趣味:編み物、卓球
イメージカラー:麻葱色

パーフェクトサンのストーリープロデュースではライバルアイドルとして登場する。

沖縄出身のアイドルで、「はいさい!」や「なんくるないさー」など沖縄弁をしゃべる。
よく語尾に「さー」とつく。
自信家でパワフルでストレートな野生児ぽい…がプライドが高く淋しがり屋な一面も。

動物好きであり、判明している範囲では「ハムスターのハム蔵、犬のいぬ美、うさぎのうさ江、ねこのねこ吉、オウムのオウ助と、豚のブタ太、シマリスのシマ男、モモンガのモモ次郎、蛇のへび香、ワニのワニ子、沖縄の実家ではニワトリのコケ麿」を飼っている。


ペットの餌をつまみ食いすることがあり、そのせいで怒ったペットに逃げられたりする。食費は事務所持ち。

~翌日の事務所にて~

春香「プロデューサーさん、はい!お弁当です」

P「あぁ、うん。ありがとう」

春香「それじゃあ向こうのソファで待機してますね!あっ、今日はプロデューサーさんの好きな物いーっぱい入れて来たんで楽しみにしててくださいね!」

P「あ、うん…」

P「小鳥さん、弁当要りますか?俺、弁当買ってるんで」スッ

小鳥「いや、私もお金には困ってないんで大丈夫です(先月FXで500万溶かしちゃいましたけど気にしちゃいけませんね~)」

P「はぁ、じゃあこの弁当は捨てるか」ポイー

小鳥「窓から捨てたら下の道路が汚れちゃいますよ?それに春香ちゃんにばれたらどうするんですか」

P「知らね、ガキの弁当なんざどうせくっそ不味そうだしな」

小鳥「まぁ確かにあまり美味しくは無かったですね、春香ちゃんの弁当」


P「……はぁ、そうだなぁ、貴音の仕事見つけに行ってくっかなぁ」

小鳥「おぉ、昨日の今日でやる気有りますね~」

P「つーかこの事務所にあまり居たく無いしなぁ、大麻で頭がやられちまう。つー訳で、留守番よろしくです」

小鳥「了解しました~」スーハー

小鳥「あぁあ、仕事中の大野はたまりませんねぇ…」

ガチャ

真美「おっはよ→にいちゃ

P「居たんだ」

真美「え…」

P「今の今まで名前さえ出てこなかったから居ないかと思ってたわ、あっ、お前の席ねぇから」

真美「……」

P「じゃーな売れ残り~」

バタンッ


春香「ねぇ美希」

美希「ん?どうしたの春香、ハニーについて行きたいなら多分無理なの。仕事モードのハニーは真剣だから」

春香「それなんだけどね?あんなに適当なプロデューサーさんってどうやって私達にお仕事を取って来てるか気にならない?」

美希「……確かに、少し気になるの」

真美「ねぇみきみ

美希「あっ、居たんだ…」

真美「……はる

春香「じゃあ尾行しようよ!ね?タクシーで追いかけて現場に行ってバレない様にさ!」

美希「ふ~ん、春香にしては面白そうな意見かも。うん、それ、のったの」

真美「……真美は真美だよ…」


真美「ねぇピヨちゃん…」

小鳥「……」カタカタカタカタカタ

真美「……無視しないでよ」

小鳥「あ~、私も年ですかねぇ、耳鳴りがぁ…一人で雑務は暇ですね~」カタカタカタカタカタ

真美「真美だよ…やっと登場の真美だよ……やっと登場したんだよ…ねぇピヨちゃん」

小鳥「いや~、流石竜宮小町ですねぇ、亜美ちゃんもあずささんも伊織ちゃんも頑張ってますね~」

小鳥「……特に亜美ちゃんは頑張ってますね~!!」

真美「……」ポロポロ

小鳥「あっれ~?雨でも降ってるんですかね~、キーボードが濡れてますけどぉ」

真美「……っ、…」

バタンッ

小鳥「ぴ~よ~」


P「お願いします、四条貴音という原石を磨いてみたくはありませんか!?」

ディレクター「でもねぇ…中卒だしねぇ、CMには起用し辛いっていうかねぇ」

P「そこをなんとかっ!彼女は必ず輝きます!磨いてさえくれれば絶対に輝く765プロの逸材なんです!お願いします!」ドゲザー

ディレクター「でも中卒だしなぁ、中卒なんだよなぁ~、顔は良いんだけど中卒なんだよなぁ~」

P「お願いします!上の方に話を持ちかけるだけでも良いので!お願いします!」

春香「プロデューサーさん、全くの別人みたい…あんなに真剣なプロデューサーさん、初めてみたかも」

美希「ハニー…(後でご褒美に4万円あげるの)」

P「お願いします!!」ドゲザー

ディレクター「中卒だから無理だな、つーか無名の中卒をCM起用とか仕事、舐めてるでしょ?帰んな」

P「………」

~駐車場~

P「……」ガサガサガサ

美希「あっ、ハニーが車から何か取り出したの」

春香「アレってよく工事する人が使ってるインパクトドライバーだよね…」

美希「インパクトドライバー?ねぇ春香、なんなのそれ」

春香「う~ん、簡単に言うならネジを自動で入れてくれる機械かな…?あっ、プロデューサーさん、誰かの車に近づいてる」

P「なにが中卒だなにが顔は良いけど中卒だぁ?なにが仕事舐めてるだぁあ"!?」ガチャ

P「てめぇの物差しで貴音を測るんじゃねぇぞぇぉぉお"お"!!」ギュィイィイン

バシュゥゥゥウゥゥゥ……プスッ

春香「……」

美希「タイヤに穴、開けたの…」

P「っけ!」ガンッ!

春香「こ、今度はボンネットを思い切り殴って凹ましてる…」


P「貴音はなぁあ!学歴を気にしながらも必死になってアイドルやってんだよぉお!!それを、それをぉぉお」ガチャ

P「アンタって人はぁぁぁあぁああ!!」ギュィイィイン

バシュゥウウゥゥウウ……プスッ

美希「う、後ろタイヤの穴も開けたの…」

P「学歴がなんなんだよ!アイドルなんざ可愛けりゃ良いんだろ!!っざっけんな!貴音を中卒って馬鹿にしていいのはなぁぁあ!!」

P「俺だけなんだよぉお"ぉ"ぁお!!」ギュィイィイン

ガリガリガリガリガリガリガリガリ

春香「こ、今度は窓ガラスにドライバーを押し付けてる…プロデューサーさん、そこまでしなくても」

美希「いや、ハニーは貴音の為を思ってあそこまでやってるんだと美希は思うな……ちょっと妬いちゃうの」

P「あはははははは!!」ギュィイィイン

ガリガリガリガリガリガリガリガリ

ディレクター「な、なーにやってだぁああ!!」

P「!?」

ダタタタタタタ

春香「あっ、逃げた」

~お昼の事務所にて~

P「……ごめんな、今日な、貴音の仕事を貰いに行ったんだけどさ…無理だった」

貴音「プロデューサー…何もそこまで落ち込まなくても、わたくしはその気持ちだけで満足ですよ?」

P「俺が無能だからな…ははっ、畜生、あのディレクター、一番言っちゃいけねぇ事を何度も何度も言いやがって…くっそ」

貴音「……すみません、その…わたくしが中卒、ですからですよね」

P「あぁそうだよ、お前が我慢して高校行ってりゃ俺がここまで苦労しなくても済むんだよ…」

貴音「すみません…」

P「予備校かようか?それか高認受けに行くか?勉強なら俺が教えるから」

貴音「あ、あなた様がわたくしにお勉強を!?」

P「あぁ、高卒なら仕事転がり込んでくると思うんだよな」

美希「……美希も辞めたらハニーと一緒に勉強出来るのかなぁ…」

春香「美希、冗談でもそう言うのは言っちゃいけないよ」


P「貴音、ABCの歌、歌えるか」

貴音「ABCDEFG、HIJKLMNOP……きゅ、QR……T」

P「お前、中卒そういうレベルじゃないな…どんな底辺中学通ってたんだ…」

貴音「……すみません」

真美「お姫ちん!だったら真美がおし

響「貴音!自分、多分英語教えられるぞ!!」

貴音「響…」

真美「……」

小鳥「真美ちゃん…これ、吸いますか?」

真美「……ピヨちゃん…どうやって吸えば良いのか教えてよ…」

小鳥「びよぴよぴよ」

小学生レベル


P「……」プルルルル…ガチャ

P「はいもしもし765プロです~、え、あ、はい…はい、はい……はい!?ほ、本当ですか!は、はい!はい!今すぐお伺いします!」ガチャ

響「えっとな、私は貴音ですって言ってみるさー」

貴音「アイム貴音……ふふ」ドヤー

P「おい貴音!ちょっと良いか!?仕事決まりそうだ!いくぞ!」グイッ

貴音「あ、あなた様!急に引っ張られると」

P「いーからいーから!ほら、早く車に乗って向かう場所があるんだよ!」

響「ふふふ、プロデューサー、お留守番は自分に任せて行ってくるぞ!」

P「あぁ!じゃあな、春香、美希、響、小鳥さん、行って来ます」

バタンッ

真美「げほっ!ごほっごほ!」

小鳥「真美ちゃん、一気に吸い込んじゃいけないんですよ?最初は口に溜めて少しづつ肺に入れてく感じで」

真美「う、うん」スーハー

~チキンラーメン本社~

チキン社長「はっはっはっ、以前にラーメンの番組に出てた君の映像をたまたま見てねぇ、彼女の美味しそうな食べ方なら仲間由紀恵を超えれると私は思ったんだが」

貴音「そ、そんな、滅相もございません」

P「任せてください!彼女は食に関してはギャルク曽根より、彦摩呂より美味しく実況できますよ!(すげぇ、Sランクの仲間由紀恵と比べられてる…やべぇ、貴音やべぇ)」

チキン社長「はっはっはっ、じゃあ早速食べてもらおうかね。はい、卵」

貴音「……ふふっ」

P「ん?大丈夫か?頭おかしくなったのか?」

貴音「いえ…今、わたくしは感謝しているのです。わたくしにチャンスを与えてくれた社長殿、それと、あなた様に」

P「は、はぁ…(早く食えよ、伸びるだろ)」

貴音「では…いただきます」カパッ

チキン社長「びゅーりほー」

~事務所~

春香「えぇえ!?あ、あの仲間由紀恵さんが降板!?」

美希「その代わり、貴音がCMに…す、凄いの」

貴音「いえ、わたくしはただプロデューサーの前でらぁめんを食べただけです」

響「プロデューサー、やったな!これで貴音の知名度もうなぎ登りだぞ!」

P「あ、あぁ…………おい」

小鳥「ぴよ?!」

P「なーに中学生に大麻進めてんだよ、ほら、真美もそんなの吸うな」

真美「に、兄ちゃん?!い、今真美って…」

P「今度遊園地いこうな~」

真美「ほ、本当!?」

P「う・そ」

真美「………兄ちゃんのばかぁぁああ!!」

P「はっ、亜美の方が100倍可愛いわ」

小鳥「あ~あ、金づるが」

~4日後~

P「……金無くなった…」

小鳥「私も無くなりましたぁ…」

P「餓狼なんて誰が作ったんだすくっそがぁ、全くかてねぇぞおい…」

小鳥「番長もクソ台ですし…吸い上げ速度だけじゃないですかぁ4号機の時の再現って」

P「はあぁ~…まだ給料日まで20日以上はあるな………そうだ、伊織に」

小鳥「どうやって落とすつもりなんですかぁ?彼女は絶対にお金を出しませんよぉ」

P「俺に秘策がある……ああいう奴は押して押して押しまくったら大丈夫だ」

小鳥「はぁ……まぁ頑張ってくださいよ」

P「ふふふふ、待ってろよデコ助ェ」

所持金 0

無期懲役

なるほど、これで>>1に戻るのか

~スタジオ裏~

伊織「……なんでアンタがいんのよ」

亜美「お~、もしかして亜美の活躍ぅ、見に来ちゃったのかな~?」

P「んな訳ねーだろ自惚れんなよ片割れ」

亜美「……うわぁぁああん!!」

あずさ「亜美ちゃん、こっちにいらっしゃ~い」

律子「って、突然なんなんですか?まぁ…飲み物持って来たのは評価しますけど」

P「伊織に話が有るんだ……“2人きり”になりたいんだけど(飲み物代は春香から借りた、後は伊織を落とすだけだ)」

伊織「ぶっ!ば、馬鹿!なにさらっと変な事言ってんのよ変態プロデューサー!」

P「変態で何が悪い!俺は伊織に会いに来たんだよ!!」

律子「ちょ、ちょっとプロデューサー、声が大きいですって……はぁ、伊織、次の収録まで15分、それまでに帰って来なさいよ?」

伊織「ちょっと律子!わ、私とこの変態を二人にするつもりなの!?」

P「二人きりだ!二人じゃない!二人きりだ!!」

伊織「あぁあもう!分かったから変な事叫ばないでよ!THE・変態!」

~汚外~

伊織「……で?なんなのよいったい、私も暇じゃ無いんだから早くしてよね」

P「なぁ伊織、伊織はどうしてアイドルをやってるんだ?」

伊織「はぁ?そんなのアンタに関係無いでしょ、変態変態、THE・変態」

P「……変態、か…そうか、俺は変態なのか」

伊織「当たり前よ!ストーカーの域を超えた変態よ!アンタと3mは離れていたい位なのに」

P「H・E・N・T・A・I……そう、変態だ」

伊織「だからなんなのよ…はぁ、なんかアンタと話してると馬鹿になりそ

P「俺と付き合ってくださいぃい!!」ドゲザー

伊織「は、はぁあ!?」

P「ずっとずっとずっと考えてたんだけどよぉ、俺にはお前しか居ないんだよぉぉお!!」

伊織「ばばばばば、ば、馬鹿!突然何言い出すのよ変態!気味悪いわよ!」

P「変態でも良い!伊織のそばに居ればそれだけでいいんだぁあまああ!!」

~伊織に会いに行く数分前の事務所~

小鳥「綱引き作戦…?」

P「あぁ、それも伊織には綱を引かせない、一方的なワンサイドゲームをするんだ」

小鳥「……えっと、つまり、どういう事なんですか?」

P「好きだと叫び続ければ良い、どんなに罵声を浴びせられても愛を伝え続ければ良い…どうだ?簡単でしょ」

小鳥「い、伊織ちゃんがそんなので落ちるんですか?か、考えられませんけど」

P「あいつは俺にしか変態と言わないだろう?つまりあいつなりの自己表現なんだよ、いこーる、奴は俺に気がある…これは間違いない」

小鳥「は、はぁ…」

P「まぁぶっちゃけ2~3年も一緒に居たらな?友達以上にはなるんだよ、現に美希と春香は俺に気が有るのは知ってるだろう?」

小鳥「た、確かに…そうですね」

P「ふふふ、それでな、俺には秘密兵器があるんだ…」

小鳥「秘密兵器ですかぁ…」

(。╹ω╹。)ㄘんㄘんㄟ⁰ㄋㄟ⁰ㄋㄜㄝㄋ


P「伊織!これを見ろ!!」ドンッ!

伊織「んなぁあ"!?な、な、なんでアンタがそんな物持ってんのよ」

P「俺は今日から水瀬の苗字を我が物とする!伊織のお兄様とは既に話しを通してあるんだ!!俺は今日から水瀬の養子、つまり伊織の旦那さんなんだよぉぉお!!」

伊織「なっ、な、そ、そんなの嘘よ!お兄様がアンタみたいな変態を養子になんか受け入れる訳無いでしょ!」

P「コレをみろぉぉおぉお!!」ガバディ

伊織「っっっ!!?」

P「スーツの下に着ているのは伊織の顔がプリントされたオリジナル伊織ちゃんTシャツ(非売品)だぁぁああ!!」

P「もちろん!ズボンを脱げば伊織の水着写真がプリントされた通称、伊織ちゃんボクサーパンツじゃぁあぁあ!!」ドドンッ!

P「しかも後ろにはI・O・R・Iのロゴ入りだぁぁああ!!」ドドドンッ!

伊織「んなぁぁあ"!!」

P「俺と付き合ってくれぇぇ"ええ"!好きだぁぁああ!伊織ぃぃいいぃい!!」


P「はぁっはぁ…(決まった、綱引き作戦、完了…)」

伊織「……」

P「伊織、俺の気持ち……分かってくれたか?」

伊織「…」カチャ…プルルルル

P「はっはっはっ、何処に電話してるんだい伊織?あぁ、結婚式場かい?なら大丈夫、既に予約はしてあ

伊織「警察ですか…はい、◯◯スタジオの裏に変態が居るんで捕まえてください、はい、姿は…マッシュ色の髪の毛に身長は175位、はい、水瀬伊織のTシャツを着てるんですぐ分かります。はい、はい…」ブツ

P「………は?」

伊織「一回牢屋に入った方が良いわよ…気持ち悪くて吐きそうだわ…」

P「え、い、伊織…?」

ウーウーウーウー

警察「いたぞぉ!あいつだぁあ!」

P「ほげっ・・・」


P「うわぁぁああ!ぐるなぁ!くるなぁぁああ!!」

警察「取り柄えろ!!」

P「伊織ぃぃい!!な、何故だぁあ!何故なんだぁあ!!お、お前は俺の事が好きな筈だぁぁぁあ!!」

伊織「……はぁ…私はアンタの事、大っ嫌いだから。それだけ、じゃあね」

P「伊織ぃぃい!水瀬伊織ぃぃいぃいい!!てめぇ、覚えてろよぉ'"お!!」

警察「早く来い!この変態がぁあ!!」

P「嫌だぁああ!俺は765プロのプロデューサーだぞ!!こいつは俺の教え子なんだぞ!?」

伊織「じゃあ私は収録が有るから…じゃあね」

P「伊織、伊織…伊織ぃぃい!」

~豚箱~

P「……」

警察「お前は一生釈放されると思うなよ!!一生豚箱生活だからな!」

ガシャン

P「ふひひ…は、あはは……あははは、やっぱ餓鬼ってくそだぁ」

?「……チャオ☆」

P「あん?誰だよアンタ…そっか、俺と同じ部屋の人物なんだな」

P「どうしてアンタは捕まったんだ?俺は教え子に告白したら捕まった…はは、笑えるだろ」

?「本屋でチャオを買ったらロリコン扱い喰らってさ☆」

P「そっか……本屋でねぇ」

?「アンタ、名前は」

P「名前なんて無いさ、言うなら765プロのプロデューサーさ…」

北斗「俺は北斗、宜しく」

P「……あぁ、宜しく」

チャオ☆

>>388
チャオ♪


プロデューサーが捕まった、コレは765プロの間で瞬く間に広まった。勿論、水瀬伊織は皆から虐めを喰らう事になる…
靴の中に画鋲は当たり前、無視なんて軽すぎる、リハーサルの時には伊織だけ弁当飲み物一切無し。事務員からは毎日の様に根性焼きを腕に付けられていた……

それから、竜宮小町は水瀬伊織の脱退により解散。律子も水瀬伊織の事を毛嫌いし、事務所で会っても唾を吐きかける様にまでなっていったのだ。。。

そして、プロデューサーが捕まって2年後…

警察「おら!釈放の時間だ!」

P「……」

北斗「チャオ☆」

P「こいつは…出られないんですか?」

警察「そいつはロリコン容疑だからな、あと5年は無理だ」

P「そんな……北斗」

北斗「またいつか会おうぜ、プロデューサー☆」

P「……あぁ、またな」

ガシャン

~事務所前~

P「あぁ、久しぶりの事務所だ…」

P「皆どうしてっかなぁ、美希も春香も、あっ、小鳥さんは30歳超えてるんだっけな」

P「あはは、まぁ良いや、豚箱にぶち込まれて2年、すっかり毒気も無くなった」

P「あの頃の俺とは違うんだ!今からまた、頑張るぞー!」

~事務所~

ガララララ

P「みんなー、ひさし…ぶ……り」

小鳥「あははははは!痛いですかぁ!?熱いですよねぇ!プロデューサーさんはもっと辛い想いを冷たい牢屋で過ごしてるんですよー!!」ジュゥゥウウ

伊織「っ"!…っ……」ビクンッビクンッ

小鳥「あ~、気を失ってますねぇ雪歩ちゃん、お茶をぶっかけて起こしてください」

雪歩「プロデューサーを豚箱にぶち込むなんて……身体に穴掘って(墓場に)埋めてやるですうぅ!」バシャア

P「……な、なんだよこれ」

北斗はゲームでは真大好きだったしロリコンじゃないだろ

>>397
チャオ☆

>>398 チャオ☆


美希「ハニーに会える、会えない、会える、会えない」バチンッバチンッバチン

春香「美希ぃ~、そんな自分の爪ペンチで剥いで花占いしたってプロデューサーさんは帰って来ないんだよ…」

美希「うるさいの…ハニーに会える、会えない」バチンッバチンッバチン

P「……(自分の爪を…はっ!そ、それより伊織が!)」

小鳥「っけ!アンタのせいでプロデューサーさんは…私の最後の婚活チャンスをぉぉおぉ!!」ジュゥゥウウ

伊織「ぁ"っぁ"ぁあ"ぁあ!!」

小鳥「ぴーよぴよぴよぴよ!根性焼きで腕が穴塗れですねぇ~、まぁそれくらい軽いんですよぉぉお!!」ジュゥゥウウ

伊織「ひっぎぃぐぅぅいっぐぅ」ビクンッ

P「北斗の拳じゃねぇか…世紀末過ぎるぞ……」

響「あっ、プロデューサーの亡霊が見えるぞ~。あははは、久しぶりさ~」

P「いやいや、響!俺は本物だっての!」

響「小鳥から貰ったシンナーのせいで幻覚まで見ちゃってるのか~自分、完璧だからなぁ~あははははは」

貴音だけは許してくれ…


P「り、律子は!?律子はどこに居るんだよ!」

響「あはは~876プロに行ったさ~、自分達、捨てられちゃったんだぞぉ」

P「ば、876プロに……」

響「う"っ…な、なんだか幻聴なのに……幻覚なのに本当にプロデューサーと話してる見たいだぞ…ゔぅぁあ"!プロデューサーぁあ!早く帰ってきてほしいぞぉお"!」

P「やべぇ、つまり、ここに居る皆は765プロに居るだけのアイドル……捨てられたアイドルってやつか」ナデナデ

響「ゔわぁぁあ!あったかいぞー!幻覚なのにあったかいぞー!」グリグリグリ

P「春香と美希はソファーに居るし、
雪歩と小鳥さんは伊織を虐めてるし……亜美と真と貴音が居ないな」

響「亜美なら引きこもりになっちゃってるぞ…真はジャニーズに入って貴音は土方になったさぁ…」

P「……あ、あずささんは」

響「知らないぞぉぉお!うわーん!プロデューサーぁあ!早く会いたいぞぉ"お!!」

P「ど、土方…貴音に会いに行ってみるかな」


土方「っし、休憩はいっぞー!」

後輩「はーい!っしょ、じゃあ行きましょうか貴音さん」

貴音「はぁ、っはぁ……は、はい」

後輩「やっぱ女じゃ土方は無理なんすよ、大丈夫っすか?」

貴音「だ、大丈夫です…わたくしに出来る事と行ったらこの様な力仕事位ですから…はぁ、はぁ」

先生「おーい、女は置いて来て良いからはやく飲み物全員分買って来い!」

後輩「あ、はい!すんません!じゃ、じゃあ俺、行きますんで」タタタタタ

貴音「……はぁ…はぁ、プロデューサー…いえ、あなた様、早くわたくしの様に日の光を浴びる生活にお戻りください…それまで、わたくしは待っていますから」

P「まさか貴音が土方とはねぇ…」

貴音「あ…ぁっ……ぁあっ」

P「あはは、ひ、久しぶり」

泣いた


土方「……はい?あぁ、貴音を?」

P「すみません、引き取らせて下さい」ドゲザー

貴音「あなた様…」

土方「はっはっはっ、貴音、お前彼氏が居るなら居るって言えよ、対したにいちゃんじゃねーか。良いぜ、親方には俺から言っとくから。ちょっと待ってな」

P「あ、ありがとうございます!」

土方「はははは、いきなり土下座とかおもしれぇ兄ちゃんだな。ほらっ、今日までの給料だ。今までお疲れさん、お前、ガッツだけは有ったぞ?まぁ力は無かったけどな」

貴音「……ありがとう、ございました」ペコリーノ

P「……(次はあずささんかな)」

~ラーメン屋~

P「あはは…悪いな、晩ご飯までご馳走になっちまって」

貴音「いえ、お金は有りますから…それよりも、ほ、本当に本物のプロデュー、いや、あなた様なのですか?」

P「ま、まぁ一応…変わったのは毒気が引いて真っ白になった位かな~なはは…」

貴音「…っ"」ポロポロ

P「お、おいおい、泣くなよ貴音。せっかくのラーメンが伸びちまうぞ」

貴音「ふふっ…塩気が欲しかったので……それだけ、です…」プルプル

P「……いただきます」

貴音「あなた様…おかえりなさいませ、よくぞご無事で…」

P「いや、案外快適だったぞ?ちょっと北斗とにゃんにゃんしたけど」


店長「あざっしたー!」

ガララララ

P「いやぁ食べた食べた……って、なんでまだ泣いてんだよ」

貴音「これは汗でございます…」プルプル

P「……なぁ、あずささんって今何処に居るか分からないかな?さっき事務所に行ったんだけど行方不明らしくて」

貴音「……一緒に住んでいます」

P「は、はぁ!?」

貴音「三浦あずさとわたくしは同じ家にて日々を共にしております」

P「なに、お前らレズなの?」

貴音「……いいえ、そうでは無いのです。が、話せば長くなりますのでわたくしに着いて来て下さい」

P「は、はぁ…(レズかぁ、ゲイなら理解出来るがレズはなぁ…あぁやばっ、お尻疼いてきた)」

P「また新しいアイドルグループが…マジでヤバい」
↑これ思い出す。

同じ人だからな

~Pの自宅~

P「……成る程ね」

貴音「ただいま戻りました。あずさ、本日は久しい来訪者がお見えしてますよ」

P「お前等…今まで俺の家に住んでたと……はっ、はは」

~リビング~

あずさ「私が~おばさんになっても~海へ連れて行ってね~」

ぬいぐるみ「……」

あずさ「派手な水着は無理よ~若い子には負けるわ~………プロデューサーさん…はやく、帰ってきてくださいね…?」

ガチャピン

貴音「あずさ、ただいま戻りました」

あずさ「おかえりな……さ…」

P「あ、あはは…ただいまで有ってますよね?あずささん」

あずさ「ぷ、プロデューサーさん…本当に、プロデューサーさんなんですか?」プルプル

P「あはは、今日やっと釈放されました」


P「はぁ…じゃあ俺が捕まってすぐに竜宮小町は解散したんですね」

あずさ「はい…皆の伊織ちゃんを虐める姿を見ていられなくて私は逃げ出してきました……ここに」

P「か、鍵、掛かってましたよね?な、なんで入れたんですか」

あずさ「真ちゃんが開けてくれました」

P「だ、ダンスやってますからね、真は…」

貴音「今は765プロは変わってしまいました…事務所にいけば日夜水瀬伊織の虐殺ショーを見せられ、美希と響は頭を壊してしまい…わたくしは土方に就職するのがやっとでした」

P「あ~、忘れてた…伊織助けに行かないと」

あずさ「……プロデューサーさん、私は反対です」

P「な、なんでですか…」

あずさ「伊織ちゃんはプロデューサーさんを捕まえた張本人なんですよ?それに…もうあの身体じゃ」


P「……俺はいっときでも伊織を好きになった男です、そんな彼女が傷付いてのたうちまわってるなら尚更助けに行かないといけません」スッ

P「確かに俺は伊織のせいで豚箱にぶち込まれました。けど、それで頭が冷めました」

あずさ「プロデューサーさん…」

P「じゃあ、俺は行ってきますね。貴音はあずささんと一緒にここで待っててくれ」

貴音「……必ず、お戻りになると約束をしてくださるなら」

P「にひひ、じゃあ行ってくる」

バタンッ

あずさ「プロデューサーさん、変わりましたねぇ~。前より少し幼くなったと言うか」

貴音「プロデューサー曰く、毒気が抜けたそうです……あずさ、もうそのぬいぐるみも必要無いのでは?」

あずさ「……ふふっ、そうですね」

~事務所~

P「あの~」

小鳥「ぴよぴよぴよぴよ!インパクトドライバーですよー!」ギュィイィイイン

伊織「ぁ'っ…ぃゃ…」

雪歩「 (身体中)穴掘ってやるですうぅ!」ギュィイィイイン‼

P「……」ダタッ

小鳥「ぴよ~?誰ですかアンタぁぁあ!!」

雪歩「どいてくださいぃい!!」

P「あ~そっか、髪の毛真っ黒だしこけたからわかんないのかな…っと、伊織は貰っていきますね(うわっ、両腕が膿で腫れ上がってる…根性焼きかぁ、事務員も容赦ないな)」ギュッ

小鳥「ぴよー!!肉の塊を返してくださぁぁああい!!!」

雪歩「……もしかして、プロデューサー…ですか?」

P「雪歩、また明日向かえに来るからな!じゃあまた」

バタンッ

小鳥「ぴーよー!!!」ギュィイィイイン

雪歩「……プロデューサー…は、はい!待ってますね!(小鳥さん、やけくそになって事務所の壁に穴開けてる)」

「愛してる」 「愛してる」いつか未来でボクがキミに誓うから
GET YOU!行こう!! さあ行ける!!
どんな今日でもふたりならば恋を始めよう
BOY MEETS GIRL,START MY LOVE奇跡のように
I MEET YOU,YES I LOVE奇跡じゃない
探してく 求めてくHAPPINESS
響き合う 感じ合うTENDERNESS
ひとりだけ ひとつだけPURENESS
いつだって いつまでも
「愛してる」 「愛してる」いつか未来でボクがキミに誓うから
GET YOU!!
行こう!! さあ行ける!!
どんな今日でも
ふたりならば恋を始めようよ

~駐車場~

P「ふぅ…伊織を救出したのは良いんだけど、どうすっかなぁこれ」

伊織「……」ピクピク

P「身体の何箇所かにビス(ネジ)打ち込まれてるな、それにこの腕、よくみたら足も腫れ上がってる…顔だけが無傷なのが幸いだな」

P「………よし、あそこの病院に行ってみるかな、千早にも会えそうだし」

伊織「ぁ…っぐ…」

P「おっ、お目覚めですか?」

伊織「……ぁ…ぁ」

伊織「がぁ"ぁあぁあ!!いやぁぁあ"ぁ"!!も"うゆるじでぇ"えええ!!」ギュウ

P「い、痛い痛い痛い、しがみつくなっちゅーの!つ、つーか俺が分からないのか…(まぁ無理も無いよな、2年も吊るされて皆から虐め喰らってたんだ、病院ならやっぱ精神科の方も通わせないとな)」

伊織「いや、もういやぁぁああ!!」

P「いーたいっての!」

~病院~

医師「もう無理ネ、彼女助からないヨ」

P「……お前日本人じゃ無いだろ」

医師「私日本人ヨ、彼女助からないヨ」

P「ケツ穴掘られたく無かったら全力を尽くせ…彼女を救わなかったらお前を人口肛門まで追い込んでやるからな」

医師「助かるヨ、彼女助かるヨ。だからその目で見ないで欲しいヨ!」

P「俺は豚箱で新たな性癖に目覚めたんだ、雄雌なんて今の俺には関係無いからな…じゃあ俺はこれで」

バタンッ‼

P「ふぅ、千早はどうしてるかな」

~病室~

千早「このこ~えが~枯れる位に~君に好きと言えば良かった~」ジャンジャカジャンジャン

千早「会いたくて~しかたなかっ~った、どこにいーても~、なにをしてても~」ジャンジャカジャンジャン

P「あ、青いベンチ歌ってるし…いや、つーかギターも弾いてるじゃねぇか」

千早「………あの、どちら様ですか」

P「あぁ、髪をたくし上げてっと」ワシャワシャ

千早「あっ……ぷ、プロデューサー!?プロデューサーなんですか!!」

P「身体、治った見たいだな。良かった良かった」

千早「んぁ……んあぁっ、」

P「汚い泣き声だなぁ・・・」

んあー風呂はいらせてーよ、もう自分でも何書いてるかわかんないですね。はい、お風呂タイムくださいお願いします


千早「そうなんですか…プロデューサーも大変だったんですね」

P「いやいや、千早に比べれば軽いって。まさか下半身不随を無理矢理治すなんて凄い医師だな、しかも喉までオマケでって、あの中国人…ただものじゃないな」

千早「いえ、私を治した人はあの人じゃ有りません……黒髪に銀髪の、助手が一人…彼は名前を教えてくれませんでした」

P「はぁ…まぁ良いや、なぁ千早。もう一度、765プロで歌ってくれないか?」

千早「……条件が有ります」

P「ん?じょう…けん?」

千早「私のアパートは潰れてしまって家が無いんです……歌はこの病院で喉をならしていたので大丈夫な筈です」

P「あぁ、ならアパート借りれ

千早「んあぁ…」

P「……ま、まさか俺の家に住みたいと…?」

千早「この声が~枯れる位に君にすーきと言えば良かった~」ジャンジャカジャンジャン

P「千早、なんか…変わったな」

千早「んあ~きーせつは~思ったよりも進んでて~」ジャンジャカジャンジャン

~自宅~

P「……」

あずさ「あら~、千早ちゃん、久しぶりね~」

貴音「千早、まさか貴女と再び会える日が来ようとは…嬉しい限りです」

千早「……プロデューサー、何故二人がここに」ジャンジャカジャンジャン

P「千早、このアパート、防音対策してないからギターは無理だ…」

千早「…」ジャンジャカジャンジャン‼‼

P「知らねーよ!二人が勝手に住んでたんだよ!だからうるさいのは不味いんだっての!」

千早「……」ジャンジャカジャンジャン

あずさ「千早ちゃん、ギターうまいわね~」

貴音「気持ちが安らぐ音色ですね…」

P「あぁもう…女の子はいいよ…男が恋しい…」

~寝室~

P「あぁ、ベッドも一つなのね…」

千早「…」ジャカジャカジャンジャン‼‼

P「分かったから、何となくだけど興奮してるのは分かったから。ギター辞めろ」

あずさ「私は基本的にリビングのソファーで寝てたので…それに、」

貴音「わたくしはよく寮に泊まっていたのであまりこのベッドは使っていませんでした…」

千早「……」ジャンジガャジャカジャカジャカ‼‼‼

P「ビックリマークが多い程興奮してんのか……じゃあ貴音はベッドで、あずささんは今まで通りソファーで」

P「で、千早はトイレで寝てくれ」

千早「……プロデューサー?」

P「俺は冷蔵庫の中で寝るから、じゃあおやすみ…じゃなかった、風呂入らないと」

千早「いや、プロデューサー…あ、あの」


P「……ん?どうした千早」

千早「トイレ…?トイレで寝るってどういう意味ですか?」

P「だから、あずささんはソファー、貴音はベッド、千早はトイレ。なんか不味いか?」

千早「私も冷蔵庫の中で寝ます」

P「悪いな千早、この冷蔵庫、一人用なんだ」ガチャ

冷蔵庫「ぶおー」

貴音「千早、よろしればベッドで寝ますか?わたくしがトイレで寝れば良いだけの事…」

P「いや、貴音は土方の仕事で疲れてるんだからちゃんとしたとこで寝ないとダメだ、あずささんも普段寝なれた場所で良い……で、千早はトイレな」

千早「プロデューサーと一緒に寝たいんです!」ジャカジャカジャンジャン‼‼

大家「うるっせぇぞ!!!」

P「すんません!すんませんすんません!」

みんな可愛いなぁ(棒


P「なぁ千早、トイレのなにが不満なんだ?」

千早「じゃあプロデューサーもトイレで寝ましょう…」ジャカジャカジャンジャン

あずさ「あらあら~、プロデューサーさん、お風呂、湧きましたよ~」

P「あ、ありがとうございます。千早、俺は女とは寝たく無いんだ」

千早「……胸は男です」

P「な、泣きながら言うな…自虐はよせ、俺は風呂に入って寝るから、な?」

貴音「わたくしもご一緒に

P「すまん…風呂も女とは入りたく無いんだ、悪いな。貴音」

貴音「そうですか…では、あなた様の次に入らせてもらいます」

P「……ふぅ、じゃあ千早はトイレで寝るって事で」

千早「……」ギュイィインギャーン‼

大家「るっせーんだよぁ"あ"!?」

P「すんませんすんませんすんませんすんません!(なんでエレキギターに変わってるんだよ)」

~風呂場~

P「はぁ…」キュッ

シャワー「じゃばじゃばじゃでぃ~♪」ザアァァアア

P「まさか…765プロがこうも変わっていたとはな、2年間で春香と美希、響は薬漬け、か……小鳥さん、ついにシンナーに手を出しちゃったかぁ」

P「俺は向こうで毎日ぶっといタバコを咥えてたからタバコは卒業出来たし、酒も向こうじゃ飲んで無いしなぁ…」

P「律子は876か……誰が居るんだろうな、なんで765を辞めたかも聞きたいな。それに、社長は何処に行ってしまったんだ」

P「…………あ」

P「忘れてた……やよいって何してるんだ?2年だろ…高校生位かなもう…」

P「う~ん、明日は朝一で雪歩を向かえに行かないといけないし、美希や春香は面倒くさいし…」

P「うん、明日はやよいと雪歩だな!待ってろ雪歩………あぁ北斗ぉ」シコシコシコ

P「北斗っ、北斗北斗北斗ぉ!!」シコシコシコシコ


千早「……高槻さんの両親が勤めていた会社、潰れちゃってるんですね…しりませんでした」

あずさ「えぇ、やよいちゃん、毎日ユーコーラッキーとか言う所に行ってたわね~」

貴音「聞いた事有りませんね…どんな所なのでしょうか」

ガチャ

P「あずささん……今の話、マジですか?」

あずさ「あ、はい。やよいちゃんが言ってました~、あそこは設定が入っているからハイエナが楽です~って」

P「……今はまだ20時…ちょっと俺、出かけて来ます」

貴音「あなた様、わたくしもご一緒に」

P「いや、貴音は今から風呂だろ?それに、貴音が行く場所じゃあ無いよ…それじゃあ、いってきます」

~ユーコーラッキー~

やよい「うっうー!ぺかりましたー!」

P「……おほん!高校生がこんな時間に何してるんだ」

やよい「ひゃ!!す、すみませ……あ、もしかしてぇ、プロデューサーですかぁ!?」

P「久しぶりだな、やーよい、ほら、はい、たーっち!」

やよい「うっうー!はい、たーっち!」パチンコ

P「って、なんでスロットなんてやってんだよ…しかもジャグラーか、案外賢いなぁ」

やよい「はい!だいたい1500回転位回された台をハイエナするだけの簡単な作業ですよー!」

P「嬉しそうに言うなっての」

やよい「あれ~?プロデューサー、前なら俺も打つぞ~とか言いそうだったのに、変わっちゃいましたね~」

P「あはは、豚箱で真っ白になったからな。ほら、とりあえずこっから出るぞ」

やよい「あっ、せめてコレをとってからにしてくださーい!」パシパシパシ

P「……パチスロかぁ…」ウズウズ


やよい「あ~、伊織ちゃん、死んで無かったんですね~」

P「む、惨い事言うな…けど伊織はタフだから、大丈夫だったよ」

やよい「プロデューサーはこれからどうしたいんですかぁ?」

P「……とりあえずは皆を集めて765プロ再建?かな、今んとこは」

やよい「あっ、私、アイドルに戻る気有りませんよ~」

P「そっか~、やよいはアイドルやらないか~」

やよい「はい!朝から夕方まで寝てる生活最高ですー!」

P「……いやいやいや、アイドルやんないの!?」

やよい「うっうー!パチスロで食って行けるんで大丈夫ですー!」

P「やよい……」

やよい「ごめんなさい!でも私は今の生活が一番あってるんです、だから…もうアイドルはやりたく無いですよ~」

P「ま、まぁいつかやりたくなる時がく

やよい「来ないですよ~!」


~やよい宅~

やよい「えへへ~、わざわざお見送りありがとうございました~。久しぶりにプロデューサーといっぱい話せて楽しかったですよー!」

P「あ、うん……あ、あのなやよい」

やよい「もうもやしパーティーなんてしたく無いんです!今は皆で焼肉パーティーしてます!ほら!今の暮らしの方が良いじゃ無いですか!」

P「そ、それは…その」

やよい「私は私で有りたいんです!プロデューサーはそんな私を応援してください!」

P「……パチスロやよいか」

やよい「うっうー!今度焼肉パーティーにさそってあげますよー!電話番号教えてくださーい!」

P「あ、うん…はいこれ、iPhone」

やよい「3gsじゃないですかー!?時代は5ですよー!」

P「……」

やよい「それじゃあプロデューサー!またいつか会いましょー!」

~自宅~

P「……」トボトボ

貴音「あなた様、おかえりさないませ」

あずさ「プロデューサーさん、おかえりなさい」

P「あぁ、うん…」ガチャ

冷蔵庫「ぶおー」

貴音「あの…」

P「あぁ、やよいに会ったよ……もう今日は疲れた…寝るよ」

千早「!!」グググ

P「ちょっ!?ひ、一人用だって言ったろ!む、無理矢理身体いれんなぁあ!」

千早「んあぁぁぁああぁあ!」ギュギュキュ

千早「あずささん!今よ、閉めて!」

あずさ「あらあら~、おやすみなさーい」

P「ちょっ、あ、あずささん!素人が冷蔵庫で寝るとヤバイんですっ

バタン

~冷蔵庫の中~

千早「んあぁあ」

P「色っぽい声あげないでくれ…勘違いされるから」

千早「プロデューサー、寒いです」

P「だったらトイレで寝れば良いだろう…うわっ!だ、抱きついてくんな!女臭いのは苦手なんだよ!」

千早「んぁあ」ギュー

P「……はぁ、まぁくっついとかないと素人は色々と不味いからなぁ」

千早「プロデューサー、私、頑張って歌います…だから……今は」

P「はいはい、くっついといてやるから。おやすみ」

千早「……」ガタガタガタガタ

P「ったく、寒いのに無理すんなっつーの」ギュウニュー

P「……(明日は雪歩、か…ジャニーズ事務所にも行って真の様子もみないとな、隙あらば強奪だ)」

~翌日~

ガチャ……ドサッ

P「あいたたた…千早?千早~?」

コールド千早「……」

あずさ「おはようございます~あら~、千早ちゃん、幸せそうな寝顔ですね。妬いちゃいますよ~」

P「これな幸せそうな寝顔に見えるんですか…目を見開いて歯を食いしばってるじゃないですか」

あずさ「プロデューサーさん、今日のお小遣いです♪」

P「………」

あずさ「どうしたんですか?必要無いとか……ですか?」

P「あっ、いや、久しぶりの自由に使えるお金だなって思って…ありがとうございます。」

あずさ「うふふ、私も内職してますから♪前みたいな大金は渡せませんけど、これ位なら……ね?プロデューサーさん」

P「ありがとうございます……あの、貴音は」

あずさ「腰を痛めちゃってまだベッドの中ですね~、ほらぁ、土方って足場を組む時に重たい棒を持つみたいなので…」

P「棒……あぁ、北斗」

所持金 5000

~事務所前の駐車場~

P「ふぅ、やっぱ家から結構距離あるなぁ…ガソリン代が勿体無いから歩いて来たけど結構時間掛かっちゃったな」

雪歩「プロデューサー!!」

P「ん?あっ、ゆき

ギュウゥウ

雪歩「プロデューサー!も、もう居なくなったりしないでくださいぃ!私、私…ずっと待ってましたぁ」

P「ごめん、まさか捕まるなんて思わなかったからさ。で、事務所の中は…」

雪歩「アレからって言うより、春香ちゃんに美希ちゃん、響ちゃんと小鳥さんはシンナー漬けの麻薬中毒なんで一歩も出てませんよ…室内で大野栽培してますからぁ」

P「よ、よく雪歩は無事だったな…いや、無事で良かった」ナデナデ

雪歩「プロデューサー、今からどうするんですかぁ?事務所に入るなら気をつけてくださいね?小鳥さん、伊織ちゃんっていう獲物が居なくなって発狂してますから…」

ピーヨー‼‼‼

P「あはは……」

~事務所~

ガチャ

P「……(一応髪を束ねて当時っぽくしたけど大丈夫かな)」

春香「しゅうぅう」シンナー

美希「ハニーに会える秘密の呪文なの…あはは」シンナー

響「プロデューサーぁあ"、また声が聴きたいぞー!」シンナー

P「くっさ、なんだこの臭い…俺って二年前はこんな中で仕事してたのか」

春香「あははは!ほら見て!蝶々が飛んでる!あっ、捕まえたー!」

美希「えー!?美希にも見せてほしいなぁ!」

響「プロデューサー……どこだぞぉ…プロデューサー…」シンナー

P「……ひーびき」

響「なんくる!?」

P「ちょっと話そうか」

響「あ"っ…ま、また会えた…まだあえだぞぉぉお!!」

~駐車場~

響「ぁ"~身体が重いし光が目に染みて痛いぞぉぉ…」

P「とりあえず響を連れて来たんだけどさ、雪歩、これ、どうすればいいんだ?なんか腕に注射跡が何十個と有るんだが…」

雪歩「う~ん、最初の内はみんな注射で打ってたんですけど、後々直接吸う様になったんですぅ」

P「……因みに雪歩は」

雪歩「私はプロデューサーを信じて待ってましたからそんな物に手を出してませんよ?なんなら見ますか?」

P「おいおいおい、なんでパンツを脱ごうとする…手を見せるだけで良いだろう」

雪歩「きゅうぅ…」

響「あ"~、蝶々が飛んでるぞ~……ぁあ"、なんくーるないさぁ…」

P「しっかし、近くでじっくり見たら分かるが酷くやつれてるな…響、俺が分かるか?」

響「忘れるわけないさぁ…自分、毎日会ってたんだから……プロデューサー、プロデューサーぁあ…もう消えちゃやだぞ…」

P「大丈夫だ、俺は消えないから」

響「ははっ……それなら自分、少し寝るぞ……疲れた、さぁ…」


P「……ったく、苦しそうな寝顔だ。っしょ」

雪歩「プロデューサー?どうして響ちゃんを背負うんですかぁ?」

P「さっき約束したろ?消えないからって…さて、響はこのまま背負って、いまから行きたい所が有るんだよ」

雪歩「行きたい所?それって……真ちゃんが居るジャニーズ事務所ですかぁ?」

P「あぁ、一応真に聞きたいんだ、765プロに戻る気は無いかって」

雪歩「……多分、無理なんじゃないかなぁ」

P「な~に、なんとかなるさ。さっ、行こうぜ、雪歩」

雪歩「は、はい!」

響「ゔ~ん…なんくる…ないしゃぁ」

~ジャニーズ事務所~

大麻「ゆあまーそーそー何時もすぐそばにある!」

二宮「わすーれないよ、誰も邪魔出来ない!」

P「うぉ!荒らしの皆さんが練習してる!」バナナムクムク♂

雪歩「あの、プロデューサー…真ちゃんを探しに来たんですよね?」

P「あ、うん…悪い悪い、じゃあ早速真が何処に居るか探しますか!」

雪歩「プロデューサー、なんだか嬉しそうですね……」

P「そりゃあもう、涎が出ないか心配さ♂」

雪歩「……プロデューサーさんも薬漬けにして洗脳しようかな…」ボソ

P「ん?なんか言ったか雪歩?早く探そうぜ」

雪歩「あ、はい…(私だけを見てくれる薬かぁ…家に有ったかなぁ)」

響「う~ん…自分、完璧だぞぉ…」グッタリ


P「……ん?」

冬馬「ま、待ってくれ!お、俺をジャニーズに居れてくれ!な、なんだってする、ほら、ダンスだってそれなりに」

ジャニさん「you、死んじゃいなよ」

冬馬「そんな……」

ジャニさん「君には光る何かを感じない、you、諦めちゃいなyo」

スタスタスタスタ

冬馬「……くそ、くそ!」

P「…」

雪歩「どうしたんですかプロデューサー?」

P「いや…なんでもない(あのアホ毛、北斗の言ってた親友かな)」


真「ふぅ…」

山田「お疲れ、今日も良かったね~さすが真だ」

田中「うんうん、やっぱ真はすごいよ、ダンス習ってんだろ?」

真「あぁ、うん。僕も早くバックダンサーじゃなくてデビューしたいな(山田と田中って誰だよ…)」

雪歩「あっ、プロデューサー、真ちゃん、見つけましたぁ!」

P「………あぁ、髪型が変わってるけど真だな、あいつにだけ下半身が全く反応しないっつーことは真だ」

雪歩「……(今日にでも試してみよう、プロデューサーを私だけのプロデューサーに変えるお薬…ふふふ)」

P「おーい、真~」

真「ん?誰だろ…僕を呼んでるけど」

山田「行ってやれよ真、もしかしたらジャニさんの知り合いかもしれないぞ」

安川「あぁ、早くいけよ」

真「あ、うん…(安川って誰だよ)」

~通路~

真「うわ~、懐かしい!プロデューサーですよね?髪型は変わってるけど雰囲気はプロデューサーです!あっ、顔も痩せましたよね」

P「あはは、今日、髪染めるよ。前見たくマッシュ色にね」

真「黒も似合ってますよ?って、わざわざ僕に会いに来たんですか?」

P「………なぁ真、もう一度765プロにもど

真「嫌です、あんなクズしか集まってない場所に今更戻りたくありません」

雪歩「真ちゃん、きっつーい」

P「た、確かに今はクズばっかだけど、これから変えてい

真「変えられますか、プロデューサーに今の現状を……無理でしょ?その響だって薬漬けになってるじゃないですか、そろそろ震えがくる頃ですよ」

響「あぁ"いたくて会いたくて震えるぞぞぞぞ」ガタガタガタガタ

雪歩「……」ブスッ

響「あふん……」

P「あれ?震えが止まった」

真「まっ、僕は戻る気なんて無いですから。それじゃあプロデューサー、また会えたら会いましょう。じゃあね雪歩」

~近くの駐車場~

P「はぁ…言い返せなかったな、真の言葉」

雪歩「プロデューサー、真ちゃんも競争率の高いジャニーズで生き残ろうと必死なんです…それは分かってあげてください」

P「それは分かってる……しかし、やよいと言い真と言い律子と言い…何が変えちまったんだろうなぁ」

雪歩「……あんまり考え込むのはプロデューサーが一番苦手な事じゃ無いですか!今は前だけみて歩いて行きましょう!」

P「雪歩……」

雪歩「それに、事務所の皆を治さないと始まりませんからね」

P「前だけみて、か…そうだな、今出来る事を一つ一つやっていくか!」

雪歩「はい!それでこそ私のプロデューサーです!」

P「あはは、雪歩だけのプロデューサーじゃあ無いだろ~」グリグリ

雪歩「ぷ、プロデューサー、ほっぺたグリグリしないでくださいぃ!」

響「ぁ"~、薬が回ってきたぞぉ…落ち着くさぁ」

~事務所~

P「とりあえず響は置いてきた。これからの闘いについて来れそうに無いからな」

雪歩「……えいっ!」ガバッ

P「おわわっ!?ととっ、ど、どうしたんだ雪歩?背中におぶさって」

雪歩「いえ、さっき響ちゃんの気持ちがしりたいな~って思ったんですけど…だ、ダメですか?」

P「いや、別におんぶ位なら言えばしたさ…まぁ良いんだけどね、雪歩、軽いし」

雪歩「プロデューサー…(これで何時でもお注射させますぅ)」

春香「ねぇ美希、あそこにゲジゲジがいるよ~あはっ、足がいっぱいできんもーい!」

美希「春香は馬鹿なの、アレはただの蜘蛛なの~」シンナー

美希「はあぁあ、蜘蛛なんかより……ハニーに会いたいの」カシュ

ゴクゴクゴクゴク

美希「……ひっく、ゔぅ、ハニー」

P「……(昼間から酒呑んでやがる)」

雪歩「……」ブスッ

P「いたっ!?」


美希「ハニー、何処にい"るのぉ^q^」

P「やっぱ次は美希かなぁ…」

雪歩「ぷ、プロデューサー!う、後ろ!後ろ!」

P「え?」

小鳥「……キノウ エモノ ニガシタ コイツ コロス」

P「こ、小鳥さん?小鳥さんなんですよね?(な、なんか白目向いてるけど大丈夫なのか!?)」

小鳥「ピヨ。。。ピィィイィイイ!!」ギュイィィイイン

雪歩「インパクトドライバー持ってますぅ!!」

P「ちょちょちょっ!」ササッ

ガリガリ君ガリガリ君

小鳥「ぴよぉぉおお!!伊織ちゃんをぉお!わだじのストレス発散便器をがえぜぇぇえ!!あ"いづはぁあ!あいづだけは許せないぃいい!!」ギュイィィイイン

P「お、落ち着いてください!俺ですよ!プロデューサー!ほらっ!プロデューサー!」

小鳥「ファックユー!!!」

ガリガリガリガリ

P「あちゃ~、完全に頭壊れてるわこの人、つーか俺がちゃんと見えてすらいないみたいだな」


雪歩「……」ブスッ

P「あいった!なぁ雪歩、その変に蚊が飛んで無いか?さっきもなんか痛みが身体を走ったんだけど」

雪歩「え?大丈夫ですか、プロデューサー」

P「……?俺の勘違いなら良いんだけど、つーかこの事務員さん、どうしようか」

小鳥「ぴひぃいぃい!!プロデューサーさぁぁああん!!わだじの運命のひどおまぇがぁぁあ!!」

P「ははっ…運命の人って言うなら顔位覚えてなさいっての」

雪歩「プロデューサー、あそこにインパクトドライバーが有りますよ?ビスでも打ち込んだら多少は治るんじゃ無いんですかね?」

P「………そうしないと無理なのかな」ガチャ

ギュイィィイイン

P「ちょっと痛いですけど我慢して下さいね……っしょっと」

ブシュゥゥウゥウ

小鳥「ぴぇ"ぇえぇえ"ぇ!!!」ビクンッビクンッ

P「伊織にあんだけやったんだ、これ位軽すぎるだろ、耐えて下さい。」ギュイィィイイン


小鳥「……」ビクンッビクンッ

P「はぁ、とりあえず胸に穴開けたけど…これで気絶はしてるな(伊織が心配だな…後で様子、見に行ってやるか)」

雪歩「……」ブスッ

P「ぉ"うっ!?(ま、また痛みが…アレだな、こんなシンナー臭い部屋に居るから俺までダメになってきたか…)」

雪歩「プロデューサー、早く小鳥さんをこの部屋から出さないと何時まで経っても良くなりませんよ?(ふふふ、あと二回位打てば大丈夫かな~)」

P「うん、そうだな。小鳥さん…って、失神してるから引きずって事務所に出さないと……うんっ」ズルズル

P「うっわ、この人重たいな…雪歩の倍は有りそうだ…」ズルズル

小鳥「ぴーよ~プロデューサーさん……ぴよっへへへ」

P「嬉しそうな顔して、夢の中で俺に会うのがそんなに嬉しいんですか…」ズルズル

~駐車場~

響「……ゔぉえ」ゲロゲロ

小鳥「ぴへっ…ヘアふぃ」

P「響、気絶してるのにゲロ吐いてる…大丈夫かな」

雪歩「プロデューサー、あの、そろそろお昼ですよね?良かったら一緒にご飯

P「雪歩、悪いけど二人を見ててくれないか?俺さ、伊織の容体が気になるから病院行ってくるよ」

雪歩「………あ、あはっ…はい、分かりました」

P「悪い!お昼は済ましてくるから別に何か買わなくても良いからな」

雪歩「プロデューサー、タクシー代、有るんですか?良かったら私が出しますよ?」

P「大丈夫、雪歩の手は借りなくてもいけるよ。じゃあまたな」

雪歩「………はい、お気を付けて」

所持金 2800円

P「伊織~、大丈夫かぁ?様子を見にきたぞ~」

P「両腕に包帯か…化膿して皮膚にくっついて痛いんだよなぁコレ…まぁ伊織なら耐えれると思うけど」

伊織「…ごめんなさい」

P「ん?どうしたんだ、いお

伊織「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいあぁぁああ"ぁぁあ"!!!」

P「ちょっ、伊織!お、落ち着けって!」

伊織「うぁ"ぁあ!!も、もう穴はいやぁぁあ'"!!ごめ"んなざぃい"!!も"うゆるじでぇえ!!」ジタバタ

P「………ふぅ」ギュッ

伊織「いっ……つぅ…ぁ…ぃ…」

P「良かった、抱き締めたら落ち着いた…なぁ伊織、俺が分かるか?」

伊織「ぁ…ゃょぃ…?」

P「お、俺はゃょぃじゃなくてプロデューサー、分かるか?ん?」

伊織「わかんない…」

P「…(離してみるか)」パッ

伊織「いやぁあ'"!ごどり"☆ぃい!雪歩ももうやめでぇえ"ぇぇ"q/°2☆」

ほう


P「ん~、抱いてないとろくに会話も出来ないのか…まぁそうだろうなぁ2年間だもんな……ん」ギュッ

伊織「…ゃょぃ?」

P「だからゃょぃじゃないってば……プロデューサーだよ、765プロの」

伊織「プロデューサー…765プロ……私が壊した…全部、全部…」ポロポロ

P「いや、あん時は俺が馬鹿だっただけなんだって。伊織は何もわるく無いよ、な?」

伊織「あんたに……あの馬鹿に謝んないと…私のせいで…皆がバラバラに…」

P「伊織?もう良いんだよ、過ぎた事は忘れなきゃダメなんだ…(つーか目の前に居るんだけどな俺…)」

伊織「……あいつに伝えといて…こんな私でごめんなさいって……」

P「うん、きっと届くよ」

伊織「…おやすみゃょぃ…」

P「だからゃょぃじゃないっつーの」


伊織「……すぅ…」

P「寝ちゃった…あっ、今のうちに両腕の包帯、やりかえといてやるかな」

P「えっと、先ずは左腕から…」クルクルクル

P「うわぁ…エグい、やっぱり皮膚にくっついてる、包帯みどり色だし……麻酔入れた方が良いかな?い、いや、寝てるんだし大丈夫だろ……」

ペリペリペリペリ

伊織「!!?!」ビクンッ

伊織「いたぁあまあぁあ!!う"ぁぁあ"!!」ジタバタ

P「あ~、まぁそうだよなぁ…痛いよなぁ(剥いでるこっちが痛いもん)」ギュッ

伊織「ゃょぃ…痛い……痛いの…」プルプル

P「……う、うっうー、伊織ちゃん、少しは我慢してくださ~い(裏声)」ペリペリペリペリ

伊織「ぅゎ…ぃっ…いた…痛い、」

P「っと、なんとか左は剥がれたな…伊織、今度は右だぞ?耐えろよ」

伊織「また痛いの…?いや、もう痛いのいやぁ」

P「うっうー!すぐ済むから待っててくださーい(裏声)」ペリペリペリペリ

伊織「っ"ぐぅう…」


P「消毒も済ませて、包帯も巻き直したし。帰るかなぁ」

伊織「……」

P「それじゃあな~、伊織さん」

伊織「………待って」

P「んあ?な、なんか言ったか」

伊織「2年間聞けなかったんだけど……あの時、あ、あんた…本気だったの?」

P「あ、あの~、もしかして今までのは演技だったんですか?」

伊織「…答え、なさいよ」

P「……本気の嘘だった、うん、悪い。」

伊織「そう…」

P「じゃあまた明日来るから、そん時は連絡するよ。これ、俺の携帯番号だから」スッ

伊織「……ありがと」

P「腕、早く治ると良いな」

伊織「あんたに言われなくても治るわよ……変態プロデューサー」

P「くひひ、その様子なら大丈夫だな」

~病院の外~

P「はぁ…やっぱ雪歩に金貰うんだったなぁ、往復であずささんから貰ったお金、殆どふっとんじまう」プルルルル

P「……い、伊織から?」

P「あ、はい…なんか有ったのか?」

伊織『……本気にした私が馬鹿だった…』

P「な、なんの話が全然読めないんだけど」

伊織『…あの時、OK出さなくて正解だったって言ってるのよ…バーカ』ピッ

P「い、意味が分からない…あの時OK出さなくて良かったって…あんなにボロクソにされたのに良かった?」

P「伊織……もしかしてMなのか」

P「あの拷問が気持ちよかったとか?…いやいや、それは無いだろ。ははっ、早く雪歩の所にもどらないとな」

所持金 600円

いおりん・・・・・

あー明日仕事なのに収集つかなくなっちゃったよ…もう良いです、仕事休みます。俺寝ます。コンドーム

保守

保守

保守

保守

美希「保守なの」

誰も張ってないことに驚き

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内 
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

保守

続きマダー?

おほぉ

>>656-658
1000近いから間隔考えてね

ID:XF07mNmG0
こいつなんなん?

紳士だったか
これは失礼

ほしゅ

ほっしゅ

ID:4QWyAH7F0

なにこの子痛い

>>688
触れるな

まー今はダラダラでいいかもしれんが
19時過ぎたら雑談でもしてるぐらいがちょうどいいかもな。すぐ落ちるぞ

>>690
落としたくないし頑張るわ(`・ω・´)

新・保守時間の目安 (平日用)

16:00-19:00 15分以内 
19:00-00:00 5分以内


~事務所~

雪歩「あっ、プロデューサー、お帰りなさい」

響「ぁ"~、身体が重いぞぉ。…ぅ"ぉ"え」ゲロゲロ

P「あ、相変わらず吐いてるな…あ、小鳥さんは……あ」

小鳥「いお"りぃ"いぃい!!はなぜぇええわだじのプロデューサーさんをぉ"ぉおお"!」ガシャガシャ

雪歩「五月蝿いんで鎖で壁に貼り付けました…すみません、あの、伊織ちゃんは」

P「平気そうだったよ……あのさ雪歩、もうちょっとだけここで待っててくれないか?」

雪歩「え?また何処かに行くんですか?」

P「……真をジャニーズから強奪する」

雪歩「えぇ!?で、でも真ちゃんは皆が元に戻らないとって」

P「大丈夫、俺に考えがあるんだ…」

雪歩「考え…ですか」

P「あぁ、とびっきりの秘策がな…」

~ジャニさんの部屋~

ジャニ「ふぅ、相葉のケツ穴気持ちよかったYO」

~ターラララーららら~ら~ら~ら~♪

ジャニ「ん?この曲は…世界に一つだけの花…」

ガチャ

P「花屋の店先にな~らんだ~色んな穴を見~てい~た♂」

P「人それぞれ好みはあ~るけど~どれも皆綺麗だね~*」

ジャニ「びゅ、びゅーりほー」

P「そ~れなのに僕ら人間は~どうしてこうも比べたが~る」ヌギヌギ

ジャニ「you……びゅーりほー!!」ヌギヌギ

P「一人一人違うその穴の中で~一番になりたがる~♂」ズルッ

ジャニ「そうさ~僕らは♂」

P「……アイムゲイ、ユーゲイ?」

ジャニ「イエス、アイムゲイ」

P「ソークール……カモン」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

~社長室~

真「えぇ!?ぼ、僕を765プロに飛ばす!?ど、どうしてですか?」

ジャニ「you~765に行っちゃいなyo」

真「い、意味が分かりませんよ社長!僕は今まで完璧に仕事をこなしてきました!な、なのになんで765プロみたいな潰れかけた会社に飛ばされなきゃいけないんですか!?」

ジャニ「……だって、you、女じゃん」

真「……」

ガチャ

P「そういうことだ、帰ろうか、真」

真「ぷ、プロデューサー!?どうしてここに……って、なんでお尻に手を当ててるんですか?それに、なんだか産まれたての子鹿みたいにプルプルしてますけど」

P「こ、細かいことは気にするな…さ、さぁ真、帰るぞ…(社長のデカ過ぎ…くっ、痔になりそうだ)」

真「……」

P「大丈夫、俺がお前をトップアイドルにしてやるから!約束する…だから」

真「はぁ…分かりました、とりあえず先輩達に別れの挨拶をさせて下さいよ?」

~事務所~

雪歩「ま、真ちゃん!?」

真「た、ただいま…って、馴れ馴れしすぎるよね」

雪歩「ううん!私、また真ちゃんとアイドルが出来るなんて思って無かったから…だから、嬉しい」

響「……^q^」

P「とりあえず、これで後はやよいと春香、それに美希だけだな」

真「あの、プロデューサー…亜美と真美を忘れてませんか?」

P「……亜美と真美だけだな」

小鳥「びよぉぉ"お"!プロデューサーざぁぁあん!!どごでずがぁぁ'0ぁあ!!」ガシャンガシャン

真「プロデューサー、響と小鳥さん、どうするつもりなんですか?鎖に繋がれてたり池沼になってたり…やっぱり薬漬けは」

P「真のダンスでどうにかしてくれ…」

真「……あの、ダンスを何か特別な何かと勘違いしてませんか?」

P「大丈夫、真なら出来るさ。俺は亜美と真美を向かえにいくから(もう夕方だな…今日はこれでラストだ)」

真「は、はぁ…い、一応やれるだけの事はやってみます」

~双海宅~

P「……来たのは良いんだけど、どうしよっかなぁ」

P「流石に医者を親に持つだけあって家は大きいな…ジャニさんのあそこ位はありそうだ」

P「と、とりあえずインターフォンを」ピンポーン

…………

P「……」ピンポンピピピンポーン

P「早く出ろよ」ピピピピンポーンビピピ

ガチャ

亜美「あーもう!うるっさいよ!!誰!?亜美ん家はセールスお断りだかんね!」

P「久しぶりだな…」

亜美「……兄ちゃん?」

P「真美」ニコッ

バタン


P「お、おい!なんで閉めるんだよ!俺だよ、プロデューサーだよ!髪型変わって色も真っ黒になったけど声は変わって無いぞ!」ドンドンドン

亜美『そうだねそうだね!兄ちゃんだね!刑務所から出られたんだ、良かったじゃん!』

P「おい…頼むから話し合おうよ、その為に来たんだからさ」

ガチャ

亜美「……確かに兄ちゃんと同じで髪伸びたよ?だけどさ…2年ぶりの再開で間違えるとか無いよ…」

P「なぁ真美、亜美はどこに

バタンッ‼

P「!?ま、真美!?真美!!」ドンドンドン

亜美『兄ちゃんなんて大っ嫌いだぁあ!!』

P「な、なんでだよ……」

真美「あっ、兄ちゃんじゃん!久しぶりだね~」

P「あっ、お帰りなさい……真美」

真美「2年ぶりなのに真美の名前呼んでくれるんだ~、あはは、兄ちゃん兄ちゃん、暇なら上がってってよ!今は亜美と二人だから」

P「……あれ?真美が目の前に居て、家の中にも真美が…は、は?」

真美「あ~、亜美も髪伸ばしたかんね~、見分けつかなかったっしょ?さっ、入って入って」

~真美の部屋~

亜美「……やだ、許さない」

P「ごめんなさい…だって、髪下ろしてたら見分けつかないんだもん」ドゲザー

亜美「声で分かるっしょ!兄ちゃんだって一応亜美のプロデューサーだったんだよ!?」

P「……声優同じじゃん」

亜美「……」

真美「ま、まぁまぁ、亜美も少しは大人になんなって~、で、で?兄ちゃんは何しに真美達に会いに来たの?ていうか髪型前の方が良かったよ?」

P「散髪代無いから…帰りにドンキで毛染め買う予定なんだ」

真美「あ~、だったら真美がお金貸したげようか?今日もたっくさんお金貰ったから有り余ってんだ→」

P「……たくさん貰った?な、なにいってんだ、真美」

亜美「あぁ、兄ちゃんは知らないんだね…亜美は引きこもってたけど真美は働いてるんだよ…」

P「い、いやいやいやいや、学校は!?まだ中学生だろ?!」

真美「大丈夫大丈夫、一応行ってるから、
はい、5万円。これだけ有れば大丈夫っしょ!」

P「アイドル辞めたのになんでそんな金が……あ、うん、ありがと(た、多分親からのお小遣いが多いんだろ、バイトって年齢偽ってコンビニだよな……だよな)」

所持金50500円

援交だったら樹海に行く


亜美「……やだ」

P「即答か…ま、真美は嫌か?ま、またアイドルするのは」

真美「う~ん……アイドルってやっぱ予定とか入るじゃん?真美って基本フリーにしとかないとマズいって言うかなんて言うか」

P「こ、コンビニのバイト、や、辞めれ無いのか?あ、安心しろ!仕事は必ず見つけて来てやるから」

真美「……コンビニ?何言ってんの兄ちゃん」

P「え、いや…バイト……コンビニ、だろ?」

亜美「ふっ、兄ちゃんって子供だね→今の中学生がコンビニなんかでバイトする筈無いじゃん…それに、コンビニなんかで兄ちゃんに5万円なんて渡すと思ってんの?」

P「……おい真美、お前なんのバイトしてんだ!?中学生がバイトだろ?普通はダメなのに……お、お前…まさか」

真美「だって…アイドル辞めたからって両親は真美達にお小遣いくれなくなったんだもん」

P「……ほっほほほ…ま、マジで?」

亜美「んっふふ~、兄ちゃんにはまだまだ早い世界かな~」

真美「亜美、余計な事言わないでよ…」

はい俺死んだ

はい俺死んだ

連投スマソ

P「なんの仕事だ、言え…頼むから」

真美「……」

P「真美、頼むから言ってくれ」

真美「……援交」

P「ほっ、え、えんきょう?」

真美「mixiとか…モバゲーとかで出会うんだ、一応真美だってアイドルだったし、食いつきも良いって言うか…その」

P「おい、大丈夫なのか?それで、まだ股は赤く染まって無いよな!?」

亜美「兄ちゃんってば処女失ってないか~って遠回しに言わなくて直球で言えば言いじゃん」

P「うるせぇ!引きこもりは黙ってろ!!」

真美「あ、あはは、大丈夫大丈夫、一応…ほら、一緒に買い物とか、一緒に食事とか位だし…」

P「………真美、携帯かせ」

真美「えっ、うん…はい」

P「一応聞くが…今までに何回、いや、何人と出会ったんだ」

真美「え?あぁ、真美は軽い方だよ。っていうよりこの2年は4~5人の同じ人達だけだし」

P「……電話番号はこれか、iPhoneに登録してっと」カチカチ

Oh•••••

みんなの真美が援交なんてするはずがないッ!


                _,. : : : ̄ ̄ ̄: : :- 、__ /: : : ヽ
           ,. : :´: : : : : : : : : : :--:、: :__/: : : : : : ハ

          /: : : :, : : : : : :l: : : : : : : :(__。)_:_: : : : : |
         ,:': : : : :/: : : : : ::/_: ,: : :__: : : :(__。): , : : : :!
          /: ; : : : {: : : : : :./ `/イ: : -: : : :{: : : : : : :|
        ,: : l: : : : : :j: : : :.l     \: :_/:ハ: : : : : :.|
         |: : }: : : : :/!: : l:/         l: :,ィハ |: : : : : :|
         }: イ: : : : / l: : l:{    /   }:// } !: ; : : : :!:.
         l/ ∨: :/、_ Ⅵ!リ 、__/_   ,: { ' / |:/: :; : :.|::.
             Ⅳrtチテ从  伐テテ' }  |:/_,/  {: : / : : l: :.
            }ハ  ̄ ,    ` ̄    j:{/`ヽ. |: /: : :.:.|: :}
               }           /リ / },!イ: : : : :!: ;
              人  ー-、   ,..ィ   /  //: :!: : : : :|:/
             >---- ≦   / / / {:.ハ: : : :.j/
             /   /   __/ /  {/ l/  }: : :/


真美「に、兄ちゃん?一応その人達は真美の大切なお客さんなんだからなぐったり蹴ったりしないでよ!?」

P「……んな惨い事はしねぇよ、はい、ありがとな真美」

亜美「うっわ、兄ちゃん目がマジだ、マジだマ

P「社会のゴミ屑は黙ってろって言ってんだよ!!姉が一生懸命やってんのに引きこもってるてめぇに発言権なんざねぇんだよ!!耳が腐るわクソガキぃい!」

亜美「……っゔ、」

真美「兄ちゃん、言い過ぎだってば、ほらぁ、亜美泣いてんじゃん…」

P「あ、あぁ…悪い、なぁ真美、明日、また同じ時間にここに来て良いか?その時にまたアイドルやるか聞くよ」

真美「別に家に遊びに来てくれるのは嬉しいけど……もう帰んの?まだ話そうよ~、2年ぶりだよ?」

P「悪い!事務所に雪歩達を待たせてるんだ。それに、やる事出来たし」

真美「え?ゆきぴょんって皆を薬漬けにしたあのゆきぴょん?」

P「へ?あ、はぁ…ま、まぁとりあえず俺は帰るよ。また明日な!」

真美「あ、うん」

~事務所~

響「プロデューサーぁぁああ!!やっと会えたぞぉ"ぉお'"!!すっごく寂しかったさー!!」ギューニゥ

P「うわっ!?な、なんだよ響、急に抱きついてくんなっての」

響「うわ"ぁぁああん!もう離さないぞぉ"ぉお'"!自分の家族は皆死んじゃったから…だから今までずっと一人ぼっちだったんだ……だから、大野に手を出して…」

P「……な、なぁ真、もしかして、アレか?」

真「へっへーん、プロデューサー!ボク、ダンスやってますから!」

P「やっぱダンスって凄いわ…で、小鳥さんは」

真「あ~、間違って延髄を思い切りダンスしちゃったんで気絶してます…すみません、響はどうしかダンスでダンスったんですけど」

P「あ、そう…あれ?雪歩は」

真「雪歩ならさっき帰りましたよ?プロデューサーを待って居たいけど父親に呼び出されたみたいで渋々と」

P「……じゃあ真、急で悪いんだけどまた明日、事務所に来れるか?俺は響を連れて帰るから」

真「事務所……まだ春香達が居るんですよね?大丈夫なんですかぁ?」

P「な、なんくるないよ…じゃあな、小鳥さんは鎖に繋ぎっ放しで良いだろ」

~街角~

汚っさん「ふぅ、真美ちゃん、今日もかわいいかったなぁ…どぅふふ」

~た~ららら~ららら~ら~ら~ら~

汚っさん「……どゅふ?これはSMAPの大ヒットシングル、世界に一つだけの花?」

P「花屋の店先にな~らんだ、色んな穴を見~ていた~」

汚っさん「だ、誰だい君は」

P「バケツの中~誇らしげに~しゃんと穴に力込めた~♂」

P「名前も知らなかったけれど、あの日僕に笑顔をく~れた*」ヌギヌギ

P「誰も気づかない様な場所で~咲いてた~穴の様に~」

汚っさん「!!?」

P「お前に教えてやるよ……世の中には女と居るより楽しい事が有るって事をな…」

汚っさん「ぶひょ!?」

P「野郎はみんな素質が有るんだ……さぁ開け、ゴマ」


響「プロデューサー、終わったのかぁ?」

P「あぁ、すまないな待たせて」

響「いきなり知らない人に近づいて行ってビルの間に消えてくからびっくりしたぞ、喧嘩とかじゃ無いよな?けがとかしてないよな?」

P「ふふ、平気だよ、ったく、響は心配症だなぁ…」グリグリ

響「うっぷ、ほっぺたグリグリはやめてほしいぞぉ」

P「あっ、ならやめようか?」

響「あっ!う、嘘だぞ嘘!あ、あんまり強くやるのがダメなだけだぞ!」

P「ふふふ、さぁってと、あと三人だな」グリグリ

響「ゔぅ、やっぱり強いぞぉ」

P「ならグリグリやめようか?」

響「もう!プロデューサーは自分を困らせて楽しいのか!?ひどいさー!」

P「……(ケツ穴ほじくった手だけどな)」グリグリ

~とあるラーメン屋の裏~

20歳位の会社員「っと、明日は大丈夫か真美ちゃんにきいとこっと」カチカチ

ウホッ♂ウッホ♂ウホッウッホ♂イェイイェイイェイ~ウホッ♂ウッホ♂ウホホーホホー♂

会社員「これは……荒らしのラブソースイート?」

P「輝いたの~は、鏡でも、太陽でもな~けて~尻、だーと、気づいた時から~」

会社員「な、なんだい君は!?」

P「あの涙ぐむ雲のずっと、上には微笑む月~Love Story~またひとつ♂」ヌギヌギ

会社員「!!」

P「傷ついた穴は~昨日の彼方へ、そ~らに、ひ~びけ、喘ぎ声~お~♂」

会社員「す、凄い!な、なんだこのみとれるような直径美は!」ヌギヌギ

P「ホモい出、ずっと♂ずっと♂忘れない空」

会社員「ふったりがっ!離れて居ても*」

P「こんな好きな穴に、で~あう奇跡二度とない~♂♂♂」


響「……あっ、また自分も置いて!なにしたんだ今度は!」

P「響には関係ないよ、ただ、良い事をしただけさ☆」

響「ゔぅ~、自分、早くプロデューサーの家に帰ってご飯食べたいぞ!」

P「は?響、お前、自分の家に帰るんじゃないのか?」

響「2年も家賃滞納してたんだぞ?追い出されに決まってるさー!だから自分、事務所にこもってたんだ」

P「……(マズいなぁ、寝る場所が無いぞ…トイレは千早が使うから、浴槽で?いやいや、流石に可哀想だ)」

響「ん?どうしたんだプロデューサー、早く行こうよ」

P「う、うん…(何よりまた一人増えるとなると千早が五月蝿そうだ…)」

響「プロデューサーの家には確か貴音が住んでるんだよな!?久しぶりだなぁ、貴音に会うのも!さっ、早く行くぞー!」

P「ちょっ、待てよ」

~自宅~

千早「……」ジャカジャカジャン‼

貴音「どういう事か説明して下さいプロデューサー、と、千早は申しております」

P「ギター語をマスターしたのか…流石貴音だなぁ…」

響「自分、今日からプロデューサーの家に住む事になったんだぞ!よろしくな皆!」

あずさ「あら~、久しぶりね~響ちゃを、お薬はもう大丈夫なのかしら~」

響「うん!真にダンスしてもらったからもうチャラへっちゃらだぞ!」

千早「…」ジャンッジャカジャカッジャッジャジャン

貴音「私は反対、と、申しております」

響「えぇ!?な、なんでだ千早…み、皆の方が楽しいぞ…」

千早「…」ジャジャッジャーン

貴音「我那覇さんはプロデューサーに過度に甘えるので嫌いだ、と、申しております」

P「……千早、ギター捨てろ」

千早「嫌です」

響「自分、どうすれば良いんだ…」

響ちゃを

チャオ☆


P「なぁ貴音、響の寝る場所なんだが何処にしようか迷ってるんだよ」

響「自分、何処でもへっちゃらだぞ!よくワニの腹の中で寝てた位だからな!」

千早「……」ジャンジャッジジャーン

貴音「我那覇さんは外で寝るのが良いと思うわ、と、申しております」

響「ち、千早…さっきから自分に冷た過ぎるぞ、2年前まではあんなに仲良かったじゃないか!」

千早「いいえ、別によくは無かったわ」

響「……なんくるっ…」

P「だぁもう、響を泣かすな!千早、お前、今日は浴槽で寝てもらうからな」

千早「!?な、何故ですかプロデューサー!トイレより酷い所で寝ろというのですか!?」

あずさ「みなさ~ん、お夕飯が出来たので取りに来てくださ~い」

P「だったら響と仲良くしろ!どの道、765プロ再建には皆の絆が必要不可欠なんだよ!」

千早「……くっ!」ジャーン‼

貴音「わかりました、プロデューサー。と、申しております」

P「ほっ…」


響「いっただっきまーす!」

あずさ「は~い、沢山食べて下さいね~」

P「……(テレビでもつけるか)」ピッ

TV「臨時ニュースです。本日、876プロのプロデューサーである秋月律子と同事務所の秋月涼さんが付き合っていた事が発覚しました」

P「ぶふうぅぅう!!」

あずさ「あっ!プロデューサーさん?ご飯の最中に汚ないですよ~、もう」

貴音「秋月涼……秋月律子の、えっと…」

響「幼馴染なんだっけ?女の子同士で付き合うなんてレズだぞレズ!」モグモグ

TV「この会見に対し、秋月律子さんは以下の供述を述べています」

律子『女の子同士で付き合う事の何が悪いんですか?腐ってますね、私と涼は幼馴染です。なんと言われ様と私達は愛し合う事をここに誓います』

P「女の子同士とか無いわぁ、きっもち悪ぃ」モグモグ


TV「それと、たった今入ったニュースです。765プロの事務員、音無小鳥さんが先ほど、とある病院を襲撃したと、病院側から警察に連絡が入りました」

P「ぶぅぅうぅうぅぅう!!」

あずさ「プロデューサーさん!いい加減にして下さい」

P「す、すみません…(な、なんでだ?確かに鎖でがんじがらめに固定してた筈なのに)」

千早「音無さん、何をしに病院に行ったのかしら…暇なのね」モグモグ

P「病院……ま、まさか!!」ガタンッ

あずさ「プロデューサーさん!食事中に急に席を立つのはマナー違反ですよ!」

P「す、すみません!ちょ、ちょっと俺、行く所が出来ました!」

貴音「……」

響「自分もついて行くぞ!」

千早「…」ジャカジャカジャジャジャーッン

貴音「我那覇さん、これ以上調子にのると喉を潰すわよ、と、申しております」

響「……千早」


千早「名前で呼ばないで…喉に響くから」

響「……如月」

千早「馴れ馴れしいわね、我那覇さん、やっぱり私はあなたが嫌いだわ。あなたを見てると食欲が無くなるの、向こうで食べてくれないかしら」

響「ゔぅ…い、嫌だぞぅ…一人ぼっちはやだよぉ…」

千早「ほら泣いた、私はすぐ泣くあなたが嫌いなの……これ以上居られると私に迷惑が掛かるわ」

響「……プロデュー

千早「ほらね、そうやってすぐ逃げ様とする……2年前と何も変わって無いのね、悲しいわ」ジャーン

P「じゃあ俺は行ってきます、あ、ご飯は温めて食べるので置いといてください!」

あずさ「もう、早く帰って来てくださいよ?」

P「いえす!」

~駐車場~

ブォォオン、ブォォオンブォォオン‼

P「……た、貴音?」

貴音「あなた様、後ろにお乗り下さい。タクシーで行くより早く着く筈です」

P「あのぉ、な、なんで貴音がバイクを…?」

貴音「ふふっ、土方にトラックとバイクは付き物ですよ、あなた様」

P「あ、あはは……ありがと、で、貴音…ヘルメットは?」

貴音「……」ブォォオンブォォオン‼

P「自分用しか無い、と…」

貴音「あなた様、バレなければ良いのです。さぁ、早くその病院に行きましょう」

P「さ、さすが中卒…考えが狂ってる……いや、今は早く行かないとな。貴音、死遅刻山病院だ!頼む」

貴音「任せてください」

バルルルルル

ウォオォォオン

警察「そこのバイクー!止まれー!止まれってんだろうがぁぁあ!!」

P「あはははは!やっぱりバレたじゃねーか!!」

貴音「……あなた様、私のケツポケットにスパナが入っているのでそれを取って投げ、パトカーの正面ガラスを叩き割ってください」ブォォオン

P「いやいやいやいや!犯罪だから!下手したら捕まるから!つーか俺、釈放されたばかりだから!」

貴音「あなた様……大切な人が待って居られるのでしょう?ならやりなさい…Do or Die……決死の覚悟です」

P「貴音……わ、分かった。ケツポケットだな」モゾモゾ

貴音「あうん!」ギャギャキャキャギャ

P「どうわっ!!?だだ、大丈夫か貴音!?突然身体をくねらせて!あっぶなかったぁ…」

警察「こらぁぁあ!止まれって言ってんだろうがぁあぁあ!!」

P「ふぅ………ん"ならっば!!」ヒュンダイ

バキィイ‼

警察「おわー!」

ガシャァァアアンッ

~死遅刻山病院~

P「結局、あのパトカーは電柱に突っ込んで大破…はは、知らないからな」

貴音「大丈夫でございます。少なくとも彼等は間違いなく生きては居ません…つまり、ナンバープレートも見られて無いという事。ふふっ、さぁ、行きましょう」

P「あ、あぁ…(貴音って恐いな…ちょっと接し方を変えないといけないみたいだ)」

貴音「それで…ここに誰が居るのですか?」

P「言って無かったっけ?水瀬伊織だよ、多分、小鳥さんは水瀬伊織の匂いを頼りにここを襲撃したんだと思う」

貴音「……水瀬伊織は大丈夫なのでしょうか」

P「さぁ?だから来たんだ、多分小鳥さんは警察に取り押さえられてると思う。けど伊織が心配だ、それじゃあ行くぞ」

貴音「すみません、わたくしはここで待っています…きっと一緒に行けば傷付く事になりますから」

P「?わ、分かった。じゃあすぐ戻ってくるからな!」

P「伊織!大丈夫か……って、あ」

冬馬「はっはっはっは!」ハッスルハッスルハッスルハッスル♂

翔太「冬馬くうぅうん!はげっ、激しいよぉお!」ソイヤソイヤソイヤ*

P「……ゴクリ」

冬馬「あん?見せもんじゃねーんだぞ!俺の前に勃つんじゃねー♂」ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ

翔太「うわぁあはぁぁあん!ジュピターぁぁあ!」

P「加わりたいが…い、今は伊織が一番だ……すみません、病室間違えました」

バタン

~伊織の病室~

P「い、伊織!大丈夫か!」

P「ほっ、良かった、事務員は伊織の所に来る前に警察に取り押さえられたんだな」

伊織「………無視したでしょ」

P「え?な、なにがだよ伊織」

伊織「メール、送ったのに…電話もしたのに無視したでしょ…馬鹿」

P「……(あっ、着信履歴と新着メールが…あぁ、真美と援交してた奴らを掘ってた時だな)」


P「わ、悪い…ほら、765プロの皆と会ってたから気づかなかったんだよ」

伊織「はぁ……その嘘のつき方、やっぱり変わって無いわね…変態プロデューサー」

P「あ、あはは…ま、まぁ大丈夫なら良いや。じゃあな、俺、貴音を待たせてるから」

伊織「ふ~ん、もう帰るのね」

P「いや、だから貴音を…(メール内容はっと……会いたい?)」カチカチ

伊織「今から私が大声をあげたらアンタはどうやって私の口を塞ぐつもり?毛布で?それとも手で塞ぐ?」

P「……(はは、変わらないのはお互い様ってか)」

P「挙げてみなよ、わかっから」

伊織「……」

~15秒後~

伊織「……明日も、来なさいよ」

P「もっちろん、また包帯変えてやるよ」

伊織「嫌よ、アンタ、私の事なんか気にしないでベリベリ剥ぐじゃない」

P「……何時にくれば良い?包帯変える時間、教えてくれよ」

伊織「……9時位、かも…だいたい医者が私の様子を見に来るのがそれ位だから」

P「9時ね、了解。じゃあ本当にサヨナラだ、また明日な」

伊織「ねぇ…今度は一人で来なさいよ」

P「ん~、どうしよっかな」

伊織「め、命令よ!馬鹿プロデューサー」

P「はいはい、それじゃあおやすみ、また明日な」

伊織「……おやすみ」

~駐車場~

貴音「………」バルルルルル

P「悪い悪い、ちょっと遅くなったかな?あっ、伊織は大丈夫だったぞ」

貴音「そう…ですか」

P「ん?どうした貴音?なんか、さっきと違って元気無いな」

貴音「いえ、ただ寒空の下であなた様を待って居たら冷えてしまっただけです…それだけです」

P「……ならさ、運転、変わろうか?貴音が後ろに乗れよ」

貴音「あ、あなた様?め、免許の方は」

P「にひひ、原付なら乗った事あっから大丈夫だ!それに、寒いんだろ?」

貴音「……それでは、お願いしてもよろしいですか?」

P「安全運転で送り届けてあげますよ」ブォォオン

貴音「……」ギュウニュウ

~死遅刻山病院から自宅に変える道~

バルルルルル

P「……」ビクンッビクンッ

貴音「ぅ…あっ、あなた様…だ、大丈夫で…すか…」ピクピク

P「づぅあ…か、カーブ曲がり切れなかった…ぁっぐふっ、た、貴音こそ、大丈夫か…」

貴音「か、身体を強く打ち付けただけで命に別状はございません…それに、フルフェイスですから顔に傷は付けませんでした…っぐぅ」

P「ぁ"っあ…あ、あずささんを呼ぶか……はぁっはぁ…あ、あの人、クルマの免許持ってたっけ…っぐぅあ」ピクピク

貴音「去年に…取っております…」ビクンッビクンッ

P「……よ、よかった…」プルルル

ガチャ

あずさ『プロデューサーさん?貴音ちゃん、見ませんでした?何処にもいなくて心配してたんです~』

P「あ、あずさっ、さん…た、助けて……ください」

あずさ『はい?』

~車内~

あずさ「も~、二人とも無茶し過ぎです。特にプロデューサーさん?免許も無しになにやってるんですか~」

P「す、すみません…あっぐふぅ」

貴音「あずさ…悪いのはわたくしも同じ事、あまりプロデューサーを責めないであげてください」

あずさ「はぁ…私もバイクの免許とろっかな~(そうすればプロデューサーさんと…ふふっ)」

P「あ、あの…あずささん、響と千早は…」

あずさ「二人なら大丈夫ですよ~、私が出る前に喧嘩をしてたのでギターで二人を気絶させて来ましたから~」

P「あ、あはは……そ、そうですか…」

貴音「……」

あずさ「それより壊れたバイク、あそこに置いて来て良かったの?」

貴音「えぇ、アレは土方時代に先輩から盗んだバイクですから…因みに予備のバイクがあと2台ほど有ります」

~自宅~

P「た、ただいま…(あぁ、まだ身体中が鞭に打たれた痛みが…)」ヨタヨタ

響「うわぁぁああぁん!プロデューサー!千早がぁ、千早があぁあ!」グギュウ

ボキンッ

P「ぁ"ぁあぁあぁぁあ!!」

響「わわっ!?だ、大丈夫か?」

P「だ、大丈夫だ…そ、それより千早がどうしたんだ……(背骨もってかれた…ヤバい、痛い)」

響「千早が、千早の奴が酷いんだ!自分、お風呂に入ろうとしたんだけど千早が自分には入る権利が無いって…」

千早「我那覇さんは3日に1回で大丈夫でしょう?それに、事務所に引きこもってた2年間、ず~っと入って無かったら今日一日位我慢出来ると読んで私は言っただけです」

響「だ、だから今から綺麗になりたいって言ってるぞ!」

千早「……」ジャジャジャッカジャカジャーン‼

貴音「うわっ、口くっさいなぁ~、と、申しています」

響「自分!口臭く無いぞ!」

千早「2年間も磨いて無いでまっ黄色な歯を見せられても説得力が無いわ」

響「……なんくるないさぁ…」


P「はぁ…俺はメシ喰って冷蔵庫で寝るから、響は今から風呂に、千早はその辺でおっぱいマッサージでもしとけ」

千早「ぷ、プロデューサー!これ以上我那覇さんを甘やかすと彼女の為になりません!」

響「じゃあ自分、お風呂に入ってくるぞ~」

千早「……」ジャジャンッジャカジャーン

貴音「寝てる間に髪の毛を引き抜いてあげる、と、申しています」

P「あ~、そういや響を何処で寝させるか決めて無かったな…」

響「自分、ベッドで寝たいぞ!」

千早「……」ジャカジャカジャンジャンジャーン

貴音「我那覇さん、貴女には外がお似合いよ、と、申しています」

P「ベッドかぁ…なぁ貴音、響と一緒に寝てやってくれないか?シングルベッドで狭いかも知れないけど」

貴音「わたくしは構いませんよ、響、今日は二人で寝ましょう」

千早「!?プロデューサー!な、なぜですか!?私の時はトイレで寝ろと言ったのに何故我那覇さんの時だけベッドなんですか!?」

P「今日も一緒に冷蔵庫で寝てやるから黙れ」

千早「……」

~翌日~

コールド千早「……」

P「ふわぁああっあぁ、今は…7時ね、9時までまだ時間はあるな」

響「はいさーい!プロデューサー、遅いぞぉ!」

P「黙れ、俺は朝は機嫌悪いの…すまんな、低血圧で」

響「あ、うん…」

貴音「おはようございます、あなた様、料理の方が出来ておりますので席におかけになられてはどうですか?」

P「あぁ~"、うん、わがった、あんがと…」

響「じゃあ自分、ご飯運んでくるぞー!」

あずさ「千早ちゃ~ん、朝ごはん食べないの~?」

コールド千早「……」

あずさ「あら~、どうしましょう」

P「ほっときゃ良いんすよ、歯磨きしてきます…」ヨタヨタ

~死遅刻山病院~

P「……」ペリペリペリペリ

伊織「いった!もう馬鹿!ちょっと暗い優しく出来ないの!?あ~もう、だから医者に任せた方が良かったのよ」

P「そりゃあ皮膚が包帯にへばり付いてるからな、にしても、よく耐えたよほんと…根性焼きかぁ、中学生の時に調子乗って作ったなぁ」ペリペリペリペリ

伊織「いったぁぁあい!!だから優しくしてって言ってるでしょ!!力の加減の仕方も分からないの!?こんの無能プロデューサー!」

P「……ほら、左手出してくれ、消毒も両手一気にやった方がいいだろ」

伊織「んな、なによ!もうちょっと優しく接してくれるとかそういうのは無いわけ!?あ、アンタ、私の事が好きだったんでしょ!?」

P「今でも好きだよ」ペリペリペリペリ

伊織「ぁ…つ……」

P「……(今日は美希と春香だ、気合入れないとな)」ペリペリペリペリ

伊織「……変態」

~美容室~

店員「本日はどの様な髪型にしますか?」

P「あっ、カラー良いっすか?あとスパイキーショートで……一応前の写真が有るんすけどこんな感じに仕上げて貰えると嬉しいです」

店員「カラーは何色で?」

P「あ~、前のは……いや、うん、前の色。この写真と同じ色で」

店員「かしこまりました~、では髪を洗いますのであちらの席におかけになって下さい」

P「は~い(とりあえず前と同じ髪型なら大丈夫かな?薬漬けの響が気づかなかった今の俺……まぁ、多分大丈夫だろ)」

店員「お客さん、結構モテますよね?」

P「自分、ホモなんで」

店員「え"っ"」

所持金 38000円

~事務所~

春香「……」カジカジカジ

美希「あひゃひゃひゃ、春香ったらハニーの靴した噛んでるの~」

春香「私の朝ごはんだからね~、美希は?」

美希「美希は良いよ、大野吸ってるからお腹空かないの…」シュボ

美希「あ"~、小鳥が居なくなったから大野、誰が栽培するの~?無くなっちゃったら美希、ハニーに会えなくなっちゃうの~」スーハー

春香「あははははは!お金ならその辺の人を襲えば幾らだって手に入るんだから~、気にしなくて良いよ~くひっいひひひ」

ガチャ

P「ぅ'"ぉ'"えっ!相変わらず酷い臭いだ…」

美希「あははっはは、やっぱり大野は凄いの、ハニーに会えたの~」スーハー

P「美希、んなもん吸ってないで自宅に帰るぞ」ヒョイ

美希「あっ、ハニー!大野くんとっちゃダメなのー!」


P「美希、俺が分かるか?」

美希「っあっは、ハニーったらおかしな事言うね、忘れる訳無いの。だって、いや、だからこうやって毎日有ってるんだもん…美希はハニー無しじゃ生きてけないの」

P「なぁ美希、俺の右手、グーかチョキかパー、どれを作ってるか分かるか?」

美希「ん~?なに言ってるの~?ハニーの周りにぐるぐるがパンパンでいっぱいなのー!」

P「……(真呼んだ方が早いかな)」

美希「あっ、ハニー?ハニー!ど、どこに行ったの!?ハニー!」

P「いやいやいや、目の前に居るぞ?」

美希「あぁ、また大野くんでハニーに会わなきゃいけないね…待っててねハニー、今会いにいくから…」

P「……しょうがない」ガシッ

春香「あひゃひゃひゃひゃ!美希~、何時の間に武空術覚えたの?宙に浮いてるよー!」

美希「美希はスーパーマンなの~、あはは、気持ち良いの~」

P「窓を開けて…」ガララララ

P「えっと、確か体制はこうだったよな……うりゃ!」スタッ

P「筋肉バスタァァアァアアァア!!!」

美希「はに"ぃぃい"っぎぃい!?」

バスターwwwww

~事務所の外~

美希「……」ピクピク

P「ふぅ、いててて、筋肉バスターってリングの上に落ちるんだったよな…流石にコンクリートの上に落ちたから足の骨逝ったかも…」

美希「は、にぃ…」チョロロロ

P「あーあ、しょんべん垂れ流してみっともない。はは、前の俺ならこの画像をネットで売り捌いてたかもな~」

P「って、美希、いい加減起きろ」

美希「ぁ"~"………っくぷっ、ぅ"ぉ'"えぇえ!」ゲロシャブー

P「うわぁ、響みたいにゲロ吐いてる…」


美希「あぁ…練習」

P「おっ、なんだ美希?練習ってレッスンの事か」

美希「ハニー、練習、トップアイドル……練習、練習ぅ、練習ぅう"ぁあ!」ジタバタ

P「お、おいおい!落ち着けっての!」

美希「ハニ"ーにみ'"どめでもらうにはれんじゅうじがないの"ぉぉ!どいてぇぇえ!!ハニーに会わせて欲しいのぉ"おぉ!!」

P「……(そっか、確かにあん時は結果が全てだと思ってたもんな~。だから練習、ね…)」

美希「練習しないと!仕事貰えないとハニーから棄てられちゃうの、そんな"のいやぁ'"っ!嫌なのぉぉ"!」

P「美希、俺は捨てたりなんかしないっての」

美希「あなたは誰なの…さっきから美希の耳元でぐじぐじぐじぐじうるさいの!邪魔なの!ハニーに…ハニーに会わせて欲しいのぉ…」

P「う~ん…(確か真が言ってたな)」

P「ダンスは腰を真っ直ぐ落として、左手を腰まで引き…右腕を真っ直ぐ…」

P「突くべし!」

美希「ばぁあすとなのー!!」

ばぁあすとwwwww


P「次に、相手の首に両足を四の字に絡ませて…」

美希「ぁ"っぐるじいの…ぁ、ハニー…は、はにぃい」

P「身体全体を……捻るべし!」ギュルン

ボキャン

美希「はっに"ぃぎぃいぁぃいっぎっぎっぎ」ピクピク

P「ふぅ、素人ながら一応ダンスを踊ったつもりだが…これで毒気が抜けるのかな」

美希「ぅ"お"げっ!ごほっぷっじゅかこゅぇっががっがは」ゲロシャブー

P「お~お~、さっきとは比べ物にならない位ゲロ吐いてる、良いぞぉ美希、身体の中にある毒気をぜんぶ吐いちまえ」ナデナデ

美希「ごほっ!げっ、っほ……っはぁ、はぁ……はぁ…」

P「はら、美希、お水だ」

美希「……」コクコクコク

P「唐辛子入りだけどな」

美希「がらいの'"ぉぉおぉ!!」ブフゥウゥ

~30分後~

美希「……うっ、うぅん…」

P「気絶してから30分か…美希、俺が分かるか?」

美希「…サムライの香水の匂い、あ、ハニーの匂いなの」

P「……(良かった、ここに来る前にドンキによってアランドロンサムライ買っといて)」

美希「……ハニー…?」

P「お久しぶり、2年間も待たせちまったな」

美希「本物?…いっつも会ってる触れないハニーじゃない?美希、もう嫌だよ?」

P「大丈夫大丈夫、ほら、手、握れるだろ?」ギュ

美希「………」プルプル

P「お、おい、俺は美希に何時も言ってたろ?泣いて良いのは嬉しい時だけだって」

美希「う、嬉しいから…泣いてるの……ハニー…ハニーィィイイ!!」

P「辛かったろぉ?もう大丈夫だ」

美希「うわぁぁああぁん!やっとハニーに会えたのー!」

~ジョイフル~

P「まっ、話したい事は沢山あるとおもうけど、とりあえず昼ご飯、な?」

美希「美希、あんまりお腹減ってないの…食欲も無いし、なによりハニーに会えただけで満腹なの」

P「だーめ、とりあえずハンバーグでもなんでも良いから腹に入れな、後で美容室行くぞ」

美希「へ…?なんで美容室なの?」

P「そんなぼっさぼさな髪の毛、美希には似合いません…ヤマンバみたいになってんぞ?いや、貞子って、言った方が良いかな」

美希「……うん、ハニーが言うならそうするの」

店員「お待たせしました~」ガチャピン

P「とりあえず食べよう、先ずはお腹に入れる」

美希「……ねぇハニー、春香はどうするの?」カチャカチャ

P「……春香なんて存在しないぞ」


美希「え?ハニー?い、いくらなんでもそこまで美希、頭殺られて無いよ」モグモグ

P「いや、美希はずっと俺の幻覚を見てたんだろ?」

美希「……う、うん。大野くんで毎日事務所で…ハニーに会いに行ってたの」

P「その事務所には雪歩、響、小鳥さん、そして虐待を受けてた伊織の4人、あっ、美希を入れた5人しか居なかったんだよ」モグモグ

美希「あっ!い、一応言っとくけど美希はデコちゃんに手は出してないよ!?や、やってたのは小鳥と雪歩なの」

P「まぁまぁ、それは良いから……なぁ美希、お前は実は大麻やシンナーで架空の人物を存在させてたんだ。一種のオカルトってやつだな」

美希「それが……天海春香って事?」

P「あぁそうだ、765プロに居た、いや、居るアイドルは星井美希、我那覇響、双海亜美、双海真美、三浦あずさ、四条貴音、萩原雪歩、菊地真、高槻やよい、水瀬伊織、如月千早、そして事務員の音無小鳥さんだ」

美希「あっ、律子は確か出て行ったの…」モグモグ

P「そう、だからこれで人数は有ってるだろ?」

美希「………うん、そうだね」モグモグ


P「今はやよいと双海姉妹以外の人物は揃ってる、だから今日にでも全員を集めたいと思ってる」

美希「765プロ再結成なの~!でもハニー、事務所はどうするの?あそこはもう廃墟と言ってもいい位ボロボロなの」

美希「床にはデコちゃんの血で汚れて美希達のおしっこや大野くんの吸い殻、それにシンナーも散乱しててあそこには美希、近寄りたく無いなぁ…」

P「今の765プロには社長が居ないんだ、俺も詳しくは知らないが夜逃げしたらしい」

美希「じゃ、じゃあ何処を拠点にするか考えてるの?何度も言うけど美希、あそこは嫌だなぁ」

P「当たり前だ、あそこだと伊織が過去を思い出して発狂しちまう……だから、とりあえずは俺のアパートを拠点にしようと思うんだ」

美希「ハニーの家を?」

P「いや、正確には俺が借りてる隣の部屋な。レッスンは近くの河原が有るからちょっと恥ずかしいけど発声練習にはもってこいだ」

美希「へ~、じゃあいつでもハニーの家に寝泊まりして良いの?」

P「………あ、あぁ。まぁそんくらいは多めにみるか」

~街角~

P「えっと、ここが俺の家、とりあえずタクシー呼んで送ってもらうから。三階の左端から3番目だからな」

美希「ハニーの家かぁ、美希、入るの始めてなの」

P「と、その前に美容室だ、そのヤマンバから生まれ変わらないと行けないだろ?」

美希「……生まれ変わるかぁ~、ふふっ、良い事考えたの~」

P「?多分お金無いだろうから俺が出すよ、じゃあ美容室に行きますかぁ」

美希「うん!レッツゴーなのー!」


~美容室~

店員「本日はどの様な髪型にしますか?(うっわ、貞子かよこの子…しっかし綺麗に金髪に染まってるな、天然?いやいや、流石に無いだろ)」

美希「あのね、彼と同じ色にして欲しいの!ほら、あそこに居る人!髪も短くしてほしいな!」

店員「は、い、良いんですか?ざっくり行きますよ?」

美希「うん!あっ、ちゃんとあの子の人と同じ色にしてよ?」

店員「は、はい、かしこまりました~(もったいねぇ、せっかく派手な金髪なのに茶色っぽくすんのか)」


美希「ハニー!」

P「……どぎゃんしたと!?」

美希「え?(どぎゃん?)」

P「なんばしとっとや!髪の色、髪型、ざっくりいったなぁおい」

美希「あ、そっか…確かハニーって熊本の刑務所に入れられてたんだっけ、方言だよね」

P「いやいやいや…ぁ…はぁ」

美希「似合ってる?ね、ハニーとお揃いの髪の色なの~」

P「いや、俺はもうちょい黒入ってるけどな…しっかしショートにしたんだなぁ」

美希「生まれ変わるってこういう事を言うんだよね?美希、気持ちを切り替える為に頑張るの!」

P「……じゃあ、タクシー呼ぶから先に俺の自宅に行っててな?」

美希「う、うん…ハニーは?やよい達を向かえに行くの?」

P「いや、ちょっと事務所に忘れ物を取りに、ね…」

~事務所~

ガチャ

P「……」

春香「……」スーハー、スーハー

P「シンナーって、どんな味がするんだ?俺にも吸わせてくれないかな」

春香「…誰ですか?あなたは、誰ですか?美希は?伊織ちゃんも響きちゃんも…雪歩も居なくなっちゃいました」

P「隣、良いかな」ドサッ

春香「……私、一人ですね。もう、家に帰っても、いや、帰る気なんて無いんです…こんな私、多分お母さんは受け入れてくれませんし」

P「顔がボーンプリズナーみたいだしな、ったく、痩せこけちゃってさ」

春香「あなたと話してると何だが懐かしくなっちゃいます…ここ、想像出来ないですよね?765プロって会社だったんですよ?」

P「……社長も、社員も居ないな」

春香「はい、えへへ、居るのは私だけなんです……あっ、遅くなりました、私、天海春香って言います。はい、シンナー」

P「……」スーハー

P「頭、くらくらするんだな」

春香「最初はみんなそうですよ、時期に慣れます…あっ、すみません、大野、吸っても良いですか?」


P「なぁ春香…春香はどうしてここに居るんだ?」

春香「……」スーハー

春香「プロデューサーさんを待ってるんです。て、偉そうに言ってますけど私、その人の事、よく思い出せなくて」

春香「顔も、仕草も、姿も…なんか、思い出そうとすれば頭の中がぐちゃぐちゃになって……けど、待ってるんです」

P「……帰ってくるかどうかも分からないのにか?もしかしたら死んでるかもしれないんだぞ」

春香「あはは、なんとなくですけど分かるんです。私の知ってるようで知らないプロデューサーさんは、死んでも死なない人ですから」スーハー

春香「だって、私なんかをアイドルにしてくれたんですよ?ほら、私の頭に付いてるリボン、知らない人から初めて褒められたんです。似合ってるよ、それが君のチャームポイントだって…」

P「その人が…アレか、プロデューサーさんって訳か」

春香「はい……正直、アイドルとしては売れなかったけど、私、ここに来て沢山の事をおしえてもらったんです。だから……私、待ってるんです。プロデューサーさんを」

P「多分、彼は来ないよ」

春香「そんな筈ありません!プロデューサーさんは必ず来てくれます!だから、だからずっとここで待ってるんです」


P「なぁ春香、もうここから出よう」

春香「嫌です…待ってるんですから、プロデューサーさんを、帰ってきて、また私を笑ってバカにするプロデューサーさんを」

P「……向かえに行けよ、そのプロデューサーさんを」

春香「…はい?なに言ってるんですか?プロデューサーさんは帰ってくるんです、だから待ってるんです。もう、何度も何度もしつこいですよ?」

P「ただいまって言ってるのに、返事が返って来なかったらいつしか言わなくなるんだぞ?」

春香「あはははは!それとこれと何の関係が有るんですか?もう、変な人ですね」

P「多分な、そいつはここに何度も来たんだよ…けど、返事を貰えなかったんだ。だからぐれて逃げちまったのさ」

春香「プロデューサーさんを見たんですか!?ど、何処に居たんですか!そ、それに何度もここに来たってどういう事ですか!?」

P「……天海春香、俺が分からないか?本当に、分からないのか?」

春香「プロデューサーさんは何処なんですか!?あなたはプロデューサーさんの知り合いか誰かなんですか!だったら教えて下さい!彼の顔を、彼の特徴を、彼の姿を……彼が今、何処に居るかを」

P「2年間、2年間だよ。ずっと、ずっと待たせた……天海春香、君を」

P「……ただいま」

春香「………違う」

がんば


P「……」

春香「違う違う違う!!あなたはプロデューサーさんじゃない!プロデューサーさんは…プロデューサーさんはこんな人じゃない!」

春香「もっとキツくて!もっと最悪な人で!もっと私を乱暴に扱って!もっと、もっともっともっと私を見てくれた人なんです!!」

P「……はは、思い出してるじゃねーか」

春香「嫌!あなたと話してたら…話してたら私の中にあるプロデューサーさんが出て行っちゃう!!」

P「春香、俺は変わったんだよ、豚箱に突っ込まれて、改正した。だから、お前も変わろう、な?今からでも、少しずつでも良いじゃ無いか、だから……俺と一緒にまた

春香「出てって下さい!!これ以上私とプロデューサーさんの中に入って来ないで!!私からプロデューサーさんを奪わないでください!!」

P「……」

春香「あなたはプロデューサーさんじゃない!あなたは違う!全然違う!!私が知ってるプロデューサーさんじゃない!これ以上私を苦しめないでください!」

P「春香…天海春香」

春香「気安く呼ばないで!!私をそうやって呼んで良いのは学校の皆!お父さんお母さん!千早ちゃんに響ちゃんに伊織に亜美に真美に四条さんにあずささん!やよいに真に雪歩!」

春香「社長に小鳥さんに律子さん!それと、それと……」

春香「プロデューサーさんだけなんです!!」

P「……」

春香「……出てって下さい」


P「あぁ、分かった…出て行くよ」

春香「はぁっ…はぁ……はぁ…っげほっ!ごほっ!ごほっ!はっはっ、ぁあ、す、吸わないど…ぁ、吸わないど…」

P「クソガキが…こんなもん吸って良い訳ねぇだろ」グッ

春香「ぁ"っ、はっ…か、返して…ひうぅ、それ、がえして…」

P「吸って良い訳ねぇだろ!!!」

春香「はぁ"あ…っはぁ。」

P「てめぇはアイドルとして一番やっちゃいけねぇ事を今言ったんだぞ!?分かってんのか!?」

春香「はぁ。ぢっごほっ!げほげほっ!」

P「俺達以外に天海春香と呼ばれたくないだぁ!?っざけんなぁあ!てめぇはアイドルだろ!アイドルにとって一番大切なのは友達でも家族でも恋人でも親友でもねぇ、」

P「お前を支えてくれてるファンだろうが!!なに平気な顔してさらっと忘れてんだよ!!」

春香「はぁ…っは……はぁ」

P「あぁそうだよそうだよ!てめぇは一生そうやってのたうちまわって生きてろよ!手を差し伸べても触れるどころか振り向きもしねぇクソガキの子守りなんざこっちから願い下げだ!!ほらよ!てめぇが大事に大事にしてる大麻とシンナーだ!」バンッ

P「二度とお前の顔なんてみたくねぇ、アイドルのなんたるかを知りもしないアイドル天海春香の顔なんて二度とみたくねぇよ!」

閣下がこれでプロデューサーを思い出すと予測


春香「………」

P「……クソガキがっ、あばよ」

春香「ぁ…っ"…」

P「床が汚れるだろ、涙なんざ流すんじゃねぇ。ここは765プロの事務所だった場所だ、てめぇの私物なんかじゃねぇんだよ」

春香「……温かい…っです…」

P「はっ、俺は冷え切ってるね、心底お前にガッカリしてる。やっぱお前はクソガキだよ、クソっ」

春香「なんだか…ずっと、ずっと探してた物が…」

P「俺は道具じゃねぇ、人間だ」

春香「……向かえに行きたい…プロデューサーさんを…向かえに行きたいです」

P「なら行けば良いじゃねぇか、行きたきゃいけよ。自分で物事一つ決めれねぇのか?」

春香「こういう時…なんて言ったら良いか……分からないから…」

P「言いたい事を言えば良い…ガキのケツを拭くのが俺の、いや、プロデューサーの仕事だからな」

春香「ぉ…おかえりなさい……プロデューサー…っさ、ん…おかえりなさい"」

P「……ほら、行くぞ。皆はまだ集まってねーけど、お前が会いたい、お前に会いたい奴等が待ってるから」

春香「…はい……はぃ…」

イイハナシダナー

~自宅前~

P「ふぅ、とりあえず雪歩と真をメールをっと……え~と、アレだな、パーティーで良いか。俺の家の場所を教えてっと……送信」カチカチカチ

春香「……」

P「あっ、やよいも、か…しゃーない、今からユーコーラッキーに殴り込みに行くかぁ。後は双子だな」

春香「あの…プロデューサーさん」

P「春香は、俺の家の中でお留守番な」

春香「……あの」

P「返って来る時はただいまって言うからな?ちゃんと言いかえせよ?じゃなきゃあ俺、筋肉ドライバーきめっからな」

春香「ぁ…はい!」

ガチャ

P「ただいま~」

美希「ハニー!!おかえりなさいなのー!」ガバディ

P「ぶわっ!!」ドサッ

美希「あ!春香!!って、ハニー、やっぱり美希、間違って無かったの!」

春香「美希…髪、切ったんだ」


響「プロデューサー、おっかえりー!おー!春香ぁ!元に戻ったんだな!」

春香「ひ、響ちゃんも、プロデューサーさんの家に?」

あずさ「あら~、2年ぶりよね~懐かしいわ~」

春香「あずささん、あはっ、前みたいに髪伸ばしてるんですね……四条さんも、お久しぶりです!」

貴音「ふふっ、天海春香、いいえ、春香…おかえりなさい」

P「ちょっ、美希…どけ、俺は今から皆を集めに行かなきゃなんないんだよ!」

美希「嫌なのー!美希も付いていくのー!」

千早「ふふっ、プロデューサー、美希ったらずっとプロデューサーの名前を呼んでたんですよ?ハニーはまだなの~、ハニーはまだなの~って」

春香「千早ちゃん……に、2年ぶりだね。ひ、久しぶり!えっと、た、ただいま!」

千早「おかえり、春香」

P「パチンコ屋に連れてけるわけねーだろ!ふざっけんな!離れろぉお!」

美希「美希もう子供じゃないのー!」

~ユーコーラッキー~

やよい「うっうー!ジャグラーエナるの最高ですー!」

P「そんなやよいにプレゼントだ」

やよい「あっ!プロデューサー、今日は焼肉パー

P「マッスルドッキングゥゥウゥウ!!」

ボギャァア

やよい「ぁ'"ぁぁあはぁあぁあ!!」ビクンッビクンッ

P「おら、行くぞやよい」ズルズル

やよい「ぁ、がが…」ピクピク

P容赦無いな


運転手「……」

P「えっと、この地図の場所に彼女を捨ててくれれば大丈夫です。はい、向かえが駐車場に居ますんで」

運転手「あんちゃん、何か嬉しい事でも有ったのかい?」

P「え?」

運転手「はっ、顔に出てるぜ…まだガキの証拠だぁ。この嬢ちゃんをここの駐車場で良いんだな」

やよい「……」ピクピク

P「あ、はい。お代は

運転手「ガキから金をせびる程俺は腐っちゃいねぇよ…サービスだ、俺からの好意、受け取りな」

P「は、あはは…ありがとうございます!」

運転手「飛ばすぜぇ…」

バタン

ブロロロロロロ

P「ガキ、か……ははっ、違いねぇ」

~街角~

30後半のオヤジ「ぐへへ、まさか真美ちゃんと今日会えるなんてなぁ嬉しいねぇ」

真美「だって他の人、真美に興味無くなった~とか言い出すんだもん。男の世界に取り込まれたとか意味解らない事言い出すし…それで、兄ちゃんに会いに来たってわけ」

オヤジ「兄ちゃんか…ぐひひ、相変わらずサービス精神がなってるねぇ真美ちゃんは」

P「そ~の船をこいでゆけ~お前の手でこいでゆけ~」

真美「げっ!?に、兄ちゃん…」

P「お前が消えて喜ぶ、物にお前のア~ナルをまーかっせーるなー♂」ヌギヌギ

真美「ちょっ!?な、なにやってんの兄ちゃん!」

P「その穴は今何処に ふらふらと浮かんでるのか*」

オヤジ「な、なんつー直線美だ!」ヌギヌギ

真美「ちょっ!な、なんで二人とも脱いじゃうの!?」

P「真美……邪魔だ、どけ♂」

真美「……ま、まさか兄ちゃん!真美の客を」

P「俺は誰でもいける口でなぁ……教えてやるよぉ、あんたが知らない世界をなぁ♂♂」


P「あぁ^~空船さいっこうだったなぁ、あのオヤジのオール、漕ぐ度に進んでよぉ」

真美「兄ちゃん…訴えられてもしんないからね、ジャニーズ事務所に」

P「はっはっはっ、まぁ、ここに来る途中にもう一人犯したから真美の客は0だな」

真美「はぁ……そんなに真美をアイドルに戻したいの?ったく、せっかく楽にお金が入る仕事見つけたと思ったのに↓」

P「人生山あり谷ありメアリーってな!ほら、今から俺の家でパーティーするんだけどよ、来ないか?皆集まってるぞ」

真美「はぁ?んな訳無いっしょ、あのバラバラになった皆を兄ちゃんが一つになんてでき

P「嘘だったら真美の奴隷になってやんよ~、どうだ?やるかい?」

真美「……んっふっふ~、言ったかんね?真美の奴隷になるって」

P「あぁ!後は伊織に亜美がくれば全員だ」

真美「あっ!だったら兄ちゃんの負け~、はい、真美の奴隷ね→」

P「ズルいだろ!?と、とにかく二人を連れてくっから」

真美「だったら亜美は任せてよ!皆に会えるってんなら多分来るから、いや、無理やり連れてくる!」

P「にひひ、じゃあ俺は伊織を向かえに言ってくるよ」

~病院~

P「こんばんは~伊織、向かえに来たぞ」

伊織「……またメール無視した」

P「……(うわ、空船歌ってる時だよ…)」カチカチ

伊織「はぁ…で?なんなの今回は、残念ながら包帯は既に取り替えて貰ったわよ……遅いのよ、馬鹿」

P「にひひ、よしっ!ちょっと痛いけど我慢しろよ~……んしょっ!」グイッ

伊織「きゃっ!?ちょ、ちょっとなにすんのよ!馬鹿!変態プロデューサー!」

P「何って、お姫様抱っこ~。足の腫れは引いてるみたいだな、痛みは無いのか?」

伊織「ふん、私を誰だと思ってるの?スーパーアイドル水無瀬伊織ちゃんよ?痛みなんてとっくの昔になくな

ギュム

伊織「いったぁ"ぁああ!!な、なにすんのよ馬鹿馬鹿馬鹿ぁあ!!」

P「やっぱり足の痛みはまだ多少有るみたいだな」

伊織「あ~もう、つーか早くおろしなさいよ!は、恥ずかしいでしょ!」


P「Go my way」

伊織「は、はぁ?な、なにいってって、きゃっ!」

ダッタッタッタッタ

看護婦「廊下は走らないで下さいよー、って、水瀬さん!?ちょ、ちょっと待ちなさい!患者を何処に連れて行く気なのー!」

P「お姫様を狭い城から救い出すのが王子様の役目なんでねー!いただいとくぜー!」ダッタッタッタッタ

伊織「ばばば、馬鹿!な、なに大声で言ってんのよ!て、ていうかいつアンタが私の王子様になったわけぇ!?」

P「あんときから~」ダッタッタッタッタ

伊織「は、はぁ?あん時ってどの時よ!」

P「はいはいはい、外で待ってる運転手さんを待たせちゃまずいかんねー、つっぱしりますぜぇえ!」

伊織「あぁぁ、変態変態THE・変態!せめておんぶにしなさいよー!」

P「良いじゃねぇか~お姫様抱っこなんて素敵じゃん?」ダッタッタッタッタ

伊織「ぁぁぁああもう!好きにしなさいよー!」


運転手「……じゃあな旦那、いや、夫婦さんよぉ」

伊織「だ、誰が夫婦よこのへっぽこドライバー!」

運転手「ふふっ、こいつぁとんだじゃじゃ馬娘だな」

伊織「んな、なんですってぇぇえ!!」

P「はいはい、コントは良いから早く行くぞ。はい、お代です」

運転手「……確かに頂いたぜ。じゃあな、末長くお幸せに」バタン

ブロロロロロロ

伊織「だから私達はそんなんじゃないんだってばー!!あぁもう!久しぶりの外なのに全く気分が晴れないわね、ほら変態!何か晴れるような事しなさいよ!」

P「……無理だな」

真美「おーい、兄ちゃ~ん!亜美を引っ張り出して来たよー!」

P「おぉ、流石にそっちのが早かったかぁ、で?亜美は」

真美「皆と話すんだ~って先に兄ちゃんの家で皆と話してるよ……ってかてかてか~?なぁにいおりん、兄ちゃんに抱っこして貰って」

伊織「う、うっさいわね!久しぶりにあっていきなり嫌味?!ほんっと、アンタ達姉妹は空気が読めないわね」

真美「んっふっふ~、いおりんは素直じゃないとこ、全く変わって無いですな~」

P「……(つーか、伊織と雪歩を会わせて大丈夫なんだろうか)」

~自宅~

ガチャ

P「たっだいま~」

春香「あっ、おかえりなさい、プロデューサーさん!」

美希「わわっ!ちょっとデコちゃん!これは宣戦布告と見ても良いって事なの!?」

伊織「デコちゃんって何よデコちゃんって!それに、私は今、足が痛くて動き辛いのよ」

雪歩「あっ、伊織ちゃん、良くなったんだね」

伊織「……ひっ!!」

雪歩「…」ブスッ

伊織「ぁっ…………ゆ、雪歩?どうしたのよそんな顔して」

雪歩「ううん、なんでも無いよ~(良かった、記憶操る薬はコレで完成みたい♪)」

P「じゃ、じゃあ入りたいから美希、そこをどいてくれ(あら?伊織は大丈夫みたいだな…まぁ、ショックで忘れたならそれが一番かな)」

美希「ハニー!美希も足怪我して歩けないのー!」

P「へいへい、後で抱っこしてやるからどけっ、ほらっ、どけっ」

美希「ぶー!絶対だよ!」


真美「お~、今夜はすき焼きなんですなぁ」

あずさ「私と四条さん、それにやよいちゃんのお金を会わせて少しだけ贅沢しちゃいました~」

やよい「うっうー!エナればパチスロなんて楽勝ですー!」

響「なぁやよい、今度自分にもパチスロって奴を教えてくれないか?」

やよい「はい!楽しいですよー!」

千早「……」ジャンジャカジャカジャーン

貴音「響、千早はこう言っています。我那覇さん、私達はアイドル、わざわざ足を汚すような事はもう終わりにしないといけないの、と」

真美「まぁそうだよね~、まっ、これを機に真美も足を洗えた訳だし~、やよいっちもパチスロは辞めないとね→」

やよい「う"~、しゅ、週に2回に減らしてみます…」

P「ほら伊織、座って痛みとか無いか?」

伊織「あ、アンタねぇ…そこまで見てもらわなくてもだいじ グニュ

伊織「い"ったぁぁあぁああ!!ちょっと!誰よ私の足踏んだの!」

美希「知らないの~」


P「さて、まぁ2年ぶりに皆…いや、うん、皆揃った訳だ」

貴音「またこうしてみなと顔を合わせる事ができるなんて思いもしませんでした…挫けず土方をやってて良かったと、心から思っています」

あずさ「ふふふ、私もプロデューサーさんを信じて待ってて良かったわ~。こうして皆とも会えたんだし、やっぱり私達のプロデューサーさんは一人しか居ないわね~」

亜美「あ~、今のりっちゃんに言ったら怒っちゃうかもよ~?私だってプロデューサーをやってました!ってね」

春香「あははは!相変わらずモノマネ上手いんだね亜美って」

亜美「はるるんのモノマネだって出来るよ→」

P「まっ、とりあえず食べますかぁ、な?はいっ、いただきます」

全員「いただきま~す」

~そんなこんなで晩餐終わり~

P「……よし」

春香「プロデューサーさん?どこか行くんですか?今から皆で大富豪やるところなんですけど」

亜美「え~、人生ゲームの方が良いっしょ→」

P「ちょっと、会いに行かなきゃなんない人が居るんだ。」

美希「それってハニーにとってのなんなの!!」

P「いや、ただの知り合いだっての。多分遅くなっから、今日は好き放題してるといい」

美希「あっ、だったら美希はハニーのベッドで寝てもいい?」

P「好きにしろ、春香、皆にも伝えていてくれ。帰りたかったら帰る、居たかったからここで一夜を過ごせってな」

春香「プロデューサーさん、たぶん皆ここに居ますよ!話したい事なんてたっくさんありますから!それじゃあ、行ってらっしゃい!」

P「ふふっ、あぁ、行って来ます」

バタン

~酒BAR~

カランカラン

P「……聞いたよ、アイドルと付き合ってるんだってな」

律子「久しぶりの再開で一言めがそれですか…アレは事務所が話題作りに作ったデマですよ、レズなんて私にはごめんですね。それに、涼は男ですから」

P「あぁ、やっぱりな、テレビのCMとかで見ると何故か股間が反応するんでおかしいと思ってたんだよ」

律子「あ、あはは…刑務所で一皮剥けたんですか……」

P「……で、なんの用で俺にメールを?つーか当時のと変えてなかったから良かったものの…」

律子「プロデューサー……すみませんでした」

P「は、は?い、いきなりなんだよ…白けるなぁおい」

律子「私がしっかりしないばっかりに765プロは崩れてしまって……あの日、私は全部投げ出して876に逃げたんです…」

P「う~ん、当時の事情を知らないからなんとも言えないけど……律子」

律子「はい、な、なんですかプロデューサー」

P「律子は…876プロのプロデューサーをやってる今を楽しんでるか?」


律子「は……」

P「いや、だから、876プロのプロデューサー、確か三人組のユニットだろ?それをやってて楽しいかって聞いてんだよ」

律子「……そうですね、ハッキリ言って竜宮小町の頃とは全然違う環境に飛び込んで行ったんで最初は挫けそうでしたよ」

律子「でも、彼女達は彼女達なりの個性があって、もちろん竜宮小町にも負けない位良いユニット……いや、竜宮小町以上のユニットですね」

P「そっか…それなら良いじゃねぇか、逃げ出したとか、そんな変な言い方すんじゃねぇよ、律子」

律子「プロデューサー?」

P「お前にとって765プロは通過点だった訳だ、何も投げ出した訳じゃない。765プロで培ったあの日々が有るから律子は876プロをあそこまで大きく手来た、だろ?」

律子「あ、あはは…私だけのチカラじゃないですよ。876プロ全員の力が有ったからこそ今の地位を確立した訳で」

P「ばーか、そこは胸を張っても良いんだよ。私が876を成長させたんだー!って声を大にして言える様にならないとな」

律子「……敵いませんね、プロデューサーには」

P「……俺はまた1から765プロを作り直すぞ、皆2年ってアイドルとしては致命的な年数を食っちまった、が、それを必ず跳ね除けてすぐに876プロに並んでやるからな」

律子「おっ、私に下克上ですか?さすがプロデューサー、Aランクアイドルの彼女達に勝負を挑むとは、流石というかなんというか」

P「は?Aランクなの!?竜宮小町が確かBランクだったよな?……って、律子の腕ならそうなるかぁ…はぁ、高い壁だ」


律子「だから言ったじゃないですか、彼女達は竜宮小町より良いユニットだって」

P「は、はは…当時765プロ最高のユニットとして崇められてたBランクユニットを超えるAランクユニットを作り出すなんてなぁ、やっぱ律子は凄いわ。俺も負けてらんねぇな」

律子「……大丈夫ですよ、プロデューサーの腕ならすぐにCランク位にはいけますってば」

P「うわっ、なんか見下された!つーかムカついた。このやろう、絶対追い抜いてやるからな」

律子「ふふふ、私も打倒整形Bですからね」

P「むりむりむり、Sランクの中でも特出してるあのナンバーワンアイドルユニット整形Bを倒すなんて夢見過ぎだっつーの」

律子「夢は大きく、ですよね?プロデューサー」

P「……だな、まっ、俺にはジャニーズ事務所と繋がりがあるからAランク位ならちょちょいのちょいだけどな~」

律子「ぶっ!!なななな、ジャニーズ事務所と繋がりが有るんですか!?それを先に言ってくださいよ!あっという間に抜かれちゃうじゃないですか!」

P「俺の顔とケツ穴の広さは異常だからな、まっ、仕事もこれでがっぽがっぽよ、それに、真は元ジャニーズ事務所所属だからな、この肩書きは大きいぜぇ」

律子「うっわ~、だったら真はすぐにSランクアイドルになれるって確立したって事ですよねぇ?」

P「ふふふ、女がジャニーズ入ってたってだけでそりゃあもう世間の食いつきは違いだろうな、真はウチの一番株だ。あっ、サインなら貰っといてやるぞ?」

律子「いりません」


P「……じゃあな、また会う時は仕事場で会おうぜ」

律子「その時には皆にあたま下げないといけないんですよねぇ、なんだか恥ずかしい…」

P「んな~に、そんなのあいつらは望んじゃいねーよ。律子の頑張ってる姿見てるだけで充分だ」

律子「……プロデューサー、一言、最後に良いですか」

P「ん?んふふ、なーにかな」

律子「私をプロデューサーとして育ててくれてありがとうございました」

P「……ばーか、俺より勝手に育って行って俺なんかよりよっぽど良いプロデューサーになりやがって、嫌味かよそれは」

律子「……ぷっ、あははは」

P「ほな、また会いましょか」

律子「……はい、ほな、また」

スタスタスタスタ

P「ふぅ、さてとぉ、俺も頑張るかな~」

~自宅~

P「たっだいま~(って、もう朝の3時だな、皆寝て……はは、寝てないかぁ、明かりついてら)」

ガチャ

美希「あっ!遅いのハニー!ほら、早くババ抜きするの!」

真「美希、ババ抜きはさっきやっただろう?今度はジェンガだよジェンガ」

雪歩「私はシンケン衰弱がいいですぅ(集中してるプロデューサーを後ろからブスっと…)」

響「自分は大富豪が良いぞ!あっ、亜美~それ自分のお菓子だぞー!」

亜美「ひびきんはお金出してないからそんな権利無いよ~っだ」

伊織「アンタだってお金出してないじゃない」ギュム

伊織「い"っだぁぁああ!!馬鹿亜美いい!!」

亜美「んっふっふ~、今のいおりんをいたぶるのは堪らんですな~」

伊織「くっ、足が治ったら憶えてなさいよぉお」

P「……よし、野球拳だ!」

春香「えぇえ!?や、野球拳ですかぁ!?」

~それから、だいたい2ヶ月後~

P「よっし!伊織の足も完治したし、今、こうして河原に居る訳だがぁ…なんか皆テンション低いな」

伊織「いや、だって…ねぇ」

春香「さ、流石にいざ来て見ると…は、恥ずかしいって言うか…あ、あはは」

響「そうかぁ?自分は前見たいな狭い個室よりこっちの方が良い声だせそうだぞ!」

美希「それは響だけだと思うなぁ…ねぇハニー、どこがボイストレーニング出来る場所ないの?」

P「いや、だからここなんだけど…」

あずさ「プロデューサーさんの言う通りですよ~、それに、こうしてみんなで集まれる時間もあまり無いんですから」

真「そうだよ、ボクなんかあと30分もしない内に収録が有るって言うのに~。プロデューサー!やるなら早くやりましょうよぉ!」

やよい「真さんはイケメンパラダイス2012の主役に抜擢されたんですよねぇ?やっぱり元ジャニーズ事務所所属は凄いですぅ!」

真「い、いやぁ、それ程でも無いよぉ~」

P「……(ジャニさんのちんこの味が忘れられなくなる位あの時はケツ穴を犯されたな…まっ、気持ちよかったからいいけど)」

P「おし、じゃあ発声練習開始!」


それから、新生765プロはジャニーズのコネも有ってか飛躍的に成長していった…
律子も言った様に菊地真はイケメン女子という言葉を世に広めた位人気に火がつきあっという間にSランクアイドルになれた。
まぁ、Sランクアイドルと言ってもテレビ出演ばかりで歌手としては中の上ってとこ、アイドルと言うより役者に近い感じになった。

と、まぁ真の知名度が上がれば必然的に皆の知名度も上がる訳で、美希・響・貴音をユニットとして結成させた妖精達もCDやライブの売り上げに献上、一度は解散した竜宮小町も再結成させ、新曲のヒットも有ってか先週、Aランクアイドルになっていった……

他の皆もライブで知名度を上げ、メディア進出をバンバン決めた。まぁ俺もその度にガンガン掘られた訳だが♂気持ちいいから関係茄子♂
巷では961プロからジュピターというユニットが世に出、その中に旧友が居たとかなんとか…まだ彼らはあまりメディア進出をしてないから顔合わせはした事は無い。が、CMを見る度に彼を思い出すにジュピターには北斗が居るんだなぁと下半身と会話をし、盛り上がる

……それから4ヶ月、765プロのライブがある日、皆とスタジオ裏で雑談をして盛り上がってるところだ

春香「プロデューサーさん、なに一人でぶつぶつ言ってるんですか?」

亜美「そうだよ兄ちゃん!早く早く~皆で円陣組むんだから、兄ちゃんがはいんないと意味ないじゃーん」

P「あ、悪い悪い、今行くよ」


美希「ふふん、先陣は美希達のプロジェクトフェアリーがきるの!」

響「あはは、やっぱり緊張しちゃうぞ…ふぅ、頑張れ、自分」

貴音「ふふっ、響、大丈夫ですよ。なぜならわたくし達には支えてくれる大勢のファンが居るのですから」

美希「あっ!それ今美希がいおうとしたとこだったのー!ね、ハニー!美希、こうやってまたハニーのおかげで輝いてる事、すっごい感謝してるよ」

P「はいはい、それじゃあいってらっしゃいませマドモアゼル」

春香「プロデューサーさん、円陣ですよ~、早く作りましょう」

雪歩「ふうぅ…やっぱり緊張しますぅ」

真「あはは、雪歩、それさっき響が言ったよ」

亜美「竜宮小町も~、兄ちゃんのお陰でいつん間にかAランクだよ?さっすが兄ちゃんだねぇ→かっくい→」

伊織「ふん、私達の実力8割、変態の努力2割ってところね~」

真美「いおり~ん、そうやって兄ちゃんに相手してほしいからワザと憎まれ口叩いてるの知ってんだよ→?」

伊織「う、うっさい!私はほんとの事をいっただけよ!」

P「……っしゃ!円陣組むぞ」


P「お前達は俺が、いや、ファンの皆が居るからここまでこうして来れたんだ、それは、忘れんなよ?」

やよい「765プロ教訓その1、ファンは何よりも大切に思え、ですよねプロデューサー!」

P「あぁ、そして教訓その2!」

あずさ「どんな時も一人で行こうとせず、周りを見て皆と手を取り合え…」

P「そうそう!そして教訓その3!」

千早「先ずは楽しむ、次に楽しませる。そんなアイドルになる為にまずは努力…」

P「周りなんて気にすんな!俺達は俺達のペースですすめば良いんだ!それで駄目なら無理やり走れ!」

春香「食らいついてでもチャンスを逃すな!ですよね、プロデューサーさん!」

P「どんな時でも笑える様に、どんな時でも楽しませる様に、どんな時でも支え合える友を持ち、ファンのみんなを楽しませる最高のアイドルに……」

P「なるぞっ!!」

全員「はいっ!」

P「っしゃあ!羽ばたいてこい、妖精達!」

美希「まっかせるのー!」

~ライブ終了後の楽屋にて~

春香「はぁあ、楽しかったねぇ皆!」

亜美「亜美、歌いすぎて喉潰しちゃったかも…」

響「なんくるないさー!こんな疲れ、気持ちよさに比べれば全然だぞ!」

美希「まっ、これも美希達が会場を温めたからなの、ね?デコちゃん」

伊織「なんで私に振るのよ自己中女!私達の方がファンを盛り上げたに決まってるじゃない!」

真「あはは、相変わらずだね二人は」

雪歩「真ちゃんの時が一番盛り上がったよねぇ、流石Sランクアイドルだね」

真「や、やめてよ雪歩ぉ、そんなに褒めないでってば~」

貴音「そう言えば、プロデューサーが居ませんね」

あずさ「何時もなら真っ先に来て褒めてくれるんですけどね~、残念無念だわ~」

伊織「ふ、ふん!あんな変態に褒められても嬉しくもなんとも無いわよ」

真美「でたでた、いおりんの構って構ってほし~の~」

伊織「んなんですってぇえ!こらぁあ!逃げるな馬鹿真美ぃぃい!」


P「……ふふん、どうよどうよ俺達のライブは」

律子「流石、ですね…圧巻でした。会場がひとつになって、会場を去って行くファンの顔は笑顔でみたされてましたよ」

P「あったり前だろ?なんてったって俺がプロデュースしたユニット達だぞ?そりゃあもうファンに笑顔を届けるのが仕事だからな~」

律子「……これ、今日、ライブでVIP席を用意してくれたお礼です」

P「あっ、来月の876プロ主催のライブコンサートのチケット…わっ、全員分かぁ、こりゃあ予定合わせないとなぁ」

律子「ふふふっ、愛達も今回のライブを見て盛り上がってましたからね~。負けませんよ?」

P「あははは、あの声がデカイ子だっけ?あの子の猪突猛進っぷりはうちのアイドル達にも見習わせたい位だよ」

律子「……じゃあ私は皆を送っていくんで、さよならです」

P「違うだろ?またな、だろ!」

律子「……はい、また、ですね」

スタスタスタスタ

~楽屋~

P「おーし!皆おつかれちゃーん!」

美希「ハニー!」ギュウ

P「はいはい、抱きついてくる癖、いい加減治そうな~」ワシャワシャ

美希「あー、ハニー!せっかくセットした髪がぐしゃぐしゃになっちゃったのー」

春香「プロデューサーさん、おつかれさまでした!」

P「あははは、違うだろ?頑張ったのはお前達、皆だ。今日はいつも以上に胸を張って良いんだぞ!」

伊織「はっ、まーた馬鹿な事言ってるわよ変態プロデューサーが」

P「にゃにを~!こんのデコ助がぁあ」ガバッ

伊織「きゃぁあ!だ、だから足はもう治ってるからコレはやめなさいって言ってるでしょ変態プロデューサー!」

美希「あーん、なんでデコちゃんだけいつもお姫様抱っこなのー!不公平なのー!」

P「伊織は可愛いクソガキだからな~、美希にはしてあげないのー」

美希「ぶー!!ハニー!そんなのってないのぉ!」

伊織「いいからはやくおろしなさーい!」

~ステージ裏~

千早「春香?ここに居たのね、皆もう車に乗ってるわよ」

春香「あっ、うん。ごめんね、なんかまたせちゃって」

千早「……楽しかったわね、今日のライブ」

春香「うん、また一つ、皆とのたいせつな思い出が増えたよ。これも私達を支えてくれてるファンの皆のおかげ…それと」

千早「バラバラになった私達をもとに戻してくれたプロデューサーのおかげ、ね。」

春香「うん!あの日が有ったからいまが有るんだもん。あんな日が有ったから私達はどんな苦しい時でも立ち上がって来れたんだよ……本当にプロデューサーさんには感謝してる」

P「はいはい、思い出に浸るのはSランクアイドルになってからにしましょうね~お二人さん」

千早「プロデューサー」

P「だから、今はまだ振り返らなくて良いんだよ。前だけみて突っ走る!……な?」

春香「……はい!そうですね!」

P「いよーっし、打ち上げにご飯食べに行くぞー!」

春香「あっ!ま、待ってくださいよー!」

そう、あの日が有ったから今が有るんだもんね……本当に、本当にありがとうございます。プロデューサーさん

終わり

保守してくれた皆、ありがとうございました~。二日間かぁオナニー垂れ流しで申し訳ない

やっぱ迷走する癖があるんでダメだ、俺はクズだからアイマスには向いてないかもしんないね~

最近じゃあクリ屋とか言われてたけど天狗になってた、鼻をぶち折られたよ、あはは!

それじゃあ皆さん、またいつかアイマスSSで会いましょう!

あぁそういや指摘があったけど春香が叫ぶ場面で星井美希が無いのは完璧にミスです。サーセン

あっ、小鳥さんは多分ライブを見てましたよ!多分打ち上げ後の飯屋にストーカーしてますよ!だって小鳥さんは可愛いからね!

ぴよぴよ

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