ルル「無条件で女にモテるギアス?」(326)

シャルル「まさしく王のギアスだなぁ!」

C.C「発動条件は相手の目を見ながら身体に触れる事だ」

ルル「ほう、試してみるか」

ギュッ

C.C「…私には効かないぞ」

ルル「そうか?顔が紅潮して見えるが」

C.C「気のせいだろう…」ニヤッ

ルル「ふむ、まぁ、魔女だしな。仕方あるまい」

C.C「………」ニヤニヤ

C.C(なんなんだこれは…私にギアスは効かないはずなのに…)ドキドキ

C.C(凄く……よかった…)ニヘラ

ルル「しかし、今更異性にモテた所で何ができるというんだ」

C.C「ギアスにかかった女はお前の忠実な下僕のようになる。使い道は様々だろう?」

ルル「何でもできるのか?」

C.C「試してみればいい」

ルル「………」

腹痛い

タイム

さよこの漢字忘れた

ルル「咲世子さん」

咲世子「はい、なんでしょうか?ルルーシュ様」

ルル「いや、最近俺の外出が多くて、ナナリーの事を任せっぱなしだったから、疲れてないかな、って」

トンッ

キイイィンッ!

咲世子「あ…」

咲世子「……大丈夫です。ルルーシュ様の為になるなら、何であろうとも苦痛にはなりませんから」

ルル「そこまで言って貰えるなんて…」

ルル(これは、効いてるのか…?)

ルル(試しに何かさせてみるか…)

ルル(普段なら絶対にしないような事を…例えば…)

ルル(………キスとか)

ガチャンッ

ルル「………!!」タッタッタ

ボフッ

C.C.「どうした、坊や。顔が赤いぞ」

ルル「うるさいっ…!」

ルル(め、命令はキスだけだったというのに、咲世子め…!)

C.C.「早速大人の階段でも上ってきたのか?」

ルル「黙れ、魔女め!今、今後の計画を考えている所だ!」

C.C.「くくっ、どうやら図星らしいな」

C.C.(わかりやすくて可愛いな…)

C.C.(あ、でもこれでもう童貞じゃないのか…)

C.C.(………失敗した)

ルル(カレン=シュタットフェルトがレジスタンスという情報を手に入れた)

ルル(ここは彼女からレジスタンスに取り入り、クロヴィスに対抗する手駒にしたいな)

ルル(……しかし、身体の一部に触れる時に相手の目を見れないというのは、なかなかつらいものだ)

ルル(普段気にしていなかっただけに、やけに意識してしまうからな…)

ルル(学園で何人か普通に接する相手が欲しいものだ)

ルル「あ、カレン=シュタットフェルトさん、ですよね?」

カレン「はい…。貴方は…?」

ルル「生徒会のルルーシュ・ランペルージです」スッ

カレン「はぁ…、初めまして…」スッ

ギュゥッ キイイィンッ!

カレン「え…?」

ルル「とりあえず、二人きりになれる所へ行こうか」

カレン「は、はい…!」ドキドキ

カレン「――――って感じかな」

ルル「ありがとう、カレン。言いづらい事をよく教えてくれた」ナデナデ

カレン「えへへ…。だって、ルルーシュには私の事、全部知って貰いたいし…」

ルル「嬉しいよ、カレン。大好きだ」

カレン「わ、私も…!」

カレン「ルルーシュの事、大好き、です」カァァァ

ルル「ありがとう」

ルル「…さて、そろそろ時間も経つし、生徒会に戻らなくちゃ」

カレン「あ…」

ギュッ

ルル「カレン?」

カレン「あ、あのね?」

カレン「私、ルルーシュにもっと知って欲しい事が…」ムギュッ

ルル「………」

ルル「…」

カレン「ルルーシュ…大好き」ギュッ

ルル(………さて)

ルル(レジスタンスとのパイプだけでなく、学園でのフラストレーションのはけ口としても確保できた)

ルル(今の所は順調だな)

ルル(……しかし、最近なんだか)

カレン「あ、ルルの、また大きくなってる…」

カレン「私が楽にしてあげるね?」スッ

ルル「ああ、頼むよ」

ルル(やけに性欲が旺盛になってきている…?)

――――
―――
――

C.C.「クロヴィス暗殺は無事成功したようだな」

ルル「……」

C.C.「どうした?浮かない顔をしているな」

ルル「うるさい…。俺に近づくな!」

C.C.「なんだ、いやに荒れているじゃないか」

C.C.「近づくなとまで言うとは………」

C.C.「――――ああ、成る程」

ルル「ぐっ…」

C.C.「これは見事な、服の上からでもわかる程のボッキー君じゃないか。え?」

ルル「黙れ!」

C.C.「なんだ、さっさと一人寂しく処理すればいいだろう」

ルル「ぅぐ……」

C.C.「…………それとも、私がしてやろうか?」

ルル「何…?」

C.C.「………」

C.C.(………ヤバイ、凄い事言っちゃった)

ルル「魔女が、俺をからかうか…」ギロッ

C.C.「そう睨むな。私にだって人肌が恋しい時がある」

ルル「相手を問わないというなら、ゲットーで売春夫でも買えばいい」

C.C.「まさか。そんな粗末品で私が満足する訳がない」

ルル「俺のが魔女のお眼鏡にかかったという訳か?」

C.C.「さぁ、それはこれからわかる事だ」

ルル「………」

C.C.(な、何で挑発しているんだ、私は!これでは…)

ルル「ふ、いいだろう。魔女、相手をしてやる」

C.C.(嘘?やったぁ!)

ルル(正直女なら誰でもいい状態だ…)

ルル(早く対処せねば…!)

C.C.「ん…ルルーシュ…」

ルル「なんだ?」

C.C.「……呼んでみただけだ」プイッ


ルル「そうか?」ナデナデ

C.C.「ん…女の扱いが上手くなったな」

ルル「そんな積もりはないが…」

C.C.「だったら、しばらく抱きしめていて貰おうか」

ルル「こうか?」ギュッ

C.C.(…ヤバイな、幸せな気持ちになってきた)

C.C.(今振り向いたりしたらきっと私が大変な事になる…)

C.C.(絶対に振り向かないからな…!)

――――

C.C.「……」

ルル「C.C.、いい加減に離してくれないか」

C.C.「断る」ギュッ

ルル「非常に歩きにくいんだが…」

C.C.「ゆっくり歩けばいいだろう?」

ルル「学園に遅刻してしまいそうなんだ」

C.C.「………学園になんて行かなくたって」ボソッ

ルル「ん?なんだ?」

C.C.「なんでもない」

C.C.(…最近ルルーシュに対する執着がヤバイ)

C.C.(あの時、結局ルルーシュと抱き合って寝てしまったせいだ)

C.C.(コイツが悪い)ギュッ

ミレイ「ルルーシュ」

ルル「なんですか?会長」

ミレイ「んー、なんていうかさ、最近あんた、妙によそよそしいっていうかさ…」

ルル「そうですか?俺はいつも通りのつもりなんですが」

ミレイ「いや、雰囲気が変わったとか、そういうのじゃなくてねー」

ミレイ「例えばさ」ズイッ

ルル「!」プイッ

ミレイ「ほら、こうやって近付くと目を合わせなくなった」

ルル「それは、恥ずかしくて…」

ミレイ「なに純情ぶってんの?いつもクールなルルーシュ君が…」ズイッ

ルル「あ」

キイイィンッ!

ミレイ「………」

ルル(………恐れていた事が)

ミレイ「と、とにかく、あんたがそうやって目を合わせてくれないって泣いてる子もいるんだから、そういうの、ちょっとは改めてよ!」

ルル「え、ええ…善処します」

ルル(なんだ?余り変化がない…?)

ミレイ(久しぶりにルルの顔間近で見ちゃった…)

ミレイ(ヤバ、凄いドキドキしてる…)ドクン、ドクン

ミレイ(やっぱり私、ルルーシュの事大好きなんだろうなぁ…)ドキドキ

ルル(ギアスの効果にも個人差があるのか…?)

ルル「くそ、どうしてこうなった…」

C.C.「どうしたというんだ、坊や」

ルル「スザクがクロヴィス暗殺の主犯にされてしまった…」

C.C.「スザク?誰だそれは」

ルル「………友達だ」

C.C.「ほう」

C.C.(男ならば問題ないな)

ルル「純血派め…」ブツブツ

―――
――

ヴィレッタ「ルルーシュ、いるのか?」

ルル「ああ、ここにいる」

ヴィレッタ「ほら、約束の物だ」

ルル「ありがとう、ヴィレッタ。助かるよ」

ルル(これがスザク護送の配備とスケジュールか…)

ルル(思いの外女性隊員も多いな。こいつらを丸め込めば…)

ヴィレッタ「全く、私にこんな、仲間を裏切るような真似をさせて…」

ヴィレッタ「生半可な対価では許されないぞ?」

ルル「ああ。俺に出来る事なら何でもするよ」

ヴィレッタ「………本当に何でもしてくれるのか?」

ルル「一応、常識の範囲で頼む」

ヴィレッタ「それじゃあ……」

ルル「………」

カレン「ルルーシュ?どうしたの?随分疲れた顔してるけど…」

ルル「……純血派は嫌いだ」

カレン「う、うん!そうだよね、あんな思考停止してる奴らなんて…」

ルル(女装して一緒に買い物をさせられた上に下着売り場で無理矢理…)

ルル(屈辱だ…!)

キューエル「最近女性隊員の間で妙な話があるらしいな」

ジェレミア「ほう?それは一体どのような話だ?」

キューエル「なんでも、アッシュフォード学園の生徒が美男子らしく、隊内にもファンクラブが発足しているとか…」

ジェレミア「馬鹿馬鹿しい。所詮は女子の戯言ではないか」

キューエル「まぁ、そうだな…」

ジェレミア「全く、このような事で規律が乱れては…」ブツブツ

ルル(なんとかスザクは救出したが、こちら側にはついてくれなかった…)

ルル「はぁ…」ドヨーン

C.C.(ルルーシュが落ち込んでいる…。これはチャンスだ)

C.C.(私が優しく慰めて…)

ルル「スザク…」

ナナリー「お兄様は、スザクさんの事が本当にお好きでいらっしゃるのですね」

ルル「ああ、俺にとって唯一無二の存在なんだよ、アイツは」

C.C.「!!!」

C.C.(ま、まさか、ルルーシュの奴…)

ギュウッ!

ルル「?どうした、C.C.」

C.C.「ルルーシュ、同性愛はダメだ…」

ルル「何を馬鹿な事を言っているんだ…」

ルル(最近性欲が留まる所を知らなくなってきた)ムラムラ

ルル(今朝もC.C.と一回、咲世子と四回してきたというのに…)

ミレイ「ルル?顔が赤いけど、大丈夫?」

ルル「会長…」

ルル(………)

ルル「すいません、少し体調が…」

ルル「できれば、保健室まで付き添って貰えますか?」

ミレイ「いいわ。ほら、肩貸してあげる」

ルル「助かります…」

ルル(………会長、やけに身体を押し当ててくるな)

ルル(………まずいかも知れん、いろいろと)

昼休みおしまい

――――
―――

ルル「………」

ルル(結局、会長とも関係を持ってしまった)

ルル(このままここにいたら、また会長を求めてしまう)

ミレイ「ん………」

ルル(会長には悪いが、先に立ち去らせて貰おう…)ゴソッ

ミレイ「―――ルル、もう体調はいいの?」

ルル「!…起きてたんですか、会長」

ミレイ「もう、違うでしょー」ギュウッ

ルル(ぐぅっ…!)

ミレイ「二人きりの時は、名前で呼んで…?」ヒソヒソ

ルル「………ミレイ」

ミレイ「ん…大好きよ、ルルーシュ」

チュッ

ルル「………なんなんだ、これは」

カレン「ん……ルルーシュ、好き…」

ルル(日に日に理性が保てなくなっている…)

ミレイ「ルルゥ…、もっと触って…?」

ルル(今は何時だ?どれだけの間、俺はこんな事を続けている…)

カレン「ダメェ…。ルルーシュ、もっと私を見てぇ…」

ルル「俺は…俺には……」

ルル(やるべき、事が…)

――――
―――

ルル「………?」

ルル「ここは……俺は……」フラッ

C.C.「ようやく目覚めたか、淫蕩坊や」

ルル「C.C.…。俺は、どうしたんだ…?」

C.C.「ギアスが暴走したんだ。殆ど一日、お前は女を食い漁っていたぞ?」

ルル「………本当、なんだな」

C.C.「ああ」

ルル「お前はわかっていたのか?俺が、こんな風になると」

C.C.「いつかはなると思っていた」

C.C.「………予想よりも遥かに早かったがな」

ルル「…そうか」

車運転するからしばらく書けなくなります

C.C.「どうする?契約を破棄すれば、これ以上悪化することはなくなるが…」

ルル「馬鹿を言うな、今この力を失ったら…」

C.C.「まぁ、そうだろうな」

ルル「…暴走といったな。それが次に起きるのはいつだ」

C.C.「わからん。明日かも知れんし、一年後かも知れん」

ルル「何か対策はないのか?」

C.C.「さぁ、私は知らないな。常に女でも侍らせてみたらどうだ?」

ルル「………魔女め」

C.C.「ふふん。何なら、私がその役を買って出ようか?」

ルル「…」ギロッ

C.C.「ふっ、ふふ…」ドキドキ

C.C.「マオは好きだった女子に心の底から嫌われて自殺した」

ルル「どうだ、カレン。新しい機体は」

カレン「最高だよ!これならどんなKLFにも負ける気がしない!」

ルル「そうか。存分に使ってくれ、カレン」

カレン「うん!」

ルル「ラクシャータ、いい働きをしてくれたようだな」

ラクシャータ「マァねぇ。私としても楽しい仕事だったし」

ルル「礼を言う。おかげで戦略の幅が広がった」

ラクシャータ「おやおや、それだけかい?」

ルル「単純な戦闘力だけ見ても申し分ない性能だ」

ラクシャータ「違う違う。私が言っているのは…」

ギュッ

ラクシャータ「もっと刺激的なお礼も欲しいって話さ」

ルル「………今晩の予定は空けておこう」

ラクシャータ「さっすが♪」

カレン「む…」

ルル「奇跡の藤堂を自陣に迎え、我々に賛同する者も増えてきた…」

C.C.「そろそろ仕掛けるか?」

ルル「いたのか?」

C.C.「心外だな。常にお前の側にいるよう命じただろう?」

ルル(命じた覚えはないが…)

ルル「…新しい総督はコーネリアだ。あの女と事を構えるには、まだ手札が足りない」

C.C.「だが、女だ」

ルル「………余りギアスに頼る戦い方はしたくない」

C.C.「心配するな。例え暴走しても、私がいつだって相手をしてやる」ニヤッ

ルル「………」

――――
―――

シャーリー「ルルが、ゼロ、なの…?」

ルル(まさか、被害者の中にシャーリーの両親がいたとは…)

ルル「シャーリー、銃を下ろせ。君にそんな物は似合わない」

シャーリー「答えてよ!」

ルル「………」

C.C.「やれやれ、世話のかかる坊やだ」

シャーリー「誰!?」チャキッ

ルル「C.C.!?よせ、シャーリーに手を出すな!」

C.C.「ふんっ」グッ

シャーリー「痛っ…!やめて、離して!!」

ルル「C.C.!」

C.C.「取り押さえただけだよ、坊や」

シャーリー「嫌っ!!ルル!?誰なの、この人!」ジタバタ

C.C.「何をしてる。さっさとギアスをかけたらどうだ?」

ルル「そんな事は…」

C.C.「今更躊躇うのか?」

ルル「ぐ…」

C.C.「思い出せ。お前が一体何者と契約したのか」

C.C.「お前は、あらゆる非道を持って願望を全うする――――魔王になるのだろ?」

ルル「………」

シャーリー「ルル?この人、何言って…」

ルル「…ごめん、シャーリー」

シャーリー「え?」

キイイィンッ......

――――

シャーリー「ルル…」ギュウッ

ルル「………C.C.」

C.C.「なんだ?」

ルル「コーネリアを篭絡する」

C.C.「はっ、何を今更」

C.C.「お前にそれ以外の迂遠な道が選べるとでも思ったか?」

ルル「黙れ。………シャーリーを家まで送るぞ」

C.C.「なんだ、味見もしないのか」

ルル「怒らせたいのか?」

C.C.「まさか」ニヤニヤ

また車移動です

ルル「行政特区日本だと…!?」

ルル「ユーフィミアめ…」

C.C.「ここにきて懐柔策とはな」

C.C.「どうする?ルルーシュ」

ルル「…………」

C.C.「場合によっては、今回の事でお前の目的は達成させられるんじゃないか?」

C.C.「少なくとも、エリア11の平和は堅くなる。ナナリーも安心して生活できるぞ?」

ルル「黙れ、そんな事はわかりきっている」

C.C.「その時は、ここから先の戦い全てがお前のエゴになるなぁ」ニヤッ

ルル「…………」

―――

ルル「明日、ユーフィミアと会談し、彼女の真意を問う」

C.C.「ギアスが暴走しなければいいがな」

ルル「それは不確定要素だ。何とも言えないな」

ルル「だがまぁ、出来るだけは抗ってみよう」

C.C.「それがこの三人を呼んだ理由か?」

カレン「ルルーシュ…」モジモジ

シャーリー「ルルがしたいなら、私、何でもいい」

ラクシャータ「ふふ。英雄色を好むって奴かねぇ」

千葉「な、何故私まで…」

ルル「お前達には、ギリギリまで俺の相手をしてもらう」

カレン「は、はい!」

C.C.「くく、なかなかタガが外れてきたんじゃないか?ルルーシュ」

ルル「ならば、それに自然と付き合うお前は既に狂っているな」

C.C.「ああ、そうだろうな」

あ、三人じゃなかった

ゼロ「おや?天子様、シンクーのモノが寂しそうにしていますよ?」

天子「あっ…ん……そうですね、ゼロ」

ゼロ「天子様、どうです?ここは、シンクーも仲間に入れて差し上げましょう。」

天子「そうですね、んっ…ゼロ。こんなに気持ちの良いこと…あんっ…シンクーにも…はぁっ…教えてあげないと……」

――――

咲世子「ルルーシュ様、お時間です」

ルル「ああ、わかった」

千葉「あ、ん……」ドサッ

ルル「流石に歴戦の軍人だけあって、よく持ったな」

カレン「ルル、私も…!」

ルル「無理をするな。もう自分じゃ動けないだろう」

シャーリー「むにゃ…ルルゥ…」スヤスヤ

ラクシャータ「ふくく…。皆、全身精液塗れだねぇ…」

C.C.「どうだ?少しは抑えられたか?」

ルル「ああ。ありがとう、皆のおかげだ」

カレン「うう…私だって、まだ…」

ルル「それじゃあ、帰ったらまたしよう、カレン」

カレン「う、うん!」

咲世子「では、参りましょう、ルルーシュ様」

咲世子(時に)

咲世子(ルルーシュ様が中で果てられた回数を集計しました所、千葉12回、カレン10回、ラクシャータ9回、C.C.7回、シャーリー4回でした)

咲世子(C.C.様以外は主に体力の差ですね)

咲世子(ラクシャータ様は流石の性技といったところでしょうか、大変淫らな腰使いでした)

咲世子(C.C.様は…)

ルル「咲世子、マントのボタンを付けるの、手伝ってくれないか」

咲世子「はい、喜んで」ニコッ

咲世子(ちなみに、私の最高連続射精記録は24回です)ドヤァ

――――

ヴィレッタ「時間ちょうどか、流石だな」

ルル「首尾はどうだ?」

ヴィレッタ「一時間後に私の息のかかった部隊が皇女の護衛に入る」

ルル「一時間?今すぐではないのか?」

ヴィレッタ「ああ」

ルル「……ヴィレッタ。先週のデートだけでは不満だったと言うことか?」

ヴィレッタ「まさか。あれは最高の一時だったよ、ルルーシュ」

ルル(女装した俺とハイキングに行って野外プレイをしたのが最高……)

ルル(やはり純血派は危険だ…!)

ヴィレッタ「今回は、私的に話をする時間を設けたかったのだ、お前と」

ルル「何?」

ヴィレッタ「その、な…?」モジモジ

ルル「………」

ヴィレッタ「こ、この行政特区が成立したら、もうお前がテロリストである必要はなくなるだろう?」

ルル「………」

ヴィレッタ「だ、だから、その…」

ヴィレッタ「その時は、私と………け、結婚しないか?」

ルル「……………は?」

ルルのギアスに耐性のある子が生まれる

―――――
――――
―――

ルル(結局ヴィレッタにはっきりと返事ができないままユフィとの会談になってしまった)

ユフィ「―――というのが、私の素直な気持ちです、ルルーシュ」

ユフィ「ですから貴方も協力していただけませんか?」

ルル(協力を断る理由がない)

ルル「………わかった。黒の騎士団は行政特区日本に協力する」

ユフィ「ありがとう」ニコッ

スッ

ルル「?」

ユフィ「指切り。日本の約束の仕方なんでしょ?」

ルル「あ、それは…」

ルル「そ、そうだ!実は、特区日本設立にあたって、取り入れて貰いたい法律があるんだ!」

ユフィ「法律、ですか?」

ルル(………まずい、咄嗟に考えていた事を)

ユフィ「重婚?」

ルル「あ、あぁ…」

ユフィ「私より長く日本にいた貴方の意見だから、きっと必要な物なんだとは思うけど…」

ルル「………」

ルル(恐らく、今のまま話が進めば、ヴィレッタだけでなく他の女達からもいずれ求婚される)

ルル(その時、俺は…)

ユフィ「ごめんなさい、その話は今の時点で判断する事は…」

ルル(………仕方ない)

ルル「頼む、ユフィ」グッ

ユフィ「え…!?」

キイイィンッ!

ルル(………もう後戻りはできない)

――――

ユフィ「行政特区日本にお集まりの、日本人の皆さん」

ユフィ「特区設立にあたって、私から二つお知らせがあります」

ユフィ「今後、皆様の代表者が細かい法整備を進めるにあたって、副総督たる私からお願いがあります」

ユフィ「それは、法律による重婚の許可です!」

ザワザワ....

ユフィ「そしてもう一つのお知らせは…」

ルル「………」

ユフィ「ここにいるルルーシュ・ランペルージとの婚約を発表します!」

ザワザワ!ザワザワ!

ランペルージならせふせふ

――――
―――
――

コーネリア「どういう事だ、これは」

ルル「………」

コーネリア「偽名、偽の戸籍でごまかしているようだが、直接見えれば間違いようもない」

コーネリア「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」

コーネリア「異母弟たる貴様が、ユーフィミアと婚約だと!?」

コーネリア「あまつさえユーフィミアに重婚を指示するなどと、不貞にも程が…」

ルル「コーネリア」グイッ

コーネリア「な、なんだ…!?」

キイイィンッ!

ルル「愛してる」

コーネリア「はぇ…?」ドキッ

コーネリア「な、何を言って…」

ギュッ

コーネリア「ふぁ……や、やめんか…、痴れ者…!」カァァア

ルル「嫌なら、抵抗してくれ」グッ

コーネリア「あ……ゃ…」


チュッ

―――――
――――
―――

ルル(その後、二人の皇女を味方にした行政特区日本は、順調に日本人の復権を果たした)

ルル(サクラダイトの管理は未だにブリタニアにあるものの、それ以外については戦前の日本と大きくは違わない)

ルル(ナナリーも、最近は順調に回復し、目も見えるようになった)

ルル(ギアスの影響を考えて離れて生活してはいるが、どうやら頼りになる友人を得られたそうで、電話で楽しそうに話をしている)

ルル(なんでも、ナナリーのナイトを自称しているらしい。是非一度会ってみたいものだ)

ルル(一方、俺の方は…)

コーネリア「ルルーシュ、朝だぞ」

ユフィ「ダメよ、ルルは昨日も遅くまで頑張ってたんだから、朝くらいゆっくりさせなきゃ」

コーネリア「む…しかし、最近私との時間が少ないだろう?」

ユフィ「とか言って、自分が遠出する時は、公務の勉強だとか理由をつけて何日も独占する癖に」

コーネリア「それでようやくイーブンだ」

ユフィ「なら、今は寝かせておいてあげてもいいわよね?」

コーネリア「む…」

コーネリア「ならば、私も寝るとしよう」ガバッ

ユフィ「あっ!ズルイ!」

ルル(うるさい……)

ヴィレッタ「なぁルルーシュ、きょ、今日はこの服を着てみてくれないか?」

ルル(……バニーガール)

ヴィレッタ「絶対に似合うぞ!」

――――
―――
――

ヴィレッタ「ふ、ふくくく…!!」

パシャ、パシャ

ヴィレッタ「これは永久保存だ…!」

ルル「……もういいだろう?」

ヴィレッタ「あ、あぁ、そうだったな」

ヴィレッタ「それじゃあ、今日はこっちのワンピースで出かけよう」

ヴィレッタ「シンジュクのビル街に穴場スポットを見つけたんだ。きっとルルーシュも興奮するぞ」

ルル(青姦したいならプライベートビーチでいいだろ…)

完全に寝てた

シャーリー「えへへ、生徒会室でこんな事してるなんて、皆にバレたら大変ですね」

ミレイ「でも、そういう背徳感が盛り上がるのよね」

ミレイ「さぁ、夜の生徒会を始めましょうか」

シャーリー「今回の議題は、どっちが先にルルの子を妊娠できるか」

ミレイ「頑張りましょう、ルルーシュ!」

千葉「あ、ルルーシュ」

ルル「千葉か、部隊の育成はどうだ?」

千葉「じゅ、順調だ…!」

ルル「そうか。お前達の後輩だ、さぞ立派に育つだろう」

千葉「そうだな…」

千葉「と、ところで、今日この後時間あるか?」

ルル「今日は3時からはオフだが」

千葉「そ、そうか、なら…」

千葉「私とお前の跡継ぎ、育ててみたいんだが…」

ルル(こいつ、将来は家族で野球チームを作る気か…)

ラクシャータ「うーん…ちょっと息詰まってるね…」

ラクシャータ「これはルルーシュ分が足りないせいだね」

ルル「なんだそれは」

ラクシャータ「ルルーシュと触れ合う事で補充される成分だよ。決まってるだろ」

ルル「知らん。というか、俺を呼んだ大事な話とは…」

ラクシャータ「そうそう。研究の為に協力して欲しくってね」

ルル「………何をすればいいんだ?」

ラクシャータ「そうさね、まずは…」

ラクシャータ「とりあえず一発、私の中にルルーシュ分を注入してもらおうか?」

カレン「ルル…次は何をすればいい?」

ルル「部隊の訓練も新型機のテストも終わったんだろ?だったら今日はもう自由にしていいぞ」

カレン「え?自由ってそんな…」

カレン「私、何をすればいいのかわからないよ…」

カレン「ルル、もっと命令してよ…」

ルル「……おすわり」

カレン「はい!」シュバッ

ルル「…カレン。暇なら買い物にいこう」

カレン「うん!何買いに行くの?」

ルル「そうだな、首輪とリードと、後は餌皿かな…」

カレン「ルルーシュ、犬を飼うの?」

ルル「……いや、いつの間にか飼っていたみたいだ」

スザク「」
扇「」
ジェれミア「」

ルル「う…」フラ、バタン

C.C.「お疲れ、坊や」

ルル「ぅ……C.C.か…」

C.C.「戦いは終わったというのに、戦っていた時より疲れていそうだな」

ルル「かも知れんな…」

C.C.「できれば私も構って貰いたいのだがな」

ルル「…すまん、明日にしてくれないか」

C.C.「ああ、待つとも。私はC.C.だからな」

ルル「………」

C.C.「お前が契約を全うするまで、私はいつだって、お前の1番近くで待っているぞ」ナデナデ

ルル「ん……」スゥ、スゥ

C.C.「さぁ、今は眠れ、私の可愛い坊や…」

ルル「……■■■…」

C.C.「…ふふっ」ニヤニヤ

ひめが■…あれ?

姫■
■神…■■

咲世子「………」

ルル「ん…」

咲世子「おはようございます、ルルーシュ様」

ルル「ああ、おはよう、咲世子」

咲世子「昨日はぐっすり眠れましたか?」

ルル「ん、そのようだ…。なんだか身体が軽い」

咲世子「それはようございます。では、早速御召し物を取り替えましょう」

ルル「ああ…」スルッ

咲世子「……おや」

ルル「?」

咲世子「ルルーシュ様、いつの間にこのようなタトゥーをなさったのですか?」

ルル「タトゥー?覚えがないな…」

咲世子「…しかし、鳥の羽ばたきを感じさせる見事なデザインです」

ルル「鳥の羽ばたき…」

ルル「そういえば、C.C.はどうした?」

咲世子「さて、私が来た時、お部屋にはルルーシュ様お一人でしたが…」

ルル「…」

咲世子「ルルーシュ様?」

ルル「…何でもない。それより、朝食にしよう」

咲世子「はい。ご用意できております」

ルル「………」

ルル「ふん、魔女め。どこにいったか知らんが…」

ルル「いつだって帰ってくるがいいさ。俺には、お前が必要なんだからな」

おわり

オチが見つからなかった(言い訳)


さておき、保守してくれた方々、本当にありがとうございました

助かりました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom