赤沢「恒一くんて好きな人いるの?」(361)

恒一「え?なんで?」

赤沢「な、なんでって、別に…」ドキドキ

恒一「別にって…教えてよ、赤沢さん…」

赤沢「そ、それは…」ドキドキ

恒一「ん?」

赤沢「ダ、ダメ!言えない!」ドキドキ

恒一「っざけんなよォォォォォォォォォ!!!」ピキピキ

赤沢「!?」

赤沢「!?」

恒一「教えろよォォォォォォ!!!」ピキピキ

赤沢「痛い!髪の毛引っ張らないで!!」

勅使河原「ヤベェ!サカキがキレた!」

望月「落ち着いて、恒一くん!!」

久保寺「いったいどうしたんですか!?」

望月「あっ、先生!突然、恒一くんが…」

赤沢「痛い、痛い!!引っ張らないで!!」

恒一「てめェェェ!!僕が東京者だからってバカにしてるだろォォォォォォ!!」

久保寺「さ、榊原くん、とりあえず落ち着きなさい」

恒一「僕の好きな人……?」

赤沢「うん。誰なのかなぁって…///」

恒一「そ、そそそっそんなの言えないよ…だって、だって僕は…」チラッ

赤沢「…?私の顔に何かついてる?」キョトン

恒一「っ///」ドキドキ

赤沢「…?もう、変な恒一君っ///」

恒一「あ、あははっ…///」

見崎、綾野、桜木、小椋、江藤、佐藤、多々良「…」ギリッッ…

恒一「フー、フー…」

望月「落ち着いたかい?榊原くん?」

恒一「フー、フー…」

三神「赤沢さん、大丈夫だった?」

赤沢「は、はい…大丈夫です…」

恒一「!?」

恒一「てめェェェ!!!そんなに僕の攻撃が弱かったかァァァ!?バカにしてんのかァァァァァァァァ!!!」ピキピキ

勅使河原「サ、サカキ…暴れんな!!」

久保寺「と、とりあえず赤沢さん、保健室行きましょう」

赤沢「は、はい…」

恒一「てめえェェェ!!逃げんのかよォォォォォォ!!!」ピキピキ

久保寺「さ、榊原くんは今日はもう帰りなさい…さあ三神先生」

三神「さあ帰りましょう、恒一くん」

恒一「フー、フー…」

綾野「大丈夫だった?」

赤沢「うん…」

勅使河原「まさかサカキがあんなにキレるなんてな…」

風見「ああ、驚いたな…」

赤沢「私、保健室に行くわ…」

杉浦「1人で大丈夫?」

赤沢「ええ…」

赤沢「…」

赤沢「ああ、ビックリした…」

赤沢「恒一くんがいきなり…」

赤沢「私の髪の毛触ってくるなんて…」ドキドキ

赤沢「ああ…好きな男の子に髪の毛触られちゃった…」ドキドキ

赤沢「初めてなんだからもう少し優しくしてほしかったな…」ドキドキ

赤沢「でも恒一くん…明日話しかけてくれるかな…」

次の日

恒一「おはよう、赤沢さん」ニコニコ

赤沢「え?お、おはよう」

恒一「昨日はゴメンね」ニコニコ

赤沢「ぜ、全然気にしてないよ」ドキドキ

恒一「そっか…」ニコニコ

赤沢「ええ…」ドキドキ

恒一「で、なんで昨日あんなこと聞いたの?」

赤沢「え?そ、それは…」

赤沢「も、もし恒一くんに好きな人がいたら、その人との相性を占ってあげようかなって…」ドキドキ

恒一「え?そうだったんだ…じゃあ占ってよ」

赤沢「え?…てことは」

恒一「好きな人いるよ」ニコニコ

赤沢「そ、その人はこのクラスかな…?」ドキドキ

恒一「そうだよ」ニコニコ

赤沢さんを好きな人は沢近愛理とかヒナギクが好きなイメージ

恒一「さあ、占ってよ」

赤沢「う、うん…」

赤沢(ど、どうしよう…占いなんて口からデマを…)

恒一「赤沢さん?」

赤沢(そうだ!手相占いなら手が触れる)

赤沢「て、手を出して…」ドキドキ

恒一「手を?こうかな?」ニコニコ

ドボッッ!

赤沢「おぐえっ!!?」

恒一「ああ、手相占いか」

赤沢「ええ…」ドキドキ

赤沢(やった~!!恒一くんの手を握った~!!お見舞いの日以来だ~!!)

恒一「で、どうかな?」

赤沢「え?」

恒一「え?じゃなくて占いが、僕とその人上手くいくかな?」

赤沢「そ、そうね…うーん…」

赤沢「恒一はきっと(私と)上手くいくわ!」ドキドキ

恒一「ほ、本当!?」

赤沢「ええ!(私と付き合ったら)絶対!!」

恒一「おっしゃァァァァァァ!!!」

望月「ど、どうしたの?恒一くん?」ビクッ

赤沢(恒一くん、すごく喜んでる…)ドキドキ

ガラガラ

久保寺「みんな席に着きなさい、授業を始めますよ」

久保寺「では…今日の授業は…」

恒一「…」ピキピキ

久保寺「…で、あるからして…」

恒一「てめェェェ!!さっきは浮かれて気づかなかったけど、呼び捨てにしただろォォォォォォ!!」ピキピキ

久保寺「さ、榊原くん?」ビクッ

恒一「てめえェェェ!!僕が気胸を患ったからってバカにしてるだろォォォォォォ!!」ピキピキ

赤沢「苦しい…恒一、胸ぐらを掴まないで…」



勅使河原「サカキ!落ち着け!」

望月「恒一くん!落ち着いて!」

恒一「フー、フー…」

赤沢「ご、ごめんなさい!フ、フレンドリーに接しようと思ったら、つい呼び捨てにしてしまって…」

恒一「フー、フー…」

杉浦「ほ、ほら、泉美も謝ってんだから許してあげてよ」

恒一「わかったよ」ニコニコ

恒一「でも赤沢さん、僕は赤沢さんと友達なんて嫌だからね」

赤沢「え?」

小椋(あちゃー)

綾野(今のは厳しいわ)

杉浦(流石の泉美でもこれは…)

桜木(あっ!赤沢さんうつむいちゃった…)

赤沢「…そ、そんなぁ…」

赤沢「みんなの前でそんなこと…」

杉浦「い、泉美!ほ、保健室行こ!?」

赤沢「1人で行くわ…」

小椋(うわー可哀想)

綾野(そりゃ誰にも付いてきてほしくないよね)

桜木(赤沢さん、不登校にならなきゃいいけど…)

赤沢「…」

赤沢「恒一くん…」

赤沢「まさか恒一くんに友達じゃ嫌って言われるなんて…」

赤沢「やっぱり恒一くんも友達以上の関係を望んでいるんだね…」ドキドキ

赤沢「でもみんなの前であんな事言ったらからかわれちゃうよ…」ドキドキ

赤沢「あーもう!恥ずかしくて教室に戻れないよ」ドキドキ

勅使河原「赤沢まだ戻ってこないな」

望月「もう昼休みなのにね」

ガラガラ

杉浦「あ!泉美!大丈夫?」

赤沢「え、ええ、思い出すとちょっと胸が苦しくて…」

小椋(そりゃそうだよね)

綾野(全力で胸ぐら掴まれてたからね…)

恒一「赤沢さん」ニコニコ

赤沢「こ、恒一くん…」ドキドキ

恒一「さっきの続きなんだけどさ」ニコニコ

赤沢「え?続きって?」ドキドキ

恒一「占いだよ」ニコニコ

赤沢「え、ええ…」ドキドキ

恒一「ベロチューできるかな?」

赤沢「え?」

恒一「だから、僕はその人とベロチューできるかな?」ニコニコ

赤沢(こ、これは遠回しに私とキスしたいってことかしら?)ドキドキ

赤沢「そ、それは…」

恒一「それは?」

赤沢「で、できるよ!」

恒一「ひゃっほゥゥゥゥゥゥ!!!」

望月「恒一くん!?」ビクッ

恒一「何時何分何十秒?地球が何回回ったとき?」

赤沢「そ、それは…」

恒一「それは?」

赤沢「こ、恒一くん次第だよ…」ドキドキ

恒一「ひゃっはァァァァァァ!!!」

勅使河原「サカキ!?」ビクッ

ガラガラ

三神「さあ、授業を始めるわよ」

恒一「…」

三神「…であるからして…」

恒一「…」

三神「…となりまして…」

恒一「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

勅使河原「お、おい?サカキ?」

恒一「なんだい?今授業中だよ?」

勅使河原「いや、いきなりレロレロしだすからさ…」ヒソヒソ

恒一「ベロチューの練習だよ」

勅使河原「ベロチュー?なんで今やってんだよ」ヒソヒソ

恒一「さっき占いで、僕次第でベロチューができるらしいんだ」

勅使河原「だからって授業中に練習するなよ」ヒソヒソ

恒一「だって僕は今すぐベロチューしたいんだ」

恒一「だから僕はこうやって準備してるんだよ、レロレロレロレロレロレロレロレロ」

勅使河原「サカキ、今は授業中だから誰もお前のところには来ないと思うぞ」ヒソヒソ

恒一「なんで?」

勅使河原「普通、授業中は出歩かないだろ?」ヒソヒソ

恒一「じゃあ僕はこの授業中はベロチューできないの?」

勅使河原「んなことしたら、学級崩壊もいいとこだろ」ヒソヒソ

恒一「あのクソアマァァァァァァ!!!」

三神「こ、榊原くん!?」ビクッ

恒一「てめェェェ!ベロチューは僕次第と言っただろうがァァァァァァ!!!」ピキピキ

赤沢「こ、恒一くん、そんな力いっぱい肩を掴まれたら…痛い!」

恒一「僕が父親に捨てられて夜見山のじいちゃん家に預けられたと思ってバカにしてるだろォォォォォォ!!!」ピキピキ

赤沢「そ、そんなこと思ってないわ…」

恒一「ふんっ!」

ガスッ

赤沢「痛っ!頭突きしないで!!」

恒一「ふん!」

ガスッ

赤沢「痛っ!」

恒一「ふん!」

ガスッ

赤沢「痛っ!」

恒一「ふん!」

ガスッ

赤沢(ああ、頭突き痛い…でも恒一くんの顔がこんな近くに…)ドキドキ

勅使河原「やめるんだサカキ!!」

ガシッ

恒一「離せ!ふんぬー!」

グラッ

恒一「うわっバランスが!?」

チュッ

赤沢「あっ!?」

赤沢(いま、恒一くんの唇が私の唇に…しかもちょっとベロが…)ドキドキ

恒一「フー、フー…」

望月「落ち着いた?恒一くん」

杉浦「泉美、大丈夫!?」

赤沢「う、うん、….まさか(占いが)当たってビックリしちゃった…」ドキドキ

杉浦「こっちだって(頭突きが)当たってビックリだよ!」

赤沢「わ、わたし(恥ずかしくて)顔が赤くなってないかな?」ドキドキ

杉浦「(泉美の血で)すごく赤くなってるよ!!」

赤沢「恒一くん…」ドキドキ

杉浦「泉美、保健室行こ?」

次の日

ガラガラ

赤沢「おはよう」

杉浦「おはよう、泉美…その頭!?」

赤沢「うん、昨日あれから病院行ったら包帯で頭グルグル巻に…」

杉浦「うぅ…痛そう…」

赤沢(ああ、まだ恒一くん来てないんだ…)ドキドキ

ガラガラ

恒一「おはよう」

赤沢(キター!!私の初チューの相手!!)ドキドキ

望月「お、おはよう恒一くん…」

恒一「おはよう」ニコニコ

勅使河原「おっ、おっすサカキ」

恒一「おはよう」ニコニコ

赤沢(やっぱり恒一くんは朝から笑顔でカッコイイなあ…)ドキドキ

恒一「杉浦さん、おはよう」ニコニコ

杉浦「お、おはよう…」

恒一「赤沢さん、おは…」

恒一「よォォォォォォ!!!」ピキピキ

勅使河原「サカキ!?どうした!?」

恒一「てめェェェ!なにターバン被ってんだよォォォォォォ!?」

赤沢「こ、恒一?これはターバンじゃなくて包帯…」

恒一「僕の父さんが仕事インドに行って、寂しいの知ってて被ってんのかァァァァァァ!?」

ギシギシ

赤沢「ち、違っ…痛っ!」

恒一「てめェは早くインドに行ってパパのおっぱいでも吸ってろって言いてえのかァァァァァァ!?」

ギシギシ

赤沢「痛いっ!恒一くん、コブラツイストかけないで…」

恒一「フー、フー…」

望月「こ、恒一くん、落ち着いた?」

赤沢「はあはあ…」

杉浦「泉美、大丈夫?保健室…」

赤沢「うん…1人で行く…」

小椋(大丈夫かな…)

綾野(朝イチでキレられたらたまんないよね…)

桜木(赤沢さん、ちゃんと戻ってくるかな…)

赤沢「恒一くん…」

赤沢「ちゃんと私が包帯巻いて昨日と違うって気づいてくれた…」ドキドキ

赤沢「それに…」ドキドキ

赤沢「みんなの前であんなに強く抱きしめてくれるなんて…」ドキドキ

赤沢「もしかして恒一くん、お父さんを思い出して寂しかったのかな?」ドキドキ

赤沢「ごめんね、思い出させちゃって…もし寂しくなったら、またいつでも抱きしめていいんだよ…」ドキドキ



望月「赤沢さんまだ帰ってこないね…」

勅使河原「もう昼休みなのにな…」

ガラガラ

杉浦「い、泉美?大丈夫?」

赤沢「うん、大丈夫…それより」

キョロキョロ

赤沢「いた!」

スタスタ

恒一「あれ?赤沢さん?どうしたの?」ニコニコ

赤沢「あ、あのね、恒一くん…」ドキドキ

恒一「ん?なに?」ニコニコ

赤沢「さっきはゴメンね…そ、それであのね!これ私のメアド…」ドキドキ

恒一「え?」

赤沢「さ、寂しくなったり、困ったり…ううん、いつでもメールして欲しいな!」ドキドキ

恒一「うん、ありがと」ニコニコ

赤沢(やったー!遂に恒一くんにメアド教えられたー!!)ドキドキ

ガラガラ

千曳「じゃあ、授業を始めるよ」

赤沢「…」ソワソワ

千曳「…であるから…」

赤沢「…」ソワソワ

千曳「…となって…」

赤沢「…」ソワソワ

赤沢(恒一くんからメールが全然来ない…)ショボーン

ピリリリ

千曳「だれだね?授業中にケータイを?」

恒一「いゃっほゥゥゥゥゥゥ!!」

千曳「君か?榊原くん?」

勅使河原「お、おいサカキ、何授業中にケータイなんて…」ヒソヒソ

恒一「来たんだよ!メールが!!」

勅使河原「メール?」ヒソヒソ

恒一「好きな娘からメールが!!」

赤沢(好きな娘から!?)

赤沢(あれ?私まだ恒一くんのメアド知らないに…)

赤沢(そっか…)

赤沢(私がテレパシーが恒一くんのケータイに届いたんだね…)ドキドキ

赤沢(恒一くんのケータイ凄すぎ!それを持ってる恒一はもっと凄すぎ!!)ドキドキ

恒一「早速返信しちゃおう!ひゃっほゥゥゥ!!!」

勅使河原「サカキ、千曳先生睨んでるぞ」ヒソヒソ

赤沢(ああ、恒一くんが私のケータイに返信してくる…)ドキドキ

赤沢(…)ソワソワ

赤沢(まだかなまだな…)ソワソワ

赤沢(返信来ないな…)ソワソワ

ピリリリ

恒一「ひゃっはァァァァァァ!!!」

勅使河原「サカキ、声でけえよ」ヒソヒソ

恒一「返信の返信キタァァァァァァ!!!」

赤沢(え?どういうこと?)

赤沢(私のケータイ、恒一くんからのメール届いてないよ…)

赤沢(なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?)

赤沢(まさか二股?)

赤沢(どこの誰よ?恒一くんをたぶらかすクソビッチは?)

赤沢(絶対に私がクソビッチの魔の手から恒一くんを助けてあげる!!)

ガタン

千曳「あ、赤沢くん?どうしたんだい?」

赤沢「ちょっと保健室へ!!」

保健室

赤沢「だれ?誰よ?恒一くんの好きな娘って!?」イライラ

赤沢「1番可能性が高いのは…」

赤沢「…」

赤沢「私だわ…」デレデレ

赤沢「いくら考えても私以外に答えが出てこないわ…」デレデレ

赤沢「誰かに聞いたほうが早いかな…」

その頃廊下では

恒一「まさか廊下に立たされるなんてね」

勅使河原「なんで俺まで」

恒一「まあまあ」

勅使河原「ところで誰なんだよ!?その好きな娘って?」

恒一「えっと、1番窓側の…」

勅使河原(窓側って赤沢じゃ…)

恒一「1番後ろの席の娘だよ」

勅使河原「えっ!?」

放課後

勅使河原「やばいよ、やばいよ!赤沢どこにもいないじゃんか!」

勅使河原「これまでやってたことが…赤沢どこだよ?」

勅使河原「このままだと今年は…あっ!赤沢!!」

赤沢「なに?」

勅使河原「ちょっといいか?大事な話が…」

赤沢「嫌よ!私、これから大事な作戦があるから…」

スタスタ

勅使河原「あ、赤沢…」

赤沢家

赤沢「…」

赤沢「今日は恒一くんを尾行したけど、変な人形館に行っただけだったわね」

赤沢「まさか、恒一くん、私にそっくりな人形を作って…」ドキドキ

赤沢「恒一くん!嫌らしい!!」ドキドキ

赤沢「でも、年頃の男の子だもんね…許しちゃう!」ドキドキ

赤沢「でも結局、クソビッチが誰かわからなかったな…」

赤沢「明日誰かに聞いてみよ…」

赤沢「恒一くん、お休み…」

次の日

赤沢「ちょっといいかしら?」

桜木「なんでしょう?」

赤沢「恒一くんの好きな娘(私以外に)知らない?」

桜木「さあ、知りません」

赤沢「そう…」ショボーン

勅使河原「おい!赤沢!話を…」

赤沢「嫌よ!」




勅使河原「いいから聞けよ!」

ガシッ

赤沢「嫌っ!放して!!」

ドン

勅使河原「うわっ!」

桜木「きゃっ!」

バターン

勅使河原「す、すまん桜木…大丈夫か!?」

桜木「め、眼鏡が…」

桜木「わ、わたし眼鏡が無いと何も視えな…」

ガラガラ

久保寺「おはようございます、席に着いて下さい」

桜木「は、はい!つくえ、つくえ…」

久保寺「桜木さん、そっちは廊下ですよ?」

桜木「つくえ、つくえ…」

久保寺「桜木さん、そっちは階段ですよ?」

勅使河原「やばい!もしかしたら視えていないんじゃ?」

桜木「つくえ、つく…」

ズル

桜木「きゃーっ!!」

ドタドタドタバターン

桜木「へぶっ!?」ピクピク

久保寺「桜木さん!?」

風見「誰か救急車を!!」

望月「うん!わかった!!」

桜木「…」ガクッ

久保寺「望月くん、もう…いいです…」

望月「え?」

久保寺「死んでいます…」

綾野「嫌ぁぁぁぁぁ!!!」

恒一「桜木さん…そ、そんな…」

赤沢(まさか、恒一くんの好きな娘って…)

ピリリリ

恒一「いゃっほゥゥゥゥゥゥ!!!」

赤沢(恒一くんにメール?それにあの反応からして…桜木ゆかりじゃないわね!)

赤沢(それにしても誰なのよ)イライラ

杉浦「泉美?辛そうな顔してるけど大丈夫?病院行く?」

恒一「赤沢さん、大丈夫かい?僕が病院へ一緒について行こうか?」

赤沢「お、お願いします」ドキドキ

病院

赤沢「ごめんね、付き合ってもらって…」ドキドキ

恒一「いいよ、僕も気胸の診察受けなきゃいけないし」ニコニコ

赤沢「そ、そうなんだ…」ドキドキ

赤沢(初デートが病院なんて、恒一くんたら変わってるな…)ドキドキ

赤沢(でもそこが好き!!)ドキドキ

水野姉「あれ?恒一くん?」

恒一「沙苗さん、こんにちは」

赤沢「だ、だれ?」

恒一「水野くんのお姉さん、水野沙苗さんだよ!こっちは僕のクラスメイトの赤沢泉美さん」

沙苗「はじめまして、弟がお世話になっています」

赤沢「ど、どうも…」

沙苗「じゃあ恒一くん、診察室はこっちだよ」

恒一「沙苗さん、手を引っ張らないで下さいよぉ…じゃあ赤沢さん、また後で」

赤沢「え?」

赤沢「なによ!あの年増!」イライラ

赤沢「恒一くんとデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレデレしちゃって!!」

ガンガンガンガンガンガンガンガンッ

看護師A「ちょっとあなたエレベーターのドアをそんなに蹴ったら!!」

赤沢「フンッ!帰ればいいんでしょ?帰れば!」

スタスタ

看護師A「こ、怖かったー」

その頃、病院の屋上

恒一「じゃあ、僕はそろそろ戻ります」

沙苗「じゃあね恒一くん」

恒一「はい、さようなら」

沙苗「…」

沙苗「そろそろ戻りますか…」

沙苗(さあ、エレベーターに乗って一階まで…あれ?エレベーターが来ないや…)

沙苗(故障かな?しょうがないや、階段で降りよう…)

沙苗「はあはあ…疲れたわ…少し休憩…」

沙苗「それにしてもお腹へったな…」

沙苗「あれ?…なんだか眠くなって…」

沙苗「ZZZ…」


次の日

望月「水野くんのお姉さん亡くなったんだって…」

勅使河原「え?」

望月「凍死らしいよ…」

勅使河原「遭難でもしたのか?」

望月「さあ、そこまでは…」

恒一「う、嘘だ…沙苗さんが、沙苗さんが!?」

望月「恒一くん落ち着いて…」

恒一「沙苗さん…」グスン

赤沢「こ、恒一くんが泣いて…まさか…」

ピリリリ

恒一「いゃっほゥゥゥゥゥゥ!!!」

赤沢(またメール!早くクソビッチを見つけないと!!)イライラ

勅使河原「あのさ、赤沢…ちょっといいか?」

赤沢「…話しかけないで」

勅使河原「大事な話なんだよ」

赤沢「うるさい!!!話しかけないで!!!!!!!」

高林「っ!!」ビクゥッ‼

バターン

望月「高林くん?高林くん?」

高林「はあはあ…」ピクピク

風見「大変だ!きっと今の大声に驚いて心臓が!!」

綾野「わ、わたし救急車を…」

高林「…」ガク

風見「もう、手遅れだよ…」

小椋「え?」

風見「もう死んでる」

望月「高林くん…」

勅使河原「高林…」

恒一「二人ともそんなに落ち込まないで…」

恒一「…」

恒一「そうだ!!二人とも気分転換をしようよ!!」

望月「気分転換?」

恒一「おっぱい観にいこう!」

勅使河原「おっぱい!?」ゴクリ

恒一「そうだよ!もうすぐ夏でしょ?たまから海へおっぱいを観に行こうよ?」

望月「でもクラスメイトが2人も亡くなってるんだよ…そんなおっぱいなんて言ってる場合じゃ…」

恒一「2人亡くなってるからこそ、おっぱいなんだよ!!」

勅使河原「は?」

恒一「おっぱいの形って何かに似てない?」

望月「え?なんだろ?」

勅使河原「さあ?」

赤沢「そんなことも分からないの?」

望月「赤沢さん?」

勅使河原「な、なんだよ?いったい?」

赤沢「二人ともちゃんと授業を受けてないからわからないのよ」



赤沢「答えは古墳よ!」

望月「古墳ってお墓の?」

赤沢「そうよ、左のおっぱいは桜木さんのお墓、右のおっぱいは高林くんのお墓ってとこかしら?」

赤沢「きっと恒一くんはそのおっぱい(お墓)を拝んで2人を弔いたいんじゃないかな?」

恒一「その通りだよ」ニコニコ

ちょっと飯買ってくる
落ちてなかったら続き書きます

勅使河原「赤沢、よくわかったな?」

赤沢「恒一くんの考えることならなんでも知ってるわ!」

恒一「なんでもォォォ??」ピキピキ

望月「恒一くん?」

恒一「てめェェェ!!なんで僕のなんでも知ってんだよォォォォォォ!?」ピキピキ

勅使河原「おい?サカキ?落ち着け!?」

恒一「てめェあれかァァァ!?ウチの九官鳥のレーちゃんに餌やって僕の個人情報を聞き出してんのかァァァァァァ!?」ピキピキ

赤沢「痛い!ごめんなさい!お尻にタイキックは勘弁して!!」

望月「恒一くん!落ち着いて!九官鳥は個人情報を流出しないよ!」

恒一「フー、フー…そうなの?」

赤沢「うん、だから違うの…」

恒一「だったらなにかァァァ!?僕が勅使河原級の単細胞だから考えてることはお見通しって事かァァァァァァ!?」

赤沢「痛っ!やめて!!ローを打つと見せかけてハイキックを打たないで!!」

勅使河原「落ち着けサカキ、いくら赤沢でも俺たちの考えることはわからないはずだ」

恒一「フー、フー…そうなの?」

赤沢「う、うん」

恒一「じゃあなんで?」

赤沢「わ、私と恒一くんは、こ、心が通じ合っていて…そ、それで、考えることが…」

恒一「心が通じィィィ!?てめェあれかァァァ!?そんなこと出来るなんて魔女かァァァァァァ!?魔女裁判かけっぞゴルァァァァァァ!!!」ピキピキ

赤沢「痛いっ!こ、恒一くん、首相撲からの膝蹴りはやめて!!へぶっ!!」

杉浦「泉美、大丈夫?鼻血が…」

赤沢「…うん」

恒一「フー、フー…」

望月「恒一くん、赤沢さんはフツーの人間だよ」

恒一「そうなの?」

赤沢「うん」

恒一「なあんだ、それを早く言ってよ」ニコニコ

恒一「赤沢さん大正解!!答えは古墳だよ」ニコニコ

赤沢(恒一くんに褒められた…それに恒一くんは九官鳥を飼ってるんだね…)ドキドキ

ポタポタ

杉浦「泉美、鼻血止まらないけど本当に大丈夫なの?」

恒一「さあ、おっぱいを拝みに海へ行こう!」

勅使河原「あ、ああ…」

望月「う、うん…」

赤沢「恒一くん、私も恒一くんと海に行きたい…」ドキドキ

恒一「大歓迎だよ」ニコニコ

杉浦「ちょっ、泉美、正気?あんたが行くなら心配だから私も!!ちょっと中尾!!あんたも(ボディガード役で)一緒に来て!!」

中尾「あ、ああ」

次の日

恒一「あれ?怜子さんも来るんですか?」

怜子「そうよ、車必要でしょ?」

恒一「助かります」

赤沢「私の方も車用意したんだけど…勅使河原!あんたはウチの車に乗って!」

勅使河原「マジか?ついでに大事な話が…」

赤沢「私は恒一くん家の車に乗るわ!」ドキドキ

恒一「どうぞ」ニコニコ

車中

赤沢(後部座席に恒一くんと2人…)ドキドキ

赤沢(運転席の三神先生邪魔だな…)

ガー

赤沢「こ、恒一くん窓開けてどうしたの?車酔い?」

恒一「ううん、違うよ」

怜子「恒一くん、窓から手をだしたら危険よ!!」

恒一「ねえ、赤沢さん、知ってた?」ニコニコ

赤沢「え?なにが?」ドキドキ

恒一「時速60kmの車中から手を出して掌で風を感じると、Eカップのおっぱいを触った感触を擬似体験出来るんだよ」ニコニコ

赤沢「そ、そうなの?」ドキドキ

怜子「恒一くん、危ないから!手を引っ込めて!!」

赤沢(こ、恒一くんって博識だな…)ドキドキ

恒一「あれ?50kmだったかな?それともDカップだったかな?」

怜子「恒一くん、手を!!」

赤沢(それにしても三神先生邪魔だな…)



望月「いやー、着いたね」

恒一「そうだね」

中尾「あれ?杉浦と赤沢は?」

赤沢・杉浦「お、ま、た、せ」

勅使河原「おおー!!」

赤沢「勅使河原、声がエロいわ」

杉浦「…中尾どうかな?私の水着」ドキドキ

中尾「あ、ああ、似合ってるよ…」ドキドキ

赤沢「こ、恒一くん、私はどうかな…」ドキドキ

恒一「ダメだね」ニコニコ

赤沢「そんな…」ガビーン

恒一「そんな大きさじゃ古墳の役割りを果たさないよ」

赤沢「あう、あう」ガビーン

恒一「怜子さん!ちょっといい?」

怜子「なあに?」

恒一「一同、怜子さんに向かって黙祷!!」

怜子「え?なんなの?これ?」

中尾「なあ榊原?なんでさっき車から手を出してたんだ?」

恒一「車がスピード出してるときにアレをやるとおっぱい触った感じになるんだよ」ニコニコ

中尾「おおー!マジか!?」

杉浦「なんの話してんの?」

中尾「…」ビクッ

中尾「ああ、ちょっとな…」

杉浦「それより、ビーチバレーしようよ」

杉浦「そーれ!」

赤沢「あたーっく!」

ピュー

勅使河原「赤沢、ボール飛ばしすぎだよ」

赤沢「悪かったわよ」

望月「あのボール波に流されてくよ…」

杉浦「わたし取ってくるわ」

中尾「まて、お、俺が行くよ…」ドキドキ

杉浦「だ、だめだよ!だって中尾、今日階段から落ちて頭打って気持ち悪いんでしょ?」

中尾「でも、杉浦、あそこまで泳げるのかよ?」

杉浦「うう~」

中尾「だ、だったら俺が行くしかないだろ…」ドキドキ

杉浦「う、うん、気を付けて…」ドキドキ

中尾「お、おう!」ドキドキ

ジャバジャバ

杉浦「中尾…」ドキドキ

ザパーン

中尾「…」

望月「あれ?中尾くん潜ったまんまだよ」

杉浦「えっ!?」

勅使河原「お、おい、なんかボートがこっち来たぞ!?」

赤沢「あのボート、中尾くんが潜ったあたりに向かってない?」

杉浦「え?え?」

怜子「あのままだと!!」

赤沢「あれ?ボートが止まったわ」

望月「あっ!中尾くんが水面から顔出したよ」

勅使河原「あれ?ボートの人となんか喋ってるな」

怜子「あっ!中尾くんが戻ってきたわ」

中尾「ただいま…」ハアハア

杉浦「ば、ばか!!心配したんだからね!!」グスングスン

中尾「いやー、潜ったらちょうどアワビがあってさ…それを獲って上がったらさ…ボートの人がそれは密漁だって怒っててさ…」

勅使河原「だからボートの人と喋ってたのか」

望月「それでボールは?」

中尾「あっ!忘れてた!」

勅使河原「なんだよ、それ」

中尾「もう一回行ってくる!任せろ!!」

杉浦「行っちゃダメ!!」

中尾「す、杉浦?」

杉浦「ボールなんてどうでもいいよ…私がどれだけ心配したと思うの?」グスングスン

中尾「な、泣くなよ」ドキドキ

杉浦「そうやって中尾はいつも馬鹿ばっかやって、私の気持ちも考えないで…」グスングスン

中尾「お、お前の気持ちって…」ドキドキ

杉浦「中尾の馬鹿~!!うわ~ん!!」

中尾「…」

杉浦「…」グスングスン

怜子「さあ、そろそろ暗くなるし帰りましょう…」

赤沢「勅使河原、望月くん、帰りは恒一くん家の車ね」

勅使河原「え?5人も乗れるのかよ?」

赤沢「馬鹿、気を利かせなさいよ」

怜子「ウフフ、そうね」ニコッ

勅使河原「え?どういうこと?」

赤沢「それじゃ2人のこと頼んだわよ」

赤沢家の運転手「かしこまりました」

車中

中尾「…」

杉浦「…」

中尾「あ、あのさ…杉浦」ドキドキ

中尾「か、帰ったらさ…お、俺と付き合って…」ドキドキ

杉浦「ZZZ…」スースー

中尾「な、泣き疲れたのかな…」

運転手「青春でございますね…」

中尾「はい…」

杉浦「う、うーん」ムニャムニャ

中尾(杉浦、こうして見ると可愛いな…)ドキドキ

中尾(眼鏡とっても可愛んだろうな…)ドキドキ

ブーン

中尾「うわっ!このカーブ結構キツイな…」

トン

中尾(お、俺の肩に杉浦がもたれかかってきた…)ドキドキ

運転手「私からのプレゼントでございます」

中尾「う、運転手さん、まさか…!?」

運転手「はい、ドライビングテクニックでございます」

中尾「あ、ありがとうございます」

チラ

中尾(やばい!杉浦胸の谷間が視える!!)ドキドキ

中尾(そ、そういや、おっぱいってどんな感触なんだろ?)ドキドキ

中尾(そういや榊原が言ってたな、窓から手を出して…)ドキドキ

スッ

中尾(こ、これがおっぱいの感触!?)ドキドキ

運転手「中尾様、危険でございます」

中尾「はい」

> 運転手「中尾様、危険でございます」
>
> 中尾「はい」

この流れになぜか吹いたww

中尾(それにしても、凄い感触だったな…)ドキドキ

中尾(杉浦のおっぱいもあんな感触なのかな…)ドキドキ

中尾(もしあんな感触でパフパフされたら…そうだ!!)ワクワク

運転手「中尾様!?頭を窓からだしたら危険でございます!!」

中尾(うおぉぉぉ!!すげえ気持ちイ…)
ゴシャ
中尾「へぶっ!?」

運転手「中尾様!?中尾様!?」

杉浦「うるさいなぁ…」ムニャムニャ

中尾「…」ピクピク

杉浦「い、嫌ぁぁぁぁぁぁ!!」


次の日

小椋「ねえねえ知ってる?」

綾野「なに?中尾くんの事でしょ」

小椋「うん、なんでも窓から頭出して電柱に激突だって…」

綾野「首が吹っ飛んだんでしょ?なんでそんな事を…」

小椋「なんでも昨日の朝、階段から落ちて頭打ったんだって、それで正常な判断ができなかったとか…」

綾野「そうなんだ…杉浦さんショックで寝込んでるらしいよ」

小椋「だって隣りに座ってたんでしょ?そりゃ寝込んじゃうよ」

小椋「ところで明日ヒマ?」

綾野「ごめーん、明日は家族で山にドライブしに行くんだ…」

小椋「なんだ…残念」

綾野「ごめんごめん、お土産買ってくるからさ…」

小椋「やったー!あ、そうだ!明日雨降るから気をつけなよ」

綾野「うん!運転するのはパパだけどね」

次の日

綾野「パパ、雨降ってきたね…」

綾野父「そうだね」

綾野「パパ、山道スリップしないでね?」

綾野父「大丈夫だよ」

綾野「パパ、対向車線にはみ出さないでね?」

綾野母「もう、この娘は心配性なんだから…いったい誰に似たのかしら?」

綾野「もう、ママったら…」ムッ

綾野父母「あははははは」

誘導員「ストップしてください」

綾野「あれ?赤沢さん家の運転手さん?」

誘導員「やや?あなたは泉美お嬢様の同級生の綾野様!!」

綾野「ど、どうしてこんな山道で誘導員を?」

誘導員「はい、先日、わたくしは不祥事を起こしてしまい、お暇を頂くことになりました」

誘導員「わたくし、今日からこちらで勤務させて頂いております」

綾野「そ、それは大変ね」

誘導員「この先は今にも崖が崩れそうです…大変危険ですが行かれますか?」

綾野父「うーん」

綾野母「どうしましょう」

綾野父「うーん」

綾野母「どうしましょう」

ガラガラドォーン

誘導員「やや?いま落石が!?」

綾野「誘導員さんが止めてくれなきゃ今頃私たち…」

有能すぎるだろwwwwwww

次の日

綾野「なんてことがあってさ…」

小椋「マジ?凄い奇跡じゃん!!」

綾野「でしょー?」

小椋「でさー、明日は暇?」

綾野「ごめん、明日は彼氏ん家にお泊りだわ」

小椋「えー!?彼氏出来たの!?」

小椋「ねえねえ?いつから付き合ってんの?」

綾野「ご想像にお任せします」

小椋「どんな彼氏?イケメン?」

綾野「ご想像にお任せします」

小椋「もうやっちゃった?」

綾野「んー、明日やっちゃうかも!?」

小椋「きゃーっ!!」

赤沢(まさかコイツが恒一くんの相手じゃないでしょうね?)イライラ

赤沢「こ、恒一くん」ドキドキ

恒一「なに?赤沢さん」ニコニコ

赤沢「こ、恒一くん、明日は予定あるかしら?」ドキドキ

恒一「明日は病院で精密検査があるんだ…もしかして悪い結果が出たら即入院かもね…」ヤレヤレ

赤沢(よし!明日病院ってことは綾野の彼氏じゃなさそうね)

赤沢「が、頑張ってね…恒一くん…」ドキドキ

恒一「うん、ありがとう」ニコニコ

次の日

小椋「あーあー、結局誰も捕まらないし、しまむらでショッピングしただけで一日終わっちゃったな」

小椋「そろそろ家に帰るかなー」

小椋「綾野は今頃彼氏と…」

小椋「いいな~彼氏…私も欲しいな~」

小椋「勅使河原とかなかなかカッコイイよね…でもバカだしな~」

小椋「望月はちょっとなよなよしてるかな?顔は可愛いけど」

小椋「榊原くんは…ありゃないな…ただの危ない厨房だよね…絶対にないわ…」


その頃病院では

恒一「へくしょん」

医師「風邪ですか?」

小椋「あーあ彼氏欲しいなー」

トボトボ

小椋「家帰っても引きこもりの兄貴がいるだけだしな…」

トボトボ

小椋「もうすぐ家着くな~」

ガヤガヤ

小椋「!!」

近所の人「小椋さん!無事だったのね?」

小椋「は、はい…これは…いったい…」

近所の人「あなたの家にトラックが突っ込んだのよ!!」

小椋「兄貴!兄貴は?」

近所の人「まだわからないわ、警察もレスキューも来てないから…」

小椋「そ、そんな…」

近所の人「気をしっかり!」

小椋「そ、そうだ…ケータイ…兄貴に電話…」

プルルルルルル

ガチャ

小椋「もしもし、兄貴!?」

小椋兄「うう…兄はもうすぐ死ぬかもしれない…」

小椋「そんな!!兄貴!!」

小椋兄「ええ、あなたの兄はもうすぐ死んでしまうかも知れないお」

小椋「あ、兄貴?」

小椋兄「あとHP1しかないお、誰かポーションを僕に使ってほしいお」

小椋「あ、兄貴?何を言って…」

小椋兄「なにってネトゲの話だお」

小椋「え?ネトゲって?家がこんな状況なのに?」

小椋兄「家とは何を言ってるのだい?妹ちゃんよ…兄はネトゲをするために今ネカフェに来てるんだお」

小椋「ひ、引きこもりの兄貴が、外に…?」

小椋兄「そのとおりだお!」

小椋「よかった…」ヘナヘナ

小椋兄「あー、遂に兄は死んだお!」

小椋「兄貴…引きこもり卒業おめでとう…」

小椋兄「妹ちゃん…?」

小椋「今日は私が夕飯作るね…兄貴の好物のオムライス…」グスン

小椋兄「じゃあ、ケチャップでお兄ちゃんのことなんて全然好きじゃないからねをキボンヌ」ハアハア

小椋「うん、うん…何回でも書いてあげるよ…お兄ちゃん…」グスングスン

次の日

小椋「それにしてもなんで昨日兄貴は外に出たんだろ?ネトゲなんか家でも出来るのに…」

小椋「まっいっか!兄貴が外に出たし!綾野に報告しなくちゃ」

ガラガラ

小椋「みんなおはよー」

ガヤガヤ

小椋「?」

ガヤガヤ

小椋「みんなどうしたんだろ?」

小椋「あれ?綾野はまだ来てない…」

ガラガラ

三神「みなさん座ってください」

ザワザワ

三神「みなさんも昨日のニュースで知っての通り、久保寺先生と綾野さんは昨日お亡くなりになりました」

小椋「え?どういうこと!」

赤沢「知らなかったの?久保寺先生と綾野さんは付き合っていたのよ」

小椋「え?じゃあ綾野が言ってた彼氏って…」

赤沢「それを良く思わなかった久保寺先生のお母様と口論になり二人とも刺し殺されたのよ」

小椋「そ、そんな…」ヘナヘナ

小椋「ふぇぇぇん」グスングスン

赤沢「元気だして…」

ピリリリ

恒一「ひゃほゥゥゥゥゥゥ!!!」

赤沢(また恒一くんにメールが!!ほんとイライラする!!)

勅使河原「なあ、赤沢…話が…」

赤沢「うるさいわね!」イライラ

勅使河原「まて!サカキのことなんだ!!」

赤沢「恒一くんの?」

屋上

赤沢「なんですって!?恒一くんが見崎鳴と接触してる!?」

勅使河原「ああ、サカキは何故か見崎のメアドをゲットしているし、現にメールのやり取りをしてる」

赤沢「そ、そんな…だって見崎鳴はいない者よ!!」

勅使河原「ああ、だからマズイんだ」

赤沢「じゃあ、今までみんなが死んだ事故や事件は…」

勅使河原「おそらく、今年の厄災はかなり前から始まっている!」

勅使河原「だけど、なんでサカキが見崎とわざわざ接触したのか…」

赤沢「…」

勅使河原「だってさ、サカキには転校初日に対策係の赤沢から、現象について説明を受けてる筈だろ?」

赤沢(してないや~)

赤沢(転校初日は恒一くんに見とれちゃって説明してないや~)

赤沢(恒一くんと握手をして、いかにこの右手を洗わずに過ごすかを考えすぎて、現象の説明してないや~)

赤沢(結婚式と披露宴は雅叙園でやることのシミュレーションと子供は3人欲しくてDQNネーム抜きで名前考えてたから、対策係の仕事忘れてたわ~)

勅使河原「おい?赤沢?」

赤沢「はっ!」

赤沢「だ、大丈夫よ…それよりこれからどうするかね…」

勅使河原「それなんだけど、これ…」

赤沢「カセットテープ?」

勅使河原「ああ、これサカキが旧校舎で見つけたんだって…ラベル見てみろ」

赤沢「3-Bのみんなへ?」

勅使河原「気にならないか?これ?」

赤沢「恒一くんの見つけたカセットテープ…」クンカクンカ

赤沢「でもなんで恒一くんは旧校舎へ?」

勅使河原「ああ、それは…」


勅使河原の回想

恒一「ああ、それは…旧校舎で見崎と鬼ごっこをしててさ…」

勅使河原「鬼ごっこ?」

恒一「鬼ごっこ知らないのか?」

恒一「片手にコケシを持って、ち◯ぽに靴下を履かせた裸の男が奇声を発しながら処女を追いかける遊びだよ」

勅使河原「それが、東京のルールなのか…」

恒一「いや、僕が考えたルールだよ、鬼っぽいだろ?」ニコニコ

勅使河原「あ、ああ、鬼畜だよな…」

恒一「でさ、鬼ごっこやってたら偶然見つけたんだよ」ニコリ

赤沢「へぇ?そう?」ピキピキ

メキメキ

勅使河原「ああ、カセットテープが!!」

赤沢「ふんっ!」ピキピキ

グシャッ

勅使河原「ああ、粉々に…」

望月「あれ?二人ともどうしてこんな所に?」

勅使河原「ああ、望月!いいところに!このカセットテープ…」

望月「治せるよ」ニコリ

望月「修理完了」

赤沢「早速聴きましょう」

勅使河原「ああ」

テープ「ザァー」

テープ「三年B組~」

テープ「金八先生~」

赤沢「え?」

望月「これ、3ーBのみんなへって書いてあるじゃない?」

勅使河原「うわあ…やっちゃったー」

勅使河原「うわ、期待して損した」

望月「僕も…もうテープ止める?」

赤沢「待って!せっかく恒一くんの拾ったテープよ!ちゃんと最後まで聴きましょう!!」

テープ「ザァー、てす、てす」

望月「ん?男の人の声?」

テープ「テープにおれの声を録音しようとしたが、手元に金八先生のオープニングを録音したテープしかなく仕方なく上書きさせてもらった…」

テープ「俺はこのテープに3-3で起こる厄災を止める方法を残そうと思う」

勅使河原「赤沢!これ!?」

赤沢「ええ、やっぱり恒一くんは私が見込んだ男だったわ」ドヤ

テープ「…ということだ、検討を祈る」

勅使河原「マジかよ」

望月「これで厄災は防げるの?」

赤沢「…」

勅使河原「赤沢、これからどうする?」

赤沢「そうね、死者を死に帰すわ」

望月「でも、だれが死者かなんて…」

赤沢「私に考えがあるわ…」

保守

3-3

赤沢「というわけで明日から夜見山で合宿をします」

ざわざわ

小椋「まさか今年も始まってたなんて!」

風見「くっ!このままだと僕らもいつ死ぬか…」

勅使河原「だから合宿をするんだよ!」

ざわざわ

杉浦「私、行くわ!!」

三神「そうねみんなで行きましょう!!」

鳴「わたし、いかないわ」

赤沢「え?」

鳴「わたし行かないけど榊原くんはどうする?」

恒一「じゃあ僕も行かないよ」キッパリ

赤沢「え?え?」

鳴「じゃあ赤沢さんいってらっしゃい」

赤沢「え?え?え?」

赤沢「ちょっと!なんで来ないのよ!」ピキピキ

鳴「だって、死者を死に帰すだけでしょ?」

赤沢「そ、そうよ…」ピキピキ

鳴「なら、わざわざ合宿を開かなくても、ここで死に帰せばいい」

赤沢「知った風な口を…」ピキピキ

鳴「だってそうでしょ?」

赤沢「ほう、ならあんたは誰が死者かわかるのか?」ピキピキ

鳴「ええ、わたしの左目が教えてくれたわ」

鳴「今年の死者は三神怜子先生よ!」

三神「え?」

勅使河原「見崎?左目が教えてくれるっていったい…」

鳴「ああ、あれは嘘よ」

赤沢「へ?」

鳴「中二病っぽく言えば、榊原くん喜ぶから」

恒一「ピャァァァァァ!!見崎サイコォォォォォォ!!!」

鳴「ほらね」

赤沢「ぐぬぬ…」ピキピキ

赤沢「じゃあ、三神先生が死者って証拠を出しなさいよ」

鳴「いいわよ、はい」

赤沢「ただのカセットテープ?」

鳴「このテープに三神先生は死者だって録音したわ…そしたら改変されて名前のところが聴こえなくなってた」

赤沢「名前が聴こえないんじゃ、誰が死者か証明できないじゃない!」

鳴「だからあなたは、おまえらという人々から無能って言われるのよ」ヤレヤレ

赤沢「な、なによ?おまえらって?」

鳴「それと同時にクラス全員の名前、あとその人物が死者であるとも録音したわ」

勅使河原「つまり、どういう?」

鳴「勅使河原くんは死者であるって録音したのよ」

勅使河原「な、なに?」

鳴「安心して、勅使河原くんの名前は改変されなかったわ」

望月「そ、そうか!!」

鳴「そう、死者の名前は改変されるけど生者の名前は改変されない」

鳴「そして、このテープに名前が録音されなかった人物が三神先生だったの」

赤沢「そ、そんな…」

鳴「わたしは無能な誰かさんと違って、4月1日の時点で気づいてた」

望月「4月1日ってたしか!」

勅使河原「学校が始まる前に俺たち三組だけが臨時で現象について説明を受けた日だ!!」

赤沢「じゃあどうして、その日に言わなかったのよ?」ピキピキ

鳴「だって4月1日に言ったら、誰も信じないでしょう?」

赤沢「じゃあ、次の日に言えばよかったじゃない!!」ピキピキ

鳴「あら、だって次の日にはもう私はいない者に決められてたわ」

赤沢「ぐぬぬ…」ピキピキ

ガラガラ

千曳「私もテープを聴かせてもらったが、死者は三神先生で間違いないようだ」

鳴「赤沢さん、大方あなたは私が死者だと踏んでいたんでしょ?残念だったわね」

赤沢「っきしょぉぉぉぉぉ!!!」

三神「わ、わたし違う!!」

タッタッタッタッ

望月「あっ!三神先生が逃げる!!」

小椋「行かせない!」

三神「嫌っ!邪魔よ!」

ドン

小椋「あっ!」

勅使河原「ああ、小椋が窓から落ちた!!」

小椋「助け…」

ドスン

風見「小椋ぁー!!」

小椋「痛たたた…」

勅使河原「お、小椋!よく無事だったな…」ホッ

小椋「うん、なんかブリッジしたらヤバイ感じがしたから丸まったら、お尻打っただけですんだ~」

風見「三神先生!捕まえたぞ!」

ガシッ

三神「きゃっ!」

千曳「よし杉浦くん、ロープを持ってきて三神先生を縛るんだ!」

杉浦「はい!」

三神「うっうっ…」

鳴「さあ三神先生、これでお終いにしましょう」

三神「いや、わたし違っ…」

鳴「一瞬で楽にしてあげる」パキパキ

スッ

恒一「見崎…僕がやる」

鳴「榊原くんいいの?あなたの叔母よ?」

恒一「うん…」

鳴「そう」

鳴「じゃあ、わたしはこれで」

ガラガラ

赤沢「ちょっと!汚い仕事は恒一くんに任せて逃げるの!?」

鳴「いいえ逃げないわ、わたしは恒一くんと死者を死に帰す」

赤沢「ならどうして教室を出てくのよ?」

鳴「それが、わたしの役目だから」

赤沢「あなた?何を言って…」

鳴「…」

ピシャ

スピーカー「ザァ…てすてす…」

勅使河原「この声?見崎の声?」

赤沢「あの娘、いったい何を?」

スピーカー「…」

恒一「…」

スピーカー「ででーん、みかみタイキック」

三神「ひっ!?」

三神「恒一くん、助け…」

恒一「無ゥゥゥゥゥゥ理ィィィィィィ!!!」

スパーン

三神「へぶっ!!」ピクピク

恒一「さよならお母さん…」ボソ

三神「…」ガク

恒一「…」

赤沢「これで終わったんだね…」

恒一「…」グスン

赤沢「恒一くん?ねえ恒一くん?泣いてるの?」

恒一「っせェェェよォォォォォォ!!!人が感傷に浸ってるところ土足でズカズカ入ってくんなよォォォォォォ!!!」ピキピキ

スパーン

赤沢「へぶっ!!」


ーーーーおわりーーーー

全く意味が分からない
>>1は恒一が嫌いなの?

プロローグ


小椋「こんにちは千曳先生、お元気ですか?」

小椋「私は元気です、あれから一年ですね」

小椋「私の近況報告も兼ねて手紙を出します」

>>339
エピローグでは?

小椋「私は今年から高校一年です!」

小椋「綾野の分まで強く生きようと思いまして、実は高校入学と同時にレスリング部に入りました」

小椋「なんか先輩曰く、私のブリッジは凄いらしくて、どんなフォールもはじき返しちゃうみたいです」

小椋「なんと、今年のインターハイで準優勝しちゃいました!凄いですよね?」

>>344
すまん間違えたエピローグだ

小椋「実は今度、オリンピックの代表先行にリストアップされました」

小椋「天国の綾野、見ていてくれてますかね…」

小椋「わたし、頑張ります!!だから千曳先生も私の活躍を見ていてください」

小椋「それではお元気で」



ーーーー完ーーーー

>>338
恒一くんは別に嫌いじゃないぞ

>>352
じゃあ赤沢さんが嫌いなの? 

>>353
アカザーさんは大好きだな
あとブリッ死も好きだな

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