刃牙「親父……ポケモンって知ってる……?」(218)

刃牙「ほら……これなんだけどさ……知らないかな、やっぱり親父は……」

勇次郎「ふん……それぐらいは知っている……」

刃牙「じゃあ丁度いいや……親父、ちょっとコレ……」

勇次郎「人から視力を奪いッ!!あまつさえ堕落させるッ!!くだらん玩具ッッ!!!」

刃牙「ッッッ~~~~~~!!!!」

勇次郎「刃牙よ……この範馬勇次郎に……薦めるつもりかッッ!!そんなものをッッッ!!!」

刃牙「ハハ……ヤッパリだ……親父は分かっちゃいない……」

勇次郎「ッッ!!!?」

刃牙「別にゲームが悪ってわけじゃないさ……それに親父だってさ、テレビぐらいは見るだろ?」

勇次郎「同じだと言うつもりか……」

刃牙「まァmね……ただ鍛錬だけじゃなく……リフレッシュ……親子のコミュニケーションもさ、大事じゃん?やっぱ……」

勇次郎「ククク……リフレッシュか……」

刃牙「そう……たまには体を休めて……って……」

勇次郎「そこまで落ちぶれたか刃牙ッッッ!!!!!」

刃牙(こっ……怖ェェ~~~~~……!!)

刃牙「ハハ……でもやっぱ……考えが古いなァ、親父……」

勇次郎「ほぅ……?」

刃牙「『ゲームをすると目が悪くなる』……通用しないぜ、そんなのはイマドキさ……」

刃牙「置いてかれるぜ親父……そんな心構えじゃあよォッッ!!!」

勇次郎「言うじゃァねぇか……」 スッ

刃牙「ッッ!!!」

勇次郎「そこまで言うのなら……クク……お前のワガママに付き合ってやる……」

勇次郎「やってやろう……ポケモンとやらッッ!!!」 カチッ

刃牙「まずはそう……名前を決めるんだよ、親父」

勇次郎「フン……」 カチカチ

『はんまゆう』

刃牙「ハハ、親父、苗字は入れなくていいよ、ゆうじろうって入れよう」

勇次郎「刃牙……おちょくっているのかッッ!!貴様ッッッ!!!」

刃牙「っと、ごめんごめん……でも入力できるのは5文字だけだから……」

勇次郎「ふん……」 カチカチ

『ゆうじろう』

刃牙「で……ホラ、ここで最初の三匹のどれかを選ぶんだ」

刃牙「俺のオススメはフシギダネかな……ヒトカゲを選ぶと最初のジムで……」

勇次郎「クク……なるほど……」 ニマァァ~~

『ヒトカゲに するんじゃな! そいつは いい ポケモン じゃぞ!』

刃牙「おっ、親父!? お、俺の話聞いて……」

勇次郎「ふん……ウルセェな……好きにやらせろ……」

刃牙「あ……アッチャァ~~~……」

ピュコーン

ゼニガメは たおれた!

勇次郎「クク……だから言っただろうが、好きにやらせろ」

刃牙「いや、まあそりゃここはアレだけど……」

どっぽ(ライバル)『マジかよ! おれも おまえの ポケモンに すりゃ よかった!』

勇次郎「ククク……」 ニマァァァ~~~~

刃牙(大丈夫かなァ~……親父……)

刃牙「そうそう、それで上の道に行って……トキワシティに……」

ティレレレレーン

勇次郎「ッッ!!!」

『あ! やせいの ポッポが あらわれた!』

刃牙「ハハ、出たね親父……草むらには野生のポケモンが出てくるんだよ」

刃牙「まあでも今はボールも無いし……とりあえず……」

ヒトカゲの ひっかく こうげき! ポッポは たおれた!

勇次郎「ククク……他愛もねェ……」

刃牙「お見事」

刃牙「そう、それをオーキドに届けて……」

『モンスターボールを もらった!』

勇次郎「モンスターボール……?」

刃牙「そうそう親父、それでポケモンが捕まえられるんだよ」

勇次郎「ククク……必要ねぇ……」

刃牙「ッッッ!!?」

勇次郎「ヒトカゲ一匹いりゃァ十分だ……」

刃牙「まっ、マジィ~~~~?」

むしとりこぞう『いけ! ぼくの むしポケモン!』

勇次郎「ククク……虫ケラが……」

ヒトカゲの ひっかく こうげき!

ゆうじろうは しょうぶに かった!

勇次郎「ふん……数が多いところで大したことはねェ……」 ニマァァ~~~

ティレレレレーン

あ! やせいの ピカチュウ が あらわれた!

刃牙「~~~ッッッ!!!!」 ガタッ

刃牙「親父ッッ!!そいつだッッッ!!!」

勇次郎「クク……どうしやがった……急に興奮しやがって……」

刃牙「ああ、そいつはレアな奴なんだ……だからさ、親父……」

刃牙「そいつは弱らせてからモンスターボールで……」

勇次郎「ほう、レアか……となりゃァ……」

勇次郎「行けヒトカゲッッ!!ひっかくだッッッッ!!!!!」

ヒトカゲ の ひっかく こうげき! ピカチュウ は たおれた!

刃牙「~~~~~~~~~~ッッッ!!!!??」

刃牙「ばッッ!!!親父ィィッッッ!!!」

勇次郎「クク……どうしたってんだ刃牙……興奮しやがってよォ……」

刃牙「話聞いて無かったのかよッッ!!!あいつはレアなんだってよォッッッ!!!!」

勇次郎「くだらねェ……!!」

刃牙「なんだとォッッ!!!?」

勇次郎「いいか刃牙ッッ!!!希少というのは即ちッッ!!自然界で生きていくに力が足りぬということッッッ!!!」

勇次郎「そんなものは動物園で飼っておけば良いだけのことッッッ!!!」

勇次郎「弱いだけの雑魚を希少だからと言って褒め称える……そんなものは単なる愚行に過ぎんッッ!!!」

刃牙「~~~~~~~~ッッッ!!!!!!」

勇次郎「ふん……続きをやるぞ……」

刃牙「あ、ああ……じゃあそのままニビに行って……ジムに挑戦するんだ……」

刃牙「それでジムリーダーに買ってバッジを手に入れる……これが基本さ」

勇次郎「道場破りということか……面白い……」

刃牙「でもさ親父、正直に言って今のヒトカゲのレベルじゃあ……」

勇次郎「刃牙ッ!!貴様ッ!俺のヒトカゲに文句をつけるつもりかッッッ!!!」

刃牙「ハハ……ま、やってみれば分かるよ……」

たんぱんこぞう『おまえ なんかが タケシさんに いどむなんて 100まんこうねん はやいぜ!』

あいての たんぱんこぞうは イシツブテを くりだした!

勇次郎「ふん……ヒトカゲッッ!!!ひっかくだッッッ!!!」

こうかは いまひとつ のようだ……

勇次郎「ッッッ!!!??」

刃牙「あーあ……」

100マンコうねんたんぱんが使うのサンドだろ

ゆうじろうは めのまえが まっくらに なったッッッ!!!

勇次郎「~~~~~~~ッッ!!!」

刃牙「ハハ……ヤラれちゃったね、親父……」

勇次郎「刃牙ッッ!!貴様どういうことだッッッ!!!」

刃牙「落ち着きなよ親父……タイプ相性って知らないだろ……?」

刃牙「ノーマルタイプの『ひっかく』も炎タイプの『ひのこ』もさ、岩タイプとは相性が悪いんだよ」

刃牙「だからさ、ヒトカゲじゃなくてキャタピーとか捕まえてくれば……」

勇次郎「刃牙ッッ!!!貴様この俺を愚弄するかァッッッ!!!!」

刃牙「だよね」

>>75
そうだっけ、すまんこ

ヒトカゲ「この茶番を武にッ!!」
イワーク「ダイスキだぜヒトカゲさん」

刃牙「……ってやってたらさ親父、スゴイ剣幕で怒って帰っちゃってさ」

烈「……ポケモンを……薦めたというのかッ!あの範馬勇次郎氏にッッ!!」

刃牙「ハハ……やっぱマズかったかな……」

克己「当たり前だろ、ったく、なァに考えてんだか……」

刃牙「ハハ……でもさ、よくあるじゃん?息子と親父が一緒にゲームやってって……」

刃牙「そういう普通の家庭なら当たり前のコト……俺はソレをやろうとしただけだよ」

克己「相手が悪すぎるっつってんだよッッ!!」

烈「で……そのポケモンは……」

刃牙「さぁ……親父がそのまま持って帰っちゃったから……」

ストライダム「やあ、待たせて悪かったね、ミスター……」

勇次郎「遅いぞストライダムッッ!!!」

ストライダム「あ、ああ、悪かったよ……ここのところ少し忙しくて……」

ストライダム「で?私に聞きたいことがあるとは……」

勇次郎「ストライダム……貴様ポケモンは知っているな……?」

ストライダム「ああ、モチロンさ、米軍でも人気の……どうかしたかね?」

勇次郎「なら話は早ぇ、実はな……」

勇次郎「タケシが……倒せねェんだ……」

ストライダム「は?」

ゆうじろうは めのまえが まっくらに なったッッ!!!

勇次郎「ガアアアアアアアアァァァァッッッ!!!」 ガシャアアアアンッッ

ストライダム「へ、ヘイ!!お、落ち着いてくれ!!ユージロー!!」

勇次郎「チィッ……見ての通りだ……どうすれば勝てる?」

ストライダム「うむ、私としてはキャタピーを捕まえて……」

勇次郎「ストライダムッッッ!!!!」

ストライダム「ッッ!!!」

勇次郎「二度とくだらんことを聞くな、俺はヒトカゲでどう勝つか聞きてェんだ」

ストライダム「そ……ソーリー……」

ストライダム「フム……オーガよ、君は補助技は使っているかね?」

勇次郎「くだらねェ……そんなものは所詮は女子供の護身技に過ぎんッッ!!!」

ストライダム「まあそう言わずに……まずは『しっぽをふる』を使うんだ」

勇次郎「ほう……」

ヒトカゲの しっぽを ふる! イシツブテの ぼうぎょが さがった!

ストライダム「それを2~3回繰り返し、そして……」

勇次郎「ヒトカゲッッ!!ひっかくッッッ!!!」

ヒトカゲの ひっかく こうげき! こうかは いまひとつ のようだ……

イワークを たおした! タケシとの しょうぶに かった!

ストライダム「HAHAHA!やったじゃないかユージロ……」

勇次郎「ククク……」 ニマァァァァァァ~~~~~~ッ

ストライダム(うわっ、すごい顔してる)

勇次郎「さて……む……?」

おや?ヒトカゲのようすが……

おめでとう! ヒトカゲ は リザード に しんかした!

勇次郎「~~~~~ッッッ!!!!??」

ストライダム「やったじゃないかオーガ、リザードへと進化したぞ」

勇次郎「進化だとッッ!!馬鹿なッッッ!!!」

ストライダム「知らなかったのかね、このゲームではレベルが上がると進化するんだ」

ストライダム「だが進化するとステータスも上がり、戦闘でも有利に……」

勇次郎(ヒトカゲ……)

刃牙「さて、と……今日は夕飯どうしようかな……」 ガラッ

勇次郎「よォ……邪魔してるぜェ~~~……」 ニマァァ……

刃牙「~~~~~~~ッッッ!!!?」

勇次郎「クク……随分と驚くじゃねェか……」

刃牙「お、親父……どうして……」

勇次郎「ふん、タケシを倒してお月見山も通過……ハナダへ辿り着いた……」

勇次郎「ポケモンのことなら貴様に聞くのが一番だからな……」ニマァァ……

刃牙(なっ、なんか俺……変なポジションになってる……?)

刃牙「じゃあハナダジムだけど親父……ポケモンは……」

勇次郎「言った筈だ、ヒトカゲ一匹で十分だとな……」 ニヤァ

刃牙「ヒトカゲっていうよりリザードだけど……ま、いいか」

刃牙「とりあえず親父、水タイプにリザードは不利なんだけど……」

勇次郎「問題ねェ、相性の悪いタケシにも勝てた」

刃牙「いや、そうじゃなくって……」

あいての ヒトデマンの みずでっぽう! リザードは たおれた!

ゆうじろうは めのまえが まっくらに なった!

勇次郎「ガァァァァァッッ!!!」 ガシャァァン

刃牙「親父、うちの窓壊さないでくれっかなァ~」

勇次郎「刃牙ッッ!!!どういうことだァッッッ!!!!」

刃牙「ワカんないかなァ~……水タイプの技はリザードには弱点なんだよ」

刃牙「だからさ、すぐそこの草むらでナゾノクサを……」

勇次郎「刃牙ッッ!!!貴様ッッッ!!!!!」

刃牙「ハハ……じゃあ今度ばかりはひたすらレベル上げるしか無いかな……」

勇次郎「~~~~~~ッッ!!!」

眠いからあと任せた

>>161
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>>169
こいつは誰なのか

>>174
ガンダムZのパプテマス・シロッコてキャラ

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