鳴「……(負けられない)」赤沢「……負けるものですか」(367)

花火「ドシュッ! ヒュルルッルル~! パーン! ドッ、パラパラ……」

勅使河原「さあ、今年も夜見山中学に災厄のシーズン」

綾野「もとい〝いないモノ祭〟がやって参りました!」

勅使河原「はたして我らが三年三組一同は!」

綾野「運命の悪戯から無事逃れることができるのか!」

勅使河原「全ての結末は参加者の手に委ねられております!」

綾野「彼らの活躍ぶりに大いに期待しましょう!」

勅使河原「実況解説はてっしーこと勅使河原と!」

綾野「あやのっちこと綾野がお送りしまーすっ!」ヒラヒラ

 \ワーワー、アヤノサーンッ!/

勅使河原「おおっと、早くも一部観客席から黄色い声援が上がっております」

綾野「ええ、本当ですかぁ?」ビックリー

勅使河原「栗鼠のように人懐っこい綾野嬢の隠れファンはかなり多い模様ですね」

綾野「そ、そんなことは、ないんじゃないかな、かな?///」テレテレ

勅使河原「はい、こういったリップサービスはすんなり流していただけると助かり――あだっ!」

綾野「私は甘えちゃうタイプなのでー(てぃっ!)自分というものをしっかり持った男性が好みです///(そぉいっ!)」モジモジ

勅使河原「などと可愛い顔をキープし続ける綾野嬢より(うごっ!)、私現在進行形で椅子の下から脛蹴りを賜っております(やめぃっ!)」ゲシデシ

勅使河原「などと可愛い顔をキープし続ける綾野嬢より(うごっ!)、私現在進行形で椅子の下から脛蹴りを賜っております(やめぃっ!)」ゲシデシ

綾野「などと憶測はさておきまして」スッ

勅使河原「……ふぅ」ググ

綾野「まずは地元外の来場者の皆様に今回の大会の主旨について説明させていただきます」ニパァ

勅使河原「こ、今回いないもの祭の参加者は男子が4名。女子は綾野さんを除いた全員となっております」ヒリヒリ

勅使河原「ルールは簡単。男子が女子に対して出し入れ許可をもらった人数を競います」

綾野「端折りますと、時間内に男女がくんずほぐれつ。もちろん受け入れは女子の自由意思ですのでご安心ください」

勅使河原「男と女のプライドがかかった、まさに抜きつ抜かれつの戦い、というわけですね」

綾野「などと下ネタに先走る早漏解説者が少し不安ではありますが、なんとか三組の良心である私が終わりまで繋いでいきたいところです」

勅使河原「……突っ込みませんよ?」

綾野「どちらの意味でも拒否します。さぁ、スタート時間が迫って参りました」

勅使河原「あやのっちの辛辣な言葉と暴力の数々に、早くも私の心が挫けそうです」

綾野「とっとと0になっちゃえ☆ ちなみに彼の本命はおそらくクラスのほとんどが知っていることでしょう」

 \へぇ、誰かしら。勅使河原に好かれてしまうなんてハムレットより悲劇だわ/

勅使河原「はは、グラウンドで自称コーヒー通が何か言っておりま――」

 ――ドゴォッ

勅使河原「…………」ピクピク

綾野「ご来場者様及び参加者にお知らせいたします。放送席に物を投げるのは大変危険ですので私に当たらないようご注意ください」ニコニコ

勅使河原「――こ、ここで入場者口から男性陣の登場です」ググ

綾野「早い立ち直りを見せる辺り、流石司会者に抜擢されるだけありますね」チッ

勅使河原「女学生の舌打ちは心の芯まで響きます。さて、一番先頭にいるのは――望月選手です!」

 \ヤーン、アノコカワイー!/

勅使河原「あんなに肩をすぼめて、早くも帰りたそうな表情です」

綾野「交友関係の広いてっしーは彼と親しい友人だとか」

勅使河原「はい、絵描きということもあってか無から有を生み出す妄想力には定評がありますよ」

 \そのいいぐさひどくないっ!?/

綾野「母性本能をくすぐるタイプ、BLなら間違いなくウケ的立ち位置ですね」

勅使河原「仰る通り、高いストライクゾーンが持ち味です」ドヤァ

綾野「選手としての彼のスペックは、どう予想されますか?」

勅使河原「違うシャセイでしたら間違いなく優勝候補だったんですが」

綾野「……す、ストレートですね///」

勅使河原「はい、変化球なしの甘えっぷりに期待しましょう」

綾野「……さて、二番手は――風見選手です」

勅使河原「順番的には決して悪くないですね」

綾野「文系眼鏡要員は絵面的に外せないところです」ムフフ

勅使河原「同じ中学生ということもあり、それぞれに個性を出すのにも限界があります」

綾野「……なんの話ですか」

綾野「眼鏡を外した彼はイケメンNO1候補だけに注目です」

勅使河原「やはり固いのは委員長の桜木選手でしょうか」

綾野「うーん、桜木選手に関してはこういっちゃんに色目を使うようなところもありましたからね」

勅使河原「どう転ぶかは未知数といったところのようです」

綾野「ところで、てっしーと風見選手もやはり望月選手同様の間柄だとか」

勅使河原「内心としては友人の恋を全力で応援していきたいところですが、アナウンサーは常に公正であるよう努めます」

 \君との腐れ縁はとっくに切ったぞっ!/

綾野「これは、関係がいささかひび割れているようですが、二人の間にBL的な何かがあったのでしょうか?」チラ

勅使河原「私が言えることはただ一つ、悩みがあったら後悔しないように誰かと相談しましょう」

勅使河原「さて、続きましては――出ました! やつです!」

綾野「今大会の本命と評して過言ではない、私のこういっちゃん!」

 \キャーーーーーー、サカキ様ぁっっっ!!!/\いつからおまえのになったーっ!/

勅使河原「おおっと、観客席はおろか選手からも悲鳴に近い叫びが爆発しております!」

綾野「これはもう、芸能人に向けるレベルの歓声と言っても過言ではありませんっ! 私に対する批判は一切受け付けておりませんっ!」

勅使河原「来て早々いないモノにして気胸持ちという不遇さも母性をくすぐる原因か!」

綾野「一部女子を覗いて気になる人も多かろうと思います。こういっちゃんファイトー!」

勅使河原「一部かどうかはさておき東京帰りの榊原選手、風格すら漂います」

綾野「どんなことにも首を突っ込みたがる困ったチャン。だがそこがいいっ!」ブンブン

勅使河原「力説するあやのっちと待ち受ける女子の真摯な眼差しが恨めしい。――む、これは驚きました!」

綾野「どうしましたか? 実況のてっしーさん」

勅使河原「グラウンドの中央にカメラズームお願いします」

 \……なんで教師の私がカメラなんて……ぶつぶつ/

綾野「これは、赤沢選手と見崎選手が隣同士!?」

勅使河原「両極端なタイプの選手が配置されています。これは片方しか選べそうにありません」

綾野「選ばれない女子の心にはずっしりきそうですね」

勅使河原「恒一選手も困惑の表情を浮かべています。両者ともに眼圧の威力は十分のようです」

綾野「ちなみに今ここで明かしますが、あやのっちは彼にハグされたことがありますっ!」イエーイ

 \ええっ!? あれって不可抗力でしょー!?/

勅使河原「なにかと致命的トラブルに縁深い榊原選手が開くのははたして誰の股、もとい心でしょうか!」

綾野「個人的に大注目していきたいと思います!」

勅使河原「個人的にかよ……おっと失礼」

綾野「さて、オオトリを担いますのは――おぉ、まさかのスライサー選手です!」

勅使河原「仇名だけではわからない人も多いかと思いますので名前も一応つけてください」

綾野「し、失礼しました。泳ぎならまかせろ的な台詞を口にした中尾選手!」ペラッ

 ――シーン

勅使河原「……おや、マイクさんが音声をしっかり拾えていないようですね」アセアセ

綾野「今、てっしーの優しさに不覚にも少しだけときめいてしまいました」キュン

勅使河原「あー、えーっと。あやのっちは何かコメントは?」

綾野「取り立てて特筆するところもないので、紹介は尺が余ったときにでも」

 \扱い違いすぎだろーっ!/

勅使河原「男中尾、体力では断トツですが活路はあるでしょうか」

綾野「クルーザーにピンポイントで当たる運の悪さを転用できれば、あるいはといったところですね」

勅使河原「……冷静な分析ありがとうございます」

綾野「回りに中性的な美男子しかいないだけに、男性的な選手には少し厳しい戦いになると思います」

勅使河原「下馬評はどんな感じでしょうか――全員に無印をつけられている選手が約一人」

綾野「果たして挽回があるのでしょうか。遠い目で見守りたいところです」

勅使河原「さて、まだ女子の方が全員到着していないようですね」

綾野「その間、競技の概要について少し補足していきましょうか」

勅使河原「そうですね。〝いないモノ祭〟では男子生徒の女子生徒に対するシャセイの回数を競います」

綾野「制限時間内に男子は何人かの女子に対してアプローチしなくてはなりません」

勅使河原「出し方は胸でも顔でももちろん中でもOK」

綾野「自分の命も天秤にかかっていますので、想いと打算がどう働くかもポイントです」

勅使河原「もし、時間内に射精が一度も出来ない場合には?」

綾野「参加者の男子生徒が死亡、女子生徒もランダムに選ばれて死亡してしまいます」コワーイ

 \プッ……クスクス……ヤダー、アノコタチヘンターイ/

勅使河原「……観客席の方から失笑が聞こえてきましたが」ヒヤ

綾野「我々は至って真剣です。災厄を侮ると皆さんまでもが無事に帰れなくなるかもしれませんのでご注意ください」キリッ

 \――シーン――/

勅使河原「さて、女子の方もグラウンドのマットに横たわったみたいです」

綾野「人命がかかっているだけに、参加者のみなさんには頑張って欲しいところ」

勅使河原「モチベーションを上げるため、トップ通過の方には○ワイ旅行のペアチケットをプレゼント!」

綾野「さて、第一走者、望月選手がスタンバイに入りました」

望月(……公開野外セックスなんて、あんまりだよぉ)

勅使河原「早くも泣きが入っているみたいですね」

綾野「制限時間は15分。長くて短い尺でどこまでやれるか」

勅使河原「過去のデータを紐解きますと、最高で6回という方がいらっしゃいますね」

綾野「……えっと、それってすごいことなんでしょうか?」

勅使河原「性欲旺盛な中学生とはいえ相当な化け物です(あやのっち処女ケテーイ)」

\位置について、ヨーイ――ドン!/

 ――パーン

勅使河原「さあ、早速始まりました。体操着姿の望月選手がらしくない猛ダッシュ」

綾野「気弱な印象のある彼が、女子生徒のハートを射止めることができるんでしょうか」

勅使河原「実は私、少し心配していることがあるんですよね」

綾野「と、いいますと?」

勅使河原「望月選手が想いを寄せているのは三上先生という噂のような真実がありますので」

綾野「なるほど、想い人の前で他の女の子を抱くと言うのは葛藤があるかもしれませんね///」

勅使河原「たった今最寄りの小椋選手をすんなり通過しましたが――」

綾野「ブラコンの彼女と望月君は、ある意味一番相性の悪い相手。スルーは正解です」

勅使河原「なるほどなるほど。――さあ、望月選手が足を止めて眺め回すように歩き始めました!」

綾野「果たして彼を受け入れてくれそうな女子生徒が現れるんでしょうか、こうご期待!」ヒラヒラ

綾野「開始から五分ほどが経過しましたが、望月選手は未だ弱腰ですね」

勅使河原「やはり本命を絞っていただけに踏ん切りがつかないか」

綾野「かけるだけというのは難しいんですか?」

勅使河原「嫌われていたらと思うと厳しいですね」

綾野「――おっと!? ここで動きがあった模様ですよ?」

勅使河原「おお? 望月選手に近づいていく女子が一名――なっ、あれはまさか!」

杉浦(……こっち、来ない?///)チラ

望月(えっ///)ドキン

綾野「嘘っ、タカコーッ!?」スクッ

勅使河原「これは驚きました! サドスティック杉浦嬢からの逆アプローチです!」

綾野「も、望月選手が今手を引かれ、今マットに横たわりました///」

勅使河原「残り10分少々、どんなプレイが飛び出してくるか、私も唾を飲んで待ちたいと思います!」

綾野「……タ、杉浦選手、唇を窄めて望月選手のを咥えております///」カーッ

勅使河原「……な、なかなかに艶めかしい光景です」ゴクリ

 ――ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ

綾野「……杉浦選手、顔を前後に動かし始めました!」

勅使河原「口淫の水音が放送席まで聞こえてきております。椅子がなければピンチでした」

綾野「これは望月選手、苦しそうな、気持ち良さそうな狭間の表情っ!」

勅使河原「今、杉浦選手が完全に咥え込んで――吸い始めたぁっ!」

綾野「……あれが伝説のバキューム! まさかタカコが会得していたなんて!」

勅使河原「友人の卑猥な姿にあやのっち戸惑うばかり! おお、満を持して望月選手、腰を打ちつけたぁっ!」

望月(杉浦さん……ごめん、で、出るっ!)ググッ

杉浦(んぶっ!? ぶふぃっ! ~~うううんんっっ!!)ビュッビュッ

綾野「出た!? ここからだとあまりよく見えませんが、審判の千曳先生、判定どうぞ!」

千曳(――///)バッ

勅使河原「――出ました! 青、青です! 望月選手及び杉浦選手の災厄回避当確っ!」

 ――ワーワー、オレニモサンカサセロー!/

綾野「初戦から歓声が止みませんね」

勅使河原「まだ時間は五分ほどあります。さて、望月選手はどうするのか」

綾野「おや……もう一人立ち上がり、今行為を終えたばかりの二人に歩み寄っていきます」

佐藤(も、望月君。私の胸で……しない?)プルルン

望月「」ムク

綾野「佐藤選手、公衆の面前で体操着を脱ぎました! 巨乳が眩しいです!」

勅使河原「望月選手、まだまだやる気十分! 大きなおっぱいは年上好きな彼の心の琴線を滅多打ちの模様です!」

綾野「……」チマ

勅使河原「杉浦選手、今、唇についた白液をねっとりと舐め取り」

綾野「望月選手と握手、ではなく唇を交わしました」

勅使河原「いやー、あやのっち、いかがでしたか? 今の二人の競技は?」

綾野「大切な友人が遠くへ行ってしまったようで、明日から少し話しづらいです」

勅使河原「わかりますわかります。甘酸っぱい青春を噛み締める傷心解説者二人は」

綾野「暖かい応援メッセージを募集していますっ☆」

勅使河原「今ゆっくりと、望月選手が杉浦選手と離れました」

綾野「おや、望月選手と佐藤選手、なにか話しているようですが」

勅使河原「どういった姿勢が最適なのか相談しているのではないでしょうか」

綾野「なるほど。三組では影の薄い佐藤さんですが、他の組でしたら間違いなくメインヒロイン候補の逸材です」

勅使河原「あの佇まいと体つきは既に高校生以上ですね。そしてついに、二人寄り添いながら歩き出しました!」

綾野「残り五分を切っていますが、果たして間に合うのでしょうか!」

勅使河原「二人も時間のことは気にしているのでしょう。マットにつくや否や、佐藤さんが跪きました!」

綾野「ブラからはみ出しそうな乳房に、望月選手息子共々仁王立ち!」イヤーン

勅使河原「そんな望月選手に対し、佐藤選手、受け入れるように両手を広げました!」チクショー

綾野「望月選手、固さを取り戻したアレを豊かな胸の狭間に進めていきます!」

勅使河原「ちなみにパイズリには少なくともEカップは必要ではないかとの個人的データが出ております」

綾野「……うぅ、一生無理かも」ダー

勅使河原「ま、あの上下の動きを見るだけでも意味はあるんですけどね///」

綾野「さぁ、胸に埋没したアレを眺め、佐藤さんが妖艶な笑みを浮かべました」

勅使河原「望月選手、その表情に背筋をしならせたぁ!」

綾野「両側から挟み込むように揉みしだき始めました。すごいハイペースです! 胸の形が面白いように変わります!」

勅使河原「細い腰の動きが思春期の脳にもーたまりませんっ!」ガバッ

 \あ……くぅ……あぁぁぁぁっっ!/

綾野「望月選手から少女のような嬌声が、離れた放送席にまで届いております!」

勅使河原「あんな大声聞いた事ねえぞ、どんだけ気持ちいいんだこの野郎!」

綾野「絡み合う二人の横で、千曳先生は苛立たしげに靴の踵で土をえぐっています!」

綾野「さぁ、佐藤選手が絞り出すように、アレを挟みながらゆっくりと腰を引いていく!」ググ

 \出して、出してっ! 私の胸に、望月くんの濃ゆいの、どぴゅどぴゅしてぇっ!////

勅使河原「うわあああぁぁぁ! 佐藤選手、とどめとばかりに淫語を連呼だぁっ!」

綾野「そして今! 望月選手が跳ねるように空を仰ぎ――」

 ――ドピュッドピュッルルル

勅使河原&綾野『スプラーーーッシュッッ!!』イッチ

 \オオオオオオオオッッッッ!!!/

勅使河原「観客席から大きな歓声です! 自慰行為の後始末は自己責任でお願いします!」

綾野「審判の判定を見るまでもありません! 残り13秒、間に合いました!」

 ――パンッ! パンッ!

勅使河原「そして今、競技終了を告げる銃声が鳴り響きましたッ!」

 ――パチ……パチパチパチパチィッ!

綾野「この暖かい音が皆さんの耳にも届いているでしょうか!」

勅使河原「素晴らしいプレイを見せてくれた二人に、惜しみない拍手が送られています!」

綾野「望月選手、なにかを顔に浴びて腰砕けになった佐藤選手に肩を貸し、今退場です!」

勅使河原「いやぁ、実にお子様の教育によくないですね///」モジモジ

綾野「一応命がかかっていますから、必死なんですけどね///」モジモジ

勅使河原「そうそう、その設定を忘れてはいけません。これはあくまで崇高なる人命救助です」キリッ

綾野「ひゃうっ!?///」

勅使河原「ど、どど、どうしました?」

綾野「い、いえ。風で首筋の辺りがくすぐったかっただけです///」クチュクチュ

勅使河原「確かに、そういうこともありますね。さて、風見選手の準備はできたかな?」

綾野「今中継さんに確認を取ります。――ええ、スタンバイOKのようです」

勅使河原「競技を見るだけでも元気を充填できるので、必ずしも後半が不利とは限りません」

綾野「はい、後続の選手の頑張りにも期待しましょう!」

 ――パンッ!

勅使河原「さぁ、風見選手が眼鏡を持ち上げつつ疾走」

綾野「ああしないと眼鏡がずれ落ちてしまうんですね」

勅使河原「どうやら予想通り目的地は決まっているようです! 桜木選手まで残り30メートルを切った! ああっとっ!?」

 \な、なんだおまえら!/\あんた、ずいぶん好き勝手やってくれたみたいじゃない!/

綾野「こ、これはどうしたことか! 金子&松井ペアが両手に角材を持って妨害に入りました! てっしーさん、この状況どう思われますか!?」

勅使河原「……み、身から出た錆じゃないでしょうかね」ダクダク

綾野「何かしらの責任を感じているのか、てっしーさんの額からは滝のような汗が出ています」

勅使河原「私が言えた義理でもないですが、あまり彼を追い詰めないでください」

金木さんがいないものになっている…

 ――ズガッ、ドガッ、バキッ

 \はっ、調子こいてっからこういう目に遭うんだよ/\……う……くそっ/

綾野「さすがに桜木選手の前で女の子と戦うわけにもいかなかったのか」

勅使河原「風見、あっさりと二刀流の角材で叩きのめされてしまいました」

綾野「おや、二選手が角材と紐を持ち寄り――これは、足を固定しているようですね」

勅使河原「まさか、完全な競技妨害行為に入るつもりでしょうか」

綾野「同じように手の方も固定。風見選手絶体絶命! これでは桜木選手のところへ向かうこともできません!」

勅使河原「ついに一人犠牲者が確定してしまったのでしょうか――おや、松井選手の様子が?」

綾野「あ、金木選手もですよ。なんと鋏を使い、手際良く風見選手の体操着をひっぺはがしていきます!」

勅使河原「これはまさか……いや、そういうことなのか!」

綾野「ど、どうしました!? 実況のてっしーさん、なにか気づかれたん――」

 \……好きな人の目の前で、たっぷりと醜態をさらしなさい/

風見「」ゾクゥ

>>98誤字指摘感謝
夜まで出かけてくる

もどた

綾野「パンツ一丁にされてしまった風見選手、顔色蒼白!」

勅使河原「彼の目の前には、思い人である桜木選手! なんという恐ろしいシチュエーションでしょうか!」

綾野「しかし、いくらなんでも逆レイプって、今さらですが放送倫理的に大丈夫なのでしょうか!?」

勅使河原「ほんとに今さらですね――おっとぉ、ついに最後の砦たる布地が金木選手の手に」

 ――バッ――ブルンッ

 \……ぷっ、くすくす、元気いっぱいじゃない? 脱がされるだけで興奮しちゃったわけ?/

綾野「風見選手、真っ赤な顔を背けながらも反論している模様です!」

勅使河原「ですが説得力がありません! ご子息は有罪を高らかに訴えています!」

綾野「……ん、目の前の桜木選手が何か声をかけているようですが?」

勅使河原「わかりました。水野姉こと沙苗さんに少し近づいて音を拾っていただきましょう」

 \私ナースなんですけどー!?/

綾野「さすが沙苗さん、文句を言いつつもやすやすと一般境界線を踏み越えました」

勅使河原「患者の情報をあっさりと榊に漏らしたのは私もどうかと思います」

綾野「まあ、その辺りは言いっこなしということで」

勅使河原「患者のシモの処理も治療の一環ですからね。動揺もみられません」

綾野「お、音がはっきり聞こえてきました」ヤメテクレー

勅使河原「中継リポーターの久保寺先生にも繋いでみましょう! 久保寺先生、聞こえますか?」

 \……はぁ……は/プチ

綾野「反応なしですね、マイクスイッチが切られたままのようです」タンタン

風見『桜木さん、信じてくれ! 僕は感じてなんかいない! 本当だ!』

綾野「」ビックリ

桜木『でも、感じていないのにそそり立つはずが!』

風見『僕が本当に好きなのは桜木さんだけなんだ!』

桜木『か、風見君……///』

金木『へえ、まだそんなこと言うんだー。じゃあ、証明してもらおっかなぁ?』

風見『……しょ、証明だと?』

金木『あんたのこれがぁ、本当に私たちに反応しないのかってことを』

松井『……ふふ、金木さんったら。面白いことばかり思いつくんですから』スッ

風見『め、眼鏡が!? お、おまえたち、なにを――ぶふぅっ!?』ビクビク

松井『あっ! んっ! やんっ! そ、そんなに舌動かさないで……!』

勅使河原「や、やってしまいました! 松井選手、風見選手の顔面に跨りました!」

綾野「そして、その後方では、金木選手が桜木選手に見せつけるように、男根を股へ誘っていきます!」

桜木『あ……あぁ……!?///』オロオロオロオロ

勅使河原「顔を覆っているようにも見えますが、あれでは指の隙間が大きすぎて丸見えです!」

綾野「エッチに興味津々の委員長が見守る中、はたして風見選手は面目を保てるんでしょうか!///」

金木『入れちゃおっかなー、……反対するならいまのうちだけど?』

風見『……うぅー! ……ぶふぅー!』ジタバタ

松井『くぅん! ……ちょ、あまり、動かな、い……でよぉっ!』

金木『なんだー、反論しないってことは、やっぱり入れさせて欲しかったのかー』クネクネ

勅使河原「まさに外道! 松井選手の股に口を塞がれていては風見選手、喋りようがありません!」

綾野『てっしーさん! こ、これが逆レイプって言うんですね!///』

勅使河原『少々NTRの要素も入っているかもしれません!///」

金木『じゃあ、いくわよ――んっ、ぐっ!』

 ――ズヌ、ズブ、ズズ

風見『……ぅぁっ! ……ぁぁっ!」

綾野「風見選手のアレが、金木選手のアソコに少しずつ埋没していきます!///」

勅使河原「その有様を硬直したまま見つめる桜木選手!」

綾野「風見選手の目は果たして彼女を捉えられているでしょうか!」

松井『んんんんっ! ふぅ……ふぅ……、くっううううんんんっ!』ズリズリズリ

勅使河原「風見選手の顔面で松井選手が大きくグラインドしています! 高い鼻はまだへし折れてないでしょうか!」

金木『んっ、くっ! ふぅんっ、あっ、あっ、あっ、ああっ!』ズボズボ

綾野「下半身への攻勢も止むことがありません! 金木選手が腰をくねらせてスクワット攻撃だ!」

風見『――っ! ――っ! ~~~~っ!』ガクガクガク

勅使河原「手足を固定されていてはどうしようもありません! まな板のコイな風見選手、なす術なしか!」

綾野『ああ、もうこれは限界が近そうです! 風見選手の腰が二回、三回と浮いています!』

桜木『……風見君の嘘つき! これ、明らかに感じてるじゃないですか!』

風見『――ぶはぁっ!』グイ

松井『きゃっ!?』ドサッ

勅使河原「なっ、長時間の攻めで疲れが出たか松井選手! 風見選手に振るい落とされてしまいました!」

桜木『風見君!』

風見『桜木さん! 僕は、僕は君のことが――あっ』ブルリ

 ――ドピュルルルル

風見&桜木『』

金木『熱っ!? ……え、合図もなしに? 嘘……でしょ!?』ワナワナ

綾野「は、判定は、どうでしょうか」

千曳『中出しを認めよう、しかし、コンドームなしとは尋常ではないね』

勅使河原「ああ、今こちらにも金木選手の太ももの映像が入ってきました。白濁した液が垂れ落ちていく映像が――」

金木『あ、あんた、なに許可なく私に膣出ししてんのっ!?///』ガミガミ

風見『お、なにもかもおまえたちのせいだろうが!』

桜木『』ツツー

綾野「ついに桜木選手の目から涙が。初恋ってやっぱり実らないんですかね」

勅使河原「自業自得とはいえ、さすがにこの結末はきつかったです」ガックリ

綾野「さて、気を取り直して第三走者をご紹介します」

勅使河原「今祭の優勝候補筆頭、榊原選手。ぼーっとしているように見えるくらい余裕があります」

綾野「天然カワイイっ!」

勅使河原「などと勝手に勘違いしてくれるのだから羨ましい限り」

綾野「しかしながら、先ほどの映像を見せつけられて少なからずショックを受けている様子です」

勅使河原「果たして十五分という制限時間の中、どこまで頑張ってくれるでしょうか」

綾野「てっしーさん、攻略のポイントはどの辺りになるでしょうか?」

勅使河原「きちんと相手を決めて計画的に出していく。当たり前のことですが」

綾野「それをどこまで無駄なく詰められるか、要注目したいと思います」

勅使河原「……おっと? スタート位置につくなり、榊原選手が自分のナニをいじり始めました」

綾野「スタートダッシュを狙っているようです。さぁ、最初に精を浴びるのは果たして誰でしょうか!///」

勅使河原「……解説者の我々もいい加減麻痺してきたようです」

 ――パーン!

勅使河原「さあ、スタートですがどういった展開になるか!?」

綾野「榊原選手、勃起した状態で猛然と加速していきます!///」

勅使河原「もうナニを考えているんでしょうか、街中でやればお巡りさんが間違いなく駆けつけますよ?」

綾野「死者があれだけ出ているにもかかわらず、警察の空気感は半端じゃありません」

勅使河原「それにしても、榊原選手。あれだけ走って横揺れしません。まるで股間に生えた角のようです」

綾野「一番近い最寄りの女子は――由美!?」

勅使河原「ですね、あやのっちとも親しい小椋選手! あ、今、お互いの視線が重なりました!」

 \……恒一くん///! 私を見て!/バッ

綾野「なっ、こっ、これは一体!?」

勅使河原「――! 早くもここでブリッ死が飛び出しましたぁっ!」

勅使河原「実にあざとい! ブルマの横から白い下着が清楚さを添えます!」

綾野「そして、榊原選手は勢いを殺さず小椋選手の元へまっしぐら!」

勅使河原「距離が狭まります! 残り5メートルで姿勢を低くしたか!」

恒一『抜くっ!』

 ――ズドンッ!

小椋『あ゛、ぐっっっ!!!???』

勅使河原「これはっ! 満を持して抜き放たれた殿下の宝刀が」

綾野「由美のブルマを押しのけて容赦なく秘裂をえぐったぁっ!」

 ――ブシュッブシュッ

小椋『んっ、はうぅ~~~~~っっっ!!!///』ガクガクガク

千曳『尋常ではない、ねっ!』ババッ

綾野「なんと、今の一瞬の攻防で判定有り!?』

勅使河原「一瞬で中出しまでやってのけた!?」

綾野「すごすぎて実況が追いつきません!」

勅使河原「人間離れした早業、まさに居合抜きです!」

小椋『あっ、あっ! ……あっ、ひっ!///」ビクンビクン

綾野「……由美、大丈夫かな。さすがにちょっと心配」

勅使河原「榊原選手が腰砕けになった小椋選手をいたわるように、一度持ち上げ、今ゆっくりと下ろしました」

綾野「瞳孔が限界まで収縮して、半ば放心状態です」

勅使河原「開始からまだ一分ですが」

綾野「早くも一人の犠牲者、もとい達成者が現れてしまいました」

勅使河原「さて、あれだけの絶技を披露した榊原選手の様子はどうでしょうか」

綾野「……由美の穴から漏れ出てくる白濁液に見入っています」

 ――ゴポゴポォ

小椋『……あ……はぁ……///』ピクピク

恒一『……制御ミスは否めないが、感じは掴めたぞ』ボソ

勅使河原「……耳を疑いたくなるような台詞が聞こえてきました」

綾野「こういっちゃん、ゆっくりと回りを舐めるように眺めつつ悠然と歩いていきます」

勅使河原『女子選手もさすがに今のを見て怯えている様子。今度は誰が居合抜きにさらされてしまうんでしょうか!」

勅使河原「放送の途中ですが、先ほど誤りがあったのでここで訂正させていただきます」

綾野「お、てっしーくんミスってたの?」

勅使河原「先ほどブリッ死とお伝えしましたが、小椋選手は生きているのでブリッジに訂正させていただきます」

綾野「大変失礼いたしました――って、直す意味あったのかな?」ボソ

勅使河原「こういうのは形が大事なんだ」ボソ

綾野「ふーん。などと、こんなやり取りをしている間に、榊原選手が渡辺選手を掴まえました」

 \あ、あんな変態プレイじみたの、出来るわけないじゃない////

勅使河原「もっともな言い分に榊原選手苦笑い」

綾野「今回は穏便にいくつもりでしょうか」

勅使河原「先ほどのような人間離れは今のところなさそうですが」チラ

渡辺『ん~~~っ! んぅ~~~~~~~っ!』ビクビク

恒一『どう、ここいじられると気持ちいでしょ』クリュリュ

渡辺『ふぅ~~~ふっ! んっ! んんっ!!』プシュッ

勅使河原「潮って愛撫だけで吹かせられるものなんですかね///」マジマジ

綾野「わ、私に聞かないでください!///」マジマジ

勅使河原「しかしどういうつもりでしょうか、榊原選手。三分経過しましたが一向に行為に移りません」

綾野「こういっちゃんは紳士ですから、自分からねだるまでやらないつもりなんでしょう、きっと」

勅使河原「逃げ道をしらみ潰しにしているわけですか」

綾野「まあ、陥落は時間の問題でしょう。――あ、また軽くイッたっぽい」

 \らめ……も、らめなのぉ! おっ……はぁっあああんっ!////ビクビクビクン

渡辺『…………』ピクッピクッ

恒一『素晴らしいひとときだったよ。今度は君から連絡してくれると嬉しいな』スクッ

綾野「……む、虫の息ですが救急車呼んでおきましょうか」

勅使河原「大丈夫でしょう。もっとも、抜かずの二発を前後に受けてはあの姿も致し方ありません」

綾野「子どもできちゃったらどうするのかなー」

勅使河原「あまり思わしくない展開は思考停止で乗り切りましょう」

綾野「――お、ここでついにこういっちゃんが!」

勅使河原「……天王山に、歩を進めます」ゴクリ

 ――ザッザッザッザ――ピタッ

恒一『…………』チラ

赤沢『…………』プイ

鳴『…………』ジー

綾野「残り時間は6分、すでに5回の射精を終えている榊原選手ですが?」

勅使河原「そうですね、ストック事情は厳しいでしょう。時間的にも残り一発が限度でしょうね」

綾野「見崎さんも悪い子じゃないけど、私は泉美に頑張って欲しいかなー」

勅使河原「タイプは違いますが、二人ともある種高圧的な雰囲気を持っています」

綾野「会話にも注目していきたいと思います」

赤沢『他の女の子とやってから、よくのこのこと来れるわね』ツン

恒一『あ、赤沢さん、これはあくまで人命救助の』

赤沢『一人で終わらせればいいじゃない。0にならない限りは大丈夫なんだから』ムス

恒一『それって、やきもち?』

赤沢『冗談はプレイだけにしてくれる?』ハン

勅使河原「す、素直じゃねえなぁ……」ヒクヒク

綾野「(てっしー、嬉しそうな心配そうな微妙な表情)」

鳴『……榊原君、私を使う?』

赤沢『……っ』

恒一『……鳴、いいの?』

赤沢『……そうしたらいいんじゃない。どうせ残り時間も少ないんだし』

恒一『赤沢さん、僕は……僕は多分君のことも』

赤沢『そうやってあれもこれもって欲張ればそれだけ多くの人が傷つくの。あなただってわかってるんでしょ?』

恒一『……でも、だからって』

鳴『M字開脚でもいい?』ボソ

恒一『最高』クルッ

赤沢『……あなたの辞書には自制って言葉がないの?』イライラ

恒一『い、いや、これはそうではなくて違うと言いたいところだけど多分そう、だね』

鳴『……下半身に辞書など必要ない』

恒一『ぐっとくる名言だね』

赤沢『……もういいわ、勝手にして』プイ

鳴『……なんと赤沢がむせび泣き、仲間になりたそうにこちらを見て――』

赤沢『けったいなナレーション入れるんじゃないわよ!』

恒一『……はいがいいえか、それが問題だね』

赤沢『恒一君も大概になさい! 本気で怒るわよ!』

千曳『空気を読まないで済まないが、残り時間五分だ』

恒一『五分……弾の残量はせいぜい一戦闘分だな』

赤沢『……もう、私帰る』プイ

恒一『――ま、待って! 赤沢さん!』

赤沢『…………』ツカツカ

恒一『……君にそこで、まんぐり返しになって欲しいんだ』

赤沢『……なっ』ピタッ

鳴『……榊原、くん?』

恒一『鳴、済まないが説明している時間がない。赤沢さんも頼む、一生のお願いだ』

赤沢『……これで、いいの?』オズオズ

恒一『うん、申し分ない開脚っぷりだ』ニコニコ

鳴『……』クル

恒一『あれ、鳴、どこいくんだ?』

鳴『……もう結論は出たんでしょ?』

恒一『まだだ、最後の仕上げが残ってる』

赤沢『仕上げ、ですって?』

恒一『鳴、君は赤沢さんの上に跨って』

鳴『……そういう、こと』ハァ

赤沢『どういうことって、どういうことなの? あなた、まさか』

恒一『いつからセックスは二人競技だと錯覚していた?』チラ

勅使河原「ほっ、このっ、てぃっ」クリクリッ

綾野「やっ、だめっ、このままじゃっ、んぁあっ!」ブルブル

三上「あ、進展あったみたいよ」

勅使河原「あ、了解っす」ガバッ

綾野「また負けちゃったー。私マリカー弱すぎ……」

勅使河原「アイテムの使うタイミングが早い……ん、あれ、赤沢がどこにもいねえぞ?」

綾野「……いや、いるよ。多分、見崎さんの下に」

三上「……貝合わせかぁ。中学生のくせに発想が残酷なんだから」プンプン

勅使河原「……? ああやべ、俺のマイクどこおいたっけ!」

綾野「あーあー、コホン。皆さま大変長らくお待たせしました!」

勅使河原「発見っ、っと、ついに榊原選手がクライマックスに突入です!」

勅使河原「なんと、上に見崎選手、下に赤沢選手のサンドイッチスタイル!」

綾野「すでに二人の履いているブルマはぐっしょりと濡れています! 汗だけじゃないのは間違いありません!」

 ――ズリュッズリュッスゥー……ズリュリュッリュッ!

赤沢『あっ! んっ! くぅうぅっ! それっ、擦っちゃや、やぁっっ!』ガクガク

赤沢(滴るくらいにぐっしょりと濡らしちゃって……見崎さんも、私と同じで、限界が近いみたいね)

鳴『……ふぁっ、きゃっ!? ……くぅんっ! ……あふっ!』ガクガク

鳴(あ、赤沢さんの乳首、もうカチカチに……ああ、この人も……榊原君を、全身で感じてるんだ)

恒一『まだまだ、更に加速するよ』ギュインギュイン

 ――ズリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュ

 ――ピシャッピシャッピシャ

鳴『やぁ……やぁああああっ!? ……ああああひっぃぃっぃぃああっっ!!!』ビクンビクン

赤沢『そこっ、はっ、だめぇっ! ひぬっ……わたひっ……ひんじゃっっうううっっ!!!』ゾクゾク

勅使河原「赤沢……くそ……すげえいい顔……///」シコシコ

綾野「……泉美、あんなトロ顔して。もう一生普通のセックスじゃ満足できなそう///」クチュクチュ

勅使河原「!! ……榊原選手が二つのブルマに手をかけ、高々と放った!」

綾野 「これは、勝利を確信したパフォーマンスか!」

鳴『……た、助けっ、て、息、もう、吸えな……ひぃんっ!!///』プシャッ

赤沢『こ、こんな、すごいの、耐えられる、わけ、あひぃっ!!///』プシャッ

恒一『一体感だ。僕たちは今、三位一体になってるんだ! ――今こそ、全砲門』グングン

 ――ググッググ

鳴&赤沢(ダメっ! 敏感になってるときに出されたらっ!)

恒一『発射っっっ!!!』

 ――ドシュウウウウウウウッッッ

鳴『いやあああぁぁぁっっっっ!!!!///////』ビクビクビクビク

赤沢『きゃあああぁぁぁっっっっ!!!!///////』ビリビリビリビリ

俺のオナ禁37日目が今非常に危うい・・・

鳴『……あ……ふぁ』ピクピク

赤沢『……ん……あぁ』ガクガク

恒一『……だ、出し切った……ぞ』グッタリ

 \ザアアアアアアアアアアアアアアアアア/

勅使河原「もう言葉は要りません! 周りをごらんください、場内総勃ちの拍手ですっ!」

綾野「素晴らしいスタンディングマスターオベーション、きっと一生見られませんっ!」

勅使河原「この新たなる感動を噛み締めつつ!」ググ

綾野「皆さんとお別れしたいと思います!」ヒラヒラ

勅使河原「解説はてっしーこと勅使河原と!」バイバーイ

綾野「あやのっちこと綾野がお送りいたしました!」マッタネー




???『………………泣いていいかな』

勅使河原「そんなわけで観客が7割ほど帰ったあとに気づいたわけですが」

綾野「罪悪感と徒労感が半端じゃないですね」

勅使河原「ちなみに見崎選手と赤沢選手と千曳先生はギックリ腰により、担架での退場となりました」

綾野「こういっちゃん、意外とタフですね」

勅使河原「さあ、オオトリを務めますのは中尾選手です!」

中尾「」キラーン

綾野「こういっちゃんが居合抜きで全員を攻略しなかったのは、このためだったんですね」

勅使河原「なるほど、後続選手への配慮でしたか。などといないのに株が上がっていく奴を誰か止めてください」

なんで野田なん?

 ――パーン

勅使河原「さあ、スタートしました!」

綾野「……と、これはまたストレートな展開になったか」

勅使河原「どうしました? ――げっ」

 ――ズダダダダダダダ

中尾『うぉおっぉっぉぉぉぉ!』

綾野『野獣というにふさわしい走りっぷりです』

勅使河原『泳ぎが得意と言うこともあり、持久力には定評が……って』

綾野『おお! 中尾選手、人気者の多々良選手へ向かっていきます!』

勅使河原『さすがに貞操の危険を感じたのか、多々良選手がその場から走り出した!』

綾野『だめです! 熊がいるときは死んだふりをするしか――あぁっ!』

 ――グイ――ズダンッ

多々良『きゃああっ!?』ガシッ


寝ま、一区切りついたので落としてイイヨー

@保守支持感謝でした

まさか24時間かけて完走とは・・・
これで安心して寝れる

面白かったよ
オナ禁止は守ったがな(笑)
乙でした

>>349
http://i.imgur.com/cmAld.jpg

>>350
小椋さんはよ(←

さあ?1が戻るかもしれないし、誰かが描くかもしれない
そんな淡い期待ですよww

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom