橘「よし!女の子達に決闘を申し込もう!」(218)

夜、橘家、自室

橘「拳で語り合う愛!すごく魅力的じゃないか!」

橘「って何言ってるんだ僕は、ははっ。今やいろんな女の子と仲がいいってのに、それをぶち壊すことなんてできないよ」

橘「この前読んだ『ビーバー三國志~女戦士との死闘~』の影響かな。主人公が女戦士と死闘を繰り広げるたびに互いに惹かれ合って最後には結ばれるって内容だったけど、現実では無理な話だね」

橘「それに…もしも薫や絢辻さんと闘うことになったら、命が無さそうだしね…」

橘「森島先輩は…楽しそうに闘いに参加してきそうだ。ははっ、目にうかぶよ!」

橘「七咲も『はい!?』とか言いつつ、ノリノリで『七咲ック!!』とかしてきそうだ」

橘「梨穂子や紗江ちゃんとは闘いたくないな。なんだか泣き出しそうだよ。いやでも、闘ってるとき胸が当たって……けしからんな!」

橘「ふわぁ~…妄想はこれくらいにしてそろそろ寝ようかなぁ」

ーーーー
ーーー
ーー


?家

ピピ……ザザー…ヨシ…オンナノコ…ニケッ……ヲモウシコモウ…ピピ……ザザザー……

?「……よく聞こえなかったけど橘くん、『女の子に結婚を申し込もう』って…」

?「そんなのダメっ!!絶対ダメだよ!! 」

?「悪い子と結婚だなんて!きっと橘くんを幸せになんてできないよ!妨害しなきゃ!」

?「誰に結婚を申し込むんだろう…。よく聞こえなかったよ…。もう!肝心なことが聞こえないなんて!もっと感度のいい盗聴機を仕掛けなきゃ…」

?「って今はそんなのどうでもいいよ!とりあえず今橘くんと仲がいい女の子たち全員に…」

?「あ…いつ実行するのかもわからなかった……うんっ、早いほうがいいよね。さっそく今から準備しないと!橘くんの幸せのためなら…仕方ないよね?」


ーー
ーーー
ーーーー

翌日、朝、教室

橘「…だからさ、そこで敢えてレンコンを持たせるんだ」

ケン「なにっ!?きゅうりや茄子じゃなくてか!?」

マサ「キノコもあるぞ?」

橘「そんな露骨じゃダメなんだよ!」

梅原「いやでも大将、スイカやメロン、他にも色々あるってのにどうしてレンコンなんだ?」

橘「…カラシ」

梅原「…え?」

橘「レンコンといっしょにカラシも持たせてみてよ」

梅原、ケン、マサ「!!!」

ケン「なるほど…」

マサ「橘…お前って奴は!」グッ

梅原「さすがだぜ、大将…。まさか『八百屋の美人妻に何を持たせるか』でその発想ができるとは…」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ガラッ

棚町「ぐっもーに~ん!」

田中「おはよ~」

梅原「おう、棚町、田中さん。棚町、今日も朝から元気だな」

棚町「あははっ。あたしから元気を取ったら美貌しか残らないわよ?」

梅原「ははっ、そりゃ言えてるぜ」

橘「薫、今日はいつもより遅いん

棚町「じゃ、もう席につくね。恵子行こっ」タタッ

田中「えっあっうん。それじゃね橘くんたち」

梅原「…田中さん…」

ケン「俺たちひとくくりかよ…」

マサ「地味にひどいぜ…」

田中「あはは。あっ待ってよ薫~」タンポッ

橘「…なんだよ、薫のやつ。いつもチャイムぎりぎりまで僕の席に張りつくのに…しかも僕のこと無視してないか?」

梅原「…大将、棚町とケンカでもしたのか?」

橘「うーん…してないと思うけど…」

橘「(本当に見に覚えがないよ…まぁいつもの思いつきの遊びだろうな。気にしないでおこう)」

(イナゴマスクの出番はありますか)

休1、教室

橘「(あれっ!?次の授業の教科書がない!しまった、忘れてきちゃったよ…)」

梅原「どうした大将、深刻な顔して」

橘「…次の授業の教科書、家に忘れてきた…」

梅原「あちゃー…あの先生は忘れ物にはうるさいぞ?他のクラスから借りてきたらどうだ?」

橘「…うん、そうするよ」

廊下

橘「(…真壁も持ってきてなかったか。パッションがどうとかワケわからないことほざいてたし)」

橘「(ユウジは…なんかマサと特訓がどう
とかで教室にいなかったもんな…)」

橘「(おっ、あそこにいるのは梨穂子と香苗さんじゃないか!ちょうどいい、教科書借りれるか頼んでみるか)」

橘「おーい、梨穂子ー、香苗さーん!」

梨穂子「」ビクッ

伊藤「ありゃ橘くん、美少女二人に何か用かな?」

橘「ははは、その美少女たちに頼み事があるん

梨穂子「あっごめん香苗ちゃん。次の授業の予習しなきゃだった。先に教室に戻るね~」タタッ

伊藤「あれ?あんた今日当たる日だっけ?って行っちゃった…」

橘「(あれ?目が合ったのに顔をそらされたぞ?)」

伊藤「桜井、今日はなんだかおかしいわね…いつもなら『自分で美少女とか言わない~』って返すのに…あ、それで橘くん、頼み事って?」

橘「え?ああ、そうだった。そのー教科書忘れてきちゃってさ…借りれるか聞きに来たんだけど」

伊藤「そういうことね。…桜井はあんな状態だから私が貸してあげるよ」

橘「ありがとう!すごく助かるよ!」

伊藤「…ただし、条件がある」

橘「えっ」

伊藤「私の教科書は梅原くんに貸して、橘くんは梅原くんの教科書を借りること」

橘「なんでそんな面倒なことを?」

いやそれはおかしい

伊藤「…橘くん、前に教科書貸してあげた時、落書きしたでしょ…。しかも…その、ちょっとエッチな///」

橘「あっ!(…そうだった!あのとき寝ぼけて落書きしちゃったんだった!)」

伊藤「もう!すごく恥ずかしかったんだからねっ!隠しながら消すの!」

橘「あはは…ごめん…」

伊藤「まぁ今回は梅原くんに貸すってことで許してあげる」

橘「ありがとう、香苗さん!」

伊藤「いいってこと!それじゃ教科書取ってくるね!」

橘「うん、よろしく!」

橘「(なんてことだ…他人の教科書に落書きするなんて。紳士としての自覚が足りないな…。っとそれより梨穂子、どうしちゃったんだろう。なんだか悲しげな顔してたような…)」

橘「(きっとお菓子を落っことした、とかだろうな。気にしないでおこう)」

オンドゥルルラギッタンディスカー!

休2、教室

橘「(うぅ…教科書のことは怒られなかったからよかったけど、あの先生板書早すぎだろ!全部写せなかったよ…)」

橘「(仕方ない、誰かに写させてもらおう。…こんなときは絢辻さんだ!)」

橘「絢辻さーん、今いいかな?」

絢辻「ん?なにかな、橘くん」シロッ

橘「あのー、さっきの授業のことなん

黒沢「あ、あのっ!女王さ…いえ、絢辻さん!創設祭のことで聞きたいことがあるんですが…あるんだけど、いい?」

絢辻「ああ、黒沢さん。…ごめんね、橘くん。急用が入っちゃったからあとでいいかな?」

橘「あ、うん、急ぐ用事じゃないし、僕のことは気にしないで創設祭を優先してよ」

絢辻「ありがとう。それじゃね」ニコッ

橘「(絢辻さん忙しそうだな。最近やたら黒沢さんといっしょにいるけど、休憩時間にも創設祭の準備してるのかな?…女王様って聞こえたような気がするけど、気にしないでおこう!)」

あまがみっ!

香苗さんはわかりやすいなあ!!!

昼休み、廊下

橘「んーっ、やっと昼休みだ。今日は食堂で食べようかな」

橘「あっ、あれは森島先輩だ!声をかけてみよう!」

橘「森島先輩ー!」

森島「…」チラッ

橘「(お、気づいたかな?)」

森島「…」スタスタ

橘「(あれ?…聞こえなかったのかな?も、もう一度呼んでみよう)

橘「森島せんぱぁーい!!」

森島「…」タタタッ

橘「(…走って行っちゃった…)」

?「どうしたの?橘くん。そんなところに突っ立って。」

橘「え、あ、塚原先輩!いえ、森島先輩を見かけたものですから声をかけようと思って…」

塚原「…それで、無視されちゃったって訳ね。はぁ…あの子、今日は少しおかしいのよ。いつもならワンちゃんの話ばかりするのに今日はゼロよ?」

橘「わ、ワンちゃんですか…」

塚原「(ワンちゃんてのはあなたのことなんだけど…)それでね、どうしたの?って聞いても『な、なんでもないでさ~』だって。おかしいの見え見えなのにね。」

橘「はぁ…」

塚原「私はあの子追いかけるわ。それじゃね橘くん」

橘「あっはい。失礼します」

橘「(森島先輩…いつもなら振り向いて『わお!橘くん、偶然ね!』って言ってくるのに…僕のこと、見えてなかったのかな?)」

食堂

橘「(こ、これは…『スペシャルランチ、アワビのソテー~キノコのホワイトソースがけ~』だって!?なんてことだ…これは男として注文するしかないよ!)」

橘「(値段は…ゲェ~ッ!!1500円!?高い!高すぎるよ!…しかし、ここは紳士として…いやでも…)」

橘「(う~ん………おや?あそこで一人でAランチを食べてるのは中多さんかな?」

橘「(…!そうだ!スペシャルランチを目の前で食べて中多さんの反応を楽しもう!うん、僕はスペシャルランチをネットリ食べるだけだ。なんの問題もない!)」

橘「すみません!スペシャルランチ一つ!」キリッ

食おば「あいよ!………はいっ、スペシャルランチお待ち!」カタッ

橘「(いざ、中多さんの席へ…)」

橘「(あれ?なんだか中多さん、元気がないな…それに、目の下にくまがあるように見えるぞ?)」

橘「あ、あのー中多さん?隣の席いいかな?」

中多「ひゃうっ!?あっ……しぇ…んぱい…」

橘「今日は一人?僕もいっしょに

中多「し!失礼します!!」ガタッ タタタッ

橘「あっ、………行っちゃった」

橘「(…?どうしたのかな?急に走っていくなんて…それにAランチ、まだほとんど手をつけてないぞ?もしかして…)」

橘「(寝不足なのかな?食べてたら急に眠くなったとか?ははっ、なんだか中多さんらしくてかわいらしいじゃないか。しょうがない、それじゃあ僕一人でスペシャルランチを楽しむか!)」

放課後、教室

橘「(やっと一日終わった…今日はえらく長い気がしたぞ……なんだか疲れたから無事に帰れるか不安だ。しょうがないからプールを覗こう!)」


プール裏

橘「(プール裏に来たものの、どうやって覗くか考えてなかったぞ。…そうだ!七咲の応援って体で特別に入れてもらえるかも!七咲とは最近仲いいし)」

橘「(そうと決まれば、七咲はっと……いた!ちょうどプールに向かうみたいだ。)

橘「おーい、七咲~!」

七咲「!!」

橘「あ、あの…七咲の練習の応援に来たんだけど、プ

七咲「はぁ……あの、話しかけないでくれますか?変態さん」

橘「えっ」

七咲「私は忙しいので。それでは」タタッ

橘「(…プールを覗こうとしたのがバレたのか!?なんてこった…顔に出ていたのか…それにしても七咲、今日は一段と厳しい表情だったな…まさか)」

橘「(水泳の大会が近いのかな?忙しいって言ってたし…それじゃ仕方ないな、今日はあきらめて帰ろう。教室に戻ってカバンを取ってくるか)」

教室

橘「(今日は女の子とまともに話せてないな…薫とでさえ一言も話さなかったし…みんなどうしちゃったんだろう…)」


ガラッ

絢辻「あら橘くん、こんな遅くまでどうしたの?」

橘「あ、絢辻さん。あはは…ちょっと考え事してたらこんな時間に。絢辻さんは創設祭の仕事?」

絢辻「ええ、今から書類の整理をね。橘くん、考え事もいいけど遅くならないようにね」ニコッ

橘「うん(おっ、絢辻さんとは普通に話せてるぞ!…しかも、誰もいない教室で二人きり…なんだかドキドキしてきたよ!)」

おい、デュエルしろよ

橘「(……あ…れ?…誰もいない…二人きり…普通……?おかしい、普段なら黒い絢辻さんが出てくるはずなのに!)」チラッ

絢辻「うん?」シロッ

橘「…あ、あの絢辻さん?その、なんで誰もいないのに白…いや猫被ってるの?」

絢辻「えっ?何言ってるのかしら橘くん。私はいつもこうでしょ?」

橘「うん…いやそうだけど、僕といるときはその、なんていうか気の強い絢辻さんになるでしょ?」

絢辻「ふふっ、面白い冗談ね。…そんな子、最初からいないわ…考え事のし過ぎよ?ほら、もう下校時間すぎてるわ。私もう行くから、橘くんも早く下校してね?」

ガララッ…

橘「あ、待ってよ絢辻さん!」

一体どんな根回しをしたんだwwww

絢辻「あ、一つ忠告しておくわ。…あなたの周りでネズミがうろついているみたいだから気をつけたほうがいいかもね。まぁもう手遅れでしょうけど」

ガララピシャッ

橘「あっ…(…ネズミ?なんのことだ?…それより絢辻さん、そんな子いないだなんて…黒い絢辻さんや黒い手帳を拾ったことも僕の妄想だっていうのか!?)」

橘「(…いや、そんなはずはない。…帰って考えてみよう)」

夜、橘家、自室

橘「(うぅ…考えてみたげとやっぱりわからないよ…絢辻さん…僕、絢辻さんを怒らせるようなことしたのかな?…)」

美也「…にぃに~。ちょっといい?」

橘「美也か。いいぞー。」

ガチャ

美也「…ちょっとにぃにに聞きたいことがあるんだけど…」

橘「おう。恋愛相談なら大歓迎だぞ」

美也「にぃにに恋愛相談しなきゃいけないくらいなら恋愛なんてしないよ!…ってそうじゃなくて。にぃにさ、逢ちゃんと紗江ちゃんになんか変なことした?…」

橘「ひどい言われようだ……七咲と中多さんに?う~ん、特に見に覚えないけど何かあったのか?」

美也「…そっか。今日ね、休み時間に逢ちゃんと話してたの…」

~回想~

美也「………それでね、普通はきゅうりか茄子だよね?でもみゃーはニンジンくらいがベストだと思うの!」

七咲「ふふっ、美也ちゃんらしいね」

美也「逢ちゃんは何がいいの?」

七咲「そうだなー、私は大根が好きかな」

美也「ほぇ~、すごいね逢ちゃん!あ、ちなみにお兄ちゃんは

七咲「あっ、美也ちゃん…お兄さんの話より美也ちゃんの話の続きが聞きたいな」

美也「えっ、あ、うん。それでね~………」

~~~

身に覚えが見に覚え・・・

美也「…ってことがあったの」

橘「(なんだろう…会話の内容がものすごく気になるぞ!?)」

美也「で、またにぃにが変なことして怒らせたのかなぁ~って思って」

橘「う~ん、それはただ単に美也の話の続きが気になっただけじゃないのか?(…僕も気になる)特に七咲を怒らせることした覚えもないよ」

美也「それだけじゃないの。紗江ちゃん、今日はなんだか落ち込んでたからとっておきのにぃにの面白話してあげようとしたら…」

>>25
おっさんねろ
スクリプトなんて効いてないからww
だから違うって言ってるじゃん

>>30
すまん!間違えた

~回想~

美也「ねぇねぇ紗江ちゃん!聞いてよ、この前お兄ちゃんがさ~」

中多「…お兄さん…橘…しぇんぱい………」ウルッ

中多「ふえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!」ビャー

美也「えっえっ!?紗江ちゃん!?ど、どうしたの!?」アセアセ

~~~

美也「…ってな感じでいきなり泣き出して…ほんとクラス中騒然となったんだから!」

橘「(僕の面白話ってなんだよ…)それは美也が何かしたんじゃないのか?」

美也「うん、みゃーもそう思っていっぱい謝ったよ?でも紗江ちゃん、『えぐっ…み、美也ちゃんは悪くないの…美也ちゃんは…』ってさ。なんだかにぃにのせいで泣いてるような言い方だったから気になって…」

橘「…確かに、それは僕のせいで泣いてるみたいだ…」

美也「そのあとも紗江ちゃん、ずーっと泣いてて目の下にくままでできちゃったんだから…」

橘「(昼休みのあれはそういうことだったのか…)…わかったよ、美也。今日は理由を思い出して明日二人に謝っておくよ」

美也「うん、そうして。…また泣かせないようにね?じゃ、おやすみ」

橘「ああ、おやすみ」

ガチャパタン

>>30
こまけぇこたぁ(ry

さる



田中Bおそるべし

橘「(とは言ったものの、全然覚えがないよ!…七咲、中多さん…う~ん、わからない…)

橘「(そうだ………七咲と中多さんだけじゃない……薫、梨穂子、森島先輩、それに絢辻さん…)」

橘「(みんな今日はなんだか雰囲気がおかしかった…まるで、僕を避けてるような…敵意があるような…)」

橘「(…女の子全員に僕の悪い噂が?いや、もしそうだとしたら、田中さんや香苗さん、塚原先輩も僕を避けるはずだ……でも彼女たちは普段どおりだった…)」

橘「(…最近、特に仲が良くなった女の子たちが僕を避けてる?…なんなんだ!わけがわからないよ!…)」ベッドドサッ

バサッ

橘「あっ、ビーバー三国志…」

橘「!!!」

『橘「よし、女の子たちに決闘を申し込もう!」』

橘「……ま、まさか…僕が昨日あんなこと言ったから…?……いや、ありえない!ありえないよ!誰か聞いてたわけじゃあるまいし!」

橘「………」

橘「…神様が僕の妄想を実現させた?……ありえないけど、そういうことだったら辻褄があう…」

橘「……神様は僕に女の子たちと決闘しろ、と?…ははは、笑えないよ…」

橘「でも…目が覚めたらもとに戻ってたってこともなさそうだ…や、やるしかない…」

橘「…やってやる…やってやるよ!!見てろよ神様!!必ず女の子たちを倒してみせる!…いや」

橘「神様!!お前を倒してみせるぞ!!!うお~~~!!!」

美也『ちょっとにぃに、うるさいよ!!』

ーーーー
ーーー
ーー


ピー……ザザッ……カミサ……オマエヲ…タオシテミセルゾ………ガガッ…ピピ

?「キャ~~~!!た、橘くん、『上崎、お前を押し倒してみせる』って!!は、初めてだから優しくしてね?子供は三人くらいほしいな!」

?「…あっ昨日言ってた結婚を申し込む相手ってまさか…!やだなぁ橘くんったら!言ってくれればいつでも両親紹介できるのに!」

?「式は6月がいいな!明日さっそく式場見てまわらなきゃ♪」


ーー
ーーー
ーーーー

翌日、朝、昇降口

橘「(昨日はあんなこと言ったけど、さすがに気が引けるよ…でも、やるしかない!)」

橘「(まずは…薫だ。クラスも同じだし話す回数も多い。早めに対処しなければ!)」

橘「(この果たし状を薫の下駄箱にっと…よし、後は屋上で待つだけだ…)」

うまいwwwよくできてるwwwwww

屋上

橘「(あんな果たし状で来てくれるのか?…少し不安になってきたぞ)」

ガチャッ!

橘「!!…来てくれたか。薫」

棚町「……」

橘「…来たということは…読んでくれたんだな?」

棚町「…あんな」

棚町「…あんな煽り文句ばかりの果たし状読んで、来ないほうがおかしいわよ…!」

棚町「…あんた、いったいどういうつもり?」

橘「…果たし状に書いてあった通りさ…薫と…決闘する!」

棚町「………」

棚町「…いいわ。いいかげんあんたには愛想尽きてたところだし、ぶん殴ってやんないと気がすまないと思ってたところよ」

橘「来い!薫!」

橘vs棚町、開始!

棚町「…言われなくても行くわよ!!」タタッ!

橘「(!は、速いっ!!)」

意外ッ! それは髪の毛ッ!

棚町「おらっ!」ドゴッ!

橘「うっ!…」

棚町「せいっ!」バキッ!

橘「うごっ!…」

棚町「もいっちょ!!」ボコッ!!

橘「おふっ!!…」

棚町「まだまだ!!」メリッ!!

橘「はぅう!!!」

棚町「………」

橘「はあっ、はあっ……」

棚町「…どうしたのよ…反撃してきなさい」

棚町「よっ!!」ガッ!!

橘「おぐぅっ?!!…」ドサッ

棚町「………」

橘「ハァハァ……っくっ」ムクッ

棚町「…あんた、なんで反撃してこないのよ。なめてんの?…」

橘「………らない」

棚町「あん?」

橘「僕は薫を殴らない」

棚町「ッ!!ふざけんじゃないわよ!!」バゴッ!!

橘「なぅふっ!!」

橘さんフルボッコじゃないですかー!

棚町「あたしがっ」ドッ

橘「くはっ!」

棚町「…昨日の手紙読んでっ!」ドドッ!

橘「たたふっ!!」

棚町「どんな気持ちになったか!!」ドドドッ!!

橘「りゅりゅりゅっ!!!」

棚町「知らないでしょっ!!!」ドガッ!!!

橘「めあふぇじゅっ!!!!」ドサッザザー!!

棚町「…はあっ…はあっ…」

棚町「っ…ほら、早く立って反撃してきなさい…」

棚町「…それでおあいこ。あんたと私の仲もそれで終わり」

変態紳士の意気込み見せてもらおう

橘「………」ムクリ

棚町「…ようやく反撃する気になった?…でないとあんた…死ぬわよ?…」スッ

橘「…僕は」フラッ

橘「僕は死んでも女は殴らん!!」

棚町「っく!!ふざけるのも大概にしなさい!!」メキョッ!!

橘「がふっ!!」ドササー!

棚町「はあっ…はあっ…はあっ…」

橘「………」ムクッ

棚町「…なんでまだ立ち上がるの…本当に死にたいわけ?」

橘「…はあっ…くっ…薫っ…」フラフラ

棚町「…なによ…遺言でも言うつもり?」

橘「…昨日の手紙ってなんのことだ?」

棚町「はあ!?今になってとぼけるつもり!?昨日の朝、あんたが下駄箱に入れてた手紙のことよ!!」

橘「…僕は今朝果たし状を下駄箱に入れただけだ……昨日は手紙なんて入れていない…」

棚町「…なによ、それ。あたしをだまそうとしてるの?…この手紙のことよ!」カサッ

橘「…そんな手紙…書いた覚えはない…」

棚町「…この字見てみなさい。明らかにあんたの字でしょうが!」ポイッ

それ決闘やない

橘「……」カササッ

橘「(なんだこれ……ほとんど僕の筆跡と同じだ…いや、完全に僕の字だ…それと、『薫の髪は陰毛』だとか他にも薫に対するひどい罵倒の言葉がびっしり書き詰められている……)」

棚町「…思い出した?あんたがそんな陰湿なイタズラする奴だとは思わなかったわ…それであたしも陰湿な無視って行動をしたわけ」

棚町「すぐに謝ればパンチ一発で許してあげようって思ったけど、昨日一日謝るどころか反省の色もない…」

棚町「…あんたといると楽しかったけど、友達…を罵倒しといて謝らない奴とは縁切ったほうがいいって思ったわけよ…」

橘「………」

橘「…薫、もう一度言う。こんな手紙僕は書いていない!」

棚町「…はぁ、まだ言うのね…それがあんたが書いていないものだって証明できるの?」

橘「…証明できるものなんてない…でも薫、僕の目を見てくれ!長年いっしょにいた悪友ならわかってくれるはずだ!」

棚町「…そんなもの」チラッ

橘「………」ジ~ッ

棚町「………」

筆跡コピーまでできるのか

橘「………」ジ~ッ

棚町「………っ!?」

棚町「…ほ、ほんとに…あんたじゃないのね?…」

橘「!わかってくれたか!薫!」

棚町「…かっ、完全に信じたわけじゃないわよ!…ただ、今のあんたの顔は、あんな陰湿なイタズラする奴の顔には思えないってだけで…」

橘「ありがとう!薫!嬉しいよ!」ダキッ

棚町「!!っちょ///い、いきなり抱きつかないでよっ!!///」ドゴッ!

橘「あふん」バタン

棚町「あっ…大丈夫!?純一!?」

橘「………」ピクピク

棚町「…ほ、保健室に運んでおきましょ」

保健室

橘「…ッはっ!?……ここは、保健室?」

橘「……確か屋上で薫と決闘して……」ヒリヒリ

橘「うっ……そのあと…うぅ…よく思い出せないよ…」

棚町「純一!!起きたのね!!」

橘「薫っ!ひぃっ!!」ビクビク

棚町「…あんた失礼ね…大丈夫よ。もう殴らないし、無視もしないから」

橘「ご、ごめん…つい」

昨日の淫魔のアレの主人公みたいな声出すなこの橘さんは

棚町「…あたしこそごめんね?…その、無視したり、殴ったり…信じてあげなかったり…い、今はあんたじゃないって信じてるわよ?」

橘「…いや、いいんだ。あんな手紙読んだんじゃ誰でも怒るよ。…それに、薫が僕を信じられなくなる状況を作ったのも僕だ。僕こそ反省すべきだよ」

棚町「純一……」

橘「…でもよかった、薫がいつも通りに戻って」

棚町「ふふふ、それはやっぱりあたしといっしょにいたいってこと?」

橘「当たり前じゃないか!!」

棚町「!?」///

>>11
やっと人間か、マジでこいつらキモいよな
こいつ現実世界でもこんな感じなんだろうな

>>23
あ、昨日の人?
どういうこと?

橘「こんな、いっしょにバカできる悪友なんて他にいないよ!」

棚町「…まぁそんなことだろうとは思ったけどね…それにしてもこの手紙、誰が書いたのかしら…」カサッ

橘「…薫、もう一度その手紙見せてくれ」

棚町「まったく!書いた奴とっ捕まえてボコボコにしてやらないと!純一、誰だかわかる?」

橘「…いや、僕にはわからないよ…」カサッ

橘「(…やっぱりひどい罵倒ばかりだ……
それにしてもこの手紙、カタカナでしか書いてないから読みづらいな………ん?……こ、これは……縦読み!?)」






タチバナクンカライマスグハナレロ

橘「…………」ゾクッ

棚町「ん?どうしたのよ、純一。まさか犯人わかった!?」

橘「えっ?あ、いや全然…」

棚町「…そう」

橘「(『橘くんから今すぐ離れろ』…いったいどういう意味だ…?)」

棚町「あっもうこんな時間!みんな心配してるから教室に戻らないと!…あたしが言うのもなんだけど、あんたはしっかり休んでなさいね!」

橘「ああ、ありがとう薫。付き添ってくれて。…それと僕は階段から転げ落ちたってことにしてくれないか?」

棚町「純一…でもそれじゃ…」

橘「いいから。それに女の子と喧嘩して怪我したなんて格好悪いだろ?」ニッ

棚町「………」///

棚町「…昔からあんたのそういうところが…」ゴニョゴニョ

橘「薫?」

棚町「なんでもない!……てんきゅね!」

ガララピシャッ

橘「(…行ったか。いてて…薫の奴、本気で殴ってたな…あの状況じゃ仕方ないだろうけど…僕も薫の気が済むまで殴られるつもりだったし…)」ズキズキ

橘「(…やはり初っぱなから薫は荷が重すぎたか……いやでも薫と普段通り話せるようになって本当によかった)」

橘「(それに…)」カサッ

橘「(神様なんて非現実的なものではない……誰かが意図的にこんな状況を作り出した……それがわかっただけでも収穫はあった…)」

橘「(いったい誰が…なんのために…)」

橘「(まぁとりあえずそのことは置いておこう。…次の相手は…)」

つまり…黒辻さんは立て読みに気付いてるのか

橘「(…同じクラスの絢辻さんは…白いままだし今すぐに害があるわけじゃない…)」

橘「(ここは同じ学年でよく話す梨穂子だな…薫の件から察するに梨穂子も同じような手紙をもらって…)」

橘「(梨穂子なら手紙が誤解だとわかってくれるはずだ)」ズキズキ

橘「(いっ!……まだ体中痛むけど…早く行かないと…)」

休1、茶道部室

ガララ

橘「失礼しまーす…」

夕月「おお!橘じゃないか!どうした?」

飛羽「…こんな時間にめずらしい」

橘「あ、先輩方。あの、梨穂子は…」

夕月「なんだい、りほっちとイチャコラしに来ただけかい」

飛羽「…キャッキャウフフ」

橘「いえ、そうではなくて…」

夕月「…わかってるよ。…りほっち昨日からおかしいんだ…なーんだか悲しそうな顔ばっかりしててね…本人は無理矢理元気に見せてるみたいだったけどさ…」

飛羽「…マスコットが悲しそうにしてると、我々も調子が狂う」

橘「やっぱりそうですか…」

夕月「あんまり悲しそうにするもんで、気分転換に将棋引っ張り出してきたけど、イマイチ盛り上がらなくてね…」

飛羽「…お手上げ」

橘「それでこたつに将棋が…」

夕月「あんた…なにか訳を知ってるんだろ?りほっちを元に戻してくれ!」

飛羽「…頼む」

橘「は、はぁ…だいたいの理由はわかるんですが……」

ガララッ

梨穂子「せんぱ~い!お待たせしました~……じ、純一っ…!?」ビクッ

橘「り、梨穂子っ!」

梨穂子「………」ダッ

橘「待て!梨穂子!聞いてくれ!」

梨穂子「………」ピタッ

橘「…梨穂子、昨日下駄箱に手紙が入っていただろ?それは僕が書いたものじゃなくてっ…!」

梨穂子「……手…紙…?……なんのこと?」

橘「…えっ?その…梨穂子をバカにするような内容の手紙が入っていなかったか?…僕の字で!でもそれは僕が書いたんじゃなく……!」

梨穂子「……手紙なんて入ってなかったよ…?」

橘「えっ」

橘「(ど、どういうことだ!?…手紙を見てないのに僕を避けてるとでもいうのか!?)」

橘「(…まさか、素で避けられてる!?…そんなバカな…梨穂子に避けられるようなことした覚えがないぞ!?)」

梨穂子「……それじゃ私、用事思い出したから…」

橘「ま、待ってくれ梨穂子!(まずい!理由を聞き出す前に逃げられてしまう!引き止める方法、何かないか?何か…)」キョロキョロ

橘「!!」

橘「(…そうだ!将棋があった!)り、梨穂子!ぼ、僕と将棋で勝負しないか!?」

橘「…それで、僕が勝ったら無視するのをやめていつも通りに接してくれないか!?」

梨穂子「………」

橘「(だ、ダメか!?)」

梨穂子「…私が勝ったら?…」

橘「(よし!食いついたぞ!)梨穂子が勝ったら何でも一つ願いを叶えてやる!『アイドルになりたい』とか以外だったら何でもだ!」

梨穂子「……願い…なんでも…」

橘「だ、ダメかな?」

梨穂子「……ほんとに、何でも…?」

橘「ああ!何でもだ!」

女の子が橘さんを一方的に殴るSSとは
これは期待

梨穂子「………」

梨穂子「…えへへ…わかった。勝負しよう」

橘「(よかった…とりあえず引き止めることには成功したぞ……ってあれ?僕、将棋弱くなかったっけ?……まずい…勝負の方法間違えちゃったよ…でも今さら変えられないし…やるしかないな…)」

橘vs梨穂子、開始!

夕月「…っというわけで何故か橘とりほっちが将棋で勝負することになったわけだが…どういうことだ?」

飛羽「…イミフ」

梨穂子「まぁまぁ先輩。あっ純一がズルしないように見張り、お願いしますね~」

夕月「おう、任せとけ!ズルを見つけたら蹴っ飛ばしてやるから!」

飛羽「…りほっち…遠慮はいらない…ボコボコにしてやれ」

梨穂子「わっかりました~!」

橘「(うぅ…なんだかひどい言われようだ……しかし梨穂子、少し元気になったな…ちょっと安心したぞ)」

梨穂子はかわいいなあ!!!

梨穂子「さ、始めよう!」

橘「お、おう!(僕が王で梨穂子が玉。梨穂子は初心者だ、定石なんて知らない。きっと無茶苦茶な戦法をとってくるだろうから、僕は落ち着いて定石を守っていけば必ず勝てるはず!)」

10分後

橘「(あれれ~?おかしいぞ~?なんでこんなに攻められてるんだ!?定石を守ってきたはずなのに…)」

梨穂子「…よしっ、これで完成~」パチッ

夕月「おお、りほっち。よくアナグラなんて戦法知ってるな~」

飛羽「…守りの布陣」

梨穂子「えっ?これアナグラって言うんですか?ただ玉さんを守りたかったのでこの形になったんですけど」

夕月「ってか『完成~』とか言っちゃダメだろ…まぁどうせバレてたろうけど…」

飛羽「…案外そうでもない」チラッ

橘「くっ…(り、梨穂子のやつ、アナグラとか厄介な戦法使いやがって…こっちは守るのに必死で気がつかなかったよ!)」

橘「(………ということは、攻めながらアナグラを!?くっ…!梨穂子!なんてやつだ!)」

橘「(こっちは守りで手一杯。一方梨穂子は布陣が完成し、これから攻めの手のみに集中してくる!まずい!まずいぞ!)」

橘「(…落ち着け、落ち着くんだ純一。アナグラにも穴はあるんだ…玉の動ける範囲がほとんど無くなるという穴が!…しかし、どうする…?)」

橘「(…ええい!考えても仕方ない!僕は将棋の名人なんかじゃないんだ!穴があったら突っ込む!それが紳士だろ?)」

もしかして「穴熊囲い」を言ってるのか。。。

橘「(捨て駒でとにかく突破口を開く!)行けっ!僕の香ちゃん!!」パチッ

梨穂子「ひゃあっ!」

橘「(…お?)行けっ!僕の桂馬たん!」パチッ

梨穂子「あぅっ!!」

橘「(…おお?)行けっ!僕の歩くん!」パチッ

梨穂子「あぁんっ!」

橘「(おおおっ!!アナグラを削る度に梨穂子から艶やかな声が!!すごい!なんだか楽しくなってきたぞ!)」

橘「(まるで…そう、まるで梨穂子の服を一枚一枚脱がせていくような…これはたまらん!はははっ!梨穂子、早くその玉子肌を拝ませてくれよ!玉だけにね)」ドヤァ

アナグラ…?

>>83
あ…それだ…恥ずかしい…

アナグマだの

将棋は昔親父がしてた記憶しかないんだ…
アナグラ→穴熊囲いで補完よろしく

アナグラって間違えて覚えてる方がりほっちぽい

梨穂子「えへへ~、えいっ」パチッ

橘「…あ…(まずい…積み一歩手前じゃないか!もう一歩だったっていうのに!…仕方ない…もう守りに徹しないと…!)」パチッ

梨穂子「………」

梨穂子「………」パチ

夕月、飛羽「!?」

橘「!?(え…どうして今そんなところに……あと二手で積みだというのに…!しかし、これはチャンス!)」パチッ

梨穂子「………」パチ

橘「?!(また変な位置に!?…梨穂子、何を企んでいるんだ?…しかし、こっちももう一押し!)王手だ!」パチッ

梨穂子「………」パチ

橘「?!(また変な位置に!?…梨穂子、何を企んでいるんだ?…しかし、こっちももう一押し!)王手だ!」パチッ

梨穂子「………」パチ

橘「(…穴熊囲いを崩したから、逃げ道ができたか…でも!)…王手だ」パチッ

梨穂子「………」パチ

橘「(梨穂子…あくまで逃げるつもりだな…)王手…」パチッ

梨穂子「………」パチ

橘「(…もう逃げ道はないぞ…この一手で積みだ…)…王手!!」パチッ

梨穂子「…ぅぐっ…えぐっ!」

橘「り、梨穂子!?」

夕月「ど、どうしたりほっち!?」ガタッ

飛羽「…待て」スッ

夕月「…愛歌、なぜ止めるんだ?」

飛羽「…ここで我々が介入するのは野暮」

夕月「…そういうことか。わかったよ」

飛羽「………橘、我々は用事を思い出した。…後は頼んだぞ」

橘「えっ?あ、はい!」

ガララピシャ

梨穂子「…えぅっ…うっぐ…」ジュルッ

橘「えっと…り、梨穂子?…どうして泣いてるんだ?」

梨穂子「だっで…純一っ……うえぇぇん!」ポロポロ

橘「(泣いている理由を聞きたいけど…と、とりあえず落ち着かせないと!)」

橘「…梨穂子?…僕はここにいるから。…落ち着くまでずっといるから」オテテギュッ

梨穂子「ず、ずんいち~……わあぁぁぁぁん!!」ポロポロポロ

橘「…落ち着いてでいいから、泣いている理由を教えてくれないか?」

梨穂子「ひっぐ!!…えぐっ!…わだじっ…」

橘「話してくれるのか?…ゆっくりでいいからな?…」

梨穂子「う゛んっ…ひぐっ……うくっ…」ジュルッ

梨穂子「…わだじ…途中から勝負なんてどうでもよぐなって…うぐっ」

橘「うん」

梨穂子「…ただ純一と…ひうっ…ずっとこうして笑いながら…ひくっ…遊んでいられたらなぁって思って…」

橘「…うん」

梨穂子「…ぞれで…っく…わざと将棋をながびかせで…少しでも長くずんいちと…えぐっ…」ジュルッ

梨穂子「…でもっ…ずんいちにはもう彼女がいて…ぐすっ…」

橘「…うん…えっ?」

梨穂子「…もう…わだじが…ずんいちの隣にいられるのも…これで終わりなんだって思ったら…えぅっ」ジュルルッ

橘「ちょ」

梨穂子「…薪原さんのときも…ひぐっ…わだじ…ずんいちが幸せならと思って…うっ…できるだけ避けるようにしでっ…」

橘「………」

梨穂子「…最近…ずんいちから積極的に話しかけてくれるようになって…ひく…わたし嬉しくなって…」

梨穂子「…でも、ずんいちにはもう彼女がいでっ…うぅっ」ジュルッ

橘「いやだから…」

梨穂子「…薪原さんのときと同じように…避けるのが悲しくなって…そしで…」

橘「よし!梨穂子、少し落ち着こう!」

梨穂子「えぅ?」

橘「…単刀直入に言おう!僕に彼女なんていない!」

梨穂子「…え?…………えええぇぇぇぇ!!?」

梨穂子「うっく…で、でもこの写真……」ピラッ

橘「(これは………黒髪巨乳お姉さんと僕が腕を組んで休憩時間のあるホテルへ入って行く写真!!?なんだこれ?なんてうらやま…こんなの覚えがないぞ!?)」

橘「………!(よく見るとこのお姉さん、超マニアックお宝本『黒髪巨乳お姉さんの肌色ストッキングしかペロペロしたくない!』のNo.2お姉さんじゃないか!!)」

橘「(まるで本当にそこで撮ったような自然な合成写真…)」

橘「…梨穂子、この写真はどこで…?」

梨穂子「えっ?…昨日の朝、下駄箱に…」ズズーッ

えぅ?

橘「(なるほど…だから梨穂子は『手紙は入ってなかった』と…くそっ!…合成写真とは誰も思わないよ!)」

橘「(………ということはだ…他の女の子たちにも手紙や写真、あるいは他の別のものが送られている可能性がある…まったく同じ方法ではないということか…くっ!…厄介だ…)」

橘「(とりあえず梨穂子の誤解を解かなければ…この誤解を解くのは簡単だな)」

橘「…梨穂子、この写真は合成写真だよ…」

梨穂子「…えっ?でもこんなはっきりと…」

橘「………」ウワギバッ

梨穂子「!?きゃっ////じゅ、純一!?なんで脱いでっ?!!///」

橘「………」バサッ

梨穂子「………これ…は?………あっ///」

橘「(薫との決闘で得た教訓だ。…決闘に出向く前には腹部ガードを身につけておくべし!…そしてこの腹部ガードこそが…)」

橘「…梨穂子、その本のタイトルを読み上げてくれ」

梨穂子「ええ~っ!?………く、『黒髪巨乳お姉さんの肌色ストッキングしかペロペロしたくない!』って恥ずかしいよ~っ!///」

橘「(ちゃんと読み上げてくれる梨穂子はかわいいなぁ!!!)」

橘「その本の26ページを開いてくれ」

梨穂子「う、うんっ///」ペラッ

梨穂子「!?この女の人っ!!」

橘「ああ、この写真と同じ顔、同じ服、同じポーズだろ?つまりこの写真はその本から切り取った合成写真だ!」

梨穂子「…誰がいったい、こんなこと…」

橘「それは僕にもわからないんだ……」

梨穂子「………その…ほんと…なの?」

橘「ん?ああ、本当だ!この黒髪巨乳お姉さんは

梨穂子「そうじゃなくて!……本当に彼女いないの?…」

橘「………残念ながら本当だ…」

かわいいなぁ!

梨穂子「!!」パアッ

梨穂子「じゃ、じゃあこれから純一を避けなくてもいいの!?」

橘「ああ。…というか、彼女ができても避けなくていい」

梨穂子「で、でも中学の時みたいに私といっしょにいたらひやかされて彼女さんが悲しむでしょ?」

橘「…大丈夫だ、梨穂子。お前は僕の誇れる最高の幼馴染みだ!彼女にも紹介してやる!」

梨穂子「…えっと、うん、ありがとう!…ちょっと複雑だけど…」ゴニョゴニョ

橘「それに例え疎遠になっても、僕たちがいっしょにいた時間は無くならない。また昔の話をしながら笑い合えるんだ!」

梨穂子「…純一」

橘「…だからな、梨穂子。もう僕を避けるようなことはしなくていい」

梨穂子「わかったよ、純一。…その、避けたりしてごめんね?」

橘「…梨穂子、謝らなくていいよ。僕のためを思ってやったことなんだよな?むしろ僕は梨穂子に感謝したい。ありがとう」

梨穂子「…えへへ~…なんだか照れくさいね」

橘「そうだ、梨穂子。なんだか勝負がうやむやになっちゃったけど、梨穂子の願いって何だったんだ?」

梨穂子「っ!!」

梨穂子「………純一が彼女と別れて、私と……」ボソ

橘「?」

梨穂子「な、なんでもない!!そ、そんなことより…気になってたんだけど、純一はなんで、その…この本をお腹に?」

橘「(…僕にもわからないけど、お宝部屋のこの本の位置がなぜか一番上にあったんだよなぁ…それで何となく気になって…まぁいい、せっかくだから格好よく締めよう)」

橘「…このお宝本が…僕を呼んでたんだ…」キリッ

梨穂子「えっ」

橘「…お宝本が…呼んでたんだ…」キリッ

梨穂子「う、うん?…うん…」

橘「…それじゃ梨穂子…僕はもう行かなきゃならない…あっ、鼻水はちゃんと拭いておけよ?」

梨穂子「!?」スッ

梨穂子「わぁ~!!///もう!言ってよ~!!///」

橘「はははっ!やっぱり梨穂子はそうでなくちゃ!それじゃな!」

さすが変態紳士
コラ元を一瞬で見抜くとは

梨穂子「むぅ~………がんばってね、純一!」ズビーッ

橘「(梨穂子も元気になったし一件落着だな…さて、次は…)」

ガララッ

橘「………」

夕月「………」

飛羽「………」

橘「…先輩方、聞いてたんですか…」

夕月「…しょ、しょうがないだろ!?可愛い後輩が泣いててほっとけるかっての!」

飛羽「…やはり気になった」

梨穂子はかわいいなあ!!!

橘「まぁどうせ梨穂子から先輩方に話すとは思ってましたし」

夕月「…お前が脱ぎ始めたときは、思わず殴りに行きそうになったよ……」

飛羽「…ポルノ野郎」

橘「…ははは…」

夕月「…腹からエロ本取り出したときも、思わず殴りに行きそうになったよ……」

飛羽「…ポルノ野郎」

橘「………」

夕月「…なにが『お宝本が…呼んでたんだ…』だ!カッコつけるならもっとマシなセリフがあるだろうが!」

飛羽「…りほっち、軽く引いてた」

橘「す、すみませんでしたっ!」

夕月「………それで?次は誰と闘うんだい?」

橘「!?な、なんでそれを!?」

飛羽「…私の『眼』は誤魔化せない」

よし、殴っておけwww

逢ちゃんは!逢ちゃんを早く!!

橘「…すべてお見通しってわけですね…」

橘「…次の相手は…先輩方も知っている…いえ、輝日東にその名を知らない者はいません…」

夕月「…まさか」

飛羽「………」ピクッ

橘「そう…森島はるか先輩です!」

わぉ!

梨穂子はかわいいなあ!!

以上で書きため終了です
誤字とかアナグラとかすみません…

読んでみてわかると思いますが収拾がつかなくなってます
続きはまた今度で…
それか誰か続きを…

おい












おい

おい













おい

おい

おい

それで何時まで保守すればいいんだい?

明日の夜までだな!

は?

おい

>>115

はあ?

ちっ、俺の出番か…




保守はまかせろ

おい逢ちゃんは!?まだかよおい!!逢ちゃん!!!

>>125
お前一人に任せられんぜ

凄い完成度だと思ってたら書きためだったかー
是が非でも完結させてくれ
こりゃもっと読みたい

また保守してもらってスレを伸ばそうと考えるクソ作品か

アマガミこんなんばっかじゃねえか、死ねよ

これでまだ構想の半分なんだよぅ…
絶対収拾つかなくなるよぅ…

>>130
いいから書けください

なんで完成させてからスレたてないんだよ

さあはやく

>>132
森島「最近アマガミのSSスレが少ない」ってスレで途中までなら…って言ったら遠慮するなって言われたんだよ…

わかったよ!今日は寝ずに考えて明日の朝投下するよ…

はよ

>>130
そんな焦らしテクニックも紳士の嗜みなんでしょ?

はよ

今日はここに泊まるって決めたんだ
はよ

>>138
保守は任せた

>>138
一緒にお泊り///

決闘(デュエル)じゃないのか…

パジャマ着てくる


新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

保守

ところでお前らGSやった?

最後の夜か…

>>144
買ったはいいけどまだプレイできてない

とりあえずID変わる前に今できたやつを…


休2、3年生教室

橘「…失礼しまーす……ってあれ?森島先輩が見当たらないぞ?」

塚原「…橘くん?3年生の教室に何か用事?」

橘「あっ、塚原先輩!あのですね…」

塚原「…ふふっ、わかってるわよ。はるかね?あの子いつもフラフラしてるから休憩時間は教室にほとんどいないのよ」

橘「…そ、そうですか…」

塚原「あっ、でもあの子の行きそうな所はだいたい分かるわ。…そうね、この天気だとテラスあたりじゃないかしら?」

橘「そうなんですか?わかりました!失礼します!」タタタッ

塚原「あっそれとね、はるかの誤解は…って行っちゃったか。ふふっ、まぁあの子なら大丈夫か」

テラス

橘「(…さて、森島先輩は、っと…いた!さすがひびきちゃん!)」

橘「…あるぇ?……」

橘「(…ど、どういう状況だ?これ……森島先輩をミッキー、ハナヂ、ロミオが囲んでいるぞ!?)」

橘「(しかも…!森島先輩とあんなに楽しそうに!お前らフラれただろうが!)」

橘「(と、とりあえず様子を見よう…)」

ミッキー「…だからさぁ森島!俺とダーツしに行こうぜ!」

森島「う~んそうねぇ…楽しそうかも!」

ハナヂ「いやいや、そんなことよりも僕とディナーに行きませんか?」

森島「わお!おいしいものを食べさせてくれるのね!」

ロミオ「も、森島せんぱ

橘「うっせ!お前は黙ってろ!!」ガサッ

全員「!!?」

橘「あっ…」

はよ

まだか

とりあえず、乙
前々から言おうと思ってたから言わせてもらう

もっと原作を読むべき、ないなら他作品を読む

何て言うか、登場人物がたまに「誰?」ってなる
それに加え、全体的な内容が中学生レベル
口調とか展開とか、もっと人の作品読んで、良いところは盗む(丸パクリは駄目だけど)

さらに補足すると、展開早すぎる
考えたり、想像してみると、そんな簡単に泣かないし、さっさと行動に移さない
例えるなら、前戯なしのセ○クス
まぁ、この例え方は微妙すぎる……
もぅ少し遠回りでもいいかな、って思った


あと、口調と擬音が変を通り越して、何か幼稚
使いすぎってわけでもないけど、これが雰囲気壊してるのは事実
チューとか「ふぇ」、強いて言うなら「//」も控えた方がいい

批判として受け取らず、自分のSSのステップアップとして受け取ってほしい
まだ成長できるから、頑張って書き続けてね!
次の作品に期待する

>>152
このコピペ初めて見た

おれは見るの2回目だ

保守

>>1です
やべぇよ思いつかないよぅ…



森島「わおっ!橘くんじゃない!驚いちゃった!」

橘「(あれっ?も、森島先輩…普段通りだぞ?…なんでだ?)」

森島「ん?どうしたの?困ったわんちゃんみたいな顔して」

森島「あっ…そうだ、昨日はその…無視しちゃってごめんね?橘くんがあんなことするはずがないのに……わたしったら…」

橘「えっあ、はい…(あんなことってなんだ!?手紙か写真かそれとも…)」

森島「あのあとひびきに怒られたの…『橘くんがそんなことするはずがないの知ってるでしょ!』って…」

橘「は、はい(よくわからないけど、誤解は解けてるみたいだ!グッジョブ塚原先輩!これで闘う手間が省けます!)」

あれ
なんか適当になってね?

森島「そうよねぇ…嫌がる女の子に抱きついたり、また別の女の子に…こ、股間を拭かせたり、色々なイタズラして女の子たちを弄んでるなんて、さすがにありえないわよね!」

橘「………」

森島「そんな噂を聞いちゃったから少し橘くんが信じられなくなったの…それで…その、ごめんね?」

橘「い、いいんです!…そ、そうですよね!ははっ!ありえませんよ!まったく、そんな噂間違ってますよ!」

?「じゅ~んいちっ」

カプッ

橘「うわぁ!!」

棚町「あはははは!!いいわ!そのリアクション!」

橘「か、薫!…み、耳を噛むなんてっ!いきなり何するんだよっ!」

棚町「何って、怪我させたおわびよ、お・わ・び。癒されたでしょ?」

橘「…むしろ心臓が止まるかと思ったよ!」

棚町「まぁまぁ、カッカしてると寿命縮むわよ?ほらっ、ポロツキーあげるから落ち着きなさい」

橘「そんなんで…って食べかけじゃないか!しかも半分以下!」

棚町「あはは!それだけ元気なら大丈夫ね。それじゃねっ!」

橘「まったく、薫のやつめ…」

森島「………」

?「じゅんいち~」

橘「えっ?」

?「なんだか純一から御菓子の匂いがする~」

カプッ

橘「うおっ!!」

橘「り、梨穂子!?ちょっ、なんで指を噛むんだ!?」

梨穂子「らって~、ぽろちゅき~が~、もうほなかがふいてほなかがふいて~」

橘「くすぐったい!は、離してからしゃべってくれ!」パッ

梨穂子「う~ん、おいひぃ!」ポリポリ

橘「梨穂子…お菓子を奪うのは構わないが、僕の指まで噛むことはなかったんじゃないか?…」

梨穂子「え~、だってさっきは純一に泣かされたんだもん。お返しですよ、お返し~」

橘「誤解される言い方をするな!」

梨穂子「えへへ、泣いちゃったらお腹空いちゃって……!あ!香苗ちゃんだ!お菓子持ってる~!じゃあね純一!」

橘「あっおい!…すごい速さで行ったな…」

森島「………」

支援

ラブリー

支援

保守

橘「(…しかし、薫も梨穂子も前より元気になってないか?ははは、まぁ避けられるよりマシか!)」

森島「………」

橘「…あ!(し、しまった!すっかり森島先輩を放置してしまった!!)」

森島「………やっぱり私、橘くんのこと信じられなくなった…かな…」

橘「い、いや、これはですねっ……」

森島「…これは…何?…いろんな女の子を弄んでるようにしか見えないわよ?」

橘「えっと…(まずい!まずいよ!せっかく塚原先輩が誤解を解いてくれたというのに…な、何か言い訳を…)」

橘「あ!あの!僕は女の子を異常に引き寄せてしまう体質なんです!」

森島「へっ?…そ、そうなんだ…」

橘「(おっ、苦し紛れに言った言い訳だけど、意外と信じてくれてるみたいだ!…嘘はついてないしね…)」

橘「そ、そうなんですよ!だからどうしても女の子とのスキンシップが過度になってしまうんです!」

橘「はははっ!人間だけじゃなく猫とかも寄って来ちゃって。困ったもんですよ!」

森島「………証拠を見せてくれないと信じれない」

橘「えっ、しょ、証拠?」

森島「…そうね、今からここに女の子猫ちゃんを集めて見せて!ふふ、そうしたら信じてあげる」

橘「あ、はい……(無茶苦茶だよ!僕に猫を引き寄せる力なんてないよ!…しかもメスだけなんて!余計なことを言ってしまった…)」

森島「…どうしたの?やっぱりできない?」

橘「い、いえ(…よく考えろ…この状況を打破できる方法は…)」キョロキョロ

ミッキー「………帰るか」

ハナヂ「………そうですね」

ロミオ「」

橘「(あいつらまだいたのか…)」

橘「!!」

橘「そ、そうだ!森島先輩!」

森島「ん?どうしたの?」

橘「その、森島先輩も男の子を引き寄せる体質ですよね!?」

森島「う~ん、まぁそう言われればそうなのかな?」

橘「前によく犬が寄ってくるって言ってましたよね?」

森島「うん、確かにわんちゃんはよく寄ってくるわ」

橘「ですからその、僕はメス猫を、森島先輩はオス犬をどのくらい引き寄せることができるか、勝負しませんか?」

橘「そのほうが森島先輩を退屈させずに済みますし、僕が勝てば証拠にもなります!」

森島「わお!なんだか楽しそうねそれ!いいわ!勝負しましょう!」

橘「(よし!やったぞ!…森島先輩はこの学校に猫が一匹住み着いてることを知らない!…七咲になついてるプーだっけ?確かメス猫だったはず!)」

橘「(それに対し犬なんてこの学校にほとんど入ってこない!どうにかしてプーを連れてこられれば1対0で僕が勝てる!)」

私怨の間者

せこいな

追いついた
支援だ

デュエル!

紳士が犬だから1対1だな

追いついた。はよおおお

俺がラブリーの犬になるから、圧勝だな

?「なんだか面白いことになっているじゃないか!」

?「…興味深々」

橘「………先輩方、どこにでもいるんですね…」

夕月「こんな面白そうなことほっとけるか!」

飛羽「…しかも相手はあの森島」

橘「(…そうだ!せっかくだから先輩方にプーを連れてきてもらおう!)あ、あの先輩方

森島「わおっ!二人とも私たちの勝負の審判になってくれるために来たのね?」

橘「えっ」

夕月「ん~まぁそんなとこだ」

飛羽「…闘いをフェアにする」

橘「ええっ」

夕月「…なんだ橘、お前まさか私らにズルの手伝いをさせる気だったのか?」

飛羽「…見損なったぞ」

橘「い、いえ!そんなことはないです!」

夕月「まぁこの勝負で私らの敵討ちをしてほしいってのはあるが…」

飛羽「…だからこそフェアでないと気がすまない」

橘「はぁ(くっ…なんて使えない先輩たちなんだ!その上敵討ちしろだとか………仕方ない、ここはインチキなしでプーを呼ぶしか!)」

森島「…それじゃあ…始めましょうか!」


橘vs森島 開始!

森島「行くわよ!橘くん!」ナンドーモ

橘「!?(なんだ!?森島先輩が踊りだしたぞ!?)」

夕月「いきなりそうきたか!」

飛羽「…ラブリーダンス。…あの踊りで犬を引き寄せることができる」

橘「…ラブリー…ダンス……」

夕月「…私らが勝負したときもあの踊りで負かされた」

飛羽「…しかも今回は動きが艶やか…オスに絞ってきている」

橘「…なんだか…僕も吸い寄せられてるみたい…です…」

夕月「気をしっかり持て!橘!」

飛羽「…くっ…やはり森島は一筋縄ではいかない…お前自身を狙ってきている」

橘「えっ?ぼ、僕を…ですか?…くっ」フラ

夕月「…森島はな、人間を動物に変える『眼』を持っているんだ…」

橘「?どういうことですか…?僕にはさっぱり…」

飛羽「…お前は森島にわんちゃんみたいと言われたことがないか?」

橘「はい、ありますけど…それが?…」

夕月「あいつは動物っぽい人間を見ると、その人間の見た目を動物に変換するんだ」

飛羽「…つまり今森島はお前を『オス犬』として認識している」

橘「………ということは、僕がこのまま森島先輩にじゃれようとすれば……」

夕月「…そう、お前の負けだ!」

橘「っく…今すぐにでも膝裏を舐めに行きたいっ!なんなんだこれはっ!…」フラッ

凡人の俺には理解できないようだ・・・

(^o^)

a

ねむねむ

おまえら根性見せろよ

飛羽「…しっかりしろ、回避する手はある」

橘「!?ど、どうやってです!?」

夕月「…漢を見せろ」

橘「えっ?」

飛羽「…人間のオスであることを認識させるのだ」

橘「漢…人間のオス…」

橘「…そういうことですか…わかりました!」

ウワギヌギッ
シャツヌギッ
エロホンバサァ…

夕月「ってまた脱ぐのかよ!」

飛羽「…今度は半裸」

橘「先輩方、服とお宝本をお願いします」スッ

森島「!?」

橘「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」フンッフンッ

夕月「腕立て伏せ!?すごい速さだ!」

飛羽「…次は腹筋」

橘「そぅりゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」フンッフンッ

森島「!!?」

夕月「見ろ!森島の動きが止まった!」

飛羽「…橘を人間の男であると認識した」

橘「はあっ…はあっ…はあっ…」

森島「わ、わお、すごいわね橘くん!なんだかすごく男らしいぞ!///」

夕月「しかしこれでやっと両者対等になったに過ぎない!」

飛羽「…勝負はこれから」

森島「やるわね橘くん!でもまだまだこれからよ!」ナンドーモ

夕月「またラブリーダンスか!」

飛羽「…しかし、もう橘には効かない」

ワンワン!
ワフンワフン!
ワフワフ!

夕月「!?…来やがったか!」

飛羽「…3匹…森島にしては少ないが、学校でこの数…十分か…」

一体どこへ向かっているんだ…

橘「(くっ!3匹もっ…どうする?このままでは…負けてしまう!どうやってメス猫を呼ぶか…)」

橘「(…猫…野生…ワイルド……アフリカ………!?)」

橘「(この前テレビで見たアフリカ部族の挨拶のポーズ………ダメ元でやってみるか!)」

橘「出でよ!猫達!!」ビシッ

シーン

森島「………」

夕月「………」

飛羽「………」











?「……何やってるの?にぃに…」

?「……た、橘くん?服を着てくれないかな?」シロッ

橘「美也っ!!絢辻さんっ!!」

美也「なんだか犬の声がすると思って来てみれば………なんで上半身裸なのっ!?それにそのポーズなんなの!?」

橘「あ…いや、いろいろあって……」

美也「もう!みゃー恥ずかしいよ!…それと!ちゃんと二人に謝ったの!?」

橘「それは…これから…」

絢辻「橘くん?兄妹喧嘩もいいけど、早く服を着てくれない?その、風紀的に困るんだけど…」

橘「あ、うん……ごめんなさい…すぐに着ます」

絢辻「そうしてくれると嬉しいな」ニコリ

橘「(なんてこった…見られてたのか…あっ服、服)」

橘「!?」

橘「(…………僕の上着の上に黒猫!?もしかして…プーか!?保護色になってて気が付かなかったよ!)」

ナーオ

橘「プー…来てくれたのか…よしよし。でも…1対3……僕は負けたんだ…」

?「…やっぱり先輩はどうしょうもない最低の変態ですね」

橘「!?」

橘「な!七咲!!?」

七咲「…プーを追いかけたら変態に行き着くなんて……ほら、プー?行こう?変態がうつるよ」

橘「…そ、そこまで言わなくても…」

七咲「喋らないでください変態」




森島「…橘くん、この勝負決まったわね…」

橘「え、あ…森島先輩…はい、僕の負

森島「…私の負けね……」

橘「えっ??」

橘「えっえっ?だって森島先輩が3匹で僕が1匹でしょ!?僕の負けですよね!?」

森島「いえ、キミの勝ちよ橘くん。私は3匹、キミは4匹でしょ?」

橘「???あの、よくわからないんですが……」

夕月「………橘、森島の言う通りお前の勝ちだ」

橘「?」

飛羽「…言ったはずだ。森島は人間を動物に変える『眼』を持っていると」

橘「!?」

橘「(ま、まさか………美也、絢辻さん、七咲を猫と認識したのか!?た、たしかにみんな猫っぽいけど……)」

森島「キミが言ってた『女の子を引き寄せる体質』信じるわ」

森島「その///キミが腕立てしてる姿、すごくかっこよかったから///女の子を魅了しても仕方がないことかなぁなんて///」

森島「………そういえば私も橘くんに引き寄せられた女の子の一人だったもんね///」ゴニョゴニョ

橘「はい?」

森島「なっなんでもないの!///勝負、楽しかったよ!それと、あんまり見境なく女の子にイタズラしちゃだめなんだからねっ!」タタタッ

橘「森島先輩(捨て台詞を吐いて行っちゃった…元に戻った、でいいんだよな?)」

支援

>>1も頑張るなぁ、こんな時間に

とりあえずラブリー編があと少しで終わりなんだけど
あと3人+αだぞ…今日中に終わるのか…

あ、ラブリー編がちょっとおかしいだけであとは普通…に書くつもりです

本編でも森島先輩ルートは他と比べたらちょっとおかしいし別にいいんじゃないか?

あとは香苗ちゃんと田中さんと…あと誰だ?

よし、もういい休め。次スレは書き貯めてからな
お兄さんとの約束だぞ

ほす

夕月「おー!やったじゃないか橘!あの森島を打ち負かすなんて!」

飛羽「…正しくは『落とした』か」

橘「夕月先輩…飛羽先輩…」

夕月「んーっ!満足満足!!」

飛羽「…さて、教室に戻るか」

橘「あれ?戻られるんですか?てっきりこのあともついてくるものだと思ってましたよ」

夕月「最初はそのつもりだったんだけど、森島倒したら十分スッキリしたしもういいかなって」

飛羽「…正直飽きた」

橘「そうですか…」

夕月「んじゃ橘、あとがんばれよ!」

飛羽「ばいばいきーん」

橘「あ、はい、ありがとうございました!」

ガシッ

橘「ひっ!?」

絢辻「たちばなくん?服、着てくれないかなぁ?」ニコニコ

橘「あ、絢辻さん!ごめん、すぐ着るよ!」スッスッ

絢辻「あ、あとこの本は没収ね?」スッ

橘「あっ!(朝の2時から並んで買った激レアお宝本なのに………しょうがないか、さよなら、黒髪巨乳お姉さんの肌色ストッキング……)」

絢辻「私も忙しいからあんまり問題とか起こさないでね?それじゃ」ニコリ

橘「…わかりました…(絢辻さん、相変わらず白いけど十分怖いよ…)」

美也「………紗江ちゃんが泣いたのも、逢ちゃんが怒ってたのもやっぱりにぃにのせいだったんだね!」

橘「!!美也!違う!これには訳があってだな…」

美也「ふん!もうにぃにとは口聞いてやんないもんだ!行こっ逢ちゃん!」スタスタ

七咲「変態のお兄さんを持って、美也ちゃんも大変だね」スタスタ

橘「な、七咲っ!お、おい……」

橘「(まずいな…美也まで敵に回しちゃったよ…このままじゃ家にも僕の居場所が無くなるよ…)」

橘「(そのうち一年生全体に噂が広まって…全校にまで…)」

橘「(噂といえば、森島先輩の場合は手紙でもなく写真でもなく噂のみだった……森島先輩は顔が広いからどこからでも情報を収集してくる……それを利用したのか…)」

橘「(僕との仲がそこそこな女の子たちには噂は広まっていない…僕の今後の学校生活を考慮している?なぜ?)」

橘「(僕と特に仲がいい女の子がどうすれば僕のことを嫌いになるのか、そして僕が肩身が狭くならない範囲…すべて把握している……)」

橘「(そこから手紙や写真、噂などの手段を選んでいるのか……そんなことが…本当に神様の仕業じゃないのか?)」

橘「(まだよくわからないよ………とりあえずは一年生の誤解を解いていくしか)」

橘「(次は、七咲…待ってろよ)」

ほう

>>205
ありがとう

とりあえずラブリー編は終わりです
今から寝るけど、夜は予定があるから書けないかも
もし落ちたら後編として明日の朝にでもスレ立てます
がんばって書き貯めときます

頑張れ

とりあえず乙

田中さんにもっと出番を…


スト子は許されないね

>>216
いやいや
仕方ないよね?

マンマミーヤ
まんまみーや
肉まんま美也

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