岡部「こ、これはまさしく>>5ではないか!!」(161)

岡部「なぜ神聖なるラボにこんなものが……」

岡部「こ、これはどこからどう見てもブ、ヴゥラジャー以外の何者ではないな……」

岡部「サイズ的にまゆりや萌郁、フェイリスのものとは考え難い。鈴羽は未来だし、
    さすがにルカ子もブラはせんだろう。となると、消去法で……」

岡部「………………」

岡部「フ、フゥーーハハハ!! わ、分かったぞ、これはトラップに違いない!!
    こんなものをわざわざラボに忘れていくなど至極不自然!! この鳳凰院凶真、その手には乗らんぞ!!」

岡部「フハ、フハ………ハ………」

岡部「………………」

岡部「今、ラボには俺一人……」

岡部「……よし、>>15してみるとしよう」

kskst

岡部「そう、そうだとも。我が神聖なるラボにあるものは全て、俺の崇高なる理想へと捧げられる定めなのだ!」

岡部「このブラとて例外ではない! ここはひとつ、この布切れを未来ガジェットへと昇華させてみせようではないか!」

岡部「助手としても我が野望の礎を築く偉業に供物を捧げることにやぶさかではないだろう」

岡部「どれ、ではさっそく」 スッ

岡部「うわっまだあったかぁい」

岡部「………………………」

岡部「………………」

岡部「………」

 クンカクンカ

岡部「おぉう……これは……」

 クンカクンカ

<ガタガタッ!!

岡部「ヒャーーーーーーーッ!!! だだだ誰だああぁっ!!!」

 ガタッ……

>>24「……」

阿万音由季

由季「ええっと、その……な、なんか、ごめんね?」

岡部「あ、あ、阿万音由季……い、いつから更衣室に?」

由季「岡部君が入ってきたときから」

岡部「な、ぬぁあぜスニーキング行為をしていたのだ!!」

由季「ちょうどまゆりちゃんに作ってもらったコス衣装を試着してた所に岡部君が来たから、その……
    突然出ていってびっくりさせようと思っちゃって」

岡部「そ、そうか……フ、フゥーーハハハ!!しかしまだまだ甘いな!!あの程度の精神攻撃など
    この鳳凰院凶真には屁でもないわ!!」

由季「あ、あはは、岡部君はいつも面白いね……えっと……」

岡部「どうした由季よ、何を見て……はぅあ!!に、握りしめたままだったぁぁ!!」

由季「あー、その……」

岡部「ち、違うぞ? こ、これはクリスティーナからの供出品でだな? あくまで研究のためのだな?」

由季「え? いや、それ、私がさっき着替えのときに……」

岡部「……………………」

岡部(やばい……これが知れたらダルの右手が真っ赤に燃えてしまう)

由季「ねぇ、岡部君……>>36

紅莉栖ちゃんそこに居るわよ?

由季「紅莉栖ちゃんそこに居るわよ?」

岡部「フ、フハハ、またそんなバレバレの精神攻撃を……」

紅莉栖「…………」

岡部「ヒョワアアアァァアアアァァ!! くくく紅莉栖!! や、これはその、あのその、機関のあれがだな」

紅莉栖「………なしなさい……」

岡部「ふぁ? な、何だって?」

紅莉栖「その手に持ってるものを一刻も早く放しなさいって言ってんのよこのアルティメットHENTAI!!!」

 ドゲシィ!!!

岡部「ぐふぅわぅ!!」

 クルクルクル ドサッ

由季「うわぁ……綺麗な右ストレート……」

紅莉栖「最っ低、見損なったわ……もともと評価なんてしてなかったけど。よりにもよって友達の彼女のし、下着で、そんな……」

岡部「ち、違うんだ! これはあくまで紅莉栖のブラだと思ったからの行動で、って本人に向かって何を言ってるのだ俺はああああ!!」

紅莉栖「…………………………」

紅莉栖「だ、だったら……>>48しなさいよ」

セックス

紅莉栖「だ、だったら……ックス、しなさいよ」

岡部「すまない、聞こえなかった。もう一度頼む」

紅莉栖「だったらここで私とセックスしてみなさいよ!!!!」

岡部「うぅえええええええええええぃ!?」

由季「ちょ、ちょっと紅莉栖ちゃん落ち着いて!」

紅莉栖「何よ!私のブラで欲情できるっていうならそれくらいできるでしょ常識的に考えて!!
     なのに!あんたはいっつも厨二病でごまかして逃げてばっかりで!キスですらLAの時っきりじゃない!!」

岡部「うっ…………」

紅莉栖「言いたいことがあるならはっきり言ってよ……私って重い女?
     それとも女として魅力が無いの?そりゃ胸はまゆりや萌郁さんには敵わないけど」

由季「紅莉栖ちゃん……」

紅莉栖「ねえ、何とか言ってよ、岡部……私に悪いところがあるなら直すから……」 グスッ ヒック

岡部「……すまない、紅莉栖。俺が煮え切らないせいで、寂しい思いをさせていたのだな……」

 ギュッ

岡部「俺は、怖かったんだ。今のこの幸せな時間から、前に進むことが」

紅莉栖「岡部……」

岡部「何度も話したが、俺は、ほんの些細なことから世界線が大きく分岐する様子を目の当たりにしてきた。
    今お前と過ごしているこの世界線は、他の世界線に存在したたくさんの想いを犠牲にして、やっとたどり着いたシュタインズゲート」

岡部「それに満足してしまっていた、ぬるま湯が心地よかった……そして、怖かった。
    ここで劇的な行動をしてしまうと、また新たな世界線漂流へ旅立つことに繋がるのではないかと」

紅莉栖「……うん……」

岡部「しかし、詭弁だ。人は誰しも、重要な決断を前にして逃げずに、世界線を自ら選択することで、前へ進むんだ……」

紅莉栖「……ねぇ、岡部。ごめんね。私、あなたの気持ちも知らずに騒ぎ立てて。
     私は、どこにも行かない。だから、あなたが怖いのなら、焦らなくても……」

岡部「いや、俺はもう同じ所で足踏みはしない。紅莉栖、お前を悲しませてまで手に入れる安泰など、何の価値も無いんだよ」

紅莉栖「岡部……」

由季(……いいなぁ、二人とも。私も今度、橋田君におもいっきり甘えちゃおうかな)

岡部「紅莉栖……」 紅莉栖「岡部……」 チュ… ムチュ~ッ

由季(うわわっ!私がいるのに始めちゃったよ……これは退散しないと) コソコソ

紅莉栖「……あれっ? 阿万音さん、どこへ行くの?」

由季「えっ?」

紅莉栖「せっかくだし>>72

72の人は関係ないだろ!いい加減にしろ!

3P

千早は関係ないだろ

紅莉栖「せっかくだし、一緒にしない?」

由季「……何を?」

紅莉栖「セックス」

由季「………………ええええええええええええええっ?!?」

紅莉栖「岡部と仲直りできたのも阿万音さんのブラのおかげだもの」 トローン

岡部「うむ、それもいいかもしれないな」 トローン

由季(ふ、二人とも目がイッてる……ピンク空間に侵されすぎて正常な判断力を失ってるの?!)

岡部「しかし紅莉栖よ……初めてで3人というのは、由季にとってはハードルが高いのではないか?」

紅莉栖「何言ってるのよ岡部、私達だって初めてじゃない」

岡部「おお、そうだった。紅莉栖はかしこいな」 ナデナデ

紅莉栖「えへへ」

由季「駄目だこの人達……早く何とかしないと……」

岡部「ああ……そもそも由季は初めてではなかったな」

紅莉栖「そうだった。この間橋田が自慢してたっけね」

由季「これ橋田君のエロゲだよね?いくつか叩き割ってもいいかな?」

紅莉栖「それに阿万音さん、そんな露出の高い服着ちゃって、準備万端じゃない」

由季「あ……コス衣装のままだった」

紅莉栖「どれどれ、ここをいじれば外れるのかな?」

由季「わあっ!ちょ、やめて!!」

岡部「恐れることはないぞ。紅莉栖は誰より親切でいい女だ」

由季「ど、どうしよう……だ、誰か……!」








フェイリス「お待たせしましたニャン!アイスコーヒーですニャン!」

ダル「うはー、待ってました!!」 グビッグビッ 

ダル「ぷはー、生き返るわー」

フェイリス「ダルニャンずいぶん汗かいてるけど運動してきたのかニャ?」

ダル「いやぁ、今超話題のエロゲ『俺の彼女がこんなにNTRれるわけがない』購入待ちの行列に朝から並んできたんだお。
   二次のNTRは背徳の美学だお。 まあリア充たる今の僕だとリアルNTRとかは冗談じゃないけどwww」

 オカエリニャンニャン マセマセニャンニャン ヒサシブリダニャン~♪

ダル「お、噂をすれば由季たんから電話だお」

 ピッ

ダル「イエス・ユア・マジェスティ!僕だお~」

由季『は、橋田君、助けてっ!!』

ダル「!! ど、どうしたん由季たん!」

由季『わっ、ちょ、やめて岡部君!脱がさな…きゃっ!』

 ブチッ ツー ツー ツー

ダル「……えっ? え、どゆこと? ……えっ?は?」




由季「うぅぅ……上着、返してよぅ……」

紅莉栖「阿万音さん、さすが人気レイヤーね……大きいのに重力に負けない胸……羨ましいわ」

由季「み、見ないでぇ……」

紅莉栖「綺麗すぎてなんか腹が立ってきたわ。どうせ乳輪は大きいってオチでしょ!ほら、その手を早くどけなさい!!」

由季「わああぁぁっ!!やめてよぅ!!」

由季「やめてったらあぁ!!」 ドタバタ

紅莉栖「ほらほら、観念なさい!!」 グイグイ

岡部「…………」

由季「お、岡部君、あっち向いててえぇぇ!!」

岡部「そうはいかん。俺にはこのラボで起きる全ての事象を観測する義務があるからな」

紅莉栖「……」 ピタッ

由季「ふぇ…?」

紅莉栖「岡部。阿万音さんのおっぱいに見とれてない?」

岡部「! い、いや、あくまで俺は観測者としてだな」

紅莉栖「岡部……私……」 スルスル パサッ …プチッ スッ トスッ

岡部「……お、おお……」

紅莉栖「阿万音さんとか、まゆりよりは、小さくて貧相だけど……やっぱり、嫌……かな?」 ウルッ

岡部「…………板っ! もとい、否っ!!」 ムンズッ

紅莉栖「ぁんっ」

岡部「すっぽり手のひらに収まる双丘、高感度を予感させる蕾!最高だ!!」 モミモミモミモミモミモミモミモミ

  ( ^)   だから♪
  (  ) ̄
(  | |  )

  _(^o^)  今♪
    ( )|
  (  | |  )

       ( ^o)  1秒ー♪
      ̄(  )
   (   //  )

             (o^ )  ごとに~♪
            (  )ヽ
             | | 

..三  \ \  V  /   (o^ ) 三 世界ー♪
 三  \ \  V  / (  )ヽ 三
三   \ \  |  /  / /   三


三  ( ^o) \  V // / /  三  線をー♪
 三/( ) \  V / (o^/   三
三   ヽヽ  \ |  /(  /  三

..三/( )  \  V  /    (o^ ) 三 越ーえてー♪
 三  ヽヽ^o) \ V   /  (  )ヽ 三
三    \  )\ | (o^/  / /   三

紅莉栖「ぁ、あん、岡……り、倫太郎っ」 ビクッビクッ

岡部「ふぉう!と、突然下の名前で呼ぶな、驚くではないか」

紅莉栖「私だけじゃ、恥ずかしい…… 倫太郎も、脱いで?」 (うるんだ上目遣い)

岡部「やらいでか!!」 スポポーン!!

由季「うわっ、すごい!リアルルパン脱衣だ!」

紅莉栖「ひゃっ……倫太郎の、それ、その……」

岡部「仕方ないだろう」

 ダキッ ギュッ

岡部「すべて、紅莉栖が魅力的なのが悪いのだぞ」 ボソボソッ (耳元)

紅莉栖「あうぅ……倫太郎倫太郎倫太郎っっっ」 ギューッ スリスリ チュパチュパ

由季(…よし!完全に注意が私から逸れた!今のうちに脱出を…) ドスッ ガラガッシャン!

由季(わあっ!しまった!!って……) チュパチュパ クチュクチュ ペタペタ (夢中で気づいてない、よかった……)

由季(紅莉栖さんのバッグをひっくり返しちゃった。 これ、口紅?)

由季(!! こ、これは……)

 『魅惑のルージュ・テンプテーション 超強力媚薬配合』

由季(もしかして紅莉栖ちゃん、チキンな岡部君を動かすためにこれを?)

由季(それで二人ともあんなに理性を失っちゃったのかな……)

 クリス、クリスゥッ!!ペロペロ  アアッ、リンタロウッ!!ソンナトコロキタナイヨォッ!

由季(っと、何にしても早く脱出しないと。ブラは……あきらめよう。上着はどこかな)

 ナニヲイウ!ワキノシタニハセイレイガヤドルノダ!  ソンナワケアルカ、ソンナワケアアァンッ!

由季(くっ……上着は二人のすぐ近く……今戻るとまた巻き込まれる……)

 <……ドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドス

由季(?なんだろう、地響きみたいな音がだんだん大きく…… あ!こ、この足音は!)

 ガチャッ バーン!!

ダル「由季っ!! 大丈夫か!!!」

由季「は、橋田君!助けに来てくれたんだね!」 (上半身裸)

岡部「えっ? ダ、ダル?」 (全裸+紅莉栖液でヌラヌラ)

紅莉栖「は、橋田?」 (今のダルには見えてない)

ダル「…………岡部ええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

ダル「俺の右手が光って唸るううううう!!岡部を◯せと轟き叫ぶうううううううう!!!」

岡部「お、落ち着くのだ我が右腕よ! 俺達はただちょっとした3Pを」

ダル「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 ドガッ!!

岡部「ひでぶっ!!」 ドスン!バタン!ギギギ……ドカン!ドン!ドドン! 「は、話せばわ…うぶへっ!! うぐぅ……」

ダル「氏にさらせええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 ギリギリギリギリ

岡部「ぎ、ギブギブ!!死ぬ、マジで死ぬこれ!!」

紅莉栖「ど、どうしよう、岡部が、岡部が!! 阿万音さん、橋田を止めて!!」

由季「そ、そう言われても……どうしよう……」

紅莉栖「そ、そうだ!! 阿万音さん、私のバッグから口紅を取って!!」

由季「こ、これ?はいっ」 シュッ パシッ

紅莉栖「サンクス! これで橋田を鎮めるわ!! 岡部!その体勢保ったままちょっと絞められてて!」

岡部「ちょ……キツい……」ギチギチギチギチ

紅莉栖「これを、橋田の……えいっ!」 ズルッ! (ダルズボン&パンツDown)

紅莉栖「粘膜部から、直接注入よ!!」 ズブッ!!

ダル「アッーーーーーーー!!」

紅莉栖「や、やったか…?」

ダル「…………」 パッ

岡部「ゲホッ、ゲフゲフッ! や、やっと開放された……」

ダル「……ねえ、オカリン……」

岡部「ダルよ、話を聞いてくれるか。これは決してお前への裏切り行為などではなく……」

ダル「こうやって組み合って気づいたけど、オカリンって結構、いい身体してるおね……」

由季「?! え、は、橋田君?」

紅莉栖「媚薬が効いたみたいね。やっぱり、粘膜部からの吸収は効き目が出るのが早いわ」

岡部「何を言うか。ダルの肉体もグラマラスで柔らかく、抱擁感がたまらないぞ」

ダル「オカリン……僕、童貞は卒業したけど……」

岡部「みなまで言うな。お前は無二の親友……処女を捧げる相手はこの鳳凰院凶真以外になかろう?」

由季「えっ、何この展開は」(ドン引き)

紅莉栖「な、何してるのよ二人とも!べ、別に私なNTRなリアルBLに興奮なんてしないんだからな!!」 ハァハァ

由季「く、紅莉栖ちゃん……」

岡部「スーパーハカーよ……」

ダル「んもう、オカリンったら。ハッカーだっていつも言ってるっしょ?」

岡部「そうだったな。マッドサイエンティストたるこの俺が……Super HackerへHacking to the Gate してやろう!」

紅莉栖「岡部ったら、うまいこと言っちゃって♪」

由季「うまくないよ!全然うまくないよ!!あらゆる意味でアウトだよ!!」

ダル「いつまでもじらさないで欲しい訳だが。もう切なくてたまらないお」

岡部「いいだろう。 ――いざ、参らん、シュタインズゲートの奥へ!世界は、再構成される!!」

 ズブリッ!

ダル「アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

由季「嫌ああああああああああああああああ!!」






 あれから3ヶ月という月日が経った。消息を経った由季を追って旅に出たダルからの便りはまだ無いが、俺は悲観していない。

 アトラクトフィールドが確かならば、二人が再び出会い、和解することは間違いないだろう。

 ただひとつ残された懸念といえば――

 ――紅莉栖が新たな性癖を開花させてしまったことだ。



紅莉栖「オッケー、カメラのセットは完了よ。いつでも始めていいから」

岡部「なあ、紅莉栖……こんなことは、もうやめないか?」

紅莉栖「え? どうして?」

岡部「どう考えたって普通じゃないだろう、こんな……」

紅莉栖「ふふっ、狂気のマッドサイエンティストが『普通』を重んじるの? 私も嬉しい、あなたも感じてる。何も悪いことはないじゃない」

岡部「しかしだな……」

るか「あの……やっぱり、ボクとするのは、嫌ですか?」 ウルウル

岡部「うっ! い、いや、そんなことは……」(クソっ、反応する我が息子も息子だ!!)

紅莉栖「それじゃ本番いくわよ! はい5秒前!4、3、…、…、GO!」

るか「お、岡部さん……や、優しく、してくださいね?」

岡部「……これも、シュタインズゲートの、選択、か……エル、プサイ……」 ズズッ 

るか「コンガリィ……あああああああああああああっ――――
                                                                    おわれ


こんなわけで僕の安価SSはクソミソな結果に終わったのでした

遅筆にもかかわらずお付き合いいただきありがとうございました

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