あかり「大事件」 (34)

たったら書く

わぁい

結衣「ふー」

結衣「結構片付いたかな」

結衣「それにしても服が収まらなくなってきたな…」

結衣「あまり着ない服は家に持って帰ろう」

結衣「ん?」

ワシャワシャ

                           `H!       ノ,,ノ      ノ;ノ
                            ゙i;;;i!.       /;;;/      //
                             ゙i;;;゙i,    ノ;;;/       //
                             i;;;;;i,  /シ    _,,,ッ';r'´
   ,,_                         ッ、゙i;__i /;;;;シ'  _,,r;;'~ン'´
  `''''≡ッ;、,,,_                     >i,,,∨ヾレ‐''~;;シ'~´
      `''‐ニッュ-、,,,_           ,,,、,,,rォィソ'  ̄`ヾくソ‐'´

          `''''‐-ニッッェ、,,,,,,,_,,,,,,,,,,,,r===┬{::::::::::;;;;;;;;ノ,)i'''''‐--、,,,,_
               `''''──----------弋i,::::::;;;;;;//''‐-、'''''ヾ、,,;;゙~二二ニニニニ====─
                         ,,r'~シィミッr、く‐,:;;;メ;;;;;\   ̄
                      ,,,r‐'~,シ'″i:;;;;i⌒iバヾ,::;;;;;;;;ハ

                    _,イ~;;シ''~   {;;;;;;|  ヾ、\゙''‐-、,,,ノ
                _,,,r‐'~シ‐'       |;;;;;|   ゙ヾ;\
            ,,,,r‐''~r-‐''~´         j;;;;ソ     ヾ;゙i,
         ,,r‐'~,r‐''~´             /シ´      ヾ;;i!
    ,,,r-‐ニ-‐''~´               /シ         ゙i,ハ
 ,rッニ‐''~´                   //          ゙iハ,_
  ̄                       //            ゙i;;リ
                       ,,;;;シ´              ゙i;;i,
                      ィ‐'                 ゙i;;!
                    /'~                  ヾ!

結衣「……」ズザーッ

結衣(いやいや、デカ過ぎだろ・・・)

結衣(京子…)

結衣(いやだめだ私が虫にビビってるなんて絶対からかわれる)




あかり「あれっ、結衣ちゃんどうしたのぉ?」

結衣「あかり、クモ好きかな…?」

あかり「うん!あかり雲好きだよぉ」

結衣「そ…そうか!それなら今すぐ来てくれ!」

あかり「わかったよぉ」

~~

まんま十巻じゃん

これは京子ちゃん呼んでいいレベル

あかり「ひいいいいいいクモ!」

結衣「あれ?クモ好きなんじゃないの?」

あかり「変な冗談やめてよぉ!」プンプン

結衣「しょうがない…あまり期待はできないけど…」


ちなつ「結衣先輩!?どうしたんですか先輩からお電話くれるなんて」

結衣「急にごめん、ちなつちゃん今日暇?」

ちなつ(もしかしてデートのお誘い!?)

ちなつ「ヒマです!ヒマです!ヒマ死寸前です!」

結衣「本当?今すぐ私の家に来てもらえるかな?」

ちなつ「!!分かりました!すぐ行きます!飛んでいきます!光になります!チナッツ光です!」

ちなつ「……」ガッカリ

あかり「ええ!?なんでガッカリしてるの!?」

結衣「実はクモが出たんだけど…ちなつちゃん…平気だったり…しないかな?」

ちなつ「クモですか?苦手ですけど…退治くらいは…」


ちなつ「いやいやいや…デカすぎます、ダメです…無理無理無理」

ちなつ(でもここでいいとこ見せれば、結衣先輩のハート掴み取り!?)

ちなつ(そうよ、クモくらい掴めなきゃ結衣先輩の心を掴むなんて夢のまた夢・・・)

ちなつ「ふんぬ!」ガシ

結衣「素手!?大丈夫なの?」

ちなつ「こ…これくらい…」

ワシャワシャ

クモ<ギエエエエエ――

ちなつ「うぎゃあああああああああ」ポイ

結あか「うわああああ」


ちなつ「ゆ…結衣先輩…すみません」

結衣「し…仕方ないよ……」

あかり「ちょ…結衣ちゃん…」

結衣「あかり?」

あかり「クモさん…結衣ちゃんの服食べてるよぉ」

ちなつ「なんかさっきより大きくなってません?」

クモ<ウメエ

結衣「もうなりふり構ってられない…京子…」





京子「ンホホ」

京子「ンホホホホホ」

結衣「分かったから早く助けろ」


京子「うわ…」

京子「ナニコレ?」

結衣「見ての通りだ…頼む…」

京子「結衣、箒とかある?」

結衣「はい」

京子「やー!たー!」

クモ<シャアア

あかり「京子ちゃん!」

京子「うわあああああ!」

結衣「きょ…京子がクモに」

クモ<イートーマキマキ イートーマキマキ

ちなつ「京子先輩!」

クモ<サヨナラ~

結衣「ああ…」ヘナ

あかり「京子ちゃんが…」

ちなつ「京子先輩はまだ無事のはずです」

ちなつ「…追いかけましょう!」

結衣「あ…ああ…京子待っててくれ」

~公園~

千歳「綾乃ちゃん、今日は歳納さん何してるかなぁ?」

綾乃「し…知らないわよ!」

千歳「綾乃ちゃんホンマは歳納さんと散歩したかったんやろ?」

綾乃「…もう!そんな事無いわよ!」

千歳「そんな事言っても照れとるの分かるよ」

綾乃「もう!いい加減にしないと怒るわよ」

急 展 開

~向日葵宅~

櫻子「向日葵知ってるか?」

向日葵「何ですの?」

櫻子「もうすぐ、七森に宇宙人が侵略に来るんだ」

向日葵「また…あなたは…今度は何の漫画ですの?」

櫻子「これに書いてたんだよ!」

向日葵「なになに?やっぱり漫画じゃないですの」

櫻子「向日葵~そんな事言ってホントに来たらどうすんのさ?」

向日葵「そんな訳ないでしょ…もし来たらわたくしが責任持って、一生櫻子の面倒見てあげますわ」

櫻子「ほんとだな?一生私の家来だぞ!」

向日葵「はいはい」

ちなつ「二人とも武器は持ちましたね?」

ちなつ「まだ遠くには行ってないはずです!」

結衣「…京子ごめんな…私のせいで…」

ちなつ「結衣先輩!しっかりして下さい!」

ちなつ「私たちが頑張らないと京子先輩は助からないんですよ!」

結衣「…そうだね。ごめんね、もう大丈夫」

あかり「いたよ!」

ちなつ「どこ?あかりちゃん」

あかり「あ…ああ…増えてる…」

ワシャワシャワシャ

ちなつ「さ…三匹に増えてる」

結衣「何匹いようが私は京子を助ける!」

結衣「おりゃあああ」

ペチ

クモ<ギャアア

結衣「やったか?」

結衣「うわああああ」

ちなつ「結衣先輩!」

ちなつ「結衣先輩は私が助ける!」エイ

ドガン

クモ<ギャアアアアア

ちなつ「まだまだ」トヤ

グチャ

クモ<ギャアアア

ちなつ「結衣先輩を返せ!」

チョンチョン

ちなつ「え…?」

ちなつ「いやああああああ」

あかり「ちなつちゃああああん!」

あかり「ああああ…」ヘナ

キョロキョロ ダレモイナイ

テクテクテクテ

あかり「行っちゃった…」

あかり「うわーん!あかり一人になっちゃったよ」

あかり「うう…」

あかり「皆……ごめんね…」グス

あかり「あかりが弱虫なせいで…」

あかり「あかりが皆を助けるから」

あかり「待っててね…」

~向日葵宅~

櫻子「でさー、そこからが~」

櫻子「って聞いてるの!?」

向日葵「櫻子、少し黙ってなさいな」

向日葵「何か外が騒がしいですわ…」

キャー タスケテクレー

向日葵「!?」

向日葵「あ……あれは何ですの?」

今こそ正義の味方アッカリーンの出番だ

おだんごバズーカで遠距離から攻めれば

   _,、__________,,,、
    `y__////_jニニニニニfi
    〈_フソ ̄フ ,=-_,,,,-┴─'
    //o /rて__/
   ,//三/ / ̄"
  〈。ニ___/


節子!それおハジキやないか!

あかり「待っててね皆……あかりが必ず助けるから」テテテ

キャアアアア

あかり「あの声は??」

綾乃「な……何よ……何なのよこいつ」ブン

千歳「綾乃ちゃん逃げるんや!」

綾乃「そ……そんなこと言ったって」

千歳「綾乃ちゃん危ない!」ダッ

綾乃「千歳!」

綾乃「だ......誰か!」

綾乃「千歳を返しなさいよ!」

千歳「綾乃ちゃんだけでも逃げ…」

綾乃「嫌よ!一人で逃げるなんて…」

オダンゴバズーカ

クモ<ギャアアアアア

綾乃「!?」

千歳「た……助かったんかいな」

綾乃「このクモ……死んでるわ」

???「大丈夫ですか?」

綾乃「あ……ありがと…」

綾乃「って、赤座さん!?」

あかり「はい、それより二人ともケガは?」

綾乃「私は大丈夫…」

千歳「うちも大丈夫や」

千歳「それより、このクモはいったい…」

あかり「あかりにも分かりません…」

あかり「ただ……結衣ちゃん、京子ちゃん、ちなつちゃんが…」





綾乃「そう……でも、赤座さんが無事で良かったわ」

千歳「赤座さん、皆で力合わせよな」

あかり「ありがとうございます…」

綾乃「それよりこれからどうする?」

千歳「そうやな……急がんと三人とも危ないし、街にはクモが溢れかえっとる」

あかり「まずは櫻子ちゃん、向日葵ちゃんの家に向かいましょう」

あかり「それで一旦準備してから皆を助けに行きます」

綾乃「そうね……手ぶらで行ってもやられるだけですものね」

千歳「ほんな急ぐで」

向日葵「な……あれは…」

櫻子「宇宙人だ!侵略に来たんだ!」

向日葵「まさか……そんなこと…」

向日葵「楓!楓!」

楓「お姉ちゃーん」ダダダ

向日葵「楓…良かったですわ」ホッ


撫子「櫻子、ひま子!!」

櫻子「ねーちゃん!?」

撫子「良かった……二人とも無事だったんだ…」

向日葵「撫子さん、あれはいったい?」

撫子「私にも分からない…」

櫻子「だから宇宙人だって!私の言った通りなんだ!」

櫻子「ねーちゃん、花子は?」

撫子「分からない…」

櫻子「そんな……花子、待ってろ!今すぐ私が助ける!」ダッ

撫子「落ち着け!櫻子!」ガシ

櫻子「は……離せ、ねーちゃん」

サクラコチャーン!ヒマワリチャーン!

櫻子「あの声は!?」

向日葵「赤座さん?」

あかり「うん!向日葵ちゃん入れてもらっていいかな?」

向日葵「ええ……!今開けますわ」

あかり「ごめんね」

向日葵「いえ、それより無事で何よりですわ」

櫻子「先輩達も一緒だったんですね」

綾乃「ええ」


あかり「あかり、これから京子ちゃん達を助けに行くの」

向日葵「あ……赤座さん?」

あかり「それで少しだけ準備させてもらってもいいかな?」

向日葵「え……ええ…」

あかり「ありがと」

あかり「あ、お姉ちゃん?うん、それでね…」

あかり「あかりのお団子あるだけ全部持って来て欲しいの」

あかり「うん、場所は…」

あかり「気を付けてね」

向日葵「赤座さん?その……お団子とは…」

あかり「うん……あかりのお団……実は…」

向日葵「そうでしたの…」

あかり「うん……今まで黙っててごめんね」

向日葵「いえ、お気になさらず」





あかね「あかり!?」

あかり「お姉ちゃん!こっち!」

あかね「良かったわ……無事だったのね」ホッ

あかり「お!お姉ちゃん後ろ!」

あかね「え…?」

クモ<ギヤアアア

あかね「ふん」

ベチャ

クモ<・・・・・ ピクピク

あかり「……」ホッ

あかね「はい、あかり」つオダンゴ

あかり「ありがとぉ、お姉ちゃん」

向日葵「あの……初めまして」ペコ

あかね「あかりのお友達ね?自己紹介は後にしましょ」

向日葵「はい、それよりあれは一体?」

櫻子「だ・か・ら!宇宙人だって!」

向日葵「分かったから、あっちに行ってなさい」

あかね「ふふ、あながち間違ってはいないわね」

櫻子「ほれ、だから向日葵はおっぱいがでかいんだよ!」

向日葵「か……関係ないでしょ」

撫子「あの......それよりもこれからどうするんです」

あかね「そうね……あのままほっといたらいずれ皆やられちゃうわね」

撫子「そうですね」

あかね「来る途中に巣らしき所を見かけたわ」

あかね「そこを叩きましょ」

あかね「きっとそこに京子ちゃん達もいるわ」

あかり「ありがとぉ、お姉ちゃん」

あかね「急ぐわよ、あかり」

あかり「それじゃ、皆行ってくるね」

綾乃「赤座さん!私行くわ!」

千歳「私も行くで!」

あかり「先輩方…」

向日葵「私も行きますわ!」

櫻子「あかりちゃん!水くさいよ!」

櫻子「私たち友達じゃん!」

あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃん・・・」

撫子「私も行こう」

櫻子「ねーちゃん?」

撫子「あんたが皆に迷惑かけるかも知れないからな」

櫻子「なんで私だよ!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom