赤沢「どうして恒一くんがうちに?」(512)

赤沢「どうして恒一くんがうちにいるの?」

恒一「れいこさ...おばさんに社会勉強の一環でバイトしろって言われてさ ハハハ」

赤沢「もしかして新しく来る短期の執事って」

恒一「赤沢さん家だったなんて驚いたよ、今日から三日間だけどよろしく」

このレベルでよければ書いてきます

そうですね、やめときます

書きます

赤沢(パパから執事が来ることは聞かされてたけど…)

赤沢(まさか恒一くんだったなんて……)

恒一「と言うことですので、よろしくお願いします、泉美様」

赤沢「い、今…なんて…?」

恒一「泉美様ではダメでしょうか?」

赤沢「い、いえ、それでいいわ!是非そう呼んで頂戴!」

恒一「かしこまりました、泉美様」

赤沢(いいわぁ//)

はやく

赤沢「執事なら、そ、添い寝するべきよね!?」

赤沢「じゃあ私は自分の部屋に行こうかしら」

恒一「では僕も」

赤沢「え?」

恒一「ご主人様から、泉美様の身の回りの世話を頼まれていますので」

赤沢「な、何よそれ……(最高じゃない)」

恒一「泉美様のお部屋は2階ですね?さ、階段を上りましょう」

赤沢「つ…疲れて足が痛いなぁ……」チラッ

恒一「何と…泉美様が足を痛められているとは…!」

恒一「さぁ泉美様、僕が背負って差し上げますので、お乗りくださいませ」

赤沢「ありがとう」

赤沢(最高だわ…ふふふっ)

赤沢「よっと…」

恒一「では参りましょう」

赤沢(恒一くんの背中あったかい//)



恒一「ここですね?」

赤沢「そうよ」

ガチャ

恒一「ここが泉美様の部屋ですか…」

赤沢「とりあえず、ベッドに下ろして頂戴」

恒一「承知致しました」

正直
恒一くんは執事服凄く似合うと思います
はい

はやく

赤沢「じゃ、じゃあ…私服に着替えるから……」

恒一「かしこまりました。僕は外でお待ちしておりますので」

ガチャ



赤沢「いやぁぁぁんっ!どうしよぉぉぉぉ!//」ジタバタ

赤沢「泉美様だって!//」ジタバタ

赤沢「これはもう恒一くんは私のものって事よね……!」

赤沢さんが幸せそうでなによりです

漫画版赤沢さんは生存するからアニメでも期待したんだけどな

赤沢「入っていいわよー」

恒一「かしこまりました」

ガチャッ

赤沢「どう?この服。この前買ったばかりなの」

恒一「とても良く似合っています、泉美様。とは言え…」

恒一「泉美様はお綺麗であるゆえ、何を着てもお似合いになられるのでしょう」

赤沢「ちょっ、ばっ…何言ってんのよっ//」

恒一「失礼しました。僕ごときが泉美様を評価するなど…」

赤沢「や、べ、別にいいけど……」

>>39
監督が水島の時点で生存はあり得ないんだけどね

赤沢「ところで…が、学校でも執事としていてくれるの?」

恒一「いえ、学校では普通にクラスメイトとして…」

赤沢「ダメよ」

恒一「えっ?」

赤沢「学校でも主と執事の関係を保つこと。いいわね?」

恒一「泉美様がそうおっしゃるのであれば、喜んでそうさせて頂きます」

赤沢「よろしい」


赤沢(ふふふ…これは楽しくなりそうだわ……)

もちろん赤沢さんは報われるんだよな?

>>44
愚問だな

赤沢「あら恒一くん、玄関で何してるの?」

恒一「泉美様の靴を磨いているところです」キュッキュッ

赤沢「あ、ありがとう…そんな事までしてくれるのね」

恒一「泉美様には気持ちよく学校生活を送ってもらいたいので」

赤沢「……」

赤沢「恒一くん、それが終わったらまた私の部屋まで来て」

恒一「え…?しかし、もうお休みになられる時間なのでは?」

赤沢「いいから、来なさいよ」

恒一「かしこまりました」

ガチャッ

恒一「おまたせいたしました、泉美様」

赤沢「待ってたわよ、恒一くん」

恒一「それで…僕は何を?」

赤沢「ちょっとマッサージしてくれない?私、うつ伏せになるから」

恒一「は、はい」

赤沢「じゃ、よろしくね」

恒一(ど、どうしよう…緊張するな……)

いいね

赤沢「ほら、早くしなさいよ」

恒一「は、はい…」ギュッギュッ

赤沢「ん…そこ…」

恒一「はい」ギュッギュッ

赤沢「恒一くん、もしかして緊張してる?」

恒一「お恥ずかしながら…。こうして女性の体に触れるのは初めてなものでして…」

赤沢「ふふっ。可愛いわね」

恒一「面目ない」

恒一「ハア…ハア…」モミモミ

赤沢「ふふっ、どうしたの?息が荒いわよ?」

恒一「ハア…ハア…」モミモミ

赤沢「もしかして…興奮してるの?私の身体、見たり、触ったりして…」

恒一「!」

赤沢「くすっ…いいのよ?もう我慢出来ないでしょ?」

恒一「…泉美さまっ!」ガバッ



ていう展開はよ

赤沢「さてと…そろそろ寝ようかしら」

恒一「では、ごゆっくりお休みください。僕はこれで…」

赤沢「ちょっと、どこに行くのよ」

恒一「え…?ご主人様が用意してくださった客間が僕の寝室になっているので、そこへ…」

赤沢「……ここで寝なさいよ」

恒一「いや、しかし…」

赤沢「そ、添い寝しなさい!」

恒一「えぇっ!?//」

赤沢「こ、これは命令よ!」

恒一「で、でもそれはマズイよ赤沢さん…」

赤沢「ちょっと、呼び方」

恒一「あっ、すみません泉美様」

私もいます

非常に良いと思います

赤沢「ほら、早く…来なさいよ」

恒一「でも狭いんじゃ…」

赤沢「セミダブルだから心配ないわ」

恒一「…でもやっぱり……」

赤沢「いいから早くなさい!あなたは私の執事でしょ!」

恒一「か、かしこまりまた」

恒一「それでは失礼させていだきます…」

赤沢「よろしい」

恒一「お、お休みなさいませ泉美様」ドキドキ

赤沢「ちょっと、もうちょっとこっちに来なさいよ」

赤沢「そんな端で寝てたら落ちちゃうわよ?」

恒一「泉美様…なんて慈悲深い…」

赤沢「早くこっちに寄りなさいよ!」

赤沢「私の執事になりなさい!」

赤沢「キー!キー!」
恒一「ありがたやありがたや…」
赤沢「キー!キー!」
恒一「泉美様…美しい…」

こんな感じに見えてきた

恒一(うわ…ち、近い//)

赤沢「恒一くん、何でそっち向きで寝てるのよ」

恒一「えっ、だ、だって…」

赤沢「…こっち向きなさい」

恒一「は、恥ずかしいです…」

赤沢「何?私の方を見て寝れないって言うの?」

恒一「そんなこと……、わかりましたよ…」クルッ

赤沢「ふふっ」

恒一「も、もう寝ましょう」

赤沢「……」ぎゅっ

恒一「あ、赤ざ……泉美様!?」

赤沢「…私ね、何を抱いてないと眠れないの」

恒一「えっ…」

赤沢「だから…いいでしょ…?」

恒一「は、はい…//」

赤沢「これからも…頼むわね」

恒一「は、はい//」

赤沢「ふふっ。おやすみなさい、恒一くん」

恒一(赤沢さんの息が耳に…っ!)

チュンチュン…


恒一「……結局一睡もできずに朝を迎えてしまった」

赤沢「…んん……ん~?」

恒一「あっ、おはようございます、泉美様」

赤沢「ふぇっ!?こ、恒一くん!?//」

恒一「よく眠れましたか?」

赤沢(あ、そっか…私が添い寝させてたんだっけ。びっくりした…)

恒一「では、僕も自室で用意して来ますので、泉美様もご用意の方を」

赤沢「そ、そうね」

恒一「では失礼します」

執事期間延長がいいと思います

コンコンッ

恒一「泉美様、お支度はよろしいでしょうか?」

ガチャ

赤沢「ええ、では行きましょうか」

恒一「はい」



赤沢(ふふふっ…皆に見せ付けたらどんな反応するのかしら…)

赤沢(胸が熱くなるわね……)ニヤニヤ

恒一「泉美様、どうかなさいましたか?」

赤沢「な、何でもないわよ」

ついでに昼食の給仕もするんですね?

綾野「あっ、泉美ぃー!おっはよー…………!?」

赤沢「あら彩じゃない。おはよう、今日もいい天気ね」

恒一「これはこれは。泉美様のお友達の綾野様ではありませんか。おはようございます」

綾野「え、ちょ…え?」

赤沢「行きましょう、恒一」

恒一「はい、泉美様」

綾野「泉美様?…ちょ、ちょっとー!どう言うことなのよー!」

~教室~

綾野「えぇ!?こういっちゃんが泉美の執事になった!?」

赤沢「声が大きいわよ、彩」

ざわ…

 オイオイマジカヨ… サカキバラクンガ、アカザワサンノ…? イイナァ…

フェアジャナイヨネ… マカセロー…


赤沢(ふふっ…みんな動揺してるわね)

赤沢「恒一、肩揉んで頂戴」

恒一「かしこまりました、泉美様」モミモミ


鳴「ぐぬぬ」

素晴らしい

こういっちゃんはコーヒーを入れてあげるべき

小椋「ちょ、ちょっと!」

恒一「なんでしょうか、小椋様」

小椋「(キュンッ//)…じゃなくて!」

小椋「榊原きゅ…榊原く…榊原きゅ……榊原きゅんはそれでいいの!?」

赤沢「落ち着きなさい小椋さん」

恒一「それでとは…?」

小椋「まるで赤沢さんの下僕じゃない!」

恒一「しかし、これが僕の仕事ですから」

恒一「それに、泉美様にお仕えするのが僕の喜びなのです」

赤沢「ふふんっ」

恒一「泉美様が下僕になれと言うのであれば、僕は喜んで下僕になります」

小椋「ぐぬぬ」

無能のお嬢様に対しハイスペックの執事
素晴らしいと思います

~昼~

綾野「泉美、由美、多佳子、お弁当食べよ!」

杉浦「ええ」

小椋「お腹空いた~」

赤沢「恒一」パンパンッ

恒一「かしこまりました」

小椋「?」


恒一「お待たせ致しました泉美お嬢様」ガラガラ

杉浦「な、何か運んで来たわよ…?」

赤沢「ふふん。恒一が作ってくれたのよ?私のためだけにね」

小椋(この無能がぁ…!)プルプル

かわいい

赤沢「恒一、今日のメニューは何かしら?」

恒一「はい。子牛のステーキと今朝方、庭で収穫したばかりの新鮮サラダにトリュフを添えたものです」

赤沢「ふふっ、美味しそうね。さすがは私の執事だわ」

恒一「僕にはもったいないお言葉…ありがとうございます泉美様」

杉浦(なにこれ…)

赤沢「恒一。あ~ん」

恒一「…はい?」

赤沢「だから!あ、あ~ん」

恒一「…食べさせろと言うことでしょうか?」

赤沢「当たり前じゃない。早くしなさい」

小椋「そ、そんな事までする必要ないよ榊原きゅ…榊原く…榊原きゅ、く、きゅ…榊原きゅん!!」

恒一「しかし泉美様の命令ゆえ、断るわけには…」

綾野「由美の言う通りだよ!子供じゃないんだから!」

赤沢「外野は引っ込んでなさい。何せ恒一は私の執事なのよ?」フフン

小椋(む、無能のくせに…!)ギリリッ

恒一「ではお嬢様、あーん」

赤沢「あ、あ~ん//」パクッ

恒一「いかがでしょう?お口に合えばよろしいのですが…」

赤沢「…」モグモグ

赤沢「上出来よ、恒一。さすが私の…私だけの執事ね」

恒一「ありがたきお言葉、ありがとうございます」

綾野「ぐぬぬ」

赤沢「恒一、食後のコーヒーお願いできるかしら?」

恒一「もちろんご用意させていただいております、泉美様」

赤沢「さすがね。あなたの準備のよさには感服するわ」

恒一「いえいえ」

赤沢「それで、種類は何かしら?」

恒一「泉美様のお気に入り、ハワイコナのエクストラファンシーにございます」

赤沢「まあ…覚えててくれたのね恒一」

恒一「もちろんでございます」

赤沢「//」

恒一「杉浦様、綾野様、小椋様もよろしければご一緒にいかがでしょう?」

杉浦「えっ、私たちにもくれるの?」

恒一「お嬢様のお友達ですので、僕としてもそれなりのお仕えはしようかと」

赤沢「!?」

小椋「榊原きゅん…//」

で、でたー!
伝家の宝刀「ハワイコナのえエクストラファンシー」

赤沢「ちょ、ちょっと恒一!お仕えするのは私だけでいいの!」

恒一「お嬢様、わがままを言ってはいけません」

赤沢「で、でも!」

恒一「ご友人は一生ものにございますゆえ、僕としても大切にお扱いしたいのです」

綾野(こういっちゃん…//)

赤沢「ま、まぁ…そこまで言うなら……」

小椋「さすが榊原く…きゅ…榊原く、榊原きゅん!」

恒一「では皆さんも召し上がってください」

小椋「うんっ」ゴクゴク

小椋「…苦ッ!」

赤沢「コーヒーなんだから当たり前じゃない。…小椋さんには少し早すぎたのかしらね」

小椋「んだとぉ…」

おぐおぐもかわいい

~放課後~

赤沢「恒一」パンパンッ

恒一「お呼びでしょうか、泉美様」

赤沢「今から部活なんだけど、恒一も一緒に来なさい」

恒一「ですが、お母様から洗濯物をとりこむよう頼まれておりますので…」

赤沢「そんなのいいじゃない。その……一緒に帰りたいし…」

赤沢「とにかく!一緒に演劇部まで来なさい!見学でもしてればいいわ」

恒一「承知致しました」

ふんぞり返ってるんだろうな

~演劇部~

ガラッ

恒一「どうぞ、お嬢様」

赤沢「ありがとう恒一」

千曳「おや…榊原くんじゃないか。どうしたんだね?」

赤沢「彼、私の執事になったんです」

恒一「いつも泉美お嬢様がお世話になっています」

千曳「ほぉ…そうなのかい」

赤沢「ええ、ですからしばらくは彼もここにいさせてあげて下さい」

千曳「いいよぉ」

綾野「あっ!こういっちゃん!」

小椋「榊原きゅん!」

恒一「これはこれは…。歓迎してくれるなんて嬉しい限りです」

赤沢「ちょっと2人とも!私の恒一にベタベタしないでよ!」

赤沢「ふぅ…今日は結構体動かしたから疲れたぁ…」

赤沢「恒一」パンパンッ

恒一「はい、お嬢様」

赤沢「汗、拭いて頂戴」

恒一「かしこまりました」

千曳(泉美くんここぞとばかりに榊原くんを……調子に乗ってるねぇ)


赤沢「じゃあ帰りますね、先生」

千曳「気をつけて帰るんだよ」

赤沢「はい。 行くわよ、恒一」

恒一「かしこまりました」

~赤沢さんの部屋~

赤沢「ん~~、今日は疲れたぁ」

恒一「でしたら、今日はお早めにおやすみになられた方がいいですね」

赤沢「そうね」

赤沢「…恒一」

恒一「はい、何でしょうか」

赤沢「首筋に汗が垂れてるの、わかる?」

恒一「あっ、僕としたことが…。今拭いて差し上げます」

赤沢「ストップ」

恒一「?」

赤沢「あなたの舌で拭きなさい」

恒一「え?」

ほう

恒一「あの…おっしゃっている意味が良く分からないのですが……」

赤沢「舐めて綺麗にしなさい」

恒一「…」

赤沢「早くしなさい」

恒一「は、はい…」

恒一「では失礼して…」ペロッ

赤沢「あひゃ…//」

恒一(な、何で僕がこんなことを…赤沢さんひどいや!)ペロペロ

赤沢「そう、その調子よ恒一…//」



そして…、契約期間の3日目が終わった

~翌日~

赤沢「ハァ…あっという間だったわね…」

赤沢「キスの一つや二つ、しておけば良かった…」

赤沢「でもまぁ、なかなか充実した3日間だったし良いか!」

ガラッ

赤沢「おはよ………う…?…うええええっ!?」





小椋「そうよ恒一きゅん。もっと私の足をマッサージしなさい♪」

恒一「はい、由美お嬢様」モミモミ

赤沢「」

なんだと

赤沢「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと!何やってんのよ!!」

恒一「あっ、おはようございます、赤沢様」

小椋「今日から恒一きゅんは私の執事として雇うことにしたのよ」フフン

赤沢「な、何ですって……?」

小椋「恒一きゅん、足の匂いチェックして」

恒一「はい、由美お嬢様」クンクン

恒一「いい匂いにございます」

小椋「うへへ//」

小椋「恒一きゅん、私を抱きしめて頂戴」

恒一「はい、お嬢様」ぎゅっ

小椋「うぇへへ//」

赤沢「ぐぬぬ」

綾野(いいなぁ…)

赤沢(こうなったら…)

素晴らしい

赤沢さんオンリーで行こうと思ってたのに、書いてたら小椋さん√に…

誰かバトンタッチ

がんばって

嫉妬した赤沢さんが財力に物をいわせて恒一くんを買えばいいんよ

小椋「榊原とか言う転校生が気に食わない」
これ書いたのお前だろ

~翌日~

小椋「昨日、恒一きゅんどうしたのかしら…」

小椋「おしおきしなくちゃ」プンプン

ガラッ

恒一「泉美様、今朝のコーヒーはいかがでしょう?」

赤沢「ありがとう、私のかわいい執事」

小椋「えっ…?」


小椋「ちょっと何してんのよ恒一きゅん!」

恒一「すみません小椋様。僕は…また赤沢家に引き抜かれたのです」

赤沢「ふふっ。パパに頼んで今度は来年の4月まで契約したのよ」

小椋(無能のくせに金だけは有りやがって…!)

やればできる人だと思ってたよ

中尾(榊原めぇ…!)

恒一「あ、中尾様もよろしければコーヒーなどいかがでしょう?」

中尾「え?お、おう…」

赤沢「恒一、中尾は別に様付けすることないわよ」

恒一「ですがお嬢様の対策係りのお仲間でありますゆえ…」

赤沢「ま、恒一が良いなら良いけど」

恒一「どうぞ」

中尾「…」ゴク

中尾「…うめぇじゃねえか……」

恒一「喜んでいただいて何よりです、中尾様」

鳴「榊原くん、そんな泥水よりお紅茶が飲みたい気分なの」

赤沢「は?」

小椋「ぐぬぬぅ…」

綾野「残念だったね由美。でも、よく執事なんて雇うお金あったじゃん」

小椋「う、うん…親から3か月分のお小遣い前借りして…」

小椋「それで2日分をね…」

綾野「へぇ…じゃあどっち道、今日で契約は切れるはずだったんだ?」

小椋「ま、まあそうなんだけど…」




小椋「そうだ!あたしも赤沢家のメイドになればいいんだ!」

綾野「へ?」

なるほどなるほど?

              ,, ァ-「f‐f ^i-rァ、
             ムくヽゝ-`ー'"゙ーヘノ7、
          /,ヘ/`X´: : : : : : : : : : ヽユ、
         /: : :エニ/: : : : : : : : : : : : : : :}コヽ
          i: : :.`弋: : : : : : : :l : : : : l: : : i;:i '
         |: : : : : :l : : : : : : ,l: : : : ∧: : :lミi!i

         |: : : : : :l: : : : :/ }: : : /  }メ::l.:.i!:|
         |: : : :彡 //‐-/イ/::/-‐f‐リレ: :.:| 
         |: : : : :/ィ在示 ノレイ 斥示 Y : :|

         |: : : : : : l` 廴ノ     廴ノ /i: :.|
         |: : : : : : :.ゝ     、    /,ノ: :|
         |: : : : : : :ト         /::::: : :|

         |: : : : : : :|::ヽ    ´'`  /:::::::: : :|
         |: : : : : ::::∨| ` 、 _ /::::::::::::::.: :|

         レヽ: : : : : :/` 、 _  j\::::ィ::::ノ从ノ
          ヽ从ゝヽy   /公  ムル彡イノ
      {⌒l`ー y‐ヽヽ 入_/ l l∨\` 、_/ヽ
       y‐Lへ ヽ:::::::::く  ,,ノ | | ヾ 〉|::::::}_,,ん、
      i \ し、 }:::::::::::>、 __/| |!_, /i \::::|, / ハ
      |   \ j |::::∠,__    | |   ヘ,,/:::|, 〉/ i
      |    く ::::::::::::ヽ~ ̄ ` ̄´ オ:::::::|{/  |
      |     L|:::::::::::::::::` >-< ´::::::::::::|   j
     ハ      ソ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   ハ
     ハ      }::::::::::::::::::o::::::::::::::::::::o::::::::::|   |
     /        |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   |

赤沢父「と、言うことで、今日からうちで働いてもらうことになった」

赤沢父「小椋由美さんだ」

小椋「よろしくお願いしまーす♪」

赤沢「……は?」

赤沢父「榊原くん、先輩として色々教えてあげてくれたまえ」

榊原「かしこまりました、ご主人様」

赤沢「ちょ…え?」

小椋(ふふん)

赤沢「何で小椋さんまでうちに来てるのよ!2人もお手伝いいらないわよ!」

榊原「ですが、お嬢様の家は広いですし、2人の方が何かと便利かと」

小椋「そうそう♪」ギュッ

赤沢「ちょっと!恒一の腕に手を回すのはやめなさいよ!」

榊原「早速だけど、小椋さん。お風呂掃除の仕方を教えるね」

小椋「はいっ、先輩♪」

赤沢「ぐぬぬ」

榊原「ここがお風呂場だよ」

小椋(でけぇなオイ…)

小椋「うわぁ~、広いんですねぇ♪」キャハッ

榊原「ここに掃除道具一式が入ってるから、タイルの溝までしっかり頼むね」

小椋「おまかせください♪」

榊原「じゃあ僕はお嬢様の宿題を手伝いに行くから、あとは任せたよ」

小椋(なにぃ…)

小椋「頑張ってくださいね!先輩♪」



恒一「赤沢さん、何かようかい」
泉美「名字で読むの止してよ、名前で」
恒一「僕は苗字フェチなんだ」
泉美「それでも、私だけいいでしょ?」
恒一「なんね、それだけは譲れね、見崎に申し訳ねえ」

小椋「しっかし無駄に広い風呂だな…チッ」

小椋「いいや、適当にやって早く榊原きゅんのところに行こう」

恒一「…ではお嬢様、ここの問題を解いてみてください」

赤沢「ん~………」

赤沢「わかんない」

恒一「…」

赤沢「んー……」

恒一「いいんですよ?お嬢様、焦らずゆっくり行きましょう」

赤沢「そ、そうね」

恒一「僕と二人三脚で頑張って行きましょう」

赤沢「う、うん//」


バァンッ

小椋「お風呂掃除終わりましたー♪」

榊原「早いね」

赤沢「ちょっと!もっと丁寧にドア開けなさいよ!壊れちゃうじゃない!」

赤沢「あと、部屋に入る時はちゃんとノックしてから入りなさいよ!」

小椋「サーセンっした」

~後日~

赤沢母「まあ…!泉美が100点ですって!?」

赤沢父「やれば出来るじゃないか、泉美」

赤沢「えへへ//」

赤沢「これも全部、恒一のおかげよ」

恒一「いえ、僕はお嬢様のために少し手助けをしただけ…」

恒一「お嬢様が努力した結果が、そのままテストの点数に反映されただけです」

赤沢「恒一…//」

赤沢父「榊原くん、君は立派な執事だよ」

恒一「いえいえ」

赤沢父「君のような人に、婿に来てもらいたいなぁ…」チラッ

恒一「えっ?」

赤沢「や、やだ…パパったら、やめてよ//」

赤沢「恒一と私が結婚だなんて…んもぉ//」

O
o
 o



赤沢「…はっ。…マイ・スイート・ドリームか」

何故AnotherのSSの書き手は飽きやすいのか

赤沢「恒一くん、また…添い寝お願いできるかしら?」

恒一「は、はい。もちろんですお嬢様」

小椋「ではわたくしもご一緒させていただきますわ」

赤沢「ちょっと小椋まで入ってこないでよ!狭いじゃない!」

小椋「いいじゃんかよ」

恒一「お、小椋さん詰め寄りすぎだよ//」

小椋「ふふっ」

赤沢「ちょっと!恒一が困ってるじゃない!」

小椋「うるせぇ!」

チュンチュン…

恒一「ん…朝か……」

赤沢「恒一くぅん……」スヤスヤ

小椋「うぇへへ…えへへぇ//」スヤスヤ

恒一「なんか暑いと思ってたら…どおりで…」

恒一「ほら、2人とも朝ですよ」

赤沢「ん…?朝…?」

小椋「んー、あと5分…」

赤沢「あんた使用人なんだからさっさと起きなさい!」

小椋「っせぇな…」

恒一「ははは…」

赤沢「恒一くん、靴下穿かせて頂戴」

恒一「かしこまりました」

小椋「子供かよ…」

赤沢「小椋、野菜ジュース持ってきて頂戴」

小椋「かしこまりぃ~」ガチャッ


赤沢「ったく…クビにしてやろうかしら」

恒一「しかし、小椋さんも一生懸命やっております。もう少し様子を見てあげては如何でしょう」

赤沢「…恒一がそう言うなら…良いけど」

小椋「えーと…ニンジン、トマト、リンゴ、マンゴーをミキサーに入れてっと」

ウィーン

小椋「コップに注いで…」

小椋「仕上げに唾入れてやんよ」ペッペッ

小椋「へへっ、スペシャルブレンドだ!」

味の違いがわかる赤沢さんなら唾に気付くはずだ

小椋「おまたせ致しました、お嬢様」

赤沢「ご苦労様。でもやっぱコーヒーにするわ」

小椋(このぉ…)プルプル

恒一「では、もったいないので僕が頂きますね」

小椋「え?」

恒一「美味しそうだ」

小椋「あ、ちょ……」

恒一「ゴクゴク」

恒一「うん、美味しい」

小椋(あっ、でもこれはこれで…)ジュワッ

由美ちゃんのエクストラでファンシーな唾入りドリンク飲みたい

赤沢「さて、今日は日曜ね」

赤沢「小椋、庭で花の手入れをして来て頂戴」

小椋「かしこまりました」

ガチャッ

赤沢「恒一は洗濯して頂戴」

恒一「承知致しました」

赤沢「あ、下着は手洗いしてね」

恒一「えぇっ!?」

赤沢「デリケートなものは繊細に洗ってもらわないと」

恒一「わ、わかりました」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

赤沢「えっ…?今何て?」

恒一「ですから、今日でお嬢様の執事を辞めさせていただきます」

小椋「え、マジで…?」

赤沢「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!何よそれ!」

恒一「もともと僕は短期の希望でしたし…」

小椋「じゃ、あたしも辞めます」

赤沢「そ、そんな…」

赤沢「パパ!どう言うことよ!!何で恒一くんを引き止めなかったのよ!!」

赤沢父「仕方ないだろう、榊原くんにも事情があるんだ…」

赤沢「やだ!恒一くんにずっとそばにいてほしいのに!」

赤沢母「わがまま言うんじゃありません、泉美」

赤沢父「そばにいたいならお前が彼のメイドになればいいだろう」

赤沢母「そうね。社会勉強にもなるし」



赤沢「それだ!!」

~榊原家~

榊原「ただいまー」

赤沢「おかえりなさいませ、ご主人様」

榊原「え」

赤沢「あっ、カバンお持ち致しますね」

榊原「あ、赤沢さん…?何?……その格好?」

赤沢「に、似合ってますか…?//」

榊原(な、何だこれは…?何で赤沢さんが僕の家に…?)

怜子「おかえり恒一くん。赤沢さん、今日からうちのメイドになってくれるらしいの」

榊原「」

怜子「うちには雇えるお金なんてないって言ったんだけどね、お金はいらないって言うから」

赤沢「これから身の回りのお世話は私にお任せください、恒一様」

榊原「赤沢さん…困るよ…」

赤沢「ささっ、早くお部屋へ参りましょう」

榊原「ちょ、ちょっと…」



赤沢「さぁ、それでは宿題を済ませてしまいましょう。恒一様」

榊原「そ、そうだね」

榊原「……」

赤沢「……」

榊原「……」

赤沢「……」

榊原「あ、あの…そんなに凝視されたらやりにくいんだけど…」

赤沢「すみません。恒一様の真剣な横顔があまりにも素敵だったもので」

榊原「……でも赤沢さんてさぁ…家事できないよね?」

赤沢「(ギクッ) そ、そんな事ございませんよ?あはは」

榊原「…執事してたから分かるよ。できないよね?」

赤沢「う、うるさいわね!だから恒一くんの家で勉強するのよ!」

榊原「何で僕の家なのさ…」

赤沢「あっ!お風呂入れて来ますね!」

榊原「あっ、逃げた」



赤沢「ふふんっ。お風呂にお湯溜めてるわ。そうねぇ…あと15分くらいで一杯になるかしら」

榊原「蛇口ひねっただけなのに、そのドヤ顔…」

榊原「さてと宿題終わったし…お風呂入るか」

赤沢「いってらっしゃいませ!」



赤沢「さてと…何しようかしら」

赤沢「そうだ!お布団敷いておきましょう!」


赤沢「ガラッ。こ、これは…!赤沢さんお布団敷いておいてくれたの!?」

赤沢「ええ、そうよ」

赤沢「何て役に立つメイドさんなんだ…!」

赤沢「当たり前のことをしたまでです、ご主人様」

赤沢「気に入った!一生僕のメイドでいてくれ!」

赤沢「ご主人様がそうおっしゃるのでしたら、喜んで」

赤沢「いや、メイドじゃなくて…一生僕のそばにいてほしい。…僕の妻として」

赤沢「やだ…そんな…困りますご主人様//」

赤沢「いいだろ?泉美…」

赤沢「こ、恒一…//」

ガラッ

榊原「赤沢さん、お風呂ぬるかったんだけど…」

榊原「って何僕の布団に寝てるの!」

赤沢「お布団を温めておきました、恒一様」

榊原「え…」

赤沢「さあ、どうぞお入りになってください」

榊原「そう言えば赤沢さんはどこで寝るの?」

赤沢「添い寝して差し上げます」

榊原「ええっ?」

榊原「困るよ赤沢さん…」

赤沢「嫌ですか…?そうですよね…私なんて、どうせ無能だし、家事もできないし…」

榊原「赤沢さん……」

赤沢「でも、それでも恒一様の役に立ちたいんです…だからせめて、添い寝だけでも…」

榊原「…わかったよ赤沢さん」

赤沢「じゃあほら、早く入ってください」

榊原「う、うん…」


赤沢「恒一様…あったかい…」

榊原「ちょ、ちょっと胸が当たってるよ//」

赤沢「当ててるのでございます」

チュンチュン…

榊原「…赤沢さん、朝だよ?おーい」

赤沢「んん~?」

榊原「ったく…」

赤沢「あ、おはようございますご主人様!」

榊原「おはよう。早く支度しないと遅れるよ?」

赤沢「わわっ、もうこんな時間!」

榊原「制服、ここに置いておいたからね」

赤沢「あ、ありがとうございます」

榊原「あとさ…学校では、別に普段通りでいいから」

赤沢「それはいけません、ご主人様」

榊原「いやでも、恥ずかしいし…」

赤沢「私はご主人様に四六時中仕えていたいんです!」

榊原「まぁ…そう言うなら良いけど…」



鳴「おはよう、榊原くん」

榊原「あっ、おはよう見崎」

赤沢「おはようございます。恒一様のお友達の見崎様」

鳴「え…?」

喧嘩はやめようよ

ガラッ

赤沢「どうぞ、ご主人様」

恒一「ご、ご苦労様……」

ざわ…

小椋「えっ…何?何よあれ…」

綾野「何か立場が逆転してない…?」

中尾(おいおいおいおいおいおい、おぃぃぃい!!)

赤沢「ご主人様、さあ、どうぞ♪」

恒一「ありがとう、わざわざ椅子を引いてくれて」

中尾(羨ましすぎるだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!)

綾野「ちょっと泉美!どういうことなの!?」

小椋「説明してよ!」

赤沢「ああ、私ね、恒一くんの…いえ、恒一様のメイドになったのよ」

小椋「な…んだと……?」

杉浦「へぇ、そうなんだ?」

赤沢「ふふん」

綾野「ぐぬぬ」

赤沢「恒一様、ハワイコナのエクストラファンシーをどうぞ」

恒一「は、恥ずかしいからやめてよ赤沢さん」

赤沢「恥ずかしがる必要などありません」

恒一「こ、困るよ…」

鳴「榊原くん、紅茶飲む?」

恒一「え?いいの?」

鳴「2本持ってきたからね…」

恒一「ありがとう、もらうよ」

赤沢「ちょ、ちょっと恒一く…恒一様!なんで紅茶は飲むのよ!」

恒一「僕、やっぱコーヒーは苦手なんだ…」

赤沢「な、何で…!」

恒一「苦いし…」

鳴「ふふん」

赤沢「ぐぬぬ……そうだ!」



赤沢「ほらほら恒一様!紅茶セット持ってきたわよ!」ガラガラ

恒一「うわぁ、すごいね」

赤沢「ちょっと、邪魔!もう少しあっちに机寄せてよ!」

望月「えぇ~?」

赤沢「アールグレイですよ、恒一様」

恒一「アールグレイ…?最高だよ!」

恒一「やっぱ缶より、ちゃんと淹れた紅茶の方が美味しいね」

鳴「ぐぬぬぬ」

赤沢「当たり前じゃない」

王子「僕はダージリン派だなぁ」

赤沢「わかってないわねアンタ」

和久井「僕は麦茶派だな」

赤沢「そもそも紅茶じゃないし」

恒一「美味しかったよ、赤沢さん」

赤沢「いえいえ、メイドとしてこれぐらい当然です」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月08日 (水) 02:50:24   ID: T4E1wYtr

え、終わり⁈
すごく良かったのに

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