杏子「さやか、数3教えてくれ」 さやか「え?」(245)

杏子「おい、さやかー!」

さやか「ん?ああ、杏子?どしたの?」

杏子「数3教えてくれ」

さやか「!?」

さやか「え?いきなり何?」

杏子「いやさあ、昨日どうしても数3のここが解けなくてさあー」

杏子「だから、な?」チラッ

さやか「いやいやいや!私に言われても!」

杏子「またまたぁ~さやかはそんなこと言ってやれるんだろぉ~?」ウリウリ

さやか「やっ、ちょ、ちょっと!マジで無理だって!」

さやか「ってか数3って何!?」

杏子「えっ」

杏子「何って数3は数3だよ。ホラ、積分」

さやか「いやホラって言われても……何これ数学?」

杏子「数学3」

さやか「3って何よ!!」バシ

杏子「3は3だろ!!」

杏子「あっさやかもしかして文系? だよなー!さやか見た目からして文系そうだもんなー!」

さやか「どういう意味だよ」

杏子「なら数3は分かんないよな!悪い悪い、じゃあ誰か理系の奴って知ってるか?」

さやか「えっ?り、理系? 何それ」

杏子「え?理系は理系だろ?」

さやか「だからそれ何なの? さっきから文系とか理系とか」

杏子「ひょっとしてさやか文理選択まだなのか……?」

さやか「また知らない単語が出てきた!」

さやか「そういうのはよく分からないけど多分まだだよ……受験だってまだ一年も後だし……」

杏子「ん?今なんて?」

さやか「そういうのはよく分からないけど多分まだだよ……」

杏子「いやその後」

さやか「受験だってまだ一年も後だし……」

杏子「は?」

さやか「いや は?ってアンタ……」

杏子「マジかよーーーーーー焦って損したーーーーーー」コロリン

さやか「あーもー歩道で寝転がるなよ!補導されるぞ!」

杏子「歩道で補導か、プッ さやか面白いこと言うな」

さやか「うっさいわ!」バシ

杏子「じゃあ急いで誰かに聞くことも無いか、ありがとな!さやか!」タッタッタッ

さやか「あ、ちょっと!」

さやか「……行っちゃった」

学校

さやか「ダァーーーー疲れたーーーーーー」

まどか「さやかちゃん朝から辛そうだね?どうしたの?」

ほむら『女の子の日なんだよーまどかー』

さやか「変なアテレコすんな!!」

さやか「実はさっき杏子に変なこと聞かれてさ、もう大変だったんだよ」

まどか「上條君のこと?」

さやか「違う違う、なんか数3がどーだとかなんとか」

まどか「数3?ほむらちゃん、知ってる?」

ほむら「勿論よ」ファサ

さやか「へぇ、数3って何?」

ほむら「数学の最終進化形態みたいなものよ」

さやか「さっぱり分からん」

ほむら「でしょうね。貴女文系っぽいもの」ファファサッ

さやか「それさっきも杏子に言われた」

さやか「んじゃ文系とか理系とかって何よ」

ほむら「美樹さやか、貴女はどこまで愚かなの」

さやか「もうバカで良いから教えてよ」

QB「それには及ばないよ」

さやか「わっ!出た!」

ほむら「シッシッ」

QB「人を野良猫みたいに扱わないで欲しいな」

まどか「人じゃないよね」

さやか「ふーん、いずれ文系理系を自分で選ぶことになるのかー」

QB「文理選択によってその後の自分の人生が変わってくると言っても過言では無いだろうね」

さやか「へー……真面目に考えないとダメなんだ」

ほむら「因みに私は理系に行くつもりよ」

さやか「まどかは?」

まどか「私は文系かなぁ、国語とか好きだしね」ティヒ

ほむら「因みに私は文系に行くつもりよ」

さやか「即変えおったこいつ」

さやか「じゃあ杏子は理系ってこと?」

ほむら「そうなるわね」

さやか「しっかし意外だなー。あの杏子がそんなに勉強できるなんて」

ほむら(中学校にも通っていないのに大学受験の勉強してるっていうのもなんかアレだけど)

QB「さてここで問題だ。佐倉杏子は一体どうやって勉強していると思うかい? 正解者には100インキュベーターポイントをあげよう」

さやか「インキュベーターポイントって語呂悪っ」

QB『1番、独学で勉強している』

QB『2番、マミに教えてもらっている』

QB『3番、進○ゼミを使っている』

QB「さあどれだ!!」

さやか「1番!」

まどか「2番!」

ほむら「3番」

QB「全員ハズレ」ップ

ほむら(うっざ……)

QB「正解は『実は隣町の高等学校に通っている』でした。三人とも惜しかったね、参加賞として10イ○ポをあげよう」

さやか「インキュベーターポイントを略すなよ……ってええええええ!!!!!!!???」

ほむら「えええええええええええ!!!!!????!!!」

まどか「杏子ちゃん女子校生だったの!?」

QB「そんなことも知らなかったのかい?君達情弱だなぁ」

まどか「知ってた」

ほむら(知らなかった……まさか高校生だったなんて……)

さやか「えっえっ、え?」

まどか「杏子ちゃ……じゃなくて、杏子、さん……?」

QB「実はマミよりも歳上だったんだ」

放課後

さやか「いやー驚いた驚いた。まさかあいつが歳上だったなんて……」

まどか「それ聞いたときほむら」

放課後

さやか「いやー驚いた驚いた。まさかあいつが歳上だったなんて……」

まどか「それ聞いたときほむらちゃん凄く驚いてたね」

ほむら「なんのことかしら」ファサ

マミ「あら、皆揃って下校かしら?」

さやか「マミさん!」

ほむら(校門でずっと待機してたのね……)

マミ「じゃあどうかしら?一緒に帰らない?」

さやか「はい!」

ほむら「構わないわ」

まどか「ティヒヒ、下校が賑やかだね」




杏子(高校制服)「よう、揃ってんな」

4人「!?」ビクッ

杏子「楽しそうだな?あたしも交ぜてくれよ」

マミ「あら佐倉さん。いいわよ、一緒に帰りましょう」クスッ

さやか「…………」

ほむら「…………」

まどか「?」

さやか(なんて言えば良いの!?なんて声かければ良いの!?)

ほむら(知らないわよ……美樹さやか、いつものノリで行きなさい)

さやか(いや歳上って知ったらなんか気が引けるんだけど!!)

マミ「二人ともどうしたの?」

QB「佐倉杏子が自分達よりも歳上だと知って対応に困っているんだよ」

マミ「えぇ!?」

QB「おやどうしたんだいマミ?まさか君も知らなかったのかい?」

マミ「いや、美樹さん達と同い年だと思ってたから……」

QB「同い年どころか君よりも歳上だよ、マミ」

マミ「うぇえ!?」

QB「やれやれ、君も知らなかったのかい。君のその豊満な乳は何の為にあるんだい?」

マミ「胸は関係無いでしょ!?」

杏子「さっきから何なんだ?いいから行こうぜ!」

さやか「あ、あの、杏子さん」

杏子「なんだよその呼び方……気持ち悪いな」

さやか「だっ、だって!まさか歳上だったなんて思わなかったし!!」

杏子「え?」

さやか「え?」

杏子「えっ何お前ら、あたしよりも年下なの?」

さやか「私達中学生ですけど」

杏子「えっあそこ高校じゃないの?」

さやか「見滝原中学ですけど」

杏子「ひゃーーーーーーーー驚いた!!!!!」

QB「驚いた!!!!!」

ほむら「何故あなたが驚くの?」

QB「いやあまさか杏子も知らなかったなんてね。驚いた驚いた」

杏子「じゃあさやかはあたしと3つ違うのか!」

さやか「そ、そうなるね」

杏子「ほほーん、年下。ホレホレ」

さやか「やっ、ちょっと!胸触らないで……」

杏子「ま、どうでもいいや」

さやか「いいの!?」

杏子「おう!敬語とか使われても堅苦しいだけだしいつも通りで、な」

まどか「そうだね!ねぇマミさ……」

マミ「」

まどか「固まってる……」

ほむら「先輩だった分、歳上には弱いのかしら」

QB「マミ!」モミッ

マミ「ひゃっ!な、何かしら!?」

まどか「あ、起きた」

ほむら「なにドサクサに紛れてセクハラしてるのよ」モ゙ッ

QB「ひでぶっ」

QBになりたい

杏子「ほらマミ!帰るぞー」

マミ「そ、そうね。帰りましょう」

まどか(マミさんさっきのことあまり覚えてないっぽいね)

さやか(そっちの方が都合良いかもね)

QB(おっぱい)

ほむら(巴マミはメンタル面が弱いのかしらね……)

下校中

杏子「んじゃ、あたしはここで」

さやか「うん!じゃね!」

まどか「さやかちゃんもうすっかり慣れたね」

さやか「そりゃまあね! つーか杏子に敬語使うのは違和感がバリバリだったからなぁ……」

QB「さてここで問題だ!正解者には1000イン○あげよう」

さやか「またかよ……」

ほむら「なんかポイント高くなってるわね」

マミ「何の話?」

QB「ずばり、『佐倉杏子はどの様にして学費を稼いでいるか』だ」

QB『1番、真面目にアルバイトして稼いでいる』

QB『2番、奨学金で学費を払っている』

QB『3番、援助○際して稼いでいる』

QB『4番、カツアゲして稼いでいる』

QB「さあどれだ! 画面の向こうの君達も是非考えてみてくれ!」

俺「5番 払ってない」

特待生とかじゃね

さやか「2番!」

まどか「1番!」

ほむら「4番」

マミ「うーん……?1番?」

QB「お~~やおや???君達、佐倉杏子が援○してないと言い切れるのかい?」

さやか「え……!」

まどか「まさか……!?」

ほむら「…………」

QB「まあ実際」

QB「援○なんてしてないけどね」

ご飯たべてくるね!

           イ三三三三 \
         /イニニニニ\ヽ\ゝ_
       /イニニニニニ\\V/彡\、
       |三ニ>───、\V//彡\ヽヽ
       |三ニ|         ̄ \\ヽ|

       ハ三シ∠ミヽ,        \ミ l
      {!レ/  ミゝ.,_     ∠三ゝ |ミ l
       | レ  彡ヽ`'ゝ   f=・xミ;  |ミ/
       '┤      ノ  i `''     /}
       l  ーイ⌒(、  ':i      / /
       |   《三ヲ`7≦     〃
       ト、   斤  ̄`''キ≧   /´
      <| 丶  ヽニ--ソ'"   /
     ノ| \ \    ̄   /\
    / l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉  /\
__/   .ト、ヽ  i    |  /  |.  \_

QB「ん!>>70の辺りで正解が聞こえたような気がしないでもない!!」

さやか「どっちだよ……」

QB「うん。正解だ。彼女は実は特待生だったんだよ!!!」

まどか「わぁー凄い!杏子ちゃん頭良いんだ!」

QB「彼女はああ見えて努力家だからね」

マミ「結構意外ね……」

ほむら「アホの子のイメージが強いからかしらね」

QB「君達またも惜しかったね。」

さやか「というか番号で選ばせてその中に正解が無いってどうなのさ」

QB「細かいこと気にしてるとすぐ魔女化するよ?まあ僕はそっちの方が有りがたいけどね」

ほむら「で?参加賞は?」

まどか(ほむらちゃんが参加賞を要求してる……こっちもなんか意外だな……)

QB「勿論用意してるさ。はい、100イ○ポ」

さやか「これ貯めてなんか良いことあるの?」

QB「景品と交換できるよ。100ポイントでうんまい棒(QB味)とか」

さやか「何味だよ」

QB「1000ポイントで上條恭介とか」

さやか「恭介やっす!!!!!!!!!!!恭介うんまい棒10本分!!?!??!!??」

マミ「と、友達とかも交換できるのかしら?」

まどか「マミさん……」

ほむら「巴マミ……」

その頃

杏子「ホテルの中だと勉強しにくいな……」

杏子「まあ勝手に使ってるだけだから贅沢は言えないけどな」

杏子「さ、勉強勉強っと」

杏子「英語でもやるかー、ティロ・フィナーレっ」

杏子「ってこれイタリア語じゃねーかwwwwwwwwwwしかもセルフノリ突っ込みwwwwwwwwwwww」

杏子「…………」

マミ「じゃあまたね、鹿目さん、美樹さん、暁美さん」

さやか「マミさんさよならー!」

まどか「さよならー!」

ほむら「アディオス」

QB「カッコ良いね、暁美ほむら」

ほむら「突っ込みなさい」

QB「性的にかい?」

ほむら「早く死んで」

まどか「やっぱり私達も勉強した方が良いのかなあ」

ほむら「今の内からやっておくと泣きを見ないで済むことは確かね」

さやか「うぇー……やだなぁ……」

マミ家

マミ「……私もそろそろきちんと勉強しないと」

マミ「もう受験かぁ……はっきりと進路も決めてないしなぁ……」

マミ「一応?進学の?つもりではあるけど?」

マミ「……私、進学できるのかしら」

マミ「受験で面接とかあるのかな……」

面接官『中学でお友達はたくさん居ましたか?』

マミ「いやいやいやいやいやいや」ブンブンブンブン

翌日 学校

さやか「げ!再来週から期末テストじゃんか……」

まどか「うぇー……」

ほむら「まどか、私が全力で手伝ってあげるわ」

まどか「ほむらちゃん……/////」

さやか「何故頬を染める」

さやか「! そうだ!私には頼れる先輩がいるじゃないか~~~~マミさん!!!」バァン!

マミ「ひっ!ああ、美樹さん?どうしたの? あと扉は丁寧に扱ってね」

さやか「勉強教えてください!!」

マミ「勉強?」

さやか「はい!実は私、授業中ずっと寝てたんで……」

マミ(やばいテストのことすっかり忘れてた)

さやか「マミさ~~~~ん」

マミ(頼 ら れ て い る)

マミ(でも今は自分のことで精一杯……)

マミ(どうすれば……)

QB「お困りのようだね、マミ、さやか」

さやか「あ、キュゥべえ」

QB「君達、今の自分の学力に不安があるなら佐倉杏子に教えてもらうというのはどうだい?」

マミ「佐倉さんに?大丈夫なのかしら……?」

QB「まあ彼女は中学の内容位ならそれなりにできるだろうしね」

さやか「そっかー、杏子か……よし!」

さやか「そうと決まれば早速杏子に……」

さやか「……マミさん、杏子の連絡先とか、知ってますか?」

マミさん「いえ……全く知らないわ……」

さやか「…………」

マミ「…………」

さやか「初っぱなから積んだあああああああああああ!!!!!!!」

マミ「もう皆赤点しかないじゃないいいいいいいいいいい!!!!!!!」

杏子「何叫んでんだよお前ら……」

さやか「! いたあああああ!!!」

杏子「ひゃ!?何なんだよもう……」


ホテル

杏子「はぁ……それで私を探してたのか……」

杏子「しょーがねーなー できる範囲なら教えてやるよ……」

さやか「マジで!?やった!」

マミ「ごめんね、佐倉さん」

杏子「まー気にすんなって。今度美味い菓子、用意しとけよ?」

マミ「ふふ、任せて」

杏子「で? さやかはどこを教えて欲しいんだ?」

さやか「えーっと……そう、ここ。反比例」

杏子「はwwwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwwwぴwwwwwwwwwwwwれwwwwwwwwwwwwいwwwwwwwwwwwwクッソ懐かしいなwwwwwwwwwwww」

さやか「え?あ、うん」

杏子「ププッ……マ、マミは……?」

マミ「ここなんだけど……」

杏子「二次関数wwwwwwwwwwww原点からのグラフwwwwwwwwwwwwチョロ杉だろwwwwwwwwwwww」

マミ「……そ、そう」

杏子「んだよこんな簡単なやつに悩んでんのか?」

杏子「まー任せとけ!ちゃっちゃと教えてやるよ!」

さやか(杏子がめっちゃ頼もしく見える……)

マミ(もう何も怖くない……)

杏子「えーとまず反比例だろ……」

杏子「…………」

杏子「……えっと、」



杏子「反比例って、どうやってやるんだっけ……」

QB「あるあるwwwwwwwwwwww」

杏子「!? キュゥべえか!? びっくりした……」

QB「よくあるよねそれwwwwwwwwwwww『楽勝だろ』と思ってた物がいざやろうとすると解き方をすっかり忘れてるっていうアレwwwwwwwwwwww」

さやか「えっと、杏子?」

杏子「大丈夫だ!安心しろさやか!」

杏子「…………っく……」

杏子「……! そうだ!ここで代入するんだったな!!」

杏子「思い出してきた……」スラスラ

杏子「そうそうこうやるんだよ!!」

杏子「さやか、この問題はな……」

さやか「へー……」

―――――――――――――――

杏子「終わったー!! 次はマミのだな!」

マミ「ええ!教えてね、佐倉さん」

杏子「おう! 確か二次関数だったよな……」

QB「忘れた???wwwwwwwwwwww」

杏子「いや流石にこれは忘れねぇよ」スラスラ

QB「チェッ」

杏子「はい終わり!」

マミ「ありがとう、佐倉さん!!」ギュー

杏子「はは、よせよ」

さやか「ありがと! ホント助かったー!」

杏子「あ、復習は必ずするんだぞ! 家に帰ったらすぐやること!いいな?」

さやマミ「はい!!」

QB「いやはや驚いた。これは10000イ○ポものの働きだよ、佐倉杏子」

杏子「イ○ポってなんだよ」

一方その頃
まどか家

まどか「ほむらちゃーん、ここが分からないよ」

ほむら「任せなさい」ドヤァ

まどか「ティヒヒ、ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「ふふ」ファサ

タツヤ「ねーちゃ、めしー!」

まどか「あ、ほむらちゃんご飯できたよ!」

ほむら「はーい」

杏子「……しっかし、誰かに頼られるってのも悪く無いな」

QB「君は独学だったからね。大したものだよ」

杏子「まぁ、な」

杏子「懐かしい勉強だったな……」

杏子「zzz……」

QB「シーツも被らず寝ると風邪を引くよ?」

QB「…………」

QB「……」ファサ

QB「おやすみ、佐倉杏子。」

テスト当日

教師「始めてください」

バッ カリカリカリカリ

さやか(……いける!)

マミ(……予想問題がダイレクト!)

まどか(ほむらちゃんの言った通りだ……)

ほむら(zzz……)←解き終わった




杏子「あいつら、頑張ってるかな……」

お風呂……入ってくるね/////
すぐ出るから……

お風呂先に入られたから続き書く

教師「終わりです」

さやか「んー!終わったー!」

まどか「さやかちゃんどうだった?」

さやか「んもーバッチリですわ!!」

ほむら「あら、意外ね。常に赤点ギリギリだった貴女が自信ありだなんて」

さやか「んふふ、今回はたっぷり教えてもらっちゃったからねー!」

ssがアニメ化したら数字取れると思う

マミ「皆どうだった?」

さやか「完璧です」

まどか「結構できました」

ほむら「当然よ」

マミ「私もよ!」

QB「テスト2週間前にしっかり勉強すればちゃんと良い点数は取れるものなんだね」

QB「驚いた!!!!!」

ほむら「それ毎回やるの?」

杏子の学校

杏子(あいつらテスト終わったか?)

杏子(良い点取れてるといいけどな……)

杏子(って自分のことにも集中しないと!)

杏子(ヤベエ!今のとこ聞き逃した!)

杏子(腹減ったな)

杏子(なんかもういいや)

杏子「よう!お前らどうだった?」

さやか「皆オッケーだった!」

杏子「やったな! あたしも苦労して教えた甲斐があるってもんだ」

QB「うっし、今夜は祝勝パーティーと洒落込むか!」

杏子「ナチュラルに人の台詞を喋るな」

このQBなら許せる

マミ家

杏子「今回は良かったかも知れないけど、毎回こうとは限らないぜ?」

杏子「日頃から予習・復習!」

4人「はーい」

杏子「あと授業は寝ない!いいな!さやか!」

さやか「はーい」

杏子「マミ、あんまり勉強の事とかで悩みすぎるなよ?」

マミ「ええ!」

杏子「まどか、こいつに頼りきってちゃダメだからな」

ほむら「ホム……」

まどか「ティヒヒ……はーい!」

杏子「あとほむら!あんまりまどかを甘やかすなよ?」

ほむら「どうかしらね」ファサッ

杏子「口答えしない」

ほむら「……分かったわよ」



ほむら(まさか佐倉杏子がここまで大人びているだなんて……)

ほむら(巴マミがまるで妹のようだわ)

ほむら「……胸は全く違うけど」

杏子「なんか言ったか?」サワッ

ほむら「ひゃあん!!」ビクゥッ

今度こそお風呂入ってくる

保守ありがとう

ほむら「な、ななな何をするの!」

杏子「んー?ちょっと気になる言葉が聞こえたから触っただけ」

ほむら「……もう」

杏子「あっはは、早く寝ろよー?」

ほむら「言われなくても寝るわよ……」

QB「百合も悪くないかもね」

杏子「唐突に出てくるの止めろよ……」

ほむら「zzz……」

杏子(ほら、ほむら寝たところなんだから)

QB「おっと、それは失礼したね」

QB「いや今の会話から寝るの早すぎだろ」

杏子「素で突っ込むな」

杏子「さって、あたしも寝るかな」ゴロン

QB「そうかい」モゾモゾ

杏子「おい入ってくんなおい」

杏子「コラ」

杏子「……ったく」



まどか「うぁ……マミさんの家でお泊まりしたんだっけ……あ、」

まどか「さやかちゃんおはよ~~~~~~」

さやか「おはよまどかぁ~~~~~~」

ほむら「おはよまどかは私のポジションよ」グググ

さやか「ふぇ~~~~~」

マミ「zzz……」

学校

教師「テスト返しまーす」

さやか「っしゃあ!!87点!!」

ザワ・・・ザワ・・・ おい美樹が八割かよ…… そんな簡単だったか今回……?

さやか「それちょっと酷くない?」

まどか「まあまあ」

まどか「85点か~」

さやか「マジで!?まどかに初めて勝った!」

まどか「ティヒヒ、負けちゃったね」

さやか「まさかほむらにも……!?」

ほむら「100点だけど」

さやか「ですよね!」

マミ(きゅ、93点……)

マミ(凄い!佐倉さんに教えて貰ったからだわ!)

マミ(こんな気持ちでテスト返しを受けるのは初めて……!)

マミ(もう何も怖くない!)

QB「調子に乗ってるとまた落ちるよ」

マミ「」ビクッ

放課後

杏子「そうか!やっぱり良かったか!」

さやか「うえへへへへへへへ」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」

ほむら「……」ファサ

マミ「えへへ……/////」

QB「何この幸せオーラ」

QB「立ってられねぇ」ガクッ

マミ「あのね、佐倉さん……」

杏子「ん?どしたー?」

マミ「私、進学することにしました!」

杏子「進学?

マミ「ええ、前から進路のことについても考えてたんだけど……上手く考えがまとまらなくて」

マミ「でも今回、こうやってみんなと勉強して今自分のやりたいことが何かがハッキリ分かったの」

杏子「はは、そうか」

マミ「それだけはしっかりと伝えたかったから……」

杏子「自分で決めたことなら、自信持てよ!」

マミ「佐倉さん……ありがとう」

さやか「……いいなあ」

まどか「……いいねえ」

ホテル

杏子「あ゛ーーーーーーあたしも勉強しねーとなーーーーーーも゛ーーーーーー」

杏子「……大学かー」

杏子「……学食とか美味いのかな」

QB「君はどんなサークルに入るんだい?」

杏子「サークル?んだそりゃ食えるのか?」

QB「君は変なところで無知だね……」

ベクれ学食おいしいお(´;ω;`)

杏子「あ……数3のここ……結局やりそびれてんじゃん」

杏子「もう一回考えてみるか……」

5分後

杏子「zzz……」

QB「やれやれ」

学校

QB「さてそろそろ貯まったイ○ポを確認しようじゃないか」

さやか「うわそんなのあったなあ」

QB「まどかが193ポイント、さやかが197ポイント、ほむらが210ポイント、マミが193ポイント」

さやか「こりゃまた微妙な点数だな!」

QB「前々からのポイントと今回のテストの点数を合計したよ」

まどか「中途半端だね」

ほむら「全員合わせて上條恭介一人分位にならなるんじゃない?」

QB「ちょっと足りないね」

恭介「なにを……話しているんだ……?」

このフィギュア、お魚さんの腐った匂いがする…

>>198
は?(威圧)

QB「まあどうでもいいや」

さやか「いいの!?」

QB「そんなことより君達は学生だろう?ほら、学生の本分はなんだい?」

さやか「べ、勉強でーす」

QB「よく分かってるじゃないか。それじゃ、午後の授業も頑張るんだね」タッ

まどか「じゃあね、キュゥべえ」

放課後

マミ「佐倉さん!!」

杏子「マミ!?どうしたんだよ……」

マミ「勉強でね、分からないところが……」

杏子「あー分かった分かった、教えてやるよ……」

さやか「いつもの光景になってしまいましたなあ」ウンウン

まどか「なんだか羨ましいね」

ほむら「ならまどか、一緒に勉強するかしら?」

さやか「さやかちゃん置いてかないでー!」

そして高校受験の日

マミ「」ガクガクガクガクガク
さやか「マミさん!」

まどか「マミさん!!」

ほむら「巴マミ、頑張りなさい」

杏子「マミ!今日の為に毎日頑張ってきただろ!? お前ならやれる!」バン

マミ「え、ええ 行ってくるわ」ガクガク

杏子「大丈夫かな、あいつ……」

マミ(大丈夫……落ち着いて行くのよ……)

監督者「始め」

バッ カリカリカリカリ

マミ(ん……!)カリカリ

マミ(これは……!)カリカリ

マミ(いける……!)カリカリ

マミ(佐倉さんに集中的に教えてもらったところ……!!)カリカリ

QB(あ、これ進研ゼミでやったところだ)カリカリ

ほむら「長いから飛ばすわね」カチッ ギューン

―――――――――――――――

マミ「…………」

さやか「マミさーん!!」

まどか「マミさん!」

ほむら「どうだったかしら?」

マミ「……で」

杏子「で?」

マミ「できたーーーーーーっ!!!」

QB「イャッホォーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

合格発表日

マミ「すー……はー……」

ほむら「何故他の三人は後ろで待機してて私は巴マミの隣で掲示を待ってるのかしら……」

マミ「ご、ごめんなさい、暁美、さんが、一番落ち着くから」

ほむら「落ち着きなさい巴マミ」

杏子「……来たっ!!」

さやか「マミさん……どう?」

まどか「えっと……アレかな?」

杏子「うおおおお!!!あったああああ!!!」

さやか「マミさん踊りまくってる!!乳揺れすぎ!!!」

まどか「マミさーん!!!!!」

ほむら「フッ、良かったわね、巴マミ」

マミ「やったぁーーーーー!!!」ブルブルブルブル

ほむら「喜ぶのは良いけれど胸を揺らすのは止めてくれないかしら」







QB「あった!」

QB「これで今日から僕も高校生だね」

さやか「さーて、来年は私達かー!!」

まどか「頑張ろうね、さやかちゃん!」

さやか「おうよ!そして……」

杏子「ん?」

さやか・まどか「今年も宜しくお願いしまーす!!!!!」

杏子「チッ、しょーがねーなー!!」

ほむら(まんざらでも無い顔ね)クスッ

杏子「ほら、さっさと行くぞ!」

4人「はーい!!」









QB「……あ、制服の採寸お願いできますか?はい……身長?30センチ弱……え?嘘じゃないですよ?」


~fin~

はい、書き溜め無しの初のまどマギSSでしたが皆さん如何でしたでしょうか
自分としてはノリノリで書けて楽しかったです!

あんこちゃん!!万歳!!!

あんこちゃんの大学受験の話はまたいつか書けたらなあ、と思います
皆さん本当にありがとうございました

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