ハルヒ「キョン気持ちいいよぉ!」 (73)

ハルヒ「キョン!」

男「おい、キョンって誰だよ」

ハルヒ「ごっごめんなさい、間違ったのよ」

男「間違った?お前まさか浮気してるんじゃないのか?」

ハルヒ「してないわよ!」

男「ならなんだよキョンって、外人か?」

ハルヒ「…漫画のキャラなのよ」

男「は?なんだよお前オタクだったのかよ」

ハルヒ「そっそうよ」

男「まじうけるわー、お前って全然そう見えないからな」

ハルヒ(よかった…)

くぅ~
いいよ~

ハルヒ「キョン、今何してるのかな…」

ピッ

ハルヒ「キョンでないかな」






キョン「電話なってるぞ」

長門「私が出る」

ガチャッ

長門「もしもし」

ハルヒ「…」

ガチャッ

長門「切れた」

キョン「誰だったんだ?」

長門「無言電話」

キョン「また無言電話か、久しぶりにかかってきたな」

ハルヒ「まだ有希と付き合ってるんだ…結婚するのかなあの二人」

ハルヒ「何で私じゃないのよ…キョン…」

古泉「おや、もしかして涼宮さんじゃないですか?」

ハルヒ「こっ古泉くん!」

古泉「…泣いてるんですか?」

ハルヒ「久しぶりね」

古泉「何かあったんですか?」

ハルヒ「ちょっとね…」

古泉「僕の家は近くなんですよ、良かったら家に来ませんか?」

ハルヒ「…うん」

ガチャッ

古泉「どうぞ」

ハルヒ「うん…おじゃまします」

古泉「おや、窓から新しい風が吹き込んできました」

ハルヒ「インスパイヤーザネクストね」

ハルヒ「今日も靴が隠されてる…」

半年前にSOS団が解散して以来、私には不幸な出来事が続いていた。もくるちゃんも小泉くんも長門はんも居なくなっちゃうし、きゎんは佐々木さんと付き合って楽しそうにしている。

~半年前~

だめだ、五時が多すぎる

ハルヒ「結構高そうな部屋ね」

古泉「こう見えても結構収入いいんですよ」

ハルヒ「へぇ、私の彼氏ってフリーターだから」

古泉「どうぞ座ってください」

ハルヒ「うん…」

古泉「先ほどはその彼氏さんの事で泣いてらしたんですか?」

ハルヒ「うん、まぁそんな感じかな」

古泉「そうですか、すみません、なぜかほっとけなくて」

ハルヒ「…私を部屋に呼んだってことは古泉くん、私を」

ただいまー

古泉「ちょうどよかった、みくるがかえって来ましたよ」

みくる「あれ、涼宮さんじゃないですか、久しぶりです!」

ハルヒ「あれ、みくるちゃん?」

古泉「僕達結婚したんです」

ハルヒ「キョン、罰金!」

ハルヒ「結構長くいちゃったわね」

みくる「ううん、気にしなくていいんですよ、そうだ一緒に晩御飯食べませんか?」

古泉「そうですね、一緒にどうです?」

ハルヒ「そこまでしてもらうのは悪いし、今日は帰るわ」

みくる「残念です、また遊びにきてくださいね!」

古泉「待ってますから」

ハルヒ「ありがとう」







ハルヒ「はぁ…あの二人結婚してたんだ、古泉くん優しいしお金持ってるみたいだし、みくるちゃん幸せよね」

ハルヒ「ただいま」

男「おかえり」

ハルヒ「何食べてるの?」

男「カップラーメン、お前の分もあるよ」

ハルヒ「はぁ…古泉くん家でご飯食べてくればよかったわ」

男「何嫌いなのカップラーメン」

ハルヒ「食べるわよ…」

キョンと長門が付き合う→ハルヒの力は消滅→未来も消滅

数日後

ハルヒ「今日も仕事疲れたわ…」

長門「…」

ハルヒ「えっ有希?」

長門「そう」

ハルヒ「久しぶりね、かいものにきたの?」

長門「そう」

ハルヒ「有希が料理作ってるのね、二人分にしては多くない?」

長門「…」

ハルヒ「どうしたの?」

長門「どうして二人分だと判断したのか教えて欲しい」

ハルヒ(しまった!)

ハルヒ「ほっほら、あんたって可愛いから彼氏とかいそうじゃない?」

長門「彼氏はいない」

ハルヒ「嘘でしょ?彼氏くらいいるでしょ?」

長門「いない」

ハルヒ「…いい加減にしなさいよ、キョンとつきあってるんでしょ!?」

長門「…」

ハルヒ「一緒に暮らしてるんでしょ?」

長門「一緒には暮らしている、しかし彼は私の彼氏でも恋人でも配偶者でもない」

ハルヒ「…そうなの?」

長門「もう無言電話は止めて欲しい」

ハルヒ「…」

ガチャッ

長門「どうぞ」

ハルヒ「…おっおじゃまします」

長門「…窓から新しい風が吹き込んできた」

ハルヒ「インスパイヤーザネクストね」

ハルヒ「キョンは?」

長門「今恋人と出かけている」

ハルヒ「恋人?」

長門「そう」

ハルヒ「恋人はあなたとキョンが一緒に暮らしていることについて何か言わないの?」

長門「言わない」

ハルヒ「心が広いのね」

長門「そういうわけではない」

ハルヒ「そう、まぁいいわ、どうして私を部屋に呼んだの?」

長門「あなたが勘違いをしているようなので、誤解を解くために」

ハルヒ「…そうね、まだちょっと疑ってるわね」

長門は爆発した

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