エレン「一週間で巨人駆逐に挑戦してみるか」【安価】(284)

アルミン「突然何を言い出すの?」

エレン「教官達が保存用の肉にあたって集団食中毒起こしたろ?」

アルミン「うん」

エレン「暫く訓練所が休みになったし、一週間の制限付きで挑戦してみるのも悪くないだろ」

アルミン「考えるだけなら……ねぇ」

エレン「とりあえず、まずは月曜日早朝からだ!」

アルミン「明日の朝から何するの」

エレン「一週間しかないからな……よく考えないと」

アルミン「何か計画立てるとか仲間集めるとか色々調べるとかそんな感じ?」

エレン「よし>>3だな」

エレン「よし鎧の巨人に似ているライナーを殺害だな」

アルミン「憂鬱な月曜日の早朝から殺人かー」

エレン「似てる気がする」

アルミン「トーマスも似てるような気がするけど」

エレン「トーマス声小さいし!そんな度胸無いだろ!」

アルミン「まぁ、巨人化出来るような人間もいるかもしれないし、疑わしきは罰するじゃないと、一週間って短期間で巨人駆逐出来ないよね」

エレン「さすがアルミン!理解が早くて助かるぜ」

アルミン「あっ、無関係だったら憲兵来ちゃうし>>7で殺害するといいよ」

アニに頼んで

アルミン「あっ、無関係だったら憲兵来ちゃうしアニに頼んで殺害してもらうといいよ」

エレン「さすがアルミンだな!」

アルミン「人間討伐数だけは豊富なエレンでもこれ以上自分の手を汚したらいけないよ」

エレン「だよな!やっぱりアルミンだぜ!でも、なんでミカサじゃないんだ?」

アルミン「君は家族に人殺しを頼めるの?」

エレン「そうだな……家族を捲き込んだらいけないよな」

アルミン「アニなら、なんか条件とか出されるかもだけど殺ってくれそうだしね」

エレン「よし!月曜日早朝の行動は決まりだ!」

【月曜日早朝】

エレン「おはよう!」

アニ「!?」ビクッ

エレン「おはよう!!」

アニ「おはよう……あんたなんで朝っぱらから女子寮前に」

エレン「お願いします!ライナーを殺害してください!!」

アニ(なにこいつ……危ないクスリでもキメちゃった?)

エレン「お願いします!一週間で巨人駆逐したいんだ!アニ!!」

アニ「えっ、あの(恐いよ……見据えられてるし)」

エレン「ライナーって鎧の巨人に似てると思うんだ、だから殺害してください!!」

アニ「>>13

(うー、この真っ直ぐな瞳でみつめられたらいやとは言えない)
わかったよ、その代わりこれは貸しだからね

アニ(うー、この真っ直ぐな瞳でみつめられたらいやとは言えない)

アニ「わかったよ、その代わりこれは貸しだからね」

エレン「ありがとう!巨人駆逐出来たらなんでもするからさ!!」

アニ「じゃあ、すぐにはちょっと無理だから。ほら、色々段取りとかが」

エレン「今殺って!アニ今殺って!ライナーを今すぐに殺って!そうじゃないと予定が進まないから!!」

アニ「そんな簡単に言われても」

エレン「ライナー殺害してくれよ!早朝にライナー殺害って予定なんだから!!」

アニ「……わかったよ」

エレン「さすがアニ!容赦無いのは蹴りだけじゃないな」

【一時間後】

エレン「まだかなまだかな~ライナーの殺害まだかな~♪」

アニ「待たせたね」

エレン「あれ?返り血とかで汚れてないんだな」

アニ「うん」

エレン「とにかく殺ってくれたんだよな」

アニ「……うん」

エレン「さすがアニ!仕事が早い」

アニ「うん」

エレン「ライナーの最後の言葉はどんな感じだった?」

アニ「>>18

兵士として死ぬのも…悪くないな…だが、欲を言えば…最期にアルミンを…掘りた…ひでぶっ!

アニ「兵士として死ぬのも…悪くないな…だが、欲を言えば…最期にアルミンを…掘りた…ひでぶっ!」

アニ「だってさ」

エレン「鎧の巨人だったのかはよくわかんねぇけど、なんとなくアルミンの危機が去った気はするな」

アニ「かもね」

エレン「よし!次は昼の行動を決めないとな!じゃサンキュー!!」

アニ「待った」グイッ

エレン「えぶっ!走り出そうとした奴を引っ張ったら危ないだろう!!」

アニ「ライナー殺害の依頼料が決まってないよ」

エレン「おう。忘れてた」

アニ「こっちも無茶をやらされたんだ」

エレン「男に二言は無いぞ!巨人駆逐したらなんでもしてやる!!」

アニ「なんでもね」

エレン「あぁ!誰も出来てない巨人駆逐が出来るなら命だって捨てられる」

アニ「ならライナー自分で殺害すればいいのに」

エレン「だってアルミンがアニに頼めって言うから~別に俺は自分で殺っても良かったけどさ」

アニ「とにかくライナーは殺ったんだ。安くないよ」

エレン「金無いよ」

アニ「金なんか期待してない」

エレン「ならなんだよ」

アニ「>>23

1週間、トイレとお風呂の時以外はずっと私のそばにいな

アニ「1週間、トイレとお風呂の時以外はずっと私のそばにいな」

エレン「そんなことかよ、いいぞ。よっぽど無茶ぶりされるかと思った」

アニ「……じゃあ決まり」

エレン「よし!巨人駆逐したら「今日からね」」

エレン「まだ巨人駆逐してないぞ!」

アニ「出来たらビックリするよ。それにあんたは拒否出来る立場じゃないはず」

エレン「仕方ないな。今日から一週間な!追加とかは受け付けないからな」

アニ「うん」

エレン「とにかく早朝の予定は完了した。次は昼だ」

アニ「あんた本気で一週間で巨人駆逐しようとしてるの?」

エレン「おう。教官達が食中毒で退屈だし、挑戦するのは自由だろ」

アニ「そうだけど」

アニ(そんな暇つぶし感覚でライナーの殺害とか……やっぱりなんかクスリやってんじゃないの)

エレン「成り行きだ。アニも巨人駆逐する方法を考えてくれ」

アニ「私も?」

エレン「暫くは行動を共にするんだからな。そんなに難しく考えないで気軽になんでも言ってくれていいぞ」

エレン「ライナーも勘だったしな」

アニ「なら昼は>>29

じゃあ、街に出て一緒に外食でもしない?
腹が減ってはなんとやらっていうでしょ?

アニ「じゃあ、街に出て一緒に外食でもしない?腹が減ってはなんとやらっていうでしょ?」

エレン「さすがアニ!戦いのノウハウに精通してるな」

アニ「まぁね(褒められたんだよね?)」

エレン「よし!外出届け出して街に行くか」

アニ「うん」

【月曜日―昼―】

エレン「馬は別々で良かったんじゃないか?」

アニ「ライナー」

エレン「分かってるよ」

アニ「あんた店とか知ってる訳?」

エレン「ミカサが二人で行きたがってたとこで良いだろ?」

アニ「いいよ」

【店】

エレン「椅子」スッ

アニ「どうも。意外と気配り出来るんだね」

エレン「アルミンがミカサにやってあげたら喜ぶよとか言ってたからな」

アニ「ふーん」

エレン「まぁそんなこと家族にいちいちやるのもって感じだからしたことないけど」

アニ「家族ね」

エレン「おう。ミカサは家族だ」

アニ(あの子もなんというか……)

エレン「とりあえず、注文しちまおうぜ?」

アニ「まだ決めてないよ」

エレン「わりぃ、ここは肉料理が美味いらしいぞ」

アニ「肉料理ね」

【食事中】

エレン「しかし、教官達も食中毒はねぇよな」ガツガツ

アニ「独占して食べた罰なんじゃないの」モグモグ

エレン「まぁな。サシャが冷や汗かいてたみたいだが、大方盗もうとでも考えてたんだろうな」ガツガツ

アニ「だろうね。ここ意外と美味しい」モグモグ

エレン「だろ?やっぱり女はこういう食べ物に関する情報に敏感だしな」モグモグ

アニ(というか、単純にミカサがデートしたかっただけなんじゃないかな)

エレン「水おかわりは?」

アニ「いる」

【食後】

アニ「お金良かったの?」

エレン「まぁライナーのもあったし、一週間一緒に行動するくらいじゃな。だから気にするな」

アニ「なるほど。ご馳走様」

エレン「おう。満腹になったし、これで巨人駆逐!ん?」

アニ「どうかした?」

エレン「いや、早朝はライナー殺害とかで濃かったよな」

アニ「濃すぎだよ」

エレン「けど、昼間はただ食事しただけってのもな。夜の行動決めるには早い気がするし……よし!昼の行動追加だ」

アニ「じゃあ巨人駆逐の早道といえば>>36

今日は終了。

私が死ぬ

アニ「じゃあ巨人駆逐の早道といえば私が死ぬだ」

エレン「そうか死ね!じゃねぇよ。なに?お前も巨人の秘密かなんか握ってんのか?」

アニ「かもね」

エレン「ちょっと待ってろ!」ダッ

【三十分後】

アニ(もう逃げればいい気がしてきた)

エレン「待たせたな!」

アニ「なに?その荷物」

エレン「まてまて」ガサゴソ

エレン「これを着けろ!」

アニ「なにそれ?首輪?」

エレン「お前巨人の秘密を知ってるんだろ?楽に死ねると思ってんのか?」

アニ「……」

エレン「なかなか似合うじゃないか。日曜日までに全部の情報吐かせてから死んでもらうからな!」

アニ「吐くと思ってんの?」

エレン「吐かせる!一週間一緒にいるって約束も守れるし俺頭いい!」

アニ「……そう?」

エレン「ああん!?」グイッ

アニ「きゃっ!」

エレン「立場をわきまえろよ?家畜が!!お前が巨人のなにを知ってるか知らないが裏切り者なんだからな!」

アニ「あんたが尋問できるとは……」

エレン「俺にはアルミンとミカサがいるんだぜぇ?」ニヤリ

アニ「自力じゃないんだ。ダサッ」

エレン「頭きた!よっぽど酷い目に遭いたいらしいな」

アニ「なにする気」

エレン「>>45

エレン「ここに、ミーナにもらったアニちゃん秘密のポエム集という本がある。これを朗読してやろう」

アニ「は?え?嘘」

エレン「見覚えあるかな」スッ

アニ「……」サッ!

エレン「おっとっとーは塩味!そう簡単に奪われるものかよ!!」

アニ「やめよう?そういうのはさ、門外不出だからいいんだよ?プライバシーだよ?泣いちゃうよ?」

エレン「黙れ家畜が!そんなに嫌か!嫌なら巨人の秘密をなんでもいいから吐きやがれ!」

エレン「巨人駆逐に役立つと判断したら考えないでもない」

アニ(どうせ一週間で死ぬんだからわざわざ情報を渡して死ぬ必要ないような)

エレン「……」パラパラ

アニ「ちょっと!?なんで読んでるの!?」

エレン「朗読してない。約束破ってない」

アニ「そういう問題じゃなくて!ミーナもなにやってんの!」

エレン「気分だって言ってたな」

アニ「私こそ裏切られた気分だよ!」

エレン「黙れ!さっさと巨人駆逐に役立つような情報を吐きやがれ!朗読しちゃうぞアニちゃん!!」

アニ「>>49

エレン「>>51

そっか、じゃあ読むな

この蹴りがいいねと君が言ったから、7月6日はキック記念日

アニ「うう…い、いや!私はミーナを信じるよ、あの子はそんな簡単に私を裏切ったりしない!」

アニ「どうせそんなの偽物に決まってるさ!」

エレン「そっか、じゃあ読むな」

エレン「この蹴りがいいねと君が言ったから、7月6日はキック記念日」

アニ「うわああああああ!いやあああああ!本物だあああああ!!」

エレン「これについて解説をしてもらえると助かるんだが。もしかして格闘術訓練の時のことか?」

アニ「やだああああ!冷静に分析しちゃだめぇぇぇぇぇ!!」

エレン「あれ?間違えた?」

アニ「そういうことじゃなくて!そういうのは真面目に読んだらダメ!」

エレン「なに言ってんだよ。人の考えたもんは真剣に読みなさいって母さん言ってた」

アニ「その真面目さの使いどころが違うよ!」

エレン「キック記念日ってことは他にもパンチ記念日とか絞め技記念日とかもあるのか?お前記念日好きかよ」

アニ「うわああああん!いじめだあああああああ!!」

エレン「なにを言ってんだよ。拷問とかされないだけましだろ」

アニ「心の拷問だよ!」

エレン「お前がミーナを信用するからだろ?何かしら吐かないと次の読むぞ」

アニ「>>60

エレン「>>63

中断。

嘗めないでくれる?
私はこのぐらいで折れたりしないよ
さっきのは不意をつかれてビックリしただけさ!

わかった。じゃあ俺も本気出すな。

(訓練所の食堂に移動してミカサ、アルミン、ジャン、マルコ、コニー、サシャ、クリスタ、ユミル、マルコ、ミーナを集めた上で>>53>>55を朗読)

アニ「嘗めないでくれる?私はこのぐらいで折れたりしないよ」

アニ「さっきのは不意をつかれてビックリしただけさ!」

エレン「わかった。じゃあ俺も本気出すな」グイッ

アニ「引っ張るな!」

エレン「いつまでそんな強気で居られるかな」ニヤリ

アニ「何する気……」

エレン「一旦訓練所に戻るからさっさと後ろ乗れ」

アニ「うん」

アニ(落馬させたら万事オッケーなんじゃ……あっ、でも後ろから襲うのは卑怯者か)

エレン「そんじゃ出発だ」

アニ「うん」

【訓練所】

エレン「到着した」

アニ「さすがにこれ外していい?」

エレン「ダメに決まってるだろうが!この家畜チビ!!」

アニ「……」シュッ

エレン「痛い!暴力反対!」

アニ「家畜はまぁ許す。ミーナも教官に言われたりしたし、ただしチビはダメ」

エレン「ごめんなさい。とにかく、食堂で待ってろ!準備と厩舎に馬繋いで干草とか水とかやってくるから」

アニ「うん。食堂ね」

エレン「ちょっと時間かかるかもだが!来た奴と話すなりして待ってろ」

アニ「分かった」

【食堂】

アニ「裏切り者!裏切り者!」ペチペチペチペチ

ミーナ「痛いよ……アニ痛い」

アニ「あんたが私のポエム集なんかあいつに渡すから」

ミーナ「ちょっと……悪さがしてみたい年頃だったんだよ」フッ

アニ「裏切り者!」ペチペチ

ミーナ「痛いよぉ」

ユミル「なんでアニのヤツ首輪なんかしてるんだ」

クリスタ「あれいいね」

ユミル「そうか?犬じゃあるまいし」

クリスタ「ユミルに着けてみたいな」

ユミル(たまに怖い発言をしだすクリスタ……良いけどね)

ジャン「面白いもんってなんだよ」

エレン「まぁまぁ、皆が集まってからのお楽しみだ」

ジャン「つまんなかったら許さねぇからな」

マルコ「どうせ訓練なくて退屈なんだからいいじゃない」

ジャン「……まぁな」

サシャ「食堂に集められたということは食事会ですね!」

コニー「お前はそれしかないのかよ」

サシャ「コニーはおバカさんですね~食堂は食事をするところですよ?」

コニー「ごめん。なんか噛み合ってないからいいわ」

サシャ「論破ってやつですね」フーッ

エレン「全員集まったようだな。アニは横に来い」

アニ「……はぁ」

ミカサ「……」ジーッ

アルミン(ヤバイ。ミカサが何か禍々しい物を放ち始めてる)

ミカサ「アルミン」

アルミン「なに?」

ミカサ「なぜアニは首輪をしてエレンの隣にいるの?あれはエレンの趣味?」

アルミン「趣味じゃ……ないとは言い切れない。家畜とか言っちゃうエレンだからああいう趣味を持ってる可能性も否めない」

ミカサ「なるほど。私も欲しい」

アルミン(君はエレンにしてあげる方が似合う気がする)

エレン「まず!俺が持ってるのはアニちゃん秘密のポエム集という本だ」

アニ「あぅ……」

エレン「顔を伏せるな!恥ずかしがるな!」

アニ「……はぁ」

ジャン(アニちゃん?)

ミーナ(えっ?公開処刑?)

クリスタ(ユミルちゃん、ユミちゃん、ユーちゃん、なんかしっくりこない)

エレン「とりあえず、本題とは別にジャブがてら読みます」

エレン「この蹴りがいいねと君が言ったから、7月6日はキック記念日」

アニ「うわあああ!そこから入るのだめぇぇぇぇぇ!!」

マルコ(キック記念日?)

ユミル(あいつ……他人まで死に急がせる気かよ)

ジャン「……」

ミカサ「……」

アルミン「……」

クリスタ「……」

サシャ(芋、食べたい)

コニー「……」

エレン「という感じに、あと2つ程朗読する気なんだが。一応これも男女一人ずつ感想訊いてみたくてな」

アニ「やだよぉ……こんな世界もうやだよぉ……お父さん助けてよ……」

エレン「えーっと訊く奴は男からは>>71で女からは>>73に訊いてみようかな」

コニー

クリスタ

エレン「えーっと訊く奴は男からはコニーで」

コニー「えっ!俺かよ」

エレン「コニーは独特な感性がありそうだしな」

ジャン「ちょっと興味はあるな」

アルミン「コニーなら大丈夫な気がする」

ミーナ(マズイ。あの中身を読んでるからわかるけど、まだここは軽い方……選ばれたかった)

エレン「女からはクリスタに訊いてみようかな」

クリスタ「私?」

エレン「なんかクリスタは少女趣味っぽいからな。こういうポエムとかにも興味ありそうだしさ」

ユミル「そりゃ私のクリスタだからな!クリスタがポエム書いてたらそりゃあもう褒めちぎれる!!」

コニー「感想ってもなぁ……」

サシャ「小難しいことなんか考えなくていいんです!感じたことをそのまま言えばいいんですよ!!」

コニー「なら変われよ」

サシャ「お断りします。食べ物以外は専門外なので」

コニー「ブレないな。感想なぁ」

エレン「他の奴らも自分が選ばれたらどう答えるか考えとけよ」

ミカサ(エレンのポエムなら大絶賛出来るのに)

アニ「逃げたい……逃げたいよ……お父さん……」

エレン「では、二人とも!感想をどうぞ!!」

コニー「>>78

クリスタ「>>80

なんか、他にいいねって言ってもらえるとこねえのかよッて思ったな
女として誉めてもらえるの蹴りだけかよ、みたいな

コニー「なんか、他にいいねって言ってもらえるとこねえのかよッて思ったな」

コニー「女として誉めてもらえるの蹴りだけかよ、みたいな」

アニ「……」

ミーナ「アニ……」

アルミン(思った以上に毒舌だった。いや、コニーらしいのかな?)

ジャン(てっきりよくわかんね、とかかと思ったら……随分攻撃的だぜ)

マルコ(空気が重い。でもクリスタなら!)

クリスタ「私はアニの気持ちわかるな~、好きな人と一緒に過ごせたら毎日が記念日だもん」

アニ「クリスタ!」

ユミル(空気を読んだか!さすがクリスタ!!)

クリスタ「それをポエムにしちゃう神経は私にはわからないけど」

アニ「……」シュン

クリスタ「あとキック記念日ってなんか寂しいよね」

ユミル(上げてから叩き落としやがった)

ジャン(エグい……)

ミカサ(なるほど。こういう風に言うのが正解?)

アルミン(クリスタも黒い部分があるんだなぁ)

エレン「なるほどな!やっぱり自分と違う感想が出ると楽しいな!!」

ジャン(一番酷い奴を発見してしまった)

ミーナ「もうやめない?」

エレン「やめ……ません!!」

アニ「エレンやめてよぉ……」

エレン「嫌です」

サシャ「あの……これいじめじゃないですよね?」

エレン「発表会だ。次行きます!!」

エレン「私は氷の女」

エレン「誰もが私を氷のようだと言って畏れている」

エレン「誰も私には近付けない、私は氷の中で、永久に」

エレン「独り、気高く、美しく生きていく」

アニ「やあああああ!もうやめてぇぇ!!もうやだよぉ……」ジタバタジタバタ

エレン「ミカサ!」パチン

ミカサ「……」ガシッ

アニ「放してよ!もうやだよぉ!!」

ミーナ「あぁ……」

マルコ(氷の女?)

ジャン(ダメだろ……これはちょっと触れたらダメだろ……)

ユミル(マズイ。これは本格的にマズイことに……)

クリスタ(氷の女……?)

アルミン(感想当たりたくない!!)

サシャ(やっぱりいじめでは……)

エレン「俺の感想から言うとだな、ハッキリ言うと……いや、ハッキリ言えないな。感想を求められたら困るってことかな」

ジャン「なら他に感想求めたりは……」

エレン「当然……します!!誰にしようかな?だーれーにーしようかなー!!」

エレン「よし男は>>86で女は>>88な」

ジャン

ユミル

エレン「よし男はジャンで」

ジャン「俺かよ!!意外と立派に感想答えたコニーで良いだろ!?」

エレン「同じ奴に訊いてもな。あと一つ読むが、ちゃんとマルコかアルミンにも訊くからさ」

アルミン(これはいけない。最後に残るほど難しいと相場が決まってる)

マルコ(社交辞令という言葉もあるんだよ)ニヤリ

エレン「女はユミルな」

ユミル「私に来ちまったかよ……」

エレン「意味は無いけど、クリスタ選んだ時に視界に入ったからな」

ユミル「なんて雑な理由」

ミーナ(最後まで当たりませんように)

ジャン「感想ってもなぁ……」チラッ

アニ「……」ジーッ

ユミル「難しいよな」チラッ

アニ「……」ジーッ

ジャン(気まずい)

ユミル(限りなく気まずい)

アニ「……二人もいじめるんだね」

サシャ「ほら!アニがいじめって言ってるじゃないですか!!」

エレン「発表会だ。問題ない。二人とも感想はまとまったか」

ジャンユミ「……」

コニー「俺を見習えよ?」

クリスタ「私もね!」

エレン「では、二人とも!感想をどうぞ!!」

ジャン「>>93

ユミル「>>96

うえ

あれだよ、うん、カッコいい詩だよな
周りの連中にどう思われても
自分が美しいと思う生き方を貫くっていう
なんていうの?女の覚悟?が感じられる?みたいなさ
アニってこういうセンスがあったんだな、すごいなーって思ったよ

う、うん、ホントに、す、すごいな?私にはとてもできない(全力で気を使っている

ジャン「俺はうん、好きだな、これ」

アニ「本当……?」

ジャン「好きだよ?うん、うまく言葉が見つからないけど」

ジャン「ただ強いて難点をあげるならえと、その、氷の女ってさ。他人に言われるならともかく、自分で言ったらダメだろ…って思ったな」

ジャン「あと、今ここでジタバタしてるアニからは全然氷の女って感じはしないから、氷の女って呼ばれたくてキャラ作ってたのかな、とも思った」

ジャン「う、うん、いい詩だと思うぞ?俺は、うん、マジで」
アニ「ジャン嬉しいよ……」

マルコ(ジャンはやっぱり根はいい奴)

アルミン(おぉ……さすがジャン)

エレン「ほうほう。次ユミルな」

ユミル「あれだよ、うん、カッコいい詩だよな」

アニ「!?」

ユミル「周りの連中にどう思われても、自分が美しいと思う生き方を貫くっていう」

ユミル「なんていうの?女の覚悟?が感じられる?みたいなさ」

ユミル「アニってこういうセンスがあったんだな、すごいなーって思ったよ」

ユミル「う、うん、ホントに、す、すごいな?私にはとてもできない」

アニ「ユミルも……私二人を誤解してたよ……」

ミーナ「いい話(ユミルのはめちゃくちゃ気遣いを感じたけど)

クリスタ「さすがはユミル~大人~」

ユミル「い、いや私は素直な感想をな」

サシャ「とにかく、いじめなんかダメです!!今回は二人とも良かったですけど」

コニー「俺は素直に感想言っただけだぞ?」

クリスタ「私もだよ?」

サシャ「そこはまぁ……」

ミカサ「まだあるの?」

エレン「次が最後だな」

アルミン(あと感想選ばれてないのは5人。乗りきってやる!!)

ミーナ(感想はやだなぁ)

マルコ(感想難しいんだよね)

ミカサ(感想やってみたい)

サシャ(感想選ばれたら優しく)

エレン「最後読みます!」

エレン「私は氷の女」

エレン「氷山の内側に埋もれた一輪の華」

エレン「冷たい世界で孤独に生きることを宿命された可憐な薔薇」

エレン「だけど心のどこかで待ち望んでいる、信じてしまっている」

エレン「いつか私を覆っているこの氷を溶かして人が現れることを」

エレン「その人が私を救いだしてくれることを」

エレン「信じて、待ち望んでいる」

アニ「ジャンとかユミルは理解してくれたし、最後も期待しちゃってもいいよね……?」

アルミン(最後の方は恋愛の?いや、そう決めつけるのも良くないか)

マルコ(氷の女気に入ってるのかな)

サシャ(難しいですよぉ……)

ミカサ(朗読してるエレンの声に集中しすぎた)

ミーナ(これなら前の二人みたいに……)

エレン「前のと同じ単語があったりするが。まぁ?あれか?女の子っぽいって感じかね」

ジャン「良いよな」

ユミル「だよな」

エレン「さて、男は2択、女は3択な訳だが……誰にしようかな~」

エレン「最後は男>>102で女は>>104だ!!」

アルミン

サシャ

エレン「最後の男はアルミンだ」

アルミン「来てしまった」

マルコ(良かった)

ジャン「アルミンか。どんな感性してるのか興味はあるよな」

コニー「頭いい奴はどういう感想を言うんだろうな」

アルミン「あまり期待されても……」チラッ

アニ「……」ワクワク

アルミン(これは……意外と責任重大なんじゃないだろうか)

ミカサ「アルミンの感想に期待」

ユミル「頑張れよ~」

クリスタ「社交辞令とか抜きでアルミンの素の感想が知りたいなぁ」

アルミン(ハードルが上がる)

エレン「女はサシャな」

サシャ「私ですか!?」

エレン「いじめがどうたら言ってたしな。そういう奴の感想も聞いとかないとダメな気がした」

アニ「サシャなら」ワクワク

サシャ(ここは優しく……アニを傷つけないような)

コニー「おい、素直に言ってやるのが一番の優しさだぞ」

サシャ「うっ……」

ユミル「食い物以外に対する感性はどんなもんかね」

ジャン「期待だな」

マルコ「頑張ってね」

エレン「じゃあ二人とも!素直な感想をどうぞ!!」

アルミン「>>109

サシャ「>>112

えっとね、うんw儚げで綺麗な雰囲気のww詩だよねwww
特に氷の女wwwとかいうあたりがwwwぶっほぉwwwwwwwwwダメだ、もう耐えきれないwwwwww
無理wwwジャンとユミルが全力で気を使うとかwww
この詩だけでもきついのにwwwしかもこのアニの期待した顔www耐えきれるわけがないwww

>>110

アルミン「えっとね、うんw儚げで綺麗な雰囲気のww詩だよねwww特に氷の女wwwとかいうあたりがwwwぶっほぉwwwwwwwwwダメだ、もう耐えきれないwwwwww
無理wwwジャンとユミルが全力で気を使うとかwwwこの詩だけでもきついのにwwwしかもこのアニの期待した顔www耐えきれるわけがないwww」

アニ「え……」

サシャ「ちょwwwアルミンwww笑ったらダメですよwww」

アニ「サシャまで……」

エレン「いつものアルミンだな」

コニー(あれ?サシャこんな性格悪かったか)

マルコ(人間裏表はあるから仕方ないよね)

ミーナ(サシャにはがっかりだよ)

クリスタ(やっぱりアルミン黒かった!前から黒いとは思ってたけど)

ミカサ(わりと動揺しない)

アニ「酷いよ……アルミンもサシャも信じたのに……」ポロポロ

ユミル「泣くなよ……あと気遣いじゃないからな。ちょっとは気遣いしたけど」

ジャン「俺は素だ。だいたいお前に気を遣う理由もねぇ」

エレン「ということで!ポエム集からはおしまいだ!どうだアニ!!観念して情報を吐く気になったか!?」

アニ「>>118

うわあああ!(巨人化)

アニ「うわあああ!」ガリッ カッ

エレン「!?」

ミカサ「エレン!?」

女型「」スッ ガシッ

アルミン「ちょっ!?やだあああああ!!」ブシュッ

サシャ「アルミン!?」

女型「」ブンッ!グシャ

コニー「サシャ!」

女型「……」ダッ

ジャン「巨人かよ……」

ユミル「見事にポエム馬鹿にしたアルミン、サシャとエレンだけ始末して行ったな(アニも巨人化出来たんだ)」

マルコ「えっと……どうするの?」

ジャン「どうもこうも、この惨状をどうにかしないとな」

【遺体処理後】

ジャン「どうする?」

ユミル「とりあえず、三人の遺体は片付けたけどさ」

ミカサ「エレンが死んだ……あいつを殺す」

クリスタ「落ち着こうよ、訓練兵だけでどうこう出来るわけないよ」

コニー「教官達が食中毒じゃなきゃな!!」

ジャン(そもそもあいつがポエム朗読なんかしなきゃ良かったんじゃ)

ミーナ(私は見逃された……いや、急いでただけかもしれないけど)

ミカサ「私は一人でも追う!!」

マルコ「無理だよ。壁登ったの見てなかったの?もう壁外だよ」

クリスタ「そういえば、アルミンの遺体から落ちたんだけど」

ミカサ「メモ帳?」

クリスタ「落ちた時に開いてたページに昨日の夜、エレンが一週間で巨人駆逐に挑戦するって言い出したとか書いてあったの」

ミカサ「本当」パラッ

ユミル(何を考えてんだ。死人に何言っても無駄だけど)

ミカサ「ライナー殺害とか書いてる……」

ジャン「そういえば居ないな。ライナーも巨人だったとか?」

マルコ「アニの見た後じゃ……あり得ないとは言えないかな」

ミカサ「私がエレンの意志を引き継ぐ!!」

マルコ「無茶な」

コニー「死ぬだけじゃね?」

ミーナ「そうだよ……これ以上死人が出るのは嫌だよ」

ミカサ「一人でもやる!巨人駆逐が出来なくてもアニだけは殺す」

ジャン(無茶苦茶言ってるなぁ……)

クリスタ「考えでもあるの?私達ただの訓練兵だよ?調査兵団とかならまだしも……」

コニー「俺も協力はしてやりたいんだが、現実味無さすぎてなぁ」

ミーナ「自殺と変わらないよ……」

マルコ「まぁ現状で出来るのは、事情聴取に応じて、ありのままを話すこと」

マルコ「復讐なんか残りの訓練兵生活終えて、調査兵団入るなりしてからの話だと思うんだ」

ミカサ「>>127

ミカサ「仇を討つ為に訓練はする。のであのポエムは増刷りして壁内中の図書館に置く」

クリスタ「意外と冷静?」

ミカサ「私は怒ってる!今すぐにでも壁外に向かって復讐を……」ギリッ

ユミル「でもポエム集増やしちゃうんだな」

ミカサ「もしアニが壁内に戻って来たら精神的なダメージになる。もちろん肖像画付き」

ジャン「……それはやめてやれよ」

クリスタ「さすがミカサ!容赦が無い」

コニー「おい!男子寮がヤバいことになってる!!」

ジャン「なんだと!?」

【男子寮前】

マルコ「これは……」

ジャン「食堂のが飛散して突き刺さったのかよ」

コニー「中に居た奴ら死んだのかな」

ミカサ「やっぱり許せない」ギリッ

クリスタ「大惨事だね……」

ユミル「寮で寛いでる時に死ぬとか浮かばれねぇな」

ミーナ「アニがこれを……」

マルコ「とにかく、中の……遺、仲間を出してあげないと」

ジャン「……そうだよな。よし全員でやるぞ!生きてるかもしれないからな」

コニー「そうだよな!死んだと決めつけちゃいけないよな」

【夕方】

ユミル「これで全員か?」

ジャン「死亡したのは、トーマス、ダズ、フランツ、ベルトルトか」

コニー「ベルトルトは喉に突き刺さってて即死だったんだろうな」

クリスタ「供養してあげないとね」

ミカサ「たった一人の巨人に……」

マルコ「仕方ないよ。これだけの仲間が死んだんだから生き残れた命を無駄にしないようにしよう」

ミカサ「うん」

ハンナ「フランツが死んだ……フランツが……」

ユミル「……その、元気出せよ?」

ジャン(無理があるだろ……)

――850――

ミカサ「今日で訓練兵はおしまい。明日からは調査兵団」

ミカサ「やっと……やっと復讐が出来る」

クリスタ「あまり気負い過ぎるとダメだよ?」

ユミル「そうだぞ?大概復讐しか考えない奴は自滅するって相場が決まってんだからさ」

ミカサ「ありがとう。気を付ける」

ミカサ(あの日から今日までに大きな変化?事件?が3つあった)

ミカサ(あっ、もちろん、アニのポエム集は壁内に広く知れ渡ったよ!エレン!アルミン!)

ミカサ(じゃなかった)

ミカサ(1つ目は>>133

ミカサ(2つ目は>>135

ミカサ(3つ目は>>137

ミカサ(エレンやアルミンが生きてたらビックリしただろう)

※誰が死んだとかは無し

ミカサがアイドルとしてデビュー
わずか一年程度壁内ナンバーワンアイドルの称号を手にした

アニが帰ってきた

未来からやって来たという青狸の力で文明が一気に進んだ

ミカサ(1つ目は私アイドルとしてデビューしたんだよ)

ミカサ(わずか一年程度で壁内ナンバーワンアイドルの称号を手にしたんだよ!)

ハンネス「ミカサ、駐屯兵団の奴らからサイン頼まれちまってな。書いてくれないか?」

ミカサ「ハンネスさん。いいよ」

ハンネス「お前も明日からは調査兵団か。あの二人も一緒だと思ったんだがな……」」

ミカサ「言わないで」カキカキ

ハンネス「そうだった。あいつらの死を一番悲しんでるのはお前だよな」

ミカサ「……うん」カキカキ

ハンネス「まぁ青狸のおかげで、一般人でも普通に壁外だった所を復興してるご時世だ」

ミカサ「うん」

ハンネス「調査兵団も観光気分で調査に行ってるらしいし」

ミカサ「うん……」

ハンネス「アイドルとして余生を楽しんで暮らせよ。今じゃ電気とかもあるし、色々な技術が進んだんだしな」

ミカサ「うん……」

ミカサ(順番がおかしくなったけど、未来からやって来たという青狸の力で文明が一気に進んだ。道具のおかけで巨人の脅威も消えた)

ミカサ(ほぼ平和だけど……調査兵団あまり意味ないけど……)

【ミカサ宅】

ミカサ「帰った」

アニ「おかえり」

ミカサ(また順番がおかしいけど、アニが帰ってきた)

ミカサ(アニは復讐してもしたりないから私が捕まえてる)

ミカサ(ほとんど何でも出来た青狸だから、エレンとアルミンを蘇えらせてってお願いしたら)

ドラ〇もん「死人は無理だよ。じゃあ、のび太君が待ってるからこの世界とはさよならだ」

ミカサ(それだけ言って消えてしまった……文明は進んだけど、結局二人は生き返らなかった)

ミカサ「はぁ……」

アニ「ため息良くないよ」

ミカサ「うるさい」

アニ「あのさ、なんで殺さないの?」

ミカサ「うるさい。着替えてるんだから黙ってて」

アニ「やっぱり簡単には殺してくれないんだね」

ミカサ「簡単に殺したらあの二人や他の仲間が報われない。幸いにも死ににくい体質なのも好都合」

アニ「分かってるよ」

ミカサ「だいたい、なにをばか正直に壁内に戻って来たのかわからない」

アニ「ベルトルトはどうなったのか見に来たら死んでるし……歩く度に、あれってポエムの子じゃないか?とか言われるし」

ミカサ「いい気味だ。恥ずかしい想いをすればいい」

アニ「あの時はさ……ポエム馬鹿にされて……」

ミカサ「言い訳するなら、えっと……」ガサゴソ

ミカサ「あった。カメラってので撮ってポエムと一緒にばら撒く」

アニ「精神的に……」

ミカサ「逃げようとしても」ガサゴソ

ミカサ「スモールライト!で小さくするから」

アニ「逃げないし、巨人化もしないよ……一応、反省してるんだ」

アニ「今じゃ、色々な道具で武装した壁内の奴らの方が圧倒的に有利だからさ」

ミカサ「その通り。順調に巨人は駆逐されて行ってる」

【食事中】

ミカサ「……」モグモグ

アニ「……」ジーッ

ミカサ「食べたいの?」

アニ「うん!」

ミカサ「嫌だ。これは私がアイドル活動して苦労して稼いだお金で買った物」

アニ「……そうだよね」

ミカサ「しかし、餓死されても困るから。待ってて」スッ

アニ「なにか食べさせてくれるの?」

ミカサ「黙ってて!人殺し!」

アニ「……ごめん」

ミカサ「反省してるなら自分の立場をわきまえて!生かしてるだけで私はアニを許してない」

アニ「ごめんなさい」

【二十分後】

ミカサ「出来た」グツグツ

アニ「なんか煮えたぎってるけど……」

ミカサ「これはお餅というらしい。鍋の中で熱々だ」

アニ「冷やさない?」

ミカサ「あーんして」

アニ「……いや、冷やさない?」

ミカサ「……」ポイッ

アニ「あっつ!!熱い!!」

ミカサ「食べないから頬っぺたに投げてしまった。勿体無い」

ミカサ「次は食べて。あーん」

アニ「あーん……」

ミカサ「……」ボトッ

アニ「あぢっ!アアアアア!!」ゴロゴロ

ミカサ「どうせ再生するくせに。大袈裟な」

【食後】

アニ「うっ……うっ」シュゥゥゥゥ

ミカサ「やっぱり再生する。さて、今日の復讐はなんにしよう」

アニ(これだけじゃないんだ……)

ミカサ「即死しない。毒物禁止。それ以外でじわじわと復讐か」

アニ「なにするの……」

ミカサ「何をしようかな。私はエレンの意志を継いで明日からは調査兵団として巨人駆逐に赴くんだけど」

ミカサ「個人的にはアニに復讐するのが最優先でもある」

アニ「そうだよね……というか、すぐに殺してくれると思ったからあんたのとこに来たんだけど」

ミカサ「何度も言わせるな。簡単には殺さない」

ミカサ「よし、今日は>>149にしよ」

ディープキス

ミカサ「よし、今日はディープキスにしよ」

アニ「何を言い出すの」

ミカサ「……」ガシッ

アニ「冗談だよね?拷問でも何でも無いような」

ミカサ「……」チュッ

アニ「!?」

ミカサ「……」チュッ ニュル

アニ「んむ゛!?」

ミカサ「……」チュッペロチュッ

アニ「ん……」

ミカサ「……」スッ

ミカサ「虚しいだけだ」

アニ「何してんの!?男ならまだしも……しかも舌まで入れて」

ミカサ「うるさい!アニが殺したから、エレンとこういうことも出来なかった!!」

アニ「……ごめん」

ミカサ「はぁ……」

アニ「あのさ、最近ため息が本当に多いよ?」

ミカサ「誰のせい」

アニ「私?」

ミカサ「自覚してるならいい」

アニ「なら殺せばいいのに……」

ミカサ「また一人になる。両親も殺された。お世話になったエレンのお母さんも巨人に殺された。おじさんはちょっとわかんないけど」

アニ「……」

ミカサ「エレンも殺された!あなたに殺された!」

ミカサ「だから殺してやる」ガッ

アニ「首か……一思いに刺してくれたら良いのに」

ミカサ「……」ググッ

アニ「……やっとだね」

ミカサ「……」パッ

アニ「……あれ」

ミカサ「抵抗してよ!何で抵抗しないの!?」バシッバシッ

アニ「殺されに来たのに抵抗してもね」

ミカサ「うっ……うぅ……アニを殺してもエレンとアルミン生き返らない……」グスッ

アニ「あんたほら、アイドルなんでしょう?なら彼氏とかさ……」

ミカサ「うるさい!エレン以上なんかいない!どれだけチヤホヤされても関係ない!!」

アニ「色々凄いのに、変なところで不器用だね」

ミカサ「うるさい!うるさい!人殺し!エレン返してよ……」ポロポロ

アニ「>>156

今日は終了。

あんたを期待させるみたいで言いたくなかったけど、調査兵団と遭遇したときに
刈上げでチビのクセにやたら強い奴の相棒がエレンにそっくりだったよ…
あの二人組みに殺されそうだったから思い出したくも無いよ

アニ「あんたを期待させるみたいで言いたくなかったけど、調査兵団と遭遇したときに、刈上げでチビのクセにやたら強い奴の相棒がエレンにそっくりだったよ…」

アニ「あの二人組には殺されそうだったから思い出したくも無いよ」

ミカサ「そっくりだから何?本人じゃないなら意味がない」

アニ「そうだよね」

ミカサ「それに、アニは誰にも殺させない。誰にも渡さない。最後に殺すのは私」

アニ「うん」

ミカサ「調査兵団に行く時はアニも連れていく」

アニ「小さくする気?」

ミカサ「うん、逃がさない。もう寝る」ギュッ

アニ「……おやすみ」

ミカサ「おやすみ」

【翌日】

エルヴィン「私が調査兵団の団長だ。青狸が現れてからの調査兵団は死亡者ゼロ!ということで希望者が増えたのは良かった!」

ミカサ(なんて緊張感のない)

ジャン「よ、よお!ミカサ」

ミカサ「ジャン!調査兵団に来たんだね。いつもコンサートとか観に来てくれてありがとう」ニコッ

ジャン「い、いや!マルコに誘われてだな……」

マルコ(よく言うよ。ちなみに調査兵団に来たんだよね。今の時代は調査兵団で壁外に出るほうが役立つから)

ミカサ「一緒に調査兵団頑張ろうね」ニコッ

ジャン「おう!」

アニ(さすがアイドル。営業スマイルが……)

エルヴィン「そんじゃ各自弁当とかスモールライト、タケコプターは持ったな。まぁ基本移動は馬だけどいつかは車になるかな」

リヴァイ「無駄話はいいんだ行くぞ」

アニ「あれ!?」

ミカサ「どうしたの?胸ポケットの馬鹿アニ」

アニ「馬鹿って言うな!あの刈り上げチビじゃなくなってる」

ミカサ「リヴァイ兵士長のこと?ちょっと話しかけてみようかアニがエレンに似てるって言ったのも気になる」

ミカサ「似てなかったら夜覚えといてね」

アニ「えぇ……あの時は緊急時だったから」

ミカサ「言い訳禁止」

ミカサ「初めまして!リヴァイ兵士長」ニコッ

リヴァイ「ん?おう。新入りか」

ミカサ「はい!ミカサ・アッカーマンです!よろしくお願いします」

リヴァイ「あぁ」

ペトラ「ちょっと、私達先輩にも挨拶は?」

オルオ「そうだぞ(あれ?アイドルの子じゃないか!?)」

ミカサ「失礼しました」ペコリ

ミカサ「こんなに美人な先輩と逞しい先輩が居て驚きです」ニコッ

ペトラ「えっ、あっそう?(いい子かもしれない)」

オルオ「嬢ちゃん分かってんじゃねぇか(さすがアイドル!いい子!)」

リヴァイ「お前……有名な奴だよな?」

ミカサ「そんな……リヴァイ兵士長程のお方と比べたら私なんて全然有名じゃないですよ」ニコッ

リヴァイ「>>164

やっべええええ!生みかりんめちゃくちゃ可愛いいいい!
なんだ今の笑顔!俺を殺す気ですかああああ!?
まあ、みかりんに殺されるなら本望ですけどおおおお!?
やっべええええ!コンサートには毎回行ってたけどこの至近距離で見るみかりんマジ天使、いや女神ですわああああ!

(ふん、アイドル気取りのバカ女か、青狸のおかげで調査が容易になったからって軽い気持ちで入ってきたんじゃないだろうな。アイドル様の気まぐれで出来るような仕事じゃないんだ。あんまり調子に乗るなよ)

リヴァイ「やっべええええ!生みかりんめちゃくちゃ可愛いいいい!なんだ今の笑顔!俺を殺す気ですかああああ!?」

ミカサ「……」ビクッ

リヴァイ「まあ、みかりんに殺されるなら本望ですけどおおおお!?やっべええええ!」

リヴァイ「コンサートには毎回行ってたけどこの至近距離で見るみかりんマジ天使、いや女神ですわああああ!」

リヴァイ(ふん、アイドル気取りのバカ女か、青狸のおかげで調査が容易になったからって軽い気持ちで入ってきたんじゃないだろうな。アイドル様の気まぐれで出来るような仕事じゃないんだ。あんまり調子に乗るなよ)

オルペト(兵長……)

アニ(恐怖。この一言に尽きる)

ミカサ「兵士長もコンサートに来て下さってたんですね!ごめんなさい気付かなくて……」

リヴァイ「なにを言ってやが……しまったああああああ!!逆だあああああ!!」

オルオ(兵長、意外とよく喋るな)

ペトラ(そういえば、ビッグライトを最初に使った時も……前の奴らが邪魔でなんたらとか言ってた)

アニ(こんなのに殺されかかったんだ……)

ミカサ「どうしました?私は嬉しかったですけど」

リヴァイ「えっ……気持ち悪いとか言わねぇの?」

ミカサ「そんなわけないですよ。嬉しいに決まってるじゃないですか!」ニコッ

リヴァイ「ふ、ふーん(死ぬ気で最前列狙お、いや先にファンクラブか……チッ!巨人のこと以外はてんでアマチュアだな俺は)

ミカサ「あっ、じゃあ……お願いがあるんですけど」

リヴァイ「お願い?俺にか」

ミカサ「はい。その……一緒に写真と出来ればサインも」

リヴァイ「俺の?俺のサインとかなんの値打ちもねぇだろ」

ペトラ(写真!サイン!欲しい!!)

オルオ(兵長俺も欲しいです!)

ミカサ「死んだ私の家族と友達が調査兵団、その中でも取り分け兵士長に憧れていたので……」

アニ(そこであいつらの話を出されると……)

ミカサ「壁外調査から戻ってでいいので。あっ、嫌なら断ってもらっても……」

リヴァイ「>>171

そういうことなら断ったりなんかしねえよ
俺なんかのでよければいくらでも書いてやる
(その代わり、俺にもサインと出来れば握手を!いやダメだこんな交換条件みたいな真似ファン失格だ!)モンモン

リヴァイ「そういうことなら断ったりなんかしねえよ。俺なんかのでよければいくらでも書いてやる」

リヴァイ(その代わり、俺にもサインと出来れば握手を!いやダメだこんな交換条件みたいな真似ファン失格だ!)モンモン

ミカサ「ありがとうございます!じゃあ壁外調査後によろしくお願いします」ペコッ

リヴァイ「おぉう(やっぱり見栄張らずに……)」

ペトラ(兵長がなんか残念そう)

オルオ(ありゃあちょっと、見栄張っちまったって感じかね)

リヴァイ(あぁ……去っていく。負けるな俺!壁外調査後にチャンスはある)

コニー「よお、同じ班だな」

ミカサ「コニー、よろしくね」

コニー「おう。まっ、ほとんど死人も出ないんだ。気軽にやろうぜ」

ミカサ「そうだね」

アニ「気軽にね」

ミカサ「……」ペチペチ

アニ「痛いよ!ちょっと!?」

ミカサ「うるさい。黙って胸ポケットに収まってろ馬鹿アニ」

アニ「あんたは二重人格か……」

ミカサ「勘違いしないで。厳しいのはアニにだけ」

アニ「そりゃそうだろうけどさ……」

ミカサ「ところでエレンに似てる人なんか居ない気がするけど、誰のこと?」

アニ「>>176

いまあそこで団長とさっきの残念な刈上げとか隊長達と楽しそうに話してる人

アニ「いまあそこで団長とさっきの残念な刈上げとか隊長達と楽しそうに話してる人」

ミカサ「どれどれ」ジーッ

ミカサ「ここからじゃ遠い。壁外調査終わったら兵士長に訊いてみよ」

アニ「しかし、あんた人気あるんだね」

ミカサ「それはそれで嬉しいことだけど」

アニ「さっきのとか普通はひかない?」

ミカサ「別に。嫌われるよりましだと思う」

アニ「なら私もあんたのファンになろうかな」

ミカサ「……」ペチペチ

アニ「いたた……なんで」

ミカサ「調子に乗らないで」

【壁外】

巨人「オォ……」ドドド

ネス「巨人だー石ころぼうしを被れー」

ミカサ「……」サッ

巨人「オォ……?」キョロキョロ

ネス「……」ザシュッ

巨人「」ドシン シュゥゥゥ

ネス「色々な道具を駆使して立体機動と組み合わせるんだ!ヤバくなったらタケコプターで飛べ」

ミカサ(いや……本当に楽になったけど……)

アニ(こりゃ巨人側勝てないわ……なんだよ道具ってさ……無理でしょ)

コニー(石ころぼうしとか絶対悪用する奴らがいるよな)

【夕方】

エルヴィン「本日も全員無傷!巨人討伐数は三桁!探索エリアも順調に拡大!なんの問題も無いな」

リヴァイ「楽な時代になったもんだ」

ハンジ「ほんとほんと」

ミケ(風呂や、入浴剤の進歩で良い匂いの奴らが増えた。良いことだ)

ジャン「怪我とか無かったか?」

ミカサ「無いよ?心配してくれたんだありがとう」ニコッ

ジャン「おお……」

リヴァイ「へ、壁外調査終わったぞ?」

ミカサ「あっ、でも壁内に戻ってからで大丈夫ですよ」

リヴァイ「だよな!」

アニ(本当にこんなのに殺されかかったんだ……)

【壁内】

ミカサ「お待たせしました。カメラと色紙とペンです」

リヴァイ「おう」カキカキ

ミカサ「……」カキカキ

リヴァイ「なんでお前まで書いてるんだ?」

ミカサ「交換です。要らなかったですか……」

リヴァイ「要ります!リヴァイへでよろしく」

ミカサ「はい」

リヴァイ(これが一流か……)

リヴァイ「書いたぞ」スッ

ミカサ「ありがとうございます!天国の二人も喜びます。カメラは」

リヴァイ「しゃ、写真って並んでだよな?」

ミカサ「はい」ニコッ

リヴァイ(……加齢臭無いよな)

ミカサ「シャッターは。あっ」ゴソッ ポイ

アニ「痛い!」

リヴァイ「えっ?なにこいつ」

ミカサ「気にしないでください。私と離れたがらない同居人ですから。えっと……ビッグライト」カチッ

アニ「戻れた(誰が離れたがらないだ!)」

ミカサ「撮って」スッ

アニ「寄って……」

リヴァイ(近い!)

アニ「撮るよ」パシャ

ミカサ「もう一枚念のために」

アニ「はいはい……撮るよ」

ミカサ「いいよ」

アニ「はい」パシャ

ミカサ「よくやった。ちょっとは褒めたげる」

アニ「別にいいけどさ」

ミカサ「写真出来たらお渡ししますね。今日はありがとうございました」ニコッ ニギッ

リヴァイ「あ、あああ握手まで良いのかよ!」

ミカサ「応援してもらってる感謝の印です。これくらいしか出来ないんですけど……」

リヴァイ「十分です!」

ミカサ「あと、壁外調査に出発する前、団長と兵士長と一緒に楽しそうに喋ってた方は誰ですか?」

リヴァイ「そんなやついたか?」

アニ「いたよ。なんかちょっと悪人面っぽい」

ミカサ(それはエレンが悪人面ということか。よしお仕置き)

リヴァイ「悪人面……>>186のことか?」

エレン(体は再生したけど記憶無し)

>>186死んでるのは本人じゃなくても出さない。安価下オリキャラはちょっと……安価上でやる。

リヴァイ「悪人面……ハンジのことか?」

ミカサ「男性ですか?」

リヴァイ「えっ?男……いや、女?えっと……どっちなんだろうな」

ミカサ「はい?」

リヴァイ「いや、興味も無かったし……たぶん女?あぁ……いや待てよ……もしかしたら男かも知れないしな……」

アニ「なに?性別不詳なの?」

リヴァイ「調査兵団にはナナバとかハンジとかお前どっちだよって奴がいるんだよ」

ミカサ「なるほど」

リヴァイ「まだ残ってると思うけど、話すか?」

ミカサ「じゃあお願いします」

アニ「なら私は帰って……」

ミカサ「……」ガシッ

アニ「うん。そんな気がしてた」

リヴァイ「なら行くか」

【移動後】

リヴァイ「あいつだ」

ミカサ「眼鏡にポニーテール?女……?」

リヴァイ「曖昧な存在だろ」

ミカサ「確かに」

リヴァイ「あれでも分隊長だ。おい!ハンジ」

ハンジ「ん?何か用?色々仕事あるんだけど」

リヴァイ「どうせ捕獲した巨人云々だろ」

ハンジ「まぁね」

ミカサ(少なくともエレンには似てない)

アニ(あぁ……これだ。なんか変な装置撃ち込んだり鬱陶しかった)

ハンジ「こちらの二人、片方は新入りさんかな?」

ミカサ「ミカサ・アッカーマンです!よろしくお願いします」ニコッ

ハンジ「おぉ、確かアイドルの。リヴァイも好きだったよね」

リヴァイ「見ろ!サイン貰ったんだ!羨ましいだろ」

ハンジ「えっ、そうだね(こんな奴だったっけ)」

ハンジ「それで私に何か用?」

ミカサ(私?いや男女で使うか)

リヴァイ「用だったんだろ?」

ミカサ「いえ、やっぱり似てなかったというか……どのみち本人じゃないし」

リヴァイ「?まぁいい。お前って男女どっちなわけ?」

アニ(あっ、私達が訊きにくい疑問を。意外とやるな)

ハンジ「>>193

見ればわかるだろ?
ね、お嬢さんたち?

ハンジ「見ればわかるだろ?ね、お嬢さんたち?」

ミカサ(話を振られてしまった)

アニ(これは……めんどくさいパターン)

リヴァイ「いや、女にも見えるけど巨人討伐してる時とか髪くせぇ時とか考えると男なのかなぁとな」

ハンジ「リヴァイにはそう見えるんだね……酷いなぁ」

ミカサ(傷付いてる?ということは女性?)

アニ(でも髪の毛臭くなる程、自分の身なりに無関心……男?いや、男でも綺麗好きはいるし)

ハンジ「えっ?冗談だよね?一目瞭然だよね?」

リヴァイ「わかんねぇよ」

ハンジ「酷いよ!?」

リヴァイ「前々からエルヴィンとかミケと話題になってたんだよ。どっちなのかとな」

ハンジ「そんなことしてたの?」

リヴァイ「ミケが言うにはたまに凄い悪臭がするけど女だろってさ。エルヴィンはどっちにしろ巨人と結婚するんだろうから良いだろってよ」

ハンジ「巨人と結婚……悪くない」

ミカサ(変人?)

アニ(喰われちゃうよ……)

リヴァイ「で、二人の意見は?」

ミカサ「(かろうじて)女性」

アニ「(限りなく男性的な)女性」

リヴァイ「だとさ(やっぱり女?)正解は?」

ハンジ「>>198

ハンジ「半分正解で半分間違いだね」

ハンジ「半陰陽って知ってるかな、私はどっちでもあるしどっちでもないんだよ……」

ハンジ「グス…あはは、ごめんね、もう吹っ切れたはずだったのになあ、グス…」

リヴァイ「泣くことか!?」

ミカサ(どっかでもあるってことは……その、あれ?両方あるってことなのかな)

アニ「兵長が泣かした」

リヴァイ「俺かよ!どっちかと言ったらお前ら……いや、そっちのチビのせいだろ!」

アニ「うわ……ミカサに嫌われないように……」

リヴァイ「そんなことは知らないな」

ハンジ「ひっぐ……ずずっ……」

リヴァイ「泣くなよ……えっと……あれだろ?どっちでもあるとかレアじゃねぇか!お前凄かったんだな」

ハンジ「凄い……?変なの間違いでしょ……」

リヴァイ「そんなことは無いと思うな!うん」

ミカサ(必死。なにかフォローしたほうが)

アニ「まぁ、見た目美人なんだからどうでもいいんじゃないですか?」

ハンジ「美人?」

アニ「えっと……美男子とか言ったほうが良かったですか?」

アニ「本人が自分は女性か男性かどっちだと思ってるのかにはよると思いますが……」

アニ「見た目は美人ですよ」

ハンジ「>>203

>>201

ハンジ「じゃあ私をテーマにアニちゃんがポエム作ってくれるかな?」

アニ「えっ?」

リヴァイ「おっ!どっかで見た顔だと思ったら氷の女なんたらのやつか」

アニ「人違いだよ?あんなに人相悪くないよ?」ニヘッ

リヴァイ「笑顔がぎこちないなんて次元じゃねぇな」

ミカサ「アニの趣味なんだからちょっと考えてあげなよ」

アニ「やだ!絶対やだ!やだったらやだ!!」

ミカサ「お願いされたことも出来ないの?」

アニ「……だって、私にだって嫌な思い出くらい」

ハンジ「ダメなんだ……」シュン

ミカサ「わかった。アニが他人に傷つけられるのは面白くないから(傷つけるのは私だけで十分)感想とかは訊かない」

アニ「本当……?」

ミカサ「うん。兵士長もただ見るだけ、ハンジさんも見るだけにしてくださいね」

リヴァイ「承知!!」

ハンジ「書いてくれるならなんだって良いよ?有名人に会ったから書いて貰おうってね」

アニ「有名人……」

ミカサ(自分でやっといてなんだけど、効果は抜群かな)

アニ「じゃあ考える」ジーッ

ハンジ「よろしくね!」

ミカサ(家帰ったら話題にしよ)

アニ「うーん……」

リヴァイ「なんか悩んでんな」

ミカサ「初対面?(襲われた云々があるから違うのかな)の相手を題材にですからね」

リヴァイ「だよな(しかし、普通に長い時間会話出来てるのはハンジのおかげだな!今度眼鏡拭きとか消臭剤買ってやろ)」

ハンジ「やっぱり難しいよね?ちょっとでいいよ?短くて十分」

アニ「そう言われても……」

ミカサ(どんな感じなのかな。前は感想とかに選ばれなかったからなぁ)

アニ「出来た!」スッ

ハンジ「どれどれ?」

ハンジ「>>211

ハンジさんはすごいなあ、男の人でも女の人でもあるなんて
私にはとても真似できないや
ハンジさんはすごいなあ、男の人でも女の人でもあるなん

かたつむりさんと一緒だね
かたつむりさんは出会った仲間と片っ端から交尾するんだよ、すごいよね
出会った巨人に片っ端から興奮するハンジさんと一緒だね
やっぱりハンジさんとかたつむりさんは仲間だね
ハンジさんはすごいなあ

ハンジ「ハンジさんはすごいなあ、男の人でも女の人でもあるなんて」

ハンジ「私にはとても真似できないや」

ハンジ「ハンジさんはすごいなあ、男の人でも女の人でもあるなんて」

ハンジ「かたつむりさんと一緒だね」

ハンジ「かたつむりさんは出会った仲間と片っ端から交尾するんだよ、すごいよね」

ハンジ「出会った巨人に片っ端から興奮するハンジさんと一緒だね」

ハンジ「やっぱりハンジさんとかたつむりさんは仲間だね」

ハンジ「ハンジさんはすごいなあ」

リヴァイ「おお、良い感じの皮肉混じりだな」

ミカサ「おぉ」

ハンジ「えっと……」

リヴァイ「良かったじゃねぇか」ポン

ハンジ「う、うん(ちょっと複雑な気もするけど)」

アニ「良かった!喜んでくれたよ!ミカサ」

ミカサ「思ってたのより、可愛らしい」

ハンジ「あ、ありがとうね。じゃあ私は」

リヴァイ「俺もまだ仕事があるからよ」

ミカサ「はい!お二人共頑張ってくださいね」ニコッ フリフリ

リヴァイ「頑張る!死ぬ気で頑張る!」

ハンジ「……頑張るよ」

ミカサ「それじゃ帰ろうか」

アニ「うん」

【帰路】

ミカサ「ちょっと店に寄る」

アニ「なんか買うの?」

ミカサ「食べ物買ってあげないよ」

アニ「買ってとか言ってないよ!」

ミカサ「お菓子一個くらいなら買ってあげようかなって思ったけど」

アニ「うぅ……」

ミカサ「今日もお餅かな?芋一個?それでも、昔ならサシャが喜んでたけど」

アニ「……」

ミカサ「あぁ、サシャもアニが殺したんだった」

アニ「そうだよ」

ミカサ「……馬鹿みたい。さっさと買い物して帰ろ」

アニ「野宿してもいいんだよ?」

ミカサ「ふざけないで」

【ミカサ宅】

ミカサ「ふっ……ん……んっ」ギシギシ

アニ「あとちょっと」

ミカサ「んーっ!!」ギシッ

ミカサ「腹筋終わり。足押さえご苦労」

アニ「あんたも毎日毎日筋トレ好きだね……それ以上やっても……」

ミカサ「日々の努力が大切。アニも鍛えるといい」

アニ「やだよ。どうせいつかは殺されるのに無駄な努力したくない」

ミカサ「よし、熱々お餅二倍にしよう」

アニ「そんな!」

ミカサ「冗談。シャワー浴びてくる」

アニ「……あんたの冗談に聞こえない」

【食事】

アニ「なにこれ」

ミカサ「青汁というらしい。貰ったミキサーで作ってみた。飲んで」

アニ「遠慮します」

ミカサ「あーん」

アニ「だから遠慮……」

ミカサ「鼻の穴が良い?」

アニ「飲みます」ゴクッ

ミカサ「どう?」

アニ「うっぐ……ま、まふい……」ウルッ

ミカサ「野草適当に混ぜたらダメと。勉強になった」

アニ「実験台?」

ミカサ「安心して。私のもちゃんと野菜とか蜂蜜とか牛乳使って作ってる」

アニ「そっち飲ませてよ!」

ミカサ「やだ。うん、美味しい」ゴクッ

ミカサ「今日はスープとパン」

アニ「……」

ミカサ「なに?不満?」

アニ「体重増えたの?」

ミカサ「ごはん抜き」

アニ「ごめんなさい!せめてパンだけ!パンだけでも……」

ミカサ「増えてない。疲れたから手抜き」

アニ「なるほどね。パンは?」

ミカサ「ここに唐辛子という物が」

アニ「普通にパンください!」

ミカサ「仕方ない。味わって食べてね。居候なんだから」

アニ「わかってるよ……だから野宿」

ミカサ「それはやだ。私が退屈」

アニ「わがまま」

ミカサ「うるさい」

【食後】

アニ「片付け終わったよ」

ミカサ「うん。ありがとう」

アニ「シャワー借りるよ」

ミカサ「うん。着替え置いてる」

アニ(本当に殺す気あるのかな……)

【数十分後】

アニ「出たよ」

ミカサ「うん。アニって虫とかが好きなの?」

アニ「突然なに。お風呂出てすぐの質問にしては突拍子無いよね」

ミカサ「かたつむりとかに詳しかったし、ああいう昆虫?とかが好きなのかなって」

ミカサ「私は興味が無いし、知らなかったから詳しいのかなって」

アニ「>>221

詩を作ったときは意識してなかったけど、そう言われてみればそうかもね
子供の頃は山でかえるさんとかかたつむりさんとかとんぼさんを捕まえて遊んでたなあ
ミカサはそういうことしなかったの?

アニ「詩を作ったときは意識してなかったけど、そう言われてみればそうかもね」

アニ「子供の頃は山でかえるさんとかかたつむりさんとかとんぼさんを捕まえて遊んでたなあ」

アニ「ミカサはそういうことしなかったの?」

ミカサ「さん付け……アニは意外と子供っぽい」

アニ「そこはいいの!」

ミカサ「した気はする。山育ちだし、虫とかも見てたりしたけど……」

アニ「けど?」

ミカサ「山は、両親の死も一緒に思い出してしまうから……エレンと暮らすようになってからの思い出の方が鮮明」

アニ「そっか……」

ミカサ「アルミンとも一緒に三人で色々遊んだのは楽しかったよ」

アニ「……」

ミカサ「別に、小さい頃の思い出はアニがしたこととは無関係だから暗くなる必要はない」

アニ「ごめん」

ミカサ「さてと、今日はアニに何の復讐をしようかな」

アニ「また何かするの……?」

ミカサ「アニがここに住むようになって毎日してる。そんなに怯えなくても殺す気はない」

アニ「でもさ……」

ミカサ「何が良いかな。昔を思い出したし……なにか童心に……」

アニ「……」

ミカサ「よし、今日は>>226にしよう」

(一流の高級寿司店に出前を取ってアニに向かって『これあげようか?』って言って『うん』って言ったら上に上げて『はい、あーげた』って言おう)
(あと『私が仏像って言ったら銅像って言って』ってヤツをやろう)

ミカサ「よし、今日は……」ガサゴソ

アニ「何してるの?」

ミカサ「ちょっと待って」スッ ポチポチ

アニ(立ち上がって台所に?)

ミカサ「あっ、もしもし……出前を、えっと特上を二人前。サビ抜きと半分ずつでお願い出来ますか?はい」

ミカサ「住所は……」

【数十分後】

ピンポーン

アニ「誰か来たよ?」

ミカサ「お財布渡すから、支払いと受け取りやって」

アニ「良いけど(なに?まさか誰かに私を……それはやだよぉ……って支払いとか言ってるから何か買ったのかな)」

アニ「ミカサ!お金が一気に飛んだよ!?」

ミカサ「気にしないで。開けよう」スッ カパッ

アニ「オォ……お寿司ってやつだね」

ミカサ「うん。じゃ食べる」

アニ「え?ごはん食べたよね」

ミカサ「パンとスープだから大丈夫でしょ」

アニ「まぁ……」ゴクリ

ミカサ「これあげようか?」スッ

アニ「……うん」

ミカサ「はい、あーげた」サッ

アニ「……」シュン

ミカサ(なんか恥ずかしくなってきた……ど、どうしよう)

アニ「もう寝るね」

ミカサ「待って!」

アニ「なに」

ミカサ「一応、二人前取ったから食べていいよ」

アニ「いいの?」

ミカサ「うん。一人じゃ食べきれない」

アニ「いただきます!」モグモグ

アニ「うにゅっ!なにこれ!ツーンと来た!ツーンと来たよ!!」

ミカサ「ワサビが苦手とはお子様。サビ抜きもあるからそっちを食べるといい」モグモグ

アニ「食べる前に言って欲しかった……」

ミカサ「さすがに美味しい」モグモグ

アニ「ツーンとしない方は美味しい」モグモグ

ミカサ「良かった(あれ?良かったんだっけ……まぁいっか)」モグモグ

ミカサ「食べた食べた」

アニ「美味しかった。ありがとう」

ミカサ「うん。じゃあ次は私が仏像って言ったら銅像って言って」

アニ「えっ……(それって確か子供の時に)」

ミカサ「私が仏像って言ったら銅像って言って?」

アニ「う……うん」

ミカサ「ぶつぞー!」

アニ「どうぞ……」

ミカサ「……」パチン

アニ「……」

ミカサ「わ、ワーイ!引っかかった引っかかった!」

アニ「うん……」

ミカサ「えっと……えっと……知ってた?」

アニ「うん」

ミカサ「は、恥ずかしい」ジタバタ

アニ(なんかベッドで悶えてる……気まずい)

ミカサ「知ってたなら知ってるって言ってほしい……」

アニ「私を叩きたかったのかなって」

ミカサ「それなら普通に言う!ビックリしてほしかった」

アニ「えっと……あっ、手袋の反対は?」

ミカサ「手袋?ろくぶて?」

アニ「……」ペチペチペチペチペチペチ

ミカサ「何するの!?」

アニ「6打てって言ったから」

ミカサ「手袋?ろくぶて……おぉ!」

アニ「知らなかったんだ」

ミカサ「知らなかった」

アニ「よ、良かったよ……」

ミカサ「してやられた」

アニ「食べてすぐ寝ると太るよ?」

ミカサ「夜更かしすると肌荒れする」

アニ「まだ若いから大丈夫じゃない?」

ミカサ「そういう油断がダメだって言われた」

アニ「そういうものかね」

ミカサ「うん。ということで散歩しよう」

アニ「行ってらっしゃい」

ミカサ「私を一人で散歩させる気?」

アニ「別に、私はそこまで体重とか美容とか気にしなくても」

ミカサ「これ買っといた」ガサゴソ

ミカサ「はい」スッ

アニ「……なぜ首輪?」

ミカサ「あの日も首輪してた。好きなんでしょ?」

アニ「>>235

今日は終了。

まぁ、確かにエレンに首輪されるのは…いやじゃあなかったけど…

支援ありがとうございます。並行してまして遅くなります……。

アニ「まぁ、確かにエレンに首輪されるのは…いやじゃあなかったけど……」

ミカサ「じゃあ着けて」

アニ「自分で着ける趣味はないよ」

ミカサ「アニは首輪を人にしてほしいと」

アニ「なんか私が変態みたいじゃないか」

ミカサ「……」スッ カチャカチャ

アニ「本当に着けるとはね」

ミカサ「うん。赤かなって思ったけど、それじゃあの日と同じだから黒」

アニ「複雑」

ミカサ「にゃん!かワン!って言ってごらん?」

アニ「……やだよ」

ミカサ「……」ジーッ

アニ「無言で凄まないでよ」

ミカサ「にゃん!かワン!って言ってほしいな」ニコッ

アニ「うっ……アイドルか」

ミカサ「……ダメ?」ウルッ

アニ「あんた……色々と引き出し増えたね」

ミカサ「覚えさせられた」

アニ「……にゃん」

ミカサ「感情がこもってない!やり直し」

アニ「に……にゃん///」

ミカサ「オォ……不覚にも可愛いと思ってしまった」

アニ「物凄く恥ずかしいんだけど」

ミカサ「ワン!は?」

アニ「ワン!」

ミカサ「照れがないからいまいち、にゃんでいいや」

アニ「えー……」

ミカサ「散歩に行こー」

アニ「満月だね」

ミカサ「明るくて安心、でも満月の夜は犯罪が増えるそうな」

アニ「あー……わからないでも」

ミカサ「やっぱり人殺しだからわかるんだね」

アニ「……」

ミカサ「ごめん。意地悪言ってないと仲良くなりそうだから」

アニ「いいよ。事実だし」

ミカサ「月が綺麗だね」

アニ「えっ?」

ミカサ「なに?」

アニ「あっ、感想か」

ミカサ「まさか愛してるとか言われるとでも?」

アニ「そんなことは……」

ミカサ「馬鹿アニはませてる」

アニ「一応年上!」

ミカサ「月が綺麗ですね、で愛してるとかなら、月が出てませんね、で大嫌いになるのかな」

アニ「そんな極端な」

ミカサ「アニに言うなら月が出てませんね、かな」

アニ「大嫌いか」

ミカサ「うん。大嫌い」

アニ「でも一緒に散歩するの?」

ミカサ「うん。一人じゃ夜道は危ない」

アニ「あんたなら大丈夫な気も……」

ミカサ「そういうとこが嫌い」

アニ「自分だって色々私に言うくせに!」

ミカサ「私はいいの」

アニ「わがままだよ……」

ミカサ「うるさい」

アニ「やっぱり夜は出歩いてる人が少ないね」

ミカサ「いくら色々急成長しても、夜はまだまだ静か。夜までうるさくなったらそれはそれで嫌」

アニ「そうだよね」

ミカサ「猫は夜行性だっけ?」

アニ「昼間も動いてない?」

ミカサ「昼間はコロンコロンしてるイメージ。アニみたいに」

アニ「怠け者みたいに言われた。働きに出てもいいんだよ?」

ミカサ「お金に困ってない。それに、私が退屈な時に仕事入ってたらやだ」

アニ「えー」

ミカサ「なにかしたいことでもあるの?」

アニ「>>247

この前、あの中に小さい人が入ってる箱みたいなヤツでみたんだけど
ペットトリマーやってみたいなって
毎日ネコさんや犬さんと触れ合えるんだよ、絶対楽しいよね

アニ「この前、あの中に小さい人が入ってる箱みたいなヤツでみたんだけど」

ミカサ(テレビか)

アニ「ペットトリマーやってみたいなって。毎日ネコさんや犬さんと触れ合えるんだよ、絶対楽しいよね」

ミカサ「ペットトリマーってなに?」

アニ「えっと、動物さん達をもっと可愛くしてあげる?人間だと美容師とか?」

ミカサ「なるほど、それがやりたいんだ」

アニ「興味はあるよ」

ミカサ「目指すといい。だが、なれるかはアニ次第だ!」

アニ「それってまさか……キース教官の真似?」

ミカサ「似てた?」

アニ「いまいち?」

ミカサ「残念」

アニ「似たかったの?」

ミカサ「うーん、別に?」

アニ「ならいいじゃん」

ミカサ「うん。ペットトリマーなりたいなら通っていいよ」

アニ「でも、確か内地にしか無いよ?」

ミカサ「えっ、ローゼに無いの?」

アニ「たぶん?」

ミカサ「調べてよ!」

アニ「……いや、殺すんでしょう?」

ミカサ「いつかは殺す」

アニ「夢半ばで殺されるなら目指しても」

ミカサ「うるさい!私が決めるの!」

アニ「……じゃあ調べていいの?」

ミカサ「いいよ」

アニ「内地にしかなかったら?」

ミカサ「……」

アニ「調査兵団とか仕事もあるし、別々だよ?監視しなくていいの?」

ミカサ「電話がある!」

アニ「それなんか手間じゃん?別に私にしたいことさせなくて、監禁、軟禁か。してれば楽だよ?すぐ殺せる」

ミカサ「死ぬのを受け入れてる人を殺してなんになるの?」

アニ「……」

ミカサ「……冷えてきたから帰る」

アニ「そうだね。帰ろうか」

ミカサ「うん」

【一方・調査兵団本部】

エルヴィン「本気で言ってるのか」

リヴァイ「おう」

ハンジ「リヴァイ、正気なの?まだ新兵だよ?」

リヴァイ「問題ない。周りは手練ればかりだ」

エルヴィン「珍しく自分の願望を押し付けて来たかと思えば」

ハンジ「冷静になりなよ」

リヴァイ「ダメなの!?俺頑張るよ?今まで以上に巨人狩るよ!」

エルヴィン「それはいいんだが……」

リヴァイ「お願い!エルヴィンに一生のお願い!ミカサ!みかりんをリヴァイ班にお願いします!」

ハンジ(ダメだこいつ……浮かれてる)

エルヴィン「>>254

ダメだ
アッカーマン、いやみかりんは副官、もしくは秘書官として私の側に置く
これはもう決定事項だ。

(みかりん公式ファンクラブの会員証をスッと前に出す。そこには会員No.000009 エルヴィン・スミスという記載がある

エルヴィン「ダメだ」

リヴァイ「えーやだやだ!人類最強駄々こねちゃうぞ!」

ハンジ(リヴァイ可愛い)

エルヴィン「アッカーマン、いやみかりんは副官、もしくは秘書官として私の側に置く」

リヴァイ「はぁ!?ふざけんなよこら!職権乱用か!」

エルヴィン「これはもう決定事項だ。それに……」スッ

リヴァイ「あん?こ、こいつは……みかりん公式ファンクラブの会員証!しかも会員No.000009!エルヴィン・スミス!?」

エルヴィン「リヴァイはあるのかな?」フッ

リヴァイ「……くっ」

ハンジ(オッサン達……)

エルヴィン「ファンクラブにすら入ってない分際で身近に置こう等と笑止!右腕取れそうな程に笑止!」

リヴァイ「えっ?義手?」

ハンジ(なんか義手に親近感あるわ)

エルヴィン「とにかく!明日みかりんには正式に告知する」

リヴァイ「えー」

エルヴィン「ごちゃごちゃ言う前にやることがあるだろう」

ハンジ「そうだよ。ちゃんと部下の」

リヴァイ「ファンクラブだな!番号じゃ勝てないが……心意気じゃ負けないからな!」

エルヴィン「……」ニヤッ

ハンジ「バカばっかりだよ」

【ミカサ宅】

ミカサ「くちゅん」ズズッ

アニ「大丈夫?風邪ひいた?」

ミカサ「違う。くしゃみが出ただけ」

アニ「ほらティッシュ」スッ

ミカサ「ありがとう。テッシュ」フキフキ

アニ「……ん?ティッシュだよ?」

ミカサ「テッシュ?」

アニ「いやいや、ティッシュペーパーでしょう?」

ミカサ「テッシュペーパーじゃダメなの?」

アニ「ダメじゃない?けど」

ミカサ「細かいこと気にすると禿げるよ?」

アニ「禿げないよ!」

ミカサ「アニは髪質が……」ナデナデ

アニ「禿げないってば!」

【翌朝】

ミカサ「じゃあ行ってくる。お昼は作ってあるから」

アニ「ありがとう。ちょっと調べてみるよ」

ミカサ「うん。また夕方」

アニ「うん」

【調査兵団本部】

ミカサ「おはようございまーす!」

ペトラ「おはよう」

ジャン「おはよう!」

マルコ「おはよう」

ユミル「今日も元気だな」

クリスタ「おはよう!」

ハンジ「あぁ、ミカサ来たね。団長が呼んでるよ?」

ミカサ「団長がですか?」

ハンジ「うん(しかし、本気だったとは)」

【団長室】

コンコン コン

ハンジ「アッカーマンを連れてきました」

<どうぞ!!

ミカサ「失礼します!」

エルヴィン「うわぁ本物、うわぁ」クワッ

ミカサ「ミカサ・アッカーマンです!よろしくお願いします!」ニコッ

エルヴィン「おお!!ハンジ私は感動しているぞ!」

ハンジ「へー(黙れよ……)」

ミカサ「えっと……私はなぜ団長に」

エルヴィン「副官と秘書官どっちがいい?」

ミカサ「はい?」

エルヴィン「副官と秘書官選んでいいよ!!」

ミカサ(えっ?私新兵……)

ミカサ「>>263

あ、あのお言葉ですが、そのような大任は私のような新兵には荷が勝ちすぎていると思うのですが
私のような若輩者よりもその任に相応しい先輩はいくらでもいらっしゃると思うのですが

ミカサ「あ、あのお言葉ですが、そのような大任は私のような新兵には荷が勝ちすぎていると思うのですが」

ハンジ(ごもっとも)

ミカサ「私のような若輩者よりも、その任に相応しい先輩はいくらでもいらっしゃると思うのですが」

ハンジ(いるよー優秀な人材はいるよー)

エルヴィン「みか……いや、ミカサの主張はもっともだ」

ハンジ(自覚はあったのか。自覚なかったら大変だけど)

ミカサ「なら……」

エルヴィン「しかああああああし!!」

ミカサ「……」ビクッ!

ハンジ(うるさいなぁ……)

エルヴィン「いくら平和になった!壁外調査で死人が出なくなったといっても!調査兵団に対する民衆の認識にはやはり暗い部分がある」

ハンジ「まぁ、そりゃ……」

エルヴィン「そこで!トップアイドルの君が私の副官、もしくは秘書官として公の場に連れ立てば民衆はどう思う!?」

エルヴィン「あれ?アイドルでも普通に調査兵団?平和?調査兵団いいんじゃないか!?」

ハンジ(それ別に役職に着任しなくてもさ……)

エルヴィン「あと、お偉方にも本人、家族、孫とかがみかりん好きとか色々いるからね」

ミカサ「はぁ……」

エルヴィン「それにだ」

ミカサ「はい」

エルヴィン「新兵でも、訓練所を首席卒業。しかも、トップアイドルまで両立した!そんな君なら仕事などすぐに覚えられる。問題ない」

ミカサ「いや、えっと……役職とかになるとアイドルとかが……」

エルヴィン「その点はバッチリ配慮する」キリッ

ミカサ(調査兵団を蔑ろにするわけじゃないけど……あまりにも忙しいとアニとの時間も)

エルヴィン「ということで副官、秘書官どっちがいい?」

ハンジ「あのーこの人事に団長の私情は全く含まれてないんだよね?」

エルヴィン「>>269

当たり前田のクラッカーだ!
そのようなことをする人間に調査兵団団長が務まると思うか?(キリッ

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