堀裕子「催眠術です!」 (26)

モバマス・堀裕子のSSです。

書き溜めてあります。初投稿なので何かあれば指摘していただくと助かります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384678658

裕子「おはようございます、プロデューサー!」

モバP「おう、ユッコ。おはよう」

裕子「プロデューサー、新作の超能力が出来ましたよ!」

モバP(お笑い芸人のネタ作りみたいなノリなのか…)

裕子「見たいですよね?」ニンマリ

モバP「うん、見たい(棒読み)」

裕子「ですよね!さっそく準備しますね!」

モバP(かわいい)

裕子「それでは今回の超能力は!」

モバP「なんで通販番組っぽいんだお前」

裕子「催眠術です!」

モバP「催眠術?」

裕子「はい、そうです。催眠術です」

モバP「催眠術って超能力なのか?」

裕子「当たり前じゃないですか、ポケモンだってエスパータイプの技ですし!」

モバP「言われてみればそれもそうだな」

裕子「それじゃあ早速、いってみましょう!」

裕子「じゃあプロデューサーはこの椅子に座ってください」

モバP「ほいほい」

裕子「それではリラックスして、このスプーンを見つめてください」

モバP「…普通は振り子とか使うんじゃないのか?スリーパーみたいな」

裕子「人それぞれなんですよ。フーディンだってスプーンを持って催眠術使いますし」

モバP「いや、フーディンはさいみんじゅつ覚えないだろ…」

裕子「もう、細かいことはいいんですよ!早くリラックスしてください!」

裕子「リラックスして、このスプーンを見つめてください」

モバP「…」ジーッ

裕子「あなたはこのスプーンを見つめてると、だんだんだんだん瞼が重くなっていきます…」ユラユラ

モバP(スプーンを揺らしながらの催眠術はシュール過ぎるだろ…)

裕子「だんだんだんだん、瞼が重くなってきます…」

モバP(…かかったフリするか)スッ

裕子(やった、かかった!)

裕子「…だんだんだんだん、眠くなっていきます。意識がどんどん離れていきます…」

裕子「プロデューサーは、今私の声しか聞こえません。そして私の声に逆らえなくなります」

裕子「ゆっくりと右手をあげてください」

モバP「…」スッ

裕子(私ってもしかして天才!?)

裕子「ゆっくりとおろしてください」

モバP(なんか声が明るくなったなぁ)スッ

裕子(かかりは上々のようね。さすがは私)ドヤッ

モバP(あ、何か今ユッコがドヤ顔した気がする)

裕子(次はどうしようか…あ、そうだ)

裕子「私が数を数えて手を叩くと、プロデューサーは目が覚めます」

モバP(なんだ、もう終わりか)

裕子「目が覚めると、プロデューサーは…私のことが大好きになっています」

モバP(なん…だと…!?)

裕子「それでは…3、2、1」パンッ

モバP(ど、どうすればいいんだ…)スッ

裕子「おはようございます、プロデューサー」

モバP「…おう、おはよう、ユッコ」

裕子「どうです?催眠術にかかった気分は」

モバP「あ、ああ。本当に催眠術が出来るなんて、ユッコはすごいな」

裕子「そうでしょう!」ドヤッ

モバP(ドヤ顔可愛い)

裕子「もっと褒めてくれてもいいんですよ?」

モバP「すごいなあユッコ」ナデナデ

裕子「えへへ…///」

モバP(ユッコが大好きになってる状態って設定だし、抱きしめるくらいは許されるか)ギュー

裕子「ぷっ、プロデューサー!?」アセアセ

モバP「すまんな、急に抱きしめたくなって」

裕子(ま、まあ催眠術にかかってるしこんなこともあるよね)アセアセ

裕子「とっ、特別…ですからね///」ギュー

モバP(なにこれ可愛い)

モバP(しかしなんだ)

モバP(雫とか拓海とか、裕子よりもスタイルがいい子はたくさんいるわけだが)

モバP(やはり裕子もなかなかのプロポーションというか)

モバP(なんかやわらけーし、いい臭いするし)クンクン

裕子「にっ、臭いかぐのはだめですよ///」

モバP「くんかくんか」

裕子「ハッ、ハムタロさぁん↑」(裏声)

モバP「へけっ」(低音)

モバP(さすがにソファに押し倒すのはまずいよなぁ、事務所だしなぁ。そもそもアイドルだしなぁ)

ちひろ(しばらく誰も帰ってこないし、誰も見てないので大丈夫ですよ)

モバP(マジで?)

ちひろ(はい。その代わりあとでスタドリ10本セット買ってくださいね?)

モバP「分かりました」

裕子「な、何がわかったんですか?」

モバP「よいしょっと」ドサッ

裕子「ぷっ、プロデューサー!?」

モバP「いや、なんか押し倒したくなって」

裕子「えっ、ちょっ、いや、えっ」アセアセ

モバP「ユッコは可愛いなぁ」

裕子「かっ、可愛いだなんてそんなっ///」カァァ

モバP(あ、声に出しちゃった)

モバP「ユッコ…」スッ

裕子(あっ、プロデューサーの顔が近付いて来て…これって…キッ、キス!?)

裕子「サイキック力業!」ギュー

モバP「いてててててて!!」

裕子「だ、だめですよ、事務所なんですから!!わっ、私としてはそりゃ別に…ゴニョゴニョ」

モバP(つねる力強過ぎだろ…やはりスプーン曲げはサイキック力業だったのか)

裕子(こ、こういうのはやっぱり催眠術とかじゃない方が良いし場所も事務所じゃ…)

裕子「と、とりあえず催眠術を解きますんで座ってください!」

モバP「あ、あぁ…(そういやそんな設定だったな)」

裕子「はい、じゃあこのスプーンを見てください」ユラユラ

裕子「あなたはだんだんまぶたが重くなっていきます…」

裕子「私が数を数えて手を叩くと、プロデューサーは目が覚めます」

裕子「…」

裕子「目が覚めると、プロデューサーは催眠術にかかってた間の記憶を失くします」

モバP(恥ずかしかったのかな)

裕子「でも、私を好きなままでいてくれたら嬉しいなぁ…」ボソッ

裕子「3、2、1」パンッ

モバP「…」スッ

裕子「おはようございます、プロデューサー」

モバP「ん、あぁ…俺、催眠術にかかってたのか?」

裕子「そうですよ!」エッヘン

モバP「今何時だ…?おっ、結構時間経ってるな。本当にかかってたみたいだ。すごいなユッコ」

裕子「もちろん、エスパーユッコですからね!」ドヤッ

モバP「それじゃあ仕事行くか」

裕子「そうですね、スタジオも近いですし歩いて行きましょうか」

モバP「そうだな、最近寒くなってきたから暖かくしとけよ」

裕子「わかりました。それじゃあ行きましょう!」

モバP「先に降りててくれ。鍵閉めてくから」

裕子「はーい、サイキックテレポート!」ダダダダダダ

モバP「おい、こけるなよー!」

裕子「最近すっかり寒くなってきましたね」

モバP「あぁ、そうだな。温泉にでも行きたくなるな~」

裕子「いいですね、温泉。あ、見てくださいプロデューサー、紅葉ですよ」

モバP「お、綺麗だなー…なあユッコ」

裕子「なんですか?」

モバP「催眠術なんか使わなくても、俺はユッコにメロメロだぞ」

裕子「えっ…?えっ!?まさかプロデューサー、効いてなかっ…!?///」カァァ

モバP「紅葉みたいに顔真っ赤だぞ、ユッコ」

裕子「こっ、これはサイキックじぶん紅葉です!プロデューサーさん、時間がないんで急ぎましょう!!サイキックテレポート!!」ダダダダ

モバP「おい、時間はまだ…こけるなよー!…まったく、ユッコは可愛いなぁ」



おわり

以上です。ぼーっと「ユッコに声つかないかなー」って考えてましたが、何もせずに声がつくはずもないのでユッコのファンを増やすことにしました。

ユッコに声がつくまで頑張っていきたいです。

ありがとうございました。HTML化依頼出してきます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom