吸血鬼「…私…を……殺せ」男「………」(895)


吸血鬼「…どうした……殺さ…ない、のか……人間…」

男「何でそんなボロボロなのか分かんないけど…手負いの女の子を虐める程、俺は落ちぶれちゃいないさ」

吸血鬼「私……は…吸血鬼なん、だぞ…!」

男「確かに、あなたを生かして奴隷商人か、死体を国王に売り渡せば俺は大金持ちだ。なんせ吸血鬼という高位の存在を仕留めたんだから」

吸血鬼「なら…なぜ…っ!」

男「好きだからですっ!」

吸血鬼「……は?」

男「…////」

吸血鬼「えっ」


男「一目惚れでした…」

男「森の中でキノコを採っていたらめちゃくちゃ可愛いアナタがいたんです…」

男「もうね、これは神からの贈り物かと」

男「俺もついに運命の人を見つけた。そう思えましたね、はい」

男「まぁ、あの時のアナタは『このままこの人間に生かされては奴隷商人に売られて18禁な展開にっ!』的な事を思って殺してくれなんて言ったんでしょうけど」

男「運命の人を傷つけることなど出来ませんやりません!」

男「ということで、ふつつか者ですが。今後ともよろしくお願いします」

吸血鬼「」


男「あのーもしも~し」

吸血鬼「」

男「気絶したのかな…?」

男「目の前には凄まじい程の美少女」

男「森の中だから人なんて誰もいない、それに服もボロボロで月明かりに照らされた透き通るような白い肌は柔らかそうで、でも触れたら壊れてしまいそうで―――ハッ!?」

男「違うだろ俺!!この人に欲情する前に助けないと!!!」

男「おぶりますよー!アナタの胸的なものが俺の背中に当たっても不可抗力ですからねー!」

男「よいっしょ!」

吸血鬼「……」ペターン

男「(´・ω・`)」

男「(´;ω;`)」タッタッタッ

――男の家(朝)

男「たたぁ~かいに身ぃ~を捧げぇ~♪」グツグツ

吸血鬼「……ん…」

男「愛ぃ~さえも捨てぇ~さぁ~りぃ~♪」グツグツ

吸血鬼「………ここは…」キョロキョロ

男「しぃ~んじぃ~――あっ、おはよう」

吸血鬼「にんげ――ッ!」ガクッ

男「動かないで傷が開くから!」

吸血鬼「近づくなっ!!!」

男「わかった!何かいるものある!?」

吸血鬼「いらん!!」

男「朝ご飯作ったけど!」

吸血鬼「いらんから目の前から消えろ!!」

男「わかった!何かあったら呼んでね!トイレはあそこだから!」タッタッタ

吸血鬼「……行ったか…」

最後の方に男が「俺の血を吸え」って言って
女は「好きだから、吸わない」って言ってそのままどこかに行くんだろ?


吸血鬼「(……なんだあの人間は…気狂いか…)」

吸血鬼「(……ならばここを早く脱出しなければ私は…)」

吸血鬼「(……クッ、痛みで思うように動けぬ……)」

吸血鬼「(…例えこの状態でも…私は野垂れ死にだ……)」

吸血鬼「(血が…血が足りない……あの人間の血を吸うか…)」

吸血鬼「(…所詮相手は人間。手負いの私でも隙をつかずして無理矢理吸血できる……)」

吸血鬼「(よし…ならば人間をここに呼ばねば…)」

吸血鬼「おい、人間」

男「はい!なんでしょう!朝ご飯か朝ご飯だなさぁどうぞ!」サッ

吸血鬼「……何の…マネじゃ」

男「…え?だって吸血鬼って血を吸うんでしょ?」


男「本当は俺の作った朝ご飯を食べてもらいたかったけど…」

男「やっぱり吸血鬼は血だよなぁと思ったからであります!」

吸血鬼「そ、そうか…家畜のクセに中々気がきくではないか(…拍子抜けだな……まぁ、手間が省けた。さっさと吸って殺すか…)」

男「私を…た・べ・て?」

吸血鬼「……かぷっ」

男「――ッ!!」

吸血鬼「んくっんく、んくんく(ほう、気狂いの血は美味なのだな)」

男「(一生懸命血を吸う吸血鬼ちゃんマジ可愛いよぉぉぉおおおおお!!!!!!鼻息が荒いよぉぉぉおおお!!!!きゃわわわ!吸血鬼ちゃんきゃわわわ!)」

吸血鬼「……?」


男「(ベットの上で座りながら吸うから太ももが!!!!ぷにっぷにの肉づきのいい太もも目の前にぐわぁぁぁああああ!!!!!!!!!!)」

男「(しかも俺の首筋には柔らかな吸血鬼ちゃんのプリプリピンク色唇が俺の肌とこんにちわぁぁぁああああああ!!!!!!!!!!!!!!柔らかい!!!柔らかいよ!!!ぷにぷにだよぉぉぉおお!!!!!!!!!)」

男「(しかも吸血鬼ちゃんのサラサラヘアーが目の前にあるんだよぉぉおおお!!!!いいにおいだよぉぉぉおお!!!とろけちゃうぅぅぅうううう!!!!!クンカクンカクンカクンカァァアアアアア!!!!!!)」

吸血鬼「……っぷあ…」

男「」ビクンビクン


吸血鬼「(何故かすぐに満足したな…。いつもなら、一人の血を飲みつくしても足りないのだが…)」

吸血鬼「(………む、まさか……これは…次世代型人間!)」

吸血鬼「(私達高貴なるものの為に生まれてきた家畜!そうだそうに違いない!)」

男「」ビクンビクン

吸血鬼「(コイツがいれば逐一人間を狩らずともよいのだな!なんと便利な家畜だろう!)」

吸血鬼「おい、人間。名前は」

男「お、男でひゅ…」

吸血鬼「そうか、おい男。今日から私はここに住むからな」

男「」

吸血鬼「…気絶したか。まぁ仕方のないことだな。なんせ私のような者と一つ屋根の下なのだから」

吸血鬼「…さて、まずはこの家を私好みに……フフフフッ」


―――3時間後

男「なぁんということでしょう~」

男「あれ程散らかっていた部屋はぁ、匠の手腕によりキチンと掃除されているではありませんか」

男「かつてこの家の主人を困らせていたぁ、あの汚れもピカピカです」

男「匠の粋な心意気で新たなタンスとイスが増えましたぁ」

男「今回、このリフォームに使用した費用は―――プライスレス」

男「お金では買えない価値がある」

吸血鬼「ふむ、なかなかの出来」ウンウン


男「ありがとうございました。家も喜んでいます」ペコッ

吸血鬼「当然だな。なんせ私自らリフォームを施したのだから」

男「吸血鬼ってこういうの苦手かと思ってた」

吸血鬼「それは偏見だ、これくらい出来なければ吸血鬼ではない」

男「すげー!吸血鬼すげー!」

吸血鬼「ふふん、当たり―――待て、どこにいく」

男「えっ、そろそろお昼ご飯の時間だから…」

吸血鬼「それには及ばぬ飯ならそこにある」

男「あれは生肉と言って調理前の"食材"です」

吸血鬼「うだうだ文句を言うな家畜」


男「あ、買っておいたリンゴがあったんだった!」

男「…あれ?確かここに…」ゴソゴソ

吸血鬼「リンゴならアソコへしまったぞ」

男「あぁ、ここか。あれ?果物ナイフは?」ゴソゴソ

吸血鬼「刃物類はあの中。食料はここ、調味料はここにまとめてある」

男「もしかして几帳面?」

吸血鬼「これは当たり前だぞ――あ、ゴミは一つの袋に入れるのではなく分別し、肥料になるものは畑にまいて後は――」クドクド

男「(ちょっと小姑っぽい吸血鬼ちゃんかわわわ!!!かわわわ!!!)」


吸血鬼「――以上だ。以後、これらを忠実に守るように」

男「了解であります!」

男「とりあえず、リンゴを食べよういただきます!」

男「うまっ!この蜜みたいなのうまっ、うまま!」

吸血鬼「………」

男「……?(こっちを見て何がした……あ!)」

男「(リンゴを)食うかい?」サッ

吸血鬼「いらん」パシン!

男「食べ物を粗末に―――」

??「ちょっと、誰かいますか」

男「はーい」


男「なんの用ですか?」ガチャ

騎士A「我々が追っていた吸血鬼がここら一帯に逃げ込んでな、見てないか?」

騎士B「めっwwちゃwwww美人wwwww」

男「えっ、そんな美人!?」

騎士B「やばいwww俺の妻wwとww同じくらいww美人wwwww」

男「いいなぁ~会いたいなぁ~」

騎士A「あ~、見かけたら我々騎士団へ連絡を頼む」

男「了解!操作ご苦労様でし!」ビシィ

騎士B「ビシィwwwwww」ビシィ

騎士A「ほら、ふざけてないで行くぞ」

騎士B「分かったwww分かったww引っ張るなwwwww」

男「さよなら~」


男「おまたせ~」

吸血鬼「……奇人か」

男「待って、なんで俺は罵倒されてるの?てっきり感謝のあまり抱き着いてくるかと…」

吸血鬼「あれは王家直属の騎士。何故、私を差し出さなかった」

男「だって、あなたが好きだし」

吸血鬼「よまい言を」

男「そんな!俺は本気だ!あなたの為なら死ねる!」

吸血鬼「ふん、口で言うだけなら簡単だからな」

男「ねぇ~どうすれば俺のコト好きになってくれるの~」

吸血鬼「あの騎士共を全員殺せ」

男「Oh…バイオレンス…」


男「ふっふっ…そんな荒いことをせずとも俺の魅力で――」

吸血鬼「鳴くな家畜」

男「……」シクシク

吸血鬼「泣くなみっともない」

男「じゃあ…俺と結婚してくれま――」

吸血鬼「ふんっ」ゲシィ

男「ひゃっふぅ!」ズザザァ

吸血鬼「何故喜ぶ…」ゾクッ


男「じゃあエネルギーも充電したことだし、買い物行ってきま~す!」

吸血鬼「まて、買い物ならこの紙に書いてあるものを買ってこい」サッ

男「さすが主婦、手慣れてらっしゃる」

吸血鬼「戯れ事をぬかす暇があれば早く行ってこい」

男「ラジャー!」バタン

吸血鬼「…ふぅ、言ったか」

吸血鬼「………」

吸血鬼「…暇……じゃな」

吸血鬼「…掃除でもするか…」

吸血鬼「……」サッサッサッ

吸血鬼「……」テクテクテク

吸血鬼「……これではいつもと変わらぬではないか?」

吸血鬼「……まぁいいか、楽しいし」

なんで別のSSスレの話を擦るんですかね(困惑)

>>87
非エロだが
凄いお気に入り
http://ss-station.2chblog.jp/archives/3079711.html


――街

男「…よし、これで全部だな」

男「……?あれは……」

商人「さぁよってらっしゃい見てらっしゃい!東洋の国に伝わる世にも珍しい衣装だよぉ!」

男「ねぇそれいくら!?」ズザァァ

商人「おぉ男さん!コレ買うのかい?」

男「買う!絶対買う!!」

商人「でもなぁ~、これは自分の妻に着せないと映えないんだよなぁ~男さんって独身でしょ?」

男「売るのを渋るなんてそれでも商人か!!」

商人「お客様のことを思ってのことです」

男「頼む!それが欲しいんだ!!」

商人「はぁ…そんなに言うならいいですよ。でも返品受け付けませんからね」

男「ありがとう!」


――男の家

男「ただいま!」

吸血鬼「遅いぞ家畜」

男「あぁ…ただいまを言って返事が返ってくるなんて……夫婦って素晴らしい!」

吸血鬼「いつ夫婦になった」

男「まあまあ、いいからいいから――それより!!」バッ

吸血鬼「なんだ?それは」

男「これは東洋に伝わる伝統的な衣装で主に調理の際に使用されるといわれる衣装です。これを着ることにより調理をする際に服が汚れません」

吸血鬼「ほぅ、気がきくではないか――どれ…」

男「ワクワク」


吸血鬼「どうだ?似合うだろう?」フフン

男「」


すべては偶然だ

だがその偶然は、あらかじめ決められていた世界の意思でもあった。


俺はイかれてなどいないいたって正常だ。

ここでは真実を語っているんであって、断じて厨二病の妄想なんかじゃない。

……きっかけはほんの些細なことだとしても

それが、俺の未来の大きな流れを決定付けてしまうこともある。


バタフライ効果という言葉をしっているか?

知らないのなら調べるのだ。

それぐらいの慎重さが求められているのだということを理解しろ。


残念ながら

俺は慎重じゃなかった。


自分の愚かさを分かっていなければ”こんな素晴らしいこと”にはならなかった

未来を、こんな形にしてしまうことなんてなかった。



だが、分かるはずがないだろう?

その瞬間の自分の手に、俺の運命を決定づけるような

重大な分岐点《ターニングポイント》のスイッチが握られているなんていうことは、分かるはずがないんだ。

考えてもみるがいい。

普段の人間の知覚は99%が遮断されている。
           人は自分で思っている以上に愚鈍な生き物なんだよ。

普段の生活の中に埋もれている何気ないことなど気にも留めないし

知覚したとしてもすぐ忘れるか、脳が処理をしないかのどちらかなんだ。


あのときの俺に言ってやりたい


俺グッジョブだと


俺最高だと


これは神からの贈り物簡だと


陰謀の魔の手は、思った以上にずっと身近にあって

いつでもお前を陥れようと手ぐすね引いているのだと……!


男「割烹着姿まじ可愛いぃぃいいい!!!!!!!!!!」

吸血鬼「これは割烹着というのか?」


飯、風呂落ち
吸血鬼の可愛い画像が貼られていたら
みんな幸せだと思うの

もしかしたら狐娘との生まれ変わり結ばれエンド書いた人?
違うならごめん仕る!

>>104
モン娘や獣っ娘が好きな人です

吸血鬼「……」トントン

男「(可愛いなぁ…どうして高貴な人が割烹着着ると壮絶に可愛いんだろ…)」ハァハァ

吸血鬼「……」グツグツ

男「(こりゃええわぁ~ヨタ可愛いわぁ~)」ハァハァ

吸血鬼「もうすぐ完成だ。皿をだせ」

男「かしこまり!」シュビッ
吸血鬼「走るな埃が舞う」

吸血鬼「(しかし…なんだこの衣装は……無性に家事したり世話が焼きたくなるぞ…)」

男「(まさか…あれは"オカン"というスキルが発動しているんじゃ…すげぇ……あれがオカン…)」


吸血鬼「(何かこの衣装に力が秘められているのか……)」

吸血鬼「(…くだらん。こんな布に力などない、気のせいだ。高貴なる吸血鬼がこんな力に染まる訳がない)」

男「これが…愛妻の手料理…生きててよかった…」ウルウル

吸血鬼「愛妻ではない。冷める前に心して食せ」

男「いただきます!」

吸血鬼「ゆっくり食べろ料理は逃げん――ハッ!?」

吸血鬼「(今何故温かな気持ちになった!?いや違うこの力のせいではない!気のせいだ!)」


――数日後

吸血鬼「ほら、いつまで寝てんの!」ゲシィ

男「…今日は休みの日なんだけど~」

吸血鬼「はぁ…ごろごろとしおってからに…ほらっ、シャキッとする!」

男「ふ、ふぁ~……おはよう」

吸血鬼「はいおはよう、歯ぁみがいて顔洗ってきんさいな、朝ごはんできとーよ」

男「は~い」

吸血鬼「さて、洗濯物洗濯物」

吸血鬼「(あれ?なにかを忘れているような……)」

吸血鬼「あ、洗剤足りない後石鹸も…」

吸血鬼「手にメモしとこ…」カキカキ


完全に主婦になってやがる…
闊歩意義はなんて恐ろしいマジックアイテムなんだ…

割烹着


男「しっかし性格変わったよなぁ…」

吸血鬼「なんね、私は元々こうだったわよ」

男「いや…もっと凛としてたはずなんだけど…やっぱりその割烹着のせい?」

吸血鬼「これ?まさかこんなので性格変わらないわよぉ~」

男「そうだよなぁ~(あれ?そうだったっけなぁ…もう少し威厳があったような……)」

吸血鬼「さ、ちゃっちゃと食べちゃってよ皿が洗えない」

男「あ、ごめん」バクバク

吸血鬼「ふふっ、そこまで焦らなくてもいいのに」

割烹着剥がしてみたらどうだろう?


男「あー暇だー」ゴロゴロ

吸血鬼「だったらお掃除手伝ってよね」

男「俺に掃除はできん!」キリッ

吸血鬼「アンタ使えんなぁ…なら、まきわりしてきんさい」

男「疲れるぅ…」

吸血鬼「ダラダラせんの!ほら早うして、今日はアンタの好きなもん作ってやるから」

男「じゃあ肉で」

吸血鬼「分かった分かった。まかせときんしゃい」

男「じゃあ行ってくる!」

吸血鬼「いってらっしゃい」

男「あー暇だー」ゴロゴロ

オカン「だったらお掃除手伝ってよね」

男「俺に掃除はできん!」キリッ

オカン「アンタ使えんなぁ…なら、まきわりしてきんさい」

男「疲れるぅ…」

オカン「ダラダラせんの!ほら早うして、今日はアンタの好きなもん作ってやるから」

男「じゃあ肉で」

オカン「分かった分かった。まかせときんしゃい」

男「じゃあ行ってくる!」

オカン「いってらっしゃい」


吸血鬼「えーと…次は何をしようかね」

吸血鬼「肉の仕込みをやっといて、それが終ったら食器洗って、それが終ったら軽く掃除して……よし、頑張るぞー」

男『ヘルズファング!』パコン

吸血鬼「……頑張るねぇ」

男『飛天無双斬!』パコン

吸血鬼「(なんかあの人が気になるなぁ)」

吸血鬼「ハッ!?いや私はあんな人に興味はない!絶対にだ!」

吸血鬼「最近疲れてるから!疲れてるから!」


コンコンッ

吸血鬼「あ、はいはい」

吸血鬼「何の御用で――あ、私吸血鬼だから見つかっちゃいけないんだった」

コンコン

吸血鬼「……まぁいいか、は~い今開けま~す」ガチャ

日光大丈夫なんか


??「お姉ちゃん!」ダキッ

吸血鬼「あらあら、久しぶり!」

吸血鬼妹「あ、あたし…お姉ちゃんの気配を辿ってやっとここまで…!」ギュッ

吸血鬼「お姉ちゃんも会いたかったわ…」ギュッ

吸血鬼妹「あの時、あたしを逃がしてくれてありがとう…!だから次はあたしが助けるからっ!」

吸血鬼妹「…さぁ逃げようお姉ちゃん!お姉ちゃんを監禁してたあの人間はやっつけたから早く!」

吸血鬼「えっ…それって……」サー

吸血鬼妹「…どうしたのお姉ちゃん?顔色悪いよ?」

吸血鬼「……ッ!!」ダッ

吸血鬼妹「あっ!待って!」タッタッタ


吸血鬼妹「お姉ちゃん!フード被らないと身体が!」

吸血鬼「…ッ!…はぁっ、はぁっ!」

男「……」

吸血鬼「しっかりして!ねぇ、起きて!目を覚まして!」ユサユサ

男「……」

吸血鬼「起きてよ!早く!お願いだから!」ユサユサ

男「……」

吸血鬼「…起きてよ……こんなところで寝たら…風邪ひいちゃうよ…ぐすっ…」

男「……」

吸血鬼妹「お姉ちゃん……」

吸血鬼「…ぐすっ、ひっく…起きてよぉ…ひっく…男ぉ…」

男「ごめん…流石に泣くとは思わなかった」

吸血鬼「……えっ…」


吸血鬼妹「そんな…なんで生きてるの…」

男「いやぁ、ノリノリでまき割ってたらその子に背後から殴られてね、ちょっと頭ずらしてギリギリ、クリーンヒットを逃れるアーンド、ドッキリを……」

吸血鬼「馬鹿っ!心配したんだから!」ギュッ

男「…ごめん、許してほしいな」ナデナデ

吸血鬼「ばかっ…ばかっ……」

吸血鬼妹「(どうしてお姉ちゃんがこんなコトに……)」

吸血鬼妹「(…あの服から何かちからを感じる…………まさか…)」


男「…心配してくれてありがとう」ナデナデ

吸血鬼「う、うるさいっ!ばーかばーか!」ギュッ

吸血鬼妹「(…後ろの結び目を解いて……)」

男「……あ」

吸血鬼妹「……あっ(まずい!目が合った!なにをされ――)」

男「割烹着を脱いで、汚れるよ…お気に入りでしょ?」

吸血鬼妹「!?」

吸血鬼「う、うん、わかった…」ヌギヌギ

吸血鬼妹「(よし、今だ!えいっ)」グイッ

吸血鬼「ひゃぅ!」

男「大丈夫?」

吸血鬼妹「お姉ちゃんそいつの血を吸って!」

吸血鬼「えっ、どうして?」

男「いいじゃない、久しぶりに吸えば」

吸血鬼「う…うん」

ふむ、続けて?


男「ほら、早くやるぞ…」グイッ

吸血鬼「ち…近いよぉ…」モジモジ

男「さ、早く(……駄目だ、ここで言ったら後悔する。落ち着け俺)」

吸血鬼「…男、いくよ……かぷっ」ドキドキ

男「――ッ!!」

吸血鬼「んくっ…おろこぉ…おろこぉ…んっ…」ドキドキ

男「…今までありがとう」ナデナデ

吸血鬼「んくっんくっ…おろこぉ…ぁあ…んっ…わらひ、おろこのこと…」

男「そして、さよなら」ドンッ

吸血鬼「痛っ……なんで突き飛ば――何故だ!?何で私はあんなことを思っていたんだ!?」

吸血鬼妹「わーい!もどったぁ」ピョンピョン

割烹着の魔力…


吸血鬼「…おい家畜、キサマ私に何をした」

男「割烹着をプレゼントしたじゃないか」

吸血鬼妹「あの服には母性を強める効果があったんだよ、お姉ちゃん。コイツはお姉ちゃんに無理矢理自分を愛すよう仕向けたんだ」

吸血鬼「…本当か」

男「…あぁ」

吸血鬼「……そうか、何故だ」

男「俺はあなたのことが…」

吸血鬼「黙れッ!!!今そのようなコトを口に出すとは恥と知れ!!!!」

男「……」

吸血鬼「キサマには失望した。やはりキサマは騎士のやつらと同じだったのだな」

吸血鬼妹「どうする?コイツ殺しちゃう?」


吸血鬼「…もう、こやつと関わりたくない」

男「……」

吸血鬼「もとより、私はこんなところに居なくともよかったのだ」

吸血鬼妹「なら帰ろう?あたし達の家に」

吸血鬼「あぁ、そうしよう」

男「……あ」

吸血鬼「一度でも気を許した私が馬鹿だった―――いいか、二度と私の前に姿を見せるな」サッ

吸血鬼妹「お姉ちゃんを悲しませるクズは死ね」サッ


男「……消え…た?」

男「……………」

男「………もう寝よう…」


――次の日

男「……もう朝――いや、昼か…」

男「……」

男「………家が…広い…」

男「……これでよかった…これで……」

男「……」

男「…俺は、弱いな……」

男「…あ、石鹸きれてる…」

男「…買いに行こう」


――吸血鬼の館

吸血鬼妹「それでね!あたし頑張って歩いてね!」

吸血鬼「そうか、頑張ったか」カチャカチャ

吸血鬼妹「もー、洗い物なんてやめてあたしの話聞いてよー」

吸血鬼「心配せずともちゃんと聞いておる」カチャカチャ

吸血鬼妹「でもボーっとしてるよ?」

吸血鬼「していない――あ、そこの洗剤を…ってそうか切れてたんだな」

吸血鬼妹「え?洗剤ならそっちにあるよ?」

吸血鬼「あぁ…そうか…そうだったな…。なぁ、この包丁をしまっておいてくれ」

吸血鬼妹「うん、わかった!」

吸血鬼「あ、刃物類はそこじゃなくて…」

吸血鬼妹「いや、ここであってるよ?」


吸血鬼「そ、そうか。そう…だったな…」

吸血鬼妹「……ねぇ、いいかげん忘れたら?」

吸血鬼「……」

吸血鬼妹「あんなクズ、あたし達を追い回す騎士より下劣で卑劣なやつを想う必要ないよ」

吸血鬼「そうだな…そうだ」

吸血鬼妹「あ、お姉ちゃん。その手なんて書いてあるの?」

吸血鬼「……チッ」ゴシゴシ

吸血鬼「なかなか消えない…なんでだ…どうして…ッ!!」ゴシゴシ

吸血鬼妹「………」


――街

男「(俺がなにかの本で『割烹着』という衣服を知ってしまったから…)」テクテク

男「(俺が…弱かったから…あの人は……)」テクテク

男「(……よそう。もう過ぎたことだ…)」

騎士隊長「おぉ、男ではないか久しぶりだな!」

男「あ…騎士隊長さん、お久しぶりです」

騎士隊長「どうした?元気がないみたいだが…」

男「いえ、なんでもないです――それより、騎士隊長さんはどうしてここに?」

騎士隊長「あぁ、そのことだが…なぁ男。俺達ともう一度、一緒に戦わないか?」


男「……」

騎士隊長「この街はおろか、国中探してもお前程の実力をもつ者はいない」

男「……」

騎士隊長「お前が騎士団をやめなかったらお前が騎士隊長……いや、もっとそれ以上の位につけたほどだ」

男「……」

騎士隊長「だから頼む…俺達と一緒に戦おう」

男「ごめんなさい、俺はもうあんな王の元で動くのは御免だ」

騎士隊長「……お前が渋るのはあの吸血鬼のせいか?」

男「どうして…それを…?!」

騎士隊長「ここじゃなんだ、酒場に行こう」

男「……あぁ」


――酒場

騎士隊長「単刀直入に言えば、お前が吸血鬼匿ってるのがバレて、もうじき俺達によって殺される」

男「……なっ…」

騎士隊長「俺の部下が二人お前ん家に行った時から、既にマークされてたんだ」

騎士隊長「なんとか俺は王様に、取りやめてくれるよう頼んだ」

騎士隊長「だけど無理だった。アレは頭がイカれてる、お前を殺す理由が『反逆するかもしれないから』だとかいうのじゃない」

騎士隊長「『最近、暇だから』だそうだ」

男「……」

暗殺安定


騎士隊長「……お前、あの吸血鬼にホレてんだろ?」

男「んなっ!?」

騎士隊長「あっはっはっ!んなことで顔真っ赤にすんじゃねぇよっ」

男「……」

騎士隊長「すまんすまん、しかしそうでもしないと、この質問はチトこたえる」

男「なんだよ…質問って…」

騎士隊長「いいか、よく聞け」

騎士隊長「あの吸血鬼の姉妹の住家が昨日判明した、今日の朝、攻撃をしかける」

男「……」

騎士隊長「二者択一だ」

騎士隊長「俺の申し出を断り、自分の命を断つか――」

騎士隊長「俺達と共に戦い、吸血鬼姉妹を殺して王に認めてもらうか、そのどちらかを選べ」

〇明日の朝、攻撃をしかける
×今日の朝、攻撃をしかける


男「…そん…な……」

騎士隊長「今日の夕方、お前の家を訪ねる。その時お前が家に居れば承諾と」

騎士隊長「居なければ申し出を破棄したとみなし、お前を指名手配して殺す」

男「……わかった」

騎士隊長「…すまんな」

男「…気にするな、お前のせいじゃい。全部俺が悪い」

男「…じゃあな」

騎士隊長「あぁ」

止めろ止めろいうとそうなってしまう法則があるらしいぞ


男「……」テクテク

男「(……自分の命か…あの人の命か…)」

男「(………)」

男「(……吸血鬼は…人間より戦闘能力は高い)」

男「(…だけど、やはり数には勝てない。だからあの時、傷を負ってたんだ)」

男「(殺すのは簡単だ。包囲して攻め込めばいい、なんなら他の騎士が追い詰めて最後だけ俺が参加して殺してもいい)」

男「(俺はあの人を殺さなければ、俺は殺される)」

男「(死にたくない、あの人を守りたい。だけど…死にたくない)」

男「(俺は死にたくない…)」

男「(俺は死なない、死んでたまるか)」

男「(絶対生きるんだ、…どんな手を使ってでも必ず…)」

――男の家(夕方)
コンコン

騎士隊長「男、いるか」

コンコン

騎士隊長「男、いないのか」

騎士A「…逃げたのでは」

騎士隊長「………」

男「こっちだ、外で剣の手入れをしていた」

騎士B「うはwwwテラカッコヨスwwwwww」

騎士隊長「家に居ないということは…」

男「今から入れば問題ない」

騎士隊長「…いいのか」

男「もちろん」

騎士隊長「……」

騎士隊長「吸血鬼討伐隊!!!全騎士に告ぐ!!これより、吸血鬼討伐作戦を実行する!!帰ったら必ず一人も欠けることなく例外なく皆で飲み会だ!!」

「「「「オォォォォオオーーッッ!!!」」」」


――吸血鬼の館

吸血鬼「……」

吸血鬼妹「ふぁ…お姉ちゃん…そろそろ寝ようよぉ…」

吸血鬼「お姉ちゃんは、ちょっとやるコトあるから先に寝てて」

吸血鬼妹「うん、わかったぁ…はふ」ボフン

吸血鬼「……いい子にしてるのよ」

吸血鬼「……(嫌な胸騒ぎがする…もしかして奴らが……)」タッタッタッ

吸血鬼「……(この館の位置はばれている…なら混乱にじょうじて妹だけでも逃がさなくては…)」タッタッタ

吸血鬼「……(クソッ…私達が何をしたんだ…ッ!!!)」タッタッタッ

SSは尻アスなのに他コメで笑いが

>>278
巣に帰れ


吸血鬼「……もう少し固くしなるフードでなければ…」

吸血鬼「……ん?これは………割烹着…?」

吸血鬼「忌ま忌ましい…私としたことがボーっとしてたか……」

吸血鬼「これを着て母性が上がったからアイツに恋心を抱いてしまった……あの時、血を吸って力を払わなければ恐ろしい……こと…に…」

吸血鬼「……母性…が…上がる…?」

吸血鬼「…確かに私はあれを着て、もっと家事が好きになったし、アイツにあれこれと言いたくなった……」


吸血鬼「…が、母性と恋心は違うんじゃないか…?」

吸血鬼「あの割烹着は本来、人間の為のもの」

吸血鬼「仮に母性は恋心を含むとしても、吸血鬼を虜にするような強力なものであるなら、人間に着せれば一瞬で廃人になる…そんなものが普通に出回るワケがない…」

吸血鬼「ならこの割烹着の力はそもそも私にほとんど働いていなかった…?」

吸血鬼「ならあの姿は本当の私であの恋心は私の――――」

吸血鬼「――嘘だ、そんなものはまやかしだ。私はアイツに騙された。割烹着は力を十二分に発揮していた」

吸血鬼「行こう、これ以上考えれば頭がおかしくなる」

――森

騎士隊長「この森の奥に吸血鬼の館がある」

男「……」

騎士隊長「…とどめはお前が刺せ」

男「…あぁ」

騎士隊長「…辛いだろうが踏ん張れ、あの吸血鬼のコトは忘れ――」

騎士A「隊長!!前方にフードを被った吸血鬼らしき物体が!!」

騎士隊長「総員に告ぐ!奴を取り囲み攻撃をしかけろ!!いいか、死ぬなよ!!」

「「「「オォォォオオオオ!!!!!」」」」」

男「……ッ!」ダッ

騎士隊長「おい!男!」


男「はあっ、はあっ!」タッタッタッ

吸血鬼「……なんだ、お前か。その剣は――そうか、お前は私を殺すのだな」

男「あぁ…はあ、はぁ…そういう…ことになる……」

吸血鬼「…そうか。私は言ったよな、二度と姿を見せるなと」

男「……ごめんなさい」

吸血鬼「なっ……」

男「あんな割烹着を着せてごめんなさい、自分の弱さに負けてごめんなさい」

男「そして、大好きです。愛しています、結婚してください」

吸血鬼「…戯れ事をほざくでないよ」

男「本気です、そして―――痛くしてごめんなさい」タッ


吸血鬼「クッ…(間に合――――)」ドサッ

男「……」チャキ

騎士隊長「おい!殺したのか!」タッタッタ

男「…みね打ちで気絶させただけです」

騎士隊長「どうして…」

男「それは――」

国王「うむ、よくやったぞ男」

騎士隊長「国王!?何故ここに…」

国王「見物じゃ見物、そうがなるな。実は吸血鬼の身体というものを一度でいいから味わってみたくてのぉ…」

騎士隊長「し、しかし……国王が異業種と行為に至ったということが知れれば…」

国王「何を勘違いしておる。コイツには興味はない、ワシが愛でたいのは、あの館におる幼子じゃ」

騎士隊長「……なっ…」

落ち着け俺
そうだ深呼吸だ深呼吸をしよう


国王「といっても、ワシ好みに調教して十分育ってから味わうがの。いやぁ、今から楽しみじゃ」

男「国王、コイツを入れる檻と手錠を」

国王「そうじゃな、この森の入口に馬車を置いておる。その荷台に積め」

騎士隊長「あの馬車は国王の……」

国王「今日の昼、街の広場で、この吸血鬼の公開処刑を執り行う。これは事前にこやつに言ったあった通りじゃな」

国王「おぬしら騎士隊は館の幼子確保した後に城の地下牢に閉じ込めておけ、日光にはくれぐれも気をつけるように――それではな、ワシはひと足先に街へ行っておる」

男「……」

騎士隊長「……」

騎士B「……wwwww」


国王「聞け!!諸君!今から忌まわしい吸血鬼の公開処刑を執り行う!!!」

アレガキュウケツキ?
スゲゴクキレイナヒトダナ
プリキュアミノガシタ…
スミマセンコレドウシタラ、ナガセマスカ

吸血鬼「…ん……ここは…」

男「気づいたか」

吸血鬼「貴様…ッ!」

男「動けないよ、両手に手錠、足には鉄球を繋いである」

国王「死刑執行をつとめるのはこの男!!こやつは吸血鬼を匿っていたがワシの目はごまかせなかった!!」

騎士隊長「(よく言うよ、全部俺達が調べたんじゃないか)」

すまん、ちょっと用事で書けなくなってた

国王「こやつはワシに命ごいをした!それはもう無様な姿であったが、ワシは優しく接した!!」

国王「そうして心を入れ替えたこやつは吸血鬼討伐作戦に参加し、見事!吸血鬼を確保!!
そして騎士隊長が妹を殺した!!!もう吸血鬼の妹はこの世にいない!!!」

キュウケツキッテツヨンダロ?
スゲーナ
プリキュアミノガシタ…シノウ…
ア、コウスレバナガレルト…アザッシタァ

吸血鬼「殺したのか…!!!」ギロッ

騎士隊長「まぁ、同じようなことだな」


国王「そして!!今これよりこの瞬間!!!こやつの握られた剣で吸血鬼はこの世から排除される!!!!」


男「………」

吸血鬼「……」


国王「さぁ吸血鬼、何か言いたいことはあるか?」

吸血鬼「苦しんで死ね、この汚物が」

国王「な、なんじゃと…!!!」ツカツカ

国王「お前のような!!薄汚い吸血鬼が!!!ワシを!!愚弄するでない!!!」ゲシッゲシッゲシッ!!!!!

吸血鬼「ぐっ…かはっ……ぐぁっ……」


騎士隊長「お止めください、国王。吸血鬼が死んでしまいます」

国王「ふぅ!ふぅ…離せ、ワシはもう蹴らぬ―――よっ!!」バキィ!

吸血鬼「…くっ……」

騎士隊長「国王!!」

国王「大丈夫じゃ、殴っただけ、これくらいでは死にはせん」


国王「…さて、少しアクシデントがあったが改めて!」

国王「おい男、何か言いたいことはあるか?」

男「ありがとうございます国王。では、少し長くなりますがよろしいでしょうか」

国王「うむ、よいじゃろう。ワシは寛容じゃからな」

男「ありがとうございます。では最初に、今から殺すこの吸血鬼を――――」

吸血鬼「……」

騎士隊長「……」


男「俺は心より愛しています」

        ┏┓                ┏┓         巛 ヽ.                     ┏┓      ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓        ┏━┛┗━┓  ┏┓ + 〒ー|    ┏┓    ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━|  |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓  ┏┻┛┗┫┃┃
    ┃┃  ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓  +┻ +/ /┻┓  ┏┻┓  ┏┛  ┃┃┃┏━┓┃┃┃
    ┃┃    ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ ∧_∧/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
    ┗/´》〉  ┗┛  ┗━━┻┛┗┛┗┻━(´∀`_/ /  ┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗巛 ヽ┻┻┛
  * | 〒  /⌒ヽ | 〒  ||| ,.へ´_|_ヽ  ,-r、,r/」  f  |||  ∧ ∧,.へ,    〒 ! /⌒ヽ 〒 !
     |  |  ( ´∀`)  |   人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7  | *   (゚∀゚ `ァ ノ +   |  | ( 个  ) |  |
 +  |  {  |   .|   {  .(__)、   ○〈_}ノ :   |  +  O    /:-一;:、 / /. |    | ./ /*
    ヽ ヽ |   .|.ヽ ヽ (___)  、 〈   く/ ヽ__,」 +    )   ミ;;★:;:;:;ミ/ /   |    |/ /
     ヽ  ヽ,, ´∀`) ヽ  ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) /  ,ヘ   | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ /  (・∀・ / /
 ,.へ ■ヽ ヽ     ー、 ヽ     ー、     /  / |.  | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f  ,-     f+
 l ァ'^▽^) i     ,rュ ', i     rュ ', |||  (   〈  .|  .|  ハ^ω^*`ァノュヘ    |  / ュヘ    |
 ヽ    ○.|    /{_〉,.へ∧ ∧{_〉  << \ ヽ .|  .|   O☆゙ _ノ_,} )   | 〈_} )   |
  |  、 〈 |    〈   l ァ';・∀・)        \ノ |_,,|   ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ    ! |||  /    ! |||
||| l__ノ ヽ__)|   ,ヘ. ヽ  ヽ    ○ヽ  +    |__ノ|  )  `7゙(´〈`ー''´     |   /  ,ヘ  |   ガタタタン!!!!


国王「な……」

吸血鬼「…ふん」

騎士隊長「……やっぱりな」

男「この人との始まりは一目惚れです、森にキノコを採りに行ったらボロボロの状態で倒れていました」

男「俺は一目見て恋に落ちました!血も喜んであげました!俺はこの人がいるだけで幸せでした!」

男「そんなある日、俺は一着の割烹着を見つけました!それは身につければ母性が上がるというものでした」

男「俺は、もしかしてこれを着せれば自分のことを好きになってくれるかもしれないと、黒くくすんだ気持ちに支配され、この人に着せました!」


男「結果、俺のことを気にかけてくれるようになりましたが、後に引き返せなくなってしまう前に、この人と別れました」

男「俺は、こんなクズですけど…それでも!!まだ俺はこの人のことが好きなんです!!」

吸血鬼「…男……」

男「ごめんなさい、俺と出会わなければ…こんなことにならなく」

吸血鬼「おい、男。あの割烹着はな、私には効かなかったんだ。私とお前が勝手に信じてただけ」

男「…え……?」

吸血鬼「…男…あんなこと言ったけど…

吸血鬼「私、男のことが好きだ」

男「……なら、その…俺と――」

国王「えぇい!!何をやっている気持ちの悪いヤツめ!!!とっとと殺せ!!!」


騎士隊長「国王、冷静になられてください…」

国王「うるさい!ワシに指図するな!!殺せ!そんな臭い話は聞きとうない!!殺せ殺せ殺せ殺せ!!!!!」

吸血鬼「…男…やれ…」

男「…いや…でもっ…!」

吸血鬼「やれ!!…ひっく……は…ぐすっ…やく…!!」

男「……俺は、キミを愛してるよ…んっ」チュッ

吸血鬼「あぁ…ぐすっ…わたし…も……んっ」チュッ
吸血鬼「…さぁ、男………」


吸血鬼「…私…を……殺せ」

男「………」


騎士B「今だwwwwスイッチオンwwww」

『見物じゃ見物、そうがなるな。実は吸血鬼の身体というものを一度でいいから味わってみたくてのぉ…』

『し、しかし……国王が異業種と行為に至ったということが知れれば…』

国王「な、なんじゃこれは…!!」

騎士隊長「………」

騎士B「wwwwww」

『何を勘違いしておる。コイツには興味はない、ワシが愛でたいのは、あの館におる幼子じゃ』

『……なっ…』

吸血鬼「な、なんだ…これは」

男「これは…あの時の…会話…」

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!

『といっても、ワシ好みに調教して十分育ってから味わうがの。いやぁ、今から楽しみじゃ』

『国王、コイツを入れる檻と手錠を』

国王「やめろ…」

『そうじゃな、この森の入口に馬車を置いておる。その荷台に積め』

『あの馬車は国王の……』

『今日の昼、街の広場で、この吸血鬼の公開処刑を執り行う。これは事前にこやつに言ったあった通りじゃな』

国王「やめろぉぉぉおおおお!!!!!!!!!!!!!」

『おぬしら騎士隊は館の幼子確保した後に城の地下牢に閉じ込めておけ、日光にはくれぐれも気をつけるように――それではな、ワシはひと足先に街へ行っておる』

騎士B「『国王を失脚させる方法を模索するスレ』っとwwwwwww」(カタカタカタ…

>>347
>スミマセンコレドウシタラ、ナガセマスカ

これはそういう伏線か
やられたわ

>>459
よく見つけた!!


ザワザワ
コクオウッテロリコンダッタノカ
イエスロリータノータッチ!
ウワ…ナイワ…

国王「そんな…これは……」

騎士B「これwwwwこの前の戦争で無くなった国でwwwひそかに開発してた『盗聴器』ってやつwwww」

騎士B「流し方わかんなくて苦労したwwwwww」

国王「何故…騎士のお前がそんなものを…」

騎士B「俺wwwあの国の人間www戦争の中でwwサンプル持ち出したwwwww」

国王「あの国は…たしかに何もないはず…」

騎士B「そうwww盗聴器以外wwwwなにもないwwwwww」

騎士B「ならなんで俺の故郷を滅ぼした、言ってみろ!!!」

騎士B「ならなんで俺の故郷を滅ぼした、言ってみろwwwwww」

これはこれでありな気がする


国王「ひぃぃ!!」

騎士B「何が暇だからだ!!俺達はお前の遊び道具じゃねぇんだよ!!ぶっ殺されてぇか!!!」

国王「わ、ワシには関係ないのじゃい…」

騎士B「じゃいって何だよ!!なめてんのか!!!」

騎士隊長「落ち着け、騎士B」

騎士B「ういっすwwwwww」

キャーダイテー
ソコニシビレルアコガレルゥ!
カッケー!

吸血鬼「…なんだ…なにが……」

男「…なんだこれ」


吸血鬼妹「あ、お姉ちゃん!」タッタッタ

吸血鬼「お、お前!どうしてここに!」

吸血鬼妹「あのお兄ちゃんが私匿ってくれたー!」

騎士A「よかったな、お姉ちゃんに会えて」

吸血鬼妹「うんっ!――あ、今手錠外したげるね!!」

吸血鬼「ありがとう、妹を匿ってくれて…」

騎士A「騎士は正義の為に行動するものですから」

騎士B「くっせぇwwwお前くっせぇwwwwww」

騎士A「黙れ、お前もくっせぇだろうが」

騎士B「はwwwwちげぇしwwwあれはちげぇしwwwwww」

男「……」

騎士隊長「…多分、国王はこの国にはいられないだろう。罪を重ねすぎた」

男「…終わっ…たのか?」

騎士隊長「…あぁ、なにもかもな」

>>517
0を頭に見たてるとかどんだけーくっせー

>>522
え?


国王「ふふっあははははははははははっ!!!そうか全てワシを陥れるための策略かあっははははははは!!!!」チャキ

吸血鬼「……えっ」

騎士隊長「ナイフだと!?あれはどっから――」

国王「お前だお前が悪いんだ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねェェエエェエエエエェェエエェエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!」ダッ

吸血鬼「―――ッ」

えっ

おいまさか男が庇うのとかやめろよ

おい!

>>534
だいじょうぶだ
きっと男の血で復活する

それに男の血は特別性だろ?


国王「くひひひひっ!!!!!馬鹿め!!!ワシを馬鹿にするからじゃ!!!!天罰じゃ!!!ひゃははははははは!!!!!!!!!」

吸血鬼「……あ…あぁ…」

国王「死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!!!!!!皆死んでしまえ!!!!ひゃはははははくひひはひひひひあははははははははは!!!!!!!!!!」タッタッタ

騎士隊長「逃がすな!!!追え!ヤツを捕らえろ!!!!」

騎士A「私が周りこむ!!」

騎士B「待ちやがれ!!!!」

吸血鬼妹「…嘘……」

吸血鬼「……あぁあ……」

男「間……一髪…か……」


男「俺…まだ………キミの…名前……聞いて…ない…」フラフラ

吸血鬼「わた、私か…?私の名前は"吸血鬼"…だ」

男「吸血鬼……い……い……名前……だ………ね」バタッ

吸血鬼「おと…こ…?」

吸血鬼「………おい…返事してよ…」

吸血鬼「…冗談…は…もういいよ…私…もう……いいよ…」

吸血鬼「…なんでだよ……人間のくせに…私…ナイフなんかじゃ…しなないよ…」

吸血鬼「おい…返事をしろ…家畜…!!鳴け!!鳴けよ!!」

吸血鬼「なんでだよ……どうして…どうしてなんだよ…」

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ


吸血鬼「ぐすっ…男……私…っく…まだ名前…で…ひっく…呼んでもらって…ない…っ」

吸血鬼「男ぉ…ひっく…呼んで…よ…私の…こと…ぐすっ…好きなんだろ…愛して…るんだろ…?」

吸血鬼「なんで…なんで言って…くれないん…ぐすっ…だよ…!!」

吸血鬼「…ふざ…けるな!!家畜の…クセに…私が許さんぞ…!!ほら命令だ!!返事をしろ…!!!返事を!!!」

男「………」

吸血鬼「返事を……!!っく、うぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあああああああ!!!あぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」

騎士隊長「………」

吸血鬼妹「……お姉ちゃん…」

吸血鬼「ぁぁぁぁああああ!!!ひっくぐすっうぁぁぁああああああ!!!ぅぅぅぅあぁぁぁぁあああああああ!!」

男「そこまで泣かれると逆にひくわ…」

騎士隊長「えっ」

吸血鬼妹「えっ」

吸血鬼「ぐすっ…えっ」

男「いや、自分で言うのもなんだけどさ、俺強いじゃん?」

男「だから、急所外して受けてドッキリでーすってやろうとしたら言う空気じゃなくなったというか……」

騎士隊長「えっ」

吸血鬼妹「えっ」

吸血鬼「えっ」


男「てかすごい腹痛い。誰か回復アイテムプリーズ!」

商人「ぬりぐすりならあるけど…」

男「おおっ!あるじゃねぇか回復アイテム!」

吸血鬼「……し…」

男「……ん?」

吸血鬼「死ねぇぇぇええええ!!!!!」

男「いやっふぅぅうう!!!!!」

騎士隊長「えっ」

吸血鬼妹「なんじゃいあれ」

よくやったwwww
騎士Bの出番はもう無いのか?


騎士隊長「なんでお前…死んでないんだ?」

男「だって俺吸血鬼だし」

騎士隊長「えっ」

吸血鬼「えっ」

商人「なるほどな~」

吸血鬼妹「あのさ、吸血鬼ってどうやってなるか知ってる?」

男「吸血鬼には食用の吸血と自分の仲間を作る吸血がありますです」

吸血鬼妹「いい?吸血鬼が仲間を作る時は、ものすぅぅぅううううううゲホッゲホッ…ぅううごっく、大切な人にしかしないんだよ?」

男「でしょうね」

吸血鬼妹「いつした―――――あぁ、あの別れた時か」

男「あん時の吸血鬼ちゃんの好感度は凄かったから、ついこっそりやったんだね」

吸血鬼「高貴なる吸血鬼に゙ちゃん゙とつけるな愚か者」


騎士B「うはwwwなんか国王捕まてたらwwwwえらいことになってるwwwwww」

騎士A「吸血鬼になった…ということは、日光は危ないのでは」

男「いや、途中でやめたから不完全。戦闘力は上がらないけど、少しだけ体が丈夫になって寿命長くなりました的な?」

吸血鬼「す、すまん…勝手に吸血鬼にしてしまって…あの時は……」

男「いいよ、これで吸血鬼ちゃんと同じくらい長生きしてイチャイチャしまくることが出来るのだから!!!」

吸血鬼「なっ…にゃひをいってりゅんだ!」

男「ぎゃぁぁぁぁああああ!!!噛んだ高貴なる吸血鬼ちゃんまじかわわわわわわ!!!きゃわわわわわ!!!」

騎士隊長「なんだこいつ」

商人「分からんか、愛じゃよ愛」


吸血鬼妹「お姉ちゃん!落ち着いて!」

吸血鬼「わたわたしは、常に冷静だ今は頭が頭痛だがな」

騎士B「とりあえずwwもちつけwwwwwww」

騎士A「微笑ましいものです」

騎士隊長「おい、言わなくていいのか?」

男「今から言うって―――おい!吸血鬼ちゃん聞いてくれ!」

吸血鬼「な、ななに!?」

男「俺は吸血鬼ちゃんのことが大好きだ!!!」

吸血鬼「わ、私も男のことが大好きだ!!!」

男「愛してる!!世界中の誰よりも!!!」

吸血鬼「私も男を世界中の誰よりも愛してる!!!」

男「吸血鬼ちゃん!!!俺と結婚してください!!!」

吸血鬼「…おおお男!!!」
男「なん…んんっ!?」

吸血鬼「…んっ…んちゅ…んん~…っぷぁ!」

吸血鬼「ふふっ、いいよ。結婚しよ、私と一緒に幸せに…なろ?」

男「あぁ…あぁ…」

吸血鬼「…?どうしたの?」

男「好きだぁぁぁぁあああ!!!吸血鬼ちゅぁぁぁあああん!!!!!!」バッ

吸血鬼「キャァァァアア!!抱き着くなぁぁぁあああ!!!」ゴロゴロ

吸血鬼妹「なんじゃい、コレ」

騎士隊長「初めての共同作業だな」
       おわり



>>1は土の四天王とかライオンの話書いた人?

こんな時間まで付き合ってくれて見てくれた人、画像を貼ってくれた人。ありがとうございました

いつも通り、書きながらストーリーを考えたのでアラには目をつぶってくれると助かります

実は気づいてなかったかもしれませんが、このスレは巧妙に隠されたモン娘や獣っ娘好きを広める為のスレでした

このスレを見て少しでもモン娘、獣っ娘(特に狐っ娘)好きが増えてくれれば幸いです

吸血鬼可愛いよ吸血鬼

>>683
オトモとか輪廻転成の狐娘の人です

(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら


プロローグ

騎士隊長「おい男。そんなことやっないで聞け」

男「なに?」

騎士隊長「お前には国王をやってもらいたい。この国には新たなリーダーが必要だ」

男「え、やだ。吸血鬼ちゃんとイチャイチャできなくなるじゃん。騎士隊長さんお願い」

騎士隊長「えっ、いや俺でいいのか?」

男「いい?みんな」

「「「「「オフコース!!」」」」」

男「ほらね――さぁ吸血鬼ちゃん!騎士隊長さんが忙しい夜を送る間に、俺達は蜜月の夜を過ごそう!!」

吸血鬼「ひゃい!?…う、うん…男が…リードしてね?」

男「なにこの小動物…きゃわわわわわ!!!早速お家にレッツゴー!!」

吸血鬼「ま、待って~」

間違えた後日談だった


吸血鬼妹「あたしも行くのじゃい~」

騎士A「キミは今日は宿に泊まりなさい」

吸血鬼妹「えー、つまんない!」

騎士A「じゃあ俺が遊んであげるから…」

吸血鬼妹「わぁーい!やったぁ!」

騎士B「ロリコンwwwwww」

騎士A「黙れ」

騎士隊長「まさか俺が国王になるなんて…」


商人「さて、私もそろそろ帰るか…あー、なんでプリキュア見逃したんだろ……」

吸血鬼「ま、待ってぇえええ!!!!」

男「はぁっはぁ…いいじゃ…ないか…そのくらい」

吸血鬼「駄目!絶対駄目!」

商人「な、何のご用で?」

吸血鬼「あのっ!石鹸と洗剤ください!」


今度こそ、おわり

つまんなかった乙

姉妹系SSの殿堂を決めようぜ
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:35:23.91 ID:j7B5iBFP0
個人的に好きだったもの

タイトル微妙だけど
妹「私に義理のお兄ちゃんが10何人なんちゃら」
兄「おチンポも喜んでるよ」妹「おいやめろ」
妹「Q・D・E?」
姉「受験勉強が終わるまで性処理はうんたら」

姉妹系SSの殿堂を決めようぜ
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 00:37:32.04 ID:j7B5iBFP0
やなこった

Xbox360で友達と盛り上がれるソフト教えて
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 10:31:15.19 ID:j7B5iBFP0
デッドライジングは出た当時友達と徹夜して遊んだ
一人用だけど

吸血鬼「…私…を……殺せ」男「………」
777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/04/02(月) 10:33:26.02 ID:j7B5iBFP0
つまんなかった乙

男「ボディーガード……自分がですか?」お嬢様「えぇ」
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/04/02(月) 10:34:27.26 ID:j7B5iBFP0


男「ボディーガード……自分がですか?」お嬢様「えぇ」
70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2012/04/02(月) 10:34:45.22 ID:j7B5iBFP0

>>777は確実に以下4作品のどれかの作者だな
作者の嫉妬って見苦しすぎるわ

妹「私に義理のお兄ちゃんが10何人なんちゃら」
兄「おチンポも喜んでるよ」妹「おいやめろ」
妹「Q・D・E?」
姉「受験勉強が終わるまで性処理はうんたら」

>>90もどうせ作者の自演
臭すぎる
死ね

なんでこんな残ってるのさ訳がわからないよ

91 名前: ◆8GEppMPt8s [sage] 投稿日:2011/11/13(日) 12:53:05.58 ID:K7nkyidR0 [5/8]
>>89
えぇそうです。そうゆうことにしといてくださいー。
どーせ稚拙だからいいんですよー
物書いてで金貰ってませんしねー

94 名前: ◆8GEppMPt8s [sage] 投稿日:2011/11/13(日) 12:55:23.73 ID:K7nkyidR0 [6/8]
>>90
もうどれがコピペでも関係ないですー
萎えましたし。ギャグだとしても、萎えましたし。
これからって時だったから余計萎えましたし。

109 名前: ◆8GEppMPt8s [sage] 投稿日:2011/11/13(日) 13:03:30.59 ID:K7nkyidR0 [7/8]
あーはいはい。なら書きますよーっと・・・

158 名前: ◆8GEppMPt8s [sage] 投稿日:2011/11/13(日) 14:39:37.68 ID:K7nkyidR0 [8/8]
先ほどはお見苦しい所をお見せして申し訳ありませんでした。 
>>155様の仰る通り、私は魔女SSを書いていた者です。
最近、私の友人から
「お前の書いたSSまとめのブログ載ってたぜ」
と言われたので、見に行きました。
嬉しさのあまりツイッター()で大はしゃぎしてたのも束の間
つまらん
パクり乙の嵐
それ以来、どうもパクりという言葉に敏感になってしまったようです。
その結果がこれです。
このような醜態を晒してしまって申し訳ありませんでした。

――数日後
吸血鬼「ほら、いつまで寝てんの!」ゲシィ

男「…あと24時間」

吸血鬼「はぁ…ごろごろするな!ほらっ、シャキッとする!」ゲシィ

男「ふ、ふぁ~……おはよう」

吸血鬼「はいおはよう、歯ぁみがいて顔洗ってきて。朝ごはんできてるわよ」

男「は~い」ニヤニヤ

吸血鬼「?…さて、洗濯物洗濯物」

吸血鬼「(えー、後は……)」

吸血鬼「うん、特にないな」

吸血鬼「この割烹着を持ってきて正解だったな、家事がやりやすい」

>>806
うわぁ
こういう奴ホント死んでほしい
今すぐ


男「ではいたたぎます!」

吸血鬼「はい、いただきます」

男「…もぐもぐ、うんウマイ!」

吸血鬼「あ、ちょっと待って」

男「……ん?」

吸血鬼「…よっと、ぱくっ…んぐんぐ。口についてた」

男「(これが都市伝説『口、ついてたよ♪』か…ありがとう神様女神様天使様!!)」

吸血鬼「どうしたの?」

男「な、なんでもない」ガツガツ


男「ねぇ」

吸血鬼「なに?」

男「どうして血を吸わないの?」

吸血鬼「だって血だけじゃ飽きるじゃない」

男「俺の血で、すぐ満足できたのはなんで?」

吸血鬼「ただ単に相性がよかっただけ、でもそんな人に会える確率は絶望的に少ない」

男「成る程、やはり運命か」

吸血鬼「そ、そうねっ!あらおいしいこれおいしい!」パクパク

男「(顔真っ赤にする吸血鬼ちゃん可愛いぃぃいいいい!!!!)ニヤニヤ」


吸血鬼「ねぇ、なんでニヤニヤしているの?」

男「いや…なんでもないよ」ニヤニヤ

吸血鬼「…ふぅん、気持ち悪い家畜だこと」

男「おおっ!出ました家畜!久しぶりに聞いた!」

吸血鬼「な、なんでテンション上がるのよ…」

男「だってぇ最近甘い声で『男ぉ』って言ってくるばかりだったから新鮮!」

吸血鬼「あら、なら家畜と呼んでほしいの?ふんでほしいの?」

男「そうだ!『ねぇ男ぉ』といいつつ踏んでくれ!」

吸血鬼「うわっ――ヒャッ」

男「ひくなよ~」ギュッ


男「なでなで攻撃ぃ!」ナデナデナデナデ

吸血鬼「ひゃう!ちょ!やめなさいよぉ!」バタバタ

男「ならやめる」ピタ

吸血鬼「ぅぅう…!」

男「(涙目上目遣いですね、はい。あのなでなでの攻撃力はハルマゲドンでしたようでしたでしたあばばばばばは)」

吸血鬼「ねぇ~」ユサユサ

男「よぉ~しよしよしよしよしよしよし」ナデナデナデ

吸血鬼「わふぅ」


――30分

男「はぁ、はぁ…」

吸血鬼「うへぇぃぅう~」ダラーン

男「……あの凛とした雰囲気はいづこ…いや、これはこれでアリなんですけどね」

コンコンッ

吸血鬼「…ん~?」

男「おっ、やっと準備できたのか」

男「いらっしゃい」ガチャ

騎士隊長「久しぶりだな男」

男「まさか国王様直々にいらっしゃるとは」

騎士隊長「うるせぇ国王の忙しさナメんなよ」

男「おぉ騎士隊長、その仕事を放棄してここに来るとはなさけない」

騎士隊長「わざわざお前の為に、忙しい中準備してやったんだ、ありがたく思え」

男「へへぇ~」


吸血鬼「男ぉ~誰ぇ~」

男「吸血鬼ちゃんさん!国王様ですよ!国王様!」

騎士隊長「吸血鬼のお嬢様、あなたのナイトがお迎えに馳せ参じました」

吸血鬼「あらやだ帰ってくださらないこのゴミ」

男「うわすげぇすげぇ笑顔」

騎士隊長「俺国王…(´・ω・`)」


吸血鬼「で、なんの用?こ・く・お・う・さ・ま?」

騎士隊長「男が今から売女にお世話になろうとしていたのでご報告に」

吸血鬼「そんなくだらないこと、男がするはずないであろうが」ギュゥウウ

男「ならなんでツネるの痛い痛い痛い!!」

騎士隊長「まぁ、冗談はさて置き」

男「こっちは冗談でダメージ負ったぞ」

騎士隊長「30分後二人は街の中央広場に来い、ではな」

吸血鬼「えっちょ…」

男「いってら~」

吸血鬼「…どうゆうこと?」

男「30分後に行けばわかるさ」ニヤニヤ

吸血鬼「?」


――30分後、街の中央広場

吸血鬼「ねぇまだ目隠しとっちゃ駄目なの?」

男「まだまだ」ニヤニヤ

吸血鬼「…?」

男「よし、ここまできたらいいでしょ」

男「さぁ!刮目せよこの風景を!!!」バッ

吸血鬼「きゃっ、眩しっ―――えっ…これって」

男「そう!俺達はまだ結婚を正式にしていない!ならば外でやろうという男のアイディアさ!!」

吸血鬼「結婚式場…?」

??「さぁ、こちらに衣装がありますので…」

吸血鬼「あなた…誰?」

騎士Bの妻「騎士Bの…妻です」

吸血鬼「えっ」

男「えっ」

騎士B「この人俺の妻なんすよwwwwww」


――数分後

吸血鬼「う、歩きにくい…」

「「「「オオォォオオオオ!!」」」」

吸血鬼「うぇ!?」

男「……」ポー

吸血鬼「な、なんとか言いなさいよ…」

男「いや…ヴェールがあるとはいえ、なんで日光に当たっても大丈夫なのかなって」アセアセ

騎士A「あれはすこし特殊な素材で出来ていますから、吸血鬼さん用にオーダーメイドしましたから」

商人「大変でした」

吸血鬼ってどこにいんの?

ちょっくら捕まえてくる


騎士B「というかwww今言うことじゃないwwwwww」

騎士隊長「やめてあげろ恥ずかしいんだよ」

男「うるさい!」

吸血鬼「男ぉ~」ジロ

男「えっと、うん…その…可愛いよ」

吸血鬼「アラ?いつものテンションはどうしたの?」

男「いやその…恥ずかしいというか…」テレテレ

吸血鬼「……」フム

吸血鬼「照れてる男可愛いよぉぉおお!!!抱きしめたいよぉぉおお!!!」

男「」

吸血鬼「どう?これをやられてる私の気持ちが分かった?」

男「うわっ恥ずかしっ」

吸血鬼「素でひくなぁぁああああ!!!」

>>852
王様「(わしでは)いかんのか?」


商人「さ、イチャついてないで始めますよ」

男「おう」

吸血鬼「えっ何を?」

男「結婚式、指輪もほら」

吸血鬼「…男……!」

吸血鬼妹「こら男!お姉ちゃんに言うことは!」

商人「それは今から私が流れつくるから…」

男「流れって…」

商人「えー、長いから省略して、お二人はいかなる困難も乗り越え、愛することを誓いますか?」

吸血鬼「誓います」

男「誓います」

商人「では、誓いのキスを」


吸血鬼「ねぇ…男…」クイッ
男「な、なんだ?」

吸血鬼「私…綺麗かな……?」

男「あぁ…とっても綺麗だよ…」

吸血鬼「ふふっ、嬉しいっ」ダキッ

男「あぁ、俺も嬉しいよ…」ギュッ

吸血鬼「男……」ギュッ

男「吸血鬼……」ギュッ

吸血鬼・男「「愛してるよ」」チユッ

I WILL ALWAYS LOVE YOU


「「「ワァァァアアアア!!」」」

吸血鬼「男……」ポー

男「吸血鬼……」ポー

吸血鬼「……ハッ!?」

男「ど、どうした!?」

吸血鬼「…私火を消したっけ」

男「いや、そんなことどうでもいいだろ!」

吸血鬼「どうでもよくない!あぁ…どうだったっけ…!!」

男「ちょっと待て!この心配しょうめ!」

吸血鬼「心配しょうじゃないわ!」

吸血鬼「私は――あなたの妻ですっ!」ベーッ


本当に、おわり


えぇ、蛇足ですスミマセン

ここまでスレが残ってるからと、ついやりました

ここまで付き合っていただきありがとうございます

この蛇足でも、モン娘と獣っ娘を好きになってくれれば幸いです

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