魔王「世界の半分をお前にやろう」側近「全部ください」(508)

魔王「ふはははは……は?」

側近「全部ください」

魔王「え?いや……でも私が支配したらって話で……全部はちょっと……」

側近「全部です」

魔王「私の力あっての支配であって……その……」

側近「魔王様の支配?魔王様が何かしましたか?」

魔王「え」

側近「玉座で高笑いしていただけではないですか」

魔王「そ、それは……だって……魔王ってそういうものだし……私には支配する権利が……」

側近「権利?でしたらそれは私にあるのではないですか?」

魔王「え」

側近「いつも魔王様を起こしたり、ご飯用意したり、お世話をしてるのは誰ですか?」

魔王「それは側近だけど……でも……」

側近「高笑いしてるのが魔王?違います。政治も軍事も全部部下に押し付けてるだけじゃないですか」

魔王「あう……」

側近「いつもいつも仕事してくださいと言っているでしょう」

魔王「え?あれって冗談じゃなかったの!?」

ブチッ

側近「冗談だと……思っていたんですか……あれほど……あれほど何度も忠言したことを……」

魔王「いや、あの、何となく暇だなーっとは思って……」

側近「魔王様に世界を支配する資格などない!世界は私が貰います!」

ビシッ

魔王「あうっあうっ……ど、どうしても?」

側近「ええ」

魔王「ちょっ、ちょっとくらい私にも……」

側近「駄目です」

>>1乙だはw
面白かったぜ!!次回に期待だはw

はよ


魔王「ううっ、わ、分かった。あげる」

側近「……」

ブルブル

魔王「側近?」

側近「嘘ですよ……」

魔王「え、嘘?」

側近「ええ」

魔王「あー、もう、側近も冗談がすぎるなぁ……ははは」

側近「カマをかけただけです。しかし何ですか!分かった!?世界の全部をやる!?それでも魔王ですか!」

魔王「ええ!?」

側近「そんなことを言う私に黙って従って!力ずくででも黙らせようと言う気概はないのですか!」

魔王「そ、そんなこと側近に出来ない……」

側近「今度こそはっきり言います!あなたに魔王を名乗る資格はない!」

ビシッ

魔王たんはよ

魔王「な、何だよ!いつもいつもー!だったら出て行けばいいだろ!」

側近「!?」

魔王「側近なんてクビだ!」

プイッ

側近「本気……なんですか?」

魔王「ふんっ」

プイッ

側近「分かりました。今までお世話になりました」

ザッ

側近「この側近の力至らずこのような結果になり残念です。さらばっ」

スタスタッ

魔王「あ……」

バタンッ

昨日の妹勇者の人か?

ぼっちな魔王

魔王「なんだよ、もう……私の部下のくせに……」

魔王「あ……半分やろうの前に『私のものになれ』って言い忘れた」

魔王「ううー……」

グーッ

魔王「お腹すいたなぁ……側近!……はもういないか……」

バターン!

炎の将魔「魔王様!!側近殿を解任させたというのは本当ですか!!」

魔王「うわっ!突然入ってくるな」

炎の将魔「本当ですか!!」

ズイッ

魔王「ほ、本当だ!わ、私に逆らったんだ!」

炎の将魔「何と言うことを!!側近殿を解任させるなど正気ですか!」

魔王「え」

炎の将魔「あの方がどれだけこの魔界に必要な方か知らないのですか!」

魔王「え、私のご飯作ってくれたりする人じゃないの?」

魔王「ええ!?」

マスオで再生余裕でした

この魔王がラハールだとしたらどうなんの?

炎の将魔「何を言ってるんですか!側近殿は10代前の魔王様から仕える国家の大元老ですぞ!!」

魔王「え?でも見た目私と同じくらい……」

炎の将魔「魔族の年齢を見た目で判断しないでください!」

魔王「そっか」

炎の将魔「側近殿はこの国の政治の中心なんですよ!法律から軍事まで全て手がけてます」

炎の将魔「国の細々した法律作成、部族間の対立の調停、人間との駆け引きや作戦の指示など全て側近殿の指示です」

魔王「え?じゃあ側近はいつ寝たり食べたりしてるの?」

炎の将魔「魔王様にお仕えしてからは寝てるところなど見たことがありません」

魔王「私は夜8時には寝むくなる」

炎の将魔「どうするんですか!国が混乱しますよ」

魔王「うーん……」

炎の将魔「側近殿を連れ戻してください!」

魔王「え?」

炎の諸魔「我々の説得では無理です。魔王様が謝ればもしかしたら戻ってくださるかも……」

もう既に側近の独裁だった

魔王「でも……クビっていっちゃったし……」

炎の将魔「魔王様!」

魔王「側近に頭なんて下げれるか!」

炎の将魔「お願いします!魔王様!」

グイッ

魔王「あっつ!近づくな!」

グーッ

魔王「そういえばお腹すいた。ご飯ちょうだい」

炎の将魔「話にならん!」

魔王「ご飯……」

炎の将魔「勝手に食堂にでも行ってください!」

ドスドスドスッ

魔王「ああ……行っちゃった……」

やっぱり、ぼっちな魔王

―――作戦室

炎の将魔「まったく!魔王様は……しかしどうする」

水の将魔「側近殿はもう行ってしまいました……」

炎の将魔「そうか……」

ダダダッ

風「はぁはぁ……側近殿がやめたって本当かよ!」

炎「風……お前も来たか」

風「魔王様がクビにしたって!?」

炎「ああ」

風「あの女……どれだけ側近殿の世話になったと思ってやがんだ……くそが!」

ガンッ

魔王は女なのか!ごっついおっさんで再生してたわ

水「そう言わないでください。魔王様には魔王様の考えが……」

風「あの馬鹿王にそんな考えあるわけねーだろ!くっそ。俺がぶん殴ってくる!」

ダッ

炎「やめておけ」

ガシッ

風「離せよ!俺も小さい頃から側近殿の世話になってんだ!許せねぇよ!」

炎「死ぬぞ、お前」

風「は?」

炎「私がなんでこんな鎧に身を包んでいると思っている」

ガシャンガシャン

風「まさか……」

炎「魔王様は強いぞ。私も以前我慢できず魔王様に挑んだ。その結果、私は肉体を失った」

魔王女様ならわかりやすいかもね

女かよ
ショタ×お姉さんかと思ってたよ

魔王様つえー

風「だ、だったら側近殿を誘って反旗を……」

水「それ以上言わないでください」

ジャキンッ

風「だ、だってよ!側近殿が呼びかければ国の半分は側近殿につくぜ!」

水「そんな場合ではありません」

炎「そうだ。人間どもとも争っている今、国を二つに割ることなどできん」

風「じゃあどうすんだよ!政治とか軍事とか!」

炎「それは……」

バタンッ

土の将魔「ちぃーっす!」

炎「どうだ、あったか?」

土「あったっすよー。ほら、これ『困ったら?もしものための側近マニュアル』!」

風「なんだそりゃ?」

土「ふふふ、それはっすねー」

炎「側近殿は自分に何かあった時のために対応マニュアルを残していってくださってたのだ」

土「あー!俺が言おうと思ったのに!」

ペラペラ

炎「ふむ……なるほど」

水「なんて?」

炎「とりあえず数ある法律は数を基本的な10に絞る。絶対に犯してはならない10禁だ」

水「なるほど。あれだけの細かい法律は我々では手に余りますからね、さすが側近殿」

炎「それから魔界は4つにわけ、我々で分割統治する。人間界への対策から将の配置まで書かれているな……」

風「側近殿……我々を思って……くそ!」

ガンッ

炎「とりあえずこれで行こう」

土「魔王様はどうするっすか?」

炎「ほうっておけ。一人では何も出来ん」

おぉ…

―――草原

側近「まったく、魔王様が私の話をまったく聞いていなかったとは……」

スタスタッ

側近「ふんっ、もう忘れよう。ふぅ……しばらく働きづめだったからな……」

フラッ

側近「くっ……気を抜いたら眠気が……寝るのも忘れてたな……」

側近「さて、どうするかな」

スタスタッ

側近「変装して、人間界を見て回るのもいいかもな。今の人間の実体については報告でしか読んだことがないからな」

側近「って、また仕事として考えてしまったな」

スタスタッ

側近「んっ?あれは?」

魔法使い「ううっ……」

側近「人間の雌か?」


>>3
この手のレスする奴は間違えて舌を噛み切ればいい

しえん
はよ

ショタ×お姉さんで頼む

魔法使い「ちょっと、あんた!」

側近「ん?足を怪我してるのか?」

側近「崖の崩れ方からすると上から落ちたのか」

魔法使い「ブツブツ言ってないで助けてよ!」

側近「っと言うことは落ちてきたあそこの先に町があると言うことだな。いってみるか」

スタスタッ

魔法使い「ちょっとーーーーーー!」

側近「ん?」

クルッ

魔法使い「助けてっていってるでしょ!」

側近「なぜ?」

あぁ、この清々しさ…良いな

おもしろい

魔法使い「なんでって、困ってる人がいたら助けるのが当然でしょ!」

側近「そうなのか?ふぁ……ふああああーあ」

魔法使い「何あくびしてんのよ」

側近「すまん、少し眠くてな」

側近「それで……なんだった?」

魔法使い「歩けないから助けてって!」

側近「ふむ……困ってる人を助けるか。それが人間か」

魔法使い「そうよ!」

側近「分かった」

ヒョイッ

魔法使い「ちょっ!お姫様だっこって……」

側近「何か問題あるか?」

魔法使い「いや……別に///」

―――辺境の町

「おい……あれ」

「ひゅーひゅー、見せ付けやがって。お二人さん!」

「ママー?あの人たち何ー?」

「あれはね、バカップルって言うのよ」

魔法使い「~~~~~!!」

ジタバタッ

側近「どうした、暴れるな」

魔法使い「も、もういいから離して!」

スタスタッ

側近「もうすぐ病院だぞ?」

魔法使い「いいから!」

ジタバタッ

側近「うっ……眠気が……もう……限界……だ」

バターンッ

魔法使い「え!?」

側近「……」

魔法使い「ねぇ、ちょっと!大丈夫!?ねぇってば!」

ほお…楽しみだ

途中までゴツいおっさん魔王がぷるぷるしてるのを想像してた…
新しい何かに芽生えそうだ

―――病院

側近「ここは……」

側近「ベッド……眠ってしまったのか私は」

魔法使い「あっ!」

側近「ん?お前は?」

魔法使い「よかった!」

ギュッ

側近「抱きつくな」

魔法使い「3日も目を覚まさないんだから!心配させないでよ!」

側近「3日……そうか。まぁ気が緩んだからな」

魔法使い「体調悪いなら悪いっていいなさいよ!ばっかじゃないの!」

ギュッ

側近「お前の怪我は?」

魔法使い「ん?もう治療終ったから大丈夫だけど」

側近「ならなんでまだここにいるんだ?」

魔法使い「はぁ!?」

側近「怪我が治ったなら病院などにいる必要ないだろう」

魔法使い「あんたをほうって行けるわけないでしょ!」

側近「そういうものか?」

魔法使い「そういうものなの!それにお礼……言ってなかったし……」

側近「礼?」

魔法使い「そうよ」

側近「困ってる人は助けるのが決まりではないのか?なぜ礼がいる」

魔法使い「そうだけど!あ、ありがと!」

側近「……」

魔法使い「どうしたのよ」

側近「いや、最近人から礼を言われたことなどなかったような気がしてな」

sien

魔法使い「そうなの?」

側近「いや、自分では頑張っているつもりだったんだが……礼を言われるのは気分の悪いものではないな」

魔法使い「ふふっ、なにそれ」

側近「お前には関係ない話だったな。よし、もう行こう」

スタッ

魔法使い「え?行っちゃうの?」

側近「ああ、眠気もなくなった」

スタスタッ

魔法使い「どこ……行くの?」

側近「別に決めてはいないが、お前に教える必要はないだろう」

魔法使い「またそういうこと言う!袖触れあるも多少の縁って言うでしょ」

側近「人間のことわざか?」

魔法使い「私はね。王国に向かってるの。勇者が仲間を集めてるんだって」

側近「ほう!王国!勇者!?」

グイッ

魔法使い「何かいきなり話に食いついたわね……」

魔王×側近かと思ってたら魔使×側近だったでござる

側近「王国とは人間達の中心都市か!?勇者とはあの伝説の勇者か!?」

魔法使い「そうよ。魔王討伐に向かうらしいの」

側近「ほう。しかし怖くはないのか?お前のような若い娘が……」

魔法使い「あんただって若いでしょ。怖いけど……あたしは人のために力を使いたい」

側近「そういうものか」

魔法使い「そういうものよ」

魔法使い「で……でさ。あんたも、その……一緒に戦わない?///」

側近「人間の国家か……面白そうだな……」

ブツブツ

魔法使い「聞いてる?」

側近「その国で働けるだろうか?」

魔法使い「え?」

―――王国

側近「ほほぅ……王国仕官募集試験か」

魔法使い「はぁ……あんたフラグ折り過ぎ……」

側近「お前から教えられたこと色々ためになったぞ。ありがとう!」

ガシッ

魔法使い「あー、はいはい」

側近「とりあえずこの試験を受けてみようと思う」

魔法使い「勇者様はまだ着いてないみたいだからあたしはしばらく酒場にいるわ」

側近「そうか。魔王は強いぞ。命を大事にな」

魔法使い「うん、あんたも気が向いたら来てよ」

側近「ああ」

魔法使い「あ……そういえば名前聞いてなかったけど……あたしは魔法使い、覚えておいて」

側近「私は側近だ。さらば」

バッ

ほうほう

―――王室

大臣「今年の仕官募集試験が終了しました」

王様「ふむ、して、結果は」

大臣「芳しくありませんね。どんぐりの背比べといったところで……」

王様「うーむ」

大臣「在り来たりの解答ばかりで……ん?一人いました」

王様「何!?」

大臣「な……これは……」

王様「どうした」

大臣「このような成績のものは今までいなかったんですが……」

王様「だからどうした」

大臣「満点です……しかも戦術に関するこの解答……新しい……」

多少の縁→多生の縁

ここまでの登場人物

魔王:側近をクビにした、女
側近:優秀で人望も厚い、魔王にクビにされた
炎 :魔王に挑んで負けた過去あり
水 :魔王を信じている
風 :血気盛んな熱血漢
土 :チャラ男

魔法使い:ツンデレ、側近に気がある

王様「ほう、名は?」

大臣「側近という者です」

王様「側近?聞かん名だな」

大臣「今年初めて試験を受けたようですから」

王様「一度話をしてみたい。つれてまいれ」

大臣「はっ」

しえんた

王様「お前が側近か」

側近「はい」

王様「試験の解答。見事であった」

側近「いえ、あの程度ではまだまだです。この国の戦術レベルはまだまだ低い」

王様「何!?」

側近「私にお任せくだされば兵錬を重ね、一流の部隊にしてごらんに入れます」

大臣「口が過ぎるぞ!側近!」

側近「失礼」

王様「ふふふふ……はーっはっは!余にそのような口を利く者は今までおらなんだ!」

大臣「王様?」

王様「いいではないか!はいはい言ってる者だけではつまらん!側近、軍師をやってみるか?」

側近「御意」

王様「ふふふ、だが、それだけでかい口を叩いたのだ。失敗した時は分かっておるな?」

側近「お任せください」

王様「くくくっ……はーっはっは!面白いやつだ!」

支援

大臣「気に入らん……気に入らんな。あいつ」

兵士長「ほんとですよ。ちょっと頭がよかったからってなんですか、あの態度」

大臣「我々のレベルが低い?何様だ」

兵士長「まったくです。しめてやりますか」

大臣「いや……一応王様の命令もある、それはまずい」

兵士長「そうですか、くっそー。馬鹿にしやがって……」

大臣「だが、破滅させることはできるかもな」

兵士長「へ?」

大臣「あいつの赴任先の選定は私に任されている」

兵士長「おお!」

大臣「兵力も少なく、敵の攻撃の激しい大激戦区に送りつけてやろう!」

兵士長「失敗すれば……」

大臣「首が飛ぶ」

しえん

なんか、めっちゃ手際がいい部下のSSを思い出したんだけど同じ人?

そういうと思って、準備しておきました。みたいなやつ

―――酒場

魔法使い「誰もいない……」

女主人「どこ見てんだい?結構客いるでしょ?」

魔法使い「いや、勇者と一緒に戦う人たちがいっぱい来てるかと思ってたから」

女主人「あー、そういえば随分前にお触れが出てたね」

魔法使い「今何人くらいいるの?」

女主人「あんただけ」

魔法使い「え!?」

女主人「命がけの仕事にそんなほいほい人が集まるわけないでしょ?」

魔法使い「そ、そうだけど……なんだかなぁ……」

女主人「あんたも帰る?」

魔法使い「帰らない。あたしは戦う」

女主人「あっそ。ご立派」

魔法使い「困ってる人は助けるものってあいつに言っちゃったし……」

支援

―――兵錬場

側近「縦四方陣!」

ビー

「はっ!」

ザザザザッ

側近「右翼陣!展開!」

「はっ!」

ザザッ

大臣「ご苦労さん、側近」

側近「兵錬中です!お静かに!」

大臣「なっ……この……」

側近「何か?」

大臣「辞令だ」

側近「やめ!30分休憩だ!」

「はっ!」

ザッ

>>59
大人しくROMってろ

大臣「見事なものだ」

側近「まだまだです」

大臣「お前の行き先と部隊の編成だ」

サッ

側近「ふむ……」

ペラペラッ

側近「随分、兵が少ないですね」

大臣「不満か?出来んと言ってもいいのだぞ?」

側近「「いえ、十分です。では私の鍛えた兵達を連れて行きましょう」

大臣「失敗したら分かっているな?」

側近「期待していてください」

大臣「ぐぬぬ」

―――前線

軍曹「将軍!増援が来ました!」

将軍「やっと来たか!王国は俺達を見捨ててなかった!」

軍曹「そ、それはどうだか……」

将軍「どうした?」

軍曹「それが……」

側近「この度こちらに赴任する側近だ。よろしく」

将軍「なっ……こんな若造が……」

将軍「増援は!?」

側近「これだけです」

将軍「なっ……こんな人数で……見捨てられたか……」

側近「将軍がそんなことを言ってはいけない!士気にかかわる」

下士官すっ飛ばして軍曹とは新しい

将軍「何を!?大軍を相手にこんな砦一つでいつまでも持ちこたえられるわけがないだろう!」

側近「そのために私が来たのだ」

将軍「この人数で何を……」

側近「窮鼠猫を噛むというところを見せてやりましょう」

将軍「背水の陣でもしくきか」

側近「それも一つの手だな」

軍曹「そんな!死ぬより逃げましょうよ!」

側近「敵前逃亡は死刑だ」

軍曹「ひっ!」

将軍「逃げて臆病者の謗りを受けるよりは、戦って名を残すか……」

側近「無謀と勇気を履き誓えてはいけない」

―――前線魔王軍

魔将軍「動かないな」

魔兵「そりゃそうでしょう。出てきたら負けるのは分かってますからね」

魔将軍「油断するな。追い詰めた相手は何をするか分からん。増援が砦に入ったという情報もある」

魔兵「そんな大軍入った様子はありませんよ。はったりですよ、はったり」

魔将軍「まぁ、そうだろうな。だが、側近殿はいつも言っておられた。油断が一番の敵だと」

魔兵「ですけどねぇ、もう逆転のしようがないでしょう」

魔兵「ん?」

ザザザッ

魔兵「で、出てきた!?」

魔将軍「どういうつもりだ!?まさか!」

ドドドドッ

魔兵「向かってきた!」

魔将軍「特攻か!馬鹿め!こちらも行くぞ!」

>>45
多少じゃなくて他生な

面白い、けど側近裏切りものすぎる

将軍「来た!右翼に回り込め!」

ザザザッ

軍曹「あーもう!どうにでもなーれ!」

魔将軍「さすがに正面衝突は避けたか。だが……砦への逃げ道を放棄するとは、本当に捨て身か!?」

魔兵「いけいけ!」

ドドドッ

将軍「敵に背面を見せるな!回り込むのだ!」

ザザザッ

魔将軍「これは……なんだ?戦う気がない?逃げるのか!?」

魔兵「じゃあ砦落としちゃいましょうよ!」

魔将軍「待て!敵の狙いが……」

ドドドドッ

将軍「射てい!」

ヒュンヒュンッ

魔将軍「弓!?何を考えている」

ドドドッ

バターン

側近「今だ!」

「はっ!」

ザザザッ

魔将軍「なっ!?やはり増援がいたのか!?」

側近「甘いな。マニュアル通りの戦い方しか出来ていない」

側近「敵の陣形が伸びきったぞ!薄いところから叩いていけ!」

「はっ!」

ドガガガガッ

魔将軍「なっ……なんだ、この戦い方は……人間にこんな戦い方ができるわけが……」

ズバッ

魔兵「ぐはっ!」

魔将軍「なぜだ……なぜだあああああああ!」

側近…

―――前線

将軍「か、勝った!?」

側近「……」

将軍「おい、何をそんなにフードを目深にかぶっている」

側近「余り敵に顔を見られたくないもので」

将軍「ふっ、すごいのか臆病なのか分からないやつだな」

側近「これで私は魔族の敵か……」

将軍「何か言ったか?」

側近「いえ、何も。クビにならない限り任務は遂行する」

将軍「?」

軍曹「すっげー。私は信じてましたよ!王国が私達を見捨ててないってね!」

将軍「どうにでもなれとか言ってなかったか?」

軍曹「え?なに?聞こえませんー」

―――魔王城作戦室

土「やばいっすよー。何か前線がどんどん後退してるっす」

炎「ああ、分かっている」

風「くそー。側近殿がいないと俺達じゃこうなのかよ!くそっ!くそっ!」

ドガッ

水「イラついても仕方ありません。これからどうするかです」

炎「そうだな。側近殿のマニュアルを変えるか……」

風「何言ってんだよ!その通りだからこの程度で済んでんだぞ!わかってんのか?」

炎「だが……」

魔王「ねぇ、何やってるんだ?」

水「側近殿のマニュアルだけでは全てに対応できないのも事実です」

土「そっすよねー」

炎「運用は柔軟に対応していかなくてはな。前線の後退の報告から、人間は知恵をつけてきたと見るべきだ」

魔王「ねぇ、暇なんだけど」

風「やっぱ側近殿を探そうぜ!俺達でさ!」

魔王「ねぇねぇ」

炎「捜索はさせてみよう。だが、期待するなよ。側近殿は一度言ったことを違えたことはない」

風「わぁってるよ」

水「我々は試されてるのかもしれませんね。側近殿なしでやっていけるのか」

土「腕力ない分、頭はよかったっすからねー」

風「てめぇ……側近殿ディスってんのか!?あぁ!」

土「ち、違うっすよ」

魔王「暇だって言ってるでしょ!!」

ドガンッ

パラパラッ……

土ああ……会議机が……」

魔王はいらない子

魔王キレそうだな

もう魔王を一番槍として使えば

風「会議邪魔すんじゃねーよ!」

魔王「むっ……」

メラ……

炎「ちょっ!魔王様!暇ならすごいもの差し上げますから!今日のところはお帰りください!」

魔王「すごいもの?」

炎「ええ、すっごいいいものです」

魔王「分かった。待ってる……」

スタスタッ

炎「ふぅ……風が私より熱くなってどうするんだ」

風「わりぃ……」

水「あんな約束しちゃっていいんですか?」

炎「魔王様が我々の邪魔をしにくることなど側近殿はお見通しだった」

水「なんと」

炎「ちゃんと対策は書いてあった。任せておけ」

風「さすが側近殿……」

土「じゃ、会議再開するっす」

暇なら前線出てください → 側近とあいまみえる

くるな

>>85
それ以上いけない

支援

―――王国

王様「側近は期待通りの活躍をしているようだな」

大臣「え、ええ」

王様「どうした?顔色が悪いぞ」

大臣「いえ、何でもありません」

王様「ふふふっ、お前が側近の態度の腹いせに最前線に送り込んだことなど分かったおる」

大臣「なっ……」

王様「側近の鍛えた軍は強い。認めてもいいのではないか?」

大臣「くっ……そ、そうですね」

王様「しばらくしたら王国に戻ってくるらしい。その時に謝っておけ」

大臣「は?」

王様「仲良くしておけ。今度はお前の首が飛ばされるかもしれんぞ?」

大臣「わ、分かりました」

ギリッ

>>85
そういうの…やめようぜ…

大臣「くそー!これでは私の立場がないではないか」

ドンドンッ

兵士長「大臣、壁ドンやめてください」

大臣「うるさい!」

ドンッ

ガチャ

姫「うるさい!」

大臣「ごめんなさい」

姫「ふんっ」

バタンッ

大臣「はぁ……どうしよ」

兵士長「誤って仲良くすればいいんじゃないですか?」

はよ

支援

姫「申し訳ありませんだろーがよ」ゲシゲシ

大臣「だが……ん?そうだ!」

兵士長「?」

大臣「勇者が国についたらしい。あの魔王を討伐に向かうということだ」

兵士長「それが何か?」

大臣「参謀としてあいつをそこにくっつけてやろう」

兵士「なっ……ですが軍事関係は……」

大臣「それはあいつから兵錬を受けた士官達がしっかりやっている。問題ない」

兵士「なるほど」

大臣「魔王は神を超える強さと聞く。生きては帰れまい」

―――魔王城

魔王「まだかなー。暇だなー」

ブラブラッ

ガチャッ

炎「お待たせしました」

魔王「待っていたぞ!何を持ってきたのだ!」

ガタッ

炎「こちらでございます」

スライム「ピー」

プルプルッ

魔王「お……おお……」

炎「暇つぶしに……」

魔王「よし!お前の名前はスラリンだ!」

スライム「ピキー!」

ピョンピョンッ

魔王「よし!ご飯を食べに行くぞー!」

スライム「ピーピー!」

ダダダッ

炎「さすが側近殿の作戦……」

魔王のキャラが切ない

―――王国

側近「勇者と一緒に魔王を倒す?」

王様「ああ、頼めるか?」」

側近「アレを倒しても魔界に何の影響もないと思いますが……」

王様「何か言ったか?」

側近「いえ、何も……」

王様「お前のおかげで我が軍も精鋭揃いとなった」

王様「お前の教えた士官達もよくやってくれている」

側近「それは何より」

王様「だが、長引く戦いを終らせるには敵の大将をたたくしかない」

側近「それは命令ですか?」

王様「ああ、そうだ」

側近「御意」

ザッ

―――酒場

勇者「ここか」

ガシャ

女主人「いらっしゃーい」

勇者「あ、あの、勇者だけど」

女主人「へ?あんたが?ガキじゃん」

勇者「ガキじゃねーよ!」

女主人「あーはいはい」

勇者「ここに仲間が集まるって聞いてきたんだけど」

女主人「んー、あそこの子だけ」

勇者「え?」

女主人「ま、頑張って」

明らかに魔王の精神年齢低くね
側近と同じくらいの見てくれだろ?

もしかして池沼

勇者「あのー」

魔法使い「ん?」

勇者「勇者だけど……」

魔法使い「は?」

勇者「いや、だから俺勇者ですけど」

魔法使い「遅い!!」

ダンッ

勇者「へ!?」

魔法使い「いったいいつまで待たせんのよ!遅すぎてもうここの常連よ!あたしは!」

勇者「いやぁ……村からここまで遠くて……」

魔法使い「言い訳しない!」

>>100
側近は400年前からいるけど
魔王は違うんじゃなかった?

勇者「すんません」

魔法使い「よし!はいっ、握手」

ギュッ

勇者「え///」

魔法使い「これからよろしく!」

勇者「手……柔らかい……」

魔法使い「は?」

勇者「い、いやなんでもない!」

ブンブンッ

魔法使い「でも結局あたしたちだけかー」

勇者「やっぱそうなのか」

魔法使い「まーしょうがない。魔法のことは頼りにしてくれていいからね」

ニコッ

勇者「……///」

>>102
だから外見が同じレベルにまで育ってるにしては中身が幼いって意味だろ

ギィ

側近「ここか」

女主人「いらっしゃい!」

側近「いや、客じゃない。勇者はどこだ」

女主人「あら、いい男……」

側近「おい」

女主人「あ、勇者ね。勇者さーん。お呼びよ!」

勇者「ん?」

魔法使い「あ!」

側近「あれか。なるほど強い力を感じる」

魔法使い「来てくれたんだ!」

ダダッ

勇者「むっ」

カチンッ

側近「まだいたのか。暇だな」

魔法使い「ふふっ、相変わらず口が悪いわね」

勇者「何コイツ?誰?俺の時と全然態度違うんだけど」

魔法使い「ああ、こっちは……」

側近「人間の軍師、側近だ!」

勇者「軍師?何ができんの?」

側近「多少の剣の扱いはできる。戦士とでも思ってくれ」

勇者「あーそう。へー」

魔法使い「でもホントに来てくれるとは思わなかったな」

勇者「うれしそうだな」

魔法使い「うん!」

側近「国からの派遣だ。私の意志は関係ない」

勇者「いやいやなら俺と魔法使いだけでも……」

側近「王様からの直々の命令だ。最後まで一緒に戦う。よろしく」

魔法使い「よろしくね」

勇者「……よろしく」

ふむ

側近「あと一人教会側から派遣があると聞いているが……」

勇者「教会から?」

側近「余りにも集まりが悪いので手配したそうだ。回復役がいないと戦略も厳しいからな」

勇者「俺の人望そんなにないの……?」

魔法使い「命がけなんだから仕方ないよ」

勇者「そっか。そうだな」

側近「来たみたいだな」

バタンッ

ズルズルッ

僧侶「いやあああああああ!死にたくない!死にたくないですー!」

バタバタッ

神父「ほらっ、暴れない。勇者様のお役に立てるんです。喜んでください」

僧侶「やだあああああ!しんじゃいます!魔王なんて倒せませんよー!」

ズルズルッ

勇者「あれか?」

猿よけ

魔法使い「見事に縛られてるわね」

側近「ふむ、女か」

神父「あっ!勇者様たちですね!はじめまして」

ペコッ

神父「こちらが一緒に旅をさせていただきます僧侶です。ほらっ、ご挨拶して」

僧侶「助けてください!私死にたくないです!」

バタバタッ

勇者「なんか嫌がってるけど……」

神父「いやぁ照れ屋で困ります。あはは。実力は保障しますので安心してください」

僧侶「やだやだ!」

バタバタッ

神父「僧侶さん、喜んでください。あなたはこの任務で2階級特進して大僧正ということになりました」

僧侶「それって死亡扱いってことじゃないですかー。神父様代わって下さい!」

2階級特進ねぇ

神父「あっ腰いたっ!じゃあ私はこれで!」

シュタタタッ

僧侶「はやっ!」

勇者「……」

魔法使い「……」

僧侶「……」

側近「では、行くか」

ズルズルッ

僧侶「ちょっ、何普通に引きずって連れて行こうとしてるんですか!」

魔法使い「こんなんで役に立つの?」

勇者「無理やりってのは……」

側近「連れて行ってピンチになれば必然的に回復するだろう」

ズルズルッ

扱いひでえwww
アイテムかよ

大僧正の二個下ってかなり偉いさんじゃね

こう、
最終的に側近が魔王側に戻って魔法使いと僧侶が側近について勇者を殺しにかかるかもしくはそれを黙認しちゃう超鬱展開しか見えない

>>116
ばっかお前アホ魔王設定は、じゃあ側近がいるならなky

おっとハツカネズミがきたようだ

僧侶「何この人!怖いです!」

勇者「まぁまぁ。無理やりはだめだって」

魔法使い「そうね」

側近「そうなのか?」

魔法使い「命がけなんだから納得してからじゃないと」

側近「そうか」

僧侶「ほっ……じゃあ縄といてください」

側近「分かった。だが、それは私の話を聞いてからだ」

僧侶「え?」

側近「僧侶、お前がこのまま教会に逃げ帰ったらどうなると思う?」

僧侶「どうなるって……」

今更だがIDにVIp

>>119
何を今更

>>119
そう言うお前はIDにgif

側近「勇者とともに戦うパーティとして教会全体から選ばれたのがお前だ」

僧侶「そ、それは勝手に……」

側近「逃げ帰ったら教会のメンツは丸つぶれだ。それを周りが黙ってみていると思うか?」

僧侶「ひっ!」

側近「逃亡者のレッテルを貼られ、教会を、いや、国さえ追われることになるだろうな」

僧侶「や、やだ……」

側近「道で会う者みんながおまえに石を投げつけるだろう。今後の人生はつらいぞ?」

僧侶「うう……」

側近「どうだ?一緒にいかないか?」

僧侶「はい……」

側近「よし!説得が終ったぞ」

魔法使い「脅迫よ!それ!」

こわいわ

勇者「何なの、この人?」

魔法使い「こういう奴なの。はぁ……なんであたしはこんなんが……」

側近「ん?」

魔法使い「なんでもない」

パラパラッ

側近「ほらっ、縄解いたぞ」

僧侶「さよなら!」

ダダッ

魔法使い「こらっ」

ガシッ

僧侶「ううー」

勇者「大丈夫か……これで」

さすが僧侶
期待を裏切らない

逃げた

―――草原

「グルルル」

僧侶「魔物怖いです!逃げます!」

ダダッ

側近「待て」

ガシッ

僧侶「離してくださいー!」

勇者「うおりゃあーー!」

ズバッ

魔法使い「火炎魔法!」

ゴゴゥ

僧侶「あ、強い」

側近「お前は後ろで回復だけしていてくれればいい」

僧侶「わ、分かりました。回復魔法!」

僧侶「はぁ……癒される……」パァァ

何やってんだ

僧侶 は にげだした

だが 側近 に まわりこまれてしまった

お昼ごはん行ってきます

お前が回復するんかい

もんむすくえすとを思い出した
あれは魔王直々に仲間になってたけど

側近が世界をよくしていくよくあるSSだろ?

はよごちそうさましろ

>>133
あの魔王は食い意地張ってるけどちゃんとしてるべさ

それでもやっぱり魔王は強いのね

勇者「回復だけっておまっ……つーか自分に回復かよ!」

僧侶「あ、そうでした。てへっ」

ペロッ

勇者「いや、かわいいけどね!」

「ガウッ!」

ガリッ

勇者「ぐあっ」

僧侶「回復魔法!」

パァァ

勇者「お……おお!一瞬で直った!」

魔法使い「教会の推薦っていうのは伊達じゃないってわけね」

勇者「じゃあ攻撃魔法もすごいんじゃないか?」

僧侶「攻撃魔法ありません」

勇者「え?」

僧侶「回復と防御魔法しかありません」

勇者「な、なんで?」

僧侶「だって攻撃したら私に攻撃が来るじゃないですか!」

勇者「……」

「グアウ!」

ズバッ

勇者「いてぇ!」

僧侶「回復魔法!勇者様そっちです」

パァア

勇者「お、おう!」

ズバッ

火水土風の四天王ってどっかで見たけど
前にも書いてた?

僧侶「わっわっ、こっち来ました!勇者様!」

勇者「お、おう!」

ババッ

「がうっ!」

バリッ

勇者「いてぇ」

僧侶「回復魔法!」

パァァ

僧侶「今度はこっちです!うわっ!勇者バリアー!」

グイッ

勇者「おい!」

ガリッ

勇者「いてぇ!」

僧侶「ふぅ、危なかったです……回復魔法!」

パァァ

勇者「い、いいんだけどさ!これでいいんだろうけどさ!前衛担当としては!」

勇者「なんかムカツクんだけど!!」

僧侶「勇者様素敵です」

勇者「そ、そお?///」

側近「おっと、こっちにも攻撃が……勇者バリアー!」

グイッ

勇者「いてぇ!」

僧侶「回復魔法!」

パァァ

勇者「てめぇの盾になる気はねぇよ!自分で防げ!」

側近「なんだ駄目なのか」

勇者「男は女を守るものなんだよ!」

側近「そうなのか?」

僧侶のキャラいいなwwwwww

側近w

勇者「そういうものなんだよ!知っとけ!行くぞ!」

側近「ほー」

魔法使い「……」

チラッ

側近「なんだ?守って欲しいのか?」

魔法使い「バ……バッカじゃないの!///」

おい矢が飛んできたぞ

勇者「しかし、もっと大軍が待ち構えていくかと思ったけど、雑魚ばっかだな」

魔法使い「そうね、ちょっと拍子抜け」

僧侶「じゃあ私帰っても大丈夫ですか?」

魔法使い「待ちなさい」

ガシッ

側近「当然だ。魔王軍は別の方面に展開しているはずだからな」

勇者「は?どういうことだ?」

側近「人間側の前線の兵力に差をつけた。我々は西から回り込んで魔王城に向かう」

側近「だが、魔王軍の前線が東側に集中せざるをえないように軍の配置をしてきた。こちらはがら空きだ」

勇者「何言ってんのこいつ?」

魔法使い「じゃあ……」

側近「ああ、敵は少ないはずだ。だが油断するな。魔王城には将魔クラスがいるからな」

僧侶「やっぱ帰っていいですか?」

敵の少ないところから行ったらレベル上がらなくて死ぬじゃん…

>>154
現実的に考えるとそういう消費の少ない方を選ぶだろ

―――宿屋

勇者「今日はここで休むか」

僧侶「部屋割りはどうしますか?」

勇者「まぁ常識的に男部屋と女部屋か?」

側近「いや、全員一部屋がいい」

魔法使い「ちょっ!」

勇者「ま、まさか……噂の乱k……」

魔法使い「何言おうとしてんのよ!」

ドガッ

勇者「け、蹴ることないだろ」

魔法使い「な、なんで一部屋なのよ!」

側近「別の部屋になれば僧侶が逃げる」

勇者「あ」

魔法使い「あ」

僧侶「なにいってるんですかわたしがそんなことするわけないじゃないですかわたしはひとびとのへいわのためまおうをたおすかくごをきめています」

側近「目を見て言え」

>>1
最初に♂♀書いたほうがいいよ
人物関係分かりにくいぜよ

勇者が激しくうざい

>>155
つまり>>154はゲーム脳か、徴兵されたら真っ先に死ぬタイプか

>>159
メタな考えだが、自分がこの世界の主人公なのに側近のが主人公っぽいからか

僧侶「逃げません」

フイッ

魔法使い「目、そらしてるし……」

側近「そういうわけで4人部屋で、魔法使い、勇者、僧侶、私の順で並び、僧侶を見張る」

勇者「お……おお……女の子の間……」

僧侶「逃げませんってば!」

魔法使い「だ、だめよ!そんな一緒に部屋なんて……」ゴニョゴニョ

側近「なぜだ?」

魔法使い「そ、それにそれならあたしが側近の隣に……」ゴニョゴニョ

側近「は?」

魔法使い「いいからだめなの!この子はわたしが見張るから!いくわよ!」

グイッ

僧侶「あうっ」

勇者「あ、あれ?俺のハーレムは?」

勇者が童貞臭すぎて・・・

>>160
いや、ゲーム以外にこんなことないんだからゲーム脳とか言うのはおかしくないか?

>>161
よく意味わからんが、単純に勇者の性格がうざい

―――夜

魔法使い「う……ん……側近……むにゃむにゃ」

側近「おい、起きろ」

グイッ

魔法使い「え?」

魔法使い「ええ!?な、なんで側近があたしに馬乗りに……///」

側近「大声を出すな!」

魔法使い「で……でも……こんなのまだ……変だよ」

側近「お前のほうが変だと思うんだがな……」

僧侶「んーっ!んーっ!」

ガタガタッ

側近「猿轡してベッドに縛り付けるとは……」

魔法使い「だってあの子逃げるし……」

ひでえwwwww

側近「魔法使い……」

魔法使い「だ、だめだよ。僧侶が見てる……///」

側近「何を言ってる。早く起きろ。敵だ」

魔法使い「へ?」

側近「こんな町の民間人を襲ってくるとは思わなかった……いったいどうしたことだ」

魔法使い「魔物!?」

側近「ああ。勇者が住民を避難させている。早く僧侶も自由にしていくぞ」

魔法使い「う、うん……でも」

側近「どうした?はやく着替えろ」

魔法使い「着替えるから出てって!」

ドンッ

なんだこのラブコメ
ちくしょうもっとやれ

支援

ゴブリンA「ギャハハハハ!殺せ殺せー!」

ゴブリンB「女は犯せ!ハハハハハー!」

勇者「側近!来たか!ん?どうした?その顔の手形は」

側近「なんでもない」

魔法使い「ふんっ!」

僧侶「あわわわわ」

側近「数はたいしたことないようだが……あの印は……正規軍?なぜこんな単独行動を……」

ゴブリンC「ヒャハハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに殺していいってな!」

側近「なっ……」

ゴブリンD「ギャハハハハ!魔王様はおっしゃった!好きに奪っていいってな!」

側近「軍規はどうしたのだ……いったい魔王軍に何が……」

ゴブリンE「魔王様はおっしゃった!人間を殺して側近を助け出せとな!」

側近「なっ……」

ちょうあたまいたいからすこしねる

ごばく

ダメだ、この魔王様 一代で国土を更地にしそう

スレタイからの発展がすごいな

可愛らしい女口調ではあるが
我侭で暴君と、統治者としては最低最悪だなこの魔王

―――数日前魔王城

魔王「なぁスラリン」

スライム「ピ?」

魔王「なんで側近はいなくなってしまったのだろう」

スライム「?」

プルプル

魔王「会いたいなぁ。どうしてるかなぁ」

ツンツンッ

スライム「ピキー」

ピョンピョンッ

魔王「あ、こらっ」

タタタッ

「……で……らしい」

「なんだと……」

魔王「また会議か」

お飾りのトップに権限を明け渡すとこうなるのか

下手に力があるからタチが悪いな

風「なんだと!まだ側近殿はみつからないのか!」

炎「ああ、魔界中を探したがどこにもいない」

水「まさか……人間界に……」

炎「それしか考えられまい」

土「捕まっちまったんすかねー。側近殿も腕力はチョロイっすからねー」

風「側近殿をディスんなっつってんだろがー!おお!」

グイッ

水「もしや、最近の人間達の活動は側近殿が捕まったせいで……」

土「拷問にかけられてるとか?」

風「側近殿が拷問程度でゲロるわけねーだろ!」

炎「まぁ待て、あくまでも想像に過ぎない。調査範囲を……」

バタンッ

魔王「……」

なるほど逆恨みか

炎「魔王……様?」

魔王「側近が……拷問?捕まった?」

炎「そんな事実はありません!」

魔王「嘘だ!今話していた!」

スライム「ピキー?」

フルフル

炎「ほらっ、スラリン殿が呼んでいますぞ」

魔王「黙れ!」

ドガッ

炎「がはぁ!」

魔王「側近は私が助ける!」

風「側近殿がそんな失敗するわけねーだろ!一度も失敗なんてみたことねーよ!」

あう

魔王「失敗は……ある」

風「はぁ?何言ってんだ!」

魔王「失敗している!私の元を離れたことだ!」

風「てめぇでクビにしておいてなんだその言い草は!おおう!」

グイッ

魔王「うるさい!」

ドガッ

風「ぐっ……」

魔王「行くぞ!軍の元へ!」

ダダッ

土「ど、どうするっすか?」

水「とりあえず二人の手配を……あとは出来る限り統率を取っていくしか……」

土「やべぇっすね」

―――町

勇者「ふぅ……これで全部片付いたか」

僧侶「ふぅ」

キュッ

勇者「あのさ……いい加減後ろから離れてくれない?」

僧侶「あ、すみません、盾様」

勇者「今俺のこと盾って……」

僧侶「間違えました。勇者盾」

勇者「……」

魔法使い「ねぇ、さっき魔物が側近を助けるとかって……」

側近「民間人にまで手を出すなど……戦争にルールをやぶるか……」

ブツブツッ

魔法使い「ねぇ、ちょっと!」

側近「いったい将魔たちはどうしたのだ……しかも私を助ける?」

ブツブツッ

名前くらい騙っておけよ側近

魔法使い「ねえちょっとってば!」

グイッ

側近「ああ……すまない」

タタッ

魔法使い「ど、どこいくのよ」

側近「魔物にやられた者たちの手当てをしないとな」

魔法使い「え……」

側近「困っている人は助けるのだろう?」

魔法使い「人違い?そっか……そうだよね」

タッ

魔法使い「ほらっ!勇者と僧侶もいくわよ!」

猿よけ

さるよけしえん

―――魔界

勇者「これは……」

魔法使い「酷い……みんな死んでるの?」

僧侶「キモいです!帰ります!」

ダッ

ガシッ

勇者「死んでるのはほとんど魔物か?」

側近「統率を失った軍隊の末路か……」

「ぐぐ……」

魔法使い「わっ」

勇者「生き残りか!?」

側近「お前は……」

炎の将魔「その声は……側近殿!うぐぐ……」

ガシャンガシャン

炎「ぐっ……もう目が見えませんが、その声は側近殿に間違いない……」

側近「何があったのだ」

炎「魔王様が……乱心されました……」

側近「なぜ……」

炎「あなたが人間に捕まったと言われ……強引に軍を動かし……」

炎「逆らったものは殺されました」

側近「なんと……」

炎「私も人間をけん制しつつ、魔王様を抑えようとしたのですが……力及ばず……もうしわけない……」

側近「なぜ魔王様は私なぞに執着するのだ……」

炎「分からないのですか?」

側近「ああ……」

炎「ふふっ、側近殿にも分からないことがあるとは」

側近「お前には分かるのか?」

炎「ええ。その困った姿……冥途の土産に……」

ガシャーン パラパラッ

側近「炎!おい!応えになっていないぞ!」

側近「勝手に言いたいことをいいおって……はっ!」

ズイッ

勇者「魔王の側近だって?」

側近「『元』だ。今は人間の軍師で戦士だ」

勇者「信用できるか!今だって敵と仲良く……」

側近「死に際の言葉を拾ってやっただけだ」

勇者「まったく口だけは回るやつだな」

ジャキンッ

魔法使い「ちょ!ちょっと!やめなさいよ!」

僧侶「今が逃げるチャンスです!」

ダダダッ

逃げたwwwwwww

このタイミングで逃げる僧侶さんかっこいい

ぶれないな

どうしても脳内再生の魔王がおっさんに

この魔王こそ釘ボイスが・・いやなんでもない

僧侶さんマジぶれねえw

面白すぎ

ピーン

僧侶「あいたっ!」

ドテッ

僧侶「ピ、ピアノ線……いつのまに……」

魔法使い「勇者、側近が今まで人間になにかした!?」

勇者「そ、それは……」

魔法使い「人を助けるために戦って守ってきたでしょう!私達は!」

勇者「そいつは王様の命令に従っているだけで……」

僧侶「ハサミかペンチ……ハサミかペンチはどこに……」

カシャカシャ

勇者「見ろ!僧侶だって教会の命令で来てるだけじゃないか」

魔法使い「それは否定しない」

僧侶「してくれないの!?」

漏れら極悪非道のキタキタブラザーズ!
今日もネタもないのにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
 ( ゚∀゚∩)(∩゚∀゚)   キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
 (つ  丿 (   ⊂) キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

  ( ヽノ   ヽ/  )  キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
  し(_)   (_)J  ニシ━━━━(゚∀゚)━━━━ヒガシ

はよ

レスがつかないのは見入っているからだ
「やめろ」というレスがつくのは嫉妬だ
「はよ」というレスがつくのは期待されているからだ

魔法使い「でも側近は違う!」

側近「いや、私は国の命令で来ているにすぎない」

勇者「ほらっ、こんなやつ信用できるのか」

魔法使い「できるよ」

勇者「な、なんで……」

魔法使い「人を助けてる時の側近……うれしそうだったから」

勇者「はぁ?」

側近「そんなことは思っていない///」

魔法使い「あ、赤くなった!」

側近「赤くなってなどいない///」

魔法使い「照れてんの?ねぇ、照れてんの?」

側近「う、うるさい!」

魔法使い「ふふっ、これツンデレってやつだよね」

ssスレって漏れなく外野がきもいな

>>207
自虐やめようぜ?

勇者「あーもう!いいや!爆発しろ!お前ら!」

側近「なんだ?爆発?私を殺したいのか?」

勇者「うっさい!バーカバーカ!」

僧侶「ペンチありました!」

バチンッ

勇者「ほらっ、僧侶いくぞ!」

ズルズルッ

僧侶「……」

魔法使い「さ、行きましょ」

側近「いいのか?」

ちょっと側近の態度の変わり様に違和感を覚える

>>207
お前だよ

魔法使い「いいに決まってるでしょ。仲間なんだから」

側近「仲間?私が?」

魔法使い「あたし達が、よ」

側近「私達が……」

魔法使い「さあ、あなたの元上司が暴れてるんでしょ。お灸をすえてあげましょ」

側近「ははは、魔王にお灸か。お前はなかなか面白いやつだな」

魔法使い「あ、笑った」

側近「?」

魔法使い「笑顔の方が……いいよ」

側近「ん?」

魔法使い「さぁ!い、いこっ!」

ギュッ

人の心の移り変わりは得てして不自然なもんだ

人じゃないけど

>>211
西岡すみこ思い出した

魔王ルートか魔法使いルートか

―――魔王城

勇者「意外とすんなり来れたな」

僧侶「魔王城……敵がいっぱい……死んじゃう……逃げる……捕まる……殺してでも逃げろ」

魔法使い「物騒な事言わないの!」

ペシッ

僧侶「痛いです」

側近「すんなりどころか人の気配がない……これは……」

風の将魔「よう……側近殿……」

勇者「敵!?」

風「消えっちまう前にあえてよかったぜ」

ブスブスッ

側近「風……お前……」

風「ちっと熱くなりすぎてヘマこいちまった……まぁしゃーねーわな」

暴君ってレベルじゃねーぞwwwwwwまさに魔王級に我侭だな

つ④

僧侶ブレなすぎw

今読んできたが面白い!!

魔王イラつくわー
近所のガキ大将位の知能レベルだべあ

風「その様子じゃ人間に捕まったわけじゃねーみてーだな。安心したぜ」

側近「まぁな」

風「人間従えて乗り込んでくるたぁ流石側近殿だぜ」

側近「何があったんだ」

風「中にはもう誰もいないぜ?魔王様以外はな」

側近「……」

風「さすがにみんな愛想を尽かして逃げた。当然っちゃ当然だな」

側近「ならばなぜお前はここに……」

風「けっ……あんなんでも魔王様だからな」

風「それに言ってただろ?側近殿。上が間違ったら命を賭してでも正せってな」

側近「なっ……」

風「俺じゃあ力が及ばなかったからよ。任せていいよな」

側近「ああ」

風「糞ったれな人生だったけどよ、側近殿のおかげでなかなか味があったぜ……」

側近「そうか」

風「あばよ」

ヒュー

側近「……」

支援

ほしゅ要る?

愚問だな

支援しろ

支援

魔王さん一人で世界統一できるじゃないですかー

魔法使い「話は終った?」

側近「ああ」

魔法使い「泣いてるの?」

側近「私にはもったいない部下だった……」

魔法使い「慕われてたのね」

側近「違う、職務に忠実だっただけだ」

魔法使い「負けられないね」

側近「ああ」

勇者「おい、早く行くぞ!」

僧侶「敵はいない……魔王はいる……強い……逃げる……捕まる……殺してでも逃げろ」

勇者「おい」

チョップ

僧侶www
さるよけ

―――魔王の間

勇者「こ、ここか……なんか緊張してきた」

ギュッ

僧侶「離してくださいー!怖いです」

勇者「絶対お前を離さねぇ!」

僧侶「うわぁ……なんか勇者様に言われると引きます……」

勇者「俺泣いてもいい?」

魔法使い「馬鹿な事言ってないでいくわよ。準備はいい?」

側近「ああ。魔王様は強い。油断するなよ」

魔法使い「わかった」

ギュッ

側近「おい、私は逃げたりしないぞ」

魔法使い「お願い……」

ブルブルッ

側近「……」

支援
頑張れ

魔王「ううっ……みんな嫌いだ……」

魔王「なぁ、スラリン」

スライム「ピキー?」

ギギィ

魔王「誰か来た!?」

ガタッ

側近「……」

魔王「側近!側近!側近だ!」

ダダダッ

魔王「ま、まったくどこにいっていたのだ!ふ、ふんっ!謝ったって許してやらんぞ」

プイッ

勇者「お前が魔王か……って女!?」

僧侶「あら可愛い」

勇者「だが……この魔力……」

とりあえず一発ビンタだな

とりあえず魔王がものすごくわがままなのはわかるけど側近こんなに頭いい割に扱いが下手だな
こんなことになるぐらい想像できなかったんかな

支援

2ch.net は忙しいのです。もう怒った寝てやる。って……(´・ω・`)

女心に関しては壊滅的なのが主人公補正

>>236
うわぁ…orz

頑張って書けください

ああああ

ゴゴゴゴゴゴッ

魔王「なんだ?こいつらは……」

魔法使い「……」

ギュッ

側近「魔王様……」

魔王「なんだ、その女は!なんで人間と手なんて繋いでいる!」

側近「残念です。魔王様。すべて私の不徳の致すところ……」

魔王「答えないか!」

ドガッ

スライム「ピキキー」

ピョンピョンッ

側近「部下に教えられました。私は魔王様から逃げただけだったらしい」

魔王「何をいっている」

側近「命を懸けてでも教えて差し上げるべきでした」

魔王「だから何を!」

側近「王たるものがなんたるかを!」

魔王「なっ……」

側近「魔王様……お仕置きの時間です」

ザッ

┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /

  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ

>>243
側近を感じた

シエスタ

魔王「ま、待って」

側近「なんです?」

魔王「わ、私の物になれ!そうすれば世界の半分をお前にやろう!」

側近「?」

魔王「お、お願い……」

側近「何を言ってるのかわかりませんね」

勇者「うわあ……」

僧侶「ちょっとかわいそうかも……」

魔法使い「……」

ゴゴゴゴゴゴッ

魔王「だ、だったら……」

ゴゴゴゴゴゴッ

魔王「だったらいらないよ!!世界もなにもかも!」

側近「離れて!固まってると一気にやられますよ!」

ババッ

勇者「ちっ……なんて魔力だよ」

僧侶「にげ……うわっ」

グイッ

勇者「一緒に来い」

魔法使い「まったく……ただの子供ね」

ダッ

魔王「爆裂呪文!!」

側近「伏せろ!」

ドゴオオオオオオオオオン!

支援

勇者「いつつ……」

魔法使い「伏せなかったら危なかったわね」

勇者「ほれっ、さっさと回復を……」

僧侶「///」

勇者「おい、こらっ」

僧侶「ど、どこ掴んでるんですか///」

勇者「そりゃお前が逃げるから……」

ムニュムニュ

勇者「あ」

僧侶「は、離して……」

側近「次が来るぞ!」

勇者「早く回復!」

モミモミ

支援(`・ω・´)

僧侶「わ、分かりましたよ!回復呪文!(主に私を中心に)」

パァァ

勇者「おいこら」

僧侶「なんですか!痴漢盾!」

勇者「ぐぬぬ……」

側近「魔法使い!氷結呪文を!」

ゴゴゴゴゴッ

魔王「火炎魔法!」

ゴゴゥ!

魔法使い「氷結呪文!」

ジュワッ

魔王「なっ……」

魔法使い「なんで分かるの!?」

せっかくのラッキースケベがまったく目立たない勇者さんマジかっけーっす

側近「手に動き、魔力の流れ、そして感……でな」

勇者「すげぇ」

モミッ

僧侶「もう……離してー」

魔王「うー!もう!うるさいうるさい!」

ダンッ

魔法使い「側近に狙いが!」

僧侶「勇者様!バリアーの出番ですよ」

勇者「うっさい!まにあわねーよ!」

側近「おっと!」

タタタッ

魔王「逃げるなー!」

側近「あ!逃げました!ずるい!私には逃げるなって言ったくせにー!」

僧侶うざかわいい

僧侶「あ!逃げました!ずるい!私には逃げるなって言ったくせにー!」

僧侶のセリフが

>>165
なんつーか、2chのお前らみたいだよな

側近「勇者!」

ダダダッ

魔王「待て!」

ダダダッ

勇者「後ろががら空きだ!魔王!」

ズバッ

魔王「にゃあっ!」

バタッ

魔王「……痛い」

側近「戦いのいろはも教えたはずなのに情けない。一人の敵しか見えないとは」

魔王「痛い……痛いよう……」

魔王「側近にもぶたれたことないのに!」

ガバッ

勇者「うわっ来た!」

ギィン

魔王「このこのこのおおおおお!」

ガンガンガンッ

勇者「わっ……たっ……つよっ……」

ギンギィン

僧侶「こ、この隙に……」

コソコソ

魔王「そこ!」

僧侶「!?」

グサッ

しえ

僧侶ちゃんナンマンダブ

僧侶「あ……死にしました。これ完全に死にましたね」

僧侶「ああ……思えば神父様にいい話があると言われたときに疑うべきでした」

僧侶「噛み付いてでもあの時逃げてればこんなことには……」

僧侶「オシャレしてイケメンと結婚して主婦ニートになりたかったです……」

僧侶「神様……次に生まれ変わったら……セレブに……」

僧侶「……」

僧侶「痛くない……?」

勇者「ぐぬぬ……」

ボタボタッ

勇者「馬鹿……早く逃げろ……」

僧侶「勇者様!?」

勇者「はやく……しろ」

ボタボタッ

僧侶「逃げていいんですね!ほんとにいいんですね!きゃっほー!あ、きゃっほーなんて言っちゃいました」

僧侶「恥ずかしいです。それでは失礼して……」

勇者ーーー!!!!

僧侶ひでぇwww

僧侶ちゃんマジ自分のことしか考えてない

こんな鬼畜な僧侶初めて見たww

グイッ

ズルル

勇者「なっ……」

僧侶「回復魔法!」

パァァ

勇者「治った……。逃げるんじゃなかったのかよ」

僧侶「ここで逃げたら悪役じゃないですか」

勇者「お前に対して俺は今までも悪い印象しかなかったような気がするんだが……」

魔王「このお!」

ブンッ

僧侶「ほらっ!守ってくれるんですよね!」

勇者「当たり前だ!」

ギィーン

胸もみで心が通ったか

なるほどラッキースケベはこれの伏線だったのか

魔法使い「火炎魔法!」

ゴゴゥ

魔王「あうっ!」

勇者「おりゃああ!」

ドスッ

魔王「ううっ……ひ、酷いよ!寄ってたかって!卑怯だぞ!」

魔王「こっちは一人なのに!」

側近「一人ではなかったはずです」

魔王「なっ……」

側近「魔王様の部下達はどこに行きました?」

魔王「知らない……」

期待

wktk

僧侶ちゃんマジもみもみ

wktk

支援

側近「こんな時に助けてくれるのを『仲間』と言うらしいですよ」

魔王「仲間?」

側近「それを教えて差し上げられなかったのは私の責任です」

魔王「うっ……うええええ……」

ボタボタッ

魔王「私は……ずっと一人だった……のか……ううっ……」

なんだかご都合主義な展開になってきたぞ……

wktk

側近「さあ、お覚悟を」

魔王「わ、私を殺すのか……側近……ぐすっ……」

側近「そうです」

魔王「そうか……」

側近「ご安心ください。私もご一緒しますから」

魔王「え?」

側近「人間の軍師としての責任、魔王の側近としての責任、取らせていただきます」

魔王「最後は……一人じゃない?」

側近「ええ」

魔王「よかった……」

普通に魔王が弱すぎる

魔王よわすぎだろwww

魔王ちゃんちょっと頭のネジがゆるすぎるところがまた可愛い

中身が大人なら違ったかもな

お前らが猫や幼女を見ると頭がおかしくなるように
側近をみた魔王は弱体化してるのだろう

魔王は可哀相だな

弱すぎるな。

隙を突きまくってさらに相打ちくらいで丁度良い

魔法使い「良くないわよ!」

ゲシッ

勇者「よくねーよ!」

ゲシッ

僧侶「ほらっ、靴でも舐めて反省してください」

グリグリッ

側近「痛いぞ」

魔法使い「何勝手に終らせようとしてんの!?ばっかじゃないの!?」

側近「だが、お前たちは魔王を倒しに来たのだろう」

魔法使い「そうだけど!そうだけども!あーーーーもう!」

ガリガリッ

勇者「お前はだいっ嫌いだけどな!しなせねーよ!仲間だからな」

側近「あの側近さんの顔が私の靴の下に……はぁはぁ」

僧侶「あの側近さんの顔が私の靴の下に……はぁはぁ」

またか…

また間違えた(´・ω・`)

僧侶ただの屑になってんじゃねーかwwwww

僧侶俺を踏んでくれっ

追いついた なんか勇者が気に食わんな

側近「だが、断る」

魔法使い「なっ……」

側近「責任を取るのが側近であり、軍師だ」

勇者「頭固てーな」

魔法使い「側近って昔からこうなの?」

魔王「うん……」

側近「さあ、勇者、その剣でとどめを!」

勇者「だまれ!」

ゲシッ

側近「結構痛いぞ。勇者」

側近「では僧侶の足でも舐めればいいのか?」

僧侶「!!」

僧侶が目覚めてしまった

結局側近は魔王を裏切っただけか…

僧侶喜ぶなwww

中盤までは良かったけど最後クソだな

!!

魔法使い「だめーーーー!」

魔王「だめだああああああ!」

僧侶「わっ……びっくりした」

魔法使い「何よ」

魔王「なんだよー」

バチバチッ

勇者「うっわ、こわっ」

側近「?」

スライムマジ空気

魔法使いちゃんハァハァ

スライムは消されました

寿命が違うだろうし今後20年くらい魔法使い、その後魔王でみんな幸せ

側近両手に花だな

側近「ではどうしろと」

魔王「側近は悪くない。私が責任をとる」

勇者「魔王!?」

魔王「人間の王のところに連れて行き好きにしろ」

魔法使い「魔王……いいの?」

魔王「うん……」

側近「それでは私の責任が!」

勇者「いいから察しろよ。側近」

側近「くぅ、分かった。私も一緒に行く」

側近「だが、その前に魔界の統率をどうにかしないとな」

魔王「それは……水と土がやってる」

側近「そうか、ならば心配はないか」

勇者「よし、帰るか。僧侶、お前ももう自由だぞ。よかったな」

ギュッ

勇者「なんで俺の後ろにいんだよ」

僧侶「ここ……安全っぽいですから……///」

勇者「ま、まだ俺を盾にする気か!?」

ひょっとしてまだまだ続くのか

―――王国

王様「魔王を生きて捕らえてくるとはよくやった!」

大臣「ぐぬぬ」

王様「これは褒美だ」

勇者「いやぁ……どーもどーも」

王様「側近、お前の働きも見事であったな」

側近「はっ……それで……魔王は……」

王様「まだ魔族の動きが止まってはいない。終戦の切り札になるやもしれぬ」

側近「では、殺したりは……」

王様「せぬよ。お前もな」

ガシッ

側近「ぐっ……何を!」

「動くな!」

王様「最初から気づいておったよ……魔族だとな」

なるほどそうきましたか

王様やるなwww

王様のほうが悪なんじゃねーか?

勇者いらん

魔法使い「ちょっと!どういうこと!」

僧侶「あうあう……」

王様「おや、お仲間は気づいてなかったのですかな?」

王様「魔族が我らに手を貸したいと言って来た。これは危険な賭けであったが成功だったな」

王様「働きも申し分なかった」

王様「くくっ、まさか魔王まで捕らえてくるとはおもわなんだがな。だがここまでだ」

王様「いつ裏切るか分からんからな。いや、まだ何か狙いがあるやもしれぬ」

魔法使い「待って!側近は……」

王様「側近は?まさか仲間だとでも?人間を敵に回すのか?よく考えて答えよ」

側近「くくくくくっ、はははははは……はぁーーーはっはっは!バレテしまったか!愚かな人間どもめ!」

魔法使い「側近!?」

側近「気安く呼ぶな!人間が!」

はよ

側近「こいつらは仲間でもなんでもない」

僧侶「側近さん……」

側近「油断させてここでまとめて殺してやろうと思っていたが、どうやらここまでのようだな!」

勇者「側近おまえ……」

側近「人間の王にしてはなかなか隙を見せないから油断させようと思ったんだがな!」

勇者「うそだろ……仲間じゃねーのか」

側近「何が仲間だ!笑わせる!ぺっ!」

ベチャッ

「動くな!」

王様「もういい!引っ立てろ!」

側近「これで終ったと思うなよ!我らが眷属がお前たちを地獄に落とす!」

ズルズルッ

この間の続きか

支援

―――酒場

勇者「はぁ……側近があんなやつだったとはなぁ」

魔法使い「あんた……それ本気で言ってんの?」

僧侶「はぁ……ちょっといいなって思ってたんですが……」

勇者「え?え?なんか違った!?」

魔法使い「側近はあたしたちのためにああ言ったに決まってるでしょ!」

勇者「でもあいつ俺に唾はきかけたぜ!あー、きもちわりぃ」

ゴシゴシッ

魔法使い「はぁ……ほんと馬鹿ね。あの時側近が他にも投げたでしょ」

勇者「は?」

魔法使い「ほらっ、これ」

パラッ

魔法使い「あんたに唾かけてる隙にこっちに投げたの」

僧侶「地図……でしょうか?」

勇者頭弱いな

この頭の弱さは勇者っていうより戦士

>>321
そりゃ王様からひのきの棒渡されて魔王討伐にいくようなやつだしな
どうかんがえても池沼wwwww

賢者モード

はよ

勇者「でもこれ魔界じゃないのか?」

僧侶「あ、コタツのつけっぱなしでした。帰りますね!」

ダッ

勇者「おい、またか」

ガシッ

僧侶「じょ、冗談ですよぉ……いやだなぁ。私は成長したんですから」

魔法使い「行く?」

勇者「しかないだろ。でもここ行って何しろってんだ?」

僧侶「助けを呼んで欲しいとか?」

勇者「あいつそんな感じじゃなかったけどな。むしろ死にたそうな……」

魔法使い「まさか……」

勇者「我は神!破壊神メゥザーゴなり!」

僧侶いいねえ

―――牢獄

魔王「捕まってしまったな」

側近「ですね」

魔王「これだけ結界を重ねられたら私でも無理だな」

側近「でしょうね」

魔王「お前が教えたのか?」

側近「ええ」

魔王「そうか……もしかして昔私にも教えてくれたのか?」

側近「ええ、解除法も。これだけ重ねたら無理ですが……」

魔王「ごめんなさい……」

側近「魔王様」

魔王「ごめんなさい……ううっ……私がもっと側近の言うことを聞いていれば……」

支援

今まで見た中で最高傑作の予感

側近「たらればを言っても仕方ないですよ。準備は前もってしておくものです」

魔王「準備?」

側近「たぶん勇者たちが知らせてくれます」

魔王「知らせる?何を?」

側近「我々が捕まっていることを」

魔王「知らせるとどうなるんだ?」

側近「私のおいてきたマニュアルにはこう書いてあります。『魔王様や側近が捕まった場合には』」

魔王「場合には?」

側近「『決して要求に屈してはいけない。見捨てろ。』っと」

魔王「ぷっ」

側近「魔王様?」

魔王「あははははは!」

側近「どうしました?」

魔王「側近はいつでも側近だなぁ」

おもしろい

はよ

おいついたはよ

はよ

はよ

ブルブル

魔王「じゃあ殺されちゃうな」

側近「ですね、怖いですか?」

魔王「うん……でも側近が一緒だから」

側近「そうですか」

魔王「なぁ、側近」

側近「なんです?」

魔王「私のこと……好きか?///」

側近「いえ、別に」

魔王「……」

ブチッ

魔王「空気よめええええええええええ!」

ボコボコッ

側近「い、痛い!痛いですよ!」

「静かにしろ!」

空気読めwwwwwwwww

しえ

魔王空気wwwいいぞもっとやれwww

わっふるわっふる

―――魔界

勇者「ここか?」

水の将魔「人間!?」

土の将魔「人間っすよ!てめぇらなんのようっすか!」

勇者「いや、あの……ほらっ、これっ」

フリフリッ

僧侶「白旗!これ白旗ですよ!負けの合図です!攻撃しちゃだめな合図です!逃げていい合図ですよ!」

水「白旗?人間が降伏するとでも?」

魔法使い「話をしにきたの」

土「ですよねー。魔界は今人間のほうが優勢っすもんねー」

水「白旗を揚げるなら武器を捨てなさい」

勇者「うっ……」

水「話し合いはそれからです」

勇者「わあったよ」

魔法使い「はいはい」

カシャン

僧侶「えっえっ!?武器手放したら誰が私を守ってくれるんですか!?」

すっかり側近ちゃんがボケキャラになっている

ブルブル

僧侶「怖い……怖い……帰りたい……」

土「こっちのお嬢ちゃんなんなんすか?」

僧侶「私にはまだ勇者バリアーがあります……」

ギュッ

勇者「こいつは……」

水「それでどうしてここが分かりました?」

魔法使い「ここって?」

土「魔王軍の臨時本部っすよ。もしもの時はここで落ち合うっす」

水「あ、こらっ、軍の秘密ですよ!」

土「あっ、しまったっす。てへっ」

ペロッ

水「可愛くないですよ」

僧侶まだ諦めてないのかw

支援

魔法使い「……というわけなのよ」

水「そうですか……炎と風は逝きましたか」

土「うおおおおおおおん!寂しいっすよーー!」

水「そして魔王様と側近殿が捕まっているとは……」

土「でも側近殿のマニュアルだと……」

水「ええ、見捨てないといけないですね」

勇者「なんだよそれ!」

僧侶「酷い……」

魔法使い「で、見捨てる気!?」

土「……」

水「……」

土「魔王様はどうでもいいっすけど、側近殿は……なぁ」

水「魔王様は死んでくれていいですけど、側近殿は必要な方ですね」

魔王人望無さすぎwwww

全部魔王を教育しなかった幹部とかの責任だけどねえ

魔王の立場って…

まぁ子供がベジータだと思ったら
なかなか躾は大変そうだ

失礼女だったな、18号辺りで

子供をちゃんと教育しなかった教育係のせい

今更だが、火と風を殺したのって魔王だよな?

勇者「魔王……お前って……」

僧侶「あ……なんか泣けてきました」

ホロリッ

魔法使い「じゃあ……」

土「よっしゃ!いっちょ魔王軍を再召集するっすよ!」

水「ええ!側近殿を助けるためなら皆が力を助けてくれるでしょう!」

土「ぎゃは!それじゃ側近軍っすねー」

水「側近殿にしごかれた兵の指揮……今こそ見せる時です!」

土「あいあいさー!」

勇者「なんか俺達部外者っぽくね?」

魔法使い「言わないで……泣けてくるから」

>>355
『魔王の為に』死んだからおk

王様が悪者扱いされて可哀相
プロとしてアンタにアドバイスしとくけど魔王を助けても誰も納得せんよ

この王は才覚があるな
汚いことを平然とこなす策士っぽい

威厳はないが

―――王国

大臣「王様!国境に魔王軍の残党が集結しつつあると情報が」

王様「来たか。意外と早かったな」

大臣「どどどどどどうします?」

アワアワ

王様「慌てるな。みっともない。どれ、私が行こう」

大臣「え?」

王様「ふふふっ、自分達の王がこちらの手のうちにあると知った時……どのような顔をするのか楽しみだ」

大臣「え?え?」

王様「兵を招集せよ!親征だ!」

王様腹黒い…

―――国境

水「来ましたか!人間の王よ!」

王様「ふん、魔物風情が開戦の挨拶とは笑わせる」

土「風情ってなんすか!風情って!」

王様「人間の言葉を話すな。不愉快だ」

水「私は水の将魔。あなたの命、貰い受ける!」

王様「くくっ、魔王はどうした」

「!?」

王様「はーっはっは。魔王は我々の手にある!降伏しろ」

「魔王様?」

「あー、あのわがまま大王か」

「あいつ嫌いー」

「どうでもよくね?」

王様「ど、どうした!?お前たちの王が我が手にあるのだぞ!」

そう来たか

魔王蔑ろとかwww

これはひどいwww

水「お好きにどうぞ?」

王様「な、なにを……はったりか!?」

水「行きますよ!」

王様「側近とかいうやつも捕らえておるのだぞ!!」

「!!!」

ザワザワッ

王様「どうだ、分かったか」

「側近殿!人間に捕まっていたのか!」

「側近様……」

「俺子供のころ頑張れってアメちゃんもらったことあるぞ」

「俺、側近殿に名前をつけてもらったんだ」

「俺のじいちゃんも名前もらったっていってた!」

「あの野郎……私の側近殿を……」

ザッザッ

王様「な、なんだ!?」

水「側近殿を取り返しますよ!!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

ドドドドドドッ

王様「くっ……援軍を呼べ!」

支援

魔王はなんなの?いらなくんね?

>>368
王様「そっちの援助じゃなくて」

考えたら>>1は朝の8時から頑張ってるんだな…

風呂入ろうとしたまま既に四時間経過
続きが気になって風呂入れない

>>371
確かに
みんなでエールをうp

ようやく追いついた
朝の8時からようやるわ

―――牢獄

魔王「この浮気物!朴念仁!」

ボコボコッ

側近「ああ……せめて断頭台で死にたかった……」

ザワザワ

魔王「ん?騒がしいな」

側近「助かった!?」

「なんだお前たちは!なにをすくぁwせdrftgyふじこlp」

バタッ

勇者「よう!大丈夫……そうじゃないな?なんだその顔は」

魔法使い「酷い……拷問されたの!?」

僧侶「顔パンパンです」

魔王「お前たちは!?」

側近「お前たち……警備のやつらはどうしたんだ?」

勇者「みんな戦争に借り出されてるよ」

頑張れ

支援

しえんや

側近「戦争……そうか。はじまったのか」

勇者「で、そっちに気がいってるうちにお前を助けてくれって頼まれてさ」

側近「将魔たちが……くぅ……馬鹿め……」

魔王「私には何か言ってたか?」

勇者「死ねって」

魔王「……」

魔法使い「それにしても酷い顔……大丈夫」

スッ

側近「いつっ」

魔王「そ、そうなんだ。まったく酷い拷問だったなぁ……」

側近「ですね……」

魔法使い「僧侶、回復してあげて」

僧侶「はい、回復魔法(主に私を中心に)」

パァァ

僧侶ブレてねえー

ほんとブレないな

この僧侶、そもそもなんで僧侶になったんだろう…

今追いついた

>>382処女を守るため

>>382
待遇いいから

魔王にバッサリ切られた勇者をあっさり全快させるぐらいだ
きっと処女も再s

追いついた
すげー面白いな
続きはよ

処女再生!?

>>384-385
なんというか、この僧侶らしい理由だなwww
まかり間違っても「世界のため」とか出てきそうにないもんな

勇者「またそれか」

側近「治った」

魔法使い「あれで周りも直しちゃうのはすごいわね」

魔王「だが、大丈夫なのか?残りの魔王軍は……」

魔法使い「ええ、たぶん王国軍の半分以下じゃないかな」

勇者「しかも、王国軍は側近の最新の戦術を組み入れてんだろ?」

僧侶「も、もしかして魔王軍が負けたら私達お尋ね者ですか?」

勇者「だな」

僧侶「えっと……じゃあ……」

チラッ

魔王「こっちみんな」

魔法使い「今さら魔王を倒しても仕方ないでしょ」

側近「魔王軍が負ける?どうだか」

魔法使い「え?」

側近の手札が知りたいwww

側近「土と水は頭脳派だ」

勇者「はぁ?あのチャラ男も?」

側近「見た目に惑わされるな。炎や風は力で将魔になったが、あの二人は私並に弱いぞ」

エヘンッ

勇者「威張るな。そういえばお前戦闘一回も戦ってなかったよな」

側近「今さら気づいたか。馬鹿め」

勇者「口も悪くなってるし!」

魔法使い「でもマニュアル通りにしか戦わないんでしょ?」

側近「それはどうかな?それに……」

魔法使い「それに?」

側近「土と水は相性がいい」

合体して木属性となる

NARUTOかよ

―――国境

王様「右翼に回りこめ!」

「し、しかし敵の展開が早く……」

王様「言い訳するな!ならばこちらもその分早く動けばいい!」

「はっ!」

王様「なぜだ!敵の数が減らん!」

「後ろから伏兵です!!」

王様「何!?そんな馬鹿な!」

「右からも!」

王様「ええい!守りを固めろ!」

土「相手さん、いらついてるっすねー」

水「陣形に魔法が組み込まれてるなんて思ってもみないでしょうね」

土「ぎゃは!また幻影追いかけてるっすよー」

土「俺の土魔法と」

水「私の水魔法で」

水「よし!囲みますよ!」

「うおおおおおおおおおおおおおお!」

ドドドドドッ

なんか爽快だww

支援

土水合体呪法!!
森林下痢便流覇!

「解説しよう、森林下痢便流覇とは。
 大量の水と土が混ざり合うことによって、茶色く
 濁った汚水流となり敵を洗い流す技だ。
 その色はまさに下痢便のような色で敵を絶望の淵に陥れ
 いかなるものも綺麗に洗い流してしまうだろう。」

勝手に名前を付けるなw

どの程度で保守したらいいのか解らん(´・ω・`)
そんなvip初心者

土「勝った!勝ったっすよ!白旗揚げてるっす!」

水「うぐっ……はぁはぁ……」

ボタボタッ

土「ちょっ!大丈夫っすか!水さん!」

水「不覚を取りました……」

土「ほらっ、敵が王様突き出してきましたよ。もうすぐっす!」

ズルズルッ

王様「何をする貴様らー!」

ジタバタ

水「……」

土「ほらっ!俺達が側近殿をすくったんすよ!ねぇ水さん!」

チャプンッ

王様「は、はは……馬鹿が、人間に逆らうからだ!」

う、嘘だろ?

土「水……さん……」

王様「はははは……」

土「ふんぬううううううう!」

ズバッ

王様「……」

コロコロ

土「うるさいっす……うるさいっすよ……」

大臣「ひぃいいい!」

不覚にもコロコロで笑った

ザッ

側近「土……お前だけか」

勇者「すっげー。マジで勝った」

僧侶「はぁ……生きているこの幸せ、かみ締めたいです」

魔法使い「これって……」

側近「水は……逝ったのだな」

土「側近殿おおおおおおおおお!」

ガバッ

土「水さんのこと褒めてやってくれっす!側近殿!」

ボタボタッ

側近「ああ、よくやった。私を超えたな。いや、ずっと前から超えていたのかもな」

土「ううっ、どうしたっすか、側近殿、そんな優しいことばらしくねーっす」

側近は最初から優しいよ!

支援

>>406に同意

側近「そうか?」

土「でも、ありがとうっす……」

ギュッ

魔王「あ、あのぅ……」

土「あっ!」

勇者「あちゃー……なんで自分から地雷に……」

僧侶「これは血を見ますね!私以外の」

ドキドキ

魔法使い「向かい合うなら早いほうがいいでしょ」

土「よくここでその面だせるっすねぇ!魔王様!」

魔王「え、えーっと、ね」

土「炎も風も水もしんじまったっすよ!ねぇ!何かいうことないんすか!」

まさか1番影薄そうな属性の土が生き残るか

僧侶ぶれないww

一応魔王「様」なんだな

魔王「ご……」

土「ご?」

魔王「ごめ~ん♪ねっ!許して!」

キャピッ

勇者「うわあ……」

僧侶「これは酷いです……」

魔法使い「向かい合う気ないわね……」

土「……」

ブルブルッ

僧侶はどこまでも僧侶だなwww
そして魔王クズすぎるwww

キャピッ

だって魔王ちゃんと教育しなかったのが悪いわけじゃん
将魔()

これは、ひどい。

土が威張った所で魔王には勝てないだろ

土「俺……こんなに怒ったの生まれてはじめてっすよ」

魔王「え?そう?初体験させちゃった?あは……」

土「死んで謝れええええええええ!」

ダッ

側近「待て!」

土「側近殿!止めないでください!こいつは……こいつだけは……」

側近「魔王様のアレは私の責任だ」

魔王「アレって……私アレって……」

土「でも!」

側近「魔王様のことは私が責任を持つ」

土「わ、わあったっすよ!ふんっ!」

側近「すまないな」

側近が止めなきゃ土が土くれになってたな

力を全部封印して、人間の世界にほうり投げて
5年位奴隷にさせたほうが魔王のためだな

側近「で、だ」

ザッ

大臣「ひぃ!」

側近「どうする?降伏したそうだが」

大臣「そ、そうだ。降伏する。命だけは……」

側近「まぁ普通こうだな。国のトップが討ち取られたら……」

側近「優秀な王だった。立場が違うだけだったが、本当に……」

側近「それに比べて……」

チラッ

魔王「こっちみんな!」

>>422
( ゚д゚)


(゚д゚)チラッ

こっちみんな好きだな魔王www

>>423
こっちみんな!

まぁ主人公視点からみたらファッキングだったけど
人間側からしてみたら普通に優秀な王だよな、糞大臣連れてても
最後の最後でヘボスだったが

>>417
なにこのコテハン俺知らない

>>1
もしかして、『土の四天王「生き返ったら魔王死んでたwwwwwww」』の人?

土「どうするっすか?」

側近「なぜ私に聞く?」

土「へ?」

側近「勝ったのはお前たちだ。お前たちが決めればいい」

土「それって……」

側近「それにコレにはもう魔王をやめさせよう」

元魔王「コレって!!酷い!っていうか元になっちゃったし!」

土「じゃあ、側近殿が魔王になってくれっす!」

側近「だめだ」

土「なんでっすかー!誰も文句いわないっすよ!」

側近「やることがある無理だ」

土「そんなー、じゃあどうするっすか!」

元魔王「私やめるなんて一言も……」

勇者「お前……この場の全員敵に回す気か?」

僧侶「私は逃げますけど、やめておいたほうがいいですよ」

魔法使い「あんまり調子に乗ってると……」

ゴゴゴゴゴゴッ

元魔王「わ、わかった!魔王やめる!」

もうすぐ九時か…てことは>>1から13時間…

>>431
すごいな

書き溜めとはなんだったのか

シエスタ

>>433
なにそれおいしいの?

側近「お前が魔王をすればいいんじゃないか?」

土「はぁ?俺?無理無理むりっすよ!」

側近「なぜ?」

土「俺よわいっすから!」

側近「安心しろ!私のほうが弱い!」

エヘンッ

勇者「だから威張んなよ……」

側近「それに弱いからこそ分かるものもあるだろう」

「土なら俺はいいぜー」

「俺も!」

「また酒おごってくれー!」

「面倒見いいしなー!」

側近「見ろ」

土「……」

ブルブルッ

それなら土の口調合わせてくるだろ

やめる宣言する前から元になってるwww

>>1カッケー

>>428宛でした

土「人間!」

大臣「は、はひ!」

土「ほらっ握手っす」

ギュッ

大臣「へ?へ?」

土「もうお互い悪いことやめるっすよ」

大臣「あ、ああ……」

土「じゃあみんな帰るっすよー」

「うーい!」

「おつかれさーん」

「土かっけー!」

「馬鹿!魔王様って呼べよ!」

土「ぎゃは!」

ドドドドドッ

土…まだ魔王になってないってことは…

仕方ないから魔王は俺が育てるか

魔王くれ

>>443-444
勇者だなwww

魔王(♀)
容姿はともかく性格が…無駄に力が強いからじゃじゃ馬とか跳ねっ返りってレベルじゃないからなあ…





              全土属性が泣いた




火、風、水

立場ねーな

ID:7Kh2a9LwOのノリがちょっときもちわるい

ひたすら魔王が可哀相だ

四天王の土属性って大抵脳筋の雑魚なのに・・・

>>448
すまん。悪気はない
スレが300より下に行くと不安なんだ。vipはすぐ落ちるイメージ
レス控えとくよ。ごめんな

スカルミニョーネがこのスレに興味を持ったようです

勇者「行っちまったな」

僧侶「じゃあ私もう用ないみたいなんで帰りますね」

タタタッ

勇者「ちょっ!待てよ!」

タタタッ

魔法使い「やることって?」

側近「ん?」

魔法使い「魔王になる以外にやることって何?」

側近「ああ、コレの教育をしないと世界に迷惑がかかるからな」

コレ「コレになっちゃったし!」

>>452
お前毒だろどっか行けよ

そもそも何でこの暴君が魔王になっていたんだ

一人称もコレにならないかな…コレ…

>>455
ブラッディいわゆる血

魔法使い「それって一緒に行くって事!?」

コレ「や、やっぱり側近は私のこと好きなんだ!///」

側近「むしろ嫌いになりました」

コレ「あうっ……」

魔法使い「嫌いなのになんで?」

側近「お前が行っただろう。困っている人がいたら助けるってな」

魔法使い「!」

側近「じゃあな」

魔法使い「ね、ねぇ」

側近「なんだ?」

魔法使い「あ、あたしのことは?///」

側近「は?」

魔法使い「だ、だから!私のことは……好き?///」

チラッ

魔王可哀相

>>456
ウルフズレインにそんなヒロインいたな

>>456
木葉丸だこコレ・・・

側近「んっ……まぁ割と……な///」

魔法使い「え?」

コレ「ずるいー!私と全然違うー!」

側近「ではさらば!」

バッ

魔法使い「待って!あたしも行く!」

ダダッ

側近「はっきり言ってコレの謝罪回りだぞ、いいのか?」

魔法使い「いいの!」

側近「ふん!面白いやつだ」

コレ「……」

―――それから

僧侶「ほらっ勇者様!あそこの犬噛み付くんですよ!先に行ってください」

勇者「あのな……いちいち俺呼び出すのやめてくんない?」

僧侶「私を守ってくれるって言ったじゃないですか!」

勇者「なんかちがくね?」

僧侶「あっ!あそこにゴロツキがいますよ!勇者様!」

グイッ

勇者「ちょっ!」

僧侶「行けー!勇者バリアー!」

ダダダッ

おしまい

>>1 乙 楽しかった

おつ

>>1

おつ
ひたすら魔王が可哀相なだけか

えっ

乙?

お疲れ

>>1
よく休め

最後コメントよろしく

>>460
チェザアアアアアアア

おもしろかった

長時間乙!

最後まで見てくれてた方いましたらありがとうございました。

なんか最初に思ってたのと違う方向に行っちゃいました(´・ω・`)

それでは!

おもしろかった!
次回作期待!
でももうちょっと後日談欲しかったかな
朝からお疲れ様でした!

おつ

非常に読み応えがあって面白かった
SSとは思えないような完成度
随所に張り巡らされた伏線とその鮮やかな回収の仕方
登場人物たちの事細かな心理描写、それによって成せるリアリティある会話
特に終盤の山場では凄く感情移入しちゃって見てるこっちがハラハラしちゃったよ
そして飽きのこないストーリー展開、王道でありながら新しいストーリーは
この作者独特のレトリックによって成せる新ジャンル
間違いなくこの作者はいずれプロの作家として大成するんだろう
こんな素晴らしいSSに出会えてよかった
次回作も期待してるから頑張ってくれ

すごく良かったよ
なんていうかスッキリだよ、見れて良かった
ありがとう

おっつ

おつおつ

乙!

ずっとROMってたけど最初から見てましたお
乙でした!


面白かったよ

乙様すー!!!

おつ
おもしろかった

もーいいかな

>>1
正直、邪魔してスマンかった

確かに魔王の扱いが雑だったな

おつ!

側近がハクオロさんで再生されて仕方なかった

乙!
面白かった


素晴らしい結末

乙‼

側近が自分を慕ってくれる元部下たちを殺す立場になってまで人間側についた動機はなんだったんだろう
自分の能力を発揮できる場所のが優先だっただけだろうか


僧侶かわいいよ

乙&お疲れ様

乙!
素晴らしかった!


おもしろかった

乙乙

おつー

おつおつ

いちおつ

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