さやか「名探偵さやかちゃん」(143)

さやか「仕事がないなあ」

さやか「お金も入らないし、お腹空いちゃったよ」

杏子「今どき探偵事務所に依頼するような物好きなんて居ないさ」

さやか「探し物とか浮気捜査とかあるじゃん」

さやか「あと殺人事件の犯人を推理して当てたり」

杏子「漫画だけだよ」

さやか「そういえば杏子の髪型がいつもと違うぞ、犯人はあなただっ」

杏子「え、分かる?」

さやか「あれ、犯人なの?」

杏子「いや髪型の話だけど」

続けたまえ

あの二人なら冤罪しこたま作りそう。

コナンだと思った?残念、さやかちゃんでした!

さやか「うん、可愛いじゃん」

杏子「か、可愛いとか言うな」

さやか「ううむ彼女でないとすると、犯人はあなただっ」

QB「しょ、証拠はどこにあるんだ」

さやか「QBノリがいいじゃない」

QB「今日は三毛猫のミケさんとデートなんだ」

さやか「隅に置けないなあ」

QB「うん、行ってくるね」

さやか「となると参ったぞ、客引きが出来ないじゃないか」

杏子「たいていの人は撫でていくだけだけどね」

さやさや

ジリリリリン

さやか「おや、電話だ」

さやか「はいこちら美樹探偵事務所です」

さやか「はいはい依頼ですね、どのような内容で?」

さやか「ははあ、はあ、へえ」

さやか「では本日10時に」

さやか「はーい失礼しまーす」ペコッ

さやか「杏子、依頼だよ初依頼」

杏子「どうして見えてないのにお辞儀するかな」

さやか「ブラッドオブジャパニーズってやつだよ」

さやか「浮気捜査の依頼らしい」

杏子「ドロドロしてるなあ」

このさやかは書生姿で自転車乗り回してそう

10時

コンコン

さやか「はーい」

「失礼します、美樹探偵事務所さんですよね?」

杏子「はいそうです、どうぞ」

「お邪魔します」

さやか「お電話いだたいた鹿目まどかさんですね」

まどか「はいそうです、よろしくお願いします」

さやか「おめでとうございますっ」

まどか「へ?」

さやか「あなたは美樹探偵事務所の初依頼者です」

まどか「は、はあ」

さやか「なので代金の方は結構です」

杏子(えっ)

マミ「ブラッドオブジャパニーズって奴かしらね」

マミ「ふふっ」

さやか「いやあ、タンスの奥のスーツは一生使わないかと思ってひやひやしておりました」

杏子「私が秘書服なのが納得いかないんだけど」

さやか「だって助手でしょ」

さやか「ああ紹介してませんでしたね、こちら助手の佐倉杏子さん」

杏子「どうも」

まどか「よろしくお願いします」

さやか「それで、ご依頼の詳細は…」

まどか「私と交際している人が、浮気をしているかもしれないんです」

まどか「ここ最近、電話が通じない時間があって…」

さやか「ほほう」

ほむほむなにしてんwww

あと秘書服のあんこ……アリだな

さやか「その方の写真などは」

まどか「はい、これです」

さやか「ウホッ」

まどか「?」

さやか「いえ、何でもありません」

さやか(ちょっと杏子、写真の子相当美人じゃん」

杏子(こりゃモテるわ)

まどか「あの…」

さやか「失礼しました、この方のお名前などは」

まどか「暁美ほむらさんっていうんです」

さやか「ほほう」メモメモ

さやか「その方の特徴などは」

まどか「クールな子なんですけど、どこか寂しそうで」

まどか「守ってあげたくなるっていうか凄く可愛いっていうか」

まどか「なんていうか抱きしめたくなるっていうか撫でたくなるっていうか」

ほう?

ほむほむ

まどか「はあ…」ホワホワ

さやか「あの、鹿目さん?」

まどか「あっ、ごめんなさい」

さやか「分かりました、その方がよく出歩く場所などご存知でしょうか」

まどか「駅付近だと思います」

さやか「分かりました、1か月捜査して結果を報告させていただきます」

まどか「よろしくお願いします。それでは」

さやか「…ふう」

杏子「ぞっこんなんだな」

さやか「ぞっこんなんだね」

さやか「さて道具を揃えないと」

ミルキーホームズ出動ですぅ~

さやか「うわっぷ、だいぶほこり臭いね」

杏子「車庫を物置にするやつがあるか」

さやか「だって使うのがビル二階だけじゃもったいないでしょ、一階も使わないと」

さやか「そのうち報酬が溜まったら三階も作るんだ」

杏子「それで、何を使うのさ」

さやか「双眼鏡と変装の服だね」

杏子「なんか銃とか立て懸けてあるんだけど実銃じゃないよな?」

さやか「…」

杏子(えっどうなの?)

さやか「一時期私は『想眼狂』と呼ばれるほどの双眼鏡コレクターでね」

杏子「厨二くさいなあ」

さやか「ごめんなさい呼ばれたこともないです」

さやか (このときあたしは気づいていなかった……。まさかただの浮気調査が、あんなにも複雑怪奇な事件への入り口だったとは……)

さやか「よし、一番お気に入りのこれを使おう」

さやか「見てよこの重厚感と黒光りするボディ」

さやか「そして傷ひとつないこのレンズ、もう私双眼鏡と結婚したいわ」ウットリ

杏子「えっ…」

さやか「えっ」

杏子「そ、双眼鏡と結婚するの…?」

さやか「いや冗談だよ?」

杏子「ほっ」

さやか「さーて変装だ変装だー」

さやか「私は駅西口を調べる、杏子は東口を調べるから二人分の変装服が必要だな、よし」

見てるぞ

想眼狂()

さやか「よーし杏子からこれを着てみるんだ」

杏子「何このヒラヒラした布」

さやか「いいから着てみなって」

杏子「分かったよ」



杏子「メイド服じゃねえかこれ!!」ブン

さやか「あうちっ」ゴッ

さやか「ごめんこれが本命」

杏子「しっかりしてくれよ本当に」ブツブツ



杏子「スクール水着じゃねえかこれ!!」ブオンッ

さやか「あうちっ」ドゴォ

杏子「もういい」プリプリ

さやか「だって杏子なら似合うって思ったから…」

杏子「えっ…?」

杏子(似合うって思ったから似合うって思ったから似合うって思ったから…)

杏子「し、仕方ないなほら行くぞ」テチテチ

さやか「うわああああ水着のまま外に出ないで」



杏子「結局普段着に落ち着くわけ?」

さやか「私はスーツで行くけど」

杏子「どうしてさ」

さやか「ブラッドオブディテクティブ…」

杏子「普段着で行け」

さやか「はい」

画像はよ

駅西口

さやか「ふうむ」キョロキョロ

さやか「一日目、それらしい人影なしと」メモメモ

子供「おかあさーん、あのお姉ちゃんスーツ着て双眼鏡のぞいてるよ」

母親「シッ」

駅東口

杏子「いちごアイスとミントください」

店員「かしこまりました」

杏子(さやかはミント好きだからなあ)

杏子(歯磨き粉みたいな味するんだけどどこがいいんだろう)

ほむら「バニラ1つ」

店員「はーい」

杏子(今日何しに来たんだっけ?)

さやか「ううむ、今日のところ異常なしか」

杏子「さやかーアイス買ってきたよー」

さやか「ありがとー」

さやか「こっちは何もなかったけどそっちどうだった?」

杏子「アイスの露天のおばちゃんがいい人でね、50円おまけしてくれたんだ」ホクホク

さやか「良かったじゃん、それで暁美ほむらさんは?」

杏子「え?」

さやか「ん?」

杏子(ええっと)

杏子「ごめん忘れてた」

さやか「oh...」

杏子「ごめんね…」シュン

さやか「いやいや大丈夫だって」

さやか「忘れる時だってあるよ」

さやか「じゃあ今度私北口見てくる」

杏子「じゃあ私は南口の方を」


北口

さやか「ううむ」キョロキョロ

警備員「あ、あの、お譲さん?」

さやか「あ、はい」

警備員「双眼鏡をのぞいて何をしてたの?」

さやか「愛と責任」

警備員「えっ」

警備員「何だかわからないけどテロは勘弁ね」

さやか「しませんって」

「愛と責任」キリッwwwwww

南口

杏子(暁美ほむら…暁美ほむら…)

ほむら「あ、もしもし」

杏子(居た!)

ほむら「もう、大丈夫よまどか心配しないで」

ほむら「ええ、ええ…それじゃあね」

杏子(お、歩いていった)

杏子(あっちの方はマンションがある所だな、住んでるのかな)

杏子(とりあえず追わないと)

支援

お相手はマミさんか?

ほむら「…」キョロキョロ

杏子(しきりにあたりを見渡してるな)

ほむら「よし誰もいないわね」ボソッ

ほむら「おふくろさんよ~おふくろさん~♪」

杏子(えっ)

ほむら「空を見上げりゃ~空にある~♪」

杏子(結構上手い…)ブフスッ

ほむら「!?」クルッ

杏子(やべっ)サッ

ほむら「…」キョロキョロ

ほむら「…」スタスタ

かわいい

くま吉くんはでますか?

>>35
さっき保健所に連れてかれたぞ

ほむら「…」ウィーン

杏子(お、マンションに入ったぞ)

杏子(あ、エレベーターに乗った)

杏子(彼女はここに住んでるのか?)

杏子(とりあえず結果を報告しに行こう)

事務所

さやか「マンションに入っていったと」

杏子「うん」

さやか「入っていったのは午後4時ごろ、鹿目さんが連絡できないと言った時間も4時ごろだったな」

杏子「決まりじゃん」

さやか「決まりだなあ…」

>>35
スッ
http://www.youtube.com/watch?v=L_MloF0iK5o

杏子「1か月もいらなかったじゃん」

さやか「そうだね」

さやか「とりあえず明日鹿目さんに暁美さんがマンションに住んでるか聞いておかないと」


翌日

さやか「と、いう訳なんですが」

まどか「…」プルプル

さやか「あの、鹿目さん」

まどか「うっ…うう…」プルプル

さやか「落ち着いてください、お気持ちは分かります」

まどか「うわあああんっ」

杏子「あちゃあ…」

まどか「そこの、グスッマンションには、ズビーッ、私とほむらちゃんのズビーッよく知ってる先輩が」

さやか「はあ…」

まどか「確かめに行く勇気が出ないんです、付いてきてもらえますか…?」

さやか「泣く子と杏子にゃ敵わない、依頼人の頼みです行きましょう」

ほむら「…」スタスタ

まどか(間違いありません、先輩の居るマンションです)

さやか(行きますか)

ほむら「…」ポチッ

ほむら「…」ウィーン

さやか(エレベーターに乗りましたな)

まどか(止まった階も間違いないです)

さやか(それでは行きましょう)

杏子「エレベーターの内部って感覚おかしくなるよね」

さやか「ね」


問題の部屋前

ほむら「お邪魔するわ」

マミ「入って入って~」

まどか「」ガクッ

さやか「まどかさん、気をしっかり持って」ユサユサ

まどか「あう、あう、あ」ガクガク

さやか「まどかさんっ」

まどか「ウェヒッ、ウェヒヒッ」ガクガク

杏子「oh...」

まどか「ウェヒ、行きましょうかウェヒヒッ」タタタッ

さやか「大丈夫かなあ」スタスタ

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒヒッ」ピンポーン

杏子「本当に大丈夫かなあの子」

マミ「はーい」ガチャッ

まどか「ウェヒ、ほむらちゃんウェヒ、来てますかウェヒヒッ」

なにこれこわい

ウェヒヒヒ…

かつてこれほどまでに怖いウェヒヒがあっただろうか……

こえーよ

ウェヒヒ

マミ「来てるけど…ああ、バレちゃったかあ」

まどか「はいバレましたウェヒッウェヒヒヒヒッ」

マミ「暁美さん、鹿目さんが来たわよ」

ほむら「あっ、まどか…」

まどか「ウェヒ、ほむらちゃんどうしてマミさんの家にウェヒッ居たのウェヒ?」

ほむら「実は、その…」

ほむら「紅茶の淹れ方を教わってたの」

まどか「ウェヒ?」

ほむら「家で紅茶を淹れようとしたらきゅうすが爆発して…」

ほむら「咄嗟にバットで打ったら得体の知れない紫色の液体があふれ出てきたのよ」

ほむら「とてもそんな紅茶をまどかには淹れられないから…」

まどか「ほむらちゃん…」

ウェヒ? ウェヒ…

ほむらさんちょっと何言ってるのか分かんないですね

まどか「今ほむらちゃんがつけてるエプロンに穴があいてるのは…」

ほむら「紫色の、いえ正直に言うと極彩色の液体が付着した時にあいた穴よ」

杏子「gkbr」

まどか「ほむらちゃん…ごめんね、私、ほむらちゃんが浮気してるかも、しれないって」プルプル

ほむら「まどか…」

まどか「うわあああんっごめんねええっ」

ほむら「もう、馬鹿…」ギュッ

さやか「えんだああああああ」

杏子「流石に黙ろう、な?」

さやか「ごめん」

マミ「後の方々は…」

さやか「美樹さやか、探偵です」キリッ

杏子「貧乏探偵の助手です」

よかった
マミほむなんてなかったんだ

オチはよめてたw

さやかちゃんと杏子ちゃんはいつになったら邪神倒しに行くの?

マミ「せっかく鹿目さんもいることだし、どうぞ上がって」

マミ「探偵さんがたもどうぞ」

さやか「すいません、お邪魔します」

まどか「ウェヒ!?な、何この異臭…」

杏子「うっぷ」

さやか「嗅いだ事無い臭いだ」

マミ「極彩色になったり真っ黒になったりするのよね暁美さんの紅茶」

ほむら「どんな変化をしてるのか気になって知り合いの専門家に預けたら研究室に閉じこもって研究し始めたわ」

マミ「顕微鏡で見ると分子レベルでズタズタなのよね、これが」クスクス

ほむら「これは一応いい方な紅茶なのよ」

杏子「うーん、スライミー」

ゲル茶か…

SRIかゴーストバスターズか

事務所

さやか「いやあ美味しいケーキだった」

杏子「記念に貰ったその試験管に入った極彩色のゲルどうすんのよ」

さやか「なんかピクピク動いてるし皿にあけてみる?」ゾロロッ

杏子「うわっやめっ」

QB「何だいそれ、僕の新しいおやつ?」

杏子「いや違うけど」

QB「むちゃむちゃ、きゅっぷい」ケプッ

さやか「あっ」

QB「どうしたんだいそんな僕がマスケット食らったような顔して」

QB「あれ、あば、あばばばばば」カタカタ

QB「うぐっ」ドサッ

マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
10. Dies irae
11. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

杏子「言わんこっちゃない」

QB「毒を盛ったな…」

さやか「不死身だし大丈夫でしょ」

杏子「しっかし平和に終わってよかった」

さやか「ラブラブだったねあの二人」

さやか「ようし私達も負けじと」ワキワキ

杏子「先に風呂入るよ」スタスタ

さやか「ああん、いけずー」

QB「」ビクンビクン


浮気捜査   了

さて第二話はどんな事件だろうか

まさかこのまま終わりませんよね?

この後は名探偵さやかちゃん第2話をお送りします
チャンネルはそのままで

http://www.youtube.com/watch?v=0hWoyLj5xNk&feature=related

あばばばばば
あばばばばばばばば
あばばばばばばば
あばばばばばばばばば
続く

美樹探偵事務所ビルの構造
一階 車庫
二階 事務所
以上

ここから本格ミステリですか

ちょっと休憩させてください
させろっていってんだろ

>>67
え?なんて?

次回作

志筑家の一族

ご期待ください

保守はまかせろ

>>78
ちょっとそこの路地裏まで来てもらおうか
大丈夫ちょっと一生消えない傷を心に負わせるだけだ大丈夫

さて>>78を痔にしてきたし再開します

こわい

サーセンwwwケツが割れた

ボラギノールがなければ即死だった

杏子「ふふ、さやか…」

さやか「ど、どうしたのさ杏子様子がおかしいよ」

杏子「なんかぁ、体が熱いのぉ」スルスル

さやか「そ、それでどうして私のベッドに上がってくるかな脱ぐな脱ぐな」

杏子「静めてよ、さやか」チュッ

さやか「んっ…」

さやか「うおおおおおおおおおああああああああああああああ!!」ガバッ

QB「!?」ビクッ

さやか「夢か………」ハァハァ

ザアアアアア

さやか「今日は雨か」

QB「?………??」

女魚神
なんかギリシャ辺りの漁業の神かなんかでいそうだな

『それでは朝のニュースです、本日午前1時56分に○○県○○市の路地裏で…』

杏子「うわあ…」

さやか「ふわぁ、おはよう杏子」

杏子「おはようさん」

さやか「今日は早いんだね」

杏子「ちょっと変な夢を見てね」

さやか「」ギクッ

さやか(まさか、いやまさか違うはず)

さやか「それはどんな?」

杏子「極彩色のゲルを食ったキュウべえが突然変異を起こして美少女になる夢」

QB「それはないけどお腹が痛いよ」

さやか「ほっ」

俺「ごめんください。俺の肛門を破壊した犯人を見つけてください。」

杏子「さて、目玉焼きでも作るかな」

杏子「…」

杏子(言えない…さやかに欲情した夢だとは言えない)

QB「どうしたんだい杏子、浮かない顔をしてるね」

杏子「ななななななんでもないんだよキュウべえ」

QB「?」

杏子「キュウべえはいつも通りボーロでいい?」

QB「きゅっぷい」コクッ

『ウラナイデース』

さやか「私いい占いは信じるけど悪いのは信じないなあ」モグモグ

杏子「分かるわ、それ」モグモグ

さやか「キュウべえあーん」

QB「あーん」パクッ

QB「きゅっぷい」ケプッ

さやか「さて支度だ」

杏子「ん」

さやか「ちょっくら着替えてくるね」

杏子「私もー」

さやかの部屋

さやか「よし着替え終わった」

さやか「杏子は着替え時間かかるからな、覗いちゃえ」

杏子の部屋

杏子「ブラのサイズが合わない…」

杏子「またちょっと育ったかな」

さやか「よいしょーっ」バーン

杏子「あっ」

さやか「あっ」

さやか「怒られまくって追い出された」

QB「だろうね」

さやか「いいじゃんか女の子同士なんだし」

QB(探偵なのになんて鈍い人だろう)

杏子「…」ガチャッ

さやか「悪かったよ杏子もう怒らないで」

杏子「あんたまさか私の体を…」

さやか「違う違う違う」

杏子「ならいいんだけど、夜這いとか勘弁してくれよ」

さやか「?なんで急に?」

杏子「いいいいいいいやななななんでもない」

コン コン

杏子「おや、お客かな」

さやか「はーい」

「失礼します」

さやか「依頼ですか?」

「はい」

さやか「探偵の美樹さやかです、こちらは助手の佐倉杏子」

杏子「どうも」

「田中です、以後よろしくお願いします」

さやか「それで、今回はどういったご用件で」

田中?

田中…

田中「笑わないで聞いていただきたいのですが、近頃私の家の近くでは幽霊が出るのですよ」

さやか「ほう」

田中「墓場荒らしかと思いまして、そこを管理していらっしゃる住職さんに聞いてみたんです」

田中「でもそれらしい人影も何も無い、と」

田中「詳しく話を聞きました所、誰かが亡くなって49日経ってないらしいのです」

さやか「そ、それでまさかとは思いますが、我々への依頼は」

田中「はい、幽霊退治をお願いします」

杏子「」プルプル

さやか「い、いえ、別に幽霊が怖い訳ではないんですよただ生きてないと会話が出来ませんからねえ」ガクガク

田中?

ああ、天国移民の生き残りか

俺は寺生まれのTさんかと

さやか「それで報酬の方ですが」

田中「難しい依頼だとは承知しております。これでどうでしょうか」ドサッ

さやか「ひっ」

杏子「さ、札束…」

QB「福沢諭吉が沢山居るね、彼の価値は集まると計り知れないものになる」

さやか「こ、こんなにたくさんいただけません」

田中「ではこちらに」カチャッ

QB「500円硬貨だね」

さやか「札束のほうで」

田中「では、よろしくお願いします」

さやか「あ、ちょっと…」

さやか「あれ、もう居ない」

QBゲスいなwww

杏子「地図が置いてある」

さやか「どれどれ…」

QB「街のはずれにあるね」

さやか「なんか怖いなあ、まどかさんとかに付いてってもらう?」

杏子「そ、そうしようか…」

さやか「よし」ポチッ

プルルルルル

まどか『はいもしもし』

さやか「まどかさんおはよう、さやかです」

まどか『さやかさん!この前はどうも』

さやか「ちょっとお願いしたい事がありまして」

まどか『ウェヒッ!?ゆ、幽霊退治、ですか…?』

さやか「そうなんです、2人と1匹だとちょっと心細くて」

QB「えっ僕も行くの」

まどか『ちょ、ちょっと怖いなあ…』

さやか「ですよね、無理ならいいんだけど…」

まどか『ほむらちゃんとかそういうの大丈夫だし、あとマミさんにも聞いてみますね』

さやか「わざわざすいませんね」

まどか『ウェヒヒ大丈夫、あと同い年だし敬語はもういいですよ』

さやか「あ、そう?同い年に敬語つかうのちょっとしんどくてさ」

まどか『ウェヒヒヒッ、そうですよね』

杏子「順応が早いなあ」

地下墓地、そして巨人墓地へ

巨大骸骨はNGで

まどか『それじゃあ』

さやか「あーい」

さやか「5人なら怖くないね」

杏子「私は何人でも怖いんだけど」

さやか「じゃあ屈強な男達が80人くらいついてきたら?」

杏子「大混雑だな」

さやか「ね」

杏子「あんたこの依頼後悔してないの?」

さやか「後悔なんてあるわけない」キリッ

コンコン ウェヒッ

さやか「おっ、まどかさん達かな」

さやか「はーい」

まどか「ウェヒッ、お邪魔します」

ほむら「幽霊と聞いては黙っていられないわ」

マミ「美樹さんおはよう」

黒ファントムに侵入されても困るしな

> コンコン ウェヒッ
クソワロタ

さやか「わざわざごめんね皆」

まどか「気にしないで、ほむらちゃんオカルトマニアで二つ返事だったの」

ほむら「早く幽霊が見たいわ」ホムホム

さやか「まずは各自武器を持って問題の墓地に行こう」

杏子「えっ、武器?」

さやか「うん武器」

1階 物置

マミ「このマスケット本物?」

さやか「…」

マミ(えっ本物なの?)パァァァッ

さやか「モデルガンです」

マミ「」

杏子「レプリカだけどこの槍あたりで…」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒチェーンソーウェヒヒヒヒッ」

ほむら「聖書が置いてあったわ」

まどかが怖い
まどかがそんな状態なのに平然としてるほむらがもっと怖い

まどっちが怖すぎる……

さやか「あれほむらさん武器は?」

ほむら「家に使ってない閃光弾とモデルガンがあったから」ジャコッ

まどか「重装備だねほむらちゃんウェヒヒッ」ヴィィイイィィン

さやか「まどかさん流石にそれは危ないかなあ」

まどか「ウェヒ…」

ほむら「大丈夫よまどかあなたは命に代えても私が守るわ」キリリ

まどか「ほむらちゃん…」

マミ「イチャイチャしちゃってもう」マミマミ

マミ「探偵のお二人さんも『できてる』んでしょ?」マミッ

杏子「えっそのっあの」

さやか「まっさかー」

杏子「…」

キマシ

あんあん…

墓地

ほむら「感じるわ、何か寒気がしたもの」プルルッ

まどか(ほむらちゃんの首筋に吸いつきたいなあ)ジュルルッ

マミ「それは多分暁美さんの身近な所に潜む魔物の気配だと思う」

まどか「ええっ!?ほむらちゃんの近くに魔物がいるの!?」

マミ「なんて、冗談よ」

住職「おや、探偵の方々ですかな」

ほむら「巫女の暁美ほむらです」

まどか「ごめんなさいこの子ちょっと今日様子がおかしくて」

さやか「探偵の美樹さやかです」

>まどか「ごめんなさいこの子ちょっと今日様子がおかしくて」
今日のお前が言うなスレはここですか

住職「出るのは夜の11時頃なんです」

さやか「早すぎたかなあ」

まどか「ウェヒッ、どこかで時間潰そうか」

ほむら「私の家で対策を練りましょう」

ほむら宅

さやか「スタイリッシュな家だね」

ほむら「そうかしら」

まどか「ウェヒッ、前ここにハンカチ忘れて取りに行ったらべっとりして返ってきたよ」

ほむら「ちょっと洗剤がね…」

ほむら「幽霊についてだけど」

ほむら「幽霊というのは、小学館『日本大百科全書』でも、平凡社『世界大百科事典』でも【幽霊】の項目に、
日本の幽霊と西洋の幽霊が並置する形で扱われている。
このように、洋の東西を問わず世界に広く、類似概念の記載はあり、中世のヨーロッパにも、
日本の隣の国、中国にも、また陸上だけでなく、世界の海にもいるとする記載がある。
西洋でも、(日本同様に)人間の肉体が死んでも魂のほうが死なずに現世でうろついたり、家宝を守ったり、
現世への未練から現世にとどまったりする話は多くあり、霊が他人や動物にのりうつることもあるといわれる。(wikipediaより抜粋)」

まどか「ほむらちゃんはオカルトペディアって呼ばれてるんだよ」

マミ「恐ろしいほどの知識ね」

ほむら「一度物理的に除霊したかったのよね」ホムホム

さやか(無表情で喜んでるな)

杏子「私幽霊とか本当に無理」

ロッソファンタズマ

さやか「よし、本格的に時間を潰そう」

さやか「私とさやかは買い出し班ね」

ほむら「カラオケ部屋とかあるけど」

杏子(なんというブルジョア)

まどか「私森進一歌う」

マミ「あなた何科の生物?」

QB「わからないよ」

マミ「狐かしら」

QB「きゅっぷい」

マミ「あなたきゅっぷいって鳴くの?」

QB「気分によるよ」

ローソン

さやか「あっけいおんくじだ」

さやか「800円か…」

杏子「飲み物とおやつ買うんだろ?」

さやか「分かってる、分かってるんだけど…」

さやか「諦めよう…ごめんよあずにゃん…」

杏子(さやかはああいう髪型が好きなのか…)

杏子(私も伸ばせばツインテール出来そうだな)

杏子(って何を考えてるんだ私は)

ほむら宅

まどか「ウェヒヒヒ、キュウべえ可愛いなあウェヒッウェヒヒッ」グリグリグリグリグリグリグリグリ

QB「あばばばばば」

マミ「これでどうだっ」

ほむら「甘い、Mrゲームウォッチ使いの私はゼロサム程度には負けないわ」

マミ「はっ、最後の切り札」

ほむら「スーツを着るだけね」

マミ「ぐぬぬ…」

さやか「ただいまー」

まどか「ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ

QB「わばばばばばばばば」

杏子「愛されてるなあ」

ほむら「駄目よキュウべえ、まどかは渡さないわ」ホムッ

マミ「それ今だっ」

ほむら「あっストックが」

さやか「あ、スマブラあったんだここ」



さやか「さて行きますか」

ほむら「武者震いがするわ」ホムホムホムホムホムホム

まどか「ウzェヒz…zzz…ウェヒッ…」

マミ「ううん、もう食べきれないわよう…」

QB「」グッタリ

さやか「3人か…」

杏子「ままままあほほほほほむらがががががいるし」ガクガク

ほむら「それは武者震いね?」ホムホム

杏子「とととと当然」ブルブル

さやか「まあ、本当に出るかどうかなんてわからないしまず行ってみよう」

>ほむら「それは武者震いね?」ホムホム


何故か和製鎧で完全武装のほむらがイメージされた

墓地

シーン

さやか「静かだね」

ほむら「閃光弾よし、残弾よし」ジャコッ

杏子「どこから持ってきたんだよ閃光弾…」

ガサッ

杏子「ひっ!!」ギュッ

さやか「わおっ積極的」

杏子「いいいやこれはせせ脊髄反射っていうかその」

ガサッ

杏子「ひいいっ」ギュウッ

さやか「わおっ」

ほむら「落ち着いて、ただの野良猫よ」

QB「えっ」

杏子「なんだキュウべえかよ…」

ボウッ

『…』

杏子「ひいいいいいいいいいい出たあああああああああ」ギュギュウウウ

さやか「ぐえええええっ」

ほむら「!!」ダッ

『くす…』

『うらめし…』

ほむら「」パラタタタタッ

『ぎょぶええええっ』ボシュンッ

さやか「うわあ…」

墓石をキックすると骸骨が飛びだすのってどこだっけ?

『う、うらめ』

ほむら「」ピンッポイッ

ピカッ

『うおっまぶし』ボシュンッ

『あ、あ、あ、あ、ア』ユラユラ

ほむら「」パラタタタタッ

『あ、あ、あ、ア』ユラユラ

ほむら「チッ」

杏子「ここここっちに来るよ怖いよ」

ほむら「まずいわ、2人とも逃げて」

さやか「引き受けるんじゃなかったあああ!!」



「そこまでだ」

さやか「え、た、田中、さん?」

田中「こんな墓地でいつまでも留まって現世に害を及ぼすな!」

田中「破ぁ!!」

さやか「た、田中さんの手から青白い光が…」

QB「凄まじい力を感じるよ」

ほむら「なんて圧倒的なの…」

田中「あちこちで悪霊が出るからな、ここにしばらく来られなかったんだ」

田中「怖い思いをさせて悪かったな」

ほむら「Tさんね」

田中「そう呼ばれる事もあるさ」

田中「それじゃあ」

さやか「…」ポカーン

Tさん…

事務所

ほむら「彼はひょっとしたら『寺産まれのTさん』と呼ばれてる凄腕の霊能者か、あるいは」

さやか「あるいは?」

ほむら「ただの一般人かもしれないわ、何にせよこれ以上の追求は野暮ね」クス

ほむら「それじゃあ、私は家に戻るとするわ」

さやか「ありがとうね、色々」

ほむら「私も今日は霊が見れて新鮮な体験が出来たわ、それじゃあ」

さやか「ううん、イケメン」

杏子「ううん、幽霊が、幽霊が来るよう」

さやか「うなされてるなあ」

QB「破ぁ!」

杏子「はっ」ガバッ

結局、彼が誰かは分からなかったけれど
少なくとも私達は生活費が維持出来たのでした。

さやか「今日のレポートはこんなもんかな」

ピシャーンッ

さやか「お、雷鳴ってる鳴ってる」

さやか「雷を見ると怖がる人とテンション上がる人に分かれるらしいね」

さやか「ちなみに私は後者」

さやか「さて、そろそろ寝るかな」

ガチャッ

杏子「…」

さやか「あれ、杏子じゃん枕持ってどうしたのさ」

杏子「その…」

さやか「ああ、雷に幽霊だもんね、いいよ」

杏子「うん…」

さやか「ちょっと狭いけどあったかいね」

杏子「うん」

さやか「なんか可愛いなこのこのっ」ウリウリ

杏子「あう」

さやか「なんか杏子大人しいね」

さやか「いつもならちょっかい出すと怒るのに」

ピシャーンッ

杏子「!」ギュッ

さやか「おうっ」

さやか「私も居るし、電気も薄くつけておくから大丈夫だよ、おやすみ」ナデナデ

杏子「うん…」

イイネ!!

杏子「ねえ、さやか」

さやか「んー」

杏子「私さ、あのね」

さやか「うんうん」

杏子「さやかの事、好きかもしれない」

さやか「zzz…」

杏子「…」

杏子「まあ、そんなものだよな」

杏子「おやすみさやか」


幽霊騒動   了 

こんな時間だしトイレ行きたくなってきた
だが俺は夜に1人でトイレに行く勇気などない
誰か付いてきてくれ

乙乙乙

>>134
そこにペットボトルの容器があるだろう


今日は一旦寝たほうがいいよ

>>134
こんなこともあろうかと

では一度寝ます
スレが消滅したらそれっぽく立て直します
普段はほむらがパンツソムリエで杏子が可愛い生き物でマミがストーカーでさやかがおちんぽのやつを書いています。
この前はペヤングとか呼ばれました。
それではおやすみなさい

乙乙
おやすみー

乙乙

ペヤングたまにはまどさやも書いてくれ

よくわからんが普段ろくなもん書いてない事はわかった

良かったよ乙

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