P「お前らにはレッスン修了試験だけが足りない!」(206)

春香「またですか…って、え?修了?」

亜美「何を修了すんのさ?」

P「このレッスンをだ」

響「ってコトは?」

千早「つまり?」

P「そう!これが最終回だ!!!」ババーン!!!


一同「な、なんだってー!!!」ワー! キャー!!

いままでのスレタイ
P「お前らには萌え要素が足りない!」
P「お前たちにはお笑いスキルも足りない!」
P「お前らには演技力こそ足りない!」
P「お前らには役柄と向き合う姿勢すら足りない!」

伊織「この茶番もやっと終わるのね」

雪歩「あまり良い思い出が無いですぅ…」

真「…」

律子「それで?具体的には何をするんですか?」

P「前回と同じく、役柄を掘り下げるやり方でいこうと思う」

小鳥「あ」

P「愚問です小鳥さん!」

小鳥「知ってました…」

真美「順番はどうすんの?」

P「最初のときみたいに、苗字の五十音順でいいんじゃないかな?」

あずさ「律子さんで始まって、伊織ちゃんで終わるんですね?」

真「…」

P「異論が無ければ始めたいと思うが、みんなどうだ?」

貴音「わたくしは何もございません」

美希「ミキもオッケーなの」

P「よし。それじゃあ律子から」

真「あ、あの、プロデューサー!」ガタッ

P「ん?どうした真?」

真「えっと…お願いがあるんですけど…」

P「何だ?遠慮せずに言ってみな」

真「ボクを…ボクを最後にして貰えませんか!」

雪歩「真ちゃん…」

貴音「何やら、胸に期する物がある様子ですね」

律子「それはまぁ…いろいろあるでしょうね」

真「ダメ…ですか?」

P「へ?別にいいけど」

春香「うわっ、軽っ!」

真「ホントですか?」

P「うん。みんなも異論無さそうだし」

伊織(真が言うなら仕方ないじゃない…)

響(異論なんて言えるわけないぞ…)

真「あ、ありがとうみんな!」

P「よし。それじゃあ始めるか。今回も【性格】と【役柄】の2つのクジを引いてくれ」

律子「前回と同じですね」

P「そういうこと。じゃあ律子、よろしく」

律子「はいはい」ガサガサ

あずさ「いい流れを作ってくださいね、律子さん」

律子「それはクジ次第です」ガサッ

P「何を引いた?」

律子「【あざとい】【同級生】です…」

春香「うわー、難しそうだなー」

P「…うん、とりあえず始めてみようか」

春香「うわー、難しそうだなー」

ダウト

律子「お、おっはよ、p君!」※

P「おはよう秋月」

律子「えへへ」チラッ

P「…何だよ」

律子「え?えっと…み、見てるだけ!えへへ」チラッ

P「そ、そうか」

春香「あー、いるよねーあんな子」

響「…うん」

律子「私ったらドジっ娘なんだからぁ」コツン

P「いや、話が全く見えないんだけど…」

律子「え、えっとね…お弁当作り過ぎちゃったぁ!えへっ」

P「そ、そうなのか」

律子「あーあ。誰か食べてくれる人いないかなー」チララッ

小鳥「律子さんもタフになりましたよね…」

千早「それは音無さんもです…」

P「…食べようか?」

律子「えぇ!そ、そんなの悪いよぅ!」アタフタ

春香「うわーあの動きあざといなー」

伊織「いいからアンタは黙ってなさい…」

P「まぁ、そんなに大量じゃなさそうだし」

律子「あ、ありがとうp君!私…これから毎日作りすぎちゃおっかな!!」ニコッ※

P「き、期待しとくよ」


p=Pの下の名前と解釈して下さい

律子「はぁ…」

真美「ナイスファイトりっちゃん」

P「うん。実に良かったぞ。合格だ」

律子「これで最後だと思えばこれくらいは…」

P「じゃあ春香。クジ引いて」

春香「は、はい!」ガサガサ

伊織「もう甘酸っぱいのは止めてよね」ボソッ

春香「これにします!」サッ

P「読み上げてくれ」

春香「【泣き虫な】【メイド】です!」

千早「…もう何も言わないわ」

P「…よし。やってみよう」

春香「いらっしゃいませご主人さまぁ!」キラッ

P「ど、どうも」

春香「ご注文お決まりですかぁ?」キララッ

響「もう合格でいいと思うぞ…」ボソッ

亜美「まだ泣いてないんだけどね…」ボソッ

P「じゃ、じゃあこの"キラキラオムライス"を」

春香「はーい!少々お待ちくださいませぇ」クネッ

P「…」

春香「お待たせいたしましたぁ!ピカピカハンバーグでございまーす!」

P「へ?いや、キラキラオムライスを頼んだんだけど…」

春香「えぇっ!ち、違ってましたかぁ!?」

P「ました」

春香「ふ、ふぇーん…私、オーダー間違えちゃいましたぁ…」チラッ

真「出たぞチラ見…」

律子「あれが本式なのね…」

P「いや、泣かなくてもいいから…」

春香「だって…だってぇ…」グスッ

P「このハンバーグも美味しいそうだし、これでいいよ」

春香「ホ、ホントですかぁ!」ウルウル

P「う、うん」

春香「私…私…」

P「な、なに?」

春香「ご主人さまがだーい好きでぇす!」ニッコォ!

やよい「春香さんプロですぅ」

春香「私こういうの向いてないんですよねー」

雪歩「そ、そうだね…」

P「よ、よく頑張ったな春香。合格だ」

春香「ありがとうございまーす」

伊織「ある意味完成系じゃない…」

P「お次は…小鳥さんですね」

小鳥「は、はい!」ガサガサ

響「なんかイヤな流れだぞ…」

亜美「頼んだよぴよちゃん」

小鳥「えっと…【不思議ちゃんな】…【娘】?」

律子「あぁ…」

貴音「なんと…」

P「…やってみますか」

小鳥に娘役?
最近アイマスSS雑談スレで父の呼び方を聞いてたレスがあったがひょっとして…

小鳥「…パパ」ボソッ

P「え?」

小鳥「パーパッ!」

P「な、なんだい小鳥?」

小鳥「…なんでもない」

春香「さすがに照れますよねこれは…」

P「ハッハッハ。言いたいことはちゃんと言わなきゃダメだぞ?」

小鳥「う、うん…」

P「小鳥ももう6歳なんだからな!」

小鳥「!?」ビヨッ

律子「またそうやってハードルを…」

P「音無小鳥、6歳……」

小鳥「う、うん!小鳥6歳になったの!」

美希「小鳥に6歳の子供がいても」

伊織「おだまりっ!」

美希「ぶー」

P「小鳥の将来の夢は何かな?」

小鳥「えっとねぇ…小鳥はねぇ…」

P「小鳥は?」

小鳥「えっと…」

真「考えてる考えてる…」

小鳥「マ、マルマイン!」

真美「まさかのポケモン!?」

俺も昔はマルマインになりたかったぜ
高速だいばくはつで敵も味方も蹴散らしてやるんだって

P「な、なんでマルマインになりたいのかな?」

小鳥「す、素早いから!」

P「…うん?」

小鳥「それに電気だもん!」

P「そ、そっか…でもポケモンならピカチュウとか」

小鳥「ミッキーの方が好きだもん!」

千早「危険な子供ね…」

律子「いろいろとね…」

小鳥「…」

P「か、可愛らしい6歳でしたよ!」

真「そ、そうですよ!すっごく可愛かったです!」

小鳥「マルマイン好きなんです…丸いし」

P「そうですよね!丸くて可愛いですもんね!」

亜美「フォロ→しまくってるよ…」

伊織「自業自得よ」

P「も、もちろん合格ですよ!何言ってるんですか!」

マルマインと違って耐久力ならありそうだ

響「よしっ!自分の番だぞ!」ガサガサ

貴音「響もなかなか引きが強いようですね」

真美「良いのばっか引いてるよね」

響「これにするぞ!」サッ

P「さてさて今回は?」

響「んっとね…【怖がりな】【先輩】だぞ!」

P「お!今回も良さげだな!それじゃあやってみよう!」

怖がりキャラの演出とかまたあざとい要素が強いものを・・・

響「うぅ…」キョロキョロ

P「どうしたんですか響先輩?」

響「じ、自分、肝試しとか苦手なんだよ…」

律子「なるほどね。そういう設定できたか」

P「大丈夫ですよ、何も出りゃしませんって」

響「だ、だけどさ…」キョロキョロ

春香「普段の響とギャップがあって可愛いかも」

貴音「たしかに」

響「やっぱり怖いぞ!」

P「先輩の大声の方が怖いと思いますけど」

響「あ、あのさp」

P「なんすか?」

響「シャ、シャツの裾を掴んでてもいい?」

P「えー」

響「うぅ…頼むよぅ…」グスッ

雪歩「響ちゃんだとあんまり…」

伊織「あざとくない?」

雪歩「う、うん…えへへ」

春香に置き換えたらもう何も信じられなくなった

P「仕方ないなぁ」

響「い、いいの?」

P「伸びるからあんま引っ張らないでくださいね?」

響「う、うん!じゃあ…」キュッ

P「さっさとゴールしちゃいますか」

響「ちょっとゆっくりでもいいぞ?」ボソッ

P「ん?何か言いました?」

響「な、何でもないぞ!…えへへ、何でもない」キュッ

貴音「なるほど…わたくしも伸びても構わないしゃつを用意しておかなければ…」

響「どうだった?」

P「うん。響は安定してるな。合格だ」

響「わーい!合格だぞ!」

貴音「たかねぇね、しゃつの裾を掴んでも…などと」

春香「次は千早ちゃんだね」

千早「ええ。演じやすい役柄だといいのだけれど…」ガサガサ

律子「千早もずいぶん成長したわね」

亜美「…笑いズム」ボソッ

真「あ、あれ?背筋が寒い…」

千早「えっと…【元気な】【幼馴染み】」

P「面白そうだな!いってみよう!」

千早「お、おっはよ!」

P「おお、千早。おはよ」

千早「今日もいい天気だねっ!」

P「千早は今日もいい元気だな」

伊織「何上手いこと言ってんのよ」

千早「げ、元気だけが私の取り得ですから!」

P「いやいや。他にもたくさんあると思うぞ?」

千早「た、例えば?」

P「歌は上手いし髪はキレイだし顔だったべっぴんだし」

千早「ななな何を言ってんのよまったく朝から止めてよねまったくホントに冗談もほどほどにして下さい!」

やよい「これ以上ないくらい慌ててますぅ」

P「いや、本気で言ってるんだけど」

千早「そそそんなこと…えっと…バ、バカァ!」

伊織(嬉しそうな顔してんじゃないわよ、まったく)

P「まぁ、千早なら嫁の貰い手には困らないさ」

千早「け、結婚なんて考えたこともないわよ!」

小鳥「…」

P「まぁ、いざとなったら…」

千早「な、何よ」

P「やっぱやーめた」

千早「あっ、ズルい!ちゃんと最後まで言いなさいよ!」

P「そのうちなー」

千早「もう!pのバカ!!!…ふふ。バカ…」

春香「すっごく可愛かったよ!」

千早「う、うん…」

P「何か嬉しそうな顔して演技してたな。千早もついに演技の楽しさに目覚めたか」

律子「…はいはい」

千早「そ、そうですね…」

P「うん。千早も合格だ。よく頑張ったな」

千早「…ありがとうございます」

貴音「お次はわたくしですね」ガサガサ

響「貴音は毎回スゴいからな」

雪歩「ま、毎回見入ってしまいます」

貴音「ふふ。今回は…【どえすな】【おねえさん】と記してあります」

あずさ「あら~。前回の私と同じね~」

貴音「"どえす"とは一体…」

律子「うーん…何というか…」

P「虐げて喜ぶ、みたいな?」

小鳥「虐げられて喜んでる顔を見て自分も興奮する、みたいな?」

貴音「なんとも面妖な性癖でございますね…」

P「まぁ、出来る限り俺がリードするからさ。とにかくやってみよう!」

貴音「無礼な!」

P「は、はい!?」ビクッ

貴音「わたくしと同じ目線で話そうなどと、身分をわきまえなさい!」

P「ど、どうすれば…」

貴音「跪きなさい」ニコッ

P「は、はい!」サッ

貴音「ふふ…いい子ですね」ナデナデ

亜美「あれって演技?」ヒソヒソ

真美「そういうことにしとこうよ…」ヒソヒソ

貴音「まぁ…何という目をしているのでしょう。まるで腐っているかのような」

伊織「言葉で虐げるタイプなのね…」

貴音「まったく汚らわしい!」

P「ありが…すいません!」

やよい「喜んじゃってますぅ」

貴音「頭を擦り付けて言いなさい!"貴音様に命を捧げます"と!」

P「ほ、ホントにやるの?」ボソッ

貴音「痴れ者!同じ言葉を何度も言わす気ですか!」

P「は、はい!」ゴツン

律子「あーあー、擦り付けてる擦り付けてる」

P「た、貴音様に命を捧げます!」

春香「大人の人の本気土下座、初めて見た…」

貴音「ふふふ…いい子ですね。顔を上げ、いまどんな表情をしているのかよく見せてご覧なさい」

P「は、はい!」スッ

貴音「ホーホッホ!何と醜く腐った目なのでしょう!」

P「…」

貴音「わたくしは誉めているのですよ?お礼も言えないのですか?」

P「あ、ありがとうございます貴音様!」

美希「ミキ、ひょとして見る目が無かったの?」

伊織「お似合いだから安心しなさい」

貴音「…などと」

P「…」

響「2人とも放心状態だぞ」

律子「新しい自分を見つけたみたいね」

あずさ「あら~。それはおめでたいですね~」

伊織「赤飯でも炊いてやりなさい」

真「次は…やよいだね」

やよい「はーい!頑張りますよぉ!」ガサガサ

伊織「…」ソワソワ

千早「…」ソワソワ

亜美「この2人は相変わらずだねぇ」

響「もうツッコまないぞ」

やよい「はーい!【ドMな】【彼女】ですぅ!」

伊織「!!!!!」ガタッ!!!!!

千早「!!!!!」ガタッ!!!!!

響「!!!!!」ガタッ!!!!!

亜美「ひびきん…」

やよい「"ドM"ってどんなのですかぁ?」

P「そ、それはだな…」

律子「さっき貴音がやった演技の逆をやればいいのよ」

真「虐げてられて喜ぶ…みたいな」

やよい「うぅ…難しいですぅ」

伊織「ちょっとアンタ!やよいに悪さしたら許さないわよ?」ヒソヒソ

P「お、俺だってそのつもりだよ」ヒソヒソ

やよい「とにかくやってみますぅ!」

P「そ、そうだな!やってみよう!」

P「…」

やよい「?」

P「や、やよい」

やよい「どうしましたかぁ?」

真「やよいの笑顔が眩しい…」

小鳥「あの笑顔を虐げるなんて…」

P「や、やよい!」

やよい「はい!」

P「お、お前は今から俺の犬だ!」

やよい「へ?イヌ美のマネすればいいんですかぁ?」

P「い、いや、そうじゃなくて…ワンと鳴け!」

やよい「えっと…わん!」

春香「見てるだけなのにものスゴい罪悪感が…」

P「よ、よし、いい子だ」ナデナデ

やよい「えへへー。頭撫でられちゃいましたぁ」

亜美「なぜか兄ちゃんを応援したくなってきた…」

P「じゃあ次は…えっと…」トクトク

千早「お皿に水を…」

雪歩「まさか…」

P「さぁ、やよい」コトッ

やよい「へ?なんで床に置くんですかぁ?」

P「い、犬のような格好でこの水を飲め!」

小鳥「あ、悪魔!」

やよい「…そんなのできないです」

P「え、演技だから!なっ?なっ?」ボソッ

やよい「…」フルフル

響「じ、自分、変わってやりたいぞ…」

P「は、早く飲めよ!この…やよい犬!」

律子「さすがにメス犬とは言えないみたいね…」

やよい「…飲めば…良いんですね?」グスッ

伊織「あぁ…泣かないでやよい…」

やよい「…」スッ

真美「やよいっちが…やよいっちがぁ…」

やよい「…」ゴクゴク

千早「頑張って…頑張って高槻さん!」

やよい「…」ゴクゴク

P「すまない…すまないやよい…」

やよい「…飲みましたぁ」

小鳥「よく頑張ったわやよいちゃん!」

響「やよい…やよいぃ!」

やよい「へ?へ?」

P「もういいんだ!もうこんな真似しなくていいんだ!!」

やよい「あの…」

伊織「何も言わなくていいの!やよいは最高だったわ!そうでしょ?」

P「あ、あぁ!最高だった!合格だ!!」

やよい「ホントですかぁ!私、ドMでしたかぁ!」

雪歩「完璧なドMだったよぅ!」

やよい「うっうー!やりましたぁ!!!」

律子「やよいマジックね…」

春香「ものスゴい一体感が生まれたね」

真「それがやよいマジックさ…」

P「さて、お次は…」

雪歩「わ、私ですぅ!」ガサガサ

真美「いい流れに乗りたいところだね」

律子「さて、どうなることやら」

雪歩「はわわ…【ツンデレな】【妹】ですぅ…」

P「ツンデレの雪歩か!面白そうだな!やってみよう!!!」

P「おーい、雪歩!」

雪歩「な、何よお兄ちゃん!学校では話かけてこないで!」

P「いいじゃん。兄弟なんだからさ」

雪歩「い、いやだよぅ!だって恥ずかしいもん!」

P「そう言うなって」

雪歩「そ、それで?何の用?

響「雪歩の妹役はハマるね」

貴音「ええ。連れ帰りたいほどに…」

P「予備のハンカチ持ってないか?忘れちゃってさ」

雪歩「ある…けど」

P「貸して?」

雪歩「イヤっ!」

P「いいじゃん」

雪歩「イーヤっ!むきー!」

春香「ツンデレってむきーとか言っちゃうの?」

伊織「言ったこと…無いわよ、たぶん…」

P「お願い雪歩ちゃん!」

雪歩「き、気持ち悪い呼び方しないで!」

P「ダメ?」

雪歩「し、仕方ないなぁ!ほらっ!」サッ

P「お!サンキュー!」

雪歩「ちゃんと洗って返してよねっ!」

P「もちろん。ありがと雪歩」

雪歩「よ、用がすんだら向こう行って!」

P「ハハハ。わかったわかった。じゃあな。帰ったら桃鉄の続きやろうぜ」

雪歩「う、うん!今日は負けないからねっ!えへへ…」

雪歩「終わりましたぁ…」

千早「良かったわよ萩原さん」

P「うん。こっちも演じ易かったしな。合格だ雪歩」

雪歩「は、はい!」

律子「次は…亜美が先でしたっけ?」

P「ああ、亜美からだな」

亜美「オッケ→!」ガサガサ

P「あんま悪ノリすんなよ?」

亜美「んっふっふ~。それはどうかな?えっとねぇ…【寂しがり屋な】【友達】だよ→!」

P「よし、やってみよう!」

P「よし!そろそろ帰るよ!」

亜美「ええ→、まだいいじゃん!亜美、次はガイル使いたい!p君はまたザンギね」

P「やだよ!お前のガイル待ってるだけじゃん」

亜美「待ってないよ→!溜めてるだけだもん!」

P「もっとダメじゃん!」

千早「ゲームの話かしら?」

真「対戦型格闘ゲームだよ」

亜美「もうちょっと遊ぼうよ→!」

P「また明日な」

亜美「明日の何時何分何秒まで待てばいいのさ→?」

響「いつもの亜美だぞ」

P「明日の15時30分ちょうどに来るから」

亜美「亜美そんなに待てないよ→!寂しいよ→!!!」

真美「真美たちいつもこんな感じなの?」

真「だいたいね」

真美「ちょっとだけ反省…」

亜美「じゃあさじゃあさ!」

P「なんだよ?」

亜美「p君泊まってけばいいじゃんか!」

P「無理だろ!一応ほら…」

亜美「なにさ?」

P「男と女だし…」

小鳥「この流れは…」

律子「さて、と」

亜美「気にしなくていいよ→!亜美たち友達じゃんか」

P「それはそれ!」

亜美「p君…」キュッ

P「なぜ袖口を掴む…」

亜美「亜美、寂しいな…」

P「だ、だからぁ…」

亜美「一緒に寝ようよ、兄ちゃん?」ボソッ

律子「はい終了ー!!!」

美希「意義なしなの!!!」

亜美「これからが見せ場だったのに→!」

伊織「何を見せる気よ、まったく」

P「演技に関しては、まぁ合格かな」

亜美「余裕っしょ!」

真美「真美も余裕で合格しちゃうかんね!」ガサガサ

律子「まともなの引いてよね」

真美「えっとねぇ…おやおや→」

P「何だよ?」

真美「【甘えん坊な】【後輩】と書いてありますぜ!」

律子「ああ、また…」

P「…うん。やってみるか」

真美「センパイ」ボソッ

美希「さっそくなの」

P「お、おお、双海」

真美「えへへー。pセンパイ?」ボソッ

伊織「いつの間にそんな声出せるようになったのよ」

P「な、なに?」

真美「おひざ」

P「ひ、膝?」

真美「センパイのおひざにコロンってしたいな→」

千早「将来が不安ね…」

P「ひ、膝枕か?」

真美「うん」

P「ここで?」

真美「うん」

P「は、恥ずかしいよ」

真美「じゃあ真美がしてあげます」チョイチョイ

P「も、もっと恥ずかしいよ!」

真美「どっちがいいですか、センパイ?」

P「す、する方かな」

真美「じゃあ、失礼しま→す」コロン

美希「律子!止めるの!早く!」

律子「呼び捨て?」

美希「…さん」

律子「もう少し様子を見ましょ」

美希「ハイなの…」

真美「センパイのおひざだ→」

P「そ、そうだな」

真美「真美、眠くなってきちゃいました」

P「そうか…」

真美「あたま」ボソッ

P「へ?」

真美「いい子いい子してください」ボソッ

P「う、うん…」ナデナデ

真美「えへへー。ホントに好きになったら責任取ってね、兄ちゃん?」チラッ

P「しゅ、終了ー!!!」

真美「うん、まぁまぁかな」

P「あ、危ないところだった…」

律子「しばらく塀の中で暮らすのも悪くないんじゃないですか?」

真美「どうだった兄ちゃん?真美、合格かなぁ?」

P「うん、合格!…合格させとかないと危険な気がするから」

美希「よし!美希の番なの!チューするの!」ガサガサ

律子「その前に止めるから安心しなさい」

美希「えっと…【やる気のある】【アイドル】…えっ!?」

P「それは楽しみだな。やってみよう!」

P「おはよう美希」ダラー

美希「お、おはようございますなの、ハニー!」

P「今日もダルいな」グテー

美希「ハ、ハニー!ちゃんとやる気だしてくれなきゃ困るの!」

P「いいじゃんいいじゃん」グター

美希「ミキ、たくさんお仕事したいの!」

伊織「レアね」

響「レアだぞ」

真「レアだね」

やよい「雨が降りますぅ」

P「明日からしばらくオフにするから。ゆっくり休んでてくれ」ダラー

美希「い、いやなの!ミキ、ちゃんとレッスンしたい!」

P「ほうほう。例えば明日はどんなレッスンがしたい?」サッ

雪歩「手帳を取り出しましたぁ…」

美希「え、えっと…明日は1日中ダンス!」

P「了解」カキカキ

美希「ほ、ホントに書いちゃう必要は無いと思うな、ミキ」

P「いや、念のため。明後日は?」

美希「明後日は…営業にいくの!レコード会社を片っ端から回っちゃうんだから!」

P「営業(レコード会社総ざらい)と」カキカキ

~30分後~

P「ゴールデンウィークの予定は?」

美希「や、休み無し…なの…」

P「いやー、美希は働き者だなー、尊敬しちゃうなー」カキカキ

美希「り、律子…さん…」

律子「何よ?」

美希「終了ー、って…」

律子「異議あり」

P「明日からスケジュールパッツンパッツンだぜ!やったね美希ちゃん!」パチパチ

美希「大人ってズルいの…」

P「うん。演技に関してはアレだったけど、仕事への情熱を評価して合格にしよう!」

伊織「良かったじゃない」

春香「明日から頑張ってね」

あずさ「私の番ですね~?」ガサガサ

律子「お待たせしました」

あずさ「いえいえ~。えぇっとぉ…あらあら~。うふふ」

亜美「どったの、あずさお姉ちゃん?」

あずさ「【ちょっとエッチな】【姉】です~」

P「よろしくお願いします!!!!!」

あずさ「ねぇねぇ、p君?」ニコニコ

P「なに、姉ちゃん?」

あずさ「お姉ちゃん、肩が凝っちゃったの~」ニコニコ

P「う、うん」

あずさ「揉んでもらってもいいかしら~」ニコニコ

小鳥「これは…」

律子「強烈ですね…」

P「じゃ、じゃあ…揉んであげるよ」

あずさ「うふふ、ありがとう。お姉ちゃん、どっち向けばいいかしら?」ニコニコ

P「む、向こうむいて!」

あずさ「あら~、残念だわ~」ニコニコ

P「では、失礼します…」ゴクリ

あずさ「どうぞ~」ニコニコ

P「こ、この辺り?」モミッ

あずさ「あっ…」

P「ご…ごめんなさい!!!」

あずさ「あら~、どうして止めちゃうのかしら~」ニコニコ

P「す、すいません…」

あずさ「続けて?」ニコッ

P「は、はい」モミモミ

あずさ「ん…p君上手ね~」ウットリ

P「す、すいません…」モミモミ

亜美「うわ→…」

真美「真美、勝てる気がしないや…」

美希「ミキもなの…」

伊織「肩揉んでるだけなのに…」

あずさ「もう少し強くしても大丈夫よ?」

P「は、はい…」モミッ

あずさ「ん…」

雪歩「は、はわわ…」

やよい「恥ずかしいですぅ…」

あずさ「ありがとうp君。だいぶラクになったわ~」ニコニコ

P「そ、それは良かった…」

あずさ「それじゃあ、次は腰を」

P「しゅ、終了ー!しゅーりょー!!!」

あずさ「あらあら~、残念~」

P「こ、これはヤバい…何だかよくわからんがヤバい…」

律子「お察しします」

あずさ「私、合格できたでしょうか?」

P「も、もちろんです!大合格です!!!」

伊織「どんな合格よ」

春香「次は伊織だね」

小鳥「今日も可愛いのお願いね?」

伊織「ふんっ…」ガサガサ

響「伊織も安定してるからなー」

伊織「当然よ!えっと…【気弱な】…【若奥さま】」

P「(今日もニヤニヤできそうだな)よし、張り切っていってみよう!」

伊織「お、おかえりさない」

P「ただいま、伊織」

伊織「あ、あの…」モジモジ

小鳥「うふふ…」

律子「ふふ…」

P「ん?何だい伊織?」

伊織「えっと…その…」モジモジ

P「ハハハ。遠慮せずに言ってごらん?」

伊織「た、ただいまのチューは?」

春香「え?」

千早「え?」

美希「の?」

P「チュ、チューかぁ」

伊織「う、うん…嫌…かな?」

亜美「いおりんってば、役に入り込んでるね」

P「えっと…」

伊織「うん…」ウルウル

やよい「伊織ちゃん可愛い…」

P「お、オデコじゃダメかな?」

伊織「オデコでもいい…」ウルッ

響「えっ?えっ?」

真「ホントにしちゃうの?」

P「目を閉じて…」

伊織「はい…」

美希「律子さん律子さん律子さん!!!」

小鳥「美希ちゃん!静かにしてて!!!」

真美「びよちゃん…」

P「で、では…」チュッ

春香「きゃー!!!」

亜美「きゃ→!!!」

あずさ「あらあら~」

P「お、終わりました」

伊織「…うん」

P「えっと…」

伊織「おかえりなさい、あ・な・た…」ニコッ

P「た、ただいま!」

響「これは可愛いすぎるぞ…」

貴音「真に…」

伊織「二ヒヒっ」ブイッ

春香「…」

千早「…」

美希「…」

律子「伊織らしいわね」

響「分かりやすい当てつけだね」

P「まぁ…合格ではあるけど」

亜美「罪な男だねぇ」

真美「どこが良いんだろうねぇ」

P「なんのことだ?」

律子「はいはい。もう何も言いませんよ」

真「さて…」スクッ

響「うっ…」

春香「い、一気に空気が張り詰めたね」

雪歩「真ちゃん…」

P「…真」

真「…プロデューサー」

P「心の準備は?」

真「バッチリです!」

律子「最後の最後よ」

小鳥「しっかりね、真ちゃん…」

真「ハイ!ガツーンと決めてやりますよ!!!」

P「では、最後のクジを」

真「はい…」スッ

亜美「…」ドキドキ

真美「…」ドキドキ

真「…」ガサガサ

春香「真…」

雪歩「真ちゃん…」

真「これに決めました!」バッ

P「読み上げてくれ」

真「はい」スッ

響「…」ドキドキ

貴音「…」ドキドキ

あずさ「…」ドキドキ

真「【可愛い】…」

美希「可愛い?」

伊織「や、役柄は?」

真「う…うぅ…グスッ…【可愛い】…【お姫さま】です!!!」

やよい「…」

小鳥「…」

律子「…」

真「うぅ…ぐ…」グスグスッ

春香「…おめでとう」パチパチ

真「え?」グスッ

千早「おめでとう」パチパチ

貴音「おめでとうございます」パチパチ

響「おめでと」パチパチ

真「み、みんな!」

律子「おめでとう」パチパチ

やよい「おめでとうございますぅ!」パチパチ

亜美「おめでと、まこちん」パチパチ

真美「おめでと→」パチパチ

真「ありがとう…ありがとうみんな…うぅ…」

伊織「おめでとう」パチパチ

あずさ「おめでとう」パチパチ

美希「おめでとなの」パチパチ

小鳥「おめでとう」パチパチ

雪歩「おめでとう…おめでとう真ちゃん…」パチパチ


P「おめでとう、真」パチパチ

真「プロデューサー…ボク…ボク…」グスッ

P「こらこら」

真「な、何ですか?」

律子「可愛いお姫さまは"ボク"なんて言わないでしょ?」

春香「そうそう」

真「そ、そっか…へへ…慣れてないから照れ臭いや」

伊織「そんな言葉使いもしないわよ?」

貴音「ふふ…」

雪歩「えへへ」

P「では真姫様、ステージへどうぞ。僭越ながらお手をお貸し致します」スッ

真「は、はい!」スッ

P「真姫はダンスがお得意だと伺っておりますが」

真「は、はい!得意です!ボク…じゃなかった、わ、私は!」

P「では、私めとワルツを一曲如何ですか?」

真「えっと…私、そういうダンスは踊ったことが無くて…」

P「リードするから大丈夫」ボソッ

真「え?そ、それでは…えっと…お願いいたします!」

伊織「ワルツとか踊れたのね、アイツ…」

律子「もい驚かないわよ、今更」

P「では、失礼」スッ

真「わっ!」

美希「むー。腰に手を」

春香「ダ、ダンスなんだから仕方ないよ」

千早「ええ…仕方ないわ…」

P「では、始めましょう。1.2.3.1.2.3」

真「わわわっ」アタフタ

P「力抜いて。あと、ストリート系のダンスみたいに重心を下げすぎないで」ボソッ

真「は、はい!」

伊織「形になってきたわね」

P「そうそう。お上手ですよ、真姫」

真「ありがとうございます…」

律子「あらあら。おしとやかになっちゃって」

雪歩「ふふ…やっぱり真ちゃんは可愛いよ」

真「私…幸せです」

真「ハハ。それは良かった」

~イェイイェイイェイ!!!~

真(いろんなことがあったけど…)

~あなたの心に 笑いズム!ババーン!~

真(あきらめずに頑張ってれば、いつかはきっと…)

~ムーンラブレーザー!!!~

真(プロデューサーがボクらに教えたかったのは、きっとそういうことなんだ!)

律子「さて…」

春香「幸せそうなお姫さまを止めるのは気の毒だし」

貴音「食事ですね?」スタッ

響「自分、何だかんだで楽しかったぞ」

雪歩「響ちゃんは良いのばっかり引いたから…」

亜美「東京都生まれの足立区育ち♪」

小鳥「亜美ちゃん、止めてあげて…」

真美「真美、お肉食べたい!」

やよい「私もですぅ!」

伊織「あら?焼き肉?」

あずさ「うふふ。支払いはもちろん?」

美希「ハニーなの!」

千早「賛成。ふふ…」

シーン…

P「…終わり」

真「…魔法はもう解けちゃったんですね?」

P「そういう…ことかな?」

真「へへ…」

P「飯行くか?」

真「あの…」

P「何だ?」

真「ちょっとしゃがんでください」

P「ん?こうか?」

チュッ…

P「…へ?」

真「えへへ!ボク、先に行ってますね!」
P「…やれやれ。プロデューサーはツラい仕事だぜ!」

一同「お前が言うな!!!」

P「それでは皆さん、ご機嫌よう」



お し ま い

おしまいおしまい

さすがにマンネリ化してきたので、この辺りで打ち止めでございます

良さげなキャラ設定(ヤンデレお姫ちんとかドSあずささんとか小悪魔やよいとか)をピックアップしてSS書けたらなーって

では読み返して参ります

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