ほむら「美樹さやかがモテモテでむかつくわ」(180)

ほむら(昨日の授業中も)

まどか『さやかちゃん今日一緒に帰ろう?』

さやか『うん、帰り喫茶店寄ってこうか』

ほむら(テレパスでいちゃいちゃして腹立つのよ)

ほむら(昼休みもそうだったわ)

まどか「さやかちゃん、屋上でお昼食べない?」

さやか「いいよー」

ほむら(あれ?)

ほむら(私の言う『モテる』ってまどかに好かれるってこと?)

ほむら(昨日彼女が帰ったとき)


杏子「よ、よう」

さやか「あれ、杏子じゃんどうしたの」

杏子「どうしたっていうか、その、だな」

さやか「ん?」

杏子「ああもう!これとっとけ!」ヒュッ

さやか「あ、筒ポテチじゃんありがとう」パシッ

さやか「あれ、もう居ない」


ほむら(やっぱりモテてるわ)ホムホム

ほむら(今日の朝なんてもう見ちゃいられなかったわ)


マミ「美樹さんおはよう」

さやか「マミさんおはグムッ」バフッ

マミ「美樹さんあったかいわ~」

ほむら(かなり羨ましかった)ホムホム

エラー 改行が多すぎます←死ね

ほむら(巴マミの胸に顔をうずめるなんて)ホムホム

ほむら(羨ましいことこの上ないじゃないの)ホムホム

数学教師「じゃあここの問題、暁美さんお願いします」

ほむら「ほむっ!?」


昼休み

ほむら「はあ…」

ほむら(これも美樹さやかがモテすぎるのがいけないのよ)プリプリ

ほむら(女性のくせにあんなにりりしい姿しちゃって)プリプリ

さやか「転校生、4時間目はドンマイだったな」

ほむら「…」

ほむら(何よ、私が珍しく失敗したのが嬉しいのかしら)

さやか「次があるさ、ドンマイドンマイ」ニコニコ

ほむら「!」

ほむら(ま、まぶしい…)

マミさやは先輩のマミさんよりさやかのがデカいってのがとても素晴らしいと思うの
抱きしめやすいよね

>>9
なるほど、そういった視点での見方もあったわけだ
ありがとう参考になった

放課後

ほむら(今日は何か調子が出ないわ…)

ほむら(帰ってキュウべえ振りまわして壁にぶつけないと)

まどか「さやかちゃん、今日もいいかな?」

さやか「おっ、ちょうど欲しいCDあったんだよねっとその前に」

さやか「転校生も来る?」

ほむら「!」

ほむら(ここで私?どうして?)

ほむら「なぜ?」

さやか「いやあ、何か寂しそうだったから」

ほむら「!」

ほむら(それはない、それはないけど何か心に刺さった感じがする)

さやか「ほーら、予定ないなら行こう?」

ほむら「え、その…ええ」

ほむら(承諾してしまった)

ほむら(愛しのまどかも居るしいいのだけれど)

まどか「ほむらちゃん普段どんな曲聴くの?」

ほむら「ほむっ」

ほむら「えっと、その、えーと、コネクトっていうその」

さやか「お、アニメの曲じゃん、好きなんだよね私も」

ほむら(しまった)

ほむら(つい焦って趣味の曲を答えてしまったわ)

ほむら(そうよ、まどかが質問してくれから動揺してしまったのよきっとそう)

空腹が限界だからペヤングの大きめのやつとサラダを食ってくる

ほむら(結構色々なCDがあるのね)

ほむら(あ、今みてるアニメのCDがある)

ほむら「ほむっほむっ」ピョンピョン

ほむら(届かないわ…)

さやか「これ?」スッ

ほむら「!」

さやか「いいよねこれ、私も好きなんだよなあ」

ほむら「あ、その、あの」

さやか「ん」

ほむら「あ、ありがとう…」

さやか「気にしない気にしない」

まどか「森進一のCDないや」

他のスレにまでここのスレを読んだ方が流出しておりますが、
どのスレとは言いませんが私はさやかは天使だという書きこみをしましたところ、
「ようペヤング」「大きめのペヤングはうまいか」と言われました。
誤解を解くために申し上げたいことは、飯食う宣言の前にその書き込みを行ったということであります。
さやかちゃんのおちんちんさやさやしたい

まどか「あの、森進一のCDありませんか」

店員「えっ、ちょっと当店では取り扱ってないですね…」

まどか「そうですか…じゃあさだまさしは…」

店員「それもちょっと…申し訳ありません」

まどか「えっと、それじゃあテレサテンは」

店員「それも…」

まどか「槇原敬之」

店員「…」

まどか「うう…」

ほむら(何故なの、何故美樹さやかはあんなに私に優しいの)

ほむら(いいえ、むしろ皆に優しいからモテるのね…)

まどか「目当てのCD無かったよ…」

さやか「さすがに森進一はないと思った」

まどか「でもマッキーもなかった」

さやか「ああ、それならうちにCDあるから貸そうか?」

まどか「ほんと?」パァァァ

ほむら「ほむっ」

ほむら(まどかが私の前では見せた事のない明るい表情を…)

ほむら(ほむむ…)

ほむら(しかし私の家にはアニメソングのCDしかないわ)

まどか「じゃあまた明日ね」

さやか「じゃあねー」

ほむら(ああまどかが行ってしまう)

さやか「じゃあ、転校生また明日ね」

ほむら「あっ」

ほむら「…」

ほむら(何で私美樹さやかが行く時寂しげな顔になるのよ)

ほむら(きっとまどかが行ったからよきっとそう)

さやか「なんか今日は転校生の意外な趣味を知れたなあ」

ほむら「え?」

さやか「意外と趣味が私と合うね」

さやか「それじゃまた明日」

ほむら「…」

ほむら(趣味が合う…美樹さやかと…)

ほむら宅

QB「きゅっぷうううい!きゅっぷうううううい!!」ビダァァァンビダァァァン

ほむら(何故かしら、美樹さやかはどうして皆に友好的に接することができるの)グワングワン

QB「わああああけえええええがああああああ」ブルンブルン

ほむら(私も社交的じゃなさすぎたのかしら)ブンッ

QB「わあああかああらああなああぎょぶえええっ」ビダァァァンッ

ほむら(日記つけておかないと)ブンブン

QB「へけっ、へけっ」グワングワン

ほむら「3月27日、まどかの笑顔がまぶしかった」カキカキ

ほむら「何故か美樹さやかは私にも友好的になっていた」カキカキ

ほむら「どうして美樹さやかは皆に友好的になれるのだろう」カキカキ

ほむら「美樹さやかの謎は深まるばかり と」カキカキ

ほむら「ほむっ」

ほむら「どうして私ったらまどかより美樹さやかの事を多く書いてるのよ」

ほむら「はあ…」ゲシッ

QB「ゥプスッ」ビクンッ

ほむら「どうしてかしら…」ブンブン

QB「ダァッシェリィッスッ」ビダァァンビダァァン

翌朝

まどか「おはようさやかちゃん!とえっと、…えっと…」

ひとみ「ひとみですわ」

まどか「ご、ごめんね、嫌いになったんじゃないんだよ本当だよ」

さやか「言わなくてもひとみは分かってるよ、可愛い奴だのうこのこの」ワシワシ

まどか「ひゃっ」

ほむら「ほむむっ」

ほむら(またイチャイチャして…)

ほむら(何だかあの光景を見てるとイライラしてくるわ)プリプリ

女子生徒「ねえ、頬膨らませてる暁美さん可愛くない?」ボソボソ

女子生徒「チョー可愛いんですけどーうけぴー」ボソボソ

キーンコーン

まどか「そろそろホームルームだね」

ほむら(ほーむ………なんだホームルームか)

先生「で、あるからしてやっぱり年を食っても女性は女性ということでですね…」

ほむら(あら次は体育)

ほむら(二人組つくる奴最近うまくパートナー見つけられないのよね…)

まどか「最近ひとみちゃん?と組んでなかったよね、今日は組もっか」

ひとみ(何で私の名前疑問形だったのかしら)

ほむら「ほむ…」ウロウロ

さやか「転校生、一緒に組もうか」

ほむら「えっ?」

さやか「組んだ事なかったじゃん、ほらほら」

ほむら「え、ええ…」

ほむら(やっぱり彼女は社交的だわ)

体育教師「今日はペアで体操を行います」

まどか「今日後ろから背中押してもらってつま先に指あてるアレだよね」

ひとみ「えっ」

まどか「よいしょっ」

ひとみ「ででででででですすすすわ」ギギギギギ

まどか「どっせい」

ひとみ「さささすがにちょっとくく苦しいギョブッ」ペタン

まどか「ひとみちゃん凄い!!」パァァァ

ひとみ(悪意を欠片も感じないから恐ろしいですわね)

さやか「じゃあグイグイ押しちゃいますよー」

ほむら「ええ」

さやか「よいしょっ」グイッ

ほむら「!」

ほむら(この体勢、背中に美樹さやかの身体が密着するわ)

ほむら(なんだか集中できない)ホムホム

さやか「まだ大丈夫?」

ほむら(あ、揺れた時美樹さやかの髪からなんだかいい香りが)

ほむら(ますます集中できないわ)

さやか「行くよー、よいしょっ」

ほむら「ほむっ」ペタァッ

さやか「すごいじゃん転校生!ぺったり付いちゃったよ!」

ほむら「え?」

さやか「私そんなの全然できないよ、凄いよなあ」キラキラ

ほむら(褒められた…)ホムホム

ほむら(何で私口元笑ってるの)

ほむら宅

ほむら「何だか今日も美樹さやかに持っていかれっぱなしだったわ」グルングルン

QB「ひいいいいいいいいええええええええ」グルングルン

ほむら「どうしてだろう…」ブンッ

QB「ひえええええええっハンマー投げの要領」ブオオオッ

QB「素人のフォームとは思えなおぐえええっ」ビダァァァンッ

QB「きゅっぷい…」ズルズル

杏子「うーっす」

ほむら「あら、佐倉杏子」

杏子「退屈だから来たんだけど、何あれ?」

ほむら「キュウべえっていう生き物だったんだけれど」

杏子「ああ、そう…」

ほむら「…」

杏子「…」

ほむら(気まずい沈黙ね)

ほむら(あっ、これがいけないんだわきっと)

ほむら(社交的にならないと)

ほむら「お茶でも入れるわね」

杏子「えっ?」

ほむら「たまにはいいでしょう、紅茶と緑茶どちら?」

杏子「じゃあ、紅茶で」

杏子(何だ、ほむらの奴が柔らかいぞ)

杏子(おんや、これは日記帳かな)

杏子(いや人の日記帳を見るのはちょっと)

QB「見て…しま…え…」ガクッ

杏子(キュウべえの導きだし、見ちゃうか)

杏子(おや)

杏子(割と普通ね)

杏子(でもなんか日づけが変わるごとにまどかからさやかに興味が移ってる)

杏子(………)

杏子(あいつもしかしてさやかの事好きなのかなあ)

杏子(……)

杏子(な、何で私が深く考え込む必要があるのよ)

杏子(あー馬鹿馬鹿しい、やーめたっと)

QB「むしゃむしゃ」

QB「きゅっぷいっ」ケプッ

杏子(黙ってりゃ可愛いのになんで虐待するかな…)

ほむら「待たせたわね」スタスタ

杏子(いっちょ持ちかけてみるかな)

杏子「なあ、あんたもしかして好きな人っている?」

ほむら「ほブッ」ブバシュッ

杏子「うひゃあああっ」ベチョッ

杏子「べとべとだよぉ…」ベットリ

ほむら「ご、ごめんなさい…それで、どうして?」

杏子「だって今ほむらが吹きだしたから」

ほむら「いやべとべとになって理由じゃなくて」

杏子「なんとなく、かなあ…乙女のカンってやつ?」

ほむら「…」

ほむら「それはもうまどかが好きよ愛してるわ」

ほむら「でも別の何かがその気持ちを阻もうとするのよ、なぜかしら」

杏子「そりゃもう、他に本命の好きな子が出来たからじゃないの」

ほむら「そんなわけが…」

杏子「もうこの際言うけどさっきあんたの日記見せてもらったわ」

ほむら「ほむブバッ」ブボシュッ

杏子「ぬわあああっ」ベショッ

ほむら「ほ、ほむ、ほむむむむほむむほほむむ」ホムホム

杏子「落ち着けよ」

ほむら「ど、どどどどうして読んだの!?」

杏子「いやあ、キュウべえに読めと脅されたんだ」

ほむら「」キッ

QB「!!!」ブンブンブンブンブン

杏子「単刀直入に言うけど、あんたはさやかが好きなんだとおもう」

ほむら「えっ」

杏子「だってそれしかないよ」

杏子「日が増すごとにあんた、興味の対象がさやかに移ってるじゃん」

杏子「もうあんたさやかに惚れちまってるね、もうベタ惚れ」

ほむら「そ、そんな筈…」

杏子「まあ、自分の問題だし後でじっくり考えること」

杏子「あーあ、柄じゃない話して疲れた、じゃあね」

ほむら「…」

ほむら(そんな事今まで思い付きもしなかったわ)

ほむら(私は美樹さやかが好きなのだろうか)

QB「」ブルブル

ほむら(自分で自分の心が分からない…)ドゴォッ

QB「おげえええぶううっ」ビクンッ

キュウべえの普段の生活

QB「う…ゲホッ、ゲホッ、朝か」

QB「あ、魚のきれはしが皿にある…」

QB「むちゃむちゃ…きゅっぷい」

QB「暁美ほむらの結界のせいで出れない…」

QB「助けて…僕を…助けて…」

まどか宅

まどか「あれっ」

まどか「なんか聞き覚えのある声が、気のせいかなあ」


ほむら宅

QB「どうしてこんな所にいるんだろう」

QB「どうしてこんな苦しい重いをしなければいけないんだろう」

QB「最近はずっと同じ部屋の中で、息がつまりそうだ」

QB「こんなんじゃ考え方まで八方ふさがりになりそうだ」

QB「ああ、そうか…分かった」

QB「僕が契約して利用してきた魔法少女の人たちも」

QB「こんな心境だったんだろうなあ…」

QB「…」ポロッ

QB「あれ、なんだろうこれ」

QB「目から水が出てきた、わけがわからないよ」

ガチャッ

ほむら「…」

QB「おかえり暁美ほむら」

ほむら「どうして泣いてるの」

ほむら「あなたみたいな化け物でも泣くのね」

QB「分かったんだよ」

QB「魔法少女になってしまった苦悩は、これより酷かったんだろう」

ほむら「…」

QB「考え方もふさぎこんでしまって、自分の呪われた運命と向き合うしかない」

QB「ひたすら苦しい中でもがいてたんだろう」

ほむら「え、いや、さすがに今のあなたほど酷い状態じゃなかった」

QB「あれっ」

QB「きゅっぷい…?」

ほむら「まあ、あなたはまともな考え方が出来るようになったっていうことね」

ほむら「解放するわ、ただし」

ほむら「二度と授業中に先生の頭の上で真顔で猫が威嚇するポーズで高速回転しないで」

QB「きゅっぷい」
キュウべえの普段の生活 終わり

再開

ほむら「…」

杏子『あんたはさやかが好きなんだと思う』

ほむら「そんな筈は…」

さやか「おはよう、転校生」

ほむら「!!」ドキィィッ

ほむら「え、ええ、おはよう」

さやか「どうしたのさ、何か様子おかしいよ」

ほむら「な、何でもないのよ」

ほむら(顔が近いわ、顔が)

ほむら(息もかかってるし)

さやか「ははあ」

さやか「恋の悩みだな?」

ほむら「!?」

ほむら「ほほほほむほむほほむほむほ」ホムホム

さやか「あれ、当たったの」

ほむら「ほむっ」ドキィッ

さやか「あと前から気になってたんだけど」

さやか「転校生の『ほむっ』っていうのなんか可愛いね」

ほむら「ほむっ」ドキドキィッ

ほむら(な、何か動悸が激しい気がするわ)

ほむら「ちょ、ちょっと体調がすぐれないから保健室に」

さやか「えっ?大丈夫!?」

ほむら「!!」

ほむら(どうしてそこまで心配そうな顔をするの…!)ドキドキ

さやか「肩貸すよ、つかまって」

ほむら(ああ、よく分からないけどもう駄目だわ)フラッ

ほむら「はっ…」

保険医「あら、目が覚めたの」

ほむら「はい、すいません今何時でしょうか…」

保険医「そうとう疲れてたようね、もう放課後だわ」

ほむら「えっ」

ほむら「わ、分かりました…すみません、失礼します」

ほむら(はあ、一応教室の方も見て行こう)

ほむら(あれ、今私何を期待して見に行こうとしたのかしら)

ほむら(よく思いだせないけど見に行けば分かるわねきっと)

まどか「さやかちゃんもうだいぶ遅い時間だよ?」

さやか「ううん、でも転校生がちょっと心配で」

まどか「さやかちゃんは優しいなあ」

ほむら「」

ほむら(そうだった、なにか原因のわからない動悸のせいで気絶したんだったわ)

ほむら「…」チラッ

さやか「あ、転校生!もう大丈夫なの?」

ほむら「ええ、ちょっと目まいがしただけ」

さやか「私達これから喫茶店行くんだけど来れる?」

ほむら「ええ、是非」

ほむら(あれ、どうして今私はあっさり承諾したの)

まどか「ああ、ごめん私今日ちょっと用事ができちゃって…」

さやか「そうかー…」

ほむら(という事は美樹さやかと二人きりなの)

ほむら(保つ気がしないわ)ホムホム

さやか「ニッヒッヒ、今日は二人っきりになるなあ転校生?」ニヤッ

ほむら「ほむっ」

大きめの地震が来てます、皆さま各自食器棚やテレビが落ちないか警戒してください

ほむら宅

QB「ああああああべべべべべべ」ガクガクガクガクガク

QB「うわあああ、食器棚が、押さえないと」

QB「うわあああテレビ下ろさないと」

QB「うわあああああ…」

喫茶店

ガタガタガタガタ

さやか「ありゃ、結構大きいね」

ほむら「ひっ…」ガシッ

さやか「うひょう!?」

さやか「ふう、おさまった」

ほむら「…」プルプル

さやか「しっかし転校生、なかなか可愛い所あるじゃん」

ほむら「!!」ドキィッ

ほむら「かか、可愛いってどういうこと」

さやか「だって地震におびえて私の腕にしがみつくなんて」

さやか「なんかすごい可愛いなあって」

ほむら「~!!」カァァッ

さやか「あといつまでも転校生ってのも呼びづらいしほむらでいいよね」

ほむら「 、  、   、」パクパク

さやか(何だろうこの娘最近すごく可愛く見える)

さやか(何か誘う時もついほむらを優先しちゃうし)

さやか(どうしてかな?)

ほむら宅

QB「はぁ…、はぁ…、はぁ…、きゅっぷい」

ほむら「あれ、被害が少ない…」

QB「色々押さえておいたからね」

ほむら「あなたはもう解放した筈だけど」

QB「居やすくなっちゃって」

ほむら「その、なんというか…」

QB「?」

ほむら「ありがとう」

QB「うん」

QB「君が想いを馳せてる人にもそんな風に素直に気持ちを伝えたらいいんじゃないかな」

ほむら「それは、どういう?」

QB「もう決まってるじゃないか、美樹さやかだよ」

QB「彼女の興味もだんだん君に向いてきてるようだ」

ほむら「…」

QB「じゃあ僕はシュールな動きを研究してくるよ」テチテチ

ほむら(私は美樹さやかが好きなんだろうか)

ほむら(そうだとすると今までの疑問が全部一致する…)

ほむら「ほむ…」

先生「明日は林間学校でーす」

生徒達「うっひょう」

先生「おやつは800円まででーす」

生徒達「うーっす」

先生「それ以上持ってきたら他の先生には隠して私にちょっとくださーい」

生徒達「うーっす」

先生「連絡は以上です。何か質問や報告は」

先生「ありませんね、では日直の詠矢くん」

「さようならー」(ズルズル)

ほむら(明日は林間学校…)

ほむら(班は私と美樹さやかとまどか)

さやか「おいっすほむらー」ポン

ほむら「あ、美樹さやか…」

さやか「もう、フルネームじゃなくていいって」

ほむら「ええっと、じゃ、じゃあ…さやか」

さやか「うん、それでよろしい」

まどか「二人とも、いつの間にかもう仲良しさんだね、羨ましいなあ」

ほむさやか「「えっ」」

まどか「よよよ、私にもう入りこむ余地はないのかなあ」

さやか「そんな事ないってー、もう」

ほむら(仲良し…私とさやかが)

QB「明日は林間学校だって?」

ほむら「ええ」

QB「気をつけて行ってきてね」

ほむら「えっ…、あなたは?」

QB「なんだか居心地がいいし、留守番係くらいいないとね」

ほむら「ほむ…」

QB「?」

ほむら「駄目よ、連れて行くわ」

QB「え?」

ほむら「外の空気くらい吸わないと駄目」

QB「分かった」

QB(ここ数日で暁美ほむらがどんどん丸くなってく)

QB(やるなあ美樹さやか)

当日

まどか「見て、こんな大きい魚釣れたんだ」

さやか「おお、中々やるじゃんまどか」

ほむら「あ…」

さやか「ん?」

ほむら「キュウべえが真顔でイタチザメの群れに追われてるわ」クスッ

まどか「」ブフッ

さやか「あれはちょっと…」ブフスッ

QB「わあああけええええがああああわからああなああああいいいいいよおおお」

さやか「海は広いな調でわけがわからないよって言わないでよ…」クスクス

まどか「こんなのってないよ…ブフッ」プルプル

さやか「あれ、そういえばほむら初めて笑顔見せたよね」

ほむら「え?」

さやか「笑うと可愛いじゃん」

さやか「ちょっと海水浴組の様子見てくるか」

まどか「そうだね」

さやか「じゃあ…ってほむらどうしたのよ」

ほむら(笑うと可愛いじゃん笑うと可愛いじゃん笑うと可愛いじゃん)

さやか「おーい?」ツンツン

ほむら「ひゃっ!?」ビクッ

さやか「うおっ」

ほむら「ごめんなさい、考え事をしてたわ」

さやか「そっか、じゃあ行こうか」

浜辺

まどか「ほわああ…マミさんナイスバディーだよ…」

さやか「本当にねえ」

マミ「あら二人とも何してたの?」

さやか「私達は釣りをしてたんだ」

マミ「なるほど…っと!」ガバッ

さやか「ムググググッ」ムギュッ

マミ「さやかちゃん抱き心地いいわあ…」ギュッ

さやか「マミさん、胸に顔が、苦しいですでもちょっと嬉しい」

ほむら(…)イライラ

ほむら(私だって多少の胸は…)プリプリ

ほむら(あれ、私イライラしてる)



さやか「よーし料理だ」

さやか「昼に釣った魚を使おう」

まどか「クーラーボックスオープン…あれ」

QB「むっちゃむっちゃ…きゅっぷい…ハッ」ビクッ

まどか「キュウべえったら魚全部食べちゃってるよ」クスクス

さやか「なんですとおおおっ」

QB「お許しいいいいい」タタタッ

さやか「待てえええっ」ダダダッ

ほむら「…」クス

ほむら(なんだろう、私はこの光景、すごく好きだ)

ほむら(自然に笑ってしまうというか、なんというか)

QB「あばばばばばばばばば」ジタバタ

さやか「捕まえたぞイタズラ小僧」

まどか「まあ、野菜だけでもカレーは美味しいよ」

さやか「うむむ、ここは我慢しますか」

ほむら「丁度いい肉があるわ」

さやか「ん?」

ほむら「そこの白いイタズラ狐を使えばいいんじゃないかしら」クスクス

まどか「いいかもね」

QB「!?」

さやか「よーしそうと決まれば」

QB「お助けえええっ」タタタッ

さやか「おーい、冗談だってのー」

さやか「しっかしあのほむらが冗談を言うなんてなあ」

ほむら「珍しかったかしら」

まどか「ほむらちゃん最近なんだか馴染みやすいよね」

ほむら「え?そう?」

まどか「そうだよー」

さやか「なんか可愛くなってきたしね、私の嫁候補ですかな?」ニヤリ

ほむら「ほむっ」

ほむら(さやかの嫁…?私が…?)

ほむら(…)ホムホム

さやか「とりあえず、カレー作ろうか」

まどか「うん」

ほむら(…)ホムホム

まどか「コテージ綺麗だね」

さやか「木のいい匂いがするー」

ほむら(やたら動くさやかからいい匂いが)

ほむら(私ったら何を考えているの、変態みたいじゃないの)

まどか「荷物置いたし、お風呂誰から入る?」

さやか「面倒だし3人まとめて入っちゃおう」

ほむら「!?」

ほむら(さやかと一緒にお風呂に入るなんてそんな…)

ほむら(…)モンモン

ほむら(もう駄目だわ、これ…もう完全に惚れちゃってるわね)

ほむら(もうどうにでもなれ、よ)

さやか「うわあ、浴室広いねえ」

まどか「バスタブも大きいし」

ほむら(そんな事よりもう私の頭は緊張で爆発寸前よ)

ほむら(ボロが出ないうちに出たほうが)

さやか「お背中お流ししやしょうほむらさーん?」ペタッ

ほむら「ひっ!」ゾクッ

さやか「ううむ、中々育ってらっしゃる…」ニュルニュル

ほむら「ちょ、ちょっと、や、ひっ」ゾクゾク

さやか「どうして私よりちょっとあるんだよおおおお」モミュモミュ

ほむら「ほむほむほむっ」ホムホムホムホム

ほむら「ま、まど、止め、と…」

まどか「本当にねー、どうして私たちより大きめなんだろう」

ほむら「ひっ」ゾワッ

まどか「ずるいよほむらちゃんっ」ペタッ

ほむら「ひいいいっ」

まどか「こんなのってないよおおおおっ」ペタペタ

ほむら「はぁはぁ…」

まどか「ご、ごめんねほむらちゃん…」

さやか「ちょっと自分を見失ってた」

ほむら「もう…」

さやか(でもなあ)

さやか(ついほむらの反応が可愛くて本気で触っちゃったかもしれない)

まどか「あ、そろそろ寝る時間だね」

さやか「じゃあお泊まり会の風物詩行きましょうか」

まどか「私たくさん集めてきたんだよー」

ほむら「えっ?」

さやか「もちろん、怪談だよ」

ちょっと疲れて文に乱れが生じそうなので休憩します
少々時間を下さい。

それとペヤングの件ですが俺は全く気にしちゃいません
むしろ「ペヤング」というあだ名を付けられる事に誇りすら感じます

それで結局何が私よりあるんだよ?
びらびら?

>>118
何がどうあるかの解釈は皆さんにお任せします
それでは再開だああああああっ

まどか「井戸の中から震える声で…」

QB「ゴクリ…」

さやか(どっかで聞いたなこの話)

さやか(あ、トイレ行きたい)

さやか(でもこの様子じゃ行けないなあ)

ほむら「」プルプルプルプル

まどか「一枚…二枚…三枚…」

ほむら「ひっ」

まどか「一枚足りないいいいっ!!」

ほむら「ひいいいいっ!!」ギュウウウ

さやか「あでででで」

QB「」ブクブク

さやか「これは友達から聞いた話なんだけど」

ほむら「」プルプル

QB「」ピクッピクッ

まどか「うんうん」ワクワク

さやか「どうも後ろの方に気配を感じる…」

さやか「そして振り向くわけだ」

さやか「だけど後ろには何もいない」

さやか「上のほうから気配を感じて上を見ても何もいない…」

ほむら「ひぃっ…」プルプル

さやか「そして何も居ない事を確かめて安心して前を向き直すとそこに!!」

ひとみ「こんばんはー」

ほむら「ひいいいぃぃいいいぃやああああぁぁあ!?」ギュウウウウッ

さやか「あいだだだだだ!!」

さやか(痛い…痛い…けど…)

ほむら「…ぐすっ…」

さやか(この可愛さには逆らえないよなあ)

まどか「ところでひとみちゃんどうしてこんな所に?」

まどか「あれ?ひとみちゃん?」

さやか「あれ…?」

ほむら「え…?」

3人「…」

ほむら「ひっ…ひぃっ…ぐすっ…」

ほむら「うぇぇええぇん…」グシグシ

さやか「あっ」

まどか「ちょっとほむらちゃんには刺激が強すぎたかも…」

まどか「ほむらちゃん泣き疲れて寝ちゃったし、私達ももう寝よっか」

さやか「そうだね」

さやか(でもほむらが私の腕の中から離れない)

さやか(まんざらでもないんだけども)

ほむら「すぅ…すぅ…」

まどか「zzz...」

QB「」ビクンビクン

さやか「皆寝ちゃったなあ…」

さやか「…」

さやか(なんだかほむら、本当に可愛い子だったんだな)

さやか「嫌なやつだと思ってて、ごめんね」サスサス

ほむら「ん…すぅ…」

ひとみ班のコテージ

ひとみ「」グワングワン

女子生徒「なんかひとみちゃんユラユラ揺れてない?」

女子生徒「瞑想してんじゃない?」

ひとみ「あら失礼、キマシタワーを感じて魂を飛ばしてましたの」

ほむら「ん…」パチッ

ほむら「布団はかかってるけど違う暖かさがある…」

さやか「すー…すー…」

ほむら「ほむっ!?」

ほむら(ななな何で私はさやかの腕の中にいるの)

ほむら「でも、あったかい」

さやか「んぁ…?ほむら起きた?」

ほむら「あ、これは、なんというかその…」

さやか「意外に泣き虫さんだったんだな、可愛い奴め」ナデナデ

ほむら「ほむ…」

ほむら(何だろう、安心感が凄まじいわ)

ほむら(あっまずい)

ほむら(トイレに行きたい)

ほむら「…」モジモジ

さやか「ん?」

ほむら「その…」

さやか「ははーん、さてはトイレだな」

ほむら「えっと」

さやか「安心しなさい、さやかお姉さんが付いて行ってあげよう」

ほむら「その…」

さやか「ほら、行こ?」スタスタ

ほむら「あう」テコテコ

ほむら(この歳になってトイレに一人でいけないなんて)

ほむら(恥ずかしいわ…)

さやか「終わった?」

ほむら「ええ…」

さやか「私も昔はそうだったんだよねー」

ほむら「私は今もだわ」

さやか「そのうち行けるようになるって」

さやか「目さめちゃったし、ちょっと海でも見に行こうか?」

ほむら「ええ」


寝室

QB「」ビクッビクッ

QB「!」ガバッ

QB「一時はどうなることかと」

まどか「んー、目ざましうるさいー」ブンッ

QB「ぎょぶええええっ」ドムッ

さやか「いやー、星が綺麗だね」

ほむら「そうね」

ほむら(言ってしまおうかしら)

ほむら(でも言ってしまったら今までの関係が壊れてしまうかもしれない)

ほむら(ああ、どうしたら)

さやか「私さ」

ほむら「ええ」

さやか「変な話なんだけど、男の子より女の子が好きになっちゃうんだよね」

ほむら「!」

さやか「突然でごめんだけど、そうなんだ」

さやか「変な話だよね本当に」

さやか「そんな私だからそれはもう厄介な恋とかしちゃうわけ」

さやか「今もしちゃってるんだよね」

ほむら「…」

さやか「その子はさ、何というか自分をあまり出さない子で」

さやか「言いたい事もうまく言えてないんじゃないかって心配だったんだよ」

さやか「でもその子と仲良くしてるうちにさ」

さやか「その子は心を開いてくれて」

さやか「今じゃもう仲良しなわけよ」

ほむら「ええ」

さやか「言っても、いいかなあ」

ほむら「…」

ほむら「私も」

さやか「ん?」

ほむら「私もいた、いいえ今もいるのよ、厄介な恋の相手が」

さやか「うん」

ほむら「その人はとても社交的で」

ほむら「私とはまるで正反対の人だったの」

ほむら「ちょっと危なっかしい所もあるけど、常にまっすぐな人で」

ほむら「思えば会った時から憧れてたのかもしれない」

さやか「…うん」

ほむら「私からもいいかな」

さやか「いやいや私から」

ほむら「いいえ私から」

さやか「…」

ほむら「…」

さやか「ぷっ」

ほむら「くすっ」

さやか「あははははっ」

ほむら「ふふ」

さやか「ほむら、ちょっとこっち来てくれる?」

ほむら「ええ」

さやか「ううん、この見降ろす感じ、好きだなあ」

ほむら「もう、私だっていずれ伸びるわ」

さやか「どうだか」

さやか「さて、改めて言うけど」

さやか「ほむら、私あんたの事好きみたい」

ほむら「ええ、私も」

ほむら「明るい真っすぐなあなたが好きよ」

さやか「~~~っ」

さやか「ええい愛しいやつめ」ギュッ

ほむら「ほむっ」


寝室

QB「ついに結ばれたか」

QB「あれっまたなんか目から水がでてるわけがわからないよ」

QB「なんなんだろうこれはごえええええっ」ドサッ

まどか「この目ざまし時計うるさい…」

翌朝

まどか「びっくりしたよ、起きたら二人とも抱き合って寝てるんだもん」

さやか「あれはなんというか」

ほむら「やましい事はしてないわ」

さやか「そうそうそういうのはまた後で」

ほむら「後でどうするのかしら」

ひとみ「あががががっがああああ」ビュンッ

体育教師「だ、誰かあの生徒を止めてええええ!」

ひとみ「キマシタワアアアアアッ」ビュンビュンッ

まどか「ひとみちゃん朝から元気だなあ」

QB「うう、む、うぐ」ムクッ

まどか「おはようキュウべえ」

QB「おはよう、おかげさまでぐっすりだよまどか」

まどか「?」

さやか「さて、荷物もまとめたし」

ほむら「さやか」

さやか「んー」

ほむら「バスの中、隣の席になってね」ボソッ

さやか「ああもう愛しいやつめ!バスの中では寝かさないぞおおお」グリグリ

ほむら「ほむほむ」ホムホム

ほむら「あなたとなら」

さやか「ん?」

ほむら「あなたとなら、何だって出来そうな気がする」

さやか「おうよ、さやかお姉さんに任せなさい!」

さやか「本当に、伝えられてよかったよ」

ほむら「『後悔なんてあるわけない』のね?」

さやか「あ、それ私の名ゼリフなんだけど!」


ほむら「美樹さやかがモテモテでむかつくわ」 了

俺が人生で初めて無理矢理だけど完成させたssになります。
いつもは途中でオナニーして飽きてやめたりします。
今回も途中で飽きて逃げようとしたけどやっぱり百合が好きだから書きました。
『まどか「キュウべえに触ったら爆発した…」』とどっちを立てるか迷った挙句こっちにしました。
さやかちゃんのおちんちんさやさやしたい

杏子「ねえ」

QB「うん」

杏子「私は?」

QB「また後で」

普段は普通のまどマギのssもどきを短編をかき集めて書いたりします。
具体的にどんな内容かと申しますと、ほむらがパンツソムリエで杏子が可愛い生物で
ひとみが緑の奴でさやかがおちんちんです。

それでは皆さん、数分後にお会いしましょう。

もうネタが無くなりました
というわけで数日後にまた立てなおそうと思います

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom