男「女の子に触れると電撃が走る体質なんだ」(703)

ビリビリ

男「だからさ…こうやって男子校を選んだはずなんだ」
友「はぁ……それは凄い学校の志望動機だな」

男「そうだ。男子校を選べば、女性との関わりがとにかく減る!」
友「男との関わりが増えて、変なもんに目覚めるなよ?」

男「大丈夫だ…多分成人になれば治るだろ」
友「その自身はどこから出てきてるんだ」

男「おう。小さい子供にはビリビリ程度だが、中学生辺りから凄い。60ぐらいのババァは全然ノーダメだが」
友「触れると痛いのか?」

男「触れるのも触れられるのも両方だ。つまり、接触自体がダメみたいだ」
友「よくそんなんで女嫌いになってないな」

男「高嶺の花って感じかな?」

男「高嶺の花って感じかな?」
友「なるほどね。そんな特異体質で健全な心持ちを持ててよかったじゃないか」

男「あぁ!」

~~翌日~~

男「おい! 鈴木! 合併ってなんだよ!?」
友「あぁ、うちの高校…女子高と合併みたいだな」


男「ぬああああああ! いみわかんねぇよ! 俺に死ねというのか!?」
友「落ち着けって」

男「と…とりあえず反対デモに参加してくる」
友「残念だが、反対しても上位勢力に消されるだけだぞ?」

男「なんでだよ!?」
友「そりゃ、考えてみろ…」

男「え?」
友「男子校で女っ気の無い校舎に……お嬢様達と共に勉強出来る日が来るんだぜ?」

男「貴様ぁぁぁぁ!! 不純だぁぁ!!」
友「普通だ! つまり反対デモ等した瞬間てめぇとは敵同士になる」

男「どうすりゃいいんだ…学校やめなきゃいけないのか…もう新学期はもうすぐだぞ?」
友「まぁ、最後の男子高生活を楽しめばいいんじゃないか?」

男「……と、とりあえず…女の子との接触を回避する方法を考えればいいんだな」
友「そうだな。俺もできるだけ協力してやるよ」

男「ありがとう! 我が友よ!」


~そしてやってきた新学期~


男「……さて……女ばっかじゃねぇか!!」
友「おぉ…いい眺めじゃねぇか。さてクラス分けだな。あの掲示板に貼り出されているらしい」

男「ああああ…鈴木…見てきてくれ」
友「なんで鈴木なんだよ。俺鈴木じゃねぇし…まぁ女の群れも多いし…ちょっくら見てきてやるよ」

……そして

男「スズキぃ!! 同じクラスだなぁ!! やったなぁ!」
友「そんなに喜ぶな…おい…勘違いされる」

男「休憩時間は一緒に連れションな!!」
友「待て、やめろ大声やめろ! 向こうの女子に勘違いされる…」

……教室

男「…みんなよそよそしいな」

友「。まぁな。男子は男子でグループが出来上がっていた。そこに突然女の群れだ」

男「……でもこれは安心だな」
友「というと?」

男「男と女が打ち解けていないからイコール接触が減るということだ」
友「まぁそういうことだね。てか開始早々打ち解ける訳ないしな」

男「さて……俺の席は」


男「女子に…囲まれてる…オワタ」


……

……

先生「さて、委員会を決めようと思う。立候補式を採用すればいいんだろ?」

男「…(これが四面楚歌ってやつか…逃げ場があらへん)」

関西女「…なぁなぁ」チョンチョン

男「!!!!!!!!?????????」ガタン

バッタン

男「……」ビクビクビク

西女「!!? 大丈夫?? 怪我あらへん!?」

男「…!! び…びっくりしただろ!! …いきなり」

先生「もちつけ」

男「…ハァハァ。突然呼ぶのは…やめてほしいぜ」

関西女「えーっと…普通に呼んだきがするんやけどね…」

男「あ…で、何?」
関西女「いや…委員会なにするんかなと思って」

男「どうして俺に…聞く(ようやく動機が治まってきた)」
関西女「んなん誰でもええやんか、位置的に話しかけやすかったし」

男「そうか……そうだな」
関西女「で、何にするん?」

男「そんなの……図書委員に決まってる」
関西女「なんでなん?」

男「楽そうだから(男女の肉体的接触がすくなそうだからな)」
関西女「ええ考えやな。うちもそうしようかな」

男「ダメだ!」
関西女「つれへんなぁ~」

男「おすすめはあれだ、クラス委員長」

関西女「そんなんウチ向いてへんわ! やっぱ図書委員やな」

男「がんばれいいアイデアだ! 保健委員ながら応援するぞ」

関西女「保健委員言ってへんかったやん!」

男「あとさ、後ろから呼ぶとき」
関西女「なんや?」

男「ボールペンノックでお願いします」

関西女「…なんで?」

男「お願いします」

関西女「…わ、わかったわ」

…そして


先生「じゃあ図書委員は、関西女と男で決まり、で…次は体育委員…」


男「……(どうして後ろの女と同じ委員なんだよぉぉ)」

男「…(どう考えても接点をもっちゃいけないだろうJK)」

男「……(しょうがない。出来るだけ存在力を消して…関わられないキャラになる
か)」

友「図書委員か、無難だな。俺は生活委員を選んだよ」
男「よかったな。俺は今を生きるのがたいへんだ」

友「そうなのか? でも随分と楽しそうに後ろの女子としゃべっていたな」
男「うるせぇ…喋りたくなかった…でも…なぜか…会話が続いた」

友「いや、お前からも会話のボール投げてただろ」
男「え?」

友「…いや、いいんだ。とにかく…接触を減らせばいいだけだろ?」
男「そうだ。会話ではビリビリしないからな」

友「だったら、出来るだけ不自然に女子から離れるな」
男「それをしたらビリビリなっちゃうじゃん」

友「違う。完全にコミュニケーションを取るなということじゃない」
男「…疎遠以上友達以下…ってことか?」

友「そうだ! それがお前にとって一番大事なキーワードだ」
男「ほう」

友「まぁ簡単に説明したら、グループとか組む時とか普通に女子とも会話できる
が、休日一緒に集まったり、放課後一緒に帰らないレベル」
男「なるほど、そいつはいい考えだ。それを守るよ」

……そして


男「さーってと……帰ろ」ドンッ
先輩「きゃっ…」

男「ふぬうああああああ」ビリビリ
先輩「…あいたた…大丈夫かな…?君…ん?」

男「…」チーン

先輩「頭うったの…ねぇ? 大丈夫」ゆさゆさ
男「」ビリビリ

保健室

男「はっ!」
先輩「大丈夫…かしら?」

男「ひっ…その、あれ…ここは?」
先輩「保健室…ごめんなさい…ぶつかって…どこか頭うったのかしら?気を失ってて」

男「だ…大丈夫・・・(ぐっ。まだ胸が痛い)」
先輩「大丈夫…熱は…」ピトッ

男「っだだだだだだdあ…だいじょおおおおおぶぅぅぅぅ」
先輩「大丈夫じゃなさそうなんだけど!!」

男「…ははっ。すみませんね。あの…その、笑わないで聞いてくださいね」
先輩「はい」

男「女の人に触れられると凄い電流が走るんです」
先輩「へぇ…ってええっ!!?」

男「申し訳ないです。嘘じゃないんですよ。なので…触れられると…ダメージが」
先輩「ご…ごめんなさい…わからなくて…」

男「いえ、大丈夫です。なので…触れてくれなければそれで…」
先輩「はい…でも何をお詫びすれば」

男「大丈夫ですよ…このこと秘密にしていただければ…それで」
先輩「ふふっ…男の人と初めて秘密って持った気がする…」

男「んなっ」
先輩「…でも、本当にごめんなさい。私でよければ何でも協力するからねっ」

男「協力って…」
先輩「うーんボディーガードとかかな?」

男「触れちゃダメなのに?」
先輩「あはは…そうだね」

……そして数日後


男「図書委員」
関西女「あぁ~そうやったな」

男「はい、図書室で会議みたいです」
関西女「せやな~ウチ漫画ばっかり読むから実は本ってよ~わからへんねん」

男「本は読めたほうがもてるぞ」
関西女「そうなん? 男もそうなん?」

男「いや、俺はそうでもない」
関西女「だったらそのままでええわ」

男「いや、読め。嫌われろ」
関西女「漫画ばっか読みまくって、魅力的な女になったる」

男「そんなことはいいから、さっさと図書室に行くぞ」
関西女「ふぁ~しゃあないなぁ」



関西女「あんさ、」




男「なんでしょう?」

関西女「なんでそんな距離置くん?」

男「えっ? こんなもんだろ?」

関西女「いや、えっ、そういうもんなん?」







男「そうだよ」

関西女「えぇ…」

会議中

委員長「さて、これを順番にまわしてください」

男(…やべぇ、前方が女だ。上手く触れないようにプリントを受け取らないと」

モブ女「はい、」

男「あぁ、どうも」


モブ女「あ…あの、なんでそんなに距離を…?」

男「? あぁ、ははっ、遠近法だよw」

モブ女「??(変な人だ…絡まないほうがいいかも)」

男「…ふぅ…」

関西女「……(なんでうちにも距離置くんやろう)」

……そして


男「さて…帰ろ…」
関西女「かーえろっ!」ポンポン

男「づぅぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁ!!」ビリビリ

関西女「えっ、逃げられた…」

関西女「うち…嫌われてる? なんか…したんかな…」


……

……


男「ぐぉ…死ぬかと思った…背後から奇襲すんなと…あれほど…」

先輩「どうしたんですか? 男クン」

男「…いえ、そのぶつかったみたいで…凄く…心臓に痛みが」

先輩「あらら……痛い痛い飛んでいけする?」

男「お断りします!」

先輩「冗談よ。どう、危なそうだったら一緒に帰る?」

男「いえ、今日はちょっと寄るところあるんで、すみません…」

先輩「そうね。でも、危なかったらお姉さんにいいなさいよ?」

男「ははっ、それじゃあ帰ります」

先輩「じゃあね」


………

関西女「はぁ……なんか気分悪いわ…」

DQN「おっ、きみかわうぃーねーwwww」

関西女「な…なんや突然:

DQN「関西弁やで、こいつww」
DQN2「なんでやねんやってーなwwww」

関西女「……すみません、他をあたって」

DQN「wwww すげぇwwww標準語にしたでwwww」

関西女(酒くさっ…昼間から酒とかええ身分やな)

DQN「なぁなぁ今から一緒に飲みに行こうよwww」

関西女「うち未成年。すみません」

DQN「じゃあいきなりゴールまでいっちゃう?」

関西女「ふざけんといて! 警察呼ぶで!?」

DQN「うるせぇぞ」バンッ

関西女「…なにするんよ…」

DQN「wwww 泣いとるでww」


男「……あれは?」


……

DQN「なぁええやろw おごるからw 高校生は金が無いんやから若さで金作らん
とw」

関西女「ふざけんといて…もう警察呼ぶ」ピッピッ

DQN「あほぬかせっ」

男「オイ……」

DQN「なんやてめぇ? ああw あれかヒーロー気取りのあれやww」

男「何、女に手ぇ出してんだよ」

DQN「出たwここまでテンプレ通りwwwww」

男「こっちは、軽く触れただけで…死にかけてるのによぉ」

DQN「はぁ?」

男「てめぇに俺の辛さがわかるか!? 手どころか指一つ触れれねぇ辛さが!?」

DQN「知るかよwwwwおまえさw わかってんの? 年上にその態度」

男「他人なんでどうでもいいです。関西女さん、帰るぞ」

DQN「お前さ、このまま帰れると思ってんの?」

バキッ

男「っつ…」

DQN「wwwww ほら痛いだろw 泣けよw 謝れよw そしてこの女差し出した
ら許してやるよw」

男「…(いってぇぇぇぇぇぇ…だが…いつもの…あれに比べたら…)」

DQN「ほーれーこいよw 勝って女奪い返せよwwww ほいかもーん^^」

男「関西女…悪い。後ろからおもいっきり抱きついてくれ」

DQN「wwwwww ここに来て性欲wwwwwww」

関西女「えっ、何…それ?」

男「いいから、さっさとしろ!」

関西女「わ…わかったわ//」

関西女「ど…どやろか?」

男「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!」ビリビリビリビリ
ビリビリ

男「……ぐはっ…rじょいfrじぇいsjfdsjk」

DQN「イカレたwwwww なんだこいつwwwww 童貞じゃね?」

男「……こいよ」

DQN「wwww じゃあ喰らえよ」

バキッ

男「……」

DQN「?? あれ?」

ドカッ

男「……うわw 全然痛くない…wwww」

DQN「!!?」

男「やばいわw 何コレw 関西女ありがとう、行こう」

関西女「えっ? えっ? うん//」

DQN「死ねゴルァ!」

男「効かないからw なんかゴネてる小学生みたいw」

警察「こらぁ! そこのお前! 何してる!!」

DQN「えっ…」


……そして

DQN「ほんとうにすみません。悪酔いしてました」

男「…もうマジで二度と関西女に手出すな…おねがいだから」

DQN「マジすんません…ほんと…」

関西女「……」

……そしてそして

男「……ぎゃああああ日焼けしたあとのシャワーみたいに痛い!!!!」

関西女「…だ…だいじょうぶ?」

男「感覚が麻痺してただけかぁぁぁぁ! いたいいたいたいたいたいたいたいた
いたいたい」

関西女「どこが痛いん? 摩ったるで?」

男「さするなぁ!!」

関西女「…変やな自分。触るなとか抱きつけ…とか…」

男「…俺はさ、女の子に触れられると電撃が走るんだよ。それもえげつない量」

関西女「!! だからずっと挙動が変やってんな」

男「そう…だから、喧嘩殴られて痛かったけど、電撃に比べたらマシだったから
ビビらそうと思ってね」

関西女「……助けてくれたもんね」

男「か…勘違いすんなよ? 指先だけでも死ぬほど痛いのに、ああやって簡単に女を殴る男が許せなかっただけだし」

関西女「ふふっ、ありがとね。そうやなお礼せんとな」

男「お礼か。出来れば物にしてくれ。菓子折りとか金とかゲームとか」

関西女「あんたやったら、うちのどこ触ってもええ権利やるわ♪」

男「ブーッ」

関西女「なんなら胸触るか? そんな度胸無いと思うけどな♪」

男「…てめぇ」

関西女「まぁ、またちゃんと別のお礼するって! 今日はありがとな」

男「はぁ…じゃあこれからも呼ぶときはペンノックでお願いするわ」

関西女「それは任せとき♪」

ノパソの書き溜めはここまで
家に帰ったら続きかきます。
残ってたら書く

しゅ

翌日

男「…そういえばさクラブに逃げるってどうだろう」
友人「割りといいアイデアじゃないかな? 部活に熱中しとけば女とかかわらなくても問題ないしね」

男「運動部だったら何がいいだろうか」
友人「運動部はどれもお勧めできない。マネージャが大体女だ。接触が起きる」

男「じゃあ、文化部か…吹奏楽部とか?」
友人「あれは楽器指導の時とかに手とか当たるぞ?」

男「ぐぬぬ…じゃあ何がいいんだろうか」
友人「噂によると、文学部が凄いのほほんしているらしい」

男「文学部か…たしかに接触はなさそうだ。いいアイデアだ採用させてもらうよ!」
友人「文学部を熱中はよくわからんな…」

……文学部室

男「たのもー!!」

文学女「……だれ?」

男「ここに入部したいんですが」

文学女「……好きな本は?」

男「週刊少年誌」

文学部女「……かえって」

男「そこをなんとか。ここが俺にとって活動できる素晴らしい部活なんだ」

文学部女「漫研部があるじゃない」

男「それは流石に嫌だ」

文学女「じゃあテスト…入部テスト」

男「ふふふ…残念だな。入部テストをする権限は誰にもないんだぜ?by校則」

文学女「そう。じゃあ入部は許可する。ただし」

文学女「テストを受けないor低い点数だったら、貴方を迫害する」

男「…あれ?(のほほんできないぞ?)」

文学女「ずっと貴方を冷たい視線で睨み続ける」

男「そうか。それはどうでもいい」

文学女「入れるお茶にお酢を入れる」

男「そりゃあ身体にいい」

文学女「夜中そっと首元を摩る」

男「それはやめて!!!!!」

……そして

男「テスト…終わった…」

文学女「……(100点だと!!?)」

男「うーんわからなかったから当てずっぽだけどなぁ」

文学女「……当てずっぽで…あなた、新庄?」

男「また古いネタを…」

まぁ文芸部のミスだがな

文学女「で…仕方ないからあなたを受け入れるけど…何が目的?」

男「平和に過ごすことが目的」

文学女「平和…?」

男「そう。日々の喧騒から逃れる、安住の地を求めた答えがここだったのだ」

文学女「……」

男「大丈夫です。ちゃんと本も読むし、感想文も書くよ! だからここに置いてください」


文学女「……なぜ貴方みたいな明るい人が喧騒から逃れるの?」

男「……それには事情があって…」

文学女「事情…? 気になる」ガタン

男「えっ、なんでいきなりテンション上がるの?」

文学女「…わからないもの。至って平凡そうな人が、事情を抱えてこんな辺鄙な文学部室に来ること自体」

男「…詮索するなよ」

文学女「…気に入った。あなたの真実を解明するまでここに置く」

男「詮索するなって!」

文学女「ふふっ…謎解きと作者の気持ちを考えるのはお得意なのよ」


男「…とりあえず…離れてください」

文学女「…取り乱したわ」

男「……とりあえず、何かお勧めの本を教えて下さい」

文学女「本当のことをいいたくなる本」

男「謎解きもクソもねぇ!」

……そして

男「それじゃ帰ります…」

文学女「はい。さようなら」

男「…ついて来ないでください」

文学女「何があるんだろうと…」

男「そこは想像にお任せします」



関西女「あれ? どないしたん自分」

男「関西女こそ。俺は部活から帰るところだ」

関西女「部活入ってたんや。何部なん?」

男「文学部だ。平和だろ?」

関西女「ふーん…文学部ねぇ」

……翌日 部室

関西女「ウチも文学部に入ります~」

男「んなっ!」

文学女(次から次へと…)

男「なんで関西女まで文学部に? 本嫌いだろ?」

関西女「へっへ~ん。図書委員になったから本格的に本を読もうとおもてな」

男「前、本は読まないとか言ってたのに?」

関西女「女心と秋の空や。うちはこれから文学少女や!」

男「…騒がしくなるな」

文学女「それが、本当の理由? 関西女さん」

関西女「…えっ? そ…そやで…??」

文学女「怪しい」ジーッ

関西女「ひ…秘密やそんなん」

文学女「関西女さんも入部許可します。この人が入った理由を解明したいので」

関西女「絶対、教えへんもん!」

文学女「ふふっ、私は外堀から攻めて行きますから不要ですよ」

男(その割には本当のことをいいたくなる本を見せようとしたくせに)

……そして

関西女「うーん…難しいわ」
文学女「やっぱり初心者には難しいかしら」

関西女「いや、絵本を渡してきた理由がわからんという意味で」

文学女「ひらがなの本から入りましょうか?」
関西女「喧嘩うっとんのか?」


男「平和やぁ…ずずっ」

男(このまま何もなければいいけど…)

……翌日
友人「おっす。明日学年で遠足があるらしい」
男「遠足(笑)どこの小学生だよ」

友人「なんでも学校が合併したからその蟠りを取るための施策らしい」
男「男は男で気楽にやってるよ」

友人「男女同士でだ」
男「不純!!」

友人「まぁ、いいじゃねぇか。たまにはビリビリした刺激的な日も送ろうぜ」
男「上手く言えてねぇから!」

……グループ決め

先生「さてグループを決めようと思う。3人好きなグループで組んでおk」

根倉「なん・・・だと・・・」

先生「んで組んだメンバーと男女一組だ」


男「友人、おなしゃいっす」
友人「まぁいいけど。んで他どうする?」

男「…根暗でいいや」

根倉「根暗言うな!! 根倉だ! ふざけんな」

……

関西女「ふっふーん、文学女。同じクラスやってんなぁ~一緒に組んだるわ」

文学女「…仕方ない」

モブ子「わたしもはいっていい~? 関西ちゃん~」

関西女「ええよ~」

……こうして遠足(笑)へ

関西女「ひゃっほー京都京都」
文学女「近場なのにどうしてそんなにテンションが高いのかしら」

関西女「うっさいな。京都は美味しいもん多いから楽しみやねん」
文学女「京都の名所を行きたいです。そんなのいりませんから」

モブ子「あ~とりあえず金閣寺いこ~」

友人「なんか涙が出そうだ。男子校時代、こんなキャピキャピとした光景みれるとは思えなかった」
根倉「本当だ」
男「くそっ、もっと平和に過ごしたかった」

根倉「お前ってそっち系なの?」
男「んなワケねーだろ」

根倉「だって、友人とずっと付きまとってるじゃん、友人顔立ち、あれだし?」
男「ふざけんな殴るぞネクラ」
友人「ふざけんな殴るぞネクラ」

……きもの館

関西女「京都ならやっぱ着物やな♪」
文学女「それには共感する」
モブ子「着てみたい~」

関西女「じゃあレッツゴ、あんたらも着ーや?」
文学女「じゃ」
モブ子「後でね~」

男「えぇっ」
根倉「ふざけてるあいつら」


チョンチョン

友人「はい?」
店員「これ。似合うと思う」
友人「えちょま…」
店員「いいからいいからwwwww」

…そして

関西女「ええなぁ着物も」
文学女「明治文学をより味わえる」
モブ子「文学女ちゃん人形みたい~」

根倉「やべぇ生きててよかったな」
男「あれ? 友人は?」

友人「お…おまたせ」

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根倉「うわっ、可愛い子に話しかけられた」
友人「俺だ! 友人(ゆうと)だ」

モブ子「あれ、友人くん!?」
関西女「なんやて!!? んなっ…私より可愛い」

男「こんな可愛い子が友人なわけがない」
友人「しょ…証拠だ」ピトッ

男「…んなっ…ビリビリしない…」
友人「くそっ、友人が女装スキルがあるとか…どこのエムエムだよ…くっそっ」

男「この娘…ビリビリしない!!」
友人「待て! 目覚めるなっ! バカっ!」

だって忍法レベル低いから暇なんだもん

……

関西女「それにしても、友子ちゃん可愛いわ」
文学女「マジ天使」
根倉「どうかしてるぜ。撮影会に2時間も費やしちまった」

関西女「さて、ここから色々散策やで~」

文学女「さっそくですが、作家の縁の地へ行きたいです」

友人「帰りたい」

男(ここは、人通りが少ない場所を選ばないと…女性にぶつかったら大変だしな)

関西女「安心し~男。うちが守るから」

男(お前が一番危険だよ)

文学女「何を守るんだ?」

男「なんでもねぇよ」

文学女「何か抱えているのか?」

男「ああ。文学女だけには話したくない何かがな」

文学女「よかろう。いつか全て丸裸にしてやろう」

文学女「んなっ、いつの間に…」

男「関西女も友人もネクラも消えた」

文学女「……んむっ、連絡手段は?」

男「ケータイアドレス聞いてなかったな」

文学女「…そもそもケータイなどもっとらんわ」

……

文学女「ふ…ふたりきりで着物とか…少し恥ずかしいな浮いてるし」

男「…俺も着るんじゃなかった…クラスのやつに笑われる」

文学女「くくっ…これじゃあれじゃないか…」

男「なんだよ?」

文学女「か…かぽう…漢方みたいじゃないか!」

男「ハァ? 漢方?」

文学女「バカ者! 二人で着物で…とか。。。! 察しろ」

男「…よくわからんな、とりあえず集合場所に戻ればいいんじゃね?」

文学女「!! だ…だーーーめーーーー!!」

男「なんだよ、じゃあどうすりゃいいんだよ?」

文学女「よし、あ…遊ぶぞ!」

男「ハァ? 2人で? 探さないのかよ」

文学女「知らん…もう知らん。アイツらが悪い。行くぞ」

男「だっ…手を ダハッ!」ビリビリ

文学女「? ど…どうした?」

男「…っふふ……な…なんでもないが…手をつなぐのは…ちょっと」

文学女「!!////」

男「せめて…裾にしてくれ…」

文学女「お…仰せのままに」

男「…で、どこに行くんだ」

文学女「えっとだな…そうだな、茶屋に行こう。バスで行ける距離だ」

男「そりゃいい…」

文学女(きゅ…急に大人しくなった…どうしたんだ?)

……茶屋

文学女「よ…よしっ、茶だんごをください」

店員「はい。お待ちを」

文学女「おぉ~春だし桜もきれいだ。ここは私の好きな作家の縁の地でだな…」

男「……あぁ、いいかんじのばしょだ」←もうライフ0

文学女「それでだな、この話の出来るきっかけになったのだがな…」
男「…へぇ、そうなんだ。それって逆に考えなくてもすごいよね」

文学女「お…おいしかったじゃないか」
男「それはよかったです」

文学女「えっと…だな…じゃあ」
男「裾ではなく袖でお願いします」

文学女「は、、はい」
男「…」

文学女「おっ…あっこで春の縁日やってるぞ、屋台だ、屋台」
男「そだね」

文学女「さて…そうだな…たこ焼きを買おう」

…たこ焼き屋

テキ屋「おう、カップルか? 一個だけまけといてやろうw」

文学女「一個なんて言わずに…」
男「……」←思考停止中

文学女「えっとだな…おーい」
男「……ん?」

文学女「あーんしてやってもいいぞ?」
男「……」

文学女「べ…ベタすぎる…携帯小説みたいだ…だが…一応…小説だ…その」

文学女「あーん…だ」

男「あーん(思考停止中)」

男「あちっ!!!!」

文学女「だ…大丈夫か!!?」サスリサスリ

男「ふんああああ!!!!!!」ビリビリ

文学女「け…痙攣!!?」

男「ガクブルガクブル」

文学女「えっと…救急車…か? えっとAED・・・AED」

男「ちょおま!!」

……そして

男「はぁ…何があったんだ…この数時間」
文学女「お…覚えてないのか?」

男「……全然…」

文学女「えっとだな…秘密だ…うん敢えての秘密だ」

男「はぁ?」

文学女「聞きたかったら貴様の真実を教えろ」

男「言わねぇよ(てか気づいてねぇのかよ!)じゃあきかねぇよ!」

……こうして無事に合流

モブ子「友子ちゃんまじかわいい」
関西女「プリクラとかたくさんとったし」
友人「黒歴史だ まちがいない」

男「俺は記憶自体がない」
文学女「こっちは探すので大変だったんだ!(楽しかったけど)」

モブ子「じゃあ今日は解散だね~」
関西女「おつかれ~」

男「じゃあな~」
友人「はやく着替えたい…じゃ」



……

根倉「みんなどこ?」

そして……またの日

男「おつかれーっす」

文学女「うむ、」

男「さて…今日はどれを読もうかな~」

文学女「これなんてどうだ?」

男「はぁ、女心を知る方法…なんで?」

文学女「人としての基礎を学べ」

男「女心が人としての基礎なの?」

文学女「…いや、ちょっと違うか」

男(待てよ、これで女心を理解すれば、とっさの女との接触を回避できるかも!)
男「よし、読んでみるわ」

文学女「!!?」

関西女「おはようさん」

文学女「ふむ、そろったな…みんなに相談がある」

男「なんだ? 相談?」

文学女「文学部にあと一人部員がいないと廃部になってしまうんだ」

男「そうなの!? てかよく一人で部活できてたね」

文学女「それは、女子高時代の話。ここではルールも変わった」

男「そうか、じゃあ部員を探さないといけないな」

文学女「心当たりがあるか?」

男「全くといっていいほど無い」

文学女「だろうな。という訳で、そこらで探してこよう」

男(今思ったけど文学部、全然ほんわかしてない)

……そして

男(よし…男性を探すぞ…これ以上女を雇ってはヤバイ)

男(あっ、ズボンのやつ、あいつでいいや)

男「あの、その…何かクラブ入ってますか?」

女虎「?? だれ?」

男「いや、その、クラブに入ってないかなと思って…」

女虎「ぼくは入ってないぞ! あっはっは」

男(あれ、2年? こんな可愛い男子いたっけ)「文学部がさ、今人少なくて、今勧誘しているんだよね。幽霊でもいいから入ってくれない?」

女虎「うーむ…うーむ…いいぞ! そのかわりゆーれーだからな!」

男「おk。じゃあサインだけしてほしいから、文学部室に来てくれ」

女虎「まかしとけー」

……

文学女「…えっと虎ちゃんでいいのかな」

女虎「どーきゅーせー!!」

関西女「すごく猛虎魂をかんじる…」

男「こいつでいいだろ? 別に幽霊でもいいっていったし、男だしバランス取れる」

関西女「あっ、男よ…ちなみにこの子…女の子やで?」

男「えっ」

女虎「あーきょう、ジュース零したからジャージにきがえてたんだよ」

男「あれ、そういえば…ショートカットだから気づかなかったけど」

男「しまったああああああああああああ!虎さん、 幽霊お願いします」

文学女「この子気に入った」

男「いきなり餌付けしてんじゃねぇぞ!?」


女虎「お菓子美味しい。ここお菓子食べれるの?」

文学女「だが、本も読まないといけないからな? お菓子はそれのオマケだ」

女虎「じゃあくる! まいにち!」

男(また余計に騒がしくなるな…)

もう寝る。
明日残ってたら再開する。

裾!袖! 襟!

保守目安表くれzzz

    /「\     ___
    |:::||::::;>-<_     ` 、   っ
     \:::/ ,. -、/_`ヽ._   \   っ
     /[_|/´   `ヽ/ \  ヽ.  っ
    /:::::/ /  /- !    ̄\/、  ハ
    |==:| |  |rハ/|   ハ- 、  Y \イ
     ̄)イ  7 り .!/ァテr、|  |\_)
.       レ ,イ""'    !__ソノ/  Y
        /.人  r-、 ""/ '|    |
.       〈   |/\__,,. イ  /    ハ  し、仕方ないから保守してあげるわっ
       `ヽ|\, イ7_/|/|    ノ
        / ∧   / / \, イ ト 、
     /ゝ,/ // ム\/.r'    ヽ| /::::::ヽ.
   /::::::レ'´ /K_」  〈r、     〉':::::::::::::':,
   ,'::::::::{   }|レ'´   、〉ー-イ:::::::::::::::::::l
   !:::::::::ゝ、 {|{      ル!   |::::::::::::::::::::|
   ',:::::::::∧  ̄ >ー-‐ '<j ,  ハ:::::::::::::::::;'
    ヽ:::::! ヽ,..___   `ヽ/  `'、:::::::,:'
.    ヽ!  ,.}_ }|{ _`r  , , 〉    )/
       `ーr`-''ー-/`ー‐<

.          |    /   / , \
        /` :::::;'  /::    ヽ
          /    /   V      }
       /    ヽ_、_、_j       .::\
        |     .:'        , '.:  \
        /:.     /        .::::::    ヽ.
.    / :::..   ,'       ..:::::::      \

         _____.,.へ
    _,.-‐''''"´ / @ \_
  ,.'"  r___,.rニ'ー'´ ̄`ヽ!ヽ、

  !_,.rソ´ i ____イ   `i ,`'ート、_
 r' i,イ /  ハ__/_、ハ  /__ハ  ',7」
  Y´ /!/レイ     レ'!,ィ、 !/|ハソ
  ,'  ,'  | " ̄`    -、!ハ Y´  
. /   / i ハ   ____` "i ハ!   保守ねぇ
く  イ ./ | |>、  ` ´  人 ハ    
ノ^ー'!/,イ-ハト、.!`=ーr<´!.ハヽ!  (  )

^Y ,イ^ヽ、ゝ  \「7/`ヽ!Vヽ!
 レ'ソ    Lヽ、  〈ハ〉  〉、  ( )
 「`ー'^ー'^7 `ヽ/§ヽ!_ ( )
.イ`ー--‐イ、_,.-r!、 .「 ̄ ̄|_>、

7ヽr、__r'"´ / //´ ̄二'):::|、ヽ! 
i   イ   |  | |  _二ソ:::ノ l | |

未だにスレ落ちの仕組みがわからない  時間立ったら落ちるの?

>>214
赤くしておけばいいですかね

まだだ!

ts

友人「おっ、おはよう」
男「あぁ、おはよう」

友人「お前噂出てるぞ」
男「噂…って?」

友人「文学部でハーレム形成しているって」
男「んなあほな!」

友人「ウワサ好きのグループからの疑惑だ。こいつが出まわりすぎると…」
男「いやそもそも、女と接する機会を減らしているつもりだが」

友人(本気でそう思ってるのか…こいつ)

友人「とりあえず、男子からの妬みは恐ろしいからあまりド派手なことをしないほうがいい」
男「うーんよくわからないな…避けているつもりだが」

……休み時間

男「ふわぁ……」トントン

男「なんだ?」

関西女「あ…あんさ、えっとな…」
男「おーボールペンノックをちゃんと実践したな偉い偉い」

関西女「えへへ…やなくて!」
男「でご用件はなんでしょうか?ぴーっと鳴りましたらご用件をお伝えください」


関西女「……」
男「……」

関西女「ぴーって言わんか」バシッ
男「ぎゃあああああ!!」ビリビリ

男「ハァハァ…死ぬ…」
関西女「つい…ごめん。大丈夫か!?」

男「で…要件はなんだよ…」
関西女「今日部活さぼらへん?」

男「どうしてだ? お前はまだしも、俺まで」
関西女「うーん…なんつーかやな。行きたくないわけやないねんけど」

男「ん?」
関西女「あーあれや! 前助けてくれたお礼や! それしたいと思ってな、ケーキおごったるわ」


男「ケーキて…まぁいいけど」
関西女「いいんか? じゃ…じゃあ放課後…一緒に行こな」

根倉(リア充爆発しろ)

……放課後

関西女「よしいこか~」
男「どこまでいくんです?」

関西女「せやな~。まぁ駅前のとこでええやろ」
男「そうすか」

関西女「……なんで距離置くん」
男「いや、あれ以外理由ないだろう」

関西女「ふっふー手繋ぐか?」
男「死ぬわ!」

西女「しゃあないなぁ。ほれ、手袋同士なら大丈夫とちゃう?」
男「いや、そこまでして手繋ぎたいのか?」

関西女「う。。うっさい、ものは試しや…手袋やったらビリビリせぇへんか試したいだけや」

男「ほれ手袋したったぞ」
関西女「ほ…ほな、いくで」ギュッ


男「どぉわあああああああ」バリバリバリ
関西女「だ…大丈夫か!?」

男「何一つ変わらねぇ…」
関西女「…なんでやろうなぁ」

……ケーキ屋

関西女「せやなぁ、医者とかにみてもろたりはしたんか?」
男「あるけど異常なしで帰らされた」

関西女「…ふーむ、それやったら占い師にみてもらったらええんちゃう?」
男「占い師…? あんなの嘘だろ」

関西女「嘘でもなんでも知ることが大事や、これ食ったら行くで」

っしゃー!きてたぁぁぁぁ!!


……占いの館

占い師「貴方は、1365秒後にコーヒーをこぼす」

男「それは占いじゃなくて予言だ」

占い師「冗談。今日は何?」

男「えっと…」
関西女「こいつの女の子に触れると電撃が走る理由を教えて欲しいねん」


占い師「わかった」

男「あれ? カードとか、水晶とかは?」
占い師「あれはただのかざり。必要ない」

占い師「結果、あなたの前世は相当の女ったらし」
男「なん・・・だと・・・」

占い師「あまりにも女ったらしのせいで、一国の王女をも巻き込み、そのせいで戦争が起き」
男「……」

占い師「その戦争でとある大国が崩壊し、その滅んだ国民全員の恨みが、力となり…」
男「……」

占い師「その恨みを開放し切るまで、ずっと女性に触れると電撃が走る呪いが魂に刻まれた」
男「えぇぇ……あとどれぐらいなの…?」

占い師「おそらく、思春期は絶望的」
男「えぇぇ…」

占い師「呪い自体のエネルギーを開放しきればいい」
男「つまり…?」

占い師「積極的にその呪いを発動すればいいだけのこと」
男「それって本当ですか?」

占い師「あくまでも占い」
男「さようですか…」

西女「ってことはうちがたくさんかまってあげたらそのうち呪いは消えるってことやな」
占い師「悪くない方法。ただ、身体のリスクも考えてやるべき。これはけっこう洒落にならない電流」

関西女「ふっふーん。うちが治してやらんとなぁ♪」
男「お断りです…」

関西女「治りたくないん? 女の子とイチャイチャ出来る日が来たくないん?」
男「…いやその」


関西女「ほら、トレーニングや、手繋ぐで」
男「待て! ぬああああ」ビリビリ

占い師(前世の呪いだけじゃなく、魂自体の力もすごい…次から次へと女を引き寄せる)

……翌日

男「ぉぉ…おはよう、友人よ」
友人「あぁおはよう。今日アイドルのあの子が転入するらしいぜ」

男「アイドル…誰だよ?」
友人「DGK49のアイドルだよ。ほら、センター右手の」


男「まじかよ! すげぇ!」
友人「アイドル活動が忙しいからたまにしか来れないみたいだけどな」

男「へぇ……どこのクラス?」
友人「隣のクラスだってさ。後で見に行こうぜ」

男「そりゃあいい」

……隣のクラス

ざわ・・・ ざわ・・・

アイドル「ど…どうも(とても人が多い…)」

モブ男「はーい握手会はこちらに列を作ってください、はい押さない、人数が多い場合は整理券発行します!」

友人「すげぇな…全員列並んでる…握手会になっとる」
男「すげぇな…でもアイドルを生で見れるとかすげぇわ」


友人「じゃ俺も握手会並んでくるわ」
男「ほーい」


アイドル「……ありがと(やっぱり普通に学校はいけないなぁ)」

男「じーっ」

アイドル(睨まれてるっ!?)」


男(アイドルって大変だなぁ)

アイドル(えっ、私何か悪いことしたかなぁ…それとも、他の事務所の回し者? え…え…)

男(さて、堪能したし教室に戻ろう)

アイドル(あっ…戻った。な…何者なのかな……)

…授業中
アイドル(他の事務所の人なのかな…少なくともファンじゃなさそう)

アイドル(追尾してみますかっ、うしっ)

…放課後

アイドル「はぁはぁ…ようやく輪から逃げ切れた」

アイドル「あの人を探さないと…あの視線は他の視線と違う…どこか寂しげだった」

男「…ぼっくらは~いかなきゃ」(鼻唄



アイドル「あっ、いたっ…」

男「さって部活部活」ガラガラ


アイドル「…文学部員なんだ…」

アイドル「……よ…よぅし」

……部室

男「おつかれーっす」

女虎「おつかれなのだ。ポッキー食べる?」

男「いや、いらん。それよりお茶くれお茶。喉乾いた」

女虎「まかしとけー」

文学女「前どうして休んだんだ?」
男「あぁ、関西女に連れ回されて」

文学女「なんだと!! それは…デー…くそ」
男「大変だったんだぞ、突然手を…おっと」

文学女「手…?」
男「なんでもない、それより本を読ませて」

文学女「手が何だ…

ガラガラガラ

アイドル「す…すみません…あの、入部希望なんですが」

文学女「貴方は確か…」
女虎「アイドルだ~~~~!!」

アイドル「えへへ…その…入部しに…大丈夫ですか」

文学女「なん・・・だと・・・」
アイドル「大丈夫ですか…」

文学女「一応、尋ねる、どうしてここに?」
アイドル「えっと…静かな場所を探していて、本も結構好きなので。学校に来れる日は来たいなと」

文学女「好きな作家は?」
アイドル「待ち時間が少なかったりするので、短編小説をよく読みますよ、例えば…」

男(すげぇ…アイドルで本が好きとか凄いなぁ)

ガラガラ

関西女「おっは…うえええ!? なんでアイドルがここに!?」


アイドル「こんにちは…(それにしても女の子が多い…その中に男子一人)」

関西女「えっと…入部希望なん?」
アイドル「はい。読書が好きなので」

関西女「すごいわぁ文学部がどんどん活性化されていくなぁ」

文学女「そういえば、関西…あんた…前、男とどこ言ってたの?」
関西女「はぁ? ケーキ食いにいっただけや」

文学女「手が…何かしら?」

関西女「さぁね~秘密やわ♪ あー楽しかった」
文学女「…まぁいいけどね…着物デート楽しかったし(ボソッ」

関西女「着物デー…まさか遠足んときか!?」
文学女「たこ焼きあーんしたし♪」

関西女「い…いつの間に…ずるいわ自分」
文学部「…しらないわ。無断で連れ回して。私の時ははぐれた上での延長なんだから」


男「なんの話だ…」
アイドル「あ…あの…え…えーっとよろしくね」スッ

男「あ、あは…よろしくね」ガタッ

アイドル(あれ…握手してくれない…なんで?)

男(トップアイドルの握手とか…多分死ぬんじゃないかな)

男「さ…さて、読書読書」

女虎「ほんよんで!」
アイドル「はいは~い」

男「…なんだこの空間」

文学女「男よ、朗読してくれ」
男「自分で読めよ」

文学女「いいからっ」
関西女「何しとるんやぁ~」

男「朗読の意味がわからない。読み聞かせる必要性が」
文学女「…ふーむ、じゃあ布団を敷けばいいのか」

男「それ子供の絵本読み聞かせだろうが! ミステリー長編朗読させるとか鬼畜か!」

…部活終了

アイドル「次は木曜日になりそうです」
女虎「またきてねー」

文学女「じゃあね」

男「さて…帰るか…」
文学女「待った…」

男「はい? どうした」
文学女「一緒に帰るぞ」

男「別にいいけど…」
文学女「よ…よし、い…いくぞ」

……帰り道

文学女「あの…だな」
男「なんだよ…野球放送始まるだろうが」

文学女「て…手をつないでみないか…?」
男「はぁ!?? なんでだよ」

文学女「あ…あれだ…今日見た小説で…手を繋いだ時の描写がいまいち理解できなかったんだ」
男「いや、文学女が読んでたのサイコサスペンスだったよね? そんなシーンあったの?」

文学女「いいから、つ…つなげ…」ギュッ

男「ぬ…(ぐわあああああああ)」ビリビリ

文学女「あ…歩くぞ//」
男「~~~~~~っっっ(声出ねぇ…やめ…ぐぐぐぐぐぐ)」

文学女「…きゅ…急に大人しくなったな」
男「……(失神中)」ビリビリ

文学女「えと…だな……てか急に止まるな」
男「……」ビリビリ

文学女「え…おい、ここの前で止まるな//」
男「……」

文学女「え…ここに入りたいのか…// ここ…あれ…だぞ?」
男「……」

文学女「そんな…、まだ…恋人でもないし…そんな…おい…」
男「……」

文学女「そんな…目で見ないでくれ// わ…わかったが…て…手は出すなよ…いいな」
男「……」←見ていない

文学女「…い、今更怖じけ付いたのか? し…知らん…男から止まったんだからな」
男「……」

文学女「じゃ…い…いくぞ」

……そういうところ

男「……はっ!! なんだここは!!?」

シャーーーーー

男「……!!? ここは……この回転式ベッド…」
男「…完全にラブホじゃねぇか…なんで? ここにいるのだ!?」

男「た…確か…文学女と手をつないで…気を失って……」

男「どういう経緯でここに来たんだよ!!?」

ガラガラガラ

文学女「……」
男「……バスローブ!!!?」

文学女「……入らないの?」

男「Wait。待って欲しい…どうして俺はここに」

文学女「えっ…そりゃ…あんたが…ここの前で止まるから」
男「俺が…ちょっと待って欲しい誤解なんだ!」

文学女「……記憶…無い理由がわからない」
男「……話さないといけない日が来たな」

……

文学女「女の子に触れると…電撃が走るの…ねぇ」
男「あぁ。だから…手、握られると気を失うんだ。ごめん…こんな所に連れてきて」

文学女「……」
男「だから、その…うん。悪かった。もっと早くに話せばよかったと思ったが」

文学女「……こんなところまで来ちゃって」
男「最低だな…悪い」

文学女「何もしないまま帰れると思ってんの?//」
男「はっ!??」

文学女「しょしょうせつでかいてあったもん、しょうせつでしょうせつでしょうせつで////」
男「なんでも小説のせいにするな…っておい…」

チュッ

文学女「ふふっ…ふふふっ…」
男「!!」バリバリバリバリ

文学女「ふふっ…どう…恥ずかしい?」
男「ぐはっ……」

文学女「あ、あんなところに…手錠が…今日読んだ小説の内容が実行できそう…ふふっ」
男「…ま……まて…」ビリビリ


文学女「その小説には…手錠して、スタンガンでのけぞらせて…」
男「おい…やめろ…開き直るな…!!」

文学女「もう一回、」チュッ

男「あwせdrftgyふじこ」


ガチャン

文学女「つーかまえた」
男「おい、洒落になんねぇって…死ぬって」ビリビリ

文学女「大丈夫…死なないように…ねっ」ギュッ
チュ… チュクチュク

男「……

……失神 チーン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


文学女「楽しかった」ツヤツヤ
男「……何があったんだ…」

文学女「ふふっ…これから毎日楽しみね。呪い解かないといけないしね」
男「オイ!!…何する気だ!?」

文学女「ふふっ…秘密」

だいいちぶおわり
飯くったり風呂入ったりオナニーしたりしてくる

支援絵はよ

参考画像。 文学女 CVは男子高校生の日常と同じあいつのイメージ
ttp://up3.viploader.net/lounge/src/vllounge020351.jpg

関西さん Cvは特に決めていない
ttp://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko071810.jpg

作画の問題です。普通です。

さて今度こそ飯食ってくる。

http://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko071811.jpg

翌日……

男「部活…行かないとダメかな…」

関西女「どうしたん? 浮かへん顔して」
男「なんでもない…体力がのこってないんだ」

関西女「なんや? 女とぶつかったんか?」
男「多分真剣勝負のぶつかり合いかと…」

関西女「うーん。じゃあ、ほれ」
男「なんだこれ」

関西女「ジュースあげるわ! これで元気だしっ」
男「ありがとう…」

部室……

男「おつかれーっす」

文学女「お…おつかれ…」

男「…(俺が何をしたのかわからないが…やっぱりこうなるわな)」

関西女「やっほ。さーて何読もうかな~」

男「……どうしたもんか」

女虎「Zzz~」

男「…俺も寝ようかな…疲れたし(昨日体中がヒリヒリして眠れなかったしな)」

男「すー…すー…」

関西女「ありゃ…ねてもうとる」

文学女「そりゃ、あれだけ…つかれるでしょうね」

関西女「そういえば、昨日、あんたと帰っとったみたいやけど…何したん?」


文学女「ひ み つ」

関西女「何かしたんとちゃうか? こいつ触ったら…その…」

文学女「知ってるわよ? 電撃が走るんでしょう?」

関西女「なっ、知っとったんか?」

文学女「そう…だから、私は協力するの」

関西女「えっ」

関西女「何かしたんとちゃうか? こいつ触ったら…その…」

文学女「知ってるわよ? 電撃が走るんでしょう?」

関西女「なっ、知っとったんか?」

文学女「そう…だから、私は協力するの」

関西女「えっ」

文学女「男君を敢えて触ってあげて、呪いを解いてあげるの…」

関西女「あかんて! それはうちの仕事やっ」

文学女「ふふ…何もしなかったら永遠にそのままよ?」

関西女「させへんで!!」

文学女「もう…たくさん…しちゃったし…」

関西女「んなっ! なんやこのアバズレ!」

関西女「あほっ! そこまでしたら男死んじゃうで?」
文学女「荒治療は大事よ?」

関西女「あかん。あんたには任せられへん! うちがゆっくり治していってあげるねん!」
文学女「可哀想に…ずっとお預けで…」

関西女「うちは、男に守られたからな、恩返しする義務があるねん。あんたとはちゃうねん」
文学女「あらそう? 私は好きでやってるのよ?」

関西女「ええいっ、こうなりゃ…どっちがいいか聞いてもらおか?」



男「ふああああ…もうこんな時間…」

関西女「どっちがええんの?」
文学女「どっちがいい?」

関西女「…えっと、あんたの呪い解くために…協力とるけどさ…どっちがええん?」
文学女「当然わたしだわ。もう一線超えちゃったし…ねぇ」

男「ちょっと意味がわかんないです」

関西女「ええんよ…うちやったら、ゆっくり無理せず直したるから…もちろんなんでもするで」
文学女「何でもするのは当然よねぇ…私はクオリティが高いんだから」


男「キャラ崩壊しとるぞお前ら…」

男「待てお前ら、本当に落ち着け」

文学女「何かしら?」

男「感情的になりすぎだ…そんな軽々と触るのはやめたほうがいい…精神的にも体力的にも…道徳的にもだ」

関西女「ううっ…」

男「そんな…無理しなくていいよ……俺はこの呪いを受け入れざるを得ないんだと思う」

文学女「…受け入れる…?」

男「前世が多分ひどい女ったらしだったんだとさ。なのにこうやってまた女の子に迷惑をかけるのはさ、男として失格だよ」

関西女「迷惑なんて思ってへんよ?」

男「いや、かけてしまうと思う。なんか…そんな気がする」

男「だからさ…今のうち…」
チュ

男「んなっ…」ビリビリ
関西女「うちはそんなん思わへんもん! うちらそんな程度で崩れる仲やないもん!」

男「…おい…今…」
関西女「ええよ、言ったるわ。うちはあんたのこと好きやからな。なんでも協力したる」

文学女「んなっ…」

関西女「文学女に負けへんもん。男のために愛注いだるわ」

男「ちょいまち…その…えっ」ビリビリ

文学女「あら、それだけかしら、関西女さん」
関西女「な…なんやねん…」

文学女「愛ってのはこういうものなのよ…」

ガシッ

男「ぐはっ…抱きつくな…」ビリビリ
文学女「んちゅ…」

http://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko071814.jpg

男「んん!!!???」

関西女「んなっ…!!?//」

男「な… なにをあえfrふぇtyr」ビリビリ

文学女「失神寸前まで…愛してあげるのが大事なの…」

男「…えっえっ?あれ…?」


関西女「うちも…チューしてええか?」
男「はいっ? え? なんで? この状況理解出来ない」ビリビリ

関西女「してええか…?」
男「え、あ、はい」ビリビリ

男「んあああああああああああ」ビリビリ

……

……

男「ハァハァ…」ビリビリビリ

関西女「…めっちゃキスしてもうた//」
文学女「失神しなくなっただけ成長したわね…偉いわ」

男(俺はなんということをっ!!!)ビリビリ

文学女「そのうち電撃が快感になればしめたものね…」

男(ぎゃああああああああああああああああ)

木曜日……


アイドル「こんにちは!! ってあれ!?」

男「やぁ……」

アイドル「今、お一人ですか?」

男「あぁ。他の方々は別件で席を外されてるよ」

アイドル「寝不足ですか?」

男「あぁ。そうなんですよ。体中ヒリヒリでね」

アイドル「日焼けですか?」

男「それならどれだけ幸せなものか……」

アイドル「(おっと…いかんいかん、この方が何者か詮索しないと)」
男「どうしました…? あ、お茶いれますね…いたた」

アイドル「あ、大丈夫ですか」スッ
男「!!!!ば、触るな!!!!!! だ…だはっ…」ビリビリ

アイドル「えっ、えっ、その…倒れて…きゃあ///」

ドターン

男「ぐはっ…」(失神)ビリビリ

アイドル「えっ…えっ…失神した? お…重い//」

男「……は…はなれ…」

アイドル「お…重い…//でも…なんか心地いいかも…。疲れてたんですかね…しばらく…このままにしてあげた方がいいんでしょうか」

男「……」ビリビリ

アイドル「やんっ…胸…やめて…// は…はなして!!」

男「ぐはっ……」

アイドル「……//// もうお嫁行けない……」

男「くっ…気を失ってた」
アイドル「ぐすっ… ぐすっ…」

女虎「あー男がアイドルなかせとる~」

男「えっ…俺…なんかした…?」
アイドル「うぅ…アイドルは…清純が…売りなのですよ…///」ヨヨヨ

男「えっ…俺…そんなひどいことを…申し訳ない!!」DOGEZA

アイドル「……じゃあ…許してあげる代わりに…教えてください」
男「え…? はい・・」

アイドル「あなたは何者ですか?」
男「俺は…ふつうの高校生です」(ふつうじゃないけど)

アイドル「え、でも……なんか凄い視線で…こっちを見てた」

男「えっ? ああ、あれ…握手会参加したいのに参加できなかったからね…恥ずかしくてね」

アイドル「そんな貴方が…どうして…わたしを押し倒して…」

男「ああああ! もう話すよ」

……かくかくしかじか

男「そういうことです」

アイドル「女性に触れると…電撃が走る呪い…ですか…」
男「今も相当痛いです」

アイドル「ご…ごめんなさい…わたし…だったら、あの時に…」
男「いえ、いいんですよ。それ以降に申し訳ないことを…」

アイドル「すっきりしました。謎もすっきりしたので」
男「あぁ…よかったです…」

アイドル「でも、責任はとってくれるんですよね?」
男「はい?」

アイドル「胸…触りましたよね…//」
男「えっ、触って…もしかして失神したときに…」

アイドル「胸を触った人は責任をとってもらわなくちゃダメってマネージャーが言ってました」
男「ちょっと意味がわからないです」

アイドル「ちょっと…マネージャー呼びます」

……

ジャーマネ「あぁ、こいつがパイタッチしたのか」
アイドル「はい。もうアイドル…続けられそうもないです…」

ジャーマネ「だね。責任とってもらわないと」
アイドル「はい…」

ジャーマネ「もしもし? プロデューサーさん? 夏元さん。はい。わかりました」
アイドル「……」

                    ピッ
ジャーマネ「卒業よ、DGKから」
アイドル「はい…明日のSSAで卒業報告します」

男「えっ、えっ、えっ」

ジャーマネ「今までお疲れ様、これからの学園生活、大事なものにしなさいね」
アイドル「ありがとうございました。明日最高のライブにしたいと思います」

男「ちょっと…あれ…?



……翌々日「東スポ見出し」
DGK涙の卒業! 学校生活に戻るために…



男「……どうしてこうなった」

文学女「DGK卒業かびっくりだな」
関西女「ほんまや」

てことはこのアイドルの顔は前田敦子をイメージしてればいいわけだな

>>473
センターの右側。
つまりあっちゃん顔ではない。
まぁ好きに想像しろ

誰かアイドルの顔描け

>>475 たのんだ


教室……

男「ふぁぁぁ…」

ガラガラガラ

アイドル「あ! …男君…いえ、旦那様」

男「えっ…えっ?」

ざわ・・・ ざわ・・・

アイドル「今後…嫁入りいたします…今後共末永くお願いします」

男「えっ…待って…? もう俺はどうすればいいの!?」

アイドル「あなたの呪いを解くお世話をさせて頂きます」

                     しね… しね… しね… もげろ

男「あれ…別の呪いにもかかりそうなんだけど」

…部室

男「…ということらしいんですが」

アイドル「わたしが一番妻です。あなた達とは違うんです」
関西女「何をいっとるんや! 勝手に妻名乗るなや」
文学女「妻も以前にも、こいつはまだ結婚できないだろう」

男(転校しようかな~)

アイドル「あの…で…皆様、やはり肌をつねったり、頬をさわったりするんですか?」
文学女「まぁ今はフレンチ・キス中心だな」

アイドル「……えっ(//)」
関西女「そんなんも出来へんかったら妻とかなれへんで? まぁならさへんけどな」

男「……あの帰りま」
ギュッ
文学女「まだ…帰るには早いよ」

男「うぎゃああああ」

アイドル「ふむふむ…勉強になります」

文学女「さぁ、アイドル…男にキスしろ…」

アイドル「えっ…// そんな…いきなり…」

文学女「こういうふうに…んちゅ」

アイドル「!! ///」

男「……ぎゃああ…」ビリビリ

文学女「さぁ、しないなら構わないけど、いつまでたっても妻にはなれないな」

アイドル「が…がんばります!」

男「……ば、やめ」

アイドル「んんっ」

関西女「ふあぁ…アイドルのキスやぁ」

アイドル「んちゅ…んれろ…」

男「!!!! (失神)」ビリビリ

アイドル「あぁっ! 失神してしまいまいた!//」

文学女「いい出来だ、慣れてるのか?」

アイドル「は…初めてですよ// 文学女さんの真似しただけで…うぅ//」

男「」

…病院

男「はっ…ここは」
医者「いや~すごいね。君の心臓。万年病気知らずの相当頑丈な心臓だよ」

男「おれは…?」
医者「学校で急に倒れたらしいから救急車でつれてこられたんだけど、異常は無いみたいだね」

男「異常がない…だと…」
医者「全ての内臓が頑丈みたいだ。何かから耐えれるかのような」
男(呪いに対抗し始めているのか俺の内臓は…)

第2部終了っす
終われるかわからんくなってきた。
教習所行ったりしないといけないので
終わったらかけたら書く
忍法レベル低いから時間かかるわぁ

アイドル
http://vippic.mine.nu/up/img/vp73008.jpg

>>499
卒業するアイドルより可愛い

先輩はどこにいったんだ?

教習所終わった。飯食う。
そのあと買って来たSSDにWindowsを入れるでおk?

男「入院だそうです…すみません」

文学女「身体弱いわね…でもよく休んでね」
関西女「ごめんな…よう休んでな」
アイドル「はい、これ…フルーツおいておくね」

男「ありがとうございます…じゃあ」


…パタム

…パタム

男「さて…寝ようか…」

看護師「はーい…お熱測りますよ?」

男「帰ってくれ」

看護師「えっ…いや、その」

男「じ…自分で測る」

看護師「いや、その、それは」

男「女に触られたら…あぁっ」

看護師「何を言っているんですかほら、」ピトッ


男「ぎゃあああ」

看護師「あぁっ!!? ナースコール…すみません患者の容態が急変しました」

男「は…な…せ…」

……

院長「だめだよ。すまないが、この人の確認は男性スタッフでお願いする」

看護師「すみませんでした」

院長「すまないね。こちらの伝達ミスだ。でも、容態に変化は無いよ。安心して欲しい」

男「はい、わかりました…」



看護師「あの…さきほどはすみませんでした…」

男「いえ、まぁわからないでしょうし、仕方ないことですよ」

看護師「ありがと。今度から気をつけるね」

男(うーん誰かに似ているなぁ…)

そして……

男「今日までありがとうございました」

院長「回復力も素晴らしいよ。若いっていいねぇ」

男「ははっ…」

看護師「ごめんね。あら、そういえば高校って、この高校?」


そして……

男「はぁ…久しぶりの高校だ」
友人「久しぶりだな」

男「こうやって男同士の会話ってのは楽で素晴らしいよ」
友人「なんか別の意味に聞こえるぞ」

男「さぁ、連れションだ連れション」
友人「やめろ、みんなに変な顔される」

めしくってくる

もうちょっとまってて

そして……

男「はぁ…久しぶりの高校だ」
友人「久しぶりだな」

男「こうやって男同士の会話ってのは楽で素晴らしいよ」
友人「なんか別の意味に聞こえるぞ」

男「さぁ、連れションだ連れション」
友人「やめろ、みんなに変な顔される」


友人「さて…休憩時間終わりだし、教室に戻ろうぜ」
男「ああ、あ…雨だ…走るぞ!」

友人「ああ…」

……教室

友人「びしょ濡れじゃないか…」
男「通り雨って嫌だな、あージャージあったあった」

友人「どうしよう…」

モブ子「あ、友人君たちビショビショじゃない!」

男「俺はジャージあるから大丈夫っす」
友人「あぁ、そうなんっすよ。乾くまで待とうかな…」

モブ子「そういえば…今日新しい制服届いたから、予備の分でよければ着る?」

友人「いや、意味がわからない」

モブ子「はい~貸してあげる♪さぁ行った行った」

なにかしらで友人にも感電

こいつこんなに苦しかったのか・・・

俺となら・・・電気流れないんだよな・・・///

男「どうすんだよ? 着るの?」

友人「きれねぇよ! ふざけるなって…スカートじゃねぇか…」

男「……だが、せっかくのモブ子の好意、踏み潰す気か?」

友人「んなっ…」

男「お前には実績がある。頑張って着てみろ」

友人「…まじで?」

男「それでも漢かっ!」

友人「くそっ、やけくそだっ」

そして…

友人「おまた…せ…」

男「うおっ、チャイムなってる、早く教室に戻るぞ」

友人「ええっ…」

教室……

先生「ほらチャイムなっているぞ、男、鈴木友子さっさと座れ」

友人「えっ、、えっ、、」

男「よいしょっと」

友人「?? ??」

モブ子「友子~ごめ~ん消しゴムとって」

友人「えっ…あ、はい」

モブ子「あり~^^」

休憩中……

友人「あれ…なんか…違和感がない」

男「よかったじゃないか。違和感が無いってことは素晴らしいことだ」

友人「えへへ…ってドアホ! やばい…心まで侵食されちまう」

関西女「んん? あれっ、クラスのマドンナかとおもてよう見たら、友人やないか!?」

クラス全員「えっ!!?」

友人「えっ…みんな俺のこと…なんだと…思ってたの…?」

関西女「クラスのマドンナかと…」

友人「意味がわからない!」

男「此処まで来たら、極限目指そうぜ」
友人「何をするきだ!?」

モブ子「えへへ~化粧しよ~♪」
男「観念するんだな。普段から辛い思いしている俺と比べりゃ、天国みたいなものだ」

モブ子「あぁ、顔の産毛剃るね~」
友人「まてって…あぁ…ああああ」

……

友子「みんなひどい……」

男(かわいい)
関西女(かわいい)
文学女(かわいい)
モブ子(たべちゃいたい)

部室……

男「ちわーっす」

アイドル「あ、旦那様おかえりなさい」

男「部室は帰るべき場所じゃないんだ」

アイドル「じゃあ、お家で言えばいいですか?」

男「いや、来なくていい…。家はプライベートだから」

アイドル「そんな…まさか知らない女を連れ込んだりしてないよね?」

男「するかっ!!」


人気投票

1位 友子  37票
2位 関西女 19票
3位 虎 18票
4位 文学女 17票
5位 モブ子 16票

そして……

男「今日は平和だったなぁ…」

文学女「もうすぐ夏休みだな」

関西女「せやなぁ~もうそんな時期やでぇ~」

文学女「夏といえば、合宿だな」

男「文学部で何を合宿するの? ねぇ?」

虎「わたしもいくー」

アイドル「あ~海行きたいなぁ~」


文学女「海に行きますか? 鎌倉まで」

アイドル「あ~行きたくなりますよね~泳ぎたくなります」

関西女「一度きになっててんなぁ~いきたいわウチも」

アイドル「でも、お金かかりますねぇ~」

関西女「やっぱ近場の海やね!」

男「……どこのサークルだよ」

……夏


男「あぁ…夏は暑い…しんどい…いいことない」

文学女「我慢しなさい…ここの部室はクーラー置けないの」

アイドル「ふひー熱中症になりますね」

関西女「やっぱり合宿したいなぁ」

男「合宿ってか、涼しい場所で活動したい」

関西女「それやったら、大学とかの図書館めぐりってどない?」

文学女「正解。その答えを待ってた…」

男「じゃあ適当に近くの大学の図書室に行くか…」

文学女「じゃあ行きましょう」

……図書館

男「あぁ…すっずし~」

文学女「さて、色々探そう」ワクワク

虎「あーおかしのほん~」

関西女「なぁ男、あっちにベンチあるからジュースのも」
男「そうだな。古書以外は持ち込めるみたいだし行こうか」

…ベンチ

関西女「はふ~それにしてもここが部室でええレベルやわ」
男「贅沢すぎるだろ。ま、それこそ学校の図書室でもいいけどな」

関西女「あんな辺鄙な場所に部室置いてほしくないわ~はふ~」

男「そうだな…さて…読書でもすっかね~」

関西女「…くー…くー…」

男「あ、寝ちまった」

関西女「…むにゃむにゃ…」

男「このまま…人生が平和に進めたらいいんだ」

男(そういえば…最近ビリビリなってないな…みんな気をつかってくれてるのか…
   さすがに病院行きはまずいと思ってくれたのかな…)

生まれた時からずっと泣いていた子だったとのこと
母親は生まれた後、すぐに亡くなり
ずっと父と子で育ってきた。

ベビーシッターは雇ってきたりしていたが
女性が抱えると鬼のように泣きわめくため
基本的には家政夫が雇われていた

小学生に上がったら、家政夫は来なくなった。
それからも女性との関わりは避けていた。

男「さて…本を取りに行こう…」

……

文学女「……」

男「ん? どうした、文学女…ん!」

文学女「動いたら…触るわよ?」

男(角を取られたっ!)

男「な…なんだいきなり…」

文学女「……忘れてたわ、あなたの呪いを解く事を」

男「忘れてたのかよ!! てか…だから何なんだよ…」

文学女「こんなところで…大きい声出せるかしら?」

男「えっ……」

文学女「わたしが、優しく触ってあげるから…ねぇ、小さな声で叫びなさい…」

男「んなあほな…開放してくれ…ってマジで…?」

文学女「大マジよ……こんなところで叫んだら…警察くるかもしれないけど…」

男「……」


文学女「刺激がある方が…呪いの開放早いかなって…」

男「結局そっちかよ…」

文学女「こんな人がちらほらといる場所で…キッスって…官能的じゃない?」

男「おい…官能的というか…やめようぜ」

文学女「いつもあなたばかり刺激を味わっているから…わたしも刺激が味わいたくて…」

男「違う、刺激の意味が違う! 物理的と精神的な違いに気付こう」



文学女「じゃあ教えてよ…わたしにも、その苦しさ…」

男(ダメだこいつ…発情してやがる)

男(変に遠まわしにエロい言葉を使い始めたら発情している証、危険だ。えっと…)

男「文学女まじかわいい!」

文学女「えっ…突然何?」

男「マジ天使! マジかわいいよかわいいよ」
文学女「落ち着け…突然何…」

男「可愛くて、俺のパソコンの壁紙、文学女」

文学女「えっ? えぅ…そうなのか…?」

男「隙ありっ」ダダダダ

文学女「に…逃げただと!?……壁紙…そうなのかな…」

……

アイドル「さて、旦那様…お弁当作ってきたので食べてください」
男「なん…だと…」

アイドル「えっへん…これなんてどうですか…?」

男「どれどれ」パクッ

アイドル「ど…どうですか?」

男「オリーブ臭い」



それからも、男の電撃が走る呪いは解けていないようだ…
はたして…男は無事に呪いが解け…普通の高校生に戻れるのだろうか!?

俺達の冒険はこれからだ!!


続く

すんません。もう体力の限界です。
このスレ落ちても、どこかVIP以外で再開できたらしようと思います。
パンツ一丁で更新していたからか、風邪引きました。もう寝ます。
それでは、新スレでちゃんとしたエンディングをしようと思います。

とにかくこのSSのテーマは、ラブコメでした。
とにかく何も考えずただひたすらヒロインを増やして話を広げるタイプです。
広げすぎて収集つかないのが難点ですが…

次はSS速報でいいんでない?

>>680
そうしようと思います。

個人的には各ルートをきちんとかけたらいいなぁと思ってます。
とにかく保守と忍法から開放されたかったからね。。。

SSはたまにVIPで載せていますが
ここまで速度が速かったのは初めてでした。

とにかくスレだけ立てておけばいいんかな?
とりあえず、VIPでは一旦終了

SS速報案内してくれ

とりあえず取りつくりますわ 一応鳥



じゃあノシ

近いうちに更新します

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