P「真美を無視する」(313)

代行

書き溜めあり
細かいところは突っ込まないで


765プロ

prrrrrrr
P「はい、765プロです」

電話「あ、こちら○○TVのものです」

P「○○TVってあの有名な!?」

電話「はい、実はある企画のためにそちらのアイドルを起用させていただきたく電話しました」

P「企画?」

電話「ええ、そのことについて後日直接お話をしたいのですが」

P「あ、はい・・・わかりました!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後日

P「アイドルを無視する?」

TVスタッフ「はい、プロデューサーがアイドルのことを一週間無視し続けてその様子をカメラでとる、ということです」

スタッフ「もちろん放送しちゃまずい部分はカットしますがね」

P(アイドルを無視か・・・)

P(できればやりたくないが・・・○○TVに出れれば知名度も上がるしトップアイドルに近づけるはず)

P「わかりました、引き受けさせてください」

スタッフ「おお、ありがとうございます!」

P「それで、具体的にどんなことをすればいいのですか?」

スタッフ「特定のアイドルを一週間無視し続けてくれればいいです」

スタッフ「あとは事務所に設置する隠しカメラでその様子を撮りますので」

P「なるほど・・・」

スタッフ「できれば元気いっぱいな女の子のほうがリアクションが豊富なので助かります」

P(元気いっぱい、か・・・)

P(となると真美か・・・?)

P「うちの双海真美なんてどうでしょう?」

スタッフ「双海真美さんですか・・・」

スタッフ「なるほど、確かに面白い反応をしてくれそうですね」

スタッフ「わかりました、では真美さんにお願いするとしましょうか」

P「はい、ありがとうございます」

スタッフ「では最後に念をおしておきますがどんなことがあっても絶対に無視をし続けるんですよ?」

スタッフ「一度でも会話したり、反応を示したりしたらその時点で企画はしっぱいです」

スタッフ「そして失敗した場合はこの企画にかけた費用などをそちらに請求することになります」

P(これは責任重大だな・・・)

P「わ、わかりました」

スタッフ「ではここの契約書にサインを・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
765プロ

P「と、いうわけで」

P「真美を無視する」

P「いいか?この企画に失敗は許されない」

P「失敗した時点で765プロは倒産するものと思ったほうがいい」

高木(よくも私の了承も得ずに・・・)

P「もし真美になぜ俺が無視するのかを聞かれても適当にはぐらかしてくれ」

みんな「はーい」

P(さて、企画がはじまるのは明日からか・・・)

P(今日はたくさん真美と遊んでやるかな)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「いぇ→い、真美の勝ち→!」ピコピコ

P「また負けた・・・」ピコピコ

真美「兄ちゃんは弱いな→!」

P「だいたいおれはこのゲームはじめてなんだぞ?」

真美「いいわけなど聞きたくないわ!」

P「まったく・・・」

真美「あ、もうこんな時間だ、今日はもう帰らないと!」

P「あ、真美・・・家まで送るよ」

真美「了解→!」

真美(今日は兄ちゃんといっぱい遊べたなあ→)

真美(えへへ→///)

一日目・・・
P(今日からか・・・)

P(真美には悪いが・・・これも真美のためなんだ)

P(よし、やるぞ俺!)

真美「やっほ→!」

P「・・・・・」

真美「あれ?だれもいないの?」

真美「って兄ちゃんいるじゃ→ん!」

真美「返事ぐらいしてもいいんじゃないの→?」

P「・・・・・」

真美「兄ちゃん?」

真美「ねぇ、兄ちゃん・・・」

春香「おはようございます」

真美「あ、はるるんおはよう!」

P「春香、おはよう」

真美(あれ?・・・)

真美(もしかして・・・真美だけ無視されてる?)

真美「お→い、兄ちゃん→」

P「・・・・・」

真美(やっぱり・・・)

真美(兄ちゃんのくせに生意気な→)

真美(よし、あとで兄ちゃんにいたずらしよう!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「・・・・・」カタカタカタカタ

真美(兄ちゃんはいまパソコンとにらめっこ・・・)

真美(後ろからこっそり近づいて・・・)

ガバッ

真美「だ→れだ!」

P「・・・・・」

真美「・・・・・」

P「・・・・・」

真美「・・・・・」

P「・・・・・」

真美「・・・・・せっ、正解は真美でした→」

真美「もしかして亜美とわからなくなった→?」

P「・・・・・」

真美「っ!兄ちゃんの馬鹿!」

タッタッタッタッタ

P(すまない、真美・・・・!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美(次はもっとすごいいたずらをするよ→)

真美(兄ちゃんの作業中のパソコンのコンセントを抜く!)

真美(これには兄ちゃんも無視できないはず!)

P「・・・・・」カタカタカタカタカタカタ

真美(兄ちゃんは気づいてない・・・)

真美(・・・・・いまだ!)

ブチィ

PC「プツン」

やめろ読むに耐えない

>>24
わかった

じょ、冗談さー!

P「・・・・・」

真美(さすがに兄ちゃんもこれは無視できないはず!)

P「・・・・・」スタスタスタ

真美(お、兄ちゃんがこっちにくる!)

真美「に、兄ちゃんが悪いんだよ!真美のこと無視するか・・・」

P「・・・・・」

サッ、カシュ(コンセントを真美からとってコンセントをさしなおす)

P「・・・・・」スタスタスタスタ

真美(・・・・・兄ちゃん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(ふぅ、どうにか一日目終了か・・・)

P(真美、すごい悲しそうな顔してたな)

P(パソコンの電源切られたのはさすがに怒ろうかとおもったが)

P(それでこの企画を失敗させるわけにはいかないし)

P(これでまだ一日だから先が思いやられる)

P(・・・・・真美、もうすこし耐えててくれ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二日目・・・・・

P「それじゃあレッスンの予定について知らせる」

真美(!レッスンの予定ならさすがに真美のことも無視できないよね)

真美(兄ちゃんは仕事に関してはまじめだもんね!)

P「春香はダンスレッスン、真はボーカルレッスン・・・・」

春香「わかりました!」

真「ちぇ、ダンスがよかったなぁ」

P「・・・・・以上だ!」

真美「あれ!?真美呼ばれてないよ!?」

律子「真美、あなたはビジュアルレッスンよ」

真美「え、あ・・・うん」

真美(なんでりっちゃんが教えるのさ・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「ねぇ、亜美」

亜美「な→に?」

真美「最近兄ちゃんが無視してくるんだけど、なにか知らない?」

亜美「え!?そうなの?」

真美「うん・・・・・」

亜美「ん→、亜美はなにもしらないかなぁ」

真美「そっか・・・・・」

亜美「あ、亜美はダンスレッスンだからいってくるね」

真美「うん・・・・・」

亜美(ごめんね、真美)

亜美(亜美は特にばれやすい、ってことだからなるべく真美とは一緒にいないようにしろって言われてるの)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美(なんで兄ちゃんは真美のこと無視するんだろう・・・)

真美(真美、なにか悪いことしちゃったのかなぁ?)

雪歩「あれ?真美ちゃんどうしたの?」

真美「あ、ゆきぴょん・・・・」

雪歩「元気ないよ?」

真美「実は・・・兄ちゃんに無視されてて・・・」

雪歩「え?そうなの?」

真美「それで・・・きっと真美が悪いことしちゃったから怒ってるんじゃないかなって思って・・・」

雪歩「そ、そうなんだ・・・」

真美「真美はどうしたらいいのかな・・・?」

俺と結婚したらいいと思う!

雪歩「うーん、やっぱり悪いことしたんだったら素直にあやまればいいんじゃないのかな?」

真美「やっぱりそうだよね・・・」

真美「・・・・・うん、わかった!」

真美「明日兄ちゃんに謝ってくる!」

真美「ありがとうね、ゆきぴょん!」

雪歩「うん!」

雪歩(・・・・・あっ!)

雪歩(そういえばあの企画のこと忘れてた・・・)

雪歩(ってことは真美ちゃんはプロデューサーさんに謝っても無視されるんじゃ・・・)

>>43たわけ、真美は俺と結婚・・・・・いや、Pと結婚するんだ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(二日目終了!)

P(真美は途中から俺に無視されるってわかったのか俺に話しかけたりしなくなったな)

P(俺のほうが真美に無視されてくみたいな気がしてちょっと辛かったが)

P(一番辛いのは真美なんだ、がんばらなきゃな)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三日目・・・・・・
真美「ねぇ、りっちゃん」

律子「どうしたの?」

真美「なにか悪いことをしたりした時ってどうやって謝ればいいのかな?」

律子「そうねぇ、まずは自分の謝罪の気持ちを素直にぶつけるべきじゃないかしら?」

真美「ふんふん」

律子「あとは相手にもよるけど少し気を使って相手の喜ぶことをしてあげたりすると効果的だと思うわ」

真美「なるほど」

律子「誰かになにかしたの?」

真美「えっ!?えっと・・・学校の先生をちょっと怒らせちゃってね!」

律子「まったく、あんまり迷惑かけるんじゃないわよ」

真美「いえっさ→!」

真美は中田氏したホームレスと結婚します

これはモンハンの人…?

>>49
ふざけんな貴様は真美をなんだと思っている?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美(とはいえ、真美はなにをしたんだろう)

真美(やっぱり兄ちゃんにいたずらしたりお仕事の邪魔したりしたのが悪かったのかな)

真美(兄ちゃんは忙しいってわかってたのに遊んでもらったり)

真美(それに一昨日パソコンのコンセント抜いたりもしちゃったし・・・)

真美(きっとその辺のことだよね)

真美(兄ちゃんになんて謝ろうかな)

真美(やっぱさっきりっちゃんのいった通り素直に謝って相手の喜ぶことをするほうがいいのかな?)

真美(兄ちゃんの喜びそうなこと)

真美(そういえば兄ちゃんははるるんの作ったお菓子をいつもおいしそうに食べてた・・・)

真美(そうだ手作りお菓子を作ろう!)

>>50
そうだよ
この前の安価スレ見てたなら途中で寝ちゃってごめん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真美「と、いうわけでクッキーを作ろう!」

真美「えぇっとまずは生地をつくらなきゃいけないのかな?」

真美「まずはこの粉をボールに移して・・・」

バサッ

真美「げほっ、げほっ!」

真美「つ、次に牛乳を入れて・・・・」

数時間後・・・・・

真美「できた!」

真美「いくつもの失敗を乗り越えてついに完成!」

真美「ひとつだけ味見・・・」サクサク

真美「・・・・うん、おいしい!」

真美「これなら兄ちゃんも喜ぶよね!」

真美「あとはこれを缶のなかにいれて・・・これでよしっと!」

http://i.imgur.com/XmQJP.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(三日目が終わった)

P(ついに今日はまったく真美に話しかけられなくなった)

P(怒ってるよな・・・)

P(そりゃそうだ、急に無視されたらだれだっておこるよな」

P(というかこの企画は真美がいいリアクションとかとれなかったら失敗するんじゃないか?)

P(いや、まあうちに不備がなければ費用は請求されないが・・・)

P(まあ、真美が傷つかなければいいんだが)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
四日目・・・
真美「に、兄ちゃん!」

P「!・・・・・」カタカタカタカタカタカタ

真美「あのね、兄ちゃんそのままでいいから聞いて欲しいんだ」

P「・・・・・・」カタカタカタカタカタカタ

真美「ご、ごめんなさい!」

P「!・・・・・」カタカタカタカタカタ

真美「いままで兄ちゃんが仕事とかで忙しいのにいたずらばっかしたり」

真美「兄ちゃんが真美たちのために仕事してるのにそれを真美たちが邪魔したりして・・・」

真美「この前も真美にかまってほしいからってパソコンのコンセント抜いたり・・・」

真美「真美は・・・兄ちゃんに迷惑かけてばっかりで・・・」

P「・・・・・」

真美「だ、だから・・・無視・・・しないでぇ・・・・・」ポロポロ

P「・・・・・」

もうダメだ

真美(うぅ、泣くな、真美!)ゴシゴシ

真美「こ、これ兄ちゃんのために作ったから・・・よかったら食べてね!」

P「・・・・・」

真美「そ、それじゃあ真美はこれで・・・」

春香「あ、プロデューサーさん、おいしそうなクッキーですね!」

真美「!」

P「ああ、よかったらそれ、春香にあげるよ」

真美「!!?」

春香「わぁ、いいんですか?」

P「ああ」

春香「ありがとうございます!」

真美「っ・・・!・・・・!」ポロポロ

ダッ
春香「もちろん、いったん私に預けてあとで食べるつもりだったんですよね?」

P「ああ・・・」

P「真美・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(四日目終了)

P(ついに真美を泣かしてしまった)

P(しばらく俺に話しかけてこなかったからあんまりダメージはないと思ったが・・・)

P(ここまで追い詰められていたとは・・・)

P(あと三日・・・耐えてくれ、真美)

P(・・・・・クッキー、おいしかったぞ)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
五日目・・・
ダンスレッスン

律子「1,2、3・・・」

律子「ほら、腕を伸ばして!」

真美「・・・・・」

真美(兄ちゃん・・・・・)

真美(兄ちゃんはいつだって優しくて、真美たちのためにがんばって)

真美(そんな兄ちゃんだからこそ・・・真美は兄ちゃんのこと好きになったのに・・・)

真美(その兄ちゃんに嫌われるなんて・・・・)

真美「っ・・・・!」ウルウル

律子「ちょ、ちょっと真美!どうしたの?どこか怪我でもした!?」

真美「ち、違う、違うの!」ポロポロ

真美「うっ、うぅ・・・・」

律子「真美・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「そんなことが・・・」

律子「はい、レッスン中に・・・」

律子「そろそろ真美の精神状態も限界かと・・・」

スタッフ「ですが、あと三日ですし・・・」

スタッフ「それにこの企画にはかなりの費用をかけているんです」

P「四日までの映像を編集してなんとかできないでしょうか?」

スタッフ「それはできませんね」

スタッフ「この企画のスケジュールにしてもすべて一週間を予定して作っているものなので」

P「そうですか・・・」

P(やはりこのまま続けるしかないのか・・・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「・・・・・」

亜美「ねぇ、真美!一緒にゲームしよ!」

真美「・・・・・いい」

亜美「そ、そんなこと言わないでやろうよ!ほら、この前買ったやつ」

真美「・・・・・いいってば」

亜美「ま、真美・・・・」

真美「ごめんね・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(五日目終了)

P(今日一日中真美はすごく沈んでいた)

P(正直俺も一刻も早くこの企画を終わって欲しい)

P(俺はなんでこんな企画を引き受けたんだ!)

P(俺のことを信頼してくれてるアイドルを無視し続けるなんて、最低の企画じゃないか!)

P(でも、もし俺が無視し続けなければ費用を請求されて765プロは倒産・・・)

P(くそっ!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
六日目
P「それじゃあ今日のレッスンを発表する」

P「・・・・・!・・・・・・!」

P「・・・!・・・・・・・!」

真美「・・・・・」

律子「真美、あなたはこのあとボーカルレッスンよ」

真美「・・・・・帰る」スタスタスタ

律子「え!?ちょっと、真美!!」

律子「帰るってこのあとレッスンがあるのよ!」

律子「ねぇ!聞いてるの!?」

バタンッ

律子「ぷ、プロデューサー殿・・・」

P「耐えるんだ、律子!!」

P「あと二日・・・たった二日なんだ・・!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美(なんかもうどうでもいいや・・・・・)

真美(真美はもう兄ちゃんに嫌われたんだ)

真美(兄ちゃんに・・・・)ジワッ

真美「い、嫌だよぉ・・・・」

真美「またいっしょにおしゃべりしたいよぉ!」

真美「いっしょに遊びたいよぉ・・・!」ポロポロ

真美「こんなの嫌だよぉ、にいちゃぁ・・・ん・・・・」

7日目

真美「じゃーん!!騙されていたのは兄ちゃん達でした!!」

P「何…だと…?」

真美「因みに費用も何もありませーんwww」

P「」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P(六日目は最悪な形で終わった)

P(まさか真美が途中で帰ってしまうだなんて)

P(だが・・・明日さえ終われば!!)

P(真美、あと一日だけなんだ!耐えてくれ!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最終日

P「えぇ!?真美が来ない!?」

亜美「うん・・・事務所だけじゃなくて学校もお休みしてるの」

P「そ、そんな・・・」

スタッフ「これじゃあカメラ回しても意味ないじゃないですか・・・」

P「す、すいません・・・」

スタッフ「なんとかして無理にでもこっちに連れてこられませんか?」

P「そ、そんな・・・!」

P「それはいくらなんでも・・・・」

スタッフ「しかしですね、こっちだってタダでやってるわけじゃないんですよ」

P「で、でももう六日もやったんですから十分じゃないですか!」

P「なんとかしてその六日分の動画で・・・」

スタッフ「そうだ、いい考えがありますよ」

いや、真美の描写がある時点であの終わりは無い…と思うけど…その…

>>129
気持ちはわかるがな?

スタッフ「そうだ、いい考えがありますよ」

P「なんですか!?」

スタッフ「ここにいるアイドルさんたちで真美さんの悪口を言い合うんです」

P「!?」

スタッフ「まあ、暴露大会みたいなもんですね」

スタッフ「本人がいない間に飛び出るアイドルたちの本音、これはいいですよ・・・」

P「・・・・・」プルプルプル

スタッフ「それじゃあさっそくカメラをまわし・・・・・ぐはっ!?」

バキッ

>>130
俺が間違ってた

        ┏┓                ┏┓         巛 ヽ.                     ┏┓      ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓        ┏━┛┗━┓  ┏┓ + 〒ー|    ┏┓    ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━|  |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓  ┏┻┛┗┫┃┃
    ┃┃  ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓  +┻ +/ /┻┓  ┏┻┓  ┏┛  ┃┃┃┏━┓┃┃┃
    ┃┃    ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ ∧_∧/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
    ┗/´》〉  ┗┛  ┗━━┻┛┗┛┗┻━(´∀`_/ /  ┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗巛 ヽ┻┻┛
  * | 〒  /⌒ヽ | 〒  ||| ,.へ´_|_ヽ  ,-r、,r/」  f  |||  ∧ ∧,.へ,    〒 ! /⌒ヽ 〒 !
     |  |  ( ´∀`)  |   人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7  | *   (゚∀゚ `ァ ノ +   |  | ( 个  ) |  |
 +  |  {  |   .|   {  .(__)、   ○〈_}ノ :   |  +  O    /:-一;:、 / /. |    | ./ /*
    ヽ ヽ |   .|.ヽ ヽ (___)  、 〈   く/ ヽ__,」 +    )   ミ;;★:;:;:;ミ/ /   |    |/ /
     ヽ  ヽ,, ´∀`) ヽ  ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) /  ,ヘ   | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ /  (・∀・ / /
 ,.へ ■ヽ ヽ     ー、 ヽ     ー、     /  / |.  | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f  ,-     f+
 l ァ'^▽^) i     ,rュ ', i     rュ ', |||  (   〈  .|  .|  ハ^ω^*`ァノュヘ    |  / ュヘ    |
 ヽ    ○.|    /{_〉,.へ∧ ∧{_〉  << \ ヽ .|  .|   O☆゙ _ノ_,} )   | 〈_} )   |
  |  、 〈 |    〈   l ァ';・∀・)        \ノ |_,,|   ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ    ! |||  /    ! |||
||| l__ノ ヽ__)|   ,ヘ. ヽ  ヽ    ○ヽ  +    |__ノ|  )  `7゙(´〈`ー''´     |   /  ,ヘ  |   ガタタタン!!!!

沢山のPの気持ちが今!!

P「ふ、ふざけるな!!!」

スタッフ「な、なにするんですか!?」

P「うちのアイドルたちはそんなことは絶対にしない!!」

P「くそっ、もっとはやくこうするべきだった!」

P「もうこんな企画ごめんだ!!」

P「俺はこれ以上真美を無視するなんてことできない!!」

スタッフ「ま、まて!!そんなことしたら・・・」

高木「その責任はすべて私が請け負おう」

P「しゃ、社長・・・」

高木「さあ、君は双海君のところに言ってきたまえ」

P「は、はい!!」

やだ…かっこいい///

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美の家
真美(・・・・・)

真美(兄ちゃん・・・・・)

P「はぁ・・・・はぁ・・・!」ピーンポーン

真美母「はい」

P「あ、あの私765プロのプロデューサーです」

P「真美さんにあわせてもらいたいのですが・・・」

真美母「あ、ちょっとお待ちください」

真美母「真美ー、765のプロデューサーさんが来てるわよ!」

真美(!昨日レッスンの前に帰ったことと今日無断で休んだことかな)

真美「・・・・・会いたくない」

真美母「そんなこといっても、お仕事でしょう?」

真美「でも・・・・・嫌なの」

真美母「まったく、しょうがないわね・・・」

真美母「あ、すいませんあの子少し気分がわるく・・・・!」

真美母「ちょ、ちょっとなに勝手に家に入ってるんですか!!」

P「すいません、ちょっと失礼します!!」ガバッ

P「真美!!真美!!!」

P「ここが真美の部屋か!!」

P「真美!!」

真美「に、兄ちゃん・・・?」

まーみ!!まーみ!!まーみ!!まーみ!!

「お聞きください!!この大歓声!!」

真美「ご、ごめんなさい・・・真美が・・・」

P「すまなかった!!!!!」

真美「えっ!?」

P「本当にすまない!!」

真美「ちょ、ちょっと兄ちゃん!?」

P「俺がすべて悪いんだ!!」

P「許してくれとはいわない、ただ謝らせてくれ!!」

真美「ちょ、ちょっと!話が見えないよ、まずは事情を説明してよ!」

P「あ、ああ・・・」

P「でも、その前に・・・」

真美母「ちょっといきなり入ってきて真美の部屋に来てどういうつもりですか!?」

P「す、すいません・・・」

真美「お母さん、いいんだよ」

真美母「真美?さっきは会いたくないって」

真美「とにかく真美はにいちゃ・・・プロデューサーさんと話があるから・・・」

真美母「まあ、そういうなら・・・わかったけど・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P「・・・・・というわけなんだ」

真美「・・・・・」プルプル

P「本当にすまない・・・」

真美「にいちゃ→→→ん!!!」ダキッ

P「う、うわっ、真美!?」

真美「真美、めちゃくちゃ寂しかったんだからね!!」

真美「兄ちゃんの馬鹿、アホ、エロエロ大魔王!!」

P「え、エロエロ大魔王はおかしいだろ」

真美「いくら謝っても許してあげないんだから!」

P「じゃ、じゃあどうしたら許してくれるんだ?」

真美「ん→・・・・!」

真美「そういえばさ、兄ちゃん」

真美「真美があげたクッキーは本当にはるるんにあげちゃったの?」

P「いや、あれはいったんはるかに預けてあとで食おうとしてたんだ」

真美「ってことは食べたの?」

P「ああ」

真美「ど、どうだった!?」

P「めちゃくちゃおいしかったよ」

真美「本当!?」

P「もちろん」

真美「やった→!!」

P「ははっ!」

真美「それで!真美だって兄ちゃんに許してもらおうと思って謝るだけじゃなくて手作りクッキーまで用意したんだよ?」

真美「兄ちゃんも謝るだけじゃなくて、なにかあるんじゃないの?」

P「く、クッキーを作って来いってことか?」

真美「ん→兄ちゃんのクッキーをあんまりおいしくなさそう」

P「おいおい」

真美「だからね・・・その・・・///」

P「ん?」

真美「いまから・・・真美が言うものを頂戴///」

P「なんだ?俺にできるものならなんだっていいぞ」

真美「えっと・・・その・・・///」

P「遠慮することはないぞ?なんでもいってくれ!」









真美「き・・・キスしてくれたら許してあげる///」





P「は?」

いやああああああああああああ

真美「だ、だからキスしてくれたら・・・」

P「お、おいおいそんなのがいいのか?」

真美「それが真美には一番欲しいものなの!」

P「わかったよ・・・」スッ

真美「ま、まって・・・、まだ心の準備が・・・!」








チュッ

真美「あ・・・ぅ・・・///」

P「唇はさすがにまずいからほっぺな///」

P「このことは誰にもいっちゃだめだぞ?」

真美「も、もちろんだよ、兄ちゃん!」

真美「ね、ねぇ兄ちゃん!」

P「なんだ?」

真美「ちょっといたずらするから目瞑ってて」

P「おいおい、いたずらするって宣言するなよ」

真美「いいからいいから!」

P「んっ・・・これでいいのか?」スッ

真美「うん!」

P「いつまでこうしていr・・・・!?」






チュ


   
真美「えへへ、お返し→///」

P「まったく、しょうがないやつだな・・・」

真美「実はね……?」

P「なんだ?」

真美「実は私……」


亜美「亜美でしたー!」ジャジャーン

P「は?」

というか真美母の口調ってあってるの?
アニメしかみてないからわからない

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真美「そういえば兄ちゃん、事務所は?」

P「あっ!!」

P(ま、まずい・・・本当に倒産したんじゃ・・・)

P「い、いますぐ765プロにいこう!」

真美「う、うん!」

高木「まったく君は・・・やってくれたよ」

律子「人に耐えろなんていっといて結局耐えられなかったのはあなたじゃないですか」

高木「今日だけ耐えればよかったというのに・・・」

P「め、面目ない・・・」

P「そ、そういえばあの企画の費用は全部こちらが負担するんですよね!?」

P「ま、まさか俺のせいで本当に倒産・・・」












高木「ああ、765プロも倒産だ・・・」

P「そ・・・んな・・・」

律子「全部プロデューサー殿のせいですよ」

P(お、俺のせいで・・・)

P(俺のせいで・・・・みんな・・・)

P(俺なんかを雇ってくれた高木社長・・・・)

P(プロデューサーとして切磋琢磨しあった律子・・・)

P(いつも笑顔で接してくれる事務員の小鳥さん)

P(そして、アイドルのみんな・・・)

P(765プロの未来を・・・・俺が・・・・・)

P「す・・・・いません」

P「すいません・・・・」ポロポロ

P「お、おれなんかの・・・・せいで・・・・」

P「うっ・・・・うぅ・・・・」

高木「いまさら後悔したところで・・・765プロはもう・・・」

P「お、俺の・・・せいで・・・」

これもドッキリなんだろ

>>233

ちょっとまってて・・・

やっぱいいや
オチを言われたからって書き直すのもどうかと思うし

黒井「その辺にしておけ、高木」

高木「あ、黒井、もう少し待っててくれよ~」

P「え!?黒井社長!?」

黒井「あの企画の費用であれば、この私がだしておいた」

P「え!?え!?」

黒井「765プロをつぶすのはあくまでこの私だからな!!勘違いするなよ!!」

高木「まったくお前も素直じゃないねぇ!」

黒井「うるさい!!」

なんかすいません。俺からもすいません

実は>>211がオチバレしてた……というオチはないよな

高木「と、いうわけなんだよ」

P「お、俺をだましてたんですね・・・?」

律子「でも、一歩間違えたら本当にこうなってるところだったんですよ?」

P「ぐっ、おっしゃるとおりで・・・」

高木「まあまあ、律子君」

高木「私も君の判断は正しかったとは思うよ」

P「社長・・・」

高木「とはいえ最初から引き受けなければこんなことにはならなかったんだ」

P「すいません」

高木「まあもし悪いと思ったのならこれからしばらく双海君にかまってあげなさい」

P「は、はい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後・・・・

P(あれから真美が以前にもましてべったりしてきた)

P「な、なあ真美?仕事中くらいは離れてくれないか?」

真美「嫌だも→ん」

P「まったく・・・・」

真美「兄ちゃんは真美と一緒にいられてうれしくないの?」

P「すごく嬉しいよ・・・」

真美「えへへ///真美もだよ」

真美「ねぇ兄ちゃん?」

P「なんだ?」

真美「なんでもない!」

終わり

乙!!

長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!

おつ

お疲れ様!

真美かわいい
俺に真美を自殺エンドなんかにさせることはできないさー

真美好きが増えるとそれはとっても嬉しいなって
ネタがあったらまたそのうち書く
多分ほとんど真美スレしか立てないと思うので

>>307
安価スレやる時はちゃんと調べろよ

>>309
う、うむ・・・
あとスレ立ててくれた>>1ありがとう
本当は最初にいうべきだったのに最後になってすまない

俺も真美好きになった・・・

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