羽生結弦「高橋大輔が毎日15時にワンちゃんになる病気になった」 (28)

羽生「…………」(雑誌パラパラ

高橋「……………」(スマホ

羽生「あっ」

高橋「ん?どした」

羽生「大ちゃん、そろそろ15時だよ」

高橋「おっ!俺がワンちゃんになる時間やな!」

羽生「部屋の鍵閉めておくね」 ガチャ

高橋「ありがと」

羽生「今日は短時間で終わるといいんだけど」

高橋「いつもすまんな」

コチコチコチ…(秒針

羽生「いいよべつに、すぐに治る病気だし」

高橋「いや、ほんと試合のシーズン中じゃなくて良かったわ」

カチッ(15時

羽生「あっ15時」

高橋「………………」

羽生「………………」

高橋「……………………」

羽生「…大ちゃん?」

高橋「……うっ…」ピクピク

羽生「息が荒くなってきた。目もキラキラと輝きだした」

高橋「ワン!」

羽生「おっ、鳴いた」

高橋「ワンwwwwwワンワンwwwwwワォオオオwwwwwwwwwww」

羽生「は~い大ちゃん可愛いね~」ナデナデ

高橋「ワフwwwwワフwwwwキャィィイインwwwwwwwwwww」(お尻フリフリ

羽生「大ちゃんヨダレ垂らさないの。ビーフジャーキーあげるから落ち着いて」

高橋「ワワワワワンwwwwwwwwがう~~~wwwwwwwwwwwwwwwwww」

羽生「ビーフジャーキーおいしい?」

高橋「ワン!wwwwwww」

羽生「よかったね~」ニコニコ

高橋「ォォォオwwwwwwwハァハァwwwww」

羽生「舌しまいなさい」

高橋「ギャィィイwwwwwwwwwwwwwwwwwww」シュタタタタタタ

羽生「四つん這いで部屋中を駆け回り始めた…犬そのものだ」

コンコン…

羽生「誰かがドアをノックする音が聞こえる!」

高橋「ワォッ??wwwwブブブwwwwww」

コンコン!

羽生「うーん、せっかく鍵閉めたのになあ。大ちゃん、ここで待っててね」

高橋「オンwwwwオンwwwwwwwww」(ヨダレダバァ

羽生「はーい、誰ですか」ガチャ

織田「ちわーっす!のぶなりやで!」

羽生「なんだ信成くんか」

織田「なんだとはなんやねん!のぶなり参上やで!」ヌハハ

羽生「あっごめんすぐドアしめて」

織田「ん?……って、大ちゃんがワンちゃんになっとんのかぁ」

高橋「ワンwwwwwwwwwwwww」ハッハッハッ

狂気

高橋「ギュゥゥゥイイイイwwwwwwwwwwwwwwwwwww」シュタタタタタタタ

羽生「大ちゃんがこの病気になって5日経つけど…」

織田「だいたい3週間ぐらいで治るんやったっけ」

羽生「うん。医者はそう言ってた。ほんとにシーズン中じゃなくてよかったよ」

織田「しかし原因不明の奇病なんて恐ろしいわ~」

高橋「ワァァァァアアンwwwwwwwwwwwwwwwww」バタンバタン

羽生「大ちゃんボール遊び楽しい?」フフフ

高橋「オンwwwwww」

織田「元気でかわええなあ」

羽生「すぐに治る病気でよかったけど、やっぱり怖いね。発症の原因が分からないから」

織田「せやなあ…まさか大ちゃんがかかるとは思わんかったし」

高橋「ワンwwwワンwwwワォ??wwwwwwwwwwwwwwww」ダムダム

羽生「あっ、コラ、しがみつかないの」

高橋「オオオオオオwwwwwwwwwwwwwwwww」ハッハッ

羽生「あっ…うわあ!すごい力だ!」ドテッ

織田「力は成人男性のままやもんなぁ」

羽生「見てないで助けて!」

高橋「キュウウウンwwwwキュウウウンwwwwwwwwww」ベロベロベロベロ

織田「ハハハ」

羽生「コラ!大輔!おすわり!」

高橋「オンwwwオンwwwwオゥウwwwwwwwww」ベロベロベロ

羽生「重い!乗るな!おすわり!おすわりー!」

高橋「ワォオオオwwwwワンワンワンwwwwwww」

羽生「やめろって!もー!」ジタバタ

高橋「ワギョロプェwwwwwwオギョギョギョwwwwwwワォオオグギギュアwwwwwwwww」ベロロロロロロロォ

織田「ハッハッハ」

高橋「あっ」

羽生「えっ」

高橋「俺はいったい何を…」

織田「人間に戻ったみたいやな」

はあ

羽生「いや、いいよべつに。もうだいぶ慣れたし。とりあえずどいて」

高橋「すまん…俺はまたこんなにビーフジャーキーを食い散らかして…」

羽生「大ちゃんが気にすることじゃないよ…3週間の辛抱だよ!」

織田「せやで!治らないわけじゃないんやから!」

羽生「大変なときは俺たちが大ちゃんのこと支えるからね!同じ日本男子だもん!」

高橋「ゆづる…のぶなり…」ジーン

小笠原うんこ並みの狂気を感じた

とんでもないスレに迷い込んだみたいだ…

犬の真似して羽生くんの足舐めたい

羽生「発作も収まったことだし、そろそろ練習行こうよ!」

高橋「せやな!次の15時までは安心やしな!」

織田「おう、大ちゃんと滑るの久々やから楽しみやわぁ~」

羽生「俺最近4回転サルコウの調子いいんだよね~」

高橋「おっ、見せてみぃや~」ハハハ

~アイスリンクにて~


高橋「オラオラオラオラオラ」シュババババ

女子達「わぁ~高橋さんかっこいい!」キャッキャッ

織田「相変わらず大ちゃんはモテモテやなぁ」

高橋「ふんぬ!!!!!!!」(華麗な4回転ジャンプ

女子「わぁ~~!!着氷からランディングまで完璧!!」キャーキャー

高橋「……」(どや

羽生「やっぱり大ちゃんはすごいなあ。さすが日本のエースだ」アコガレ

羽生「俺だって負けないし!おりゃっ!」(華麗なビールマンスピン

織田「やっぱりゆづるのスピンは柔軟性があって綺麗やなぁ~」

高橋「ハハハ、ゆづるはほんまに負けず嫌いやな!」

羽生「偉大な先輩の姿がそうさせるんだよっ」

高橋「なんや褒めてもなんも出ぇへんで?」ニコニコ

羽生「あはは」

織田「あはは」

ちょっとクソワロタ

~翌日~

高橋「ゆづるー、俺ちょっとコンビニ行ってるで~」

羽生「はーい。15時までには帰ってきてね!」

高橋「おう!15時に外いたら大変なことになるもんな」

浅田「なになに?15時なんかあるの?」

羽生「あっ、真央ちゃんには話してなかったっけ」

高橋「あんな、俺15時になるとワンちゃんになんねん」

浅田「えっ」

高橋「そういう病気やねん」

浅田「なに言ってんだこいつ」

羽生「えっと…」

高橋「俺ワンちゃんになるとめっちゃビーフジャーキー好きやねん」

浅田「ゆづぽん、こいつなに言ってんの?」

羽生「えっと…えっと…」

小塚「あっ、知ってる!今流行り出した奇病でしょ!」

羽生「しってんの崇ちゃん」

高橋「そうそれ!それやで!」

小塚「毎日決まった時間にワンちゃんにンなっちゃうやつ!現段階で日本の成人男性にのみ発症してるっていう」

浅田「えー…」ドンビキ

高橋「いや~まいっちんぐ」

羽生「ほら、早く行かないと時間なくなっちゃうよ」

高橋「おっ、せやな!ほんだら行ってくるで~」タッ

小塚「いってらっしゃ~い」

浅田「ほんとにそんな病気あるの…」

羽生「それがほんとなんだよ…昨日もワンちゃんになって俺のことヨダレまみれにしたし」

小塚「大変なんだねえ」


織田「おいすー!みんな暇?トランプやろうぜ!!」

羽生「入れ替わりに信成くんがきた」

織田「おいすー!」

小塚「トランプ持ってきたの?やろうやろう!」

浅田「真央もやるー!」

羽生「…とりあえずババ抜きにしよっか」

~その頃高橋は~

高橋「は~、なに買おっかな~」テクテク

チュンチュン…

高橋「いい天気やな~小鳥さんが鳴いてるで」

通行人A「あっ…あれ高橋大輔じゃない?」

通行人B「だよね?!ヒソヒソ…」

高橋「おっいけねっ!ふらふら散歩してたら14時30分やん!いそがな!」

通行人A「すみませ~ん!!」

高橋「えっ、あ、ハイ」

通行人B「高橋大輔さんですよね?!」

高橋「あっ、ハイ。そうです」

通行人A「わ~ホンモノだ~!!応援してます!!」

通行人B「いつもテレビで観てますぅ~!!」

高橋「ありがとうございます」(営業スマイル

通行人A「実物すごいカッコいいですね!!ハンサムですね!!」

通行人B「わ~わ~!握手してくださ~い!!」

高橋「いえいえ、そんなことないですよ…いつも応援ありがとうございます」(営業スマイル

通行人A「スマホ持ってるんでぇ、ツーショットいいですか?!」

通行人B「私もお願いします!!」

高橋「あ、ハイ。大丈夫ですよ(あかん…いそいどんのに…)」ソワソワ

ンゴり続けた結果の作者か?

~20分後~

通行人A「ああでこうで…ペチャクチャペチャクチャ」

高橋「ハイ…はい、そうなんですか(あかん)」

通行人B「このあいだの試合の~…ペチャクチャ」

高橋「ワン…そうなんですか」

通行人A「えっ?」

高橋「えっ?」

通行人B「ワン?」

高橋「ハッ?!(あ、あかん!発作が始まりかけとるんや…!)」

通行人A「どうしたんですか…?」

高橋「す、すみません!急いでますので!!」ダッ

通行人B「あっ、高橋さん…」

通行人A[行っちゃった…それにしても、ワンってなんだったんだろう」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月12日 (日) 23:38:02   ID: zswWrbvY

見てはいけないものを見てしまった・・・

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