糸色望「安価で絶望少女にプロポーズします」 (115)

糸色「そうですね・・・」

糸色「 >>3さんに結婚を申し込みましょうか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365512796

糸色倫

望「 >>3

望「残念ですが、実の妹とは結婚できません」

望「よってプロポーズもできません」

望「私にそんな趣味はありませんっ!」ぐわんばっ

望「申し訳ありませんが、再安価です」

望「 >>5さんにプロポーズし、結婚を申し込みます」

適当にコンマで決める

望「 >>5 適当にコンマで決める」

望「これは困りました」

望「というか、何というやっかいさん・・・」

望「ですが、安価で決まった事に変わりはありませんね」

望「それでは、こうしましょう」

望「 >>8の人のコンマが・・・」

00〜09 木津千里
10〜19 常月まとい
20〜29 木村カエレ
30〜39 藤吉晴美
40〜49 三珠真夜
50〜59 小節あびる
60〜69 日塔奈美
70ー79 音無芽留
80〜89 小森霧
90〜99 加賀愛


望「さんにプロポーズします」

へーい

望「 >>8 コンマ03」

望「わかりました」

望「風浦可符香さんですね?」

望「それでは、風浦さんに結婚を申し込んでみましょう」

望「何だかドキドキしますね」どっきんどっきん

望「彼女は私のプロポーズを受けてくれるのでしょうか?」

望「風浦さん。今日は来てくださってありがとうございます」

千里「いえ、先生からのお誘いなんて始めてでしたから。私こそ嬉しかったです」

望「そうですか。それは良かった」

望「突然なんですが、あなたに伝えたい事があるんです」

千里「はい。何でしょうか?」

望「もし良かったら、名前を風浦可符香ではなく、私と結婚して糸色×××になっていただけませんか?」

千里「先生・・・っ///」かぁぁ

望「突然すみません。私の生徒だったあなたに、とても非常識なお願いをしたのは自分でもわかっています。
でも、どうしてもあなたにこの気持ちを伝えたかった」

千里「先生・・・私、嬉しいです!」どきどき

望「それではっ!」

千里「・・・はいっ///」

千里「先生。いいえ望さん。こちらこそよろしくお願いします。
ふつつか者ですが、もし良かったら来世までの旅路、ご同行させてください///」

望「ありがとうございます風浦さん!いや、×××さん。二人いっしょに黄泉路を添い遂げましょう・・・」

千里「・・・はい///」かぁぁ

望「こうして、ささやかな結婚式をあげて二人は結婚しました」

望「結婚式は、私と可符香さんを除くと3.1人のみが出席する小さなものでした」

望「それでも私と妻は皆に祝福され、幸せの絶頂でした」

望「そんなある日、私と可符香さんが>>15をしていると・・・」

カバディ

千里のセリフに句読点付けるの忘れてた

>>15 カバディ


千里「カバディ!カバディ!」タッタッタ

望「カ、カバディ!カバディー!」どたどた

千里「望さん!あなたはレイダーじゃないのだから、カバディをキャントしないでくださいっ!」

望「れ、レイダー?キャント・・・?」

千里「もうっ!カバディをやるならやるで、ルールをきっちり把握しておいてください。」

望「すみません・・・」

千里「ほら、次は望さんがレイダーですよ。アンティが逃げるので、キャントしながら追いかけてください。」

望「も、もう嫌だぁー!」ダッ

千里「ちょっ、どこへ行くんですか望さん!」

望「うわーっ!そんなわけがわからないスポーツやりたくありませーん!!」だだだだだっ

千里「おのれ……逃げたな望さんめ!」ぐわんばっ

千里「逃がさない。逃がさない。逃がさない。逃がさない。逃がさない。」ブツブツブツブツ

ぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわ

望「ひ、ひぃーっ!なんですか、この髪の毛みたいなものはっ!」バタバタ

うぞうぞうぞうぞうじうぞっ

望「足に、か、絡まってくる・・・!」

千里「逃ーがーさーなーいーー!」ぎょるんっ

望「ひぃいいいいいっ!」

がばっ!


望「ハァハァ、ハァハァ・・・」

望「夢、ですか・・・」

望「ふぅ。なんだか危険な夢を見ていた気がします」

望「何故夢の中でカバディを・・・」

>>23「どうかしましたか?うなされていたみたいですが・・・」

望「ん?あなたは 」

常月まとい

まとい「どうしましたか望さん?うなされていたみたいですが」

望「風浦さん。ああ、いや、よく憶えていないのですが、悪い夢を見ていたようです」

まとい「もう、望さんったら」くすっ

望「あっ・・・!」

まとい「もう私の苗字は糸色ですよ?」

望「す、すみません。つい、生徒だった頃の癖で」

望「あれ?そう言えば、私はどうして眠っていたんでしょうか?」

まとい「それでしたら、望さんが書斎で本を読んでいるうちにウトウトとし始めて、そのまま居眠りを」

望「・・・ずっと見てたんですか?」

まとい「ええ、ずっと」

望「・・・そうですか」

まとい「お茶でも淹れますね」

望「ああ、はい。お願いします」

コポポポ・・・

望「ふぅ。いい香りですね」

まとい「ええ。いただき物のお茶なんですけど、とても良いものですよ」

望「はい。なんだか温まります」

まとい「そうですね」ぴったり

望「×××さん・・・///」かぁぁ

まとい「あったかい///」ぎゅっ

まとい「そうだ、望さん」

望「何でしょうか?」

まとい「私、一つ欲しいものがあるんです」

望「私に出来ることでしたら、何なりと」

まとい「私、>>30が欲しいです」

望「えっ!?」

望の子供

まとい「私、望さんの子供が欲しいです」ぎゅっ

望「えっ!?」

まとい「さぁ、望さん。二人きりな事ですし、夫婦らしく・・・///」

望「わっ、私たちに子供はまだ早いのではないでしょうかっ!?」ばたばた

まとい「そんな事はありません。子供は授かりもの。来たるべき時に来てくれますよ、きっと」

望「それに、まだ昼間ですし・・・///」

まとい「そう言わずに。私たち以外は誰もいませんので・・・///」

望「し、しかし・・・!」

まとい「むぅ、ある程度は予想していましたけれど・・・」

望「そっ、それにほらっ!私は今本を読んでいた途中ですし、ねえ?」オロオロ

まとい「望さん。せっかく結婚したのに、なんたるチキン」

望「ううっ・・・」ぐさっ

まとい「これはもう、私がリードするしかありませんねえ?///」ぎしっ

望「へっ!?」

まとい「望さん、いっしょに赤ちゃんを育てましょうね///」ぎしっ

望「なっ!?///」どさっ!

まとい「今はまだ昼間ですが・・・朝まで寝かせませんよ?///」さすっ

望「きゃぁあああぁああっ!?///」


望(可符香さんは時々大胆です。結婚前はこんな事、予想もしていなかったのに)

チュンチュンチュンチュン

望「ううっ、元教え子に押し倒される私って・・・」ぐすんぬ

>>35「まあ、いいじゃないですか」

望「あなたが言いますかっ!」

大草さん

麻菜美「まあいいじゃないですか」

望「あなたが言いますかっ!」

麻菜美「うーん、まあ、私と言えば私でしょうか?」

望「はぁ・・・」

麻菜美「それより望さん。朝ごはんの用意が出来ていますよ?」にこっ

望「えっ?ああ、はい。ありがとうございますxxxさん」

望「わぁ、美味しそうですねえ」

麻菜美「ふふっ、たくさん召し上がれ」

望「はい、いただきます」ぱくっ

麻菜美「たくさん食べてくださいね」

望「んん!xxxさんの料理は本当に美味しいですねえ!」

麻菜美「ありがとうございます♪」

望「いつの間にこんなに料理をおぼえたんですか?前はこれ程たくさんは作れなかったような・・・」

麻菜美「まあ、主婦をやっていれば自然とおぼえるものですよ」

望「そういうものですかね」もぐもぐ

望「ああ、毎日美味しい食事が出来て私は幸せですねえ」パクパク

麻菜美「もう、望さんったら大げさなんdrすから」

望「そういえば、今日はお休みの日でしたね」

麻菜美「どこか連れていってくれるんですか?」

望「はい。どこか、xxxさんが行きたい場所があれば」

麻菜美「そうですねえ。>>40なんてどうでしょうか?」

ラーメン屋

麻菜美「朝ごはんの最中に言うのもなんですが、ラーメン屋さんに行きたいです!」

望「ラーメン屋・・・そんなのでいいんですか?」

麻菜美「はいっ!望さんといっしょなら、どこだって楽しいですよ?」

望「・・・私も、あなたといっしょならそれだけで」

麻菜美「ふふっ♪」にこにこ

麻菜美「それでは、支度をするので少し待っていてくださいね」

望「わかりました。ゆっくりどうぞ」


望(可符香さんはいつも幸せそうで、いっしょにいると私も同じ気持ちになります)

望(夫婦としてずっと彼女といられたなら、それ以上の幸せはないでしょうね)

>>44「お待たせしました、望さんっ!」

望「早かったですねぇ」

カエレ

カエレ「望さん。支度できたわ」

望「それでは参りましょうか、xxxさん」

カエレ「ていうか、あれだけラーメン推しで私かよっ!」

望「??」
望「何を言っているのですか?」

カエレ「いえ、こっちの話です」

望(可符香さんと船に乗り、本土のラーメン屋さんに向かいます)

ざぷーんっ

ボボボボボボボボ

望「こうして船に乗り移動するのも馴れたものですねえ。
始めはどこに行くにも船が出る日を待たなくてはならないのに、不便を感じたりもしましたが」

カエレ「そ、そうですね先生っ!私もあまり船に乗り馴れていませんでしたからっ」ドキィ

望「ははは、呼び方が昔に戻ってしまっていますよ?xxxさん」

カエレ「あら、私とした事が。動揺してうっかり・・・」

望「動揺?」

カエレ「いえ、何でも」

カモメ『クエークエー』

望「おや、カモメがたくさん」

カエレ「可愛いですねぇ」クスッ

望「そうですね・・・」

カモメ『クエー!クエー!』ギロリ

望「・・・若干眼が怖いですが」

カエレ「私たちが餌を持っていないのがわかるんでしょうね」

ボボボボボボボボボボボボボボ

望「そろそろ港に着くようですね」

望「さて、いつものラーメン屋さんで良いでしょうか?」

カエレ「望さんにお任せするわ」

望「では、正直この港の近くに他のラーメン屋さんがあるのか知らないので、いつもの店に」

ガラガラ

望「こんにちは」

店主「いらっしゃい!2名様ね」

望「それでは、さっそく注文を・・・ん?」

【新メニュー!臓物島名産・モツラーメン 800円】


望「・・・。」
カエレ「・・・。」

望「店主、このメニューはいったい・・・」

店主「ああ、それかい?地元の名産品で新メニュー作ってみたんですよ!」

望「はぁ」

店主「良かったらどうぞ」

望「モツ、ですか」

カエレ「どうしますか?望さん」

望「ここは一つ、注文してみましょう」

カエレ「意外にもチャレンジャーね・・・」

望「まあ、地元の名産品を使っているならば、さほど美味しくないわけもないでしょうし」

カエレ「そうかもしれないわね。なら、私も同じものを」

店主「へい!モツラーメン2丁!」

店主「お待ち!」ドンっ

望「それでは」

カエレ「いただきます」

ずずっ

望「ううっ!?」うぷっ

カエレ「ぐっ!?」うぷっ

望「く、臭いっ!ものすごく生臭いですよこのラーメン!」うえっ

カエレ「ちょっと、何よこのマズいラーメンわ!訴えるわよ!?」

店主「そんなこと言われたって、臓物島名産のモツはそういうものですし・・・」

カエレ「いくら何でも、こんなの新メニューに加える前にボツにしなさいよ!」くわっ

店主「そんなこと言われても・・・」

店主「新メニュー作るのは決定事項だったし」

カエレ「はぁ!?」

望「そう。世の中には、先に外枠を作り後からいいかげんな中身を詰め込む・・・」

望「ダメ外箱商法がまかり通っているのです!!」どんっ

カエレ「ダメ外箱商法!?」

望「そうです。美味しいラーメンを開発してから新メニューに加えるのではなく、
『新メニュー』『地元の名産』という格好のつく結果を先に作ってから、メニューを考える。
中身の伴わない立派な外箱ありきの商売。それがダメ外箱商法なのですっ!」

奈美「あー、確かにそんなメニュー出す食べ物屋さん多いですよね」

望「ああ、やっぱり居ましたか。日塔さん」

カエレ「ラーメン屋が出てきた段階で予想はしてたけど、やっぱり来てたんだ」

奈美「やっぱりってなんですかぁ!」

望「まあともかく、日塔さんはどのようなダメ外箱商法の被害に?」

奈美「被害っていう程のものじゃありませんが、
流行の野菜入れただけのパスタとかって、大抵値段の割には微妙なのが多いっていうか・・・」

望・カエレ「・・・普通」

奈美「普通って言うなぁ!」

望「まあ、日塔さんですし。新メニューには大盛りで頼めるのはあまりありませんものね」

カエレ「そうね。値段の割に量が少な目だったりもするからね」

奈美「私、そんなに食いしん坊キャラじゃありません!」ぶわっ

望「ともかく、立派な外箱を見て注文してからやってくる物に限って、がっかりな中身の多いこと!」

・福袋の中身
・BDの予約特典の全巻収納BOX(ただの折りたたんだ紙の箱)
・ハコモノ建築
・ゴミおせち

奈美「あったなぁ、ゴミおせちの通販」

カエレ「BD収納BOXにいたっては、外箱なのにダメ外箱商法?」

望「絶望したっ!世間に蔓延するダメ外箱商法に絶望したー!!」

>>61「そんなことはありませんっ!」

>>61「ダメ外箱などではなく、少しでもお客様に期待を抱いて購入してもらおうという、尊い企業努力です!」

望「可符香さん・・・」

マ太郎

マリア「そんなコトないヨっ!」

マリア「ダメ外箱ジャナクて、少しデモ客に期待を持たセルようにミンナガンバッテルヨ!」

望「可符香さん・・・」
望「と、思いきや。関内君ではありませんか」

※マリアは男子生徒扱いです

マリア「マリアも、この国来るトキには怪しまれナイように、コンテナはピカピカにキレイに掃除したヨ!」

望「あー、あー。何も聞こえません。私は何も聞いていません」

望「と言うか、皆さん卒業したのにこんなラーメン屋さんに集まりすぎです」

カエレ「つーか、この国おかしいよ!」

望「って、カエレさんまでっ!?」

カエレ「宅配便の外箱に傷が付いてるくらいでクレーム出すなんてこの国おかしいよ!
大事なのは中身だろ!?食べ物の味は仕方ないにしても、外箱じゃなくて中身を重視しろよ!」

望「多重人格のあなたが言うのもなかなかアレですが、言っている事は確かにその通りかもしれませんね」

奈美「・・・。」
マリア「・・・。」
カエレ「・・・。」

望「確かに、外箱だけを確認して物を買う消費者も悪いのかもしれません」

楓「そんな事はありません。外箱や包装紙も大切にとって置く、日本の美しい伝統文化です」くるっ

カエレ「そんな無駄な事する必要ねーだろっ」くるっ


望「って、言ってるそばから中の人同士で意見が対立したー!?」ガーン

まとい「でも、中身よりもむしろ外箱をありがたがる風潮ってありますよね」

望「・・・いたんですか、常月さん?」

まとい「ええ、ずっと」

望「でも確かに、作り手側も買う側も
本来重要な中身より、外箱やオマケを重視する商品ってありますよね」

・アニメキャラの描かれたお菓子のパッケージ
・プロ野球チップス
・ディズ●ーランドのお土産
・仙台の正月名物の福箱(箱がいろいろ使えて便利)
・BD予約特典の全巻収納BOX(キャラの水着姿が描かれている)

奈美「って、こっちにも全巻収納BOX!?」

望「OVAの初回盤だけ、四面全てに描き下ろしで女の子の水着姿が描かれた化粧箱なんてあざと過ぎますっ!」

奈美「何の事を言ってるんですかぁ。あえて聞きませんけど・・・」

マリア「アツがナツいなあ!」

千里「まったく、イライラするわ。」イライラ

望「・・・皆さんここに集まり過ぎでしょう」

千里「外箱が大事なのか、中身が大事なのか、きっちりしなさいよっ!」

千里「外箱である建屋が吹き飛んだだけで大騒ぎして、重要なのは中身が無事かでしょう!?」

望「えっ・・・?」

千里「それとも……。」ぐるんっ

望「ひぃっ!」びくっ

千里「建屋共々、きっちり中身も吹き飛ばしてやろうか?」ぐわっ

望「」
奈美「」
カエレ「」


望「いやぁあああああっ!!」

マリア「最終的にコノ話、結婚生活は全然関係ナイのナ!」


終わり

俗・安価で絶望少女と結婚生活


望「4月も早下旬。皆さん新たな環境に馴れたり馴れなかったりしていると思います」



望「さて、可符香さん。私は来月5月に来る五月病に備えて、心療内科の予約を取ろうと思っているのですが」

>>71「望さん。それは良い事ですねっ!」

望「えっ・・・?」

赤木杏

望「4月も早下旬。皆さん新たな環境に馴れたり馴れなかったりしていると思います」

望「先生も、来月5月に来る五月病に備えて、心療内科の予約を取ろうと思っているのですが」

杏「先生、それは良い事ですねっ!」

望「えっ・・・?」

杏「先の事を気にかけ、そこへ向かって準備をする。とっても良い事ですっ!」

望「あ、いえ。先生はそのような前向きな気持ちではなくて・・・」

杏「きっとその心療内科で新たな出会いや感動が、先生を待っている事でしょう!」

望「相変わらずポジティブ過ぎますっ!」



望「・・・。」ぱちっ

望「夢、ですか」

望「よく憶えていませんが、なんだか懐かしい夢を見たような気がしますね」

>>75「どうかしましたか望さん?」

望「おはようございます。ああ、いえ。何か夢を見た気がしたのですが・・・」

まりあ

マリア「どうかシタのか先生?」

望「おはようございます。ああ、いえ。何か夢を見た気がしたのですが・・・」

望「って、どうして私の家に関内君がいるのですかっ!」

マリア「アソビに来たダケだから、細かいコトはイインダヨ!」

望「そうですね。そんな事よりも・・・」

望「先の事などわからない!!」どーん

マリア「トツゼンどうシタ?」

望「今回のテーマです」

マリア「んー」

望「先の事なんて、わかるわけがありません!」

望「良識ある大人たちが決定し、発表した予定すら覆る現代に、先の事なんて気にかけたって無意味なのですっ!!」

・傷物語の公開日
・シェンムーの続編
・北の国のミサイル
・嘉手納基地の今後
・四期
・次回作

望「絶望したっ!先の見えない現実に絶望したー!!」

>>80「そんな事はありません!」

望「あなたは・・・」

>>80「これは彼方未来へ希望を託す、次世代への置き土産なのです!」

チタン

地丹「きょー!」


>>82「そんな事はありません!」

望「あなたは・・・」

>>82「これは彼方未来へ希望を託す、次世代への置き土産なのです!」

根津

美子「そんな事はありませんよ」

望「あなたは・・・」

美子「これは彼方未来へ希望を託す、次世代への置き土産ですよ」

望「xxxさんですか。またポジティブな解釈ですが、先が見えずに不安な事には変わりありませんっ!」

美子「それならば、そんな望さんにオススメの商品が・・・」にやり

望「オススメの商品?」

翔子「私から説明しましょう」

望「丸内さん!何故あなたが!?」

美子「彼女がこの商品の発案者なのよ」

望「丸内さんが・・・それで、その商品とは?」

翔子「はい先生。将来の不安を解消し、未来に希望を託す素晴らしい保険商品をご用意しましたよ」

望「保険、ですか?」

翔子「そうですよ。その名も『来世楽園保険』です!」

望「ら、来世ですか?」

翔子「はい!先が見えない現代、もし生まれかわってもそこが素晴らしい世界である保証はありませんよね?」

望「は、はぁ・・・」

翔子「そこで私が提案致しますのは、現世で得た穢れた金を浄化し、
その浄銭を使って今の世の中を素晴らしい楽園に作り変えるというまったく新しいタイプの保険なんですっ」

美子「まあ、なんてすばらしい!」

望「ええーーっ!?素晴らしいんですか!?」

望「ま、まあ、妻がそう言うのならそうなのでしょう・・・」

翔子「フッ」
美子「にやり」

翔子「先生が生まれかわった来世は、先生の力できっと素晴らしい楽園になっていますよ」

望「そうですかねぇ?」てれっ

美子「さあ、さっそく契約しましょう望さん!」

望「ええ、そうですね・・・・って、騙されませんよー!!」

翔子「チッ」

望「絶望したっ!元教え子に騙されそうになる社会に絶望したーっ!」

美子「まあ、実際ありそうな話でもありますが」

翔子「元教え子やら同級生が持ってきた美味い話って、大抵アレですもんね」

望「うう、世知辛い世の中ですね・・・」

マリア「でもセンセ、保険は入れるうちニ入ってオイタ方がいいゾ?」

望「おや、関内君は保険に詳しいのですか?」

マリア「うん!マリアも日本人の親戚の人に『保険入っといた方がいい』って言われて
いっぱい生命保険入ってるからナ!」

望「何だか、聞きたくない事実が耳に入ってきてしまいました・・・」どよんど

望「これではもう、保険になんて怖くて加入できませんー!!」だっ

望「そもそも、将来の不安を解消するための保険が恐怖なんてっ!本末転倒じゃないですかーー!!」ぶわっ

>>92「もう、望さんったら。そんなに騙されてお金を巻き上げられるような危険が身近にあるわけないじゃありませんかー」

望「で、でもっ!」

可符香

>>92

望「おや?なんだか92が表示されませんねえ」

望「仕方ありません。再安価しましょう」

望「 >>94の人のコンマ以下が

00〜09 木津千里
10〜19 大浦可奈子
20〜29 丸内翔子
30〜39 藤吉晴美
40〜49 三珠真夜
50〜59 小節あびる
60〜69 日塔奈美
70〜79 音無芽留
80〜89 小森霧
90〜99 加賀愛

>>93
ちょっとちょっと、ヒロイン格の
風浦可符香が何で出てこないのさ(--#)

安価下

>>94
あー
原作とこのSSを読んで察していただければと思います

>>94 コンマ04

千里「もう、望さんったら。
きっちりと下調べをしておけば、そんなものに騙されてお金を巻き上げられるような
危険が身近にあるわけないじゃありませんか。」

望「で、でもっ!」

千里「でもじゃありません。きちんとした将来設計のためにも、
保険に入るなら入るでしっかりしたものを選んでいただかないと!」

望「ううっ・・・」

望(今日の可符香さんは何だかご機嫌ななめなご様子。素直に従いましょう)

千里「でも、私も保険って苦手なんですよね……。」

望「おや、そうなんですか?」

千里「はい。お金で実物を買うのではなくて、
『無い物』を買うっていうのがなんだかきっちりしてなくてイライラするんです。」

望「確かに、保険会社が将来ちゃんと支払ってくれるのかは不安ですが・・・」

翔子「でも、最初に保険って仕組みを考えた人って凄いですよね。『無い物を売る』なんて発想ができるんですから」

美子「株券や二酸化炭素排出量取引なんかもそうですが」

望「保険会社がお金を払ってくれると、みんなが信じてお金を振り込み続ける事が前提の共同幻想に過ぎないですからね」

千里「共同幻想で成り立つ社会……ああ、イライラするっ!」イライラ

翔子「でも、保険会社はましな方だと思いますよ?自分たちで責任負う分」

望「まあ、そうなんですが・・・ね」

マリア「人口が増え続けるのが前提の年金制度とかナ!」

望「幻想すぎるっ!人口が有限な以上は間違いなく破綻するじゃないですかー!!」

翔子「くしくもネズミ講と同じ発想ですからね、それって」

美子「でも、その年金制度すらもまともに思えるくらいの幻想がまかり通るのが世の中の恐ろしさ」

望「こ、これ以上の幻想があるのですか!?」

美子「さっき言った二酸化炭素排出量取引の件」

望「二酸化炭素排出量取引・・・?」

美子「例えば、企業が工場から排出する二酸化炭素の上限量があるとして、
各社がその上限から節約した分を他社に売れる仕組みなのですが・・・」

望「なるほど。エコな感じがして良いではありませんか」

マリア「そのエコも幻想だけどナ」

望「各社が二酸化炭素削減に取り組むための素晴らしいシステムに思えますが?」

美子「・・・ぶっちゃけ、企業が工場を稼働しなければ二酸化炭素を出さないので、排出量を売り放題になります」

望「働かない方が利益が出るって事ですか!?」

マリア「リアル働いたら負けだと思うになっちまったナ」

望「いくらなんでもその仕組みは幻想過ぎますっ!どうして誰も気が付かないんですかーーっ!?」

翔子「二酸化炭素排出量取引を叩けば『エコじゃない』と叩かれますからねぇ」

望「幻想の上にさらに幻想が重なる幻想スパイラル!」

望「もはや何が幻想で、何が幻想でないのかがわからなくなってきました・・・」

翔子「『無い』ものを売り買いするのが一番儲かりますからねぇ」

美子「元手がいらないし、ね」

望「絶望した!無いものを有るかのように振舞う世界に絶望したーーっ!!」

美子「・・・。」
翔子「・・・。」
マリア「・・・。」
千里「・・・。」

望「もはやこの世界には幻想しかない!!」

翔子「我々は価値観を売買している。と言った所でしょうか?」

望「先生、もう何が価値があって何が価値が無いのかもわからなくなってきました・・・」

マリア「価値観で値段が決まる以上はモノが有っても無くてもイッショだヨ!」

千里「イライラするっ!そういうはっきりしないのってイライラするわ!」イライラ

千里「そうだわ……。」はっ

千里「世界中を一つに統一して、一つの文化と一つの教育で人々を一つにまとめれば、
バラバラな価値観なんて無くなる!!」カッ

望「そ、それは危険な思想ですっ!」バッ

千里「みんなが同じ価値観になれば、不安定な社会から脱却できるっ!」

望「やめてくださいっ!それが出来ないのは歴史が証明してますからーーっ!!」

千里「先生は、私とは違う価値観のようですね?」ぐりんっ

望「ひぃっ!」びくっ

千里「異端者は排除せよ!新世界に違う価値観の者は認め無い!!」バッ

マリア「アチョー!」べきっ!

望「圧政だー!木津さんの圧政が始まったー!!」ドサッ

木津「認め、ぬ!」ぐわんばっ

きっちり帝国皇帝・千里「全てを一つに!」

きっちり帝国国民たち「「きっちり!きっちり!きっちり!きっちり!」」うおぉぉぉ

千里「全なるは一!一なるは全!」

国民「「うぉぉぉぉぉぉ!!」」


望「ううっ、先の事はわからないとは言え、このオチは予測できませんでした・・・」


マリア「オチて無いヨ」

マリア「日本にミサイル落ちてこないと思ってる安全神話は集団幻想だヨ!」


終わり

イチャラブが書きたいのに何故だ

懺・安価で絶望少女とイチャラブ新婚生活


望「た、たまには妻である可符香さんとのんびり過ごしたいですね///」ドキドキ

>>115「望さん、どうかしましたか?」

望「かっ、可符香さんっ!///」かぁぁ

なんかどうでもよくなったのでそのうち別スレで書く事にするわ
このスレは落としていいです

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