唯「このムギちゃんで不良品だな」(63)

紬「くぁせdrftgyふじこlp;@:「」

唯「これはゴミ、と」

解読班はよ

唯「よいしょっと」牛を殺すときに使われる銃

紬「くぁせdrftgyふじこlp;@:「??」

カチッ

紬「」

唯「はあ~ムギちゃんのクローンを処分する仕事は疲れるなあ」

んー☆ よくわかんなぁ~い(・ω<)

で→て

唯「琴吹家がムギちゃんを100人量産したのはいいけど」

唯「不量産かどうか見定めて、奇形だったら殺すのは大変だよ」


唯「次のムギちゃんおいでー」

紬「むぎゅ?」

唯(ああ、このムギちゃんも記憶の継承に失敗してるっぽい)



唯「ねえ、ムギちゃん、私の事わかるかな」

紬「むぎゅ?」

唯「言葉は話せる?」

紬「むぎゅう」

唯「マンボウの真似してみて?」

紬「むぎゅ……」

唯「よし、いい子だね、お礼をあげるから額を出してもらえるかな」

紬「むぎゅう~♪」ペロン

唯「じゃ、目閉じて」

紬「むぎゅ」><


ガシャコンッ

紬「」


唯「次のムギちゃんおいでー」

これは期待

紬「え、え、これはどういうことなの……唯ちゃん……?」

唯「わあ、お話できるムギちゃんだ」

紬「え、お話?え?」オドオド

唯「細かい事はいいからいいから♪」

唯「簡単な心理ゲームをしようよ~」

支援

本物ってオチか

紬「ゲーム……?」

唯「うん、いくつか私が質問をしてムギちゃんがそれを答えられたら勝ちだよ、楽しいでしょ?」

紬「ちょっと待って唯ちゃん、私、何がなんだか……」

紬「さっきまで、私、家にいたはずなのに、なに、ここ……この真っ白な部屋……」

唯(次からは円滑にテストが行えるようにクローンの記憶に細工をしてもらおっと……)

唯「大丈夫だよ、テストが終わったら全部全部説明してあげるから」

唯「みて、ムギちゃん」

唯「ここにギターがふたつと、ベース、ドラム、キーボードがひとつずつあるよね」

唯「それぞれの楽器を見て、そこから受ける印象を教えてほしいの」

で→は
じゃね?

池沼が池沼を処分

紬「楽器……?」

唯「このギター、どうかな」

紬「ギター……ギー太?唯ちゃんのギー太なの?」

唯「わあ、覚えててくれたんだね」

紬「ええ、だっていつも練習してるじゃない……唯ちゃんは本当に楽しそうに演奏するからギー太も幸せそう……」

唯「うん、うん、それで」

紬「ベースは澪ちゃんのよね、みんなをそっと支えてくれる、澪ちゃんらしい優しさ……

 ドラムはりっちゃんの、走り気味だけど、みんなでフォローし合ってるうちに自然と引き締まって……まるでりっちゃんみたいに暖かい……」

唯「わあ、ムギちゃん心も体も次第点だよ」

唯(でも、堂々とすっぽんぽんで振舞われるのはやっぱり馴れないや、感情をいじらせて羞恥心を麻痺させたのはまちがいだったかな……)

紬「キーボード、私の……大事な大事な楽器……、1つ1つの音がまるで妖精みたいに意志を持ってるように感じるの」

唯(合格、これ良質なムギちゃんだよ、死体を運ぶの大変だから処分せずにいられるのはうれしいなー)


紬「それで、そのもう一本のギターは、唯ちゃんの新しいギターかしら……?」

あちゃー

これも一種の100ムギか

唯「ん……?」ピトッ

紬「この真っ赤なギター

  私、こんなの、知らない……」

唯「ねえムギちゃん」

唯「あなたは誰なの?」

紬「いやっ、唯ちゃん、怖い……そんなに怖い顔しないで……おねがい……」ワナワナ

紬「私は琴吹紬……桜ヶ丘高校の、キーボード担当の……」

唯「うん、そうだね」

紬「唯ちゃんだって知ってるはずでしょ、お友達よね!?」

紬「このまえのライブだって楽しかったじゃない!、澪ちゃんのふわふわ時間……

  私と唯ちゃんと……りっちゃんと澪ちゃんで……いっしょに演奏をして

唯「ムギちゃん、
  ちょっと目を瞑ってもらっていいかな」

こうはいを知らないという事は初物か

紬「嫌、嫌ぁ!!怖い、怖いよ……唯ちゃん……!!」

唯「もー、暴れないでよ」

紬「やだ、やだぁ……唯ちゃん、どうして、」

紬「近寄らないでぇ……!!!!」

唯「スタッフさん、コレ拘束してー!」


ガシッ

紬「嫌ぁぁぁ」

紬「……唯ちゃん、どうして……」

紬「怖いよ……唯ちゃああああん……」

ガシャンコッ

紬「」


唯「私がお友達なのは本物のムギちゃんだけだよ」

唯「クローンに中途半端に記憶を継承されると抵抗されるからめんどうくさいや」

唯「脱走なんてされたら面倒だし、出荷まで学習能力をオフにして呼び出しだけに対応させてほしいな」

唯「あれはただのモノなんだもんね」



唯「……あ、そろそろあがりの時間だ、次のムギちゃんで最後だね」

唯ムギ臭がするから最後まで読みたいけどもう限界だ寝る

ゴキブリなんていらないもんな

いいね

唯「次のムギちゃんおいでー」


紬「……」

唯(ありゃ、ずいぶんと無口だね)

唯「ねえ、ムギちゃん嫌なことでもあったの?」

紬「……ううん、いやなことなんて何もないわ」

唯(クローンには若干の感情ムラが生まれるから、不機嫌だから欠陥ってわけでもないんだよね)

唯「ごめんね、実はさわちゃんが私とムギちゃんを1つの部屋に閉じ込めてみる実験をしたいって話だったの」

唯「だから、こんな真っ白い部屋に急に閉じ込められてもおびえる心配はないからね」

紬「……」

唯(ちぇっ、愛想悪いな)

唯「あはは、ムギちゃんならこういう状況が夢だったのーって言うかと思ったよ」

紬「……そうね」

唯(ムギちゃん幼少期に買ってもらった漫画の影響で、こういうシチュエーション好きそうなんだけどな)

唯「ひょっとして、幼少期の経験の記憶がないのかな」

紬「……」

紬「私の大切なおともだちが、子供の頃漫画を買ってきてくれたわよ?」

唯(あー残念、記憶がなかったのなら、さっさと切り上げて帰れたのに)

唯「えへへ」

唯「じゃあムギちゃん、暇潰しに簡単な心理テストゲームをしようよ」

紬「……」

唯「ムギちゃん?」

紬「……そうね、しましょう?心理テストゲーム」

唯(ああ、もうこのクローンいらいらするよぉっ、さっさと粗を探して処分しよっと)

唯(むしろこの不機嫌なクローンなら、さっきみたいに泣き喚くところを観たいかも)

唯「じゃあ質問すr

紬「私が先に質問をしていいかしら?」

唯「え?」

紬「ねえ、唯ちゃん」

紬「唯ちゃんは私のお友達、かしら?」

唯「……」

唯(おかしいよ、こんなの……)

唯(いままで何十体か、処分してきたけど、先に質問してきたクローンなんていなかったもん)

唯(それにおともだちか、なんて……まるで、さっき処分したクローンの記憶を継承してるみたいで)

唯「気味が悪いことを言わないでよムギちゃん」

紬「?」

唯「私たちはお友達でしょ?」

紬「お友達」

唯「だからさ、怒ってるなら機嫌直して?、いつもの優しいムギちゃんに戻ってよ」

紬「別に、怒ってなんか、いないわよ」

紬「ただ、なんだか哀しいだけ」

唯「そっか、でもだいじょーぶです!楽しい心理テストで遊べば、きっとすぐ元気になるからさ」

唯「ムギちゃん、ウサギとカメってお話、知ってるよね、もっしもっしカメよーの歌の奴だよ」

唯「ウサギさんとカメさんがかけっこするお話」

唯「もし、ムギちゃんがウサギさんだったらどーするかな?」

唯「お昼寝しちゃう?、ただゴールを目指す?ノロマなカメは置いてっちゃう?」

唯「昔話の事は忘れて、素直に教えてほしいな」

次第点てなんだよ

支援

紬「私は……」

紬「私がウサギさんだったなら……カメさんともっと実力が近いことでいっしょに楽しく遊びたい……かしら」

紬「誰かが傷つく様な事はしたくないもの……」

紬「自分が優位だから相手を見下すようなことをする人は許せない……」

唯(うん、及第点だね)

紬「唯ちゃんはどうなのかしら」

唯(はあ……また聞き返してきたよ、この娘……面倒くさいなー)

唯(別にいっか、どうせ相手はクローンだし適当にあしらっておけば)

唯「私だったらさっさと、カメを置いていっちゃうよ」

紬「……え」

唯「いや、もうめんどうくさいからカメさんの妨害とかしちゃったりなんて」

紬「唯ちゃん……そんなの酷いと思うわ?」

唯「も、もう!いちいちめんどうくさいんだよ、ムギちゃんは!」

唯「あなたはただのモノなんだから、素直に質問に答えてればいいんだよ!」

紬「モノ……?」

唯「あーあ、喋っちゃったよ」

唯「まあいいや、教えてあげても」

唯「あなたはねムギちゃんじゃないの!ムギちゃんの模造品、ただのクローンなの!」

紬「……」

唯「だから、欠陥があれば殺すし、欠陥がなくてもムギちゃんの生活は送れないムギちゃんの偽者なの!」

唯「おともだち?やめてよ気持ち悪い!その感情もその体もその心もムギちゃんの偽者の癖に」

唯「それじゃ審査の結果を教えるね!、不合格!!」

紬「……どうして?」

唯「本物のムギちゃんなら私をこんなに不愉快にしないもん!」

唯「このムギちゃんは不良品だね!」

唯「スタッフさん、コレ、取り押さえて!!」

紬「……そう」

なんだこれ

気になって結局寝れなかった
さてどうなる


ガシッ



唯「え……」

唯「なにやってるの?」

唯「どうして?」

唯「どうしてみんな私を取り押さえるの?」

紬「唯ちゃん……残念よ……」

唯「なにこれ……わけわかんない!」

唯「離してよ!」

唯「そいつはただのクローンだよ!?

 みんな何を吹き込まれたのか知らないけどだまされちゃ駄目だよお!?」

紬「ううん、私はただのクローンじゃないのよ、唯ちゃん」

紬「本物の琴吹紬なの……」

早く寝たい

やめてこの展開

唯「はあ?」

唯「クローンはみんなそう思い込んでるだけだよ!ふざけないで!」

紬「そうね、確かに精巧なクローンはみんな同じ記憶が埋め込まれていて本人さえも自分が本物なのかどうかわからない」

紬「だからね唯ちゃん、クローンには区別がつくように
  首の裏の目立たない場所に特殊な製造番号の焼印が付けられているの」

紬「そして私にはそれがない、ね、唯ちゃん、私は本物なの」

唯「し、知らないよ!仮に本物のムギちゃんならどうしてこんな意味のわからないことをするの!?」

 カクカク  ,ィヘ⌒ヽフ _ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ!!
    / ( ・ω・))-=3\
 ε//   し  l(itノヽヽヽl  ドッピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
  ( (  _,.ノ ノリ(l| ´ q `*ノi -=3 ゆい、ぶたさんのぺにすきもちいいれす
   し しー し─J      んひ(*´p`*)んひ(*´p`*)んひ(*´p`*)んひ(*´p`*)んひぃいいい(*´p`*)

紬「……」

紬「大切なお友達がいたの」

紬「その子は優しくて、心の底から暖かい、命を尊ぶことのできる女の子だったわ」

紬「でもね、大学生の時に……」


唯「大学生……?」

唯「あはは、やっぱり不良品クローンだよ!本物のムギちゃんは高校生なんだから!」

唯「あ……」


紬「私はその子を蘇らせたかった」

紬「そして、私はその子がきちんとオリジナルと同じかどうか見極めるテストをしたかったの」

紬「でも……」

紬「テストは失敗だね……唯ちゃん……」

世にも奇妙な物語にありそうな話だな

だめだ。このままBADENDじゃありきたりな物語になってしまう
ここから切り返してハッピーエンドに持ち込んでこそのけいおんSS

ハッピーエンドに持ち込んでこそのけいおんSS()

紬「よいしょっと」牛を殺すときに使われる銃

唯「い、嫌、嫌だ!!助けてムギちゃん……!!」

紬「……」

唯「ムギちゃん……、私だよ……平沢唯だよ……!」

唯「こんな所で死ぬなんてい、いや゛だぁ゛……ごれ゛がら゛、いえにかえ゛っで……」

唯「う゛い゛とごはんをたべて、楽器を゛え゛んそうして……」

唯「けいおん部のみ゛んな゛とこれ゛からも……これ゛から゛も……」

紬「……唯ちゃん……」

紬「大丈夫よ、安心して」

紬「また新しくクローンを造るわ、そして今度こそみんなでもう一度楽しく演奏しましょう」

紬「だって唯ちゃんと私はお友達……でしょう?」

唯「あ」


ガシャコリン

ここからジョジョになったら尊敬する

なにこれ
やるせない

その時だったッ、平沢唯に秘められていたスタンドが発現したッ……!!


紬「!?」

唯「危ないところだったよ、このギタープラチナがなければ、私は死んでいたッ」
ドドドドドドドドドド

取り巻きのスタッフ「何ィィィィィィッ!?」

紬「ばッばかなッ……」

トンちゃん「やべえ……こんな化物勝てるわけがねえ……」



唯「さあ……第二ステージをはじめようか……ムギィィィ!!」



和「そうなんだ、じゃあ私生徒会に行くねッッ」


ユイに奇妙な冒険 第4部 おわり

余計なことしてなくていいからwwwwwwwww

尊敬

あほなwwwww

超展開

このSSは次第点だな……

>>51
おいこら

おつ

尊敬した

ワロタwwww

急に打ち切りみたいな内容にww面白かったよ

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