小林「ミルキィのみんなが性的すぎてつらい…」(256)

小林「いつか間違いを犯してしまいそうだ…」

小林「それで『堕ちた名探偵!教え子の処女を怪盗事件!』って見出しにされるんだ…」

神津「なんだそれ…ん?小林、お前『ミルキィのみんな』と言うことは…」

神津「あのまるで小学生のようなシャーロックまでそういう目で…」

小林「え?うん」

神津「うわっ…引くわ…」

小林「神津…引くわって、そんな大げさな…」

神津「いや、引くわ…このロリコン性犯罪者め」

神津「あんな幼児体型の女児にまで劣情を抱くとは…ないわ」

小林「ま、待ってくれ神津、とりあえず僕の話を聞いてくれないかい?」

神津「…言ってみろ」

小林「いいか?想像してみてくれ…ここにシャーロックが居るとするだろ?」

神津「…ああ」

小林「シャーロックが肉まんを食べているとするだろ?」

神津「ああ」

小林「ふくふくのほっぺたがもぐもぐ動くだろ?」

神津「そうだな」

小林「むにむに柔らかなほっぺたにおにんにんを擦り付けたくなるだろ?」

神津「引くわ」

神津「うわぁ…ちょっと、うわぁ…ないわー…引く…」

小林「そ、そんな…そこまでドン引きすることないだろ」

神津「お前変態だったのか…俺の親友変態だったわ…」

小林「ぼ、僕は変態じゃない!これくらい普通だって!」

神津「おまわりさんこいつです」

小林「おまわりさんはお前だろ!とりあえず聞いてくれ、シャーロックには他にも色々あるんだって!」

神津「もう変態の変態トークなんてこれ以上聞きたくないんだが…」

小林「まあ聞いてくれ…僕がこう、ソファーに座って事件の資料をチェックしてるとするだろ?」

神津「ああ」

小林「そうしてると、シャーロックが後ろから『小林せんせー、何してるんですかー?』ってソファー越しに抱き着いてくるんだよ」

神津「…ほぅ」

小林「振り向いたらキスしてしまいそうなほど顔が近いし、何か匂いがするしで…」

小林「こう、なにか熱いものがこみ上げてくるのが抑えられないというか…」

神津「…なるほど」

他キャラが小林と恋愛イベント発生させるシーンで何故かトイズの話をしだすシャロちゃんかわいいよ!

小林「全体的にシャーロックは無防備なんだよ」

小林「捜査中も無頓着にくっついてきたりするし…」

小林「僕の事を見つけると、駆け寄って抱きついてきたりとか…」

神津「ああ、それはいいな。抱きしめ返してあげたい」

小林「な、そうだろう?」

神津「抱きしめてちゅっちゅはむはむぺろぺろしたい」

小林「えっ…ちゅっちゅはないわ…引く…」

神津「おい貴様」

小林「いや、だって神津…あんな小学生みたいな女の子にちゅっちゅって…」

神津「お前はもっと変態的な行為をやりたがっていただろうが!」

小林「まあ神津が変態だってことはどうでもよくて」

神津「お前にだけは変態だの言われたくない!」

小林「それよりも他のミルキィについてだけど」

神津「話をそらすな!」

小林「エルキュールはね、やばい。単純にやばいんだよ」

神津「エルキュール…あの、緑色で妙にエロい娘か…」

小林「神津の目から見てもやっぱりエロいのか?」

神津「ああ、あのエロさは…正直ハンパ無いからな」

神津「名前を呼ばれるだけで勃起できる自信がある」

小林「うわぁ」

小林「まあ、気持ちは分かるよ…僕も毎日のように怒髪天を突いてるし」

神津「声がエロからな。とにかくあの声はエロい」

小林「あの声のエロさは、エルキュール全体のエロい雰囲気の演出に重要な役割をしているよ」

神津「同感だ」

小林「これは重要なファクターだ!」

神津(このフレーズ、気に入っているのか…?)

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                        f゙7,_入||      `ヽ七ノ
                       L辷}ノ「|          ノ

小林「まず、いつも頬を染めているのがエロい」

神津「ほう」

小林「『ナニを想像しているんだこの淫乱娘』って言いたくなる」

神津「むしろ赤面しているだけの娘にそこまで言いたくなるお前にこそ『ナニを想像している』と言ってやりたいが」

小林「でも分かるだろ?」

神津「まあな」

小林「内気さ故にいつもちょっとおどおどしてて、怯えた子犬っぽいのもエロい」

神津「あれはいいな。加虐心がそそられる」

小林「首輪をつけて絶対の服従を誓わせたい」

神津「首輪もいいが個人的にはやはり手錠だな。手錠で拘束して徹底的に調教したい」

小林「相変わらず手錠好きだな」

神津「ああ、手錠好きが高じて警察になったようなものだからな」

小林「あと、事件が起こった時とか、急がなきゃならないときに…こう、走るだろ?」

神津「ああ、まあ走るだろうが、それがどうか…」

神津「…あっ、揺れるのか?」

小林「いや、揺れるほどはないな。ミルキィの中では大きい方だけど…」

小林「揺れるにはもうちょっと成長する必要があるかな」

神津「ふむ、そうか」

小林「話を元に戻すと、こうエルキュールが走ってきます」

神津「ああ」

小林「どちらかというとインドア派だからだろうな。すぐ息があがるんだ」

小林「荒い息と潤んだ瞳、そして普段よりも真っ赤に染まった顔…」

神津「…小林、機会があったら俺にも見せてくれ」

小林「ああ、約束する」

小林「とにかく、そんな感じでエロキュールはエリい訳だ」

神津「今エロキュールって言わなかったか?」

小林「次はネロだけど…」

神津「ネロ…あのボーイッシュな黄色い娘だな」

神津「あの娘も性的なのか…だがまあ、少なくともエルキュールほどのモノではないのだろう?」

小林「甘いな神津。ネロはある意味において、ミルキィの誰よりもエロい」

神津「ほう?つまり…どういうことだ?」

小林「ああ、何て言うのかな…あえて例えるのなら…」

小林「『この地球上に存在するあらゆる猛毒も、悪意を持って人に襲い掛かったりしない』とでも言おうか」

神津「…ふむ、なるほど。要するにネロはアレか」

神津「他のミルキィたちと違って、積極的にアプローチを仕掛けてくると」

小林「そう、そしてそれが重要なファクターだ!」

神津「それはもういい」

小林「ごめん、でもこれ気に入ってるからつい」

神津(やっぱり気に入っていたのか…)

小林「まあ、それはそれとして、具体的にネロがどうやばいのかっていうと」

小林「僕がこう、ソファーに座って事件の資料をチェックしてるとするだろ?」

神津「またそのパターンなのか」

小林「そしたら、ネロが『何やってるの、小林ぃ?』って猫なで声で擦り寄ってきます」

神津「ここまではシャーロックとそう変わりは無いな」

小林「あわてるなよ神津、ここからがネロの本領発揮さ」

神津「別にあわててはいないが」

小林「ネロは僕の腕に引っ付いてきます」

神津「ふむ」

小林「そしてそのまま、僅かなふくらみをむにむにと押し付けてきます」

神津「…ほう」

小林「僕が注意しようとネロの方を向くと、ネロはにやにやとしながら挑発的に微笑んでこちらを見返してきます」

神津「…ふむ、なるほど…ふむ」

小林「『どうかしたの、小林?』ネロは表情を崩さずに、素知らぬふりをして僕に問いかけます」

小林「『い、いや、その…き、気付いてるだろ、ネロ?む…胸が、当たってるよ』と、僕は返します」

神津「…ふむ」

小林「そうしたら、ネロはこう言いました『…ふーん、ねえ小林ぃ…ワザと当ててるって言ったら、どうする?』」

小林「…その顔は15歳の少女のものとは思えない…淫靡な“女”の顔をしていました」

神津「…なるほど、なるほどな。ふむ」

小林「ずっと禁欲してるのに、ガチで誘われると本当にヤバいんだよ」

神津「禁欲してるのか」

小林「ああ、学院で寝泊りしてるからね。いつ何時ミルキィのみんなが来るか分からない以上…」

小林「下手な行動はできないって事さ」

神津「なるほど、お前も苦労しているんだな…」

小林「フッ、まあね」

小林「あと、ネロは舐めかけのアメをぐいって口に押し込んできたりとか…」

神津「ふむ…いや、それは誘っているわけではなく、無邪気なだけじゃないか?」

小林「そうかもしれないし、違うかもしれない」

小林「そしてネロはそういう『どこまで本気か分からない』って所も危険なんだと思う」

神津「…ふむ、なるほどな…よく分かったよ、譲崎エロのネロさが」

小林「今譲崎エロって言わなかったか?」

神津「次はコーデリア=グラウカか?」

小林「コーデリアは特に無いな」

神津「そうか」

小林「あ、後、ミルキィじゃないけど…アンリエット生徒会長もすごい」

神津「ほう?まあ確かに、あの美貌とスタイルは…」

小林「ああ、それもあるけど、それだけじゃないんだ」

神津「と、言うと?」

小林「この間学院の廊下を歩いていたとき、アンリエットさんと出会いがしらに衝突したんだ」

小林「僕は別に大丈夫だったんだけど、アンリエットさんが転びそうになっていたから」

小林「とっさに腕を掴んで僕の方へ引き寄せて、抱きとめたんだ」

小林「あくまでとっさだからね?本当にわざとじゃないよ?」

神津「わかったから、続けろ」

小林「それでこう、抱きとめたら…僕の胸に、柔らかくて大きなものが押し当てられてね?」

神津「……」

小林「わ、わざとじゃ無かったって言ってるだろ!?」

神津「…まあいい、今回は見逃してやる」

小林「かたじけねえ…」

神津「それで、お前は生徒会長の巨乳に興奮したと」

小林「いや、そうじゃない。確かに興奮はしたけど今僕が言いたいのはソコじゃなくてね」

神津「…ふむ?」

小林「…多分、アンリエットさんもおっぱいが押し当てられたことにすぐ気付いたんだろうね」

小林「あせったような顔をして、すぐにばっと僕から離れたんだよ」

神津「…それは、大丈夫だったのか?」

小林「ああ、とくに問題は無かったよ。僕がわざとおっぱいをむにむにしたわけじゃないって分かってくれたから」

小林「…で、アンリエットさんは僕から離れると、恥ずかしそうに視線をおろおろとさまよわせたんだ」

小林「いくらわざとじゃないとはいっても、おっぱいをむにられて恥ずかしかったんだろうね」

小林「そして『も、申し訳ありません、急いでいたもので…』って僕に謝ったんだ」

神津「…ふむ」

小林「なんて言うのかな…普段ほわほわしながらも絶対にスキを見せない人だったから」

小林「ふいに見せた歳相応の女の子っぽさに…こう、グッときたね」

神津「…なるほどな」

小林「加えておっぱいは柔らかくて大きかったし」

神津「結局そこなのか」

小林「おっぱいそれは選ばれし女子の胸に膨らむ奇跡のつぼみ」

小林「…まあ、そんな感じで、ホームズ探偵学院が煩悩の園なんだよ」

神津「そうか…大変だな…」

小林「まあね…だけど神津、実際のところお前も結構大変なんじゃないのか?」

神津「ほう、どういう意味だ?」

小林「どうもこうもないさ、神津のとこのG4だって、ミルキィのみんなとまけず劣らず粒ぞろいじゃないか」

神津「…全く、何を言っているんだ小林。俺をお前と一緒にするな」

神津「G4をアイドルのグループか何かと勘違いしているのか?何を根拠にそんな…」

小林「だって神津、さっき『お前も』苦労しているんだなって言ってたじゃないか」

神津「……」

小林「本音で話してくれよ。僕も色々ぶっちゃけたんだからいいだろ?」

神津「…まったく、変態でも流石は名探偵、といったところか」

小林「僕は変態じゃないよ!?」

神津「…ふむ、お前と比べれば、大したことは無いかもしれないが…」

神津「…まあ、色々大変だな」

小林「やっぱりそうなのか」

神津「まずは次子だ」

小林「次子君!次子君はエロい!!」

神津「気持ちは分かるが落ち着け小林」

小林「ああ、すまない」

神津「次子のエロさはあえて説明するまでも無いかも知れんな」

小林「ちちしりふとももちちしりふともも」

神津「単純な大きさだけを言えば、そっちの生徒会長に劣るかも知れないが…」

小林「実際のところはどうなのか分からないけどね」

神津「ぜひ一度検証してみたいところだ」

小林「ああ、全くだな」

神津「最近の電子機器はまったく信用ならないと思わないか?」

小林「やはり人の手で行うのが一番確実なのかも知れないね」

次子が19歳(小林と同い年)ってことしか覚えてない

神津「次子の魅力は…簡単に言えば露出だな。ふとももをむき出しにしてるところとか」

小林「胸元をがばって開けてるところとか…たまらないね」

神津「それでいて、その露出がさわやかで健康的なところも見逃せないな」

小林「露出してるのに!ってところがね。さわやかなエロスがこうね」

神津「見てもらうための露出というよりは、見られても気にしない露出というか」

小林「分かる。ガン見しても許されそうな気がする」

神津「流石にしないがな」

小林「なんだしないのか」

神津「するわけが無いだろうお前と一緒にするな」

小林「えっそれどういう意味」

神津「次子と接する時はいつも視線を固定するのに必死だ」

小林「チラッと見るくらい平気じゃないのか」

神津「いや、意外とばれるらしいぞ」

小林「そ、そうなのか…」

神津「○たしンちに書いてあった」

小林「あた○ンち!!?」

神津「胸元をグイッと見せ付けるような体勢になっても特に気にしないしな」

神津「性格か、あるいは俺が男として見られていないのか」

小林「なんだよそれ…うらやましすぎる…」

神津「そうでもないさ、なんにせよ胸元を見てはいけないことに変わりは無い」

神津「むしろ、視線を上に固定する労力が増すだけだ」

小林「神津ぅ…」

小林「個人的に、次子君について残念だと思うことがあるんだよ」

神津「ほう?何だ、言ってみろ」

小林「なんで彼女は乗り物担当なんだい!?ランニングしてボヨンボヨン揺れる乳を堪能できないじゃないか!!」バンッ!!

神津「なんだ、そんなことか」

小林「そんなことだと…乳揺れは重要なファクターじゃないか!」

神津「甘いな小林、次子クラスのおっぱいになると、乗り物に乗っていても乳揺れは遺憾なく発揮される」

小林「!?」

神津「しかも次子は結構乱暴な運転をするからな…車に乗ってるときもポヨンポヨンしていることが多々ある」

小林「!!?!?」

神津「まして振動の強い乗り物だと、それはもうばるんばるん揺れることも」

小林「う、うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

小林「素晴らしいよ…次子君、なんて素敵な女性なんだ…」

神津「本人に言ってやれ。あれで乙女なところがあるからきっと喜ぶぞ」

小林「乙女なところがあるのか…いいなぁ…」

神津「ああ、少女趣味なファッション誌をうらやましげに眺めてたりすることがある」

神津「声をかけると『こーいうの小衣に似合いそうでさー』などとごまかすのもまた可愛い」

小林「次子君かわいい!かわいい!かわいいい!!!」

神津「次は咲だ」

小林「スカートの短さがけしからんよね」

神津「ああ、しかもパンツの中は桜吹雪だからな」

小林「桜吹雪柄のパンツか…なかなかマニアックな…」

神津「人の話はちゃんと聞け、小林。パンツの中と言ってるだろう」

小林「……」

小林「!?ど、どういうことだ!どういうことだ神津ぅ!!?」ガクガク

神津「どうもこうも公式設定だ…」

神津「まあ最も、俺が自分の目で確認したわけじゃないから、真相は闇の中だがな…」

小林「乙女はいまだ謎の存在だ…分からないことだらけさ…」

神津「ただ、少なくともパンツの柄は桜吹雪だったな」

小林「咲君のパンツを見たことがあるのか!?」

神津「ああ…とは言っても、たまたま目に入っただけで、わざと見た訳では無いからな」

神津「スカートが短いからどうしてもそういうことがな…」

小林「クソッ…なにがジーニアス4だ、エロティック4に改名しろ…」

神津「何を言っているんだ小林…」

小林「それで神津は咲君のパンチラを日々堪能していると」

神津「堪能してなどいない。次子の谷間と同じだ、普段は視線を極力下には向けないように気を使っている」

神津「ミニスカートから覗くふとももを凝視したら失礼だろう」

小林「相変わらずふともも好きだな」

神津「ああ、ふともも好きが高じて警察になったようなものだからな」

神津「というか、次子もそうだが…服装の露出が高いのは正直辛いものがあるから何とかして欲しい…」

小林「うらやましい悩みだなクソが」

神津「お前のようなエロゲ体質男と違って、普通の男はセクハラに対して敏感にならなければいけないんだ」

神津「おっぱいやふとももを凝視していたのがバレたらどうなると思う?」

神津「良くてその場で現行犯逮捕、悪ければ射殺orネット拡散で社会的に抹殺だからな…」

小林「け、警察って怖いんだな…」

神津「優秀過ぎるのも困りものだ」

小林「だけど、服装に問題があるのなら、普通に注意すればいいんじゃないか?」

小林「正直警察としてどうなの?って思わなくも無い服装だし」

神津「一応G4は、その辺は自由だからな」

神津「それに第一、そういう注意をするのならまず平乃からだな…」

小林「ああ…ねぇ…」

神津「普通に注意するのにはそういった弊害があり、かと言って…」

神津「『咲、パンチラしているぞ。スカートはもっと長いものを履いた方がいいんじゃないか?』」

神津「等と言うわけにも行くまい…」

小林「まあ、そうだな…そう言えば平乃君には何かあるのかい?」

神津「平乃は特に無いな」

小林「やっぱり?」

神津「あと、飴玉を舐めているのがエロい」

小林「そう言えばいつも飴舐めてるね」

神津「ああ、仕事中だろうと構わずぺろぺろしている」

神津「あの、飴玉をねっとりと舐る仕草は…こう、くるモノがある」

小林「…今度一緒に捜査する時は、咲君をよくチェックする必要がありそうだな」

神津「さらに飴玉を舐める音が…」

小林「音、だって…!?」

神津「ああ…『ちゅぷ…ちゅ、ちゅぱっ…』みたいな感じでな」

小林「それは、なんと言うか…捗るな」

神津「ああ、捗る」

小林「…いや、でもそれは流石に、注意すればいいんじゃないか?」

神津「意外と他のみんなは気にしていないみたいでな」

神津「あえて大きな音を立ててしゃぶっているわけでは無いし」

小林「しゃぶってるってお前…」

神津「意識すれば十分聞き取れるレベルなんだが」

神津「…他のみんなが気にしていないのに、俺があえて言うのも…まるで俺が変態みたいじゃないか?」

小林「その思考回路が変態みたいだぞ」

神津「…まあとにかく、いやらしくうごめく舌と淫靡な水音のコンボはやばい」

神津「正直誘ってるんじゃないかと思うこともある」

神津「ありえないだろうがな」

小林「咲君はつかみどころが無くて、どこまで本気か分からないところがあるよね」

神津「その辺りは、ミルキィホームズの譲崎ネロと通じるところがあるかもしれないな」

小林「あの二人は気が合いそうだ」

神津「最後に小衣だ!」

小林「ロリコン犯罪者め!」

神津「それはお前だろ!」

小林「小衣ちゃんか…まあ、普通に美少女だけど、そういうのはあるのか…?」

神津「お前には分からないかもしれないが、小衣は俺に対してはデレッデレだからな」

小林「!!?」

神津「普段生意気な小衣が見せる素直で大人しい表情」

神津「そしてそれを見る事ができるのは俺だけだという優越感」

小林「クソッ!うらやまし過ぎるぞ神津ぅ!!」

神津「加えて小衣は、さっきお前も言ったように美少女だからな」

神津「13歳の美少女に懐いてもらえる…この意味、お前なら分かるだろう?」

小林「ああ…分かるさ…」

神津「あと、小衣を語る上で欠かせないのが…」

神津「小衣は、重要な証拠を見つけた等の時…俺に頭を撫でてもらいたがる」

小林「ッ!!?!?」ガタッ

神津「落ち着け小林」

小林「あ、ああ…すまない…」ガタッ

神津「『警視!小衣はがんばりました!だから、その…』と言いながら、もじもじと俺の事を上目づかいで窺う小衣」

小林「おおっふふ…」

神津「だが俺はそこであえて『どうした小衣、早く捜査に戻れ』と冷たく突き放す」

小林「なんだと神津ぅ!!小衣ちゃんがかわいそうだろう!?」ガタッ

神津「落ち着け」

神津「そしてなんやかんやあって怪盗を捕まえたG4」

神津「小衣は今度こそと思い俺の方へ駆け寄ってくる。その目は期待でキラキラと輝いていた」

小林「小衣ちゃんやったね!!」

神津「だがここでも俺は『事後処理で忙しいから後にしてくれないか』とか何とか言って小衣をそっけなくあしらう」

小林「神津ウウウウうううううううううううう!!!!」ガタッ!

神津「落ち着けと言っているだろう、本番はここからだ」

神津「しょんぼりとしながら去っていく小衣。目にはうっすらと涙すら浮かんでいる」

小林「小衣ちゃん…」

神津「しばらく経った後、俺は頃合を見計らい小衣の元へ向かう」

小林「小衣ちゃん!」

神津「『小衣』『け、警視!?』突然後ろから呼びかけられ驚く小衣」

神津「俺は小衣のそばに寄り、小衣の頭にぽんっと手を乗せる」

神津「そのままやさしく頭を撫でながら、こう言ってやるんだ『今日はお手柄だったな。よくやったぞ、小衣』」

神津「その時の小衣の、なんとも嬉しそうな顔と言ったら…」

小林「よかったね小衣ちゃん!!」

神津「正直立場さえ無ければ抱きしめてクンカクンカスーハースーハーしたところだ」

小林「それはまずいだろ」

小林「お前…13歳の幼女にクンカクンカって…」

神津「お前はもっと酷いだろうが」

小林「おまわりさんこいつです」

神津「そうです俺がおまわりさんです」

神津「…と、もうこんな時間か、そろそろヨコハマ警察署に戻らなければ」

小林「そうだな、僕も学院に戻らないと…」

神津「伝票をよこせ、コーヒー代くらい俺がおごってやろう」

小林「いいのか?」

神津「これくらい遠慮するな」

小林「すまん、神津」

店員(そうです、ここは喫茶店だったのです)

店長(やっと帰ってくれる…)

カァ…カァ…

小林「…もうすっかり夕方だな」

神津「ずいぶん話し込んでしまったな…まあ、忙しい訳でもないから問題はないが…」

小林「ははっ、なんだか妙にテンションがあがった気がするよ」

神津「久しぶりに男同士の会話をしたからな」

小林「たまにはこういう話をするのも楽しいね、なんだか元気が出てきたよ」

小林「あー!露出狂の幼痴女が、リボン一丁の上半身を僕に見せ付けてきてくれないかなー!」

神津「はっはっは、小林、お前どこの元気が出てきているんだまったく」

神津「だいたい、そんな都合のよく幼痴女が出てきてくれるわけが…」

ポー「ふしゅるるるるるるるるるるるるるるるるるる!!!!!」バッ!

小林神津「「うわあああああああああああああああああああああ!!!」」

小林「…はぁ、はぁ…まいた、かな…?」

神津「どうやら、そのよう、だな…はぁ、はぁ…」

小林「はぁ、はぁ…ヨコハマの治安が、こんなに乱れてるなんて…」

神津「はぁ、はぁ…まったく、警察は何をしているんだ…」

小林「…それにしても、実際に幼痴女に会うと…どうしていいか分からなくなるね」

神津「そうだな…やはりこういうことは、語り合っている内が華なのかも知れないな…」

小林「『女は二次元に限る』って事か…」

神津「それはまた違うような気がするが…」

小林「それはそれとしてアンリエット会長のムチムチおっぱい揉みしだきたい」

神津「それは全然関係ないが…」

小林「もうすっかり暗くなってしまったな…」

神津「しばらく逃げ回っていたからな…とりあえずG4に連絡はしておくか…」ピッピッピッ

小林「そうだな、僕も…ミルキィのみんな、心配しているだろうな…」ピッピッピッ

神津「もしもし、小衣?…ああ、俺だ…変質者に襲われてな…」

神津「…よし。それじゃあ帰るとしよう」ピッ

小林「ああ、そうだな…なあ、神津…」

神津「どうかしたか、小林?」

小林「…いや、また機会があったら…今日みたいに駄弁るのも、良いんじゃないかなって思ってさ」

神津「…フッ、そうだな。それではその時は、お前におごってもらうとしようか」

小林「ああ、任せてくれ」


神津「またな、小林」

小林「またな、神津」

エピローグ ホームズ探偵学院ミルキィホームズ事務所にて

ワーワー… ザワザワ… ワイワイ…

小林「…なんだか妙に騒がしいね」

シャロ「さっきココロちゃんが来てましたよー」

小林「小衣ちゃんが?」

エリー「変質者を…捕まえるためって…」

ネロ「『ヨコハマ中の変質者を一掃してやるわ!』って、なんか張り切ってたよ」

コーデリア「昨日、神津警視が変質者に襲われたのが、よっぽどトサカに来たみたいね」

ネロ「小林も襲われたんだよね」

小林「ああ、まったく…とんだ災難だったよ」

コーデリア「明智さんの気持ちも分かるわ、教官を襲うなんて…」

エリー「許せ…ません…」

シャロ「吐き気をもよおすような邪悪です!へんしつしやさん!」

ネロ「聞いた話では、探偵学院の教師を名乗っていたとかなんとか」

コーデリア「酷い!学院の名誉にもかかわることだわ!」

小林「ああ、まったくだ!このホームズ探偵学院にそんな変態的な人なんている訳が無い!!」

エリー「許せ…ません…」

シャロ「真の邪悪ってやつです!へんしつしやさん!」

小衣「捕まえたわよ変質者!!」

小林「ヒィッ!ごめんなさいもうしません!!」

エリー「ひっ!?」ビクッ

コーデリア「あら、この声…G4が変質者を捕まえたみたいね」

小林「ああ、そうみたいだね」

シャロ「流石ココロちゃんですー」

エリー(今…小林さん…?)

ネロ「明智も結構やるじゃん。それにしても、変質者って一体…」

二十里「NOOOOOOOOO!!美しい僕を縛り上げてどうするつもりだい!!?」

コーデリア「」

シャロ「」

ネロ「」

エリー「」

小林「」

小衣「私の警視に汚い裸体を晒すなんてふてえ野郎ね!私だってまだ見せたこと無いのに!!」

咲「小衣、落ち着いて」

次子「よーし、神妙にお縄につけ」

二十里「グスッ…身体は自由にできても、心までは渡さないんだからNE☆!!」キッ

平乃「ホームズ探偵学院の教師を名乗るとは、あきれた変質者ですね…この世界のどこに上半身裸になる教師がいると」

アンリエット「申し訳ありません、彼は我が学院の教師です」

小衣「えっ」

終わり

オマケ

シャロ「せんせー!おはようございまーす!」ギュッ

小林「あ、ああ…シャロ、おはよう…」

小林(ううっ、女の子特有の甘い匂いが漂って…)

ネロ「あっ、シャロばっかりズルいぞー!僕の小林ぃー!」ギュウッ

小林「こ、こら、やめなさいネロ…」

小林(さりげなくすりすりと身体を擦り付けて…)

エリー「小林さん…おはよう、ございます…」

小林「や、やあエリー、おはよう」

小林(なんで君はそんなに頬を染めているんだい…朝方にエリーの声は刺激が強い…!)

小林(…ま、マズい…僕の奇跡のつぼみがこのままでは花を咲かせてしまう…なんとか鎮めないと…!)

コーデリア「きょ、教官!おはようございます!」

小林「コーデリア!ちょうど良いところに!」

コーデリア「ほら、二人とも、教官が困ってるでしょ。離れなさい!」ベリベリ


シャロ「やーん」

ネロ「ちぇー、もうちょっと…」

小林「いや、助かったよコーデリア。ありがとう」

コーデリア「まったく、二人にも困ったものですね…」

小林(コーデリアの顔を見てたら僕のトイズも落ち着いてきたな)ジー

コーデリア「…あ、あの、教官?どうして私の顔をじっと見ているんですか?」

小林「ああ、すまないコーデリア、ただ…」

小林「君のそばにいると、落ち着くなって思ってさ」

小林(下のトイズ的な意味で)

コーデリア「!?」

終わり

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