八幡「今日から俺はイエスマン?」神「そうじゃ」 (97)

八幡「なんだここは。俺海の上に立ってる」

神「ここはお主の夢の中じゃ。それでワシは神じゃ」

八幡「は?なにいってんだじじい」

神「じじいではない神じゃ。よいかお前の性格はくそじゃ。このままだとお前は後10年で自[ピーーー]る。
それを防ぐためにワシが直々にきてやったんじゃ」

八幡「はぁ」

神「それでじゃ。お前はこれからの人生、人にイエスかノーで問われた時選択肢が目の前に出てくる。
それでイエスを選択し実行すればよいだけじゃ。簡単じゃろ?」

八幡「まぁ夢だし別に何でもいいんだけど、もしノーって選択したらどうなるんだ?」

神「一度ノーと選択すれば腹を本気で殴られる痛みを味わい、二度ノーと選択すれば金的を本気で蹴られる痛みを味わい
三度ノーと選択すればしぬ」

八幡「なんだ結局しぬのかよ」

神「そうじゃ。お主はそれくらいせぬと行動を起こさぬじゃろ?ではこれからイエスマン人生を頑張って送ってくれ。じゃあの」

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八幡「うわっ!今日高校の入学式だってのに何か変な夢みちゃったな。
ってまだ五時かよ。ちょっと早いが準備して学校行くか。」
・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡「おお、小町随分と早起きだな。」

小町「うん だってお兄ちゃん今日入学式でしょ。やっぱ最初が肝心だからね。
おいしいお弁当でも作って元気に登校してもらおうと思って
あ、今の小町的にポイント高い!」

八幡「そうか。いや気持ちは非常にありがたいんだが今日午前中で学校終わるから弁当入らん」

小町「ガーン。何それショックせっかく作ったのにー。もうじゃあお弁当だけでも持っててよ」

八幡(ん?なんだ目の前にイエスとノーってでてる。俺寝ぼけてるのかな)

八幡「いや持って行っても食べれないし持っていかないよ」

小町「えー何それポイントひくーい」

八幡 グフッ

八幡(何だこれ腹に凄いいたみが)

八幡「いてええええええええええええ」

小町「え?何お兄ちゃん大丈夫?」

八幡(また目の前にイエスとノーがってそれどころじゃねえ腹が殴られたみたいにいてえ)

八幡「大丈夫じゃねえよ!!!」

八幡 ゴフッ

八幡(何だ今度は金玉をすごい勢いで蹴られたような痛みがきたくそおおおおおおなんだこれええええ
せっかく頑張っていい高校入ったのにその高校の入学式から俺しんじゃうのかよ)

小町「今度は股間抑え出した!ねえお兄ちゃん本当にどうしちゃったの?大丈夫なの?」

八幡(んまた目の前にイエスとノーが出てる。待てよもしやこれ夢で言ってたやつか。まさか本当のことだったは
ってことはここで俺がイエスと答えなければ俺はしんでしまうではないか。
くそどうして俺がこんな目に!でもやらないとしかたないか)

八幡「イエス!俺は大丈夫だ!小町が可愛かったから少しいたずらしただけさ」(本当は今人生で一番の痛みを味わってるがな)

小町「もう!びっくりさせないでよね!バツとしてこのお弁当もうあげない」

八幡「いや別に今日弁当いらん日だけどな」

小町「妹が早起きして作った弁当いらないっていうの!?」

八幡(またイエスとノーか)「いや欲しいです。是非持って行かせてください」

小町「もうしょうがないなー。そんなにいうなら持って行ってもいいよ」

八幡(あげないっていったのお前じゃねえか)

八幡「おうありがとうな。俺今食欲ないしもう学校行ってくるわ」

小町「わかったくれぐれも事故らないように気をつけてよね」

八幡「自己保身にかけては人類トップクラスの俺がそう簡単に事故るかよ」

小町「ハァ それって威張れることなのかな まぁいいやじゃあいってらっしゃい」

八幡「いってきます」



八幡「はぁ朝から散々な目にあったな。でも早朝から自転車ってのはいいな
新鮮な気分を味わえるぜ」

八幡「うわ向こうから黒塗りのヤバそうな車がきた。あれ絶対やくざだろ。
って交差点から紐が外れた犬が飛び出してきてる。その後ろに外れた紐を持った16歳くらいの女の子がいる!」

八幡「このままじゃ衝突するんじゃないか。やくざの車とぶつかるなんてついてない奴だな。
まぁ俺には関係ないし別にどうでもいいか」

犬の飼い主「ちょっとサブレ待ってー ってやばサブレ止まって!車とぶつかっちゃう!いやー危ない誰か助けてー!」

八幡「おい目の前にイエスとノーがこれって助けないとダメなのか!?
でも今助けると俺がぶつかる可能性が。でも助けないとどっちにしろしぬし
くそ!こうなったらやけくそだ!」

八幡「そこの犬!そこをどけえええええええ!」

ドン!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡「ここは・・・朝夢で見た場所だ」

神「いやーすまんすまん。ワシのせいでお主しんでしもうたのう」

八幡「え!?俺しんだのか!?」

神「そうじゃ。いやーまさかこんなに早くしぬとはの。予想外じゃったわい。」

八幡「おいおいこれなら10年後自殺したほうがよかったじゃねえか」

神「そうじゃのぉ 本当すまんかった。お詫びといってはなんじゃがお主を今から生き返らせてやろう」

八幡「え!?そんなことできるのか?」

神「もうこれっきりじゃが。できることはできるぞ」

八幡「なら頼む是非生き返らせてくれ」

神「ふむ。承知した」

神「アブラカタブラザオリク!!!!」

小町「ぃ・・ゃんお・・ちゃん!おにいちゃん!」

八幡「小町か。ここはどこだ。それで俺はどうしたんだ?」

小町「あ!目さました!ちょっとまってねお医者さん呼んでくるから!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡(まず医者の説明によると俺は色々な場所を骨折して一ヶ月入院みたいだ。入学式当日からついてないな本当
そして小町の話によると俺の助けた犬は無事らしい。俺とぶつかった相手はどうやらやくざではなくただの金持ちだそうだ。
一応犬の飼い主と車の運転手がお見舞いと謝罪に来てくれたらしいが、俺は寝てて会ってない。
くそ!犬の飼い主の女の子結構可愛かったのに!本当についていない」

小町「ちょっとお兄ちゃんなにブツブツいってるの?気持ち悪いよ」

八幡「おいおい、気持ち悪いってなんだよ。一応俺は尊い一つの命を救ったヒーローだぞ」

小町「まぁそれは褒めてあげるけどね。でももう高校生なんだから独り言はやめてよね」

八幡(そうだ。俺はもう高校生そして大事な最初の一ヶ月を俺は病院で過ごす。
これはどういうことかというと、3年間ずっとぼっちということだ。
俺はコミュ力なし、行動力なし、空気読む能力なしの3なし男だ
まぁこんな俺だからどのみちぼっちだったろうが
しかしこの事故で俺のぼっちは100%確定した。望みなしだ
でも悪いことばかりではない。このイエスマンという変な能力を持っている俺は人とのつながりを立つことで
他人からの質問を極力受けなくすることができる。ってことはだ長生きできるってわけだ。
つまりボッチは最高だぜ!」

小町「またブツブツ言ってるし。その癖本当気持ち悪いからやめてよね?」

八幡(あ、イエスとノーが)「はい。今日をもって独り言はやめさせていただきます」

・・・・・・・一年後

平塚「なんだこの作文は」

八幡「なんだといわれましも、俺はただ高校生活を振り返ってということなのでこの一年で学んだことを書いただけですが」

平塚「君はこの一年ろくなことを学んでこなかったようだな」

八幡「先生にはそう見えるかもしれませんが、誰にも振り回されずアニメを見て可愛い妹と過ごす日々は何にも代え難い貴重なものですよ」

平塚「はぁ、君は友達とかいるのかね?」

八幡「先生の目は節穴ですか?もし友達がいたらそんな作文書かないと思いますが」

平塚「私もそう思うよ。一応きいただけだ」

平塚「よし、この作文は再提出だ。そしてもう一つ君にはその腐れきった根性と目を治すために奉仕活動を行ってもらう」

八幡「別に目はいいでしょう目は」(やばいな俺はまだイエスマンだ。奉仕活動なんてしたら恐ろしいことになるのはわかりきっている
でも目の前にイエスノーが出てるから結局やるしかないんだけどね)

八幡「わかりました。再提出と奉仕活動両方やりましょう」

平塚「ほぉ意外と素直なんだな。よかろう。ついてきたまえ」

八幡「それで奉仕活動ってのはなんですか?ゴミ拾いでもするんですか?」

平塚「いやそういうではない。まぁくればわかる」

八幡「はぁ」

平塚「ここだ」

八幡「ここだって言われても。別棟の誰も使ってなさそうな教室じゃないですか。
こんなとこでどんな奉仕をするんですかね」

平塚「まぁまて。失礼するぞ」がらがら

八幡(平塚先生が扉を開けるとそこには一人の美少女がなんとも絵になる格好で、本を読んでいた。
俺は彼女をしっているというか、この学校で知らない人間はいないんではないだろうか。
彼女の名前は雪ノ下雪乃。頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群と3出来る女だ)

雪乃「平塚先生入る時はノックをといつもいってるじゃないですか」

平塚「ああ、すまんすまん次からはきをつけるよ」

雪乃「そのセリフ今ので5回目なんですが」

平塚「そうだったか?まぁそんなことより喜べ今日は新入部員を連れてきたぞ」

雪乃「新入部員というと先生の後ろに立ってる目の腐った男のことですか?
もしそうだとしたら到底喜べることではないのですが」

八幡(なんだ。この女は。俺は今まで美人は性格も美人。ブスは性格もブスと思って生きてきたがどうやら間違いだったらしい。)

平塚「まぁそういうな。見ての通り彼の目は腐っている。あろうことか性格まで腐っているのだ。
それでこれは私からの依頼なんだが、この男をここに入部させてこの腐れきった性格を直してくれないだろうか」

八幡「さっきから黙って聞いてれば人のこと腐ってる腐ってるって。別に俺は腐ってませんよ
周りがおかしいから俺のような特別な人間は腐ってるように見えるだけです」

平塚「雪ノ下これでわかったろ。私もこの男には手を焼いているんだ。どうか頼むよ」

雪乃「わかりました。しかし先程からその男が私に向けてくる下心に満ちた目がとても心配なのですが」

八幡(このアマ 別にお前の貧しい胸なんざだれもみねえよ)

平塚「それに関しては、安心してもらっていい。彼に犯罪を犯せるだけの行動力は持ち合わせていないからな」

雪乃「確かにそうですね」

八幡「納得しちゃうのかよ・・・」

平塚「ではよろしく頼んだぞ」がらがら

雪乃「比企谷くんあなたいつまでそこに立っているのかしら?」

八幡「そ、そうだな。ってあれ?なんでお前俺の名前知ってるんだ?」

雪乃「え?あ、いや それは私程度になると生徒全員の名前を覚えるのは容易いことなのよ。
例えそれがあなたのような全く目立たない生徒でもね」

八幡「そうかよ。一つ気になってたんだがこれって部活なのか?」

雪乃「そうよ」

八幡「じゃあ他にも部員がいるのか?」

雪乃「いいえ部員は私と認めたくないけどあなたの二人よ。ここで一つクイズをしましょうか。ここは何部でしょう」

八幡「ボランティア部、ブー 奉仕活動部、ブー 奉仕部、ピンポン」

雪乃「よくわかったわね。そうここは奉仕部よ」

八幡「まぁ平塚先生が奉仕活動っていってたからな」

雪乃「なんか、あなたにこう簡単言い当てられるとむかつくわね。
景気づけにそこの窓から飛び降りてくれないかしら」

八幡(やばいやばいやばい目の前にイエスとノーが、確かここは3階だったよな。最悪骨折で済む高さか。しぬよりはましだ)

雪乃「あらいきなり黙り込んでどうしたのかしら?まさか本気にして怖くなったのかしら」クスッ

八幡「わかった。ここから飛び降りる。なんとか軽症で済むようにするがもしもの時のために救急車を呼ぶ準備だけしといてくれ」ガラガラ

雪乃「え?ちょっと冗談よ冗談。何本気にしてるの!?ちょっと窓から身を乗り出したらあるないわよ!」

八幡「冗談だろうとなんだろうとな。やらなきゃいけないことはやらなきゃダメなんだよ。もうこれに懲りたらそんなこと言うな」

雪乃「わかった。もう軽はずみでそんなこと言わないわ。私が悪かったから、飛び降りるのをやめてちょうだい!
もうあなたの傷つく姿なんて見たくないの!!」

八幡(目の前にイエスノーが出てきた。ってことは飛び降りなくていいってことか。なんとか命拾いしたぜ)

八幡「わかった。飛び降りるのやめるよ。それで俺の傷つく姿ってどういうことだ?」

雪乃「え?いやそれはそのただの言葉のあやよ。というか最初からそうしないさい。あなたって人間はどこまで馬鹿なのかしら
私がちょっと冗談を言っただけで脅すような真似をして本当腐り切っているのね。
いっそのこと本当に飛び降りてしまってはどうかしらね」

八幡(ああ・・・・まただ)「わかった。じゃあな雪ノ下」ガラガラ

雪乃「ちょっともう冗談だってば!飛び降りるの今すぐやめなさい!」

八幡(高校生きて卒業できるといいな・・・)











・・・・・・・・一週間後

八幡「なぁ雪ノ下、俺たちさ一週間後ずっと本読んでるだけなんだけど。奉仕活動とやらはやらなくていいのか?」

雪乃「俺たちって私とあなたを一緒にしないで欲しいのだけど。それに奉仕活動は依頼者あってのことなのよ。
依頼者が来なければ何もできないわ」

八幡「依頼者って過去にどれくらい来たんだ?」

雪乃「あなた一人かしらね」

八幡「マジかよ。もう読書部でいいんじゃねえのかそれ?まぁ何もしないってのは楽でいいがな」

雪乃「勝手に私の部活の名前を買えないでもらえるかしら?」

ガラガラ

雪乃「先生いつも言っていますがノックを「やっはろー」

「ってヒッキー何でここにいるの?」

八幡「ヒッキーってもしかして俺のことか?」

「他に誰かいるの?」

雪乃「ヒッキー」フフッ

八幡「おい笑うな。他にも雪ノ下がいるだろ」

「ゆきのんはゆきのんじゃん」

雪乃「まさかとは思うけどゆきのんとは私のことかしら?」

八幡「ゆきのん」フフッ

「ヒッキーのことゆきのんなんて呼ばないよ」

雪乃「ならその呼び方やまえてちょうだい」

「えーゆきのんって可愛いくていいじゃん」

雪乃「どこが可愛いのかしら」

八幡「というかお前はどこの誰でここに何をしに来たんだよ」

「えー一緒のクラスなのに私のことしらないの!?」

八幡「一緒のクラスだったけか」

雪乃「はぁごめんなさいね由比ヶ浜さん。この男脳みそが腐っていて記憶力が衰えているの」

八幡「おい、別に周りに興味がないから知らんだけで別に記憶力が悪いわけじゃない」

雪乃「屁理屈はいいわ。彼女は由比ヶ浜結衣さんあなたと一緒のクラスよ。これを気にクラスの人間の顔と名前くらい覚えるようにしておきなさい」

結衣「そうだよヒッキークラスの人の人間の名前覚えてないなんてさすがの私もドン引きだよ」

八幡(イエスノーかっていうかこれ一々考えるのがめんどくさいな。もう大抵のことは肯定しいこう)

八幡「わかったよ。これはからはクラスの人間の顔と名前くらいは覚えるよ」

雪乃「たまに素直だから調子狂うわねまったく」

八幡「何言っても俺は文句言われるんだな。まぁいいやそれで由比ヶ浜どうしてお前はここ来たんだ?」

結衣「いやそのね私クッキー渡したい人がいるんだけど、料理ド下手なのそこでクッキー作るの手伝って欲しいなって」

八幡「料理ド下手って、よく自分で言えるな」

結衣「私はそうは思わないんだけど、お母さんが結衣は一人で料理しちゃだめよっていうからそうなのかなって」

雪乃「母親がそんなこと言うなんて相当なレベルなんでしょうね。」

八幡「それでクッキーはいつ作るんだ?」

結衣「今日なんだけどいいかな」

八幡「まぁ別に基本的にこの部活暇だし早速家庭科室いくか」

雪乃「そうね。時間を無駄にしたくないしいきましょう」

結衣「ゆきのん!ありがとう!!ついでにヒッキーもありがと」

八幡「俺はついでかよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡「それで家庭科室に来たわけだが、一応材料はあるみたいだな」

雪乃「あなたは手作りクッキーを渡したいのよね?ならまず私たち見ておくから、自分で作って見て」

結衣「わかった。おいしいの作るぞー!」

八幡「さっき自分で料理ド下手っていってたじゃねえか」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

結衣「できたー!けど見た目悪いねこれ・・・」

八幡「お前はギャグ漫画か。ツッコミどころ多すぎるぞ。」

雪乃「覚悟はしていたけどここまでとはね。
まず最初に塩と砂糖を間違えている時点で論外だわ
次に材料を感覚でいれるのはよしなさい
そして生きじの厚さがバラバラで焦げてパリっぱりのもあれば中がまだ半熟なのもとめちゃくちゃよ
言っちゃ悪けど、もし渡す相手が男の子なら一瞬で振られるレベルよ

結衣「ええーそんなにひどいかな?ヒッキーもこれ渡されたら一瞬でふっちゃう?」

八幡(可愛い子に渡されたら時点で振るわけないだろ。ただここはイエスといっておかないと)
「ああ、一瞬でふっちゃうね」

結衣「ガーン わかった私頑張るからゆきのん美味しく作る方法教えて」

雪乃「わかったわ。まず私がお手本としてクッキー作るから見ててちょうだい」

八幡「うまい。なんだこれうますぎるぞ。店のやつかよ」

結衣「本当だすごくおいしい。何でこんなに美味しく作れるの?」

雪乃「レシピ通りに作っているだけよ。何も難しいことはないわ。貴方にも出来るわ。」

結衣「そうかな?わかった私頑張るよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡「うん、普通のクッキーだ」

雪乃「そうね。普通のクッキーだわ」

結衣「さっきと比べたら凄く良くなったけど、まだゆきのんみたいにうまくできないよ」

雪乃「そうね。まだ時間はあるわ。頑張りましょう」

八幡「あのさ、前提から壊すようで悪いんだけど、男の俺から言わせてもらうと
正直味なんてどうでもいいんだ。ただ可愛い女子が自分のために作ってくれたっていう
ことだけで最高に嬉しんだよ」

雪乃「まぁ確かに男なんて単純な生き物でしょうからね。特に下衆な比企谷くんにかんしては味なんてどうでもいいんでしょうね。」

結衣「じゃあヒッキーもあたしからクッキーもらったら嬉しい?」

八幡「嬉しいに決まってんだろ」

結衣「じゃあ私可愛い女子ってことかな?」

八幡「ああそうだな」

結衣「えへへ、、わかった二人ともありがとう。作り方は一通りわかったから後は自分でしてみるよ」

八幡「そうか。まぁ味はどうでもいいって言ったがさすがに最初のやつはだめだぞ」

雪乃「大丈夫よ。レシピをちゃんと見ればあんなものは作れないわ」

結衣「なんかちょっと馬鹿にされてる気がするけど、まぁいっかじゃあ今日は本当ありがとね。じゃあまたー」

八幡「ああまたな」

雪乃「ええまたこんど」

・・・・・・・・後日

八幡「今日も誰も来ないのか」

雪乃「・・・・・」

八幡(無視かよ)

がらがら

結衣「やっはろー!」

八幡「なんだ。お前か」

結衣「なんだってなんだし!今日は昨日のお礼にクッキー渡したにきたの」

雪乃「気持ちは嬉しいのだけれど、クッキーは昨日結構食べたから別のにして欲しかったわ」

結衣「そっか気が利かなくてごめん。でも頑張って作ったから食べて欲しいな」

八幡「わかったよ。全部俺が食べてやるからくれよ」

結衣「いや全部はあげないよ!」

雪乃「そうね。せっかく作ってきてもらったのだし文句言って悪かったわ。
どのくらい上達したかも知りたいから、そのクッキーくれないかしら」

結衣「はいクッキー 二人とも昨日はありがとうね。後私この部活入ることにしたから。平塚先生にも許可もらっておいたからね」

八幡(静かな部活だったのに騒がしくなりそうだな)




今日はもう寝ます

八幡(梅雨 この時期は嫌いだ。ただで際、嫌な学校が更に嫌になってくる。
何処と無くクラスメイトもイライラしてるように感じる)

三浦「ここ最近ずーっと雨でイライラするんですけど」

八幡(ストレートなやつだな)

葉山「確かに今年の梅雨は少し長いかもね。あ、でも今日の夕方は雨上がるってよ」

戸部「マジかー。やっとサッカー外でできるっしょ」

結衣「あはは、よかったね。最近ずっと雨でグラウンド使えなかったもんね」

戸部「っしょ!まじやばいっしょ!」

三浦「そっかー放課後雨上がるんか。じゃあさ久しぶりに皆で31いかない?」

葉山「いや今日久しぶりにグラウンドで練習できるから、部活終わるの遅くなると思うよ」

三浦「別に全然待つでしょ なぁ結衣?」

結衣「え!?う、うん。でも私放課後用事があるというか・・」

三浦「え?結衣今日あーしらと一緒に行けないの?なんかさー最近付き合い悪くない?」

葉山「まぁそういうなって。結衣も結衣で色々あるんだって」

結衣「あ、でも隼人くん達が部活終わるころには行けるかも」

三浦「まーなら別にいいけど。まぁ昼飯食べるっしょ」

結衣「あ、ちょっと私行かないといけないとこあった」

三浦「そうなん?じゃあさあーし飲み物ないからジュース買ってきてくんない?」

結衣「いやーちょっとそれは・・・昼休み全部いないから無理っていうか・・」

三浦「え?あーしらと一緒に食べないの?なんで?」

結衣「いや約束があるというかなんというか」ゴニョゴニョ

三浦「え?何よく聞こえないんだけど。つーかさ前から思ってたけど
結衣って優柔不断っていうの?そういうとこあるよね。
言いたい事あるならさはっきり言えよ。
あんまウジウジされるとこっちまでイライラしてくんだけど」

八幡(お、雰囲気が一段と悪くなってきたぞ。よしそのまま人間関係崩壊してしまえ)

結衣「いや、、、その、、」ウツムキ

三浦「だからさーそういう態度が嫌いって言ってんじゃん」

結衣 チラッ チラッ

八幡(そんな助けてほしそうな目で俺を見るなよ。俺が三浦相手に注意できるわけないだろ。
ってイエスノーでてるし!え!?これ直接言われなくてもでるのかよ。
ったくしょーがねーな)

八幡「おい三浦そこらへんに三浦「ああん?」

八幡(こえー!怖すぎるでしょ三浦さん。こんな助けるとか絶対無理だわ。
ってあれいきなり心臓が痛くなってきたってどんどん痛くなってくるぞやべえええ
もしかしてこれってノーって選択しちまってしんじまうのかよ)

八幡「うおおおおおおおおおおおおおおお」バタバタ

三浦「ええ!?ちょなに!?どうしたの!!!?」

結衣「ヒッキーがいきなり胸抑えて倒れた!ちょっと優美子ヒッキーになにしたの!?」

三浦「ええ!?あーしいやなにもやってないんだけど」

葉山「おい比企谷だいじょうぶか!?誰か救急車!」

八幡「おおおおぉぉぉぉ・・・・ぉ・・ぉ」バタ

葉山「比企谷しっかりしろ。比企谷ダメだ、、、、、もう脈がない。優美子!こいつになしをした!?」

三浦「え、いやあーし何もしてないんだけど」

葉山「でも比企谷はお前が睨みつけた瞬間倒れたじゃないか」

三浦「いや少し睨んだだけなんだけど」

戸部「いやー人殺しちゃうほどのにらみきかせちゃだめっしょ。さすがの俺もないとおもうわー」

結衣「もう、優美子ヒッキーになにしたのよ!?」

モブ1「三浦さん睨みで人[ピーーー]ってやばくない?」

モブ2「きゃー!!人がしんだーー」

三浦「だからあーしなにもしてないってば、信じてよ本当なにも、、、、」うわーーん

結衣「泣いてもどうしようもないんだから泣かないでよ!」

平塚「なんだ!?この騒ぎは」

葉山「いや優美子が比企谷くんを睨んだ瞬間、こいつが胸抑えて叫びながら倒れたんです」

平塚「三浦 それは本当か!?」

三浦「うわーーん」

平塚「話を聞ける状況じゃなさそうだな。今したに救急車がきた。もう直ぐ救急隊が来ると思うからそのままにしておいてくれ」

葉山「わかりました」

結衣「ヒッキー目覚ましてよ」ポロポロ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

八幡「またここかってことは俺またしんだのかよ」

神「いやーお主しぬのがはやいのぉ」

八幡「そりゃどうも。といかちょっと無理って思っただけでノーって選択するのやめてくれよ
あんなの無理ゲーすぎるだろ」

神「うむ、わしも丁度そう思っていたところじゃ。確かに結果をみて判断せぬとな
それで今回は結果的にはあの状況から助けることができた。
なので非常に稀な例じゃ今回に限ってお主を生き返らせてやろう」

八幡「本当か!?よかったー最後の時を小町と過ごせなかったから凄い後悔してたんだよ」

神「アブラカタブラザオリク!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

医者「我々も努力しましたが、もうどうにも」

小町「そんな・・・お兄ちゃん・・・小町おいてしんじゃわないでよ」

結衣「ヒッキー、、、」グスッ

看護師「先生!彼の心臓が動き出しました」

医者「なに!?お二人ともまだ望みがあるかもしれません!」

小町「え?本当ですか」

結衣「ヒッキー助かるんですか!?」

医者「はい私たちに任せてください」

八幡(その後俺は何事もなかったかのように回復し、念のためという理由で今日だけ入院することとなった)

小町「もーお兄ちゃんは本当人騒がせなんだから。しかもしんだと思ったらすぐ元気になっちゃうし」

結衣「本当だよ!もうあんなことはやめてよね」

八幡「はいはい、というかお前ら学校はいいのかよ」

小町「もう今日はいいの。昨日お兄ちゃんが教室で倒れたって聞いてびっくりしちゃって何か疲れちゃった」

結衣「本当びっくりだよ。でもあの時私を助けてくれようとしてたんだよね?」

小町「ええ?助けるってどういうことですか?」

結衣「私がクラスメイト色々きついこと言われてる時ヒッキーが止めようとしてくれたの
まぁそのクラスメイトに睨まれてこうなっちゃったんだけどね」

小町「それ本当なのお兄ちゃん」

八幡「まぁな」

小町「助けたのは偉いけど睨まれて心臓とまるってガラスのハートすぎるでしょ」

八幡「うるせえよほっとけ」

結衣「あはは、そのクラスメイト優美子っていうんだけど、今日優美子がお見舞いに来たいっていってるんだけどいいかな?」

八幡「まぁ別にいいぞ」

結衣「それとヒッキー私ね。今度から言いたいことはちゃんと言おうと思う。
だって私がウジウジしてるせいで人がしんじゃったらいやだもんね」

八幡「本当だよ」

結衣「あはは、じゃあ今日はもう帰るね。実は昨日から寝てなくてもうクタクタなんだ」

小町「小町も同じくクタクタなのでかえります」

八幡「二人とも無理させて悪かったな」

結衣「いいよ。私の責任でもあるんだし。じゃあね」

・・・・・・・・その日の夕方

コンコン

八幡「どうぞ」

三浦「おじゃまします。ヒキオ体調どう?」

八幡「ああ大丈夫元気だ」

三浦「そうよかった。あの本当にあーしが睨んだせいそうなっちゃったの?」

八幡「まぁそうだな」

三浦「そっか。なんかごめんね」

八幡(一応発端はこいつなんだが、ここまで落ち込まれるのもなんか違う気がするな)
「いや俺の心臓がこんなんなのが悪いだけだから別にそんなに気にしなくてもいいぞ」

三浦「ふふ、なんかヒキオって変なとこで優しいんだね。というかあーしも結構大変なんだよね。
なんか人と目合わせるたびに目そらされるし、裏じゃ殺人眼光三浦なんて呼ばれてるみたいだしさ」

八幡「なんだそりゃネーミングセンスねえな」

三浦「あーしこれ聞いた時笑っちゃったよ。でもあんたが元気そうで本当によかったよ」

八幡「まぁお前にも心配かけたみたいで悪かったな」

三浦「そりゃ心配するよ。あーしのせいでこうなっちゃたんだし」

八幡「いやそれに関しては本当に気にしなくていいぞ」

三浦「気にするよ。まぁあんた結構なチキンみたいだし、もしいじめられたりした時はあーしにいいな。
すぐ助けてやっからよ」

八幡「そうか。ありがとうな。お前って凄いかっこいいな」

三浦「女の子にかっこいいってなんか失礼じゃない?」

八幡「目力で人やっちゃうようなやつがいうセリフかよ」

三浦「もう!気にすんなって言ったのはヒキオじゃん!」

八幡「そうだったな。でも案外お前って優しいやつだったんだな。
まぁだからそのなんだ。結衣にももう少し優しくしてやってくれ」

三浦「ヒキオに言われなくても、優しくするっての。
あんたも中途半端な覚悟で人助けようとするんじゃないよ」

八幡「わかったよ」

三浦「でもあんたのそういうとこ嫌いじゃないけど・・・」

八幡「そ、そうか。ありがとう・・・」

三浦「・・・・もうあーし帰る。なんかヒキオ元気そうだし、なんか心配しちゃって損したな
じゃあまたね」

八幡「ああまたな」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・次の日奉仕部

ガラガラ

八幡「よぉなんか久しぶりだな」

雪乃「あらチキン企谷くん久しぶりね」

八幡「あのさぁ俺一応病み上がりなんだから、あってそうそういじるのはやめてくれないか」

雪乃「あなたはいつも病み上がりみたいなものじゃない」

八幡「確かにそうかも」

結衣「やっはろー!。あ、ヒッキーもう来てたんだ。」

雪乃「比企谷君は何もすることがないから早いだけよ」

結衣「ゆきのん今はこんな冷静にしてるけど、一昨日ヒッキーが倒れたって聞いた時は雪乃「由比ヶ浜さん?」ギロ

結衣「あ、いやなんでもないや。よし今日も部活がんばろー!」

八幡「がんばるつっても誰も来なきゃ頑張れないけどな」

雪乃「病み上がりのあなたには丁度いいでしょう」

八幡「そうだな」



今日の夜か明日の朝また書きます

八幡(梅雨がすぎ夏が近づいてきたこの頃、俺は昼休みテニスコートを眺めれる何時もの場所で昼飯を食べている)

八幡「しかし夏が近づいてきた分暑くなってきたな」

「そうだね。最近暑くなってきたね」

八幡「ああそうだなって誰だ!?なんだ由比ヶ浜か」

結衣「なんだってなんだし!ていうか一人でなにしてるの?」

八幡「見りゃわかるだろ昼飯食ってんだよ。お前こそ何してんだ?」

結衣「ちょっとそこの自販機に私とゆきのんのジュース買いにきたの」

八幡「そうか。つまりパシリって奴だな。あいつ人ぱしらせるのうまいからな本当」

結衣「ちがうし!ゆきのんそんなことしないよ。私がゲームしようって言ってそのゲームに私が負けたら
罰ゲームとして買ってきてるだけ」

八幡「よくあいつと勝負する気になったな。お前まったく勝ち目ないだろ」

結衣「確かにそうかも」

八幡「そうかもって今きづいたn」ゴフッ

八幡「いってーなんか頭に当たったぞ。これテニスボールか」

結衣「わわ!ヒッキー大丈夫」

「すみませーん。間違えてボールそっちに飛ばしちゃいました」

八幡(女子テニス部か昼休みにも練習かよ。ご苦労なことだな)

「あ、比企谷くん!君ここでお弁当食べてるの?」

八幡「え?あ、まぁそうですけど」

「そうなんだ。いつも体育の時一人で壁打ちしてるよねフォームとかとっても綺麗だよ」

八幡「そ、そうですか。ありがとうございます」

結衣「へーヒッキーテニス上手なんだ。なんか意外」

八幡「上手っていっても壁打ちだけだけどな。というかこの人だれ?」

結衣「えー!?ヒッキー同じクラスだよ!まだ名前覚えてなかったの!?」

「いやいいよ僕影薄いから。僕戸塚彩加っていいます。よろしく」

八幡「よろしく。いや影薄いとか全然ないよ。俺女子とかとあまり関わらないから知らないだけだから」

結衣「何言ってるの。さいちゃん男の子だよ」

戸塚「うん。そうなんだけど、僕なんか弱っちく見えるみたいだからしょうがないよね」

八幡(由比ヶ浜は今おとこのこといったそれは男の娘かそれとも男の子か。
世の中は不思議なことだらけである)

・・・・・・・・・・次の日の体育

八幡(今日も一人で壁打ちでもしとくか)

戸塚「あ、あの比企谷くん。今日僕のペア休みなんだよね。よかったら一緒にやらない?」

八幡(昨日の可愛い男の娘だ!いや俺たちと一緒にやってるってことは男の子か
やはり世界って広いなぁ)

八幡「ああ、いいぞ。ただ戸塚くんテニス部だろ?俺初心者だし相手にならないと思うぞ」

戸塚「いや全然そんなことないよ。フォーム綺麗だし少し練習すればすぐうまくなるって」

八幡「そうか。じゃあやろう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戸塚「やっぱり比企谷くん凄くうまいよ!僕テニス部なのに結構押されちゃったよ・・・」

八幡「いや俺初心者だからよくわからないけど、すごくうまかったぞ!」

戸塚「そうかな。ありがとう。でももっと強くなりたいな。なんか僕のテニス部ね、あんまりやる気がないんだよね。
特に強豪校でもないから、みんな適当にやってる感じなんだ」

八幡「そっか。色々と大変なんだな」

戸塚「なんかみんなにやる気出させるいい方法ないかな」

八幡「よし!俺なんかみんながやる気出すいい方法考えるよ」

戸塚「本当!?ありがとう」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・放課後の奉仕部

八幡「ってことなんだけどよ。雪ノ下ないかな?」

雪乃「あなた自分で考えると言っておいて、すぐ私に聞いてるじゃない」

八幡「いや俺だって少しは考えたよ。しかし集団行動を得意としない俺に、集団にやる気を出させる方法なんて
思いつくわけないじゃないか」

雪乃「はぁ、あなたって本当に情けないわね。
そうね。戸塚くんはやる気があるのよね。なら彼に強くなってもらえばみんなも焦って練習し出すんじゃない」

結衣「ゆきのんそれナイスアイディア!」

八幡「確かにそれはいいかもな。よし早速戸塚くんに連絡してみる」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戸塚「奉仕部ってここでいいんですか」

八幡「戸塚くんよく来てくれた。いい方法思いついたんだ。ちょっとそこに座ってくれ」

雪乃「あなた自分がアイディアを出したみたいにいうのはやめなさい。
そのアイディアの発案者は私よ」

雪乃「なので私から説明するわ。
まず最初に戸塚くんあなたに練習を頑張ってもらってかなり上達してもらうわよ
そうすれば周りもうまくなったあなたを見て練習しだすってわけよ」

戸塚「確かにそれはいい方法だね。でも僕自分で言っちゃなんだけど、あんまりうまくないんだ・・・」

雪乃「大丈夫よ。私はやるのも教えるのもうまいから。手始めに明日の昼休みから始めましょう」

八幡「俺も付き合うよ」

結衣「私もやる!」

戸塚「みんなありがとう!僕頑張るよ」

上訂正

八幡「ってことなんだけどよ。雪ノ下ないかな」×

八幡「ってことなんだけどよ。雪ノ下いいアイディアないかな?」⚪︎

八幡(ってわけで昼休みテニスの練習をしているわけだが。由比ヶ浜は最初に張り切りすぎて走り過ぎたため
もうのびてしまっている。雪ノ下は何故か球出しだけで疲れてしまったらしい。本当にこいつら体力ないな。
ってなわけで2人には帰ってもらって今は俺が練習に付き合っている)

戸塚「なんか一人だけつきあわせちゃってごめんね」

八幡「いや、言い出したのは俺たちだし戸塚くんは気にしなくてもいいぞ。
それより練習を頑張ろう」

戸塚「そうだね よし!頑張ろう!」

三浦「あーヒキオと戸塚くんじゃんなにやってんの」

八幡「テニスの練習だよ。見りゃわかるだろ」

三浦「へーあーしたちもテニスしに来たんだけど入れてくんない?」

八幡「いや結構俺たち真面目にやってるんだ。向こうのコート空いてるからそっちでやってくれよ」

三浦「えーテニスはみんなでやった方が楽しいじゃん。ねえ隼人」

葉山「ああ、確かにそうだね。じゃあヒキタニくん。こうしよう
僕と三浦対君と戸塚くんでダブルスで勝負しないかい。そうすればきっと凄くいい練習になると思うんだけど」

八幡「確かにそれはいい考えだな。いいか戸塚くん?」

戸塚「それはいいけど。三浦さん中学生の頃テニスで全国大会まで上り詰めた実力者だよ」ボソボソ

八幡「え!?マジで でもそれなら尚更いい練習になるんじゃねえか」ボソボソ

戸塚「たしかにそうだね。わかったやろう」ボソボソ

八幡「よし意見が一致した早速だが始めようぜ」

葉山「全力で行かせてもらうよ。優美子も全力で行けよ」

三浦「あったりめーじゃん。ボコボコにしてやんよ。時間もないし3ゲームでいい?」

戸塚「いいよ」

三浦「よしじゃあやろっか」

八幡(そんなわけでゲームやったんだが、実力者の三浦と運動神経抜群の葉山のペアだ。すごく強い
その証拠に1ゲーム目はあっさり負けてしまった。しかし意外にも俺にテニスの才能があったらしく2ゲーム目かなんとか勝った
そして3ゲーム目でアドバンテージ此方だ。もしかしたら勝てるかもという希望が湧いてきたところ
そんな空気を周りが感じたのか、いつもまにかギャラリーが増えてきて、雪ノ下と由比ヶ浜もこっちにもどってきていた)

結衣「ゆきのんヒッキーたち勝てるかな」

雪乃「どうでしょう。見たところ三浦さんはかなりの実力者よ。それに葉山くんもかなり出来るみたい
しかしあの男見かけによらずかなりうまいわね。もしかして経験者だったのかしら?」

結衣「いやヒッキーテニスは壁打ちしかしたことないって言ってた」

雪乃「そう。なら彼はテニスのすごい才能を秘めているかもしれないわね」

・・・・・・・・・・・

戸塚「比企谷くん君やっぱりすごいね! まさかあの二人にここまでやれるなんて思わなかったよ」

八幡「まだ勝ったわけじゃない。勝負事ってのは勝たなきゃ意味がないんだ。最後まで気を緩めずにいこう」

戸塚「そうだね。じゃあ比企谷くんサーブがんばって!」

八幡「おう、俺の一人で壁相手にコツコツ練習したミラクルショットを最後に見せてやるよ」

八幡(よし、段々慣れてきた今ならスマッシュサーブを打てるかもしれない
やるぞ!えいや
よし入ったでも流石三浦難なく鋭い玉をかいしてきた。よし一先ずここは葉山ボールを渡そう。
葉山からの返球結構緩い球だ。これなら俺のミラクルショット打てる)

八幡「うおおおおおお」ギュイイインブーーン

ボール「グルーン」

結衣「なに!あのボールネットの横を凄い低さで通って行った!!」

雪乃「あれは!超高速回転ドライブをボールかけ凄まじいカーブボールにして
低空飛行のまま相手のコートにボールをねじ込む技!
まさにその動きから人はそのボールをこう呼ぶ
『スネイク』」

三浦「くそ、全然はねないよこれ!
だめだとれなかった。隼人ごめん負けちゃったよ」

葉山「しょうがないよ。まさかヒキタニくんがここまで強いなんて思わなかった」

戸塚「やった。勝ったよ!」

八幡「ああなんとか勝てたな」

戸塚「それより何あのボール!なんかすごかったよ」

八幡「ああ壁打ちのとき暇だから練習してたんだよ。まさかこんなとこで使えるとはな」

葉山「いやーブラボー凄いねヒキタニくん。特に最後のはビックりしたよ」

三浦「くそあーしがヒキオに負けるなんて信じらんない! また今度勝負しろ!
今度こそ絶対ボコボコしてやっからな」

八幡「わかったよ。その代わり三浦も戸塚の練習に付き合ってくれないか?」

三浦「別にいいよ。久しぶりにテニス熱入ってきたしいつでも付き合ってやるよ。あー、あーし今度テニスクラブにでも入ってみようかな」

戸塚「ねぇ比企谷くん、いや八幡放課後ちょっと話したいことがあるからこの前お昼ご飯食べてたとこに来てくれないかな」

八幡(まさか、これは告白というやつか!?いや騙されてはいけない。俺は今まで何人もの女子に告白ドッキリと言う名の
イジメで騙されてきた。いやまてよ戸塚は女子ではなく男子これは!ついに俺に春がやってきたか)

八幡「わ、わかった。。放課後だな。」

戸塚「うん!じゃあ昼休み終わっちゃうし早く帰ろう」

・・・・・・・・・・・・・放課後

八幡(ついに俺にも彼女ができるのか。いや男だから彼氏か?
いや別に戸塚だからどっちでもいいか)

戸塚「あ!八幡来てくれたんだ。あのちょっと頼みたいことあって、ここに来てもらったんだけど
あ、でも迷惑だったら断ってもいいからね」

八幡(俺がお前の申し出断るわけがないじゃないか
どんな頼み事でも受けてやるよ。よしどんとこい!)

戸塚「あ、あの僕と」

八幡(よしよしきたきたきたきたきたーーーーーーーーー)

戸塚「一緒にインターハイ出てください!!」ペコリ

八幡「は?」







やっと本編に入れました。今日はもう寝ます。

自分は軟式テニスしか経験がありませんので硬式テニスに関しては対した知識はありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・奉仕部

雪乃「それではいといってしまったと」

八幡「はい」

雪乃「あなた馬鹿なのかしら?県予選は後一ヶ月後よ。あなたみたいな初心者が一ヶ月でインターハイなんて出れるわけないじゃない」

八幡「だからこうして、お前に頭下げて頼んでるんじゃないか」

雪乃「確かにこの前私は教えるのもやるのもうまいと言ったけど、いくらなんでも一ヶ月でインターハイに行けるレベルに
なんてあまりに現実離れしすぎだわ」

八幡「確かにそうだよな。でも俺なんとしてもやらなくちゃダメなんだよ。本当この通り頼むよ雪ノ下」

雪乃「はぁ、しょうがないわね。やれるだけやって見ましょうか。ただしこの一ヶ月休まる暇もないと思いなさい
そうと決まれば早速行くわよ」

八幡「行くってどこにだ?」

雪乃「私の実家のテニスコートよ。戸塚くんも連れてきなさい」

八幡「お前の家テニスコートあるのかよ・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雪ノ下家

八幡「6面って・・・・うちの学校とあまり変わらないじゃないか・・・」

戸塚「凄いね。僕の友達もお金持ちでテニスコート持ってる人いたけど、こんなにはなかったよ」

雪乃「うちの人間はテニス好きが多いのよ。親戚とかもやるし、このぐらいないと足りないわ」

八幡「お前これ使って商売すれば食っていけるだろ」

雪乃「使わなくても食べていけるから問題ないわ。さぁ無駄話はやめて練習するわよ。
時間はあまりないのだから」

こっから一気に飛びます。

・・・・・・・・・・・・・・・一ヶ月後

八幡(雪ノ下の練習はまさにスパルタだった。一日朝昼夕晩と全部合わせたら7時間はあっただろう
休日なんて16時間はテニスのために時間を使わされた。おかげで体は前より随分逞しくなったし
テニスもかなり上手くなった。しかし雪ノ下はまだ足りないという。
何が足りないかは教えてくれなかったが、今日それがわかると言って朝7時から呼び出された)

戸塚「はちまーん。おはよう明後日は県予選だね。でも雪ノ下さん最後にとっておきの練習をやるっていってたけどなんだろう?」

八幡「きっと俺たちの足りないものを補うための練習なんじゃないか。」

雪乃「あなた中々冴えているわね。その通りよ」

八幡「うぉ、もう来てたのかよ」

雪乃「おはよう。二人とも。今日やる練習は三人ではできないわ。だから助っ人を呼んだわ。
出てきていいわよ」

「やっはろー。いやーゆきのちゃんから頼み事されるなんて何年ぶりかな。」

八幡「雪ノ下。この人誰だ?」

雪乃「私の姉さんよ」

陽乃「ゆきのちゃんの姉で雪ノ下陽乃っていいます。今日はよろしくねー」

八幡・戸塚「よろしくお願いします」

陽乃「それでゆきのちゃんが言ってた。目が腐った男の子ってのは君だね。いやー君もよかったね。
ゆきのちゃんに好かれるなんて中々ないことだよー」

雪乃「姉さん。私がこの男を好くなんてあるわけないでしょ?第一こんな目の腐った男を好きになる女性が
この世にいると思っているの?仮にいたとしてもそれは人間ではないでしょうね。
それにねえさ」

陽乃「ストーップ。あんまり言うと同様してるのばればれだよ」

雪乃「ッな! も、もういいわ時間もあまりないのだし本題に移りましょう」

八幡「見た目は似てるけど性格は全然似てないな・・・」ボソ

戸塚「うん・・そうだね。なんかビックリしちゃった」ボソ

雪乃「何を二人でコソコソ話しているのかしら?まぁいいわ
これからやるのは試合よ。私があなたたちに足りないものをがあると言ったわね
それは強者との勝負よ。確かにあなたたちは総武高のテニス部と何度も試合をしたけれども
彼らの中に県予選の上位に入れるほどの実力者はいなかったよ。
そういうわけで今日は私と姉さん対あなた達2人で試合をしてもらうわ」

八幡「そういうことだったのか。でもいいのか俺たち二人は男子だぞ」

陽乃「その発言には流石の私もいらっときちゃうぞ☆」

雪乃「あなた、私達を舐めているのかしら?私達が組んだら男子のインターハイレベルに余裕でとどくわよ。
まぁあなたのような間抜けには言葉で説明するより体に教えた方が早いでしょうね」

八幡「な、なんか予想以上に反撃された・・・」

戸塚「げ、げんきだして八幡!」

雪乃「いいこと。試合は一回限りの真剣勝負よ。もし私達に負けたらあなた達明後日の大会棄権しなさい」

八幡「な、なんだと!ちょっと待ってくれよ。それはいくらなんでも」

雪乃「あなたはそれくらいしないと、本気を出さないでしょう。とにかく私の言うことは絶対よ。
グダグダいってないでさっさと準備をしなさい」

八幡「くそ!絶対勝つぞ戸塚」

戸塚「うん!僕たち一ヶ月地獄のような練習したんだもん。ここで終わるなんていやだよ」

結衣「ってわけで審判は私由比ヶ浜結衣と」

小町「比企谷小町が務めさせていただきます」

八幡「なんかお前ら久しぶりに見た気がするな」

結衣「何いってのヒッキー!私はずっとヒッキーの近くにいたよ!」

八幡「それはそれでかなり怖いんだが」

小町「まぁまぁお兄ちゃん細かいことを気にするのやめなよ。それより今は雪乃さんたちを倒すことに気を向けなよ」

八幡「ま、まぁ確かにそうか」

結衣「そうだよ!ってわけで試合を始めます。プレイボール!」

八幡(それって野球だろ。本当に大丈夫か審判。まぁそれは別にいい
サーブ権は向こうで最初にサーブを打つのは陽乃さんか。
あの人と打ち合うのはこれが初めて。警戒していこう)

陽乃「よーしいっくよー!」ッポン バァン!

八幡(速度はあまりない。恐らくボールの回転から見るにスライスサーブだろう)

ボール「タン ギュルルル タン」

八幡(な!なんていう回転だボールがかなり横の方に跳ねた!
なんて一月前の俺なら焦って取れなかっただろうな。
だが今の俺は違うこれくらいのボール)

八幡「おりゃあ!」

陽乃「わぁ凄い私のサーブ初見でよく返せたね」

雪乃「でもあまいわね」パァン

小町「インでーす。雪乃さんたちのポイント」

八幡「な!雪ノ下いつの間にネット前に」

雪乃「あなたボールに集中しすぎよ。相手の位置をもっとよく見なさい」

戸塚「はちまんどんまい次がんばろう!」

八幡「おうそうだな」

八幡(なんだかんだあって、ゲームも終盤。雪ノ下と陽乃さんはかなり強かったけど、
俺たちもかなり練習したというわけでゲーム5ー5で先にこちらが3ポイント先取し
マッチポイントまで来た。しかしあと一点というのに中々取れずに後1本取られたら
デュウスになってしまう)

戸塚「八幡実は僕君に隠してたことがあったんだ」

八幡「なんだ。こんな時にいきなり」

戸塚「こんな時だからさ。隠し事ってのはテニスの技なんだけど、その技がまだ完璧じゃなくてね。
成功する確率は50%ってとこなんだ。でも成功すればきっと二人に勝てると思う」

八幡「なんだ。そんなのがあったのか。最初から使ってくれればいいのに」

戸塚「こういうのは最後に使うからかっこいいんじゃないか。
それで使ってもいい?」

八幡「もちろんだ。俺はお前を信じてるからな」

戸塚「ありがとう。ただこの技を使うと八幡の出る場がなくなるけど、そこはごめんね
じゃあいくよ」パァン

八幡(戸塚はそういってサーブをうったがなんてことはないただの乱打をしているだけだった
だが先ほど少し違和感を感じる。まだ数球しか打っていないのでわからないが、ボールが戸塚の方にしかいかない)

陽乃「まさかゆきのちゃん、戸塚くんにあれを教えるとわね」

雪乃「ええ、練習していて気付いたの。彼にはこの技が出来るほどの技量があると
しかしまだ完璧じゃないはずだけど、まさかここで使ってくるとはね。しかも成功させているわ」

陽乃「彼中々やるわね。少し舐めてたかもしれないわ」

・・・・

八幡(よく見ているとボールはある一定の位置にしか返球されてこない。
こ、これはまさか!)

戸塚「八幡どうやらやっと気付いたようだね。そう僕の使ってる技は僕の周りに一定ののゾーンを作り
そこにしかボールを打てなくするのさ。まぁ僕が作ったゾーンだから『戸塚ゾーン』ってとこかな」

八幡「まさかそんな技があったとはな。びっくりしたぜ」

・・・・・・・・・

陽乃「ゆきのちゃん、どうする?ボールがあそこにしか返せないんじゃ一生終わらないわよ」

雪乃「大丈夫よ。姉さん。この技は確かに完璧に使いこなせたら恐ろしく強いけど
まだ彼は完璧ではない。つまりいつかボロがでるってこと。その時がきたら一気に勝負を決めるわよ」

陽乃「さすが、ゆきのちゃん。相手をクタクタにさせてそこをついてボコボコにするなんて私でも思いつかないよ」

雪乃「そういう言い方はやめてくれるかしら。というか姉さんのほうがもっとえげつないこと思いつくでしょ」

陽乃「えーどうかなー」

・・・・・・・

戸塚「はぁはぁ、八幡戸塚ゾーンはもう少ししたらなくなる。その前に勝負を決めて欲しいんだ」

八幡「でもボールが戸塚の方にしかこないなら、俺にはどうすることもでない」

戸塚「ボールは僕の方にしか来ない。それはどういうことかというと、僕の対角線上しか通らないってことだ。
つまり君がネット前に出れば、後はわかるね?」

八幡「そうか!絶対戸塚のとこにボールは返ってくる。つまりネットのどの位置を通るかわかるってことか。
よしいくぞ!」パァン

小町「イン!お兄ちゃんたちのポイント」

雪乃「な!やられたわ。あの男の存在を完璧に忘れていた」

陽乃「まー負けはまけだからしょうがないか」

結衣「ゲームセット、勝者八幡戸塚ペア」

戸塚「やったー!勝った。勝ったよ!はちまん!」

八幡「ああ、お前のおかげだよ。ありがとう」

戸塚「そんな、僕だけじゃ絶対勝てなかったし、二人の勝利だよ」

八幡「ああ、そうだな」

雪乃「いつまで浮かれてるつもりかしら。あなた達はただ県予選に出れる権利獲得しただけど。
まだインターハイまでは程遠いわ。それに今日はまだたっぷり時間があるわ。夜まで後何回試合ができるかしらね」

八幡「おい、今日は一回だけっていったじゃないか」

雪乃「それはあなたにやる気を出させるためよ。さぁ私の言うことは絶対よ。少し休憩を挟んでまたすぐ始めるわよ。」

八幡「はぁ もう本当勘弁してくれよ」

戸塚「だ、大丈夫だよ。八幡!がんばろう!」




また明日の朝にでも書きます。

八幡(ついに大会当日。一昨日は雪ノ下姉妹とあの後5試合やって全部負けた。
   どうやら、最初は手加減していたようだ。)
?
戸塚「おはよう八幡」
?
八幡「おお、おはよう。今日は頑張ろうな」
?
戸塚「うん!頑張ろうね」
?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
?
八幡(一昨日の試合で戸塚ゾーンを完全にマスターした戸塚は強かった。
   戸塚ゾーンを使い俺が前でボレーをする。この戦術でついに決勝まで来てしまった。)
?
戸塚「八幡。今までありがとう。僕ここまで来れるなんて思ってもいなかったよ」
?
八幡「俺も正直びっくりだよ。まさかここまで来れるとは。でもまだ終わりじゃない
   最後まで気を抜かずにいこう」
?
戸塚「うん!」
?
八幡「決勝の相手は材木座義輝って奴か」
?
戸塚「なんか珍しい名前だね」
?
八幡「確かにな。まぁ俺が言えた事じゃねえけど」
?
・・・・・・・・・・・・・・・・
?
材木座「ふハハハハハ!お主が我の決勝の相手か!比企谷八幡というのか。
    なんかお主とはどこかであった気がするな」
?
八幡「なんだ。こいつうぜえ。でも認めたくないけど確かにどこかであった気がする。」
?
材木座「まぁそんなことはどうでもよい! さぁ早く我と勝負だ!」
?
・・・・・・・・・・・・・・・・
?
八幡(決勝まで来た奴だから、手こずるかと思ったがそんなことはなかった。
   意外とあっさり点数を取ってしまい、後一点で勝てるというとこまで来た)
?
材木座「ふふふ我をここまで追い詰めるとは中々やるな。そろそろ本気を出すとするかな」
?
八幡「おい、あいついきなりコートを着始めたぞ」
?
材木座「どんなに打ってもボレーで返されるならボレーで返せない球を打つまで
    食らえ!波動球!!」
?
八幡「なんだあの球!くそ受けきれない」
?
ラケット「ぱぁん」
?
八幡「くそラケットを弾かれた」
?
戸塚「八幡!大丈夫?」
?
八幡「ああ、大丈夫だ。それよりすまない。お前がせっかく頑張ってくれてるのに」
?
戸塚「大丈夫だよ。まだ点差はかなりあるんだ」
?
八幡「いやだめだ次で絶対決めてやる!」
?
材木座「ほう我のあの球を返せるかな
    くらえ!波動球!!」
?
八幡「くそ今度こそ」ぎゅいいいいん!バン!
?
材木座「な!何!我の球が返されるとは・・・」
?
戸塚「やった!やったよ八幡!これでインターハイ出場できるよ!」
?
八幡「おう、そうだな」(ああ、くそ右腕やっちまったよ)

八幡(ついに大会当日。一昨日は雪ノ下姉妹とあの後5試合やって全部負けた。
   どうやら、最初は手加減していたようだ。)
?
戸塚「おはよう八幡」
?
八幡「おお、おはよう。今日は頑張ろうな」
?
戸塚「うん!頑張ろうね」
?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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八幡(一昨日の試合で戸塚ゾーンを完全にマスターした戸塚は強かった。
   戸塚ゾーンを使い俺が前でボレーをする。この戦術でついに決勝まで来てしまった。)
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戸塚「八幡。今までありがとう。僕ここまで来れるなんて思ってもいなかったよ」
?
八幡「俺も正直びっくりだよ。まさかここまで来れるとは。でもまだ終わりじゃない
   最後まで気を抜かずにいこう」
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戸塚「うん!」
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八幡「決勝の相手は材木座義輝って奴か」
?
戸塚「なんか珍しい名前だね」
?
八幡「確かにな。まぁ俺が言えた事じゃねえけど」
?
・・・・・・・・・・・・・・・・
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材木座「ふハハハハハ!お主が我の決勝の相手か!比企谷八幡というのか。
    なんかお主とはどこかであった気がするな」
?
八幡「なんだ。こいつうぜえ。でも認めたくないけど確かにどこかであった気がする。」
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材木座「まぁそんなことはどうでもよい! さぁ早く我と勝負だ!」
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・・・・・・・・・・・・・・・・
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八幡(決勝まで来た奴だから、手こずるかと思ったがそんなことはなかった。
   意外とあっさり点数を取ってしまい、後一点で勝てるというとこまで来た)
?
材木座「ふふふ我をここまで追い詰めるとは中々やるな。そろそろ本気を出すとするかな」
?
八幡「おい、あいついきなりコートを着始めたぞ」
?
材木座「どんなに打ってもボレーで返されるならボレーで返せない球を打つまで
    食らえ!波動球!!」
?
八幡「なんだあの球!くそ受けきれない」
?
ラケット「ぱぁん」
?
八幡「くそラケットを弾かれた」
?
戸塚「八幡!大丈夫?」
?
八幡「ああ、大丈夫だ。それよりすまない。お前がせっかく頑張ってくれてるのに」
?
戸塚「大丈夫だよ。まだ点差はかなりあるんだ」
?
八幡「いやだめだ次で絶対決めてやる!」
?
材木座「ほう我のあの球を返せるかな
    くらえ!波動球!!」
?
八幡「くそ今度こそ」ぎゅいいいいん!バン!
?
材木座「な!何!我の球が返されるとは・・・」
?
戸塚「やった!やったよ八幡!これでインターハイ出場できるよ!」
?
八幡「おう、そうだな」(ああ、くそ右腕やっちまったよ)


・・・・・・・・・・・・
?
戸塚「八幡いきなりどうしたの?ってなにそのうで!?」
?
八幡「ああ見てもらったらわかると思うけど、あの球を返す時に折ってしまったようだ
   すまない。この腕じゃインターハイ出れそうにない・・・」
?
戸塚「そっか・・・・わかった。」
?
八幡「お前とインターハイ行くって約束したのにまさかこんな形でだめになってしまうとは」
?
戸塚「僕がインターハイに行きたいって言った理由はテニス部のみんなにやる気を出して    
   もらうためなんだ。でも県予選で優勝できて、みんなも頑張らなくちゃって
   思ったみたい。今もみんな練習してるよ。だから正直目的は果たせたよ。
   でもインターハイ出てみたかったな」
?
八幡「本当すまん・・」
?
・・・・・・・・・・・・・・・
?
八幡(その後テニス部は猛練習をし来年戸塚はインターハイに出場した。)



ちょっと途中から自分で何がしたいかわからなくなって変な形で終わらしてしまいました

乙でした

後ワードでやったせいか改行してるとこが?になってる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年08月20日 (土) 20:54:58   ID: S7UHz0Eo

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