石流「安価で!」二十里「アルセーヌ様の為に!」根津「盗む!」(483)

ストーンリバー「この私こそがアルセーヌ様の忠実なる牙にふさわしいと言っている!」

トゥエンティ「美しい花は美しい僕と共に美しく栄えるのさ!」

ラット「アルセーヌ様のおそばにいられるのは俺だけだーっ!!」

ストーンリバー「このナルシストが!」

トゥエンティ「子供は速くお家に帰りたまえっ!」

ラット「中二病!!」

ストーンリバー「…このままではらちがあかん」

トゥエンティ「ここは怪盗らしく…」

ラット「盗みで勝負だ!」

スリーカード「「「一番美しい物を盗んできた者が勝者!!」」」

ラット「じゃあ俺は…>>5から盗んでくるぜ!!」

ミルキィホームズ

ラット「俺はミルキィホームズから盗んでくるぜ!」

トゥエンティ「なんと…!」

ストーンリバー「認めたくはないが我々の宿敵であるミルキィホームズからか…大きく出たな」

ラット「へっ!俺様のでかさにビビっちまったんじゃねーの!?二人共!」

トゥエンティ「フン…今のうちに大きい口を叩いておくがいいさ!最後に美しく笑うのはこの僕だ!」

ストーンリバー「貴様の盗み、とくと見せて貰おうか」

ラット「さて行くか…まずはホームズ探偵学院に潜入だ」

ラット「ってもあそこは探偵だらけ…普通に忍び込んだんじゃすぐに見つかっちまう!」

ラット「どうやって侵入するか…?」

ラット「そうだ!>>12の方法があるじゃねーか!」

>>8

ラット「工作員を雇うぜ!」

ラット「協力者がいれば色々と楽だからな…」

ラット「おい!そこの公園でうらぶれてるおっさん!」

おっさん「~~~!~~!」

ラット「な、なんだよ…日本語喋れよな」

おっさん「~~!~~!!」

ラット「まぁいいや…動けば」

ラット「おいおっさん!俺がホームズ探偵学院に忍び込むのに協力しろよ!」

ラット「うまく手伝ってくれたら金は出すぜ!」

おっさん「~~~~」コクッ

ラット「首を縦に振った…OKだな!?」

ラット「よーし行くぜ!」

ラット「おっさん!>>20してくれ!」

ラット「その隙に俺が学院に潜入する!」

ネロを拉致

ラット「おっさん!適当な奴を誘拐してくれ!」

ラット「その隙に俺は学院に潜入する!」

おっさん「~~~」コクッ

ラット「頷いた…とりあえずこっちの言葉は伝わるんだな」

ラット「じゃあ頼んだぜ!」ダッ



ネロ「あーぁ、おなかすいたなぁ…芋一個じゃ足りないって…」

おっさん「~~~」ガッ

ネロ「うわ!?あ、あんた誰だよ!」

おっさん「~~~!」ヒョイッ

ネロ「た、助けてー!」

シャロ「ネロがさらわれました!」

コーデリア「人さらい…!?許せない!」

エリー「捕まえなきゃ…」

三人「「「ミルキィホームズひくネロ!出動!!」」」

ラット「よし…うまくやってくれたみてーだな」

ラット「都合よくミルキィホームズ全員いなくなったぜ」

ラット「今のうちに、行くぜ!」ダダダダダ

ラット「ミルキィホームズの部屋は…ここだ!」バンッ

ラット「へへっ!楽に潜入成功!!」

ラット「…っつってもこんなボロ部屋に盗むものあるのかよ…?」

ラット「勢い余って、ミルキィホームズから盗む!なんて言ったけど…」

ラット「ん…?これは!」

ラット「>>31か!」

森アーティ

ラット「お前は、森・アーティ!」

森「いかにも!森・アーティでーっす☆キャハ」

ラット(だ、誰もいないと思ってたのに…!くそ、見つかった!)

森「で、あなたは誰ですか?」

森「見たところ、先輩達の友達には見えない…」ジー

ラット(ん?俺が怪盗ラットだって気づいてないのか)

ラット「べ、別に…通りすがりの生徒だよ」

ラット「お前こそこんなとこで何やってんだよ!ここ、お前の部屋じゃねーだろ!」

森「よくぞ聞いてくれました!」

森「私ぃ、ここで>>38してたんです☆」

ミルキィホームズ先輩達の下着を盗もうと

森「ここで先輩達の下着を盗もうと…」ゴソゴソ

ラット「…………うわぁ」

森「なんですかその目は!」

森「もちろん一日着用して、脱いですぐのものを…!キャハ☆」ゴソゴソ

ラット(なんだこいつ…!意味分かんねえし怖ええ…)

ラット(どうするか…逃げるか?)

森「すーはーくんかくんか」

ラット(それとも盗むな!って注意を…いや、俺怪盗だけど)

森「ふふふ…イッツヴェリーナイススメル…!」ガサゴソ

ラット「吐き気がしてきた…!」ウグッ

ラット「くそっ…!ここは>>48だ!」

声帯を潰す

ラット「とぉりゃああああああああ!!!?」ボギュッ

森「ぎにゃあああああああああああ!!!」

ラット「さ、流石にそれはだめだろ!それは!」

森「がはっ…!の゛、の゛どが…!」

ラット「それ以上男みたいな声にされたくなかったら失せろ!」

森「ひぇ~ん☆」トンズラ

ラット「ふぅ…びっくりした…」

ラット「………あ」

ラット(あいつがいたとこに…下着が散らかって…!)

ラット「これを…あいつらが…」

ラット「み、見てねえ!何も見てねーぞ!」プイッ

ラット「っと…とにかくなんか盗まなきゃ…!」

ラット「えぇい!これだっ!>>60だっ!」バッ

ネロのパンツ

ラット「よし!なんか掴んだ!」グッ

ラット「撤退だーーーっ!!」ダダダダ

ラット「ふぅ…とりあえず何か盗めたな」

ラット「いやに手触りが柔らかくていい感触だ…なんだこれ?」ピラッ

ラット「…………」

ラット「オレンジ色で…しま模様?ワンポイントでちっさいリボンが…」

ラット「い、いや!違う!!きっとこれはハンカチかなんかで…!」バッ

ラット「駄目だ!三角形だあああああああああ!!!」ガクッ

ラット「くっ…!これじゃあさっきの奴と同じレベルじゃねーか…!」

ラット「何が怪盗だ!こんなもののために俺は!俺はああああああ!!」

ラット「はぁはぁ…!ん、なにか書いてあるな…」

 ゆずりざき ねろ

ラット「……………」

ラット「………そっか」

そのころ

シャロ「やりましたー!変な人逮捕ですー!」

小衣「さっさと歩け!このロリコン!」ゲシッ

おっさん「~~!!~~!!!」

次子「はいはい、話は署で聞くからー」

平乃「日本語じゃありませんねぇ、どこの人…?」

ネロ「うわーん!怖かったよー!!」ビェーン

エリー「よしよし…もう大丈夫だから…」ナデナデ

咲「珍しくお手柄じゃーん」

コーデリア「未来の名探偵として当然です!」

トゥエンティ「ん…帰ってきたようだね」

ストーンリバー「やけに時間がかかったな…何かあったのか」

ラット「いや、その罪の意識があれっつーか…」

ラット「助けに行ったら助けられてたっていうか…」

ストーンリバー「は?」

ラット「な、なんでもねえよ!!」

トゥエンティ「ま、ともかく何か盗んできたようだね…」

ラット「当たり前だ!俺は怪盗ラットだぞ!!」

トゥエンティ「見たところ、荷物は持ってないようだが…?」

ラット「獲物が小さかったんだよ!ちくしょー!」

ストーンリバー「あれだけ時間をかけて小物…貴様の底が知れるな」

ストーンリバー「私が子供に盗みとはどういうものか見せてやろう」

ストーンリバー「私は…>>86に盗みに入る!!」

警察

ストーンリバー「私は警察に盗みに入る!」

ラット「なんだと!?」

ストーンリバー「ホームズ探偵学院にいるのは探偵といえど学生!目を欺くのは容易だ」

ストーンリバー「貴様のように協力者を使ったのならなおさら、な」

ラット「ちっ…!知ってたのかよ」

ストーンリバー「私は貴様などとは違う!小細工など無しでこの身一つで…!」

ストーンリバー「警察から盗みを働いてやろう!」

トゥエンティ「ふん…大した自身だねえ」

ストーンリバー「大人の余裕と言う奴だ」

ラット「てっめぇ…!!」ムカッ

ストーンリバー「よし、参る!!」

ストーンリバー「まずは内部に潜入せねば…>>100の方法で行くか」

変質者として逮捕される

ストーンリバー「てっとり早く警察の奥へ入るには…と」

ストーンリバー「そうだな、あの手で行くか…」

シャロ「ふー、変な人も逮捕されたし一件落着です」トテトテ

ネロ「こわいよ~…!」

エリー「よしよし…」ナデナデ

コーデリア「疲れたわ…帰って休みましょう…」スタスタ

ストーンリバー「ミルキィホームズ…やつらを利用するか」シャッ!

ストーンリバー「止まれ!」ザッ

エリー「あ、あなたは…!」

シャロ「怪盗ストーンリバー!?」

ストーンリバー「譲崎ネロ!聞いた話によると、変なおっさんに誘拐されそうになったらしいな!?」

ネロ「ひっ…!?」ビクッ

コーデリア「ネロのトラウマを突く気!?」

シャロ「なんて卑怯な!」

ストーンリバー「くっ!おっさんが羨ましい!うら若き乙女の柔肌を間近に感じるとは!」

シャロ「え?」

ストーンリバー「私も出来る事なら、かわいい女の子を抱きかかえて全力疾走してみたい!!」

コーデリア「はい?」

ストーンリバー「きっととてもいい匂いがするに違いない!やわらかお肌に甘いにおい…!くそ!羨ましい!!」

エリー「…え?」

ストーンリバー「譲崎ネロ!貴様のその、スマートな乙女の体、是非堪能させろ!!」

ネロ「ええぇっ!?」

ストーンリバー「ネロたんきゃわわ!やさしくだっこしておなかをくんかくんかしたいお!!」

ストーンリバー「細い髪をなでなでして、綺麗な服を着せてあげて…!きゅんきゅうい!!!!」

シャロ「ほ、本物の変態ですぅ…!」

ネロ「へ、変態怖いよーーーっ!!」ガタガタ

次子「いたぞ!あいつだ!!」

小衣「確保ーーーーっ!!!!」

ストーンリバー「ぬああああああああ!!!!」

ヨコハマ警察署内
 独房

小衣「そこで大人しくしてろ!!」ガシャン

ストーンリバー「………作戦は成功だ」

ストーンリバー「おっさんに誘拐されかけ、心に大きなダメージを負っている譲崎ネロ…」

ストーンリバー「それを警察の目の前で刺激し、大きな声を出させる…」

ストーンリバー「するとすぐに警官がかけつけ私は捕えられ…」

ストーンリバー「自動的に警察の内部…独房に入ることが出来る…と」

ストーンリバー「完璧だ」

ストーンリバー「……ここから出られない以外は」

ストーンリバー「さて、どうやって脱獄するか…」

ストーンリバー「ここから出ない事には何も盗めん」

ストーンリバー「ここは…>>128でいくか」

看守を暗殺して鍵を奪う

看守「なんだお前、また来たのか?」

ストーンリバー「貴様ッ!またとか言うな!」

看守「ははは、刀も持ってないお前に凄まれても怖くもなんともないな」

看守「飯を持ってきたぞ、これでも食って反省して…」

ストーンリバー「懐刀っ!!」ズビシッ

看守「ぐおっ!?」ドサッ

ストーンリバー「私が物を切るのに刃は必要ない、この手だけあればいい」

ストーンリバー「ちなみに峰打ちだ、悪く思うなよ」

ストーンリバー「まぁ半日は目覚めないだろうが…」ゴソゴソ

ストーンリバー「鍵は…これだな」ガチャ

ストーンリバー「さて、いくとするか」

ストーンリバー「私はここから…>>145を盗んでみせる!!」

エリー

ストーンリバー「私はここから…エルキュール・バートンを盗んで見せる!」

ストーンリバー「私の研ぎ澄まされた勘が言っている、この建物の中に野菊のような変態がいると!」

ストーンリバー「野菊のような変態…なんと心惹かれる言葉!」

ストーンリバー「可憐な響きと悍ましい裏を合わせ持つ希少性…!」

ストーンリバー「これこそお宝…!盗み出す価値がある!!」

ストーンリバー「決して、若い女の子だからとかでは断じてない!断じて!」

警察「貴様!そこでなにをしている!!」

ストーンリバー「懐刀!!」ドズッ

警察「うぅっ…!」

ストーンリバー「私の勘が告げている…エルキュールはこっちだ!」ダッ

ストーンリバー「待っていろエルキュール…!ふははははははは!!!」

ヨコハマ警察署内
 G4執務室

ネロ「ううぅっ…!僕が何をしたって言うんだ…!」ベソベソ

エリー「泣かないで、ネロ…」ナデナデ

小衣「しっかし、一日に二回も変態に襲われるなんてあんたも災難ね」

シャロ「思い出しただけで吐き気がしますぅ…」

コーデリア「今日は世界変態デーだったとでもいうの…?」ゾクッ

次子「流石にあれだけダメージ受けてると…ねぇ?」

咲「ほっとけないよねー」カタカタ

平乃「私たちでミルキィホームズのみなさんを学院まで送って…」

ストーンリバー「見つけたぞ!!」バターン

ネロ「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!」

シャロ「三回目キター!!!」

コーデリア「ネロ、さがって!!」バッ

次子「こいつ、まだっ…!」バッ

ストーンリバー「邪魔だ!貴様らまとめて人形になれッ!!」シャキィン!!

ドサッ バタッ

ストーンリバー「他愛もない…」フッ

エリー「………!!」ビクビク

エリー「…え?あ、あれ?」キョロキョロ

ストーンリバー「ようやく会えたな…エルキュール!」ザン!

エリー「や、やめて…ください…!」ガタガタ

ストーンリバー「ほぅら…わたあめを買ってあげるから私についてこい…」

エリー「いりません…」

ストーンリバー「ならば、力づくで…」グイッ

エリー「…トイズ、発動…!!」シャキィン!!

エリー「えぇいっ…!!」ガッ!

ストーンリバー「ふぅんっ!!」ガシィッ

エリー「え……!?」

ストーンリバー「これしきの拳…!受け止められないとでも思ったか!」

エリー「いやぁ…!は、離して…!」グイグイ

ストーンリバー「貴様がどれほどの力を持っていようとも…!」

ストーンリバー「今日の私は、阿修羅すら凌駕する存在だッ!!!」ガシィッ!

エリー「ひぃっ…!」

ファサッ…

エリー「……え?」

ストーンリバー「しばらくじっとしていろ…用が済めば帰してやる」スタスタ

エリー(お、お姫様だっこ……されてる…)カアァ

ストーンリバー「私とて宝を傷つけるつもりはない…」

エリー(この人、一体何を、考えて…?)

ストーンリバー「わたあめも買ってやろう」

エリー「それは…いらないです…」

ストーンリバー「…というわけで、私も宝を盗むのに成功したぞ」

ストーンリバー「ふふ…楽しみだな、私の宝を見た時貴様らがどんな顔をするか…!」

ラット「けっ!どうせ大したことないくせにかっこつけてんじゃねーよ!!」

ストーンリバー「吠えていられるのも今のうちだ!」

トゥエンティ「さて…いよいよ美しい主役の登場だッ!!」

トゥエンティ「美しい日に美しい僕による美しい怪盗ショーが美しく幕を開ける!」

トゥエンティ「さぁ!君達は僕の仕事を指をくわえて見ているがいいッ!!」バッバッ

ラット「なんで脱いだ…?」

トゥエンティ「さて…僕は>>186に盗みに入る事にしよう!」

マーロ国

トゥエンティ「美しい僕!!マーロの地に足跡をつけるッ!!!」ザンッ

トゥエンティ「さて…そういうわけでマーロ国にやってきたわけだ…」

トゥエンティ「この国は最近、急激に成長を遂げている!!」

トゥエンティ「なんでもこの国の王家の使いとどこかの国の王子が結婚したからだとか…まぁそれはいい」

トゥエンティ「成長!!進化!!レヴォリューションッ!!なんと美しい響きだっ!!」

トゥエンティ「人は誰しも経験を積み重ね成長し美しくなっていく!」

トゥエンティ「なんという事だ…!この国は美しい僕にぴったりじゃないかっ!」バッバッ

子供「ママ―、あの人乳首伸びてるー」

母親「しっ、見ちゃいけませんっ」

トゥエンティ「さぁそこのご婦人!!僕をもっと近くで見ろォ!!」バッ

母親「ぎにゃああああああああああああああああああ!!!」

トゥエンティ「ふぅー…僕の美しさは万人うけしないみたいだな…」

トゥエンティ「おっと…美しくしている場合じゃない」

トゥエンティ「僕は…この国の美しい秘宝>>200を盗む!!」

自分

トゥエンティ「この国の秘宝!!それは他ならぬ僕だっ!!」

トゥエンティ「どこにいても美しい僕が、美しい国に存在する…」

トゥエンティ「これを差し置いて何を宝と呼ぶ!?」

トゥエンティ「ダブルビューリフォー!!ダブルエクスタシー!!でも体は一つ僕トゥエンティ!!」バッバッ

子供「ママー、あの人の乳首光ってるー」

母親「もう勘弁してください」

トゥエンティ「さぁそこのご婦人!!このカメラで美しい僕を撮ってくれたまえっ!!」バッ

母親「いやああああああああああああああ」

トゥエンティ「この国の風景が入るように!美しい僕がここにいると分かるように!!そうだもっとだッ!!」

母親「うぅ…」パシャッパシャッ

トゥエンティ「ふぅ…なんて美しい写真だ、早速印刷してアルセーヌ様の元に届けよう」

トゥエンティ「ありがとう僕の次に美しいご婦人!また来るよ!」シュタッ

母親「もうこないでください…」

次の日
 ホームズ探偵学院

石流「アンリエット様!」

アンリエット「はい?」

二十里「少し、お耳にお入れしたいことが…」

根津「いいですか?」

アンリエット「はぁ…」

石流「先日、三人で一つ勝負をしまして」

根津「俺たち、アンリエット様にふさわしいお宝を盗んできたんです!」

二十里「直接、アンリエット様に見て頂きたい!」

石流「そして、誰が一番アンリエット様に仕えるにふさわしいか見極めていただきたい!」

アンリエット「そういう話でしたら、私の部屋に行って話しましょうか…」スタスタ

アルセーヌ「で?何を盗んできましたの?」

ラット「アルセーヌ様に是非差し上げたい宝物を!」

ストーンリバー「アルセーヌ様に是非ご覧になって頂きたい宝物を!」

トゥエンティ「アルセーヌ様の次に美しい宝物を!」

アルセーヌ「ふふ…それは楽しみですわね…!」

アルセーヌ「それじゃ、ラットから見せて貰おうかしら?」

ラット「はいっ!」

ラット「俺の盗んできた宝物は…!これだーーーっ!!」バッ

ゆずりざきねろ「ぱんつだから恥ずかしいに決まってんだろ、ばーか!」

トゥエンティ「ラット…」

ストーンリバー「これは…」

ラット「た、たまにはこういうのもどうですか!アルセーヌ様!!」

アルセーヌ「か、考えておきますわ…」

ラット「よっしゃ!高評価!」

ストーンリバー「そうか?」

ストーンリバー「次は私の宝物を!」バッ

アルセーヌ「ラットのに比べると随分大きいですわね…」

ラット「で、でけーだけじゃねーか!!」

トゥエンティ「そうさ、大きければ美しいわけじゃない…そうだろ?」

ストーンリバー「ふっ案ずるな、美しさも兼ね備えた究極の宝だ!さぁその姿を現すがいい!」シュルッ

エリー「ど、どうも…」チョーン

ラット「え、エルキュールぅ!?」

ストーンリバー「どうですかアルセーヌ様!可憐さと悍ましさを合わせ持つエルキュールは!」

ストーンリバー「あどけない顔をして心の中では何を考えているのか…実に神秘的ではありませんか!」

エリー「もう…帰りたいです…」

ストーンリバー「待て、わたあめを買ってやるから!」

ストーンリバー「どうですか!アルセーヌ様!」

アルセーヌ「か、かわいいですわね…」

ストーンリバー「高評価だ!」

トゥエンティ「そうなのかい?」

トゥエンティ「次は美しい僕の美しい宝だっ!」

ストーンリバー「む…薄いな、絵画か?」

ラット「いやでも小さいぜ、切手か何かか?」

トゥエンティ「おいおい!僕の美しい宝をそんなものと一緒にしないでくれたまえ!!」

トゥエンティ「僕の宝はこれだーーーっ!!」バサアァッ

写真「美しいマーロ国とアルセーヌ様に…乾杯!」

トゥエンティ「美しい国と美しい僕の前代未聞のコラボレイショォォォオンッ!!」

トゥエンティ「北欧の風吹きぬける街で、美と美が出会った究極のワンシーンですっ!!」

トゥエンティ「どうですか!アルセーヌ様!!」

アルセーヌ「た、楽しそうですわね」

トゥエンティ「高評価だっ!!」

ラット「いやいや…」

トゥエンティ「さぁ!」

ストーンリバー「アルセーヌ様!」

ラット「誰のお宝を選ぶんだ!?」

アルセーヌ「え、えぇー…っと」

アルセーヌ(この中から選べと…!?)

アルセーヌ(ぱんつ…思いっきり名前書いてありますわ…)

アルセーヌ(エルキュール・バートン…シャーロックならよかったのに…)

アルセーヌ(ゴミ…燃えるごみは明後日ですわ…)

アルセーヌ「うーん…?」

アルセーヌ「わ、私が選ぶお宝は…!」

アルセーヌ「>>250ですわ!!」

思いきって、もう一度持ってこさせる

アルセーヌ「この中から…選べるわけないでしょう!?」ガッシャン

スリーカード「「「なっ!?」」」

アルセーヌ「そろいもそろって…!全部、自分の趣味のものばかり…!」ゴゴゴゴ

ラット「ち、違う!俺はこういうのが好きなわけじゃ…!」

ストーンリバー「私はロリコンではありませんッ!!」

トゥエンティ「趣味です☆」

アルセーヌ「私を喜ばせたいのなら…認めてもらいたいのなら…!」

アルセーヌ「もっともっと、美しいものを持ってきなさい!!」

エリー「あの…私は…?」

アルセーヌ「帰ってよろしいですわ」

エリー「お、お邪魔しました…」

ストーンリバー「わたあめだ」スッ

エリー「いりません…」ガチャ バタン

アルセーヌ「さぁ行きなさいスリーカード!」

アルセーヌ「次こそ、もっといいものを持ってきなさい!」ガチャ バタン!



ストーンリバー「追い出されてしまった」

ラット「くっそー…」

トゥエンティ「確かに…僕たちは自分の好みばかりを追い求めていたのかもしれないな…」

ストーンリバー「むぅ…一理ある」

ラット「だよなぁ…もっとアルセーヌ様の欲しがりそうなもの、選ばないとな」

ストーンリバー「そうと分かれば…私はもう一度行くぞ!!」

ラット「俺もだ!」

トゥエンティ「無論、美しい僕も行かずにはいられない!」

ストーンリバー「次は私から行かせて貰おう」

ストーンリバー「私が狙う、アルセーヌ様のためのお宝は>>270だ!」

白スク水

ストーンリバー「白いスクール水着だッ!!」

ラット「うわぁ…」

トゥエンティ「ストーンリバー…君ってやつぁ…」

ストーンリバー「な、なんだ!?何故そんな目で私を見る!?」

ストーンリバー「勘違いするな!決して不純な動機ではない!!」

ラット「じゃあ、どんな理由でそれをチョイスしたんだ?」

ストーンリバー「怪盗ストーンリバー!出るッ!!」スタタタタ

ラット「逃げやがった!!」

ストーンリバー「さて…白スク水か…」

ストーンリバー「>>283にならありそうだな」

屋根裏部屋

ストーンリバー「よし、ミルキィホームズの部屋まで来たぞ…」コソコソ

ストーンリバー「しかし、中から声が聞こえるな…全員そろっているようだ」

ストーンリバー「なんとか出ていかせないと白スクを探せん」

ストーンリバー「どうしたものか…」

ストーンリバー「よし、ここは>>292で行くか」

全裸

ホームズ探偵学院
 屋根裏部屋

ネロ「エリーどこ行ってたのさ…!僕は、僕は…!」ギュー

エリー「ネロったら…」ナデナデ

シャロ「でもエリーさんが無事に帰ってきてよかったですー」

コーデリア「大量のわたあめまで…どうしたの?これ」

エリー「えぇっと…その…」

ストーンリバー「失礼させてもらうっ!!」ガチャッ

シャロ「!!!」

エリー「こ、これは…!!」

コーデリア「フル・フロンタル……!!」

ネロ「うわあああああああああ!!!またかああああああ!!!」

ストーンリバー「今だっ!全員人形になれ!!」シャキィン!

ドサッ ドサドサッ

ストーンリバー「よし…裸で突入し隙を作り、トイズでまとめて無力化する作戦…成功だ」

ストーンリバー(別に脱がなくても良かった気もするが)

ストーンリバー「さて、服も来た事だし白スクを探すか」

ストーンリバー「しかし…女の箪笥は衣服が多い、これは骨が折れるな」ガサゴソ

ストーンリバー「む……」ピタッ

ストーンリバー「これは、幼児服?何故こんなところに…」

ストーンリバー「いや、シャーロックのか」ガサゴソ

ストーンリバー「何か書いてある…『ゆずりざきねろ』?」

ストーンリバー「律儀なやつめ」ガサゴソ

ストーンリバー「見事にロングスカートばかりだ…」

ストーンリバー「エルキュールは若いのだからもう少し大胆にだな…」ガサゴソ

ストーンリバー「うっ…花の香りがきつい…」

ストーンリバー「なんでもかんでも付ければいいってもんじゃないだろう」ガサゴソ

ストーンリバー「…見つけたぞ!白のスク水を!」

ストーンリバー「貴様のこのスク水!この私が借りる!!」ダッ

ストーンリバー「さて、服も着た事だし白スクを探すか」

ストーンリバー「しかし…女の箪笥は衣服が多い、これは骨が折れるな」ガサゴソ

ストーンリバー「む……」ピタッ

ストーンリバー「これは、幼児服?何故こんなところに…」

ストーンリバー「いや、シャーロックのか」ガサゴソ

ストーンリバー「何か書いてある…『ゆずりざきねろ』?」

ストーンリバー「律儀なやつめ」ガサゴソ

ストーンリバー「見事にロングスカートばかりだ…」

ストーンリバー「エルキュールは若いのだからもう少し大胆にだな…」ガサゴソ

ストーンリバー「うっ…花の香りがきつい…」

ストーンリバー「なんでもかんでも付ければいいってもんじゃないだろう」ガサゴソ

ストーンリバー「…見つけたぞ!白のスク水を!」

ストーンリバー「貴様のこのスク水!この私が借りる!!」ダッ

ストーンリバー「…と言う訳で私の任務は達成した」

ストーンリバー「どうだ?この手際の良さ、貴様らも少しは見習って…」

トゥエンティ「よかったじゃないか、ストーンリバーくん」

ラット「さすがストーンリバーさんだ、すごいなー」

ストーンリバー「な、なんだそのよそよそしい態度は!」

トゥエンティ「美しくないからしばらく話しかけないでくれ、ストーンリバーくん」

ストーンリバー「何故だああああああああ!!!」



トゥエンティ「さて!今度は美しい僕がいこう!」

ラット「大丈夫かよ?あんたが一番心配なんだよな…」

トゥエンティ「安心しろっ!同じ轍は踏まないさ」

トゥエンティ「美しい僕がアルセーヌ様のために盗むのは…>>314だ!」

みもりん

トゥエンティ「僕が盗むのは…みもりんだ!」

ラット「なんだと!?そんな事が…!」

トゥエンティ「出来る、この僕ならね」

ストーンリバー「その口ぶりからすると…なにか策があるようだな」

ストーンリバー「その獲物は一筋縄ではいかない…貴様の技、見せて貰おう!」

トゥエンティ「あ、はい」

ラット「ストーンリバーさんは黙ってください」

ストーンリバー「何故だあああああああ!!!」




トゥエンティ「さて、いくか…」

トゥエンティ「この僕の美しいトイズ!変装のトイズでっ!!」シャキィン

トゥエンティ「岸尾だいすけに変装するっ!!!」ジャーン

トゥエンティ「ふふふ…この姿なら怪しまれずにみもりんに近づける」

トゥエンティ「みもりんは今、このテレビ局にいるらしいな…」スタスタ

トゥエンティ「確かこのスタジオにいると…あ、いた」

みもりん「まったく、櫻○は仕方ないですわね?」

トゥエンティ「今は向○葵ちゃんのようだ…」

みもりん「あら、岸尾さん…ご無沙汰しておりますわ」ペコッ

トゥエンティ「美しいおじぎだっ!返さずにはいられない!」ペコッ

みもりん「それで、私に何か用がありますの?」

トゥエンティ(さて…そどうやって美しくみもりんを盗み出そうか…?)

トゥエンティ(強引に連れ去るのはいかんせん美しくないな)

トゥエンティ(ここは…)

みもりん「あの…?」

トゥエンティ「レディ、大変なんだ!」

トゥエンティ「>>329なわけで!僕についてきてくれっ!」

結婚してくれ

トゥエンティ「みもりんは今、このテレビ局にいるらしいな…」スタスタ

トゥエンティ「確かこのスタジオにいると…あ、いた」

みもりん「まったく、櫻○は仕方ないですわね?」

トゥエンティ「今は向○葵ちゃんのようだ…」

みもりん「あら、岸尾さん…ご無沙汰しておりますわ」ペコッ

トゥエンティ「美しいおじぎだっ!返さずにはいられない!」ペコッ

みもりん「それで、私に何か用がありますの?」

トゥエンティ(さて…どうやって美しくみもりんを盗み出そうか…?)

トゥエンティ(強引に連れ去るのはいかんせん美しくないな)

トゥエンティ(ここは…)

みもりん「あの…?」

トゥエンティ「レディ、大変なんだ!」

トゥエンティ「>>329なわけで!僕についてきてくれっ!」

トゥエンティ「美しい僕と結婚してくれ!僕についてきてくれ!」

みもりん「………!」

トゥエンティ(決まったっ…!美しいプロポーズだっ!!)

トゥエンティ(これについてこないレディはいまい!なんてったって美しいのだから!!)

トゥエンティ「返事を聞かせておくれ、みもりん!!」

みもりん「あ、あの…えっと…」

みもりん「……>>343

一体いつからみもりんと話していると錯覚していた?

私とヴァンガードで勝負して勝ったらいいわ
ただしアナタが負けたら全裸で町内一周よ

え?みもりんってシャロの中の人じゃないの?
ゆるゆりの向日葵ちゃんじゃないの?

みもりん「私とヴァンガードで勝負して勝ったらいいですわ!」

トゥエンティ「その勝負!乗ったっ!!」

みもりん「ただし、あなたが負けたら全裸で町内一周ですわ」

トゥエンティ「むしろいつもしてるから問題ナッシンッ!!」

みもりん「さぁ、行きますわよ!!」

トゥエンティ「ライディング・デュエル!アクセラレーション!!」

みもりん「ライフで受ける!!」

トゥエンティ「立ち上がれ、僕の分身!ライド!!」

みもりん「対抗呪文!!」

トゥエンティ「味方のコンビネーションアタック!相手に大ダメージ!」

みもりん「てやああああああ!!」

トゥエンティ「はああああああ!!」



ジャッジ「勝者!>>356!」

岸尾

みもりん「くっ…!負けましたわ…!」ガクッ

トゥエンティ「美しい僕が勝利する…世界の理だね」

トゥエンティ「さぁレディ、僕と来てもらうよっ!?」バッ

みもりん「仕方ありませんわね…負けたのですから…」

みもりん「でも…服は着てくださいな」

トゥエンティ「勝利の美脱ぎだっ!!」バッバッ



トゥエンティ「と、言う訳で僕もアルセーヌ様に捧げる宝を手に入れたぞ!」

ラット「けっ…なかなかやるな…!」

ラット「次は俺の番か…」

ラット(ストーンリバーはともかく、トゥエンティは真面目にお宝を手に入れたみたいだな…)

ラット(これは俺も本気をださなきゃだな!)

ラット「よし!俺がアルセーヌ様のために盗りにいくお宝は…!」

ラット「>>364だ!」

kskst

ラット「俺は…ネロの心を盗りに行く!!」

ストーンリバー「なにいっ!?」

トゥエンティ「ラット…本気かい?」

ラット「俺は…いつだって本気だぜ!!」グッ

ラット「行ってくる!」


ホームズ探偵学院
 屋根裏部屋

ラット(とはいえ…どんな顔して会えばいいのやら…)

ラット(なんかあいつ、今は元気ないって話だし…)

ラット「あぁーもう!なるようになるだろ!」

ラット「じゃ、邪魔するぞ!」ガチャッ

シャロ「わわっ!?あなたは…!」

コーデリア「怪盗ラット!?」

シャロ「な、何の用ですか!ラビットさん!」

ラット「ラットだ!ラット!」

ラット「今日はお前らに用なんてねーよ…譲崎ネロはどこだ?」

エリー「あ、ネロなら…そこに…」

ラット「ん、そんなとこにいたのか」

ネロ「な、なんだよぉ…!」ビクビク

シャロ「ネロ、最近色々あってすっかり臆病になっちゃったんです」

シャロ「ラビットさん、どうにかなりませんか?」

ラット「ラットだっつってんだろ!!」

ネロ「ひぃっ!」

ラット「…エルキュールみてえ」

エリー「え…」

ラット「おいネロ、どーしたんだよ?」

ネロ「お、お前には関係ないだろ…!」プルプル

ラット「か、関係ないって…」

ネロ「だってそーだろ?僕のことなんてお前には関係ない!!」

ネロ「早く帰れよ…今日は見逃してやるから…」

ラット「あのなぁ…!」

ラット「お前がそんななのに、はいそーですかって尻尾巻いて帰れるかよ!!」

ラット「お前は俺の…ライバルだろ!!」

ラット「ライバルがそんなんでほっとけるかってんだよ!!」

ラット「いいからさっさと何があったか話せ!!」

ラット「俺が…力になれるかもしれねーだろ…」

ネロ「ラット…!」

シャロ「ラビットさん…!」

ラビット「あー…もうラビットでいいよ、うん」

ネロ「………えっと」モジモジ

ネロ「最近、いろいろあってさ…」

ネロ「いきなり外国のおっさんに拉致されそうになったり…」

ネロ「ストーンリバーが僕のからだを狙ってきたり…」

ネロ「ストーンリバーが全裸で部屋に突入してきたり…」

ネロ「僕…なにがなんだかわかんなくってさ…!」

ラット(ストーンリバー…なにやってんだ…!?)

ラット(でもまぁ、そうだよな)

ラット(こいつ、いつも生意気でうぜー奴だけど)

ラット(普通の、一人の女の子なんだよな…)

ラット(男みてーに気にしないでいられるわけないんだ…)

ネロ「あと…」

ラット「まだあんのかよ」

ネロ「ぱんつ、盗まれた」グスッ

ラット「………………!!!!」ギクッ

ネロ「ラットさぁ、なんか知らない?怪盗だろ?」

ラット「え、えーっと…!あの、その…!」ビクビク

シャロ「そうです!怪盗のラビットさんなら下着泥棒について何か知ってるかもしれません!」

エリー「知ってたら…教えてくれませんか…?」

コーデリア「ネロの為に、そいつを捕まえたいの!」

ラット「あ、あはは…その、えっと、うーんと…!」

シャロ「何か知ってるんですね!?」

コーデリア「さぁ吐きなさい!」

エリー「教えて…ください…」

ラット「うぐ…!」

ラット「………>>342

安価間違えてたわ

>>401

38度線を越えればわかる

ラット「…38度線を、超えれば分かる」

ラット「そこに、ぱんつに関する全てがある…きっとお前のぱんつの事もそこに…」

ネロ「38度線…か」ガバッ

コーデリア「ちょっ…ネロ!?」

エリー「…行くの?」

ネロ「うん、僕行かなくちゃ」

ネロ「僕…探偵だもん!自分の謎は、自分で解き明かすよ!」

ラット「そっか…」

ネロ「そっか…じゃないよ!お前も来るんだよ!」

ラット「は!?」

ネロ「さっきお前…『力になれるかも…』って言っただろ?」

ネロ「…僕に、女の子に一人旅させる気かよ?」


こうして…俺とネロは38度線を目指して旅に出た
旅は、辛く長いものになるだろう…でも、二人ならきっとどんな壁だって乗り越えられるはずだ
38度線に着いた時俺たちがどうなるのか、それはまだ誰も知らない
俺たちの旅はまだはじまったばかりだ

ストーンリバー「…というわけで、ラットが旅に出てしまった…」

トゥエンティ「棄権ってことでいいのかな?」

アルセーヌ「仕方ないでしょう、彼らを止めることなんてできませんわ」

アルセーヌ「…と言う事で!貴方達二人の持ってきたお宝を見せてもらいますわ!」

ストーンリバー「とうとうこの時がきたか…」

トゥエンティ「僕たちのどちらが、アルセーヌ様に仕えるのに真にふさわしいか…」

アルセーヌ「さぁ、貴方達がどんなお宝を持ってきたのか…!」

アルセーヌ「この私に、お見せなさい!!」

トゥエンティリバー「「はっ!アルセーヌ様!」」

ストーンリバー「まずは私から行くぞっ!!」

ストーンリバー「私のお宝は…これだっ!!」ズバーン

トゥエンティ「…白いスクール水着…」

アルセーヌ「…………?」

ストーンリバー「私が自らの持てる技術の全てを出し切り盗んだ一品です、アルセーヌ様」

アルセーヌ「…とてもそういう風には見えませんけど」

トゥエンティ「ストーンリバー…君は本当にこれでアルセーヌ様をは喜ぶと…」

ストーンリバー「思うさ」

ストーンリバー「アルセーヌ様…その水着の裏地をご覧ください」

アルセーヌ「裏…?」チラッ

アルセーヌ「…!これは…!」

トゥエンティ「名前が書いてある…誰のだい?」

ストーンリバー「聞いて驚けトゥエンティ!その水着は…!」

ストーンリバー「>>427のものだ!」

20

アルセーヌ「名前…書いてありますわ、トゥエンティと…」

ストーンリバー「そう!その水着はシャーロック・シェリンフォー…えっ」

ストーンリバー「えっ?」

アルセーヌ「えっ?」

トゥエンティ「これは!僕の水着じゃないか!!探していたんだ!!」

トゥエンティ「きっと洗濯する時、ミルキィホームズのものと混ざってしまったんだね…」

トゥエンティ「これでまた真夏のプール・サイドで太陽にまみれる美しい僕の姿をみんなに届けることがッ!!出来る!!」バッ

アルセーヌ「え?」

ストーンリバー「え?」

アルセーヌ「幻惑のトイズ…!」シャキィン!!

アルセーヌ「…メテオ」

ストーンリバー「ぎにゃああああああ!!!!」ズドーーン

ストーンリバー「ぎにゃあああああああああああああああ!!!」ズドーンズドーン

アルセーヌ「何故…!?シャーロック!なぜええええええ!!!」ズドーンズドーンズドーンズドーン

ストーンリバー「あああああああああ!!!ああぁあああぁぁぁぁあぁぁあ!!!」ドカーンドカーン

                      リタイヤ
石流 漱石(ストーンリバー)   再起不能


アルセーヌ「…で、結局残ったのはトゥエンティだけですけど」

トゥエンティ「美しい主役は最後に遅れてやってくるっ!!」

トゥエンティ「アルセーヌ様…!貴女様に最高の宝を贈ります…!」

アルセーヌ「はぁ…」

アルセーヌ(正直、もう期待してないですわ)

トゥエンティ「レディ!来ておくれっ!」

みもりん「アルセーヌさまー!シャロですよー!!」

アルセーヌ「………え」

アルセーヌ「え、えっ!?しゃ、シャーロック!?」ドキーン

みもりん「はいですー!」

アルセーヌ「まさか…こんなことが…!?」

トゥエンティ「喜んでいただけましたか…アルセーヌ様」

アルセーヌ「とぅ、トゥエンティ…!?これは…!?」

トゥエンティ「並行世界のシャーロック・シェリンフォード…とでも言えばいいのでしょうか」

トゥエンティ「美しいアルセーヌ様に美しい僕からの美しいレディの贈りものですっ!」バッ

アルセーヌ「あぁ…!シャーロック…!シャーロックなの…?」フラフラ

みもりん「そうですよ?アルセーヌさま!」

アルセーヌ「シャーロック…!」ナデナデ

みもりん「くすぐったいですー」

トゥエンティ(勝った…!これはアルセーヌ様の心を貫く宝だったに違いない!)

トゥエンティ(ストーンリバーは再起不能!ラットは行方不明!)

トゥエンティ「この美しい僕こそが、アルセーヌ様に仕える資格があると言う事!!」

トゥエンティ「ビクトリィー!!美しき勝者はこの僕、トゥエンティィーー!!」

アルセーヌ「あぁ…シャーロック…!」トローン

アルセーヌ「……シャロって、呼んでもいいかしら…?」

みもりん「>>447

房子みたいな声しやがって

みもりん「…房子みたいな声しやがって」チッ

アルセーヌ「…えっ」

みもりん「申し訳ありませんが、私にはもう櫻○という心に決めた女の子がいますの」

みもりん「七○に帰らせていただきますわ…」スタスタ

アルセーヌ「…………」

トゥエンティ「…アルセーヌ様?」

アルセーヌ「……ぐふぅっ」

トゥエンティ「アルセーヌ様アアァァーッ!!!」

                          リタイヤ
アンリエット・ミステール(アルセーヌ)  再起不能

シャロ(…前略、お元気ですか?)

シャロ(ネロが学院を出てから、もうずいぶん経ちましたね)

シャロ(その間に色んな事がありました)

シャロ(まず一つ…怪盗帝国が崩壊しました!)

シャロ(アルセーヌがとても大きな精神的ショックを受けて立ち直れなくなったみたいです)

シャロ(二つ目は…アンリエットさんが倒れちゃいました)

シャロ(アンリエットさんはどうやら大きな精神的ショックを受け…あれ、どこかで聞いたような…?)

シャロ(まぁともかく、今はあたしがアンリエットさんのお世話をしています)

シャロ(それから、三つ目)

シャロ(…ネロがいなくなってから、屋根裏部屋がさみしいです)

シャロ(ネロは、きっと戻ってきますよね?)

シャロ(この手紙がネロとラビットさんのところに届くことを信じて、あなたの帰りを待ってます)

シャロ(…シャーロック・シェリンフォード)

ラット「………」

ネロ「何読んでんの?」

ラット「これ、シャーロックからの手紙」

ネロ「ぼ、僕にも見せて!」

ネロ「…はー、こんなことが」

ネロ「ラット、どうするの?」

ラット「あー?そうだな、怪盗帝国無くなっちまったのか…」

ラット「じゃあ、このままずっと旅するのもいいかもな」

ネロ「なに言ってんだよ!僕はぜーったい学院に帰るんだからな!」

ラット「はいはい…」

ラット(…俺たちはもう、38度線の目の前まで来ている)

ラット(そこに辿り着き、全ての真実が明るみになった時)

ラット(今の、俺たちの関係はどうなるのだろう?)

ラット「…………」

ラット(まぁ、そんな事は今はまだ、分からない)

ラット(その時は、その時だ)

ラット(今はただ辿り着くことだけを考えよう)

ラット「…へへっ」

ネロ「なに笑ってんのさ?」

ラット「いや…なんでもない」

ラット「さぁ行こうぜ!ネロ!」


…ここで、スリーカードの対立から始まった、長きに渡るネロとラットの旅物語はひとまず、幕を閉じる。
だが、彼らの旅はきっとこれからも続いて行くのだろう…これから二人がどうなるかは、君達の眼で確かめてくれ!
終らせ方が分からないとかじゃない、決してない


未完

スリーカード達成
おしまい

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