恒一「クラスの男子が死ぬ現象?」(113)

鳴「そう、榊原くん以外の男子が死ぬの」

恒一「僕…以外?」

鳴「今年の現象は特殊みたい」

恒一「それじゃあまるで僕が!」

鳴「大丈夫。あなたは死んでいない。信じて」

って感じでオナシャス!

中尾「うわー!」

勅使河原「な、中尾ー!」

望月「大変だ、中尾君が校門に挟まれて死んだ!」

赤沢「あー本当だ」

鳴「ほらね」

恒一「…」

中尾「まかせろー」

あれま中尾

久保寺「今月はかわいそうな中尾君がかわいそうな目に会いましたが」

久保寺「これからはクラスの決めごとをしっかりと守って」

久保寺「皆で乗り切りましょう」

赤沢「そろそろ本気で対策しないとね」

小椋「そうね、恒一きゅんを死なす訳にはいかないものね」

綾野「こういっちゃんは私が守る」

有田「中田君の犠牲は無駄にはしないわ…中村だっけ?」

勅使河原「中尾…」

高林「うっ苦しっ…」

望月「た、高林くーーん!」

勅使河原「大変だ、高林がタコを喉に詰まらせて死んだ!」

鳴「これも現象」

恒一「そ、そんな…」

赤沢「そんな…中居が挟まれてからまだ三日しか経ってないじゃない!」

小椋「慌ててる恒一きゅん可愛いいいいいいいいい」

久保寺「今月二人目は高ばや死でしたね」

久保寺「タコは生で食べないようにしましょう」

久保寺「それでは皆で乗り切りましょう」

赤沢「まさか同じ月に二人も犠牲者が出るなんて…」

杉浦「彼は自業自得でしょ…なんで生…」

望月「でも生でタコを食べるなんて常軌を逸してるよ」

望月「やっぱりこれは現象だよ」

恒一「とりあえず今日はみんな一旦帰ろうよ」

恒一「明日また集まって話し合おう」

赤沢「そうね、じゃ解散」

放課後

小椋「みんな帰ったわね」

小椋「さてと恒一君のリコーダーはどこかなーっと」

小椋「一日百ペロ、恒一きゅん成分が無いと死んでしまうわ」

小椋「あれ…無い?…どこっ、どこに…」

望月「君が探してるのはこれかな?小椋さん」

小椋「!」

小椋「望月君…あ、あなた」

小椋「その…ケツに挿してるのって


小椋「まさか…!」

望月「このクラスにはペロリストが少なくとも三人はいる…」

望月「君はその内の一人のようだね」

望月「小椋さん、君はこの一ヶ月このリコーダーを舐め回すことを日課にしてきたみたいだけど」

望月「僕の日課はこのリコーダー尻に挿すことだったのさ!」ブラン

小椋「じゃあつまり私は今まで尻に挿さったリコーダーを…うっ」

小椋「ウオェッーオボロロロロロロゲボオボシャアアー」ビチャビチャ

小椋「ウッエ…ゲッホゲホ」ビタビタ

小椋「…テメェーぶち殺されてーのかこのクソホモ野郎ォーーー!!」

望月「あはは、追いつけるもんなら追いついてみなよ!」ブランブラン

小椋「まずはそれ抜けぇーーー!」

望月「あははは、あっ!」

小椋「あっ!そっちは階段…!」

望月「うっ、うわああああ」ブランブラン

ズブリ

望月「……………!!!」

望月「…………」ビクンビクン

望月「…」ビクン

望月「」

小椋「そんな」

小椋「恒一きゅんの、私の大切な恒一きゅんのリコーダーが…」

小椋「いや…」

小椋「いやああああああああああああ」

これはひどい

久保寺「今月に入ってもう三人目ですね」

久保寺「望月君はリコーダーを持って遊んでる途中に」

久保寺「階段から落ちて…」

久保寺「とにかく乗り切りましょう」

勅使河原「信じられるか?リコーダーが腹に刺さったらしいぜ…」

鳴「これも…現象」

恒一「望月…」

小椋(言葉を色々伏せてるみたいね)

小椋(伏せるというより歪曲に近いけど)

赤沢「由美、大丈夫?第一発見者なんでしょ?」

小椋「えっ?私は大丈夫よあははは」

小椋(よくよく考えたら恒一きゅんは無事な訳だし)

小椋(それにリコーダーも替えがきくしね)

由美たんマジ天使

恒一(そういえばさ見崎)

鳴(何?)

恒一(この現象って僕以外の男子が犠牲になるんだよね?)

鳴(そうだけど)

恒一(そのことは他のみんなは?)

鳴(知らないよ。知ってるのは私と榊原君だけ)

鳴(言っちゃうとみんなのやる気、無くなるしね)

恒一「??」

綾野「こういっちゃんは私が守る私が…私が」ブツブツ

小椋「これからは棒状の物は避けるべきね…やはり体操服がベターか…」ブツブツ

赤沢「……」

一ヶ月後

赤沢「あれから一ヶ月、犠牲者は一人も出ていない」

杉浦「月単位じゃないのかしら」

勅使河原「しかし、今までの状況を整理すると…共通点は」

勅使河原「犠牲者が男である」

勅使河原「これだけなんだよな」

小椋「とにかく!中谷の犠牲を皮切りに高ばや死、それにあのホモ野郎も現象の犠牲になった」

小椋「問題は恒一きゅんが犠牲になる確率が上がってしまった所にあるの!」

小椋「そこんとこ皆分かってる!?」

恒一(やっぱり、言うべき…なのかな)

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.    マニニニニニニニニ|!ニニニニ>-- へ:::::::::}ニ、

綾野「こういっちゃん!!」

恒一「何?綾野さん」

綾野「私決めたよ」

綾野「こういっちゃんを守るって」

恒一「えっあ、ありがとう…」

綾野「だから私と二人で町を出よう!」

綾野「海が見える丘の上の家に一緒に住むの!それがいい!それがいいわ!うん!だから今すぐ引越s ゴスッ

赤沢「落ち着いて」

赤沢「とにかく今日は一旦解散にしましょう」

勅使河原「へいへい」

放課後

小椋「あー幸せー」モチャモチャ

小椋「恒一きゅんの体操服」モチャモチャ

小椋「しょっぱくて美味しい…」モチャモチャ

小椋「リコーダーはちょっぴりショックだったけど」モチャモチャ

小椋「これでなんとか立ち直れそう…フフッ」モチャモチャ

ガラッ

小椋「だ、誰?」

王子「おや小椋さんじゃないか」

小椋「お、王子か」

小椋「…」

小椋「…ねぇ一つ聞いていい?」

小椋「なんでアンタ」

小椋「体操服姿なの?」

ま、まさか

王子「ああこれかい」

王子「実は二ヶ月前からの日課でね」

王子「放課後、榊原君の体操服を着て学校中を走り回るんだ」

王子「誰かに出会ってしまうリスクとこの背徳感が僕には快感なんだよ」

小椋「えっ?…恒一きゅんの体操服?」

小椋「じゃあこ、この体操服って」

王子「僕が着て回る間は和久井君の体操服をダミーにすり替えておいたのさ」

小椋「いっいやっ…」

小椋「いやああああああああああああああああああああああ」

王子「ははっ君は和久井君の体操服を口に含んで悦に入るのが日課なのかい?変わってるね」

王子「ふぅー……お互い損はしたくないよね」

王子「僕は小椋さんの特殊性癖を見逃す」

王子「小椋さんは僕の日課を見逃す」

王子「これで手を打たないかい」ヘラヘラ

小椋「オボロロロロロロ」ビチャビチャ

小椋「うっオェーーーッウオェッーーーー」ビタビタ

由美たんの吐いたものを口に含んでうがいしたいよ

小椋「オゲェーーーーッ」ビタビタ

小椋「はぁっ……はぁっ……」

王子「お、小椋さん?」

王子「その手に持ってるのは」

王子「望月君のリコーダー…だよね?」

小椋「私の純情を弄んだのよ…」ブツブツ

小椋「それも2度も…」ブツブツ

小椋「ホモは…ホモなんかが…私の純情を…」ブツブツ

王子「お、小椋さん?」

小椋「せめて…」

小椋「せめてホモはホモらしく死ねぇーーーーーー!!」

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久保寺「今月の犠牲者は王子君でした」

久保寺「皆さん乗り切りましょう」

勅使河原「王子のやつ尻にリコーダーが刺さった状態で見つかったらしいぜ」

赤沢「またリコーダー…」

杉浦「謎ね」

小椋「王子君…かわいそうに」

恒一「それに和久井君の体操服着てたってことも気にかかるね」

鳴「これも現象…」

赤沢「今日は解散にしましょう」

勅使河原「だな」

____
__

小椋(しかし)

小椋(リコーダーを刺して和久井君の体操服を着せて放置していたら)

小椋(王子がテクノブレイクで逝ってしまうなんて)

小椋(尻だけで逝けるなんてとんだ変態ね)

小椋(…………)

小椋(まっいっか)

小椋(そんなことより体操服の代わりになる恒一きゅん成分の補給物を探さないと)

支援

放課後

小椋「さてまずは…」

小椋「スーーーーハーーーー」

小椋「ああ、恒一きゅんの椅子…しゅごいいぃ…いい匂いいぃぃ」

小椋「ふぅ…」

小椋「…さてと」

小椋「体操服でもリコーダーでもないもの」

小椋「何がいいかしら…」

ガラッ

小椋「!?」

風見「…」

小椋(風見!?なんでこんな時間に…)

小椋(慌てて隠れちゃったけど)

風見「…」ツカツカ

風見「…」

小椋(あそこは…パラソルの席ね)

風見「…」カチャカチャ

風見「…」ズリッボロン

小椋「えっ」

ぱ、パラソルさん!!?

風見「…うっ」ブルッ

風見「…」ジョボボボボ

ビチャビチャビチャ

小椋「うわぁ…」

風見「…」チョロロロ

風見「ふぅ」ピッピッ

風見「…」カチャカチャ

小椋「なるほどね」

風見「えっ!」

風見「小椋さん!?」

小椋「あなただったのね」

小椋「毎朝桜木もといパラソルの椅子を濡らしていた犯人は!!!」

風見「ちっ違うっ僕じゃっ」

小椋「言い逃れできる状況だと思ってんの!?」

風見「ちっ違うんだこれはっそのっ」

風見「今日はたまたま…」

風見「そう!たまたまなんだ!たまたま学校に忘れ物があって!」

風見「それで…それでと、トイレに行きたくなったから、その」

風見「そう!そうなんだよ!あははたまたまトイレに間に合わないと思ったから……」

風見「こ、これは現象!そう現象なんだよ!」

風見「現象なんだ!僕は悪くない!現象が悪いんだ!」

風見「だいたいお前だって榊原のリコーダー舐めたり体操服しゃぶってたりしてるじゃないか」

小椋「!」

風見「僕に黙っていてほしかったら」

風見「このことは一切他言無用さ」

風見「ふっ…君のような可憐な娘がそんな変態行為をしていたなんて知れたら」

風見「悲しむだろうな…榊原…」フッ

小椋「下半身丸出しでキメ顔止めてよ気持ち悪い…」

風見「とにかくお互いの為にも口をつぐもう…小椋さん、君もね」

しまえよ

風見「それじゃまた明日小椋さん」ピチャピチャ

小椋(水浸し…汚ぇ…)

ズルッ

風見「あっ」

小椋「えっ」

ドスン!

風見「痛っっ」

風見「うっ…ううっ…」

風見「ゆか…りん…」

風見「愛…して…るぜ……」フッ

風見「…」ガクッ

小椋「そんな」

小椋「こんなことって…!」

堀江「よんだ?」

死因がひどすぎる

久保寺「何人目かは忘れましたが犠牲者は風見くんです」

久保寺「乗り切りましょう」

桜木「また濡れてる…それに臭い…」フキフキ

勅使河原「風見のやつ脳挫傷だってよ…尿まみれで発見されたらしいぜ」

赤沢「誰の尿よ…」

勅使河原「それが…」

勅使河原「風見本人のらしい」

杉浦「自分で放尿した上で」

杉浦「自分の尿で滑って頭を打った、と?」

赤沢「一見聞くとただのマヌケな事故ね」

赤沢「でも普通の人間はそんなトンチンカンな事はしないわ」

鳴「これも現象…」

赤沢「とにかく」

赤沢「今のところ犠牲者は連続して校内で出ている」

赤沢「しかもうち三人は…その…お尻じゃなくて…下の関係で…」

杉浦「泉美?何赤くなってんの?」

恒一「死因が下半身に関わるものが多い、と」

赤沢「そう!それよ!」

勅使河原「犠牲者は今のところ男だけ」

勅使河原「しかも要因が下半身に集中…」

クラスの男子「ゴクリ…」

赤沢「…とりあえず今日は解散にしましょう」

小椋「はーい」

放課後

小椋「まったく」

小椋「昨日は立ちション眼鏡のせいで慌てて帰ったから」

小椋「恒一きゅん成分が補充できなかったじゃない」ブリブリ

小椋「今日こそは何か良い物を見つけないと」

ガラッ

猿田「せ、先生止めるんじゃ!」

久保寺「いいいいじゃないかささ猿田、たた、溜まってるんだろ?」

猿田「先生ェ…………えっ」

小椋「」

久保寺「小椋!お前なんで…」

小椋「ほ…」

猿田「ほ?」

小椋「ホモだああああああああああああああああああああああああ」

先生ェ

小椋「いやあああああああああああああああああああああ」

久保寺「やっ止めなさい!落ち着いて!」

猿田「今のうちに…」

久保寺「あっ猿田!まだ終わってないぞ!ちゃんと金は払っただろ!」

小椋「うわああああああああああああああああああああ」

小椋「また…また…邪魔する気なのね…」ブツブツ

小椋「私と恒一きゅんの中を引き裂く気なのね…」ブツブツ

小椋「許さない…絶対に…許さない…」ブツブツ

久保寺「落ち着け、私はホモじゃない、バイなんだ…」

小椋「許さない!!!!」

三神「皆さん大事なお話があります」

三神「担任の久保寺先生が亡くなりました」

三神「今日から私が担任です」

三神「辛いですが皆で乗り切りましょう…」

勅使河原「久保寺…死因はなんだったんだ?」

赤沢「それが極度のストレスによる心臓麻痺だって」

恒一「久保寺先生、どんな酷い目に合ったんだろう」

鳴「これも現象…」

小椋「猿田君も休んでるみたいだし心配ね」

小椋(しかしびっくりしたな)

小椋(ボコボコにしたまでは良かったけど)

小椋(援交のタレコミを新聞社に流すって言った途端)

小椋(苦しんで動かなくなるんだもの)

小椋(………)

小椋(私のせいじゃないよね、うん)

赤沢「今日は解散にしましょう」

恒一「うんそうしよう」

おいおい...

小椋(ふっふー今日は恒一きゅんを尾行よ)

小椋(見てるだけでも癒される上に家に侵入すれば恒一きゅんグッズが山のように)

小椋「えへへへへへ」ニヤニヤ

恒一「見崎、帰ろう」

鳴「うん」

勅使河原「赤沢ー!帰ろうz

赤沢「帰りましょう、多佳子」

杉浦「うん」

勅使河原「…」

恒一「…」

鳴「…」

小椋「…」

恒一「あの…」

小椋「何?」

恒一「小椋さんって道こっちだっけ?」

小椋「違うわ」

小椋「ただ恒一きゅんの香りを嗅ぎながら帰りたい」

小椋「ふとそう思っただけよ」フッ

鳴「じゃあ私こっちだから」

恒一「ああ、バイバイ見崎、また明日」

小椋「…」

ある日起きたら隣に住んでるくらいのポテンシャルはもってるよ小椋さん

恒一「じゃあ僕はここで」

小椋「うん、また明日ね」ニコッ

恒一(かっ可愛い…)

____
__

小椋(さて)

小椋(不動産屋から入手した間取図でこの家の中はだいたい把握できた)

小椋(問題はどこに誰が居るか、よね)

小椋(ホモ寺のデスクから持ってきたこの資料では…)

小椋(…祖母と祖父が一人ずつ、それに叔母が一人、父親はインド、か)

小椋(…となると子供部屋はここで他の家族はここでしょうね。それと…………)


____
__

____
__

榊原邸

恒一「怜子さんおやすみなさい」

怜子「おやすみー」

小椋(………)

小椋(フフフ、予想通り)

小椋(恒一きゅんの就寝時間は把握済みよ)

小椋(この恒一きゅんの入浴DVDは帰ってから見るとして)

小椋(次は寝顔をじっくり観察&録画&ペロペロね)

小椋(…)

小椋(しかし、凄いわね全然バレない)

小椋(兄貴に作らせた、なんだっけ)

小椋(光学めいさい?だっけ)

小椋(まぁいいわ今は恒一きゅんよ!)

小椋(そーっとそーっと)ジジジ

小椋(いくら見えないと言っても音でバレちゃったら元も子もなくなるわ)

恒一「すーっすーっ」

小椋(かうわいいいいいいいいいいいいきゃああああああああああああ恒一きゅうううううううううううううううん」

小椋(はっ)

小椋(今ちょっと声に出た…?)

恒一「…………」

小椋(ヒューッ危ない危ない)

小椋(まずは、そうね)

小椋(タンスを物色ね)

小椋(……)ゴソゴソ

小椋(…こっこれは!)

小椋(ボクサーパンツ…!)

小椋(ハァハァハァハァ)モチャモチャ

小椋(はあああ幸せ…)モチャモチャ

小椋(……………)モチャモチャ

小椋(……………)ズズズッ

小椋(ふぅっ)

小椋(さて)

小椋(お次は本丸)

小椋(恒一きゅんよ!!!!) 

小椋(今行くわ!恒一きゅん!)

恒一「すーっすーっ」

バサッ

小椋(お尻のあたりがいいかしら…)

小椋「スーーーーーーー」

小椋「ハーーーーーーー」

小椋「………」

小椋「ああっ」ブルッ

小椋「凄く」

小椋「イイ…」

小椋「もっと!もっとよ!!もっと恒一きゅん成分を!」

小椋「スーーーーーーーーーーハーーーーーーーー」

小椋「スーーーーーーーーーーーーーーーハーーーーーーーーーーーーー」

今の小椋さんなら有田とええ勝負や

最近Anotherのssが増えてきて大変喜ばしい

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