やすな「余命三ヶ月…」(136)

やすな「本当に…?」
あぎり「はい…」

やすな「そんな…嘘だ…」
あぎり「嘘じゃないですよー?」
あぎり「組織の敏腕ドクターが言ってたんですからー」
やすな「……」
あぎり「では私はこれでー」


やすな「ソーニャちゃん…」

はよ

やすな「ソーニャちゃん…ハァ…」

やすな(私、どうすればいいのか分からない…苦しいよ…)

ガタン…
やすな(ソーニャちゃんが来た)

やすな「ソーニャちゃん…」
ソーニャ「ん」
やすな「…そうだ、明日どこかに遊びに行こう」
ソーニャ「何だいきなり」
やすな「ソーニャちゃんの行きたい所でいいよ」
ソーニャ「そうだな……」

支援

ソーニャ「どこでもいいなら、射撃場」
やすな「うん、いいよ」

ソーニャ「何だよ…いつもなら「危ない」って止めるくせに」
ソーニャ「私に殴られすぎて余計おかしくなったか?」
やすな「ううん、いつも私に付き合わせてばかりだし…」
やすな「たまにはソーニャちゃんの好きな事にも付き合わなきゃ」

ソーニャ「フン…じゃあ射撃場な」
やすな「約束だよ!はい指切りして」スッ

チャキッ!
やすな「ゆ、指切りってそういう意味じゃないです…」

やすニャ

鬱は勘弁して欲しいところ

ほうかご ほうかご

あぎり「何してるのー?」
ソーニャ「お前か。見ての通り掃除だ」
あぎり「やすなさんはどちらに?」
ソーニャ「外で遊ばせてる」
あぎり「待って貰ってるんですよねー」
ソーニャ「うるせえ」
あぎり「うふふー」


やすな「早く明日にならないかな♪」
やすな「…でも明日になったらソーニャちゃんと一緒の時間が減っちゃう!」
やすな「ソーニャちゃんまだかな…」

かえりみち

やすな「明日は射撃場デートだね」
ソーニャ「デートじゃねえ!それに、そんな場所でデートなんかしねえ」

やすな「じゃあ…デートスポットっていえばどこ?」
ソーニャ「お前とデートなんかしない」
やすな「私となんて言ってないけど」
ソーニャ「ッッ!!」


ソーニャ「そうだな…よく聞くのは水族館とか夜景だな」
やすな「へぇ…意外とロマンチスト」
ソーニャ「ただの女性誌の受け売りだ」
やすな「…そういう雑誌読むんだね…」
ソーニャ「悪いか」
やすな「別に」

やすニャ

やすな「それじゃ、またね」
ソーニャ「ああ」
やすな「…!ちょっと待って。」カチャカチャ
ソーニャ「ん」
やすな「これあげる!昨日お母さんとデパート行ったときに取ったの」
ソーニャ「ウサギだな」
やすな「女の子の間で流行ってるウサギだよ。」
ソーニャ「別にいらない」
やすな「駄目だよソーニャちゃん!お願いだから貰って!」
ソーニャ「…分かった…」カチャカチャ
やすな「ありがとう。…じゃあね」
ソーニャ「ああ」


やすな(ソーニャちゃんに少しでも多く…いい思い出を作ってあげたいな)

支援

やすニャ

やすなの家

やすな「いつもより早く起きてしまった」
やすな「せっかくだからお弁当は自分で作ろう!」

・・
・・・・
・・・・・・

やすな「できた!」
やすな「駅前で10時だったよね…」
やすな「まだ8時20分か…ゲームでもしよっかな」



ソーニャの家

ソーニャ「いつもより早く起きてしまった」
ソーニャ「せっかくだから弁当でも作るか…」

・・
・・・・
・・・・・・

ソーニャ「よし」
ソーニャ「10時に駅前だったな…」
ソーニャ「まだ時間があるな…銃の手入れをしておくか」

支援

あぎり「あと2ヶ月と28日…」ペラ
あぎり「寂しいですねー…ソーニャとは昔から一緒でしたー…グスン」

ソーニャ(5才)「いくよ、あぎりぃ!」
あぎり(5才)「お手並み拝見でしゅ~」

ソーニャ(10才)「見ろよ!新しいナイフ!」
あぎり(10才)「かっこいい~!私も新しい手裏剣がほしいです~」


あぎり「仕方ないけど…仲間が死ぬなんて、やっぱり悲しいです」

あぎりさん…

やすな「ハッ!つい熱中してしまった!」
やすな「時間は…えっ!9時40分!?」
やすな「急がなきゃ!」


駅前
ソーニャ「9時50分…ちょっと早かったか」
ソーニャ「あいつの事だ、きっと遅れる」
ソーニャ「コンビニで焼きそばパンでも買って食うか…」

ソーニャ「…んまいな」ハムハム

やすニャ

やすニャ

10時12分
やすな「ソーニャちゃーーん!!!!」
ソーニャ「大声で呼ぶな!」
やすな「ごめん!ゲームに熱中してて…じゃ、行こっか」


射撃場
やすな「広~い!すご~い!」
ソーニャ「あんまり騒ぐな。他の客に迷惑だ」
やすな「ごめん…どこでやる?」
ソーニャ「上級者コースは…あそこだな」


やすな「ずいぶん的と離れてるよ、大丈夫?」
ソーニャ「私はプロの殺し屋だぞ?余裕だ」サッ!
やすな「おお…」
ソーニャ「いくぞ、相棒…」
やすな「相棒?」
ソーニャ「この銃の事だ、小さい時から愛用してるからな」
やすな「へえ…」
ソーニャ「私の手にフイットしてるからッ!」

ドンッ

ソーニャ「撃ちやすい」
やすな「おお…ど真ん中命中…」
ソーニャ「今日は相棒の調子が良い。テクニックを色々と見せてやる」
やすな「お願いします」

やすニャ

支援

お昼
やすな「凄かったよ~」
ソーニャ「まあプロだからな」
やすな「そうだ、お弁当作ってきたんだ」
ソーニャ「私も作ってきた」
やすな「じゃあ分け合いっこしよう!」
ソーニャ「少しなら構わんが…」

やすな「あ!」
ソーニャ「どうした」
やすな「2ショットとろう!」
ソーニャ「いきなりだな」
やすな「今日から毎日、何かしら写真を撮るようにする!」
ソーニャ「…で、記念すべき一枚目が私とのツーショットか」
やすな「うん!」

やすな「いくよー!ソーニャちゃんもうちょっとこっち」
ソーニャ「こ…こうか?」スス
やすな「もうちょいくっついて!」
ソーニャ「…仕方ないな」スス
やすな「もっと!」
ソーニャ「撮り終わったら殺す」ピト
やすな「はいチーズ!」パシャリン

やすな「よし!可愛く撮れてる!」
ソーニャ「よし、殺す」サッ

やすな「駄目!相棒ちゃんは駄目!」

支援

ソーニャの余命が3ヶ月なんか
やすなかとおもてた

>>9
なるほどなー

>>17
せっかくの良スレを汚すなや
スクリプトだろうがなんだろうが俺言いこと言ったので問題ない

わさわさ

やすな「デパート行こう!」
ソーニャ「別に構わんが」

やすな「シャー芯と消しゴム買わなきゃ。あっこのメモ帳可愛い!こっちのスケブも!」
ソーニャ「ノートが残り少ないから買っておくか」

やすな「あっ、この食玩可愛い!」
ソーニャ「600円もするぞ」
やすな「え!500円しかない…」
ソーニャ「文具屋で使いすぎるからだ」
やすな「くそう!」

5時50分
やすな「暗くなってきたね」
ソーニャ「ああ」
やすな「そうだ、見せたいものがあるんだ」
ソーニャ「何だ」


やすな「ほら!」
ソーニャ「ホタルか…」
パシャリン
ソーニャ「ちょ、何急に撮ってんだ!」
やすな「ホタルとソーニャちゃん…幻想的だなぁ。」
ソーニャ「…これが撮りたくて来たのか…」

ソーニャ「もう遅いから帰らせてもらうぞ」
やすな「うん…またね」



ほたるしゃげきてつーしょっと

第一話 完

せつねぇ

第二部wktk

おもしろい期待

やすニャ

あぎり「あと2ヶ月と27日…」ペラ

九官鳥「アギリ…。」
あぎり「…気にしても仕方ないですねー」

あぎり「じゃあ、いってきますー」
九官鳥「イッデラッシャ~イ~」

やすな「おはよー!」

ギリギリ

やすな「チ、チーズ!チーズぅぅ!」パシャリン
ソーニャ「なんでこんな所まで撮る」
やすな「最近この展開ないなと思ってさ」
ソーニャ「そうか、ならもっと強くしてやる」ギィィィィ
やすな「あ…お花畑が見えるよ…」
ソーニャ「お前の頭は既にお花畑だけどな」ドサッ


先生「であるからして…」
やすな(勉強してるソーニャちゃん…)パシャリン
先生「…折部、授業中は駄目だな」
やすな「あ…」
先生「後で先生の所へ来なさい」
やすな「すみません…」

やすニャ

やすな!やすな!やすな!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説12巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期放送されて良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!シ、シエスター!!アンリエッタぁああああああ!!!タバサァぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルケギニアのルイズへ届け!

あぎり「やすなさん停学くらっちゃいましたね~」
ソーニャ「ああ」
あぎり「2週間前後だそうです」
ソーニャ「そうか」
あぎり「寂しいですかー?」
ソーニャ「…別に」
あぎり「そーですかあ」

なんでそれだけで停学喰らうし
せいぜい2日が妥当だろ

>>38
やるならちゃんとやれ

やすな「やっちゃった…平日はソーニャちゃんに会えない…」

やすな「気休めにゲームでもしよう!」
やすな母「勉強しなさい!」
やすな「くそう!」

支援

土曜日

プルルル…
ソーニャ「メールだ…やすなからか」

ソーニャちゃーん!
休みだからどっか行こう(≧∇≦)
ソーニャちゃんが
行きたい所でいいよ。

ソーニャ「…気楽なやつめ…そうだな…」

そういえばあぎりの家に
用事があったな。
泊まりがけになるけど
かまわんか?
待ち合わせは
昼過ぎがいいのだが



いいよ!
じゃあ公園に1時ね。
お泊まりデートだ♪


ソーニャ「うるせえ」

うふふ

12時50分
やすな「♪♪~お泊りデート♪」
やすな「まだかなぁ…。あ、そうだ!」ササッ

12時55分
ソーニャ「まだ来てないのか…」
ソーニャ「まだ家でゲームやってるんだろうな」
やすな「わっ!」
ソーニャ「あっ!?」
パシャリン

やすな「いだいだいだいだいだーい!」
ソーニャ「隠れてないで待つならちゃんと待て」パッ
やすな「…でもソーニャちゃんのびっくりした顔ゲット~!」
ソーニャ「…早く行くぞ」

あぎり「あと2ヶ月と20日…」ペラ
ソーニャ「あぎり、いるか?」
あぎり「あー、いらっしゃーい」


ソーニャ「例の件で話がある。こいつは泊まりに」
やすな「泊っていいですか?」
あぎり「はい、構いませんよ~」

支援

あぎり「はい、お茶~」
ソーニャ「すまん」ゴク
あぎり「茶菓子もありますよ~」
やすな「おいし~い」モグモグ

あぎり「じゃあ、これ食べながらゲームでもしましょうか~?」
やすな「やった!何がありますか?」
あぎり「Wiiでマリオカートなんてどうです~?」
やすな「やるやる!やります!」
ソーニャ「やる」

やすな「私マリオね!」
ソーニャ「ルイージ」
あぎり「私はキノピオ~♪」

やすな「えい!…えい!ああっぶつかった!」
ソーニャ「……」
あぎり「ソーニャ早いですね~」

やすな「ここから巻き返す!」
ソーニャ「……」
あぎり「抜けそうなのに~」

やすな「ソーニャちゃん凄い…」
ソーニャ「まあな」
あぎり「悔しいからもう一回走ります~」

・・
・・・・
・・・・・・

はよ支援

やすニャ

6時30分
あぎり「1回しか勝てなかった~」ウルウル
やすな「私なんてずっと最下位だよ~」ウルウル
ソーニャ「私は昔からルイージ使いだからな」
やすな「でも必死にハンドルを操るソーニャちゃんの写真が撮れた!」
ソーニャ「そんなん撮ってるからビリなんだよ」

やすな「ハンドル持ちっぱはさすがに疲れた…」
ソーニャ「ハンドルとかじゃなく普通に疲れた」
あぎり「じゃあ晩御飯を一緒に作りましょうー」
やすな「うん!」
ソーニャ「少しならな」

やすニャ

あぎり「できました~お二人ともありがとうございます~」
やすな「へっへーん、私には料理の才能があるのです」
ソーニャ「カボチャの煮付け、思いっ切り焦がしてたじゃねーか」
やすな「あ…」
あぎり「ほとんど食べる所がありませーん」
やすな「ごめんなさい…」

7時30分
ナンデヤネン!
やすな「ヒャーハハハ!このコンビ面白い!」
あぎり「ツッコミの人も上手ですねー」
ソーニャ「くだらん」

8時
♪~♪♪~
やすな「あ、この歌好き!ドラマ見てた」
あぎり「私もそのドラマ見てました~」
ソーニャ「……」

9時
ドドドドド!
ウッ…キサマ…
ソーニャ「馬鹿!何打たれてんだ!回り込めば勝てただろ!」
あぎり「彼は運が悪かったんです~」
やすな「つまんない」

あぎりさんなんでもいけるな

やすニャ

10時
ソーニャ「いい湯だった…」
やすな「リボンを外したすっぽんぽんソーニャちゃん」パシャリン
ソーニャ「…ってめぇ!//」バシッ
やすな「ビェ~イィィ!」

11時
やすな「お泊りの定番!枕投げ~!」バサッ
ソーニャ「てんめぇぇ…許さん!」バシュッ!!
やすな「キャー!」バサッ
ソーニャ「待てオラァ!」バサァァッ!
あぎり「うふふー」

11時40分
やすな「スゥ…スゥ…」
ソーニャ「…寝たか」
あぎり「あんなにはしゃいでましたし~…」
ソーニャ「じゃ、例の件だが…」

・・
・・・・
・・・・・・

+(0°・∀・)+wktk+

あさ あさ
やすな「うー…ここは…あぁ、あぎりさん家か…」
やすな「ソーニャちゃん」
ソーニャ「…すぅ…」
やすな「あ」パシャリン
やすな「えへ、ソーニャちゃんの寝顔ゲット」

あぎり「何してうのぉー?」シャカシャカ
やすな「あぎりさん」
あぎり「あしゃぼはんつくうのれー、ひらえたらひてくらしゃーい」シャカシャカ
やすな「は~い」

ソーニャ「すぅ…」

やすなが健気ですわ

あそぼよわさわさ・・・

わさわさ

あぎり「調理はダメダメなので、アシスタントをお願いします~」
やすな「ダメダメって…ひどい…」ガクーン
あぎり「ちりめんじゃこ取って下さいー」
やすな「あ、はーい」

ソーニャ「…おはよ」
やすな「あ、おはよー」
あぎり「おはようございます~」

やすな「お~いしぃ♪」
ソーニャ「なかなかだな」
あぎり「カリカリのちりめんじゃこがアクセントなんですー」

ソーニャ「うまかった。帰るぞ、やすな」
やすな「あぎりさん、タッパー持って来たんで入れて下さい」
あぎり「はいどーぞー」
ソーニャ「おい」

やすな「楽しかった!」
ソーニャ「…あの写真は消したか?//」
やすな「あの写真?」
ソーニャ「ほ、ほら…私、の…風呂上がりの…///」
パシャリン
やすな「照れ顔ソーニャちゃん♪」
ソーニャ「…話聞いてるか?あの写真消したかって聞いてんだ」
やすな「ううん、あるけど」
ソーニャ「馬鹿!早く消せぇ!//」
やすな「やだよ~~っ!」


まくらなげつつふろどまり

第二話 完

2話もよかった
さてつぎつぎ

やすニャ

二話目乙

三話目期待

あぎり「あと2ヶ月と13日~…」ペラ


やすな母「やすなー」
やすな「何ー?お母さん」
やすな母「お父さんボーナス入ってさ、ドイツ旅行だ~!なぁんて。」
やすな母「最初は嘘だと思ったんだけど、本気みたいなのよ」
やすな「え?」

やすな母「つまり、ドイツに行く事になったわよ。」
やすな「え~!せっかく明日から学校行けると思ってたのに!」
やすな母「学校には連絡しておいたわ。」

やすな「…で、どれくらい向こうにいるの?」
やすな母「なんとびっくり2ヶ月!」
やすな「ええぇぇぇーーーっ!?」

やすな母「驚きでしょ?もうパパったら張り切っちゃってぇ~。」
やすな母「1時間くらい前に荷物を持って駅に向かったみたい。」

やすな「…そっか。」
やすな母「私達も準備しましょうか。」
やすな「…うん」


没キャラ母「その子は?」
没キャラ「やすなの母さんが預かれって…」

残り13日か…

先生「えー…折部さんはー…
   今日から二ヶ月ドイツ旅行に行くのでお休みです…」

ざわ…ざわ…
ドイツ?…ドイ……ドイツ旅行?…ドイツ…

ソーニャ「フン…あいつがいない間に仕事を片付けておくか」

あぎり「やすなさん…ソーニャと一緒の時間が減りますねー…」

やすニャ

やすな父「遅いぞお前達ー!父さん一人で行っちゃう所だったぞ!」
やすな母「パパが早すぎるのよ!」

やすな「……」グスン
やすな父「どうした?」
やすな「私…ソーニャちゃんにお別れ言わなきゃ…」
やすな母「あの金髪の子?」
やすな父「すぐ会えるじゃないか」

やすな「お父さんもお母さんも、何も知らないんだ!」バッ
やすな父「やすな!」
やすな母「待ちなさい、やす…な…」
やすな父・やすな母「…やすな…」

やすな(馬鹿!ソーニャちゃんもうすぐ死んじゃうんだよ!?)
やすな(2ヶ月も離れ離れになるのに…さよならしないなんて…)
やすな(そんなの……悲しすぎるよ!!)


やすな「ソーニャちゃーーーーーん……!!!!!!」

ちょっと休憩タイム

やすなの「今日も二人で」でも聴いててくれ

やすニャ

あの曲は淡い百合を感じさせる名曲

やすニャ

やすな「はぁ…はぁ…ソーニャちゃん!」
ソーニャ「!?」
先生「どうした!?」
ざわざわ…

やすな「先生…!ちょっとソーニャちゃんに用があって…
    ソーニャちゃん、ちょっと来て」
ソーニャ「何なんだよ…」ガタッ スタスタ



やすな「ごめんね、授業中なのに」
ソーニャ「で、どうしたんだ」
やすな「お別れ…してなかったから」
ソーニャ「そんなもん、いらん」

やすな「でも…もう会えなくなるかも…しれない…から…」ウルウル
ソーニャ「お、お、おい…何で泣くんだ?会えなくなる訳無いだろ」
やすな「会えなく…なる…よ…」ウルウル
ソーニャ「死にに行くんじゃあるまいし…」

やすな「…ソーニャちゃんと…もっと一緒に居たかったよ…」
ソーニャ「…」
やすな「…じゃあ、もう行くね…」
ソーニャ「じゃあな」
やすな「あ…」

       \丶ー-......-一―ー-.._    __
        __ゝ-      ┛┗`\ノ 冫
       卜´-       ┓┏  `lニ一''!

       /ンノ'  / │ │ !l  ,,  ゝ1‐ー┘
 __ユ- 、 !丿 ! 亅<││l ! ヽ l!、 1彳 ヽ
└ヘこ ゙''-、l│〈ノ━━┘∨!└━━ ,'l │

    `ヽ_  `ヘ〔ノ,ヽ_ノ^  ヘ_丿'./ll│ l   はやくしろ!
      ^l 、  !゙゙         "' リノ │ l
      | 7-」゙ゝ_  ┌─┐  ,ノ/  ! 1

     │ l  |  `''ー--─ゾ゙/    1 !
     │丿  `''''t‐ ´l‐'^┘ _‐ \   ! l|
     / l     l  l !  ./   `┐ 1│

     | │    亅 亅 ! :   \_  丶`ー│亅
     | !    ノ   l丿  │ ゙''゙ー.._  ^ー!_  ___
     !亅   /’   ゙’   1    ゙ー 、  `ンヘ│
     l!|   ./         'l     1|^''''''''ー

     ||!   丿ァ-,,__/ヽ _____,,..冫    │
     ∥  メィ’丿 ^ l  ̄{  l, ヽ     !

      ゝ /  ^゙っ-¦,,,,..ユ..-ヘr'´     ’
      丿   ノ\_   1  │
       `''ー 、_ 丿`ー.._ 1  │
          ^゙゙ー....ノ l〉 丿 丿

            l广 lノ /  /
            !ニソ 丨_ノ

             ^  亅 ¦
               亅 {
              │゙‐エコ.._

               ゙¬/--┘

やすな「…また一緒に…写真撮ろう…?」
ソーニャ「何で」
やすな「いいの、いいの…ほら、撮るよ」
ソーニャ「…ああ」
やすな「えへへ…」ニコッ…

パシャリン

ソーニャ「ほら、終わったから早く行け」
やすな「じゃあね…ソーニャちゃん…」ギュッ
ソーニャ「な、な…」

やすな「またね…」
ソーニャ「早く離れろ!殺されたいのか!」

やすな「グスン…ごめん。…じゃあ、今度こそ…行くね」
ソーニャ「さっさと行っちまえ」

スタスタ…
やすな「…パパとママが…待ってる…」
やすな「早くいかなきゃ…」

わさわさwwwwwwwwwwわさわさ・・・・・

まだかあああ

やすな母「お帰り。お別れは言えた?」
やすな「…うん」
やすな父「帰ったらきっと会えるからな、ソーニャちゃんに。」
やすな父「だから、元気出せ、やすな」
やすな「グスッ…うん…私、もう泣かない!」

やすな母「よぅーし!向こうに着いたらザッハートルテだ!」
やすな父「1人1ホールゥ!」
やすな「…お父さんありがとう!」


ソーニャ「…あんなに泣くほどか…?」
あぎり「さあ…」グスン
ソーニャ「何でお前も泣くんだ」
あぎり「…もらい泣きー?」グスン


どいつわかれであとわずか

第三話 完

          l\ .: .: .:   .: .: .: \
          | | \:八.: .: .: .: .: .: :
____     // _ K〉/://.: .: .: . ::
 ∠.: :: .:''―-ヘイ、__レ'≡=-/.: .: 丿.: .:
  /.: .: .{   ,~~~~、 <.: .: /__.: .: :
∠__:: :: :: :\//////////} /.: /-'ノ :: :

   /:///`~~~~'-//|.: |:: :: :: :
     / /. /:. /|:::Λ : / . :\ |:/.|:/

殴んじゃねぇで!

あぎり「あと13日ー…」ペラ
あぎり「残りわずか、ですね…」グスン

あさ
やすな「ソーニャちゃあぁぁぁぁぁん!」ドーン
ソーニャ「おいこら」ギィィィィ
やすな「あぁぁぁぁぁ!痛いけど、嬉しい!」
ソーニャ「嬉しくなくしてやろうか」ギィィィィィィィ
やすな「あ゙…」ガクッ

授業中
先生「そして……を…になるので……ソーニャさん読んで下さい。」
ソーニャ「はい。周期表は…」

ドクン…

ソーニャ「ぅ…く、苦しい…」バタッ
やすな「ソーニャちゃん!」
先生「どうした、おい!ソーニャ!ソーニャー!!」

・・
・・・・
・・・・・・

うわあああああ

ソーニャ「…知らない天井だ…」
ソーニャ「ここは…?」

やすな「ソーニャちゃん」
あぎり「ソーニャ、おはよー」
ソーニャ「やすな、あぎり…ゴホッゴホッ」
やすな「ああ!無理して起きちゃ駄目だよっ!」

ソーニャ「…総合病院?」
あぎり「ちょっと忍法を使いましたー」
やすな「…救急車を呼んでもらったんです」
ソーニャ「そうだったのか…」

あぎり「…もう、言っても大丈夫でしょうかー?」
やすな「…うん」
ソーニャ「何をだ?」

あぎり「ソーニャ、もうすぐ死ぬんですー…」
ソーニャ「何言ってんだ、縁起でもない」
あぎり「本当なんです…ドクターが言ってましたからー…」
ソーニャ「…ドクターが…」

やすな「ソーニャちゃんの事…三ヶ月前にあぎりさんから聞いて…」
やすな「だから…だから私…」
ソーニャ「そうか…写真を撮ったり、何かくれたりするのは」
ソーニャ「私との…思い出作りだったんだな…」

やすな「うん……だから、ドイツ旅行の時は本当に心配だったんだよ…」
やすな「私が向こうにいる間に、死んじゃったら……って」

あぎり「私も、小さい時から一緒だったからぁー…毎日心配で心配でぇ…グスン…」
ソーニャ「おまえら…」

            _r‐ヘ
         ´     ',⌒ ー-  _,
.     /               ` <´
__ /      j     }     ヽ
∨//V /     /|   } }i   ヽ  ハ
 >/{.》′   i| .∧|   ∧八 ト、 iト ト、}
 {//ノイ {   /{/─|/|/  }匕V ハ} ヘ!
 ∨ | rヘ  厂「 ̄「     ´「 ̄「从 }
    | {  Vl 弋_,ノ //// 弋_,ノ{|
    | 八  l|"         " }|    ソーニャ「あ…りがと…」
    | l⌒>ト . _  '-=-  . イ} |
    | l    { ,く \_下、 ´   lN
    | |   /  ヽ/、/∧\   l|
    | |  /  {   |∧   ヽ l|
    | |     ヽ  |/∧ V Vl|
    | | |     }   ヾ//  }_ヽ
    | | |  /7⌒>-‐ ⌒ヾ ヽ〉
    | | └く  `´     ヘノ  }

!?

ソーニャがでれたぞー!

やすな「ソーニャちゃん…」
あぎり「ソーニャ…」

ソーニャ「上手く言えないんだけどさ…」
ソーニャ「お前達がそんなに私を心配してくれてて…」
ソーニャ「私は…何もしてやれなくて…ごめん」
ソーニャ「そんなに心配してくれて…本当に…ありがと。」

やすな「…当たり前じゃん…!」
あぎり「そうですよー、私達…友達なんですからー…!」

ソーニャ「私…こんなに嬉しいの…初めてで…」
ソーニャ「どんな顔したらいいか…わからないや…グスン…」

やすな「…ソーニャちゃん…どうせなら、笑お。」
やすな「嬉しい時は…いっぱい、いっぱい笑うんだよ。」

やすな「私、ソーニャちゃんと一緒が嬉しくて……いつも笑ってるんだ」
やすな「だから…嬉しいなら、笑お…!ソーニャちゃん!」ニコッ
ソーニャ「こ、こうか…?」ニコ…

やすニャ

やすニャやすニャ

ソーな

>>3
やすな「ソーニャちゃん…ハァ…ハァ…」

に見えた

やすニャ

あぎり「昔、ソーニャが私に言いました…」

あぎり(5才)「わーん!わーん!痛いでしゅー!」
ソーニャ(5才)「あぎり、どうしたんだ?」
あぎり(5才)「その石につまづいてぇー…転んじゃいましたあー!」
ソーニャ(5才)「そんな事で泣くとはにんじゃ失格だな!」
あぎり(5才)「ソーニャ…ぐすん…」

ソーニャ(5才)「辛い時こそ笑うんだ!そのうち絶対にいいことある!」
ソーニャ(5才)「だから、早く立て、あぎり。」
あぎり(5才)「うん!ありがとでしゅ!」


あぎり「辛い時こそ笑え…私は、その教えを守って…」
あぎり「いつも笑うようにしてました。楽しい時も、辛い時も…」

ソーニャ「あぎり…」
やすな「だから…笑お?ほら、スマイルスマイル!」ニコッ

ソーニャ「ふ……」ニコッ…

やすニャ

やすな「明日は出かけてもいいって!」
あぎり「みんなでどこか行きましょうー。」
ソーニャ「ああ」

やすな「そうだ!みんなで写真を撮ろうよ!」
ソーニャ「ツーショットの次はスリーショットか」
あぎり「もう少ししたらナースが見回りに来るみたいです、
   撮ってもらいましょうー」



ナース「じゃ、皆さん笑ってー。はいチーズっ!」
やすな「えへへ」ニコッ
あぎり「うふふー」ニコッ
ソーニャ「ふふ…っ」ニコッ

パシャリン


たおれはこばれかんしゃされ

第四話 完

         . .: .:  ̄ ̄ ̄ .: .: .
     /.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:\

     .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ヽ
   /          .. .. .. .: .: .: .: .: .: .
   / .. .. .. .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: Λ
  / .: .: .: .: .:ハ : .: l : .: .: .: .: .: .: .: .: .: Λ

  /.: .: {: ハ: .:' : 、 :|ヽ: .: lヽ .: .: .: .: .: .:Λ
 /.: .: .:V : V:、 : \| : : \| : 斗∨: l .: .: Λ
ノ:ノ .: .:ハ:〒=≧: : :ヽ‐≦=〒|.:「ヽ:: .: .ゝしばらく席を外すよ!
  {: :: :: } ヽ:;;;;ノ : : : : ヽ:;;;;;;;ノ :|:ハ ノ:: .:|

  ∨ヘ::{     、        =U |//:: ハノ
     Vヽ、  ーr―   ̄ } . ィ-<∨  
       ∠ミ ー丶― '  ̄ ヽ /   ヽ
   γ´         ._j_j_jノ/     }
     、._ ..  -‐т:Τ   {     Λ
      ヽー'イ   |:::::|    Y   Λ

まだ続くのか

やすニャ

いつまで二人でいるのかな…(´・ω・`)

なんてこったい・・・・・・

やすな「ソーニャちゃーん!」
あぎり「やすなさん…!やすなさん…っ!」
やすな「ど、どうしたんですか!」
あぎり「ソーニャが……っ」

支援

ソーニャ「ぅ…あぎ…り…」
あぎり「昨日、私達が帰ってから様子がおかしくなったみたいで…」
あぎり「このとおり、ずっと唸ってるみたいなんです…」
やすな「ソーニャちゃん…」

ソーニャ「…やす…な…?」
やすな「ソーニャちゃん!!」
ソーニャ「…っはは…私…ぅ…駄目…な…女だ………」
やすな「無理しないで…!ゆっくりでいいよ!」

ソーニャ「どこ…行こうか…な……って…」
ソーニャ「ずっと……考え…てた……」
ソーニャ「で……、思い出…し…た…」

ソーニャ「お前…すいぞ……かん…と…夜景………」
ソーニャ「デート……スポットって……」

やすな「ソーニャちゃん…!」

つれぇ…つれぇ…

やすニャ

ソーニャ「すいぞ……かんと…夜景は……デート…スポット…だろ?」
やすな「うん…!うん…!定番のデートスポットだよ…!」
やすな「雑誌に…書いてたよ!」
ソーニャ「だか…ら…行こう…」
やすな「でも…!」
ソーニャ「行こう……水族館……私…サメ…見たい…」
やすな「うん…!私も見たいな…!」
あぎり「私も!」

ソーニャ「や…けい……綺麗な所…行く……」
やすな「うん、うん!私、調べるよ!夜景が綺麗なとこ!」
あぎり「みんなで、見に行きましょう!」

ソーニャ「それ……と」

なにこれせつない

ソーニャ「これ…」
やすな「ソーニャちゃん…これって…!」
ソーニャ「……あの…時の……ウサギだ…」
ソーニャ「ずっと…持ってた…けど……」
ソーニャ「やっぱ……り…、私には……似合…わん……な」
やすな「こんな…こんななるまで…?」
やすな「駄目だよソーニャちゃん!ずっと、ずうっと持ってて!」
ソーニャ「……そう…か…」

ソーニャ「…次は…2週間後に…出られるそうだ……」
やすな「二週間…二週間って…え…っ!?」


ナース「面会の時間を過ぎました」
あぎり「はい…」
やすな「は、はい…」


薄いカーテンの向こうで、ソーニャちゃんが笑った気がした。
でもあぎりさんは、泣いていると言った。
千里眼…なのかな…


そして、10日後…

やすな「おっはよー、ソーニャちゃん!」
ソーニャ「おい、何すんだ!」ギィィィィ
やすな「オォッホゥ!」

やすな「ソーニャちゃん、見て見て!」
ソーニャ「くだらん」

やすな「そうだ、お花見しようよ!」
ソーニャ「別に構わんが」
やすな「えへへ」

やすな「これ可愛い!ソーニャちゃん取って!」
ソーニャ「よーし、よく見ておけ」

ソーニャ「馬鹿かお前は」

ソーニャ「…じゃあな」


・・・
・・・・・
・・・・・・・

実は誤診だったとゆうハッピーエンドで終わりますように・・・・・

ソーニャちゃん…

私の大切な人が、いなくなった。
いつも一緒に遊んでくれて、いつも一緒に帰ってくれて、
いつも殴ってきて、話し相手になってくれた……


ソーニャちゃんが、いなくなった。


だけど、私の心にはずっとソーニャちゃんがいる。

ふと、コルクボードに貼ってあるソーニャちゃんの写真を見る。
ホタルとソーニャちゃん…すっぽんぽんのソーニャちゃん…
私の首を絞めるソーニャちゃん…照れてるソーニャちゃん…
一緒の写真もいっぱい撮ったよね…

ありがとうって言ってくれた時、嬉しかった。


「…ずっと、私の友達だよ!」ニコッ




さよならなんていわないよ

最終話 完

しえんりゅう

          l\ .: .: .:   .: .: .: \
          | | \:八.: .: .: .: .: .: :
____     // _ K〉/://.: .: .: . ::
 ∠.: :: .:''―-ヘイ、__レ'≡=-/.: .: 丿.: .:
  /.: .: .{   ,~~~~、 <.: .: /__.: .: :
∠__:: :: :: :\//////////} /.: /-'ノ :: :

   /:///`~~~~'-//|.: |:: :: :: :
     / /. /:. /|:::Λ : / . :\ |:/.|:/


泣いた

切なかったけどいいね

もうだめだ。今日大学落ちたしなんもしたくねえ

>>126
つハンカチ

泣いた

あれ、やすなのケータイ小説とかの創作オチという締めを待ってるんだけど・・・

キルミーベイベーでこんな気持ちになるなんて・・・

おい、なんでキルミーベイベーの二次創作はシリアスばかりなんだ…

アニメにない雰囲気がいるんだろ

ガチだったとは・・・

目から涙が・・・


涙が・・・・

アニメ板から

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