八幡「やはり俺は雪ノ下には勝てない?」 (29)

何回立て直してるんだろうね

小町「お母さんはここ数年小町とはお風呂に入っておりません」

確かにお袋は仕事が忙しくなり俺達が起きているうちに帰ってくることすら稀である

八幡「…なんで今日入らなかったんだよ」

小町「それは小町がお兄ちゃんと入りたかったからです!」

正直すぎて清々しい。まるで理由になってないがこんなに真っ直ぐに言われると反論できない

弾丸論破である

八幡「じゃあ俺の見たから分かるだろ。これが大人だ」

小町「男と女で一緒とは限らないでしょう!」

小町「それとも女の子の見て男と一緒だって確認したの?」

小町「…もしそうなら…」ゴゴゴ

だからなんで病み気味なんだよ。俺に友達ができないのって小町が裏で何かしてるとかじゃないよね?

八幡「い、いやそれはねぇけど」

小町「でもお兄ちゃんの持ってるエッチな本には書いてあるのかな?」

八幡「…」

なんで知ってるんですか。

小町「黙秘は肯定と受け取ります」

小町「お兄ちゃんは大人の女性のアソコがどうなってるか知ってるんだよね?」

その手の本やパソコンで知識はいくらでもあるがとても言えまい。ついでにそれを小町に見せればいいのだが

俺は「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに

無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感を感じる変態ではないのでそれはできない

小町「そして小町はそれを知りません。」

小町「つまりお兄ちゃんは小町が大人になるまで一緒にお風呂に入らなければなりません!」

八幡「いやそのりくつはおかしい」

つーか話飛躍しすぎだろ

小町「まぁ細かいことは気にしない気にしない」

小町「こんなに可愛い妹と毎日お風呂に入れるんだよ?」キャピッ

八幡「…まぁ小町が入りたいって言うなら仕方ねぇな」

別に小町のかわいさに釣られたとかそんなんじゃないんだからね!

小町「まーたこの捻デレさんは素直じゃないなぁ」ニコニコ

捻デレってなんだよ人を勝手に分類するんじゃありません。

八幡「…そういやこれ親父に知られたら東京湾に沈されるんじゃね」

そして人魚に助けられるまである。任侠と書いてにんぎょとよむき!

小町「お父さんもこれからお仕事忙しくなるらしいし。」

小町「お父さんが早く帰ってくる日は別々に入ればいいでしょ?」

八幡「…都合良すぎだろ」

これ以降小町がよく親父に予定を聞くようになり

親父が何か期待するようにそわそわするようになった。

小町が何かサプライズを用意していると勘違いしているらしい

哀れなり親父

小町「うーん明日からが楽しみだなぁ」

小町「これが生きがいってやつだね!お父さんにお酌してる時言ってた!」

十中八九親父の生きがいは小町だろうな。俺もそうだけど

正直小町に嫌われたら自殺しかねん

小町「じゃあこれからお兄ちゃんの背中毎日流したげるね!」

小町「ほら!湯船から出た出た!」

兄弟は末永く仲良く暮らしましたとさ

――――――――――――――――――

雪乃「…」

ピクピク

雪乃「…フー・・・」

ピクピク

片眉と頬がすごい勢いでひきつっていらっしゃる。

雪乃「その…ドン比企谷君」

あ、結局そう呼んじゃうんですね

雪乃「結局なぜあなたが小町さんの生理周期を把握しているかは分からないのだけれど…」

八幡「流石に生理の時は小町も入ろうとは言わないからな。雪ノ下ならこのくらい察すると思ったが」

雪乃「…小町さんのその、アソコの毛が生えそろうまで一緒にお風呂に入っていたのよね?」

八幡「は?まだ一緒に入ってるぞ?」

雪乃「…は?」

八幡「だからまだ一緒に入ってるぞ」

大事なことなので二回言いました

雪乃「…」

八幡「おとといも一緒に入ったしな」

雪乃「…どういうことなの」

八幡「小町が全然大人にならなくてな」

八幡「たまに産毛すら生えてない時も時もあるな」

八幡「女体の神秘って奴か」

雪乃「…それは剃っているのではないかしら」

八幡「…ソウダッタノカー。キヅカナカッター」

雪乃「…」ハァー

雪乃「比企谷くん。一つ聞いておきたいことがあるのだけれど」

八幡「…なんだ」

ここからの質問はまずい

なんとかボロを出さないようにしなければ…

雪乃「小町さんとは兄妹として接しているのよね?」

八幡「…ああそうだ。仲のいい兄妹なら風呂やらベッドは一緒に入るだろ?」

雪乃「…まぁ私も少し前までなら姉さんと一緒に…は?」

非常に気になる発言があったが雪ノ下もどうやら気になる点があるらしい

雪乃「お風呂は分かるのだけれど…ベッドとはどういうことかしら…」

早速ボロがでてました。

八幡「い、いやそれは最近だぞ?お前や由比ヶ浜と知り合ったぐらいからやたら構って欲しいみたいでな」

八幡「よく俺の寝ているベッドに入りこんでくんだよ」

雪乃「…最近だからまずいんじゃない。あとそれは嫉妬じゃないかしら…」

雪乃「昔の比企谷君も小町さんに対して異常に愛情を持って接していたようだし」

雪乃「…そういえば性行為の時、初めてとは思えない程攻めてきたし…」

いやそれはお前がマグロだったのもあるんだけど

雪乃「比企谷君。この質問には正直に答えて頂戴」

八幡「…いやそんな義務は」

雪乃「いいから!…どんな答えだろうと怒りもしないし覚悟もできているわ」

八幡「…お、おう」

雪乃「…小町さんとはどこまでしたの?」

八幡「…」



八幡「…び、Bまで」


瞬間雪乃は泣き崩れた




陽乃「おっまたせー。次雪乃ちゃんシャワーを…」ガチャ

陽乃「ゆ、雪乃ちゃんが泣いてる!?」

シャワーから出てきた陽乃さんがこれ以上ないくらい驚いている

陽乃「あ、あの雪乃ちゃんを泣かせるとは…」

陽乃「最初から買ってはいたけど・・・」

陽乃「比企谷君、恐ろしい子!」

雪ノ下に泣くまで犯されて姉妹の中で序列が変わっていたらしい。

これから俺は泣き続ける雪ノ下を性的にあやしたり、雪ノ下をどうやって泣かせたかしつこく聞いてる陽乃さんの口に息子で栓をしたりで忙しかった

もう眠いから適当に終わらす

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom