纏流子「だんな様はヌーディスト」(54)

奥さまの名前は纒流子。そして、だんな様の名前は美木杉愛九郎。

ごく普通でない二人は、ごく普通でない恋をし、ごく普通でない結婚をしました。

その上、さらに違っていたのは……だんな様はヌーディストだったのです!

ピンポーン


流子「はーい」ガチャ

美木杉「ただいま流子くん」

流子「おかえり先公。今日もお仕事ご苦労なこったな」

美木杉「嫌だなぁ僕のダラけた仕事っぷりは毎日学園で見てるじゃないか」

流子「新婚さんお約束の台詞はここでは割愛させてもらうぜ」

美木杉「おやおやそれは残念」

流子「……なぁ先公」

美木杉「何だい流子くん」

流子「紆余曲折の末私達が結婚して早一週間。そろそろ突っ込ませて貰おう」

流子「てめぇ……どうして家ん中では常に全裸なんだ?」

美木杉「そりゃあだって、僕ぁヌーディスト・ビーチの一員だし」

流子「全裸になって他人の性的羞恥心を害すると刑法第174条の公然わいせつ罪に問われるんだぞ?」

美木杉「家の中だから問題無いよ」

流子「目の遣り場に困り疲れたんだよ」

美木杉「常に顔が赤いのは新婚ゆえの照れかと思っていたよ」

流子「せめて下だけでも穿いてくれ」

美木杉「僕の主義には反するが、流子くんのたっての願いとあっては仕方が無い。では靴下を履こう」

流子「そっちかよ」

流子「あともう一つ突っ込ませてくれ」

美木杉「何だい流子くん」

流子「洗濯をしていて気がついたんだが……アンタの衣服にパンツが無いのは一体どういうことだ?」

美木杉「そりゃあだって、僕ぁズボン直穿き派だし。パンツなんか穿かないよ」

流子「うわきったねぇ! トイレの時なんかどうしてんだよ!?」

美木杉「そりゃあ勿論、雫が残らないようブンブンと」

流子「訊いたことを今心の底から後悔している」

美木杉「そういや僕ら、結婚はしたけど新婚旅行がまだだったね」

流子「そうだったな」

美木杉「新婚旅行はヨーロッパがいいな。流子君、君と是非とも行きたい場所があるんだ。長期休みの時にでもどうかな」

流子「ヨーロッパかぁ。そもそも日本から出たこともないし、アンタとなら何処だっていい思い出が作れそうだ」

美木杉「嬉しいことを言ってくれるね。今からとても楽しみだよ。ヌーディスト・ビーチ巡り」

流子「…………は?」

美木杉「あれ、聞こえなかったかな? もう一度言うよ。……ヌゥーディスト・ビィイイイイイィチ」

流子「誰が行くかぁ!」

美木杉「ヨーロッパには有名なヌーディスト・ビーチが沢山あるんだよ」

流子「てめぇ一人で行きやがれ!」

ピンポーン


流子「はーい」ガチャ

美木杉「ただいま流子くん」

流子「おかえり先公……と、モヒカン野郎」

美木杉「突然で悪いね。黄長瀬がちょっと用事があるって言うんだ」

黄長瀬「済まんが新婚家庭に邪魔させて貰うぞ」

流子「おう、茶でも淹れるから話しながら待ってな」

流子「待たせたな、茶ぁ淹れてきたぜ……ってぎゃあぁ! 二人共全裸!!」

流子「そんなこったろうとは思っちゃいたが!!」

美木杉「分かっていて敢えてのリアクションをありがとう」

黄長瀬「2つ、いいことを教えてやろう」

黄長瀬「1つ……俺達ゃ裸がユニフォーム」

黄長瀬「2つ……何故なら、俺等はヌーディスト・ビーチの一員」

鮮血「お前……この結婚、早まったと思ってるだろう?」

流子「認めたくねぇもんだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものをよ」

おしまい

えーもう終わりー?

>>9

済まないがネタが切れた ざんげの値打ちもないね
>>1の青春三文オペラはとりあえずここまで
また逢う日まで
さらば涙と言おう

投下します



纏流子「続・だんな様はヌーディスト」

ピンポーン


流子「はーい」ガチャ

美木杉「ただいま流子くん」

流子「おかえり先公。以下略」

美木杉「おやおやそれは残念」

流子「何の因果か先公と結婚して早1ヶ月」

流子「家の中では常に全裸の配偶者に最初のうちはドン引きしたものの、1ヶ月もすると慣れてしまった自分に驚いている」

美木杉「人間の順応力って凄いね」

美木杉「君も共に全裸で過ごそうじゃないか。新たな扉が開くかもしれないよ」

流子「アンタがそうしているように、私も自分の主義主張を通させて貰うぜ。……ぜってー脱がねぇ」

流子「今更のようだが、現在住んでいるマンションは三つ星生徒用ハイソサエティクラス」

流子「一体どんな手を使ってこんなオシャンティーなマンションに?」

美木杉「そこはそれ、組織の力で色々とね。鬼龍院家も、よもや君が三つ星エリアに住んでいるとは思うまい」

流子「でも家賃とか結構するだろ? 一介の高校教師に払えるとは到底思えねぇんだが」

美木杉「確かに、本能字学園から支払われる給料は君が思っている以上に安くってね。正直家賃だけで給料が吹っ飛ぶ勢いだ」

美木杉「週に3日程、帰りが遅い時があるだろう? 君には職員会議と言ってあったが」

美木杉「……実は、少し前から紬と一緒にアルバイトをしているんだ」

流子「そんな、無茶しやがって……!」

美木杉「それもこれも愛する妻を養っていく為だよ」

流子「そうだ、本能字学園は確かバイトOKだったよな? 私もバイトする」

美木杉「学生の本分は勉強だ。流子くん、君に無理はさせられない」

流子「じゃあ先公と同じ所でバイトするよ。先公の目の届くところなら安心だろ? で、バイト先は居酒屋? コンビニ?」

美木杉「ストリップ劇場だけどいいの?」

流子「なんてとこでバイトしてんだ聖職者!?」

美木杉「僕と紬とでツートップ。客層が被らないから客を取り合うこともなく、バイト先での人間関係もすこぶる良好」

流子「うわぁ凄くどうでもいい情報だ」

美木杉「BGMも光源も自前だから経費が掛からないって、劇場の支配人からの受けもすこぶる上々」

流子「てめぇが脱ぎだすとどっからともなく勝手に鳴るわ光るわするからだろう」

美木杉「それもこれも愛する妻を養っていく為だよ」

流子「いいや絶対てめぇの趣味だろ」

美木杉「で? 君もバイトするの? ストリップ劇場で」

流子「誰がするか!?」

美木杉「僕と君と紬とで、ストリップティーズ界の覇者となろうじゃないか」

流子「別れよう」




纏流子「だんな様はストリッパー」終

おしまい


「美木杉と黄長瀬のごきげんいかが1・2・3」というタイトルだけ思いついたものの
元ネタがあまりにも平成生まれ置いてけぼりな上ネタが続かないのでここに書き捨てていく

最後の最後で間違えた。ので、みっともないけど再掲載





美木杉「僕と紬とでツートップ。客層が被らないから客を取り合うこともなく、バイト先での人間関係もすこぶる良好」

流子「うわぁ凄くどうでもいい情報だ」

美木杉「BGMも光源も自前だから経費が掛からないって、劇場の支配人からの受けもすこぶる上々」

流子「てめぇが脱ぎだすとどっからともなく勝手に鳴るわ光るわするからだろう」

美木杉「それもこれも愛する妻を養っていく為だよ」

流子「いいや絶対てめぇの趣味だろ」

美木杉「で? 君もバイトするの? ストリップ劇場で」

流子「誰がするか!?」

美木杉「僕と君と紬とで、ストリップティーズ界の覇者となろうじゃないか」

流子「別れよう」




纏流子「元だんなはストリッパー」終

一発出オチ小ネタ投下




猿投山「突いて……突いてぇ!」



猿投山「突いて! ぁ突いて!」

猿投山「押して! ぁ押して!」

猿投山「ぁ払って! 払って!」

猿投山「最後ーは斬る!!」



蟇郡「蛇崩が『サルくんが「突いて……突いて!」なんて喘いでる!』なんて言うから何事かと思って来てみれば」

犬牟田「ただの剣道の稽古じゃないか」

蛇崩「女子の妄想力がおかしな方向に働いちゃったかしら?」

おしまい  だめだこりゃ

誰が見てるか分からんけれど 自給自足で投下する



満艦飾マコ「やられちゃった女の子」

マコ「まだ痛い?」

流子「痛い。でも……だいぶ楽にはなったかな」

マコ「コテンパンにやられちゃったね」

流子「たまにはこういう日もあるさ」

マコ「父ちゃんに手当てしてもらって、母ちゃんのご飯いっぱい食べて、又郎とガッツに励ましてもらって」

マコ「……あと、鮮血ちゃんとお話して。大丈夫。これで流子ちゃんは明日も元気」

マコ「流子ちゃん、こっちおいでよ」

流子「? お、布団あったけぇ……って、むぐ!」

流子「な、マコ! 苦しいって、息が」

マコ「父ちゃんが言ってた」

マコ「傷ついて疲れ果てた男の人を慰めるには、こうするのが一番って」

流子「私は女なんだけど」

マコ「だよねぇ。……流子ちゃん、気持ちいい?」

流子「分かんねぇ。でも……何故だろう、マコの谷間はなんか安心する」

マコ「効果が出てきたかな?」

マコ「私はなんにも出来ないから」

マコ「やられちゃって傷ついて疲れ果てた流子ちゃんを、こうして抱き締めて慰めるの」

流子「なぁ……ちょっと前、私の胸は皐月より大きいって言ってたよな」

マコ「そんなこともあったような」

流子「マコの方がでけぇじゃねぇか。下手すりゃコレ、皐月よりでけぇよ」

マコ「あはは、そっかな?」

流子「……さっきは分かんねぇって言ったけど、ごめん、訂正する」

流子「……すっげえ気持ちいい」

マコ「効果覿面だ」

流子「マコはなんにも出来なくなんかない」

流子「ただ、私のそばに居てくれるだけでいい」

流子「あと、たまにはこうやって、やられちゃって傷ついて疲れ果てた私を慰めてくれよ」

マコ「お安い御用だよ流子ちゃん」

マコ「そう言えば、母ちゃんも言ってたっけ」

マコ「男を腹の上で泣かせられれば、女は一人前だって」

流子「……だから、私は女なんだけど」

マコ「だよねぇ」

流子「……でも、その理屈が女相手にも通用するなら」

流子「マコは立派に一人前の女だよ」

マコ「やったね」

マコ「すっかり遅くなっちゃった。明日も早いし、もう寝よっか」

マコ「おやすみ、流子ちゃんぐーぐー」

流子「うん……おやすみ、マコ」

流子「また明日」

おしまい 

キルラキルSS増えろください

お前らも書けよください
投下します



美木杉愛九郎「やられちゃった女の子」

美木杉「まだ痛むかい?」

流子「痛い。でも……だいぶ楽にはなったかな」

美木杉「大まかな手当てはしたけど、帰ったら満艦飾のお父さんにちゃんと診てもらった方がいいよ」

流子「ちゃんと、ねぇ……多少不安はあるけれど、そうさせて貰うよ」

美木杉「……随分と派手にやられちゃったね」

流子「鮮血が守ってくれなかったら……もっと酷いことになってた」

流子「でも流石に今日は心が折れかけた。やられちゃって、傷ついて疲れ果てたよ」

美木杉「…………」

流子「……頭、撫でてくれてんのか?」

美木杉「『手当て』って言う位だからね。傷ついて疲れ果てた女の子を慰めるにはこれが一番手っ取り早いかな、と」

美木杉「あとは添い寝して抱き寄せてチューの一つも出来りゃ完璧だけど」

流子「断固拒否する」

美木杉「だよね」

流子「……あんたでも、エロくないことは出来るんだ」

美木杉「やられちゃって傷ついて疲れ果てた女の子にどうこう出来る程の猟奇的趣味は僕には無いよ」

美木杉「というか、君は僕を一体何だと思ってるんだ」

流子「私を支えてくれる謎のエロ教師」

美木杉「褒めてるんだかそうでないんだか」

流子「どうとでも、好きなように取るがいいさ」

美木杉「……とにかく、今日はよく頑張ったね」

流子「そうやって、労って貰えるだけで救われるよ」

美木杉「一人で帰るのは辛いだろう、満艦飾の家まで送るよ。ほら、背中貸すから」

流子「あんたが私を背負っていきなり現れたら、皆怪しんだりしないだろうか?」

美木杉「担任教師が具合の悪い生徒を家まで送る……それだけのことさ。他意はないよ?」

流子「それもそうだ」

流子「あんたの背中……意外と広いんだな」

流子「……すっげえ気持ちいい」

美木杉「こんな背中で良けりゃ、いつでも貸すよ」

美木杉「……あ、でも、あんまり気持ちいいからって爪は立てないでね? 痛いから」

流子「一瞬でもときめいた私が馬鹿だった」

美木杉「それは残念」

おしまい

同じタイトルでも、マコと美木杉先生とでは「やられちゃった」の意味合いが全然違って見える不思議

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