アニ「ミカサが好き」エレン「ん?」 (152)

アニ「ミカサが好き」


エレン「うん。それで?アルミン、いい匂いする」ギュッ


アニ「ミカサが・・・」


アルミン「・・・協力して欲しいの?エレン、ちょっと苦しい」


アニ「ん」コクッ


エレン「素直にミカサに言えばいいじゃねーか」


アルミン「言えれば苦労しないって・・・」


アニ「素直になれないんだよ。せっかく友達になれたからさ」


エレン「アルミン柔らかい」フニフニ


アルミン「ちょっ!?胸ないでしょっ!?」


アニ「あのさ。イチャついてないで私の相談聞いてくれない?」


アルミン「そうは言ってもさ・・・」

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ミカアニ エレアルのSSデス

現代パロ
キャラ崩壊

ただただミカサとアニ
エレンとアルミンにイチャイチャさせるだけの話です

乙女チックなアニ
ハイテンションなミカサ
甘えん坊なエレン
面倒見のいいアルミンをお楽しみください

アルミン「なんだって突然」


アニ「好きなのは前からさ」


エレン「告白すればいいじゃん」


アルミン「エレンはちょっと黙ってて」


エレン「アルミンに怒られた」ポス


アニ「あんたたち仲いいよね」


アルミン「恥ずかしいんだけど・・・背中に顔埋めないで」


アニ「ここ、教室だよ?放課後だから人少ないけどさ」


アルミン「僕らしかいないけど・・・」


アニ「だからこそ相談してるんだけど」


アルミン「なんで僕らなの?ミーナとかクリスタとか居たんじゃない?」


アニ「同性に聞けると思う?好きなのミカサだよ?」


アルミン「あー・・・ごめん」

アニ「いいって。あんたたち付き合ってるんでしょ?だから同性愛の事聴きやすと思ってさ。それにミカサの事よく知ってるだろ?」


アルミン「つ、付き合ってるとかさぁ!そんなことないからね!?」カァァ


アニ「顔真っ赤だよ」


エレン「アルミンは俺の嫁」スリスリ


アルミン「うー・・・酷い辱めを受けてる・・・」


アニ「気づいてないと思ってんのあんたたちだけだから」


エレン「マジかよ」


アルミン「妙に視線が痛いのはそのせいか・・・」

アニ「で?何かアドバイスない?」


アルミン「んー・・・ちょっと難しいなぁ。エレンどう?」


エレン「んー、ミカサも女の子だから恋の相談とかすれば食いつくんじゃね?」


アニ「そう言うの興味なさそうなんだけど・・・」


エレン「そうは言っても、あいつ男らしいけどさ。女の子だからさ」


アニ「でもさ、女の子が好きとか言ったら引かれないかな・・・?」


エレン「あー、それは大丈夫だと思うぞ。俺が言うんだから間違いねぇよ」


アニ「せっかく仲良くやってるのに・・・友達関係に亀裂が入るの怖くてさ・・・」

エレン「それはあいつも一番気にするから、あたって砕けてみろよ一回」


アルミン「砕けちゃダメでしょ・・・でも、アニなら大丈夫だよきっと。それにさ。ミカサって実は可愛いもの好きだから」


エレン「ああ、お前なら大丈夫。本当にミカサは可愛いもの好きだよな」


アニ「そ、そうなんだ。あんたらと話してると、ミカサの知らない部分が知れて楽しい」


アルミン「あはは、嬉しそうな顔してる」


エレン「よし、とりあえずミカサと話してこいよ。恋愛相談でもさ」


アニ「う、うん。ありがとう二人共」ダッ


ガララピシャ


アルミン「アニって可愛いよね」


エレン「ああ、そうだな」


アルミン「でもさ。なんで僕のこと抱きしめっぱなしなの?」


エレン「アルミンのこと大好きだから」


アルミン「恥ずかしいんだけど・・・」


エレン「毎日こんなもんだろ」


アルミン「休み時間にいつも抱き合ってたらそりゃバレるよね・・・」

他の教室にて


ミカサ「そう。エレンとアルミンは可愛い」


クリスタ「あの二人見てると癒されるよね」


ユミル「んー」ギュ


クリスタ「ユミル、ちょっと苦しい」


ミカサ「・・・二人を見てると二人を思い出す」


クリスタ「そう?」


ガララ


アニ「・・・」


ミカサ「・・・」


クリスタ「あれ?どうしたのアニー」


アニ(まずいな・・・この二人がいると話がややこしく・・・)


ミカサ「アニ?」


アニ「ひゃいっ!?」


ミカサ「・・・」


アニ「・・・」カァァ


ミカサ「ふふ、可愛い」


アニ「っ!?」


アニ(ミカサに可愛いって言われた・・・可愛いって!)


ピシャッ!

タッタッタ・・・


ユミル「・・・なんだったんだ?」


クリスタ「・・・さぁ」

きもちわるいすれだな

>>8

そうですね

ガララ


アルミン「・・・おかえりアニ」


アニ「無理」


エレン「諦め早すぎ」


アニ「あの子、素で私の事可愛いって言うんだけど」


エレ&アル(可愛いけど)


アニ「どうしたらいい?」


エレン「どうしようもないんじゃないかな」


アルミン「でもなんだって可愛いって言われたのさ」


アニ「・・・ユミルとクリスタが居てどうしようか悩んでたら、ミカサに名前呼ばれて声が裏返った」


アルミン(可愛い)


エレン「そうか。それじゃ相談しにくいな・・・」


アニ「なんとかしてほしい」


エレン「仕方ない。こっちにミカサを呼び出すか」ピッ


プルルルル


アニ「ちょっちょっと待って」


エレン「おう。ミカサ、ちょっとこっち来いよ。ん、それだけ、じゃ」


アルミン「アニの話、聞く気ないね」

ガラ


ミカサ「来た」


アニ「は、早いっ!?」


ミカサ「ん、さっきはどうしたの?アニ」


アニ「いやその・・・えっと・・・」


アルミン(頑張れアニ)


エレン「アニがお前に相談したいことがあるんだって」


アニ「ちょっ」


ミカサ「相談事?」


アニ「そ、そうなんだけど・・・エレン!」


エレン「ん?ああ、そろそろ帰るかアルミン」


アルミン「え?ああ、そうだね」


ミカサ「二人共帰るの?じゃあ・・・」


エレン「アニが相談事あるって言っただろ?」


アニ「え?いや・・・その・・・別に明日でも・・・」


ミカサ「わ、私はどうすれば・・・」


エレン「・・・はぁ、じゃあ、明日の昼休み。絶対だぞ?」


アニ「覚悟決めとくよ。うん

帰り道


ミカサ「エレン」


エレン「ん?どうした?」


ミカサ「アニの相談事って、なんだったのだろう」


エレン「さぁな。明日話すって言ってんだからそれでいいんじゃんねぇのか?」


ミカサ「やっと仲良くはなれたけど・・・どうしよう、私は嫌われているのだろうか」


アルミン「心配しすぎだよ。ミカサの悪い癖だね」


ミカサ「でも・・・」


アルミン「ミカサに相談したいって言ってるんだから信用されてるんだよ」


ミカサ「そう・・・では、真剣に聞く事にしよう」


エレン「今日の夕飯はなんだろうな」


ミカサ「今日はチーズハンバーグだとおばさんが言っていた」


エレン「マジかよ。おかわりしよ」


アルミン「エレンチーズハンバーグ好きだからね」


ミカサ「・・・アニ、今日はいつもより可愛かった」


エレン「そっかそれは良かったな」

そして翌日の昼休み


アニ(覚悟を決めろ私)


ミカサ「・・・アニ」


アニ「うわぁ!?い、いきなり話しかけてくるなっ!」


ミカサ「ごめんなさい。でも、アニが険しい顔してたので・・・ので・・・」


アニ「うっ・・・ごめん。いきなり大声出して」


ミカサ「いい。それで、相談とは」


アニ「ああ・・・もうわかったよ。白状する。えっと・・・」


ミカサ「うん」


アニ「好きな人が・・・いるんだけど・・・さ。その・・・」


ミカサ「好きな・・・人・・・?」


アニ(なんか、唖然とした顔してる)


ミカサ「・・・」キラキラ


アニ(目が輝きだした)


ミカサ「それはだ、だれ!?」


アニ「だ、誰かなんて言えるわけ無いだろっ!?」


ミカサ「そ、それもそうか。でも・・・ふふっ」ニコッ


アニ「な、なにさ」ドキッ


アニ(笑顔が素敵ですね)


ミカサ「私にそんなこと相談してくれるなんて、嬉しい。ので、できる限りの協力はしよう」

仕事のため落ちます

ただいまから再開します

ちょっとだけ書いて行きます

ミカサ「それで?」


アニ「ん・・・なんて言えばいいんだろうね・・・」


ミカサ「じゃあじゃあ、その人のどこが好きなの?」


アニ「えっ!?えーっと・・・なんでだろうね」


ミカサ「んー?」


アニ(どーしよう・・・ここまで食いつくとは思わないよ・・・)


クリスタ「やほー?何の話してるのー?」


ユミル「うっす」


ミカサ「二人共」


アニ「ピンチ」

ミカサ「実は・・・」


アニ「ちょっとミカサ」


ミカサ「相談相手は多い方が・・・」


クリスタ「何どうしたの?」


アニ「でもさ・・・」


アニ(二人きりで話していたい気もしたんだけどなぁ・・・ミカサも心配してくれてるし)


アニ「そうだね・・・二人にも相談に乗ってもらおうか・・・」


ミカサ「実は、アニが好きな人がいるって」


クリスタ「えーっ!?本当っ!?」


アニ「声大きいって・・・」


クリスタ「あっごめんなさい」


ミカサ「好きな人の特徴を聞いているのだけど・・・中々言ってくれなくて」


クリスタ「自分から相談してるのにー?」


アニ「だって・・・恥ずかしいじゃない」チラッ


ユミル「・・・はーん」


クリスタ「どうしたのユミル?」


ユミル「クリスタ可愛いなぁと思ってさ」


クリスタ「もう!今はそういう場合じゃないでしょ!?」

ジャン「女子は何の話ししてるんだろうな。ドロー2」


ジャン(ミカサは今日も可愛いなぁ)


ライナー「さぁな。俺もドロー2」


ライナー(クリスタ可愛すぎるだろ結婚しよ)


ベルトルト「男が頭を突っ込むべきではないと思うよ。ごめん、僕も」


アルミン「僕もそう思うよ。僕もドロー2だよ」


アルミン(かわいそうにアニ・・・)


エレン「まぁ、なんか困ったことがあればこっちにも来るだろう。気にすんなアルミン」


ジャン「何気なしにドロー4出してんじゃねぇよ。まぁ俺もあるんだけどな」


ライナー「ドロー2」


ベルトルト「僕は二枚」


アルミン「はい」


エレン「おうジャン。UNO言ってねぇぞ。ドロー4」


ジャン「ふざけんなっ!!」

クリスタ「でもなぁ、特徴がわからないとどうしようもないんだけど・・・」


アニ「ごめん・・・やっぱり恥ずかしい」


ユミル「ふふん、私には分かる。手に取るように」


クリスタ「え?」


クリスタ(ユミルは何を言ってるのだろう・・・)


ユミル「まぁ、言えないような恋だし?言うの怖いのは分かるぞアニ」


アニ「な、なんのことだい?」


ユミル「安心しろって、言ったところで私は絶対お前の敵にはなりゃしねぇよ。理解者だからな」


アニ「っ!?でもさ、でもさ・・・」



ユミル「わかったからしがみつくな」



ミカサ「・・・」


クリスタ「よっぽど好きな人がいるんだね。先生かな?」

ミカサ「アニ」


アニ「なんだい?」


ミカサ「好き」


アニ「っ・・・もう聞き飽きたよ。そう言う冗談は嫌いだよ」


ミカサ「そう」


クリスタ「あの・・・そんな悲しそうな顔で私の事見ないでくれないかな・・・」


ユミル「ここで私から提案があるんだがな。いざという時のために擬似デートをするといいと思うぞ」


アニ「ぎ、擬似デート?」


ミカサ「するにしてもいつするの?」


ユミル「今日が木曜だからー。土曜か日曜でいいんじゃね?」


クリスタ「適当・・・」


アニ「あ、相手はどうするの?ユミルがやるのかい?」


ユミル「ん?んなもん決まってんだろ。男装させたミカサで」


アニ「へっ!?」


ミカサ「私?喜んで引き受けよう」


アニ「無理無理無理無理っ!バカ言わないでよ!」


ユミル「だってさミカサ」


ミカサ「私では力になれないの・・・そう」


クリスタ「なんでそんな悲しい目で私を見るのかな・・・」


ユミル「いいのか?本当に」


アニ「うう・・・いいよ。ミカサ・・・お願いできる?」


ミカサ「っ!楽しみにしてる!」


アニ(か、可愛い)

サシャ「皆さんなんの話をしてるんですか?」


ユミル「パン食いながら出歩くんじゃねぇ」


サシャ「食べたいけどおしゃべりしたい。乙女心は複雑です」


クリスタ「今度の土日にミカサとアニがデートすることになってー」


サシャ「そうですかぁ?えっ?」


クリスタ「恋人作るための女子力アップなのです!」


サシャ「・・・アニやミカサだったらそのたわわに実ったおっぱいでイチコロでは?」


ユミル「・・・」


クリスタ「・・・」


サシャ「・・・え?」


ユミル「エロい体してる奴に言われたくねぇよ」


サシャ「いつからそんな目で見るようになったんですか!?」


ユミル「私がそんな目で見るのはクリスタだけだ」


クリスタ「えっ」


アニ「形いいよねミカサ」


ミカサ「触って見る?」


アニ「・・・遠慮しとく」

落ちます

そろそろ仕事なので書き逃げ

ジャン「くっそ、さっきから最下位でつまんねーよ」


アルミン「あはは、ジャン顔に出やすいんだもん」


ライナー「俺も全然勝てねぇ・・・」


ベルトルト「君もわかりやすいからね・・・」


ミカサ「エレン」


エレン「お?どうしたミカサ」


ジャン「み、ミカサ!」ドキッ


ミカサ「今日の放課後、皆でカラオケに行こうという話になった。エレン達も一緒に」


エレン「アルミンが行くなら行く」


アルミン「じゃあ一緒に行こうかな。いつもサシャに付き合わされてばっかりだけど・・・」


ライナー「クリスタにいいところ見せるチャンス!」


ジャン(ミカサにいいところ見せるチャンス!)


ベルトルト「アニも来るの?」


ミカサ「来るって」


ベルトルト「僕も行こうかな・・・」


エレン「コニーも誘うか?」


アルミン「コニーはこの前物壊したしなぁ・・・」


エレン「それもそうだな・・・じゃあ男五人で」


ミカサ「わかった。伝えてくる」



そして放課後

アルミン「人数も人数だからちょっと狭いね・・・」


エレン「まぁ、入りきれる部屋借りれて良かっただろ」


ミカサ「エレン!何かちょっとした食べ物を選ぼう」


エレン「まだ早くないか?」


ミカサ「今のうちに頼まないと・・・」


サシャ「焼きそばに唐揚げに・・・それからロシアンたこ焼き、あと・・・」


エレン「・・・俺も唐揚げ食べたい」


ミカサ「アルミンはどうする?」


アルミン「僕はまだ飲み物だけでいいよ」


ミカサ「アニは?」


アニ「私も飲み物だけでとりあえずいい」


サシャ「はい、以上で・・・」


ミカサ「サシャ!まだ以上じゃない!!」


サシャ「はひっ!?ま、まだみたいですすみません・・・」


ジャン「よっしゃ!俺が一番!歌うぜぇ!!」


クリスタ「ユミル、飲み物取りに行こ」


ユミル「おう」

ミカサ「アニ、私達も行こう」


アニ「ん」


サシャ「ああ!私も行きますー!」


エレン「あ、ミカサ、俺のも頼む」


ミカサ「わかった。アルミンのも持ってこよう」


アルミン「いや悪いって・・・」


ミカサ「三つまでなら大丈夫それじゃ」


ガチャ


エレン「・・・ジャン哀れ」


ジャン「うるせぇ!」


アルミン「あはは・・・」


ライナー「ベルトルト、これ一緒に歌おうぜ」


ベルトルト「いいよ」


アルミン「普通僕たちが飲み物取りに行くんじゃないかな」


エレン「・・・なんでだろうな

また括弧が消し飛んだ


ジャン「銀河の果てまでー!」


ガチャ


ミカサ「待たせてしまった」


クリスタ「お待たせー」


ユミル「零すなよサシャ」


サシャ「さてー何歌いましょうかねー!」


アニ「アルミン、はい」


アルミン「アニが持ってきてくれたんだ。ありがとう」


エレン「おう、サンキューミカサ」


ユミル「喜べベルトルさん、これはクリスタが入れた飲み物だ」


ベルトルト「そうなんだ。ありがとうクリスタ」


クリスタ「どういたしまして!」


サシャ「あ、ライナーとジャンの飲み物忘れちゃいました」


ライナー「・・・ジャン、お前の分も取ってきてやるよ」


ジャン「・・・おう」

サシャ「識別不可能ぉ!」


ガチャ


店員「おまたせしましたー」


エレン「大量の料理が運び込まれてきた」


サシャ「やった食料だ!」


クリスタ「食料って・・・」


ユミル「歌い終わったら食わせてやる」


サシャ「レーダーマン!!」


アルミン「ポテトちょっとしょっぱい」


エレン「そんなことないだろ」


アルミン「そうかな?」


ミカサ「アニ、何歌うの?」


アニ「あんまり人前で歌うのは得意じゃないんだよ・・・」


ミカサ「だろうと思った」


ライナー「くっ!クリスタが遠い・・・」


ベルトルト(アニとミカサ最近仲いいなぁ・・・)


ジャン(次は何を歌ってミカサにアピールしようかなぁ!)

仕事サボりたいけど仕事のため落ちます

行き先がこれもうわかんねぇな・・・

只今帰りました

少し書いたら寝ます

クリスタ「私が言えば法律だーかーら!」


ユミル「必死に歌ってるクリスタ可愛い」


ライナー(マジで結婚してくれんかな)


エレン「歌詞が歌詞なのに悪意を感じねぇ」


アルミン「そうだね」


アニ「ん、飲み物なくなった」


ミカサ「私も丁度無くなったところ。一緒に取りに行こう」


アニ「そうだね」


クリスタ「ふー・・・気持ちいい!」


ジャン「よっしゃ!次も俺が・・・」


ミカサ「エレン、飲み物取ってくる」


エレン「ん、あ、俺のもついでに持ってきてくれ」


ミカサ「わかった」


アニ「アルミンは?」


アルミン「お願いするよ。ありがとう」


クリスタ「次これ歌ってユミルー」


ユミル「お?いいぞ。男共の私の美声を聞かせてやるぜ」


ガチャ


パタン


ライナー「・・・間が悪すぎるぞジャン」


ジャン「やけだちくしょう!!!」

アニ「・・・そういえばさ」


ミカサ「どうしたの?」


アニ「今度の土曜にする?擬似デ、デート」


ミカサ「・・・日曜にしよう。土曜日には少し用事がある」


アニ「そう・・・」


<サカナサカナサカナ!!
<サカナッ!!

<サカナーヲタベールトー!イェイイェイ!!
<サカナーヲタベールトー!


ミカサ「・・・」


アニ「どうした?」


ミカサ「聞き覚えのある声が聞こえる」


アニ「ん・・・リヴァイ先生とエルヴィン先生じゃ・・・」


ミカサ「・・・」チラッ


8号室

エルリヴァ「ピーーーース!!!」


ハンジ「あはははは!!!いいぞー!!もっとテンションあげてけー!!!」


ミケ「・・・んふ」


ミカサ「・・・見てはいけないものを見てしまった」


アニ「そうだね。なんでリヴァイ先生とエルヴィン先生は上半身裸なのだろうか」


ミカサ「チビ達もストレス溜まってる。きっと」


アニ「そっとしておこう」

アニ「ただいま」


ミカサ「・・・」


エレン「どうしたミカサ」


アニ「そっとして置いてあげて、見ちゃいけないものを見たから」


ユミル(あれを見たな)


クリスタ「リヴァイ先生達のカラオケ見たんだね」


ユミル「次、ユミル!行くぜ!」


クリスタ「わー」


アニ「ふーん。ユミル、どんな歌声なんだろう」


クリスタ「すごい可愛いんだよ」


ユミル「可愛いとか言うな!」


ライナー「ユミルが歌うの初めて聞くな」


ベルトルト「そうだね」


アルミン「まぁ、初めての人はびっくりするよ」


エレン「俺も最初はびっくりしたからな」

ユミル「負けたら恋に落ちてもいいかもね!」


一同「」


ユミル「どんなもんだい!」


クリスタ「いいぞーユミルー!」


ライナー「こいつはたまげた」


ベルトルト「不覚にも可愛いと思った」


ユミル「不覚とはどういうことだ」


アニ「・・・すごくうまいね」


ユミル「惚れんなよ?」


アニ「それは無いから安心して」


ミカサ「つ、次、私が歌う」


ジャン「ま、マジか!」


エレン「お?ミカサがやる気だ」


アルミン「ミカサ歌うの?楽しみだなぁ。久しぶりに聞ける」


アニ(ミカサ・・・どんな歌声なんだろう・・・ワクワクする)


クリスタ「わー私もミカサの歌聞くの初めて」


ユミル「期待してるぜ」


ミカサ「期待されても・・・困る」


エレン「ほら、行ってこい」


ミカサ「うん」

ミカサ「二人でいればどんなことでも」


ミカサ「乗り越えられそうという君の」


エレン「ミカサの声はやっぱり癒されるな」


ジャン「全てが浄化される」


ライナー「これが新境地か」


ミカサ「君を愛してるー」


アニ(愛してるって言われたい・・・)


ミカサ「ふう・・・次、アルミン行ってみよう」


アルミン「え!?僕!?」


ミカサ「大丈夫。もう入れといた」


アルミン「ちょっ!何考えてんのさ」


ミカサ「私が一人で歌った。次はアルミンがソロで歌うべき」


エレン「いつもサシャに巻き込まれてるだけだからな」


サシャ「それ歌ったら次、これ一緒に歌いましょうよ!」


アルミン「ああもうわかったよ!」


アニ「歌、うまいね」


ミカサ「ありがとう」

アルミン「どうしてかしら。あの人の笑顔を思い出せないのっ!」


エレン「さすがアルミン。女に負けず劣らずの高音」


一同「可愛い」


アルミン「可愛いって言わないで!」


サシャ「次!これ歌いますよアルミン!」


アルミン「付き合ってあげるよもう!!」


エレン「ほんのり顔の赤いアルミン可愛いなぁ」


ミカサ「アルミンの可愛さに皆今更気付いたの?」


ジャン「・・・俺にはミカサが!」


アニ(私にはミカサが!)


サシャ「嫌ーと嫌ーと言いながらついてくるぅ!」


アルミン「SとMが出会ったらさけられなぁい」


ユミル「あはは!サシャより声たけーぞ!」


クリスタ「やめてあげて!」


アルミン「恥ずかしいよ」


サシャ「次これ歌いますよ!」


アルミン「何曲入れてるのさ!!」

落ちます

再開します

一時間後


エレン「そろそろお開きにするか」


ジャン「じゃあトリはお前な」


エレン「俺かよ。まぁいいや」


クリスタ「あ、エレン歌う前にこれ引いて」


ユミル「あとこっちもな」


エレン「ん?何それ」


クリスタ「いーから!」


エレン「わかったよ」


ゴソゴソ


エレン「アニメ主題歌?」


ゴソゴソ


エレン「演技だぁっ!?」


クリスタ「じゃあトリのエレンにはアニメ主題歌を歌ってもらって」


ユミル「サビの終わりにそのアニメの名シーンを再現してもらおうか」


エレン「俺が何をしたって言うんだ!」


クリスタ「異性なら相方選んでいいから!」


ユミル「アルミンも異性に数えていいぞ?」


エレン「そういうのやるなら最初からやれよ」


クリスタ「えへっ、あんまり人多かったから・・・」


エレン「ったく・・・じゃあそうだな。ミカサ、ちょっと付き合え」


ミカサ「私?アルミンじゃなくて?」


エレン「おう。ちょっと耳借せ」


ミカサ「わかった」

エレン「あなたと過ごした日々を、この胸に焼き付けよう」


アルミン「ミカサが後ろ向いちゃったね」


エレン「思い出さなくても、大丈夫なように」


ユミル「・・・これはまた」


エレン「いつか他の誰かを、好きになったとしても」


クリスタ「これってまさか・・・」


エレン「あなたは、ずっと、特別で、大切で」


ジャン「ミカサがエレンに背中向けてるだけだぞ?」


エレン「またこの季節が、廻ってく」


ポンッ


エレン「・・・未来で、待ってる」


ミカサ「・・・っ!うん、すぐ行く。走っていくっ」


ジャン(ミカサを振り向かせて耳元で囁くだとっ!?)


ミカサ「・・・エレン、これ恥ずかしい」カァァ


エレン「俺の胸に顔埋めんな。余計恥ずかしい」カァァ


アルミン(なんとなく二人のこと歌ってるみたい。でも、なんか嫉妬しちゃうなぁ)


ジャン「くっそ!羨ましい!!」


クリスタ「ちょっと良すぎて感想が浮かばない」


エレン「なんか行ってくんねぇと恥ずかしいだけだろ!」

つまんないです

>>45

せやな

解散後の帰宅中


エレン「悪かったってアルミン」


アルミン「・・・ふん」ムスゥ


エレン(不貞腐れみん可愛い)


アルミン「なんで僕を選ばなかったのさ」


エレン「再現だったから。やっぱりアルミンも男じゃん。だからミカサ選んだ」


アルミン「もう・・・変なところで真面目なんだからエレンは」


エレン「バカ言え、俺はいつも真面目だろ」


ミカサ「ふふ、エレンが囁いてくれた」ホクホク


アニ「嬉しそうだね」


ミカサ「否定はしない。それよりアニ、あなたの家は?」


アニ「別に一人で大丈夫だって・・・こんな人数で送ってくれなくたって」


エレン「まぁそう言うなって」


アルミン「時間も時間だし、一人じゃ心細いでしょ?」


アニ「大きなお世話だって」


エレン「ミカサと帰れて嬉しいくせに」ボソッ


アニ「・・・うるさい・・・」

アルミン「・・・ところでミカサ、全く進展なさそうだけど」


ミカサ「私の想いは伝えてる」


アルミン「どんな風に?」


ミカサ「普通に、好きと伝えては居る」


アルミン「そしてら?」


ミカサ「冗談は嫌いだって」


アルミン「・・・どんな風に伝えてるのさ・・・」


ミカサ「アニ、好き」


アルミン「冗談と捉えられてもおかしくないほど単調だね。そこはさ・・・」


ミカサ「ごめんなさい」




アニ「アルミンとミカサ、内緒話してるけど」


エレン「いいんだよ。アルミンがミカサと話してるのはいつものことだ」


アニ「自分が居ないところで話されて、嫌じゃない?」


エレン「どんな話ししたかあとでアルミンが話してくれるし」


アニ「・・・羨ましい関係だよ」


エレン「だろ?」

アニの家前


アニ「なんだかんだここまで来ちゃったね。ありがと」


エレン「気にすんな。女一人で、こんな時間に帰らせるわけには行かないだろ」


アルミン「素でそんなセリフ言えるのだエレンらしい。まぁ、言う通りだけどさ」


アニ「確かにね。じゃ、長話もなんだからもう入るよ。また明日」クルッ


アルミン「また明日」


エレン「おう」


ミカサ「・・・待ってアニ」


アニ「ん?」


ミカサ「振り向かなくていい。そのまま」


アニ「何?背中に何か・・・」


ミカサ「違うの。ただ」ギュッ


アニ「なっ!いきなり後ろから抱きつくな!!」ドキドキ


ミカサ「アニ、大好き」ボソッ


アニ「っ!?」ゾクッ


パシィン!


アニ「そう言う冗談は嫌いって言っただろ!?」


ガチャ

バタン


ミカサ「・・・アルミン、私は嫌われてるみたいだ」


エレン「弾かれた手、大丈夫か?」


ミカサ「手よりも、心が痛い」


アルミン「アニの方にも問題があるなぁ・・・」

アニ「はぁ・・・はぁ・・・」


アニ(今のは親友として・・・そう、ミカサはそう言う奴、親友としての、大好きなんだ)


アニ(嬉しいこと。友達から親友になれたから。なのになんで)


アニ「うぅ・・・」ポロポロ


アニ父「おや、おかえりアニ。どうしたんだい?」


アニ「っ!?ただいま、お父さん」ゴシゴシッ


アニ父「泣いていたのかい?」


アニ「な、泣いてない!」


アニ父「学校、楽しいかい?アニが、友達と遊んでくると言っていたから楽しいんだろうなぁ」


アニ「まぁ・・・楽しいよ」


アニ父「楽しいのに、なんで泣いてたんだい?」


アニ「・・・言えないっ」


アニ(同性が好きなんて言ったら・・・お父さん悲しむだろ?)


アニ父「そうか・・・まぁ、辛くなったら吐き出しなさい。お父さんは、何があってもアニの味方だから」


アニ「・・・ありがと、お父さん」

翌日


昼休み


アニ「なぁユミル」


ユミル「なんだ?」


アニ「明日さ。買い物付き合ってよ」


ユミル「えっ?なんで?ってかめんどくさい」


アニ「おい」


ユミル「ああ、ミカサとデートだったけな」


アニ「擬似!擬似だから!」


ユミル「まぁそう言うなって。私らしかいねぇんだからいいだろ」


アニ「あんたも、こういうことには敏感だね」


ユミル「そりゃあ、恋する乙女だからな」


アニ「何それ、全然似合ってない」


ユミル「お前に言われたくねぇよ。で?なんの買い物行くんだ?」


アニ「ミカサへのプレゼントと・・・服」


ユミル「はっ?」


アニ「私、あんまり流行とかわかんないし・・・オシャレとか気にしたことないからさ・・・

その、ミカサのデート相手として恥ずかしくないように・・・」カァァ


ユミル「可愛い奴だなおい」


アニ「う、うるさい!!」


ユミル「わかったよ。流行のことだったら別にミーナでもいい気がするんだけど」


アニ「あいつに相談出来ると思う?」


ユミル「別にいいんじゃね?なんとなくって言ってれば付き合ってくれっと思うぞ」


アニ「・・・ミーナも誘ってみる」


ユミル「あと、私のモチベも大事だから、クリスタも呼ぶな」


アニ「もう勝手にしな」

同時刻


ミカサ「エレン、アルミン」


エレン「どうしたミカサ。心の傷は治ったか?」


ミカサ「だいぶ深く刻まれた。それより、明日買い物に付き合ってほしい」


アルミン「いいけど、どうして?」


ミカサ「明後日のアニとのデートに着ていく男物の服を調達しなくてはならない」


エレン「そうなのか。ってかデートって」


ミカサ「擬似的なもの、残念ながら」


アルミン「昨日の様子見てればわかるよ・・・まぁ、そういうことなら手伝うよ」


エレン「そうだな。乗りかかった船だ。明後日が本番だぞ」


ミカサ「絶対にアニを落としてみせる!」


アルミン「ミカサが言うとなんか物騒だね」


ミカサ「なんで」

さらに翌日


ミーナ「さぁやってまいりました!」


アニ「なんでそんなテンション高いの?」


ミーナ「ええ、そりゃあアニが私に頼みごとをしてくれたからですよ。ええ、そりゃ嬉しいことです」


ミーナ「しかもファッションのこと相談してくれるとか、意外なんですけど」


アニ「うるさい」


クリスタ「ねぇねぇユミル」


ユミル「あん?」


クリスタ「アニからそう頼まれたの?」


ユミル「おう」


クリスタ「いつ?」


ユミル「昨日の昼飯の時、お前が植木鉢の花に水上げてる時」


クリスタ「その時のアニ可愛かった?」


ユミル「おう」


クリスタ「私も見たかったーっ!」


ユミル「お前の方が可愛いから鏡でも見てこい」

ミーナ「デートのための服装?」


ユミル「そうだ」


アニ「それは内緒だって・・・」


ミーナ「そうね・・・じゃあやっぱりアニの魅力を最大限引き出せるようにしないとね」


アニ「私にそんな魅力があるわけ・・・」


ミーナ「アニの魅力はやっぱり太股よね。そのムチムチの足を使わない手は無いわよね」


ユミル「まぁそうだな」


ミーナ「一見引き締まって見えるけど触ると超柔らかいのっ!」


クリスタ「触ったことあるの?」


ミーナ「あはは、私が体育で倒れたとき、膝枕して看病してくれたんだぁ。その時に触った」


アニ「ミーナ!ちょと黙ってな!」


クリスタ「へぇ・・・ちょっと触ってみてもいい?」


アニ「こんな街中で何する気だいっ!?」


クリスタ「ちょっとだけ!ちょっとだけだから!!」


アニ「あんたたち、ちょっと助け・・・」


ミーナ「やっぱりホットパンツかなぁ」


ユミル「誘惑するならホットもいいが、やっぱりミニスカもいいんじゃね?」


ミーナ「でもさ、ロングスカートでスカートちょっと捲れた時の太股も風情があって良くない?」


ユミル「おおーいいねぇ」


アニ「私無しで話を進めるなっ!!」


クリスタ「アニー!」ギュッ


アニ「ちょっ!やっ!」


クリスタ「ホントだ柔らかい」サワサワ


アニ「ああもう!!」

買い物開始から

一時間後


ミーナ「これもいいなぁ」


ユミル「お、これクリスタに似合いそう」


クリスタ「結局自分の買い物になっちゃったね・・・」


アニ「別にいいさ。正直、こうして一緒に遊んでるのも楽しいし」


クリスタ「・・・ミカサに会ってから変わったねアニ」


アニ「え?なんでミカサが出てくるのさ・・・というか、あんまり意識したことないけど」


クリスタ「前のアニ、遠巻きから見ても誰にも近づかせないってオーラ放ってたから」


アニ「最初に話しかけてきたのはミーナ。なんでミカサ?」


クリスタ「確かに、最初に友達になったのはミーナが最初かもね。でも、雰囲気は相変わらずだった」


アニ「・・・そう」


クリスタ「ミカサに初めて話しかけられた日、私もその時、アニのこと見てたけど、パッとそのオーラが消え去ったの」


アニ「・・・」


クリスタ「アニのことずっと気になってて、話しかけようと思ってたらミカサが来てオーラを消してくれた」


クリスタ「アニには悪いかもしれないけど、私、アニのこと怖かったの。それと同時に、可愛そうだと思ってた」


アニ「そうかい・・・ひょっとしたら、ミカサも」


クリスタ「え?」

アニ「ミカサも、私のことを可愛そうだと思って話しかけたのかな・・・」


クリスタ「・・・明日本人に聞いてみたら?」


アニ「そ、そんなことできるわけ・・・!?」


クリスタ「聞かなきゃわからないこと。言わなきゃ伝わらないこと。いっぱいあると思う。少なくとも私は、ユミルが何考えてるか未だにわかんないし」


アニ「あんた・・・」


ユミル「見ろクリスタ!こんな物、裸に着たらどうだ!?」


クリスタ「へっ?ちょっ!?それ超極薄のシースルじゃない!そんなの着れるわけないじゃん!!」カァァ


ユミル「なんだ。クリスタなら似合うと思ったのに」


クリスタ「常識を考えてっ!」


ユミル「常識に捕われてたら得られるものなどない!!」


クリスタ「そういうのはそっとしたところでやって!!」


アニ「・・・ふふ」


アニ(後で、お礼言わないと・・・)


アニ「・・・ん?」チラッ


アニ(向かいの店にミカサ達が居る・・・男物の店か・・・エレンかアルミンの買い物に付き合ってるのかな)


アニ(・・・楽しそうな笑顔。あの笑顔が、私には向けられる日が来るのかな・・・)

落ちます

再開


夕方


ミーナ「明日頑張ってね」


アニ「ん、ありがと」


ミーナ「月曜に報告お願いねー。じゃねー」


アニ「またね」


クリスタ「私も帰るね。ちゃんと思ってること伝えるんだよ?」


アニ「あんたは私の母親?」


クリスタ「お姉ちゃんです」


アニ「ふふ、随分幼いお姉さん」


クリスタ「もう!でも、頑張って」


アニ「わかってるよ。ってか擬似だからね?」


クリスタ「友達なんでしょ。じゃあ、また明後日」


アニ「ん、報告待ってて」


ユミル「・・・やるのか?」


アニ「さぁ、気分次第さ」


ユミル「まぁ、告白しても、最悪な結果にはならねーよ」


アニ「気休めくらいには心に留めとくよ」


ユミル「あんまり緊張するなよ」


アニ「あんたにしては珍しいね」


ユミル「クリスタにあてられたんだろ。んじゃな、健闘を祈ってるよ」


アニ「ん、良い報告期待しといて」

さらに翌日


待ち合わせ時間


アニ(やばい。少し服選びに時間がかかった。ミカサもう来てるかな)


タッタッタッ・・・


ミカサ「・・・」


アニ(居た)


ミカサ「・・・!」フリフリ


アニ「はぁ・・・はぁ・・・ご、ごめん、待った?」


ミカサ「大丈夫。今来たところ」


アニ「服選んでたら遅くなっちゃって・・・」


ミカサ「ナイスな理由、10点」


アニ「は?」


ミカサ「私個人による採点。恋人が自分のために服選びをして遅れたことにドキっとした」


アニ「ああ・・・ありがと」


ミカサ「今日も可愛いよ。アニ」


アニ「あんたは随分男らしくなったね。髪型も変えて」


ミカサ「ん、アルミンにこれぐらいはやるべきと言われた。エレンにベタベタとワックスを塗られた」


アニ「そう。でも、私はいつもの綺麗な黒髪の方が好きだな」


ミカサ「えっ」


アニ「な、なんでもない。早く行こう」カァァ


ミカサ「・・・うん」カァァ




アルミン「先制攻撃入った」


ユミル「そうだな」


アルユミ「・・・お互い世話焼きだ」

ミカサ「最初はどこにする」


アニ「普通彼氏がエスコートするんじゃないの?」


ミカサ「そうだ。私は今日、アニの彼氏だった。と言うことで映画を見に行こう」


アニ「どんな?」


ミカサ「恋愛映画」


アニ「いいね。行こう」


ミカサ「素直」


アニ「デートだからね」


ミカサ「そう。では、行こう」ギュッ


アニ「あ・・・手・・・」


ミカサ「ん?どうしたの?」


アニ「いや、なんでもない」ギュッ


ミカサ「恋人同士は手をつなぐ。握り返してくれて嬉しい」


アニ「馬鹿言ってないで早く行くよ」




アルミン「なんかアニ、素直になった?」


ユミル「そうだな。ミカサもなんか吹っ切れたみたいだな」


アルミン「なんか、和むね」


ユミル「いつもは凄んでる二人がな・・・ってか、なんであんな髪型にさせたんだ?」


アルミン「アニの言葉を引き出すため。さっき、素直に『今までのが好き』って言えてたでしょ?」


ユミル「相変わらず策士だな」


アルミン「どういたしまして」

ミカサ「最初はどこにする」


アニ「普通、彼氏がエスコートするんじゃないの?」


ミカサ「そうだ。私は今日、アニの彼氏だった。と言うことで映画を見に行こう」


アニ「どんな?」


ミカサ「恋愛映画」


アニ「いいね。行こう」


ミカサ「素直」


アニ「デートだからね」


ミカサ「そう。では、行こう」ギュッ


アニ「あ・・・手・・・」


ミカサ「ん?どうしたの?」


アニ「いや、なんでもない」ギュッ


ミカサ「恋人同士は手をつなぐ。握り返してくれて嬉しい」


アニ「馬鹿言ってないで早く行くよ」




アルミン「なんかアニ、素直になった?」


ユミル「そうだな。ミカサもなんか吹っ切れたみたいだな」


アルミン「なんか、和むね」


ユミル「いつもは凄んでる二人がな・・・ってか、なんであんな髪型にさせたんだ?」


アルミン「アニの言葉を引き出すため。さっき、素直に『今までのが好き』って言えてたでしょ?」


ユミル「相変わらず策士だな」


アルミン「ありがとう」

映画館


アニ「結構後ろになっちゃったね」


ミカサ「予約はしていないので仕方ない」


アニ「いいでしょ」


ミカサ「うん」


ビーーーー


アニ「始まるよ」


ミカサ「ん、ポップコーン美味しい」


アニ「私にも」


ミカサ「あーん」


アニ「あーん」パクッ


ミカサ「美味しいでしょ?」


アニ「うん」


ミカサ「いよいよ始まる」ギュ


アニ「そうだね」ギュ




アルミン「なんかすごく違和感のないくらいのカップル」


ユミル「おう、アルミン、ポップコーンよこせ」


アルミン「はい」ガサッ


ユミル「サンキュー」ヒョイパクッ


アルミン「僕たちもカップルみたいだけど」


ユミル「お前が女にしか見られないから大丈夫」


アルミン「否定が出来ないのが情けない・・・」

映画上映終了


ミカサ「・・・切ない話だった」


アニ「切なかった。会えなくて残念だったね」


ミカサ「心にモヤモヤが残っている」


アニ「あの終わり方は切なすぎる。報われない」


ミカサ「泣きそう」グスッ


アニ「男役のあんたが泣いてどうすんのさ」


ミカサ「わかってる」


アニ「気持ちを切り替えて、次に行こう」


ミカサ「お腹が空いた。ご飯を食べに行こう」


アニ「私も空いた。食べに行こう」


ミカサ「では」ギュ


アニ「ん」ギュ




アルミン「居場所の分からない恋人に会えずに、その恋人が死んじゃうとか・・・」


ユミル「最近の映画はえぐいな」


アルミン「救いはないのかな」


ユミル「あれが結末だったんだ。受け入れるしかねぇだろ」

寝落ちます

再開


ファミレス


ミカサ「何にする?」


アニ「・・・チーズハンバーグ」


ミカサ「えっ」


アニ「わ、私も好きなの・・・チーズハンバーグ」


ミカサ「そう。ドリンクバーは?」


アニ「私はいい。どうせあんまり行かないし」


ミカサ「では、私もいらない。では、店員を呼ぼう」


アニ「早く食べて、他のところに行こう」


女店員「お待たせしました。ご注文は?」


ミカサ「チーズハンバーグと、グリルチキンで」


女店員「か、かしこまりました。以上でよろしいでしょうか?」


ミカサ「はい」


女店員「ごゆっくりどうぞ!」


アニ「・・・あの女の子、あんたのこと見て顔赤くしてたよ」


ミカサ「そう?」


アニ「やっぱり女の子にモテるんだね」


ミカサ「そうでもない」




アルミン「チョコレートパフェ一つ」


ユミル「マルゲリータピザ」


男店員「かしこまりました。ごゆっくり」


ユミル「にひひ・・・」ニヤニヤ


アルミン「あ、甘いものが好きなの!ほっといて」

ミカサ「・・・」モグモグ


アニ「・・・」モグモグ


ミカサ(な、何かはなさないと、気まずい)


アニ(どうしよう。無言が続くと辛い)


ミカサ(アニの食べ方綺麗。エレンとは違って世話がかからなそう)


アニ(ミカサの顔、綺麗。って、何考えてんだ私!)


ミカサ「ん・・・アニ、頬にご飯粒が付いてる」


アニ「へ?どこ?」


ミカサ「ここ」ツィ


アニ「ちょっ」


ミカサ「アニも割とおっちょこちょい」パクッ


アニ「うるさいなぁ・・・」


ミカサ「ちょっと恥ずかしい」


アニ「ならやるな」




アルミン「ひと切れ頂戴」


ユミル「パフェあーんしてくれたらいいぞ」


アルミン「じゃあ、あーん」


ユミル「なんのためらいもねぇな」パクッ


アルミン「エレンで慣れてる。もらうよ」


ユミル「おう。あめぇ」

ミカサ「ん、お腹いっぱい。それでは、ちょっと早いけど行こうか」


アニ「そうだね」


ミカサ「お会計お願いします」


アニ(あんまり話せなかった)


男店員「お会計は・・・」


ミカサ「はい」


アニ「あっちょっ」


男店員「丁度お預かりします。あざーっしたー」


ミカサ「では、行こうか」ギュ


アニ「・・・わかったよ」ギュ


カランカラン


アニ「で?いくらだったの?」


ミカサ「対した金額ではない」


アニ「ちゃんと言いな。半分払う」


ミカサ「いい」


アニ「映画もあんたが払ったろ。だからほら」


ミカサ「頑固」


アニ「あんたに言われたくない」


ミカサ「仕方ない。では・・・」




ユミル「会計」


アルミン「美味しかった」


男店員「お会計は・・・」ジッ


ユミル「・・・ほい」


男店員「丁度お預かりします。あーっした」


カランカラン


アルミン「・・・なんかごめん」


ユミル「半分出せおら」

ミカサ「どこへ行こう」


アニ「少しお腹休めたい。公園に行こう」


ミカサ「公園、いいね。では行こう」


アニ「うん」


ミカサ「アニ、少しステップアップしよう」


アニ「何?」


ミカサ「腕にしがみついてみよう」


アニ「や、やだ。恥ずかしいし・・・」


ミカサ「・・・腕にしがみついて欲しい」


アニ「あんたの希望かい!・・・わかったよ」ダキッ


ミカサ「すごくいいと思う」ムニュ


アニ「すっごく恥ずかしい・・・」


ミカサ(おっぱい柔らかい)




アルミン「あ、クレープ屋」


ユミル「うるせぇ我慢しろ」


アルミン「で、でも!」


ユミル「我慢しろ」


アルミン「あ・・・ミカサとアニも見つけて向かったみたいだからさ!一個だけ!」


ユミル「丸顔がもっと丸顔になるぞ!」

結末がこれもうわかんねぇな・・・


落ちます

ちょっとだけ再開




クレープ屋「いらっしゃい」


ミカサ「ストロベリー一つと、アニは?」


アニ「・・・チョコバナナ」


ミカサ「チョコバナナ一つお願いします」


クレープ屋「あいよ」


数分後


クレープ屋「お待ちどうさま。二つで500円」


ミカサ「えっ」


クレープ屋「二つで800円だが、今日は俺の気分でカップルデーだ。まけとくよ」


ミカサ「でも」


クレープ屋「いいっていいって。お似合いなカップルにだけやってんだ。ワンコイン置いて行った行った」


ミカサ「ありがとうございます」


クレープ屋「まいど!」


アニ「なんか得したね」


ミカサ「お似合いだって」


アニ「改めて言うなっ!」


ミカサ「ふふ。あそこの公園で食べよう」




クレープ屋「いらっしゃい。今日はカップルが多いね」


ユミル「・・・チョコ一つ」


アルミン「キャラメル一つ」


クレープ屋「あいよ。チョコの方はおまけでいいから。会計は400円な」ジッ


ユミル「・・・はいよ」


アルミン「・・・なんかごめん」


ユミル「200円よこせおらぁ!!」

公園

ミカサ「・・・美味しい」モグモグ


アニ「そっちも食べたい」


ミカサ「ん、どうぞ。代わりにそっち頂戴」


アニ「いいよ」ハグッ


ミカサ「ありがとう」ハグッ


アニ「・・・」モグモグ


ミカサ「・・・」モグモグ


アニ「・・・こっちも美味しいね」


ミカサ「うん・・・ん、苦しい」サスサス


アニ「胸さすってるけど、大丈夫?」


ミカサ「ん・・・晒しで胸を隠しているから苦しい」


アニ「あー・・・通りでぺったんだと思った」


ミカサ「落ち着かない。髪も胸も」


アニ「我慢して」


ミカサ「次はどこへ行こう」


アニ「どうしようね」


ミカサ「・・・そうだ。ゲームセンターへ行こう」


アニ「騒がしいとこは好きじゃないけど、ミカサが行きたいなら」


ミカサ「プリクラ、撮ってみたい」


アニ「そっか」




アルミン「クレープ美味しい」


ユミル「おい、そっちのもよこせ」


アルミン「交換ならいいよ」


ユミル「おう」


アルユミ「・・・」モグモグ


アルユミ(なんか普通のデートみたくなってる)

仕事落ち

再開します


ユミルとアルミンのセリフを考えてる時が一番楽しいです

ゲームセンター


アニ「うるさいね・・・あんまりこういう雰囲気は得意じゃない」


ミカサ「ごめんなさい」


アニ「・・・いや、あんたとならどこでも楽しいからいいよ」


ミカサ「どうする?」


アニ「何が?」


ミカサ「すぐプリクラ取る?」


アニ「どっちでもいいよ」


ミカサ「少し回ろう。何かいいものがあるかもしれない」


アニ「ん、了解」


クリスタ「あれ」


ミカアニ「あっ」


クリスタ「やっほー二人共」




ユミル「あ、クリスタ」


アルミン「えっ」

エレン「おう、いきなりどうしたクリスタ」


クリスタ「あ、エレン!アニとミカサを見つけたよ!」


エレン「・・・おう」


アニ「・・・」ギュ


ミカサ「・・・エレン」


エレン「・・・こうして見ると本当にカップルみたいだな」


クリスタ「ねー」


アニ「恥ずかしいからあんまり言わないで」


ミカサ「・・・私の彼女、可愛いでしょ」


エレン「ははは」


アニ「あんたはなんでクリスタと一緒にいるんだい?」


エレン「ここで一人で遊んでたらばったり」


クリスタ「そうなの」




アルミン「ちょっとトイレ行ってくる」


ユミル「おう」

クリスタ「・・・!」


エレン「ん、どうしたクリスタ」


クリスタ「一瞬アルミンの姿が見えたような・・・気のせいかも」


ミカサ「ん?」


エレン「今日は一人で出かけるって言って、俺とのデート断ったのに、アルミンが一人でゲーセンもないと思うけど」


クリスタ「それもそうだよねー」


アニ「それより、ミカサ、あそこのやつ欲しい・・・」


ミカサ「・・・ん、女型のぬいぐるみ?50cm級の、デフォルメでちょっと可愛い」


アニ「なんとなく親近感が湧いてる」


クリスタ「ねーねーエレン!二人の邪魔しちゃ悪いから早めに退散しよっ」ダキッ


エレン「ん、それもそうだな。じゃあな二人共、お幸せに」


クリスタ「お幸せにー」


アニ「恥ずかしいこと言うな」


ミカサ「良い報告、待ってて」


エレン「おう」




ユミル(よっし、もう少し。次で取れるだろ)


クリスタ「ユーミールー?」


ユミル「・・・げっ」


エレン「こんなところで何してんだ?」


アルミン「ごめんユミル。おまた・・・せ」


エレン「・・・」


クリスタ「ユミル?」


アルユミ「ちょっとやばい」

クリスタ「私は悲しいです」


アルユミ「はい」


クリスタ「何が悲しいのかわかりますか」


アルユミ「二人で遊んでいたことです」


クリスタ「まだあります」


アルユミ「嘘をついたことです」


クリスタ「まだあります」


アルユミ「二人を裏切る形になってしまったことです」


クリスタ「反省をしていますか」


アルユミ「反省はしています」


クリスタ「次はないです」


アルユミ「はい」


エレン「まぁ、クリスタの説教はともかく、なんでお前ら二人でこんなところにいたんだ?」


アルミン「ミカサとアニが心配で尾行しました」


エレン「いや、敬語はいいって」


ユミル「焚き付けといて失敗されたら後味が悪くてさ」


クリスタ「ユミルは敬語」


ユミル「・・・はい」

エレン「なんで一人で出かけると嘘をついたんだ」


アルミン「嘘をつくつもりは無かったんだよ・・・尾行してたらユミルも一緒になっちゃっただけ」


エレン「面倒事嫌いなくせに世話焼きどもが」


アルユミ「すみません」


クリスタ「そう言う気持ちはないの?」


ユミル「えっ、何がですか」


クリスタ「あ、もう敬語やめていいよ」


ユミル「んだよ」


クリスタ「アルミンに、その、恋とかの感情はないの?」


ユミル「んーそうだな。ミカサとアニのあと付いてってデート見たいになったが、不思議とドキドキはしなかったな」


アルミン「ほっ・・・良かった」


ユミル「んだ?私と一緒なのが嫌なのか?あ?」


アルミン「ち、違うよ。僕も同じ気持ちだったからさ。安心したの」


ユミル「そうかい」


エレン「・・・とりあえず、今日は帰ろう。あの二人ならほっといても大丈夫だろ」


クリスタ「そうだね」


ユミル「んじゃ、帰るとすっか」




アルミン「ところでエレン、なんでクリスタと居たの?」ジトッ


エレン「暇だったからゲーセンに遊びに来たらクリスタとばったり会っただけだ」


クリスタ「私も、ユミルに連絡しても出ないから、居そうなところ探したらエレンにばったり」


ユミル「あ、携帯、家に忘れてたわ」

落ちますん

やだ・・・可愛いだなんて・・・・











はい、再開します



次回「進撃のギャグマンガ日和!」(大嘘)

アニ「ありがとうミカサ」


ミカサ「いい。今日は一緒に寝るといい」


アニ「そ、そんな事のために欲しかったわけないし!」


ミカサ「図星」


アニ「う・・・可愛いもの、好きなの・・・悪いかっ!」


ミカサ「ふふ・・・では、今日のメインに行こう」


アニ「撮るの?」


ミカサ「ん」


アニ「じゃ、行こうか」


ミカサ「そうしよう」


チャリン


フレームヲエランデネ


ミカサ「フレームだって、どうしよう」


アニ「初めてだし、そんな派手のじゃなければ・・・」


ピッ


フレームガセンタクサレマシタ


アニ「ちょ、ハートって・・・!!」


ミカサ「どうせ初めてならむちゃくちゃしよう」


アニ「だからって・・・」


ミカサ「ほら、もう少しで撮るって、もっと近付こう」ピトッ


アニ「頬を寄せるなっ!」


パシャ


アニ「あっ」


ラクガキヲシテミヨウ!


ミカサ「アニの頬を赤くしよう」


アニ「なんでっ!ミカサの頬にうずまき書いてやる」


ミカサ「なんと、じゃあ私達の間にハートを・・・」


アニ「それやってどこに貼ればいいのっ!?」


ミカサ「どこでも貼ればいい。よし」


アニ(人の気も知らないで・・・)


ミカサ「もう少しで時間が来る。もう書く事はないの?」


アニ「・・・これだけ書く」


ピローン


あと数十秒待つがいい


ミカサ「えっ、なんかいきなり渋い」


アニ「こわっ」

カタン


ミカサ「出来たみたい」


アニ「ん、半分ね」


ミカサ「わかってる。ふふん、中々の出来」


アニ「・・・これ貼るのちょっと恥ずかしいんだけど」


ミカサ「そう?」


アニ「平気そうだね・・・」


ミカサ「平気」


アニ「羨ましい」


ミカサ「また新たな初めてをアニに取られてしまった」


アニ「私だってプリクラ初めてだって・・・」


ミカサ「ん、アニの初めてを貰えた」


アニ「誤解を招くようなセリフを言うなっ!」


ミカサ「・・・スケベー」


アニ「もう・・・調子狂うなぁ・・・」

そして帰り道


アニ「・・・」


ミカサ「今日は楽しかった」


アニ「私もだよ。ありがとう」


ミカサ「こちらこそ」


ミカアニ「・・・」


アニ(沈黙がちょっとだけ辛い)


クリスタ『聞かなきゃわからないこと。言わなきゃ伝わらないこと。いっぱいあると思う』


アニ(そうだ。聞きたいことがあったんだ)


ミカアニ「あの・・・」


ミカサ「何?アニからでいい」


アニ「いや・・・あ・・・じゃあそうさせてもらう」


アニ(ずっと聞きたかったこと。今聞く。正直すごく怖い)


アニ「あのさ・・・ミカサは、何を思って私に話しかけたの?」


ミカサ「ん?どう言う意味?」

アニ「私って、教室に一人でただ何もしないで、怖い顔して座ってたじゃない」


ミカサ「うん」


アニ「それでさ。なんでそんな辛気臭いやつに話しかけたのかなって・・・ずっと知りたかった」


ミカサ「・・・気になったから」


アニ「えっ?」


ミカサ「気になったから、ずっと一人で居るあなたが」


アニ「それは、可愛そうだとか・・・そう言うこと?」


ミカサ「違う・・・と思う。自分でもわからない。ただ、アニを見たら、話したくて仕方なかった」


アニ「何それ・・・わけわかんない」


ミカサ「でも、私はあなたに話しかけてから、あなたに色々な初めてをあげて来た」


アニ「えっ」


ミカサ「それを後悔した事はない。私が、あなたにあげたくて、あげてきたものだから」


アニ「そんなの、エレンやアルミンにあげても良かったんじゃ・・・」


ミカサ「ダメ、私の初めては全部、アニでしかあげられないものだった」

ミカサ「・・・高校に入るまで、私は、エレンとアルミン以外と交流を持つ気が無かった

二人が居ればそれだけで十分、他の人なんて居なくても大丈夫だ。そう思っていた

でも、高校に入ってから、エレンとアルミンに、新しい友達が出来てきた。エレンとアルミンは

新しい友達と過ごす時間が長くなってきた。もちろん、私を贔屓はしてくれたけど」


アニ「・・・そう」


ミカサ「私は、なんとなく焦った。別に焦る必要なんて無かったのに、その時、あなたが目に入った

自分から孤独になっている一人の女の子。あなたの姿は、私の目にはそう見えた」


アニ(普段鈍感なくせに、こういうことには鋭い。そして優しい)


ミカサ「なんとなく、誰かと仲良くなることを怖がっているように見えた」


アニ(私は、あんたにあってから、初めて自分が身を捧げたいと思った)


ミカサ「今なら分かる。あなたも、私も、友人を作るのが怖かった。あなたを利用したのは悪いと思ってる」


アニ「利用だなんて・・・あんたのおかげで、私も吹っ切れたの。それはありがたいと思ってる」


ミカサ「私の、初めての同性の友達は、アニ、あなたなの。だから、私の中では特別だし、その・・・そう言う目でも見てる」


アニ「えっ」


ミカサ「く、口が滑った。今の言葉は忘れて欲しい」


アニ(クリスタの言葉が、また私の心に突き刺さっていく。深く、深く)


ミカサ「行こう。もう日が落ちる」

ミカサ(初めて好きと思ったのはエレン・・・だけど、愛してると思ったのはアニが初めてだった。その一言が、いつも言えない)


アニ(今の・・・そう言う目って・・・そう言う目だよね・・・よ、よし、思い切って・・・)


アニ「ミカサ、ちょっとこっち向いて」


ミカサ「ん、わか・・・」チュッ


アニ「・・・こ、これ、わわ、私の気持ち。そ、その、そう言う目で見られても、だだだ大丈夫だから・・・あの・・・その・・・そ、それじゃ!また明日!」ドキドキドキ


タッタッタッ・・・


ミカサ「・・・」


ミカサ(柔らかい感触が、私の頬に残る。・・・振られた)







アニ「はぁ・・・はぁ・・・」


アニ(やっちゃったー!!何してんの私!いくらなんでも飛ばしすぎ!楽しすぎてわけわからなくなってる)


アニ「・・・ミカサの頬、スベスベしてた」


アニ(ドキドキが止まらない。あー、どうしよう。やばい、明日、顔合わせられる自信ない)


アニ「・・・でも、なんか一筋縄では行かない気がする。エレン並に鈍感だからなぁ・・・」

エレンの家


ガチャ


ミカサ「・・・」


カルラ「あら、おかえりミカサ。元気ないわね」


ミカサ「ただいま・・・」


エレン「ようミカサ。どうだった?」


ミカサ「振られた」


エレン「は?」


ミカサ「振られた」


エレン「おいおい。冗談はよせって、それはねーよ」


ミカサ「なんでそう言い切れる」


エレン「いやだって・・・」


ミカサ「なんでそう言い切れる」


アルミン「どうしたのさ・・・あ、おかえりミカサ」


ミカサ「エレン、答えて」


エレン「いや、だからその・・・」


ミカサ「・・・エレンなんて大嫌い」


エレン「なっ!?」


トントントントン・・・


カルラ「・・・あんた、なんかしたの?」


エレン「ミカサが・・・俺のことを・・・大嫌い・・・大嫌い・・・」


アルミン「初めて言われた言葉にショックを受けてる」


エレン「ミカサが・・・ミカサガ・・・カサガ・・・」


カルラ「あら・・・台所の端っこでうずくまっちゃった。ミカサは二階の部屋に篭っちゃうし」


アルミン「前にも見たことある光景ですね」


カルラ「と言うことでアルミン、ミカサのこと慰めて、ご飯までに部屋から引き摺り出して」


アルミン「ですよね。分かりました」

落ちます


進撃のギャグマンガ日和はやるかどうかは未定です

再開します


本編に入る前に少しCM

ある日から、私は悪夢を見るようになった

『お前が悪い』

何度も見るうちにそう呟く人が増える

『あなたが悪い』

私を囲むように人が増える

『全部お前が悪い』

「オアェ!ガァッ!!」

わかってる

「オアエア、ガァッ、オグアァ!!」

悪夢で言われてる

「ガァ、オオオグェ、ガアアア!!!」

そんなに言われなくてもわかってる

『全部お前が悪い。俺はお前を許さない』

「まったく・・・傷つくよ」

「一体・・・いつから」

「アルミン・・・あんたは私を、そんな目で見るようになったの?」

『君が、悪いんだ。全部』

あんたらに言われなくても、全部知ってる

私は悪いことをした

「アニ、落ちて」

私はまた悪夢を見る

『この世の全てからお前が恨まれるようなことになっても・・・』

『父さんだけはお前の味方だ』

『だから・・・』

やめてお父さん。お父さんだけには・・・

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・ごめんなさい


『アニ、お前が全部悪い』


絶望の淵に落とす悪夢

それから目覚めた時、私は四肢を鎖で繋がれ、地下牢に閉じ込められていた

アニ「壊れた心と失われた帰る場所」

近日公開!!

コンコン


ミカサ「・・・誰?」グスッ


アルミン「僕だよ。どうしたのさミカサ」


ミカサ「・・・」


アルミン「入って大丈夫?沈黙は了承と取る」


ミカサ「・・・」


アルミン「・・・はぁ、ミカサ、入るよ」


ガチャ


ミカサ「あまり顔は見ないで欲しい」


アルミン「隣、座るよ。ベッドだけど・・・」


ミカサ「・・・うん」


ギシッ


アルミン「ミカサ、なんでエレンにあんなこと言ったの?ミカサらしくもない」


ミカサ「わからない・・・後悔はしてる」


アルミン「じゃあ、ちゃんと謝らないとね」


ミカサ「それは、出来ない」


アルミン「・・・じゃあさ。アニとはどうだったの?意気込んでたけど」


アルミン(途中までは上手くいってたみたいだけど)


ミカサ「・・・振られた」

アルミン「嘘、でしょ?」


ミカサ「嘘じゃない」


アルミン「えーっと・・・別れ際に、何かあったの?」


ミカサ「・・・私の気持ちを伝えた。そう言う目で見てるって・・・」


アルミン「それで?」


ミカサ「アニに、頬にキスされた後に、これが私の気持ち、そう言う目で見られてもいいって・・・」


アルミン「えっ・・・なんでそれで振られたと思ったの?」


ミカサ「頬へのキスは『親愛、厚意、満足感』の、意味合いがある。アニは私を親友としか見ていない」


アルミン「・・・ぷっ、あっはははははは!」


ミカサ「何がおかしいの?アルミン」ホオツマミ


アルミン「ひひ、ご、ごへん!なんはおもひろくなっはって!」グニーッ


ミカサ「だから、何がおかしいの」


アルミン「いはいいはい、ごへんなはい」


ミカサ「何が、おかしいの」


アルミン「イタタ・・・話すから、怖い目で見ないで」


ミカサ「な に が お か し い の」

アルミン「はは、ミカサは思い込みが激しいんだよ」


ミカサ「ん?」


アルミン「これだと思ったらそれしか認めないの、ミカサの悪い癖だよ。確かに、頬へのキスはそう言う意味があるかもしれない」


アルミン「でも、よく考えてみて、アニみたいな恥ずかしがり屋が、いきなり確認もしないで唇にキス出来ると思う?」


ミカサ「・・・出来ない」


アルミン「そ、アニが頬にキスするって、すごく勇気がいることだったと思う。その気持ち、ミカサは思い込みで蹴るの?」


ミカサ「・・・っ!」


アルミン「ふふ、ミカサは可愛いなぁ。で、それに気づいたミカサは、何がしたいの?」


ミカサ「アニに会いたい」


アルミン「それは明日にしようね」


ミカサ「はっ!エレンに謝らなきゃ!」


ダダダ・・・・

アルミン「相変わらずの行動力だなぁ・・・」

トントントン・・・


カルラ「あら、お疲れ様アルミン」


アルミン「他人事ですね・・・」


カルラ「そんなことないわよ」


ミカサ「エレン!ごめんなさい。さっきの言葉は嘘!だからお願い、元気、出して?」


エレン「立ち直れない」


アルミン「エレン、ミカサもこう言ってるんだし、許してあげてよ」


エレン「アルミンにチューされても立ち直れる気がしない」


カルラ「重症ね」


アルミン「じゃあ、ミカサにチューしてもらう?」


エレン「・・・それでも無理」


ミカサ「・・・エレン、今日はアルミンと三人で一緒に寝よう」


アルミン「えっ」


エレン「・・・本当か?」


ミカサ「ええ」


アルミン「・・・しょうがないなぁ」


エレン「・・・わかった。元気出す」

カルラ「こんなこともあろうかと、五人分の料理を作っていたのです。もうすぐあの人も帰ってくるから、三人ともお風呂入っちゃって」


ミカサ「エレン、アルミン、三人で入ろう」


アルミン「それはまずいでしょ!!」


エレン「俺ら高校生だぞ!?」


ミカサ「私が問題ない。行こう」


アルミン「ちょ、手を離し・・・あっ!」


エレン「母さんも止め、ああ!!」


カルラ「仲いいわね」


ガチャ


グリシャ「ただいま」


カルラ「あら、おかえりなさい」


グリシャ「おや、三人はお風呂かな?」


カルラ「ミカサが引きずっていったわ」


グリシャ「そうか」


カルラ「そう、さっき!アルミンが、部屋に引きこもったミカサを出してくれたの!」


グリシャ「はは、前にも同じことがあったな。あの時はエレンだったか」


カルラ「ふふ、アルミンにはお世話になりっぱなしね」


グリシャ「そうだな・・・あの子は、強いな」


カルラ「ええ、そうね」

落ちますん

再開します




グリシャ「アルミンが物心ついた時に両親は出張中の飛行機にて事故死」


カルラ「それからおじいちゃんのところで一緒に過ごしたのよね」


グリシャ「そのおじいちゃんも、私が至らなかったために中学に入る前に病死」


カルラ「やることはやった。あなたは悪くないわ」


グリシャ「それなのに、あの子は毅然とした態度で、強いな」


カルラ「外見は可愛いのにね」


エレン「はぁ・・・はぁ・・・なんて力で抑えやがる」


カルラ「あら、早かったのね」


エレン「頭と体だけ洗って逃げてきたわ!この年になってミカサと風呂なんて入れるか!!」


アルミン「エレン!置いてくなんてひどいよ!!」


エレン「仕方ねぇだろ!」


アルミン「むー」


ミカサ「二人共、温まってないのに何故出て行ったの?」


エレン「下着姿で歩き回るな!」


アルミン「そうだよ!」


ミカサ「さっき裸見たのに何を今更」

エレン「ごちそうさま!」


アルミン「ごちそうさまでした」


ミカサ「ごちそうさま」


カルラ「お粗末さま」


エレン「アルミン、寝るまでどうする」


ミカサ「とにかく部屋に行こう」


アルミン「先に二人で行ってて、ちょっと電話する用事あるからさ」


エレン「そっか・・・じゃあ、とりあえず行くか」


ミカサ「そうしよう」


アルミン「すぐ行くから」





玄関


アルミン「さて、かけてみますか」


プルルル


プルルル


プルルル


アルミン「中々出ないな・・・」

同時刻


アニ(ああー!どうしようどうしよう!明日どうしよう)


アニ(あまりの恥ずかしさに、ミカサに取ってもらったぬいぐるみを抱きしめてベッドで悶えられずにはいられない)


アニ「んー・・・明日、本当にどうしよう。ミカサの前に大人しく立っていられる気がしない・・・」


アニ(でも、ミカサにそう言う目で見られてると思うと、すごく嬉しい)


アニ「ーーーーっ!!」バタバタ


ピピピピ


アニ「っ!?」ビクンッ


アニ「な、何っ!?」


ピピピピ


アニ「え・・・携帯・・・?」


ピピピピ


アニ「もう九時過ぎてんのに誰・・・」


ピピピピ


アニ「知らない番号・・・?」


ピッ


アニ「はい、もしもし」


アルミン『夜遅くごめんアニ』


アニ「その声、アルミン?」


アルミン『そうだよ。画面確認しなかったの?』


アニ「ごめん、登録してなかった」


アルミン『ひどい』

アルミン「それよりさ。アニも今日は思い切った行動したね」


アニ『・・・はっ?』


アルミン「頬にキスとかさ」


アニ『誰から聞いた!あっミカサしか居ない!!』


アルミン「その通りだけど、それでさ。ちょっと提案があるんだ」


アニ『・・・何?なんか問題でもあったの?』


アルミン「明日、僕達三人と、朝、登校しよう」


アニ『人の話聞いてる?』


アルミン「詳しくは明日、嫌ってほどわかるから」


カルラ「アルミン、早く部屋に行きなさい。湯冷めするわよ」


アルミン「あ、はーい。ということだからそれじゃ!」


アニ『ちょ、まっ』ブッ

アニ「・・・なんだったんだろ」




エレンの部屋


アルミン「ちょっと寒い」


エレン「よし、俺が抱きしめて暖めてやる」ギュッ


アルミン(僕の許可を取る前に抱き着かれた。嬉しいけどさ)


ミカサ「では、私もアルミンを抱き締める」ギュッ


エレン「あはは、なんか懐かしいな」


アルミン「こんな状況あったっけ?」


ミカサ「あった。確か小学校の時」


アルミン「ああ!そういえばあったね。エレンと僕が真冬に鍵無くしちゃって」


エレン「そうそう。そんでそんな時に母さん父さんが帰り遅くてなぁ」


ミカサ「そう。結局、エレンのお爺さんの病室で三人こうして居た」


アルミン「そうだね。おじいちゃんも笑顔で見てたよね」


エレン「・・・アルミン」


アルミン「どうしたの?」


エレン「俺、ずっとアルミンの側に居るから」


アルミン「・・・ふふ、なんでそんなしんみりしてんのさ」


ミカサ「そう。アルミンはエレンより強いだから大丈夫」


エレン「ああ、そうだな」

ベッドイン


アルミン「あ、そうだミカサ」


ミカサ「ん?」


エレン「二人の声が耳元で聞こえて、ゾクゾクする」


アルミン「明日、ミカサはアニに告白しよう」


ミカサ「えっ」


アルミン「勝負は登校時間だよ」


ミカサ「えっ」


アルミン「・・・ミカサなら出来るでしょ?」


ミカサ「出来る」


エレン「すげーな」



アルミン「で、明日、アニと一緒に朝登校するようにしといたから」


ミカサ「そう。じゃあ、私はこれから告白のシミュレーションをする。ので、おやすみ」ギュッ


エレン「抱き締めんな」


アルミン「僕も抱き着いて寝るよ」


エレン「どんとこい」


アルミン「・・・はぁ」ギュッ


エレン「・・・なぁアルミン。チューしたい」


アルミン「ダメ」


エレン「もういいだろ」


アルミン「恥ずかしいからさ・・・」


エレン「ん」チュッ


アルミン「ちょっ」


エレン「頬にならいいだろ・・・そろそろ我慢出来ないんだけど」


アルミン「・・・ごめん」


エレン「いいよ。嫌われたくないし」


アルミン(なんで僕が謝ってるんだろう・・・深く考えず、寝よう)

そして、朝


ミカサ「眠れなかった」


エレン「俺も」


アルミン「僕はゆっくり寝れたけど?」


ミカエレ(アニ(アルミン)のことを考えてたら眠れなかった)


アルミン「ん、ミカサ、準備はいい?」


ミカサ「ばっちり」


アルミン「大丈夫?」


ミカサ「大丈夫、ちゃんと強引にではなく、ちゃんと告白する」


アルミン「そっか。じゃあ、ご飯食べたら行こうか」


カルラ「ご飯出来たわよー」


エレミカアル「はーい」

寝落ち



そばかす系女子可愛い

そしてそばかすの女の子の女子力の高さは以上

なので、ユミルも家事レベルは高いはず!!

再開しますー


もしかしたら番外編があるかもしれません


需要ないと思いますが

登校中


アルミン「ミカサ、シミュレーションはばっちり?」


ミカサ「ん、大丈夫、完璧」


エレン「おう、そうか」


アニ「・・・」


アルミン「お、噂をすれば、ミカサ、アニが待ってるよ」


ミカサ「では、行ってこよう」


タッタッタッ・・・


アニ「ん、み、ミカサ!?」


ミカサ「アニ!」ガシッ


アニ「えっ、なんで頭抑えんの」


ミカサ「好き、付き合ってほしい」


アニ「えっちょっまっ。なんで顔を近付けるっ!?」グググッ


ミカサ「覚悟は出来てる?私は出来てる。何故顔を抑える」グググッ


エレン「・・・」


アニ「あっ、エレン!ちょっと助けろ!」


ベチン


ミカサ「あう」


ズルズル・・・


アニ「な、なんだったの・・・?」


アニ(めちゃくちゃ怒られてる)


ミカサ「・・・」ショボーン


アニ(戻って来た)

ミカサ「さっきはごめんなさい」


アニ「大丈夫、驚いただけだから・・・ていうかさっき言ってたことって・・・?」


ミカサ「改めて、言わせて欲しい」


アニ「・・・うん、改めて聞きたい」


ミカサ「好きです。私と付き合ってください」ペコリ


アニ「・・・っ!」パァァ


ミカサ「同性からこんなこと言われるのは、困ると思う。正直、私も他の女の子からラブレターももらったりしてた」


ミカサ「その・・・うまく言葉が見つからない・・・どうしよう・・・」


アニ「ミカサ」


ミカサ「は、はい」ビシッ


アニ「なん背筋伸ばしたのさ・・・まぁいいけど」


ミカサ「それで、返事は」


アニ「する必要ある?」


ミカサ「ある。アニの口から、直接、言葉を聞きたい」


アニ「はぁ・・・しょうがないね。私も好きだよ。これからよろしくね」カァァ


ミカサ「アニ!」ダキッ


アニ「と、突然抱き着くな!!」



アルミン「・・・やっとかぁ」


エレン「やっとだな」

教室


ミカサ「アニー」スリスリ


アニ「ちょっと・・・くっつきすぎ」


エレン「はは、べったりだな」


ユミル「お、ようやくくっついたのか」


クリスタ「アニにべったりだねー」


ミカサ「ふふ、アニからいい匂いがする」


アニ「やめてっ!」


ユミル「お熱いなー」


クリスタ「あ、そうだ。エレン、昨日はありがとう」


エレン「おう、気にすんな」


クリスタ「えへへー初めてのプリクラがエレンとだなんて嬉しい。ほらー、携帯に貼ったんだ」


ライナー「」


ベルトルト「どうしたんだライナー!息をして!!」

エレン「にしても、クリスタのこと抱いたらすげー気持ちよかったわ」


ユミアル「」


ガタッ


クリスタ「やだもー。男の子ではエレンが初めてなんだから」


エレン「でもさ。すげー柔らかかったぞ」


クリスタ「エレンもやっぱり男の子だね。硬かったからちょっと緊張しちゃった」


エレン「そりゃそうだろ。やることはやってるし」


クリスタ「アルミンと?」


エレン「アルミンも誘うんだけどさ。次の日辛いからやだって断られんだ」


クリスタ「じゃあ一人で?」


エレン「いや、ミカサと、つい夜遅くまでやっちまってよ」


ジャン「あっ!?」


クリスタ「へー」


エレン「終わったあと、別々にシャワー浴びて寝る事にしてる」


ジャン「てめぇ!!ミカサと夜な夜な何してやがる!!」グイッ


エレン「なんだ突然!!シャツが伸びちゃうだろ!!」


ユミル「クリスタ・・・お前はいつの間に大人に・・・」


クリスタ「えっ」


アルミン(・・・僕が、体を許さないからかな・・・ミカサと・・・)


アルミン「ね、ねぇエレン・・・今日は・・・その一緒にしよ・・・ね・・・?」


エレン「え?マジかよ付き合ってくれんのか」

アニ「ねぇ、エレンと夜何してんの?」


ミカサ「それはもう、激しく同じ部屋で・・・」


アニ「同じ部屋で・・・」ゴクッ


ミカサ「・・・アニは何をしてると思う?」


アニ「それは・・・」ポッ


ミカサ「えっち」


アニ「うるさい。で?」


ミカサ「筋トレ」


アニ「だろうと思った」


ミカサ「バレてた」


クリスタ「ちょ、ユミルなんか勘違いしてない!?」カァァ


ユミル「勘違いも何も・・・」


クリスタ「違うの!昨日はユミルが居なかったからエレンに後ろからギュってしてもらっただけだから!!」


ユミル「なんだよ」


アルミン(ぼ、僕のい勘違いかーーっ!!)カァァ


エレン「今日は筋トレ、付き合ってくれよ。ん?なんでそんな顔真っ赤なんだ?」


アルミン「いや、その、さっきの言葉忘れてくれない?」


エレン「やーだ」


ミカサ「そういえば今日、ミーナを見かけない」


アニ「あいつなら風邪で休み」


ミカサ「そう」

放課後


ミカサ「アニ、一緒に帰ろう」ギュッ


アニ「わかったから、手を握られたら帰る準備ができないだろ。恥ずかしいし」


エレン「どうする?」


アルミン「ん、ミカサ、送ったあと一人で帰ってこれる?」


ミカサ「まかせて。私の強さを知っているはず」


アルミン「じゃあ、僕とエレンは先に帰るよ。またね」


エレン「じゃあな」


ミカサ「うん」フリフリ


アニ「またね」ヒラヒラ


帰り道


ミカサ「アニ、手」


アニ「えっ」


ミカサ「昨日は普通に手を繋いだ。恥ずかしがることはない」


アニ「いや、付き合いだしたって意識したらつい恥ずかしく・・・それに」


ミカサ「・・・」ムスッ


アニ「い、いつものミカサだからその照れる・・・」


ミカサ「・・・」ムスッ


アニ「・・・もう!」キュッ


ミカサ「・・・手首じゃなくて、恋人繋ぎ」


アニ「・・・もう・・・」スルッ


ミカサ「・・・ふふ、可愛い」ギュッ


アニ「・・・バカ・・・」ギュッ


ミカサ「大好き」ニコッ


アニ「・・・私も大好き」ニコッ





終わり

後日


アニ「ミーナ」


ミーナ「ん?何?」


ミカアニ「私達、付き合うことになった」


ミーナ「えっ」


ミカアニ「えっ」


ミーナ「・・・」ジトォ


ミカアニ「・・・」ドキドキ


ミーナ「まだ付き合って無かったのっ!?」


ミカアニ「えっ」



終わり

これにて一区切りです


番外編としてマフラー編、料理編があります


ユミクリも交えたミカアニを書く予定ですが、もしかしたらユミルとアニが会話してるだけかもしれない


今日はとりあえずこれにて落ちます

番外編始めていきます


ここからは同性愛のR-18要素が入ってきます


あと、カラオケに出てきた歌は、アニメ版の進撃の巨人の声優方がカバーした曲達です

アニ「・・・」


ミカサ「・・・」ギュッ


ユミル「・・・」ギュッ


クリスタ「でねー・・・ふふふ」


アルミン「そうなんだ」


エレン「・・・」ギュッ


ユミル「お前らが付き合い初めてもう一ヶ月か」


ミカサ「うん」


ユミル「だいぶこの光景も見慣れてきたな」


エレン「皆それぞれ抱きついてるからな。アニが大人しく抱きつかれてるのが面白い」


アニ「失礼だね。あ、そうだユミル、今日の放課後空いてる?」


ユミル「あ?まぁ別に大丈夫だが」


アニ「あんたの家に行きたいんだけど」


ユミル「おう。いいぞ」


ミカサ「私も行こう」


アニ「いや、あんたは抜きで話したいことがあるの」


ミカサ「そう・・・」


ユミル「そんな目で私をみんな。久しぶりだな、おい」

放課後


アニ「ユミル、行こう」


ユミル「おう。クリスタ、行くぞ」


クリスタ「えー!ちょっと待って!」


ユミル「早くしろ」



アルミン「僕たち帰るけど、ミカサはどうする?」


ミカサ「私は・・・」


エレン「ん?どうした。こんなところに手紙なんて広げて」


ミカサ「今日、もらったラブレターに目を通そうと。ので、私は少ししたら帰ろう」チラッ


エレン「・・・」


アルミン「ねぇエレン」ボソッ


エレン「ああ、わかってるよ」


アルミン「仕方ないなぁ・・・僕たちも残って待ってるよ」


ミカサ「二人に悪い。ので、帰って欲しい」


エレン「どうせ帰ったってやることはイチャイチャするだけだしいいぞ。ここでもできるし」


アルミン「イチャイチャはしないけど・・・ね、だから、ゆっくりでいいから」


ミカサ「・・・ありがとう、二人共」


アニ「・・・」


ユミル「どうしたアニ。行くぞ」


アニ「うん」

ユミルの家


ユミル「ただいま」


クリスタ「ただいまー!」


アニ「お邪魔します」


ユミル「まぁ、私に親はいないけどなぁ。よっと」


ドサッ


ユミル「夕飯、食ってくだろ?」


アニ「え、それはちょっと悪い・・・」


クリスタ「食べるよー」


アニ「えっ」


ユミル「まぁ、遠慮せず食ってけ。二人も三人も一緒だ」


アニ「・・・じゃあ、手伝いだけでも」


ユミル「料理出来んの?」


アニ「・・・ちょっとだけ」


ユミル「そうか。ま、クリスタよりはマシだろ」


クリスタ「えっ、ひどい」


ユミル「ゆで卵もまともに割れねぇだろうが」


クリスタ「ごめんなさい」


アニ「生じゃないの」


ユミル「ゆでだ」


アニ「それはひどい」


クリスタ「二人して私をいじめる!泣いちゃうっ!!」


ユミル「とりあえず下ごしらえだ。切れるだけ野菜切ってくれ。切り方はなんでもいいわ」


アニ「はいよ」


クリスタ「ふふ・・・話を聞いてくれません」

トントントントン・・・


ユミル「・・・んで?」


アニ「ん?」


ユミル「話したいこと。あったんだろ?中々出来んじゃん」


アニ「ああ、ありがと。相談事なんだけどさ・・・」


ユミル「面倒なこと以外なら受け付けてやる」


アニ「・・・じゃあ無理かも」


ユミル「面倒かどうかは私が決める」


アニ「・・・それじゃあ、マフラーの作り方。教えてくれない?」


ユミル「なんだ。そんなことか。調べりゃいいのに」


アニ「やなの。調べて、作ったら、他の人と違うって言われるのは」


ユミル「手作りに同じも違いもあるかバーカ」


アニ「そうなんだけどさ・・・文化祭には間に合わせたいの」


ユミル「にしても早すぎるだろ。まだ7月入ったばっかだぞ」


アニ「長めのマフラー作りたいから・・・」

寝落ちしてしまった

再開します

クリスタ「ユミルー暇ー」


ユミル「テレビの前にスーファミあんだろ。前やってた続きでもしてろ」


クリスタ「はーい」


アニ「あんた、ゲームするんだ」


ユミル「ああ、一人暮らしだとやることねーからな」


アニ「ふーん・・・クリスタといつも居るからやることあるのかと思ってた」


ユミル「いつもこんな感じだ」


<ウワ、カニサンツヨイ


ユミル「あー最初のボスか・・・まぁ、行けんだろ・・・それと、マフラー作り、協力してやる」


アニ「そう?ありがと」


ユミル「私も大きめのマフラー一緒に作って、クリスタと一緒に巻こ」


アニ「使い道バレた」


ユミル「だろうさ」


クリスタ「ユミル!カニさんが強い!目からビーム出るよビーム!」

ユミル「HPに気をつけて回復アイテムのドロップちゃっと使えば勝てる。もっかい行ってこい」


クリスタ「途中の黄色いウサギみたいな敵が可愛くて倒せない」


ユミル「レベルあげ出来てねーじゃねーか!後で私が手伝ってやる。ってことで、お前はパソコンで白死蝶でも調べろ」


クリスタ「うん?」


ユミル「結構考えさせる自己紹介文だから、ちゃんと最後まで見ろよ」


クリスタ「んーわかったー」


アニ「・・・あんた」


ユミル「あ?」


アニ「鬼だね」


ユミル「なんだ。お前、内容知ってんのか」


アニ「まぁ・・・ミーナに見せられたことがあるだけさ」


<グスッカナシイオハナシダネ・・・


<エッ?エッ?ナンデモドッテエエエエエエエエエアアアア!!!?


ユミル「うぐっ・・・くく・・・はは・・・や、やべぇ・・・く、苦しい・・・!」


アニ「腹抱えてまで笑うのもひどいよ・・・くっ」プルプル


クリスタ「ユミルひどい!また騙したー!!」ギュー


ユミル「はは、悪かった悪かった。苦しいから腹を強く抱き締めるのはやめてくれ。仕方ねぇな・・・じゃあ次はファンシーアイランドって調べてみろ」


クリスタ「ファンシーアイランド・・・うん、今度は大丈夫そう・・・探してみる」


ユミル「おう・・・ぷふ」


アニ「あんたも人が悪いね」

<チョットエガカワイミギャアアアアアアアアア!!!


ユミル「激しいな」


アニ「相当怖かったみたいだね」


クリスタ「ユミルのバカ!もう帰る!!!」


ガチャ


アニ「どうすんの?ご飯余っちゃうけど」


ユミル「安心しろ」



ガチャ


クリスタ「外暗い怖い」ギューッ


ユミル「泊まってくか?」


クリスタ「ユミルなんか大嫌い!もう知らない!一緒に寝て!!」ギューッ


ユミル「おう」


アニ「あんたたち仲いいね」


ユミル「下ごしらえのつもりが時間が立ちすぎちまったな。飯、作るか」


アニ「そうだね」


ユミル「飯作るから。離れろ」


クリスタ「・・・ひとり怖い」


ユミル「仕方ねぇな。アニ、クリスタを頼む」


アニ「仕方ないね・・・おいでクリスタ」


クリスタ「・・・うん」ギュッ

夕食後


ユミル「おう。また明日な」


アニ「ん。相談できて良かった。ありがとう」


ユミル「明日の放課後、毛糸買いに行くぞ」


アニ「うん。じゃあね。おやすみ」


ユミクリ「おやすみ」


ガチャ


パタン


ユミル「機嫌直せって、プリンやるから」


クリスタ「プリン・・・うん、許す」


ユミル(ちょろい)


ユミル「ああ、おばさんに連絡しとけ。その後に風呂入って寝るか」


クリスタ「・・・うん」




そして就寝


ユミル「クリスタはもう寝たか・・・そういえば、ファンシーアイランドだけは下見してなかったな・・・見てみっか」


カチカチ


PC『ああああああああ!!!』バンバンバンバン


ユミル「・・・っ!!」ビクッ


ユミル「・・・クリスタ抱きしめて寝よ。こえーわ」

翌朝


クリスタ「ん・・・」


ユミル「クー・・・」


クリスタ「・・・ユミルの寝顔見るの初めてかも・・・というか・・・なんで私抱きしめられてるんだろう」カァァ


飛んで夏休み終わり際


ユミルの家にて


ユミル「だいぶ慣れてきたな」


アニ「そう?」


ユミル「おう」


クリスタ「・・・マフラー作りかぁ・・・去年、私もやったけど挫折したなぁ」


ユミル「クリスタ、不器用だもんな」


クリスタ「私もやる。去年のやつ残ってる?」


ユミル「んなもん邪魔だから作っちまったわ」


クリスタ「それ、どこにやったの?」


ユミル「金髪で小さくて可愛い女の子にあげた」


クリスタ「ずるい!」


ユミル「・・・」


アニ「あんたも苦労してるんだね」


クリスタ「え?」


ユミル「まぁ、いいわ。とりあえず冬に期待しとけ」


クリスタ「・・・うん?」


アニ「文化祭までに間に合うかな・・・」


ユミル「ちょこちょこやってりゃ間に合う。大丈夫」

その頃エレンの家


ミカサ「最近アニが相手をしてくれない・・・」


エレン「お前から行けばいいじゃん」


ミカサ「ん・・・何度かしてもダメだった」


アルミン「どこに居るかわかればいいんだけどね・・・」


ミカサ「やっぱり、じっとしていても始まらない・・・ユミルとかの家に行ってくる」


アルミン「あーいってらっしゃい」


エレン「おう、頑張れ」


ダッ


アルミン「・・・相変わらず行動力はあるなぁ・・・」


エレン「・・・」コチョコチョ


アルミン「うひゃあ!?な、何ぃ!?」


エレン「暇だなぁと思って」コチョコチョコチョ


アルミン「ちょっふふ!まっはは・・・くすぐったいってへへへ!」


エレン「ほれほれほれー」コチョコチョコチョピッ


アルミン「あんっ!!」



エレン「・・・」ゾクッ


エレン(アルミンのチクミンを間違って触ってしまった。すげー可愛い声で・・・やべ)


アルミン「・・・あのさ、エレン・・・僕に乗っからないで・・・?恥ずかしいから」カァァ


エレン(くすぐってる間に俺がアルミンを押し倒す形に・・・それに、アルミンの顔が赤くなって・・・)


アルミン「・・・エレン?」

エレン「・・・アルミン・・・俺もう、我慢できねぇ・・・」


アルミン「え、エレンちょっ待っ・・・んむぅ!?」チュウ


エレン「ん・・・」


アルミン「んむ・・・ん・・・」


エレン「ぷは・・・ん・・・アルミンの初めて・・・最高」


アルミン「・・・エレン」


エレン「ん?」


アルミン「・・・もっと」


エレン「・・・アルミン、もう今日は最後まで行くからな」


アルミン「ん・・・ちょっと怖いけど・・・エレンになら・・・いいよ・・・」


エレン「アルミン・・・!!」


アルミン「優しく・・・して・・・!」

ミカサ「見つめ合ってるところからビデオカメラ回しだしたけど・・・大丈夫丁度いい」


アルミン「・・・や・・・エレン・・・ん・・・」


エレン「アルミン・・・すげぇ可愛い」


アルミン「可愛い・・・って!言わないでっ」


ミカサ(私の知らない間に大人に・・・)



ミカサ(・・・)ドキドキ


ミカサ(はっ・・・後でビデオをじっくり、ねっとり見よう。そうしよう)








ミカサ「忘れ物の財布も取った。バレる前に逃げよう」


ダッ

怖いくらいキモイ


寝落ちです

再開


ユミル「おう。おう、そうか、了解」


ピッ


ユミル「今からミカサ来るって」


アニ「え?片付けないと」


ユミル「まだ大丈夫だろ」


ピーンポーン


ユミル「・・・早めに片付けとけ。少し時間稼ぐ」





ユミル「はい。どなたですか」


ミカサ『私』


ユミル「詐欺はお帰りください」


ミカサ『私はミカサ!あなたの友達!』


ユミル「あんまり大きな声出すな。近所迷惑だろ」


ミカサ『ごめんなさい』

ミカサ「というわけで」ギューッ


アニ「ミカサ、苦しい」


ミカサ「最近、アニが相手してくれないのが悪い」


アニ「はぁ、悪かったよ」


ミカサ「なでなでしてくれないと許さない」


アニ「はいはい・・・」ナデナデ


ミカサ「ふふふ・・・」


ユミル(こいつもちょれぇ)


ミカサ「あ、ユミル、今日泊まっていく」


ユミル「ああ!?」


ミカサ「二人が階段を上っていたので」


ユミル「二人・・・階段・・・ああ、なるほど。いいぜ。泊まってけ」ニヤッ


アニ「え?何?」


ミカサ「映像も確保」


ユミル「後で見ようぜ」


ミカサ「イエス」


アニ「あんたら、なんの話してんの?」


クリスタ「このカボチャ弱い」カチカチ

就寝時


ミカサ「ユミル」


ユミル「ん?」


ミカサ「アニと何をしてたの?」


ユミル「あんなことやそんなこと」


ミカサ「ネトリテンカイ!」


アニ「余計なこと吹き込まないで。思い込み激しいんだから」


ミカサ「ああ!でもアニは私の・・・でも!ネトリ・・・ああ!私はどうすれば!」


アニ「・・・愛してくればいいと思う・・・」


ミカサ「アニがそう言うならそうしよう」


ユミル「おーいクリスタ。そろそろ寝るぞ」


クリスタ「んー、この狼さん倒したら寝るー」


テレビ画面『青龍殺人拳』


クリスタ「えっ!?ぜ、全滅・・・!?」


ユミル「ブラッディウルフの初見殺しだな」


クリスタ「セーブしたのだいぶ前なのにー」


ユミル「月読みの塔前は絶対セーブな」


クリスタ「うう・・・もういい。明日やる」

クーリスマスーイーブー


ミーナ「クーリスマスが今年もやってくるーー↑」


アニ「テンション高いね」


ミーナ「今日の予報では夜は雪なのですよ!ホワイトクリスマスイエーイ!」


ミカサ「ホワイトクリスマス。家ではカップルが二人きりでほっくほく。一緒に寝ようアニ」


アニ「貞操の危機」


ユミル「んじゃ、ここで解散か。ミーナはこれからマルコとコニーとサシャでパーティだろ」


ミーナ「ういー。そっちはいつもの六人でやるんでしょ?」


ユミル「おう」


アニ(文化祭では渡す暇が無かった・・・チャンスは今日!)


エレン「じゃあなミーナ」


アルミン「また来年、かな?」


ミーナ「んじゃー良いお年をー」


タタタッ


アニ「で、ご飯とかどうすんの?」


ユミル「ケーキは作ってあるから、ピザかなんか頼むか」


クリスタ「ピザ食べたい!」


ユミル「宅配頼むか」


エレン「そばが食べたい。年越しまで待てねぇ」


ユミル「あーはいはい。宅配な」


エレン「やったぜ」


アルミン「とりあえずパーティ会場に行こうよ。寒い・・・」


ユミル「それもそうだな・・・私の家でいいんだろ?じゃ、行くか」

おやすみなさい

ユミル家


ユミル「着替え終わったか?」


エレン「・・・おう」


ユミル「じゃあサンタコス披露」バッ


アニ「なんでこんな・・・」


ミカサ「ホットパンツと強調された胸・・・エロくて素晴らしいと思う」


クリスタ「ミカサはただのズボンと上着のサンタ服?」


ミカサ「白ひげもある」スチャ


クリスタ「あはは、なんでそんなノリノリー?」


アルミン「ユミル、なんで僕がミニなの」


ユミル「似合うと思って」


アルミン「いや、別にいいけどさ・・・」


ユミル「なんだ。恥ずかしがると思ったのに」


アルミン「誰かさんのせいで慣れちゃってね・・・」チラッ


エレン「真っ赤なお鼻のー・・・トナカイさんがー・・・」ドヨーン


アルミン「トナカイの格好したエレンもいいと思うよ」


エレン「ありがとうよアルミン。アルミンも可愛い」


アルミン「ありがと」

ユミル「クリスタ超可愛いーーーーー」


クリスタ「ちょっとこの部屋だと暑いけどありがとー」


ミカサ「マントにちょっと長めのスカート、それに白タイツ、なんて言うかクリスタに似合う」


アニ「そうだね」


クリスタ「ノースリーブに長ズボン、シンプルでなんかかっこいいよユミル!」


ユミル「おーサンキュー。もこもこしてて抱きしめたくなるクリスタよー」ギュッ


クリスタ「もー、ちょっと暑いー」


ピーンポーン


<ピザノハイタツデース


ミカサ「取りに行ってくる」


ユミル「おう。頼んだ」




ガチャ


ジャン「あ、ピザの・・・」


ジャン(み、ミカサ!?しかもサンタコス・・・スカートじゃないのがあれだが、今日はいい一日になりそうだぜ!!)


ミカサ「ありがとうございます。お代は・・・」


ジャン「えっ、えーっと・・・」


ジャン(こっちに気づいてねぇ・・・まぁ、虚しくなるだけだしいいか・・・)


アルミン「どうしたのミカサ・・・あ」


ジャン「あ」


アルミン「ミカサ、お代を払って早く戻ろう」


ミカサ「え、でも」


アルミン「いいから。ありがとうございました」


ジャン「ちょっ」


パタン

アルミン「見て見ぬ振りも、友情の形だよね」


ミカサ「?」


ジャン「ちくしょーーーーーーーーー!!!!」ブロロロロロロ


ライナー「・・・」ブロロロロロロロ


ジャン「・・・ライナーか。そば屋のバイトしてるって言ってたな」



ピンポーン


クリスタ「今度は私が行く」


エレン「俺も付き合うわ」




ガチャ


ライナー「そばのお届けで・・・」


クリスタ「あ、ライナーこんばんわー」


ライナー(女神降臨!!キタコレ!)


ライナー「クリスタがそば頼んだのか?ニラそばとか意外だ。さて金なんだが・・・」


エレン「おーライナーじゃねーか。サンキュー」


ライナー「」


クリスタ「エレン、お金だってー」


エレン「おう、そうだな」


ライナー「ありがとうございましたー・・・」


パタン



ライナー「・・・ちくしょーーーーーー!!!」ブロロロロロロロロ

夕飯終了


ユミル「ほれクリスタ。クリスマスプレゼントだ」


クリスタ「何々!?」


パカっ


クリスタ「マフラーだ!でも長い」


ユミル「こうやって使うんだよ」クルクルクルクル


クリスタ「ああ!えへへーユミル大好きー」ポスッ


ユミル「はは、私の肩に頭乗っけんの好きだなーお前」


クリスタ「落ち着くんだもーん」


アニ「ミカサ、私からプレゼント」


ミカサ「?」


パカッ


アニ「私の手作り。冬、私と居るとき限定だからね」


ミカサ「あの二人みたいに使えばいいの?」


アニ「・・・ん、お願い」


ミカサ「ふふ、ありがとう」シュルッ




アニ「・・・あったかいね」カァァ


ミカサ「ぬっくぬく。これを作ってたの」


アニ「そうだよ。だからユミルの家に入り浸ってたの」


ミカサ「ありがとう」


アニ「・・・どういたしまして」

アルミン「あっ!雪だ!」


エレン「アルミン。チューしたい」ギュッ


アルミン「な、なんでいきなり盛ってるの!?皆見てるだろっ!?」


エレン「皆お互いに夢中だからさ・・・いいじゃん。Hするわけじゃないんだし」


アルミン「そうだけど・・・」


ミカサ「アニ、チューしたい」


アニ「・・・いいよ」


ミカサ「ん・・・」チュウ


アニ「んむ・・・」


アルミン「・・・」カァァ


エレン「してくれたら、今日は我慢するから」


アルミン「もう・・・一回だけだからね・・・ん・・・」チュウ


エレン「んー・・・」



ユミル「おっぱじめやがって・・・」


クリスタ「・・・ねぇユミル」


ユミル「ん?どうした?」


クリスタ「私、ユミルと恋人になりたい」


ユミル「・・・今のままじゃダメなのか?」


クリスタ「うん」


ユミル「・・・ああ、いいぜ」


クリスタ「えへへー・・・ありがとうユミル」


ユミル「お礼を言うのはこっちだバカ」カァァ


クリスタ「ユミルが赤くなったー」


ユミル「恋人になってすぐ破局したいか?ん?」


クリスタ「ごめんなさい」


アニ「ぷは・・・ん、ってか、あんたたちまだ付き合ってなかったんだ」

一方その頃

ミーナ「ありゃーすっかり出来上がってるね」


マルコ「君が酒なんか持ってくるからだろ」


サシャ「カァー・・・スカァー・・・」ギューッ


コニー「ぐぅ・・・でかいマシュマロがぁ・・・俺に襲いかかってくるぅ・・・」ムニュウ


ミーナ「二人共仲いいよね。コニーもよくあの状況で眠ってられること」


マルコ「はぁ・・・ミーナ、どうすんの?」


ミーナ「お、雪降ってるよ」


マルコ「本当だ」


ミーナ「ねー酒飲み、付き合ってくれるでしょー?」


マルコ「・・・全く、仕方ないなぁ。女の子の誘いを断るわけにも行かないからね」


ミーナ「よっし、それでこそ男だ。んじゃかんぱーい」


チンッ


マルコ「乾杯」



バイト組


ジャン「どうせ、俺だけがこんな虚しいクリスマス送ってんだろうな・・・ライナーだってもう終わってパーティしてんだろ・・・」


ブロロロロロロロロ


ライナー「はぁ・・・誰かとクリスマス、楽しみたかったぜ・・・一人でこんな虚しいクリスマスをよぉ・・・」


ブロロロロロロロロ


ブゥン


ライナー「」


ジャン「」


ブゥン


ジャンライ(俺一人じゃなかった)


その頃

ベルトルト「・・・」コタツヌクヌク

サクッ

パク

ベルタルト「・・・オレンジタルト美味しい」モクモク

そして冬休み明け

ユミル家


クリスタ「女の子同士ってどうやったら・・・せ、せううんできるの?」カァァ


アニミカ「・・・」ピクッ


ユミル「それはだな・・・アニとミカサに聞いてみるといい」


アニ「そそそ、そんなことわかるわけないだろ」


ミカサ「そのとととととおりいいい」


ユミル「・・・」ジトッ


ミカアニ「・・・」ドキドキ


ユミル「もう一回ぐらいヤってるくせに」ボソッ


ミカアニ「っ!」ビクゥ!←一回体験済み




終わり


ミカサ「求めてくるアニは可愛かった」


アニ「ミカサァァァァァ!!!」


終わり

アルミンの可愛いところを書きたかっただけの番外編


それでは、二作目はこれで終わりにしたいと思います


お疲れ様でした


次回作は


姉「妹が私の友達にモテまくってやばい」

を予定しています

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