QB「暁美ほむら、君を24時間監視する」(220)


ほむら「……何を言っているの?」

QB「暁美ほむら。君は僕らにとって大きなイレギュラーなんだ」

QB「一体なぜ僕らの契約の邪魔をするのか。なぜ鹿目まどかばかりにこだわるのか」

QB「それを探るために、僕が四六時中そばで監視をすることに きゅっぷ!」ブチャ!

ほむら「寝言は寝て言いなさいインキュベーター」スチャ

QB2「……やれやれ、僕も嫌われたものだね」スッ

QB2「スペアがいくらでもあるとはいえ、もったいないじゃ キュブイ!」グチャ

ほむら「しつこいわよ?」チャリン…


QB3「残念だけど、今回ばかりは無駄だ」ススッ

ほむら「………」

QB3「代わりはいくらでもあるんだ。どれだけ殺しても、第二第三の僕がキミを監視するために現れる」

ほむら「なら、それだけあなたを殺すだけよ」

QB3「……見たところ、その武器は魔法で生成しているわけじゃないみたいだ。どこからか盗んできた―――限りがあるんだろう?」

ほむら「………」

QB3「やっぱりね」



QB3「だったら、君の銃弾が尽きるまで何度でも君のそばに現れるだけさ」

QB3「僕自身、非常に興味を持っているからね」

QB3「そんなわけだからよろしく頼むよ、暁美ほむら!」


こんな感じで、気付いたらお互い仲良くなっているような
そんなほむQを誰か書いてください!


だれかオナシャス!

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2721611.jpg

>>4
やっぱほむQいいですね!

QB「先に知らせてこっちの立場を低くしているあたり、これでもかなり譲歩しているんだけどね」

QB「ああ、風呂場とかそういうプライベートには極力干渉しないように努力するよ」

ほむら「そう。なら今すぐここを出て行ってもらえないかしら?」

QB「それだと監視ができないじゃないか」

QB「むしろ僕にとって、鹿目まどかと契約する機会が減るから君にとってはちょうどいいだろう?」

ほむら「……それもそうね」



こんな感じでオナシャス!

続きはお


ほむら「四六時中とは言ったけど、案外ぴったりついてきたりするわけじゃないのね」

QB「言っただろう?極力プライベートには干渉しないと」

QB「まぁ、眼が届く範囲からどこか行くのであれば、ついていくかもしれないけど」

ほむら「おちおち油断もできないわね」


ほむら「……そういえば、買い物してなかったわね」スック

QB「どこへ行くんだい?」ピョコ

ほむら「スーパーよ。……あと、馴れ馴れしく肩に乗らないでちょうだい」ポイ

QB「ひどい奴だなぁ、君は」


オナシャス!


―― スーパー ――

「いらっしゃいませー」


QB「ここが人間達の食料物資調達施設だね」

ほむら「………」

QB「ほむら、何を作るつもりなんだい?」

ほむら「………」

QB「だんまりはひどいんじゃないかなぁ?」

ほむら「……あのねぇ、他の人にはあなたは見えないの」ボソ

ほむら「誰もいない空間に話しかけるなんて、おかしい人だと思われるわ」

QB「ならテレパシーを使えばいいじゃないか」

ほむら「………」


続きオナシャス!

しえしてるからどぞー


ほむら「……どれにしようかしら」

QB「いわゆる即席麺類だね」

ほむら『堅苦しい言い方が好きなのね』

ほむら「これにしましょう」ガサ

QB「『カレーヌードル』か。おいしいのかい?」

ほむら『この味を知らない何て……あなた人間じゃなかったわね』

QB「なんだかひどい言われようだなぁ」


キュップイ!


ほむら「それと、これとこれ……」ガサ ゴソ



ほむら「じゃ、帰るわよ」

QB「即席麺と飲料水、特定栄養補給菓子……」

QB「たったのこれだけなのかい?食事は人間のエネルギー補給なんだろう?」

ほむら「必要最低限の栄養さえ取れていればいいのよ」


「ありがとうございましたー」



QB「食事は手提げビニール一つにも満たない」

QB「マミだったら、もっとたくさん買っていたけどね」

ほむら「いつもケーキ買っている人と一緒にしないでちょうだい」


―― ほむホーム ――


ベリッ
ジョボボボ……

ピッ


ほむら「あとは3分待つだけだわ」

QB「お湯を入れて3分待つだけで完成」

QB「人類にしては、なかなか効率的な発明だね」

ほむら「……確かにそうね。カップヌードルは人類の発明でも上位ランクに入るわ」

ほむら「あなたもちょっとは人間のことが分かってるのね」

QB「そりゃ、エネルギー回収を効率よくするためには、君たちの事をよく知らなきゃいけないからね」

ほむら「……何を聞いても、その一点に集約されるのね」


ホムラチャ! 3フンタッタヨ


ほむら「じゃ、いただきましょう」ベリ

QB「水分を吸った乾麺が柔らかくなって、食用に適した柔らかさになるわけだね」

QB「溶解する粉末を使うことで、麺に味を含ませるのと同時にスープにもできるわけだ」

ほむら「……ちょっとどっかに行くか、黙っててもらえないかしら?」

QB「どうしてだい?」

ほむら「あなたのムカつく声の説明を聞きながら食べているんじゃ、味がしないわ」

QB「やれやれ、わかったよ。黙っていよう」


ほむら「………」ズルズル

QB「……」

ほむら「………」ズルズル

QB「……」



ほむら「……なに?」

QB「なんだい?言われたとおり喋っていないよ」

ほむら「どうしてこっちばかりを見ているのかしら?」

QB「君を監視しているんだよ」


ほむら「……はぁ、これじゃ気を休める時間もないわね」ズルズルゴクゴクッ

…良いぞ


ほむら「さて、夕食は食べ終わったわ」

QB「これが夕食とはね。普通の人間ならもっと食べるのに。」

QB「毎日こうなのかい?」

ほむら「言ったでしょう?必要最低限の量さえ取っておけばいいの」


QB「体が小柄なのはそのせいキュップイ!」ブチャ

ほむら「ちゃんと自分の死体、食べておきなさいよ」シュウウ…

QB「やれやれ、わけがわからないよ」


ほむら「………」カリカリカリ…

QB「何を書いているんだい?」

ほむら「……宿題よ」

QB「人間社会の教育機関における家庭学習だね」

ほむら「………」カリカリッ

ほむら「ふぅ、こんなものかしらね?」

QB「………」




QB「問いの二、途中の式がずれているよ」

ほむら「!?」


ほむら「……はぁ、あなたなんかに指摘されるなんて、私も落ちぶれたわね」ボフッ

QB「君はいつも僕に対して毒を吐くね」

ほむら「あなたの事を知ったら、誰だってこうなるわよ」ギシッ



ほむら「……そろそろお風呂に入りましょう」

ほむら「……言っておくけど、来たら殺すでは済まないから」

QB「分かっているよ」

QB「だけどね暁美ほむら。風呂場の前の廊下にクレイモアを敷き詰めるのはどうかと思うんだ」

ほむら「当然の処置よ」

流石ほむほむ







ほむら「ふぅ、いいお湯だったわ」

QB「おかえり、暁美ほむら」

ほむら「……ほんと、あなたの顔を見なければ本当に気持ちよく寝れたのだけど」

QB「ひどい言われようだ」


ほむら「……ところで、まさか寝室にまで付いてくるわけなの?」

QB「何故だい?睡眠という休息行為をするための部屋だろう?」

ほむら「その顔を見る限り、私には休息という時間が訪れることはないわ」

ほむら「まさか、巴マミのところにいたとき……」

QB「うん。むしろ彼女は喜んで布団に入れてくれたよ」


ほむら「……巴マミらしいわね」

ほむら「とにかく、私の部屋には絶対入らないでちょうだい!」

QB「おかしいな。年ごろの少女はむしろ喜んで人を寝室に迎え入れると聞いたよ」

QB「異性に対しては特にと聞いていたんだが」

ほむら「……どこ発の情報か知らないけど、少なくともあなたは例外よ」

ほむら「分かったわね?」パタン



QB「……さて、これで暁美ほむらの秘密が分かった」

QB「あれほどひた隠しするのは、何かがある証拠だ」


QB「僕らにとって人類の建造物はあってないものに等しい」

QB「さぁ暁美ほむら。君の秘密を見せてもらおう」スウゥ…











ほむら「……くぅ、まどかあぁ!」クチュクチュ

QB「一体これは……」

QB「ん―――!?」



センサーさん「ピピピピピ!」

そいつを待っていた!!!


ドウッ!

QB「きゅぶいいいい!」

ほむら「なっ!?」





ほむら「……で、散々警告したのに除いたのはどいつかしら?」

ほむら「ほんと、インキュベーターはクズね」

QB「ほむら……頼む……」

QB「……もう、急所を外して死ぬ手前で止めるのはやめて」


翌日 通学路

まどか「ほむらちゃん!おはよー」

さやか「おっはよー!転校生!」

ほむら「まどか、おはよう。ついでに美樹さやかも」

さやか「さやかちゃんはおまけ扱いですかー!?」


QB「………」フラフラ…

さやか「おや、QBが転校生と一緒なんて珍しいね」

ほむら「あら、まだついてきてたの」

QB「自分で死んでスペアを取り換えるなんて、想像しなかったよ」

達磨QB=白テンガ


ほむら「こいつ、どうやら私を監視するつもりらしいわ」

ほむら「コイツのおかげで私の家がボロボロになったわ」

まどか「家がボロボロ?どうしたのほむらちゃん」


ほむら「こいつがわたしのマド――部屋を覗いたから、つい……」

まどか「てことは、キュゥべえが、ほむらちゃんと同居……?」

さやか「犬とゴリラが一緒の部屋に住むくらい想像できないよ」


ほむら「美樹さやか、それをいうなら猿よ」



キーンコーンカーンコーン

QB「やれやれ、学校というものは実につまらないものだね」

ほむら「呆れた。あなた授業中まで監視しているんだもの」

QB「それが今の僕の仕事の一つでもあるからね」

ほむら「はぁ、これがまどかならどれだけすばらしいことでしょうね」

QB「でもほむら、君は同じようなことをまどかにキュップイ!」ズゴッ!



「ど……どうしたの暁美さん?机を蹴るなんて……」

ほむら「……ああごめんなさい。ちょっと消しゴムを足で取ろうとしたら、ね」

まどか「ほむらちゃん、行儀悪いよぉ」


さやか「さぁさぁお昼だよ!」

まどか「屋上でマミさんが待ってるから行こうよ」

ほむら「まどかが行くなら私も行くわ」


――屋上――

さやか「マミさーん!来ましたよー!」

マミ「あら美樹さんに鹿目さん、暁美さんも来たのね」

ほむら「来たらまずかったかしら?」

マミ「いえ、そんなことないわよ。ご飯は多い方が楽しいでしょ?」


QB「やぁ、マミ」

マミ「キュウベえ!しばらく見かけないと思ったらあなた……」

QB「ちょっといろいろあってね。ほむらの家に厄介になっているんだ」

マミ「心配したんだから……。無事でよかったわ」


ほむら「………」

ほむら「そうだわ巴マミ、このままQBを連れて帰ってくれないかしら?」

QB「……ほむら!?」

ほむら「この子、私の部屋にいきなり入ってきたのよ」

ほむら「事前に入っちゃいけない、って警告したのにね」


マミ「キュウベえ?」

QB「マ…マミ……」

マミ「女の子の嫌がることをしちゃいけないって言ったわよねえ?」

QB「そうじゃない、話を聞いてほしいんだ!」

ほむら「話を聞くたって、事実なんだから誤解も何もないから解き様がないわよ?」


マミ「さあQB、カバンの中でおとなしくしておきなさい。

QB「~~~っ!」ジタバタ



ほむら「いい気味だわ」

さやか「転校生、顔が怖いよ」

しえ


カァカァ……


まどか「ほむらちゃん、またねー!」

ほむら「ええ、また明日」




ほむら「さて、私も帰りましょう」

ほむら「あの淫獣もマミに回収してもらったし、大丈夫」

ほむら「あの人は殺すことはしないはずだから、もう戻ってくることはないでしょう」

ほむら「これで昨日しそこなったマドニーも心置きなくできるわね!」


ほむホーム


QB「おかえり、暁美ほむら」

ほむら「……なんでここにいるのかしら?」

QB「僕はインキュベーターだからね。マミの眼をごまかすなんて造作もないことさ」

ほむら『巴マミ、聞こえるかしら?」



ほむら『……巴マミ?』

QB「残念だけど、都合の悪いテレパシーは遮断させてもらっているよ」

ほむら「ほんっとイラつくわね、おまえは」


ほむら「……もうどうでもよくなってきたわ」

ほむら「ここにいるなら好きにしなさい。出て行きたければ出て行けばいいわ」

QB「やっと認めてくれたかい。その方が助かるよ」

ほむら「……ただ、そのかわりあなたを自由にできるのも忘れないでちょうだい」

ほむら「つぎ覗いたら、どうやってもスペアに切り替えられないようにしてやるわ」

QB「……わ、わかったよ暁美ほむら」



ほむら(下手に行動起こしてマミとまどかに救援を求められれば、ループの初期になりかねない)

ほむら(全く、どの時間でも厄介ね)

ほむら「はぁ……」

QB可愛いよQB


ほむら「……!」

QB「魔女の気配だね。行くのかい?」

ほむら「そうね、行かなきゃいけないわね」スクッ

ほむら「やっぱりついてくるのかしら」

QB「そうだね、付き合うよ」

ほむら「あら、付いてこなくてもいいのよ?」

QB「僕としてはそうはいかないのさ」


ほむら「そう。使い魔に襲われても知らないわよ」

QB「僕がそんなヘマをするわけないだろう」


魔女結界


使い魔s「グワー!」ワラワラ

ほむら「固まるなんて、所詮は使い魔ね」ピン!ポイ!

ドオオン!

使い魔s「ギュワー!」



魔女「tgyふいj」ビシュッ!

ほむら「ちっ……!」カシャン!

ほむら「C4三個でいいかしら?」ペタペタ

ほむら「じゃあね」カチャン


ドウウウッ!

コロン……


QB「相変わらず手慣れているようだね。鮮やかなお手並みだ」

ほむら「それほどでもないわ」

QB「できればタネを教えてもらいたいものだね。どうやってあの爆弾を魔女につけたんだい?」

ほむら「そうね。まどかの契約をやめるというなら教えてもいいわ」

QB「それにはさすがに釣り合わないよ。まどかのエネルギーは代えようがないからね」

QB「一人の魔法少女の魔術のタネなんて、それに比べたら米粒ほどの興味さ」


ほむら「……相変わらず、人をイライラされるのが得意なようね」ジャキ

QB「君の口には負けるさ」タッタッタ!


ホムラ「マテヨー」

qb「ヤダネー」




ほむら「そうだわ」ホムッ

ほむら「……外に出たついでに、買い物に行きましょ」

QB「昨日のスーパーに行くのかい?」

ほむら「そうね。そうなるわね」

QB「また昨日と同じメニューかい?」

ほむら「あなたにとやかく言われる筋合いはないわ」


――スーパー――

ほむら「……あなたって、食べるものは人間と変わらないの?」

QB「藪から棒にいきなりなんなんだい?」

QB「一応、僕らは雑食だ。人間が食べられるものは食べるよ」

ほむら「そう、ならいいわ」

ほむら「食事中、ずっと見られてるのは気が気でないから、あなたも食べなさい」


QB「キチンと食材を買っている」

QB「……意外だね。君が料理をするなんて言うとは」

ほむら「私は料理出来ないと思っていたのかしら?」

QB「昨日の買い物を見れば、誰だってそう思うさ」


――ほむホーム――


ほむら「………」グツグツ

QB「………」

ほむら「……あなた、いつまでそこにいる気?」

QB「僕の仕事は君の監視だ。君が見えるところにいるのさ」

ほむら「一歩間違えれば変態の発言よね」


QB「変態?キミにそんなことを言われたくはないよ」

ほむら「……自分の肉が入った料理を食べたいのかしら?」キラン

改変後のほむらとQBもこんな感じかな


ほむら「できたわ」ホム

QB「カレーだね」

QB「スパイスがいい香りを出して、中にある肉も僕のサイズによく切ってあるね」

ほむら「良いから早く食べなさい。料理ソムリエでも目指すのかしら?」

QB「まさか。ではいただくよ」キュップイ


QB「うん、実においしいじゃないか」

QB「このルーは市販でありながら複数の種類を組み合わせていることで新しい味にしている」

QB「そしてこのサイコロビーフも……」ガリ



QB「~~~~!?」ジタバタジタ


ほむら「………」ニヤリ

QB「あっ…暁美ほむら!君はっ…まさか……」ゼーハー…

ほむら「敵から出された肉を、安易に丸かじりしない事ね」ジー

ほむら「あなたの中に入っているサイコロビーフのうち、いくつかにはスパイスの固まりを入れたわ」ジー

ほむら「まともにカレーを食べたことが無いあなたにとってはさぞ苦しいでしょうね」ジー

QB「君は何て事をっ……」

QB「これは食事の因果に対する反逆だ!」

ほむら「あら、世の中にはロシアン〇〇なんて食べ方もあるのよ?」ジー

ホウ…なんて微笑ましい


QB「暁美ほむら、水を……水を貰えないかい?」

ほむら「サイコロ一個につき、おちょこ一杯分でね」チョビ

QB「わけがわからないよっ!」


QB「ところで……君は何をしているんだい……?」プルプル

ほむら「これをカメラに取っているのよ」ジー

QB「どうしてそんなことをするんだい……?」

ほむら「少しでも残してみなさい。佐倉杏子に送り付けてやるわ」ジー

ほむら「きっと恐ろしいことになるわね」

QB「こんなのあんまりだよっ!」


QB「……わけが…わからない」ピクピク

ほむら「全部食べたわね」

ほむら「残念ね。入っていたサイコロすべてがスパイス入りなんて」ホムホム

QB「いうね暁美ほむら……君がすべて入れてたくせに……」

ほむら「あら、ばれてたの」

QB「思えばね。君はどうみてもポークじゃないか!」

ほむら「ビーフよりポークが好きなのよ」ホムホム


ほむら「あ」

ほむら「おかわりいるかしら?」

QB「いらないよっ!」


ほむら「ごちそうさま」

QB「きゅっぷい……」




ほむら「ところであなた、トイレとかはどうしているのかしら?」

QB「食事後に、しかも食べたものがカレーという状態でよくそれを話題にできるね」

QB「別に僕らは排泄なんてしないよ」

ほむら「チッ……そう、残念ね」

QB「ほむら、その舌打ちはなんなんだい?」

QB「そういえばスーパーで食品以外で買っていたそれはなんなんだい?」


ほむら「気にしなくていいわ」

QB「………」





ほむら「……暇ね」ゴロン

QB「君も“寝転がる”という動作をするんだね」

ほむら「人間じゃないとでも言いたいのかしら?」

QB「君はなかなか素性を見せないからね」

ほむら「なかなか見せないといえば、あなたの口を開けた姿も見ないわね」

QB「さっき食事の時に見たじゃないか」


QB「僕たちは基本的に食事もしなくていいし、意思の疎通も、テレパシーで十分だ」

QB「だからあまり口という身体機能を使う機会がないのさ」

ほむら「なるほどね」


ほむら「……ねえQB」

QB「なんだい?」

ほむら「もう一度口を開けてみてくれないかしら」

QB「……なぜだい」

ほむら「意外に可愛かったからよ」



QB「そうだね、まずその後ろに隠しているバナナをどこかに置いてくれたら開けるよ」


ほむら「武器の整備でもしましょう」ガラガラガラ

QB「よくそんなに集めたものだね」

ほむら「私が魔女と戦うために必要な道具だもの」

QB「ベレッタにデザートイーグル……多種多様だね」

ほむら「あら、意外にわかるのね」

QB「魔法少女の中には、軍人だった子もいるからね」

ほむら「……そう」

QB「でも、君ほど多くの、魔法で作る銃でないものを扱う魔法少女はいなかったよ」

ほむら「あまりうれしくないわね、それ」


ほむら「………」かちゃかちゃ

QB「数が多いから、手間取っているようだね」

ほむら「もう慣れたわ。これくらい普通よ」

QB「必要なモノだけ整備すればいいじゃないか」

ほむら「それではだめよ。日頃のメンテナンスこそ命だもの」

ほむら「それに、外見だけじゃ壊れてるかどうかはわからない……」

ほむら「いい点検方法を思いついたわ」

ほむら「実際に撃てばいいのよ」

QB「ここでかい?近所に怪しまれると思うよ」



ほむら「昔からね、羽毛を豊富に使った枕は消音材の典型的な例なのよ」

QB「それでどうして僕の耳を見るのかな?」



ほむら「整備終わりね」ゴソゴソ

ほむら「拳銃類はこっち、シャッガンはこっち……」

QB「君の盾は本当に不思議だね。何でもはいるようだ」

QB「見たところ、容量にも入れる物質にも制限はないようだし、便利そうだね」

ほむら「ええ、とても便利よ」

ほむら「銃を限りなく収納できて、スペースも取らないし」

ほむら「人には言えないものも、収納できるもの」



QB「人には言えないものってなんだい?」

ほむら「人じゃないからって、あなたにも言わないわよ?」


ほむら「……この盾にあなたを入れたら、それこそ私の勝利じゃないかしら?」

QB「やめてもらいたいね」



ほむら「ところで、あなたのグリーフシード入れも不思議よね」

ほむら「いくらグリーフシード入れても一杯にはならないみたいだし」

ほむら「背中の中どうなっているのかしら?」

ほむら「気になるわね」


QB「で、その手に持っているものはなんだい?」

ほむら「某陸軍の小型カメラよ」

ほむら「もし異常が発生したら指定時間後に爆発して証拠もちゃんと隠滅するタイプよ」

QB「なんでそんなものをいれようとするかな?君は」

用事ができた
行ってくる

誰かが続きかいてくれたら、それはとっても嬉しいなって

Q

ブチィッ!!!

マミ「ん…美味し…」モキュモキュ

マミ(…QB、暁美さんに迷惑かけてないかしら?)ゴクゴク

マミ「…ちょっと作り過ぎちゃったわ」フゥ

マミ「毎日これじゃ太っちゃうわね…」ケプッ

マミ「お腹空いたって言ってきても知らないんだから…」プクー!


ほむら「保守されるだなんて思っていなかったわ」

QB「このまま設定もごちゃごちゃで、終わり方も考えてないまま続けるつもりかい?」

ほむら「そうね、そうなるわね」


ウェヒヒヒヒ ウェヒヒヒ

ほむら「まどかから電話だわ」

QB「これが着信音だなんてわけがわからないよ」

ほむら「もしもしまどか?」カチッ

QB「電話の隣にあるスイッチを押したが、なんのボタンだい?」

ほむら「ええ、今どころかまどかからの電話ならいつでも大丈夫よ。それで……」

QB「………」



ほむら「……ええ、わかったわ。それじゃあね」カチ

QB「ほむら、そのスイッチは……」

ほむら「まどかの新鮮な声が録音するためのレコーダーよ」


QB「やれやれ、何が君を鹿目まどかに熱中させるんだい?」

ほむら「そうね、あなたには一生分からないわ」

QB「いわゆる恋愛感情って奴かい?」

QB「しかし、通常は異性同士だからこそ芽生えるものだろう?」

ほむら「恋愛に性別なんて関係ないわ」

ほむら「そもそも、私にとってのまどかはそれだけじゃないのよ」

ほむら「いい?あなたは所詮エネルギー回収相手としか見ていないなんてのはまさに愚かなことであって……」ペラペラペラ


QB「今回ばかりは、まどかに同情するなぁ」


ほむら「そろそろ私は寝るけど……今度は入ってこないで」

QB「わかってるよ」

ほむら「それじゃ、おやすみ」

QB「ああ、おやすみほむら」




QB「ん?これは……」

『毛が落ちるかもしれないからこの上で寝なさい』

QB「……わけがわからないね」


翌朝

ほむら「……マドカァー……マドカァー」Zzz

ほむら「……ん?朝ね」ホム

ガラッ

QB「おはよう、暁美ほむら」

ほむら「朝からその顔は堪えるわね。インキュベーター」

ほむら「朝食は……カロリーメイトでいいわ」

ほむら「あなたもこれを食べなさい」ポイ

QB「朝食にカロリーメイトとはね」

QB「まぁ、いただくよ」



キュキュ……

QB「カレンダーに何を書いているんだい?」

ほむら「印よ」

QB「何の印だい?」

ほむら「さぁ、なんでしょうね」

ほむら「当ててみるのも、学校の間の暇つぶしにいいんじゃないかしら?」

QB「なるほどね。やってみようじゃないか」

QB「しかし手がかりがないのはきついね。何かヒントをおくれよ」

ほむら「ヒントはなしよ」

QB「………」



まどか「おはよう、ほむらちゃん!」

さやか「やぁやぁ転校生、今日もQBと仲良く登校ですか!」

ほむら「おはようまどか。そして美樹さやか、あなたの頭は本当におめでたいのね」

さやか「ぐあっ!さやかちゃんコテンパンにされたよ!?ハートずったずた!」


QB「むむむ……」

まどか「どうしたの?キュウベえ」

QB「暁美ほむらの家のカレンダーの印の意味を考えていたのさ」

まどか「へぇー……。なんなんだろうね?」


ほむら「無駄よ。手がかりを求めてもあるはずないわ」

QB「手がかりがないなんてあり得るのかい?」

ほむら「出題者しかわからない問題と言っていいわね」

QB「それはないよほむら!」

ほむら「あら?勝手に問題に乗っかってきたのはあなたよ?」

QB「きゅぷぷ……」



まどか「あれ?あんなに仲良かったかなぁ?」

さやか「信じられないね」


キーンコーンカーンコーン

――休み時間 屋上――


ほむら「………」

QB「やっぱりここにいたのか。暁美ほむら」

ほむら「問題はとけたのかしら?」

QB「無理に決まっているさ。ある数を数式を与えられないまま計算しろと言っているようなものさ」

ほむら「所詮インキュベーターの知能もそれだけなのね」

QB「残念ながら、僕らに怒りという感情はない。挑発は無意味だよ」

ほむら「つまらないわね」

おお帰ってきたか!しえ!


QB「ところで君は何をしているんだい?」

ほむら「まどかを待っているのよ。ここでみんなと食事をするのが習慣なの」

QB「なるほどね」

ほむら「……はぁ、まどかと二人きりならどれだけ幸せなことでしょうね」

QB「二口目には“まどか”だね、君は」



ほむら「ところで、さっき口調だとずいぶん問題に熱中していたようね」

QB「やることもないからね。暇だったのさ」

ほむら「……(コイツ、本来の目的を忘れてないかしら?)」


――下校時間―――


ザアアアアアア……


さやか「うっそ!何よこのどしゃ降り!」

まどか「傘持ってきてないよぉ」

QB「まどか、傘なんて僕と契約すれば」

ほむら「その必要はないわ」スッ つ傘

さやか「おっ、なんか久しぶりに見たね。そのやりとり」

まどか「ほむらちゃん、いいの?」

ほむら「まどかがぬれて風邪をひいたりしたら大変よ」



QB「よく持ってきていたね」

ほむら「携帯で天気予報は随時チェックしているわ」

まどか「でも、ほむらちゃんは傘……」

ほむら「盾の中に予備はいくらでもあるわ」

ほむら「美樹さやかと二人で帰りなさい」

さやか「ありがと転校生!」

まどか「うん、ありがとう。またねほむらちゃん」



ほむら「………」


QB「いいのかい?盾の中に予備なんて入ってないんだろう?」

ほむら「……どうしてそう思うのかしら」

QB「やっぱりね。……ちょっとしたカマかけさ」

QB「そもそも魔法少女に変身する姿を見られてしまうからね。不可能だと悟ったのさ」

ほむら「いやらしい方向ばかりにその頭は回転するのかしら?」


QB「いやらしいという意味を性的な意味とするなら、君には負けるね」

ほむら「うるさいわね。川に投げ捨てるわよ」

ほむら「ちょうど水流が早いし、いいんじゃないかしら」

QB「遠慮しておくよ」


――ほむホーム――

ほむら「………」ガチャ

QB「ずいぶん濡れたね」

ほむら「そうね。拭かなきゃ……」

ほむら「あなたもこっちに来なさい。濡れてるわ」

QB「悪いね。自然乾燥には時間がかかると思っていたところさ」


ほむら「……あ、ちょっとまって」

ほむら「タオルの上を歩いてちょうだい。泥がついてるわ」

QB「君たち人間は、やけにこういうのを気にするよね」

スペアなんかビチョビチョだろ


ほむら「ここにきて。乾燥機を用意してあるわ」

QB「ふぅん。これが乾燥機かい」


ブウウウウウ……


QB「これは、夏場に使う扇風機というものじゃないのかな?」

ほむら「あなたにはドライヤーより電気代のかからないそれでいいわ」

ほむら「ちゃんと乾くから安心しなさい」

QB「やめてもらいたいね。寒いよ!風邪を引いちゃうよ!」

ほむら「宇宙人の風邪なんて前代未聞ね。見てみたいわ」


ほむら「………」ボフ

QB「……いつもより気が沈んでいるようだね」

ほむら「人はね、気分が天候で左右されることもあるのよ」

QB「それは聞いたことあるね」

QB「君は、雨が嫌いなのかい?」


ほむら「……そうね」

ほむら「こういう雨の日は、どうも苦手みたい」

ほむら「雨が降って、雲が黒い、そんな日はね」


QB「………」

QB「……キュプププイ」ブルブル

QB「湿気の多い日は、この体は何かと不便だね」

ほむら「……部屋でそんなことしないでちょうだい」

QB「仕方ないだろう?湿気が毛にたまるんだ」


ほむら「……こっちに来なさい」

QB「きゅぷい?」

ほむら「ブラッシングしてあげるわ」


ほむら「………」シャッシャッ

QB「君はもうちょっと丁寧にできないのかい?」

QB「これじゃ毛が痛んでしまう」

ほむら「替えがあるのでしょう?そっちに変えればいいじゃない」

QB「だったらブラッシングをしてもらう必要もないのさ」

ほむら「……だったら、なんでブラッシングを受けているのかしら?」

QB「君の珍しい行動だからね。気になったのさ」

ほむら「そう。やはり忘れてはいなかったのね」

QB「僕が忘れるとでも思っているのかい?」


ほむら「そうね、あなたはそんな奴だったわね」

QB「やれやれ、君としたことがどうしたんだい?」

ほむら「……問題の答え、教えてあげましょうか?」

QB「?」












ほむら「あれはね、私の仲間が死んだ日の内の一つなのよ」


QB「……言っている意味が分からないね」

QB「君に仲間がいたのかい?」

ほむら「ええ、いたわ」


ほむら「美樹さやか、そして佐倉杏子」

ほむら「彼女たちが死んだ日の一つよ」

QB「やっぱりおかしいね。二人とも生きている」

QB「君の言っていることは滅茶苦茶じゃないか」

ほむら「……そういえば、今のあなたは何も知らないのよね」

ちょっと休憩
もうちょっとで無理矢理終わる予定

無理やり言うなw

http://i.imgur.com/CKYys.jpg
しえ

>>173
エロい……


ほむら「私はね……」

QB「………」








ほむら「いえ、やっぱやめましょう」

QB「きゅぷい!?それはないよ暁美ほむら!」


ほむら「あなたの仕事は『わたしの事を監視して情報を得る』よね」

ほむら「だったら、私自身から情報を得るのは反則じゃないかしら?」

ほむら「さっきのは、私の憂さ晴らしに付き合ってくれたお礼よ

QB「………」

QB「やれやれ、君も意地が悪いね」



ほむら「あなたの営業トークには及ばないわ」

QB「僕の勧誘が意地悪いだって?君たちが勝手に誤解しているだけじゃないか」


ほむら「……でも、あなたが言ったとおり今日の私はおかしいわね」

QB「きゅぷい?」

ほむら「私はね、あなたが死ぬほど嫌い」

ほむら「まどかを無理矢理契約させようとしている、魔女を生み出すあなたが嫌い」

ほむら「あなたは、私の敵なのよ」



ほむら「その敵に……まさか礼をする日が来るとはね」

ほむら「……あなたの言うとおり、人間の感情というものは時に精神病になるわね」


ほむら「みて、わたしのソウルジェム」

QB「若干濁っているね。余裕はあるけど」

ほむら「今日みたいな日はね、もっと濁るのよ」

ほむら「でも今日はほんのちょっと、これだけしか濁ってないのよ」

QB「……どういうことだい?」


ほむら「ソウルジェムは、魔法少女の魂。感情に左右される」

ほむら「……今の私は、あなたに少しだけ癒されているの」






QB「……わけがわからないね」

QB「やはり、人間の感情はわけがわからないよ」



ほむら「穢れは穢れに違いはないし、吸わせておきましょう」ズズズ…

ほむら「……あら、もう使えなくなってしまったわね」

ほむら「QB、エサよ!」ポポイ

QB「キュプ―――」ポポッ





QB「キュップイ!?」バババン!


ほむら「……ふふっ」

QB「暁美…ほむら……」ピクピク

ほむら「グリーフシードと一緒に爆竹を入れてみたわ」

ほむら「安心して。火薬の量は減らしてあるから」

QB「ひどいよほむら……。どれだけ苦しいと思っているんだい……?」





ほむら「これであなたの背中の穴は器官の一部というのが証明されたわね」

QB「きみはなんだと思っていたんだい!?」


ほむら「私がナイーブになって優しくなると思ったかしら?」

QB「確かに君がやさしいだなんて想像できないね」

QB「どちらかというと君は、優しさを知らないって感じだ」

QB「鹿目まどかに対しては例外だけども」

ほむら「誰のせいでこんな性格になったと思っているのかしら」

QB「自覚はしているんだ」

QB「それなら、少しは変える努力をしたらどうだい?」

ほむら「……余計なお世話よ」


~~~~~~~

QB「……今回、暁美ほむらに長時間接触したことで様々な情報を手に入れることができた」

QB「カレンダーの印の意味。これが新しい鍵になりそうだ」

QB「しかしこれでまた、彼女のイレギュラー要素が増えてしまった」

QB「……いや、要素というより疑問かな」

QB「とにかく僕は、これからも彼女を監視して、情報を得なければならないようだ」


QB「さて、夜が明けてきた」

QB「僕はまた監視業務に戻るとしようか」

おわり

うんごめん
完全に打ち切りの終わり方だねこれ

初めは他力本願で、淡々としたほむQが見たかったけど
書いているうちに調子に乗って

本当だったらもっといろいろ書きたかったけど時間がないのよ
対ワルプル用の兵器を設置するほむらとか
その計画を練るほむらを皮肉るQBとか
でも明日早いの

おやすみ

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QB「魔法少女は産む機械」

幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

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