鳴「ちゃんとセーブしてたんだね」(1000)


~赤沢の家~


赤沢「適当なところに座って」

恒一「ここが赤沢さんの部屋かぁ。きれいにしてるんだね」

赤沢「当然」

鳴「お邪魔します」

望月「荷物ここにおいてもいいかな?」

赤沢「どうぞ」

勅使河原「ぜぇ…ぜぇ…。やっと着いた…」


赤沢「なんでいるの?」

勅使河原「お、俺だって、あんな中途半端なままじゃ……な」ハァハァ…

勅使河原「しかし、ここまでこいつを運んでやったのに、なんてこと言うんだよ…」ハアハア

赤沢「いいからさっさと準備して。私、飲み物とお菓子持ってくるから」

恒一「あ、お構いなくー」

スタスタ…

勅使河原「おーい! クリアしたら本当にコレ貰えるんだよなあ?」ゴソゴソ

望月「まさか本当にこのためにゲーム機買っちゃうなんて」

恒一「さすが赤沢さんだね」


恒一「それにしてもこれ、現実と共通点が多いだけにちょっとやりにくいな」

鳴「そう? 私は楽しいけど」

恒一「そっか、見崎が楽しいならいいかな…」





勅使河原「おわったぞー」

赤沢「おまたせ」ガチャ

望月「準備完了だね」

勅使河原「うっし、じゃあ始めるか」

恒一「うんっ」カチッ


――――――


好感度

見崎鳴 8/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 7/10
多々良恵 6/10
???


恒一『ありがとう、お父さん』

明日は休日だ。

誰かを誘って遊びに行ってみようかな…?


――――――


勅使河原「お、なんだ壊れる直前のデータじゃん」

恒一「細かくセーブしてたからね」

赤沢「さすが恒一くん。せっかく上げた私の好感度を下げたくなかったんだ?」

恒一「え? ま、まあね…」

鳴「あ、私の好感度が下がってる」

恒一「打ち間違えたんだって」

鳴「……」

望月「ちょ、ちょっと! ぼくの名前が消えてるんだけど!?」

赤沢「時間がないのよ」

望月「ええぇ…」

赤沢「全然進めてなかったからいいじゃない」

恒一「つ、つづけるよ」


――――――


~土曜日~

今週の土曜は休校日だ。
しかし特に予定はない。

どう過ごそう?

1、鳴に電話する
2、明日から本気出す
3、一人で出かける

>>14

335


鳴に電話しよう。

Pip――

鳴『もしもし?』

すぐに出てくれた。

恒一『見崎、今日ひまかな? よかったら……』

…………。


~夜見山市某所~


トコトコ…

とくに目的もなく二人で散歩中だ。

鳴『そういえば、榊原くんは夏休みどう過ごすの?』

恒一『それが全然決まっていなくて』

忘れてしまいそうだけど、そうなのだ。

ぜんぜん決まっていない。

鳴『ふうん。――私も、家族ごっこの日以外はぜんぜんだけど…』

やはり彼女の家庭は少し複雑らしい。


恒一『そっか…。お互い暇だね』

鳴『……暇だね』

恒一『……』

鳴『……』

ちょっと訊いてみようか…。

恒一『あのさ、もし、夏休み……ぼくが見崎を遊びに誘ったら――』

恒一『誘いにのってくれるのかな?』


鳴『……』

鳴『……いいよ』

恒一『え?』

鳴『だから――』タッ

いきなり走り出し、置いていかれる。

クルリ

鳴『ちゃんと誘ってね』

数メートル離れた所でこちらを振り返り、鳴が微笑った。


~自宅~


Pipipip…

陽介『恒一か。暑いぞインドは』

恒一『そうみたいだね、じゃあ教えてよ』

陽介『おう。こんな感じだ』


好感度

見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 7/10
多々良恵 6/10
???


恒一『ありがとう、お父さん』

明日も休日だがどうしようか。


~日曜日~


今日も特に予定がない。
しかし、せっかくの休日に部屋に篭っているのはもったいない気がする。

一人で散歩でもしてみよう。

…………。


トコトコ…
トコトコ…

なにやら視線を感じる…。

トコトコ…
トコトコ…

恒一『……』ピタッ

ッ…

後をつけられているのかもしれない…。


恒一(ちょっと、試してみるか)

恒一『…』ダッ

?『っ!』ダッ

恒一『…』ピタッ

走ると見せかけて走らなかった。

?『――!?』タタッ

?『きゃんっ!』ビタンッ

恒一『ん?』クルッ

女の子がうつ伏せに倒れている。


恒一『だ、大丈夫ですか?』

手を貸そうと駆け寄った。

?『あ、いや…』ムクッ

恒一『あれ――小椋さん…だよね?』

かかったのはクラスメイトの小椋だった。

恒一『大丈夫?』

手を引いて助け起こす。


小椋『あ、ありがと…』

自らの手をまじまじと見ている。

恒一『手、怪我したの?』

小椋『えっ? あ、ううん、そうじゃない!』

恒一『そう?』

彼女が後をつけていたのだろうか?

小椋『ゴホンッ。こんなところで会うなんて奇遇ね、榊原くん』

1、そうだね
2、……

>>44

2


恒一『……』

小椋『榊原くん?』

恒一『……』

小椋『あの…』

恒一『……』

小椋『あー……じ、実はすこし前から榊原くんには気づいてたんだけど…』

恒一『……』

小椋『声かけるタイミングとか窺ってたら…ね』


恒一『……』

小椋『な、なんか言ってよ…』

恒一『……』

小椋『あ……うぅ…』

顔が赤い。
もういいだろう。

恒一『小椋さんはどうしてここに?』

小椋『へ? あ、うん!』パァアア


小椋『って、特に目的があるわけじゃないの』

小椋『家にいるのが嫌だったというか……』

恒一『どうして?』

小椋『それは……まあ、気にしないでよ』

恒一『あぁ……なんか、ごめん』

なにか事情があるのだろう。

小椋『ううん。だから今は……散歩かな?』


恒一『そっか。じつはぼくも散歩中なんだ』

恒一『よかったら一緒にどうかな?』

小椋『いいの!?』

恒一『う、うん。退屈だったし……』

小椋『わ、私もちょうど退屈だったし、いいよ?』

恒一『あはは。ありがとう』

小椋と夜見山市内を歩き回った。

…………。

~自宅~

Pipipipi…

陽介『おう恒一か。暑いぞインドは』

恒一『他にいうことないの?』

陽介『そんなこといわれても、暑いものは暑い』

恒一『…もういいや。早く教えて』

陽介『はいはい』


好感度

見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 7/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10

恒一『うん。ありがとう、お父さん』

明日からまた学校だ。


――――――


赤沢「また増えた…」

恒一「小椋さんで最後かな?」

勅使河原「だろうな。全部埋まったみたいだし」

望月「次の日から学校だね」

鳴「私を最優先で」

赤沢「勝手なこと言わない!」


――――――


―翌日―


夏休みまでもう少しだ。
みんなとは仲良くなれているような気がするけど、実際はどうなのだろう?

少し不安を抱えつつ登校した。



~昼休み~


誰と過ごそう?

1、鳴
2、赤沢
3、小椋

>>61

3


恒一『小椋さんって、どういう人が好みなの?』

小椋『――は?』

恒一『あんまりそういう話をしたことがなかったからね。ちょっと気になって…』

小椋『す、好きな人ってこと?』

恒一『好きな人って言うか、理想の人、かな?』

小椋『そ、そう……。そうねぇ……』チラッ

恒一『?』


小椋『え、ええっと、まずは――』

小椋『やさしい人』

小椋『あと、都会の人ってのもあこがれるかな…』

恒一『へえぇ?』

小椋『それで、あまり空気読まずにいろいろ質問してきたり』

小椋『責任感が強かったりするところも……好きだよ』

恒一『えっ』

小椋『ああっ――そうじゃなくて!』

小椋『ん…んん』コホンッ

小椋『とにかく、そんな人』


恒一『そ、そうなんだ』

小椋『うん…』チラッチラッ

恒一『そういう人が理想なのか…』

1、見つかるといいね
2、その幻想をぶち殺す!

>>70


恒一『その幻想をぶち殺す!』

小椋『えっ』ビクッ

恒一『小椋さん、そんな人やめておきなよ』

小椋『ど、どうしてそんな言うの?』

恒一『そんな人いないよ』

小椋『はあ? 結構いると思うけど?』

恒一『いないよ!』

小椋『いるもん!』

恒一『たとえば?』

小椋『さ――』

恒一『さ?』

小椋『~~~っ、もういい!』

機嫌を損ねてしまったようだ…。


~放課後~


今日はどうしよう?

1、演劇部の見学にいく
2、多々良と帰る

>>76


演劇部の見学に来た。

恒一『へえ、こんなに本格的な道具があるんだ』

赤沢『すごいでしょ?』

普段は目にすることのない衣装や道具がそこら中にある。

小椋『榊原くん?』

綾野『あれぇ? どうしてこういっちゃんが?』

恒一『あ、小椋さんに綾野さん』

赤沢『ちょっとね。私が見学してみないかって誘ったの』


綾野『おお、じゃあこのまま入部?』

恒一『いや、流石にそれは。もう三年生だし…』

赤沢『そんなの気にしなくていいわよ』

小椋『そうだよ』

恒一『ううん。やっぱりここを乱すようなことはしたくないから、遠慮しておくよ』

赤沢『そう。ま、期待はしてなかったけど』

綾野『えー』

赤沢『じゃあ今日は飽きるまで見学していってね』

恒一『うん、そうさせてもらうよ』

練習が終わるまで演劇部の見学をした。


~下校~

恒一『すごいね三人とも。まるで別人だったよ』

赤沢『別の人物にならなきゃいけないからね。あれくらいは当然』

小椋『でも、今日の泉美はちょっとやりすぎだったよ』

綾野『こういっちゃんの前だからはりきっちゃったかな?』

赤沢『そ、そんなわけないっ。いつも通りだった』

綾野『そうですか』ニヤニヤ

赤沢『そうよ』


恒一『あはは…。――そういえば、綾野さん、前にそんなこと言ってたね』

綾野『え? ……ああ、あの時か。そうだったね』

赤沢『?』

小椋『?』

綾野『そうだ。ずっと言わなきゃ、って思ってたんだけど……今、言っておくね』

綾野が回り込んできた。

綾野『こういっちゃん、あの時、助けてくれてありがとう』

綾野からお礼を言われた。
ガラスが倒れてきたときのことだろう。


恒一『ううん。綾野さんが無事でよかったよ』

綾野『こういっちゃん……』

綾野『えへへ。――ありがとっ』

赤沢『……』

小椋『……』

そのまま4人で下校した。


~自宅~


恒一『お父さん、もうこの会話カットでいいよ』

陽介『……』


好感度

見崎鳴 9/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 8/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10


恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―





~昼休み~

昼休みになった。
今日は誰と過ごそう?

1、鳴
2、赤沢
3、綾野
4、多々良
5、小椋

>>90

4


~教室~


多々良『榊原くんは、どんな女性がタイプなんですか?』

恒一『好きなタイプかぁ』

恒一(って、昨日ぼくが小椋さんにした質問じゃないか…)

……。

教室が静まり返っているような気がする…。

多々良『どんなことでもいいんです。教えてくれませんか?』

恒一『そ、そうだなあ…』

1、少し照れながら微笑む
2、小柄で色の白い子かな
3、強気で胸の大きい子かな

>>94


恒一『小柄で色の白い子かな』

鳴『』ガタッ

多々良『そ、そうですか…』

多々良の表情が翳った気がする。

恒一『うん…』

多々良『そうなんだ…』

少し気まずく昼休みを過ごした。


~放課後~


今日はどうしようか?

1、鳴と帰る
2、綾野に声をかける
3、多々良と帰る
4、小椋がこっちを見ている

>>104

1


~下校~


恒一『それで勅使河原がまた……』

鳴『うん……』

いつもの帰り道を鳴と歩く。
しかし、今日の鳴はいつも以上に大人しい。

どうしたのだろう?






別れ道だ。

恒一『それじゃあ見崎、またね』

鳴『えっ?』

様子が気にかかりつつも、自宅へ――

鳴『さ、榊原くん』

恒一『ん?』

鳴『榊原くんは……』

恒一『……ぼくは?』

鳴『……なんでもない。――またね』

恒一『あ…ああ、うん』

鳴を気にしつつ家に帰った。


~自宅~


恒一『じゃあお父さん、今日もお願い』

陽介『おう』

好感度

見崎鳴 10/10
赤沢泉美 8/10
綾野彩 8/10
多々良恵 6/10
小椋由美 6/10

恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―

~登校~


鳴『榊原くん』

登校中、珍しく見崎に会った。

鳴『おはよう』

恒一『おはよう、見崎』

鳴『……』

恒一『……』

恒一『みさ――』

鳴『榊原くん』

恒一『え?』


鳴『今日の放課後、空いてる?』

恒一『えぇっと……どうだったかな』

鳴『他に予定があるなら今日じゃなくてもいいの』

恒一『そ、そう?』

鳴『空いているときでいいから…一緒に帰らない?』

鳴は放課後一緒に帰りたいらしい。
覚えておこう。


~昼休み~


今日は誰と過ごそう?

1、見崎
2、赤沢
3、綾野
4、小椋

>>117

1


~屋上~


恒一『今日もパンなんだ?』

鳴『うん』チラッ

こちらの弁当が気になるようだ。

恒一『ふふ、今日は見崎のぶんもあるよ?』

鳴『え?』

恒一『前にぼくのお弁当、たくさん食べてくれたからね』

恒一『もしかしたら、そのパンだけじゃ足りないのかなって思って…』

鳴に小さめの弁当箱を差し出した。


鳴『これは?』

恒一『ぼくが作ったやつ。食べていいよ』

恒一『ぼくには、おばあちゃんが作ってくれたのがあるから』

鳴『…ありがとう』

素直に受け取ってもらえた。


鳴『……あ、私、箸もってない』

恒一『ああ、大丈夫だよ。――はい』

割り箸を渡した。

鳴『……』

恒一『いただきます』

バキィ!

恒一『!?』

鳴『折れちゃった…』

恒一『……』

鳴『……』

鳴に弁当を食べさせながら昼休みを過ごした。


~放課後~


そういえば鳴が一緒に帰りたがっていた。

どうしよう?

1、鳴と帰る
2、綾野に声をかける
3、多々良と帰る
4、小椋がこちらを見ている

>>127

1


~下校~


恒一『……』

鳴『……』

いつもの帰り道を鳴と歩く。

今日の鳴もすごく大人しい。

本当にどうしたのだろう?





別れ道だ。

恒一『そ、それじゃあ見崎、またね』

鳴『――待って』キュッ

恒一『え?』

シャツの袖をつかまれた。

恒一『どうしたの?』

鳴『私の家……寄っていかない?』


~鳴の家~


通されたリビングは相変わらず生活観が希薄だ。

鳴『はい』

恒一『ありがとう』

前と同じように缶の紅茶を手渡される。

恒一『霧果さん、お仕事中?』

鳴『うん…』

恒一『……』

鳴『……』

恒一『天根さんは、やっぱり下にいるの?』

鳴『うん…』

恒一『……』

鳴『……』

会話が続かない。


恒一『見崎、どうしたの?』

鳴『……』

恒一『……』

鳴『……』

無言のまま鳴と過ごした。





外はもう暗くなっている。

恒一『そ、そろそろいい時間だから帰るね』

鳴『えっ、もう?』

恒一『もう――って…』

ガチャ

霧果『あら、榊原くん…ですよね?』

恒一『あ、はいっ、お邪魔してます』

霧果『毎度こんな格好でごめんなさいね』


恒一『ああ、いえ、ぼくもう帰るところだったので』

霧果『そう? 少しお話したかったのだけれど、残念ね』

恒一『す、すみません…』

霧果『謝る事なんてないわ。またいらしてね』

恒一『はい』

鳴『……送ってきます』



~公園~


いつかの小さな公園に来ていた。

恒一『……』

鳴『……』

鳴は無言でブランコに腰掛けている。

恒一(……よし)

ガシッ

鳴が座っているブランコに手をかけた。

鳴『え?』

恒一『えい!』

グイッ!

鳴が落ちないよう気をつけつつブランコを揺らした。


鳴『さ、榊原くんっ?』

恒一『やっぱりこのまま帰るんじゃ、気持ち悪いからねっ』

加速度をつけて振り幅が大きくなっていく。

鳴『や、ちょっ…止め――』

恒一『じゃあ、なんで最近ずっと大人しいのか、言ってよ』

鳴『それは……』

恒一『そぉい!』

鳴『きゃっ、わ、わかったからっ。言うから……と、止めてっ』





恒一『はあ、はあ…』

やはり肺の調子が万全ではないらしい。
思いのほか疲れてしまった。

鳴『ふふ、いじわるするから』

恒一『はあ、はあ、見崎の、せいだよ』

鳴『……』

恒一『はぁ…はぁ…』





呼吸が整うまで待ってもらった。

恒一『それじゃあ、話してもらえる?』

鳴『……』

恒一『見崎?』

鳴『……』

鳴『榊原くんは、誰が好きなの?』

恒一『――え』

鳴『だれ?』

鳴がこちらに詰め寄ってくる。


鳴『――誰?』

恒一『ぼ、ぼくは……』

いつの間にか互いの距離がゼロになっている。

鳴『だれ…?』

恒一『だれって――』

鳴『私はっ――』

恒一『うわっ!』

ドサッ

あっさり押し倒されてしまった。


恒一『いたた…。みさ――っ』

ぼくの頭のすぐ横に両手をついて、鳴が覆いかぶさっていた。

恒一『見崎…?』

鳴『好きです』

恒一『っ…』

唐突に鳴が云った。

鳴『榊原くんが……好きです』

潤んだ隻眼がこちらを見つめている。

恒一『……』

鳴『嫌なの』

鳴『――榊原くんが、他の女の人と話しているのを見るのが』

赤沢さんがここでリセットボタン


鳴『お母さんでさえ、嫌だった』

初めて鳴の表情がゆがんだ。
泣き出しそうな顔でこちらを見つめ続けている。

鳴『最初に仲良くなったのは私なのに…』

恒一(そんなこと、考えてたのか…)

鳴『だから……』

鳴『私のものに、なってください』

かすれた声で鳴が云った。


鳴『……』

恒一『いいよ――』

恒一『ぼくも、見崎が好きだから』

鳴『っ!』

鳴の体重がすべて預けられた。





しばらく鳴と公園で過ごした…。


――――――

小椋兄「この秘蔵の妹ファイルを榊原君にプレゼントしようじゃないか」


恒一「うう…」カァァ

鳴「…」モジモジ

望月「いいなあ」

赤沢「この! 役立たず!」バシ!バシ!

勅使河原「うあああ! どっから昆布だした!? いてぇ!」

鳴「わかめ」

小椋さんは兄を恨んでるの?


恒一「あ、エンディングだ」

望月「いつもの曲だね」

鳴「クレジットが…」

赤沢「……ぜんぶ千曳先生」

勅使河原「本当にひとりで作ってたのか…」

小椋さんは兄と綾野さんを同時に失ってキチ化するかもね
原作の赤沢さんポジ的な

小椋さんって綾野さんと仲いいの?

マカセロー

フルボイスだったらすごいな


――――――


―夏休み某日―


ぼくは鳴の家族と見崎家の別荘に来ていた。
数日前、いきなり鳴に彼女の父親を紹介された。
そこでなぜか気に入られたぼくは、一緒に来ないかとの誘いを受けたのだった。

バシャ

恒一『うわっ』

いきなり顔に水をかけられた。
目の前で水着姿の鳴が笑っている。

そして全員クリアしたら千曳ルートへ

初回限定版は9800円か


恒一『なにする――』

今度は唇を重ねられた。

恒一『……どうしたの?』

鳴『人工呼吸』

恒一『はは、あれくらいじゃ溺れないよ』

鳴『ふふっ…』

鳴『――榊原くん』

恒一『ん?』

鳴『大好き』



―鳴END―

次いってみようか

次ワッ君ルートで


――――――



恒一「お、終わった」

望月「おつかれさま」

鳴「パチパチパチ…」

勅使河原「好感度MAX状態で一緒に帰るとクリアだったみたいだな」

赤沢「恒一くんロード! はやく!」

鳴「もう充分だと思うけど?」

赤沢「見崎さんは黙ってて!」

赤沢「私のエンディングを見るまで終わらないわ」

赤沢「このゲーム機は私のなんだから、それくらいいいでしょ?」

恒一「わ、わかった…」 

鳴ちゃん今回で完全にアホの子認定だったからね
かわいいね


――――――


~放課後~


そういえば鳴が一緒に帰りたがっていた。

どうしよう?


2、綾野に声をかける
3、多々良と帰る
4、小椋がこちらを見ている

>>209

4

榊原「オグラホマミキサー」


小椋『榊原くん、一緒に帰らない?』

恒一『え? ぼくはいいけど……小椋さん、部活は?』

小椋『今日はサボり』ニヤリ

恒一『あはは、ほどほどにね』


~下校~


小椋『ふふ、買い食いなんて久しぶり』

小椋はコンビニで買った菓子パンをぱくついている。

恒一『ぼくはあまりしないかな』

小椋『へえ、東京でも?』モグモグ

恒一『そうだよ』

小椋『ふうん。――ねえ、東京に住むってどんな感じなの?』

恒一『どんなって……そうだなあ――』

恒一『すごく便利だけど、ちょっと狭い感じ…かな』


小椋『狭い?』

恒一『うーん……これはちょっと、体験してみないとわからないかも』

小椋『……そっか』

クシャクシャ

食べ終わったパンの袋を丸めてゴミ箱に入れる。
ふとそこで、小椋の唇の端にパンの欠片が付いているのを見つけた。

1、指摘する
2、取ってあげる
3、放置

>>219

2

榊原「小椋さん、牛乳も飲んどいた方がいいよ?色んな意味で」

追いついた④


恒一『小椋さん、口についちゃってるよ』ヒョイ

小椋『あ……え?』

小椋『あ、ありがとう…』

恒一『はははっ』

小椋『なに笑ってるのよ』

恒一『小さな子供みたいで可愛かったよ?』

小椋『かわ――って、小さいってなによ!』

恒一『あははは』

小椋『笑うなー!』

小椋と楽しく下校した。


~自宅~


恒一『じゃあお父さん、今日もお願い』

陽介『おう』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 8/10
綾野彩 8/10
多々良恵 6/10
小椋由美 7/10


恒一『うん。ありがとうお父さん』


―翌日―





~昼休み~

さて、今日は誰と過ごそうか?

1、赤沢
2、綾野
3、勅使河原と屋上で取引だ

>>235

何で多々良さんがおらんのや
1

2


~教室~


赤沢『いつまで落ち込んでるの?』

綾野『だってぇ…』ズーン

落ち込んでいる様子の綾野を赤沢が励ましている。
どうしたのだろう…。

恒一『どうしたの?』

赤沢『部活でね。彩がやりたかった役が別の人に決まっちゃったの』

恒一『ああ…。それは残念だったね』

綾野『うううぅぅ…』


恒一『あ、綾野さん?』

綾野『やっぱり、私がかわいくないからなぁ』

綾野『そうなのかな、こういっちゃん?』

悲しげに綾野がこちらを見ている。
目が少し赤い。

1、そうだね
2、かわいいよ
3、世界一かわいいよ!

>>245

2


恒一『世界一かわいいよ!』

綾野『へ?』

赤沢『こ、恒一くん?』

恒一『ぼくは綾野さんのこと、世界一かわいいって思うよ』

綾野『こ、こういっちゃん……そこまで私のことを…』テレッ

赤沢『ムッ』

恒一『だから元気だしてよ』

綾野『う、うん……じゃあ――』

綾野『こういっちゃんがキスしてくれたら、元気になる…』モジモジ

恒一『え?』

赤沢『はあ!?』

>赤沢『ムッ』
可愛過ぎだろ


綾野『こういっちゃん…』ウルウル

恒一『あ、綾野さん…』

赤沢『させるかぁあああ!』

綾野を励ました。
赤沢がいなければ危ないところだった…。


~放課後~


今日はどうしようか?

1、赤沢が話しかけてきた
2、綾野に話しかける
3、多々良と帰る

>>258


~教室~


綾野『うーん…』

恒一『悩み事?』

綾野『うん。部活のことなんだけどね――』

綾野『次にやる演劇で、恋人のいる女の人の役ってのがあるんだけど』

綾野『私もできるようにしておかないとな――って…』

恒一『綾野さんがやるの?』

綾野『ううん。ちょっと先のことだから、配役はまだちゃんと決まっていないんだ』

綾野『候補ってとこかな』

恒一『なるほど……。それで何を悩んでるの?』


綾野『ああ…その……恥ずかしながら私、恋人なんていたことないんだよね』

綾野『だから、どう演じればいいのか上手くつかめなくて』

恒一『いままではどうしてたの?』

綾野『こういう役は初めてなの』

恒一『そうだったんだ……』

綾野『そういうわけなので、こういっちゃんにお願いがあります』

恒一『お願い?』

綾野『恋人になって』

恒一『……え?』

綾野『1回だけでいいからさ、ね?』

恒一『あ、え……その……ぼくでいいのかな?』

恒一(1回?)

もう夜だな~(チラッ


綾野『大丈夫。こういっちゃんの演技力には期待してないから』

恒一『……演技?』

綾野『うん。とにかく、実際に男の人を相手に練習したいの』

恒一『あ……ああ、そうか。そういうことか…』

綾野『どう? お願いできる?』

恒一『うん…。いいよ…』

綾野『ホント!? ありがとう!』

綾野『それじゃ、時間があるときでいいからよろしく!』

演劇の練習に付き合うことを約束した。


~自宅~


恒一『じゃあお父さん、今日もお願い』

陽介『おう』

好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 8/10
綾野彩 9/10
多々良恵 6/10
小椋由美 7/10

恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―





~昼休み~


はやくも昼休みだ。

今日は誰と過ごそう?


1、赤沢
2、綾野
3、多々良が手招きしている…
4、勅使河原と屋上で取引だ

>>270

3…

>>270
時空歪めんなよ…


~教室~


赤沢『どう? もう夜見山には慣れた?』

恒一『学校と病院へは迷わず行けるようになったよ』

あと、鳴の家。

赤沢『…それだけ?』

恒一『正直に言うと、まだあまり把握できてないね』


赤沢『そうなんだ…。じゃあ休日はどうしてるの?』

恒一『家で本を読んだりしてるかな…』

赤沢『ひきこもり』

恒一『うるさいよ』

赤沢『ふふ。――じゃあ、たまには出掛けてみない?』

恒一『え?』

赤沢『私が案内してあげるから』

恒一『それは助かるけど、赤沢さん部活があるんじゃ…』


赤沢『夏休みなら時間があるわ。――そのかわり』

恒一『そのかわり?』

赤沢『勉強を教えてほしいの』

恒一『勉強を?』

赤沢『うん。行きたい高校があるのよ』

恒一『……わかった。ぼくのできる範囲でなら』

赤沢と夏休みの約束をした。 


~放課後~


今日はどうしよう?

1、赤沢の様子がおかしい気がする
2、綾野の練習に付き合おう
3、多々良と帰る

>>288

2

お前ら多々良さん嫌いなん?


~空き教室~


綾野の練習に付き合うことにした。

綾野『はい台本。――じゃ、後ろ向いて』

恒一『うん』クルッ

綾野『そして、私が後ろから抱きつく』ギュッ

恒一『っ!』ドキッ

綾野『ふふ。台本どおりだよ?』

恒一『そ、そうだね』ペラッ

綾野『それじゃあ、いってみよう!』

練習が始まった。





恒一『……』

綾野『飛龍さんって、あったかいですね』

恒一『み、道沢さんもあたたかいですよ』

綾野『ずっとこうしていたいです…』

恒一『ぼぼ、ぼくだって…』

我ながらひどい演技だ。
背中に感じる綾野のぬくもりに緊張しっぱなし……ということを考慮しても、これはひどい…。


恒一(でも綾野さんはさすがだよなあ)

綾野『時間があっという間に……』

綾野は淀みなく台詞を読み上げていく。
これが演劇部の実力なのだろう…。

綾野『好です。…………好きだよ、こういっちゃん』

恒一『えっ?』

綾野『ふー』

恒一『うわああ!』

耳元で息を吹きかけられた。

綾野『えへっ♪』

恒一『あ、綾野さん! まじめにやってよ!』

全身が粟立ってしまった。


綾野『どう? ドキドキした?』

恒一『ドキドキって――』

よく見ると綾野の顔が赤い。

綾野『……』テレッ

……自分もそうなのだろうか?

恒一『と、とにかく、続けよう?』

綾野『はーい…』





綾野『よし、こんなもんかな』

恒一『や、やっとおわった…』

ひたすら抱きつかれていただけのような気がする…。

綾野『だいたいわかったよ。ありがとね、こういっちゃん』

恒一『役に立てたなら良かったよ』


綾野『それじゃあ、お、お礼に……』

そっと頬に両手を添えられた。

恒一『えっ』

綾野『じっとしててね…』

綾野の顔が近づいてくる……。

綾野『こういっちゃん…』

恒一『綾野さん…』

ガラッ

恒一『!?』

綾野『!?』

鳴『……』

鳴があらわれた。


鳴『なに……してるの?』

恒一『いや、なにって……』

綾野『あ! 部活始まっちゃう!』

綾野『じゃあねーこういっちゃん!』ダッ

恒一『え、え!? 綾野さん!』

タタタタ…

恒一『あぁ…』

鳴『……ねえ榊原くん、なにしてたの?』

恒一『……』

誤解?を解くのに1時間以上戦った。
ヘトヘトになりながら家に戻った。


~自宅~


恒一『うう…。じゃあお父さん、今日もお願い』

陽介『おう、どうした? なんかあったのか?』

恒一『ちょっとね……』

陽介『まあ……がんばれよ?』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 8/10
綾野彩 10/10
多々良恵 7/10
小椋由美 6/10


恒一『ありがとうお父さん』

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 8/10
綾野彩 10/10
多々良恵 6/10
小椋由美 7/10

だった


―翌日―


今週の土曜は学校がある。
早く行かなければ…。


~登校~


綾野『こういっちゃーん!』

後ろから綾野が走ってきた。

恒一『おはよう綾野さん』

綾野『おはよ♪』


綾野『いきなりで悪いんだけど今日の放課後ってさ…』

恒一『放課後?』

綾野『……やっぱいいや! やはく学校いこ?』

恒一『う、うん…』

綾野は放課後用があるらしい。
覚えておこう。


~放課後~


そういえば綾野に何か言われていたような気がする…。

どうしよう?

1、赤沢の様子がおかしい気がする
2、綾野に声をかけよう
3、多々良と帰る

>>333

2


~河川敷~


恒一『うーん、やっぱり4回以上は無理だなぁ』

部活が休みだという綾野と川に石を投げて遊んでいた。

高森くんを思い出す…。

綾野『こういっちゃん、夏休みはどうするの?』

恒一『さあ…。特にこれ言って決まった予定があるわけじゃないんだけど――』

恒一『ま、暇だろうから、誰かに声かけて遊んでもらおうかなって…』


綾野『誰かって?』

恒一『勅使河原とか、望月とか、見崎とか……かな?』

とりあえず、携帯持ちのクラスメイトをあげてみた。

比較的仲が良いクラスメイトだとも思っているし、携帯に電話できるから誘いやすいというのもある。

綾野『……』

恒一『……? あやのさ――』

綾野『えいっ』

ギュッ

恒一『えっ』

突然うしろから抱きしめられた。


綾野『じゃあさ、私と遊ぼうよ』

綾野『私とだけでいいよ』

恒一『あ、綾野さん?』

綾野『ふふ……』

綾野『きみが好きだよ』

綾野『私の王子様』

恒一『お、王子様って――』

綾野『えへへ、演劇部が言うと、ちょっと違うでしょ』

綾野『でも、本当にそう思ってるんだよ?』

綾野『いつもきみのことばかり考えてる』


恒一『……』

綾野『だから……不安なの』

綾野『こういっちゃん、モテるから』ギュッ

恒一『そんなこと――』

綾野『あるんだよ』

綾野『こういっちゃんのこと好きな人、結構いると思うんだ』

綾野『少なくとも、私はふたり知ってる』

恒一『えっ? だ、だれ?』

ギュウゥゥ!

恒一『ぐえっ』

多々良さんが一番怖い


綾野『そういうことはいま訊かないの』ムッ

恒一『ご、ごめっ…ちょっと……ちから弛めて…』

綾野『まったく』

恒一『…ごめん』

綾野『それで――どうなの…かな?』

綾野『私、告白したよ?』

恒一『……』

綾野の手に自分の手を重ねた。

綾野『…っ』


恒一『綾野さんが好きだよ』

綾野『……』

恒一『そんなにぼくのことを想ってくれて、すごくうれしい』

綾野『こういっちゃん…』

恒一『綾野さん――』

恒一『ぼくと、付き合ってください』

綾野『……も、もちろんだよっ!』ギュウゥゥ

恒一『ぐえっ! だ、だから……そんなに…』

綾野『こういっちゃーん♪』スリスリ


――――――


赤沢「彩…」ウルウル

恒一「綾野さん…」

鳴「今回だけは特別に許します」

望月「なんか暗くなっちゃったね」ヒソヒソ

勅使河原「まあ、しょうがねぇよ」ヒソヒソ

支援


――――――


―夏休み某日―


夜見山市内のとある公園のベンチ。
ぼくはここで綾野に膝枕をしていた。

綾野『こういっちゃーん♪』スリスリ

恒一『あはは…』

少し足がしびれてきた…。

綾野『ね、キスして?』

突然、綾野が仰向けになり、ぼくを見つめながらそんな要求をしてくる。

恒一『ここで!?』

綾野『だめ?』

潤んだこの目は、やはり演技なのだろうか…?


恒一『し、しょうがないな……』

周囲を見回し、他に人がいないのを確認する。

恒一『ん』

綾野『ん…あっ』

いつ人がくるかもしれないという集燥感から、触れるだけのキスになってしまった。

恒一『これでいい――んむっ』

頭を引き寄せられ、今度は彼女のほうからキスされる。

恒一『……ん…ん』

綾野『ん……んふっ……』

長い……。


綾野『……ぷはっ』

綾野『こ、これくらいはしてくれないと』

恒一『う……ぁ…』

綾野『あれぇ? こ、こういっちゃん顔真っ赤だよぉ?』

恒一『あ、綾野さんだって……』

積極的なくせに…。
いつも彼女は自分でやっておきながら、自分で照れている。

綾野『あはは…今日も暑いね。飲み物買ってくるよ!』

膝から起き上がり、自販機へ駆けて行く。

恒一『逃げたな…』



―綾野END―

うおおお


――――――


恒一「二人目終了ー」

鳴「どう? 浮気した気分は?」

恒一「な、なに言ってるんだよ見崎」アセアセ

鳴「…」プイッ

恒一「見崎っ!?」

望月「まあまあ、ゲームの中のことじゃない。見崎さんのルートだってそうだよ?」

鳴「…」

望月「…」


赤沢「なんで……なんで私にしないのよ!」

恒一「だ、だってこれくじ引きだし」

勅使河原「また壊すんじゃねえぞ?」

赤沢「わかってるわよ!」

赤沢「次こそは…」

望月「ま、まだやるの?」

鳴「もう外暗くなってきたよ?」

赤沢「ぁあ?」


恒一「あ、赤沢さん、ぼくもう眠いんだけど」

赤沢「え…」

恒一(な、何でそんな悲しそうな顔を…)

赤沢「あ、じゃあ泊まってく?」

鳴「!?」

望月「!?」

恒一「それはかなり魅力的な提案だけど…いいの?」

赤沢「もちろんっ」

鳴「私も泊まる」

望月「ぼくも」

勅使河原「じゃあ俺もー」

赤沢「……」

恒一「なんだか合宿みたいになったね」

赤沢「……そうね」

恒一「じゃあ、おやすみ!」

ほしゅっしゅ

拾い物比較(アニメ:マンガ)
http://i.imgur.com/4JXSg.jpg

漫画の怜子さんは美人過ぎ 恒一をガチで誘惑してくるし

いや俺に言われても

http://i.imgur.com/qvIHi.png
ほらよ中尾だ

短髪のアカザーさんも可愛い

赤沢さ・・・・・・ん?
http://i.imgur.com/2lhGU.jpg

マンガ版赤沢さん(ショートver

http://i.imgur.com/oYf1v.jpg

アニメは赤沢さんがメインヒロイン昇格的な

モブというよりむしろ敵
買って読め

4冊で終わるしアニメと違うから損はない


―翌日―


恒一「う……ん……」

恒一「暑い……」

恒一「…ん~」ムニュ

恒一「? ……ハッ」

鳴「スー…スー…」

赤沢「…うぅん」モゾモゾ

恒一「ど、どうして見崎と赤沢さんがぼくの布団にいるの!?」






赤沢「ごめんなさい。寝ぼけちゃったみたいね」

鳴「私も」

恒一「そ…そうだったんだ?」

望月(白々しい…)

勅使河原(ばればれだっての)






勅使河原「さて、飯も食ったし歯も磨いたし、再開するか」

恒一「うん――って赤沢さんは?」

ガチャ

赤沢「待たせたわね」

望月「あ、きたきた」

恒一「どこいってたの?」

赤沢「ちょっと回収するものがあったの」

鳴「回収?」

赤沢「じゃあ、始めましょうか」

赤沢「めざせ赤沢END!」カチッ


――――――


~放課後~


そういえば綾野に何か言われていたような気がする…。

どうしよう?

1、赤沢の様子がおかしい気がする

3、多々良と帰る

>>448


~教室~


恒一『……赤沢さん?』

赤沢『なに?』

えらく機嫌が悪いらしい。
ここは退いておこう。

恒一『や、やっぱりなんでもない! じゃっ』

赤沢『待ちなさい』

恒一『はい』

できなかった。


赤沢『恒一くん――』

赤沢『最近、随分とモテているみたいじゃない?』

恒一『え? そうかな…』

赤沢『私にはそう見えるけど?』

恒一『そんなことは――』

綾野『こういっちゃーん!』ギュー

綾野に抱きつかれてしまった。

赤沢『……身をもって証明してくれたわね』イライラ

恒一『あ、綾野さんっ』


綾野『ん~? どうしたの泉美』

赤沢『べつに…』

綾野『羨ましいならそう言えば?』クスッ

赤沢『な――!?』

恒一『ふ、二人とも、そろそろ部活始まっちゃうんじゃない?』

赤沢『くっ…』

恒一『じゃあぼくはこれで!』ダッ

赤沢『恒一くん!』

綾野『ああ、こういっちゃん!』

うまく逃げきれた。

赤沢『……』

綾野『……』


~自宅~


恒一『お父さん。今日もお願い』

陽介『はいよ』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 6/10
小椋由美 7/10


恒一『ありがとうお父さん』ピッ

恒一『そういえば……』

恒一『赤沢さんにあんなこと言われちゃったし、ちょっと気をつけたほうがいいのかな?』


―翌日―


今日は日曜日だが……また予定がない。

どう過ごそう?

1、自宅警備
2、適当に出かける

>>456

1

髪切ってくる


恒一『本を読みながら自宅警備だ!』

恒一『……』

恒一『……』

恒一『……』ペラッ





恒一『……』

恒一『これじゃあいつもと変わらないじゃないよ!』

ピンポーン

……誰かきたようだ。


おばあちゃん『恒一ちゃん、お客さんだよー』

恒一『あ、はーい!』

恒一(……ぼくに?)





赤沢『こんにちは』

恒一『赤沢さん…』

訪ねてきたのは赤沢だった。
昨日のことがあるだけに少し気まずい。
……何の用だろう?


恒一『どうし――』

赤沢『昨日はごめんなさいっ』ペコッ

恒一『っ…』

赤沢『あんな態度とっちゃって。――私が悪かった』

恒一『あ…いや……ぼく、べつに怒ってないから』

赤沢『本当?』

恒一『本当だよ』

赤沢『……そっか……よかった』ホッ

恒一(赤沢さんから謝ってもらえるなんて…)


赤沢『それで、いきなりで悪いんだけど――』

赤沢『勉強おしえてくれないかしら?』

恒一『え』

赤沢に勉強を教えることになった。





赤沢『これは、どうすればいいの?』

恒一『ああ、それは前のページの(3)の解き方が途中まで使えるんだよ。だから……』

ついでに自分も勉強中だ。


恒一『……そういえば、赤沢さんの行きたい高校ってどこなの?』

赤沢『恒一くんと同じところ』

恒一『……』

恒一『え……どうしてぼくと同じ?』

赤沢『知りたい?』ジッ

赤沢がペンを止めてこちらを見つめてきた。

恒一『う、うん……』


赤沢『……』ジー

恒一『……』ドキドキ

赤沢『ふふ。――その内ね』

恒一『その内……』

赤沢『――うん』

赤沢と共に勉強した。
かしこさが上がった。


~自宅~


恒一『お父さん。今日もよろしく』

陽介『おう』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 6/10
小椋由美 7/10


恒一『ありがとうお父さん』

明日からまた学校だ。
早く寝て明日に備えよう。


―翌日―


今日からまた一週間が始まる…。





~昼休み~


さあ、今日は誰と過ごそう?

1、赤沢
2、多々良
3、勅使河原と屋上で取引だ

>>498

3


~屋上~


勅使河原『ほら、例のものだ』ヒソヒソ

恒一『無理言って悪かったね』ヒソヒソ

勅使河原から紙袋を受け取る。

袋の中身は、以前、勅使河原の家で一目惚れした思春期のお宝本だ。
これの代わりに、課題を3つ写させるという契約だった。

勅使河原『一応それであってるか確認してくれ』

恒一『うん』ガサガサ


恒一『……確かに、これだよ』

表紙に写る、抜群のプロポーションをした女性が実に魅力的だ。

勅使河原『ちゃんと返すんだぞ?』

恒一『わかってるよ。ありがとう』

急いでカバンにしまった。

恒一の行く学校って東京の私立の男子校なんだけどな 赤沢さんどうするんだろう


~廊下~


小椋『あ、榊原くん』

恒一『おお、おおお小椋さんっ』

取引の直後に小椋に会ってしまった。

小椋『ん…どしたの?』

恒一『な、なんでもないよ?』

小椋『そう? で――』

小椋『カバン持ってどこ行ってたの?』


恒一『え……ちょっと、ね』

小椋『ふうん?』

恒一『あはは…』

小椋『それ――なに入ってるの?』

恒一『べ、勉強道具に決まってるじゃないか』

小椋『それだけ?』

恒一『それだけ』

小椋『あやしい…』ジー

この本だけはどうにか死守しなくては…。


小椋『んんー?』ジトー

ふと、先ほど見たお宝本を思い出した。

恒一『……』

目の前の小椋を観察してみる。

恒一『……』ジー

小椋『な、なに?』

……。

1、嘲笑する
2、励ます
3、だがそれがいい

>>521

3


恒一『だがそれがいい』

小椋『え?』

恒一『小椋さん!』

小椋『はいっ』ビクッ

恒一『ぼくは小椋さんみたいな人、好きだよ』

小椋『へ?』

恒一『すごく需要があると思うんだ』

恒一『もちろんぼくにも』ニコッ

小椋『な、何言ってんの!?』ドキッ


恒一『じゃ、そういうことだから!』ダッ

小椋『ああっ、ちょっとー!』

タッタッタッ…

小椋『……』

小椋『え?』

うまく逃げきれた。


~放課後~


うまくピンチを切り抜け放課後だ。

どうしよう?

1、赤沢に声をかける
2、多々良と帰る

>>530

2

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


~下校~


多々良『あの、榊原くん。本屋さんに寄りたいのですが』

恒一『ああ、いいよ。何の本買うの?』

多々良『ちょっと、お料理の本を』

恒一『へえ、多々良さんって、料理するんだ?』

多々良『いえ、じつは全然できないんです』

多々良『でも覚えたいなあ、と思ってて…』

恒一『勉強中?』

多々良『――はい』

恒一『そっか……』


恒一『迷惑じゃなかったら、ぼくが手伝おうか?』

多々良『え? 榊原くんって料理できるんですか?』

恒一『こう見えても前の学校では料理研究部だったんだよ』

多々良『そうなんですか!』

ギュッ

いきなり多々良が両手を握ってきた。

恒一『た、多々良さん?』

多々良『是非、私に教えてください!』


恒一『う、うん。――ぼくでよければ』

多々良『あぁ…。ありがとうございます』

多々良『榊原くんが教えてくれるなんて…』

多々良はうれしそうに微笑んでいる。

恒一『う、うん…』

多々良『…』ニコニコ

手を握られたままだ…。


多々良『…』ニコニコ

恒一『た、多々良さん、そろそろ手を…』

多々良『ハッ――ご、ごめんなさい!』バッ

多々良に料理を教えることになった。

多々良『ふふ、約束ですよ?』


~自宅~


恒一『お父さん。今日もよろしく』

陽介『おう』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 7/10
小椋由美 8/10


恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―





~昼休み~


今日は誰と過ごそうか?

1、赤沢
2、みんなで遊ぼう

>>547






弁当を食べ終わり、缶コーヒーに手をつけた。

赤沢『え、コーヒー…?』

恒一『はは、赤沢さんのおかげで少し飲めるようになったんだ』

赤沢『そ、そうなんだ…』

心なしか嬉しそうだ。


赤沢『でも、それ甘すぎない?』

恒一『ん、そうかな?』

赤沢『私はそう思ったけど。そもそも、缶コーヒーはブラック以外どれもこれも甘すぎで……』

赤沢のコーヒー講義がはじまった。

すこしコーヒーに詳しくなった……気がする。

赤沢と楽しく昼休みを過ごした。


~放課後~


今日はどうしようか?

1、赤沢に声をかける
2、多々良と帰る

>>559

2


多々良と帰ろう。

……そういえば、料理を教える約束をしていた。


~多々良の家~


トントントン…

恒一『なんだ、多々良さん上手じゃない』

多々良『こういうのは得意なんですけど…』トントン…

多々良の包丁捌きはなかなかのものだ。
実は自分が教える必要はなかったのかもしれない…。






恒一『ここで塩だね…』

多々良『はいっ』ファサー

恒一『ちょ、ちょっと多かったかな…』

多々良『え? ご、ごめんなさい』





恒一『次はみりんで――』

多々良『はいっ』トクトク…

恒一『ん? 多々良さん! それオリーブオイル!』

多々良『ええ?!』ゴトッ

恒一『ああっ、しょうゆが…』

多々良『ごめんなさいぃ!』

かわいい
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2721782.jpg






恒一『……』

多々良『……』

すごいものが出来上がってしまった。
味もすごかった…。

恒一『も、もう一回つくろう!』

多々良『はい…』






恒一『……』

多々良『……』

今度もあまり良い出来とはいえない。
が、先ほどのものよりはマシだろうか。

恒一『……もう一回、やってみよう』

多々良『はい…』

多々良と料理の特訓をした。
少し上達した……と思いたい。


~自宅~


恒一『お父さん。今日もよろしく』

陽介『おう』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 8/10
小椋由美 8/10


恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―





~昼休み~


毎度のことながらあっという間に昼休みだ。
今日は誰と過ごそう?

1、鳴と過ごしていたが…
2、みんなで遊ぼう

>>575

2






恒一(中3にもなってかくれんぼなんて――と、思っていたけど)

恒一『はあ、はあ…』

恒一(やってみると楽しいもんだなぁ)

さきほど鬼(風見)に見られたような気がする。
早く隠れなければ…。

>>565
ガチで可愛い


ガラッ

近くの空き教室に入ると少し大きめのロッカーが視界に入った。
あそこに隠れよう。

ガチャッ

恒一『あっ』

小椋『え?』

……先客がいた。
同じく彼女も参加者なのだが…。


コツ…コツ…

恒一『まずいっ』

小椋『ちょっ――』

慌てて小椋がいるロッカーに入った。

バタン

風見『ここは…?』ガラッ

やはり風見だったようだ。

恒一『……』

小椋『……』

恒一『……!?』

小椋『……ぁ』

小椋を抱きしめてしまっている!

恒一『……』

小椋『……』

僅かな隙間から差し込む光で、かろうじてお互いの顔が見える。
顔が近い…。


恒一『……』ジー

小椋『……』ジー

なぜかお互いに目を離せない…。

小椋『――っ』

とうとう小椋が息を呑んだ。叫ばれるのだろうか? 
だが口を塞ごうにも狭くて手をもっていくことができない。

どうしよう?

1、見つかるわけにはいかない。口で塞ぐ
2、あきらめて目を閉じる

>>592

2だな


全てをあきらめ、祈るように目を閉じた。

…チュッ

恒一『ん!?』

小椋『……ん』

唇に温かくやわらかい感触が……。

小椋『ん……んぅ……』

恒一『……ぅ』

しばらく動けなかった。





ガチャ

風見はとっくにいなくなっていた。

恒一『……』

小椋『……』

非常に気まずい…。

恒一『えっと……おぐらさ――』

小椋『わ、私! 別のところに隠れるね!』ダッ

恒一『え――』

ガラッ!

タッタッタッ…

恒一『……どうしよう』

小椋とキスしてしまった。


~放課後~


いろいろあったが放課後だ。
今日はどうしよう?

1、赤沢に話しかける
2、多々良に料理を教える
3、小椋がこちらを見ている

>>604

3


小椋『榊原くん』

恒一『小椋さん…』

小椋『今日……部活終わるまで待っててもらえない?』

恒一『え?』

小椋『一緒に帰りたいから…』

昼休みのことで話があるのだろうか…。

恒一『……うん』


~下校~


トコトコ…

恒一『……』

小椋『……』

会話がない…。

小椋『……』

スルッ

恒一『っ!』

小椋の指が手に絡んできた。

クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?


ギュッ

恒一『ああっ』

小椋『っ!』

つい握ってしまった。どうすれば…。

恒一『……』

小椋『……』ギュッ

握り返されてしまった!

小椋『えへへ♪』ニギニギ

恒一『……』

手をつなぎながら下校した。

ああああああああああああああああああああ

かわえええええええええええええええええええええ

うあわああああああああああああああああああああ

コンビニいってくる


~自宅~


なんて日だったんだ…。

恒一『お、お父さん。今日もよろしく』

陽介『ん? おう』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 8/10
小椋由美 9/10


恒一『ありがとうお父さん』


―翌日―





さ、昼休みだ。
今日はどうしよう?

1、多々良が笑顔で手招きしている
2、屋上で気分転換だ

>>647

1


~教室~


多々良『榊原くん榊原くん』

多々良が笑顔で手招きしている。
行ってみよう。

恒一『どうしたの?』

多々良『一枚選んで?』

目の前に3枚のカードが差し出された。
カタカナで人の名前?が書かれている。

恒一『これは?』

多々良『当りは1つだけだよ』


恒一『え? いや、だからこれは何なの?』

多々良『いいからいいから♪』

教えてくれるつもりはないらしい。

恒一『……どれでもいいの?』

多々良『いいよ』

恒一『うーん…』

さっぱりわからない。
こうなったら当てずっぽうだ。

1、アガサ
2、ヴァン
3、エラリイ

>>656

3


多々良『あ~あ、残念』

恒一『え? はずれ?』

多々良『うん』

恒一『それで?』

多々良『これだけだよ?』

恒一『え?』

多々良『もし当たってたら――』

多々良『ふふふ…』

恒一『……』

なんだったのだろう?
当たらなくてよかったような気もする…。


~放課後~


さて、今日はどう過ごそうか?

1、赤沢に話しかける
2、多々良に料理を教える
3、小椋が話しかけてきた

>>663

2


~多々良の家~


恒一『手際はいいんだけど…』

多々良『うぅ…』

恒一『うーん…。多々良さん――』

恒一『調味料とかを使う前に、自分でよく確認したほうがいいね』

恒一『たぶん本ばかりに目がいって、注意がそれちゃってると思うんだ』

多々良『うん…』


恒一『だから、本はもう見ない』パタン

本をしまった。

多々良『ああ…』

恒一『ぼくが全部教えるから』

多々良『榊原くんが…?』

恒一『うん。だからもう一回やってみよう?』

多々良『……うん』コクッ





出来上がった料理はなかなかのもの……に見える。
問題は味だ。
自分が見ていた限り、問題はないと思うのだが…。

多々良『…』ソワソワ

恒一『ゴクリ…』

思い切って箸を口に運んだ。

パクッ

モグモグ…

恒一『……おいしい』

多々良『え』


恒一『はい』

多々良の口に箸を運んだ。

恒一『食べてみて?』

多々良『あっ……うん』

パクッ

恒一『どうかな?』

多々良『……おいしい』

恒一『よかったね』ニコッ

多々良『う、うん! ありがとう恒一くんっ』






恒一『でも多々良さん、どうして料理なんて覚えたいの?』

多々良『うーん、とくに理由らしい理由があるわけじゃないけど』

多々良『楽しいから、かな?』

恒一『あ、ぼくといっしょだね』

多々良『恒一くんも?』

恒一『うん。まあ、始めたきっかけは違うんだけどね』

恒一『でもあまり同い年の人に、料理好きな人っていないんだよね』

恒一『見崎なんて、まるで作る方には興味なさそうだったし』

多々良『見崎さんが?』


恒一『はは、レトルトを温めるくらいなんだって。まあ、見崎らしいけど』

多々良『……見崎さんと、仲良いんだね』

恒一『そうかな?』

多々良『そうだよ…』

多々良『見崎さん、あまり自分から他人に関わろうとしない子だったのに…』

恒一『うーん。まあ、確かにそんな感じがするけど、いい子だと思うよ?』


多々良『そうなんだ…』

恒一『そう思うけど…』

多々良『……』

恒一『……』

多々良『……』

恒一(……あれ?)

微妙な空気の中で多々良と過ごした。


~自宅~


恒一『好感度は、っと』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 9/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 9/10
小椋由美 9/10


―翌日―


そろそろ大詰めだ。
特に放課後は慎重に行動しよう。





~昼休み~


今日はどう過ごそう?

1、鳴と過ごしていたが…
2、気分転換に屋上へ

>>858

訂正

>>696

2


~屋上~


恒一『あ』

小椋『あ』

屋上に小椋がいた。

恒一『お、小椋さんもいたんだ』

小椋『まあね…』

恒一『……』

小椋『……』

小椋『こっち……来なよ』

恒一『う、うん…』スタスタ


恒一『……』

小椋『……』

やはり会話がない…。

小椋『…』ススス…

ピトッ

恒一『っ!』

密着された。

小椋『…』コテン

さらに頭を肩に乗せられてしまった。
これでは動けない。

恒一『……』

小椋『~♪』

このまま昼休みを過ごした。


~放課後~


今日はどうしよう?

1、赤沢に声をかける
2、多々良に料理を教える
3、小椋に声をかけられた

>>715

しばらくぶりの赤沢さんのターン


恒一『失礼しましたー』ピシャ

職員室での用事を済ませ、いざ帰ろうというとき、前を歩いている赤沢を見つけた。

恒一『赤沢さーん』

赤沢『……』

恒一『あれ? 赤沢さん』ポン

赤沢『え? ……ああ、恒一くん』

様子がおかしい。

恒一『赤沢さん――』

赤沢『そうだ、恒一くん……いっしょに帰らない?』


恒一『え、部活は?』

赤沢『今日は……お休み』

やはり心配だ…。

恒一『じゃあ、帰ろうか?』

赤沢『…うん』


~下校~


恒一『赤沢さん大丈夫?』

赤沢『はぁ……大丈夫』

そう言う赤沢はフラフラだ。
これは…。

恒一『赤沢さん、ちょっとごめん』

赤沢の額に手を当ててみた。

赤沢『んー…?』

恒一『……やっぱり。すごい熱だよ、具合悪いんでしょ?』

赤沢『そうかも…』


恒一『部活休んだんだね』

赤沢『行ったんだけど……彩にすぐ見つかっちゃって…。はぁ…』

赤沢『迷惑…かけたくなかったんだけど…』

恒一『そっか…』

やはり見た目通り強い人なのだろう。
一緒に帰ろうと誘ってくれたのは、少しは信頼されているからなのだろうか…。

恒一『自宅の電話番号は? 迎えに来てもらおうよ』

赤沢『ううん。今の時間は……家に誰もいないの』


恒一『じゃあ…』

赤沢の前に回りこみ、その場にしゃがんだ。

恒一『はい』

赤沢『?』

恒一『おんぶしていくから、赤沢さんの家に案内してよ』

赤沢『え? でも…』

恒一『いいから。――さ、乗って』





説得には数分を要した…。


赤沢『重くない?』

恒一『それなりに、重い』ハァハァ…

女の子とはいえ、人ひとりを背負っているのだ。
これは思った以上に重労働だ。
さらに背中に感じる弾力がすさまじい。

恒一『はあ…はあ…』

赤沢『気遣い、ゼロね』

恒一『胸も思いっきり、押し付けられちゃってるなあ』

赤沢『うぅ…』

恥ずかしいのか言い返す気力がないのか、赤沢は大人しい。


赤沢『……容赦ないのね』

恒一『はあ、はあ…せっかく赤沢さんが弱っているんだから…っ、仕返ししておかないとね』

赤沢『……いじわる』

恒一『はは…』

赤沢『……』

恒一『はあ…はあ…』

赤沢『……すき』

恒一『えっ――』

赤沢『そこ、左ね』

恒一『あっ、ああ、うん』

汗だくになりながら赤沢を家まで送った。

~自宅~


恒一『好感度はどうなってるかな、っと』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 10/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 9/10
小椋由美 10/10


―翌日―


今週の土曜は休日だが…。

1、赤沢から電話が
2、多々良に料理を教えに行こう
3、小椋から電話が

>>752

2


~多々良の家~


多々良『…』トントントン…

多々良の持つ包丁から小気味良い音が聞こえてくる。

多々良『…』トントントン…

しかし今日の多々良はどこか上の空だ。
大丈夫だろうか…。

恒一『多々良さん、ちょっと細かすぎじゃないかな?』

多々良『え? あっ――』

ザクッ


恒一『!』

多々良『っ…』

手元が狂ったのか包丁で指を傷つけてしまったようだ。
傷口が赤く染まっていく。

1、救急箱を取ってくる
2、緋色の囁き

>>761

1


恒一『多々良さん!』

多々良『あっ』

恒一『救急箱もってくるよ! どこにあるの?』

多々良『廊下を出てすぐの棚に…』

恒一『わかった』ダッ

救急箱を探しにいった。





恒一『傷は深くないみたいだけど、念のため今日の特訓は中止にしておこう』

多々良『ごめん、せっかく来てもらったのに…』

恒一『ううん。大事にならなくてよかったよ』

恒一『多々良さんの手、きれいだからね』

多々良『えっ? あ、ありがとう…』

多々良『……』

恒一『……』

多々良『手、握ってみる?』

恒一『え?』

ペロペロ


多々良『な、なんでもない…』

恒一『……』

ギュッ

多々良『あ……』

恒一『ちょっと、冷たいね…』

多々良『……恒一くんは、あったかいね』

土曜を多々良の家で過ごした。


~自宅~


恒一『好感度はどうなっているかな?』


好感度

見崎鳴 10/10☆
赤沢泉美 10/10
綾野彩 10/10☆
多々良恵 10/10
小椋由美 10/10


すごいことになってきたが…大丈夫だろうか?

小椋→多々良→赤沢で


―翌日―


日曜はあいにくの豪雨だ。
何かの前触れだろうか…?

こんな日は家に引きこもっているに限る。


―翌日―


少し早く目覚めてしまった。

外は快晴だが……なにやら嫌な予感がする。

どうしようか?

1、早めに登校しておこう
2、気のせいだろう

>>789

1

修羅場になれば 小椋さんが勝つだろうな


早めに登校しておこう。





~登校~


赤沢『恒一くん』

恒一『あ、赤沢さん』

赤沢『おはよう』

恒一『おはよう。もう熱は下がった?』

赤沢『おかげさまでね。――よくもやってくれたわね』 ニヤリ

恒一『あ……あはは…』


赤沢『冗談よ』

赤沢『恒一くんは、今日の放課後ってなにか予定ある?』

恒一『えーっと……今のところなかったと思うけど?』

赤沢『そっか。じゃあ、何も予定が入らなかったら声かけてね』

赤沢は放課後に用があるらしい。
覚えておこう。





~休み時間1~


多々良『恒一くん』

恒一『あ、多々良さん。どうしたの?』

多々良『今日の放課後って、何か予定ある?』

恒一『放課後?』

多々良『ちょっと……一緒に帰れたらなって思って』

多々良『ああ、他に予定があったら別にいいんだ』

恒一『そう?』

多々良は放課後一緒に帰りたいようだ。
覚えておこう。

こwwwれwwwwはwwwww


~休み時間2~


小椋『さ、榊原くん』

恒一『小椋さん…』

小椋『今日の放課後……暇?』

恒一『う、うん……たぶん』

小椋『そう。……じゃあさ、もしよかったら、榊原くんの家いってもいいかな?』

恒一『ぼくの? い、いいけど…』

小椋『ホント? あ、でも何か他に用事とかあったら別の日でもいいから』

小椋『じ、じゃあね!』

小椋は家に来たいらしい。
覚えておこう。


~昼休み~


鳴と過ごそうか。





多々良『…』ジー…

恒一『だから、望月の年上趣味のルーツは知香さんにあると思うんだ』

鳴『そうかな?』

恒一『白状させてみようか?』

鳴『ふふ。かわいそうだよ』

多々良『むぅ…』


恒一『でも面白そうじゃない?』

鳴『……少し』

恒一『あははっ』

多々良『――恒一』

恒一『え? あっ、多々良さん?』

多々良『ちょっと』グイッ

鳴『榊原くん…』

多々良『…』グイグイ

恒一『ああ、ごめん見崎。またあとでー』ズルズル…

廊下に引きずり出されてしまった。


恒一『ちょっと多々良さん、どうしたの?』

多々良『……』

恒一『多々良さん?』

多々良『んん、こほんっ…』

多々良『ダメだよ?』

恒一『え?』

多々良『だから。――あんまり……デレデレしてちゃ、だめ』


恒一『な、なんのこと?』

多々良『いいからっ! わかった!?』

恒一『は、はいっ』ビクッ

多々良『それじゃあ恒一くんは、このまま私とおはなし』

昼休みを多々良と過ごした。
少し怖かった…。


~放課後~


……これが最後の選択かもしれない。慎重に選ぼう。


1、赤沢
2、多々良
3、小椋

>>825

3


~恒一の部屋~


部活動が休みだという小椋にせがまれ、家に連れてきた。

小椋『……』ソワソワ

恒一『……』

小椋『さ、榊原くん…』

恒一『……』

小椋『榊原くん?』

恒一『え? ご、ごめん…なに?』

小椋『んしょっと…』

小椋が肩に両手をついてきた。


恒一『あ』

小椋『……』

顔が徐々に近づいてくる…。

恒一『ま、待って小椋さん!』

小椋『?』

恒一『やっぱり、こういうのっておかしいよ』

恒一『付き合ってるわけでもないのに、キスなんて…』

小椋『え……?』


恒一『いまさらだけど、この間のこと謝るよ――ごめんなさい』

恒一『簡単に許してもらえるようなことじゃないかもしれないけど…』

恒一『ぼくはまた、小椋さんと前みたいな関係に戻りたいんだ』

恒一『こんなギクシャクした感じじゃなくて』

恒一『前みたいに、小椋さんといろんなこと話したり、冗談言い合ったりして――』

ギュッ

恒一『っ、お…小椋さん?』

体にしがみつかれた。


小椋『なにそれ?』

小椋『どうしてそんなこと言うの?』

恒一『……』

小椋『謝らないでよ』

小椋『いまさら……勝手だよ!』

恒一『ご、ごめ――』

小椋『謝らないでって言ってるでしょ!?』

恒一『っ……』


小椋『……好き』

小椋『榊原くんが好きなの…』

小椋『だから、あのとき榊原くんとキスできて――』

小椋『私はすごく嬉しかったんだもん!』

小椋『なのにどうして謝るの?』

恒一『……』


小椋『さっき、榊原くんは……元に戻りたいなんて言ってたけど――』

小椋『私は戻りたくない…』

小椋『榊原くんの、恋人になりたい!』

恒一『…ぁ』

小椋『……なってよ』

涙を流しながら、すがるようにこちらを見上げてくる。

恒一『小椋さん…』


小椋をやさしく抱きしめた。

小椋『っ!』

恒一『ぼくも、小椋さんと恋人になりたい』

小椋『……ぇ?』

恒一『本当はぼくだってそう思ってた……。そう思ってたのに、怖くて…』

恒一『キスしちゃったから――』

恒一『だから、仕方なく恋人みたいなことを、してくれているんじゃないかって』


恒一『でも、小椋さんが言ってくれた。だからぼくも…』

恒一『後になっちゃって、ホントに卑怯だけど――』

恒一『小椋さん。ぼくも、小椋さんと恋人になりたい』

恒一『なってください』

小椋『……最初からそう云ってよ』

ギュッ

きつく抱きしめたれた。

恒一『ごめん…』

小椋『ふふ、また謝ってる』

恒一『あぅ…』

由美たん可愛すぎ


小椋『……ねえ、もっとギュッってして』

恒一『うん』ギュッ

小椋『離さないで』

小椋『好きなんだよ…』

恒一『……ぼくもだよ』

しばらく自室で過ごした。

小椋と恋人になった。


――――――


恒一「小椋さん…」ドキドキ

バチンッ!

恒一「いたっ!」

バチンッ!

恒一「いたいっ!」

赤沢「恒一くん、いい加減にして」

鳴「いい加減にして」

恒一「ぼ、暴力はよくないよ。――って、赤沢さんはわかるけど、なんで見崎がそっち側にいるんだよ!」

勅使河原(ついにサカキに手を出したか。暴力的な意味で)

望月「女の子って怖いね、榊原くん。やっぱり男同士だよ」


――――――


―夏休み某日―


小椋に夜見山市内をいろいろと案内してもらった帰り道。

恒一『小椋さん、あとどのくらいかな?』

知っている道に出るまで、これまた小椋が案内してくれているのだが…。

小椋『もう少しだよ』

ぼくの腕にしがみつきながら小椋が答える。
嬉しいけど、暑い上に歩きづらい。

恒一『あの……ちょっと離れてみない?』

小椋『やだ』

何度か提案してみているけど、ことごとく拒否される。


さらに、

恒一『ここ、さっきも通らなかった?』

小椋『……さあ?』

このやり取りも、もう何度目だろう…。

恒一『小椋さん――』

恒一『明日もまた会えるから』

小椋『……本当に?』

恒一『ほんとう』


小椋『じゃあ、ムギュッってして』

恒一『えっ?』

小椋『いいでしょ…?』

切なげにこちらをみてくる。

恒一『……はい』

ムギュウ

小椋『あふ…』

やっぱりもう少し弾力がほしいかな…。


恒一『これでいい?』

小椋『じ、じゃあ次は……き、キスを』

恒一『えぇっ?!』

小椋『んっ』

目を閉じて口をこちらに差し出している。
ここが公道じゃなければ、喜んでしているところだけど…。

小椋『んー』

恒一『はぁ…』

いつになったら帰れるんだろう?



―小椋END―


――――――


赤沢「くぅ…もうこうなれば私のエンディングが見れればなんでもいいわ」

恒一「で、でももう時間が…」

赤沢「なによ? 恒一くんは私とチュッチュしたくないの?」

恒一「したいです」

バチンッ!

恒一「いたっ!」

鳴「…」ギュウ

恒一「見崎、抱きつかれるのはうれしいんだけど、叩かなくていいよ?」


赤沢「で、では、恒一くんたっての希望ということで、ロードね」

勅使河原「すげーうれしそうだな」

望月「全員分できるかなぁ?」

鳴「…」ギュー

恒一「見崎、コントローラーが持てないから離れて」


――――――


~放課後~


……これが最後の選択かもしれない。慎重に選ぼう。


1、赤沢
2、多々良

>>895

2

~教室~


多々良『…』

鳴『次はいつ家にくるの?』

恒一『そうだなぁ、行こうと思えばいつでも大丈夫なんだけど…』

鳴『お母さんも会いたがってた』

多々良『……』

恒一『ぼくに? どうして…』

鳴『人形の感想を聞いてみたいんだって』

恒一『そうか、そういえば、どの子が好きかって訊かれてたっけ――』

多々良『恒一』ガシッ

恒一『えっ?』

多々良に腕をつかまれた。
いつからいたのだろう…。


多々良『今日は私の家に来るんでしょ。早くいこ?』

恒一『う、うん。じゃあね、見崎』

鳴『……』ポツン


~多々良の家~


なぜかキッチンではなく多々良の部屋に通された。

瞬間、

多々良『――っ』グイッ

恒一『うわ!』

ドサッ

いきなりベッドに引き倒されてしまった。


多々良『恒一くん…』

とっさに手をついたため、多々良に倒れ込むことは阻止できたが…

多々良『ごめん。怪我しなかった?』

恒一『うん…。多々良さんは?』

完全にこちらが押した倒した形になっている。

多々良『……』

恒一『ご、ごめんっ。すぐ退くから』

多々良『――待って』

ギュッ

首にしがみつかれてしまった。


恒一『多々良さ――』

多々良『好きなの』

多々良『離れたくない』

恒一『え…』

多々良『見崎さんに、取られたくない』

多々良『誰にも渡したくない…』

恒一『多々良さん…?』

多々良『あなたが……大好きだから』

多々良『ずっとあなたと一緒にいたい』


体の震えから彼女の想いが伝わってくる。

多々良『私じゃ、だめかな……?』

恒一(そんなに想ってくれてたのか…)

それが素直にうれしかった。
だから、あの時と同じように、笑顔で云う。

恒一『――ぼくでよければ』

多々良『っ…』

恒一『ぼくも、多々良さんと一緒にいたいな』

多々良『っ…』

多々良『……うんっ!』

多々良と恋人になった。






グイッ

恒一『わあっ!?』

いきなり体勢を入れ替えられた。

多々良『こういち…』

多々良はとろんとした目でこちらをを見ている。
身の危険を感じる…。


多々良『ねえ、私たち、もう恋人同士だよね?』

恒一『え……ひっ――』

シャツの下から手を入れられた。
冷たい手が心臓の上で止まる。

多々良『すごくドキドキしてるね』

多々良『私もだよ?』

恒一『た、多々良さん…』

多々良『ふふ、かわいい』

多々良『ん……』

恒一『んん!?』

夜遅くまで多々良の部屋で過ごした。


――――――


恒一「多々良さぁん」ニヘラ

赤沢「……」

鳴「……」

恒一「!?」

恒一(今、振り返ったら、ぼく死ぬ?)

勅使河原(そうだサカキ。せめてエピローグ観るまでは振り返るなよ)

望月「さ、榊原くん殺されないよね?」ヒソヒソ

勅使河原「……わからん」


――――――


―夏休み某日―


ぼくたちは夜見山から少し離れた公園に二人で来ていた。

多々良『ど、どうぞ…』

恒一『うん。じゃあ、お手並み拝見』

パカッ

恒一『――おお』

弁当箱を受け取り蓋を開けると、色とりどりのおかずが綺麗に並んでいた。
すべて多々良が作ったものらしい。


恒一『いただきます』

多々良『はい…』

パクッ

モグモグ

多々良『…』ジー

恒一『うん……おいしいよ』ニコッ

多々良『ほ、ほんとう?』

恒一『本当だよ。すごくおいしい』

多々良『よかったぁ』ホッ


恒一『ふふ。これはもう、ぼくなしでも大丈夫かな』

多々良『ううん、そんなことない。私にはあなたが必要だよ』

多々良『それに、まだまだ覚えたい料理はたくさんあるの』

多々良『だから――』

多々良『ずっと一緒にいてねっ』



―多々良END―


――――――


勅使河原「おいサカキ! しっかりしろ!」

望月「こんなにボロボロになっちゃって…」

鳴「ふんっ」プイッ

赤沢「結!局! 私のエンディングが観れなかったじゃない!」

恒一「あ……赤沢さん。ぼくだって、赤沢さんのエンディングが観たかったんだ」

赤沢「恒一くん……」

恒一「だから……いつか一緒に観よう?」

赤沢「う、うん……いつか、かならずね!」

いつか……って、それはどのくらい現在と離れた未来のことだろう?

ぼくはそんなことを思いながら、静かに目を閉じた。

赤沢さんENDだけでいいなら適当に考えてあさってにでも立てるので許してください
残りも少ないですし
あした実家に戻らなきゃいけないんです

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