シノ「萩村起きたか、随分うなされていたが…」

スズ「か、会長…い、いえ…大丈夫です」

アリア「本当？どんな夢見てたのぉ？」

スズ「えっと…会長と…津田が付き合ってる夢を」

シノ「なんだと！夢の中で私と津田はセックスをしていたのか？」

スズ「ハイ？し、してませんけど…」

シノ「なんだ…夢の中でも処女を捨てられないとは…」

アリア「シノちゃん、夢で捨てても現実は辛いよ？」

スズ(何…この会話…)

アリア「それでスズちゃん、津田～って寝言言ってたんだね♪」

スズ「うぇっ！わ、私そんなこといってたんですか？」

シノ「うむ…もしかして萩村、津田の事…」

スズ「ち、ちがっ！私は決して！」

シノ「を使って擬似セックスを体験しようとしたんだな！」

スズ「…ハイ？」

シノ「流石萩村…天才だと夢も操作してそんな体験も出来るのか」

アリア「いいなぁ、私も津田君の調教を進めたいなぁ～」

スズ「そんなわけあるかっ！！」

シノ「まぁなんだ…会議までまだ時間があるしもう少し寝たらどうだ？」

スズ「え？い、いいんですか？」

シノ「うむ、最近は何かと忙しいからな、ゆっくり寝るといい」

スズ「…そ、それじゃあもう少しだけ…」

ー5分後ー

スズ「…Zzz」

シノ「寝たな」

アリア「寝ちゃったね」

シノ「まさか私と津田と付き合ってたらというネタ会話をきいてその夢を見るとは…」

アリア「そうだねぇ～私たちの会話で夢になるのかな？」

シノ「つまり…私たちの会話次第で萩村に色々な夢を見せられるということだな！」

アリア「！！」

アリア「そんなうまくいくのかなぁ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

シノ「わからん…だが試してみる価値はありそうだ」ﾎﾞｿﾎﾞｿｯ

アリア「じゃあ…津田君がスズちゃんに猛烈アピールしてくる夢とか見せてあげよう♪」

シノ「まぁ普段の津田ならありえないからな！面白そうだ！」




津田「…萩村」

スズ「…あれ？津田？」

津田「萩村！」ｷﾞｭｳ

スズ「ふぇぇぇぇ！？な、なな！！！？」

津田「萩村って何でこんなに可愛いんだ…」

スズ「！？」

スズ(な、なんで津田が急に！？）

スズ「な、なに言ってるのよ！つ、津田！」

津田「仕方ないだろ…萩村が可愛すぎるのがいけないんだ」

スズ「ええええええええええ！？」

津田「萩村…俺のことどう思ってる？」

スズ「な、なななによ…きゅ、急に…」ｶｧｧ

津田「…」

スズ「そ、それは…そのぅ…」

津田「俺は…萩村のことが大好きだ」

スズ「！？」

スズ「わ、私もその……………す………好き…」ｶｧｧ」

津田「…萩村…いやスズ」

スズ「！！？」

津田「…ここでキスしていい？」

スズ「ふぇっ！？」

津田「駄目かな？」

スズ「あ、あの！ちょ、ちょっと待って！こ、心の準備が…」

津田「…目瞑って欲しい」

スズ「…う、うん」

津田「…」ｸｲｯ

スズ(やばいやばいやばい！こ、こんな…わーわー！)



スズ「うわぁ！」ｶﾞﾊﾞｯ

シノ・アリア「！？」ﾋﾞｸｯ

スズ「…」

シノ「ど、どうした萩村…また変な夢でも見たのか？」

スズ「ゆ、夢…夢…だった」ｶｧｧ

アリア「大丈夫スズちゃん？顔真っ赤だよ？」

スズ「へ！…だ、大丈夫です！も、問題ありません！」

シノ「そうか…」ﾁﾗｯ

アリア「ならいいんだけど…」ﾁﾗｯ

シノ(間違いない…実験成功のようだな)

アリア(凄いねぇ…うらやましいなぁ)

スズ(もうちょっと…見てたかった…)ｶｧｧ

ｶﾞﾁｬ

津田「すみません、遅くなりました」

スズ「！」ﾋﾟｸｯ

シノ「やぁ津田、日直ご苦労」

アリア「お疲れ様、津田君」

津田「いえ…あれ？萩村顔真っ赤だけど大丈夫？また風邪？」

スズ「べ、別になんでもないわよ！ちょ、ちょっと…熱いだけ」

津田「そっか…ならいいけど無理しないほうが良いよ？」

スズ「あ、ありがと…」

スズ(津田ぁ！こ、こんなタイミングで優しくしないでよ…)

シノ「…」ｼﾞｨｰ

アリア「ところでスズちゃんさっきはどんな夢見てたの？」

スズ「うぇ！？」