エレン「おい!ジャン!!」ジャン「俺は夢でも見ているのか?・・・・」(131)

キース「貴様は何者だ!?」 グワッ

アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!!」バッ

キース「そうか!バカみたいな名前だな!!親が付けたのか!?」

アルミン 「自分でつけました!!!!!」

キース「アルレルト!貴様は何しにここに来た!?」

アルミン「人類の勝利の役に立つためです!!」

キース「それは素晴らしいな!!貴様にはみんなの餌にでもなってもらおう」3レツメ ウシロヲムケ

ジャン「(何なんだよこれ...セリフなんて全く考えてねーぞ…どうするんだよこれ!?)」アセ

トコトコトコ スッ

キース「貴様は何者だ!」グワッ

ジャン「トロスト区出身!ジャン・キルシュタインです!」

キース「何のためにここに来た!?」

ジャン 「・・・・・憲兵団に入って安全な内地で暮らすためです!」

キース「そうか!貴様は内地に行きたいのか?」ギロッ

ジャン「はい!!」ニカッ

キース「フンッッ!!!!!!!!!」ブンッ ゴイィィ"ィ"ン!!!!!! ヒュー ドサッ!!

キース「」

ジャン「・・・・・・は?!(なんだ!?いま何が起きたんだ!?落ち着け俺 冷静に考えるんだ)」

モブ1「お、おい今……………」ザワザワ

モブ2「ああ、あいつ、2mは軽く越えてる教官の頭突きを弾き返しやがった………」ザワザワ

モブ3「スッゲーなおい、頭突きした方の教官が3m飛んだぞ!?された方の人は少しも微動だもしなかったのに……」ヒソヒソ

モブ4「教官頭から血を流して気絶してるね……大丈夫かな?」ヒソヒソ

ザワザワザワザワ

ジャン「(なんだと!? 俺が教官の頭突きを弾き返しただと!?それも無意識に)」


アニ「・・・・・・(へぇ、面白い格闘技を持ってる人が居るようだね、これは楽しみが増えたかもね)」


・・・・・・・・・・・・・・
ドッドッドッドッドッ

コニー「オイ……あいつまだ走らされてるぞ!」

エレン「え? あいつは確か……教官を頭突きで飛ばした奴だよな?」

コニー「ああ、早から憲兵行き逃しそうな奴だな」

マルコ「そういえばエレン、君、出身とか聞かれなかったけど…どこに住んでいたんだい?」

エレン「ああ、アルミンと同じで一番最初に巨人が入ってきたシガンシナ区だ」

マルコ「えっ! ごめん」

コニー「ん? ってことはよ…………………


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


食堂 夜食時

エレン「違うぞ…巨人なんて大したことねぇ!オレだけが立体起動を使いこなせるようになればあんなの敵じゃない!」

エレン「そんで調査兵団に入ってこの世からすべての巨人を駆逐してやる!」ギリッ

ジャン「おいおい、正気か?」ハッ

ジャン「今お前、調査兵団に入るって言ったよな?」

エレン「お前は確か………教官に頭突きしてた

ジャン「うっせ!わざとやった訳じゃねーよ!!」アセアセ

ジャン「…っと、俺がいいたいのは調査兵団に入るなんてバカぐらいだってことだ」

エレン「おい!!そりゃどうゆうことだよ!?」ギロッ

ジャン「おっと、怒らせるつもりは無いんだ、正直なのは俺の悪い癖だから許してくれ」

エレン「……」

カンカンカンカン

ジャン「あんたの考えてを否定したい訳じゃないんだ、どう生きようがそいつの勝手だからな」

エレン「もういいよ、俺も喧嘩腰だったな」

ジャン「ああ、これで手打ちにしようぜ」スッ

エレン「ああ」スッ バチーーン!!!!!!

エレン「え? あ……ああ…………アアアアアアア"ァ"ァ"アアア 手があ"アアアアアア!!!!!!!!!!!」

ジャン「」

ジャン「……………(どうゆうことだ!?俺はただ手打ちしただけだぞ!……)」ボーゼン

現在公開可能な情報

ジャン・キルシュタイン

本人は全く気付いていないがジャンが寝てる間にジャンのお母さんによって改造されている。
ジャンの体重は1.5トンにおよぶ
機種番号はTーX型 ターミネーター コードネーム 【プロジェクト・ジャン】

原動力は内臓されている超小型プラズマ原子炉で発熱量は通常状態でも日本の原子力発電所に匹敵する。
骨格の材質は可鍛性セラミクスチタニウム装甲で産業用ダイヤモンドより硬い。
歩行スピードは車に追いつくほどのスピードを出す。時速は巡航で80キロメートル。最高で200キロメートル
武器は
ライトウェポン=プラズマイオン砲、火炎放射器
レフトウェポン=エンジンカッター、 データ転送用ポイント・ドリル

エレン「くぅぅぅ……………(腕の感覚が無くなってきやがった)」

ミカサ「エ、エレン!!大丈夫?」アセアセ

ジャン「(綺麗なつむじだ)///」ドキドキ

エレン「くっ、ああ、最初はびっくりしたがだんだん痛みにの感覚が無くなってきた…多分骨が折れてるが」イテテ

ミカサ「!!!!」ギロッ

ジャン「ひぃ」ギクリ

エレン「…おいミカサ、ジャンは別に悪気があった訳じゃないんだ、後で仕返ししようだなんて子供っぽい真似はやめろよ!それにオレはなぜか昔から怪我が1日で完治するから明日には治ってる、だからお前もそんなに気にするなよ」イテテ

ジャン「そ、そうだよな!エレン………オレと手打ちしてお前の骨が折れたのは、お前が弱いからだ。」

エレン「はぁ!? お前なにいっt

ジャン「…………………そしてオレがお前に手打ちしてしまったのは…………オレがお前と喧嘩する勇気が無かったからだあああ!! 本当にすまない!」ガクッ

エレン「ジャン……もういいよ、顔上げろよ?」

ミカサ「………」

エレン「ミカサ、そろそろ遅いから宿舎に行くぞ」スタスタスタ

ミカサ「分かった。これからも今までのように一緒に寝よう!」スタスタスタ

ジャン「なん…だと?!(あの野郎今までずっとあのつむじの綺麗な女の子と一緒に寝てたのか羨ましい)」ギリッ

ナニイッテンダヨ ミカサ キョウカラハクンレンヘイナンダカラダンジョベツベツノヘヤニキマッテルダロ

コニー「ふう~、食った食った!」トコトコトコ

ジャン「」 ズリィィィ ィ

コニーの服 ビリィ"ィ"ィ"

コニー「いッ、オ、オイ!!お前 なに 人の服を破ってんだよ!?」

コニー「今日初めて使う新品の服だったのに!どうしてくれんだよ!弁償しろよ!!」

ジャン「…………コニー、オレが軽く服を触っただけでお前の服が破れたのは………………お前の服が安物だからだ!!」スタスタスタ

コニー「なんだと」

翌日 適正訓練


キース「まずは貴様らの適正を見る!」

キース「両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!全身のベルトで体のバランスを取れ!」

キース「これができない奴は囮にも使えん!開拓地に移ってもらう」

キース「だが、立体起動再現器具の数は限られてる!よって訓練兵を2グループに分けて行う!今日はAグループ、明日はBグループだ!Bグループは兵站行進だ」

キース「記載のグループに別れたらさっそく訓練を始めろ」


メガネ教官「今期は出来るものが多いようだ。素質とゆう物であろう」

メガネ教官「人並み以上に出来るものもいれば人並み以上に出来ないものもいる……(ん?イェーガー訓練兵のベルトの金具が破損しているようだが……)」

キース「何をやってるエレン・イェーガー!! 上体を起こせ!!(ま、まずい、イェーガーのベルトの金具が破損している!しかしここでそのことを言ってはベルトの整備を行った私の立場が危うい、ここは我慢だ!待ってればいつか必ず最高のタイミングがやってくるはずだ)」

ジャン「ハハハハ、巨人を駆逐してやるって言ってた割には全く出来てねぇなエレン! 恥ずかしくないのかよ」

エレン「くっ、」ギリッ

ジャン「お前以外の奴は皆出来てるようだな?お前がよっぽど才能がないんだろうよ」ハハハハ

エレン「……(ここまで来て諦めてたまるか!!)」ギリッ

キース「キルシュタイン、お前はBグループのはずだが?さっさと兵站行進してこい!!」

現在公開可能な情報

人類は力では巨人に勝てない為、機動力を失うと勝ち目が無くなる。

ーーーーーーーーーー→ ジャン・キルシュタイン(最高速度 200km/h)

ーーーー→女型の巨人(最高速度 90~100km/h)

ーーーー→調査兵団の馬(最高速度 92km/h)

ーーー→立体起動装置(最高速度 70~80km/h)

ーーー→奇行種巨人(最高速度70~80km/h)

ーー→15m級巨人(最高速度 40~50km/h)

ーー→調査兵団の荷車(最高速度 40km/h)

ー→完全装備した兵士(全力走力で約30km/h)

アルミン「エレン、何も夜まで練習しなくてもさ~」スタスタスタ

エレン「アルミン、今はそんなこと言ってる場合じゃない!」スタスタスタ

ライナー「着いたぞ!」

ベルトルト「……」

カチャカチャ

エレン「よし、準備OKだ、ライナー、上げてくれ」

ライナー「行くぞ!」グルグルグル

グッググ

エレン「え!? 急に出来るようになったぞ!なんでだ?」

アルミン「エレン!!やれば出来るじゃないか!!流石だよ」

ベルトルト「……」

ライナー「おめでとうエレン、よく頑張ったな」

スタスタスタ

キース「イェーガー訓練兵! 」

全員「教官?!」

アルミン「きょ、教官、就寝時間を破ったことには深い訳がありm

キース「………………仕方ない、私も心は広い方なんでな、今回は見逃しておくとしよう。しかしイェーガー訓練兵、ついに立体起動が出来るようになったようだな?」

エレン「はい!」バッ

キース「よかろう、今回は合格だ」

エレン「はい!ありがとうございます!!」


翌日 Bグループによる適性検査


バキィ!!!! ドサッ!!

モブ「おい、いま例の奴を支える立体起動再現器具の3本の丸太が折れたぞ」ヒソヒソ

ジャン「……(…は?!……なんだよこれ!?いったいなんなんだこれ!?ふざけんじゃねーよ!)」アオザメ

キース「(あの立体起動再現器具は1トンの重さにも耐えれるはずだが……完全に重さで崩壊してる!)」アオザメ

キース「ワグナー訓練兵、こいつの立体起動再現器具の丸太を6本に変えろ!」

2時間後

トーマス「教官!立体起動再現器具の準備が完了しました!!」バッ

キース「うむ、キルシュタイン訓練兵!配置に付け!」

ジャン「はっ!!」カチャカチャ

モブ20人「持ち上げます!」グルグルグル


ブチィィ!!!!! ドサッ!!!!


全員「(今度はロープのほうが切れたか………)」

ジャン「・・・・(終わっちまった.....もうオレは憲兵になれねぇ、機動力を使えないから巨人食われて惨めに死ぬんだ………いい人生だった)」ジワッ

エレン「おい!ジャン!諦めるなよ!お前憲兵団に入りたかったんじゃなかったのかよ!!だったら2度失敗した程度で諦めてんじゃねーーー!!!」

ジャン「エレン………お前……………」ジワッ

キース「キルシュタイン訓練兵!!本来であれば、開拓地行き……と言いたい所だが私はお前の将来に期待してる。今日は立体起動の訓練は無しだ!Aグループと一緒に走ってこい!」

ジャン「はっ!」ダッダッダッダッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジャン「(ひとまず助かった……のか? しかしまずいぞ、このままじゃ巨人の餌行きになっちまう)」ドッドッドッドッ

エレン「危なかったな!ジャン!! 初期の段階で憲兵行きを逃すとこだった……もし良かったらオレが立体起動のコツを教えてあげるぞ?」タッタッタッタッタ

ジャン「よけいなお世話だ!!死に急ぎ野郎!」ドッドッドッドッ

エレン「はぁ!?お前、人がコツ教えてやろうと言ってるのになんだよその言いぐさは?」タッタッタッタッタ


カンカンカンカン


キース「本日の訓練はこれにて終了する!全員食事を済ませたら早めに寝て明日の訓練に備えろ」

ジャン「チッ! 明日は体術の訓練か…」

エレン「ああ、お前、既に立体起動危ういんだから体術サボれねぇな」

翌日 朝

エレン「早く着替えて食事を済ませて準備運動しないと」ヌギヌギ イソイソ

アルミン「ハハ 相変わらずだね、エレン」ヌギヌギ

エレン「よし!着替え終わった!アルミン、さきにいって飯食ってる」タッタッタッタッタ

アルミン「ええ~早いよエレン!待ってくれてもいいじゃないか~」タッタッタッタッタ


ジャン「だるぃな」ヌギヌギチンタラチンタラ

マルコ「ジャン、そんなにゆっくり着替えてたら遅れちゃうよ」

ジャン「着替える時ぐらいゆっくりさせろよ、あの死に急ぎ野郎は着替える時まで真面目にしやがって……気にくわねぇ」ブツブツ チンタラチンタラ

マルコ「なに言ってるんだよジャン、待っててあげるから早く着替えろよ」

ジャン「へぃへぃ」チンタラチンタラ

体術訓練

ダッダッダッダッ

エレン「ふんーーー!!」ドサッ

ライナー「イテテ…ほら次はお前がならず者をやる番だ」スッ

ライナー「全く…俺の巨体を投げ飛ばすとは…」

エレン「悪い…力の加減が下手でよ」

ライナー「お前、取っ組み合いに慣れてるようだが…」

エレン「街にいたころはゴリラみたいな腹筋女が遊び相手だったからな…」

ライナー「なんだそれ?」

エレン「気にするな…しかしどうなんだこの訓練は?兵士が獲物を素手で対応しようだなんてバカがやることだ」

ライナー「じゃあ どう対処すればいい?」

エレン「逃げりゃいいんだ そんなもん」

ライナー「そんなこと言ってたら超大型巨人に一生勝てないと思うぞ?」

エレン「ッ・・・・・くそッ、そうだったな!俺はなにがなんでも超大型巨人と鎧の巨人を駆逐しなくちゃいけねぇ!」ギリッ

ライナー「いや、それは違うぞエレン!悪いのは全部あの超大型巨人だ。あいつがお前達から全部取っていったんだ!!お前が恨むべきなのは超大型巨人だけだ!鎧の巨人は全くの無実だ!」

エレン「はぁ!?なに言ってんだよライナー…鎧の巨人だって内門を破ったんだぞ!?」

ライナー「いや、それはきっと超大型巨人が鎧の巨人を脅したんだろう…多分鎧の巨人は嫌々内門を破ったんだろう…つまりやっぱり鎧の巨人は悪くなくて超大型巨人が邪悪の権化なんだろう」

エレン「はぁ!?なにいっt

ベルトルト「それは違うと僕は思うよ?」

ライナー「……」

エレン「お前は確か…ベルトルトだっけ?何が違うと思うんだよ?」

ベルトルト「僕が言いたいのは超大型巨人はきっと鎧の巨人に脅されてただけだと思うよ?だから超大型巨人は全く悪くなくて全部あの鎧の巨人が悪いんだと僕は思う……」

ライナー「ベルトルト…お前、まともに喋れるのか?だが言ってることが支離滅裂としてるな?そもそもお前は向こうで訓練のはずだが?教官の頭突きが嫌なら訓練に戻れ!」ギロッ

ベルトルト「ッ・・・・・・」ギロッ スタスタスタ

>>26
178cmですので3cm高くなっています。

ライナー「行ったようだな」

エレン「ライナー……巨人は存在自体悪だ!!その中で超大型巨人が飛び抜けて悪ってだけだ」ギリッ

ライナー「ああ………かもしれんな……お前が真面目に訓練して強くなったら・・いつかお前に超大型巨人の正体を教えてあげてもいいと思ってる!」

エレン「ライナー!?お前さっきからなに言ってんだよ?…お前さぁ……疲れてんだよ」

ライナー「あぁ……」

エレン「少し休んだほうがいいぞ……」


ライナー「…!おい、エレン、あいつを見ろ!」

アニ「」キョロキョロキョロ

エレン「ああ…アニか…」

ライナー「また自分の訓練の班の人達に置いてきぼりにされて迷子になってるようだな」

ライナー「………」ニヤッ

ライナー「よーしエレン あいつをからかってやろうぜ!」

エレン「は?」

ライナー「あの天然で方向音痴ですぐ迷子になる奴に説教だ」

ライナー「兵士とはどうあるべきか…教えてやろうじゃないか」


アニ「……(……マルコとジャンは一体どこいったんだい!! こんなか弱い乙女を1人ぼっちにして2人だけで訓練してるっての?)」キョロキョロキョロ

アニ(班行動だってのに班員1人差し置いて訓練なんてずいぶん面白い冗談だね……)ジワッ キョロキョロ

ザッ ザッ ザッ

アニ「………(…………………ん?)」

ライナー「……」ニヤッ

ライナー「教官の頭突きは嫌か?それ以上身長を縮めたくなかったらここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」

アニ「………(ライナァア!!あんたは )」イラッ ギリリ

ライナー「ん?1人じゃ体術訓練は出来ないぞ?班員の所に戻るんだな!」ニヤニヤ

アニ「ッ…………!!」ギリリ

ライナー「どうした?………もしかして迷子かぁ!?」ニヤッ

エレン「おい、ライナー!!(アニが泣き出しそうじゃないか……)」

アニ「別に……私が迷子になったんじゃなくてあのバカ2人が迷子になっただけだよ……」ジワッ

ライナー「そりゃ迷子の子供の捨て台詞だな?」ニヤニヤ

アニ「ふんッ」バキィ!!!!!

ライナー「ぐぉおおおッ!???」クルクル ドサッ!!

ライナー「」チーン


エレン「・・・・すげーーな!!お前の倍近くあるライナーが宙を舞ったぞ……」

エレン「すげぇ技術だな………誰かから教えてもらったんだろ?」

アニ「……………お父さんが…」ボソッ

エレン「親父さんがムエタイをパクった本人なのか?」

アニ「そんなことどうでもいいよ……」

エレン「え?」

アニ「こんなことやったって意味なんてないよ」

現在公開可能な情報

マルコ・ボット訓練生とジャン・キルシュタインの行方について
朝、マルコはジャンが着替えるのを待ってたが、
あまりにもジャンが着替えるのが遅すぎてマルコは2度寝をしてしまった。
そして着替え終わったジャンもマルコが寝てるのを見て2度寝をしてしまった為、
アニがいくら探しても見つけることが出来なかった。

一方、アニ本人はマルコとジャンに置いてきぼりにされてしまったと勘違いをし
あの2人を見つけたらメッタメタに蹴ろうと考えていた。

アニ・レオンハートについて

彼女は重度の方向音痴であるため移動する際は必ず誰かの後を着けている
その為、気づいた時には全く知らない場所に居たりと
かなり迷子になりやすい。

エレン「この訓練のことか?意味がないってのは」


アニ「対人格闘術なんか点数にならない」

アニ「私を含む熱心な内地志願者はああやって流すもんさ」

アニ「過酷な訓練の骨休めに使っている」クイッ



トーマス「とりゃ!!!!」ブンッ!!

ミリウス「うわッ」ドシン!!

トーマス、ナック「ミリウス、大丈夫か?」

ミリウス「ああ、流石トーマスだな!完敗だ」

トーマス「いやいやミリウス、お前もなかなかいいせんいってたぜ!もういっちょいくぞぉ!!!」



アニ「・・・・・・あれ?」

エレン「まずい!! 教官だ!」

アニ「とにかく…体術訓練は1人じゃやる意味がない」

ビュッ ガシッ

アニ「なぜかこの世界では巨人に対抗する力を高めた者ほど巨人から離れられる」グググ

アニ「どうしてこんな茶番になると思う?」

エレン「さぁ……なんでだろうな!」グイッ

アニ「…」スッ バシッ!!!

エレン「!!!!」ドサッ

アニ「それが人の本質だからでは?」

エレン「う・・・・・」

アニ「私はこれ以上この下らない世界で兵士ごっこに興じられるほど………バカにはなれない」スタスタスタ


ライナー「お前はとことん兵士には向かんようだな………」

エレン「………」

夜 食堂

ジャン「そんな時は枕の下にエロ本を置けばいい」

ジャン「そうやって風習を利用すればすぐに眠れるしいい夢が見れる」

ジャン「まぁ…誰にでも出来るってわけじゃねぇんだろうがな」

マルコ「へぇ、そうすれば僕もモテるようになるのかな」

エレン(奴らは巨人から離れる為に巨人殺しの技術を高めてやがる……こりゃ確かに茶番だ)

エレン「おい!ジャン!お前……おかしいとは思わねぇのか?」

ジャン「なにがだエレン?」

エレン「巨人から遠ざかりたいがために巨人殺しの技術を磨くって仕組みをよ…」

ジャン「…………まぁそうかもしれんが」

ジャン「けどそれが現実なんだからそれに甘んじる他ねぇよな…オレの為にもこの愚策は維持されるべきだ」

エレン「このクズ野郎が!!」ガタッ

ジャン「弱いからってひがむんじゃねぇよ!!」ガタッ

モブ1「また始まった!」ガヤガヤ

モブ2「またかよ」ガヤガヤ

モブ3「よくやるなあの2人…」ヒソヒソ

エレン「だから…出来る奴ばっかが内側に引きこもりやがって……どうやって巨人に勝つって言うんだよ!!」

ジャン「オレに言われても知らねぇよ…」

ジャン「つーか……」チラッ

ミカサ「フゥー」タメイキ

ジャン「ふざけんなよてめぇ!!!!!!」ガシッ

エレン「グェ!??(くそ、片手で軽々しくオレを持ち上げてやがる!!なんて力だ)」

エレン「……この野郎…お前の力で引っ張ったら身体がちぎれちゃうだろうが!!」

ジャン「身体なんてどうでもいいだろうが羨ましい!!!」ジワッ

エレン「お前……いい加減にしないと………!」

エレン(……そうだ…こいつは…ただ感情を発散してるだけの今までの…オレだ)

エレン(オレはもう…違う オレは………………兵士だ!)バッ

モブ1「また始まった!」ガヤガヤ

モブ2「またかよ」ガヤガヤ

モブ3「よくやるなあの2人…」ヒソヒソ

エレン「だから…出来る奴ばっかが内側に引きこもりやがって……どうやって巨人に勝つって言うんだよ!!」

ジャン「オレに言われても知らねぇよ…」

ジャン「つーか……」チラッ

ミカサ「フゥー」タメイキ

ジャン「ふざけんなよてめぇ!!!!!!」ガシッ

エレン「グェ!??(くそ、片手で軽々しくオレを持ち上げてやがる!!なんて力だ)」

エレン「……この野郎…お前の力で引っ張ったら身体がちぎれちゃうだろうが!!」

ジャン「身体なんてどうでもいいだろうが羨ましい!!!」ジワッ

エレン「お前……いい加減にしないと………!」

エレン(……そうだ…こいつは…ただ感情を発散してるだけの今までの…オレだ)

エレン(オレはもう…違う オレは………………兵士だ!)バッ


エレンの服 ビリィィ"ィ"ィ"""" !!!!!

全員「!!!!」

エレン(技術を行使してこの場を納める) タッタッタッタ

アルミン「!?!!!!凄いよエレン!力じゃジャンに絶対勝てないから自分の服を破ってジャンの腕から逃れてすばやく食堂の隅に移動した!!!」

ジャン「・・・・・てめぇ今何しやがった!!」

エレン(裸)「今の技はな………お前がちんたら着替えてる間にオレが必死で習得した脱衣術だ」

エレン(裸)「楽して感情任せに生きるのが現実だって?」

エレン(裸)「お前………それでも………ん?」

全員「」ボーゼン

ミカサ「エレンの裸……///////」ポッ

エレン(裸)「・・・・しまった!!!!感情に任せに服を破ったせいでズボンとパンツまで一緒に破ってしまった!!!!!!」アアアアアアアア

女子訓練兵「キャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

今日はここまでです。

ギィィ

キース「今しがた悲鳴が聞こえたが……」

ミカサ「……」スッ

キース「アッカーマン訓練兵……なんた」

ミカサ「サシャがエレンの裸を見て興奮した音です!………///」

エレン「ミカサァァ!なに言ってんだよお前!?」

サシャ「ッ……///」ジー モグモグ

キース「貴様ッ!それは本当か!?」

エレン(世界は……なんて残酷なんだ………)

休日 街

マルコ「二人で街に出かけるのも良いもんだね」トコトコトコ

ジャン「ああ……今日は天気もいいしな」ドコドコドコ

アニ「……」トコトコトコ

マルコ「そういえば、ジャン、本屋でエロ本買いに行きたいんだけどいいかな?」トコトコトコ

ジャン「ああ、最初からそのつもりだ!しかし………枕の下にエロ本入れても誰にも効果があるってわけじゃないぞ?」ドコドコドコ

マルコ「試して見る価値はあると思うんだ」

ジャン「そうか……女子に見られないように少し遠くの本屋にいこうぜ」

アニ「」トコトコトコ

マルコ「ねぇジャン…………」フリカエリ

ジャン「なんだマルコ」

マルコ「……………(なんでアニがここに居るの?)」チラッ

ジャン「!!!………おいアニ……お前なんで俺達についてきてんだ?(しかもエロ本買いに街まで来た俺達に)」

アニ「・・・なにって……ただ食堂に行こうとしてたんだけど」

マルコ(まさか……アニは方向音痴だから食堂に行くためにたまたまアニの前を通った僕達に付いて来たのか?)

ジャン(まずい………コイツが居たんではエロ本を買いに行けねぇ…………)

ジャン(あわよくば……走って撒くか?……だけどこの街の中でアニを撒いたらアニが2度と訓練所に戻ってくる気がしねぇ!)

マルコ(ジャン…………悩んでいるのか?)

アニ「……?」

ジャン(アニが居たんじゃエロ本を買いに行けねぇ……だからと言ってアニを置き去りにすると後々が面倒になるぞ……)

ジャン(エロ本かアニ…………くっ………オレは…………オレはどっちを取ればいいんだ!?)

マルコ「ジャン!!僕は確信してることがあるんだ」

ジャン「!!」

マルコ「何も捨てることの出来ない者には何も変えることは出来ない!何かを変えることが出来る人は……きっと大切な物を捨てれる人だよ!」

ジャン(……そうか!!……オレはこんな下らねぇことになに悩んでたんだ……)

ジャン「今だ!」

マルコ「?」

アニ「?」

ジャン「走れマルコ!!走ってアニを撒くぞ」ドッドッドッ

マルコ「なんだってぇぇぇ!!!??(正気かジャン……こんな街の中でアニを置き去りにしたらアニはきっと餓死しちゃうよ!?)」タッタッタッタ

ジャン「オレには………オレには今何をするべきかが分かるんだよ!!!」ドッドッドッ

アニ「ちょ!!ちょっと待ちなよ!!………本気でか弱い乙女を迷路のど真ん中で置いてきぼりにするつもりかい??」タッタッタッタ

ジャン「許せアニ!!…………これは仕方ないことなんだ……………………………はッ!!ミカサ!?」ドッドッドッ ストップ


ミカサ「ジャン………………最ッ低」ギロッ

エレン「おいジャン! お前の行動見させて貰った………見損なったぞこのクズ野郎!!」ギロッ


ジャン「そんなことどうでもいいだろうが羨ましい!!!なにミカサと二人っきりでデートしてんだよこの死に急ぎ野郎!!」ジワッ

エレン「ジャン………お前ふざけてんのか!」

マルコ「まぁまぁ、二人とも………喧嘩は止しなよ?」ハァハァ

アニ「ジャン…………あんた死にたいようだね?……………」ゴゴゴゴ

マルコ(う…ぁ………アニがめちゃめちゃ怒ってる……)ゾッ

マルコ「……ア……アニも止めなよ!?」

アニ「」ゴゴゴゴ

エレン「このクズ野郎!!!!!ぶっ飛ばす!!」ギリリ

ミカサ「エレン……落ち着いて!!」ナデナデ

ジャン「見せつけてんじゃねぇ!!羨ましい!」ジワッ

ミカサ「ジャン……………あなたは今、仲間のことを見捨てようとした。あなたは少し反省したほうがいい」

ジャン「ッ…………」ガーン

エレン「チッ…おい…アニ……可哀想だからとりあえずオレ達が訓練所まで送ってやる!だからいちいち怖い顔するな!」

ミカサ「エレン!それはダメ!!せっかくの休みの日のデート……1秒たりとも無駄に出来ない」

エレン「はぁ?なに言ってんだよミカサ…コイツらにアニを任せるのは危険なんだぞ!」

ミカサ「くッ…………」ギロッ

ジャン「」ビクッ

アニ「エレン……あんた優しいんだね………でもあんた達のデートの邪魔をするわけには行かないからさ……私はマルコに付いていくことにするよ」

エレン「本当にいいのかアニ?オレ達のことなら気にすることはないぞ?」

アニ「・・・・エレン……あんたは良い人だと思う。だから迷惑をかけちゃダメだと思うのさ」

ジャン「おい糞チビ女!死に急ぎ野郎には迷惑かけたらダメでなんでオレ達には迷惑をかけてもいいんだよ!?」ギロッ

アニ「あんたは悪い人だからね・・迷惑をかけたってなんとも思わないのさ!」ギロッ

マルコ「ちょっとジャン!アニも女の子なんだからもう少し労ってあげろよ……」

ジャン「ああ?何でだよ?向こうから喧嘩売って来たんだぞ!?」

ミカサ「ジャン!!もし帰って来たときにアニがいなかったら私は貴方を許さない!」

ジャン「」チーン

ミカサ「エレン……時間がもったいない……のでデートの続きをしよう!」トコトコトコ

エレン「・・・・・・・ああ……マルコ…お前にアニは任せた!」トコトコトコ

ジャン(ほんとどうすんだよこれ……エロ本買いに行けねぇじゃねーかよ……ほんとなんだよこれ)ブツブツ

マルコ「ははは………アニはどこか行きたい場所でもある?」

アニ「・・・とくに行きたい場所はないね・・・でも言うならば朝ごはん食べてないからレストランに行きたい……かな?」

ジャン「」ギロッ

アニ「」ギロッ

マルコ(なんかこの二人……気まずいな…………)

ジャン「ふん!アニ……お前財布持って来てねぇだろ?」

アニ「それがどうしたんだい?」ギロッ

ジャン「残念だなぁ~?お金がないんじゃ~レストランに行ったってオレとマルコが食べるのを見てるしかないもんな~」ニヤァ

マルコ「喧嘩するほど仲が良いって言うだろ?ジャン!仲直りするためにアニにおごってあげろよ…」

アニ「・・・仕方ないね……今回だけはおごってもらってあげるよ…?」

ジャン「ふっざっけんじゃねーぞ!このや…

マルコ「きっとミカサは心が広い人が好きなんだろうね……」

マルコ「ジャンがおごってあげないなら僕がアニにおごってあげるよ」

ジャン「待て!!…………やっぱりアニにはオレがおごる……(くそ……なんでよりによってコイツに)」

アニ「そう照れるんじゃないよ!………あんたがおごってくれたことはみんなに内緒にしといてやるからさ」

ジャン「おい!ふざけんじゃねーぞてめぇ!内緒にされたらおごる意味が無くなっちまうだろうが!!」

マルコ「男に二言はないよね?ジャン……ミカサはきっt

ジャン「分かった分かった!………こんちきちょーめが!」チッ

アニ「嫌々おごってる程度じゃ……私は感謝しないよ?……あんたは素直になれないからガキくさいんだよ」

ジャン「んだとテメーー!」

マルコ「アニもやめろよーーーー!!?」

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104期訓練兵 女子70人へのアンケート

男子訓練兵の人気ランキング

1位、マルコ・ボット 21票
理由:性格がよくて頼りやすい

2位、エレン・イェーガ 9票
理由:熱心で曲がったことが嫌いなところがいい

3位、ライナー・ブラウン 8票
理由:頼れる兄貴って感じ

4位、ジャン・キルシュタイン 6票
理由:顔はいいけど性格が悪い

5位、ベルトルト・フーバー 4票
理由:なんかいい

6位、アルミン・アルレルト 3票
理由:頭がいいから憧れる

7位、コニー・スプリンガー 2票
理由:憎めないバカ

その他、1票男子が17名

レストラン 【アタックオンチンチン】

自動ドア ウィーン

ジャン「おお、なかなか良い感じの店だな」ドコドコドコ

マルコ「最近出来たばかりのファストフード店だからね」トコトコトコ

アニ「…………」トコトコトコ

ジャン「ようし!!ここに座るか!」ドサッ!!

マルコ「そうだね……えーと、メニュー表……っと」

アニ「」スッ

ジャン「いろいろあって迷うな?どれも美味しそうだしな」

マルコ「そうだね~………あ!僕はこれにするよ!アニは何がいいのかな?」トントン

アニ「……これ………」トントン

ジャン「高いわ!!おいチビ女!お前はオレ達のオマケ程度なんだから餃子の皮にしておけよ!(オレでもウォールマリアが破られてから肉なんて高過ぎて食えねぇっていうのによぉ…………)」

アニ「……」ゴゴゴゴ

マルコ「じゃ、ジャン!!……12000円ぐらい許してあげろよ!?……せっかく雰囲気が良くなって来てたのに……それにアニってミカサと仲がいいらしいし詫び売っておいて損はないよ?」アセアセ

ジャン「チッ…………仕方ねぇ!…じゃあオレはこれにする」

チンチン!!


店員「はい、只今……ご注文をどうぞ」

ジャン「ジャガイモコロッケ定食1つ(クソ……本当は牛肉コロッケが食べたかったのによぉ!!)」トントン

マルコ「僕は肉なし麻婆豆腐でお願いします!」トントン

アニ「……私はこれ……」トントン

店員「はい、ではご注文を繰り返します!」

店員「ジャガイモコロッケ定食が1つ、1280円」

店員「肉なし麻婆豆腐が1つ、1180円」

店員「内地産牛肉チーズinハンバーグが1つ、12000円」

店員「以上、3点で宜しいでしょうか?」

マルコ「はい!大丈夫です!」

店員「ご注文ありがとうございます。調理が終わるまでいましばらくお待ち下さい。」トコトコトコ

ジャン「……くッ……………(勿体無い!!ミカサならともかく……よりによってコイツだとは……母ちゃん…スマン!! せっかくの仕送りのお金をドブに捨ててしまった)」チラッ

アニ「♪」ワクワク

ジャン「!!・・・・・・・(まぁ……少しはおごってやった価値はあったのか?普段怖い顔してる奴の笑顔が見れたからな…)」

マルコ「本当にウォールマリアが突破されて一気に肉の価格がはねあがったよね……」ハァ

ジャン「ああ、本当だよな……」

・・・・・・・・・・・

5分後

店員「お待たせしましたーー!当店自慢の最高級牛肉を使ったチーズinハンバーガーです!」コトッ

ジューーー!!!!

アニ「……どうも……」ワクワク

ジャン(やばい……うまそうな匂いが……理性が崩壊しちまう!)ジュルリ

マルコ(うわぁーーー!肉の匂いなんて嗅いだの5年ぶりだ!)

店員2「お待たせしましたーー!麻婆豆腐とジャガコロです。ごゆっくりお召し上がり下さい」コトッコトッ

ジャン、マルコ、アニ「いただきます!」

ジャン「・・・・おい………このジャガイモコロッケ定食って隣のスーパーで500円ぐらいで売ってる弁当に限りなく似てるんだが…」ヒソヒソ

マルコ「……………………ぼ……僕の麻婆豆腐なんて298円の値札が付いてたよ…………(これって詐欺なんじゃないの!?)」ジワッ

アニ「・・・・・」パクッ

アニ「!!………美味しい……………(こんなに美味しい料理なんて初めて食べたよ!!)」ボソッ

ジャン「・・・・」パクッ

ジャン(なんだ・・・・これは・・・?せめて温めくれたっていいじゃないか!……本当に隣のスーパーで買った弁当をそのまま渡してくるとは…)

マルコ(パクッ………!!………ううっ………冷たい麻婆豆腐………まずい…………)ジワッ

アニ「………ん?」パクッ パクッ

ジャン、マルコ「・・・・・」ジーーー

アニ「・・・・・・・・・・・・・・・仕方ないね!一口だけあげるよ」ヒョイ ヒョイ

ジャン「おおおおお!!!!!!アニ様ありがとうございます!!!!」

マルコ「女神様!!神様!!アニ様!!!!ありがとうございます!!!」

ジャン「パクッ!!…………!!…………上手い!!!格が違い過ぎる!!」

マルコ「パクッ…………!!…………ああ!!こんな美味しい料理、なん年ぶりに食べたんだろう……」

食事後 レストランから出た後

ジャン「ふぅー!腹一杯だな!さーて……次が本題だなマルコ!!」ニヤッ

マルコ「ああ!!炎の水!氷の大地!砂の雪原!……に匹敵する夢と男のロマンが詰まってる本を買いに行くときが来たんだ!!」パァァ

アニ「?……なんだいそれは?」

ジャン「マルコ!!」

マルコ「ああ!!(アニがトイレに行ってる間にジャンと一緒に考えた作戦)」

ジャン(まず皆でエロ本屋に行ってくる!そして最初にオレが本屋に入ってエロ本を買ってくる!)

マルコ(その間僕はアニを外で足止めをする……そしてジャンが戻ったら)

ジャン(今度はオレがアニを外で足止めする!その間にマルコが自分の欲しいエロ本を買ってくる!)

マルコ、ジャン「完璧だ!!!!」フフフ

アニ「??」

1時間後 本屋から100m



ジャン(着いたようだな…)

ジャン「マルコ!!」チラッ

マルコ「!・・あ、アニ……喉渇いたよね?なんか買ってあげるよ?」

ジャン(いまだ!!)ドッドッド!!

アニ「なんで?さっきレストランで沢山飲んだじゃないか……」

アニ「!?ちょっとジャン!どこいくつもりなんだい!」

マルコ「いいから黙って付いてきて!アイスクリーム買ってあげるから」

アニ「あんた・・・・なに企んでるのさ?」

マルコ「べ!別に何も企んでないよ!?(まずい……もっと何かないのか??)」アセアセ

アニ「・・・・・ふーん?ま…いいよ?アイス奢ってくれるんだよね?」

マルコ「ああ、一番高いの奢ってあげるよ!(助かったのかな?)」

その頃、ジャンは


ジャン「ヤバい……初めてのエロ本購入……緊張するぜ」

自動ドア ウィーン

ジャン「エロ本は奥の18禁のコーナーにあるらしいが……」ドコドコドコ ペキペキ

店員「お客様…申し訳ありませんがもっとゆっくり歩いて下さい。」

ジャン「はぁ!?」

店員「床の大理石が割れてます。」ユビサシ

ジャン「おっとすまない!床の大理石を割っちまうのはオレの悪い癖なんでな」ハハハ

ジャン「別におたくらに文句があるって訳じゃねーさ」

トコトコトコ

ジャン「っと…ここがエロ本コーナーか?」ジッ

ジャン(うひょーーー!!!ここは狭い壁の中の唯一の天国じゃねーか!)

ジャン(決めたぜ将来オレの所属兵科はエロ本調査兵団にする!)

ジャン(この子ミカサにそっくりだな………グヘヘ)ペラッ ペラッ

ジャン(こっちの本もなかなか過激だな!ニヘヘ)ペラッ ペラッ

ジャン(決めた!オレは……………ここのエロ本10ッ冊まとめて買う!!)

トコトコトコ


ジャン「ん?……あれは……」


ミカサ「エレンはどれを買いたいの?」ペラッペラッ

エレン「うーん、オレは巨人の考察書が気になるな」

ミカサ「そう……だったらこの本とかはどうだろうか……」スッ

エレン「んー、悪く無いんだがこれは座学で習った内容がほとんどだからな」スッ


ジャン(クソ………死に急ぎ野郎め……見せつけやがって)ギリリ

ジャン(っと、そんなこと言ってる場合じゃねー!!こんな姿をミカサに見られでもしたら……)

ジャン(アイツらに見つからねぇようにレジに行かねぇとな)ソー

本屋のレジ

店員【ユミル】「よぉ?」ニヤッ

ジャン「」

ジャン(落ち着けオレ!!オレの現状判断力を最大限に使うんだ!)

ジャン(まずは本を見えないように後ろに隠す!)

ジャン「………よぉ…………ところでなんでお前がここにいるんだ?……」

ユミル「決まってるだろ?休日のバイトをしてんだよ」

ユミル「ところでジャン……あんた買いたい本あるんだろ?」ニヤニヤ

ジャン「!!!?」ギクッ

ジャン(まずい!!さすがにまずいぞ!こんな本買ったことがバレたらオレの立場がなくなっちまう!!)

ジャン(クソ……悔しいがここは一旦撤退するしかねぇ!)

ジャン「あー……あれだ!買おうと思ったけどやっぱり気が変わっちまって…」

ユミル「いーからさっさとよこせッ!!」バッ

ジャン「ッ!!」

ユミル「・・・・・・・」ペラッ ペラッ ペラッ

ユミル「……おい………………………死ね……」

ジャン「」ブチッ

ジャン「誰がどんな本買おうがそいつの勝手だろが!!店員は黙って勘定しろよ!!!」ナミダメ

ユミル「・・・」スゥー

ユミル「黒髪美女の裸体特集が1点ッェェェン!!!!!」

ユミル「東洋人とのHな運動が1点ッェェェン!!!!! 」

ユミル「無修正!!!黒髪女を堪能しろが1点ッェェェン!!!!! 」

周りの客 ザワザワザワザワザワザワ

モブ1「おい!あの男エロ本買ってるぞ」ザワザワ

モブ2「うっわーー!まじありえねーー」ザワザワ

モブ3「なんなのあれ………あり得ないんですけど…まじヒクー」ヒソヒソ

モブ4「だよねーー!!……ちょーーキモい!!」ヒソヒソ


ジャン「」


ユミル「以上!!エロ本ッ!!!が10点ッ!!で15000円になりまーーーす!!」ゲラゲラゲラ

ジャン「…………て……テメェ…………」ギリリ

ユミル「ほら?……勘定してやったんだから早くお金払えよ?」ゲラゲラ

ジャン「くッ……………!!!!(ゆるせねぇ!!!!)」チャリンチャリン



エレン「おいミカサ!……あれってジャンじゃねーか!」

ミカサ「エレン!!……ジャンはもう………どこにもいないの………現実を見て」


ジャン「」

アニ「悪いね?こんなに奢ってもらって」アイスペロペロ

マルコ「いいよいいよ………ジャンのと比べたら大した金額じゃないから」

マルコ(しっかしジャン遅いなーーー……これじゃ僕の本を買う時間が無くなっちゃうじゃないか)


ジャン「」トボトボトボ

マルコ「あ!ジャン…………遅いじゃないか!?」

アニ「ちょっと!!……あんたいきなり消えてどこいってたんだい?」ギロッ

ジャン「」トボトボトボ

マルコ「ん?一体どうしたんだ?死人みたいな顔して」

ジャン「気にするな………それよりこれ…戦利品だ!」スッ

マルコ「なんだ?これは」ジャラ

アニ「自転車のキーロックチェーン?」

ジャン「ああ……ユミルのだ……本当は自転車の方をパクって来てやろうと思ったんだがな」

ジャン「だがそれは可哀想だから自転車のチェーンだけパクって来てやった」フフフ


※自転車のチェーンのロックは人差し指のデバイスポイントドリルを使用して解除

マルコ(チェーンって自転車が盗まれないようにするための物だろ?)

マルコ(なんでそのチェーンをいとも当たり前のように盗めるんだ?)

マルコ「そっか、じゃあ僕トイレ行って来るからアニはジャンと一緒に待ってて」タッタッタッ

ジャン「」ブツブツ

アニ「・・・・・」

ジャン「」ブツブツ

アニ「・・・・・」

アニ「なんなのさ?さっきから……」

ジャン「ああ、ちょっとな……もう立ち直れないかもしれん」ブツブツ

アニ「そう・・・その重そうな荷物ってなんなのさ?」

ジャン「男のロマンだ!」

アニ(男のロマンってなんだろうね)

ジャン「まぁ女であるお前には一生分からん領域だろうけどよ」

アニ「?ふーん?・・・見せてよ?」ガシッ

ジャン「お前もか!?放せよ!袋が破けちゃうだろうが!」グィ

一方その頃 マルコは

マルコ「うわぁ、凄い!」ペラッペラッ

マルコ(うーん、どれがいいかな………?あ、これもいいなーー)ペラッペラッ

マルコ(でも買いすぎるのも勿体ない気がするしなぁ………)

マルコ(この2冊だけでいいかな)

トコトコトコ

本屋のレジ

店員【クリスタ】「いらっしゃいませーー」ニコッ

クリスタ「あ!!……………マルコ!?」

マルコ「やぁ………奇遇だね……」

クリスタ「マルコも本買いにきたの?ふふ……さっきね、ジャンもここに来てたよ?」

マルコ(なるほど、こういうことか…だからジャンはあんなに落ち込んでたんだな?)

クリスタ「それでねー…ジャンったら、いやらしい本10冊も買って行ったのよ?///」

マルコ(だが僕はジャンとは違う!!僕は紳士なんだ!!エロ本買うぐらいどうってことはない!!)

クリスタ「その話はユミルから聞いたんだけど……聞いてるこっちまで恥ずかしくなっちゃったわ…///」

マルコ「その話は知ってる!だからジャンが恥ずかしいって言うから僕がジャンの代わりに買いに来たんだ!」スッ

クリスタ「えええ?!!////」

マルコ「ジャンがどうしてもってお願いしてきたからね…」

マルコ「勘違いしないで欲しいけど……これはジャンの本だよ?ジャンに頼まれた物だ」

クリスタ「…………///」アタフタ

クリスタ「……ま…マルコって優しいね……友達の為にこんなことまでしてあげるなんて…///」

マルコ「ジャンは僕の親友だからね?エロ本を代わりに買ってくるぐらいどうってことないよ!」キリッ

マルコ「僕はまだこんな本興味はないんだけど」

クリスタ「マルコってジャンと仲良しだもんね、あと本の代金2点で3000円です!」

マルコ「はい」スッ

クリスタ「じゃあ5000円お預かりします!お釣りの2000円です!ありがとうございました!!」ペコリ

マルコ「いいよいいよ……お釣りはクリスタがとっておいて?僕のちょっとした気持ちだよ」

クリスタ「ええ?いいの?」

クリスタ「やっぱりマルコって優しいよね……///」

マルコ「そ……そんなことないよ……ハハ」

クリスタ「きっとマルコのお嫁さんになった人は幸せになれるんだろうね///」

クリスタ(それに比べてジャンは………なんていうか男らしくないのよね……)

マルコ「ハハハ………じゃあクリスタ、外でジャンが待ってるからもう行くね!」トコトコトコ

クリスタ「うん!訓練所に戻ったらまた話しましょ?」ニコ

隣のレジ

ユミル(ジャンが金髪のエロ本なんて欲しがるかっつーの!!)

ユミル(クリスタは騙せても私を騙せないぜ!!?マルコさんよぉ?)

ユミル(さて……帰ったらマルコでもからかってやろうかな?……)ニヤリ


一方、そのころジャンは


ジャン「袋から手を放せっていってんだろ………この……冷徹女!!」ググ

アニ「中身を見せてくれたらいつでも放してやるさ?……この……馬面!!」グググ

ジャン「いい加減にしろよ!!こっちはさっきからいっぱいいっぱいなんだよ!」グググ

アニ「馬でもしっかり悩むんだね!!………いいから見せな!」グググ

パッ ドザッ

アニ「イタッ……ちょっと!!いきなり放さないでよ?!痛いんだけど!」ギリリ

ジャン「おい……アニ………お前がそこまで言うならその袋の中身を見てもいい……」

ジャン「だがその時は……二度とオレ達に付きまとうな!1人で帰れ」ギロッ

アニ「・・・ずいぶんな脅しだね?…………私が方向音痴って知ってて言ってるのかい?」

アニ(そんなに重要な物なの!?見たい!!)

ジャン「その時は二度とオレに話掛けるな!関わるな!」ギロッ

アニ「……」アオザメ

ジャン「……」ギロッ

アニ「………ッ」ウルウル

ジャン「泣いてもダメだ!今ここで決めろ!」

アニ「………じゃあ…………じゃあもし……見ない方を選んだら……………」

アニ「……その時は……私と……………友達になってくれるの?………)ボソッ

ジャン「……」

アニ「……」ウツムキ

ジャン「……」

アニ「ジャン………私は……あんたの知らない罪を背負って生きているの………」

アニ「……きっとあんたにはか弱い乙女の気持ちなんて分からないだろうけど……」

アニ「常に私の心の世界は罪の意識で燃え続けていた……」

アニ「きっとこの苦しみは死ぬまで消えないんだろうと思っていた…」

ジャン「……」

アニ「……そんな私でも……今は…本当に楽しいと思えた……こんな感情……何年ぶりなんだろうね?」

アニ「今の私はきっと幸せなんだと思う」

アニ「今日…あんたやマルコと一緒に居れた時間…嫌なこと全部忘れることが出来た」

ジャン「……」

アニ「ねぇ?ジャン!!お願いだから私を助けてよ!!?心が…苦しいの!!」ポロポロ

ジャン「…………………………」


ジャン「……アニ……オレは」

ジャン「お前とは友達にはなれない」

アニ「……」

アニ「……………そぅ…………」ボソッ ポロポロ

ジャン「お前がどんな罪を背負ってるかなんてオレには分からねえ」

ジャン「だけどお前の顔を見れば大体想像はつく」

ジャン「お前は苦しむべきだと思う……一生を掛けて罪を償うべきだ」

アニ「…やめてよ………」ポロポロ

ジャン「もしお前がオレと一緒に居ることでお前の罪の意識が薄れちまったら…」

アニ「…もう……やめてよ!!……」ポロポロ

ジャン「それこそオレが罪人になってしまう!」

アニ「ヤメロォォォ!!!」ポロポロ

ジャン「アニ…もし本当に罪悪感があるならお前は人に頼らずに1人で一生苦しむべきだ!」

アニ「!!あ"ぁ"ぁ"ぁ"ァ"ァ"ァ"!!!!!」ポロポロ

ジャン「お前は幸せになっちゃいけない!!」

エレン「おい!ジャン!!」

ジャン「エレン!?お前何時からそこに……」

ミカサ「アニが心配だったから貴方が店を出てからずっと物陰から見てた」

エレン「……なぁ……ジャン………確かにお前は強いよ……本当に………」

エレン「多分オレがどんなに頑張っても喧嘩ではお前には勝てねぇかも知れない…」

エレン「………でも……」チラッ


アニ「…ぁ……ァ…ァ……エ…レ…ン?」ブルブル


エレン「今回だけは…………

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エレン「誰も居ないところに移動するぞ!!」スッ

ジャン「………乗った」

誰も居ない、森の中


エレン「今回だけは………負けれない!!!!絶対に!!!」ギロッ カマエ

ジャン「・・・・」カマエ

ミカサ「エレン!!私も手助けし………

エレン「邪魔をするな!!………ミカサ……今回だけはオレを信じて見ててくれ!」グッ

エレン(確かにジャンは強い……だけど、オレ達は頑張った……)

エレン(必死に訓練だってしたんだ……自分よりも強い人に勝つ為に!)

エレン(そう、どんなに強くても人を傷付けてもいい理由にはならない)

エレン(オレ達は…………人間だ………そして生きてるんだ!!)

エレン、ジャン「行くぞ!!!!」ダッ ブォン!!!!!!

現在公開可能な情報

エレン巨人体 15m

体重6t
最高速力100~110km

その実力は15m級の巨人20体に匹敵する。
また激情態の場合は身体が黒く、火が吹き出し、力は2倍にはねあがる。
その実力は最高速力を150kmまで引き上げ15m級50体に匹敵する。
単純戦闘総力で鎧の巨人を上回るわけだ

また、激情体の特徴としては、破損した部位を一瞬で修復出来る。
例えば腕が丸ごと粉砕しても15秒で完治可能

エレン「うぉぉぉぉ!!!!」ブンッ!!

ペキッ!!!

エレンはジャンに渾身を拳を叩きこむ。
しかしジャンのあまりにも硬すぎる装甲に衝突したエレンの拳が砕ける。

エレン(ガァッ!!硬い!!!いくらなんでも硬すぎる!!!)

ジャン「うぉらッ!!!」ブォン!!!

ドゴッ!!!

エレン「グガッ!?!!!」メキメキ

ジャンは怯んだエレンに対し、躊躇せずに腹部に裏拳を叩き込む。
その速度は人間のそれとは異なり、目で捉えることも悲鳴をあげることも出来ず
その衝撃のあまりにも質量にエレンの身体がくの字に折れ曲がり30mほど横凪ぎに吹き飛んだ。

ズサァァァ!!!

ミカサ「エレン!!!(強い!ジャンは本当に強い!こんなの……)」

エレン(くそ………意識が……

ザッザッ

エレン(ハッ!!……まずいぞ!ジャンが来る!早く起き上がらないと…………)カハッ!!

起き上がろうと試みるエレン。しかしジャンに腹部を攻撃され、肋骨は原型をとどめず
内臓は砕けた骨の破片でぐちゃぐちゃになっていた。
その為エレンの身体が動くことは出来ない


ジャン(ん?……辺りの視界がだんだん悪くなってきたな……霧?…いや…これは蒸気か!?)ザッザッ

ジャン(エレンの姿も見失ってしまった)


グォォォォォ!!

ジャン(なんだ!?何かの咆哮…野生動物か?いやこんな鳴き声の動物はいない)

辺りの視界が濃い蒸気のせいで白一色に染まり、
ジャンがその咆哮の主を確認することが出来ない。

ズシン!! ズシン!! ズシン!!

ジャン(近付いて来てる…………いや……あり得ん!)

ジャン(いくらなんでも動物にしては足音が大きすぎる!………まさか……)

ガッ!!ブンッ!!!

ジャン「なに!!!」

一瞬だった。
霧を破るように突如現れた15m級の巨人の巨大な腕はジャンが反応する前に
ジャンを掴みあげ、投げる。
宙を舞う中……確認したその巨人の姿は神話に出てくるような炎を纏った姿をしていた。

砲弾のような勢いでジャンは地面に叩きつけられ、気を持って行かれそうになった。


ズザザザザザ!!!!


ジャン「ガッアアア!!!くそ!なんだ今のは!?」

ジャン「まずいぞ!?エレンもミカサも立体機動装置を付けてない!!」

ジャン「そんな状態で巨人に出くわしたら………流石にまずいぞ!」

ジャン「俺もヤバい!早く逃げないt

ジャン(コイツ……身体能力がバカげてやがる!!こんなの勝てるわけn…


ドゴォォォォン!!!!

ジャンが行動するまえに炎の巨人が高く飛び上がり、
ジャンに対して凶悪な踵落としを叩き込んだ。
雲の巣状の地割れがその威力を物語る。
時間にしてジャンが投げられて地面に衝突してから僅か2.5秒
その攻撃は完全にジャンの気が持って行くには十分過ぎるものだった。


エレン巨人「ウォオオオオオオオオ!!!」


キィィィン


ジャン「周囲に巨人を確認しました。自動防衛プログラムを起動。」

ジャン「午後2時38分。戦闘を開始します。」

ジャンの精神が落ちたのと同時に戦闘用プログラム
【レキシントン】が起動する。

ガジャガジャ キュィィィィン!!

ズドン!!

エレン巨人「!?」ブシャ!!

強力なプラズマ粒子砲……
プロジェクト=ジャンで2番目に強力な搭載兵器が炎の巨人の腹部に
直径3mの風穴を空ける………が


エレン巨人「ウォオオオオオオオオ(関係ねぇ!!腹が吹き飛んだところで)」

エレン(オレは絶対に止まらない!!)ブンッ!!

ドゴォ!!

ジャン「……」サッ

エレン巨人「ウォオオオオオオオオ!!!(くそ…まるでハエだな)」ブンッ!!ブンッ!!ブンッ!!

ドゴォ!!ベキィ!!

ジャン「……」サッ!サッ!


ガジャガジャ キュィィィィン!!


エレン(またあれか……次はきっとオレごと消し飛ばしてくるだろう…)

エレン(……ここまでか……)

ジャン「午後2時41分。チェックメ………?」

ズシン!!ズシン!!ズシン!!

ジャン「2体同時戦闘用にプログラムを書き換えを開始しm


ズバン!!!


突如現れた1体の女型の巨人。
その巨人はジャンの回避を上回る速度の蹴りを打ち込んできた。
速度は直接威力へと変わる。回避の為に跳躍したジャンに音速近い蹴りを当てた。
その威力は1.5トンに及ぶジャンを100m以上吹き飛ばす程。


アニ(ここでエレンを死なせるわけにはいかない!!……故郷に……)

エレン(何が起きてる?もう1体の巨人?なぜ?)

ズバン!!!

エレン「」ドサッ!!

女型の巨人のもう一度の蹴りはエレンに向けられたものだった。

アニ(………帰る為に………)

女型「あーん」ガブッ!!


ジャン「攻撃態勢。」

アニ(嘘でしょ?あんなの食らって生きてる人間がいるわけ……)

ズドン!!

女型「」サッ

ジャン「………」

キュィィィィン!!

ズドン!!ズドン!!ズドン!!

女型「」サッサッ ブンッ!!

ドゴォ!!!

ズザザザザザ!!!

ジャン「……攻撃態勢ver2.【レキシントン】から【アーレイバーク】に移行」

ジャン「SPYレーダーで半径10kmに人種を探索」

ジャン「1名確認。加速炉、起動。」

女型「………(さっきから何をぶつぶつ言ってるんだい!)」スッ

ジャン「 被害の最も少ない 方角を指定。」

アニ(なんか………あれはヤバい感じがする……)

ジャン「加速炉内の粒子が光速に達しました。」

ジャン「速度を威力に変換。」キュィィィィィィィン!!!

ジャン「チェックメイト!!」

女型「……(まずい!全身を硬化)」ピキピキ

ドッ!!!グォ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"オ"ン!!!


プロジェクト=ジャン最強の攻撃。
タキオンの衝撃波。
小型加速炉で光速に達っした粒子を威力に変換して放射するものだ。
絶対回避不可能、その言葉が相応しいその攻撃。
高さ500m以上、射程距離10km以上、放射角度最大120度の衝撃波の壁は
ジャンを始点に扇状に大地を凪ぎ払う。

3時間後

アニ(…………くっ)ズキズキ

エレン「」

アニ「どうやら私達は気絶してたみたいだね…」ムクリ

アニ(辺りの木が全て凪ぎ払われてる……)

アニ(被害は向こう側からこっちの方角に向かってるみたいだね…)

アニ(ということは最低で3km私はエレンをくわえたまま飛ばされたってことだね)

アニ(かなり手加減された感じがするけど)

アニ「ちょっと!!」ゲシッ!!

エレン「」

アニ「起きな!!エレン!!」ゲシッ

エレン「…………ん………」ムクリ

エレン「痛ッ………」ズキズキ

今日はここまで。

しかし戦闘シーンを書くの初めてだから内容がめちゃくちゃだな
困ったもんだ。
それにジャンの能力利用を描写する為に無理やり物語をねじ曲げたから
ストーリーが……

あとこのSSもともと友達になる予定だったアニとジャンを引き裂いてしまったので

ジャン「おい!アニ!アニィ!!」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1385703561/l30)

の方にジャンアニを書きます。
こっちとは全く関係ないです。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2023年08月10日 (木) 01:50:45   ID: S:WKhSPp

ジャンw

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