小衣「安価で聞き込み調査よ!!」(233)

小衣「捜査に行き詰ったわ…」

小衣「こんな時は聞き込み調査ね!民衆の意見から解決の糸口を見つけるわ!」

小衣「と、いう訳で行ってくるから」

咲「いってらー」

平乃「車に気をつけてくださいね?」

次子「夕ご飯までに帰ってくるんだぞー」

小衣「まずは>>5に行くわ!」

健康ランド

小衣「とりあえず健康ランドに来てみたけど…」

小衣「なかなか人が多いわ…有力な情報がゲットできそうね…」

小衣「さて…まずは誰に話しかけようかしら!」

小衣「…ん、あそこにいるのは!」

小衣「おーい!>>10!!」

20

小衣「そこのシルクハット被った男!ちょっと聞き込みしたいんだけど…」

トゥエンティ「誰だッ!!美し過ぎる僕を呼び止めるのはっ!?」バッ

小衣「ゲッ…」

トゥエンティ「聞き込み?何が聞きたいんだい!?」

トゥエンティ「何故美しいのか?教えられないな!3サイズ?教えられないな!美しさの秘訣!?教えられないな!」

トゥエンティ「ただ一つ…答えられるのは、美しいのは僕ってこと…かな?」

トゥエンティ「エクスタシィー!!エキサイティングゥ!!エクスクラメーション僕トゥエンティーー↑!!!」バッバッ

小衣「あ!?怪盗トゥエンティ!!逮捕する!!」

トゥエンティ「ふふふ…君に美しい僕が捕えられるかな?」

小衣「黄金仮面ラッガー!」

トゥエンティ「真剣ッ!!TI☆KU☆BI取りィ!!!」ガッシィ

小衣「ぎゃあっ汚い!!」

トゥエンティ「汚い!?この僕が!?」

トゥエンティ「自他ともに認める美の化身であるところの僕を汚いとはなんだ!!さぁもっと近くで僕を見ろッ!!」バッ

小衣「ぎにゃあああああああああああ!!!!」



小衣「……くやしいけど、負けたわ」

小衣「…はっ!聞き込みしてたんだった!!」

小衣「でもあんな変態がうろうろしてるところで聞き込みは出来ないし…うぅ…」

小衣「仕方ない、>>22に行くわ」

2期2話で出てきたキャプテン・マーベラスなどの海賊が捕まってる牢獄

小衣「牢獄ね…」

小衣「まぁ、もちはもち屋って言うし…事件のことは犯罪者に聞いてみるのも一つの手よね!」

小衣「え~っと…じゃあとりあえずあそこの牢屋の奴に…」

小衣「ちょっと!そこのアンタ…」

小衣「……………」

小衣「…>>27、なにしてんの?」

マンモスマン

マンモスマン「…………」

小衣「アンタ…消滅したんじゃ…」

マンモスマン「細けえことはいいんだよ!!」

小衣「ま、まぁいいわ…ちょっと聞き込みさせてもらうわよ!」

小衣「最近、ここの近くで事件があったんだけど…何か変わった事はなかった?」

マンモスマン「警察が犯罪者の手を借りるとは笑い話だな!」

小衣「こっちだって聞きたくて聞いてるんじゃないわよ!」

小衣「いいからさっさと答えなさい!刑期伸ばすわよ!」

マンモスマン「…さぁな、少なくともここでは何もなかったが…」

小衣「この役立たず!一生そこで臭い飯食ってろバーカ!!」

マンモスマン「あぁ!?」

マンモスマン「パゴッパゴッ」

小衣「露程にも役に立たなかったわね…あの古代像野郎」

小衣「気を取り直して次行くわ!」

小衣「…そうだ、あそこなら人もそこそこいそうね…」

小衣「>>38に急行よ!」

デパートのゲームショップ

小衣「ゲーム売り場に来たわ!」

小衣「予想以上に人がいるわ…流石天下のデパートナカシマヤ…」

小衣「色んなゲームがある…」

小衣「…ふん!IQ1400を誇る小衣からしたら簡単すぎてつまらなそうなものばっかりね!」

小衣「…っと、聞き込みだったわ」

小衣「むっ、早速見知った顔を発見、行くわ!」

小衣「ちょっと!>>46!!」

咲「16ビットの過激なおもちゃー」カタカタカタカタ

小衣「ちょっと咲!こんなとこでなにやってんのよ!?」

咲「あっ小衣…」ハッ

咲「……………」

咲「は、張り込み中なう!」グッ

小衣「嘘つけ!」

小衣「まぁいいわ、で?何か捜査に進展はあった?」

咲「特に何も…さっきと変わらず行き詰ってるかんじ…」カタカタカタ

咲「小衣のほうは?何か聞けた?」

小衣「何にも…ろくな市民がいないわね!」

小衣「じゃ、私はまた聞き込みいくから」

小衣「咲もサボってないで情報のひとつでも集めときなさいよ!」

咲「あっ、小衣ー」

咲「はいこれ、とりあえず今回の事件の件で分かった事を資料にまとめといたから」

小衣「あ、ありがとう…助かるわ」

小衣「そうね、事件についてちょっとおさらいしておこうかな…」

咲「そうだねー」

小衣「この事件は…>>52事件!」

咲「場所は>>57…推定犯行時刻は今日未明…」

咲「これで完璧」グッ

牢獄内の海賊の脱走協力

アーククレイドル

小衣「牢獄内の海賊の脱走を幇助した犯人は誰なのかしら…?」

咲「場所は…空に浮かぶ城アーククレイドル」

咲「犯人はシンクロ召喚を滅ぼしに来た未来人だったりしてー」

小衣「まっさかー」ケラケラ

咲「だよねー」クスクス

小衣「こうしちゃいられない、こうしてる間にも海賊共はヨコハマの海を荒らしまわってるのよ!」

小衣「一刻も早く犯人を捕まえなくちゃ!じゃあね咲!」ダッ

咲「いってらー」

咲「…………」

咲「犯人捕まえる前に海賊のほうをどうにかしろよ、ってツッコんだら負けー?」

小衣「次は>>64に聞き込みに行くわ!」

シャーロック・シェリンフォード

小衣「ホームズ探偵学院に来たわ…」

小衣「探偵共の手を借りるなんて屈辱だけど…仕方ないわ…」

シャロ「あっ、ココロちゃん!」

小衣「ココロちゃん言うなーーーっ!!」バチコーン

シャロ「あうぅ…!」

小衣「シャーロック!ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」

小衣「この近くで脱走事件があったのよ、何か知ってる事ない?」

シャロ「知ってるよ!あの空に浮かんでるでっかいお城の…」

小衣「それはいいわ…もっと別の情報ないわけ?」

シャロ「別…?うーん…?」

シャロ「あっ!>>70!!」

ご飯くれたら話します

シャロ「ご飯くれたら話します!」

小衣「なんだそりゃー!こっちは真面目に…」

シャロ「私だって真剣におなか空いてるんだよ!お願い、ココロちゃん!」

小衣「ココロちゃん言うな!ったく…」

小衣「しょうがないわね…行くわよ」

シャロ「えっ、いいの!?」

小衣「だってあんた、おなか空いてるみたいだし…」

小衣「って違う!仕方なくよ!本当は嫌だけど事件の情報を得る為には止むを得ないから!」

シャロ「やったー!ココロちゃん大好きー!」

小衣「くっ…!くだらない事言ってないできりきり歩けぇ!!」

シャロ「ココロちゃんとごはんっ♪ココロちゃんとごーはん♪」

店員「おい、注文しろよ」

シャロ「かまぼこセットください!」

小衣「私、蟹定食ね」

店員「分かった…、料理ングデュエル!アクセラレーション!!」

小衣「ここのご飯、結構おいしいのよ」

シャロ「なんだか高級そうなお店…ココロちゃん、いつもこんなところ来てるの?」

小衣「まぁね、IQ14000ともなるとお昼のお店も格が違うのよ!」

シャロ「よく分からないけどすごい!」

小衣「で?事件の事について何か知ってるのよね?」

小衣「お昼奢ってあげるんだから話してもらうわよ」

小衣「シャーロック、あんたは何を知ってるの?」

シャロ「…………>>76

神津警視の行方

シャロ「…神津さんの行方を、知ってるの」

小衣「なっ…!?」ガタン

小衣「ど、どういう事よ!なんであんたが警視の行方を…!」

小衣「ま、まさか…この事件に、警視が関係してるって言うの!?」

シャロ「うん…神津さんは、アーククレイドルにいる!」

シャロ「そこに捕まってるのか…それとも事件の犯人と関係あるのか…」

シャロ「私には分からないけど、神津さんがそこにいることは確かだよ!」

小衣「……なんで」

小衣「アーククレイドルに行く…それしかないみたいね!」キッ

シャロ「ココロちゃん、私も一緒に行くよ!」

小衣「シャーロック…!」

小衣「私についてくるからには…覚悟決めなさいよ!」

シャロ「ココロちゃん…!」

小衣「行くわよシャーロック!」

シャロ「うん!」

シャロここ「「ココロホームズ、出動!」」

シャロ「でも、どうやって空に浮くお城まで行けば…」

小衣「昔、あそこに行った竜の痣を持つ者達は虹の橋ビフレストを掛けたって聞くけど…」

シャロ「じゃあかけよう!ビフレスト!」

小衣「どうやってよ!」

シャロ「あうぅ…」

小衣「また聞き込みにいくしかないわね…」

シャロ「じゃあ>>90に行くのはどうかなぁ?」

>>86

小衣「公園に来たわ…ここなら人もいるし、聞き込みも捗りそうね」

小衣「……ってシャーロックがいない!?」

小衣「シャーロック!シャーロックー!!」

シーン

小衣「ココロホームズはどうしたんだこらーーー!!!」

小衣「仕方ない、一人で捜査を続けるしかないわね…」

小衣「…シャーロックのばか」



アルセーヌ(うふふ…貴女と食事していたシャーロックは幻惑ですわ、明智さん)

アルセーヌ(果たして貴女はアーククレイドルに辿り着けるかしら…?)

アルセーヌ(…『虹の橋ビフレスト』の魔法カードは私が持ってるんですけどね)

小衣「はぁ…聞き込みしなくちゃ」

小衣「ちょっと、そこのアンタ!」

小衣「IQ140000の天才美少女明智小衣じきじきの聞き込みよ!」

??「ん?」

小衣「あ、あんたは…!>>98!!」

アンリエットさん

小衣「アンタは…ホームズ探偵学院の生徒会長!?」

アンリエット「あら…明智さん?」

アンリエット(着替えて買える途中に見つかりましたわ…)ドキドキ

小衣「アンタも知ってるでしょ!?海賊脱走事件!」

アンリエット「えぇ…まぁ」

小衣「その事件にアーククレイドルが関係してることが警察の調べで分かったのよ!」

アンリエット「知っています」

小衣「ぐっ…!」

アンリエット「警察も案外調べが遅いんですね…」

小衣「うぐっ…!と、とにかく!あの城に行くのに虹の橋ビフレストが必要なの!」

小衣「なんか知らない?」

小衣「アンタは…ホームズ探偵学院の生徒会長!?」

アンリエット「あら…明智さん?」

アンリエット(着替えて帰る途中に見つかりましたわ…)ドキドキ

小衣「アンタも知ってるでしょ!?海賊脱走事件!」

アンリエット「えぇ…まぁ」

小衣「その事件にアーククレイドルが関係してることが警察の調べで分かったのよ!」

アンリエット「知っています」

小衣「ぐっ…!」

アンリエット「警察も案外調べが遅いんですね…」

小衣「うぐっ…!と、とにかく!あの城に行くのに虹の橋ビフレストが必要なの!」

小衣「なんか知らない?」

アンリエット「『虹の橋ビフレスト』の魔法カードと、モーメント動力を搭載したD-ホイールが必要だとか…」

小衣「カードと…D-ホイールね!感謝するわ!」

小衣「ところで、近くでシャーロック見なかった?」

アンリエット「見ていません」

小衣「そ、ご協力感謝するわ!」

アンリエット「…………」



小衣「カードとD-ホイール!必要なのはこれね!」

小衣「聞き込みを止めて、これらを探しに行くわ!」

小衣「そうね…>>108になんかありそうね!」

ネロのとこ

小衣「またホームズ探偵学院まで戻ってきたわ…よし」

小衣「譲崎ネロ!家宅捜索よ!」ガチャ

ネロ「うわぁ!?あ、明智!?」

小衣「D-ホイールを探してるの、機械に詳しいあんたなら持ってない?」

ネロ「でぃ、D-ホイール…なんでそんなものを…」

小衣「説明はあとよ!持ってるの?持ってないの?」

ネロ「なんで僕がお前なんかにそんなの言わなきゃいけないんだよー!ばーか!」

小衣「………!」ピキッ

ネロ「僕にものを聞くなら、うまうま棒100本は持ってきなよ!」

ネロ「ま、話はそれからかなー」

小衣「このクズ野郎!!」

ネロ「ひょ?」

小衣「速攻魔法発動!『バーサーカー・ソウル』!!」

小衣「こいつは…モンスター以外のカードが出るまでデッキからカードをドローし」

小衣「引いたモンスターカードの数だけ追加攻撃できるカード!」

小衣「さぁ行くわよ!まず一枚目!モンスターカード!!」

ネロ「うぎゃああ!」ザシュッ!

小衣「二枚目!モンスターカード!」

ネロ「うわああっ!」ドシュッ!

小衣「三枚目!モンスターカード!」

ネロ「ぎゃああっ!」バシュッ!

小衣「まだまだああああ!!!」

ネロ「もう止めてー!」

小衣「離せ!」

ネロ「僕のライフはとっくにゼロだよ!もう話はついたんだよ!」

小衣「はぁ…!はぁ…!熱くなりすぎたわ」

ネロ「冷静になってクダサーイ☆アケチガール☆」

小衣「で?D-ホイール、持ってるの?」

小衣「もし持ってたらちょっと貸しておいて欲しいんだけど」

ネロ「あぁ…うん、D-ホイールね」

ネロ「持ってるけど…持ってるけどさ」

ネロ「これを貸すには条件がある!」

小衣「なっ!?」

ネロ「それは…>>120!」

デュエルで勝つ事

ネロ「僕に…デュエルで勝て!」

小衣「小衣とデュエルして勝てる気でいるわけ…?おめでたいわ!」

小衣「そのデュエル、受けて立つわ!」ドン☆

ネロ「行くぞ!デュエルディスク、セット!」ガシャガシャ

小衣「D-ゲイザー、セット!」ガシャーン

ディスク「AR-ヴィジョン、リンク完了」



 ̄ ̄|                        ┌‐┐
__|_                    _l__|_ ┌‐┐
 ^ω^)     /⌒ヽ \  /       (^ω^) _l__|_   決闘(デュエル)!
7 ⌒い    _( ^ω^)   X.   /⌒ヽ /   ヽ (^ω^)
    | l   /フ ̄⌒ヽ n/  \ (^ω^ )_    l  /   ヽ
 \ \ (/l、__\__ソ     (^Vヽ  ̄ 、 \    l    |
   \ /っ / ,(_\       ー' 人 ̄ )(つ
    │/_/  /__ノ        〈__r‐\ \
___)─'   └--'       └-┘  (フ
│ | │

┤ ト-ヘ

  NERO LP4000    
                  VS
                        KOKORO  LP4000

小衣「墓地に闇三体なにかありますか」パチパチ

ネロ「ありません、ありがとうございました」

小衣「勝ったわ!」

ネロ「ちくしょー…!僕のサイコショッカーが…!」

小衣「はんっ!何年前のデッキよ?」

ネロ「小学生の時の僕の最強デッキだぞー!」

小衣「とにかく、D-ホイールは手に入れたわ!」

小衣「あとはカード…>>134に行けばあるかも…?」

ヤフオク

小衣「咲ー、ヤフーオークションで落としてもらいたいものがあるんだけど…」

咲「なに?」

小衣「『虹の橋ビフレスト』っていうカード…」

咲「ちょいまちー」

咲「…………」カタカタカタ

 【遊戯王】虹の橋ビフレスト(ウルトラレア)【オリカ】


咲「おk、即決で落とした」グッ

小衣「やったわ!」

小衣(こうして…小衣はカードとD-ホイールを手に入れる事に成功したのよ!)

小衣「よし!いよいよアーククレイドルに殴り込みよ!」

小衣「次子!準備はいい!?」

次子「あいよぉ!D-ホイールならまかせな!」ギュイィィン

次子「行くぞ!魔法カード!『虹の橋ビフレスト』発動!」シュピィン

平乃「すごい…!本当に虹の橋がかかりました…!」

咲「写メとっとこう」ピロリーンカシャッ

小衣「よし!行くわよ平乃!咲!」

咲「あいよー」

平乃「はい!」

次子「小衣ー!転ばないように気をつけるんだぞー!」ギュイィィン

…数時間後

小衣「やっと…着いたわ」ゼェゼェ

平乃「流石に…虹の橋を何時間もかけて歩いてくるのは骨が折れます…!」ハァハァ

咲「…………」

小衣「咲は?」

平乃「疲れて寝てます」

咲「…………」Zzz

小衣「仕方ない…二人で行くわよ」

平乃「…小衣さん!あれは!」

小衣「っ!!あんたは…!」

小衣「>>146じゃない!」

小林

小林「あれ…?小衣ちゃん?」

小衣「小林オペラ!?あんたがなんでこんなところにいるのよ!」

小林「いや…僕は海賊脱走事件の捜査でここに…」

平乃「まぁ…小林さんもここに辿り着いてたんですね…」

小衣「チッ…!先をこされてた…!」

小衣「そうだ!あんた警視を知らない?」

小林「神津を?」

小衣「情報によると、ここに警視がいるらしいのよ!」

平乃「えっ!?」

小衣「どこかで警視を見なかった?」

小林「…………>>155

ベッドルーム

小林「神津なら…この先のベッドルームにいる!」

小衣「!!」

平乃「えぇっ!?」ドキッ

小衣「なるほど…この先にいるのね!」

平乃「はうぅ…!」ドキドキ

小衣「恩に着るわ小林!さぁ行くわよ平乃!」

平乃「それって…!それって!」モヤモヤ

小衣「な、なんで顔赤くしてんの!?」

小衣「そういや小林、よく警視の場所知ってたわね」

小衣「二人で合同捜査でも…はっ!?」

小衣(警察と探偵が一緒に…ありえない!)

小衣(それになんで、小林がここの地の利を得ているわけ?怪しい…!)

小衣「小林…あんた…!?」ジリッ

小林「…気づいたかい?」

小林「……>>162!」

ネロを殺した

小林「ネロを…殺した!」

小衣「えっ!?」

小林「ネロを殺した君を…僕は、許さない!」

小衣「な、なんの事よ!?」

小林「とぼけないでくれ!君がネロの、決闘者としての魂を打ち砕いたんだ!」

小林「ネロは、決闘をやめてしまった…!君のせいとしか考えられない!」

小林「決闘者としてのネロの心を殺した君に…復讐する!」

小林「そのために僕はここにいるんだ!」

小衣「……あぁ、その事ねー」

小衣「時代遅れのデッキなんて使ってる方が悪いのよ!」

小林「あのデッキはネロが小学生の時の最強のデッキなんだぞ!」

小衣「そんなつまんない事であんたは警視を…!いいわ!やってやる!」

小衣「平乃!行くわよ!」

平乃「はい!小衣さん!」

小林「行くぞ…!二人共!!」

小衣「かかってきなさい!行くわよ…!!!」

平乃「ヴァイスシュヴァルツで勝負です!」

小林「立ち上がれ!僕の分身!」

小衣「デュエルで決着をつけるわよ!」

三人「「「…………え?」」」

小衣「なんでこの流れで遊戯王じゃないのよ!馬鹿じゃないのあんたら!」

平乃「で、でもでもっヴァイスシュバルツにはかわいい女の子がいっぱいなんですよ!?」

小林「ライド!」

小衣「くっ…!どうやって収拾をつければ…!」

小衣「とにかく、仕方ないからカードゲームは一旦置いといて…」

小衣「小林オペラ!あんたの負けよ!」

平乃「こっちには、小衣さんと私がいるんです!」

小衣「いくら男のあんたが相手でも…二人がかりなら負けはしないわ!」

平乃「大人しくお縄についてください!」

小林「……フフ……フ…!」

小衣「な、なに笑って…!」

小林「いつから…僕が一人だと、錯覚していた?」

平乃「なん…だと…?」

小林「ここは僕たちの本拠地!そこに飛び込んだ夏の虫は君達だ!」

小衣「なっ…仲間がいるっていうの!?」

小林「そうだ!来てくれ!>>180!」

シャロ

小林「来てくれ!シャーロック!」

シャロ「はいですー!」ヒョコッ

小衣「なっ…!?シャーロック!?」

小林「シャーロックは探偵だ、僕に付いていても不思議じゃないだろ?」

小衣「ふ、ふざけんじゃないわよ!シャーロックは、私と…!」

小衣「私と、ココロホームズを結成したのよ!」

小林「…?」

シャロ「なんですか?それ?」

小衣「しゃ、シャーロック…!なんで…!」

小林「探偵と警察が手を組むなんて、そんな事あるわけないだろう!?」

小林「さぁこれで二対二だ!タッグデュエルと行こうじゃないか!」

小衣「そんな…!なんで、シャーロック…!」ガシャアア ガクッ

平乃「小衣さんっ!?」


※ココロホームズを結成したシャロはアルセーヌの幻惑です

小林「ん?小衣ちゃんは戦意喪失したみたいだね」

小衣「そんな…そんなぁ…」プルプル

平乃「小衣さん!小衣さん!?」ユサユサ

小林「二対一だ!悪く思わないでくれよ平乃君?君達だって最初はそのつもりだったんだろ?」

シャロ「……………」

小林「さぁ行こうシャーロック!僕と共にネロの仇を…!」

シャロ「……っ!!」タタッ

シャロ「ココロちゃん…大丈夫?」ギュッ

小林「!?」

平乃「!?」

小林「な、何故だ…!シャーロック!!」

小衣「…シャーロック?」

小林「シャーロック!君は、僕の味方だろう!?」

小林「なんでそちら側に立つ!君は僕と共に…!」

シャロ「先生…!先生は、間違っています!」

シャロ「悪い人に手を貸して…!ココロちゃんを追い詰めて!」

シャロ「そんなの探偵のする事じゃありません!!」

平乃「シャーロックさん…」

シャロ「ココロちゃん…ごめんね?」

シャロ「ココロホームズのこと…私は覚えてないけど」

シャロ「もう一度、組もう…!ココロホームズを…!」

小衣「……シャーロック」

小衣「…ココロちゃんって言うなー!」バシッ!

シャロ「あうっ!」

小衣「仕方ないわね…あんたがそこまで言うなら」

小衣「組んであげるわ…ココロホームズ!」

シャロ「…ココロちゃん!」

平乃「小衣さん!」

小衣「行くわよ!平乃!シャーロック!!」ザン

三人「「「平コロホームズ!出動!!」」」

小林「くっ…!なんだこの体を通して出る力は…!!」

平コロホームズ「「「ゆゆうじょうパパワー!」」」

小林「ぐわああああああああ」ドサッ

シャロ「やりましたー!」

平乃「小林さんを倒しました!」

小衣「小衣にかかれば当然ね!」

小林「ぐふっ…!」

シャロ「先生…っ!」ダッ

小林「強くなったね…シャーロック」

小林「…僕の負けだ、完璧にね」

小林「悔しいけど…僕はここまでだ」

小林「平コロホームズ…君達ならこの先に待ち受ける本当の敵にも、勝てるかもしれない…」

シャロ「先生!喋らないで…!」

小林「………」ニコッ

小林「…最後のお願いだシャーロック、ネロに伝えてくれるかい…?」

シャロ「最後なんて言うなよ!一緒に帰ろう…!」

小林「…仇とれなくてごめん、って…」

小林「………」ガクッ

シャロ「先生ーーーーーーーっ!!」

シャロ「ネロが決闘しなくなったのは、ココロちゃんに負けたからじゃなくて、D-ホイールを貸してるからですよ?」

小林「あ、そうなの…」

小衣「とにかく!小林に勝ったわ!」

平乃「これで先に進めますね」

小衣「…『この先に待ち受ける本当の敵』?誰なのかしら」

平乃「シャーロックさん、分かりますか?」

シャロ「知ってます!先生に聞きました!」

シャロ「どういう人かは分からないんですけど…」

シャロ「>>200って言う人みたいです!」

小衣「>>200ね…!よし」

小衣「行くわよ!平コロホームズ!」

平シャロ「「おーっ!!」」

小衣「うおりゃああああーーーっ!!」ダッシュ

シャロ「……さようなら、小林先生」

シャロ「……っ」クルッ タタタタ…

小林「………」Zzz

石流

小衣「石流…ねぇ」

平乃「いしながれ…石流…?それってホームズ探偵学院の用務員さんじゃないですか?」

シャロ「はい!石流さんです!」

シャロ「でも…本当にその石流さんなんでしょうか?」

シャロ「石流さんがこんな事するなんて…」

小衣「まぁ、名字が同じなだけで別人って可能性はあるわ」

小衣「でもそんな名字珍しいし…同一人物って可能性は高いわよ」

小衣「覚悟しときなさいシャーロック」

シャロ「…うん」グッ

平乃「見えました…!最上階です!」

シャロ「はい!」

小衣「行くわよ!突入ーーーーっ!!」

石流「来たな…!平コロホームズ!」カッ

シャロ「い、石流さん…!」

小衣「石流漱石!逮捕するわ!」

石流「ふん…まさか本当にここまで来るとは思っていなかったぞ」

石流「私は未来の石流!」ドン☆

石流「未来の世界からシンクロ探偵を滅ぼす為にきた!」

平乃「シンクロ探偵…!?」

石流「警察の頭脳と、探偵のトイズ!」

石流「それが合わさった時に芽生え花開く、奇跡の花!!」

石流「我々にとって最も邪魔な存在なのだ!」

シャロ「石流さん!なんでですか!!」

シャロ「石流さんは厳しい人でしたけど…悪い人じゃなかったはずです!」

石流「シャーロック・シェリンフォード…覚えておけ」

石流「人には裏があるウラ…それも案外身近な人物にこそ…」

シャロ「身近な…人?」

石流「お喋りは終わりだ、行くぞ!」

石流「来たるべき大怪盗時代のために…貴様らをここで、倒す!」バッ!

シャロ「ひゃあっ!」

平乃「危ないっ!」ガキィン!!!

小衣「シャーロック!大丈夫!?」

シャロ「ココロちゃん…!平乃さん!」

平乃「ここはっ…!私に任せてくださいっ!!!」ガキィン!!

石流「フン…少しはやるようだな…参るッ!!」ザン!

小衣「シャーロック…!トイズよ!」

シャロ「と、トイズ!?」

小衣「さっき石流はシンクロ探偵の力を『最も邪魔な存在』と言ったわ!」

小衣「警察の頭脳と、探偵のトイズが合わさった時に生まれる奇跡!」

小衣「それこそが奴を倒す、有効的な手段になるはず!」

シャロ「で、でも…私にはトイズが…!」

小衣「今、ここで取り戻す!」ドン!

小衣「小衣の頭脳で…!シャーロックのトイズを復活させる!」

小衣「『警察の頭脳と、探偵のトイズ』を合わせる…これしかないわ!」

小衣「やるわよ…!シャーロック!」

シャロ「…うん!ココロちゃん!」

シャロ「でもでも…!どうやってトイズを?」

小衣「そ、それは…!」

小衣(考えろ…考えるのよ、明智小衣)

小衣(IQ140000の天才美少女に出来ない事なんてないのよ!)

小衣(トイズ…探偵…!警察…頭脳…!)

小衣「……シャーロック!」

シャロ「はいっ!」

小衣「>>213!!」

キスだな

小衣「キス…!するわよ!」

シャロ「はいっ!!」

シャロ「って、なんでですかぁ~!」

小衣「私の黄金色の脳細胞がのどを枯らして、叫んでいるのよ!」

小衣「シンクロ…!すなわち同調!」

小衣「私たちの体と…意識を一つにすれば、きっと奇跡は起こるわ!」

シャロ「で、でも…ちゅーってぇ…!」カアァ

小衣「私を信じて…シャーロック!」

シャロ「…分かった!ココロちゃんを信じるよ!」

小衣「行くわよ…!目、閉じて…」ドキドキ

シャロ「う、うん…!」ギュッ

小衣「レベル13!明智小衣に!!」

シャロ「レベル15!シャーロック・シェリンフォードをちゅーニング!」

小衣「んっ…!」チュー

シャロ「ん……」チュー

シャロ(ココロちゃんの唇…あったかい)

シャロ(やわらかくて、あったかくて…どきどきしちゃう)

小衣「ん…しゃーろっくぅ…!」ギュゥ

シャロ(ココロちゃんに抱きしめられてる…)

シャロ(あ…ココロちゃんも、どきどきしてるんだ…)

シャロ(心臓の音、とくんとくんって…伝わってくるよ…)

シャロ(一緒だね、ココロちゃん……)

シャロ(私も…!)

小衣「ん……ぷは」チュッ

小衣「…シャーロック!あんた、トイズが…!」

シャロ「…………」シャキィン!

シャロ「ココロちゃん…見つけたよ!!」

平乃「シャーロックさん…!小衣さん…!」

石流「なんだ…あの輝きは!」

石流「あれはトイズなんてものでは無い!あれは…!」

小衣「シャーロックの瞳が…金色に!」

シャロ「新たなトイズ!オーバートップ・クリアマインド!!」シャキィン!

石流「くっ…はあぁーっ!!」バッ

シャロ「てりゃあっ!」バチィン!

小衣「刀を弾いた!!」

シャロ「これで終わりです…!石流さん!」

シャロ「リミットオーバー・アクセルシンクロおおおおおおおーーーーっ!!!」ズギャンッ!

石流「ぬうおおおおおおおおおーーっ!!!」

平乃「なんて…エネルギー!!」

小衣「これが…シャーロックのシンクロトイズ!」

シャロ「はああああああああああーーーーっ!!!!」

石流「ぐわああああああああああああああああっーーー!!!!!!」


チュドーーーン

小衣「シャーロックーーーーーッ!!!」

シャロ「おおおおおお!!!!……うわぁーーーっ!!」ヒューン

平乃「シャーロックさんが…落ちました!!」

小衣「くっ…!はぁっ!!」バッ

平乃「小衣さん!?」

小衣「シャーロック!!」ガシッ!

シャロ「ココロちゃんっ!?」

小衣「くっ…!駄目だ…落ちるっ!」ガクッ

ここシャロ「「わあぁーーーっ!!!」」

平乃「小衣さん!シャーロックさーーん!!」

小衣「だめっ…!橋にも手が届かないっ…!」ヒューーーー

シャロ「ココロちゃん!私のシンクロトイズで落下の衝撃を受け止める!」

シャロ「だから…私から、離れないで!」ギュッ

小衣「シャーロック…!」

小衣「信じてるからね…!絶対成功させなさいよ!」ギュッ

シャロ「…うん!」


シャロ「……てりゃああああーーーーっ!!!」

………

神津「…まさかアーククレイドルの調査中にやられるとは…俺もまだまだだな」

小林「未来からきた犯罪者…何者だったんだろうか」

神津「さぁな…あの後、アーククレイドルも消えてしまった」

神津「今となっては分からず仕舞いだ」

小林「…そうだね」

神津「だが、ぼやぼやしている暇はないぞ」

神津「逃げ出した海賊を全員捕まえなくてはいけない」

神津「全員捕まえるまで馬車馬の如く働いてもらうぞ」

小林「はは…厳しいなぁ」

神津「G4とミルキィホームズ総動員の合同任務だ、すぐに終わる」

小林「…そうだね」

小林「探偵と警察が力を合わせれば、出来ない事なんてないんだ」

小衣(…あのあと)

小衣(地上に落ちた私たちは、シャーロックのトイズのおかげで助かった)

小衣(でも落下のショックでシャーロックのトイズは再び消えてしまった…)

小衣(…でも)


小衣「…シャーロック!」

シャロ「お待たせー!」


小衣(私たちはまた一緒に捜査をしている)

小衣(きっとまた、トイズは元に戻ると…思う)


小衣「G4とミルキィホームズ、合同捜査よ!」

シャロ「うん、頑張ろうね!ココロちゃん!」


小衣(だって…)

小衣(私たちは、繋がっているから)


小衣「…ココロちゃん言うな!」

くそ、さるった…
おしまい

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