P「好きとか嫌いとか、最初に…」(467)


P「最近、女の子達の間で変な噂が…」

P「最近、女の子の間で変な噂が…」

P「友達とかに噂されると恥ずかしいし…」

P(ちょっとおさらいしておこう…)

初日

アイドル不在の765プロに入った

と思いきや、社長が「天海春香」をスカウトしてきた

売れなきゃクビ、お金ももらえないらしい(?)

早速春香のプロデューサーとして励むこととなった

プロデュース1日目

ミーティング、あいさつ回りは無事に終わる

レッスン

レッスン場にて美声な少女に遭遇(後に如月千早と判明)


プロデューサーに対する評価(高 ◎ ○ □ △ × 低)
春香 □ 千早 ?
小鳥 ○

2日目

一人で売り込みを開始

途中誰かとぶつかるが気にしない(後に水瀬伊織と判明)

仕事取れない…

公園にて現実逃避

豚(ブタ太)と女の子(我那覇響)に出会う

765プロにて熱が出てたことが分かった、叱られた


春香 □ 千早 ? 響 ? (ブタ太 ○)
小鳥 ○ 伊織 ?


3日目

春香をダンスレッスンへ

電話がかかってくる、電波悪いので外へ

仕事の電話、春香を使ってもらえるらしい(歓喜)

少女(菊地真)に出会う(スカウトする)

事務所に戻ると水瀬伊織が待っていた、アイドルになる

次々増えるアイドルも、全て一人で管理するらしい


春香 ● 千早 ? 響 ? (ブタ太 ○)
小鳥 ○ 伊織 × 真 ?

(※●…通称爆弾は、Pへの不信感の表れで、放置すると爆発だってさ)


4日目

春香の仕事(小規模なマイナーアイドル達のステージ)

サプライズと称して、素人が参加可能なステージになる

千早が飛び入り参加、その場全員のハートをキャッチ

千早消えるが、彼女のせいでアイドル達の印象薄れる


その頃伊織は事務で小鳥さんのお手伝い…その結果

春香 □ 千早 ? 響 ? (ブタ太 ○)
小鳥 ? 伊織 ● 真 ?

5日目

真がアイドルになりたいと765プロを訪れる

伊織と口喧嘩したが和解、そのまま765アイドルに

春香、伊織、真を連れレッスンに行く

レッスン先で眠る美少女に出会う(後に星井美希と判明)


春香 ○ 千早 ? 響 ? 美希 ? (ブタ太 ○)
小鳥 ● 伊織 △ 真 ○

オフの日

小鳥さんからのみに誘われたけどお金ない

初めてのパチンコ…が、財布なくしていた

美女(三浦あずささん)に届けてもらった、彼女にパチンコ付き添ってもらったら大勝利

喫茶店で”社長が”あずささんを勧誘、そのまま消える

コンビニにてできる店員(秋月律子)に出会う(勧誘)

謎の男の子に独り言聞かれる(後に長介くんと判明)

公園にて食事、響といぬ美に出会う(勧誘)

仕事が2件取れたらしい

春香 ○ 千早 ? 響 ? 美希 ? 律子 ?
小鳥 ○ 伊織 △ 真 ○ あずさ ?

(ブタ太 ○ いぬ美 ○)

6日目

再び一人で売り込みに行く(アイドルたちは個々にレッスン)

仕事終わり、コンビニに行く

可愛い少女(双海真美)と出会う

差し入れを買い、近くにあるレッスン場に

真に差し入れを渡した後千早に遭遇(勧誘)


春香  ○  千早 ? 響 ? 美希 ? 真美 ?
小鳥 秘密 伊織 △ 真 ○ 律子 ? あずさ □

(ブタ太 ○ いぬ美 ○)

7日目

早朝散歩に出かけたら、儚げな美女(四条貴音)と出会う(勧誘)

一緒に入ったラーメン屋にて社長と遭遇、二人765プロへ

765プロで貴音とミーティング後、伊織と貴音をレッスンへ送る

その後真、あずささんもそれぞれレッスン場に向かった…

あずささんが方向音痴と知る(捜索開始)

全力疾走して、途中で果てている時に美希に再び出会う(勧誘)

あずささん見つける、おとなしそうな少女(萩原雪歩)もいた(勧誘)


春香  ○  千早 ? 響 ?  美希  ? 真美 ? 貴音 □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 ? 雪歩 ?


8日目

激しい筋肉痛のため、事務所待機

響とブタ太、いぬ美が遊びに来た、ここでまた勧誘

響、アイドルになることを決意

春香、伊織、真がレッスンから帰ってくる(食事)

真が頬についたご飯取ってくれる

レッスン中のあずささん迎えに行く「明日良いことがある」

といっていたのだが…そのときの評価が…

春香  ●  千早 ? 響 □  美希  ? 真美 ? 貴音 □
小鳥  ●  伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 ? 雪歩 ?

(ブタ太 ○ いぬ美 ○)

9日目

朝、響の連れてきたヘビ香に懐かれる

小鳥さんとアイドル達を二手に分け、売り込み開始

昼食のためにコンビニへ行く、亜美と真美に出会う(勧誘)

765プロにて全員でお食事タイム、仕事は1件取れた…

亜美真美、アイドルになることを決意

春香ソロの仕事

小鳥さんと居酒屋

春香  ○  千早 ? 響 □  美希  □ 真美 △ 亜美 △ 貴音 □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 ? 雪歩 ?

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)


P「最近、女の子達の間で変な噂が…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328367064

P「最近、女の子の間で変な噂が…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1328631019

P「友達とかに噂されると恥ずかしいし…」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1329669711


オフの日

朝、コンビニへ再び律子を勧誘しに行くがバイト辞めてた

小鳥さんと二人で出かけているときに長介くんとその姉(高槻やよい)に出会う

小鳥さんと二人でお食事

あずささんから電話、小鳥さんと別れ公園へ

あずささんと雪歩が待っていた

萩原雪歩がアイドルになることを決意

二人と別れ、亜美と真美にゲームを貸しに行く

(このときの俺のくさい芝居が真美に撮られてしまった…)


春香  ○  千早 ? 響 □  美希  □ 真美 △ 亜美 △  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 ? 雪歩 △ やよい ?

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)


765プロ

P(こんなもんだろ…それにしても…)

P「ね…眠いー…ふぁぁぁ…」

コト

小鳥「ブラックです、大丈夫ですか?」サッ

P「あ、ありがとうございます、小鳥さん」ズズズ



小鳥「………」ジー



P「お盆でガードしなくても、吹きませんから安心してくださいよ」


小鳥「す、すみません。流石に3回も吹き出すことありませんよね?」

P「疑われるのも、無理はないですけど」ズズズ

P「…ふぅ、すっきりしてきた」

P「さて、今日も今日とて…働きますかっ!」


P(ホワイトボードの確認と追加をしておこう)

P(現在の予定は…)

春香、真、伊織…イベント もうちょい先

P(以上だ、寂しいな)


P「…おっと、そうだ!1件取り入ってもらえたところが…」


P(ケーブルテレビの番組だったな…)キュッキュッ

春、真、伊 …イベント もうちょい先

メンバー不詳…テレビ!  要交渉


P(こんな感じだろうか?)

P「小鳥さん、頼んでおいたアイドルのリストは…」


小鳥「はい、送っておきました」


P(なんだか一気にプロデューサーとして営業してるよっ!)

P(あの3人のコンディションも大事だけど)

P(他のアイドル達のプロデュースもしっかりしなくては!)

P(………体もつかな?)

小鳥「そういえば、プロデューサーさん」

P「はい、何でしょうか」

小鳥「今日朝礼で、社長が重大な知らせがあるとか」



P「重大な知らせ?」


朝礼にて

社長「おはよう諸君、忙しい毎日だろうが、倦怠を感じていないかね?」

社長「気がつけば、ここにこれほどの人数のアイドルが増えるとは…」

社長「それもこれも、君のおかげだよ」

P「はい、ありがとうございます」

社長「この勢いで、仕事ももっととってきて欲しいものだ」

P(痛いところを突かれたなぁ…)


社長「それは、今後に期待するとして…」

社長「実は今日、君たちに新しい仲間が加わる…!」

P「な、なんとっ!?」

小鳥「えええっ!?」

小鳥(11人目のアイドル…)

P(海洋の11…11人いた!…)

社長「では…入りたまえ」


ガチャ


スタスタスタ トテトテトテ

小鳥「ふ、二人ですかっ!?」

小鳥(あれ、確かあの子は…)

P(なんてこった!…海洋の12…十二県記…)


社長「彼女達は、私が偶然ながらも発見したアイドルの原石だ!」

社長「自己紹介を頼むよ」



二人「はいっ!」


スーツ「まずは私から…本日よりここのプロデューサー…兼アイドル…を勤めます」

P(12球団…ってあれ、この声って?)

律子「秋月律子です、皆さん、プロデューサーとして…後輩として…よろしくお願いします!」

パチパチパチ

P(律子!?どういうことだ?)

P(それにその隣にいるのって…!?)

やよい「高槻やよいですっ!皆、よろしくお願いしますっ!」

やよい「うっうー!私がアイドルになるなんてっ、夢見たいですっ!」

パチパチパチ


P(ダメだ…社長はやはり人さらいだった…)




P「では、早速二人のミーティングを行いますけど」

やよい「よろしくお願いしまーすっ!」

P「おう、よろしくなっ!」


P「ミーティングといっても、俺の疑問を早々に消化したいんだが、いいかな」

律子「かまわないですよ。その様子だと、今朝まで何も伝わっていないようですし」

P「では、律子のほうから頼む…」

律子「はい」

………
……


P「何で名刺入れにポイントカードが…」アセアセ

律子(おっちょこちょいなのかしら…)

スッ

P「はい、これが俺の仕事だよ!」


律子「765プロ プロデューサー」

P「そう、アイドルのプロデューサーをしているんだっ!」キリッ


律子「…本当なんですか?」

P「俺を疑ってますか店員さん?」

律子「そうですね、765プロなんて知らないですし」

律子「名詞なんて作ろうと思えばいくらでもそれらしいのは作れますよ?」

P「え、そうなの?」

律子「あと、もう店員じゃありません」


律子「申し送れましたプロデューサー?さん」

P「疑問系なんだね」

律子「私は、秋月律子です」

P「律子」

律子「あと、入り口で屯するのは迷惑ですからやめましょうね?」

P「うわっと、ごめんなさい」ササッ

P「えと…じゃ、じゃあ考えておいてくれっ!」

律子「え?ちょっt」

タッタッタッタ


律子「…行っちゃった…何なのよ?」ペラッ

律子「………765プロかー」


ウィーン

いらっしゃいませー

店員「あれ秋月さん、忘れ物ですか?」

律子「まぁ、そんなところ…でもね?」

店員「は、はい?」

律子「今は、私はお客なの!公私混同は避けなさい?」

店員「ひぃ!す、すみませーんっ!」



店員(店長より怖いよぅ…)


ウィーン

ありがとうございましたー

律子(新しい仕事のために、履歴書を買ったけど)

律子(んー、とりあえず書いてみようかしら?)


律子宅にて


律子「あー、ダメねっ」

律子(志望理由、思いつくわけないじゃない…)


律子「忘れていたわっ!」ポチッ

カタカタカタカタ

律子(765プロ、765プロ…あったわっ!)

律子(んー、動画のリンクね。活動情報が少しでも分かれば)カチッ


律子(天海春香…高校生アイドル)ドレドレ


律子(…確かにアイドルとしては、申し分ない容姿ね)

律子(この中のアイドルなら、間違いなく彼女が一番)


律子(だけど…って、何?一般の素人が前で歌うの?)


画面「いいえ、音楽はかまいません」


律子「こ、コレって…!?」


画面「~♪」




律子(すごい…圧倒されてしまったわ…)

律子(まさか歌じゃなくて発声するだけなんて…)

律子「でも、他のアイドル…いや、それ以上」

律子(………そうだわっ!)

カリカリカリカリカリ…


律子「…できたっ!」


……
………


律子「そのあと、社長が電話に対応したので旨を伝え」

律子「必要な書類を提出し、入社して今現在に至ります」

P「なるほど」

P(それって、千早の影響?彼女はアイドルじゃないけどな…)


P「ところで、やよいちゃんはどうだい?」

やよい「プロデューサーっ、私のことは、やよいって呼んでくださいっ」

やよい「一緒にお仕事するのに、よそよそしいですっ!」


P「ごめんごめん。それでやよい、君はなぜアイドルに?」スッ


律子「なんで、電話を取り出してるいるんですか…」

P「大丈夫、国家権力は、小さい子供の味方だよ」

やよい「?私の場合は、社長さんに連れられて…」


ピピピ…

Prrrrr Prrrrr Prrrrr


P「もしもし、誘拐です…犯人が同じ建物にこもっているので捕まえてください」

P「誘拐された子は、一時保護してありますから」



P(このあと、事件はすぐに片付いた)


P(まさか、自分の勤め先の社長が誘拐犯だなんて)


P(小鳥さんや、他のアイドル達も恐怖から解放されたことだろう)


P(これからは、社長としての仕事も、覚えないとな!)



END



P(なんて未来、絶対嫌だっ!)

律子「聞いてますか?プロデューサー?」

P「おっとパラレルワールドにワープしていた、なんでも無いよ?」

律子(少しズレているんだわ)

P「…話の腰を折っちゃってごめんな、さぁ続けて」

やよい「はいっ」

やよい「といっても、社長が最初にアイドルにならないかって言って」

やよい「なんで私が、アイドルになったのかは…あのっ…えーっと…」



P(話せないわけがあるのかな?)


P「やよい…言いづらいことなら、言わなくてもいいぞ?」

やよい「あうう~、すみませんプロデューサー…」

P「隠し事のひとつやふたつ、誰にだってあるさ…無論、俺にもある」

P「だから、これにてお話はおしまいっ!な?」


やよい「…はいっ、ありがとうございますっ!」




P(真美は、あの動画消してくれたかな…)


律子「ところでプロデューサー?」

P「どうした、律子」

律子「先ほども話したのですが、如月千早…」


律子「彼女は、どこの事務所に配属しているのでしょうか」

律子「ネットで調べてもまるで情報が出てこないですし」

P(そういえば入社する前、ネットで調べたりしなかったなぁ)


律子「出てくるといえば、イベントのときの動画ですね」


律子「しかし、イベントに参加したアイドルに興味が無いのか」

律子「再生数の延びはどうやら、芳しくないようです」

P「その言葉は聞きたくなかったけど…そうか、ありがとう」

P(彼女…如月千早に出会うには…)


P(あの場所に行くしかないのかな)


P「よしっ、小休止!」

P「少ししたら、二人をレッスン場に連れて行く!」

やよい「はいっ、わかりましたー!」

律子「私もレッスンですか?」

P「あれ、アイドル兼プロデューサーだったよね」

律子「いいえっ、『プロデューサー兼アイドル』です!」

律子「でも、そうですね…アイドルとしても機能しないとまずいですよね」


ガチャ

P「んー、ここはやはりボイスレッスンを受けるべきだよな」ピッ

P(今日いなかったら、次、また次と)

P(いくらだって探してみせる…!)

Prrrrr Prrrrr Prrrrr

P「もしもし…はい、今あいてますでしょうか」


P「はい、じゃあすぐに向かいますね」



レッスン場にて


P「それにしても、やよいは、元気の塊だね」

やよい「えへへー、そ、そうですかっ?」

P「聞いてる人が、元気になる…そんな歌声だよ」

やよい「それって、スゴイかもっ!プロデューサーも元気出ました?」

P「勿論だよ」

やよい「うっうー♪」

P(バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ)


P「律子は、声が開始時より張りが出てきて」

P「成果が目に見える…いや、耳に聞こえるようだよ」

律子「自分でも、しっかり自分の能力を把握しているつもりです」

律子「…が、彼女と一緒にやったことが、大きいかも」

P「それは、分かる気がするよ」



P(一緒にやって、成果もあがったのかな?)


P「さて…」

P(今日は、会えるかなーっと)トコトコ

数分後

P(ダメだ、いない…ためしに聞いてみようかな)

受付にて

受付「如月千早様でしたら、いつもこの日に…」

P「そうですか、ありがとうございます」

P(コンビニのときと良い、普通個人情報漏らさないぞ…)



受付(なんて思われているでしょうけど、わりとどうでもいいです)

ガチャ

P「よし、二人ともおまたせ。今日は引き上げるぞ」

やよい・律子「はいっ」


律子「それと、明日、プロデューサー殿は行きますか?」

P「ん?どこにだ?」

律子「あれ、全員に送ったと書いてあるのですけど…」

P「メール?えーっと………おお、来てた来てた」


差出人:天海 春香

件名:明日みんなでカラオケに…


P「んー、歓迎会みたいなものか、いいじゃないか」

律子「はい、私も参加するつもりです」

P「やよいも来るかい?」

やよい「………」

P(あれ…無視された?)

P「や、やよい…さん?」


やよい「えと…ご、ごめんなさいっ。私、いけそうにないです」


P「明日何か予定が入ってるのか?」

やよい「よ、予定は入ってないですっ」

P「ん?どういうことだ?」

P(お小遣いが足りない…とか?)

P「やよいの分なら俺がおごるよ」



やよい「それは嬉しいですけど…」




P(結局やよいは、『うん』ということは無かったな)

P(765プロに帰る間、やよいはどこかさびしげな表情を浮かべていた…)


律子「(…ちょっと?)」

P「(ん、どうしたんだ律子?)」

律子「(プロデューサー、やよいはどうしたんですか?)」

P「(お、俺が聞きたいくらいだぞ…)」


律子「(予定も無い、金銭はプロデューサーが全額負担…)」

P「(全額負担って響きがつらい…)」

律子「(プロデューサーとしても、アイドル仲間としても彼女を放って置けませんよ)」

P「(そうだな…)」




P(戻ったら、やよいのプロフィールを聞かせてもらおうかな…)


765プロ


ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

律子「レッスン、終了いたしました」

小鳥「あら、3人ともお疲れ様ー」

やよい「お疲れ様ですっ」

小鳥「はい、やよいちゃんもお疲れ様」

小鳥「お茶入れて来ますねー」

律子「ありがとうございます」


P(…皆帰ったら小鳥さんに聞いてみるか)


ガチャ

春香「ただいま戻りましたーっ」

P「お、お疲れ…春香たちも終わったのか?」

真「ハイっ!もう3人の息も合ってきたしバッチリですよ!へへっ」

P「お、すごいじゃないか!」

伊織「ま、私がいるんだもの、当然よね」ニヒヒッ



P(お前春香より後に入ったろ…?)


雪歩「皆さん、お茶です」

P「あれ、雪歩たちも帰ってきてたのか?」

あずさ「はい、プロデューサーさんが来る少し前に」

P「なるほど、そうだったんですか」

P「(…雪歩、雪歩?)」

雪歩「…?」

P「(迷子にならなかったか?)」

雪歩「(え?だ、大丈夫ですよプロデューサー、私子供じゃないですよぅ)」

P「(す、スマン…)」

P(お前じゃないぞ…雪歩)


P(あまり良い印象を与えられなかったかな)


伊織「それにしても…」

真「ん、どうしたの伊織?」

伊織「ここまで人が多いと狭苦しいわね、この事務所」

真美「そうだね→…ボロっちいし」

亜美「皆の分の湯のみなかったし」

P「なるほど、だから紙コップなのか」

春香「で、でも皆で居たほうが私は楽しいよっ」

真「そうだよね、何か盛り上がるって言うか」


律子「…この空間をプロデューサー一人で裁いていたんですか」

P「大丈夫!律子が来てくれたから!」


律子(…大丈夫かしら)


ガチャ

響「ただいまーっ!」

貴音「ただいま戻りました」

美希「あふぅ…疲れたのー」

小鳥「三人ともお疲れ様、お茶入れるわ」

雪歩「あ、私がやります」トットット

P「…どうだった、レッスンのほうは?」

響「バッチリだよっ!美希がずっと眠そうだったけどね」

美希「…あふぅ」

P「美希、しっかりレッスンできたか?」

美希「うん…ミキ、しっかりやったよ?…あふぅ」

P(本当に大丈夫かー!?)

貴音「あなた様、ご安心ください」

貴音「美希はレッスンのときは響や私より輝いていました」

貴音「常に眠たそうな表情を浮かべておりましたが…」

  _, ,_     
( ・∀・)シュッ   
( ∪ と 彡  ──────=====三三④

と__)__)  154km/h ストレート


P(やはり美希は指導する余地があるな…)

響「あー、そんなことよりっ」

P「?…どうしたんだ?」

響「自分たち、まだプロデューサーに付き添ってもらってないぞ?」

P「俺もそのことを考えていたんだがな」

P「これからは、俺と律子が見ることができるようになったから」

P「…ついでに小鳥さんもやってくれるから」

小鳥「ピッ!?」


P「予定は後でくむからな、今日は皆お疲れ!」


春香「あ、そうだっ!プロデューサーさん、歓迎会ですよ、歓迎会!」

P「メールもらってたな、俺も参k」

P「あー、悪いっ!ちょっとやよいに用事があるんだ」

P「もしかしたらその後に合流するかも知れないから」

春香「そうなんですか、わかりましたっ」

P「すまんな…じゃあお疲れ!」

春香「はいっ、お疲れ様でした!」


バタン


P(誰も居なくなったな)

P「小鳥さん、実はお話が…」

小鳥「はい?何でしょう?」

P「やよいのことについて聞きたいことが…」



P(やよい…嘘ついてごめん)


P宅にて

P(さて、やよいの家と事情を少しだけ教えてもらえた)

P「明日、早速行ってみようかな…」

P(寝る前に…聞いておいた今日の評価は…)

春香  ○  千早 ? 響 □  美希  □ 真美 △ 亜美 △  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 △ 雪歩 △ やよい □

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹

P(…んー変化があまり無いのは見てないから…だよな)

P(明日は!…あ、やよい見なきゃ)

P(次回は、皆ともうちょっとコンタクトとるか!)


P(●(爆弾)怖いし)


翌日

P「さて、酷いと承知でやよいの家にアポなしで行くか」

P「…本当にごめんなやよい」


やよい宅

すみませーん

やよい「あ、お客さん」

長介「お姉ちゃん、出てくるよ」

やよい「ありがとう、長介」

ガラガラ

P「高槻やよいさんは…居ますか?」

長介「あ、プロ兄ちゃん!」

P「やあ長介くん、お姉ちゃん居るかな?」

長介「待ってて、お姉ちゃーん!プロ兄ちゃんが来たよー!」


やよい「えっ!ぷ、プロデューサーっ!?」

  _, ,_     
( ・∀・)シュッ   
( ∪ と 彡  ──────=====三三④

と__)__)  154km/h ストレート


タッタッタ

P「やぁやよい、ごめんな」

やよい「どうしたんですか、プロデューサー?」

P「えーと…そう!アイドルの家に1回は訪問することになってるんだよ」

やよい「そ、そうだったんですかっ?」

P「あぁ、えと…今大丈夫か?」

やよい「すみません、ちょっとまってt」

女の子「お姉ちゃん、お客さん?」

男の子「だれー?」


P(ぞろぞろ…昨日聞いた兄弟かな?)


P「君がかすみちゃんで君が浩太郎くん?」

かすみ「わっ、なんでわかったのー?」

浩太郎「お兄ちゃんすごーい!」

P「君たちのお姉ちゃんに教えてもらったんだよ」

やよい「私、言ってませんけどっ?」

P(ですよねー、聞いてませんし)

P「まぁ、何だって良いじゃないか…」


P(なんだかんだであがらせてもらった…)

やよい「ううー、狭くてすみません…」

P「そんなこと無いよ、こういう部屋は落ち着くよね」

P(最近の事務所に比べればどうってことない)

やよい「それでプロデューサーは、なんのために訪問したんですか?」

P(しまった、何にも考えてなかった!)

P「おう、遊びに来たっ!」


P(口走っちゃった!)


かすみ「お兄ちゃん、遊んでくれるのー?」

浩太郎「やったーーー!」

P(いまさらやだーーー!なんていえない…言うつもりも無いけど…)

やよい「こら、かすみっ、浩太郎っ!メッ!」

やよい「プロデューサーさんは、かすみ達と遊ぶなんていってないでしょっ」

P「何、気にすることはないよ…やよい」

P「みんな、一緒に遊んでやるからなっ!」




P(やよいの家でみんなと遊んだ)


やよい「プロデューサー、今日はありがとうございましたっ!」

P「いやいや、ご馳走してくれるなんて…こっちもありがとうな」

P「…ところでやよい、どうして今日は誘いを断ったんだ?」

やよい「あう…」

P「別に予定も無かったし、良いじゃないか」

やよい「わ、私皆の面倒を見なくちゃいけないから…」

P「そうか、それなら…今からでもいけるかな」ピッ

やよい「え?」


Prrrrr Prrrrr Prrrrr ピッ


P「もしもし、春香か?」


カラオケ

亜美真美「イェ→イ♪」

P「マイクボリュームもうちょっと下げなさい…」

P「春香、遅れてごめんな」

春香「気にしないでください、私が勝手に言い出したことですから」

やよい「春香さん、ありがとうございますっ」

春香「やよいちゃん、今日は楽しもうね!」



春香「長介くんたちもっ!」


P(この後、カラオケを皆で楽しむことができた!)

P(流石に浩司くんは、律子と交代で別の部屋で見ることになったが)

P「みんな、お疲れ様っ!気をつけて帰るんだぞー!」


P「おし、俺達も帰らなきゃな!」

やよい「プロデューサー、ありがとうございましたっ!」

P「あはは、楽しかっただろ?」

長介「すごい楽しかったっ!」

かすみ「おもしろかったね!」

浩太郎「うんっ!」

P「やよい、無理しなくたって良いからな?」

P「そういう管理も全部、俺に任せておいて…時には楽しめよ?」

やよい「………はいっ!」


P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


P宅

P(少しはやよいの遠慮とかがなくなると良いけどな…)

P(まぁ皆も楽しめたことだ!よしとしよう)

P(さて、小鳥さんからの評価メールだ)ピッ

春香  ○  千早 ? 響 □  美希  □ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 △ 雪歩 △ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人




P(それにしても、小鳥さんは何でこんなに情報知っているんだ…)

圧倒的支援
もう落とさせはしない




P「さて、今日も仕事だぞっと」ガチャ

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます、お早いですね」

P「そうですね、やはり規則正しい生活に戻れたので」

P(ゲーム漬けの日々は終わったのだっ!)


P(さてと…)

春、真、伊 …イベント  そろそろ

メンバー不詳…テレビ!  要交渉

P(春香たちには、律子がついてもらおう)

P(今日は仕事に出るアイドルを決めて…)


P「そのために向こう側と交渉しないとっ!」

君が!書き終えるまで!
僕は支援するのをやめない!!

>>92
おうよ

何が何でも落とさせてたまるか!!


P「先日リストも向こうに送ったから…」ピッ

Prrrr Prrrr Prrrr ピッ

P「お疲れ様です、765プロダクションのPです」

P「以前そちらで、うちのアイドルを使ってくれるとお伺いしたのですが」

P「リストは届いていますか?」

電話「君か、届いてるよ。誰を使うかはこちらで決めてもいいのかな?」

P「はい、それで構いません」


電話「それじゃあ言うよ…」

P(あずささん、美希、響、貴音か…)

P(早速報告をしておかなきゃな)

P「ありがとうございました、それでは失礼します」ピッ

キュッキュッキュ

春、真、伊  …イベント  そろそろ

あ、美、響、貴…テレビ!  まだまだ先


P(さて、今日はこの後…この4人に付き添ってレッスンだな)

ガチャ

律子「おはようございます」

P「おはよう律子、早いな」

律子「プロデューサーもお早いですね」

P「まぁな…それより律子、今日は春香、真、伊織を見てもらいたい」

律子「わかりました、プロデューサーはどうされるんですか?」

P「この4人のレッスンに付き添うよ」トントン

律子「メンバー決まったんですね…わかりました」

P「じゃあ残りの亜美真美、雪歩、やよいは…小鳥さん」

小鳥「はい、わかりました」

P「といっても付き添うだけですけどね」


ガチャ

おはようございまーすっ


P(さて、今日もレッスンだっ!)

レッスン場


P「あずささん、もうちょっと速度上げましょう」

P「貴音は大丈夫だけど、もう少し表情緩めて」

P「響、元気なのは良いけど指示通りに動こうな?」

P(元からステータスが低いわけではないから意外と捗るな…)

P(以外なのは美希…指示通りに動くが…)

美希「プロデューサー、おにぎり買って来て?」


P「俺、使いっ走りじゃないからね?」


P(休憩のこともかねて、コンビニにやってきましたよと)ウィーン

いらっしゃいませー

P「おにぎりとパンと…ドリンクも買ってと…」

P「俺は動いてないからカロリーメイトでいいやっ」

コツン

P「ぬ…?」

千早「え?」

キタ━━ヾ(゚∀゚)ノ━━!!


P「あ!君は、如月千早!?」

千早「いつかの…」

P「探していたよ如月さん!」

千早「…奇遇ですね、私もあなたに言いたいことです」

P「おう、なんだい…なんでも聞いてくれ!」

千早「…ちょっとうるさいです」


P「あ、すんません」


ウィーン

ありがとうございましたー

P(恐るべきエンカウント率…コンビニっ!)

P(俺はここのリピーターになることを決意したのだった……完)



千早「あの?」

P「ごめん、なんでもないから…どうぞ」

千早「は、はぁ…」

頼むから…完結してくれ…


千早「あなたは、アイドルのプロデューサーをしているんですよね?」

P「あぁ、そうだとも!765プロでプロデューサーとして」

P「12人ほどアイドルをプロデュースしているよ」

千早「12人も…一人で、ですか?」

P「あぁ、今はそのうちの4人を近くでレッスンさせているんだ」

P「ちょうど良い、君も来てくれないか?どういうことをしているか見て欲しい」

千早「私もですか?」

P「だめかっ?」

千早(…調べて見なきゃわからない、わね)


千早「わかりました、少しだけお供します」

P「やったーーー!」


レッスン場にて

ガチャ

P「さぁ、この中だよ」

千早「お邪魔します」

P「彼女達が、我が765プロのアイドル…どう?」

千早「どう、と言われても分かりませんが…」

P「一人ひとり、輝いてないか?」

千早「………」

千早「そうですね、皆さん頑張っておられますね…」


P「だろう?」フフン

千早「別にあなたが得意げになる要素はありませんけど…」

P「…くっ」

千早「でも…」


千早(…確かに輝いてる)ジー

千早(アイドルってただ着飾ってるだけのようなものだと思ってたけど…)

千早(ここに居る人たちを見たら、そんなこといえない…)


P「おーい皆」

あずさ「あら、おかえりなさいプロデューサーさん」

P「まだ昼には早いけど…差し入れ食べて、休憩にしよう」ガサガサ

響「ホントっ!?自分、おなか空いてたんだよっ」

貴音「ありがとうございます、プロデューサー」

P「どういたしまして、美希?おにぎりかって来たぞ?」

美希「おにぎりっ!」ガサガサ

P「色々買ってきたからゆっくりお食べ」

美希「ありがとうっ、プロデューサー!」



P(バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ!)


あずさ「ところで、そちらはどなたでしょう?」

P「この子は如月千早、見学に来たんだ」

千早「ど、どうも」

響「自分たちを見学しに来たの?」

千早「えぇ、アイドルに少し興味が…」

P「それは本当か如月っ!?」


千早「…い、一応」

千早(普段からうるさい人なのね…)


貴音「…何かに趣を感じ、自分から接するのは良いことですね」

千早「そうですか?」

あずさ「そうね、少しでも興味があるなら見学や体験をしてみるのが良いわ」

P(よし、ナイス援護だっ!)

響「それなら、千早もレッスン受ければ良いと思うぞっ」

千早「わ、私もですか?」

P「そうだな、千早も見るから後で一緒にやってみないか?」


P(それで!)

P「千早、もう少し表情和らげて!」

千早「…くっ!」

P(何気に名前で呼んでるけど本人も気にしてないようだし…いいか)


千早「はぁ…はぁ…」



P(少しと言いながら、彼女は最後までレッスンを受けてくれた)


P「お疲れ皆、じゃあ765プロに戻るか」

一同「はいっ」

P「千早はどうする…?」

千早「一緒に帰って勧誘されたら困りますし…」

P「…まぁ、無理にとは言わないけどさ」



千早「でも…ちょっと良いですか?」


P「え?ボイストレーニングを見て欲しい!?」

千早「無茶な頼みは承知です…でも、見てもらいたいんです」

P(明日は…雪歩たちを見たほうが良いかな…)

P「他のアイドル達と一緒でよければ見るよ」

千早「本当ですか?」

P「だけど、いきなりどうして…?」

千早「……前にあなたに尋ねたときに」

P「前…あー、千早がアイドルになったらどうするか?っていうのか」

千早「はい…はっきり言ってアイドルに対してそこまで興味はありません」

P(ないのかよっ!)

P「…なぜあの質問を?」


千早「…私は、チャンスが欲しかった」

千早「のかもしれません」

P「かもしれないって…どういうことだ?」

千早「…私は、歌以外に興味はありません」

P「それって歌手になりたいってことか…?」

千早「そうですね、ただ歌いたい…それだけです」

P「………」

千早「そのために、自分を日々磨いていました…」

千早「いつかのステージでも…自分の声を、認めてもらいたかった…」


千早「しかし、自分で自分のやっていたことに気がついて…訳が分からなくなって…」

P「エスケープしたと」

千早「はい…」

千早「そして、後日またあなたにあった…」

千早「そのときに、アイドルでも歌だけに専念できないか…と思いました」

P「それで質問をねぇ」

千早「わかってはいましたけど、アイドルはやはりそれだけではダメなようですね」

P「でも、歌手以上に充実してると思うけどなぁ」


千早「…そうでしょうか?」

P「だって、歌って踊って…歌手じゃなくても…」

P「アイドルだって歌えるんだよ」

千早「…はい、しかし他の事は」

P「だから、俺だったら踊りはおまけでも良いから歌わせたいんだよ」

千早「!」

P「歌手になるにも、経験することだって大事だろ?」

P「だったらアイドルでも良いじゃないか」

プロデューサー!ハヤクー!

千早「…呼んでますよ」

P「わかったー!すぐに行くよ!」


千早「もう一度、名刺をもらえますか…?」

P「え?前に渡したのは…」

千早「すみません、捨てました」

P(ズバリ言うなぁ)

P「はいこれ、って急いでるから!じゃあな!」タッタッタ




千早「……足掛かりとして…」


P宅

P「いよいよ春香、真、伊織のイベントも近づいてきたな」

P「その前に、雪歩たちの様子も見なきゃな」

P「今日の評価メールだ…」ピッ

春香  ○  千早 ? 響 □  美希  □ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 △ 雪歩 △ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P(特に変化は見られないな…4人への不信感は解消しただろうけど)

P(…こうやってバランスよくやってしまえば、評価は下がらないよな)

P(相変わらず秘密な人がいるけど…まぁいいや、寝よう)


千早(やはり私には歌でしか、自分を表現できない…)

千早「アイドルになったら…」

千早(私は、変われるの…?」

千早「………」

スッ


千早「この名刺に書いてあるアドレスでいいのかしら…」ピッ

メルメル ピロリロリーン




P(夜に千早からメールがあった…)

P(まさか自分から送ってきてくれるなんてな)

P「おはようございます」ガチャ

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

P「はい、おはようございま…千早?」


千早「早速今日から、お願いします…!」

P「今日からって…?」

P「毎日ボイスレッスンやれってこと…なのか?」


千早「それは一度考えました」

P(考えちゃったのか…無理だぞ)

千早「しかし、それではあまりにも身勝手です」

P「そうだよ…な」

千早「ですので、私…アイドルやらせていただきます」




P「話がいきなり飛んだ気がするぞ…」


社長「まぁまぁ君、固いことを言うのはよそうじゃないか」

P(まさか、社長がまた関わっているのか?)

社長「彼女…千早君は、私が探していた人材でもあるからな」

P「そういえばあの日に探してましたね」

P(それに律子も興味を持ってたし…モテモテだな)

社長「そういうわけだから、今日からは彼女のプロデュースも…」



P「13人目…俺…ゴールしてもいいですよね?」

社長「あかん」


P「関西弁っ!?」


社長「と、言うわけで…如月千早君だ」

千早「如月千早です…よろしくお願いします」

パチパチパチ

響「千早じゃないかっ、結局アイドルになったんだねっ!」

あずさ「やっぱり千早ちゃんも、女の子だから~」

貴音「如月千早…彼女の目は、冷たくても…熱い気がします」

響「冷たいのに熱い?…意味が分からないぞっ」


P「驚きだ…まさかアイドルになってくれるなんて…」

P(と思ったけど、彼女が一番普通じゃないか?)

P(いつもは社長が誘k…勧誘していきなりアイドルだからなぁ)


春香「プロデューサーさん?」


P「春香、お前も驚いたか?」

春香「当然ですよっ、千早ちゃんはあのときの…」

P「そうだな…春香はあのイベントのとき以来だな」

春香「はい、まさか千早ちゃんもアイドルになるなんて…」

P「予想外だよな」

春香「それもそうですけど、でも嬉しいですっ」

春香「千早ちゃんとレッスンしたりお仕事してみたかったんですっ」



P(………いい刺激になるかもな)


P「今日は、昨日と同じメンバーでそれぞれレッスンに向かってもらう」

P「俺は、亜美真美、雪歩、やよい、そして千早に引率する」

P「あずささん、美希、響、貴音は律子が付き添ってくれ」

律子「わかりました、支持と自身のレッスンもしますね」

P「春香、真、伊織は小鳥さんお願いします」

小鳥「はい」

P「ではそれぞれ、レッスン頑張ってくれ!」

一同「はいっ」



P(俺…すごい輝いてるな!)


レッスン場にて

P「雪歩、音は綺麗だがおなかからしっかり声を出してみような」

雪歩「は、はいっ!」

P「亜美と真美は逆、声の大きさはいい感じだ。音をもっとそろえよう」

亜美「ガッテン!」

真美「承知の助!」

P(よく知ってるな…)

P「やよいも良い声だな!抑揚…声に強弱をつけてみようか」

やよい「はいっ!」

千早(…それぞれ違った個性のある声ね)


P「そうだ、ちょっと皆で千早の練習も聞いてみてくれるか?」

千早「えっ!?」


P「千早、いくぞ」

千早「わ、わかりました」

~♪ ~♪

やよい「す、すごいっ」

雪歩「綺麗な声…」

亜美「メチャウマだねっ」

真美「これは、負けてられませんなぁ」



P(…計画通り)


P「ありがとう千早、強いて言うなら余裕持ってみよう」

千早「余裕ですか?」

P「何か一生懸命な感じは伝わってくるけど、余裕が少し足りないかな…」

千早「余裕なんて…必要あるんですか?」

千早「精一杯だったんですが…それだけではいけないんでしょうか」

千早「私にはよく分かりません…」



P(あまり良い印象を与えられなかったかな)


P「休憩だ、お昼にしようか」

亜美「もークッタクタだよ、兄ちゃん」

真美「がっつりもらっちゃうね」

P「どうぞ遠慮なく…」

雪歩「いただきます、プロデューサー」

やよい「私、自分のお弁当作ってきました」

P(…コストのかからない…ええ子や)

P「気にしないで、お惣菜もつまんで良いからな?」

やよい「うっうー!ありがとうございますっ、プロデューサー!」

P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)

千早「私はこれで良いです」スッ

P「あぁ、それは俺のカロリー…」

千早「…?」モグモグ

P「…メイト」


P(午後のレッスンも滞りなく終わった…)

P(最近時間がたつのを早く感じるなぁ)

765プロにて

亜美「たっだいま→!」ガチャ

真美「お疲れ→」

小鳥「お疲れ様です、こちらももう終わって、皆さん帰りましたよ」

P「ありがとうございます、小鳥さん」

P「さぁ、俺達も帰り支度してすぐにかえろうか」

雪歩「はい、わかりましたぁ」

P(朝からずっとだが…この距離感は悲しいな)




やよい「お疲れ様でしたーっ!」ガチャ

P「お疲れやよい、バイバイ」

バタン


P「千早、今日一日どうだった?」

千早「どうと言われても…」

P「皆と一緒にレッスンして、楽しくなかった?」

千早「…皆のレッスンを見て参考になりました」

P(お堅いなぁ)

P「それは良いことだな」

P「また別のメンバーとレッスンすることになるだろうから、よろしくな」

千早「はい、こちらもよろしくお願いします」

ガチャ

律子「ただいま戻りました」

小鳥「皆お疲れ様」

響「小鳥は、もうちょっとうまく支持できたらいいねっ」

小鳥「ピッ…」シュン


P(逆に指導されてませんかっ!?)


千早「それじゃあ私はこれで…」ガチャ

あずさ「あら千早ちゃん、お疲れ様」

千早「…お疲れ様です、それでは」

バタン

貴音「如月千早…」

P「ん、どうした貴音?」

貴音「……いえ、なんでもありません」

美希「もう眠いから、美希帰るね」

P「あぁ、お疲れさん」

ガチャ


バタン


P「そして誰も居なくなった…と」

P「お疲れ律子、プロデューサーとしてはどうだ?」

律子「んー、やはりまとまりが欲しいですね」

律子「響や美希が少し、協調性に欠けて見えます…」

P「…アイドル同士の親睦を、もう少し深めたほうが良いのかな」

P「次は春香たちのイベントだから…」

律子「なら、私がミーティングをしますね」

P「おう、頼むよ律子」

小鳥「二人とも、お茶が入りましたよー」スタスタスタ

律子「ありがとうございます」

P「どうもです」



P(律子の評価って…どうやって上がるんだ)


P宅

P(今日も一日働いたっと)

P(小鳥さんから評価メールだ)ピッ

春香  ○  千早 × 響 □  美希  □ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 △ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P(雪歩が□にあがって…といっても、接し方は変わってないような…?)

P(千早は×か…予想通りだから気にしてないよ、うん…うん)


P「さて、次はいよいよ3人のイベントだっ!」


P(イベント会場にやってきたぞ…)

P(今回の仕事は、一応ライブハウスなのだが…)

伊織「…全然人いないじゃないっ!」

P「いやいや、収容可能人員ぎりぎりだぞ?」

真「それでも…小さいですね」

P「ライブハウス自体なぁ…」

春香「みんな、がんばろうっ?」

春香「せっかく集まってくれたお客さんなんだから」

P(といっても、やはりうちの単独でないわけで…)

真「初めてだからすごい緊張してきたーっ」

P「伊織はそこまで緊張してないよな?」


伊織「当ったり前じゃない、これくらいで緊張してたらいつまでたってもトップなんていけないじゃない」

P「最初のうちは緊張するのも大事だぞ」

真「そ、そうですよね?」

P「時期になれるから安心しろ、真」

真「ハイ!…よしっ!」

P「さぁ、もう俺達の出番だから」

P「リラックスして、頑張っていこう!」

3人「はいっ!」



P(真も緊張がほぐれて、普段の動きをすることができた)

P(今回のプログラムの中で、うちのアイドルが一番良かった気がするぞっ!)


P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


765プロ

ガチャ

P「ただいま戻りましたー!」

小鳥「お疲れ様です、いかがでしたか?」

P「俺の中では完璧でした、お客の心もつかめたと思います」

小鳥「本当ですか?よかったですねっ」

P「はい!次の仕事にも繋がりましたし」

小鳥「それで3人はどうしました?」

P「返しました、今日は春香以外初めてだったので疲れただろうし」

律子「お疲れ様です、プロデューサー」

P「おう、律子もお疲れ」


律子「仕事、うまくいったんですね」

P「3人の努力の甲斐があったよ」

律子「3人をまとめあげたのはプロデューサーでしょ?」

律子「すごいですね、プロデューサー」

P「素直にほめられると照れるな…」

P「…そういえば律子、お前のほうはどうだ?」

律子「んー、可も無く不可もなく…といったところでしょうか」

律子「少なくとも、前よりは隔たりが減ったと思いますよ」

P「そうか、ならよかったよ、ありがとう」

律子「どういたしまして」


P宅

P(今日は大成功だったなっ!)

P(見事にイベントを成功させて、客からの印象もグッドだ)

P(小鳥さんのメールは、っと)ピッ

春香  ○  千早 × 響 □  美希  □ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P(おぉ!律子の信用を得たのかな?□になったぞ!)

P(△は居なくなったけど、×一名か…)

P(今後は、千早を軸に皆を見たほうが良いのかな…?)




P(今日は休みだ…)

P(とは言ったものの…することが無い)

P(最近は爆弾も発生してないし…)


P「…誰かデートに誘ってみようかな」ピッ


P「やはり評価が低い千早かな…」


Prrrr Prrrr Prrrr


PiPiPiPi PiPiPiPi PiPiPiPi ピッ

千早「もしもし、おはようございます」

電話「おはよう千早、今日予定あるか?」

千早「いきなりですね…今日は特にありませんが…」



電話「なら一緒に、出かけないか?」


公園にて

P「…まだ千早は、来ていないようだな」

P「もう少し、待ってみるか…」



千早「お待たせしました」

P「いや、今来たところだから、気にしなくていいよ」

千早「そうですか?」

P(30分くらい普通だよな)


千早「ところで今日は、何処に行くのですか?」

P「今日は公園の並木道を散策しよう」

千早「は、はぁ…」


並木道にて


千早「たまにはこうやって、外の空気を吸うのも良いですね」

P「清々しい気持ちなるよな」

千早「はい…気持ちが良いですね」

P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


P「さて、実は今日聞きたいことがあったんだよ」

千早「何でしょうか?」

P「今度、ソロで千早を使いたいんだが…」

千早「仕事の話ですか?」

P「あぁ、仕事の話。歌う仕事だが…どうだろうか?」

千早「歌だけ…ですか?」

P「できればダンスもつけたいと思っているが…ダメか?」

千早「…ダンスもですか」

P「できる範囲で良いから頼むっ」

P「多分お客は、歌メインでお前を見てくれると思う」

千早「ならダンスは要らないのでは?」

P「そうやって食わずぎらいするのは良くないぞ」

千早「私は正論を述べたと思うのですが…」


P「千早、言ったと思うがアイドルは歌手じゃない」

P「歌うことも大事だが、アイドルはキャラクターを売らなくてはいけない」

千早「アイドル歌手も居ると思いますが…」

P(さっきから、正論言われて辛い…泣きたい…)

P「765プロは歌って踊れるアイドルを目指している」

P「それに、アイドル声優だって…ただじっとしてるだけじゃないだろ?」

千早(…そうだったかしら)


P「だから、その為の他のレッスンも受けてもらいたい」


千早「…わかりました」

P「本当か?ありがとう!」

千早(ここは、妥協するしかないわね)

千早(多分、歌だけの仕事なんて中々無いでしょうし)

P「それじゃあ今度、ダンスレッスンをするからなっ」

千早「…できれば声を重視でレッスンの予定を組んで欲しいです」



P(他のレッスンしたいのに…今のままでも結構なものだけどなぁ…)


千早「今日は良い気分転換になりました」

千早「それでは…失礼します」


P「といっても、まだ昼時だしなぁ…」

P「でも歩き疲れたし、ちょっと休憩っと」ボスン

?「ゴォォ」

P「ん、何の音だ…それにこのベンチ…感触が…」


ワニコー ワニコー


P「もはやこれは運命なのか、聞いたことのある声がする…」


タッタッタッタ

響「ワニ子ー!ワニ子ー!」

P「やはり響じゃないかっ!」

響「あっ、プロデューサー!」

P「どうしたんだ、また動物に逃げられたか?」

響「うっ…そ、そんな言い方ないだろーっ」

P「あはは、スマンスマン…ところでワニって言った?」

響「うん、ワニ子!居なくなっちゃったんだ、プロデューサーも探して?」

P(………)

?「ゴォォォ」

響「あれ、ワニ子っ!プロデューサーの下にいたんだねっ」


P「ウギャーっ!?」


響「あはは!プロデューサーは大げさだなぁ」

P「こ、こ、こ、今度はワニだとっ!?」

響「うん、ワニのワニ子っ!とってもおとなしい子だよ?」

ワニ子「ゴォォォォ!」

P「お、俺座っちゃったよ!?ベンチの上にワニなんて誰が想像できるよ!?」

響「あはは、ワニ子に気に入られたみたいだね、プロデューサー」

響「怒ってたら、今頃ガブッてかまれてたよっ」



P「それおとなしくないよね?笑えないよね?」


響「プロデューサーは、怖がりなんだねっ」

P「…いたって普遍的な反応だから」

P「そして響、真昼間にワニを連れて歩くのはよしなさい…」

響「え、どうしてさ?」

P「皆がおびえます」

響「そうだったの?だから皆逃げていっちゃったのか」

P「ときすでにおすし…か」

響「それを言うなら『おそし』だよっ、あはは!面白いなプロデューサーは」



P「あはははは…はぁ」

P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


P(家に帰るように施して、その場を去った)

街中にて

P「さて、午後はどうして過ごそうか…お?」


美希「~♪」


P「美希が歩いてる…おーい、美希…ん?」


男1「君ー、ちょっと良いー?」

男2「良かったら俺らと、遊んでいかない?」


P「…わかりやすいナンパだな」


美希「美希、今お買い物してるんだけど…」

男1「美希ちゃんって言うんだー、良いねー」

男2「買い物なら、俺らも付き合うよ?」

美希「別に一人で十分だよ?」

男1「だってさ、俺が付き合うよ」

男2「は?俺が付いていくよ」

美希「そうじゃないの、美希一人で十分ってこと」


男1「いやいや、一人で買い物なんてつまらないっしょ」

男2「そそ、俺らと一緒に買い物しようよ」

美希「興味ないの、それじゃ」

男1「良いじゃん、良いじゃん!」ガシッ

美希「は、離してっ!」

男2「大丈夫大丈夫、別に酷いことはしないからねー」


美希「やっ!」

P「まぁまぁ、お二人とも落ち着いて」

男1「あん?お兄さん誰?」

P「俺ですか、俺はその子のプロデューサーです」

男2「プロデューサー?何、この子芸能人だったの?すっげ」

P「今休憩中で、次の撮影あるから…」

男2「だったらしゃーないっしょ、やっべ、俺ファンになるわ」

P(ファン一人ゲットっ!)

男1「あ?何で言うこと聞かなきゃいけないわけ?」


P(一人頭が残念な子か…)


男1「プロデューサーだかなんだか知らないけど、美希ちゃんはこれから一緒に遊ぶの」

男2「おいおい、別の釣れる子でいいじゃん」

男1「なんで言うこと聞いちゃってんだよオメーは」

男2「美希ちゃん仕事あるっていったじゃん」

男1「お前おつむ足りねえんじゃね?」

男2「は?意味わかんねぇ、なんだよそれ」


P「よく分からないけど、喧嘩し始めたな…」

P「美希、今のうちにエスケープしよう」

美希「う、うん」



P(二人とも、おつむとカルシウムが足りなかった…)


おにぎりカフェにて

P「まぁ、ついでに飯も食べようと」

美希「モグモグ」

P「勝手に連れ出しちゃったけど、この後予定とか大丈夫だったか?」

美希「モグモグ…平気だよ、特に予定も無かったから」

P「それなら良かった…」


美希「それにしても困ったの…美希ね、よくナンパされるけど」

美希「あそこまでしつこい人は初めてなの」

P「まぁ、頭が悪くて逆に助かったがな…」

美希「でも助けてくれてありがとう、プロデューサー」

P(バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ)



P「じゃあ、気をつけて帰るんだぞ?」

美希「わかってるの、バイバイプロデューサーっ」

P「お疲れさん」

P「さてと…もう帰ろうかな…」



P(その後、さっきの場所で殴りあう友情を見つけた…)


P(そっと警察を呼んでその場を去った)


P宅

P(なんとも充実した休日だった)

P(まさかデートにOKしてくれるとは思わなかった)

P(そんな今日の評価は…ドン)ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 □ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P(うおおお!○が増えたよー!)

P(そして×が無くなった…これは進歩だ…っ!)

P(こうして、有意義な休日を終えたのだった…)


765プロにて

P「よく考えたら、営業全然行ってない」

小鳥「2度3度似たようなことを行ってますね…」

P「と、言うわけでCDショップに営業だっ!」



P「さて、今回のメンバーはこちら…どん」

千早「どんって何ですか…?」

貴音「今日は営業なのですね」

伊織「私達のCDを私達で宣伝するってどういうことよ」

P「まぁ最初はそんなもんだよ…」

P「自分の歌を聞いてもらいたいだろ?」

千早「…ええ、そうですね」

伊織「それは…そうだけど」


貴音「どんな仕事であれ、最善を尽くすのみです」

P「貴音…えらいぞ!」

P「ふふ、ありがとうございます」

P(さぁ、頑張ろうっ!)



P(と思ったのは良いけど、やはり食いつきはたかが知れていた…)

千早「中々人が来ませんね…)

P(千早のこと、知ってる人が来れば良いと思ったけど…)



P(成果はあまり見られなかったな)


P「まぁこういう日もあるよな…」

伊織「ちょっと、自分たちの知名度が悔しいわね」

P「大丈夫…また売れたら、営業こなくてもバンバン売れるっ」

P「この悔しさを、次回の仕事に回そうな」


3人「はい」


P(まぁ、こんなもんだろう…)


765プロ

ガチャ

P「ただいま戻りました…」

小鳥「お疲れ様…あら、なんだか浮かない顔していますけど」

P「いやぁ…ちょっと思惑通りに行かなくてですね…)

小鳥「そうですか」

P「仕方ないことだと分かっていても、納得は行かないんですよ」

小鳥「元気を出してください…はいっ」コト

P「これは…?」

律子「私からの差し入れです、中々効きますよ、その栄養ドリンク」


P「律子のか、サンキュー」ゴクゴク

律子「今日は私達は、買出しに行きました」

律子「765プロの備品も色々欠けていましたし…」

小鳥「本当は、私が行こうと思ったんですけどね」

律子「いえいえ、あのメンバーのコンディションを高めるためにも、丁度良かったですよ」



P(律子は色々気が配れるもんだなぁ…見習わなくては)


P宅

P(失敗もあれば、成功もある…今日は良い教訓になったと思う…)

P(悔しさをばねに頑張ることだって大事なんだ)

P(今日の評価はこれだっ!)ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 ● 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人


P「…あれ、伊織?」

P(納得してないじゃんっ!)

P(久しぶりの●に、驚きを隠せなかった…)


765プロにて

P「あーたーらしーいーあーさがっきったっ!」

P「ホワイトボード確認だ…」

あ、美、響、貴…テレビ!  もうちょい先

如月千早   …イベント  もうちょい先

P「こんなものか…」

P(そろそろあの4人を俺も見ておかなきゃな)

P(だが、伊織の●が怖いので回避するための策を)

P「…朝は、ちょっとミーティングをしておいて、レッスンは伊織たちを見よう…」


ミーティングにて

P「さて皆、調子はどう?」

響「バッチリだよっ!」

あずさ「私も、良い調子です~」

貴音「わたくしも、至って良好です」

P「美希、寝るのは後だ…」

美希「あふぅ、美希もね…元気だよ?」


P(朝弱いというか…ナルコレプシー(居眠り病)じゃないよな?)


P「君たちがテレビに出るのはもうすぐのことだ」

P「たとえ、深夜だろうがケーブルだろうがローカルだろうが」

P「気を抜いて恥をかかぬように、気をつけてもらいたい」

P(特に美希は…大丈夫だろうか)



P(ミーティングは、滞りなく終了した)


レッスン場

春香「はぁ…はぁ…」

P「そろそろ休憩にしよう…疲れたよな」

伊織「はぁ…はぁ…まだ大丈夫よっ」

P「伊織…」

P(そうか…前の営業で…)


千早「水瀬さん、少し休みましょう」


P(ち、千早が…っ!?」


伊織「あんた達は先に休んでなさいよ」

千早「いえ、水瀬さんも休むべきよ…」

真「そうだよ、伊織」

伊織「なんでアンタに…言われなきゃ…」

千早「動きにキレがなくなってきてるもの…そんなの意味無いわ」


伊織「はぁ…わかったわよ」

P(ち、千早がっ!千早がっ!きゃーっ!)


春香「プロデューサーさん、どうしたんですか?」


P「今、育ててた猫が子供生んだときくらい感動してる」

春香「え、え?猫ですか?」

P(そうか、あの時千早も一緒にいたんだもんな…気持ちは分かるってことか)

P(でも千早が言うってのは成長なんだよな?…多分)



P(嬉しい変化も見られて、レッスンは無事終わった)


P宅

P(失念していたっ!)ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 □ 亜美 □  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 ● 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人


P(伊織にケアしてなかったーっ!)

P「次のオフ、ちょいと付き合ってくれないか…と」メルメル

P(これでダメだったら、もう一度レッスン見なきゃいけないのか…)

P(最近不調ではあるが、仕事の日は迫ってくるのであった…)


765プロ

P(…一度断られたがしつこくメールしたら何とか了解を得られた)

P(逆に不信感与えたんじゃないかと、すごく心配だ…)

ガチャ

P「おはようございます」

律子「おはようございます、プロデューサー」

P「早いな律子、おはよう」

律子「ええ、私もプロデューサーとして仕事をしなきゃいけないですから」

P「何か、仕事を取ってきたのか?」

律子「はいっ!」


P(律子がとってきた仕事は、祭りのステージ)

P(規模はでかくないが、なんと全員で出られるそうだっ!)

P(本当は、他のアイドル達も居たのだが…)

P(ファンの増える見込みが無いと踏んだのか、ほとんどが断ったらしい)

律子「私達全員で出られる機会って、最初のうちはまるでないと思うんです」

律子「だから、皆で仕事をして協調性をあげて欲しいっていうのが私の考えです」



P(…この人すごいよ…兼アイドルだけど)


あ、美、響、貴…テレビ!  そろそろ

如月千早   …イベント  もうちょい先

みんな!   …お祭り!  まだまだ先

P(今日は皆に報告して…全員でまとまってレッスンするか…!)



P「というわけで、皆でお祭りのステージイベントに出ることになったぞっ!」

春香「みんなで…」

千早「お祭りのステージ…?」


真「お祭りかぁ…」

亜美「露店荒らしの血が騒ぐってぇもんだねぇ」

P「いやいや、荒らすなよ…あとステージがメインだから」

真美「射的に輪投げ、何でもこいだよっ!」

P「だから、ステージがメインっ!」

P「ゴホン…その為に、何回か全員でレッスンすることになるからな」

一同「はいっ!」



P(今日もお仕事の始まりだ…)


レッスン場

P(今日はあずささん達4人と千早のレッスンだ)

P(やはりテレビの仕事だからなっ!そこから売り出していきたいものだ)

P(と思ったのだが…)

P「千早、もっと表情柔らかくっ!」

千早「はいっ」

P(といっているが、全然柔らかくないというか…自然じゃない)

P(んー、どうしたものか)


貴音「如月千早…あなたは少し、余裕を持つべきですよ」

千早「…!」

P(前に俺が言ったセリフだな…)

千早「余裕なんて…」

貴音「意味はあります、今のあなたは自分だけしか見えていない…」

千早「自分だけ…?」

貴音「はい、それでは今度の仕事も、一人浮いてしまうでしょう…」



P(貴音は鋭いんだな…)


P「千早、貴音が言ったとおりだ…」

P「お前が、伊織を注意したことがあっただろ?」

P「あのときのほうが、まだ落ち着いていたよ…」

千早「………」

P「前にも俺が余裕を持とうって言ったとき、お前は分からないって言ったけど」

P「自分がとった行動を思い返せば、きっと意味がわかるさ…」


千早「………」


P(まぁ、こんなもんだろう)


響「プロデューサー、休憩にしない?」

美希「美希も少し疲れたの…」

P「そうだな、よし!休憩にしよう」



千早(…余裕が無い)

あずさ「千早ちゃん、今は休憩にしましょ?」

千早「…はい」


P(その後もレッスンを続けたが、休憩前より難しい顔で千早は悩んでいた…)

765プロ

P「ただいま戻りましたー」ガチャ

律子「お帰りなさいプロデューサー」

P「お疲れ律子、小鳥さんは?」

律子「今お茶を入れてます」

響「自分、久しぶりにさんぴん茶が飲みたいな」

P「さんぴん茶?」

律子「沖縄のお茶でしょうか…調べてみますね」ピッ

律子「……ありました、『ジャスミン茶』のことだそうです」

P「へぇ、さんぴん茶って言うのか…」

響「こっちでは『ジャスミン茶』って言うの?買ったこと無かったけど、さんぴん茶がのめるんだねっ?」

P「良かったな響」

響「うんっ、ありがとう律子っ!」

律子(バッチリ良い印象を与えたみたいね…)


P宅

P(俺が調べて教えてあげれば評価あがったんじゃないか…?)

P(過ぎたことを気にしていてもしょうがない、評価を…)ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 ● 亜美 ●  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 ● 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P「ギャー!最近相手してないと思ったら亜美と真美がーっ!」

P(オフの日…んー伊織と約束があるからな…どうするべきか)


P(考えているうちに眠りについてしまった)


休日…朝

P(うー、まずい…今日は伊織と出かけるのだが…)

P(亜美と真美のことを結局何も考えてなかったぞ…)

P「悩んでいてもしょうがない…いくか」」




街中にて


P(予想はしてたけど、今回はだいぶ待っているぞ…)

ほんの少しだけ…休みますごめんなさい

続けろ

人間ってこんなにもぶっ続けで書けるもんなのか?…


頑張てくれ!見てるぞ!

>>221
昨日保守いらない位夜通しやってたんだぞ


よく頑張ったと評価できる


俺たちにできるのは全裸でアイツを待ってやることだろ

というわけで乙!

時間をつくり、申し訳ないです…
ついでにここだけ安価の力使います…



伊織「お待たせ、待ったかしら?」

P「いや、気にしないで、今来たところだよ」

伊織「あらそう?じゃあ行きましょ」

P(…1時間、気にしない)


伊織「ところで何処に行くの?」

P「そうだなぁ、>>228にでも行くか」

伊織「>>228!?」

遊園地

>>228
定番のデートスポット
キタ━━ヾ(゚∀゚)ノ━━!!


遊園地にて

P「やってきました遊園地」

伊織「まぁ、遊びに来るって言うならこういうところかしら」

P「先に聞いておくけど、要望ってある?」

伊織「お化け屋敷とか、ジェットコースターとか、子供っぽいからNGね」

P(苦手だからNGと…)

P「まぁ、乗れるものは限られてくるけど全部制覇するつもりで行こうかっ!」

伊織「まったく…アンタは元気ねぇ」


コーヒーカップ

P(限度があるよな…俺は分かってるつもりだ)

P「でも気にしないっ!ホラ回る回るっ!」グルグル

伊織「きゃあああああああ!」

P(あまり良い印象を与えられなかったかな)


メリーゴーランド


P「ゆったりできて良いよな、ほら馬車に乗ろう」

伊織「…これは、優雅でいいわよね」

P(こっちのほうが子供っぽいけどなぁ…)


休憩

P「オチールとかバーチャルハザードとかどう?」

伊織「それも子供っぽいじゃない」チュー

P(絶叫系はほとんどNGなのか…じゃあ)

P「占いの館とかどう?」

伊織「占いの館?」

P「ロボットが未来を占ってくれるらしいよ」

伊織「それって普通の占いと変わりは無いんじゃない?」

P「まぁ、やるだけやってみようか」

伊織「私は構わないけどね」


占いの館

P「へぇ、最新の技術で作られた占いロボットなんだ…」

伊織「なんか、胡散臭いわねぇ」

P「とりあえず占おう」

ミエル ミエル …

P「俺の結果は、仕事○ 恋愛○ 二人の愛称は?…神社の御神籤よりシンプルだな」

P「女難の相があり、あなたの行動で可能性は幾らも秘めているでしょう」

P「伊織はどうだった?」

伊織「なっ…な…なによこれ…!」

P「ん?何か悪いこと書いてあったのか?」

伊織「あ、アンタには関係ないでしょっ!」

P「な、何で怒ってるんだ…?」

伊織「こんな奴と…ありえないわよ…」ブツブツ


P(わりと良い印象?を与えたみたいだぞ)


観覧車

P「今日は、楽しめた?」

伊織「そっ、そうね、まぁまぁかしら」

P(さっきから動揺してるような…)

P「伊織、もしかして疲れたのか?」

伊織「…ある意味どっと疲れたわね」

P「せっかくの観覧車だし、ゆっくり景色でも眺めよう」

伊織「そうね…ふぅ」


P(夕日が沈んで行くのをじっと眺めていた…)


ナイトパレード

P「伊織、伊織!ナイトパレード始まるぞっ!」

伊織「なんでアンタはそんなに元気なのよ…」

P「遊園地といったらパレードだろ!?わくわくするよね!?」

伊織「そうかしら…?」

P「ホラ伊織、良い場所とらなきゃ見られないってっ!」ガシ

伊織「ちょっ、引っ張らないでよっ!」

P「そんなこと言わずに、行こう!」


伊織「…ふんっ………本当に元気ね」



P(パッチリ良い印象?を与えたみたいだぞ)


伊織「今日は、疲れけど…楽しめたわ」

伊織「私が暇を持て余してるときなら誘っても良いわよ」ニヒヒ

P「うん、また誘うよ」

伊織「それじゃあ、途中まで一緒に帰りましょ」

P「了解」


P(こうして爆弾処理班の一日は終わった…)


P(次は亜美と真美か…)


P宅

P(伊織の●が解消されていますようにっ…どうだ)ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 ● 亜美 ●  貴音  □
小鳥 秘密 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人

P「●から○になってるっ!□から○になったっ!」

P「やったーーー!」

P(なんて浮かれてる場合じゃない、次は亜美と真美だ…)

P(爆発したらどうなってしまうんだろう…)


ドカーン!!!

こんなにも頑張ってる>>1はそうはいないな


PiPiPiPi PiPiPiPi PiPiPiPi ピッ

P「もしもし…」

電話「小鳥です…」

………

P(どうやら俺が亜美と真美を傷つけたらしい)

一応評価を聞いてみた…

春香 ● 千早 △ 響 ●  美希  ● 真美 × 亜美 ×  貴音  □
小鳥 △ 伊織 ○ 真 ● あずさ ● 律子 □ 雪歩 ● やよい △

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

現在765プロアイドル…12人
響ファミリー…3匹
やよい兄弟…4人


P(な、なんじゃこりゃーー!)

………
……


電話「なんていう風になりますよ、プロデューサーさん」

P「なるほど、予想以上に怖いんですね…」

P(と、なるらしいのでやはり早めに解消するか)


P「亜美と真美…まぁ、両方にメール送っとけば良いか」メルメル

P「といっても、次の休みまで待つのは怖いから…」


P(仕事でもフォローを入れておかなきゃな!)




P「んー、久々に胃がきしむ…」

P「お、真美たちから返信きてた」

P「…ゲームセンターで良いかな」ピッ



P「さて、仕事に向かいますか」


765プロにて

P「おはようございます」ガチャ

小鳥「プロデューサーさん、なんだか顔色が優れませんが…」

P「今二人が●抱えてますよね…?」

小鳥「あぁ、やはりそれのせいですか」

P「爆発したら昨日おっしゃったとおりですよね…?」

小鳥「はい…難しいとは思いますが、頑張ってください」

P(14人の管理…仕事との両立…休日の消費…)



P「ハードモードってレベルじゃねえぞ!」


P(そういえば、今日だよね)

あ、美、響、貴…テレビ!  今日!

如月千早   …イベント  そろそろ

みんな!   …お祭り!  まだまだ先


P「撮影は昼からだが、やはり早めに行くべきだよな」

ガチャ

あずさ「おはようございます~」

P「おはようございます、雪歩もいつもありがとうな」

雪歩「私は、かまわないですっ」


P(送り迎え、大変だろうに…)


P(そして4人そろった…)

雪歩「お茶ですー」

P「ありがとう、雪歩」ズズズ

P「ふぅ…さて、いよいよ今日テレビの撮影があるよ」

P「放送時間とか、視聴率とか気にしないで、頑張っていこうなっ!」

一同「はいっ!」



P(緊張してきた…テレビ俺も映りたいなぁ)


撮影スタジオ

響「プロデューサー…緊張してきたぞっ」

P「だ、大丈夫だ響!お、俺なんてひざが笑って…」

響「なんで、映らないプロデューサーが自分より緊張してるんだよー!」

貴音「響、少しは落ち着きなさい」

響「貴音は何で落ち着いていられるの?」

貴音「これほどのことで、緊張してはいられません」

P(…肝がすわってるなぁ)

響「うぅ…自分も頑張ってみるぞっ!」


収録中


P(皆、意外とまとまるようになったんだな…)

P(とは言ったものの…響はやはり100%の力は出なかったかな?)

P(それでも、初めてにしては上出来だ!)


P(………撮影は無事に終了した)

P(次も使ってくれるらしいっ!)



こうしてテレビ撮影は無事に終了した

P(わりと良い印象をあたえたみたいだぞ)

14時間がたちそうですね…また休憩します…


765プロ

ガチャ

P「ただいま戻りました」

小鳥「みんな、お疲れ様」

律子「お帰りなさい、連携は取れた?」

響「う、うんっ!自分やっぱ完璧だからねっ!」

P「嘘をついたらだめだぞ、響」

響「う…緊張で、少し動けなかった…」

律子「そうなの?まぁ、おおむね把握してるつもりよ」

P「なんだ律子…お前までESPが使えるのか?」

律子「お前までって…使える知り合いでもいるんですか?」

ほほ

ずいぶん寝てしまいました…



P(うちの社長が使える気がしたよ…)

律子「そうじゃなくて、メンバーの特徴は近くで観察していましたからね…」

P「そんなんでわかるんだから、お前やっぱりMPあるよ…」

律子「…褒め言葉として受け取りますね」


P(まぁ、こんなもんだろう)


P「冗談はさておいて、やはり律子はプロデューサーに向いているな」

律子「そうですか?」

P「周りが見えている…自分のできることを把握したうえで行動している」

P「指示も仕事もバッチリこなしているじゃないか」

律子「いきなりべた褒めですねぇ…悪い気はしませんが、どうしたんですか」

P「いや、何でもないよ)」



P(それをスカウトした俺の目が、一番すぐれているなっ!)


P宅

P(テレビのお仕事は終わった…次は千早のお仕事だな…)

P(本当に歌以外は固めてないけど…大丈夫なのか)

P「今日の評価メールだっ」ピッ

春香  ○  千早 △ 響 ○  美希  ○ 真美 ● 亜美 ●  貴音  ○
小鳥 秘密 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○)

P(お!貴音の評価が1段階上がってる…)

P「亜美真美が怖い…真美とか俺の動画ばらまきそう…」


P「心配はあっても、今は次のことを考えないとな…おやすみ」


ライブハウス


P「さぁ千早、いよいよこの時が来たよ」

千早「はい…ふぅ」

P「大丈夫、いつぞやの飛び入り参加よりもプレッシャーは少ないから」

千早「そうですね…それでもあの時とは心境が違いますから…」

P「心境って言うと?」

千早「私は、今は一般人ではなく…アイドルとて歌わなくてはいけませんから」

P(千早…精神的に成長してるのかな…)



P(………身体的には知らないけど)


客「うおおおおおおおおおおお!」

P(今回もライブハウスでのイベントは大成功を収めたっ!)



千早「お疲れ様です、プロデューサー」

P「お疲れっ!すごくよかったぞ!」

千早「…そうですか、ありがとうございます」

P「ん、どこか思い悩むことでもあったか?」

千早「…僅かですが、お客の声援が…慣れないもので」

P「それは、誇るべきだ!お客様が乗ってきてくれたらこっちもテンションあげていかなきゃな!」

千早「それもアイドルの仕事でしょうか…」

P「いやいや、歌手だってそうだろ」

千早「なるほど…慣れなければいけないんですね…」


P(義務的な解釈が、どうにかならないものかなぁ)


P(ともあれ、バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ!)

P「後は口コミで人気が広がってくれればうれしいけど」

P「それは、まだ望み薄だな…」

P「次の仕事をもらったから、またガンガンイベントに参加して」

P「テレビにもバンバン出られるように!」

P「これから頑張っていこう!」



P「765プロのアイドル全員でっ!」


春香  ○  千早 □ 響 ○  美希  ○ 真美 ● 亜美 ●  貴音  ○
小鳥 秘密 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 □ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

現在765プロアイドル…13人
響ファミリー…4匹
やよい兄弟…4人


P(今現在の情報…そういえば一部更新されてなかったからな…)

P「さて、次は亜美と真美の爆弾処理だ」




P「……律子からもらった栄養ドリンクを飲んでおこう」


街中にて


P「ちょっと早めに来たけど…まだ来て…いるのか!」タッタッタ


真美「兄ちゃん、遅刻だよ→」

P「いやいや、時間はまだ余裕あっただろ?」

亜美「レディーより先に来てるってもんが、ジェントーメンだよ兄ちゃん」

P「うぅ…感動だ…」

P(待たなくても先にいるなんて…うれしすぎる!)

亜美「どったの、兄ちゃん?」

真美「いきなり泣いて…」

P「れ、レディーのお心遣いが嬉しくて…」



亜美真美「………」

亜美「(意味わかる?真美?)」

真美「(いやー、わかるわけないっしょ)」


ゲームセンターにて

亜美「兄ちゃん兄ちゃん、あれとって!」

真美「真美はあれが良いな→」

P「今日はなんだか頑張れる気がしますったい!」

ウィーン ガシャン ポロ

ウィーン ガシャン ポロ

P「無理ですたい…」



亜美真美「ありがとう、兄ちゃんっ♪」



P「野口さん二人にも、お礼を言ってあげてくれ…」


P(バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ)


ビデオゲームコーナー

亜美「兄ちゃん、あれやろっ!」

P「これって、あたらしいの…?」

亜美「兄ちゃんVS亜美真美タッグだよ♪」


画面「トゥ!ヘァー! モゥヤメルンダッ」

画面「ウワァァァァァァ!!」

画面「モゥヤメルンダッ!モゥヤメルンダッ!モゥヤメルンダッ!ウワァァァァァ!」


P「…もうやめるんだっ!」 LOSE



P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


真美「兄ちゃん、フリースロー対決しようよ→」

P「いいねぇ!そういうのなら負けないぞっ!」

亜美「そのあとは、ホッケーやろうっ♪」


P「よし、まずはフリースロー対決だっ!」

P(ここは接戦で…)

シュッ ボス シュッ ガコン
シュッ ボス シュッ ボス

………


P「ちくしょー、最後の一球で負けたーっ!」

真美「んっふっふ~♪私を越えるには、まだまだ青かったようだね、兄ちゃん♪」

P(わざと負けるつもりでやったけど、最後本気になってしまった…負けたけど)


P(バッチリ良い印象を与えたみたいだぞ!)


亜美「さ~、次は亜美とガツンとファイトクラブだよっ!」

P「任せろっ、エアーホッケーは一人で試合を繰り広げられるほど得意だ!」

亜美(…兄ちゃん、寂しい人生送ってるんだね)


カンカンカンカンカンカンカンカン!


P「ま、負けた…だと?」

亜美「兄ちゃん、メッチャ弱いね…」


P(まぁこんなもんだろう)


亜美「撮り忘れてたけどやっぱこれっしょ→」

P「俺も撮るの?」

真美「兄ちゃん、これはゲームセンターのこーれーぎょーじなんだよ」

P「恒例行事…?そこでなのか?」

真美「設定はもうやっちゃったから撮るよー」




P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


亜美「兄ちゃん、今日はメチャ楽しかったねっ♪」

真美「このフィギュアも、大事にするね!兄ちゃん」

P「そうしてくれると助かる…」



P(………絶対買ったほうが安上がりだった)


亜美「では、帰りも」

真美「エスコートよろしくねっ、兄ちゃん♪」


P(亜美真美を家まで送ってその日は終了した…)


P(小鳥さんからのメールだ…)ピッ

春香  ●  千早 □ 響 ○  美希  ○ 真美 ○ 亜美 ○  貴音  ○
小鳥 秘密 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 ● やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

P「おおっ!解消できてる!」

P「さらに二人とも□から○になってるっ!」

P(ずいぶんとバランス良く評価が上がってきているな)

P(俺がプロデューサーとして活躍すれば、接しなくてもある程度認めてくれるだろう…)

P(その間は、自分をプロデュースされない不信感は溜まるだろうけど…)

P「これからもこの調子で頑張ろうっ!」



P「んで、言わんこっちゃない…雪歩と春香が同時に●だ…」


P(小鳥さんいわく…)

小鳥「評価の高い子はプロデューサーさんを信用していますが」

小鳥「その分、接さない期間が短くても●が生じやすくなります」

小鳥「アイドルによっては、●を作りにくい子、評価が上がりにくい子がいます」

小鳥「見極めて、プロデュースをしてあげてくださいね」


P(とのこと…)


P「13人…いや14人いるとなると、本当に頭がこんがらがってくるぞ…)


P「でも、765プロのアイドルである以上!しっかり面倒を見なくては!」


P「二人をレッスンでみようか…」


みんな!   …お祭り!  そろそろ

亜、真、伊、や…テレビ!  もうちょい先

春、雪、律  …イベント  もうちょい先


律子「って、なんで私がライブハウスのイベントに入ってるんですかっ!?」

P「よく考えたら、律子にプロデューサー業務ばかり頼んでいたからな…」

律子「私はそっちがメインですけどね」

P「そんなこと言わずに…あ、春と雪と秋ってなんか季節感あるよな」

律子「なるほどねー、って知りません!」


レッスン場

P「この人数でみると、レッスン場も狭いもんだな…」

春香「雪歩…大丈夫?」

雪歩「大丈夫、少し疲れただけ…」

やよい「はぁ…はぁ…」

真「やよいも、大丈夫?」

やよい「へ、平気ですっ」

貴音「無理は禁物ですよ、雪歩、やよい」

あずさ「そうね、無理は体に毒だから~」



P「よし、ちょっと休憩にしようっ!」


ワイワイガヤガヤ...

P(これだけいると本当に管理が大変だな)

P「雪歩、やよい、大丈夫か?ほらタオル」

雪歩「はぁ…はぁ…ありがとうございますっ」

やよい「ううー…ありがとうございます、プロデューサー」

P「無理してみんなにあわせることないからな?」

春香「そうだよ雪歩、やよい」

P「体力だってみんな違うし…」

雪歩「で、でも…今度のイベントでみんなと一緒なのに」

やよい「足を引っ張るのはいやです…」



P「んー、でも体力ってそれぞれ違うからなぁ」


真「そうですね、それを合わせてイベントのプログラムを消化するのは大変ですよね」

P「それは、数人ずつ出していけば問題ないけどな…」


雪歩「やっぱり…私なんか…」

あずさ「雪歩ちゃん」

雪歩「?」

あずさ「私”なんか”じゃなくて、私”だから”できることを探せばいいのよ」

あずさ「みんなそれぞれ、が完璧というわけではないのだから」

響「じ、自分は、かんp」

貴音「響、少し察しなさい」

響「…ご、ごめん」


あずさ「だから、雪歩ちゃんなら雪歩ちゃんにできることを一生懸命やればいいのよ」

雪歩「あずささん…」

P(良いことを言うなぁあずささん!)

P(一人スローテンポだった気がしたが、そんなことはなかったぜ!)

雪歩「私、頑張りますっ!」

あずさ「ええ、頑張りましょう」

雪歩「はいっ!」



P(あずささんは、バッチリ良い印象を与えたみたいだ!)


P(…俺が言えば爆弾処理できたんじゃ…?)


P「やよいも、もう大丈夫かい?」

やよい「はい!私できますっ!」

P「よし、みんなで練習再開だっ!」

一同「おー!」



P(後半は、順調に練習が進んだぞっ!)


時は進みオフの日…

P(さて、今日は春香と雪歩の爆弾を解消するために)

P(3人で山にピクニックに行くことになった)

P「一番は、俺…まだ二人は来ていないみたいだな」

P「もう少しまt…お、あれかな?」

春香「プロデューサーさーん!」タッタッタ

P「春香に雪歩、二人で一緒に来たのか?」

雪歩「はい、すぐそこで一緒になったんです」


春香「プロデューサーさん、ピクニックですよ!ピクニック!」

P「あはは、春香はそれを言うのを強いられているのか?」

春香「そ、そんなことないですよっ」


山にて

雪歩「ちょ、頂上までいくんですかぁ?」

P「安心しなさい雪歩、今回はハイキングじゃなくてピクニックだ」

春香「何が違うんですか?」

P「うむ、ピクニックはお弁当を食べることが最終目標だ、ハイキングは目的地にたどりつくことが目標」

春香「そうなんですかー」

雪歩「へぇ…はじめて知りましたっ」



P(わりとどうでも良い知識を与えたみたいだぞ!)


P「それでも少しのぼって見晴らしのいい峠にでも行くか?」

春香「あ、それいいですね、私は賛成ですっ」

P「雪歩は大丈夫?」

雪歩「………」

P「雪歩ー?」

雪歩(ここであきらめたら…強くなれないよね…)

雪歩「私登りますっ!」

P「お、おう…」


P(これは、良い傾向かな)


P「はぁ…はぁ…」

春香「それなりに…疲れますね…」

P「よく考えたら…普段着だし…道路あるとは言え山道舐めてたな…」

P「雪歩…大丈夫…か?」

P「あれ…雪歩は?」


雪歩「ま、待ってくださいぃぃぃ」


P「結構後ろのほうだな…」

春香「この近くじゃ駄目ですか?」

P「ピクニックってもっと愉快なものだから…」

雪歩「ふぅ…ふぅ…ふぅ…」

P「雪歩の居る所あたりで食べるか」

春香「はいっ」


ランチタイム

P「頑張ったな、雪歩」

雪歩「はぁ…そう…ですか…?…えへへ…」

春香「そうだよ雪歩、頑張ったねっ」

雪歩「あ…ありがとう…春香ちゃん…」


P「さ、お弁当を食べますか」

二人「はいっ!」


P「それで二人とも、どういうお弁当持ってきたんだ?」

春香「私は…ジャーン!サンドウィッチですっ!」

P「…おぉ!サンドウィッチか、良いよな」

雪歩「え?春香ちゃんも?」

春香「も、っていうことは雪歩も?」

雪歩「うん、ほらっ」パカッ

P「二人ともすごい偶然だな」

春香「プロデューサーさんは何を持ってきたんですか?」




P「…うん、サンドウィッチだよ」


P(ほ、本当は唐揚げとかおにぎりとか…ウキウキ交換するのがお弁当なのに…)


雪歩「春香ちゃんのトマトサンドおいしいねっ」

春香「雪歩の焼き肉サンドもおいしいよっ!」

P「モグモグ…モグモグ…」


雪歩「ぷ、プロデューサーさんのツナ卵サンドもおいしいですよ」

春香「ちょっとぱさついてますね、あ、あはは…」


P(3人でサンドウィッチ交換か…ウキウキしないぞ)


P(あまり良い印象を与えられなかったかな)


雪歩「食後のお茶です、どうぞ」

春香「ありがとう雪歩、口の中がちょっと乾いちゃって…」

P「………」

雪歩「プロデューサーもどうぞ」

P「ありがとう雪歩」

ズズズ

P「あれ、おいしいなこのお茶」

雪歩「ほ、本当ですかっ?」

P「うん、飲みやすい温度で渋みも良い具合だ…」ズズズ

春香「本当に、おいしいよっ」ズズズ

雪歩「よかったぁ」



P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


P「ところで雪歩、なんでアイドルになったんだ?」

雪歩「わ、私ですか?」

春香「そういえば聞いたことなかったね」

雪歩「私は、自分の臆病な性格を直したくて…」

P「なるほどなぁ…」

雪歩「それと…あずささんみたいになりたくて」

P(そういえば最初に二人は出会ってたんだっけ)

P「あずささんは、大人だもんな」

雪歩「はいっ、私でもああいう風にふるまえるのかなって」


春香「あずささん、大人の女性だよね」

雪歩「うんっ」

P(………だよなぁ)




そのころ…


千早「…くっ」


P(そのあとも他愛もない話をして、その日は帰宅した)

春香  ○  千早 □ 響 ○  美希  ○ 真美 ○ 亜美 ○  貴音  ○
小鳥 秘密 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 □ 雪歩 ○ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

P(春香も雪歩も、無事に処理できたみたいだ…よかった)

P(雪歩にいたっては○に上がったっ!)



P(いよいよ次はお祭りイベント…)

P(ファンが増える見込みはないかもしれないけど…みんなで出られるイベントだ)

P(絶対成功させるぞっ!)


お祭り当日

P(ステージの設置をみんなで手伝い、そのあと練習に励んだ)

伊織「活気は…想像よりも寂しいわね…」

響「自分、こっちに来てお祭りは初めてだぞ」

亜美「兄ちゃん、遊びに行ってきても良い?」

真美「露店を回って来て良いでしょ→?」

真「二人とも、イベントが終わってからだよ」

貴音「そうですよ、この祭りを盛り上げるためにも、わたくしたちで励まねばなりません」


律子「貴音の言うとおりね、期待を裏切るのは絶対だめだからね!」

美希「ねぇ春香、あとで一緒に回らない?」

春香「そうだねっ、千早ちゃんも一緒にどう?」

千早「わ、私も?」

春香「みんなでまわろうよっ、ねっ?」

千早「わたしh」

P「はいはい、律子が言ったばかりだけど、期待にしっかり応えること」

P「そのあとみんなで、露店めぐりでも何でもしよう」

春香、千早「は、はいっ!」


春香「えへへ、注意されちゃった」

千早「…ふふっ」


P「さてみんな、気合い入れていこうっ!」

P「集中!声出して!周り見て!」

伊織「どこの運動部よ…」

P「冗談抜きにして、ここはやはり…春香、頼む」

春香「わ、私ですかっ!?」

P「765プロのアイドル第1号だからなっ」

春香「わかりました…」

春香「みんなっ、ファイト!」

一同「おー!!!!」



P「なんか思ってたのと違う」


P(最初はみんなで…)

春香「みんなー!いっくよーっ!」

P(そして次は春香、真、伊織)

P(あずささん、貴音、千早)

P(亜美、真美、やよい、雪歩)

P(美希、律子、千早)

P(組み合わせはほぼ思い付きだが…)

P(今までのレッスンを見てきて、よくここまでまとまったものだと思う)

観客「うおおおおおお!!!!!!」

P「観客のボルテージも最高潮」

そして…いよいよ最後…

P(みんなが今まで練習した成果が今ここに…!)

春香「最後までーっ!盛り上がっていこーうっ!」

客「魚ーーーーーーーー!」

P(みんな…頑張れ…)

………
……


P(みんなの歌声が…ひとつに…なってる)



社長「…うっ……ティッシュをくれ…」


P「社長、感動に水を差さないでください…あと発言には気をつけて…はいハンカチ」

社長「ありがとう…ティーン!」ズズー

社長「はいこれ…返すよ」

P「ど…どうも」


P(しゃ、社長汁が…後で流しておこう)


社長「私は、この短期間でここまで成長する彼女らを見ることができて…とてもうれしいよ」

小鳥「そうですね…私もそう思います…」

P「小鳥さんもさらっと会話に入らんで下さい」

P「…しかし、今の彼女たちの表情を見ればわかります」

P「自分を変えることができたんだって、だから今ここに最高のステージがある…」


社長「そうだな…ここに来た人たちは実に幸運だ」

小鳥「そうですね…私もそう思います…」

P「俺もそう思います…」



P「小鳥さん、そのセリフ2回目です」


P(言わずもがな、彼女たち全員そろってのステージは)

P(みんなの熱を冷ますことなく、幕を閉じたのであったっ!)

P(全員にバッチリ良い印象を与えたみたいだぞっ!)


小鳥「プロデューサーさん」

P「はい、何でしょうか…?」

小鳥「評価が変わったので言っておきますね…」


P「え、変わっているんですか?」


春香 ○ 千早 ○ 響 ○  美希  ○ 真美 ○ 亜美 ○  貴音  ○
小鳥 ◎ 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 ○ 雪歩 ○ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

P「な…なんてことだ…」

P(小鳥さん…もはや◎だったのか…)

小鳥「皆さんが、見事に○になりましたね…おめでとうございます」

P「はい…驚きを隠せません」


小鳥「そ、それでですね…?」


小鳥「この後、765プロのみんなで、露店巡りをするじゃないですか…?」

P「そうですね、行くって言ってましたね」

小鳥「よ、よかったら、プロデューサーさんが一番一緒に行きたい人を」

P「え、でもそしたらみんなじゃなくなって…」

社長「それは、私がなんとかするから、君は誰かと二人でまわりたまえ」


P「二人で…ですか」


P(爆弾処理という名目がないから一番評価の低いアイドルと行くのが…)

P(と思ったが…みんな評価は○だからな)

P(小鳥さんが◎…のようだが…)

P(はて…誰と行けばいいのだ…)



P「俺は…>>375と一緒に回ろう!」

春香


P(やはり一番彼女が頑張った…労いの意も含め…)

P「俺は春香と一緒に回ろう!」


P「春香、お疲れ様…」

春香「お疲れ様でした、プロデューサーさん!」

春香「ステージも終わったけど、みんなで露店ですよ!露店!」

P「それなんだが…よければ俺と二人で回らないか?」

春香「私とプロデューサーさんが、二人で…ですかっ!?」

P「あぁ、もしよければなんだが…」

春香「でもほかのみんなに一緒に回ろうって」

社長「それなら、私から言っておいたから大丈夫だ」


P「…だ、そうだけど…春香、エスコートさせてくれ」

春香「……そうですね、わかりましたっ!」


露店

春香「プロデューサーさん、見てくださいっ!リンゴ飴があんなにおっきい!」

春香「かたぬきがありますよ!私初めて見ましたっ」

春香「冷やしきゅうりなんて売ってるんですねっ!すごいなぁ」

P「プッ…ははははは!」

春香「?…プロデューサーさん、どうかしました?」

P「あー、ごめん春香。なんか急に子供みたいになったからな」

春香「わ、私そんなに子供っぽかったですか?」

P「まぁ、恥ずかしがることないよ…リンゴ飴大きいしな?」

春香「もーっ!プロデューサーさーんっ」

P(恥ずかしがる春香…可愛いな)

P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


春香「そうだ!プロデューサーさん、何かしませんか?」

P「そうだなー、それじゃあ金魚すくいにしようか」


金魚すくいにて

おやぢ「らっしゃい」

春香「プロデューサーさん、カメがいますよっ!」

P「こんなのとれるのか?」

おやぢ「当たり前ぇだよ…説明はいるかい?」

P「ただの金魚すくいだしな…いいえで」


おやぢ「じゃ、がんばんな」

春香「プロデューサーさん、頑張ってくださいねっ!」


P「春香やらないのかよっ!」


P「えいっ!」ポチャ

P「せいやっ!」パチャ

P「はっ!」ピチャピチャ

P「…おー、4匹もとれた!まだポイの耐久度もある…これなら」

カメ「」プカプカ

P「やってみるかっ!」シュッ

バチャン

おやぢ「あー、穴あいちまったな」

おやぢ「記録は4匹か、なかなかやるじゃねえか」

P(無難に金魚5匹のほうがよかったかも…)


おやぢ「また挑戦しな」


春香「おしかったですね…それでもこんなにとれてすごいです!」

P(まぁこんなもんだろう)


P「そうだ春香、そろそろ打ち上げ花火が見られるぞ」

春香「花火ですかっ!?」

P「あぁ、ちょうど見晴らしのいい場所さっき見つけたから…そこにいこう」



ヒュー ドーン ドーン パラパラパラパラ


春香「うわーっ!すごい…」

P「登り龍乱れ7変化っていう花火だってさ」

春香「あはは、かっこいい名前ですねっ!」

P(わりと良い印象を与えたみたいだぞ)


春香「それにしても…今日は本当に楽しかったです」

春香「ステージでみんなで歌って踊ることができて…」

春香「いろんな露店も巡れて、花火も見られちゃいましたっ」

P「そうだな、今日はいろいろあったな…」

春香「それに!」


春香「プロデューサーさんと二人で、楽しかったですっ♪」

私目の寿命が眠気でマッハです…小休止します…ごめんなさい…
20時間程度頑張ると目がしぱしぱしぱ…
できればこのすれをできる限り埋め尽くして終わりた


P(春香にバッチリ良い印象を与えたな)

P「俺も、春香を誘ってよかったよ」



P(気がつけば、祭ばやしは鳴りやんでいた…)

春香 ○ 千早 ○ 響 ○  美希  ○ 真美 ○ 亜美 ○  貴音  ○
小鳥 ● 伊織 ○ 真 ○ あずさ ○ 律子 ○ 雪歩 ○ やよい ○

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

P「後で、飲みに誘おう…」

P(765プロの大きな進化は、ここから幕を開けるのであった)


居酒屋

P「小鳥さん…もう飲むのはやめましょう、ね?」

小鳥「うぅ…ヒック…これが飲まずにいられますかぁ…ヒック」

P(最近、小鳥さんの相手をしていなかったから拗ねてしまったのか…)

小鳥「わらひはっ、ひみちゅをでしゅねっ!…ヒック」

P「さっきよりひどくなってるじゃないすか!」

小鳥「でゃかりゃ…スゥ…スゥ…」パタリ

P「ま、また寝た…この人居酒屋は寝る場所だと思ってる!」

店長「おあいそでいいかい?」


P「やだーーー!」


P(いつもより飲んだせいか、ふところの人口密度が激減した…)


765プロ

ガチャ

P「よっこらセットっ」スッ

小鳥「zzz…んぅ…」

P「気持ち良さそうに寝てる…ソファで寝て、体傷めないようにしてくださいね…」

小鳥「んゅー…ぷろりゅーさー…さん…」

P「俺が夢に出てきてるのか…夢の中でも愚痴をこぼさないでくださいね」

P「ふわあああ…俺も寝るか」

P「お休みなさい…小鳥さん」




小鳥「zzz…プロデューサー…さん…」ホロリ


P(765プロの名は、祭りの日、社長の友人の記者がとりあげ)

P(そこから徐々に徐々に、全国に知れ渡っていった…)

P(仕事も西へ東へひっぱりだこ)

P(そして今…765プロは…)


P「忙しい以外、いつもと変わらないけどね」

真「?…どうしました、プロデューサー」

伊織「どうせいつもの現実逃避でしょ?ただでさえ忙しいのに何浸ってんのよ」

P「うご!…すまない、もう大丈夫」

響「あははっ、プロデューサーは相変わらず情けないねっ!」



P(とまぁ、仕事も慣れて昔の温かみある空間に戻りつつある)


P(ちなみに、あの夜以降小鳥さんから評価メールをいただいてない)

P(教えてくれと言おうものなら)

小鳥「ふーんだっ」プイッ

P(…ふくれっ面でそっぽを向いてしまう…可愛いから良いけど)


P(しかし俺も今まで評価を見てきていろいろ研究してみた…)

P(今俺が、予想している評価はこれだ!)

春香 ◎ 千早 ○ 響 ◎  美希  ◎ 真美 ◎ 亜美 ◎  貴音  ○
小鳥 ○ 伊織 ○ 真 ◎ あずさ ◎ 律子 ○ 雪歩 ○ やよい ◎

(長介 ○ かすみ ○ 浩太郎 ○ 浩司 ?)

(ブタ太 ○ いぬ美 ○ ヘビ香 ○ ワニ子 ○)

P(本当かどうかは、わからないけど…)

P(ちなみに小鳥さんは本人から「ドカーン!」て電話が来たけど、ほかの子には影響がなかった模様…)



P「さぁ、春香のソロの仕事か」

伊織「なんかこの前から、春香のソロ多いわね…」

真「あ、伊織もそう思ってた?ボクもちょっと気になってたんだよね」

P「いやいや、バランス良くみんなの仕事あるぞ?」

響「んーでも、ホワイトボードが書かれすぎて自分、全部確認できないぞ…」

P「微妙に問題発言だが、そこはプロデューサーである俺が確認するから大丈夫」

亜美真美「おつかれちゃ→ん♪」ガチャ

やよい「お仕事、行ってきましたーっ!」

律子「ただいま戻りました」

P「おう、4人ともお疲れ」

亜美「兄ちゃん兄ちゃん!活躍見ててくれた?」ダキィ

真美「久しぶりに生出演だったから緊張しちゃったよ→」ダキィ

P「こらこら、抱きつくんじゃありません」

律子「プロデューサー殿も鼻の下を伸ばさないっ」

P「…はい」

>>1頑張りすぎだろ…


きつかったら休んでくれて構わないからな?休んでその分いいものを書いて欲しい


そのための保守は任せろ


P(今のでも不信感を与えたことになるだろうな…)


P「さて、俺も現場に急がなくては…」

P「じゃあ、行ってきます」

律子「春香の仕事ですね、お疲れ様です」

真「春香に頑張れって言っておいてください!」

伊織「へましたら承知しないんだからっ」

亜美「変なおじさんに勧誘されてもついて行っちゃだめだよ」

真美「早く帰って来るんだよ→」



P「俺は子供かよっ!」


ライブハウスにて

P「春香、お待たせ!」

P「プロデューサーさん、遅いですよぉ」

P「いやぁ、電車がモロ混みでー」

P「電車が混んでても遅れませんよ、下手な言い訳っ」




春香「何やってるんですか?プロデューサーさん」


P「ちょっとシュミレーションを…あはは」


春香「それにしても遅いですよ、もう始まっちゃいますっ!」

P「ごめんごめん、妖精さんに導かれてた…」

春香「さっきのシミュレーションよりひどいじゃないですかっ!」

P「っとすまん、それより春香、コンディションは大丈夫か?」

春香「はいっ、リラックスできてます」

P「それにしても、せっかく有名になったのにずっとこのライブハウスの仕事受けてるよな…」

春香「私たちがしたいんですよ…お世話になりましたし」

P「そういえば、春香、真、伊織をここで歌わせたっけな…」


春香「またその3人でここのイベントに出たいですねっ!」

P「みんな忙しいからなぁ…でも、最優先で考えておくな!」


春香「はいっ、ありがとうございます、プロデューサーさんっ!」


P「さぁ、そろそろ出番だけど準備は良いか?」

春香「まだちょっと駄目ですね…だ、だからプロデューサーさんっ」

春香「私に…元気を分けてくださいっ」

P「げ、元気とな?」

春香「んぅー」

P(こ、これって…ききき、キスではっ!?)

春香「ぷ、プロデューサーさん…まだ…ですか?」


P(………ええい、ままよ!!!)

P「んぅー」

コツン

P「あたっ」

P(あ、あれ?)

春香「ふふっ、遅れてきたバツです!それじゃあ、行ってきますねっ」


P「…まったく、大人をからかって………頑張ってこいよっ!」


それからまた幾ばくかの時が過ぎて…

俺は、自分の力を試そうと自分でアイドル事務所を立ち上げた

名前は『573プロ』

流石にティンときたら、誘拐するような猛者ではないし、いきなりアイドルをポンポン抱えるわけにもいかない

プロデューサーを募集して、一人採用した人間が今日見える予定だ

ガチャ

P「早速きたかな…」


新P「失礼いたします!本日よりこちらでプロデューs…あれ?」

新P「誰もいない…今日は休みなのかなっ?」


そのプロデューサーは元アイドルで…


よく、こけていた

え?




え?

>>374に戻ろう…


次はどなたでしょう…>>448

ぴよこ

マジでか!?!?


そりゃありがたいが>>1は大丈夫なのか⁉

出だしだけおいて寝ます…期待裏切ったらごめんなさい…


P(となると…◎の小鳥さんかな)

P(アイドルたちはみんなで回りたいだろうし…)

P「もしよろしければ、小鳥さん…俺と回りませんか?」

小鳥「ほ、ほんとですかっ?」

P「えぇ、アイドルたちと行くのは気が引けちゃって」アハハ…

小鳥(…あたしの妄想じゃない…よね?)

P「小鳥さん?どうしました?」

小鳥「い、いえっ!す、少し待っててくださいねっ!」

ピヨーン


P(すごい速度でどこかに行ってしまったぞ…)

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