穂乃果「レズが感染したら死亡率100%のレズウイルス?」 (196)

雪穂「お姉ちゃんも気をつけなきゃダメだよ?」

穂乃果「レズじゃなきゃ大丈夫なんでしょ?たいしたことないって!」

雪穂「それならいいけど・・・」


――学校

理事長「大変悲しいお知らせがあります。>>5さんがレズウイルスに感染して今朝亡くなりました」

穂乃果「そ、そんな・・・」

海未たそ

ことり「海未ちゃん・・・一昨日まで元気だったのに」ウェエエン

穂乃果「そういえば昨日ちょっと様子おかしかったもんね・・・」

ことり「うん、早朝からテンション高くて変だった気がする」

穂乃果「確か『>>11』とか『>>12』とか叫んでたよね・・・」

雪穂ぉ…雪穂ぉ……

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穂乃果「確か『雪穂ぉ…雪穂ぉ……!』とか『あっちっちさばく』とか叫んでたよね・・・」

ことり「・・・海未ちゃん、雪穂ちゃんとスーパーマリオ64のこと好きだったみたいだしね」

穂乃果「ところでレズウイルスってどうやったら感染するの?」

ことり「>>15だよ」

男とセックス

ことり「男の人とセックスするんだよ・・・元々レズウイルスって男の人の精液が突然変異してできたウイルス性の性病の一種だしね」

ことり「最近は男性とセックスすることを禁ずる法律まであるくらいだし、IPS細胞があれば子作りには困らないからね」

ことり「男の人とセックスできない女の子をレズの道に走らせるウイルスだから、レズウイルスって名前がつけられたんだよ」

穂乃果「ってことは海未ちゃんも男の人と・・・」

ことり「いや違うと思うよ?」

穂乃果「へ?」

ことり「最近は女の子とレズセックスしても感染する事例が確認されてるからね」

穂乃果「そうなんだ・・・ でも、誰が海未ちゃんとセックスを」

ことり「うーん、>>26とか怪しいんじゃないかな」

穂乃果

穂乃果「えっ!? 私!?」

ことり「だって穂乃果ちゃんは海未ちゃんと親しいでしょ?」

穂乃果「それならことりちゃんだってそうじゃん!」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんにしか興味ないから♪」

穂乃果「で、でもおかしいよ!それならなんで穂乃果は感染してないの!?」

ことり「うーん、実はもう感染していたりとか?」

穂乃果「そんなわけないじゃん?」

ことり「レズウイルスは次の日には症状が出るウイルス、セックスをした次の日には発病するんだよ」

ことり「だから、海未ちゃんはおとといの間にウイルスに感染したことになる!」

ことり「穂乃果ちゃん!一昨日日曜日だったよね? 昨日何をしていたか教えてくれる?」

穂乃果「え」

ことり「穂乃果ちゃんさっき言ってたよね? 一昨日までは元気だったって。 それって海未ちゃんと会ってたことになるんだよ?」

ことり「正直に答えて」

穂乃果「えーと、その、昨日は確か・・・>>35

かよちんの性器にしろごはん詰めてた

穂乃果「・・・花陽ちゃんの性器に白ご飯詰めてた」

ことり「それは昨日の話でしょ!」

穂乃果「えっ、あっ、間違えた!」

ことり「・・・穂乃果ちゃんって割と最低だよね」

穂乃果「・・・・・・ごめん」

ことり「・・・まあいいや、穂乃果ちゃんの生命の危機なんだしその事はおいとこう。ちゃんと一昨日のこと話すんだよ」

穂乃果「うん。一昨日は・・・>>45してたんだ」

希ちゃんを鍋で煮込んでた

穂乃果「・・・希ちゃんを鍋で煮込んでたんだ」

ことり「どうして食物を粗末にするのか」

ことり「まぁいいや・・・それでなんで煮込もうと思ったの?」

穂乃果「>>50

女体盛りするため

穂乃果「女体盛りするためだよ」

ことり「女体盛り・・・?」

穂乃果「希ちゃんの照り焼き、花陽ちゃん入りごはん・・・」

穂乃果「とっても美味しそうでしょ?」

ことり「こいつくるっとる」

穂乃果「でもこれで穂乃果の無実は証明はできたよね?」

ことり「う、うん。それでいいや」

ことり(そういや、二人共今日学校来てなかったな・・・合掌)

穂乃果「じゃあ、次はことりちゃんの番だね」

ことり「えっ」

穂乃果「だって穂乃果はあまり言いたくないこといったんだよ」

穂乃果「ことりちゃんも素直に話せるよね?」

ことり「たしかにそうだね。ことりは、一昨日は、確か・・・>>56

らぶドル

ことり「らぶドル!だ、ダッチワイフのことだよ」

穂乃果「へぇ、ビッチのことりちゃんらしいや・・・」フッ

ことり「えっもしかして親友から痴女と思われてる?」

穂乃果「いやことりちゃんって元々そうでしょ?」

ことり「・・・あとでお母さんにでも聞いてみればいいよ、ことり嘘つかないから」

穂乃果「それを見ている理事長も理事長だけどね・・・」

穂乃果「・・・ことりちゃんじゃないとすると誰が怪しいかわかんないね」

ことり「いや・・・今の会話の中で一人だけ候補になりそうな人いたでしょ!」

穂乃果「あっ・・・雪穂」

ことり「雪穂ちゃんが日曜日に何してたか覚えてる?」

穂乃果「ううん・・・ちょっと思い出せないや」

ことり「なんでもいいの!知ってること教えて!」

穂乃果「あっ!確か『>>64』って言ってた気がする!」

海未ちゃんっていい声で泣くよね

穂乃果「あっ!確か『海未ちゃんっていい声で泣くよね』って言ってた!」

ことり「それだよ!それ以外考えられないよ!」

穂乃果「えっ・・・ということは雪穂も感染してるのかな・・・」

ことり「可能性はあるよ・・・」

穂乃果「じゃあ、放課後ウチまで付き合ってくれない?確認したいからさ・・・」

ことり「・・・みんなと一緒に行ったほうがいいかもね」

ことり「レズウイルスを発症した人間は何をするかわからない」

ことり「だから・・・念のため」

穂乃果「わかった、それでいこう」

――放課後 

穂むら前

にこ「というわけでにこ達も呼ばれたってわけね」

真姫「順当ね」

絵里「希も大丈夫かしら・・・感染してなきゃいいけど」

凛「かよちんも心配だにゃー」

穂乃果「」ダラダラ

ことり「あっ、雪穂ちゃんだ!」

雪穂「?」

穂乃果「雪穂ー、海未ちゃんちょっと聞きたいことがあるんだけど」

雪穂「?!」

穂乃果「・・・一昨日海未ちゃんと何してたの」

雪穂「>>72

凛ちゃんを裸に剥いて神田川に突き落としたよ

雪穂「凛ちゃんを裸に剥いて神田川に突き落としたよ」

凛「!?」

雪穂「神田川に突き落としたよ」ニコッ

凛「ああああああっ」ガタガタガタガタ

雪穂「思い出した?覆面かぶってて気づかなかったでしょ? アレ、私なの」

凛「いやああああああああ」

穂乃果「そんなことはどうでもいいの!」

絵里「どうでもいいことはないと思うわよ・・・」

穂乃果「こっちは海未ちゃんとレズセックスしたかどうか聞きたいんだよ!」

雪穂「>>75

してないよ

雪穂「してないよ?」

凛「信じられるかにゃあ! 凛を突き落としておいて!」ニャー

雪穂「えー・・・正直に言ったんだけどな。で、なんでそんなこと聞くの?」

穂乃果「実は海未ちゃんが・・・レズウイルスで亡くなったんだ」

雪穂「!?」

穂乃果「海未ちゃんが感染中に雪穂の名前叫んでたから聞いてみたの・・・」

ことり「雪穂ちゃんも海未ちゃんとセックスしたことあるんだよね?」

雪穂「・・・そりゃまあありますけど、その日はそこの猫を突き落としただけです」

凛「凛になんの恨みがあるの!?」

雪穂「特に」

凛「・・・もういいにゃ」

にこ「何よ、結局感染者無しじゃない」

穂乃果「雪穂、アンタホントに何も知らないの。一昨日の海未ちゃんの行動とかわかんないわけ?」

雪穂「そういえば・・・メールのやりとりで『>>82』ということを言ってたよ」

花陽の様子が少しおかしいのですが…セックスして聞いてみますね?

穂乃果「えっ」

雪穂「これこれ」

From 海未さん
To   雪穂
花陽の様子が少しおかしいのですが…セックスして聞いてみますね?

凛「えっ・・・」

穂乃果「」ダラダラ

ことり「あ・・・あ・・・」

絵里「これって花陽が保菌者だったってこと?」

真姫「そうとしか思えないわ」

――小泉家

花陽母「花陽は・・・今朝・・・」ウゥ

凛「そ、そんなぁ!かよちーん!」ウェエエエン

にこ「また・・・一人犠牲者が出たわね」


ことり「・・・・・・穂乃果ちゃん、正直に言おう」

穂乃果「えっ、でも」

ことり「穂乃果ちゃんの命の危機なんだよ!」

ことり「穂乃果ちゃん、昨日花陽ちゃんとセックスしたでしょ!」

絵里「・・・・・・は?」

にこ「えー」

真姫「はぁ・・・」

凛「・・・今日一日で高坂姉妹のこと大嫌いになりそうな勢いだにゃ」ムカムカ

穂乃果「」

にこ「つまり、このままだと穂乃果は明日辺りに死んでしまう可能性が高いってわけね」

穂乃果「穂乃果が・・・女体盛りなんて馬鹿なことしなければ・・・」

真姫「正直自業自得ね」

凛「・・・かよちん昨日メール全然送ってこないと思ったら・・・」

絵里「凛、あなたに聞きたいことがあるのだけれど」

凛「?」

絵里「花陽が感染したのはおそらく土曜日あたりね、その時花陽ちゃんは何をしてたのかしら?」

凛「えーと、土曜ならかよちんは>>95をしてたと思うよ」

ことりちゃんのおやつになってた

凛「あっ!確かことりちゃんちにおやつをもらいに行くって言ってたにゃ!」

ことり「!?」

絵里「どういうことなの、ことり?」

ことり「えへへ・・・実はことりも花陽ちゃんとセックスしたくてウチに花陽を招待したんだ」

凛「・・・2年組絶対に許さないにゃ、かよちんが可哀想すぎるにゃ・・・」

真姫「そう、それが事実なら土曜に感染することはないわね」

穂乃果「どうして?」

真姫「ことりちゃんが保菌者なら、ことりちゃんもとっくに死んでてもおかしくないでしょ?」

にこ「あっ、確かに」

真姫「むしろ海未ちゃんと同時感染したって考える方が妥当と思わない?そっちのほうが辻褄が合うし」

絵里「なるほどね・・・たまたま二人に感染してしまったわけね」

しばらく飯食ってくる

ことり「レズウイルスは女性同士でもごくまれに膣内感染するみたいだし多分そうだよ」

ことり「土曜日は鬱憤ばらしに花陽ちゃんとレズセックスしたんだよ、ちょっと激しかったから精神的にきつかったのかな」

絵里「そして日曜に花陽の様子が少しおかしいと感じた海未が花陽のお家を訪れたのね」

凛「なんでかよちんばかりこんな目に・‥なんで3日連続で犯されなきゃならないのにゃ」

にこ「海未ちゃんと花陽ちゃんの方はケリがついたわ、次は穂乃果の方を何とかしましょ」

真姫「そうね、このままじゃ死んじゃうしうちの病院に連れて行きましょ」

穂乃果「でも、死亡率100%の病気なんでしょ!どうすれば!」

絵里「落ち着いて!・・・・・・そうだ!希なら何か知恵を貸してくれるかも!」

穂乃果「!?」

絵里「どうしたの?」

穂乃果「」ダラダラダラダラ

ことり「希ちゃんは・・・穂乃果ちゃんが煮込んじゃったんだよ」

絵里「は?」

ことり「だから全身火傷でいま入院中で、予断も許さない状況らしいの」

絵里「穂乃果、あなた最低ね」

穂乃果「」ダラダラダラダラ

絵里「私、これで失礼するわ」

穂乃果「あっ・・・・・・」

凛「凛も帰る!気分悪いよ!」

穂乃果「・・・・・・」

ことり「ごめんね・・・でもごまかすよりはいいでしょ」

ことり(まぁホントは穂乃果ちゃんと二人きりになったほうが都合いいからね)

にこ「まぁ、にこは最後まで付き合ってあげるわよ。・・・・・・あまり考えたくないけど、穂乃果ちゃん死ぬかもしんないし」

真姫「私もできる限りの処置はするわ」

穂乃果「みんな・・・・・・」

ことり(さっさと帰ってよ、穂乃果ちゃんを看取るのはことりなんだから)

穂乃果「!!!」

ことり「ど、どうしたの穂乃果ちゃん!」

真姫「まずいわね!症状がでてる!」

ことり「えっ!?」

真姫「レズウイルスの症状は>>130>>131>>132なのよ!」

にこちゃんと

もぎゅっとを歌い出す

一緒に

真姫「症状は」

真姫「にこちゃんと」

真姫「もぎゅっとを歌い出す」

真姫「一緒に」

ことり「・・・へ?」


にこ「ドキリ焦っちゃう」  穂乃果「もっ!ぎゅー!」


ことり「い、いったいどうなって」


真姫「だって…」  穂乃果「ぎゅっと…」



ことり「!?  真姫ちゃんまで・・・」

ことり「どういうことなの・・・」

真姫「まだ気がつかないの・・・」

真姫「つまり、私もにこちゃんもレズウイルスに感染してるってことよ!!」

ことり「」

ことり「あ、あのさ」

真姫「なによ」ギュット!

ことり「なんでそんなに平然としていられるの、このウイルスって・・・死んじゃうんだよね」

真姫「そうよ!だってこのウイルスってウチのママが作ったんだから!」モット!

ことり「ええええええ!?」

真姫「・・・なにか勘違いしてない」

ことり「え?」

真姫「このウイルスは感染したら最後、ウイルスが体内からいなくなるまで永遠に絶頂し続けるのよ」

真姫「つまり絶対に逝っちゃうってわけ」

真姫「もしそうなれば、社会的に死亡率100%よね」

ことり「それじゃあ、海未ちゃんたちは・・・」

真姫「多分今頃家で絶頂し続けてるでしょうね、ろくに動けないだろうから食事などは両親に頼んでるんじゃないかしら」

ことり「」

真姫「まぁ、潜伏期間が1日ぐらいあるんだけどね・・・」

真姫「ひゃっ・・・!」

ことり「!?」

真姫「潜伏期間が・・・終わったんだわ・・・んんっ、本症状がっ、ああっ」

真姫「ああ!だめっ!だめっ!きちゃう!きちゃうぅうううううううう!」ビクンビクン

ことり「えっ、えっ」ガクガク

にこ「にこもきたぁ!ああん!くるっ!快感の波が押し寄せて、ああああっ!」プシャアアアア

にこ「・・・・・・うふふふふふふ、もっとぉ!もっとぉ!!!」ビクンビクン

ことり「ひっ!?」ビクッ

ことり(え、なにこれ、にこちゃんのアヘ顔怖い)

穂乃果「・・・・・・」

ことり「穂乃果・・・ちゃん?」ガクガク

穂乃果「ことりちゃんんぅ!」ヨダレタラー ピクピク

ことり「ひぇえ!?」ガクガク

穂乃果「わかってる・・・あああああっ!」ビクンビクン

穂乃果「ことりちゃんも・・・・んんんんんっ!」ビクンビクン

穂乃果「イキ、たい、んだって、ああああああっ!」ビクンビクン

ことり「あ、いや、こわい、やめて」ガクガク

真姫「安心して・・・いいわ・・・希は・・・レズウイルスを注入したら・・・全回復したのよ・・・ああああん!」ビクンビクン

ことり「いや、そうじゃ、なくて、あばばばばばば」ガクガク

にこ「一緒に・・・快楽に・・・溺れましょ・・・さぁ・・・楽園へ・・・あああっ!」ビクンビクン

ことり「ピヨピヨピヨピヨ」

_


絵里「ちょっと、きつく言い過ぎたかしら・・・」

凛「でも、少しやりすぎだと思うにゃ。穂乃果ちゃん達にも反省して欲しいよ!」プンプン

絵里「そうね・・・」

凛「・・・・・・まぁ、後でお見舞いにいくけどね」

絵里「ふふっ」

絵里「・・・・・・!?」

凛「どうしたのー?」

凛「?! どういうことにゃ・・・」ガタガタ


希「・・・・・・逃がさへんで」ビクンビクン

花陽「・・・・・・つかまえた♪」ビクンビクン

海未「・・・・・・今、仲間にしてあげますからね////」ビクンビクン

_


西木野真姫は喜んでいた。もうすぐ、自分の大好きなみんなが、喜びに包まれるのだから。

ことりも、凛も、絵里も、性欲の化身となった。もうすぐ、もうすぐだ。

西木野病院の患者にもレズウイルスを注入した。そろそろ効果を表すだろう。

そしてウイルスは1週間の間、猛威を振るうだろう。もちろん後先なんて考えていない。

私達は未来にむかってがむしゃらに突っ走るのみだ。

世界はレズに包まれていく。性に溺れた獣の楽園がそこに生まれようとしている。

・・・大丈夫。きっと大丈夫。だってこの世界にはみんながいる。

そして、にこちゃんがいる。

大丈夫。大丈夫。きっと大丈夫だから。 



幸せな未来がすぐそこまで来ていた。

_


―― 一週間後


『甚大な被害をもたらしましたレズウイルスの首謀者・西木野院長一家を国家転覆罪で逮捕しました』

『なお感染者については、ワクチンを開発した山中教授率いる研究チームのおかげで減少傾向にあるようです』

『国は山中教授に国民栄誉賞を授けることも検討しており・・・』



絵里「悪い夢を見ていたようだわ・・・」

凛「まったくだにゃ・・・」

希「ウチなんか殺されかけたで・・・」

花陽「ご、ごめんね!実は日曜日に真姫ちゃんともやってたんだ・・・」

凛「かよちん・・・実はビッチというやつかにゃ」

花陽「ご、ごめん・・・」

_


海未「どうしてでしょう・・・欲望に溺れてからの記憶があまりいいものではないのですが」

ことり「うん・・・もう二度と体験したくないよね」

穂乃果「そう?穂乃果は結構気持ちよくて最高だったな!もう一回やりたいな」

海未「あなたはまず女体盛りの件を反省してください・・・真姫がいなければあなたも犯罪者ですよ」

穂乃果「ごめんごめん」

ことり「あれっ、そういえばにこちゃんは?」

海未「・・・真姫との面会に行っているそうですよ」

穂乃果「真姫ちゃん・・・死刑になっちゃうんだよね」

海未「これが・・・現実から目を背けて、幻想を追い求めた者の末路です」

海未「どんなに苦しい世の中でも私達は現実を見ていかなければ身を滅ぼすことになります」

穂乃果・ことり「・・・」

海未「私達三人も反省すべき点は大いにあります、それを踏まえたうえでこれからも付き合っていきましょう」

ことり「そうだね、やりすぎはよくないよね・・・」

穂乃果「わかったよ!約束する!」

_


検察官「面会は30分だ、いいな」

バタン

真姫「・・・・・・」

にこ「・・・・・・」



真姫「にこちゃん・・・ごめんね」

にこ「真姫ちゃんは何も悪くないよ」

にこ「悪いのは、悪乗りでそんなウイルスを作らせたにこなのよ」

にこ「最初は穂乃果ちゃん達をからかう目的だったけど・・・にこは真姫ちゃんの野望に便乗しただけよ」

にこ「そんな世界も悪くないかなーって」

真姫「・・・・・・」

真姫「ねえ・・・一つだけお願いしてもいい」

にこ「・・・なに?」

真姫「・・・・・・私と付き合ってくれない?」

にこ「何言ってるのよ。一週間前、感染目的で互いにレズセックスしたときに話したでしょ」


にこ「真姫ちゃんとなら、地獄の果てまで付き合うって」


真姫「・・・・・・その言葉、待ってたわ」

にこ「?」


チュドーン


にこ「きゃあ!?」

検察官「なんだ、何が起きた!」

にこ「壁が崩れて・・・」


真姫「さぁ、終わらないパーティーの幕開けよ」

はよ

 ――その後、真姫ちゃんは脱走し、にこちゃんや家族と共に行方をくらましてしまった。

どうやら有能な執事がいたようで、検察への襲撃はあらかじめ計画されたものだったらしい。

今、二人はどうしているのだろうか。いや多分幸せな日々を暮らしているに違いない。

 風の噂だと、新たなテロ組織「レズイズム」を設立し、レズ信仰者を日々増やしているとか。

まぁ希ちゃんがネットで調べただけだからあまりあてにならないんだけどね。

 もちろんμ'sは七人で続けたよ・・・でも以前のようななかよしグループじゃなくて、

私達二年組は白い目で見られることもあった・・・これは当然の報いだと思う。


 でも・・・それでも、みんな活動を続けた。


だって、もし活動を終えたら、真姫ちゃん達が帰ってきた時に居場所がなくなっちゃうからね。

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「どうしたのことりちゃん」

ことり「そろそろセックスしよっ!」

穂乃果「嫌だよっ!ことりちゃん、セックスに依存しすぎてない!?」

ことり「えー、だって一ヶ月に一度の楽しみなんだよ!最近はことりも頑張ってるんだよー!」

穂乃果「まだ5日しか我慢してないじゃん!穂乃果だって最近はオナニーで我慢してるのに・・・」

海未「相変わらず性欲が強い人達ですね・・・・・・さて、私も穂乃果の写真で一回やっておきますか」フゥ

絵里「・・・真姫とにこ、どうしてるのかしらね」

希「まぁ元気にやっとるんやない?」

希「あっネットで見たんやけど、最近は新たなレズウイルスを開発中みたいよ」

希「以前のレズウイルスより症状の期間が増えとるとか・・・一ヶ月やったかな」

絵里「そんなものが蔓延したら人類は滅びの道に突っ走るわね・・・」

希「そうでもないみたいよ」

絵里「?」

希「どうやら真姫ちゃんたちはアマゾンに潜伏しとるみたいなんや」

希「そこでレズの普及を目的としたニコニコ教を作ったみたいよ」

絵里「なんでそこまで情報でてるのに捕まらないのよ・・・」

希「他の犯罪組織もニコニコ教の傘下についたからね、下手な手出しはできへんのやろ」

希「それに危ない思想を持っている者を隔離できて、国連にとっては好都合やない?」

絵里「腐ってるわねこの世界」

              /                       \  ヽ    ヽ
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             /   /   /  い、\ \      \        ∨ ,   │
         /     /   ヽ \ \ \_      ヽ     │ |   │
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.          l   l  |  ,kf芳メ、       ′ト-'゚:)ハ`)>|    l  ハi |    l   \
            l l { ',  ,V/'ト-'゚:::j         ゞ_:::ソ ´│  ハ ∧|i リ     l   ヽ
           ' lハ':, ':,  'ト( 弋_:::ノ          、、、 从 / j/ }|/      l    ',
         'l  ':, ':  ':, 、、、              ノノイ /  ハ|      |      }
                ヽ\ \    `           / / /厶 ノ i |   ノ |  }  リ
                 /\     r‐    7     / /厂「  i |  イ  ,'  ハ /
              / ∧.      V   ノ       {./ハ i   i | // / //
                 { /  \     =''      イ/ | i   │ / / /
                  { (   │|l::....、       _. '´ {「  |     ハ|  /
             ヾ    jノ/ ノ个 . -   ´     マー┤  / リ/
               \ /    ノ _」          ∨::リ  / /
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凛「えーっ!かよちん、ニコニコ教に入信したの!?」

花陽「う、うん・・・この宗教に入っていればまた真姫ちゃんと会えるような気がするから」

凛「かよちんが入信するなら凛もニコニコ教徒になるー!」

花陽「いいよ・・・無理に入らなくても」

花陽「それにちゃんとした戒律もあるんだよ」

凛「なになにー?教えて!」


一、レズこそが世界の真理であり、正義であるべし
一、レズを繁栄させることで世界に慈愛をもたらすべし
一、レズ繁殖の目的のためにひたすら努力すべし
一、レズこそ個性であり、個性こそレズであるべし
一、レズ同士で情報を共有し合うことで、レズの頭脳を生み出すべし
一、レズが新たな秩序を生み出す希望であるべし
一、レズとなり永遠の喜びを探求すべし
一、レズこそこの世界の支配者であるべし
一、レズが世界の平和をもたらす者であるべし


花陽「どう!すごいでしょ!」

凛「・・・・・・ちょっとださくないかにゃ」

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