幼馴染「どてら戦記」 (96)



男「暇かって?」 幼「はい」


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ドテラマン…


男「…」

男「忙しいデスケド」

幼「うそだー」

男「ひどい」

幼「うそだったら針に、さん本飲ますよ?」

男「リアルな数字だ」

幼「…」スッ

男「な、なぜポケットから裸の針が」

幼「家庭的かなって」エヘヘ

男「それは大きな勘違いだと思う」

幼「おらー。部屋にあげてくれないと飲ませちゃうぞー」

男「やめて死んじゃう」


男「なんのおもてなしもできませんが」

幼「おかまいなくー」

幼「…けほっ」

男「どうかした?」

幼「たばこくさい」

男「あーごめん」

幼「…」シュッシュ

男「無言のファブリーズはとても傷つくなあ」


ゴソゴソ

幼「また冷えて来たね。こたつあったかい」

男「そだね」モゾ

幼「はふ」

男「…」

幼「…お茶とか飲みたいなあ」

男「あ、結局もてなさせるんだ…いや別にいいんだけど」モゾ


コト

男「どうぞ」

幼「どうも」

ズズ…

幼「はふー」

ガタガタ…

幼「風がすごいね」

男「そうだね」


ガタガタ…


幼「男の部屋はよく揺れるなあ。倒れたりしないよね?」

男「失敬な」

幼「外観もぼろっちいし」

男「管理会社の人に謝りなさい」

幼「狭いし。ユニットバスだし。たばこくさいし」

男「ぼろくそだ」

幼「もう引っ越したら」

男「そこまで言う?」


ガタガタ


幼「私の部屋は揺れないし広いし、バスとトイレはセパレートだよ!」

男「…なんだよぅ」

幼「だからもう私の部屋で一緒に住んだらいいんじゃないかな」

男「…」

男「そ、れは」

幼「冗談だよ」

男「…、で、ですよね」アハハ…

幼「冗談だよ」

男「? どうして二回も言ったの?」


男「…えっとそれで」

男「本当に僕の部屋はやることはないと思うけど」

幼「いいよ。今日はやりたいことがあって来たから」

男「?」

幼「じゃーん」つ針

男「…」

男「やめて死んじゃう」

幼「何かうそついたの?」


幼「針は人に飲ませるものじゃなくて、裁縫道具ですよ」

男「それ僕の台詞…」

幼「(#`・ω・´)」つ針 シャキーン

男「ごめんなさい」


幼「ほら貸して」

男「え?」

幼「どてら。この前引っ張ったときにちょっとほつれちゃったから」

男「…繕ってくれるの?」

幼「うん」

男「…あ、ありがとう」

幼「ついでにちょっと可愛くしてあげよう。私が着ても恥ずかしくないように」

男「あ、そっちが本音?」


チクチク

幼「…」

男「本でも読んでるね」

幼「うん」

男「…」

幼「…」チクチク

男「…」ペラ








バサ

幼「できた」

男「…」

幼「…のんきに寝おって。この」グイ

男「?? …くぅ…?」グニー

幼「えいえい」

男「…ふにゃ…」グニグニ

幼「へんなかお」


幼「…」

幼「…本当は…私が着たかったんだけど」

幼「仕方ないなあ」

パサ

男「…ん」

幼「このままだと風邪引いちゃうからね。仕方なくね。譲ってあげよう」

男「…くぅ…」

幼「あはは。男が着るとますますださいや」




*【今日の勝敗】……○ 男 − 幼馴染 ●

はい。続きます。明日できたら。


お疲れ、どてら幼馴染



幼「暇だって」 男「誰が?」


幼「…」

男「…」

男「あ、幼馴染がね?」

幼「うん」

男「とりあえず、上がる?」

幼「うん」


コト


幼「ついに何も言わずにお茶が出てきた」

男「飲むよね」

幼「うん」

幼「ありがと」

男「いいえ」

幼「…」ズズ…

男「…」ズズ…


幼「たまにはどこか出かけようよ」

男「この間桜を見に行ったじゃん」

幼「あれはお出かけとは違う気がする」

男「そう?」

幼「そう」

男「そっか」

幼「ねーどこか行こうよー」グイグイ

男「…」ユラユラ


幼「ほら。もう春休みも終わっちゃうしさ。最後と思って」

男「…」

幼「どうかした?」

男「…いや…思い返すと、本当に、春休み何もしてなかったなと…」

幼「みんなが就活してるのを尻目にね」

男「言葉の暴力だ」


幼「ほらほら。あと数日でできなかったことが取り返せるわけでもないし」

幼「だったらいっそ今のうちに「遊び尽くしたな!」って思えるくらいに遊んだ方が健康的だよ」

男「…もっともらしいことを言うなあ」

幼「らしいとはなんだ」


男「でも一理ある」

幼「万里はあるよ」

男「どこからその自信が」

幼「えへへ」

男「いや別に褒めたわけでは」


男「…でもなあ」ズズ…

男「…」サメテル…

幼「なに?」

男「…」

男「いやなんというか。僕にとっては、別に外出が遊びになるってわけでもないしさ」

幼「つれないなあ」

男「人が多いところは苦手だから…」

幼「…」

男「視線が冷たい」


男「ま、まあほら。幼馴染も。
  たまにはインドアな休日もいいんじゃないかなと…」

幼「…」

男「…」アハハ…

幼「…」フン

幼「仕方ないなあ。男がそう言うなら」

男「ありがとう」


幼「…でも」

男「うん?」

幼「今日もまだ、部屋の中でも寒いから」

男「もう四月なのにね」

幼「どてら、貸して?」

男「…こ、こんなのでよければ」

パサ

幼「うへへ。私の勝ちー♪」

男「…えっなにが」

幼「♪」スリスリ


*【今日の勝敗】 ●男 ‐ 幼馴染○
*【通算:1勝1敗】


幼「そう言えばさ。どうして人の多いところが苦手なの?」

男「ほら。人混みで人を避けて歩くのって疲れるじゃない」

幼「…」

幼「えっそんな理由」

男「そんなとはなんだ」

幼「今までよく生きてこれたね」

男「そ、そう?」

幼「いやどちらかと言うと馬鹿にしてるから」

男「ひどい」


つづくよ。



幼「あれ」 ピンポーン


ピンポーン

幼「…」

幼「いない」

幼「…」ガチャガチャ

幼「…」

幼「…さむ」ブル


幼「まさか男が外出しているパターンがあるとは」

幼「コンビニでも行ってるのかな」

幼「むう。こんな時間に外出するとはいけない子だ。まったく」

幼「…」

幼「いつもこの時間になったら来るようにしてるのにな」


幼「…」

幼「早く帰ってこーい」ガチャガチャ

ドンドン!

幼「ひぅ!? す、すいませんっ」

シーン

幼「…そ、そうだった。もう夜中だった」ドキドキ

幼「お、大人しく待っていよう。うん」チョコン

幼「…」

幼「…はやくー」


幼「今さらですが私はどてらを借りるために来ているわけです」

幼「「貸してっ」なんて素直に言うのは愚行です。恥ずかしい」

幼「…とはいえ、今日は不戦敗かなぁ」

ビュー

幼「…さむい」

幼「はやくあったかくしたいよー」


カンカン


幼「 」ビクッ

男「あれ」ガサ

男「ど、どうしたの。そんなところで」

幼「…な、なんだ男か…」

幼「なんだじゃないよ!」カッ

男「!?」


幼「お、おそいよ! どうして私が来る時間にうちにいないのさ!」

男「ご、ごめん。ごはんをね」ガサ

幼「もうだめだ。早くあったかくしないと風邪を引いてしまう」

幼「だからとりあえず貸して」

男「へ?」

幼「どてら」

男「あ、ああ。うん。はい」モゾ


パサ

幼「おお…」

幼「(か、体が冷えてたから…余計に残っている体温が気になる)」

幼「…」

男「? どうかした」ガチャコ

幼「う、ううん」

幼「(というか勢いであっさり借りちゃったよ)」


*【今日の勝敗】……●男 ‐ 幼馴染○
*【通算:2勝1敗】


ガサ


幼「コンビニ弁当」

男「肉まんもあるよ」

幼「体によくないよー」

男「健康診断でも高血圧だって言われた」

幼「あーあー」モグモグ

男「(勝手に食べてるし)」

幼「はい。半分こ」

男「…ありがとう」


幼「あれだ。今度私がご飯を作ってあげよう」

男「自炊してるの?」

幼「な、なんとなくは」

男「なんとなく?」

幼「ま、まあとにかくそういうことです。まかせなさい」

男「…期待せずに ゲシゲシ 期待して待ってます」

幼「よし」


コト

ズズ…


幼「はふ」

幼「冷えた体に染みますねー」

男「とても若者の発言とは思えない」

幼「男にだけは言われたくないよ」

男「ひどい」


ガサ


男「頂きます」

幼「どうぞ」

男「…どうも」パク

幼「…」

男「…」モグ

幼「…」グゥ

男「…」

男「…ちょっと食べる?」

幼「わーい」


幼「ありがと」

男「いいえ」

幼「…」ズズ…

男「今日も暇だったの?」

幼「まあね」

男「そっか」


男「ごちそうさまでした」

幼「ごちそうさまー」

男「今度はコーヒーでも飲む?」

幼「ありがと」

男「…」

男「オセロでもしようか」

幼「男強いからやだ」

男「えっひどい」

今回の投下はここまでです。もちっと続きます。
日付が変わるころか、できなければ明日。

乙乙

この前夜桜見に行った奴か

>>25 はい。妙なスレタイですまんな。
続きの投下やでー。

25じゃねーよ>>45 や。



幼「あっ」


幼「うっかり。どてらを着たまま帰宅してしまった」

幼「…」

幼「お、男が風邪を引いちゃうかもしれないしね。返さないと」ウン

幼「…まあ明日でいっか」

幼「…♪」ギュウ



男「暇だって?」 幼「ああ」


ザアァァ…


男「…」

幼「…」

男「タオルいる?」

幼「サンキュー」


男「この雨の中を来るくらいに暇だったんだ?」

幼「まあな」ワシャワシャ

幼「お。まだこたつ出してんのか」

男「…もしかしてもう仕舞った?」

幼「そもそもうちにはこたつがない」

男「…!」

幼「いやそんなことで感動されても」フキフキ

男「どうして僕の周りには僕の心を読む人ばかりいるんだろう」

幼「お前が素直すぎるんだよ」


ゴソゴソ


幼「あったかい」

男「うん」

男「みかんいる?」

幼「ありがとう」パシ

幼「…」モグモグ

男「…」モグモグ


コト


男「どうぞ」

幼「お。悪いな」

幼「それにしても男は甲斐甲斐しいな」

男「そ、そう?」テレ

幼「(ホントは酒でも飲もうと思って来たんだが…)」ズズ

幼「あったけぇ」

男「ね」


男「とはいえ…うちにも大した娯楽はないけど…」

幼「大してなければあるのか?」

男「…」

男「お、オセロでもしようか」

幼「本当に些細な娯楽だな」


パチ


幼「(…意外と強い…)」

男「へへ」

幼「…」

幼「(まあ、こいつが楽しそうだし、いいか)」

幼「もう一回やろうぜ」ザラザラ

男「よし来い」


パチ


男「負けた」

幼「…おう」

幼「(下手な手加減だなおい)」

幼「(…。まあ、そういうところがこいつのいいところか)」

男「何か別のことでもしようか」ザラザラ

幼「あーいいよ、気遣わなくて。本持って来たし」

男「…濡れなかった?」

幼「守ったから」

男「ああ…それでびしょ濡れだったんだね…」


男「じゃあ僕は勉強してるね」

幼「うん」

カリカリ

男「…」

ペラ

男「…」

幼「…」

ペラ





ピンポーン


幼「…こんな時間に来客か」

男「幼馴染は人のことを言えないと思う」

幼「まあな」

男「ちょっと行って来る」ゴソ

幼「おう」


ガチャ


幼「へへ。やあ」ニコ

男「あ、やっぱ幼馴染か…」

幼「どてら。返しに来たよ」

男「うん。わざわざありがとう」

幼「おじゃましまーす」パタパタ

男「あ、べ、別にいいけど…」


バッタリ


幼女「…」

幼男「…」

幼女「どうして幼男がいるのかな」

幼男「そっちこそ。こんな夜更けに来るなんて非常識なやつ」

男「(君が言うんだ)」

幼女「むう。私はいつも来てるの!」

幼男「知るか」


男「…その」

男「…仲良く、ね」

幼男「ふん」

幼女「ふん」


幼男「だいたい女が出歩く時間じゃないだろ。とっとと帰れ」

幼女「そ、そうだとしたらうちに帰れないし」

幼男「男同士の方が男も一緒にいて楽しいんだよ」

幼女「うそ! 男はそうなのっ?」

男「え、え?」アワワ…

幼男「落ち着け」


コト


幼男「ほらお茶のおかわり。飲んで落ち着け」

男「あ、ありがと…」ズズ

男「はふ」

幼女「私の分は」

幼男「自分でどうぞ」

幼女「むー」プクー

男「…」ハラハラ

幼男「お茶こぼさないようにな」


幼男「どうせまた男の邪魔しに来たんだろ」

幼女「ち、違うもん」

幼男「どうだか」

幼男「だいたいお前は幼馴染ってだけで男に甘えすぎだ」

幼女「そ、それはそっちも同じじゃん!」

幼男「俺は男の、幼馴染で、親友だからな」

幼女「わ、私だって…」


幼女「…」

男「?」

男「あ、あの…」

幼女「ねえ」

男「は、はい」

幼女「…男はさ…私のこと、どう思ってるの?」

男「…どうって」

男「幼馴染だと、思ってるよ」

幼女「…」


幼女「そっか」

男「う、うん」

クル

幼女「帰る」

男「へ」

パタパタ

男「あ、ねえ!」

幼男「ほっとけ」フン








ガチャン!


幼女「…はあ…」

幼女「…あ…どてら…」

幼女「…着たまま帰って来ちゃった…返しに行ったのに」アハハ

幼女「はは…」

幼女「…なにやってんだろ、私」


*【今日の勝敗】……●男 ‐ 幼馴染(女)○
*【通算:3勝1敗】

今回は以上です。続きます。明日できるかとは思ってます。

増えた!?

え何が起こったんだ?

>>50 から出て来たのは 幼馴染(男)で、新しく出した。
>>61 で二人の幼馴染が共在するからそれぞれ幼女と幼男って呼称にした。

分かり難くてすまんかった。

幼馴染=幼女なわけだな?

てっきり幼い男と幼い女が登場したかと
いきなりタイムスリップものになったか、近所の子どもが深夜に酒飲みに来たのかと

そうそう。やっぱり幼女は分かり難かったか。
♂♀表記もどうかと思って。失礼しました。
ちなみに続きは夜にやると思う。

投下始めます。
ここからの表記 幼はいつもの幼馴染(女)です。


ピンポーン


幼「…」


ピンポーン


幼「…」


ピンポーンピンポーン


幼「…」イラ


ガチャ


男「あ、やっとあい、た!?」ガツン

幼「うるさい」

男「…スミマセン」シュウゥゥ…

幼「なに?」

男「…なにって…」

幼「…ぷ」

男「へ」

幼「びしょ濡れじゃん。ださ」

男「ひどい」


パサ

幼「はい。タオル」

男「あ、ありがとう」

男「…」ワシャワシャ

幼「とりあえず、上がる? 風邪引くよ」

男「う、うん」

幼「…どうしたの?」

男「いや…考えてみると、幼馴染の部屋に上がるのは、初めてだなと」

男「なんか緊張する」

幼「あはは。なに言ってんの…」

幼「…」

幼「…」バシ

男「なんで?」イタイ


男「…」

幼「女の子の部屋をまじまじと見るものではありません」

男「あ、ごめん」

男「いやほら、たしかに広くて、いいなーって」

幼「まあ広くて落ち着かないけどね」

男「あれ?」


幼「それでどうかした?」

幼「今できれば男と喋りたくないんだけど」

男「え。ひどい」

幼「何か流されて喋ってるけどね」

男「いいと思う。喋ってくれないと傷つく」

幼「男の心情はどうでもいいや」

男「(ほんとにひどい…)」


男「…いや…ほら。どてらをね。返してもらおうかなって」

幼「…ああ。うん。いいよ。そこにかけてある」

ベチョ

男「…」

幼「ご、ごめん。雨の中帰って来たから、まだ、乾いてないけど」

男「ううん」

男「それならさ」

幼「?」

男「か、乾くまで…待ってていいかな」

幼「…」

幼「好きにするといいよ」


コト


男「わ。ありがとう」

幼「いいえ」

男「…」

幼「? どうかした」ズズ

男「…コーヒー苦手なんだよね…」

幼「この間飲んでなかった?」

男「食後か甘いものと一緒なら」エヘヘ

幼「乙女か」


幼「黙って飲め」

男「はい」

男「…」ズズ

男「…」ニガイ

幼「…」ズズ…


ザザァァ…


男「雨すごいね」

幼「だね」


男「…」

幼「…」


ザアアァァ…


男「…」

幼「…」

幼「暇だね」

男「そうだね」


幼「もう乾いたんじゃない?」

男「そうかな」

幼「そうだよ」

男「…」

幼「…」

男「…うん。じゃあそろそろ帰るね」

幼「うん」


男「あのさ」

幼「うん?」

男「…またどてら、借りに来てくれて、いいから」

幼「…」

男「さっきは、幼馴染のこと——は、幼馴染だと思ってるよって、言ったけど」

男「ちょっと違ったかも」

幼「…?」


男「…上手く言えないけど」

男「ほ、ほら。幼男も幼馴染だけど、あいつには、どてら貸さないし」

幼「…」

幼「…なにそれ」

男「なんだろう」


幼「そっか。じゃあ私はどてら幼馴染か」

男「う、うん」

幼「だっさいなー」

男「そう?」

幼「うん」

男「僕はいいと思うよ」

幼「男にそう言われてもね」

男「ひどい」


幼「…まあ…うん」

幼「今日のところは、そう言うことで、いいや」

男「よかった」

幼「じゃあね」

男「うん。また」


キィ
パタン


【今日の勝敗】……○男 ‐ 幼馴染●
【通算成績:3勝2敗】



幼「どてら借りに来たよ」 男「直球だ」


幼「まだ寒いからね。仕方ないね」

男「そ、そうだね」モゾ

男「はい」

幼「どうも」

幼「…うん。あったかい」

男「よかった」


幼「もう春だからさ。たぶんもう少ししたら、どてらもいらなくなるよね」

男「…うん」

幼「けど、来年また貸してって、この前話したよね」

男「うん」

幼「そうやって私はこれからもずっと君の隣で君のどてらを着るわけです」

男「うん」


幼「つまり?」

男「…」

男「…えっと」

男「け、結婚して下さい?」

幼「いろいろすっ飛ばしたね。喜んで」

えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

これにて完結。結局あまり長くはなりませんでしたが。
お読み頂きありがとうございました!

えんだああああぁぁあああぁぁぁ

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