真「プロデューサー!肩もみしてあげますよ!」(427)

みたいな感じでオナシャス


P「どうしたんだいきなり?」

真「普段お世話になってるから、サービスです」

P「そうか?じゃあ頼むよ、最近ひどくてな」

真「へへっ、わっかりましたー!」

モミモミ

P「おっ、うまいじゃないか?」

真「そうですか?普段から父さんの肩を揉んでましたからねっ」



みたいなのか


モミモミ

P「おぉ、そこもうちょっと強く頼む」

真「ハイッ」ギュゥ

P「良いねぇ、そのまま…」

モミモミ モミモミ


P「ありがとう真、すごく楽になったぞ」

真「ホントですかっ!」

P「ああ、お礼に今度は俺が真の肩を揉んでやろう」

真「ぼ、ボクの肩ですか?」

P「あれ、駄目だった?」

真「駄目じゃないですっ!でもボク、そこまで凝らないんですよねー…」

P「何言ってるんだ、日々アイドルの仕事をこなしているのにそんな…」

ムニッ ムニッ

P「あれ、柔らかい、ぜんぜん凝ってないな…」


真「くくくっ…ぷ、プロデューサーっ…くすぐったいですよっ」

P(んー、反応おもしろいな)

ムニュ ムニュ ムニュッ

真「ぷぷっ…プロデューサー…も…もういいですから…ははっ」

P「気持ちよくないか?」ムニュムニュ

真「くすぐったいだけですっ!」

P「そ、そうなのか」

P(………)

P「弱くしてみる」

ムニムニ

真「あはははっ…プロデューサー…やめてくださいってば」

P「じゃあ強く」ムギュ

真「ぁんっ!!!」


お風呂だった あとは頑張るのだ

カラスの行水ってやつだ



P「お…おぉ」

真「ぷ、プロデューサー!もういいですっtあぅ!」ムギュッ

P「そんな可愛い声聞いたら」ムギュッ

真「ぅんっ!!」

P「もっと聞きたくなるじゃないか」グリグリ

真「か、可愛い…ですか…んっ!」

P「ああ…今真はすごい可愛い」ギュッ

真「プっ!プロデューサーッッ!」


ガチャ

春香「あれ、プロデューサーさんは何処かな?」


P「ああ…今真はすごい可愛い」ギュッ

真「プっ!プロデューサーッッ!」


春香「えっ!?」


春香(ま、真とプロデューサーさんの声?)

千早「春香、立ち止まってどうしたの?」

春香「ち、千早ちゃんっ!い、今は駄目っ!」

千早「?」



真「はぁはぁ…ひ、酷いですよ…プロデューサー」

P「す、スマン!あまりに可愛かったから…つい」

真「ついーじゃないですよっ!ボク、やめてっていったのに…」



千早「…春香、この声って」

春香「真と…プロデューサーさんだよ」


千早「私プロデューサーに、言ってくるっ!」スタスタスタ

春香「ち、千早ちゃんっ!」


千早「二人で何してるんですか!」

真「ち、千早っ!?」ハァハァ

P「おう千早…どうかしたのか?」

千早(服は着てるのね…で…でも)

千早「どうしたもこうしたも、先ほどの真の言葉、聞きました!」

千早「真は嫌がっていたじゃないですか!」


真「そ、そうですよっ!やめてっていってたじゃないですかっ!」

P「いや、本当にスマン…真の反応が可愛かったんだって」


真「そ、それは…///」


千早(プロデューサーに無理やりされて…真…)


春香「千早ちゃん!」

真「あ、春香」

P「おう、春香も一緒に来ていたのか」

春香「は、ハイっ!」

春香「それで…その、も、もう終わったん…ですよね?」


P「ん?ああ、真にしてたのは終わったけど?」

春香(や…やっぱりプロデューサーさん…真と…)

P「春香もしようか?」

千早(!)

春香「え、えええぇぇえええっ!?」



千早「あなたという人はっ!…いきましょう、春香っ!」ガシッ

春香「ぷぷぷぷぷぷぷプロデューサーさんが…」ズルズルズルズル


バターン


P「な、なんだったんだあの二人は…?」

真「さ、さぁ…」


P「おっと、肩もみしすぎたな…もうこんな時間か」

P「俺達も仕事に行こうか、真」

真「はいっ!」


スタスタスタ

千早「………」

春香「ち、千早ちゃんっ!待ってってば!」

千早「………」ピタ


春香「な、何で出てきちゃったの」

千早「なんでって春香」

千早「あなたはもう少しでプロデューサーに襲われるところだったのよ!?」

春香「で、でもいきなり出てきちゃうことも無いんじゃない…かな?」

千早「私がいてよかったわ…」

千早「春香を魔の手から救うことができたんですもの」



美希「魔の手って何?」


春香「み、美希っ!」

美希「千早さん、春香を魔の手って?」

春香「な、何でも無いよっ美希!」

千早「それがね…さっき765プロでプロデューサーが…」



春香「ち、千早ちゃん!?」


千早「と、言うわけよ美希…」

美希「う、嘘…だよね?」

千早「残念だけど…」

美希「は、春香!嘘…なんでしょ?」

春香「え、えーと……」


美希「そんなの嘘なのっ!」

美希「プロデューサーと真君が、ミキは信じないっ!」


千早「でも私達は確かに聞いた…二人も言っていたわ…」


美希「もういいの…プロデューサーに直接聞くっ!」タッタッタ


美希「プロデューサーっ!」

シーン…

美希「どこに行ったの?」

美希「プロデューサーと真君の予定はっ」

真:営業

美希「で、電話っ!」ピッ

電話「ただいま留守にしています、ピーという発信音の後に―」

美希「で、出ない…」

ピー

美希「プロデューサー、美希なの…終わったら連絡ください…」ピッ

美希「………」

ポタポタ

美希「い、嫌…」

ポタポタ

美希「嫌だよ…ハニー」ポタポタ


営業終了

真「プロデューサー、お疲れ様でしたっ!」

P「真もお疲れ!」

真「はいっ!それにしてももう夕方なんですね」

P「そうだな…結構長く働いていたんだな」


真「そうですね、そろそろおなかが」ギュルル


P「鳴ったな、正確な腹時計だ」

真「も、もうっ!からかわないでくださいよっ!」

P「すまんすまん、そうだっ、焼肉でも食べに行こうか!」

真「ほ、ホントですかっ!」

P「ああ、今日は頑張ったからな!俺からのご褒美だ」

真「やーりぃ!あ…でも…」


P「あれ、どうかしたのか?」

真「女の子を食事に誘うのに焼肉なんて…」

P「…じゃあ真は、お洒落でお行儀の良いレストランに行きたいのか?」

真「そ、それはちょっと…嫌ですけどぉ」

P「だろ?仕事終わって俺もお腹減ってるし、がっつり食べよう」

P「俺は真がどういう女の子か知っているから、一々気を使わないぞ」

真「も、もうちょっと女の子らしく扱ってくださいよ~」


P「じゃあ、テーブルマナーのうるさいお店にしようかな?」

真「ぷ、プロデューサーっ!」

P「冗談冗談、さっ、焼肉食べにれっつゴーだ」

真「もう…」


真「へへっ♪」


765プロ

ガチャ

亜美「はぁ、今日もくったくただよー…」

伊織「仕事が増えてるんだから、良い傾向じゃない」

あずさ「そうよ亜美ちゃん、律子さんと私達が頑張ってる成果よ~?」

律子「二人の言う通りよ、これからも忙しくなるんだからシャキッとしなさい」


真美「おっ、竜宮小町御一行だ、おつかれちゃ→ん」

小鳥「律子さんたちも帰ってきたのね、お疲れ様」

律子「はい、ただいま戻りました」

小鳥「今お茶を入れるわね」

律子「あ、良いですよ。亜美と真美を家に送っていきますね」


小鳥「そう?それじゃあ、行ってらっしゃい」

真美「それじゃあ皆」

亜美真美「バイバーイ♪」


あずさ「あら?どうしたの美希ちゃん」

美希「………」

小鳥「さっきから何か、考えているみたいなんです」

あずさ「そうなの?」

小鳥「千早ちゃんや春香ちゃんに聞いてみても、言葉を濁してばかりで」



美希(ハニーが決めたことだもん…)

美希(ハニーが真くんを選んだんだもん…)

美希(……応援するのが正しいの?)


美希(分からないよ………)

美希(まだ…一緒にいるの?ハニー)


その頃焼肉屋

ジュー

P「ほら、この肉も丁度良い焼け具合だ」

真「ハイっ…モグモグ」

真「んー、美味しい!」

P「モグモグ…うんっ、うまいな」


真「あー、そうだ…プロデューサーっ」

P「モグモグ…んくっ…なんだ、真?」


真「じ、実はですね…お、お願いがあるんです」

P「お願い…いってごらん?」



真「も、もうひとつだけ…その、ご褒美が…ほしいなって…」


P「ま、まだ何か食べたいのかっ?」

真「そうじゃありませんっ!」

P「だ、だよね…」

P(これ以上言われていたらお金おろしに行くところだった)


真「ぼ、ボク今日の仕事頑張りましたよねっ?」

P「?…あぁ、頑張ってくれたな」

真「だからその…つ、疲れちゃって…」

P「そうか、栄養ドリンクでも渡せばよかったな」

真「ち、違いますよっ、そうじゃなくてっ!」



真「か、肩が…凝っちゃった…かなぁ、なんて…///」

マーベラスだね


P「も、もしや…ご褒美って…」

真「はい…お、お願いしますっ、プロデューサー!」

P「わ、悪い真…」

真(え?)

真「だ、駄目でしたか?」

P「俺のお給金では…マッサージチェアはちょっと…」

真「ち、違いますっ!」


P「え?じゃあ健康ランドに行きたいとか?」

真「そうじゃなくてですねっ!」

真「またプロデューサーに揉んでもらいたいんですっ!」

シーン

P「ま、ま、真!言葉が足りないからっ!皆勘違いしちゃうからっ!」


真「え?勘違いって何ですかっ?」

P「あー、つまりだな…えーと……」

真「や、やっぱり駄目ですか?」


P「あーもうっ!」

P「お会計お願いしますっ!」


ありがとうございましたー

P「い、一時はどうなるかと…」

真「プロデューサー、勘違いって何ですか?」

P「な、なんでもないから!」


真「それで、ボクの肩は…」

P「大丈夫だから!揉むから!」


真「ホントですかっ!?」

P「と、とりあえず765プロに戻ろう、なっ?」



真「はい!へへっ、やーりぃ♪」


P「ところでもう暗いけど…」

P「今何時だ?」パカッ



P「げ、もう9時回ってる…ん?」

P(留守番電話…来てたのか)ピッ

P(あれ、美希じゃないか)

真「どうしました?プロデューサー?」

ピー

美希「プロデューサー、美希なの…終わったら連絡ください…」



P「し、仕事終わったのは夕方だから」

P「相当待たせてるじゃないかっ!」ピッ


プルルルル プルルルル


美希(…!)

パカッ

美希(は、ハニーっ!)ピッ


美希「ハニーっ!」

P「もしもし、美希か?ごめんな!」


美希「ううん、美希ね、ずっと待ってたの!」

ポロポロ

美希「ハニーは絶対に電話してくれるって、待ってたの!」


P「そうか、今はもう家にいるのか?」

美希「ううん、まだ765プロにいるよ」

P「えっ!?もうこんな時間だぞ!?」

P「他に誰かいるのか?」

美希「もう皆帰ったから美希だけだよっ」

 えっ、美希まだ765プロにいるんですか!?

美希(真くんの声…)

 ああ、一人で765プロにいるらしい

美希(そう…なんだ…)

 寝ていたんですかね?

美希(やっぱり…ハニーは…)ピッ




美希「真くんと…付き合ってるんだ…」


P「いや、どうやら俺に用事があって電話を昼ごろにはかけていて」

真「ええっ!?もう夜じゃないですかっ!」

P「仕事終わったらかけてっていう留守電があったの…今気がついてさ」

真「もっと確認しましょうよ…ところで用事って?」

P「あーそうだっ!美希?用事ってなんだ?」

ツーツーツー

P「あれ、美希?美希ー!?」

P「切れちゃってた」

真「掛けなおしたほうが良くないですか?」

P「うん、そうするよ」ピッ

プルルル プルルル

電話「お客様がおかけになった電話は現在、電源が―」

P「バッテリーが切れたのかな?でないや」

真「用があって765プロで待っていたなら、早く戻ったほうが良いですよっ」

P「それもそうだなっ!」

relationsが聴こえてくる


765プロ

P「あれ、電気も消えてるし…鍵がかかってる」

カチカチ カチャ

ガチャ

P「美希ー!戻ったぞー!」

シーン

真「誰もいませんね…」

P「やっぱ帰っちゃったか…ん?」ペラ


バイバイ ハニー
        ―美希

真「書置きですね…」

P「流石にもうしびれ切らして帰っちゃったかー」

真「美希ならメールで言ってくると思うんですけど…」


P「いやいや、電源切れてたからバッテリーが無かったんだって」


真「明日は、美希のほうの仕事でしたよね?」

P「そういえばそうだったな、明日聞くことにするか」

真「そうですね…」


真「それであの…プロデューサー?」

P「そして時間はもう10時回ってるな」

P「今日は送っていくよ」

真「じゃ、じゃあその前に」

P「今日はもう遅いから、また次の機会にな?」



真「そ、そんなぁ」

そんなぁ…

春香「うぅ~わっほい!」

俺「なんでREM@STER-Aなんだよ」


P「まぁ、変わりに今日は栄養ドリンクを上げるよ、ホラ」

真「…ありがとうございます」キュ

コクコクコク


P「…何かさっきより不機嫌?」



真「そんなことないですよー」プイッ

P「ははは、そんなに楽しみだったか?ふくれっ面しおって」ツン

真「むぅ…じゃあ今度っ!絶対ですよっ!?」

P「はいはい、約束は守るよ」


真「…絶対ですからね」


更に夜も更けて…

P「一応メール打っておこう」

P「”今日は気づかなくてごめん、何か用事があった?”と」メルメル


P(今日返事が来なくても、明日美希に直接聞いてみるか)

美希が気になって真がうざい


翌朝765プロ


P「えええー!?美希が部屋から出てこないーっ!?」

小鳥「えぇ…朝親御さんから連絡があって」

小鳥「そしたら…」


美希「今、行っても何もできないよ…足をひっぱるだけだから…」

美希「一人で考えさせて欲しいの…ごめんなさい」


小鳥「と、言ったそうです」


P「美希…」


P(昨日俺が電話に出なかったからか…だったら)

P「すみません小鳥さん、美希の今日のスケジュール全部キャンセルできますか!?」

小鳥「えっ!?」

P「病気で寝込んだとでも言っておいてくださいっ!」

小鳥「で、でもっ」

P「お願いします!」ガチャ


バタン


小鳥「わ、私が謝るんですか~!」

おやすみなのー・・・


P(まったく、どうしちゃったんだよ美希!)

タッタッタッタ

P(何も言ってくれないから、分からないじゃないか)

タッタッタッタ

P(といっても、昨日は俺のせいだから…)

タッタッタッタ

P「何はともあれ、直接話を聞きに行かなくてはっ!」


美希の部屋

美希「分からない…分からないよ」

美希「ミキはハニーが好きなのに…」

美希「あきらめなきゃいけないの?」

美希「そんなのおかしいの…」

コンコン

美希「………」

P「美希ー!俺だー!」


美希「…は、ハニー…なの?」


P「入っても大丈夫か?」

美希「ま、待って!」


クシクシ


美希「…いいよ」

ガチャ

P「お、お邪魔します」

美希「うん、どうぞ…」

P「………」

美希「………」

P(く、空気が重過ぎる)

P「ず、ずいぶん可愛い部屋だなぁ」

美希「ねぇ、ハニー」

P「は、はいぃ!?」

美希「美希ね…ずっと悩んでたの…」

真「プロデューサー!肩もみしてあげますよ!」ボキボキ

P「ぐわぁぁーッ!!」

真「プ、プロデューサーッ!?プロデューサァァーーッ!!」


こんなスレだと思った


P「い、一体何をだ?」

美希「美希はね、ハニーが誰を好きでも良いって思うの」

美希「でもね、それって誰が誰を好きでも良いってことなの」

P「は、はぁ…」

美希「だからね…ハニー」



美希「昨日真くんとしたことを、美希にもして欲しい」


P「昨日真としたことって言うと…」

美希「春香たちも二人から聞いたって言ってたよ」

P「春香たち?…あぁ、なるほどね」

P「別にお安い御用だよ…ってなんだ、疲れてたのか?」

美希「そうなの、かも…」

美希(たとえ気持ちが真くんを想っていても…)

美希(ミキは…ただプロデューサーと一緒に居たい)


その頃の真


真(プロデューサーの肩もみ、気持ちよかったなぁ)

真(別に凝ってないのにあそこまで気持ち良いなんて…)

真(765プロに会いに行けば、やってもらえるかな…?)

真「………」

真(でも、ただ肩もみのために行くなんて…恥ずかしいなぁ)



真「うぅ…」ジタバタジタバタ


P「じゃあ美希、どっちからする?」

美希「ハニーのほうから…してほしいの」

P「わかった、じゃあ美希、後ろ向いてくれる?」

美希(ぬ、脱ぐんだ…)

美希「別にミキは構わないよ…」

P「えっ?」

P(前向いて肩揉むのか?…できなくは無いだろうけど)


P「いやいや、後ろ向いてくれなきゃやりづらいだろ?」



美希「…わ、わかったの」クルッ


ピトッ

美希「んっ…」

美希(ハニーの手が…肩に)

ムニュムニュムニュ

P「あれ、美希…肩全然凝ってないよ?」

美希「…ミキは、そんなに凝らないよ…?」

P「あ、そうなの?」ムニュムニュ

ムニュムニュムニュムニュ


美希「ハニー、肩揉みはもういいの…」

P「え?まだ全然やってないけど終わりでいいの?」

美希「うん…」


P「そっか、じゃあ今度は美希の番か」

美希「そう………なの?」

P「あぁ、俺も昨日真にしてもらったけどな」

美希「うん」

P「真はなかなかうまかったなぁ」

美希「…そうなんだ」

P「とりあえず後ろ向くから、美希も頑張ってみてくれ」クルッ

美希(あの真くんが…だったら)

美希「わかったの、ハニー」ヌギヌギ

パサリ

P「え?(脱いでる…のか?)」


美希「もういいよ、ハニー」

P「み、美希?まだ俺、してもらってないんだけど…」

P「それにさっき服、脱いでなかった?」

美希「もう準備はできたの…」

P「じゅ、準備?」


美希「ハニー、ミキじゃ駄目なの?」

美希「ミキはね、本気だよ」

美希「真くんにはできても、ミキにはできない?」




P「か、肩もみの話だよな?」


美希「違うの…美希を」


美希「大人の女にして欲しいの」


P(どうしてそういうこと言うの!?)

P「み、美希?真とは肩もみしかしてないぞ?」

美希「もう嘘はつかなくていいの、ハニー」

美希「春香と千早もしてたっていったの…」



P(謎は全て解けた!)


P(俺と真が肩もみをしていたコトを春香たちが)

P(そ、そういうことをしていたと誤解…)

P(その誤報を美希に告げてしまう…)

P(俺が電話に出ない…出たときに真と一緒にいた…)

P(そして今に至る…か……しかしこれは)

美希「ねぇ…やっぱり美希じゃ駄目なのかな?」

美希「ミキのこと…心から想ってくれなくてもいい…嘘でも良いから…」



美希「好きって言ってよ…ハニー」


P「お…俺は…」


P「できないよ…美希」

美希「!…どうしても駄目なの?」

P「あぁ…それだけは絶対駄目なんだ…」

P「嘘でも抱いたら感情が芽生えてしまう…それに」



P「俺は本当に真を抱いていないんだ…」

英断である


美希「なんでまだ嘘をつくの?」

P「嘘じゃないっ!」

P「………」ピッ

P「…真にも確認してごらん?」



プルルルル プルルルル

真(電話だ)カチャ

真「プロデューサー?」ピッ

真「真です!お疲れ様です、プロデューサー」

美希「真くん…美希だよ」


真「美希?」


真「どうしたの美希?プロデューサーは?」

美希「…真くんに、聞きたいことがあるの」

真「ん、何?仕事の話?」

美希「違うの、プロデューサーのこと」


真「プロデューサーの?」

美希「正直に答えてね」

美希「真くんとプロデューサーは」

美希「付き合ってるの?」

真「………」

真「なっ、ちょっ、えええ!?」


真「ぼ、ぼ、ボクがプロデューサーとっ!?」

美希「…どう、なの?」

真「まだ付き合って無いよっ!」

美希「まだってコトは、付き合う予定なの?」

真「い、いやぁ…それはぁ、分からないけどさぁ…」

真(ぷ、プロデューサーと付き合う………へ、へへっ)

美希「そう…じゃあ、真くん」

美希「プロデューサーに抱かれたの?」

真「だ、抱かれたってっ!?」


美希「ハグのことじゃないの」


真(ハグじゃない…ってコトはもしかして)

真(あ、アレ…のことだよな…///)

真「って!何馬鹿なこといってるんだよっ!」

美希「え?」

真「付き合っても無い人と、そそそ、そんなことできるわけ無いだろっ!」

美希「…じゃ、じゃあ昨日プロデューサーと何をしてたの?」


真「な、何って…か、肩もみと仕事と焼肉くらいだよ…」


美希「ほ、本当にそれだけなの?」

真「そうだよっ!他にな、何があるっていうのさ!」

美希「………」

真「用はもうない?じゃあきるねっ!」ピッ

ツーツーツー


真「ぼ、ボクとプロデューサーが…す、するなんて」


真「………///」プシュー


真「うああああああ!」バタバタバタバタ


P「何も無かっただろ?」

美希「………うん」

P「携帯、手の上においてくれ、見えないから」

スッ

P「ありがとう…じゃあ美希も風邪引く前に服着ような?」

美希「………」

P「み、美希?」

美希「ハニーは、真くんのことどう思ってるの?」

P「と、突然なんだ?」

美希「答えてっ!」

P「いい子だとおもうぞ」

美希「…美希は?」

P「美希もいい子だ、俺が保障する」


美希「…分かったの」スッスッ


P(着始めたか…)



美希「ハニー、もうこっち向いて大丈夫なの」

P「おう」クルッ

P「美希、今日はお前の仕事があるはずだったんだ…」

美希「ハイ…」

P「だけど、病気のために今日は休むって頼んだんだ」


765プロ


小鳥「私がですけどねっ!」

律子「?」


P「いろんな人に迷惑かけた…わかるだろ?」

美希「うん…」

P「だから!今日は美希のお見舞いに来たんだ」

P「無理して欲しくないから、な?」

美希「ハニー…」

P「美希が少しでも元気な顔してくれると俺は安心して仕事に戻ることができる」

P「だからさ」

P「笑ってくれないか?」

美希「ハニー…」

P「な?」



美希「うんっ!」ニコッ



ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

小鳥「ぷ、プロデューサーさ~ん!」

P「おわっ!どうしました小鳥さん!?」

小鳥「どうしたじゃありませんよ~!」

小鳥「酷いじゃないですか、あたしに任せるなんてぇ」

P「す、すみませんっ!事態は一刻を争っていましたので…」

P「ところで、大丈夫でしたか?」

小鳥「はい、なんとか承諾してもらえましたよ」

小鳥「ほとんどのところから怒号を頂きましたけどっ!」


P「あ、あはは……本当にすみませんでした」

小鳥「もういいですけどね」


小鳥「それとプロデューサーさん」

P「はい、何ですか?」


小鳥「真ちゃんが来ていますよ」



真「ぷ、プロデューサー?」ヒョッコリ


P「あれ、真!?何で来たんだ?」

真「そ、それは…そんなことよりもっ!」

真「美希の電話っ!何なんですかっ?」

P「あぁ、あれか」

真「美希に変なこと聞かれましたよ!」

真「そ、その…プロデューサーとボ、ボクが…」

P「付き合ってるって話?」

真「まだ付き合ってませんっ!!!」

P「まだってことは、チャンスはあるの…かな?」

真「!」

真「し、知りませんよっ!」プイッ


P「まぁ、からかってないで本題に入るか」

P「実は今日美希は、家で休んでいるんだ」

真「それは、小鳥さんから聞きました」

P「それで、休んだ理由っていうのが…」


カクカクシカジカ


P「て、訳なのだけれども…」

P「わかったか、真?」



真「ぼぼぼ、ボクとプロデューサーは、アイドルとプロデューサーで…男と女で…///」プシュー

P「ま、真ちゃん?」


真「そ、それでプロデューサーは…どう想っているんですかっ」

P「どうって言うのは…?」

真「ボクや…美希のこと」

P「…それか」

P「二人ともいい子だよって美希にはいった」

真「いい子って…それだけ…ですか?」

P「他に何かあるか?」

真「………はぁ」

P「なんだよ、俺嘘は言ってないぞ?」

真「そうですね、嘘は言ってませんけど」



真「半分安心しましたけど…半分がっかりしましたっ!」


P「な、何でがっかりするんだよ、悪い子じゃないだろ?」

真「もういいですよっ!」


真「それよりもプロデューサー?」

P「今度はどうした?」



真「春香たちの誤解を、解かなくて良いんですか?」


P「…あ」



こちらも誤解を解くのに一苦労だった…


エピローグ


モミモミ モミモミ

真「んっ!プロデューサーっ、そ、そこっ!」

モミモミ モミモミ

真「き、気持ち良いですっ…プロデューサー」


美希「真くんばっかりずるいのっ!ハニー、かわって!」

モミモミ モミモミ

真「だ、駄目だよ美希っ!プロデューサーはボクとひゃぁ!」

P「悪いな美希、これは真と約束してたことだから」

美希「むー、いいもんっ!美希はハニーの肩をもむからっ!」

モミモミ モミモミ

真「そ、それもボクがやるからぁっ!」

美希「ハニー、美希が肩揉んであげるからねっ?」


モミモミ モミモミ

P「おぉ、ありがとう美希!」

真「ぷ、プロデューサー!」

モミモミ モミモミ

美希「どうハニー?気持ち良い?」

P「おう、流石は美希だなっ!」

美希「え、えへへ…」

P「でもな…」




P「一番はやっぱり、真だな!」


END

終わったし少し休むか

乙乙


P「それでも俺は、抱けないよ…」

美希「!」

美希「美希のこと…嫌い?」

P「そんなこと、あるはず無いだろっ!」

P「美希も真も…いい子だよ…」




て感じで、エッチなのはいけない主義だけど需要あるか


美希「でも、真くんを抱いたんだよね…」

P「抱いてない…って言っても信じてもらえないだろうね」

美希「だって、千早さんが教えてくれたの」

P(あー、そういう意味だったのか)

美希「違うの?」

P「いや、千早が言ってたことは合ってるけど」

P「千早たちが聞いたのは声だけだ…」

P「俺が真の肩を揉んでいる時の声だけ」

美希「そんなの、信じられないよ…」

P「千早に確認してみて?」


美希「う、うん…」ピッ


プルルルル プルルルル

千早(…美希から?)

ピッ

千早「もしもし、美希?」

美希「千早さん、聞きたいことがあるの」

千早「いきなりね、どうしたの美希?」

美希「千早さんが昨日765プロに行ったときに、先にいたのはプロデューサーと真くんだけだった?」

千早「………そうね、あの二人だけだったからこそ」

美希「声が聞こえたんだよね?」

千早「ええ、二人で行為にいそしんでいたんでしょうね」

美希「違うの…」



美希「千早さんはそのとき、抱き合う二人を見たの?」


千早「なっ、そ、そんなの見るわけ無いじゃない!」

美希「じゃあ、裸のプロデューサーと真くんを見たの?」

千早「!………いいえ、声を聞いてすぐに駆けつけたけど」

千早「二人とも服は着ていたわ…」

美希「そう…ありがとう…」

千早「ねぇ美希、あなた何か分かったの?」

美希「…プロデューサー達はね、肩もみをしていたの…」



千早「か、肩もみ?」


美希「うん、二人がしていたのは肩もみだったの…」

千早「そうだったの…だから二人とも服を着ていたのね…」

千早「そしてプロデューサーが春香にも、提案したことも納得がいく…」

美希「結局、美希たちが勘違いしていただけなの」

千早「そうだったのね…」

千早「ねぇ美希、プロデューサーはそこにいる?」

美希「待ってて…」



P「もしもし、千早か?」

千早「お疲れ様です、プロデューサー」

千早「そして、すみませんっ!」

P「大丈夫、気にしてないから…」

P「それに誤解を与えることをするほうにも責任はあるしな…」


千早「私のほうで、春香にも言っておきます…」

P「そうしてくれると助かるよ…」

P「じゃあ、美希に戻すな…」


美希「もしもし」

千早「美希、あなたにも嘘をついてしまったわ」

千早「ごめんなさい、美希」

美希「もう大丈夫だよ、ありがとう千早さん」ピッ

ツーツーツー


千早「…春香、春香」ピッ

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!


P「これで、信じてもらえたかな?」

美希「うん…でもハニー」

P「ん?」

美希「それじゃあハニーが好きな人は誰なの?」


P「俺が好きな人?って、その前に服を着てくれ」

美希「あっ!ご、ごめんなさいっ」スッスッ


P「別に、俺は真と付き合ってるわけでも」

P「真が特別好きって訳でもないよ」

美希「…うん」

P「俺がしいて好きな子をあげるとしても…」

美希「誰?」

P「アイドルの皆、としかいえないよ」

美希「それじゃあ、答えになってないよ…」

P「いやいや、これも立派な答えだよ」

P「プロデューサーとして、自分のアイドル達を愛している」

P「ファンとして、仲間として」

P「美希や、真も…もちろん好きだぞ」


P「これじゃあ、駄目か?」


美希「ハニー…」

美希「………」

美希「プッ…あははっ!」

P「なんで、笑うんだよ…?」

美希「ううん、なんでもないの」


美希「ただ、やっぱり…」ダキッ


P「み、美希っ!?」

美希「えへへっ、ハニー♪」



美希(ミキもハニーが好きってコトが分かったのっ!)



ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

小鳥「ぷ、プロデューサーさんっ!」

P「おわっ!どうしました小鳥さん!?」

小鳥「どうしたもこうしたもありませんっ!」

小鳥「あたしに任せて、すぐに出て行っちゃって」

P「す、すみませんっ!」

P「ところで、大丈夫でしたか?」

小鳥「はい、なんとか納得していただきましたよ」

小鳥「ほとんどのところからお叱りを受けましたが…」


P「あはは…そうですか」

美希「小鳥、ごめんなさい…」ヒョッコリ

小鳥「あれ?美希ちゃん!?」

P「今までずっと、説得しに行ってましたよ」

小鳥「そ、それを早く言って下さいっ!」

小鳥「プロデューサー不在の間に私が…!」

美希「ごめんね、小鳥…」

小鳥「美希ちゃん…」

美希「…ごめんなさい」

小鳥「…や、やだなぁ、ちょっとした冗談ですよ、ふふっ」

美希「え?」

小鳥「ちょっと拗ねて、怒った振りをしただけですっ」

美希「あーっ!小鳥、騙したのっ!?」

P「…あははははは!」


美希「なんで、ハニーも笑うのっ!」

小鳥「ふふふふふっ!」

美希「むー…美希、ちゃんと謝ったのにっ!」

小鳥「ふふっ、ごめんね美希ちゃん?」

P「美希、ちゃんと謝ってえらいぞ」ナデナデ

美希「ハニーっ!…も、もうっ!こ、子供扱いしないで欲しいのっ!」

P「そうだな、すまんすまん」


P「とりあえず、今日はオフになったわけだから」

P「美希!」

美希「何、ハニー?」


P「焼肉でも食べに行くかっ!」


エピローグ


モミモミ モミモミ

美希「は、ハニー…くすぐったいのっ!」

モミモミ モミモミ

P「じゃあ、このくらいっ?」ギュッ

美希「ゃんっ!…強すぎるよっ、は、ハニー…っ!」

モミモミ モミモミ

真「って、何で美希が肩もみされてるんだよっ!」

美希「ごめんね真くん?」

P「許せ真…後でお前もしてあげるから…」

真「そうじゃなくて、何で美希が先なんですかっ!」

モミモミ モミモミ

美希「怒らないで真くん、ほらっ美希が揉んで上げるから」ムニムニ

真「ひゃぁぁ!ば、馬鹿っ!ど、何処揉んでるんだよっ!」


美希「ごめんねっ…真くんの胸、凝ってそうだから…」

モミモミ モミモミ

真「まったく、最初から肩を揉んでよね…」

P(う、うらやましいぞっ!美希っ!)

美希「あ、ハニー今、エッチなこと考えてたでしょ?」

P「な、何を言うんだ美希っ!?」

美希「だって、真くんの胸を揉んだときに、ハニーの手つきが変わったの」

真「ぷ、プロデューサーまで…」

P「ま、まて…誤解だぞ?」

美希「でも、真くんでも駄目なのっ!」




美希「ハニーは美希ので、美希はハニーのものなのっ!」


END

他のルートが見えない…よ

美希が面倒くさい子にならなければ、もうちょっと純真出来たね…
またいつか真してみる

まだあるのかwww

やはり真・真ルート書いて見る


そんなこんなで、俺と真…と美希との間に変な習慣がついた

モミモミ モミモミ

真「い、良いですっ…プロデューサーっ!」


美希「ハニー、どう?気持ちいい?」

モミモミ モミモミ

仕事の合間に2人…時々3人集まって肩をもみ合う…

P「気持ち良いぞ、美希…」

モミモミ モミモミ

真「ぅあっ!」

美希「あはは、真くん…可愛いの」

モミモミ モミモミ

真「か、からかうなよ美希…あぅっ!」モミモミ

P「美希の言うとおり、可愛いぞ真」

真「ぷ、プロデューサーまでぇ…」


P「よし、肩もみ終了っ!」

真「はぁ…気持ちよかったです、プロデューサー」

美希「ええっ!美希まだやってもらってないよ?」

P「美希は凝らないんだろ?」

美希「そんなのってないのっ!」

P「あははは、冗談だよ…また今度してあげるから」

美希「約束なのっ!」



真(プロデューサーはやさしい…)

真(だから忙しくても、僕たちのわがままに付き合ってくれる…)

真(本当にやさしい…でも…)

真「それ…だけ…」

P「ん?何か言ったか真?」


真「うぇっ!?な、何でも無いですよ?」


プロデューサーの肩もみは本当に気持ちがいい

だから今までずっとこんなことを繰り返してた…てわけじゃない



ボクは…ボク達はPと一緒に居たいだけ

別に肩が凝っているわけじゃないけど、プロデューサーは丹念にやってくれる

その心遣いが嬉しいから、繰り返している…


P「そうだ、今日は久しぶりに焼肉でも食べに行こう!」

美希「ホントっ!?やったーっ!」

真「ホントですか!?やーりぃ!」



美希も同じことを思っているんだろうなぁ


焼肉屋

ジュー

P「真?真?」

真「………」ボー

P「…真っ!?」

真「うわぁっ!?い、いきなり大きな声を出さないでくださいよ、プロデューサー」

P「それは、悪かったけど俺はずっと真を呼んでたぞ?」

真「え?そ、そうだったんですか?」

美希「モグモグ…うん、ハニーは真くんってずっと言ってたよ?」

真「す、すみませんでしたっ」

P「ほら、考え事は後にして、今は食おうな?」


真「は、ハイっ!」


ありがとうございましたー


美希「おなかいっぱいなのっ!」

P「久しぶりにここまで食べたなぁ…ちょっと苦しい…」

真「…そうですね」

P(ん?)


P「今日は、直接二人を家まで送るよ」

P「小鳥さんのほうには連絡してあるから」

美希「ありがとう、ハニーっ!」


真「………」


P「………」


美希「送ってくれてありがとう、ハニーっ♪」

P「おう、遅くならないうちに寝ような?」

美希「むー、美希子供じゃないのっ!」

P「はいはい、明日も仕事なんだからな?」

美希「わかったの、おやすみ!ハニー、真くん」

P「おやすみ美希」

真「おつかれ、美希」



P「真…最近ボーっとすることが多いけどどうしたんだ?」

真「え?や、やだなぁ…そんなことあるわけ無いじゃないですか」

P「無いなら、俺だってこんなこと言わないよ…?」

真「うぅ…」

P「何かあったのか?」

真「………」

P「言ってくれなきゃ、何も分からないよ…真」

まだあってわろりん
いいぞいいぞ



真「ぷ、プロデューサーはっ!」

P「おう?」


真「ど、どうして心配してくれるの…ですか?」

P「どうしてって…真のプロデューサーで、仲間だからな」

真「プロデューサー…仲間…」

P「真だって、美希が悩んだりしていたら心配するだろ?」

真「そ、それは…」


真「そうですけどぉ…」


P「そういうことだよ真、分かるだろ?」


真「わかります、分かりますけど…」


真「それって、と、特別な感情とか…無い、ですか?」

P「特別な感情?」


真「だ…だからぁ…///」



真「好き…とか…?」


P「…へっ?」


真「どうなんですか?…プロデューサーっ」

P(あ、あのときの美希を思い出すな…)

P「は、ハハハ…俺は真も美希も…皆好きだぞ?」

真「それって、”ライク”のほうですよね…」

P「あ、ああ」

真「ぼ、ボクが聞きたいのは”ラブ”のほうですよっ」



P「あ…あー」


P(そ、そんな風に考えたこと無かったぞ…)

真「アイドルをそんな風には、見られませんか?」

P「そう…だな、あ、アイドルをプロデューサーの俺が愛しちゃ…なぁ…?」

真「じゃあ、仮にボクもプロデューサーもアイドルとプロデューサーをやっていなかったら」


真「プロデューサーは、す、好きって…言ってくれますか?」

P「え、えええ!?」


真「正直に言いますね、ぼ、ボクは…プロデューサーのことが!」



真「す…きです」


真(い、言っちゃった…///)

真(うああああっ!言っちゃったよ!どうしようっ!)


P「………」

P「い、今までそんな風に考えたことも無かった…よ」

真「…はい」

P「だから、今この場で答えを出すのは、正直難しい」

P「真には悪いと思うけど、もう少しだけ…待ってくれないか?」

真「は…ハイっ!」



P「と、とりあえず真の家についたから…な?」

真「はい、お、お疲れ様でしたっ、プロデューサーっ!」



P「うわああっ!告白されちゃったよ!どうしよう!」

P「真は確かに可愛いし、そういう面では一番女の子って感じかあるし」

P「れ、恋愛対象としては考えたこと無かった…」

P(こういうとき、誰かに相談したほうが良いのかな?)




春香「そうなんだ、真がプロデューサーを…」

真「そうなんだよ春香っ!」

真「でも、プロデューサーは待ってくれって言って…」

真「も、もし断られちゃったら…うぅ…」

真「ボク、どうしたらいいんだっ!」

春香「お、落ち着いて真…!」

真「春香、春香!緊張で眠れないよーっ!」

春香「あ、あはは…」

春香(私は寝てたんだけどね)


春香「真はプロデューサーのこと好きなんだよね?」

真「う、うんっ…好きだよ」

春香「だったら、プロデューサーさんを信じて待つしかないよ」

春香「プロデューサーさんだっていきなりのことだっただろうし…」

真「そ、そう…だよね」

春香「しっかり考えてみて、もしも最初から付き合う気が無かったら」

春香「その場で答えていたかもしれない」

真「…そ、そうか」

春香「…中途半端な気持ちで答えられないから」

春香「待ってくれって、答えを先延ばしにしたんだと」

春香「私は…思うよ…?」

真「そうなのかな…だ、だといいなっ」



真「ご、ごめんね春香っ!いきなり電話しちゃって」

春香「ううん、気にしないでっ」

春香「真」

真「?」



春香「ファイトっ!」



小鳥「あたしは、プロデューサーさんが思うように行動するのが一番だと思います」

P「俺が思うように…ですか?」

小鳥「はい、真ちゃんに対するプロデューサーさんの素直な気持ちを」

小鳥「打ち明けてあげたほうが、真ちゃんも納得するはずですよ」

P「断ったりしても…ですか?」

小鳥「ええ、嘘をつかないでしっかり気持ちを伝えてあげてください」

P「………わかりました」


P「いきなりすみませんでしたっ、こんなことで電話掛けちゃって…」

小鳥「ホントですよっ、まったくっ!」

P「め、迷惑でしたよねっ?」

小鳥「ふふっ、冗談です♪」

P「え?」

小鳥「だから、プロデューサーさん」

小鳥「頑張ってくださいねっ!」


P「ふぅ…ここからは、俺がしっかり考えなきゃな…」

P(真に対する素直な気持ち…)


P「なんていわれても、すって出てこないよ…」

P「嫌いじゃない…むしろ好きだ」

P「…でも、それが恋愛感情って言うのかは分からない」

P「うーむ…」


P「そうだ、電話で…」ピッ



真(プロデューサー…ボク、待ってますね)

プルルルル プルルルル

真「うわっ!?」

プルルルル プルルルル

真「で、電話っ?……ぷ、プロデューサーっ!?」

ピッ


真「も、もしもしっ!ぼ、ボクでしゅっ!」

真(か、噛んじゃったっ!)

P「うわっ!びっくりしたっ…」

真「す、すみませんっ…声、大きかったですか?」

P「こっちも音をあげててたから…」ピッピッピッ

P「よし、もう大丈夫」

真「そうですか……と、ところでっ!」


真「ど、どうして電話を?」

P「そ、そのことなんだがな…?」

真「もしかしてっ!も、もう答えが?」

P「ご、ごめん…答えじゃないんだ」


P「次のオフの日に、一緒に出かけないか?」


真「え、出かけるって…何処にですか?」

P「ま、まだ予定は決めてないけど…買い物とか?」

真「いきなりですね…なんでですか?」

P「…やっぱり俺、まだ分からないんだ」

P「真をす、好きかどうか…」

真「え…?」

P「も、もちろんっ!好きだぞ?好きだけど、それってライクのほうだから…」

真「…そうですか」

P「今は、な?だから真のこと…も、もっと知りたいからさ」


P「一緒に出かけてくれないか?」


真「わかりましたっ!お供しますっ!」

P「ほ、ホントか?」


真「はいっ!」


P「じ、じゃあ今度のオフの日に!」

真「はいっ、おやすみなさいっ!」ピッ

ツーツーツー

真「ふぅ…びっくりしたーっ」

真「いきなり電話してくるんだもん…」

真「でも、今度のオフの日かー」

真「………」

真「えっ!?」


真「そそそ、それってまさか…で、デートっ!?」


真「た、大変だっ!は、春香、春香ぁ!」ピッ



春香(私は2度起こされました)

なんだこのまこちんかわいい


デート当日


真「き、緊張して全然眠れなかったよ…」テクテク

真「それに、約束の時間より2時間も早く来ちゃった」テクテク

真「待ち合わせ場所で2時間待つのも……え!?」


P「zzz……」


真「ぷ、プロデューサーっ!?」タッタッタッタ

P「zzz…」

真「(寝てる)プロデューサー!プロデューサーっ!」

P「……んぉ?おー、真かー?」

真「真か?じゃないですよっ!何でもういるんですかっ?」


P「んー、確か俺がここについたのは…7時くらいかなぁ?」

真「それって待ち合わせの3時間も前じゃないですかっ!?」

P「緊張して、眠れなくてな、ははは…」

真(ボクもそうですけど)


P「あれ、真がいるってことはもう10時過ぎちゃったか?」

真「まだ8時ですよ、プロデューサー」

P「なんだ、まだ8時なのか」

P「でもなんで真は、もうここにいるんだ?」


真「ぼ、ボクもプロデューサーと同じで…緊張して…」

P「眠れなかった?」

真「は、はい…///」



P「…あはは、あ、案外似たもの同士なのかもな?」

真「そ、そうかもしれませんねっ、えへへっ」

P「ちょっと早すぎるから公園に行こうか?」

真「はいっ」


公園


真「あまり人も、いませんね…」

P「朝だし、あっちの広場でゲートボールのご老人がいたがな」

真「ベンチで、時間でもつぶしますか?」


P「やることも無いからな…」


P「あー、朝日があったかくて気持ち良い…」ポカポカ

真「晴れてて気持ち良いですよねっ」

真「体を動かしたくなりますよっ!」

P「あはは…寝不足でグロッキーだから、それは勘弁してくれ」

真「だ、大丈夫ですかっ?」

P「本音言うと寝たい…かも」

真「………」

真「少しの間、横になりますか?」

P「おう、1時間したら起こしてくれ…て、なんか悪いな」

真「気にしないでください、そんな状態でこの後にで、デートにいけないじゃないですか…」


P「そ、それもそうなの…かな?」

P「じゃあ横になるから…悪いけど、真は隣のベンチに移動してくれ」

真「そ、その必要はありませんよ…」

P「いやいや、わがまま言うようだけど、真がいると体が伸ばせないから…」

真「でも、ベンチは硬くて痛いですよ?」

P「硬さなんて、睡眠欲に比べればどうということはないよ…」

真「プロデューサーに、そんなことさせたくありませんよっ!」

P「じゃあ、俺にどうしろと…?」

真「だからつまり…ぼ、ボクが…」

P「真が?」

真「ひ、膝枕をしますからっ…!」


P「ひ、膝枕っ!?」

スッ


真「………ど、どうぞ…?」ポンポン


P(こ、断るべきなのかな?)

P(でも眠いし、や、柔らかそう…)

P「………」

真「ど、どうしましたか?プロデューサー?」

P「お、お邪魔します…?」スッ ポフッ

真「いらっしゃいませ…?」

P「あー…」

P(思ったより柔らかくて…気持ちいい)

P(それに、いい匂いがする…女の子って皆そうなのかな…)

真「ど、どうですか?」

P「………」

真「プロデューサー?」



P「……zzz…」


真「…もう寝ちゃった」


P「zzz…」


真「相当疲れていたんですね…」


ナデナデ


P「zzz…んん…」


真「えへへっ」


ナデナデ



P「ん…んぁ?」

真「あ、起きましたか?プロデューサー?」

P「うん…ふぁ~」

P「もしかして、ずっと起きてたのか?」

真「当たり前ですよ、ボクが寝ちゃったら誰が面倒見るんですかっ」

P「め、面倒って…俺は子供か?」

真「へへっ、子供みたいな寝顔でしたよ」

P「い、言ったなー!」

真「そんなことよりも」

P「ん?」

真「頭を上げてもらっても良いですか?…しびれちゃって…」

P「おぉすまんっ!」


P「ずっと俺の頭を支えていたんだよな…」

真「す、すみません」

P「なんで謝るんだよ?ちょっと足伸ばしておいて」

真「はい、よいしょっ」スッ

P「近くの自販機でジュースでも買ってくるよ」

真「ありがとうございます、ボクは、お茶でいいですよっ」

P「おし分かった、行ってくるよ」タッタッタッタ



ガタンッ

P「おれはカフェオレっと…」

P「ところで今何時だ?」


P「げっ!11時じゃないかっ!?」

P(もしかして、ずっと俺は寝てたのか…?)


タッタッタッタ

P「真~!」

真「おかえりなさいプロデューサー」

P「おう、はいこれっ」スッ

真「ありがとうございますっ」

P「それと真」

真「はい?」

P「もしかして3時間ずっと膝枕してくれていたのか?」

真「え?もうそんなに経ったんですかっ!?」

P「あぁ…もう11時だよ」ピッ

真「ほ、ホントだ…気がつかなかったなぁ」


P「気がつかなかったなぁってお前…」

真「本当に気がつきませんでしたよ」

真「プロデューサーの寝顔眺めていたら、あっという間でした」

P「ま、真っ!?」

P(さらりと恥ずかしいことを言ったな)

真「あっ!えとっ、ち、違います、そういう意味じゃなくてっ!」

真「いやっ、そういう意味ですけどっ!でも…えと…」


P(…可愛いな)

しえん


P「まぁ、お茶でも飲んで落ち着いてくれ」

真「そうですねっ、いただきますっ」

コクコク

真「…ふぅ」

P「落ち着いたか?」

真「は、はい…何とか」

P「とりあえず移動しようか?1時間もロスしちゃったし」

真「わかりましたっ」



真(ボクはずっとあのままでも良かったですよっ)


街中


P「んー、と言っても何処に行こうか決めてないからなぁ」

真(そうだ、春香に聞いたことを色々やってみようっ!)

真「プロデューサーっ?」

P「ボーリングでも…ん?」

真「手を……その」

P「てを?」

真「繋ぎませんか?」

P「お…おう」

ギュッ

真「…ど、どうですか///」

真(プロデューサーと手を繋いじゃったっ!)

P「い…いいんじゃないか?」


P(ま、真と手を…しかも恋人つなぎって奴じゃないか…?)

P「真のおててあったかいナリィ」

真「プロデューサー?」

P「真ちゃんのおててあったかいナリィ」ガバァ

真「ちょ;まっ…なっそこはアッ…ヤッ///」


P(はずかしいから、会話をしなければっ)


P「え、えーと…そうだ真っ!映画見に行かないか?」

真「映画ですか?」

P「おう、何か最近見たい映画とかあるか?」

真「最近ですか…」

真「そういえば律子から借りた恋愛小説が映画化したそうなんですけど」

P「最近のことか?」

真「数週間前ですね、だからやってるんじゃないかなぁ」

P「そうか、見に行ってみようか?」

真「はいっ!」


P「お、やってるらしいな」

真「でも次の上映は13時30分ですね…」

P「結構時間あるよなぁ」

真「それじゃあどうしますか?」


グゥー


P「ん?真、おなかすいたのか?」

真「聞こえちゃいましたか…?///」

P「本当に正直なおなかだな、ハハハ」

真「あっ!笑わないでくださいよっ!もう」

P「ははは、ごめんごめん」


P「それじゃあ、ファミレスでも良いかな?」

真「はいっ、構いませんよ」


P「よし、近場のファミレスに行こうっ」


ファミレス


真「プロデューサー、食べないんですか?」

P「いや、食べるよ」

P「モグモグ」

真「モグモグ」

P「モグモグ」

真「モグモグ」


P(つ、辛いっ!黙って食べるのは行儀が良いことだけど!)


真(えぇと、春香が言ってたのは…)


真「プロデューサーっ?」

P「ん?」

真「あ、あーん…」

スーッ


P「えっ!?」

P(こ、これは…あの”あーん”ってコトか?)

真「ほら、プロデューサーっ…恥ずかしいですから…あーんっ」


P「あ…あーん…んむっ」

モグモグ

真「お、美味しいですか?」

P「お、美味しいよ?(味わう余裕がない…)」


真「そ、そうですかっ?えへへっ」

P「お返しに…」

真「?」

P「ほらっ、あーん…」

スーッ

真「えっ!?ぼ、ボクはいいですよぉ!」

P「駄目だ、俺だって真に食べさせたいっ」

真「うっ…」

真(…すごい恥ずかしい)

P「どうした真、あーんだぞ?」

真「あ……あーん…」

モグモグ


P「これってするほうは、そこまで恥ずかしくないな」


真「そうですね…///」モグモグ


ありがとうございましたー

ギュッ


P(おう、自然と繋いできた…)

真「お、美味しかったですね?」

真(恥ずかしさでほとんど覚えてないけど)

P「おう、おいしかったよな」

P(恥ずかしさでほとんど覚えてないけど)


P「そして映画までちょっと時間があるな」

真「食事しただけですもんね」

P「んー、ゲームセンターに行こうか?」


真「いいですよ、行きましょう」


ゲームセンター


真「プロデューサー、何しますか?」

P「そうだなぁ…じゃあ勝負しようか真」

真「勝負ですか?」

P「おうっ!名づけてゲームセンター10番勝負!」

格闘ゲーム
リズムゲーム
UFOキャッチャー
エアホッケー
フリースロー
パンチングマシン
腕相撲マシン

P「の7つだっ!」

真「10個ないじゃないですかっ!?」


P「細かいことは気にするなっ!」

FIGHT! KO  真1勝

P「戦いはっ!」

ノルマ クリア タッセイー 真2勝

P「すでにっ!」

ウィーン ガシャン  真3勝

P「始まっているんだからなっ!」

カッカッカッカッカッ!!! 真4勝

以下略


結果

真全勝


P「………」

真「へへっ、やーりぃ~!」

P「完敗だよ…」ガックシ

真「わわっ、しょげないでくださいよーっ!」

P「まぁそうだな…それじゃあ勝った真くんにご褒美だ」

P「って思ったけど、何も考えてなかった…」

真「えー!?」

P「じゃ、じゃあ真が決めていいよ…何か無い?」


真「そうだなー」

真(ゲームセンターだからやっぱり…)


機械の中


P「プリントシール?こんなので良いの?」

真「ハイっ、一緒に撮りたかったんです…えへへ」

真「ほら撮りますよ?」

パシャ

パシャ

パシャ

P「次で最後かな…」

真「………」

P「3、2…」

真「んっ」

チュッ

P「1…なっ!?」


P(頬に…き、キスされた…?)




真「描くのはボクがやっても良いですかっ?」

P「す、好きにして良いぞっ…」

P(柔らかい感触…だったなぁ)ドキドキ

P(お、俺達付き合ってるわけじゃない…よな?)


真「おまたせしましたっ」

P「うわあっ!!?」


P「び…びっくりしたー」

真「びっくりしたのは、こっちですようっ!」


P「そ、それじゃあ映画館に行こうか?」

真「はいっ、待って下さいよっ!」タタタ

ギュッ


P(ああ…ああ…)


映画館内


P「楽しみか?真」

真「はいっ、やっぱり女の子としてはこういうの憧れるんですっ」

P「無理してるって訳じゃない?」

真「無理なんてしてませんよっ!」

P「そ、そうか…スマン」


ビーーーーーー


真「あっ、はじまりますよプロデューサー!」

P「はいはい」



P(このシーンは…泣けるなぁ)ホロリ

P(真もさぞかし悲しんでいることだろう)

ポスン

P「えっ?」

真「…スゥ…スゥ…」

P(寝てるのか真っ!?)

P(せっかく見たがってたのに…起こしたほうが良いのかな?)

真「スゥ…スゥ…んぅ…」

P「……」



映画は真を眠りにつかせたまま、幕を閉じたのだった


ユッサユッサ

真(ん…なんだか心地良いなぁ)

真(そうだ…映画が終わっちゃう…起きなきゃ)パチ

真「えっ!?」

P「ん、起きたのか真?」

真「はいっ…それでどうしてプロデューサーがボクを負ぶっているんですかっ!?」

P「あはは…真映画館で寝てずっとぐっすりだったんだよ」

真「そう…なんですか?」

P「俺が言っても起きなかったし、次の上映始まるまでに退散しなきゃいけなかったしな」

真「え!?ボク、そんなに寝てたんですかっ?」


P「映画から計算すると…3時間くらい?」


真「そ、そんなに…」

P「そして今、真を背負って家まで送ろうと思ってな」

真「すみませんでしたっ、プロデューサー」

P「いいよ、軽いからどうってことない」

真「そ、そうですか?」

P「ああ…だから気にするな」

真「わかりました…いやそれだけじゃなくてっ!」

真「せっかくのプロデューサーが誘ってくれたデートだったのに…」

P「いいよ、今もこうしていることは恋人っぽいだろ?」


真「こ、恋人っ…///」


P「真、俺の話を聞いてくれるか?」

真「は…はい」

P「俺が今日、真をデートに誘ったのは」

P「自分の真に対する気持ちを見定めるためだった」

真「…はい」

P「それでな、今日一日真とこうやって話したり遊んだりして」

P「真に対する想いは固まったよ」

真「…っ!」

真(あきれられちゃって、無いかな…?)

真(プロデューサーをゲームセンターで負かしちゃったし)

真(さっきまでずっと寝て…迷惑かけて…)



真「もしかして…あきれちゃいましたか…?」

P「えっ?」

真「だって、鍛えられてたから、プロデューサーより体力もあって」

真「がさつで女の子って言うより、男の子みたいだし…」

ポトッ ポトッ

真「プロデューサーにずっと、迷惑かけて…」

P「真?」

真「…でもボクは、今日一日すごい楽しかったですっ」ポロポロ

P「………」

真「だから、もう大丈夫ですっ!」

真「付き合えなくっても…大事な思い出を…もらいましたから…っ!」

俺「そんなわけないだろっ!」


ゴシゴシ

真「今日撮ったシール…ずっと大切にしますねっ、へへっ!」

P「真っ!」

P「頼むから、最後まで話を聞いてくれよ…俺はな」

P「俺は、お前のプロデューサー」

真「……」

P「それだけで留まるのは、いやなんだ」

P「もし、真が俺を想っていたら…いや、想ってくれなくても!」

P「俺はお前が好きだ…」

真「え…」


P「付き合ってくれないか…真?」

(アカン)



真「ほ……ホント…ですよね?」

P「こんな嘘ついて、楽しいもんか」

真「夢じゃないですよね!?」

P「少なくとも俺は夢じゃないって思ってる」

ムニィ

P「おふぇのふぉふぉをつふぇるふぁ(俺の頬をつねるな)」

真「えと、じゃあ…じゃあっ!」

P「真、できれば今…返事を聞かせてくれないか?」

真「わ、分かったからまずはおろしてくださいっ!」


P「そ、そうだった、ごめん」

真「私も俺さんが大好きです。愛してます。付き合ってくださいっ!」

俺「でゅふふふふww」


P「よいしょっと」


P「それで…真」

真「は、はいぃっ!」

P「へ、返事を…聞かせてもらえないか?」

P「って、何で泣いてるんだよ…?ほら、ハンカチ」

真「うぐっ…す、すみませんプロデューサー…っ」


P「落ち着いてからで良いからな?」

真「…でも…でも」



答えなんて決まってるじゃないですかぁ…っ!


エピローグ


後日、765プロへの情報の広がり方は想像以上に早かった…

真美「おっ、兄ちゃん!今日もまこちんとラブラブするの?」

亜美「んっふっふー♪若いっていいねえ兄ちゃん!」

P「はいはい、からかってないで仕事仕事」

真美「ぶぅ、つまんないよ→」

亜美「そうだよ兄ちゃん、もっと照れてよ~」


P「あのなぁ…今日で何回目だと思ってるんだよ?」


ガチャ

あずさ「おはようございます、プロデューサーさん」

P「はい!おはようございます、あずささん」

あずさ「ところで、どうですか?真ちゃんとは」


P「昨日も聞きましたよね?」

あずさ「あら~?そうだったかしら?」

P「あずささんまで俺をからかわないでくださいよ…」

亜美「でも昨日も答えてくれなかったよ、兄ちゃん」

真美「体験談を私達にも聞かしてよー!うあうあー!」


律子「はいはい、いい加減になさい」


伊織「そうよ、まったく朝から何言ってるのよ?」

亜美「えー?じゃあ夜ならいいの?」

伊織「えっ!」

真美「なるほど~、いおりんは大人の女ですなぁ」

伊織「ちょっ、亜美っ!真美っ!」

亜美真美「逃げろ→♪」



律子「プロデューサーも、あんまり相手にしないでくださいね」

P「いやいや俺はしてないって」

律子「それとっ!」


律子「参考までに聞かせてくださいね?包み隠さず」


P「勘弁してください」


春香「おはようございまーすっ!」

千早「おはようございます」

P「二人とも、おはよう」

春香「はいっ、おはようございますプロデューサーさん」

千早「おはようございます…まだ真は来てないんですか?」

P「ち、千早までっ!」

千早「ふふっ、ちょっとした冗談です」

春香「でもプロデューサーさんが、最初隠そうとしたのが悪いんですよー?」

P「だからって、ここまで根にもたれるとは思わないって…」

千早「別に根に持ってるとかではないですけど」

春香「そうですよ、プロデューサーさんを見たら自然と…ね?」

P「ね?じゃない!」

P「まったく…」

ガチャ

美希「ハニーっ!」


ダキィ

P「み、美希っ!?は、離れろって!」

真「こらー美希っ!また先に行って…あー!」


美希「いやなのっ!離れたら真くんが独り占めしちゃう!」

真「ひ、独り占めとか…///」

美希「だからミキがハニーを独り占めするのっ!」

真「駄目駄目っ!プロデューサーはボクの…か、彼氏だぞっ!」

美希「そんなの関係ないよっ、だったらミキがハニーをもらっちゃうのっ」

P「ハハハ、み、美希?離れような?」

美希「ハニー?ミキが真くんの代わりに肩もみしてあげるからね?」

真「駄目っ!プロデューサーにするのも、してもらうのもボクだけっ!」



P「まったく、困ったもんだよホント」

やべえ古今東西に比肩無き快作だった乙乙

…ふぅ

ほかのルート書いてたら真っ白に燃えつきてしまうっ
機会を下さった>>1と暖かく見守ってくださった皆様に多謝

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