まどか「お?やるんか?」さやか「上等だチビ」 (106)

まどか「クッソ……もう朝か」

まどか「親父、おはよう」

知久「まどか、君は女の子なんだからもう少し……」

まどか「あ?うるせぇな、別にいいだろ」

知久「……母さんを起こしてきてくれないか?」

まどか「タツヤが行ってんじゃねぇのか?」

知久「良いから起こしに行ってあげて」

まどか「クソが」

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タツヤ「ママー起きてー(^q^)あうー」

詢子「Zzz」

まどか「起きろや」ドスッ

詢子「うごあっ!?」

詢子「お、おい……まだマシな起こし方ってもんが……」

まどか「寝てる奴が悪いんだよクソババア」

詢子「明日覚えてろよ、こっちが腹にキックしてやるからな……」

まどか「アタシより早起きできたらな」

まどか「よし、朝ごはんも食ったし学校行ってくら」

知久「いってらっしゃいまどか」

タツヤ「おねーたんいってらったい(^q^)」



まどか「ふぅ」

さやか「おせーんだよチビ」

まどか「あ?うるせぇなカス」

さやか「誰が待ってやったと思ってますかねぇ」

まどか「恩着せがましいやつだな、死ね」

さやか「テメェが死ね」

まどか「お?やるんか?」

さやか「上等だチビ」

仁美「二人共、そこまでですわ」

まどか「……チッ」

さやか「へ、命拾いしたな」

まどか「テメェこそ血まみれにならずに済んだな」

さやか「あ?」

まどか「あ?」

仁美「ストップですわ!学校に遅れてしまいますわよ!」

まどか「そうだな、こんな魚クセぇ奴に構ってられねぇわ」

さやか「だよな、こんな淫乱ピンク構ってても時間の無駄だわ」

仁美「本当に二人は仲良しさんですわね」

まどか「どこが?」

さやか「目ぇ腐ってんのか?」

学校

和子「目玉焼きの焼き加減は!?はい!中沢くん!」

中沢「興味無いっすわ」

和子「……ゴホン」

和子「えー、それでは、転校生を紹介します!暁美さん入ってきてください!」

ほむら「……」

ほむら「あ、暁美ほむらです、よろしく」

まどか「チッ、だりーなおい」ガンッガンッ

さやか「テメェアタシの椅子蹴ってんじゃねえよ」

まどか「あ?減るもんじゃねーしいいだろーがよ」

さやか「死ね」

まどか「テメェが死ね」

ほむら「(何なのこれ)」

昼休み

ほむら「……」ポツーン

ほむら「(おかしい、何時もなら女の子達が一斉に聞きに来るのに)」

ほむら「(なんなのこの世界軸)」

ほむら「……ごめんなさい、保健委員の人居ないかしら」

さやか「おいテメェだよ行けよ」

まどか「あ?テメェに言われる筋合いはねーよハゲ」

さやか「うるせーよカス」

まどか「黙れやゴミ」

さやか「あ?殺すぞ?」

まどか「肉塊にしてやっぞゴルァ」

仁美「はぁ、私が代わりに行きますわ、学校案内も兼ねて」

ほむら「え、えぇ……ありがとう」

廊下

ほむら「……」

仁美「さやかさんとまどかさん、あの青いのとピンク色の頭の人を見ましたの?」

ほむら「えぇ……中が悪そうね……」

仁美「あぁ見えて二人は幼なじみなんですのよ」

ほむら「え……なんであんなに口が悪く……」

仁美「それが分かれば苦労はしませんの」

ほむら「そ、そうよね」

放課後

さやか「おい淫乱ピンク、CD屋ついてこいや」

まどか「チッ、仕方ねぇな」

さやか「おいテメェ今舌打ちしたろ」

まどか「あ?何でいけないんだよ?テメェにそこまで気にかけてもらう気はねーよ魚」

さやか「黙れや」

まどか「あ?」

仁美「あーはいはい早く行きますわよ」

さやか「仁美、テメェは稽古じゃねぇのか?」

仁美「今日はおやすみですわよ」

まどか「まぁ仁美がいるならまだマシだな、こんな奴と二人っきりで居たら死んじまうしな」

さやか「勝手に死んどけ」

まどか「おい今なんつった?」

仁美「いいから行きますわよ!!!」

CD屋

まどか「いいアニソンねーかなーっと」

助けて

まどか「あ?」

助けて!!

まどか「助けてくださいだろ」

あ、助けてください

まどか「ごめんパス」

ええええ!?

いや助けてよ!今路地裏にいるんだ!

まどか「めんどくせーな」

助けたらさ!ほらいい事してあげるから!!

まどか「いい事なら仕方ねぇ、行ってやるよ」

路地裏

QB「はぁはぁ……」

まどか「ん、何だこのうさぎ」

QB「あ!やっと来たよ!」

まどか「助けを呼んだのはお前か」

ほむら「あっ」

まどか「お、お前は今日の新人か」

まどか「コイツお前のペットか?」

ほむら「え、ええ!そうなの!」

まどか「だとよおら」ゲシッ

QB「うわっ!蹴らないでよ!」

マミ「待てや」

マミ「おいテメェ、誰の権限を得てコイツをペット呼ばわりしてんだ?あぁ!?」

ほむら「ひっ!ご、ごめんなさい!!」ダッ

マミ「チッ、おい帰るぞ」

QB「いや、ちょっと待ってよマミ」

マミ「あ?」

QB「ねぇ君、僕と契約し」クルッ

さやか「どこ行ってんだテメェ殺すぞ?」

まどか「あ?テメェに行動を指摘される覚えはねーよ」

さやか「あ?死ねや」

まどか「お前が死ね」

QB「……」

まどか「おい、仁美は?」

さやか「仁美なら急に稽古だっつって帰ったぞ


まどか「あーあー……」

さやか「てかアンタすげぇ格好してんなwww」

マミ「あ?」

まどか「ホントだ今まで気づかんかったwww」

マミ「クソが、ティロフィナるぞ」

マミ「まぁ良い、折角QBが興味示してんだからな、ついてこいや」

マミホーム

マミ「アタシは魔法少女ってやつやってんだよ」

まどか「魔法少女?」

QB「そう!魔法少女だよ!!僕と契約して魔法少女になって欲しいんだ!」

さやか「馬鹿らしい死ねクソが」

QB「酷いよ!」

まどか「うさんくせぇな」

QB「魔法少女になる代わりに一つだけ願いを叶えてあげるよ!素質によるけどね!」

まどか「願いを無限にしろ」

QB「えっ」

まどか「願いを無限にしろ」

―――――――――――――――――――――――

さやか「魔法少女体験だとよ」

まどか「興味ねぇわ」

さやか「アタシもだわ、ん?」

さやか「何かモワモワしてるぞここ」

QB「これは魔女の結界だね」

まどか「お前いつの間に」

QB「ヤバイよ!早くマミを連れてこないと!」

まどか「テメェが連れてこいよ」

QB「えっ」

さやか「だよなー、言いだしっぺが行けよ」

QB「で、でも」

さやか「なぶり殺しにするぞ」

QB「すみません行ってきます!」

ほむら「あれ?お菓子の魔女って今日だったかしら……」

ほむら「と、とりあえず行きましょう!!」

結界の中

さやか「おらっ!」ボスッ

使い魔「ピキー!」

まどか「死ねや!」バキッ

使い魔「ギュー!!」

さやか「チッ、雑魚ばっかわらわらと出てきやがって」

まどか「刺激がねーよな、まるでテメェみたいだ」

さやか「あ?やんのか?」

まどか「おう上等だカス」

ほむら「あれ?」

使い魔「きゅー……」

使い魔「みゅー……」

ほむら「使い魔が倒されてるわね、まさかもう巴マミが?」

マミ「おいテメェ」

ほむら「え?」

マミ「人様のテリトリーに入るなんていい度胸だな」

ほむら「あ、いやあの……」ガタガタ

マミ「ほらよっ!」シュルシュル

ほむら「やっぱりこうなるのね……っていたたたたたた!!!」ギチッ

ほむら「強く締めすぎ!強く締めすぎだから!」

マミ「魔女ぶっ殺したら開放してやんよ、じゃあな」

ほむら「……というか巴マミが同じ方向から来たとなれば誰が使い魔を?」

マミ「ようテメェら、魔女は倒してねぇよな」

まどか「あ?やっと来たのかよ」

さやか「つか魔女って何だよ」

お菓子の魔女「……」

マミ「コイツだな」

マミ「ティロフィナーレえええええ!!!」ズド-ン

マミ「ティロ!ティロフィナーレえええええ!!!」バキッ

お菓子の魔女「イタイイタイ」

マミ「ティロティロティロフィナーレええええええええええ!!!!」ズドドドドド

お菓子の魔女「グヘッ」

まどか「ティロフィナーレとかダッセェwww」

さやか「やめてやれよ可哀相だぞwww」

グニュルン

マミ「……あ?」

お菓子の魔女「イタダキマ-スア-ン」

マミ「……」

お菓子の魔女「パクリ」

まどか「おい、食われたぞ」

さやか「弱っちい奴だな」

マミ「何食おうとしてんだよあぁ!?」ガシッ ガシッ

QB「えぇ!?魔女の歯を掴んだ!?」

マミ「死にさらせええええ!!!」バキバキバキ

お菓子の魔女「アギャアアアアア!!!!」

お菓子の魔女「タカガメインノハヲヤラレタダケダ!マダオワランヨ!」

マミ「おらああああああああああああああああああああ!!!」ガシッ

お菓子の魔女「アガッ!?」

マミ「ティロフィナーレええええええええええ!!!!」ブチブチブチ

お菓子の魔女「アアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

QB「魔女の舌を引きちぎったよ!?」

ほむら「……おかしいわね、もうすぐ魔法が解けてもいい頃合だと思うのだけれど……」

マミ「あんなのウォーミングアップにもならんかったなザコが!」

さやか「アンタスゲェな」

まどか「あぁ、確かにあの力は凄かったな」

ほむら「えっ!?」

マミ「おっと忘れるところだったな、ほれ」パッ

ほむら「きゃあ!」

マミ「ほら、勝利の祝杯しに行くぞ」

ほむら「……え?」

マミホーム

マミ「ほら、飲め」ドンッ

ほむら「(ペットボトルに……何コレ何が入ってるのかしら)」

マミ「不思議そうな顔してんな、中には紅茶が入ってんだよ」

ほむら「えぇ!?」

マミ「あ?アタシの紅茶が飲めねぇってのか?」ギロッ

ほむら「あ、いえ飲ませてください」

マミ「それでいいんだよ」

ほむら「(…2リットル入りペットボトルに満タンに入ってる……)」

まどか「ペッ」ベチャッ

さやか「テメェ、何飲み口に唾吐いてんだよ」

まどか「お前のだったのか?この痰壷」

さやか「おい、そろそろ殺すぞ?」

まどか「やるか?あ?」

さやか「いいぜ、ちょうど今仁美も居ねえしな」

まどか「ケッ、死ね」

さやか「テメェが死ね淫乱ピンク」

まどか「テメェみたいなビッチと一緒にすんなクソが」

さやか「あ?」

まどか「あ?」

ほむら「あ、あの……喧嘩もその辺に……」

まどか さやか「「あっ!?」」

ほむら「ひぃ!何でもないです!」

マミ「テメェら、喧嘩も程々にな」

まどか「チッ」

さやか「ケッ」

病院前

さやか「寄ってくとこあるから目の前から消えな」

まどか「テメェに言われなくてもそのつもりだハゲ」

さやか「あ?」

まどか「やんのか?」

さやか「チッ、埒があかねぇ、死ね」

まどか「テメェがな」スタスタ

病室

さやか「おい元気か」

恭介「さ、さやか!よく来てくれたね!」

さやか「ほれ、CDだ」ポイッ

恭介「それよりさやか、おっぱい揉ませてよ!」

さやか「死ね」バキッ

恭介「ごはっ!?」

さやか「じゃあな」ガチャッ バタン

恭介「全くさやかは……僕が殴られても喜ぶのを知ってるくせに」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年11月06日 (火) 21:46:11   ID: tvZXxVrL

完全にヤクザの物語じゃねぇか!喧嘩売ってんのか?オラァ!

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