ルナチャイルド「今日も悪戯楽しかったわね」 (50)

サニーミルク「本当に面白かったね、やっぱり人間相手に悪戯を仕掛けるのは楽しいな~」

スターサファイア「こっそり書物に墨を垂らした時の阿求の顔、面白かったよね」

ルナチャイルド「早く帰って明日の悪戯の計画でも練りましょうよ」

サニーミルク「そうだねぇ……ヤバい!みんな後ろ!」

スターサファイア「あれは……とにかく逃げよう!」

ルナチャイルド「あ、ちょっと待って……」

スターサファイア「はぁはぁ、何とか逃げられたみたいね」

サニーミルク「でもルナは捕まっちゃったよ」

スターサファイア「何とか助けだしたいけど相手はあの博麗の巫女だからねぇ……」

サニーミルク「ある程度懲らしめられたら解放してくれるかな」

スターサファイア「まぁ軽く灸を据えられるくらいでしょうね」

サニーミルク「とりあえず帰りを待とうよ」

スターサファイア「そうしましょう」

霊夢「はい、言われた通り捕まえてきたわよ」

阿求「ありがとうございます。やっぱり頼りになりますね」

霊夢「しかし捕まえるだけっていうのも珍しいわね」

阿求「懲らしめるのは自らの手でしたいんです」

霊夢「へぇ、まさか妖精をいじめる趣味でもあるんじゃないでしょうね」

阿求「妖精には普段から邪魔されてますし、お灸を据えるだけですよ」

霊夢「とにかく私はこれで帰るわよ」

阿求「本当にありがとうございました」

ルナチャイルド「……あれ、ここは?」

阿求「あら、お気づきになられましたか」

ルナチャイルド「もしかしてさっきの悪戯の仕返しをしようっていうわけ?」

阿求「さぁ、なんのことやら」ニコニコ

ルナチャイルド(絶対企んでる顔よね)

阿求「喉でも渇きませんか?こっちにきてお茶でもいかかですか?」

ルナチャイルド「お茶に毒でも入れるつもり?」

阿求「せっかくのお客様にそんなことするはずがないでしょう。さぁ、こちらへ」

ルナチャイルド(ホントかなぁ)

ルナチャイルド「おいしいお茶ね」

阿求「そうでしょう。目の前で淹れたので何も入れてないことは分かっていただけましたね?」

ルナチャイルド「……疑ってごめんなさい」

阿求「いいんですよ。今茶菓子も出しますね」

ルナチャイルド(こんなことなら直々に遊びに来た方がよかったかしら)

シュル

ルナチャイルド「うっ……な、何……?首が……帯で……」

阿求「うふふ、少し私につきあってもらってもよろしいでしょうか」ギリギリ

ルナチャイルド「や、やっぱり……騙してたのね……」

阿求「これでお相子ですよ。今度はこっちが楽しむ番です」ニコニコ

ルナチャイルド「は、離して……」

阿求「私はね、あなたみたいなかわいい妖精の悶絶する顔が大好きなのよ」

ルナチャイルド「息が……苦しい……」

阿求「どんな感じですか?いい顔してますね?」

ルナチャイルド「や、やめて……」

阿求「ふふふ、まだまだこれからですよ。ほら、こっちに来なさい」

阿求「茶の間で暴れると危ないので、布団で楽しむとしましょうか」

ルナチャイルド「あ……あ……」

阿求「私の頼みを聞いてくれますね?このままだと''一回休み''になっちゃいますよ?」

ルナチャイルド「い、言うこと聞きます……」

阿求「言うことを聞くんですね?」

ルナチャイルド「……誰か助けて!」ダッ

阿求「逃がしませんよ?」グッ

ルナチャイルド(やっぱり逃げられないか……)

阿求「あなたふざけているんですか?誰が大声出していいって言いましたっけ?」

ルナチャイルド「ひっ……」

阿求「本気で怒らせてしまいましたね、私のこと」パシッパシツ

ルナチャイルド「うっ……痛っ」

阿求「興奮させてくれますね。好きですよ、そういう顔」チュッ

ルナチャイルド「ひいっ、やめて、何するの……」

阿求「やめて、じゃないですよ。言うこと聞くって言いましたよね?」ギリギリ

ルナチャイルド「嫌ぁ!離して!」

阿求「言いましたよね?」チュッ……ペロ……

ルナチャイルド「やめて!うわぁ……」

阿求「忘れたとは言わせませんよ」ペロペロチュッチュッ

ルナチャイルド「あっ……んっ……やめ……」

阿求「……」パシッ

ルナチャイルド「痛い!痛い!」

阿求「抵抗してるんじゃありませんよ」パシッパシッ

ルナチャイルド「いや……痛いよぉ」

阿求「言うこと聞けないみたいですね!私の言うことを聞けないようですねぇ!」ギリギリ

ルナチャイルド「許して……」

阿求「ほらこっちに来てください」グイグイ

阿求「ほら、服を脱がせますからじっとしていてください」

ルナチャイルド「嫌……嫌……」

阿求「ほら脱がせていきますよ」パチッビリッ

ルナチャイルド「ああ……服が……」

阿求「これで丸裸ですね。じゃあ四つん這いになって下さい」

ルナチャイルド「なんで……そんなこと」

阿求「早くしないとこの鞭でたたきますよ」バシンッ

ルナチャイルド「ひいぃ!やります!やりますから!」

阿求「いい子ですね」ニコニコ

ルナチャイルド「これでいいですか……?」

阿求「……」バシンッ

ルナチャイルド「ひぎっ」

阿求「言うこと聞くって言いましたよね」

ルナチャイルド「なんで……言われたとおりにやってるじゃ……」

阿求「さっきのことですよ。生意気にも抵抗しましたよね?」バシンッ

ルナチャイルド「いぎっ!だって、いきなりあんなことされたら……」

阿求「言い訳なんか聞きたくないんですよ。黙って私の言う通りしてください」バシンッバシンッ

ルナチャイルド「うう……」

ルナチャイルド「はぁ……はぁ……」

阿求「さ、そろそろ立ってください」

ルナチャイルド「は、はい……」

阿求「ここで気を付けしててくださいね?」

ルナチャイルド「……」

阿求「付いた傷なんか触ってるんじゃないですよ。しっかり立ってください」

ルナチャイルド「はい……」

阿求「……」バシンッ

ルナチャイルド「いたいっ!」

阿求「言うことを聞くんでしょう。立ちなさい」

ルナチャイルド「うぅ……ひぐっ……」

阿求「立てないんですか?なら私が立たせてあげましょう」ガシッ

ルナチャイルド「もうやめて……」

阿求「ほら、この柱を掴んでていいですからお尻をこっちに向けてください」

ルナチャイルド「はい……」

阿求「お仕置きですよ」バシンッ

ルナチャイルド「……っ!」

阿求「言うこと聞くって言ってるのに聞かないのが悪いんですよ?」バシンッバシンッ

ルナチャイルド「んっ……ぎっ!」

阿求「言うこと聞かないなら最初から聞かないっていえばいいんですよ」バシンッバシンッ

ルナチャイルド「痛いよ……痛いよ……」

阿求「どうなんですか?ねぇ」

ルナチャイルド「もう……やめてよぉ……」

阿求「鞭を掴んで叩かせないつもりですか。この期に及んで往生際が悪いですね」

ルナチャイルド「やめて……ねぇ……」

阿求「じゃあ、私を気持ちよくさせてくれますか?」

ルナチャイルド「へ?」

ルナチャイルド「それってどういう……」

阿求「最近の作業で肩が凝ってるんですよ。揉んでくれますか?」

ルナチャイルド(何かヘンなことかと思った……)

阿求「ほら、早くして下さい」

ルナチャイルド「はい……」モミモミ

阿求「うーん、あまり気持ち良くないですね……」

ルナチャイルド「こう、ですか」モミモミ

阿求「全然だめですね。やる気あるんですか?」

ルナチャイルド「そ、そんな……」

阿求「もういいです」

阿求「私なんて言いましたっけ?」

ルナチャイルド「気持ち良くしろって……」

阿求「気持ち良くできましたか?」

ルナチャイルド「できませんでした……」

阿求「そうでしょう?じゃあこっちに来てもらいましょうかね」グイグイ

ルナチャイルド「ひぃ!」

ルナチャイルド「お手洗いで何を……」

阿求「何って、掃除ですよ。掃除」

ルナチャイルド「道具は……?」

阿求「道具なんて高尚なもの渡すつもりはありませんよ?」

ルナチャイルド「じゃあどうやって……」

阿求「こうやって顔付けて舐めるんですよ」グイッ

ルナチャイルド「んっ!!」

阿求「ほらしっかり顔付けて」

ルナチャイルド「~~っ!」

阿求「きれいにしてくださいね」

ルナチャイルド「んんっ、や、やめて」

阿求「それじゃあ次は周りを舐めてくださいね」

ルナチャイルド「っっぷ……」

阿求「この頃忙しくて一週間ほど掃除してなかったんですよね。頼みますよ」

ルナチャイルド「おぇっ……」

阿求「はら、早くしないといつまでたっても終わりませんよ」

ルナチャイルド「うぅ……」ペロペロ

阿求「しっかりお願いしますね」

ルナチャイルド「いやぁ……」ペロペロ

阿求「お手洗いを掃除したことはないんですか?手際が悪いですよ」

ルナチャイルド「ひぃ……」ペロペロ

阿求「全体的に綺麗にするんですよ」

阿求「便器の中も頼みますよ」ゲシッ

ルナチャイルド「踏み付けないでぇ……」

阿求「ほら早く」

ルナチャイルド「はい……」ペロペロ

阿求「もっと顔突っ込んで」

ルナチャイルド「いや……」

阿求「突っ込めって言ってるんですよ」ゲシッ

ルナチャイルド「おぶっ!」

阿求「もういいですよ、顔上げてください」

ルナチャイルド「おえぇ……」

阿求「汚いですね。お風呂に入れてあげましょうか」

ルナチャイルド「……」

阿求「ほら、入って下さい」

ルナチャイルド「うぅ……」

阿求「浴槽にお湯張っておいたんですよ。入ってください」

ルナチャイルド「はい……」

阿求「ゆっくり浸からないでもっと肩まで一気に入っていいのですよ?」グッ

ルナチャイルド「あああああああ!熱いいいいいいいいい!」

阿求「お湯かけますね」

ルナチャイルド「ひぃいいいいいいいいい!傷にしみるよおおおおおお!」

阿求「頭にもかけますよ」

ルナチャイルド「ううううううううう!熱いいいいいいいい!」

阿求「ほら、こっち向いて」

ルナチャイルド「ひっ、ひっ」

阿求「……」バシャ

ルナチャイルド「あああああああああああ!」

阿求「頭を洗ってあげますね」ワシャワシャ

ルナチャイルド「んっ、んっ」

阿求「次は顔です。顔付けて」

ルナチャイルド「あっ……息が……」ゴボゴボ

阿求「遠慮しないで」グッ

ルナチャイルド「いや……い……や……」ゴボゴボ

阿求「全体的に洗い流せましたかね、次は体を石鹸で洗いましょう」

ルナチャイルド「それって……」

阿求「?たわしですけど」

ルナチャイルド「ひっ……」

阿求「じゃあこすっていきますね」ゴシゴシ

ルナチャイルド「いっ……痛っ……」

阿求「次は背中です」ゴシゴシゴシゴシ

ルナチャイルド「あっ、痛いよぉ!」

阿求「結構ミミズ腫れできてますね」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

ルナチャイルド「いぎっ、あ゛っ!あ゛あ゛っ!」

阿求「……」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

ルナチャイルド「あ゛っ、があっ!」

阿求「暴れると痛いですよ」ゴシゴシゴシゴシ

ルナチャイルド「い゛だい゛!い゛だい゛!」

阿求「綺麗になってきましたね」ゴシゴシゴシゴシ

ルナチャイルド「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

阿求「じゃあもう一回湯船に入りましょうか」

ルナチャイルド「ひぃ……」チャポ

阿求「自分から入っていくんですね」

阿求「20数えたら上がりましょうか。いーち、にー、さーん」ジャアアアアアアアアアア

ルナチャイルド「はぁっ!はぁっ!溺れる!溺れるっ!」

阿求「しー、ごー、ろーく」ジャアアアアアアアアアア

ルナチャイルド「あ゛づい!あ゛づいよぉ!」

阿求「じゅーはち、じゅーく、にじゅー」

ルナチャイルド「……」

阿求「気持ち良かったですか?体もきれいになりましたね」

ルナチャイルド「……」ピクピク

阿求「じゃあ出ましょうか……って動いてないですね」

阿求「とりあえず外に出してあげましょうか。意識が戻れば自力で帰るでしょう」

ルナチャイルド「……」

阿求「久々に楽しかったですよ」

ルナチャイルド「……ここは?」


ルナチャイルド「寒い……」ブルブル


ルナチャイルド「締め出されちゃったのかな……」




ルナチャイルド「ボロボロでもせめて服を取り戻さなきゃ」




ルナチャイルド「開けて!ねぇ開けてよ!」ドンドン



ルナチャイルド「寒いよ……ねぇ入れてよ……」ドンドン


ルナチャイルド「ねぇ……」

・・・・・・



サニーミルク「ルナ遅いね。もう寝る時間だよ」

スターサファイア「実はもう帰ってて音を消して隠れてたりして」

サニーミルク「もう、意地悪だなぁ。こっちは本気で心配してるのに」

スターサファイア「ほら、ルナ出てきなさい!かくれんぼは終わりよー!」

サニーミルク「もう寝ちゃうよー」

スターサファイア「もう付き合えきれないわよー」

サニーミルク「……明日になったらひょっこり出てくるよね」

スターサファイア「そうね。今日はもう寝ましょう」

サニーミルク「明日は3人で何しようかなぁ」

スターサファイア「そうね。楽しみだわ」




おわり

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