舞園「苗木くん争奪トーナメントですか?」苗木「えっ???」 (760)


・都合の良いパラレル設定、キャラ崩壊あり
・実際の武力よりも、超高校級の能力に有った攻撃の方が有効
・誤字脱字満載
・たまに安価
・安価次第でホモあり
・ゆっくり遅筆進行
・ヒロイン候補は優遇するけど、必ず勝つとは限りません。
・こんなんでも良かったら、ゆっくり付き合ってあげてね!(aa略



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舞園「ど、どういう事ですか!詳しく教えてください!」

霧切「話しは聞かせてもらったわ!」キリッ

セレス「苗木くんには興味が無いですが、ギャンブラーとしては参加しないわけにはいきませんわね。苗木くんには興味ありませんけど」シラジラッ

苗木「どういうことだよ!僕が景品だなんて聞いてないよ!」

「「「苗木くんはだまってて!!!」」」

苗木「ひ、ひぃいい!」

苗木「(な、なんて迫力だ……僕の事なのに完全に蚊帳の外にされてしまっている)」


石丸「うむ、僕も今兄弟に聞いたばかりなのだが、詳しい事は体育館にいるモノクマから聞けるとの事だ」

セレス「興味ありませんけど―――ダッシュッ!!!」ダッ

霧切「あ、ズルイわよ!遅れてなるものですか!」ダッ

舞園「アイドルの運動能力を舐めないで下さい!」ダッ

苗木「……」

苗木「もうどうやっても止められる気がしないけど、自分の事だし行かなきゃ駄目だよね」

苗木「…………ハァ」


モノクマ「もう先生は怒っています!完璧にパーフェクトに怒っているんだからね~!
 もう、このコロシアイ生活に入って一ヶ月も経つっていうのに
 全然殺人が始まらないじゃないか!
 せっかくDVDも秘密を書いたレターも用意してあげたっていうのに
 コロシアイどころか、皆仲良くなっちゃって
 試練を乗り越えるたびに絆が深まるラノベの登場人かよっ!てツッコみたい所だよ!」

桑田「そんな事言われてもよ~、確かに外は気になるけど、流石にその為に殺人なんてなあ~」

大神「うむ、我も道場を人質に取られて、一瞬お主の側に付こうかと悩んだが
 今までも何度も我が壊して建て替えをしていた事を思い出して
 壊されても、また立て直せばいいだけの事だと気が付いたんだったな」セツメイ


モノクマ「もおおおお、ツマンナイ!
 何も起きないでイチャラブ生活を延々と見せられるコッチの身にもなれよコラアアア!」

霧切「あら、イチャラブとか、この極限状態でそんな馬鹿な事をしてる人が居るの?」

舞園「不潔です!あっ、苗木くん私の隣空いてますよ、一緒に座りましょう♪」

セレス「真のギャンブラーとは、常日頃から平常心を保ち全ての事に適応出来る者の事を言うのです」

苗木「ちょ、セレスさん、カッコ良い事を言いながら僕の太ももの上に座らないでよ」

モノクマ「」


モノクマ「まあ、簡単に説明すると、一対一で戦って、相手が降参するか気絶するかすれば
 勝ちと言う、とてもとてもシンプルなルールなトーナメントなのです」

苗木「じゃあ、お前が普段から言っているコロシアイは必要ないって事でいいんだな?」

モノクマ「残念だけどしょうがないね、だってオマエラ
 コロシアイなんて言ったら参加してくれないでしょう?」

苗木「当たり前だ!」

舞園「コロシアイなんてするわけないじゃないですか」シュッシュッ

セレス「そんな汗臭い事に興味なんて微塵もありませんが、暗器は使ってもOKですの?」キラーン

霧切「はぁあああ……バリツッ!!!」ピシャーン


モノクマ「まあ詳細は後で報せるとして、オマエラが一番知りたいだろう賞品の詳細を教えてあげよう」

霧切「私は何時でも証拠を提示する用意はあるわ!」コンイントドケ

舞園「私は皆さんのアイドルですけど、正当な賞品なら受け取らないわけにはいきませんね」

セレス「……貰える物は貰う、それが希望の船を生き残る秘訣でしたわ」スワリスワリ

苗木「ちょっ、僕の足の上で正座をしないでよセレスさん!」


モノクマ「……景品の人生を一週間プレゼント」

苗木「……へ?人生?」

モノクマ「その通り!一週間と期間限定ではあるけど○○をしても、××をさせても
 ぜ~~~~んぶオールオッケーなのです!!!」

苗木「」

モノクマ「あっ、流石に殺したりしちゃ駄目だよ?」

霧切「安心しなさい、バリツは由緒正しい逮捕術、傷一つ付けずに取り押さえて○○○をする事は可能よ!」

苗木「うわああああ!何一つ安心できる所がないよおおお!○○○ってなんだよ!」


セレス「そこのラード、もし私と当たった時に負けてくれれば、
 10分ほどモデルをしてあげてもよろしくてよ。
 ああ、苗木くんとの絡みをどうしても描きたいのなら3時間に延長してあげてもよろしくてよ」

苗木「うわあああ!堂々と八百長してるうう!しかも途中から目的が変わってるよおおお!」



舞園「苗木くん、安心してください」ニコッ

苗木「舞園さん……」

舞園「私が優勝して、この汚い世の中から純真無垢で穢れを知らない苗木きゅんを守ってあげますから
 私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が私が
 私が私が私が私が私が私が私が私が苗木くんを、私が私が私が私が苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん
 苗木くん苗木くん私が苗木くん私が苗木くん苗木くん苗木くん苗木くん苗木くんを」リピート

苗木「」ブクブク


苗木(僕の抗議なんて、何の意味も無くて
 モノクマも相当暇だったのだろう、次の日にはもうすでに準備を終えていて
 後はもう、トーナメントを開催するだけになっていた……ハァ)

大神「ふむ、トーナメントか」キョウミ

不二咲「苗木くんが景品かぁ……」ニヤリ

桑田「パスパス、こんなの出る意味がねーよ」

葉隠「まったくだべ、どうせなら女の子が賞品の方がいいべ」

朝比奈「……サイテー」

十神「フン、十神を名乗る者は常に常勝だ」ドキドキ

腐川「こここここんなの卑怯よ、かかかか弱い私が勝てるわけないじゃ……クシュンッ!」

石丸「戦いで生み出される、熱血!努力!友情!正に青春だな!」

大和田「興味がねえわけじゃねえけど、大半が女子ってのはなぁ……」

山田「モノクマ氏、解説役は空いてませんかな?」

江ノ島「(盾子ちゃんは、殺す必要は無いって言ってたけど、逆に殺しちゃ駄目とも言ってなかった
 もしそうなら軍隊格闘術を習った私が有利。……私が、苗木くんを……)」ブシュッ



モノクマ「ふぅヤレヤレだぜ。まったく、どうなる事やら……
 ま、面白くなればなんでもいいんだけどね、うぷぷぷぷぷぷっ♪」


苗木「もう始まる時間だ。そう言えば一回戦は確か、霧切さんと【安価】だったな」

安価+2
セレス、舞園、以外の誰かでオナシャス><


苗木「優勝候補の大神さんか……霧切さん、生きて帰れるのかな……」

霧切「苗木くんの癖に、私の心配なんて生意気よ!」///

苗木「霧切さん?まだ観客席に居たの!?」

霧切「フッ、貴方の為に、いえ私達の未来の為に戦ってくるわ!」ドヤアアッ

苗木「う、うん?」

付け忘れた……。

+1コンマ 霧切さんのバリツ度(ヒロイン候補なので+10)
+2コンマ 大神さんの本気度

今回はコンマが高い方が強い事にします。
01←最弱 最強→98
ゾロ目の場合は……。

※相手が大神さんで無ければ、ヒロイン補正はもっと強かったんですが……
まあ、一回戦からヒロイン候補が消えるってのも乙だよね、うぷぷぷ♪

あざっす、書いてきます><


大神「ふふっ、超高校級の探偵であるお主と我が、まさか戦う事になるとはな。人生とは面白いものよ」

霧切「(相手は大本命の大神さくら!
 他の参加者に手の内を見せるのはシャクだけど、最初から全力全開でいくしかなさそうね!)」

大神「行くぞ」

霧切「まずは―――五感のバリツ!」
(速い!――けど、五感を強化するバリツにより
 大神さんの挙動は前もって分かっていた、なんとか避けられる!)

大神「ぬうっ!?」

霧切「今度はこちらの攻撃よ!怪力のバリツ!」

大神「ぐっ!これが霧切の細腕からの攻撃だと?
 ……ふふっ面白い!さあ、お主の力をもっと見せるが良い」

霧切「(大神さんの動きが止まった?わざとコチラの攻撃を受けるつもり!?
 容赦なんてしないわよ、いえ全力でも勝てるとは限らない!
 だから全力で最強の攻撃をするしかないっ!)」

大神「来いっ!」バーン

霧切「私の最強最大の必殺技!サイコキネシスのバリツ!
 サイコキネシス一本背負い!!!」

大神「ぬおおおお!?我の体が勝手に!???」グルン

 ドッパァアアアアンッ!

霧切「ガッチャ☆」

苗木「うわああああ!探偵つながりでもギリギリなのに!
 まったく関係性無い作品出すなんて取り返しがつかないよおおお!」

大神「ふっ、想像以上に楽しめた。……モノクマ、我の負けだ」

 カーンカーンカーン!

モノクマ「大神選手の降伏宣言により、霧切選手の勝利です!」





苗木「……超高校級の探偵とは、なんだったのか」


大神「見事な攻撃だった、流石は超高校級の名探偵と言った所か」

霧切「いえ、貴方が本気だったのなら、私は立っている事も出来なかったはずよ」キリッ

苗木「ねえ、なんで良い雰囲気になっているの?
 あんなとんでもな内容で、なんで良い戦いだったなーって雰囲気なの?
 うわあああ、絶望的だあああああああ!!!」



苗木「気を取り直していこう……これぐらいでへこんでちゃ皆とは付き合えないからね
 えーと、二回戦は十神くんか、対戦相手は……【安価】」

セレス舞園以外
安価+1
違うコメントだった場合は↓で。

なんで腐川が出場してるんですかね…

ん?全員強制参加じゃないのか?
あと苗木も出場しているのか気になるんだか


十神「フン、まさかお前が俺の前に立ちふさがるとはな」

腐川「あううううううう、どどどどど、どうしようおおおお?」
 ううううう、このまま百夜さまに勝ちを譲れば
 リアル白苗が見れて、最高にハッピーって奴になれるけど
 けど超高校級のかませである白夜さまが、このトーナメントで
 勝ち抜ける可能性は、今すぐに此処から逃げ出せる確立なみに低いわ
 それならいっそ、私が苗木を手に入れて、あれこれ△△した方が……。
 ↑この間、0.6秒

十神「今なら寛大な俺様は、無傷で見逃してやるぞ?どうする腐川?」

腐川「……クシュン!」

十神「あっ」

苗木「あっ」

モノクマ「あ~あ」



 カンカンカーン!

モノクマ「腐川選手……いえ、ジェノサイダー翔選手の勝利です!」



ジェノ「うひょ~~~!百夜さまの半裸萌ええええええ!」

十神「や、やめろ!もう服を切り刻むのは止めるんだ!
 うわあああ!下半身だけ重点的に脱がせるのはやめろおおおお!!!」



苗木「よし、次だ次」

展開よりも、全員の戦いで安価取るかどうか悩んでました
タイトルに安価付けてないのに、安価を求めすぎかなーなんて思ったり。


>>28
苗木くんは景品なので出場してません
なので自分を自分で守る事すら出来ません。
ううう、絶望的ですね。可哀想に。

>>27
一応強制参加ですが
桑田くん以外は、意外とノリノリで参加しているかも。

ヒロイン候補絡みの対戦はコンマ必須だろうな
霧切さんVSさくらちゃんでコンマ判定してたし
個人的には全戦コンマ判定でもいいんたけど


苗木「次はセレスティア・ルーデンベルクこと
 宇都宮出身の安広 多恵子ちゃんか」

セレス「このビチグソがああああ!
 私は安広なんてダセー名前なんかじゃないりませんわッ!
 セレスティア・ルーデンベルク!Celestia Ludenberckっです!」

苗木「やあセレスさん、今度餃子の美味しい焼き方教えてよ」ナレタ

セレス「ふふっ、すぐに、餃子とロイヤルミルクティーの毎日になるのですから
 焦らなくても大丈夫ですわよ」

苗木「(美味しく無さそうな喰い合わせだなあー)」

セレス「苗木くん」

苗木「うん?」

セレス「二人っきりの時ならば、私を本名で呼ぶ事を許してあげますわよ」///

苗木「え?う、うん……ありがとう?」

セレス「では行って来ますわね、……私のナイトさま」



苗木「ナイトが待ってる方でいいのかな~?


苗木「えーと、セレスさんの対戦相手は……【安価】」

霧切、大神、十神、腐川、舞園以外
残り→桑田、朝比奈、石丸、大和田、山田、葉隠、江ノ島、不二咲
+2

>>33
ありがとう
ヒロイン候補の時は迷わず安価にする事にします。


苗木「これは展開が読めないな……
 セレスさんは修羅場を潜ってるけど
 不二咲くんは男の娘、
 筋力的にはセレスさんに……勝って……るかなぁ?」



セレス「ねえ不二咲さん、一つ提案がありますの」

不二咲「な、何かなセレスさん?」

セレス「超高校級のギャンブラーである私と
 超高校級のプログラマーである貴方のとの戦い
 無粋な肉体戦ではなく、頭脳戦で決着を付けませんか?」

不二咲「え、え?な、何をやるのかな?」

セレス「麻雀でどうでしょう?」

苗木「麻雀?ギャンブルなんてセレスさんの圧勝に決まってる。
 こんな勝負、不二咲くんが受けるわけが無い。
 いや、弱気な不二咲くんに無理矢理認めさせる気なのか?」


セレス「……ただし」

セレス「ただし、4人麻雀です」

苗木「???」

セレス「私は一人で二人分を戦います。そして貴方はアルターエゴでしたか?
 あの人工知能をオヒキにして構いませんわ」

不二咲「……」

セレス「つまり私は得意のギャンブルで戦い
 そしてプログラマーである貴方は、確立と言う名の数字で戦うわけです。
 どうですか、そこそこ公平な戦いになると思いませんか?」

苗木「確かに……圧勝するだけならもっと心理戦が必要な勝負を挑むはずだ
 しかもこの『2人での4人麻雀』当然だけど、二人分の配牌を見れる
 これならば、数字に強い不二咲君にも不利にはならない、いやもしかしたら有利なんじゃ?」

不二咲「……うん、わかった、その勝負受けるよ」ニチャリ


前半戦終了


苗木「まさか、こんな結果になるなんて……」

タエコティアさんの収支
+1コンマ

不二咲くんの収支
+2コンマ

※後半戦も含めた収支で勝利が決まります。

>>ちーたん
安価あり!ちーたんは好きなキャラなんで
どっちが勝ってもいいなーって思います。

ってw
01VS77
これはヒロイン力を全開にしても届かないwww
後半戦でそうとう挽回しないとwwww

では書いてきます、ちょっと遅くなるかも。

ゾロ目でラッキー7だから、なんか+αがあるんだろうな


セレス「ふふっ(いくら牌効率が分かっても所詮は素人
 鴨が葱を背負って鍋に落ちたようなモノですわ)」タァンッ

 五萬 ステ

不二咲「……御無礼」

セレス「……えっ?」

不二咲「その五萬はロンなんだ。親のチートイドラ4で、1万8千点だよぉ」ニチャア

タエコ「な、なんで……そんなはずは……」グニャア

不二咲「くくくっ、僕が単なる牌効率だけで戦うと思ってたのかな?ねえセレスさん」

タエコ「ふじさき……さん?」

不二咲「科学ってどんな風にして進化していったのか、わかるかな?
 大昔の科学なんて、何も分からない事だらけで、それこそ魔術も科学もごちゃまぜだったんだ
 有名なところで言うと、錬金術かな?そこらへんから科学が純粋に科学として進んで来た分岐点なのかもしれない」

タエ「な、何を言ってますの?」

不二咲「だからね、あるべき物はある事として受け入れるんだよ。
 つまり、牌効率も考えるけど、ありえないオカルトの様な強運だろうと
 針の穴を通すような綱渡りの闘牌だとしても、全てをありえる事として考えるんだよ」


苗木「なるほど……いや、けど不二咲くんが麻雀に慣れているとは聞いた事が無い
 アルターエゴに助けて貰えるとはいえ、タエちゃんを手玉に取れるほど打てるのか?」

不二咲「それに、セレスさんのおかげで、僕は最強のパートナーに助けて貰えるからねぇ」

?「ふふっ、お父さんを助けられたのなら、こんな嬉しい事はない……かな?」

タ「こ、この声と言い回しは!?」

七海「初めましてセレスさん、あ、けどネットではよく会うから、お久しぶり……なのかな?」

タ「ネット麻雀で最強の女子校生の名を欲しいままにしている『ななみっち』!?
 まさか、ななみっちが不二咲さんの作ったAIだったなんて!」

七海「やだな~、私が自分から言ったんじゃないよ~、そんなの他の人が勝手に言ってるだけだもん」プンプン

不二咲「牌効率はアルターエゴが、そして麻雀のゲームとしての側面は七海が支えてくれている
 僕は安心して、セレスさんと言う人間を観察して、それを二人に入力するだけなんだ」

タ「まさか……何時の間にか私は1対3で戦っていたと言うのですか」グニャグニャ

不二咲「ねえ、セレスさん」

七海「えーと、こういう時は確か……背中が……なんだっけ?」

アルターエゴ「煤けてるぜ。……が正解だよ七海ちゃん」



 その後
 ロン! ツモ! ツモ! ロン! ロン!



 前半戦終了
 得点差:7万6千点



苗木「ふう、ハコ割れ即死亡じゃなくて助かったって所か
 それにしても、圧倒的点差だなあ、セレスさん再起不能にならなきゃいいけど」

いや、ちーちゃんに肩入れするとしても
ヒロイン補正が20から10になるくらいだから
どのみち、あのコンマでは、肉弾戦だったとしても……。

まあ、差が付き過ぎてるんでヒロイン補正はマックスの20のままやります。

>>47
ゾロメに関しては、勝負の途中ではなく、最後に反映されますので少しお待ちをば。


セレス「くううっ!負けません!私の夢の為にも、こんな所で負けるわけにはいきませんわ!」

不二咲「……クス」

後半戦の収支

不二咲、七海、アルターエゴチームの収支
安価+1

セレスティア・ルーデンベルクの収支
安価+3(ヒロイン補正+20)


不二咲「御無礼!……だよぉ」

七海「カン、カン、もういっこカン!嶺上開花!……かな」

アルターエゴ「これは計算外です……天和九蓮宝燈」

タ「」プスプス



モノクマ「決着ッッ!圧倒的大差で不二咲くんの勝利デス!!!」



 デジタルどころかオカルト以上の豪運で勝った不二咲くんには更なる幸運が訪れた
 幸運のゾロメを手に入れた不二咲くんは↓のシチュで苗木くんとイチャコラする。

安価+3
二回もゾロメを引いたので、かなり凄い内容でもOKです。
違うコメだった場合は↓コメで。


モノクマ「えーと皆さん、宴もたけなわでございますが、ここいらでお昼にしようかと思います
 なので、オマエラは勝手になんとかしてお昼を済ませちゃってください」

苗木「お昼、もうそんな時間か……」

モノクマ「あっ、休憩は1時間だよ、遅れないで戻ってきてね~」

多恵子「……」フラフラフラ

苗木「流石に掛ける言葉がないや……」



?「あ、……あの」

苗木「あ、君は……」


長く掛かりそうなので、先に次の対戦者を募集

×霧切、大神、十神、腐川、舞園、セレス、不二咲、以外
○残り→桑田、朝比奈、石丸、大和田、山田、葉隠、江ノ島

第四試合

一人目
+2

二人目
+4

どちらも違うコメントだった場合は↓コメで。

人が居るようなので、ついでに

第五試合で舞園さんと戦うのは……【安価】

×霧切、大神、十神、腐川、舞園、セレス、不二咲、大和田、桑田、以外
○残り→朝比奈、石丸、山田、葉隠、江ノ島

+2でお願いします><


苗木「不二咲くんか、さっきの試合は凄かったね
 麻雀の戦いで、セレスさんをあんなに圧倒するとは思わなかったよ」

不二咲「え、えへへ、頑張ったんだ」
不二咲「……だって、苗木くんを手に入れるチャンスなんだもん」ボソッ

苗木「うん、何か言った?」

不二咲「ううん、何でもないよ」ニコッ

苗木「そうだ、不二咲くんもこれから食事?だったら一緒に行かない?」

不二咲「あっ、僕はさっきの試合で疲れちゃって
 それに午後の試合も見たいから1時間だけ休もうかなって」

苗木「そっか、圧勝とはいえセレスさん相手だもんね
 精神的に凄い疲れてるんだろうね」

不二咲「!」ピコーン

苗木「それじゃ、ここで―――」

不二咲「あ、あの苗木くん」

苗木「うん?」

不二咲「良かったら一緒に寝ない、かな」

苗木「ブッ!」

不二咲「ち、違うんだ、いや、違わないけど違うの!
 あの、1時間でもスッキリ眠れるプログラムを作ったから
 良かったら苗木くんも試してくれないかな、なんて思っただけだから」///

苗木「へえ、なんかSFのコールドスリープみたいだね」

不二咲「えへへ、そんなに大したものじゃないよぉ~」テレテレ

苗木「それは、何か名前が付いてるの?」

不二咲「えっと、便宜上の名前なら一緒に開発してた人は
 こう呼んでたかな―――『新世界プログラム』って」


苗木「んん……ここは?」

 僕が目を開けると、そこは真っ青な空と眩しい太陽があった。

苗木「え、ええっ!?」

 辺りを見渡すと、そこは砂浜に椰子の実、そして広い海。
 まさにTHE・ビーチだった!

?「どうしたの苗木くん?」

苗木「いや、何がなんだか……って、不二咲くん?」

不二咲「うん、そうだよ、どうかしたの?」

苗木「だって、その格好……」

 僕の目の前に居るのは、相変わらず小さくて細くて可愛い不二咲くんだった。

 しかしその格好はいつもの制服ではなく、ビキニに花柄のパレオを付けた
 女物の水着を着ている不二咲くんだったのだ。

苗木「???」

不二咲「大丈夫?」

苗木「……ゴクリッ」

 不二咲くんのアップが迫り、僕は相手が男の子だというのに
 思わず生唾を飲み込んでしまった。
 ……かすかに、胸が有る様な気が。

不二咲「もう、せっかくのビーチなんだし遊ぼうよ♪」

苗木「……うん、そうだな」

 今まで監禁されてたのに、いきなり南国ビーチなんて
 余りにも荒唐無稽過ぎる
 うん、これはきっと夢なんだな。

 そういえば、不二咲くんと眠る約束をしてたような気がする
 だから、夢の中にさっきまで話をしていた不二咲くんが出て来たんだろう。
 ここが南国ビーチなのも、外に出られないストレスが見せた開放感の象徴なんだろうな。

 ……まあ、不二咲くんが何で女物の水着を着ているかは、深く考えないでおこう
 違う、違うぞ……僕はそんな趣味は無い…………はずだ。



 僕たちは日が暮れるまで、キャッキャうふふと遊んだ……。


不二咲「……夕日、綺麗だね」

苗木「うん、そうだね」

 ……、どうしてこんな事になったのか。

 僕たちは砂浜に座り夕陽を眺め、
 そして不二咲くんは、僕の肩に頭をこてんって乗せている。

不二咲「ねえ、苗木くん」

 ゴクリッ。
 不二咲くんは、ウルウルと目を潤ませながら、僕の顔を覗き込んできた。

不二咲「苗木くんは……嫌、かな」

 不二咲くんは、主語が抜けたまま聞いてきた。
 言わなくても分かるだろうと言う事だ……実際、ここまでされれば
 いくらドンカンな僕でも分かる……ああ、唇が近付いてくる。

 何時も見ているはずなのに、何かが違う
 紅く染まった頬、潤んだ目……そして妖しく僕を誘う、薄桃色の唇。

 ああ、十センチ……いや、もう五センチも……一センチ……。


 ―――スッ。
 それは唐突に引かれた。

苗木「えっ?」
 何故だろうか、僕はお預けされた犬の気持ちが、今なら分かる様な気がした。

不二咲「……ゴメンね」

苗木「な、何が?」
 喉がひりつく、渇いて乾いてしょうがない。

不二咲「僕なんかが苗木くんを思っちゃ、……迷惑だよね」

 ズルイ……その聞き方はズルイよ……。

苗木「……そんな訳、あるはずが無いじゃないか」

苗木「不二咲くんは、とても可愛い……
 けどそれだけじゃない、あの時だって」


『そうだ、我はモノクマに内通者にならないかと誘われた』
『フン、普段は和だのなんだの言っていた癖に、その貴様が隠し事をしていたとわな』
 ……ざわ……ざわ
 けんけんがくがく。

『隠し事がいけないって言うなら、……僕も同罪だよ』ギュッ

『見て……』ピラッ

『『!???』』

『僕は男なんだ、今まで隠しててゴメン』

『だから、……大神さんを裁くと言うなら、最初から皆を騙していた僕を先に裁いて下さいっ!』


苗木「いざって言う時は、とても強くなれる
 喧嘩が強いよりも、もっと大事なものを持っている
 そんな凄くて可愛いのが不二咲くんだって、僕は知ってるから」

不二咲「……」

苗木「だから、そんな君に好かれて……迷惑だなんて思えないよ」

不二咲「じゃあ、僕の事……」

 嫌いじゃない無い……そして、その表情は卑怯だよ。

苗木「……」

 目と目が合った。

不二咲「行動で……見せて……よ」

苗木「……」

不二咲「……あっ」グイ

 僕の腕の中に、スッポリと不二咲くんの体が入る
 背の低い僕よりも、更に華奢な体。

苗木「……君は、本当に卑怯だ」

不二咲「……ゴメンね」



 チュッ。

不二咲「―――ンッ」ビクッ

 チュウウウウッ。

不二咲「―――ンンンッ!」ビクッビクンッ!



 僕はもしかして、不二咲くんの事が…………。












苗木「……あれ?」パチッ

不二咲「やあ苗木くん、おはよう」

苗木「ああ、うん。おはよう」

不二咲「グッスリと寝てたね」

苗木「……うん、良い夢……だったよ」

 そうか、夢だ……夢じゃなきゃありえないよな。

不二咲「そっか、僕も良い夢を見たんだ」ニコッ

苗木「……うん」



 新世界ルート 終了。

実は逃げる苗木くんを七海が背後から抱きついて抑えて
当ててんのよ状態にしてから、抱きついてキス……とか考えてたんですが、こうなりました。

レスに有った、ふたなりも入れようかなーとかも考えましたが
タイトルにR18を入れてなかったので自重。

大和田、桑田戦は誰も期待して無いと思うので
サクッと終わらせて、舞園さん戦に行こうかと思っています。

読んでくれている人、ありがとう><

>>1の台詞回しテンポよくて好きだから、ヒロイン候補や好きキャラが絡まない対決もじっくり描写してくれると嬉しい


不二咲「ううっ、ちょっと遅れちゃったかもぉ」アセアセ

苗木「遅れたって言っても10分だけだし、試合も始まったばかりだよ」


 カーンカーンカーン!

「――――――の勝利です!」

苗木「ええっ!?もう終わったの!早過ぎるでしょおおおお!??」

葉隠「苗木っち遅いべ、もう試合終わっちまったべよ」

苗木「ねえ葉隠くん、どっちが勝ったの?」

葉隠「それがよぉー俺も驚いたべ、始まってすぐに……」


>>93
ありが東
では、実験も兼ねて

超高校級の野球選手:桑田
超高校級の暴走族:大和田

二人の攻撃方法を安価で募集します。

具体的に書いてもOKだし
高速スライダーとか、単語でもOK!武器OK!

では遠目に

桑田の攻撃方法
+2

大和田の攻撃方法
+4

よろしくオナシャス><

顔面で額をカチ割る。

おお、人が居た!

では
168㌔(物理)VSバイク(物理)
で書いてきます。

ありがとうございました!

>>98
バキの千春www


モノクマ「ではでは、次の対戦は
 超高校級の野球選手桑田くんと、超高校級の暴走族の大和田くんの対戦です!
 うぷぷぷっ、結果は見えてるけど、まあ頑張ってね♪」


桑田「(ヤベエ!ヤベエ!ヤベエ!ヤベエ!ヤベエ!
 運動神経には自信あるけど、こんな肉弾戦で
 喧嘩慣れしてる大和田に勝てる気がしねえ!
 何よりも、苗木なんの為に怪我をしたくねえ!痛いのは嫌いなんだよぉおお!!!)」

大和田「ふへへへ、相手が男とは俺もツいてるぜ
 これなら遠慮なく全力が出せるってもんだ」ボキバキ

桑田「……あわわわわわ」;;

大和田「じゃあ、いくぜ!」

桑田「ちょ、ちょ、ちょっと待てええええ!」

大和田「あっ?」

桑田「お、俺の才能はヤキュッ、野球なんだ!喧嘩なんかで発揮されるわけがねえだろがよおお!!!」

大和田「そんな事言ったってしょーがねえだろ、トーナメントと言えば喧嘩だ
 千春先輩だって、伝説の花山さんだって、トーナメントで喧嘩してたし
 特攻の拓先輩も、ステゴロが基本だって言ってたぜ」

桑田「アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ
 アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ
 アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ
 ぜーーーーんぶ!漫画じゃねえか!何をまるでクロスSSみたいに
 自然に存在するみたいに言ってんだよ!このアポオオオオオオオオ!!!」


大和田「……メタは止めろよ」

桑田「……ゴメン」ハァハァ

モノクマ「うぷぷぷぷっ♪両者合意の上なら、武器も有りって事で良いよ♪」

桑田「ホントか!ホントに良いのか!?」

大和田「……」

モノクマ「うん、問題無しのオールオッケーだよ!」

桑田「大和田!武器有りにしてくれ!」

大和田「オメェが良いなら良いぜ」

桑田「やったー!」カンキ

モノクマ「うぷぷぷっ、本当に良いのかなぁ……」ボソッ




桑田「よっしゃー!俺はこの野球ボールを選ぶぜ!
 くはははっ!俺様の168㌔の剛速球なら
 テメーがどんな武器を選んだって関係ねえんだよ!」ゾウチョウ

大和田「そうか、そりゃ良かった
 なら俺も遠慮無くコイツを選べるってもんだ」ウォンウォン

桑田「……えっ?それって」

大和田「俺の愛車のZⅡ(ゼッツー)だ」ブォンブォン

桑田「……有りなの?」

モノクマ「有りだよ♪」

桑田「」チーン


………………

…………

……



葉隠「という訳で、桑田っちは大和田っちの
 轢き逃げアタックを喰らい、吹っ飛んでリタイアとなったべ」

苗木「桑田くん……君の事は忘れないよ」タブン

不二咲「カワサキのZ750FOUR、流石は大和田くんだ、良い趣味してるよぉ」

どっちもそれっぽくて迷ったので
ゾロメ00の大和田くんを優先しました。

攻撃方法決まってると、サラッと書けて楽でした。

次もそうしよう

桑田生きてんのかコレ

桑田ならバイクで突進してくる相手に剛速球叩き込むくらい…
無理かな

ダンベル

不二咲くんはホンダ
霧切さんはYAMAHA
タエコちゃんは、口ではBMWと言いつつも
実際にはスズキに乗ってるイメージ。


?「まったく、約束も守れないなんてどういう事ですか!」プンスコ

桑田「けどよぉ、俺も精一杯やったんだよぉ」ボロボロ

?「ハァ……まあいいです。ですけど負けたのは事実です。
 あの件は無しよ言う事で、世の中結果だけが全てですから」

桑田「そんなぁ~、使用済みが貰えるって言うから
 不戦敗しないで頑張ったのに~」

?「契約は、桑田くんが私と戦うまで勝ちあがって来たら
 ……ですから、一回戦で負けたのに、流石にご褒美は渡せません」

桑田「うううっ」;;

?「では、私は試合がありますから」スタスタ





 この使用済みの下着(不二咲)どうしましょう
 もう騙す相手もいませんし、普通に捨てちゃうしかないですね。

 待ってて下さいね苗木くん、貴方が私に助けを求めている事
 そして、他の誰よりも私の優勝を願っていてくれる事は、ちゃんと分かっています
 だって私は―――エスパーですから♪


苗木「次は舞園さんと、石丸くんの対戦か
 ……ぶっちゃけ、風紀委員とアイドルの戦いって
 どうなるのか、想像も付かないなあ」

?「うふふっ、心配しなくて私が勝ちますから、大丈夫ですよ♪」

苗木「!?」ビクッ

苗木「ま、舞園さんか……あははっ、ビックリしちゃったよ」ドキドキ

舞園「うふふ、ゴメンなさい」ニコッ

苗木「う~ん、頑張ってくれるのは嬉しいけど
 けど、舞園さんはアイドルなんだから
 くれぐれも体に傷が付かないように、気を付けてね」

舞園「…………」

苗木「舞園さん?」

舞園「も、もちろんです!
 この体は私だけの物じゃないですから!
 (全て苗木くんの物です!……なーんて言えません///)
 絶対っに、傷一つ付けずに勝ってみせます!」マイアガリ

苗木「う、うん、気を付けてね」?

舞園「はい!行って来ます!」

単語、種目、何でもOK。
投票とかの他人を巻き込む方法でも武力を借りなければOK。

超高校級のアイドルの戦い方
安価+2

超高校級の風紀委員の戦い方
安価+4

では、安価オナシャス><



>>106
やれるだけやってみます!
>>107
ギャグなんで残姉戦以外では死人は出ないと思います。
>>108
本気出せば出来ると思うけど
メンタル弱そうなんで、バイク見た瞬間に心が折れたかも。
>>110
ちーたんは永遠だよ!

あざっす!書いてきます!

しかし、これで負けたら
ヒロイン候補霧切さん以外全滅か……恐ろしい。


モノクマ「それじゃキヨキヨVSさやかっちの対戦ん~開始ぃ~!」

石丸「うむ、ではどうしようか?」

舞園「と、言いますと?」

石丸「おっと、主語が抜けてしまったな、失敬失敬」ワハハハ

石丸「このまま肉弾戦と言うのも女性の君と僕では公平ではないだろう
 ならば、不二咲くん達のように、何か種目を決めて戦うのはどうだろう
 と、思ったわけなのだよ」セイジツ

舞園「ありがとうございます、石丸くんって優しいんですね」ニコッ

石丸「なあに、級友の事を考えるのも風紀委員の大切な仕事だからね」

苗木「(それはクラス委員の仕事なんじゃ……)」


舞園「それなら、こういうのはどうでしょう」ペラペラ

石丸「投票勝負?」

舞園「はい、そうです」ニコッ

舞園「それぞれ同じだけの時間を使い、アピールをし
 私達以外の皆に投票をしてもらいます
 そうして、単純に票を多く貰った方が勝ち、と言うのはどうでしょう」

石丸「うむ、それならば互いに得意な事で競えるし
 なによりもギャンブルと違って健全なのが良いな!
 うん、僕はその勝負に賛成しようじゃないか!」

舞園「ありがとうございます」クス


モノクマ「それじゃあ、お互いに持ち時間は30分
 これを使って、自由にアピールしてOKって事で!」

舞園「私は、ミニコンサートを行います
 皆さん、楽しんでくださいね♪」

石丸「僕は演説を行う事にする!
 僕の熱い魂の叫び(シャウト)を聞いてくれたまえ!」



超高校級のアイドル
舞園さやかのアイドル力:+2コンマ(ヒロイン補正+20、歌唱力+18)

超高校級の風紀委員
石丸清多夏の演説力:+3コンマ



ここまで優遇しても、セレスさんの事あるから
全然安心出来ないですわ……。


舞園「―――ひめなのだ☆」ピシッ

苗木「流石超高校級のアイドル、歌も踊りも完璧だ!」

モノクマ「え~、舞園饅頭に舞園キーホルダー、舞園ペナントいかがっすかー
 あ、ありがとうございます、饅頭と提灯、会わせて2800円ですぅ~」



石丸「―――と言うわけで!
 僕はここに、全員での絶対帰還をマニュフェストとして誓おう!!!」

苗木「すばらです!勝負の為と言いつつ、この機会を脱出の為に
 皆を纏める為に使うなんて、やっぱり石丸くんは希望の象徴だよ!」ネットリ

苗木「よし、舞園さんには悪いけど、僕は石丸くんに入れようっと」カキカキ



モノクマ「えー、それでは発表します」

石丸「うむ!頼んだ!」

舞園「……」


モノクマ「棄権1票、そして石丸くん4票、舞園さん8票で、舞園さんの勝利デス!」

苗木「う~ん、思ったより石丸くんの票が伸びなかったなあ
 けどまあ、舞園さんのコンサートは素晴しかったから、この結果にも納得だね」


石丸「おめでとう舞園くん!良い勝負だったな!」

舞園「ええ、本当に【正々堂々とした】良い勝負でした」ニコッ

石丸「うむ、正々堂々の勝負は本当に良い物だな!」

モノクマ「……」



苗木「何か、ツッコミを入れたい気分だけど
 ハハッ、特に突っ込む発言なんかなかったし
 気のせいだよね、気のせい」



※棄権票はまだ復活していないセレスさんの票です。

残姉ヒロイン候補じゃないのは、なぜ?


次の対戦者を募集中
残った4人から2人をお願いします。

×霧切、大神、十神、腐川、舞園、セレス、不二咲、桑田、大和田、石丸以外
○残り→朝比奈、山田、葉隠、江ノ島

次の試合

1人目 安価+1
      V
      S
2人目 安価+3

被ったり、別コメントだった場合は↓コメで。



>>133
苗木くんに正体がバレてないからかな
個人的には霧切、セレス、舞園の3人に負けないくらい好きです。


モノクマ「うぷぷぷ、ここでオマイラに絶望的なお知らせがあります!
 な、なんと!残った2人、山田くんと朝比奈さんは
 うぷぷぷぷぷぷっ!なんとシード選手に決定しました!
 あれですよアレ、残り物には福があるってやつですね~、本当に羨ましいナア♪」



セレス「」チーン

そう言われると見たくなるなあ
シード枠は敗者復活って方法もあるけど

セレスさんの復活劇を見たい人っていますかね?

じゃあセレスさんは保留で
確かに負けた人が万が一優勝したらアレですからねえ
出るとしてもマイナス補正付ける事になるだろうし。

おっ牌さんと山田くんの件は、面白くなりそうなら考えてみまっす。


葉隠「はーっはっはっは!超高校級のギャルなんて
 戦いには何の役にも立たないべ!」

葉隠「(運が良ければドサクサに紛れてオッパイ触れるかもしれないべ)」

江ノ島「……」ギラッ

葉隠「うりゃあああ!模擬刀の先制攻撃だべ!
 俺の攻撃は三割当たるべええええっ!!!」

モノクマ「これは凄い!何の話し合いも無いのに
 当然の様に凶器を使っちゃってるよ、コイツ!
 目の前の圧倒的な悪の迫力に正直ブルってるぜ。
 だけどなあ、悪に絶対屈しないのがモノクマ流よ!」


江ノ島「……」パァンッ

葉隠「だべ?」???


苗木「す、凄い!速過ぎてよく見えなかったけど
 多分、左手のジャブでハガクズくんの模擬刀を弾き飛ばしたんだ!」


葉隠「ま、待つべ!やっぱり俺は女の子となんて戦えないべ!
 他の皆と同じ様に、何か種目を決めて戦う事にするべ!それが一番いいべ!」

モノクマ「……だってさ、どうする?」

江ノ島「……」ニコッ

葉隠「じゃ、じゃあ」パァアアア

江ノ島「……却下」スゥ

 ドコォオオオオオオンッ!

葉隠「だべええええええええええええええ!」ビューン


苗木「なるほど……裡門頂肘で人間は空を飛ぶ事が出来るのか…………勉強になったなあ」

大神「……早まったかもしれん
 (江ノ島があれほどの達人だったとは、勝ち進んでいれば本気の江ノ島と戦えたかもしれんな)」

モノクマ「うぷぷぷ、吹き飛んで良かったね♪
 本気の裡門だったら、衝撃が全部内部に打ち込まれて
 内臓がズタズタになっていただろうからねえ♪」

葉隠くんと対戦になった相手は
勝たせると、最初から決めてました。

理由は、相手が葉隠くんだからです。
いや、嫌いじゃないですよ、そこそこ好きなキャラです。

他のキャラと戦ってたらどんな負け方したんだろうな?

>>151

葉隠「模擬刀の先制攻撃だべ!俺の攻撃は三割当たるべええええっ!!!」

モノクマ「これは凄い!何の話し合いも無いのに
 当然の様に凶器を使っちゃってるよ、コイツ!」

石丸「くうっ?」

葉隠「うりゃああああっだべえ―――あっ」ステーン

苗木「あ、転んだ」

葉隠「しまった!7割外れてしまったべ!」

石丸「……」ゲシッ

モノクマ「あーあ、せっかくの凶器が蹴られて飛んで行っちゃった」

葉隠「ちょ、ちょ、ちょっと待つべ!石丸っちには特別良い話ががだな―――」

石丸「……君って男は」プルプル

葉隠「今なら120万円の壺をたったの12万円で!」

石丸「ハアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」ゴオオオオッ

葉隠「」ヒィ


大和田「あれは伝説の!」

大神「知ってるのか大和田」

大和田「ああ、あれこそは伝説のスーパー漢モード
 正しい心を持ちながら、激しい怒りによって目覚めた伝説の漢
 それこそがスーパー漢モードだ!
 まさか兄貴以外に使い手が居たなんて」ゾクゾク


石丸「行くぜ!ハアアアアアアアアアアアッ!
 必殺!正義執行拳んんんんッ!!!!!」ドギュルルルルッ!

葉隠「だべええええええええええええ!!!」ビューン



霧切「悪即斬、世に悪の栄えた試し無しよ!」キリッ

苗木「あ、うん(ドヤキリ顔も慣れると可愛いかも)」





と言う感じでした。チャンチャン

ちーたんに補正付けるとしたら
+10~15位が妥当かな?


適当に決めたレギュレーション
※守るつもりだけど、面白い安価が有った場合はそっち優先かも

■ヒロイン補正
霧切 +20
舞園 +20

不二咲 +12

朝比奈 +10
(男性キャラとあたった場合、女性キャラの場合は補正無し)

残姉 +?
不明、今の所保留って事で。


■コンマ

01←弱い 強い→98

00
↑110相当として扱う
ヒロインが91以上を出して
やっと勝てる最強のジョーカー

その他ゾロメ
強さは数字通りだが
勝っても負けても、その後にイベント展開が……。
(男性キャラでのイベントは、強い要望があった場合のみになります)

桑田と葉隠の対決が見たい

>>166
次の対戦書いて、余力あったら書きまっする。



そういえば、原作で不二咲くんの下着が
男性用か女性用かって描写ってありましたっけ?
無かったですよね?つまり自由にして良いって事ですよね!わーい!

って、ワイはホモやない!そうやろ工藤!!!


モノクマ「ハーイ、それじゃ次の対戦いくよー!
 次は残り物コンビ!山田くんVS朝比奈さんデース!」

山田「ファッ!?」

朝比奈「え、えっ?」

モノクマ「何慌ててんの?ほらサクサク行くよー!」

朝比奈「ちょっと待ってよ!さっき私達はシードだって言ったじゃん!」

山田「そうですぞ!」ビンジョー

モノクマ「ああ、さっきのあれ?うぷぷぷっ嘘に決まってんジャン♪
 あはははははっ!絶望した?ねえ絶望しちゃった?ギャハハハハッ♪サイコー♪♪♪」

朝比奈「」プルプル

山田「」ビクンビクン


モノクマ「いやー実際の所は、ちょっと気が付いたんだよ。何がかと言うとさ
 僕ってクマとしても、教師としても一流ジャン?なら、やっぱり生徒は公平に
 扱わなきゃいけないジャン?だから、一回戦は平等に全員で戦って貰って
 そして二回戦は…………うぷぷぷぷっ、お楽しみにって事で」

朝比奈「もう!わけわかんない!この怒りは山田、アンタにぶつけちゃうんだからね!」

山田「ひぃいいい!り、理不尽ですぞおおお!
 ……けど、嫌じゃない自分が居るのですぞおおお!」

腐川「……オエッ」

朝比奈「それじゃ対決は水泳勝負!これでいいよね!」

山田「却下ですぞ!勝負は【安価】で!」

朝比奈「わ、私がそんな事、す、するわけないでしょ!バカッ!」///

 けんけんがくがく!
 あれやこれやそれや!

 ………………

 …………

 ……


モノクマ「ふぅ、ヤレヤレだぜ。全然決まらないようだから僕が決めるね
 勝負は【安価】!もう決定だからね!」



勝負方法
+2安価

単語、種目、投票、微エロ、何でもOK!

モノクマ「【ポージング】勝負ぅううう!
 そして審査方法は!」

1、空気になりつつある苗木君が決める

2、全員の投票

3、規定のポーズを早く美しくやり遂げた方が勝利

安価+1
1~3からの選択をお願いします><


山田「ふむ、ふむ」

朝比奈「ぽ、ポージングぅうう!?」

山田「朝比奈殿も困っているご様子
 ならば、この不肖山田メが、先にやらせて頂きますぞ!」キリッ

朝比奈「ファッ!?」



山田「とりゃああああああ
 必殺!女友達が居ないので、
 何時も自我撮り写真で原稿を描いていて
 それで身に付けた柔軟技術の巻き!!!」キラキラ


苗木「動ける!山田くんは動けるデブだったんだ!」

腐川「ひぃいいいっ!動きは綺麗だけどキモイ!
 キモイけど動きは綺麗!なななななんなのよこれえええ!!!」


山田「アンドゥトロワッ!ですぞおおおお!!!」シュパァーンッ!

朝比奈「」ポカーン

山田「ふふっ、次は朝比奈殿の出番ですぞ。
 まあ気楽に、筋肉を柔らかく動かすのがコツですかな」キリギリッ


超高校級の同人作家
山田選手のダンシング度:+2コンマ
(美しさ-10、動けるデブ+10)


超高校級のスイマー
朝比奈選手の魅力度:+4コンマ
(ヒロイン補正+10、おっ牌+10)

安価オナシャス><


朝比奈「うう……
 (山田の動き、本当に凄かった
 それに、あんなポーズを取るなんて
 私にはムリ!恥ずかしすぎるよっ!

 けど、ここで諦めたら苗木が……

 皆、無茶はしないだろうけど
 けど、霧切ちゃんとか目が血走ってたし
 それに、山田は普段からこっそりとだけど
 苗木の事を変な目で見て

 『苗×不はアリですな……
 ノーマル、百合化、どっちでもご飯8杯はいけそうですな』とか
 わけ分んない事言ってたし……
 うん、他の人はともかく山田だけは絶対に駄目だ!)」


朝比奈「い、いきます……」プルプル


苗木「ブハッ!……す、スクール水着!?」ダラダラ

モノクマ「うーん、いきなりスパートを掛けて来たねえ
 先生、そういう積極的な子は好きですよ~」


朝比奈「えーい!わあああああ!!!」ヤケクソ

朝比奈「えい!えい!えい!
 あんどぅうううどーなっつっ!!!」ビシッ

 カーンカーンカーン!

モノクマ「厳正な審査(モノクマ脳内会議)により
 あざといスクール水着と胸囲的な運動神経でポージングをこなした
 超高校級のスイマー!朝比奈選手の勝利デス!!!」

苗木「感動した!」ダラダラ

おまけ






葉隠「おりゃあああだべ!」ブンッ

桑田「いてっ!いてええっつってんだろ!」ゴスッ

モノクマ「あーあ、勝手に始まっちゃったよ
 しかも、低レベルな殴り合いだなぁ~」


葉隠「くっ!(このままじゃ運動部の桑田っちに
 押し切られてしまうべ!ここはっ!)」

葉隠「模擬刀の後攻攻撃だべ!」バシッ

桑田「テメエ!もう許さねええ!」

桑田「やっぱり俺には野球しかねええんだよおお!」168

葉隠「ヒィイイッ!止めるべえええ!」ブンブンポーイ

桑田「やった俺のか―――ポ」バタッ


苗木「あっ、葉隠くんのすっぽ抜けた模擬刀が桑田くんに偶然当っちゃった!
 けどその前に、葉隠くんは桑田くんのボールで気絶してたから
 桑田くんの……勝ちなのかな?」



モノクマ「えー、皆様、神聖な映像確認では桑田選手の勝利が先でした
 ……がっ、しかし両者とも情けない感じノックアウトでしたので
 先生的にはちょっと、アレだなーと言う事で、うぷぷぷっ♪」

苗木「なんだろう……絶望的な予感が……」

モノクマ「両者に代わって、この私様が!
 超高校級のリザーブとして参加します
 皆ぁ~、楽しみにしててねぇ~♪」

苗木「」ゼツボウダ

00はイチャコラさせるつもりなかったけど
もし、希望があるなら事故チューレベルの軽いのを

安価+2
1、朝比奈さんはヒロイン候補である
2、朝比奈さんは皆の天使だから苗木とはイチャコラしない

1の場合は、シチュ、もしくは場所を指定してくれるとありがたいです。


では、次は夜にお会いしましょう
20時過ぎくらいかも。

今日は多分二回戦の表作るだけで終わりそう
更新は多分ない……かな?

↓今の所の叩き台
ttp://www.poverty.jeez.jp/loda/img/iyan37546.jpg

誰か1人をシードにするか、もしくは私様を入れるか……。

多分、安価orコンマで席順&シードを決めるのが平等だと思うけど
それだと、ヒロイン同士で潰しあいが酷そうwと思ったら、男は大和田くんだけか
セレス戦でトラウマになったから、ヒロイン勢には贔屓し過ぎたかもしれない。

語り、スマソン
もしなんか案があったら書き捨ててくれると助かります。ノシ


えーと、ちょっとめんどくさい方式ですが
コンマでトーナメント枠を決定したいと思います。

それぞれに、コンマを設定
そしてそれが先に出た順番から出場となります。
最初に出た人が第一試合1人目
二番目に出た人が第一試合2人目
そして7番目の最後の1人がシード選手となります。

そしてこれは、確定である6人分のコンマが
出るまで続けようかと思います。
まあ、あんまり人来ないと思いますので
私も、明日の夕方頃からコンマ出しに参加させて貰います。
めっちゃ数字が偏ったら、その時は独断と偏見で決めるかも。

01~14 霧切
15~28 腐川
29~42 不二咲
43~56 大和田
57~70 舞園
71~84 江ノ島
85~98 朝比奈

00or99 特別参入カード

+1~+10以内に00か99が出たら
8人目、第四試合2人目として誰か乱入。
多分安価キャラになる予定。

ではでは、よろしくお願いします><

皆さん、ご参加ありがとうございまっす
以下の通りに決まりました。

二回戦

▼第一試合
超高校級の探偵 霧切響子
超高校級の暴走族 大和田紋土

▼第二試合
超高校級のプログラマー 不二咲千尋
超高校級のアイドル 舞園さやか

▼第三試合
超高校級のスイマー 朝比奈葵
超高校級の文学少女 腐川冬子

▼シード
超高校級のギャル 江ノ島盾子(in 残姉ちゃん)


 ―次の日―


モノクマ「じゃあ二回戦イクよークルよー!」

葉隠「やばいべ!20歳の俺でも付いて行くのがやっとのネタだべええ!」フッカツ

モノクマ「気にしない気にしない、私様さえ面白ければいいんだから
 えー、それでは一回戦勝利者は前にお進み下さい~」

霧切「行ってくるわね、苗木くん」ファサッ

舞園「感じます、苗木くんの心を……大丈夫ですよ、私が勝ちますから」

不二咲「あの……あの……が、頑張るからね」///

江ノ島「あはははっ♪このまま私が勝って
 苗木をお持ち帰りってのも面白いかもね~♪」ブシュー

モノクマ「それでは、皆さん、目の前のスイッチをお持ち下さい」

モノクマ「一回戦では、半部くらいをボクの指名で決めちゃったから
 この第二回戦からは、完全ランダムにしちゃったんだ。
 その方がボクも先が読めなくて面白いからね☆」

大和田「そーゆーメンドイのはいいからよお、どうすればいいのか教えてくれよ」

モノクマ「もー大和田くんはセッカチだなあ~、けどまあ頃合かな
 君たちが持っているスイッチは、
 完全ランダムで決まる共有信号が発信される、仕組みになっています」

大和田「ああ?」

不二咲「なるほど、共有信号って事は誰かと信号が共有される
 つまり、ペアが作られるって事だね?」

大和田「つまりどーゆー事だよ」

不二咲「まあ簡単に言うと、ボタンを押せば自動的に対戦相手が決まるって事かな」

大和田「それならそうと言えば良いんだよ
 それにしても大げさにしちまって
 こんなのくじ引きでもなんでもいいじゃねえか」

モノクマ「ごめんごめん、万が一を考えて不正を出来ない様にしたんだよ~」

舞園「……」

不二咲「うん、僕でも中身を見ない限りは不正出来ないだろうね」

モノクマ「じゃあ、分かった所でスイッチオンンンンッ!」

大和田「あらよっと」ポチッ
霧切「……」ポチッ
朝比奈「よっ、と」ポチッ
江ノ島「……」ドキドキ、ポチッ
不二咲「え、えいっ!」ポチッ
腐川「おおおお押すわよ!」ポチッ
舞園「……」ポチッ

モノクマ「決定ぃいいいい!オマエラお手元のスイッチを見ちゃってください!」

霧切[A]
大和田[A]

不二咲[B]
舞園[B]

朝比奈[C]
腐川[C]

江ノ島[D]

モノクマ「いやっふぅう~!二回戦第一試合は、霧切さんVS大和田くん!
 第二試合は不二咲くんVS舞園さん!
 第三試合は朝比奈さんVS腐川さんに決まりました!」

江ノ島「えっ?えっ?」オロオロ

モノクマ「そして1人だけボッチの江ノ島さんは
 うぷぷぷぷっ、幸運だね、シード選手に決定です!
 やーい、ぼっちぼっちぼっち~♪」



苗木「ともかく、最初の試合は霧切さんと大和田くんか
 一体どんな戦いになるんだろう、まるで予測が出来ないや」

人居ますかね?
居るようだったら、アンケートをお願いします

1、霧切大和田戦はチキンレースとなる。

2、チキンレース以外
 何で競うか書いてくれるとありがたいです。

アンケありがとうございました
じゃっかん1が多いので
チキンレースにする事にします><

すべらない話しや知恵の輪も面白いけど
私の文章力では難しそうw

大和田「んで、どうするんだよ?」

霧切「戦い方の事かしら?」

大和田「ああ、個人的には女のテメェとは、殴り合いはやりたくねえ。
 だが霧切、テメェは本気じゃなかったとしても、あの大神に勝ったんだ
 悔しいが、タイマンじゃテメェの圧勝だろうな
 だから、テメエがタイマンで勝負したいと言うなら受けるぜ」

霧切「……ふむ
 (一晩寝たとはいえ、昨日は全力以上のバリツを使ってしまった
 決勝まで行く事を考えれば、一試合に使えるバリツは一つが限界でしょうね)」

霧切「チキンレースなんてどうかしら?」

大和田「……テメエ、俺に情けを掛けるつもりか、コラッ」

霧切「探偵の仕事上、小回りの効くバイクは普段から愛用しているのよ。
 だから、超高校級の暴走族である貴方に自慢するのは恥ずかしいけれど
 バイクの技術に関しては、少々自信があるのよ。

 それに、大神さんを倒した私のバリツ
 バイクにも応用できると言ったら、少しはヤル気が出るかしら?」

大和田「……そりゃ、面白そうだな。
 おう、ルールは完全に任せるぜ、好きな様に決めてくれ」

霧切「そうね、平均台を100メートルまで繋げて
 ギリギリ端で止まった方が勝ちと言うのはどうかしら?
 もちろん、平均台から落ちたら、その瞬間に負けよ」

大和田「くはははっ、そりゃ面白そうじゃねえか」


霧切「そうそう、言い忘れていたわ
 端に行くまでに、必ず時速60㌔を1秒以上出す事
 ゆっくり落ちないように進むなら、誰でも出来るでしょうから
 スピード計測器の判定、これを付け加えても問題無いわよね?」

苗木「(……誰でもって、誰の事だよ)」

大和田「ああ、問題ねえぜ」

霧切「ありがと」

大和田「……ただし」

霧切「?」

大和田「俺の計測器は、時速100㌔に設定して貰おうか
 これは『暮威慈畏大亜紋土』を背負って立つ俺の意地だ
 テメエが俺の土俵で戦おうって言うんだ、これぐらいは受けて貰うぜ」

不二咲「時速100㌔なんて、1秒間で27.8㍍も進んじゃうのに
 ……これが大和田くんの、"漢の意地"って奴なのかな」

霧切「alright(オールライト)……その申し出喜んで受けさせて貰うわ」ゴッ

大和田「……」ブオッ


安価募集
今回は、よりゼロ距離である、端に近い方が勝利と言う事で
01←強い 弱い→98 と、させて頂きます。
00は-10相当と言う事で。


霧切響子の推理力:+2コンマ(ヒロイン補正-20)

大和田紋土の暴走力:+4コンマ


で、ご参加オナシャス><

 ヴォンヴォンヴォンッ!

大和田「へぇ~、良い単車じゃねえか」

霧切「ヤマハTZR250R、―――KIRIGIRIカスタムバージョンよ!」ドヤァ

苗木「出た……ドヤキリ顔だ」

モノクマ「はいはーい!それじゃ始めるよー
 レーサーは好きなタイミングで出発してね~
 と言っても、サクサク進行が基本だから3分以内には発進してね☆」

KIRIGIRI「(距離は100メートル、設置面は木材だけど
 タイヤはグリップ抜群のソフトタイヤをチョイス済み。
 バイクの操作はバリツで何とかなる……問題は私の時間間隔!
 自分の足で走るのならともかく、バイクでの100メートルなんて一瞬
 全てを計算しながら走るなんて、プロレーサーでも無い私には出来るはずも無いわ

 なら、走る前に、マシンの性能、路面状況、全ての情報を纏めて、そして推理する!
 そしてその推理を全身全霊を賭けて実行するのよ響子!
 貴方はやれば出来る子だってジッチャも言ってたはずよ!)」カッ

KIRIGIRI「機械操作のバリツ!!!」ザシュッ!

 ヴォォオオオオンッ!!!

モノクマ「行ったー!流石、先ほど臆面も無くKIRIGIRIカスタム()などと言った機体だ!
 物凄い加速で、ノルマの60キロに達して……そして1秒をクリア!
 だがしかし、バイクでの100メートル!ゴールはもうすぐだ!!!」

KIRIGIRI「今よ!」グワアッ

モノクマ「出ったああああ!平均台の上での、180度フローティングターンだ!
 フロントを持ち上げてウィリー状態で半回転!
 後ろ向きからの、アクセル全開にで慣性を一瞬でゼロに!そしてブレーキ!」

NAEGI「ヒュ~♪」

モノクマ「け、計測結果!残り2センチ!2センチを
 残しての停止デスヨ、コンニャロー!これはほぼ勝利確定か!?」

江ノ島「(盾子ちゃん、ノリノリだなあ)」ボー

大和田「フン、面白いじゃねえか
 俺が本物の"暴走"って奴をみせてやるぜ!」グォン!

不二咲「凄い闘気だ……全力全開の大和田くんが見られるのかも」ゴクリッ

モノクマ「ヤル気十分だね~、先生は嬉しいよー
 じゃあ、好きなタイミングで行ってね~!」

大和田「男の行動は、即断即決!そしてフルスロットだぜ!!!」グォオオオオ!

不二咲「凄い!持ち上がる車体を腕力で無理矢理ねじ伏せてる!……あ」

モノクマ「あーあ……ってこのセリフも良い飽きたかな」

 ドッガシャアアアンッ!

モノクマ「言ってくれれば用意したのに、磨り減ったノーマルタイヤで
 塗装された木の平均台でフルスロットとか……ねえ」

モノクマ「記録は走行距離3メートル!残り97メートル!
 よって第一試合の勝者は、霧切響子さんデース!!!」パチパチ


KIRIGIRI「なん人たりとも私の前は走らせないわ」キリッ



苗木「なんか景品にされているのが、実感として感じてきちゃったなあ
 うう、霧切さんが優勝したら、何をされるんだろう……」ガクブル

おおっと、忘れてましたw

では、霧切さんと苗木君は
Q:どうなってしまうのでしょうか?
A:安価+2

単語でも、具体的シチュでも何でもOKです。

了解です
ではまた明日、お疲れ様。ノシ

女子力高い勝負は、全てちーたんが有利に
思えてしかたがない今日この頃、こんばんは1です。

不二咲、舞園戦、全然思い浮かばないので
アンケートで募集したいと思います。

どっちかに有利な勝負の場合
モノクマさんがテキトーにハンデを付けると思いますので
テキトーに書きなぐってもらえると助かります。
よろしくオナシャス><

ありがとうございます
第二試合は、三本勝負で行こうと思います。
(その為、一本一本は短くなります)

来週のナエギくんは
『きゃっきゃうふふ♪ゴクリッ、水着騎馬戦!』←パンツ脱がしから着想を貰いました
他2本です、お楽しみに!

次回も見てくださいね、ジャンケン

「ダブルピース!!」

ではまた来週~♪


舞園「不二咲くん、負けませんよ」

不二咲「ぼ、僕も負けないよぉ」

モノクマ「じゃあさっそく、勝負方法を発表するよ!」

舞園「ちょ、ちょっと待って下さい!何でモノクマさんが決めるんですか!
 今までは対戦者が互いに提案して決めてたじゃないですか!」

モノクマ「う~ん、だってさ舞園さんと不二咲くんって、似てる様で全然似てないからさ
 普通の競技じゃ噛みあわないと思うんだよねぇ~。
 もちろん両者が納得しなければ受け入れなくてもいいけど、
 ……僕が提案すると何か困る事があるのかなぁ~?」ニヤニヤ

舞園「そ、そんな事はありませんが」

不二咲「ぼ、僕は公平な勝負ならなんでも良いかな」

舞園「…………まあ、聞くだけ聞いてから、考える事にします」



モノクマ「それじゃ、発表するよ~♪」


………………

…………

……

舞園「三本勝負!?」

モノクマ「そっ、紛れが無いように
 アベレージ性を強めて、三本勝負にしました~!」

苗木「そして、勝負の内容は……」

モノクマ「騎馬戦、女子力勝負、そして我慢比べ
 ……どう、良い勝負になりそうでしょ?」


舞園「ちょっと待って下さい、その女子力勝負と言うのはなんですか?」

モノクマ「えっとね~、料理、裁縫、掃除
 この三つの中からランダムに選んで勝負に使おうかと思ってるんだ」

舞園「……(マズイですね)」

舞園「その、アレですよ、曲がりなりにも不二咲くんは男の子です
 女子力勝負と言うのは余りにも私に有利過ぎるのでは無いでしょう?
 いえ、有利過ぎます、それにそんな勝負、不二咲くんだって恥ずかしいはずです
 ここは、私が涙を飲んで、違う勝負にする事を提案します」

石丸「す、素晴しいぞ舞園くん!
 これぞフェアプレー精神だ!」


モノクマ「う~ん、そこまで言うなら……」

舞園「!」パァアアア

モノクマ「どうする?不二咲くん?」

不二咲「舞園さんありがとう!」

舞園「いえ、当然の事です(よし、押し切れた!)」ニコッ

不二咲「舞園さんのフェアプレーに敬意を表して
 僕は女子力勝負を受けるよ!」

舞園「……はい?」

不二咲「超高校級のアイドルである舞園さんに、女子力で勝てるとは思わないけど
 けど、これでも家では毎日家事をやっていたから、そこそこは出来るんだ
 だから精一杯頑張ってみるよ!お互い頑張ろうね舞園さん!」ニコッ



舞園「」ア、ハイ

▼一本目 騎馬戦

不二咲くんの><度:+1コンマ(ヒロイン補正+12、腕力-10)

舞園さんのやらせ力:+3コンマ(ヒロイン補正+20、アイドルの腹筋+16)


▼二本目 女子力勝負

不二咲くんの女子力:+5コンマ(ヒロイン補正+12、家事力+20)

舞園さんのレッスンで忙しかっただけです!
やれば出来るけど、時間が無かったんです力:+6コンマ(ヒロイン補正+20、……-20)


出来れば三本目で決めたいけど
これで決定してしまったら、それはそれでしょうがないですね……。

霧切さんの新婚プレイはこの対戦の後
お昼休みって設定でやります。

イーブンですね、三本目の我慢勝負は
これを書いてからコンマ募集になる予定です。

色々補正しなくても、コンマ通りで良い勝負になりましたね。



つーか、ゾロメ多すぎやん……3[ピー]とか、書いた事無いんですけど……。


不二咲「皆、よろしくお願いだよぉ!」

石丸「うむ、任せたまえ!」

大和田「おう、さっきバイクで吹き飛んだ気がしたけど
 多分気のせいだ!この俺に任せな!」

桑田「……」

不二咲「桑田くんも、よろしくね」

桑田「いや、無くね?」

不二咲「?」

桑田「いやいやいや、普段から俺が舞園ちゃんにアプローチ掛けてんのは
 皆知ってんじゃん、周知の事実じゃん?
 なら俺がなるべきは舞園ちゃんの騎馬で、コッチに入るのは
 おかしいって話しだっつーの!」

不二咲「……ねえ、桑田くん……さっきのモノクマのルール説明聞いた?」

桑田「ああ、聞いたよ、だから楽しみにしてんだろ」




モノクマ『お互いに騎馬の頭は水着を着て
 そしてハチマキの代わりにブラを取った方の勝利です!』



不二咲「ならさあ、分かるよね……」ボソボソ

桑田「……えっ!……それは、……その通りだな」ガーン

桑田「よっしゃ!俺はやるぜ!」

大和田「なんだ?いきなりヤル気になったな、何か言ったのか?」

不二咲「ふふ、ちょっとね」

桑田「(ヤルゼ!ヤルゼ!俺はヤルゼ!
 見事不二咲チームで勝って、舞園ちゃんのおっ牌を一番近くで見るぜえええ!!!)」


舞園「それじゃ皆、頑張ろうね!」

セレス「……」ブツブツ

山田「オーですぞ!」

朝比奈「オー!」



山田「……あの、舞園殿」

舞園「何ですか山田くん?」

山田「セレス殿、こんな感じなんですけど
 変えた方がいいのでは?」

舞園「ふふっ、大丈夫です
 試合までには立ち直りますから」ニコッ

山田「は、はぁ?
 (やはり三次元の女性は怖いですぞ、逆らわないのが吉ですかな)」


朝比奈「それはともかくさ、アタシが出て良いの?
 まだ勝ち残ってるアタシが出たら、問題あるんじゃないの?」

舞園「あら?問題あります?」

朝比奈「それはさ、やらないけど
 足を引っ張ってワザと負けさせたりとか……」

舞園「問題無いじゃないですか
 私の足を引っ張っても、不二咲さんが勝つだけで
 朝比奈さんには何の得にもなりませんし、
 何よりそんな事をする人じゃないのは知ってますから」

朝比奈「ううっ、それはそれとして
 さくらちゃんに頼んだ方が楽に勝てるんじゃない?」

舞園「それは一番最初に考えましたが、まあ無理でしょうね

『我が出てしまっては簡単に勝負が付いてしまう
 皆が切磋琢磨して競っている勝負に
 水を差すような真似は断じてできん』

 とか、言うはずです」

朝比奈「うん、さくらちゃんなら間違いなく言うね
 勝負の結果じゃなくて内容に拘るから
 勝負を壊すような方法には絶対に参加しないもんね、うん」



セレス「…………」ブツブツ

舞園「……」

休憩しま

このままのペースで続けられれば
600レスくらいで終れて良い感じかもですわ。


モノクマ「さてさて!それじゃ水着騎馬戦始めるよ~準備は良いかな~?」



苗木「不二咲くんチームは、大和田くんが先頭で右後ろに石丸くん左後ろに桑田くんか
 全員男子だし、何より先頭の大和田くんは馬力も根性もあるだろうから、普通に強いだろうな」

苗木「一方の舞園さんのチームは、先頭にセレスさん、右後ろに山田くん、左後ろに朝比奈さんか
 う~ん、言っちゃなんだけど、見劣りするかなあ。
 山田くんは体重有るけど強いイメージは無いし
 朝比奈さんは運動部だけど、アッチには運動神経の良い桑田くんはもちろん
 石丸くんも、体を鍛えてそうだもんな。健全な精神は健全な肉体に宿る!とか言って」

苗木「まあ、何にせよ、セレスさんが復活してくれたのは良かったな、ホッとしたよ」



モノクマ「それじゃ、よ~い」


セレス「約束、お忘れなく」

舞園「うふふ、もちろんですよ」


モノクマ「水着騎馬戦はっじめー!」ドンッ

苗木「始まった!―――ああっ!?」

 そう、それは正に一瞬の出来事だった。


大和田『おおらあああっ!!!』

セレス『大声出せばビビルと思ってんのかコラ!このビチグソがあああッッ!!!』

 僕の場所からは良く聞こえなかったけど(難聴)
 セレスさんが大声を上げると、一瞬不二咲くんチームの動きが鈍くなったんだ。

舞園『今です!突進です!』

不二咲『駄目だよぉ!自力は僕たちの方が上なんだ頑張ろうよぉ!!!』

舞園『……』ニヤリッ

 すぐに両者は近付き、そして―――激突した。


18分前


舞園「セレスさん」

多恵子「わたしのなまえは安広多恵子……
 セレスティア・ルーデンベルクなどと言う、美しくも神々しい名前などではありませんわ」

舞園「(意外と余裕がありますね)」

舞園「セレスさん、私と取引しませんか
 ―――が――――――でどうでしょう?」

セレス「……一日と言うのは24時間で、よろしいのですか?」

舞園「そんなわけはありません、普通一日友達と遊ぶとしても半日が精々でしょ?
   ――――――6時間です」

セレス「それでは到底一日などとは言えません
 私の世界では三日続けて不休不眠での勝負などザラです。
 心の広い私は妥協してあげますわ―――20時間、これで決定です」

舞園「日本の労働環境の基本は8時間労働です
 おおまけにまけて、8時間まで譲ってあげます」

 けんけんがくがく!

 ………………
 
 …………
 
 ……

3分前

舞園「ハァハァ……もう時間がありませんね
 しかたがありません、10時間28分30秒。これで手打ちです」

セレス「ハァハァ……しかたがありませんわね、それで手を打ちましょう」

舞園「分かっているでしょうけど、全ては成功報酬です」

セレス「ええ、このセレスティア・ルーデンベルクの名に賭けて
 この勝負、勝たせてみせますわ!」



セレス「(苗木くんを自由にする権利を手に入れる為にも!)」ゴッ


セレス「(来ましたわ!予想通り真っ直ぐ突っ込んで来ました!)」

セレス「クソブタァッ!ケッパレヤアアッ!!!」

山田「ぶひいいいいいい!!!」

 ガン!山田くんがイナナクと同時に、二つの騎馬がぶつかり合う。

大和田「おおおりゃああ!」

 大和田くんが力任せに突っ込む。
 気力では負けてないものの、単純な腕力勝負に流石のセレスさんも打ち負ける。
 朝比奈さんも、そうだ、体を鍛えていても、体重は並程度しかないのだ、勝てる道理が無い。

 「ぬおおおおおお!ですぞおおお!!!」

 最初に言ったように、正に一瞬だった。

 山田くんは、その巨体に力を込め、全力で"動かない事"に、踏ん張る事に全力を込めた。
 そして不二咲君たちの騎馬は右側、舞園さんたちにとっては左側に流れた。


舞園「―――ッ!」ザシュッ
不二咲「!?」

 本当に一瞬の出来事だった。
 今の様に、後から考える事が出来るから理解出来る。

 舞園さんと不二咲くんは共に右利き、そして不二咲くんの騎馬は右に流れ、利き手は相手から遠ざかり
 そして、舞園さんの騎馬は、左が流れ右側が踏ん張っている
 ―――つまり、不二咲くんからは遠く、舞園さんからは近い状況だ。

 そして、超高校級のアイドルである舞園さんの手足は長く
 生徒で一番背の低い不二咲くんは、当然舞園さんより―――リーチが短い。


モノクマ「決定!一本目は舞園さんの勝利ぃいいい!!!」



不二咲「きゃ、……キャアアアアア!」///



苗木「……ゴクリッ」

 うずくまる姿勢から見える背中が艶かしい。

 ……だが、男だ。

ちょっと分かり難いかもなので
説明画像を付け足します。
ですが、出来れば先に文章を読んで貰えると嬉しいかも。

ttp://www.poverty.jeez.jp/loda/img/iyan37580.jpg

ちーたんに補正を付ける時から考えていたのですが
ちーたんの補正が他と比べて低いのは、付いてるのもありますが
ヒロイン候補を倒したら、更に強くなる設定にしたからです。

舞園さんを倒したら、霧切さんに追い付き
そして霧切さんも倒してしまったのなら……。

モノクマ「サクサク行くよー!次は女子力対決!」

苗木「ん?なんだアレ?」

 モノクマは大きな機械
 ハッキリ言うと、横に3マスだけあるスロットを取り出した。

モノクマ「スイッチオン!
 何が出るかな~♪
 何が出るかな~♪
 おっ、揃いました!次の種目はぁ~!」

苗木「あのマークは……ナイフとフォークかな?」

モノクマ「料理対決に決定ぃいいいい!」

 ドンドンパフパフ。


モノクマ「えーと、この対決には審査員に審査して貰おうかな」

舞園「審査員……ですか?」

モノクマ「そうそう、実はもう決めてあるんだ」

舞園「……(もう決めてあるのでは、潜り込ませられませんね
 いえ、相手によっては今からでも交渉出来る可能性が……)」

モノクマ「審査員は、朝比奈さん、大神さん、景品の苗木くんの三人です!
 どうかな?これ以上に無いくらい公平でしょ?」

不二咲「うん、この三人なら信用できるよぉ!
 あっ、もちろん、他の誰でも大丈夫だけど」アワアワ

舞園「……そうですね」


舞園「何を作ろうかな、モノクマさんは確か……」


モノクマ『食堂に有る物なら、何を使ってもOKだよ☆』


舞園「って、言ってたから」キョロキョロ

不二咲「えーと、コレとコレ、そしてコレかな」ヒョイヒョイ

舞園「(この迷いの無い手付き、もう決めているっていうんですか!?)」ガーン

不二咲「あ、お先にコンロ使わせて貰うね、ゴメンね」

舞園「いえ、大丈夫ですよ」ニコッ

 落ち着くのよサヤカ!貴方は出来る子のはずよ!
 頑張れサヤカ!貴方は千の仮面を被れる、選ばれたアイドルなのよ!

 ……ふぅ。
 ここで素人なら、焦って難しい料理を作るところでしょうが
 私はそうはいきませんよ。
 これでも料理番組に二回も出演して、場数を稼いでいるのです
 これはもう、プロレベルと言っていいかもしれません…………スイマセン、言いすぎですね。

 とにかく言いたいのは、難しい料理を作って失敗するのではなく
 簡単な、誰でも作れる料理を作って、負けない確率を上げる方が良いと言う事です!

 よって、私が選ぶ料理は―――!

安価+1
↓下記からお選び下さい

1、さやカレー
 ぷっ、カレーを失敗するとか、都市伝説ですよねwww

2、ビーフストロガノフ
 何時も食べている大好物です
 食べなれているので、作るのも楽勝ですよね♪

3、カップラーメン
 一味加えると美味しいって、
 私の出演した回の伊○家の食卓で言ってました!
 私は四郎さんを信じます!!!

あざっす!

不二咲「ふっふ~ん♪」

 ふふっ、鼻歌交じりに料理ですか
 勝負とはそんなに簡単なものじゃないんですよ?
 料理は勝負なんです!
 私がよく、業界のデユーサーや、ジャーマネに
 連れて行かれている中華料理屋の料理人の人も
『カカカカッ!料理は勝負だぜー!』って言ってましたし、間違いないはずです。


 ………………
 
 …………
 
 ……


不二咲「出来たよぉ♪」

モノクマ「それじゃ先に、不二咲くんの料理を実食ぅ~♪」

朝比奈「わぁい!美味しそう♪」

苗木「ホントだ、しかも栄養バランス良さそう」

大神「うむ、普段から粗食に慣れている我も
 この匂いには抗えぬかもしれん」ムウッ

不二咲「シンプルに、今が旬のサワラを焼いて焼き魚に
 後、色んな野菜が取れるように具沢山の豚汁
 そしてハシ休め様に、ホウレン草の御浸し。

 えへへっ、僕、こんな普通の料理しか作れないんだ
 勝てないとは思うけど、一生懸命作ったから
 少しでも良いから、食べてくれると嬉しいかな」///



舞園「(ふふっ、引っ掛かりましたね不二咲くん
 料理は後出しが有利!これは業界の鉄則です!

 しかも、最初の料理が絶賛されればされるほど
 後攻が有利となると言う、摩訶不思議な現象が起こるのです!
 うふふっ、前回を合わせ、今回の勝利で2本先取!一気に勝利をもぎ取っちゃいますよ!)」

休憩、続きは多分明日。

ご飯は、モノクマが朝に炊いた物を流用してます。
新しく炊かない理由は、余らせるのが勿体無いから。


朝比奈「よーしそれじゃ……パクッ!」

苗木「むぐっ、こ、これはっ!?」

大神「ぬうううううっ!?」

舞園「アレアレアレ~?どうかしたんですか~?」ニヤニヤ

苗木「美味しい!」

舞園「……えっ?」

朝比奈「よく分かんないけど、この魚、干物みたいに味がギュッってなってる!」

不二咲「うん、準備時間は二時間しかなかったけど
 小型冷蔵庫に開いて塩を振ったサワラを入れて
 そして―――」


舞園「(そう言えば不二咲くんは、
 冷蔵庫を開けっ放しにして変な事をしていましたね)」


不二咲「扇風機で風を当ててみたんだ」

苗木「せ、扇風機!?」

大神「そう言えば、我がライバルより聞いた事がある」

朝比奈「知ってるの、さくらちゃん?」

大神「うむ、干物に一番重要なのは実は『陽』ではなく
 『温度』と『風』であると」

不二咲「うん、そうなんだ♪
 厳密にお日様の有る無しでどうなるかは分からないけど
 実は家庭でも、冷蔵庫を使って干物を作る事は出来るんだ。

 けど持ち時間は二時間しかない、だから僕は扇風機で
 風を送り込む事によって、干物化を加速させたんだ」

大神「むう、なんとっ!」

不二咲「まあ、やっぱり2時間は2時間だから
 出来たのは、一夜干しっぽい焼き魚だけどね」テヘッ

舞園「―――!」クッ


苗木「あとこのホウレン草も、なんか御浸しっぽくなくて美味しいんだけど?」

不二咲「ああ、それは簡単だよ
 普通の作り方に、ごま油を入れただけ
 それだけで、ナムルっぽくなるんだ」

苗木「へぇ~、これだけでも何杯も食べられそうだよ」

不二咲「えへ、豆モヤシや細切りのニンジンがあれば、
 もっとそれらしくなるんだけど
 今回は焼き魚や豚汁の邪魔をしないように
 抑え目の味付けにしたんだ」

朝比奈「そこまで考えて作ってるんだー
 うんうん、とにかく美味しいよー、幸せ~♪」

大神「うむ、豚汁に関しては言うまでも無いな
 色々な具が交じり合い、素晴しき出汁となっている!」


舞園「(ちょ、……ちょっとだけヤバイかもしれません)」


苗木「本当に美味しい、コレなら毎日でも食べたいくらいだよ」

不二咲「そ、そんなぁ~」///



舞園「」


モノクマ「えー、次は舞園さやかさんのカレーです
 あっ、審査員の皆さん、テキトーに食べちゃって下さいな」

苗木「やる気の無い司会だなあ」


舞園「はい、私が作ったのは皆大好きのカレーです♪」


苗木「へぇ~、モノクマが用意するのはレトルトばっかだから
 手作りのカレーは本当に久しぶりで、ホント嬉しいな」

舞園「♪」

朝比奈「私も!ドーナツが一番だけど
 カレー、ハンバーグ、エビフライとかも好き♪」

山田「(子供舌ですなぁ)」

大神「カレーはカロリーが高いからな
 我も山篭りの時は、重宝したものだ」

桑田「(ううっ、アイドルの作ったカレー……俺も食いてぇなぁ……)」


苗木「じゃあ、さっそく食べてみようよ」

大神「うむ、温かい内に食べるのが
 作ってくれた者に対する礼儀であるな」

朝比奈「いっただっきまーす♪」


「「「パクッ」」」


苗木「……」

朝比奈「……」

大神「……ふむ」


モノクマ「うぷぷぷっ♪」ニヤニヤ

モノクマ「さてと、審査員様に感想を聞いてみようかな~♪」



苗木「……ぼ、僕もバーモント好きなんだ、良いチョイスだと思うよ!」

舞園「私もです!……うふふっ、運命を感じますね」

モノクマ「では、次の方どうぞ~」ニヤニヤ

朝比奈「あのさ……何か入れてる?」

舞園「はい!隠し味にコーヒーを入れました!」

朝比奈「(全然隠れて無いから、苦い……
 苗木はよくこれがバーモントだって分かったと思う……)


大神「舞園よ、味見はしたのか?」

舞園「あははは、やだなー大神さんってば」

大神「ぬう?」

舞園「カレーを失敗するわけなんてないですから
 だから味見なんてするわけないじゃないですかー!」キッパリ

大神「そ、そうか……ううむ」

舞園「さあ皆さん、遠慮なく点数を付けて下さい!」



苗木「あ、うん」

大神「……ううむ」

朝比奈「……」

モノクマ「ピピッ!……チッ、女子力たったの『5』か……このゴミめ!」ボソッ



 ………………

 …………

 ……


舞園「そ、そんな馬鹿な!」

モノクマ「だから~もっかい言うよ?」

モノクマ「3対0で!不二咲千尋選手の圧倒的勝利ッデスッッ!!!」death

不二咲「えっ?えっ?僕が勝ったの?えへへへっ、やった~♪」



舞園「」

舞園「勝てば官軍!」

舞園「ようは勝てば良いんです!
 そう、実際の所は1対1のイーブン!
 今までの試合なんて、ノーカンですよ!」

舞園「ノーカン!ノーカン!ノーカン!」



霧切カイジ「クッ……正直貴方の、そんな姿は見たくなかったわ」



舞園「ノーカン!ノーカン!ノーカン!」グニャア

※1は不二咲くん、舞園さん、両方をを応援しています。


モノクマ「いやー熱戦でしたね。
 さてさて最終戦までもつれたこの勝負、泣いても笑っても最後の勝負だよ!

 三本目、我慢勝負の種目は―――これだ!」

 安価募集+3
 下記の1~3からお選び下さい。

1、サウナ

2、熱湯風呂

3、自由安価、お好きな内容をどうぞ。


モノクマ「せくすぃ~ポーズ対決だよ!」

桑田「うひょっ♪」

朝比奈「……サイテー」

苗木「あのさ、我慢対決なんだよね?セクシーポーズとか、関係なくない?」


舞園「……(他の男子に見せるのは嫌ですが、
 これは苗木くんへの、物凄いアピールポイントになるのでは!?)」

不二咲「はわわわ!?」


モノクマ「だからだよ」

苗木「?」

モノクマ「だからぁ~、恥ずかしい格好をさせて、そしてそれを我慢出来たら勝ち!そういう勝負なんだよ☆」


 最終戦安価!

 構成がまだ決まってないので遠めに……

舞園さやか
安価+3コンマ!

不二咲千尋
安価+6コンマ!

補正は書き忘れました
舞園+20、不二咲+12のままです
と言う事は……です。


モノクマ「それじゃ、次に次にポーズをして貰って、逃げ出したら負けだよ!開始!」

モノクマ「それじゃ最初は石丸君お願い!」

石丸「むう、僕はこういうハレンチなのはどうかと」

モノクマ「アートだよアート!」

石丸「ならば仕方が無いか……では、考える人で頼む」

舞園「はい!」

不二咲「こ、こうかな」

モノクマ「クリアー!…………ハァ……石丸くんさぁ~。
 真面目なのは良いけど、たまには空気読んでよね」

石丸「……ぐうっ!?……す、すまん?(なんで怒られてるんだ???)」


モノクマ「次は序盤だというのにクライマックスの予感!桑田くん、ポーズを選んで!」


朝比奈「そんな!桑田なんかがポーズを選んだら、どんな変態ポーズを指定するか!?」

モノクマ「きゅふ、きゅふふふっ♪(それが狙いなんだってば)」

桑田「……じゃ、じゃあ言うぞ」ゴクリッ

男子「「……(やれ!お前なら出来る!そうだろ桑田!!!)」」

女子「「……(サイテー)」」

桑田「だ」

石丸「いかん!いかんぞ!だ○△×なんて、断じていかんぞおおおお!」ダッ

大和田「すまねえ兄弟!こればっかりは見逃せねえんだ!おい山田、お前は左手を抑えろ!」ガシッ

山田「はぃいいいいいい!!!」ガシッ



桑田「だ、……だっちゅーのをお願いします///」



モノクマ「…………カスが」

朝比奈「桑田、ドーナツ食べる?牛乳も有るからいっぱい食べてね」アタタカイメ


 ………………
 
 …………
 
 ……


 ――10ポーズ後。


舞園「ハァハァ……なかなか、やりますね」クッ

不二咲「ま、負けないよぉ……苗木くんは僕が守るんだ……」ハァハァ

舞園「安心してください。
 苗木くんは、私が完全に24時間たぁっぷりといつまでもいつまでもいつまでも
 いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも……守りますから

 安心して良いですよ」ニコッ

苗木「」ゾクリッ

モノクマ「ハァ、しょうがないなぁ~、彼だけは選びたくなかったんだけど
 リーサルウェポンを出しちゃうよ~!そこの貴方です!」

「「!?」」

葉隠「ん?……俺だべか?」


モノクマ「そうそう、どんなポーズが良いかなぁ~?」

葉隠「……ん~
(S△○の×□位で、指を咥えた表情で□×●を……と言いたい所だけど
 ここには女子も居るし、今後の事も考えると流石に言えないべ)」

モノクマ「(それは、流石の僕もドン引きだよ……)」←超高校級の読唇術

葉隠「じゃあ、両手両足を地面に付けて腰を浮かす感じでM字開脚、
 そのままのポーズでニッコリ笑って、片手を持ち上げてピースで」

「「……」」ドンビキ

葉隠「あれ?簡単過ぎたべ?」

モノクマ「ドンビキしてるんだよ!言うに事欠いて簡単過ぎたとか、どんだけだよ!!!」

モノクマ「だけど【指定】は絶対!さあ二人ともやってもらうよ!」



舞園「く、クズなだけじゃなくて、こ、こんな変態だったなんて……
(うう、負けたくないけど、写真集でだってそんなポーズした事ないのに……ううっ)」

不二咲「はぅうううっ……
(今の僕は、山田君が言ったポーズの指定で
『外道天使☆もちもちプリンセスぶぅ子』ちゃんのコスプレをしてる……つまり……
 M字開脚なんかしちゃったら……くっきりと見えちゃうよぉおおお!?)」


葉隠「ん?どうしたべ?早くやるべよ?」

舞園「ぐぅうっ!?」

不二咲「ふぇええんっ!」

モノクマ「さぁさぁさぁあっ!早くやらないと、二人とも失格になっちゃうよぉ~?」


舞園「アイドルは度胸ッ!!!」バッ

モノクマ「ん~、不二咲きゅんはどうするのかなぁ~」

不二咲「ううっ!ま、負けないもん!」バッ

葉隠「さあっ!その後ろ手を付いた状態で腰を上げるべ!ほら、クイッと上げるんだべ!!!」

舞園「くうううっ!(●す!後で、絶対に●す!!!)」

不二咲「うぅっっ……グスンッ(見えちゃう……このままじゃ見られちゃうよぉ……)」


石丸「うう、やはり止めるべきか……いや、でも、正々堂々たる勝負を邪魔するわけには……」

大和田「……」タラリ

山田「うひょーですぞ!舞園さんの『戦隊物女幹部』コスも良いですが
 やはり、不二咲くんのぶぅ子コスはタマラナイですなああ」ハァハァ

朝比奈「……うわぁ」

不二咲「負けられない……やらなきゃら……やらなきゃ……」グスッ

不二咲「えーい―――あっ」

苗木「……」

不二咲「(な、苗木くんも見てるんだった……)」

不二咲「だ、駄目ぇえええええ!」

モノクマ「あ~あ、もう少しだったのに蹲っちゃったね……しょうがないなぁ~」

モノクマ「ポージング我慢勝負、不二咲くんの脱落の為!舞園さやか選手の勝利ぃいいいいいっ!!!」ドンドンパフパフ!


舞園「……へ?……勝った……んですか?」

舞園「……」

舞園「やった~!やりましたよ苗木くん!もうすぐです待ってて下さいね苗木くん♪」





不二咲「……ううっ……グスンッ」

くぅ~ry

すいません、あんまり盛り上がりの無いさっぱりとした最後ですが
これで舞園VS不二咲編、終了です><

レスで44だからとか書かれてましたが
実はゾロメが出やすい事に気が付いたので(今更
三回戦からは、44はマイナス補正を付けようかなと思ってました。

後は舞園さんと不二咲くんの、イチャコラですが
個別にするか、一緒にするか、でちょっち悩み中です。
霧切さんのお話は、多分明後日あたりに投下する予定です。
では、では。ノシ


苗木「ふぅ、昼休憩か、……けど料理勝負で、二食分食べたからなあ」

?「苗木くん、ちょっといいかしら?」

苗木「あ、霧切さん」

霧切「ちょっと用事があるのだけれど、今いいかしら?」

苗木「うん、いいよ(食事は多べ過ぎるくらい食べたから、昼休みはやる事無いし)」



苗木「うん?……ねえ霧切さん、ここ食堂のキッチンなんだけど、何をするの?」

霧切「もちろん、私の手料理を食べてもらうためよ」

苗木「えっ?……で、でも、さっき不二咲くんと舞園さんの料理を食べたの知ってるよね?
 今はちょっと、お腹いっぱいなんだけど……」

霧切「だからよ」キリッ

苗木「へ?」

霧切「不二咲くんと舞園さんの料理を食べたのに、
 私の料理を食べて無いなんて、とても不公平だと思わない?
 いいえ、これは不公平以外の何物でもないわ」ギリッ

苗木「いえ、それとこれとは……(アレは勝負だったし)」

霧切「ここまで言っても断るつもり?苗木くんの癖に生意気よ」


苗木「」

 ここまで言われて、気の弱い僕に断ると言う選択肢は無かった……
 ハァ……、この性格を直さないと、何時か大変な事になりそうだよな……。


モノカゲのモノクマ「(うぷぷぷっ、……もう手遅れになっていると思うけどね♪)」


霧切「……」トントントン

苗木「(良いリズムだ……意外と料理上手なのかな)」

霧切「……」トントントン

苗木「ねえ、何を作ってるの?」

霧切「……イチジクの薬膳スープよ」

苗木「へぇ~……(そう言えば、イチジクって)」

霧切「それと、パイナップルと蜜柑のヨーグルトデザートも作るから残さず食べるのよ」

苗木「うん、ありがとう霧切さん」ニコッ

霧切「何が、かしら……私は、二食も食べた貴方に、更に食べさせようとしている極悪人なのよ
 ……お礼を言うなんておかしいわ」

苗木「けど、イチジクもパイナップルも、そして蜜柑もヨーグルトも
 全部消化や胃腸の動きを促進してくれるものだよね?
 ふふっ、……だから『ありがとう』霧切さん」

霧切「……連れて来たのはいいけど、料理を作る段階になって
 流石に冷静になったのよ……ごめんなさい苗木くん」

苗木「!?」

苗木「(これは……背中しか見えないけど、この少し肩を落とした気弱な霧切さん
 ……なんだろう、この心配しなきゃいけないのに、熱くなってくる感情は……)」ドクンッ


………………

…………

……


霧切「あの……出来たわ……けど、その……
 お腹いっぱいだろうし、あんまり美味しくないかもしれないから、その……
 …………無理をしてまで食べないでね」

苗木「……」カッ!

 僕はよく噛んで、良く味わって食べた。

 あれほど頑なに見せる事を嫌がっていた手袋を外してまで、作ってくれた料理

 確かに味は不慣れな感じだったけど……、けど僕には……とてもとても美味しく感じられた。


苗木「うん、美味しい!作ってくれてありがとう霧切さん」ニコッ

霧切「……苗木くん」トクンッ

すいません、お題通りに出来なかった……。
もし完結した後に、余裕あったらIFとして書き直します><


▼二回戦第三試合
超高校級のスイマー 朝比奈葵
超高校級の文学少女 腐川冬子

基本に戻って、攻撃方法を安価

▼安価+2
超高校級のスイマー朝比奈葵の攻撃方法

▼安価+4
超高校級の文学少女腐川冬子の攻撃方法


ゆっくりどうぞ~。


モノクマ「では二回戦第三試合、はっじめるよ~♪(N●Kお姉さん風)」

朝比奈「頑張ろうね、腐川さん!」

腐川「そそそそそんな爽やかな事言って、あたしの暗さを際立たせたいのね……うぐぐっ!」


苗木「腐川さんは、平常運転だな」


モノクマ「さっきの試合はさー、最初は良いと思ったんだけど終わってみると
 ちょっと冗長だったよね~、……と い う わ け で ♪」

モノクマ「この試合は、簡単瞬間すぐ決まる『ドーナツダーツ対決』になりました~♪」

朝比奈「ドーナツダーツ???」

モノクマ「そうそう、五メートル先にドーナツを吊るして、
 先にドーナツの穴の中にダーツを通した方が勝ちっていうシンプルなゲームだよ♪」

苗木「(シンプルだけど、何故ドーナツなのかまったく意味がわからないよ……)」

腐川「ちょっと待ちなさいよ!そんな勝負、運動神経ゼロの私が勝てるわけないじゃない!」

モノクマ「うーん、変身すれば君の圧勝だと思うけど……まあそれを言ったらお仕舞いだしね~」

モノクマ「……それじゃあ、腐川さんはダーツの代わりに、好きな物を投げて良いよ。
 同じくらいの大きさの物なら、たいてい許可するからさ」

腐川「ダーツの代わりぃいいい?そんなの…………」

モノクマ「うん?」

腐川「しかたがないわね、その勝負受けてあげるわ」

モノクマ「それじゃ、両者合意でいいよね?」

朝比奈「うん、腐川ちゃんが良いなら私は問題無いよ」

腐川「ま、また優等生発言しちゃって……モノクマ、さっさと始めなさいよ……」

モノクマ「それじゃドーナツダーツファイト!
 レディイイイイイ!ゴオオオオオオオオオッ!!!」ドンドンパフパフ

▼第三試合

腐川の万年筆アーツ +1コンマ
朝比奈のドーナツ愛 +3コンマ


今回は両者補正無しです。



終わった後の新作で、『ポケッとがみくん!』とか思い付いたけど
ポケモンは2作(しかもクリアしただけ)しかやってない事を思い出し、諦めましたw


モノクマ「それじゃまずは、腐川さんから!」

腐川「いいいイクわよ!」


腐川「万年筆の扱いは誰よりも熟知してる……
(そして何よりも、苗木を手に入れ十神さまをだまくらかして、●□×させる為にもッ!!!)」ゴッ

腐川「えええいっ!」ピュンッ

モノクマ「……」

モノクマ「やりました!まさかの一発成功!」


苗木「一発なんて凄いや!物凄く勝負に集中してたんだろうな~」


モノクマ「次は、朝比奈さんだよ。……うぷぷぷっ、外したらそこで試合終了だから、気を付けてね~♪」

朝比奈「……うん、分かってる」

朝比奈「(腐川ちゃんは苗木に興味が無いだろうから勝ち上がっても大丈夫だとは思うけど
 けど、それでも勝負で手は抜けない。
 ……何よりも、ドーナツを食べずに傷付けるなんて事は出来ない!
 かすりもせずにど真ん中に決めてみせる!!!)」

朝比奈「てぇえええいっ!」ビュンッ


モノクマ「……」

モノクマ「大ハズレ!朝比奈さんのダーツは、かすりもせずに見当違いの方向に飛んでいきました!」

モノクマ「よって勝者は…………超高校級の文学少女、腐川冬子さんです!」ジャジャーン!



朝比奈「おめでとう腐川ちゃん」

腐川「あああ……ありがと///」


苗木「景品にされたのは納得がいかないけど
 こうやって、皆の親睦が深まるんなら、この大会にも意味があるのかもしれないな……」


腐川「(やったわ!これでリアル苗×十の野望に、また一歩近付いたわ!!!)」

実際の所、霧切さんや舞園さんよりも、残姉の方が、
公式(2のノベル)でハッキリと苗木スキーってなってるんですよね……なってましたよね?

なので
ヒロイン補正+50
残念補正-30
計+20にしようかなと……今の所思っています。




『ポケッとがみくん!』

とがみ「ナエギィー!ナエギィー!」

苗木「はいはい、どうしたんだい、とがみくん?」

とがみ「……フンッ」ヨジヨジ

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!不機嫌そうにしながら、頭に登らないでよ!……あっ、髪引っ張らないで」イタッ

とがみ「なえぎー♪」←苗木の頭に陣取って満足そうな表情。

今日中には書けないと思いますが
とりあえず、構想練る為に戦闘方法を募集。

■安価+2
霧切響子の攻撃方法
(単語、種目、なんでもOK)

■安価+4
舞園さやかの攻撃方法
(単語、種目、なんでもOK)

安価あざっす><

これは苗木くんのHPが心配ですねww


霧切「……」バーン

舞園「……」ドーン


モノクマ「さあ始りました、準決勝第一試合!
 数多の強敵を屠って勝ち上がってきたのは……」


 もしかしてホームズ学園出身なのか?
 最強バリツの使い手―――霧切響子ォオオオッ!!!


 そして相対するのは、男子の希望の星不二咲選手を見事倒して勝ち上がってきた
 裏も表も知り尽くしたパーフェクトアイドル―――舞園さやかァアアアッ!!!


 さあ、準決勝ながらも、通の間では事実上の決勝と噂されているこの対決ですが
 実況の苗木さん、どう見ますか?」

苗木「……モガモグモガッ!?」

モノクマ「あれれ?ちゃんと解説してくれないとギャラは払えないよ?」

苗木「モガガッ……プハッ!両手両足縛られた上に、猿轡までされて、喋れるわけないだろ!!!」

モノクマ「まあまあ、ちゃんと手の縄は解けるように結んだんだから良いじゃんさぁ~」

苗木「じゃあこの妙に頑丈な足に付けた鎖も解けよ、なんなんだよ、これじゃまるで奴隷じゃないか!」

モノクマ「まあまあ、この僕が生徒を監禁したり奴隷扱いしたりなんて、するわけないじゃないか~
 もぉ~、ちゃんと信じてくれよなッ☆」

苗木「ハァ……外す気が無いんだな?」

モノクマ「アレレ?苗木もけっこう私様の事が分かってきたのかな?」ボソッ

モノクマ「正解デース!苗木くんは重要な景品であり、そして……
 重要な評価指針でもあるので、逃げ出せないようにさせてもらいました~☆」

苗木「評価指針?」

モノクマ「まあ、始ればわかるよ……うぷぷっ♪」

モノクマ「もう既に対戦者の二人には、どんな勝負か教えてあるしね」ボソッ



舞園「この勝負、貴方が有利なんて勘違いしないで下さいね…………ストーカーさん」

霧切「そうね、情報収集の力には自信があるけど、私は誰かさんみたいに
 羞恥心を捨てた様な恥知らずな行動は取れないもの、…………ねえ、エスパー(笑)さん」

舞園「……」ゴゴゴッ!

霧切「……」ピシャーン!


モノクマ「早速ですが、種目の発表です!」

モノクマ「準決勝第一試合の種目はッ!」

 ドンドンパフパフ!

モノクマ「『苗木くん反応ゲーム』です!」

苗木「……は?……はぁあああああ???」

モノクマ「このゲームは『事実』『告白』『妄想』なんでも良いので『証言』をして
 そして、苗木くんの反応が高い方が勝利なのです!!!」

苗木「ちょっと待て!告白や妄想は言葉通りだから百歩譲って分かるとしても
 『事実』ってのは何だ?嫌な予感しかしないぞ!」

モノクマ「そりゃ『事実』と言ったら、苗木くんが実際に行ったアレやコレだよ~
 アレレ~?もしかして喋られたら困るような『事実』があるのかな~?」ウププ♪



大和田「……こればっかりは、心から同情するぜ」

山田「本当ですな、なんという恐ろしい勝負を考え付くんでしょう」ブルブル

桑田「けど、助けにいってこっちに火の粉が飛んできたらたまんねえしな……」

朝比奈「ねえ、そんなに言うほど?苗木ならそんなに変な事してなそうじゃん」

葉隠「そーじゃないべ!」ビシッ!

朝比奈「!?」ビクッ

葉隠「男には……男には、誰でもがやっていても、それでも隠したい事ってのはあるもんだべッ!」

男子「「ソウダ!ソウダ!」」ウナヅキ

朝比奈「……そ、そうなんだ?」チョイヒキ

さくら「……深いな」



モノクマ「さあ、そんなこんなで勝負開始ぃいいいい!!!」

苗木「モノクマぁああああああ!!!」

相変わらず行き当たりばったりの1です。

今回は、準決勝なので一回ではなく
二回コンマを募集して、その合計で決めようかなーと思っています。


■コンマの強さ ※一部変更あり

01←弱い 強い→98

44:強さはそのままだが、ヒロイン補正がゼロになってしまう。

77:強さはそのままだが、ヒロイン補正三倍。

00:クリティカル補正で+20.しかし強さはそのままなので、実質20。

99:ファンブル補正で-20。実質79。


■ヒロイン補正

各+20で変更無し。


 安価募集一回目。


■超高校級の探偵、霧切響子のストーカー能力 コンマ+3

■超高校級のアイドル、舞園さやかの病んドル度 コンマ+5


 二回目の安価は、途中経過を書いてからなので
 明日か、明後日あたりに……。

安価ありがとうございます!
あまり差が開かなくて、次の安価が消化試合にならなくて助かりました。



個人的に勝っても苗木くんが安全だと思うのが、朝比奈さん、石丸くんですね。

大天使さくらちゃんは、苗木くんが筋肉フェチになる可能性が微レ在……。
(まあ、新世界で中学生バージョンのさくらちゃんと……と言う事も出来そうですが)


霧切「……」

舞園「……」


モノクマ「……う~ん、両者中々動きませんね、牽制し合ってるのでしょうか?どうですか解説の苗木さん?」

苗木「二人ともそのままだ!こんな勝負やめよう!」

モノクマ「……う~ん、動き易いように、こちらから手助けしましょうかね」ムシ

苗木「ああっ!僕のマイクだけ繋がってないだと!?」

モノクマ「それじゃ慣れるまでは、ボクからの質問タイムにさせてもらうね♪」

苗木「うわあああ!嫌な予感しかしないいいっ!!!」


モノクマ『では、第一問です。最初はかるーくイきますね

  Q1:苗木くんの好むパンツの種類は?』

苗木「軽くねーよ!全然軽くないよね!?」

霧切「前開き型のボクサーパンツよ!それもあんまり締め付けが強くない、少し緩めのを好んでいるわ!」
舞園「ボクサーパンツ!柄は単色よりも英文字が入ったりする柄パンを好んでいます!」

苗木「何で知ってるだよ!しかも何で詳しい種類や柄まで知ってるんだよ!
  おかしいよね?ねえ、おかしいよね???」

モノクマ「流石は超高校級の二人、甲乙付けがたい回答ですね」

苗木「関係無いよね?全然超高校級関係無いよね!?」


十神「……ふむ」

朝比奈「あわわわっ///」

桑田「苗木……(いつも心中でリア充死ねとか言っちまって悪かったな)」

十神「……(パンツはシッカリと締め付けが強い方が、位置も固定されて快適だと言うのに……
  これは後で苗木に、ちゃんとしたパンツの選び方を教えてやらねばいかんな)」


モノクマ『では、第二問~。

  Q2:苗木くんの好きなオカズは?』

苗木「」

不二咲「///」ボフッ


霧切「ハンバーグよ!計測中、一番ハシが進んでたのがハンバーグだったわ!」
舞園「甘いですね、うずらの卵フライです!これが一番好きだって言いながら食べてました!」

苗木「計測って何の計測?毎回食事のメニューと速さを測ってたの?
  舞園さん、それは中学の時の話しだよね?何で僕も覚えてないセリフを覚えてるの?
  しかも中学の時にお弁当なんて、2~3回あっただけじゃないか!たまたま?たまたま聞いてただけなんだよね!??」

舞園「……エスパーですから」ニコッ

苗木「うわああああああ!ボクのマイク切られてるのに、何で聞こえるんだよぉおおおっ!!!」


不二咲「(よかった、そっちのオカズだったんだぁ……)」ホッ

朝比奈「大丈夫?顔赤いよ?」

不二咲「だ、だ、大丈夫だよぉ!」アセアセ


モノクマ『では、第三問~~~~!』

苗木「……ううっ、何時まで続けるんだよぉ……」グスンッ


霧切「……」キュン
舞園「……」トクンッ

((……涙目の苗木くん、可愛い))

………………

…………

……

モノクマ「フムフム……質問コーナー、つい熱中して50問も出しちゃったけど
  今の所は、中学校の時の情報も持ってる舞園さんがやや、有利って所かな?
  ……そう思わない、苗木くん?」

苗木「」グデーン

モノクマ「へんじがない まるで シカバネのようだ」


■準決勝第一試合、最終判定!


▼超高校級の探偵、霧切響子の苗木鑑定力
 12+20+【コンマ+1】=?

▼超高校級のアイドル、舞園さやかの苗木ソムリエパワー
 31+20+【コンマ+3】=?

安価参加ありがとうございます。
スレタイにしただけあって、舞園さん強いですな。

>>ヒロイン補正
やる前は接戦の時、面白いかなと思ったんですが
毎試合、差が付いてしまい、接戦は無かったという^p^


舞園「ハァハァ……」

霧切「ハァハァ……」

舞園「このままじゃ、決着付きませんね」

霧切「貴方が諦めるというのなら、止めないわよ」

舞園「フッ、冗談を言わないで下さい……
  私は何処かのカップラーメンさんと違って、食生活にも肉体の維持にも気を付けてますから」

霧切「なッ!?私がカップラーメンに詳しいのは、張り込みとかの仕事で持ち歩きし易いかったからよ
  それにちゃんと、アンパンや牛乳とか、他の物も食べていたわ!」


苗木「(それは、あんまりちゃんとはしてない気が……)」


霧切「だいたい貴方に料理の事でとやかく言われたくないわね」

舞園「なっ!?貴方が作った料理だって、スープの素にイチジクと胃腸薬をぶち込んだけのものじゃないですか!」

霧切「隠れて見てたの?……ふぅ、ストーカーだなんて恥を知りなさい」キリッ

舞園「貴方にだけは言われたくありません!貴方が苗木くんの靴下を盗んだ事は知ってるんですよ、この泥棒猫!」

霧切「……妄想ね、証拠無しの証言では犯人は捕まえられないわよ」

舞園「苗木くんの靴下は、スニーカーソックス3組に、ノーマルが5組、
  そして彼のお母さんが送ってくれた毛糸の靴下が2組の計10組なんです!
  ノーマルが1組減ってました!そんな事をするのは貴方しか居ません!」


苗木「そういやよく履く柄のやつ、最近見ないと思ったら……
  ……けど、なんでそれを知ってるんだよ………………。ハァ……疲れたなぁ……」


舞園「ぐぬぬっ!」
霧切「ぐぬぬっ!」


舞園「……貴方と争っても仕方がありません」クルン

霧切「あら背を向けたりして、ようやく降伏宣言かしら?遅いけど、よく決断したわね」

舞園「……」ギュッ

霧切「えっ?」

霧切「(これは私に背を向けたのではない?……なら何の意味が?
  ハッ!まさか、舞園さんが向いたこの方向は―――!)」



舞園「苗木くん―――」

霧切「(全てがブラフ、全てが計算だったと言うのか!?)」

舞園「私は」

霧切「(話しを苗木くんの事から、互いの事にすり替え言い合いを発展させ、そして私の気を逸らす)」

舞園「苗木くん……貴方の事が」

霧切「(そして醜い争いが悪化するピークで、突然の告白)」

舞園「……」ギュッ

霧切「(それ以前の言い合いが醜ければ醜いほど、告白が綺麗に見える。
  ……作られた、いえ作り出すことの出来る『清純』。
  これが欲望と虚飾で彩られた芸能界でトップに立ったアイドル、―――舞園さやかの能力なの!!!)」



舞園「……好きです」

苗木「!?」ズキューン



霧切「……くっ!」

霧切「(ここで続いたとしても、所詮は二番煎じ……パイオニアのインパクトに敵わないどころか
  軽い告白として扱われる可能性が高い……)」



モノクマ「うふふふっ、これはもう決定で良いよね?」

霧切「……」

モノクマ「じゃあ物言いも付かないようだし、宣言しちゃうよー!

  準決勝第一試合の勝者はッ!『舞園さやか』選手だコラアアアアアアッ!!!」ドッカーン!


霧切「おめでとう舞園さん」

舞園「……霧切さん」

霧切「けど……」

舞園「……?」

霧切「本番では負けないわよ」キリッ

舞園「……えっ?あっ!?…………分かりました」

舞園「けど、本番でも……苗木くんの心を射止める戦いでも、また勝たせてもらいます」

霧切「フフッ、……楽しみにしておくわ」


 ……タッタッタッタッタッ。

 舞園自室。

 ボフッ!

「しちゃった……」

 マクラギュウウッ。

「告白……しちゃった」

 ギュッ!ギュウウウウッ!

「……」ボンッ!

「……つ、次会う時、どんな顔して会えば……」



「も、もし……もしかしてだけど……
 告白の返事とかされたら…………キャアアアアッ!」/////



 しかし、苗木はチキン&朴念仁の主人公体質なので、告白の返事は無かったのだった。


※これはアナザーです。本編ではありません。


……ごめん、思いついたら自重出来なかった。


モノクマ「さてさて、続いて準決勝第二試合です!解説の苗木さん、この試合はどう見ますか?」

苗木「」グデーン

モノクマ「やれやれ、都会っ子は脆くて困るなあ~」


江ノ島「……」

腐川「……ななな何こっちを見て睨んでるのよぉ~」ブルブル


モノクマ「おおっと、両者睨みあい!ヤル気十分ですねえ~」

モノクマ「それじゃ、早速開始するけどいいかな?」

腐川「はは早くしなさいよぉ……」

江ノ島「……開始って事で良いのよね?」

腐川「それじゃ、戦い方は―――ってええええ!??」

苗木「はやっ!」

 江ノ島さんは、とてもギャルとは思えない素早い動きで腐川さんに近寄り、そして振りかぶった。

腐川「ひきゃああああっ!」

 それは本当に偶然だったのだろう。
 突進してきた江ノ島さんに驚いて、腐川さんは腰を抜かしてしまった。
 そして、崩れ落ちた腐川さんの、さっきまで顔があった位置を、江ノ島さんの手刀が鋭い音を立てて切裂いた。

腐川「あわわわわっ……」ガクッ

江ノ島「……」

江ノ島「気絶しちゃったみたい……私の勝ちだよね?モノクマちゃん」


モノクマ『うぷぷぷっ、それはどうかな~♪』


江ノ島「!?」バッ

 ザシュッ!

 「あひゃひゃひゃひゃっ♪ざんね~~~~ん、避けられちった☆」

江ノ島「貴方は……」

ジェノ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~~~ン!
  笑顔が素敵な殺人鬼、ジェノサイダー翔とはアタシの事よーん♪」

江ノ島「……(動きも構えも素人……けど、あのハサミ使いは、とても手馴れている動きだ)」

ジェノ「あれれれ~、どうしたのかな~黙っちゃってさ~
  ジェノちゃん寂しくなっちゃう~……なんつって!なんつってな!ギャハハハハッ♪」

江ノ島「(そして何よりも、躊躇無く振り切ったあのハサミ捌き……
  人間が人間を攻撃する時に本能的に掛かるリミッターが外れた物だった
  つまり―――人を殺し慣れている、殺人者の動きという事)」

ジェノ「う~ん、私としては女なんか殺すのは全然ッ面白くないから、ちょー嫌なんだけど」

苗木「うん?腐川さん、手の平を見てるのかな?」

ジェノ「(後は任せた……か。手の平にこんなモノ書いて、アタシが言う事を聞くと思ってるのかしら?
  うふふっ、思ってるわけないねー、流石にアタシ以外でアタシの事を一番に知っているのはアンタだからね)」

江ノ島「?」

ジェノ「だからこそアタシは言う事を聞いちゃうわよ~ん!
  アヒャヒャヒャヒャッ!当たり前って思ってる事を覆してやるのってサイコー♪」

江ノ島「(理解不能……だけど、肉弾戦なら問題なく勝てる。
  相手は無駄な動きが多すぎるから、私の八極拳とサンボをベースにした戦闘法なら問題無い)」

■安価募集

超高校級の殺人鬼ジェノサイダー翔の殺人力:安価+1コンマ(+20)

超高校級の軍人戦刃むくろの軍隊格闘力:安価+3コンマ(+5)


ではでは、ご参加オナシャス><

ゴメン、補正逆でした><

超高校級の殺人鬼ジェノサイダー翔の殺人力:安価+1コンマ(+5)

超高校級の軍人戦刃むくろの軍隊格闘力:安価+3コンマ(+20)
です。

むくろちゃんのコンマは、↓でお願いします。



ううっ、ミスが関係無い大差だと気が楽なんだけど……どうなるか、どうするべきか……。

う~ん、補正無しでも残姉さん勝ってたし、このままでいいかなーと
もし、やり直し希望のコメントが3つくらい出たら、やり直しします。

終盤でミスって、本当に申し訳ないです。


江ノ島「思い出した、……ジェノサイダー翔、日本でも有数の殺人鬼
  その手口は残忍で、鋏で串刺しにし、その上磔にしてチミドロフィーバーの文字を残すそうだね」

ジェノ「あらあらあら~、一般常識だけじゃなく警察機関しか知らない様な事まで知ってるのね
  流石は同じ釜飯を食べた仲!ってアタシは皆とつるんだ事は数える位しかないけどねーーーー!ヒャハハハッ!」

江ノ島「そして、私とは初対面かな」

ジェノ「はぁあ?江ノ島ァッ!テメーとは一番遭遇率高かったぞコ~ラァッ!!!
  ……なんてな、ギャハハハッ♪」

江ノ島「えっ!?(そ、そんな情報盾子ちゃんから聞いてないよおお!!)」アタフタ


モノクマ「うぷぷぷっ♪(暗くて落ち着く所に居ると、
  何故か会っちゃうんだよねえ、まああっちは人目を避けて多だけかもしれないけどね!)」


江ノ島「……(どどどどうしよう?どうやって誤魔化せば!?)」

ジェノ「どうしたのかな江ノ島ちゅあん?顔色悪いよー?」

江ノ島「ッ!(こういう時は一番頼れる物を頼る!)」


苗木「あっ!」
 僕が叫んだ瞬間には、もう二人は激突していた。


江ノ島「シャッ!」スドンッ!
ジェノ「ヒャッハー♪」ザシュッ!

 江ノ島さんが両側で結んだ長い髪を靡かせ、箭疾歩(せんしっぽ)の様な動きでジェノサイダー翔の懐に飛び込む。
 しかし、ジェノサイダーも驚異的な反射力で、両手の鋏を突き出し、カウンターで串刺しにしようとした。

 おいおい……本当に突き刺さったら、どうするんだよ……ってそこで躊躇するようなら、殺人鬼なんてなってないのか。


 その後の動きは複雑過ぎて、僕にはよく分からなかった。
 この超高校級のメンバーの中でも、ハッキリと見えたのは大神さんただ一人だと思う。


 ~VTR~

 懐に飛び込んだ江ノ島さんは、ジェノサイダーのカウンターの鋏を
 連環腿(れんかんたい)で蹴り上げて宙に飛ばし、その時点でジェノサイダーの鋏は左手に持つ一つだけになった。
 スカートの中に、大量にあるようだったけど、取り出す為のコンマ数秒の時間が、このレベルでは致命傷になるらしい
 ……との説明を大神さんとモノクマからしてもらった。

 大神さんも凄いけど、モノクマも色々知ってて凄いよな。……絶対に面と向っては褒めたくないけど。

 モノクマの見立てでは、この時点で殺す気で最速の裡門頂肘(肘打ち)でも叩き込めば、江ノ島さんの勝ちが確定したそうだ。

モノクマ「やれやれ、残姉ちゃんも丸くなったもんだねえ……」ボソッ

 ジェノサイダーは残った左の鋏で追撃をしたが、江ノ島さんはそれをかわし、ジェノサイダーの背後を取ったんだ。

 それは、『裸締め』、いや、プロレス技の『スリーパーホールド』と呼んだ方が分かり易いかもしれない。

 江ノ島さんの鍛え上げているが、女性特有の細い腕がジェノサイダーの頚動脈を締め上げた。

苗木「あれ?江ノ島さんはギャルなのに、なんであんなに鍛えられた腕をしてるんだろ?」
モノクマ「……」ダラダラ

 大神さんの解説では、あれほどの上手い締め方ならば、5秒もしないうちに落ちるとの事だった。
 しかし、そうはならなかったんだ……。

ジェノ『ニャアアアアアアアアアッ!!!』ドンッ

 ジェノサイダーは両足で思いっきり地面を蹴り、その力を全て後ろへ反る力へ変えて、自分の後頭部を江ノ島さんの顔面に叩き付けた……うわっ、痛そう。

 人体で一番硬いと言われている頭蓋骨、それを思いっきりぶつけられて流石の江ノ島さん……
 あれ、なんで流石のとか思うんだろ?僕は前から江ノ島さんが強いと知っていたっけ???

モノクマ「ほらほら、続きを見ようよ」ダラダラダラ

 そして次の攻防で決着は付いたんだ……。

 頭突きで、一瞬思考が途切れてしまったのだろう、ジェノサイダーは裸締めから逃れ、体を半回転させて、すの回転路力を生かしたまま攻めて来た。

 回転力をそのまま突き出してきた鋏、それ対して顔面を押さえている江ノ島さん。
 僕はVTRだと分かっていても目を逸らしたくなった。

 ジェノサイダーは勝ったと思っただろう、僕も江ノ島さんが負けたと思った。

 しかし、ジェノサイダーが突き出した鋏の先には、江ノ島さんの顔面は無かった。

 飛び付き腕ひしぎ十字固め、これが決着の技だった。

 突き出された左腕に、江ノ島さんは飛び付き、肘間接を極めた
 そして極められた左肘は、重力に従って落ちる江ノ島さんの体によって自動的に極まってしまう。

 『―――ッッ!!!』バンバンバン

 ジェノサイダー翔の、声無き叫びが響き渡り勝負は決着した。

モノクマ『決着ッ!勝者は江ノ島盾子ォオオオオオ!!!』



江ノ島『……』

江ノ島『(勝ったよ、……待っててね苗木くん)』

実は、鼻血を出した残姉がグルグルパンチで攻撃して、白けたジェノが試合放棄……とかも考えたんですが
ガチとの意見も多かったので、こうなりました。いや~、ガチは難しいですね。

次回、決勝戦の勝負方法を募集

■超高校級のアイドル、舞園さやかの戦い方
安価+1(単語、詳細、何でもOK)

■超高校級の軍人、戦刃むくろの戦い方
安価+3(単語、詳細、何でもOK)


マジで、温い勝負でも、ガチでも何でも良いです。
最後なんで頑張ります。

持ち歌&新婚さん、了解しました!
ではまた、二日後くらいに……。

読んでくれる皆さん、ありがとうございます
なんとか、完結出来そうです。


モノクマ「さてさて、ついにやってきました決勝戦!泣いても笑ってもこれが最後です!」

苗木「(やっとこの空騒ぎも終りか……ヤレヤレだったなあ)」

モノクマ「そこで!前々回の対決では大変だったに苗木くんにプレゼントです!」

苗木「は、はあ?(なんだ?嫌な予感しかしない!)」

モノクマ「今回は、苗木くんを幸せにしてあげようと思います」

苗木「いや、お前なんかに幸せにしてもらわなくていいよ、余計な事しなくていいから」

モノクマ「まあまあ、遠慮しないでよ♪」

苗木「遠慮とかじゃなくて―――」

モノクマ「と言う事で!決勝戦は、苗木くん好感度対決となりましたー!!!」

 ドンドンパフパフ~♪


舞園「苗木くん」

江ノ島「好感度対決?」キョトンッ


モノクマ「うぷぷぷっ♪(前回みたいに、イキナリ戦闘勝負になったら
  今回は残姉ちゃんが必ず勝つってわかってるからね、……それじゃあ面白くないよねえ♪)」

苗木「ううっ……(モノクマのやつ、いやらしい笑顔を浮かべやがって)」

敗者復活戦をするタイミングとしては
シード選手にぶつけるのが丁度良かったですね
流石に、決勝に放り込むのは勝ち進んだ選手に悪いかなーと。

もし補正無し全ガチでやるんなら、優勝決定して苗木くんが一週間○●○された後の話しか
もしくは、IFですかね。それだったら、まったり短めで出来ると思います。

決勝なので、コンマ二回募集の合計戦でいこうかと思います。

■一回目のコンマ募集!


超高校級のアイドル、舞園さやかの歌唱力:+1コンマ

超高校級の軍人、戦刃むくろの新婚さん力:+3コンマ


補正無しのガチで。

00は>>455規準か0か>>163

>>455 にも書いたのですが

■コンマの強さ ※一部変更あり

01←弱い 強い→98

44:強さはそのままだが、ヒロイン補正がゼロになってしまう。

77:強さはそのままだが、ヒロイン補正三倍。

00:クリティカル補正で+20.しかし強さはそのままなので、実質20。

99:ファンブル補正で-20。実質79。


となっています。
21差ですから、まだまだ戦える範囲……のはず!

>>546
最新の物、適用でオナシャス!

44だったら-20
77だったら、+40 になります。


江ノ島「え?好感度!?……そ、そんな、どうやったら苗木くんが幸せに感じるかなんて???」アワワッ

舞園「私からやらせてもらいますね」

江ノ島「え?え?」

葉隠「舞園の先制攻撃だべ!」


舞園「この閉じ込められた生活の直前に、私の為にとても尊敬している作曲家さんが私の為に曲を作ってくれて
 私はその曲に付ける為の歌詞を考えていたんですけど、けどその途中でこんな事になっちゃって……

 しかし悪い事ばかりじゃありませんでした。
 私は、閉じ込められたこの空間の中で、一つの想いがとても強くなっていったんです
 この歌は、その大好きな人の事を考えて作った歌詞です」

苗木「(舞園さんが、ジッとこっちを見つめている)」ドキンッ


舞園「"モノクローム・アンサー"……聞いてください」


 ………………
 
 …………
 
 ……

 ~♪ はっきりしている答え―――言って……♪」

舞園「ありがとうございました」ペコリッ


苗木「……(なんだろうこの気持ちは……、すごいドキドキしている)」


モノクマ「さてさて、次はざん……残々と残った江ノ島さんの番だよー、何をするか決まったかな?」

江ノ島「えっと……私は」

モノクマ「私は?」

江ノ島「苗木くんの奥さんになります!」

苗木「は?」

舞園「はい?」

霧切「……意味が分からないわ」

セレス「何言ってんだこのビチグソがあああああっ!!!」

モノクマ「あー、その……今回は苗木くんに直接接触はNGでお願いしますね?」

江ノ島「うん、わかってる。……だから、苗木くん見ててね!」ギュッ


苗木「(両手をギュッってしてる……だけど胸が無いせいか寄せても盛り上がってない……
  だがそ、そこが逆に可愛いく……感じている自分がいる。なんだろう、この気持ちは?)」


 ………………
 
 …………
 
 ……


江ノ島「これが私の精一杯です」

苗木「(なんだろう……身体が火照るというか、むず痒いというか……)」

 僕は、江ノ島さんが甲斐甲斐しく、僕の服を洗濯したり、僕の部屋を掃除したり
 果ては、僕の服を繕ったりするのをずっと見せてもらった。

 その間の江ノ島さんの格好は……短いホットパンツに迷彩柄のタンクトップ、その上に可愛い薄桜色のエプロンを着けていて
 ハッキリ言うと、正面から見たそれは、まるで○エプロンみたいで……。

苗木「(結婚して新婚になったら、毎日こんな感じなのかな……///)」


モノクマ「ねえねえ、苗木くんはどっちがグッときた?ねえねえねえ?」

苗木「(モノクマは相変わらずうざいな……)」

苗木「僕が気に入った方……それは」


■コンマ募集二回目!


超高校級の軍人、戦刃むくろの逆境力:+1コンマ

超高校級のアイドル、舞園さやかの成り上がり精神:+5コンマ

ごゆっくりどうぞ。


苗木「モノクマ……僕が決めて良いんだよな?」

モノクマ「うふふっ、苗木くんがそうしたいのなら、何も問題無いよ♪」

苗木「分かった」

モノクマ「(その方が、残姉ちゃんも舞園も、勝った方は嬉しいだろうし……負けた方も諦めが付くだろうからねw)」

苗木「僕が決めたのは……」


舞園「……」

江ノ島「……」



………………

…………

……


舞園「……」

舞園「(敗因は、私が大多数の為であるアイドルとして歌ったの対して
  江ノ島さんは、苗木くんの為だけに行動した事でしょうか……)」

舞園「(ですけど、苗木くんを預けるのは一週間だけの事です。それが過ぎたら……)」

舞園「……絶対に負けませんから!」





 『勝者、江ノ島盾子こと、戦刃むくろ!』


 江ノ島、自室。


江ノ島「……あ、あの」モジモジ

苗木「う、うん」モジモジ

江ノ島「ふつつか者ですが……よ、よろしくね///」カァアアッ

苗木「こ、こちらこそヨロシク///」


■同棲一日目

戦場むくろはどうする?

1、自分の秘密を告白する

2、自由安価


19時05分、最初のコメントでお願いします。違った場合は↓で。


 夕刻、江ノ島自室。


江ノ島「それじゃ……あの、……あ~んしてくれるかな?」///

苗木「あ、あ~ん!?……ちょ、ちょっと恥ずかしいかな」

江ノ島「そっか……そうだよね」シュン

苗木「け、けど」

江ノ島「?」

苗木「優勝者の言う事は絶対なんだよね」

江ノ島「それって」

苗木「それに、恥ずかしいけど……嫌なわけじゃないし///」メソラシ

江ノ島「うふふっ、じゃああらためて」コホンッ

江ノ島「あ、あ~ん♪」

苗木「あ~ん」///

苗木「もぐもぐ」

苗木「うん、これは鳥肉かな?カレー味がしっかり利いていて美味しいよ江ノ島さん」

江ノ島「えへへ、それはヘビ肉なんだ♪苗木くんに食べさせるのに、変なのは出したくないから
  作りなれているのを作ったんだ」

江ノ島「(戦場でよく取れる蛇と、どの国の傭兵にも大好評のカレー粉の組み合わせなんだ
  苗木くんも美味しいって言ってくれて、これにして正解だったんだね♪)」

苗木「へ、へぇ~……ヘビって美味しいんだね」ヒキツリナガラモエガオ

江ノ島「あ、お茶忘れてた!今入れるから、待っててね」トテトテ

苗木「あ、走らないで!ゆっくりでいいから、気を付けてね」

 ハーイ

苗木「(なんだろう、江ノ島さん、前々ギャルとは思えない感じだ……逆に安心するタイプに感じる)」


 ………………
 
 …………
 
 ……

苗木「ふぅ~、美味しかったから思わずお腹いっぱい食べちゃったよ」ニコッ

江ノ島「そ、そっか~、作って良かったぁ~♪」


苗木「……」

江ノ島「……」


苗木「……(なんだろう……なんか緊張してきた)」

江ノ島「……」

苗木(そう言えば、ギャルっぽいアイテムと、ミリタリーアイテムの入り混じったこの部屋
  皆の前と僕の前では、前々雰囲気が違う江ノ島さんと一緒で、ミステリアスな感じがする)

江ノ島「あ、あの……」

苗木「な、なにかな?」

苗木(あ、江ノ島さん、よく分からないけど良い匂いがする……甘い感じだ)←ナイフの手入れの為の植物オイルの匂いです。

江ノ島「苗木くんに……聞いて欲しい事があるの」ギュッ

苗木「う、うん(なんだろう、真剣な顔だ)」

江ノ島「……見て」ファサッ

苗木「……え?」

 江ノ島さんが自分の髪の毛を掴んで、動かしたかと思うと……
 それは実はカツラで、下には短く綺麗に切り揃えた、鴉の濡れ羽色の美しい髪の毛があった。

苗木「カツラ、だったんだ」

江ノ島「……うん」

 江ノ島さんは、ユックリと頷いた。

苗木「ビックリはしたけど、超高校級のギャルならメイクくらいしたって驚かないよ。
 えーと、なんだっけ……アレだ!ウィッグとかも今時なら普通だって妹が言ってたよ」

江ノ島「……違うの、私は盾子ちゃんじゃないの」

苗木「え???」

江ノ島「私の名前は戦刃むくろ、超高校級の軍人、……戦刃むくろなんだ」

苗木「???」

 まったくもって理解が追いつかなかった。
 目の前に居る人は、江ノ島盾子ではなく戦刃むくろ、理解出来たのはそれだけだった。

戦刃「……私と盾子ちゃんは双子の姉妹なんだけど、幼い頃に父と母に別々に引き取られて
 それで苗字も違うから、世間的にも知ってる人はほとんど居ないの」

戦刃「だから、私が盾子ちゃんの偽者として皆に紛れ込めたのも、比較的簡単に出来たんだと思う……」

苗木「ちょっと待ってよ……偽者じゃなくて替え玉でしょ?代わりに受験を受けたとか
 江ノ島……本物の江ノ島さんが撮影とかで忙しいから代わりに学校に行ってたとか、そういう意味なんだよね?」

戦刃「……」

苗木「だって、変装とか紛れ込むとか……そういう風に言ったら、まるで……」

苗木「まるで………………黒幕の手先みたいじゃないか……」


戦刃「……」

苗木「……」

戦刃「……そうだよ、超高校級のギャルなんて肩書きは盾子ちゃんの数ある才能の一つでしかなくて、本当の才能は……」

苗木「……」ゴクリッ

戦刃「超高校級の"絶望"、それが盾子ちゃんの本当の才能、そして皆を此処に閉じ込めた理由でもあるんだ」

苗木「そんな……江ノ島さんが黒幕?……でも本物の江ノ島さんには、会った事がなくて……」



 僕は、その日の夜、寝ないで戦刃さんの長い話しを聞いた
 
 そして、全てをする事になったのだった……。


………………

…………

……

今日はここまでで……
お付き合いいただきありがとうございました!


苗木「……」

戦刃「ゴメンね」

苗木「……」

戦刃「急にこんな事を言われても、困るよね……しかも、皆を裏切っていた私なんかに……」

苗木「……ねえ、僕の正直な気持ちを言って良いかな?」

戦刃「………………うん」ギュッ

苗木「……」

戦刃「……」

苗木「ありがとう戦刃さん」

戦刃「……え?」

苗木「この事を僕に言うのは、凄い勇気がいったと思うんだ。
 自分が裏切り者だって、皆に糾弾されるのはとても辛くて怖い事だって
 想像するだけで、僕なんか震えがくるよ……ほらっ」ブルブル

戦刃「……あっ」

 僕は震えた手で、戦刃さんの傷だらけだけど、女の子らしい細い手を覆った。

苗木「だから……ありがとう。
 辛い事を言ってくれて、そして僕を信用してくれて」

戦刃「……な、なえぎ……くぅん……」ボロボロ

苗木「うわっ……だ、だ、大丈夫!?
 ぼ、僕に出来る事ならなんでもするから、だから泣き止んで!」アタフタ

戦刃「ち…がうの……これはホッとしたからで……それで…グスッ
  嬉しかったから……とっても嬉しかったから……」ボロボロ

苗木「……戦刃さん」


………………
…………
……


 1時間後。


戦刃「……ゴメンね、服濡れちゃったね」

苗木「大丈夫、大した事ないよ」

 今、戦刃さんは、僕の胸に顔を押し付ける形になっていた
 ハッキリ言うと、僕が戦刃さんを抱きしめる格好である……。

戦刃「……あの」

苗木「な、何かな」ハッ

戦刃「さっき、何でもしてくれるって言ったよね」

苗木「うん、僕に出来る事なんてあんまり無いだろうけど
 けど、精一杯やるから」

戦刃「あの……嫌ならいいんだけど……その……」

苗木「うん?」

戦刃「むくろって……私の事、名前で呼んで……貰えますか?」///

苗木「―――ッッ!」ズキューンッ!

戦刃「ダメ……かな?」オドオド

苗木「駄目なんて事は無いよ!…………むくろちゃん」///

戦刃「―――ッ!!!」ブッ

苗木「うわああああ!大丈夫むくろちゃん!?むくろちゃんしっかりして!むくろちゃあああんっ!!!」


戦刃「」ドクンッドクンッ

■二日目


苗木「へぇ~そうなんだ」

戦刃「うん、今時のオートマチックは殆ど故障しないんだよ。
 けどやっぱり一丁はリボルバーがあると安心出来るかな~」

苗木「流石超高校級の軍人、凄い知識だね」

戦刃「えへへ~……って、あっ!」

苗木「どうしたの?」

戦刃「もう9時を過ぎちゃってる!
 ゴメンね苗木くん、今すぐに朝食を持ってくるから」ダダッ

苗木「あっ……行っちゃった」

苗木「僕も一緒に食堂行っても良かったのに」


 10分後。


戦刃「ただいま~、朝食持ってきたよ~」バタンッ

苗木「うん、ありがとう……?」

苗木「(なんだろう、どこか違和感が……)」

戦刃「どうかした……苗木くん?」ニコッ

苗木「いや、何でもないよ」


1、気付く。

2、主人公とは鈍感なのである。

安価+1~3の多数決でオナシャス><

残姉ちゃん江ノ島メイクしてったのか……?


戦刃「……ううっ、突然複数体のモノクマに襲われるなんて」フラッ

 苗木くん……無事でいて。

戦刃「苗木くん!」ガチャッ

 私が苗木くんが居るはずの、自分の部屋を開けると……。

 ガラーン。

 小さい一室には、誰も居なかった。

戦刃「……クッ!」

 ブゥウウウウンッ。

『ハローお姉ちゃん♪』

戦刃「……盾子ちゃん」

 モニターが突然付き、その薄い液晶画面には
 ニッコリと満面の笑顔で微笑む妹の姿と、そして……
 気絶しているのか、ぐったりと椅子に座り込む苗木くんの姿があった。

『うふふふっ♪とぉーっても良い表情だねっ!
 まさか残念なお姉ちゃんから、こんなイイ表情が引き出せるなんて思わなかったよ!
 あはははっ、イイなあ~イイッよ!もっとその歪んだ表情をよぉ~く見せてよぉ~♪』ゾクゾク

戦刃「盾子ちゃん、苗木くんを返して……」

『ええ~、そんな事言われてもな~
 昨日までならともかく、裏切り者のお姉ちゃんの言う事は聞けないかな~
 どう思う?残念なお姉ちゃんの残姉ちゃん?ねえねえ?』

戦刃「……」


『うぷぷぷっ♪もし私様の言う事を聞いてくれるなら、苗木くんを返してあげてもいいかな~』

戦刃「……盾子ちゃん」

『ん~、何かな~?』

戦刃「……苗木くんを返して」

『はぁ?人の話し聞いてる?』

戦刃「そうしないと……お姉ちゃん、本気で怒るよ」

『!?』ビクッ

『はぁ~?何を言ってるんだかね~。お得意の格闘術だって私様に勝った事なんてないじゃない
 ダメダメ残姉は、何をやったって私様には勝てないって、まだ理解してなかったの?』

戦刃「……」カチッ

 ドフンッ!

監視カメラ『』ジリッ、ジリリリッ!

戦刃「確かに、私は何をやっても勝った事は無かったし
 殆どの事を盾子ちゃんに依存して、考える事すら放棄していた……」

『ちょっと、どういうつもり!苗木がどうなってもいいの!?』ミエナイコキエナイ

戦刃「けど……気が付いてるかな盾子ちゃん。
 盾子ちゃんにとっては遊び程度の気持ちで、今まで何度も戦った事はあったけど」

戦刃「"戦場"で敵味方に別れて戦うのは、―――これが初めてだって事に」

>>582-583
実は髪を切って黒く染めた
残姉ヘアーの盾子ちゃんだったでござるの巻。

イチャコラ優先なんで、姉妹対決はサラッと終わらせる予定です。


江ノ島「あの残姉ちゃんが、此処まで……いや、これほど早く決断出切るなんて……」

江ノ島「……」クスッ

江ノ島「けどまあ、どうするかは簡単に予測出来ちゃうんだなこれが」

江ノ島「一番確率が高いのが、一番残念なケースで、激昂してすぐにこの部屋に乗り込んでくる場合かな
  まあ、どんな装備を持って来たとしても、この部屋の装備ならどんな電子機器も無効化出来るんだけどね。

  万が一、残姉がその事を考慮して、電子制御の無い原始的な武器で攻めて来たとしても、モノクマシリーズの物量で押し切れば何の問題も無いしね
  ……あの残姉ちゃんなら、ナイフ一本で来てもおかしくないからなー
  そうなったら、まあ勝つのは分かり切ってるけど、私様が相手をしてあげようかな~、うしししっ♪」

江ノ島「次に、ほんのちょっとだけ警戒しなくちゃイケナイのが
  他のメンバーにも全てを話して、そして協力を頼むケースね」

江ノ島「まあこれは成功する可能性はほとんど無いだろうけどね。
  残姉ちゃんは、軍人の才能はあるけど、それ以外はからっきしの残念な姉さんだから残姉ちゃんなわけなのよ
  しかも任務を遂行するだけの一平卒の能力だけ、士官に必要な交渉能力は壊滅的に駄目駄目だからねえ
  スタバで注文すら出来ない残念な姉ちゃんに、アイツラを説得して、しかも私様にけしかけるなんて……
  あははっ、自分で言ってて再確認したけど、絶っ対っ無理だわー、何故ならお姉ちゃんは残念なのだからです!」

江ノ島「ねえ―――苗木もそう思わない?」ウフフッ

苗木「……」ボー

江ノ島「あーそっか、今は薬でボーっとして、それどころじゃ無かったね。ゴメンゴメン☆」

江ノ島「まあ、霧切辺りが話しを纏めて全員で攻めて来たとしても
  まったくの想定内。私様の想像を超える事なんて出来ないだろうけどね~♪」


 「ハァ~……ツマんねーの……」ボソッ


 ……微かにだが、僕には意識があった。

 薬を嗅がされ、僕の手足はまともに動かせないほど弛緩している
 もしむくろちゃんが助けに来てくれたとしても、僕は自分一人で歩く事すら出来ないだろう。

 そんな僕の前で、……いや、そんな無力で無害な僕の前だからなのか
 江ノ島さんは、本気だろう―――弱音とも思える言葉を吐いた。

 「ハァ~……ツマんねーの……」ボソッ

 これが彼女の本心だと、何故か僕は確信出来た。

 だが、確信出来たとしても、意味は無いのかもしれない
 だって今の僕は、歩く事も出来ず、そして舌を動かして喋る、そんな簡単な事すらとても難しいのだ。


江ノ島「まあ、一番残念な選択をして、すぐに此処に来るとしても」

江ノ島「準備に5分、此処までに用意した罠を掻い潜るのに15分くらいかな?
  ふふっ、アレだけ怒った残姉ちゃんは初めてだから
  もしかしたら途中の罠を踏んじゃってそこでリタイアとかも有り得るかもね~♪」ケタケタ

 ドンッ!

江ノ島「……は?」

苗木「!?」ゴホッ

 それは、余りにも唐突だった。

 鈍いが、衝撃波とも思えるほどの大きな音を発した、その先には
 もうもうと舞う埃と、大小様々な瓦礫……そしてその中に凛と立つ、むくろちゃんの姿がそこにはあった。


江ノ島「……壁一枚壊すのに、対戦車用の"吸着地雷"?やり過ぎにも程があるでしょ……残念どころか、馬鹿姉ちゃんだったとはね」

 江ノ島さんは、瓦礫の中に落ちていた、ラッパの様な瓶の様な金属を見ながらそう言ったのだけど……
 むくちゃんは、それに構う事はしなかった。

戦刃「……」

 スタスタと、江ノ島さんを無視するように素早く僕の方に歩いて来る。

江ノ島「……ちょっと待ちなさいよ。もしかして残姉のくせに、この私様を無視してくれちゃってるんですかねえ?」

 僕とむくろちゃんの間に江ノ島さんが立ち塞がる。
 その為、僕は見えなかったが、話す内容でなんとなく理解する事は出来た。

江ノ島「さあて、何体のモノクマを倒せるかなぁ~♪」カチッ

戦刃「……」スタスタ

江ノ島「えっ?えっ?どうしてモノクマが動かないの!?」

戦刃「……」スタスタ

江ノ島「コ……コノォオオオッ!!!」

戦刃「―――ッ!!!」

 バシュッ!

戦刃「……クッ!」

江ノ島「……ハッ!」


 倒れたのは……。


江ノ島「……」バタンッ

 江ノ島さんだった……。

戦刃「……ミッションコンプリート」



戦刃「常在戦場……この意味を盾子ちゃんが知っていれば、倒れているのは逆だったと思う……」

戦刃「けど、むくろちゃんは最初からなんでも出来たから
  だから、誰かに教わる事なんて、出来なかったんだよね……」

 むくろちゃんは、現れてから初めて口を開き、そして寂しそうに江ノ島さんを見つめた。


 この結果は、江ノ島さんの背後に居た僕だからこそ、知る事が出来たのだろう。

 江ノ島さんの姿が霞むほどの速度で動いて……たぶんむくろちゃんに襲い掛かったのだろう。
 そしてむくろちゃんもそれに応えた……。

 そして傷を見て分かったけど、正面に傷が有るのはむくろちゃんだけだ。
 つまり、攻撃を当てたのは江ノ島さんの方だったのだろう。

 あれだけ勝てる勝てると豪語していたのは、妄想や虚言では無かったのだ。

 しかし、超高校級の軍人であるむくろちゃんを相手に、2対1で勝てるほどの圧倒的差では無かった
 つまり、江ノ島さんは、二人目の敵である僕のが持った武器によって倒れたのだった……。


戦刃「苗木くん、大丈夫?」

苗木「……う……ん」ニコッ

 言葉は、微かな呻き声程度にしか出ない、だから笑って大丈夫だと示す。

戦刃「……うん」

 戦刃さんも、少し困ったような笑顔で返してくれた
 多分、僕の気持ちを理解してくれたんだろう。

戦刃「……ありがとう、苗木くん」

 むくろちゃんはそう言って、僕から遠隔式の"テーザー銃"を受け取った。

 そう、種明かしをすればなんて事は無い。
 あの壁を壊した爆発と同時に、むくろちゃんは爆発で出来た煙に紛れてテーザー銃を投げて寄越したのだ。

 僕がやったのは、ただ弛緩する腕を無理矢理動かし銃口を江ノ島さんに向けた、ただそれだけだった
 攻撃するタイミングも全ては、むくろちゃんが遠隔装置でやってくれたのだ。

戦刃「ゴメンね、ちょっと辛いと思うけど我慢してね」

 そう言うと、僕の両手を自分の首に回し、いわゆる……お姫様抱っこをされてしまった。
 しょうがないとは言え、……やっぱり恥ずかしいな///。

 そして僕らはまた、むくろちゃんの部屋に戻る事になるのだけど
 部屋に帰って、そして部屋内を点検するまでむくろちゃんは決して警戒を解かなかった。

 むくろちゃんが江ノ島さんに言った、常在戦場とは、こういう事なのだろう。
 どんな時も決して気を抜かず、相対する相手だけではなく前後左右全てに対し、対処出来るようにしようとする、心構えの事なんだと僕は思った。


戦刃「……ううっ」

苗木「むくろちゃん?」

戦刃「うわああああああんっ!苗木くんが無事で、ほんとーっに良かったぁあああああっ!!!」

苗木「わわっ、僕はもう大丈夫だから!薬とかも抜けてきたみたいだし!」アタフタ

戦刃「でも、私のせいで……ぐすっ……ううっ」

苗木「大丈夫!大丈夫!これからは僕も気を付けるし、それに何時も一緒に居れば、また攫われるみたいな事はないだろうしさ」

戦刃「……ううっ、いっしょ……ずっと一緒に居てくれるの?」グスンッ

苗木「もちろん!だから泣き止んでよ、ね?」

戦刃「う……うん……、えへへ~、い、一緒に居てくれるんだ~……えへへ~♪」ズズッ



 ふぅ……まあ、心構えは心構えで

 実践出来るかどうかは、また別物ですよねー。


 おまけ

苗木「そういえば、何でモノクマは動かなかったの?」ズズーッ

戦刃「……もくもぐ……ごくんっ!」ケプンッ

戦刃「……それは簡単、制御室で苗木君たちの居た部屋の電圧を上げて、電子機器を壊すシステムのパワーを上げたの」

苗木「え?それよくバレなかったね!?」

戦刃「うん、壊したらすぐにバレるけど、性能を上げただけなら気付かれる事は殆ど無いから……」

こんな感じになりました。

江ノ島さんファンの皆さんゴメンなさい!
退屈で退屈で、敗北を知りたがってる為に、知らず知らずに詰めが甘い……
そんな設定の私様だと思ってもらえると助かります!

後は、イチャコラ安価を1~2回とって終りになると思います。

補足

テーザー銃:有線式の針を打ち出すスタンガン。

吸着地雷:一方向に衝撃を集める爆弾……的な物。爆発をモンロー効果で一方向に集めるので、戦車の装甲すら壊して内部に衝撃を与える事が出来る。
       その為、半要塞化した部屋の壁を壊せた。方向を斜め上に向けたので中の苗木君と江ノ島は無事だった。……という設定でオナシャスw

江ノ島「……」バタンッ

 江ノ島さんだった……。

戦刃「……ミッションコンプリート」



戦刃「常在戦場……この意味を盾子ちゃんが知っていれば、倒れているのは逆だったと思う……」

戦刃「けど、盾子ちゃんは最初から何でも出来たから……
  だから、誰かに教わるなんて事出来なかったんだよね……」

 むくろちゃんは、現れてから初めて口を開き、そして寂しそうに江ノ島さんを見つめた。


>>593 は↑に
脳内で差し替えお願いします><
大事なところなのにやっちゃったんだぜ!


苗木「もうこんな時間か」

戦刃「ちょっと早いけど、お昼食べてないし、早めの夕食にする?」

苗木「うん、そうだね、そうしようか」ヨット

戦刃「大丈夫?」

苗木「平気平気、それにこれからは出来るだけ一緒に行動するって言ったよね」ニコッ

戦刃「う、うん」///

苗木「じゃあ食堂に行こうか」

戦刃「ううっ、けどやっぱり薬が抜けきってないから心配……」

戦刃「そうだ♪」

苗木「え?……ええっ!?」


 ………………
 
 …………
 
 ……


 ……ざわ……ざわ。


戦刃「~♪」

苗木「……恥ずかしいんだけど」///

戦刃「駄目だよ、ちゃんと薬が抜けるのは明日まで掛かるから、だからそれまではこうしようね♪」

霧切「なっ!」ガタッ

舞園「どうしたんですか?そうぞう……し……い」ピキーン

セレス「あ、ありえません……私のナイトが……私の夢であるお姫様抱っこを……
   ……されているだなんて…………」クラッ

葉隠「あわわわっ!霧切っちが大口を開けて、舞園っちが石化して、そしてセレスっちが倒れちまったべ!!!」

桑田「苗木誠……なんて恐ろしい男なんだ……」ガクッ


苗木「も、もう席に着いたから降ろしてよ、ね!」

戦刃「う、うん(もうちょっと密着してたかったけど、仕方が無いかー)」ストンッ

苗木「ありがとう(ふ~、やっと一息付ける)」

苗木「あれ?なんか人は多いのに静かだね?」

戦刃「なんでだろうね?」


「」死屍累々

残姉のイチャラブを1000まで書いて
舞園「第二回苗木くん争奪トーナメントですか?」をやってもいいのよ


戦刃「はい♪」

苗木「え?で、でも///」

戦刃「駄目だよ!自分では治ったと思っても、特に末端神経の弛緩は残ってる事が多いんだから
  だから、貴重な食料を零したり、制服を汚しちゃったりしたら大変だよね?」

苗木「ううっ、そう言われると」

戦刃「だから、あ~ん♪」

苗木「あ~ん」///

戦刃「はい、ど~ぞ♪」

苗木「……」モグモグ

戦刃「次はスープにする?それともレーションにする?」

苗木「じゃあ、このご飯のレーションで」

戦刃「あっ、これは自衛隊のだよ!とってもオススメ!」テンションマックス!

苗木「あ~ん(うう、恥ずかしい……んっ?……モグモグ)」!

苗木「美味しい!このとり飯のレーション凄い美味しいよ!」

戦刃「うん、これは私も大好きなオススメなんだ♪」エヘヘッ

苗木「じゃあ次はね~」イチャ

戦刃「うん♪」イチャ

苗木「これも美味しいね」イチャコラ

戦刃「それはね~」イチャコラ


舞園「アレは……誰ですか?」コソコソ

霧切「顔の造作や、服装から考えると、江ノ島さんでしょうね……」コソコソ

セレス「そう言われると、ちょうど化粧を落とせば、あんな感じになりそうですわね」コソコソ

舞園「それなら勝利者の権利ですし、しょうがないですね」ハァ…

セレス「あら?意外と素直ですのね?」

舞園「ハラワタは煮えくり返ってますが、そんなのを苗木くんに見せられませんからね」ゴゴッ

セレス「……」

霧切「……」

セレス「コホンッ……ですがまあ、素顔が見れて少し安心しましたわ
  胸は初対面の時から分かってましたが、素顔も、こう言ってはなんですが普通ですし
  物凄いライバルには、ならなそうですわね」


霧切「いいえ、……逆よ」

舞園・セレス「「!?」」

霧切「"あの苗木くん"が、顔の造作をどうこう思うと思う?」

セレス「そうですわね……相手はあの苗木くん、この私の美貌にも転ばなかったほどですし」

舞園「(厚化粧が何を言って…)」ボソッ

セレス「何かおっしゃいました?」ニコッ

舞園「全然」ニコッ

霧切「……とにかく、あの様子ならまだ最終段階には達していないようだけど
  しかし、仲が良いのは事実」

舞園「はい、要注意ですね」

セレス「私が丁度、江ノ島さんの隣の部屋ですから、交代で監視をしましょう」

霧切「助かるわ、ドアに振動集音機を直接当てると、急にドアを開けられた時に困るのよね」

舞園「サラッと盗聴自慢をしないで下さい」

霧切「これは苗木くんを守る為の崇高な行為よ!」キリッ

セレス「良い悪いは置いておくとして、何か良い情報は聞き取れたんですの?」

霧切「いえ、江ノ島さんは気配に敏感な様で、扉の前に立つとすぐにバレてしまって、逃げ出すので精一杯だったわ」ギリッ

舞園「役に立たないストーカーとか、最悪ですね……」ボソッ

霧切「あらそう?ならセレスさんの部屋でも、私のツールなんて、使わないわよね?」

舞園「霧切さんの探偵としての才能は、常々素晴しいと思っていました!」


セレス「あっ、苗木くんたち戻るようですわよ!」ガタッ

霧切「追うわよ!」ガタッ

舞園「がってんしょうちの助です!」ガタッ

>>613
流石にネタが持たないww
けど、カマセカマセ言われている某御曹司が勝ち上がったら面白そうとも思う。


後は、もう一回戦刃さんのイチャコラ安価して終了の予定
蛇足かもしれませんが、舞園さんのゾロメ分とかは、書くと思います。

ガチトーナメントは、文章量が少なくても良いよっていう
優しい人が居たら、やるかも……です。

自分は優しい人では無いが少なくても良いよ

>>619-621
ありがとうございます、完結後に、ダラダラとやりたいと思いますw


■最終安価

Q:苗木と戦刃は、残りの日にちをどうやって過すのでしょう?
A:安価+3


よろしくお願いします!


カシンッ……ガチャガチャンッ!

霧切「よし、これで隣の音が拾えるわよ」

舞園「やりましたね!さっそく盗みぎ……保護観察作業に入りましょう!」

霧切「壁が厚いから、微かにしか拾えないわ、だから静かにしていてね」

セレス「了解ですわ」

『ペタ……ペタペタ……ペタン……』

舞園「ペタ?」

セレス「何かを張ってる音でしょうか?」

霧切「よく分からないわね。……もう少し様子を見てみましょう」



―――――――――――――――



苗木「ねえ、むくろちゃん。何をしてるの?」

戦刃「うん、また盾子ちゃんに邪魔されないように
 壁に鉛のシートを貼っているの
 
 こうすれば、機械の信号とか、あと、大丈夫だとは思うけど
 外からの盗聴とかも音の波を弱めて防げるから、何もしないよりは安心かな」

苗木「へぇ~、流石は超高校級の軍人だね」

戦刃「えへへ///」

戦刃(超高校級の軍人とか、女の子としてはどうかって悩んでたけど
 苗木くんに褒めてもらえるんなら、これからは胸を張って言えるかも)



―――――――――――――――



舞園「霧切さん、何も聞こえなくなりましたよ!」

霧切「おかしいわね、故障はしていないし……
 もしかして、気が付かれて対策を取られた?」

舞園「何とかしてください!役に立たないストーカーなんて最悪じゃないですか!」

霧切「煩いわね!貴方こそ役に立たないくせに、文句ばかり言わないでしょうだい!」カチーン

舞園「ギャー!ギャー!」
霧切「ワー!ワー!」



セレス「……ふぅ、紅茶が美味しいですわ」

セレス(この二人はダメですわね……まあ、諦めなければチャンスは巡ってくるはずですわ
  ……それを逃がさないように、平常心で、しかし抜け目無く逃さないように網を張り続けなくてはいけませんわね)ズズッ

■ガチンコトーナメント選手コンマ表!

苗木  0-5
霧切  -11
石丸  -17
大神  -23
十神  -29

腐川  -35
舞園  -41
桑田  -47
朝比奈 -53
大和田 -59

山田  -65
セレス -71
葉隠  -77
江ノ島 -83
不二咲 -89
戦刃  -95

??? 96-99←(16レス以内に出なければ消滅)


早いですが、先に選手決定して置く事にしました。
コンマ、出た順に1番目、2番目……となります
1番と2番が第一試合、3番と4番が第二試合と、順繰りに戦っていきます。

選手が出るまでですが、、普通に投稿して俺もコンマ踏みます
そうしないと、終わらないのでw
※この投稿のコンマは除外します。


苗木「むくろ……ちゃん」

戦刃「うん……良いよ……」

 はむっ……ちゅるるっ……ンッ!

戦刃「……ハァハァ、…………なえぎくぅん♥」

苗木「戦刃……さん……」ギュッ

 こんな事になる……なんて……。

いきなり、さくらちゃんだぶってる


 最初は、痺れが完全に抜け切れない僕を心配して、それで手助けしたいと言われて押し切られた。
 食事だけじゃなくて、お風呂も一緒に入るなんて流石にやり過ぎだって断ったんだけど
 むくろちゃんは以外に頑固で、僕も水着を着てるんなら、まあ良いかなと妥協したんだ。
 今思えば、アレがターニングポイントだったんだと思う……。

 初めて一緒にお風呂に入った時、あの日は二人とも無駄に饒舌になって、
 何かを誤魔化すように勢いよく喋りながら身体や頭を洗ってもらったり、湯船に浸かったりしたんだ……。

 そして二日目は、妙に意識して二人とも黙ってしまい、……けど、気まずさよりも、恥ずかしいと言うか
 互いを意識し合っているのが感じられて、……心臓の鼓動が、むくろちゃんに聞こえるんじゃないかって、とてもドキドキした……。
 けど、ふと彼女の顔を見たら、……僕と同じ位真っ赤な顔をしていて、お互いに更に赤くなったんだ。


 三日目、もう既に手足のどこにも麻痺なんて残ってなかったけど、お互いにその事を言い出す事は無く自然に一緒にお風呂に入った……。

 そして最初は、偶然だったと思う。
 僕の背を洗っていたむくろちゃん……、でもその手が滑って、僕にぶつかるような感じになってしまって。

苗木「……」

戦刃「……あっ!……あの!?」///

 彼女の手は僕の胸まで滑り、そして僕の背中には、小さいけど明らかに主張している、二つの柔らかい膨らみが当っていたんだ。

戦刃「ご、ごめんね!」

 彼女は、―――むくろちゃんは、とっさに身を引こうとした……けど僕は……。

苗木「……」ギュッ

 僕は、身を引こうとする、むくろちゃんの手をギュッと握った。
 自分でも大胆だと思った。自分でもこんな事をする人間だとは思っていなかったからね……。

 あの時は、時間が短いのか長いのか、何も分からなくなっていた。

 ……キュウッ。
 僕は自然に、自分の指で、むくろちゃんの細く長い指を撫でていた。
 キュウキュウと、石鹸の泡を付けていたむくろちゃんの手は、小さいが小気味良い音を立てていた。

 けど、その音よりも……。

戦刃「……んっ!……はぁんっ♥」

 指を擦り、そして絡める度に漏れてくる、彼女の声に夢中になってしまって……。

>>633
16人+αも居るからね、ダブり上等ですよ!

まあ、ガチトーナメント始って何試合かしてから、やっと全員分決まる
そんな感じだと思っています。

1番・17石丸
2番・19大神
3番・19大神(ダブリ)
4番・28十神
5番・30腐川
6番・08霧切
7番・35腐川(ダブリ)
8番・07霧切(ダブリ)
9番・09霧切(ダブリ)
10番・48朝日奈


ダブリを抜いたら3組決まったか。16までにあと1組ぐらい決まるか?


 僕がむくろちゃんの指に、自分の指を絡ませ続けると
 むくろちゃんも自然に僕に強く抱きついてきて

 胸が……今まで以上に背中に強く胸が当って……
 それなりに厚さが有る筈なのに、グニグニと形を変えていくのが分かる。

戦刃「……ハァ……ハァ……苗木くん♥」

苗木「あっ!そ、そこはぁんっ!」

 何時の間にか、主導権は入れ替わっていて
 僕は身動きも出来ないように押さえ込まれて、細いしなやかな指で胸部をまさぐられたんだ。

苗木「ちょ、ちょっと、待ってよ……ああっ!」

戦刃「…………ハァ……ハァ♥」

 男の胸なんか触って何が楽しいのだろう?
 僕はそう思うのだけれど、むくろちゃんは息を荒げて、熱心に……いや、ねちっこいほどに触ってきた。

苗木「あっ!そ、そこはっ!」

戦刃「……ゴクンッ」

 むくろちゃんは、僕の胸部に二つ有る、ピンク色の突起を手探りで見つけると
 更に、今まで以上に丁寧に……しかし、執着と言えるほどねちっこく触りだした……。

苗木「こ、このっ!」


 何が、このっ!何だろう?
 後で思い返しても、意味が分からない。

 けど僕はやられっぱなしになって、何かがキレたのかもしれない。

 姿勢を変えなかったのが良かったのだろう
 見えないからこそ、大胆になれるって事もあるんだと、この事で分かった。

戦刃「ひゃあああああっ!?」ビクンッ

 僕は手を後ろに回し、そして思いっきり掴んだんだ。

戦刃「いひゃあ!……だ、だめぇ!そ、そんな思いっきり揉まれたら♥」

苗木「……」

 僕は無言で……、小さいけど、しかし小さいなりにしっかりと肉の付いたお尻を
 遠慮なく思いっきり揉みしだいた。

戦刃「ああっ!苗木クンの指が、私のお尻を♥―――ンンッッ!アハァアアアン♥♥♥」



 ………………
 
 …………
 
 ……


苗木「……」

戦刃「……」

苗木「……疲れたね」

戦刃「……うん///」

 そうして、僕らの5日目の夜は更けていって……。

 そして6日目と7日目の僕たちはと言うと…………それは僕と戦刃さん、二人だけの秘密です。


 fin

>>639
集計ありがとうございます!

腐川、十神戦、あの時は方向性がブレブレで
コンマも取らずに十神君を負かしちゃったんですよねw
リベンジなるといいなー。

残念ですな、俺の投稿を含めなければ16以内で
こまる(ブラコン)、学園長(お父さんは心配性)、モノクマ(AI)から
安価で選ぶ予定だったのにホントウニザンネンデスワー。 

>>9 の冒頭まで巻き戻って

モノクマ「この校舎内限定だけど、一週間の”王様”権限プレゼント……でどうかな?」

腐川「……王様?」

十神「権限……だと?

モノクマ「その通り!一週間と期間限定ではあるけど○○をしても、××をさせても
 誰に何を命令しても、ぜ~~~~んぶオールオッケーなのです!!!」

苗木「ちょ、ちょっと待てよモノクマ!」

モノクマ「あっ、流石に殺したりしちゃ駄目だよ?」

十神「フン、油断するつもりは無いが、そこまで脅える必要はないかもしれんぞ」

苗木「え?」

十神「考えてもみろ、一週間が過ぎればモノクマが保証する王様権限も切れるんだ
 後の事を考えれば、そうとうのバカでも無ければ、取り返しの付かないような無茶なマネはしなはずだ」

セレス(取り返しが付かない……)

霧切(つまり、既成事実を作ってしまえば……)

舞園「……認知はしてくれますよね?」///ポッ

苗木「うわああああ!よく分からないけど、心を抉る不安な単語が出てきたよおおお!しかも、間が飛びすぎでしょおおおお!!!」



桑田「……流石にここまで来ると、羨ましいのか、羨ましく無いのか分からねえぜ」

モノクマ「ウェヒヒヒ、これがトーナメントの対決表だよ♪」

第一試合 石丸VS大神
第二試合 十神VS腐川
第三試合 霧切VS朝比奈
第四試合 江ノ島VS戦刃
第五試合 大和田VS葉隠
第六試合 不二咲VS苗木
第七試合 舞園VSセレス
第八試合 山田VS未定

良い相手過ぎて勿体無い
特に残姉ちゃんVS盾子ちゃんは、序盤で当るには勿体無いかも。

未定って桑田じゃないのか…

>>657
ああ、山田で15人目だったんですねw
気付いてませんでしたwご指摘ありがとうございます!

妹様「残姉の癖に生意気な」
霧切「確かにそうね。苗木君と付き合う器ではないわね」
舞園「江ノ島さんも一緒にどうですか?」
セレス「力を貸してくださいな」

4人で結託して苗木達の邪魔してくるんですね



 そして、二日が経ち、とうとう始ってしまったんだ

 あの、最低で最悪の出来事……そう、学級トーナメントが!



モノクマ『さぁて、始めるよー!』

 ざわざわ。

モノクマ『厳正な審査のうえ選ばれたのは、この二人!
  超高校級の風紀委員”石丸清多夏”と超高校級の格闘家”大神さくら”だー!!!』

石丸「……」ウム

大神「……」ズーン


モノクマ『では、お二人に意気込みを語ってもらいましょう!』

石丸『あー、あー、うむ、このマイクだな。
 実は最初は、場を白けさせない為にレクリエーションのつもりで参加する気だったのだが……』

モノクマ『……だが?』

石丸『僕は重大な事に気が付いてしまったのだ!』

モノクマ『な、なんですとー!?』

石丸『僕たちはこの閉鎖空間に押し込められてから、一度も授業を行った事は無かったのだ』

モノクマ『……はあ?』

石丸『僕はここに、王様になったらその権限を使って
   ”一週間の学生生活!”つまり、朝に起きて授業を受け、夕方は部活動に勤しむ
   健全な学生生活を送る事を此処に宣言する!』

腐川「な、なんですって!?」ガクガクブルブル

山田「せっかく趣味に時間を費やせる生活に入る事が出来たんですぞ!」

大和田「兄弟の提案とはいえ、カッタリーな……」ボソッ

戦刃「また皆と学生生活か~」ポワワーン

苗木(思ったより不評だな……僕は普通の生活が懐かしいから、良い提案だと思うんだけどなあ)

舞園「苗木君、お昼は一緒に取りましょうね♪」

苗木「え?……う、うん」

霧切「しょうがないわね。……苗木君、”私の”助手として探偵講座を手取り足とリ教えてあげるわ」

苗木「え?うん、ありがとう?」

舞園「……」ムッ

霧切「……」ジー


モノクマ『それでは、大神さんどうぞ~』

大神『ウム、我の目標か……これと言って無いのだが
  やるとしたら”肉体改造”だな』ダンゲン

モノクマ『肉体改造?』キュィイイイインッ

大神『うむ、このような状況ではおいそれと医者にも掛かれぬからな
  健全な肉体を作り、生半可な病気には掛からぬようにせねばならぬ!
  まあ、一朝一夕で出来るものではないが、これを気に鍛錬を覚えてもらえば良いと思ってな』

朝比奈「流石さくらちゃん!うん、運動は良いよね~♪」

腐川「なななななんなのよ、ドイツもコイツも、碌な提案しないわね!」

大和田「……大神の鍛錬方法か、面白そうだな」

不二咲「そうだよね大和田君。大神さんみたいに強く慣れたら凄いよね!」キラキラ

セレス「……汗臭いのはパスですわ」

苗木(これは半々かな?……運動するのは良いけど、
   僕の様な一般人が付いていけるレベルなのだろうか?そこだけが心配だ)


モノクマ『いや~、個性のであるマイクパフォーマンスでしたね。
  それでは早速ですが、勝負方法です!』


>>石丸と大神の勝負方法
>>安価+3(単語でも詳細でも何でもOK)


モノクマ『勝負方法は!』

 モノクマがもったいぶって、溜めてからアナウンスを再開する。

モノクマ『勝負方法は!サウナ対決でっす!!!』

 サウナ対決か、……ふむ。

モノクマ『いや~、二人の対決で丁度良いのって中々なくてさぁ~
 勉強だと石丸君有利だし、肉体系だとこっちは考えるまでも無く話しにならないジャン?
 そこで疲れた僕は、レンジで温めた蒸しタオルを目に当てて……そこで閃いたわけですよ!
 コレしかない!ってね♪(僕は決め顔でそう言った:副音声)』

皆「「……」」

モノクマ『ま、まあ、とにかく、これなら平等の対決になるんじゃないかな?
 大神さんはもちろん、石丸君も根性なら負けてないと思うし
 いや~流石ボク、名プロデュースですな~♪』

 モノクマの話しが何がムカつくって、微妙に自分の自画自賛が入る事が多いんだよな……。

モノクマ『とぉ~にぃくぁあああくっ!サウナ勝負開始ぃいいいい!!!』

石丸「了解だ!」

大神「うむっ!」


「……ぬぅっ」
「……くぅうう!負けない!負けないぞ僕は!」

 二人がサウナに入ってから既に1時間、とてもとても暑苦しい光景が目の前に広がっている。
 もう一度言おう、暑そうではなく、暑苦しい光景が広がっているのだ……。

大神「……」

 大神さんは、何処で作られたのか疑問なスクール水着で腕組みをしてドッシリと座っている。

「アレって、絶対オートクチュールですわよね……」
 タエコちゃんがボソッと言った台詞に、僕も同意する。
 あんなサイズのスクール水着を既製品として作るような会社は、早晩に潰れる事間違い無しだからだ。

石丸「……ふむううっ!僕は!絶対に負けないぞ!」

 無言の大神さんと違って、石丸君は独り言が増えてきた。
 そりゃそうだよな……、サウナで1時間ってのも大概なのに
 モノクマの奴は、時間が進む毎に温度が上がる様に設定してるらしい。

モノクマ「はい、プレゼントー♪」バシュウッ!

 モノクマが100度を越えているサウナ内で、焼け石に水を掛ける。
 それにより、水蒸気が増え、熱伝導率が増える。

大神「……むぅ」
石丸「ッッ!!!」

 二人の体感温度は、どれくらいのものなのだろうか?
 ……想像するのも嫌なくらい熱いだろう事だけは、想像が付く。

 バタンッ。

モノクマ「うぷぷぷっ♪二人とも我慢強くて凄いな~♪」

 サウナ室から出て、トロピカルジュースを飲みながらモノクマが言う。
 あらためて思うが、コイツには血も涙も無いな。

 ……まあ、ロボだから、元々無いけど。

お待たせしました><
1月に入って書く時間は取れてたんですが、痔が爆発してしまい書く気が起きませんでしたw
出血も落ち着いてきたので、再開をば……。



▼大神の熱耐久度  +2コンマ

▼石丸の根性度 +3コンマ

※コンマは高い方が勝利。


 ……勝負開始から、二時間後。

石丸「負けん!負けんぞぉおおお!」
大神「……ぬぐぅ」

モノクマ「うっわ、……まだ諦めないの?
 ここまで我慢強いと、感心するよりも、ちょっとと引いちゃうね……」

石丸「ええい!うるさい!
 ゴチャゴチャ言われると、イライラして更に辛くなってしまうじゃないか!」

モノクマ「そんな君たちに朗報で~す♪」

 何時もの事だけど、モノクマは人の話しを聞かないよなあ。

大神「ぬ?」

モノクマ「このままじゃ何時まで経っても勝敗がつきそうが無いので、勝負を増やします!」

苗木「増やす?」

モノクマ「そのとぉりぃ~」

モノクマ「このままじゃ夕飯の時間まで食い込みそうなので
 早く対決を終わらせる為に、色々やってもらいます。
 僕はディナーの時間を遅らされるとイラッと来ちゃうタイプなんですよね~」

十神「いいから、早く説明しろ」イラッ

 出た、元祖イライラキャラ。

モノクマ「はいはい、まったく十神君はせっかちだなぁ~」

セレス「で、結局何をさせる気ですの?」

モノクマ「いや~、やる事は簡単だよ。
 このままサウナ勝負をしつつスクワットをしてもらって
 更に、色々と問題を解いてもらうのデス!」

十神「なるほど、頭と体を使わせて限界を早めるという作戦か」

セレス「この暑苦しい対決が早く終わるなら、なんでもいいですわ」

モノクマ「それじゃ、はっじめっるっよ~☆」


 更に1時間後……。

石丸「ハァハァ……ハァ……」

大和田「兄弟!」

 スクワットのノルマは、1分に一回と、モノクマにしては緩いノルマだったのだが
それでも100度を越える暑さのサウナの中でのスクワット、もうすでに石丸君の目は虚ろで
何時倒れてもおかしくない姿だ。

 だが、それよりも凄まじいのが……。

朝比奈「さくらちゃあああああああんっ!!!」

 モノクマは、スクワットをさせながら色々な問題を出した。
 別に問題を解けなかったからといって即、負けになるわけではなかった
 だが、質問に答えられなかった場合は、スクワットの回数が+100になるという
 とんでもないものだった。



モノクマ「毎月22日はショートケーキの日です!さて、それは何故でしょう!」バーン!

桑田「問題ってクイズかよ!」

 桑田君と同じ思考ってのはアレだけど、僕も数学や歴史とかの学校の問題だと思ってた。
 けどこれ、二人とも苦手な分野なんじゃ?

大神「……ぬぅ」

 やっぱり。僕がそう思った瞬間。

石丸「カレンダーで22日の上は毎月15日だからだ!
 苺(15日)が頭に載っているから22日がショートケーキの日なのだ!」

 なっ!?勉強馬鹿だと思っていた石丸君が、こういったクイズに答えられるなんて!

石丸「僕は超高校級の風紀委員だからね、日付に関しては任せてくれたまえ!」

 なるほど、そういう事か。


 その後は悲惨だった。
 漢字や古文の問題だったならば大神さんにも勝機はあっただろうが
 モノクマが出してきた問題は全て、クイズや理系の問題に偏っていた。

大神「ふぐうっ……くはぁ……!」

 1時間の間にモノクマが出した問題は99問。
 石丸君は脅威の正解率で95問正解。

 そして運の悪い事に大神さんの正解率は……。
『せぐうえい?乗り物?……むぅ、面妖な単語を!?』
 常識問題も、機械などになるととたんに分からないようで
 いまだ正解は無しだった。

大神「ふぬっ!……我は負けん!……きゅうせんきゅうひゃくぅううう!!!」

 あり得ない、同じ人類とは思えない……。
 なんと大神さんは、サウナの高温の中で9千9百回もスクワットをやり遂げたのだった。

 しかし、流石の大神さんも、三時間もサウナに居て1万回近くもスクワットをしたのだ
 僕の素人目から見ても、もう限界なのは明らかだ。

モノクマ「うっわ……二人ともここまで粘るなんて予想外だよ……マジで引くわー……」

 ……自分で決めた勝負のくせに、モノクマはやっぱりモノクマだ。

モノクマ「さて、百問目!行くよー!」

「……」ゴクリッ

 僕だけじゃなく皆も魅入っている。
 全員、ここが正念場だと理解しているのだろう。


モノクマ「2003年に新メニューとして商品化され、そして今では不動の人気メニューとなっている
 ミスタードーナッツのもちもちとした食感が売りの
 ポルトガル語の「パン」が語源になっている商品の名前はなんでしょうーか!」

大神「……くくくっ」

 虚ろだった瞳の大神さんが、生き返ったように強い力を瞳に宿した。

朝比奈「さくらちゃん!」

大神「うむ、お主のおかげで勝機が見つかった!感謝するぞ朝比奈!」

 そうか!ミスドに目茶苦茶縁が無さそうな大神さんだけど
 大神さんは朝比奈さんの大親友!この問題に関しては分かって当然かもしれない。

モノクマ「さあ、お答え下さい!」

大神「我の答えを聞け!答えは―――『ポン太・リング』だ!」

「「…………」」

 ヒュ~。

 屋内なのに、一陣の風が通り抜けた気がした。

石丸「……ポン・デ・リングだ」




■超高校級の風紀委員、石丸清多夏の勝利!!!






 うわー……、大神さん仁王立ちのまま気絶してる……。
 まるで某世紀末覇王みたいだ。

お言葉に甘えて、見直し0で投稿させてもらいました
今後も、手抜きしまくりますw


■第二試合 十神VS腐川

勝負方法、安価+3

単語でも、詳細な内容でもなんでもOK。


 次の日!


モノクマ『さてさて皆さんお待たせしました~♪
  第二回戦の始まりです!』

十神「……フンッ」

腐川「どどどどどうせ皆、私には期待してないんでしょ!
 わわわ分かってるんだからね!」

 十神君と腐川さんか、スペック的には十神君の圧勝なんだけど
 …………十神君だからなぁ。

 うん、これはかなりの接戦になると見た!



モノクマ『それじゃさっそく勝負の方法を発表するよー!』

葉隠「お、今日は勿体つけないんだべか?」

桑田「いっつもコレぐらい早ければムカつかねーんだけどな」

モノクマ『勝負の方法は【じゃんけん】でっす!』

 なん……だとっ!?

朝比奈「じゃんけん?」

山田「これはまたシンプルな勝負ですねぇ」

 ざわ……ざわ……。

モノクマ「……うぷぷぷっ♪」


モノクマ『あ、そうそう、二人は優勝したらどうするとか目標はあるのかな?』

十神「フンっ、下らんな。
 この俺さまが、愚民に望む事なぞ何も無い!」

モノクマ『そ、そうなんだ』タジタジ

十神(まあ、少しはマシな愚民である苗木に
 俺様の付き人としての心得を教えてやるのもいいかもしれんがな。
 優勝権利があれば、普段から邪魔なあの女供も容易に排除できだろうしな)クククッ

モノクマ『そ、それじゃ腐川さんは、何かある?』

腐川「わわ、私も何も無いわよ!
 どうせ命令したって、表では従っても
 裏ではアレコレ言うんでしょ!分かってるんだからね!」

モノクマ『腐川女史は、相変わらず被害妄想バリバリですな~』

腐川(優勝したら百夜さまに合法的にあんな事やこんな事をしてもらえるのよね
 …………グヘヘヘッ)

十神「……」クククッ
腐川「……」グフフッ


モノクマ『それじゃあ勝負!』

十神「……」
腐川「……」

モノクマ『開始ぃいい!!!』

 こうして勝負が始った。
 もちろんモノクマがまともな勝負を用意するわけも無く。


モノクマ『セット!オープン!』

十神「……」バッ
腐川「……うううっ」バッ

 二人がやっているのは、インディアンポーカーのじゃんけん版だった。

※インディアンポーカー
互いにトランプのカードを自分の額にあて、自分のカードが見えない状態で
どちらが数字が大きいか競うゲーム。
相手の表情から自分のカードの数字が予測で着る為に
まさにポーカーフェイスが試されるゲームなのである。
詳しくはグーグル先生に聞いてください。

十神(腐川に渡したカードはチョキ、……此処は攻めるべきか?)

 この勝負は、ただ単に自分のカードが分からないだけではなく
 ゲーム性を高くするために幾つかのルールが課されていた。

ルール1:持てるカードの数はグーチョキパー、各種2枚の6枚。
ルール2:相手の使うカードは、自分の持ち札から選んで渡す。
ルール3:お互いに一度だけジョーカーを宣言し、互いのカードが何であれ勝つことが出来る。
ルール4:5回勝負を行い、勝利数が多い方が勝ち。同数の場合は本当のジャンケンを行い勝利者を決める。
ルール5:ゴチャゴチャ書いてますが、勝負はコンマで決まるので、覚えなくてもOKです。

十神(いいや、ここで勝っても意味が無い。互いにカードが減り
 コチラの負けが確定した時にこそジョーカー宣言を使わなければ意味が無い)

モノクマ『お互いによろしいですか?では丁か!半か!グーか!チョキか!パーか!』

 なげーよ。

十神「……」
腐川「……」ビクビク

モノクマ『カードオープン!』

十神「フンッ」パッ
腐川「えええい!」パッ

十神「引き分けか」フンッ
腐川「……」ホッ

 お互いにチョキ、引き分けだった。
 この勝負、どちらが勝つんだろうか……。

■十神VS腐川、ジャンケン勝負!

十神の勝負強さ! +1コンマ

腐川のM度! +3コンマ


十神(ククッ、この勝負貰ったな。
 不本意だが腐川とは一番多く一緒に行動をした仲だ
 思考回路は簡単に想像出来る。

 普通ならば、それは相手も同じアドバンテージだと思うかも知れんが
 腐川は文学少女とか言われてるが、激昂し感情に流されやすい性格
 この俺様の様にクールで我慢の出来る性格とは正反対……完全に勝ちは貰った!)



 ………………

 …………

 ……



 10分後。


十神「ば、馬鹿な!?」

 そこには圧倒的大差で負けた、十神君の姿があった。

十神「臆病な腐川が同カードを連続出しするなんて有り得ん!どういう事だ!」

 いや、実際にやられたんだから、有り得なくは無いだろう。

?「あひゃひゃひゃw激昂してる百夜様も美しいわぁ~ん♪」

十神「貴様は!」

翔「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!
 笑顔のステキな殺人鬼、ジェノサイダー翔どぇ~す!」

十神「ぬかった!まさか貴様に変身していたとは!」

 いやいや、二回目のジャンケンから既にながーい舌が出てたから
 逆に気が付かない方が凄いよ。

 まあ、十神君は自分の考えに固執するタイプだから
 一回もう、勝利の方法を思いついたら相手の観察なんてしないんだろうけど。

モノクマ『……えーと、仲良く話してる所悪いんだけど
 勝利者宣言しちゃっていいかな?』

十神「好きにしろ!」

モノクマ『オッホン!……それでは第二試合の勝者を発表します!』

モノクマ『勝者は―――超高校級の文学少女、腐川冬子さんです!!!』

翔『ひゃっはあああああ!アタシはジェノサイダー翔だっつーの!
 でも気分が良いから許しちゃう!』

翔『百夜様、ついでに苗木っち!アタシが優勝したら、
 とぉおおおっても楽しい趣向を用意してるからねええええ
 内臓洗って、今から楽しみにしててねぇん♪♪♪』

 ……だから笑顔で鋏をチョキチョキしないで下さい。
 流石に命の危険を感じるジェノサイダーだけには優勝されたくない……。



■第二試合勝者『腐川冬子』!

■第三試合 霧切VS朝比奈

勝負方法 +2
※単語でも詳細でも何でもOK。


モノクマ『第三試合選手、超高校級のスイマー朝日奈葵選手!
  超高校級の探偵、霧切響子選手の登場です!』

霧切『愛ある限り戦うわ!』

霧切『もうっ、私をこんなに頑張らせて
 苗木君の癖にナマイキよ!』

 うわ……最初から飛ばしてるなー。

朝日奈『私が優勝したら、毎日ドーナッツ食べて水泳大会しよー!
 あっ、泳げない人には、ちゃんと教えてあげるからね♪』

 癒されるなあ……。

山田「水着の朝日奈殿にマンツーマンで指導ですと!?
 これは是非に優勝してもらいたいですなあ」

桑田(天使だ……結婚しよ)


モノクマ『早速ですが勝負方法の発表です!
 勝負はラーメン大食い対決ですッ!!!』

 イキナリ今までと違うのが来たなー、ある意味モノクマらしいかな。

霧切「ちょっと待ちなさい!大食いなんて明らかに朝日奈さんが有利じゃないの!」

 それもそもうだな。

モノクマ『いやいや、それがそうでもないんだなー』

セレス「どういう事ですの?」

モノクマ『確かに朝日奈さんは大食いのイメージですが
 それはドーナツ、甘味が大好きだからです』

 そりゃそうか、好物とそれ以外だと入る量が違うもんな。

朝日奈「うん、ラーメンも好きだけど
 ドーナツほど沢山は食べれないかな」

モノクマ『更に、コチラの調査で判明している事実があります……』

 次にお前は、こう言う……。

モノクマ『霧切さん、貴方がラーメン好き、特にカップラーメンマニアだという事は
 調べが付いているのです!』ビシィッ!

霧切「……くっ、確かにその通りよ」

 いやいや、別に悔しがる必要ないじゃん。



 そうして、なんやかんやで勝負が始ったのだった。



超高校級の探偵、霧切響子のラーメン愛度 +2

超高校級のスイマー、朝日奈葵の胃量度 +3


 圧倒的大差だった。

 霧切さんはまずはチリトマトヌードルを選択
 朝日奈さんは、シーフードヌードルを選択し、試合は開始された。


霧切「ふふ、量を食べるのなら、このチリトマトの刺激が
 食欲を増進させてくれるのよ!」

朝日奈「シーフード美味しい~♪」モグモグ

霧切(探偵の仕事で張り込みのたびに食べたカップラーメン達
 今ではもう相棒の様なもの。この勝負、必ず勝てる!)

朝日奈(大食いかー、意識した事ないけど
 友達にはいっぱい食べるって言われてるし、何時も通りでいいかな?)


 ………………
 
 …………
 
 ……



 もう一度言おう、圧倒的大差だった。

霧切「…………」

朝日奈「次ちょーだい♪」

モノクマ『ヘイ、お待ち!』

霧切「……オロロロロッ」

朝日奈「きゃああああああ!き、霧切ちゃん、大丈夫!?」

モノクマ『うわ……(残姉ちゃんに後片付けさせよっと)」


 結果的に、霧切さんは5杯、朝日奈さんは脅威の17杯の記録を打ち立てた。



霧切「確かにカップラーメンは好きだけど、
 今まで一回に一杯しか食べた事が無いのを忘れてたわ……無念」ガクッ

一回戦で、一番もったいなく
逆に一番豪華な対決がコレかもしれない。

■第四試合 江ノ島VS戦刃

試合方法 +1
単語、詳細、なんでもOK。


江ノ島「……」カチッ

モノクマ『それでは、第三試合を開始します』

モノクマ『超高校級のギャル、江ノ島盾子選手!』

江ノ島『イエーイ!アタシが勝ったら面白い趣向を用意してるから
 皆楽しみにしててね~♪』ニヤリ

江ノ島「……」カチッ

モノクマ『超高校級の軍人、戦刃むくろ選手!』

戦刃『が、がんばるね!』チラッ

 ん?今、こっちを見たような?気のせいかな?

モノクマ『さて、勝負内容の説明ですが……苗木君、ちょっと来てくれますか?』

苗木「イヤだって言っても、駄目なんだろ?」トボトボ

モノクマ『物分りの良い生徒は、大好きだよ☆』

 本気でウザイなあ……。



 そんなこんなで僕は目と耳を塞がれ、全てを知ったのは勝負が終わってからだったのである
 そう、この奇妙キテレツな勝負が、全て終わったあとで……。

 

■超高校級姉妹対決!

江ノ島盾子の把握能力 +1コンマ + +3コンマ の合計

戦刃むくろの隠密力 +2コンマ + +4コンマ の合計


※二つのコンマの合計が高い方が勝利。


『こんにちわぁ~、モノクマでぇーす』ネオキドッキリフウ

『今から、実況を始めたいと思います』コソコソ

『今は苗木君の部屋の右側の曲がり角から放送をしております
 もうそろそろ起床する時間ですかね、さてお二人の意気込みを聞いてみましょう』

戦刃『が、頑張ります!』

『うわー、相変わらず面白みの無いコメントですねー』

戦刃(ひ、酷いよ盾子ちゃん)

『さて、もう一人の選手、江ノ島さんどうぞ』

江ノ島『うひひw勝敗よりも面白さ優先で行くから、楽しみにしててね』

『さて、もう一度説明しますが』

『この勝負は、午前一時までの間に苗木君に気付かれずに髪のアンテナに触れ続けた合計時間の長い方が勝者です』

『もちろん気が付かれたら、その選手はそこで失格です』

『もし最後まで気が付かれなかった選手は、+30秒が加点されるので
 そこも注意しながら勝負した方がよろしいでしょう』

『ではでは、両選手とも頑張って下さい♪バイナラバイナラバイナラ♪』フリフリ


苗木「ふぁ~あ」

 ちょっと眠いな。
 昨日は結局、機材のトラブルとかで戦刃さんたちの試合はやらなかったけど
 その後モノクマに散々まとわり付かれ、その上一人でサウナの掃除までさせられた。

 デッキブラシでゴシゴシするのって、結構筋肉使うんだよなー。

 顔は洗ったのに、眠気は完全には消えなかった。
 まあいいや、とりあえず食堂に行こうかな。

 サワサワッ。

苗木「ん?」サッ

苗木「……誰も居ない」

 妙な気配を感じ振り返ったものの、そこには当然誰も居なかった。

苗木「……そりゃそうだよな」

 さっさと食堂に行こっと。



戦刃(ふぅ、何とか助かった……)

江ノ島(いやいや、天井で両手両足を突っ張らせたまま一息付くんじゃねーよ)

■戦刃むくろ、8秒先取。

ありがとうございます
完結出来るように頑張ります。


この勝負の着地点、まだ考え中なので
細切れ更新になるかも。


 前回までのあらすじ。
『苗木君のアンテナ(アホ毛)に長く(累計)触った方が勝ち』



 その後……。


苗木「さーて、今日は何を食べようかな」

江ノ島・むくろ「……」サッ、ササッ

霧切(私達には丸見えなのよね。コソコソしてる人が丸見えなのは、何か変な気分だわ)

桑田(江ノ島の……尻///)

 シャッ!

桑田「ヒィイイッ!」

苗木「え?……く、桑田君、フォークが椅子に刺さってるけど、大丈夫?」

桑田「お、おう。い、い、い、椅子にフォークを落としちまってな。あはははっ!」

苗木「そ、そうなんだ(椅子に刺さるなんて、どれだけ勢い良く落としたんだろ?)」

葉隠(助かったべ。俺もむくろっちじゃなくて、江ノ島っちを見ていたら……)ガクブル

江ノ島「……」苗木の後ろで首を掻っ切るポーズ。

江ノ島「ッ!?(ズルイ!)」

戦刃(桑田君に気を取られている隙に!)サワサワ

■戦刃むくろ:5秒奪取。


江ノ島「うっ、残姉ちゃんのわりには中々やるわね」

戦刃「ゴメンね盾子ちゃん……」

江ノ島「ハァ?何がゴメンだって?」

戦刃「本気……出させてもらうね」ゴッ

江ノ島(こ、これは!4年に一度の、残姉ちゃんノー残念モード!!!)

江ノ島「フフッ、面白くなって来たわね!掛かって来るがいいわ残姉ちゃん!!!」

苗木「あの……何してるの?」

江ノ島「え?……え?」

苗木「いや、テーブルクロスの下で大声で話ししてるから、何かなーって思ってさ」

江ノ島「―――ッッ!?」ポチッ!



 デデーン!
モノクマ『江ノ島さんアウトーーーー!!!』


 遅くなって、申し訳有りません。

 コンマが圧倒的だったんで、こんな感じに。
 ポイント持ってる残姉さんが見つかったら、卑怯臭いけど
 江ノ島さんが勝手に見つかったのなら、アリかなとw


戦刃「……」ニヤリ

第五試合 大和田VS葉隠

▼対決方法+2


苗木「はあああああ!?!??」

モノクマ「だからね、戦刃さんと江ノ島さんの勝負は、苗木君のアンテ……髪の毛を多く触った方の勝ちって勝負だったんだよ」ウププッ

苗木「な、なんでそんな勝負を!?」

モノクマ「だって、面白そうだったから」キッパリ

苗木「……絶望的発想だ」

モノクマ「まあまあ苗木君、人生悲観した事ばかりでもないよ」

苗木「?」

モノクマ「褒めてあげるよ」

苗木「は?」

モノクマ「君の事をズッパリもっちリと褒めて褒めちぎってあげるからさ」

苗木「うわ……モノクマに褒められたって嬉しくないよ」

モノクマ「いやいや、ボクじゃなくてね」

苗木(もしかして舞園さんとか、女子達がチヤホヤしてくれるって事か!)

モノクマ「彼らでーす!」

大和田「俺につっかかってくるテメーは見所があるぜ」

葉隠「苗木っちは、平凡で騙しやすそうな所がチャームポイントだべ」

苗木「うわあああああああああああああああ!騙したな!僕を騙したんだな!」





山田「関係無いですが、カヲル君とシンジ君の例のシーンは名場面ですな」

セレス「ワタクシはアニメの様な低俗な番組は見ませんから、あんな血なまぐさいシーンは知りませんわ」

ソーリー、次で修正します。


モノクマ「あ、ゴメンゴメン。間違えちゃった」

苗木「当たり前だよ、あんな事をして誰が得するんだよ!」

モノクマ「ゴメンね、本当の勝負方法は”苗木君が二人を褒める”だったよ」

苗木「……は?」

モノクマ「だからさー、第五試合は”苗木君が二人を褒めて、より良く褒められた方が勝ち”なんだよ」

苗木「はああああああああああっ!!!!?!???」

モノクマ「こればっかりはしょうがないね、神の声がチュミミーンッって聞こえちゃったんだから」

苗木「ぜ、絶望的だあああああああっ!」





江ノ島「ふへへへっ……苗木ィ、一緒に絶望しようぜー」←残姉に負けて、絶望満喫中。

■褒められ勝負

 大和田君の男気 +2コンマ

 葉隠くんの大人力(20) +3コンマ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月01日 (木) 22:14:47   ID: uQymH7KC

ついこの間1·2リロード始めたんだけど、残姉って傷一つない設定じゃなかったっけ

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