みお「乙女たちの戦い」(297)

代行
ID:x4QbGeum0

あざーす

みお「ゆっこ」

ゆっこ「はい」

みお「なにこれ」

台所「」ボログチャ

豚s「ブヒーブヒー」

ゆっこ「はい」

みお「はい、じゃねーよ!!?」

みお(どうしてこうなった・・・)

数時間前

みお「よーし! 張り切って作りますよー!!」うでまくり

ゆっこ「おやおやみお隊員。やけに気合い入っちゃってますねー」ニヤニヤ

みお「も、もうゆっこったら」テレテレ

みお(そう、これは私の戦い)

みお(明日こそ笹原先輩に・・・)

ゆっこ「じゃあ、あれ、やっときますか?」

みお「よし」スゥー

みお「乙女たちの戦い!」

ゆっこ「はっじっまっるよー!」

あぁそういやみおは笹原好きだったんだな忘れてた


・・・・・・
みお「ちょっとゆっこ! チョコは細かく刻まないとダメなんだって!」

ゆっこ「ええー!?」
・・・・・・
ゆっこ「やっとできた・・・それ」ドバドバ

みお「ゆっこ!? じ、直火はあぁぁぁ!!」

ゆっこ「うわ焦げて!? ど、どうしウワアァァァ! あづゥゥゥ!!?」

みお「ゆっこー!」
・・・・・・
ゆっこ「」

みお「もう板チョコがねーよ!!」

そして現在

みお「で、アンタに買い物に行かせたわけだけど」

ゆっこ「はい」

みお「まあちゃんとチョコレート買ってきたのはいいけどさ」チラッ

豚s「ブヒーブヒー」

みお「なんで豚がついてくんのー!」

ゆっこ「だってみおちゃんがトリュフチョコ作るって言うから」

みお「トリュフ!!!」バシーン!

みお「アンタトリュフチョコを勘違いしてるよ!!!」

みお「あれはトリュフ使ってるって意味じゃねーよ!!! 見た目だよ! み た め!!」

ゆっこ「」

そういうことかw

みお「その豚でトリュフ探す気なの!? 何日かかると思ってんの!? バカなの!?」

ゆっこ「しかたないでしょ! トリュフ売ってなかったんだから!」

みお「だからトリュフはいらねーよ!!!」

みお「大体こんな白豚に何ができるってのよ!!!」

豚s「オマエ誰が白豚やゆうてんのじゃコラァ!!!」

ゆっこ「でも可愛いじゃん!」※豚どもの声は聞こえない

豚s「ブヒー」スリスリ

みお「なつかれてる!?」

ゆっこ「ま、まあ気を取り直して。やり直そう! ほら」

みお「いいけどさ、ゆっこ」

ゆっこ「?」

台所「」チーン

ゆっこ「まずは片づけないとね」

みお「そゆこと」

立花家

みさと「よいしょっと」ドサ

ウェボシー「ふー。いやーチョコ作るなんて何年ぶりかな」

みさと「去年は作らなかったの?」

ウェボシー「まあな。好きな奴もいなかったし」

みさと「中之条君は?」

ウェボシー「あー中之条はなんなパンクしなくなったからなー。もういいや」キッパリ

みさと「パンクしないって・・・あれ? フェっちゃんは?」

ウェボシー「あれ? そういえば」

フェっちゃん「ふぇー! チョコ持ってたら溶けたぁー!」

みボシー「フェっちゃんぽいなぁー・・・」

フェっちゃん「さっぱりしました」手うが

みさと「気をつけてね」

ウェボシー「そそっかしい奴だな」

フェっちゃん「ごめんなさい・・・ところでどうするの?」

みさと「? 何が?」

フェっちゃん「もー。笹原君へのほ・ん・め・い」

ゴッ

フェっちゃん「あ゛っ」

みさと「なんで私が笹原に告白しなきゃいけないのよ!!」

フェっちゃん「ふぇー・・・痛いよ・・・」

ウェボシー「なんで自分から地雷踏みに行くかな」

フェっちゃん「じ、じゃあ」

ウェボシー「残念でした私もいない」

フェっちゃん「ふーん・・・私はいるけど」

みさと「ふーん。じゃあチョコを作り始め・・・え」

ウェボシー「」

フェっちゃん「え?」

おい、俺かよ

おいおいみんなには内緒にって約束してたろ

みさと「えええええええ!!?」

ウェボシー「マジかよ」

フェっちゃん「この反応おかしいよ! ウェボシーのときは何もなかったじゃん!」

みさと「いやだって・・・」

ウェボシー「タイミングがなぁ・・・」

フェっちゃん「・・・じゃあそれは横に置いといて、始めちゃおう!!」

みボシー(気になる! いったい誰なのよ(なんだ))

フェっちゃんのくちゃっとした感じの声がかわいかった

ウェボシー「と、ところでみさと」

みさと「な、なに?」

ウェボシー「笹原へのチョコのことだけど・・・」

みさと「っ!」

ウェボシー「ほ、ほら義理でも渡しといたほうがいいんじないか? 普段から何かと世話になってるわけだし・・・」

みさと「! ・・・そうよね! 義理よ義理義理! そう! 義理チョコよ!」

ウェボシー(うわぁ・・・ちょれえ・・・)

フェっちゃん「二人ともー! もうチョコ溶かすよー! なにやってんの!」

ウェボシー「ああ、わりぃわりぃ」

みさと「あれ・・・ウェボシー」

ウェボシー「ん?」

みさと「フェっちゃんって料理できたっけ」

ウェボシー「・・・・・・・・・・」

フェっちゃん「ふぇ、ふぇー!! なんか焦げてきたー!?」

みさと「直火!!?」

ウェボシー「わああぁぁぁぁ!!!」

二度目の直火ワラタww

こんなんばっかりかよwww

水上家

麻衣「・・・」シャッシャッ

麻衣「・・・」シャッシャッシャッ

麻衣「・・・」シャッシャッシャッシャッ

麻衣「・・・」シャッシャッシャッポキッ

麻衣「」

麻衣「・・・・・・」シャッシャッ

高崎家

高崎「明日はバレンタインか・・・」

高崎「桜井先生は・・・チョコを作るんだろうか」

高崎「もしかしたら俺にも・・・!」

高崎「いやいや待て。そもそも校内でそんな・・・むしろ俺は取り締まるほうじゃないか?」

高崎「しかし桜井先生のチョコも捨てがたい・・・」

高崎「どうすりゃいいんだ!」※まだ貰えるかもわかりません

そして夜はふけていき

長野原家

みお「やった・・・ついに・・・」

ゆっこ「完成した・・・」

豚s「」スヤスヤ

みお「へへっ、へへへっ。ああ・・・時が見える・・・」※時計です

ゆっこ「あー豚が一匹ぐー」コテン

みお「あーゆっこ・・・豚が・・・ぐー」ゴロン



よしの「・・・・・・」

おねえ来た!!
http://i.imgur.com/SEiB7.jpg

風呂入ってくる
保守たのみます

俺も風呂は言ってくる

保守ありがとう
再会します

次の日

理科室

中村「今日はバレンタインデー」

中村「くくく・・・これを利用しない手はない!」

中村「チョコレートの中にこの特製の酸化剤を入れ、東雲のげた箱にでも入れておく」

中村「後はチョコを食べてくれればそれでいい。完璧じゃないか!」

中村「さてと、チョコレートを作り始めるとしようか」



数分後

中村「なんだ!? 焦げてきたぞ!!」

おかいり
そしてまたか…?

中村「これは不味い。とにかく火から上げないと」ジュン

中村「うわ! 熱っ!」ブン

中村「あ! チョコレートが飛んでいく!」

中之条「中村先生、この間の課題ですけど・・・」バッシャアァァァァァ

中之条「うわあぁぁぁぁぁ!!! あつ! あつぅ! ぎゃあぁぁぁ!!!」ゴンッ

中之条「ガッ・・・壁・・・」ドサッ

中村「」

中村「逃げろ!」ダッ

廊下

桜井「どうぞ」っっっ

校長「いやーすみません桜井先生。妻からのものも合わせて三つ目です。長生きはするもんですなー」

桜井「校長先生もまだお若いじゃないですか」っっっ

校長「あっそうですか」

桜井「はい」っっっ



高崎「」

速報 俺が眠い

がんばってくれ

さすがに朝まで保守はきつい

もうちょっとだろ!? 頑張れよ!!

>>55
まだ半分いってない

えっ

俺は朝までなら保守出来るが7時以降は無理だぞ

>>57
じゃあお願いしていいかな

>>57
頼んだ

7時以降も誰か

ではおやすみーなさいー

おやすみー

俺ももう寝る。一応、保守目安表

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

ウェホシュー

スクリプトさん在中して保守してくれんかな?w

ぼちぼち頑張る

保守ありがとう

高崎(えっドユコト?)

高崎(あの桜井先生があんなに気さくに・・・)

高崎(ま、まさか・・・)

校長「いやー妻が老人会の集まりで旅行に出かけてるんで家に誰もいないんですよ」

高崎(ザッツ! 不倫!)

高崎(なんてこったなんてこった! 桜井先生と校長先生がそういう関係だったとは!)

高崎(いや待て待て! まだだ! 俺の妄想にすぎん! 落ち着くんだ高崎学!!)

高崎(そう、深呼吸を・・・スーハー・・・)

校長「では桜井先生いっしょに校長室へ」

高崎(決まったッッッ!! 不倫だッ!!!)

高崎「これは不味い・・・くっ、追うぞ・・・」

安中「高崎先生! 中之条君が理科室でチョコまみれになっちゃってるんですけど!」

高崎「ええーっ!!?」

高崎(なんだってんだよ中之条! いつもいつも大事なときに・・・!)

桜井「はいっでは行きましょうかっ」っっっっ

高崎(うおぉぉぉ! 心なしか桜井先生の汗の量が増えているっ!!)

高崎「! ・・・いいかよく聞け安中・・・」

安中「はい!」

高崎「中之条は・・・」





高崎「チョコにまみれていない!!」

安中「ええーっ!!?」

高崎「そうだ! 日焼けかもしれん!」

安中「ええーっ!!?」

安中「でも甘い臭いがプンプンするんですけど!」

高崎「ええーっ!!?」

高崎「消せ!」つシーブリーズ

安中「ええーっ!!?」

安中「やってみます・・・」

高崎「ええーっ!!?」

高崎「ちょっと待て!!」

安中「ええーっ!!?」

高崎「あれはどういうことなんだ!!」

校長「いやー」ハハハ

桜井「ふふふ」っっっ

安中「!?」

高崎「チョコよりも不倫教師を取り締まるほうが教育者としての・・・なんだ!! その・・・教育者だ!!!」

桜井「あれ? 高崎先生?」っっっ

高崎「はっ!?」

桜井「あのっこれどうぞっ」

高崎「・・・・・・えっ」

高崎「チョコ・・・ですか?」

桜井「はいっ」っっっっっ

高崎「・・・・・・私に?」

桜井「はいっ」っっっっっ

高崎「・・・」

高崎(ホ、ホイキター!!)

高崎「はっ! じ、じゃああのっ! ・・・校長先生のは?」

桜井「はいっ義理ですよ? 他の先生方へのも・・・」っっっ

高崎「・・・安中! 行くぞ!」

安中「は、はいっ!」

高崎(急いで行くぜ! それが教育者ってもんだろ?)

安中「こっちです!」

桜井「ろ、廊下は走らないでくださいっ!」っっっ

早苗しかいない予感!

昼休み

1-Q

麻衣「」ズーン

なの「水上さんどうしたんですか? 今日はなんか元気がないですけど・・・」

麻衣「ゆっこがいない・・・」

なの「ああ・・・今日は長野原さんもお休みですよね」

麻衣「今日はバレンタインなのに・・・」

なの「えっ? ・・・バレン・・・?」

麻衣「」スタスタ

麻衣「」キィー

モクモク

なの「掃除用具入れから煙が!?」

等身大弥勒菩薩「」ズーン

なの「と、等身大弥勒菩薩!?」

麻衣「チョコレート」

なの「チョコレ-ト!?」

麻衣「ゆっこにあげようと思ったのに……」

なの「で、でもなんで今日に限って作ってきたんですか?」

麻衣「えっ」

なの「えっ」



なの「えっ」

なの「バレンタイン……ですか?」

麻衣「そう」

なの「なるほど、好きな人にチョコを渡す日ですか……」

麻衣「そう」

なの「ふーん……」

なの「えっ」

なの「えーっ!」

麻衣「……?」

なの「そそそそそそそれはなんというかあのですね///」アタフタ

麻衣「……」

なの「女の子同士でそういうのはアメージングというかアゲインストというかあぁぁ!!!」

麻衣「……」※どうしてこうなったか考えている

なの「」ボン!

麻衣「あっ……友チョコのこと言ってなかった……」

なの「」

麻衣「なの」

なの「」ビクゥ

なの「は、はい!」

麻衣「これ」

なの「チョコレート……」

なの「」ボン!

麻衣「あ……しまった」

数分後

麻衣「カクカクシカジカ」

なの「マルマルウマウマというわけですか……」

麻衣「わかった?」

なの「うう……お恥ずかしい」

麻衣「じゃあこれ、はかせの分も」

なの「はい! ありがとうございます!」

同時刻

2-P

みさと(結局渡せてない……)

女子生徒1「ねえ、みさとはまだ渡せてないの?」

ウェボシー「そうみたいだな」

フェっちゃん「早く渡せばいいのにねー」

ウェボシー「お前が言うな」

フェっちゃん「ふぇーだって恥ずかしいし……」

速報 俺がハングリー
保守頼んだ

まどか「まどマギのSS書いてる人、読んでる人集まれ!」
まどか「皆、どんなSSが読みたいの?」
QB「魔法少女は産む機械」
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」 まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
トレイン「魔法少女?」
ブリジット「魔法少女?」
ブリジット「学園都市……?」
マミ「獣姦って気持ち悪い」 QB「顔殴るぞ!」

で誰かスレ建てて下さい…

保守ありがとう
再会します

女子生徒2「女子生徒1! 私へのチョコはどした!」

女子1「はいこれ」

女子2「わーい! 女子生徒1大好き!」

女子2「そうだ、はい二人の分」

ウェボシー「おっ、サンキュ! じゃあ私からも、はい」

フェっちゃん「私からもあるよ!」

女子2「やったね! 私ってば人気者!」

女子1「調子に乗ってんじゃねーよ」

フェっちゃん「そういえば笹原のことだけど・・・」

女子1・2「?」

ウェボシー「あいつって結構顔はいいほうだし、しょっちゅう告白されてそうなもんだけど」

フェっちゃん「でもそんな話聞かないよね」

女子1「あー・・・それはな・・・」

女子2「ほら、笹原の側に四六時中いる人がね」

みさと「はくしゅっ!」

フェっちゃん「なるほど」

ウェボシー「それじゃしかたないか」

>>145
最初の行「笹原君」に訂正

女子1「みさともさっさと告白しちゃえばいいのに」

ウェボシー「素直じゃねーからな」

女子2「じゃあ我々が後押しを」

女子1「余計にこじれそうだやめろ。撃たれたいのか?」

女子2「そ、それは遠慮しとく・・・」

女子0「あれは痛いからねぇ」

ウェボシー「まあ私たちにできることはただ見守ることだけってことだな」

フェっちゃん「そうゆうこと」

女子2「まあ仲のいい二人がそういうんなら」

女子1「影ながら応援させてもらうよ」

みさと「フェっちゃんにウェボシーちょっとー」

ウェボシー「おっと呼び出しだ。じゃあな」

フェっちゃん「また後でね」

女子1「それにしても見ててホッコリするよなあの二人」

女子0「そうだねぇ」

女子1・2「ん?」

女子0「えっ?」

放課後

校門

みさと「ついに放課後になってしまった・・・」

みさと「いやいやまだよ! 校門から出てくる笹原を捕まえれば・・・」

みさと「って! 何をムキになってんのよ! バカみたいじゃない!」

笹原「どうしたのだ立花みさとよ」

チュドーン

みさと「勘違いしないでよね! ただオイラーの多面体定理に疑問を投げかけてただけなんだから!」

笹原「」

笹原「ところで立花みさとよ、私に用事があるのではないか?」

みさと「っ!」

みさと「あ、あんたに用なんてないわよ!」

笹原「・・・そうか。先に私の名前を口に出しているのを聞いたのだが、間違いであったか」

笹原「では私は帰らせてもらおう」スタスタ

みさと「うう・・・!」

みさと(何やってんのよ私・・・)

みさと(つまんない意地張っちゃって・・・)

みさと(私・・・)

みさと(私はあいつをどう想っているの?)

みさと(私にとってのあいつはなんなの?)

みさと(私は・・・)







みさと(私はあいつが好きだ)





みさと「待ちなさい! 笹原!」

笹原「ん?」クルッ

みさと(私、足震えちゃってる・・・)

みさと(がんばるのよ立花みさと! 私にはみんながついてる!)

みさと(ウェボシー、フェっちゃん、女子1、女子2と後二人と仲いい子!)

みさと「あんたに、渡すものがあるのよ」

笹原「渡すもの・・・?」

みさと(さあ! これで後戻りはできないわ! 一思いにいっちゃいな!)

みさと「こっ、これよ!」ガサゴソ

ガサゴソガサゴソ








みさと「・・・・・・あれ?」





みさと(な、ない!!? そんなはずは!?)

みさと(・・・・・・家に・・・忘れてきた・・・)

笹原「立花みさと?」キョトン

みさと「!!!??」

その瞬間! みさとの内包する<コイスルオトメ>の本能が暴走した!

その力によって常人を遙かに超越する思考スピードを得た!

そしてはじき出した結論は!?

ゴロッ

スタングレネード「やあ」



カッ

みさと「うわああああぁぁぁぁぁ・・・・・・」

みさとは にげだした

笹原「」

理科室

中村「おかしいななぜうまくいかない」

ビーカーs「」チーン

中村「もうチョコが一枚さかないし時間もない」

中村「しかたがないあきらめるか・・・」

カッ

中村「!? なんだ今の光は!」

中村「そうか! きっと東雲に違いないぞ! いったいどんな機能をつけているんだ東雲!」

中村「今行くぞ東雲!」ビューン

校門

高崎「なんだ今の光は!?」

笹原「ぐふっ・・・」ヨロヨロ

高崎「笹原! どうかしたのか!?」

笹原「いや、何もない。なんでもないのだ」

高崎「そ、そうか。じゃあ気をつけて帰れよ」

笹原「う、うむ」ヨロッ

高崎「あの光はなんだったんだ・・・」

中村「東雲ぇぇぇ!!」

高崎「うわ中村先生!?」

ガッ

中村「うおっ!?」ツマズキ

高崎「中村せんせぇ!!」

ガシッ

中村「・・・?」

高崎「大丈夫ですか!? 怪我はありませんか!!」

中村(こ、国語のモミアゲ!?)

高崎「ふう・・・無事で何よりです」

中村(も、モミアゲに受け止められた///)

中村(たくましい腕っぷしだったな・・・)

中村(もー! 何考えてんだ私は!)

高崎「あの・・・中村先生」

中村「うわっ!!」

高崎「これ落ちてましたけど・・・中村先生のですか?」

中村(さっきの板チョコか)

中村「はいそうです」

高崎「中村先生も誰かにチョコをあげたんですか?」

中村(そもそもそんなに親しい友人が近くにいないんだが)

高崎「あっ失礼ですよね! こういう質問って・・・」

中村「・・・る」

高崎「はっ?」

中村「そのチョコあげますよ」

高崎「えっいいんですか?」

中村「やると言っとるだろうが! さっさと食べろ!」

高崎「はっ、はい!」

中村「」ドキドキ

高崎「」パキッ

高崎「」モニュモニュ

中村「ど、どうだ?」

高崎「すごくおいしいですよ」ニコ

中村「ほっ」

中村「というか既製品なんだからあたりまえか・・・」

高崎「確かにそうかもしれませんけど、それだけじゃないですよ」

中村「えっ?」

高崎「このチョコは中村先生の気持ちが入ってますから」

高崎「そのことがより一層チョコをおいしくしてくれてるんだと思います」

中村「っ!///」カアァ

中村(こいつ・・・いつもいつもっ///)

高崎「では私は部活がありますので」タッタッタッ

中村「ああ、はい・・・」

中村「」

中村「なにやってんだ私はあぁぁぁぁ!!!」



誠(そりゃねーぜ高崎先生!)

数時間後

長野原家

みお「ん・・・ふぁぁぁ・・・」

ゆっこ「あ・・・おはよ・・・みおちゃん」

豚s「ブヒーブヒー!」

みお「あはは、朝もはよから元気だね豚さん」

ゆっこ「見てみおちゃん。 日の出だよ」

みお「わーすごーい」

ゆっこ「この朝日をいつまでも見ていたいねー」

みお「そーだねー」

ゆっこ「・・・」

みお「・・・」

没。

みお「日没だあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ゆっこ「大変! 三時のおやつ食べ損ねちゃった!」

みお「まだ寝ぼけてんのかあぁぁぁぁ!!!」コークスクリュー

ゆっこ「ゴフー!!」

みお「もうだめだぁ・・・絶望だぁ・・・」

ゆっこ「みおちゃん・・・」

ゆっこ「きっと大丈夫だよ! また明日渡せばさ」

みお「無理だよ・・・きっとあの人がチョコ渡してる・・・私の入る隙なんてなかったんだよ・・・」

ゆっこ「みおちゃん!」

みお「ゆっ・・・こ」

ゆっこ「らしくないよみおちゃん!」

ゆっこ「言ったじゃん。あきらめないって・・・まだ全然好きだって!!」

みお「ゆっこ・・・」

ゆっこ「そんなのみおちゃんじゃない! 先に渡された? それがどうしたの!? あたって砕けちまえよ!!」

みお「砕けちゃダメでしょ・・・でも、勇気でたよ! 明日告白する!」

ゆっこ「よっ! それでこそみおちゃんだよ!」



よしの「話は聴かせてもらったわ!」ドーン!

みっこ「!?」

ゆっこ「みおちゃんのお姉さん!?」

みお「いつから聴いてたのよ!?」

よしの「>>178からあたりね」

みお「始めっからじゃねーか!! ていうか何! その気持ち悪い時間の表し方!!」

ゆっこ「夢の中で聞いたような・・・?」

よしの「デジャブね」

みお「どうでもいいよそんなこと!」

よしの「えー先に話振ってきたのみおじゃない」

みお(うざっ)

みお「ていうかバカ姉! なんで起こしてくれなかったのよ!」

よしの「だからほらほら」

みお「?」

お姉ちゃんは早めに出るので、遅刻しないように起きなさいよ よしの

よしの「・・・」

みお「・・・」

みお「寝てんのに書き置きなんか意味あるかーい!!」昇竜拳

よしの「ゴフー!」

みお「さて、無断欠席しちゃったね」

ゆっこ「まあ一日ぐらいいいんじゃない?」

みお(あんた・・・)

ゆっこ「じゃそういうことで! バイバーイ!」

みお「また明日ー」

相生家

ゆっこ「たっだいまー!」

ゆっこ母「」ゴゴゴゴゴゴゴ

ゆっこ(かつてない戦慄と、威圧感・・・!)ガクガク

ゆっこ母「どんだけ心配したと思ってんの?」

ゆっこ「ひゃ、ひゃい・・・」gkbr

ゆっこ母「学校も無断欠席したそうね。連絡がきたよ」

ゆっこ「ひいい・・・」

その後ゆっこの姿を見たものはゆっこ「死んでないからね!?」

次の日

ゆっこ「みおちゃんスラマッパギ!」

みお「あ、ゆっこ・・・おはよ・・・」

ゆっこ「元気だしなよ! そんな顔で告白する気?」

みお「やー! 言わないでよう・・・」

ゆっこ「あ、麻衣ちゃん」

みお「!?」

麻衣「・・・おはよう」

ゆっこ「麻衣ちゃん麻衣ちゃん。みおちゃんが笹原先輩に告白するんだって」

みお「アホー!!!」

ゆっこ「!?」

みお「むやみに言いふらさないで!!」

ゆっこ「いや、でも麻衣ちゃんだよ? 友達だよ?」

みお「うっ・・・でもさ」

麻衣「・・・」

麻衣「みお」

みお「な、何?」

麻衣「がんばって。応援してる」

みお「!」

麻衣「・・・急がないと遅刻」

ゆっこ「えっもうそんな時間!? 早く行かないと!」スタコラ

麻衣「」サッサ

みお「麻衣ちゃん・・・」

みお(ていうか何気に名前で呼ばれた・・・)

みお(うれしいなぁ・・・)

あれ…?麻衣ちん普段みおの事なんて呼んでたっけ?

同時刻

校門

みさと(どうしよう・・・)

みさと(チョコは持ってきたけど・・・)

みさと(・・・絶対渡せないよう)トボトボ

笹原「ん?」

みさと「あっ」

笹原「たちば」

みさと「っ!」ダッ

笹原「! ・・・・・・」

>>199
原作で呼んだ描写が無い

授業中

キーンコーンカーンコーン

赤城「じゃあここ宿題な」

きりーつ! きをつけー! れい!

笹原「立花み」

みさと「次体育だっけ? 先に更衣室行ってるねー!」ピュー

笹原「・・・」

ウェボシー「みさと・・・」

フェっちゃん「みさとぉ・・・」

放課後

笹原「立花みさとは?」

女子0「みさとちゃんならチャイムが鳴ってすぐに・・・」

笹原「っ!」ダッ

女子2「うおっ! 笹原!?」

笹原「た、ちばな」

笹原「たちばなみさとぉ!!」



校舎裏

みさと「はぁ・・・はぁ・・・」

みさと「あいつの顔まともに見れない・・・」

みさと「うぅ・・・もうやだ・・・死にたい・・・」

みさと「苦しいよ・・・笹原・・・」

タチバナミサトー!

みさと「!? 笹原! 隠れなきゃ・・・!」

笹原「はぁっ・・・はぁっ・・・ここにもいないか」

笹原「立花みさと・・・」

みさと(なんなのよあんた・・・いつもだったら)

みさと(いつもだったら、私が追いかける側なのに・・・)

みさと(笹原にキレて銃乱射して)

みさと(バカみたい。こんな女誰が好きになるっていうの?)

笹原「・・・しかたがない、今日は引き上げるとするか・・・」

みさと(・・・これでいいのよ。これで)

みさと(私に、笹原の側にいる資格なんて)

みお「あのっ!」

笹原「ん?」

みさと(あの子どこかで・・・?)

トラックの出番ある?

>>214
それは次回

笹原「貴様は長野原先輩の妹君ではないか」

みお「はい! 長野原みおです!」

みさと(思い出した! 長野原さんとこの妹だ! でもいったい何を・・・)

みお「笹原先輩! これを!」

笹原「これは・・・!」

みさと(チョコレートですって!?)

みお「笹原先輩のこと、ずっと前から好きだったんです!」

みお「バレンタインは過ぎちゃったけど、このチョコとともに言います!」

みお「私とつき合ってください! お願いします!」

笹原「・・・」

みさと(そ、そんな・・・)

速報 俺が飯を食う
保守お願いします

保守ありがとう
再会します

みさと(・・・まあいいか、可愛い娘だしねお似合いよ)

ホントニソレデイイノカ

みさと(私なんかよりもずっと・・・)

ジャマシテヤリナヨ

みさと(邪魔なんてできないし)

ブキガアルダロウ?

みさと(武器・・・ミサイル・・・)

ソウダ! ヤッテシマエ!

みさと(これを撃てば・・・)ジャキッ

みさと(笹原は大丈夫だけどあの子は・・・)

オマエニハカンケイナイコトダ

みさと(そうか、関係ないか)ジャキッ

みさと(ふふっ、また足が震えてる。昨日とは全然状況が違うのにね)

笹原「そうか、私のことをそこまで好いてくれているのだな」

みお「はっ、はい!」

笹原「ハハハ、うれしいことこの上ない」

みさと「っ!」

サア! ヤルンダ!








笹原「すまないがその気持ちに答えてやることはできぬ」





笹原カッコいいよ

みお「え・・・?」

みさと(なっ・・・)

笹原「本当に申し訳ない」ペコ

みお「やっぱりつき合ってるんですか、あの人と」

笹原「? あの人?」

みお「前に廊下を腕組んで歩いてました」

笹原「なんと。見られていたか」

みさと(・・・)

笹原「いや、立花みさとと私は交際しているわけではなあのだ」

みお「(立花・・・どこかで)じゃあどうしてですか?」

笹原「その答えはやさしい。私が立花みさとに好意を寄せているからだ」

みお「!」

みさと(・・・え?)

こんなとこで噛まないで先輩・・・

なっ!

みさと(なんで!? どうして!? なんで笹原が!? わけがわからないよ!?)

笹原「あやつはみてくれはひねくれてこそいるが根は正直でやさしい、思いやりのある人間だ」

笹原「落としたハンカチを届けてくれたり、危うく寝過ごすところを起こしてくれたり」

笹原「その心が裏目にでて空回りすることも多々あるが、私のために色々とよくやってくれる」

笹原「私は立花みさとのそのようなこころに惹かれたのかもしれぬ」

みお「・・・」

みさと(・・・)

みお「・・・わかりました」

みお「先輩にはみさとさんがいますから、私は諦めます」

みさと(ちょっとアンタ! 人の気も知らないで・・・!)

笹原「ありがとう・・・長野原みお」

みお「もういいですよー立花先輩」

笹原「え?」

みさと「なっ・・・!」


みお…あんたって子はぁ…

みさと「な、なんで私がここにいることが!?」

みお「さっき笹原先輩の話を聴いていたときに声がしたんですよ」

みお「この話を聴いてモロに動揺するのは立花先輩本人だけですよね」

みさと「はぅ・・・」

笹原「た、立花みさと」

みさと「っ! 笹は・・・ら?」

みお「」

みお(笹原先輩が顔真っ赤にしてる!!)

みお「じ、じゃあ後はお若いもの同士ということで!!」ダッ

みさと「ちょっ! ・・・あ」

みさと(あの子・・・泣いてた)

みさと(きっと辛い思いをしてるんだ。私なんかよりもっともっと・・・)



みお「ヤバい! フラれたばっかなのにものすごい新ネタができてワクワクする!! 体が軽い・・・。こんな気分で走るのなんて初めて・・・!」

ゆっこ「」

麻衣「」

ゆっこ「どうしてこうなった・・・」

麻衣「」

ええぇぇぇ~?

みさと「・・・」

笹原「・・・」

みさと(気まずい! 気まずすぎる!)

みさと(とりあえず)

みさと笹原「笹原」「立花みさと」

みさと(被ったー!!!) 

みさと「あああああんたからでいいわ!」

笹原「立花みさと」

みさと「ひゃい!」

笹原「その・・・全て聴いていたのか?」

みさと「ええ・・・」

笹原「そうか・・・」

みさと「うん・・・」

みさと(ウワアァァァァ!! なんだこれは!!?)

笹原「立花みさとよ」

みさと「うう・・・」

笹原「先の話を聴いていたのなら私の気持ちを理解してくれていると思う。返事を聞かせてほしいのだが」

みさと「・・・もう一度」

笹原「なんだ?」

みさと「もう一度、面と向かって言ってほしい」

笹原「なんと」

そう来ますか

みさと「早くっ! 言いなさいよ!」

笹原「・・・わかった」

笹原「立花みさとよ」

みさと「」ドキドキ

笹原「私は立花みさとのことを愛している。婚姻してはくれぬだろうか?」

みさと「っ! はい! 喜ん・・・で?」

フェジョシー0・1・2「「な、なんだってー!!」」ガシャーン

みさと笹原「!!?」

         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!   
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・   
                                             
            ,. -─- 、._               ,. -─v─- 、._     _
            ,. ‐'´      `‐、        __, ‐'´           ヽ, ‐''´~   `´ ̄`‐、
       /           ヽ、_/)ノ   ≦         ヽ‐'´            `‐、
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   ≦         ≦               ヽ
      i.    /          ̄l 7    1  イ/l/|ヘ ヽヘ ≦   , ,ヘ 、           i
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/      l |/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、l イ/l/|/ヽlヘト、      │
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l         レ二ヽ、 、__∠´_ |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /       riヽ_(:)_i  '_(:)_/ ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、
      /`゙i u       ´    ヽ  !        !{   ,!   `   ( } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ !
    _/:::::::!             ,,..ゝ!       ゙!   ヽ '      .゙!  7     ̄    | トy'/
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /        !、  ‐=ニ⊃    /!  `ヽ"    u    ;-‐i´
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /             ヽ  ‐-   / ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /             ヽ.___,./  //ヽ、 ー        

女子2「しまったバレた!」

女子0「だからこんなことやめようって言ったんだよぉ!」

ウェボシー「餌にホイホイ釣られてきたのはどこの誰だよ!」

フェっちゃん「ちょっとケンカストップってふぇー!?」

女子1「今はそんなことしてる場合じゃない! あれを見ろ!」

ウェジョシー0・2「ん?」

みさと「」ゴゴゴゴゴ

ウェジョシー0・2(かつてない戦慄と、威圧感・・・!)ガクガク

速報 俺が風呂に入る
保守お願いします

総員退避っ!
いってら

というかフェボシーのキャラ性がイマイチ掴めない

フェボシーのキャラは変化してるっぽい
あらゐもウェボシーもあのころはしっかりしてたなあみたいに呟いてた
という訳で 再会

黒炭1「」

黒炭2「」

黒炭3「」

黒炭4「」

白炭「」

みさと「はぁっ! はぁっ! まったくアンタたちは! 自分たちが何をっ!! はぁっ!」

笹原「・・・ぷっ」

みさと「!」

みさと「な、何がおかしいのよ!!」

笹原「いや、それでこそ立花みさとだ。やはりこうでなくては調子が狂ってしまうのでな!」

みさと「」ピクッ

みさと「・・・ねえ笹原、ホントに私でいいのかな?」

笹原「いいに決まっているではないか」

みさと「キレたら見境なく乱射しちゃうような女よ? それでも・・・笹原の側にいていいの?」

笹原「もちろんだ、聞く必要はない。私は立花みさとの全てが愛しいのだからな」

みさと「うっ、うわあぁぁん!! ささはらぁー!!!」ガシッ

笹原「おっと」

そうじゃなくてウェボシーの口調のことを言ってたんだがな…。

・・・・・・

みさと「そういえば・・・婚姻がどうのこうの言ってたわね・・・」

笹原「ああそれは・・・」

みさと「笹原」





チュ

乙女の最終兵器

笹原「!!」

みさと「これが私の返事よ。不束ものですが・・・よろしくお願いします///」

黒炭1「えんだー・・・」

黒炭2「いやー・・・」

黒炭3「オールウェイズー・・・」

黒炭4「ラービュー・・・」

白炭「」サラサラ・・・

こうして、一日遅れの乙女たちの戦いは終結したのであった

やっと本編オワタ・・・
昨日の自分を殴ってやりたい

>>283
ウェボシーの口調マジ難しいんだよ・・・

とりあえず終わったか
もう流石に今夜も夜更かしはキツい

長い間の保守・支援どうもありがとう
ウェボシーの口調についてはまた見直す

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