幼馴染「チョコ?あるわけないでしょ」 男「え…」(418)

幼馴染が焦らしてから渡そうとしたら先に別の女から貰っちゃうやつお願いします

----放課後

男「さーて幼馴染からチョコの回収でもいくかなー」テクテク

男「あれっあいつどうして上級生のクラスなんかに」

幼馴染「あのーA先輩いませんか~」

上級生女「いるけどwおーいA~」

男「」

--------男帰宅

J( 'ー`)し「たかしwかーちゃんチョコテーブルの上においといたからねww」

男「(#^ω^)」

男「あ、あーそう、そうか……ないのか……」ショボーン

幼「なにあからさまにしょんぼりしてるのよ!」

幼「いくら幼馴染だってこの年になっても律儀に渡してあげるほど私はおおらかじゃないの!」

幼「悔しかったらかわいい彼女でも作ったら?」

男「はぁ……そう……」トボトボ

幼「もう! そんなんじゃますます女の子にもてなくなっちゃうわよ?」

男「……ああ、ごめん、ちょっと先行ってるわ」タタッ

男(うわあああああああああああん!!!)ダダダダッ

幼「ちょ、ちょっと……」

幼「……」

幼(うまくいったわね)

幼(昔の偉い人が言ってたわ)

幼(落としてから上げる! コレ最強!)

幼(待っててね、男ちゃん。とびきりおいしいチョコレイトを渡してあげるんだから!)ジュルリ

男「ま、マジか」

幼馴染「はぁー?」

幼馴染「何で貰えるのが当たり前みたいな反応なの?」

男「いや、でも……」

幼馴染「何よ?」

因みに俺の作品はどうでした?

男「はぁ……」トボトボ

男「フラれちまった……のか……」

男(直接、断られたわけじゃないけど、俺に全然気がないって言われたも同然だよな……)

男「ちくしょおおおおおおおおお!!!!」

猫 ビクッ

男「あ、ごめんよ……」

男「ハァ……」

男「こ、こうなったら幼の言うとおりかわいい彼女でもつくっちゃうか! はは!」

男「はは……は……はぁ」

一方、電柱の影から男をみつめる何者か

幼友 ジーッ

幼友(男くんふられたんだ……)

幼友(じゃ、じゃあ、私も気持ちを伝えていいのかな……)

男「今年も義理チョコよろ」
幼馴染「あるわけないでしょ」

でもチョコはくれるって感じで一つ

男「……傷も癒えないまま、昇降口まで辿り着いてしまった」トボトボ

男「はぁ……今日一日頑張れる気がしねぇなぁ……」キィ

男「お?」

男「…………チョコ、か」

男「珍しいこともあるもんだな……差出人は――知らない人だ」

男「気持ちは嬉しいけど……よりにもよってこんな時にな……」ハァ

――先回りして下駄箱の隅から様子をうかがう幼

幼(! あ、あれは……チョコ……?)

幼(ふ、ふふ……でも、まだ許容範囲よ……ライバルがいることなど想像の範囲内……)

幼(あいつ、それなりに面はいいからね……)

幼(でも、靴箱の置いとくなんて甘いわ! 本気で渡すなら直接!)

幼(この辺りがわかってないあたり、無視出来るレベルの敵ね……)メモメモ

友「おーっす、男! チョコは貰えたか?」

男「! 友か……あ、ああ、一個だけな」

友「ふん!」ヒュッ

男「おごぅあっ!」ドゴオッ

友「冗談で聞いたのに貰っただと!? そればかりか一個”だけ”だと!!?」

友「お前……少しは俺の……俺たちの気持ちを考えろよ……!」ウルウル

男「あ、ああ、悪い……でも、肝心な幼からはもらってなくて……」

友「そんなの言い訳になるかぁ!」ヒュンッ

男「おっぱぁっ!」バキィッ

幼(魔法使い予備軍の僻みは醜いわね……)

幼(でも、傷ついた心も体も放課後には私が癒してあげるんだから……フフフ……)ジュルッ

幼友(だ、だいじょうぶかなぁ、男くん)アワアワ

男「いてて……あいつ割りと本気だったぞ……」

幼「もう! 情けないわね! 男ならがーんとやってやればいいのに!」

男「幼か……いや、あれは俺らの仲間内でのチョコ貰った奴に対する儀式みたいなもので……」

幼「……ふーん、そうなの……で、チョコもらったって? 誰から?」

幼(一応、敵の名前くらいは抑えておいて損はないわ)

幼(名簿からクラスを突き止めて場合よっては……シめる……!)

男「……お、お前には関係無いだろ」

幼「! ちょっとどういうことよ! 私たちって幼馴染じゃないの!?」

男「……いくら幼馴染でもチョコくれた人をバラすのは無礼じゃないか……お前はそういうことされて嫌じゃないのか?」

幼「……っ! それもそうね……」

幼(脳内では完全に隠し事なしの一心同体なだけあって、とちったわね……)

幼(普通に考えて言うわけないか……焦りすぎたわね……)

幼「……変なこときいて悪かったわ。もしさっきので具合が悪くなったらちゃんと保健室いくのよ?」

男「そんな大したものじゃないから大丈夫だって」

幼友(……)

>>14
男「今年も義理チョコよろ」

幼馴染「あるわけないでしょ」

幼馴染「これは…ほ、本命だし///」

男「!?」

幼友(てっきり、フラれたのは幼ちゃんにだと思ってたのに……)

幼友(あんなふうにチョコを貰った相手を気にするなんて二人は付き合ってるってこと?)

幼友(でもチョコは一個だけしかもらってないって言ってた)

幼友(でもそれは幼ちゃんじゃない誰かから……)

幼友(うー、わけわかんなくなってきたぁ)

男「よー幼友ー」

幼友「! な、ななななに、男くん!?」

男「なにって今日俺たちが日直だろ?」

男「一時間目地理だから準備室にあのおっきな地図取りに行かないと」

幼友「あ、そ、そうだったね! 行こうか!」

幼友(そ、そうだったぁ! 今日をずっと楽しみにしてたんだったぁー!)

幼友(あーどうしよう! ちょっと混乱してたから心の準備ができてないよ……)ドキドキ

男「? なにしてるんだ? さっさと行こうぜ」

幼友(こ、こんなに近くに男くんがいるなんて……)ドキドキ

幼友(朝のことがなかったら、ただのいっしょの日直だったのに……)

幼友(もしかしたらチョコを渡せるかもと思うと、な、なんだか、いつもよりどきどきして……)ドキドキドキ

男「幼友? ちょっと顔が赤くないか? 具合でも悪いの?」

幼友「ふぇ!? ぜ、ぜんぜんだいじょうぶだよー? わ、私、寒いとほっぺたとか赤くなりやすいし!」

男「そうなのかー? まあ、この学校ボロっちいから廊下とか結構寒いもんなー」

男「具合悪そうならすぐ保健室いけよ?」

幼友「う、うん、ありがと」

幼友(男くんは優しいなぁ……)キューン

幼友(あーもうどうしよう! どきどきしすぎて顔がまともに見れないよー///)ドキドキドキ

コソーリ

幼「……」

幼(幼友……私の親友……)

幼(今日の日直が男と幼友でよかったわ)

幼(幼友がいっしょにいれば余計な虫が男につくリスクが低くなるもんね)

幼(幼友は今好きな人いないって言ってたし……)

幼(このまま放課後まで何もなければいいけど……)


――昼休み

友「男ー! 学食行こうぜー!!」

男「おう、ちょっと待ってくれ、今行く」

友「おいおい、さっさと行かないと席なくなるぜー? 鞄で席取りするとおばちゃんに怒られるし」

男「わかってるって! よし、行こう! 行くぞ! 行ってきます!」ダダダッ

友「あ、おい、待てよ!」ダダッ


*離れた所で積をくっつけてお弁当をたべる幼と幼友

幼「男どもは小学生から行動が変わってないわねぇ」モグモグ

幼友「はは……幼ちゃんは大人びてるからそう見えるんだよ」

幼「当たり前でしょ! 私、お嬢様だもん!」ドヤァ

幼友「でも、普段は家柄がーって偉ぶらないところが幼ちゃんのいいところだよね」モグモグ

幼「ふん! 当たり前よ! そういうことするのは二流よ、二流!」

幼「私は私の力でビッグになるんだから!」

幼(そして、ゆくゆくは男のところに……むふ……むふふ……)ジュルジュル

幼友「お、幼ちゃん! なんかよだれでてるよ!」

幼「あら、私としたことが、おほほ」フキフキ

幼(つい妄想しちゃったわ……)

幼友「……」

幼友「……あ、あの、さ、幼ちゃん?」

幼「ん? なにー?」パクパク

幼友「……今日は男くんにはチョコ渡さないの?」

幼「」ピタッ

支援

幼「な、なによ、突然……ど、どうしてそこで男の名前がでてくるのよ……」ドキドキ

幼友「え? だって、二人は幼馴染だし、去年までは毎年あげてたんじゃないの……?」

幼「あ、ああ、確かにそうだけど、さすがに高校になってまであげるのもどうかと思って今年はなしにしようかなーって……」

幼友「……そ、そうなんだ……じゃ、じゃあ幼ちゃんは男くんのこと別に好きじゃ、ないの……?」

幼「!? な、何言ってるの! べ、べべ、別に、あんなやつのことなんてなんとも思ってないわよ!」

幼「ただの幼馴染だし! 腐れ縁だし! き、近所に住んでる野良猫ぐらいの価値しか無いわ!」

幼友(そこまで言わなくても……)

幼友「そ、そうなんだ……良かったぁ……いきなり変なこと聞いてごめんね……」

幼「別に変なことじゃないし、いいわよ……こんな日だしね……でも、なんで突然男の話? 良かったって?」

幼友「……」

幼友「て、てっきり男くんと幼ちゃんは付き合ってるものだと思ってたから……」

幼「まま、まさかそんなこと……ないないない……」ブンブンブン

幼友「だから、私自分の気持ちに正直じゃなかってっていうか……あの……恥ずかしぃなぁ///」

幼「……」

幼(あれ……? 私の索敵レーダーが反応を示しつつあるわ……)

幼友「……だから、その……男くんにあったのは去年の入学の時だけど……」

幼友「その時はただちょっとかっこいい人だな、くらいにしか思ってなかったんだけど……」

幼「……」(▼▼▼EMERGENCY!!▼▼▼EMERGENCY!!▼▼▼)

幼友「……そ、その幼ちゃんと男くんといっしょに遊んだりしてるしてるうちに……だんだん……」

幼友「……その、好き、になっちゃった……かも……///」

幼(パターン青! 恋敵です! LOVER初号機、発s――

幼(ちょっと黙れ! 悟飯だまれ! 三石そこ動くな! 待て、まてまてマテマテ)

幼(……ない、それはない、だっていままでそんなそぶりなかったじゃん!)

幼(そ、そりゃあ、この子はちょっと奥手で自分の感情をあまり表に出さない所があるけど……)

幼「……へ、へぇ! そうだったんだ! でも、この前は好きな人はいないって言ってたわよね?」

幼友「そ、その時はそこまで……幼ちゃんに遠慮してたトコもあるし……」

幼友「でも、最近はすっごく……いっしょにいると、ど、どきどきして……って、な、なに言ってるんだろうね、私///」

幼「」

幼(と、とにかく、作戦を練り直さないと……! ここは平静を保って……)

幼「そ、そうだったの! 私ぜんぜん気づかなかったわ! じゃ、じゃあ今日は絶好の機会じゃない!」

幼「同じ日直だし! バレンタインだし! も、もちろんチョコも持ってきてるんでしょ?」

幼(ど、どうしよう……! 改めて状況を確認してみれば今日は幼友にとってまたとないチャンスじゃない……!)

幼友「……う、うん……ほんとは渡すつもりなかったんだけど……」

幼友「幼ちゃんが付き合ってないんなら、わ、わたし、渡そう……かな……で、でも、緊張しちゃうなぁ……」

幼「お、幼友ちゃんがその気なら私なんでも協力するわよ? 何かあったら遠慮なくいってね?」

幼友「あ、ありがとう、幼ちゃん……わたし、がんばるね……!」

幼(……)

幼(ど、どーしよぉおおー!!)

――5時間目を終えて休み時間

幼(……とにかく放課後まで時間がないわ)

幼(とりあえず男の監視は続けるとして、幼友にも気を配らないと……)

幼(ひとまず予定変更の連絡は必要ね……)ピッ

幼「……」プルルルプルルル ガチャッ

幼「……爺かしら? ええ、そうよ。うん、ああ、それは大丈夫。ごめん、それでちょっと緊急の用事があるんだけど」

幼「……いえ、そこまで重要な要件じゃないわ、もっとも恋に身をやつす乙女にはこれ以上ないくらい重要なんだけど……ふふ……」ジュル

幼「え? よだれ? まさか、だしてないわ、失礼ね。それで用意してもらってた『全身まるごとチョコレートファウンテン風呂』なんだけど……うん……」

幼「ちょっと計画に問題が発生したわ。もしかしたら、予定外の行動が必要になるかも知れないから……うん……使用人を数人待機させておいて。それじゃ」プッ

幼「バックアップの下準備はこんなところね……」

幼「あとは、とにかく男から目を離さないように……。!!」

幼「しまった!! やられた! 男がいないわ!」

幼友(ぽーっ)

幼「幼友はああしてぽーっとしてるから呼ばれたとしたら別の誰かね……」

幼「いや、単にトイレか散歩ってことも……とにかく、探さないと……!」ダダッ

チョコファウンテン風呂だと?
まさかの全身チョコめっき

幼(どこの誰だろうが抜け駆けは許されないわ……!)タッタッタッ

幼(女の子が男の子を呼び出すところなんて大体察しがつくわ……あまり広い校舎じゃないし……)タッタッタッ

幼(! ほら、見つけた……!)コソーリ


*体育館裏

男「こ、これを俺に……?」

別のクラスの女の子「……はい///」

男(ま、まさか靴箱のチョコだけじゃなく、直接渡す人まで現れるとは……)

男(中学の頃も義理チョコはわりともらったけど、こうして渡されるのは緊張するなぁ……)ドキドキ

別「……あ、あの! 一目見た時から、好きでしたっ! 受け取ってください!!」

男「……」

男(受け取らなきゃ傷つくかな……でも、俺が好きなのは幼だし……)

男(でも、きっと幼は俺のこと好きじゃないしな……いっそ、この子と付き合って……)

男(いや……ダメだ!)

男「ごめん……それは受け取れないよ……」

支援

        / ,イ  / /´ ̄ ̄ ̄ ̄`\ \   ∧
     / / / / /   -―――‐- 、 \ ヽ.   ∧
      / /:.:{/  / / /   \ \  \ ∧__∧
.     厶ィfテ/   / / / | l     \ ヽ   ヽ ∧ `¨ト、
.     〉 //   ,' / / l | ト、ヽ   ヽ. ヽ. ハ ∧\/ハ
   ,' K´_/:.   l:/ 八 小  ヽ \   ヘ   |:.:|_ヽ.|
   |/:.:./l:.:..  /| >、∨| ヘ  \ \ ,.ィ'"「 |.:.:.|:.:.:.:.:ハ、
   /!:.:./ |:.:.:. i|/   \  ヽ.  ヽ/  Vl| l|.:.:.|:|\:.:.}ハ
.  /|/ /|:.:.:. | ,ィfテ心y、   \  ,ィfテ心yVリ:.:.:l:ハ ∨ リ
  i ,|,' /:::|:.:.:. lヽ.{ト;;;;;;;;リ      {ト;;;;;;;;ソ }7 .:.:,'/∧ }ハ
  |/ | /:::::|:.:.:  l  乂__ン        ヽrzン' / .:.:/: /::,レ´l:.|
  |ヽ::::::ハ:.:.:.:.ハ  /////// , /////// / .:,イ:.:/l ::|::|:.|:.|
  |:.:.{:.:.:._∧:.:.:.: ヽ             //:.:.:.//::/: |:.|:.|
.   V:.:/  ヽ:.:.:.:. >、   ´`    .イ</:.:.:.://::/⌒レ|/
    〉'´ ̄`ミト\:.:.: \ > 、__ . ィ ´ ┬/:.:./ /   ハ
.   /         ヽ>-\ `'<__/  |// / -―‐-  |
  l  / ̄`    ハト、\     |   ,.イ ./          |
  |    ´ ̄`   }_ \ ヽ__}_/ /l  / ̄`    l
  |  .:/     \ ∧>- 、`¨¨l¨´ / 厶/         |
  ヽ.:.:.:{      \ト、   {>-</ /     \ ヽ  ,'
    V:.:/  -―‐-   ハ.  V   / _{/ ̄    ハ } /
    }/ ,r==   \:.:.:.:ト、 /  / / /  _     } /
.    〈 / ./ ̄>-ヽ:.|:::Y   ,'  l / ,.---、     レ´
     |/l/ / ̄`ヽ ハ〉::|  厶_//  ___\  |
      V /  /  } } ::ト、_{  /  /   ヽ i! ,'
     ∧/     i   ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   ∧| ∧
    / 〈  ヽ  |  /     ≡|≡┬田 ,'  /  V l!
    ,'   〉  V;ト、ソ____手戈 土土__{  ハ.  ハ_/!
.   l  ヾ、 /―――――ァ┬――‐‐ヽ'.┤ / |

.   |    ヽ,'::::::::::::::::::::::::::/  l!:::::::::::::::::::::::::|/_}   |

別「どうして、ですか……?」ウルウル

男「好きな人がいるんだ……ごめん……」

別「……そ、そうなんですか! あは、そ、それじゃあ仕方ないですねっ……!」グスッ

別「……でも、無駄になっちゃうのもあれなんでとりあえず食べてください! 義理チョコだと思って!」メソメソ

男「そ、そんな悪いよ……」

別「全然悪くないですっ! はい、私の義理チョコ受け取ってください! はい!」ズズイッ

男「……う、うん……」オズオズ

別「……ご、ごめんなさい、こんなところに呼び出して……無理やり……でも好きだから……」グスグスグスッ

男「別さん……」オロオロ

別「で、でもちゃんと気持ちを伝えられたので悔いはないです! それじゃあ!」タッタッタッ

男「行っちゃった……」

男「……」

男「泣いてた……よな……?」

男「でも、気持ちに嘘ついて付き合うのが一番悪いもんな……別さんにも……」


幼(じーっ)

幼(受け……とった……?)

幼(でも、女の子のほうは泣いてたわね……)

幼(ふったけどチョコだけは受け取ったのかしら……?)

幼(くぅ、目を話してたのが悔やまれるわね……もっといい位置をキープできてれば声も聞こえたのに……)

幼(でも良性の返事だったのはないっぽいわね……一応作戦メモに書き加えときましょう……)メモメモ

幼(さて、もう休み時間も終わるし、男に感づかれないよう男より先に教室に戻らないと……!)タッタッタッ

――次の休み時間

友「なあ、男? なんで高校は7時間目まであるんだろうなー?」ダラーッ

男「うちが自称進学校()だからじゃねーのぉ?」ペラペラ

友「どうせ馬鹿ばっかりなのになー。いいから今日くらい早く帰らせて欲しいよ……」

男「……」ペラッ

友「……今、どうせお前は放課後になっても何もねーよ、って思っただろ!」ギロッ

男「な、何も言ってないだろう?」アセアセ

友「くっそお、こんな日にのんきに漫画なんて読みやがって……! それがリア充の特権ですか、そうですかぁ」ブツブツ

男「なんだよ、もう……」ペラペラ

幼(とりあえず今のところ両者に動きなしのようね……)

幼(それとなく探りを入れてみようかしら……)

幼「ねぇ、男?」

男「なんだ、幼?」

幼「あんたさっきの休み時間どこ行ってたの?」

男「! な、なんだよいきなり……! そんなことどうだっていいだろ」

幼「たしかにどうだっていいけど、なんでそんなに慌ててるの?」

男「べ、別に慌ててねぇよ……ち、ちょっと今日のお前、俺の行動を詮索しすぎじゃないか?」

幼「そうかしら? 私はたださっきの休み時間にチョコでも貰ったんじゃないかと思って」

男「」ビクウッ

友「」ギロウッ

男「ま、まさか、そんなほいほい貰えるわけないだろ?」アセアセ

男「そ、それに、そんなに俺のチョコ獲得数を気にするなんてやっぱりお前、俺にチョコ上げたかったんじゃないか?」

幼「!! な!! そ、そんなわけないでしょ!! か、勘違いしないでよ! 幼馴染としてもてないやつは嫌だと思っただけなんだからっ!!」プイッ

幼(チョコを貰ったとは言わなかったわね……)

幼(友に気を使って……?)

幼(もしくは私に気を使って、とか……?……ふふ……)ジュルウーッ

幼(……いけない、いけない)

幼(幼友にも話しかけてみようかしら)

幼「ね、幼友」

幼友「なーに? 幼ちゃん?」

幼「今日は男、まだ一個しかチョコ貰ってないみたい。朝、友と騒いでたやつ」コソコソ

幼(私は本来男がチョコを貰ったことを知りえないんだから、嘘は言ってない嘘は言ってない……)

幼友「!! そ、そうなんだ! さっきはそれを聞きに言ってくれてたんだね……?」コソコソ

幼「うん。それで幼友はいつチョコ渡すの……?」コソコソ

幼友「うん……日直は最期に日誌を先生に出さなきゃけないから教室に残ることになるでしょ……?」コソコソ

幼友「それが終わった時かなぁって……えへへ……///」

幼(タイムリミットはそこか……16:30ってとこね……)

幼「そう……困ったことがあったらなんでも言うのよ?」コソコソ

幼友「うん! ありがと、幼ちゃん!」コソコソ

幼(笑顔が胸に痛いわね……でも、恋とは非情なもの……食うか食われるかのサバイバルレースなのよ……!)

幼(ちなみに、私は男にならいつでも食われ(ry

――授業中

先生「――だから、共有結合はイオン結合に比べ――」

幼(……)

幼(……整理しようかしら)

幼(私の本来の計画は、放課後になってもチョコを貰えない傷心の男をさりげなく屋敷に誘って、くんずほぐれつチョコファウンテン(はぁと)だったけれど……)

幼(しかし、ここにきて大きな障害が発生)

幼(幼友が男にチョコを渡そうとしている……!)

幼(どこぞの馬の骨なら心配はいらないけど、幼友はかわいいのよね、すごく……男とも仲がいいし……)

幼(理想としては幼友が男にふられることね)

幼(でも、親友としてそれは嫌かも……リスクが大きいし)

幼(でも、幼友が渡す前に男を拉致っていうのは協力するといった手前、気後れするというか……)

幼(ううん、本質を見失ってるわ……)

幼(問題は私と幼友どちらが選ばれても、どちらかが不幸になり、同時に選ばれたほうも気まずい思いをするということ……)

幼(! いいえ、どちらも同じ条件で全てが丸くおさまる答えがあるわ!)

幼(どっちもふられることよ!!)

幼(……)

幼「そ、それはだめええええええ!!!!!!」

男&友&幼友&先生&その他 ビクウッ

先生「……ど、どうした? 幼、気でも触れたのか……?」

幼「はっ! い、いえ! 昨日遅くまで勉強してたもので、ついうたた寝を……そ、それで怖い夢を見て……」シドロモドロ

先生「……家での勉強を優先して授業中寝てたら本末転倒だぞ……?」

先生「先生は点数が取れれば後は何も言わんが、他の先生の授業では寝るなよ?」

幼「は、はい、すみません……」ションボリ

男(……)

男(今日は幼、ちょっと様子がおかしいな……気でも触れたのかな……)

幼友(幼ちゃんどうしちゃったんだろう……気でも触れたのかな……)

――放課後

幼「そうこうしているうちに放課後になってしまったわ……」

幼「クラスメイトにも奇異の目で見られちゃったし……」

幼(でも、しょげてる時間なんてないわ! あと、30分しかないもの!)

幼(……とりあえず、不測の事態に対応できるよう手渡しできるチョコがあったほうがいいわね……)ピピピッ

幼「……あ、爺? 大至急、家で一番高級なチョコレートを持ってきなさい……そう、手渡しできるやつ……」

幼「……目立たないように校舎裏にほうに来て……うん……早くしてね……10分以内よ? じゃ」ピッ

男「幼ー、そこにいるのかー?」

幼「!!」ビビクゥッ

男「あ、いたいた。誰かと話してたんじゃないのか?」

幼「で、電話よ……で、なんの用?」

男「いや、今日俺日直だからさ、今日はいっしょに帰れないわ。先帰るだろ?」

幼「!……そ、そうね……先に帰らせてもらうわ」

幼(そっか……一応帰ったそぶりをみせないと怪しまれるわね……さみしいけど……)

幼「いっしょは幼友だったわね? ちゃんと送って帰るのよ? 家だってそこまで遠くないんだから」

男「わかってるよ。じゃ、また明日な」ヒラヒラ

幼「ん。じゃあね」

ガラガラピシャッ

幼(……なによ、もうちょっと引き止めたっていいじゃない……)ションボリ

男(……やっぱりチョコくれないのかよおおおおおおおお!!!うおおおおおおおおおん!!!)ショボーン

幼(ひとまず、手渡し用のチョコ確保っ!)タッタッタッ

幼(ふぅ……今日の私はやたら走るわね……)タッタッタッ

幼(! ……アレはうちの車ね……ずいぶん早いじゃない……)

幼「爺、お疲れ様。例のものは持ってきた?」

爺「もちろんでございます。こんなこともあろうかとパティシエに最高級品を予め作らせておきましたので、それを持って参りました」スッ

爺「このチョコレートを賜る方はさぞかし幸せものでしょうなぁ……」ニコニコ

幼「……気が利くわね……ありがとう、車は念のために近くの目立たないところに止めておいて!」

幼「何かあったらすぐにでも屋敷に向かえるように! じゃ!」ピュンッ


幼(思ったより時間がかからなくてよかったわ)

幼(これで二人を一刻も早く監視できる!)

幼「はぁっ……はぁっ……」タッタッタッ

幼(恋は……疲れるわね……)ハァハァ

幼(よーし、教室についたわ! まだ時間は16時10分……)

幼(まだまだ時間はあるわ……とりあえず、覗きましょう……)コソーリ

幼(!!)

疲れたからちょっと休憩

期待している

幼(ど、どういうこと!?)

幼(な、なんで二人があんなに接近してるの!?)

幼(幼友……顔をあんなに真っ赤にして……)

幼(ま、まるで……い、今にもキスでもしそうな……ていうか、事後??)

幼(なんで!? なんで、なんでぇー!!???)ガラガラガラァッ(←何かが崩れる音)


――時を遡ること、10分前……16:00

男(……やっぱりチョコくれないのかよおおおおおおおお!!!うおおおおおおおおおん!!!)ショボーン

男(終わった……縋るべき淡い一縷の望みも今、断たれた……)

男(う、うううおおおお、うおおおおおおおおおん!!!)メソメソ

幼友「……男くん……? 泣いてるの……?」オソルオソル

男「!」ピクッ

男「い、いや……泣いてないよ……」ゴシゴシ

男(女の前では涙は見せない。それが俺の流儀だ)

男「さ、さっさと日直の仕事なんて終わらせて帰ろうぜ!」

男(そして、今日という日をさっさと終わらせようぜ……ふふ……)

幼友「そ、そうだね……でも……」モジモジ

男「うん?」

幼友「ホントはもう日直の仕事なんて残ってないんだ……今日は予定があるからって先生に頼んでおいたの……」

幼友「全部、休み時間に仕事は終わらせて……後は帰るだけなの……」モジモジ

男「え……? な、なーんだ、俺全然知らなかったよ。言ってくれれば俺手伝ったのに」

幼友「ううん、私が勝手にお願いしたことだから……男くんの休み時間潰す訳にはいかないし……」

男「……それは悪かったな……じゃあ、はやく帰ろっか。予定あるんだろ?」

幼友「うん……で、でも……」

男「? あ、今から走れば幼に追いつけるかもなー。行くならさっさと行こうぜ?」

男「あいつ、ああ見えてけっこうな寂しがり屋だから、案外そこらへんでまだ待ってるかも―― ガラッ

幼友「待ってっ!!」

男「!?」

支援

幼友「……大声出してごめんなさい……」

幼友「……よ、予定は、こ、ここにあるの……だ、だからちょっと待って……お願い……」ドキドキ

男「……幼友?」

男(……鈍い俺だが、俺の中のチョコレーダーが反応しつつある……)

幼友「わ、私たち……知りあってもうすぐ一年になるね……?」

男「……ま、まあ、後2ヶ月でそうだな……」

幼友「……男くんはいっつも幼さんといて、楽しそうで、私もそんな二人と一緒にいて楽しかった、けど……」

幼友「……でも、いつの間にか……私、そんな幼さんが羨ましく思えてきて……あの……だから……」モジモジモジモジ

男(隊長! 12時の方向に大規模なチョコ反応! まて落ち着けまてマテマテおちつけ…………)

幼友「……だ、だから、あの……こ、これを、う、受け――

幼友(!!)

幼友(チョコがない!! あれ? どうして?? 家出る時確かに入れたよね!? あれ?あれれ!?)アセアセ

男「……幼友」

幼友「あっ……」

男「……焦らなくていいから……俺はちゃんと待ってるから、少し落ち着いて……」

支援チョコ

∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o?o
|―u'

| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ?< コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

男(ど、どど、どうしよう……こ、これは十中八九チョコが来る!! やばい!! どうしよう!)バクバク

男(お、俺は幼のことがずっと好きだったし、幼友のことも友達として好きだし……)

男(友達ってことは恋人にはなれない……? いやいや、そういうことじゃなくて……! で、でも、幼には100%振られただろうし……)

男(で、でも、幼が俺のことを好きじゃなくても、俺は幼のことを好きなんだ! それは間違いない!)

男(半端な気持ちで受け入れたら幼友を傷つけることになるんだっ! きっと、そうなんだ!)

男(別さんと同じように、断るべきなんだ……! たとえ、1年来の友達の幼友でも……)

男(で、でも、い、今の幼友すごくかわいいような……ていうか、ちょっと近くないか……?)

男(いいや、保てよ俺の理性!! 俺は幼という心に決めた人が……!)

男(……チョコが来ても大丈夫……チョコが来ても大丈夫……チョコが来ても大丈夫……)

男(よし……! 大丈夫だ……! チョコが来ても断れる……!)

幼友 ピトッ

男(!!??)

支援

  ∧ ∧   
 (´・ω・`)  みなさん、バレンタインチョコの差し入れですよ…。
 ( ∪ ∪  
 と__)__)

.      /⌒⌒l⌒⌒⌒⌒l⌒⌒\
.    / * .r''" ̄""V'" ̄`゙'、 * .\
   ..| ⌒⌒|   ..[二★二].  |⌒⌒ |     .,- ̄"'V'" ̄-,.
   ..|   * .|\ _,.r''"∧`゙''、/|  * .|     |  (二m/l二ヽ |
    \ ⌒ .\|\,.r'' ヽ/|/⌒ /     |\//|/)\ /|                           )
   .  \ * \|\._/|/ * /     \||\  /||/     .■■■■                ( 
      \.⌒ ..\_|_/⌒ ./         .\ ヽ' /      ■■■■     □        C|■|
        \ /  |  \/            \|/                              ̄
          ⌒⌒⌒⌒
        豪華チョコ            普通チョコ      板チョコ   チロルチョコ  ホットチョコレート



幼友(……男くんやさしい……ああ、やっぱり好きだなぁ……)キューン

幼友(って、今からそれを伝えるのに!)

幼友(で、でもチョコがどこかいっちゃったよぉー)

幼友(失くしちゃった? 忘れてきちゃった? どうしよう……)

幼友(て、ていうか、もう、どきどきしすぎてわけわかんないよぉ……)ドキドキドキドキ

幼友(頭が……ぽーっとして……何も……考えられない…………)ドキドキドキ

幼友 ピトッ

男 ビビクゥッ

幼友(……あ、男くんびっくりしてる……でも……男くんがこんなに近くて……なんだか……もう…………)ドキドキドキドキ

男「お、幼友ぉ?(裏声)」

幼友「……」サワッ

男(な、なんで俺の胸元に手を添えちゃってるのぉ!!??)

男(チョコだけにしてくださいよ! マジで!! で、でないと……理性が……!!)

幼友「……男くん……」ウルウル

幼友 スッ

男(な、何だ? こ、この俺の両の頬に添えられてる手は一体、何だ? 決まってるじゃないか! 幼友の両手だ!)

男(じゃ、じゃあ、今にも俺の顔とのオフセットがゼロにならんと近づいてくるこの顔は? そんなの幼友に決まってるきまってるキマッテル…………)

ガラガラガラーッ

幼「ま、待ったああぁぁあああああっ!!!!!」

幼友&男 ビクゥッ

幼「……じゃ、邪魔してごめん……で、でも、どうしても我慢できなくて……」

男「……幼……帰ったんじゃ……?」

幼「…………」

幼「…………嘘なの」

男「……え?」

幼友「……」

ご飯食べてくる

                          \   も

      ト、                  ______)   ら
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  え   も   
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す て   う  
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ  な  や  
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  い  め  
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   子   て 
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.   も  .下  
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ  
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん   ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ   ,. '"´ ̄`ヽ.  っ
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´  /        ', っ
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ   /           !
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、,'   、    ,.-‐、,'
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ  ヽ. ヽ,/,.-‐'/
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/      ヽ.,/ (___)
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!    ,'       ,.:'"´
::::::::/`7::::`''r-::、:;_______/rL_,.イヽ.   i   _,. -‐''"´`ヽ  /

::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,   ヽ、       ノ ノi

幼「……ご、ごめんなさい……私、男を驚かそうと思って……嘘、ついて……」

男「……幼……」

幼「で、でも、幼友も男のこと好きだって聞いて、どうしたらいいかわかんなくなって……幼友にも嘘ついちゃって……」

幼友「……幼ちゃん」

幼「……幼友……本当にごめん……でも、私も自分の気持ちを伝えないのは嫌だから……」

男「……」

幼「……コレ」スッ

幼「……本当はもっともっといいものを用意してたんだけど、予定が変わっちゃったから……」

幼「か、感謝しなさいよね!! あんたみたいな貧乏人は絶対に食べられないよう高級チョコレートよ!? ひとつひとつ味わって食べなさい!!」ビシィッ

男「……は、はは……」

幼「……な、なによ」

男「幼がそういう事言うのは、決まって本心を隠そうとしてる時だよな……」

幼「……な!?」

男「……ありがとう、受け取るよ」

幼友「……」

幼友「も」男のこと好き

幼友(やっぱり、幼ちゃん……男くんのこと好きだったんだ……)

幼友(……そうだよね……やっぱり、私の割りこむ隙はなかったのかなあ……)

幼「……幼友!」

幼友「ひゃぃっ!?」ビクッ

幼「なにぼーっとしてるのよ! 私もあなたも同じように男が好き……そうでしょ?」

幼友「……お、幼ちゃん……?」

幼「……まったく!! こんな美女ふたりに迫られて男も幸せものね!! で、どちらを選ぶの? 言っとくけど私を幼馴染の贔屓目で見たらぶっ飛ばすわよ!!」

幼友「……幼ちゃん……」パアァッ

男(優柔不断属性持ちの俺にはつらい状況だぜ……)

男(だが、答えは決まってるんだ……!)

男(幼友には悪いけど言おう! 言ってしまおう!)

男「……お、俺は……」

幼「あ! その前に!」スッ

男&幼友「?」

幼「……条件を対等にしなきゃ不誠実よね……?」

男「……は、はぁ……?」

幼「じ、じっとしてなさいよ?」ドキドキ

男「お、幼……? 何を?」

幼(じーっ)ドキドキバクバク

幼(ちゅっ)

男&幼友「!!!???」

男「な、ななな、いきなり、何してんだお前ぇえ!!!???」

幼「な、なにってキスよ!! 何!? 幼友とはできて私とはできないって言うの!!??」

男「き、キスって、別に幼友とはキスしてないぞ!?」

幼「へっ?」

幼友「……あ、あの……私がチョコを忘れてきちゃったから……動転しちゃって……たしかに、しそうだったけどまだ、してない……」モジモジ

幼「」

    _,,..,,,,_    _,,..,,,,_
  ./  ・ωヽ ./ω・  ヽ
_ l__/ ̄ ̄ ̄/_/ ̄ ̄ ̄/

  \/    / \/    /

     ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄
    _,,..,,,,_    _,,..,,,,_
  ./ ・ω・ ヽ ./,,・ω・,,ヽ

_ l__/ ̄ ̄ ̄/_/ ̄ ̄ ̄/
  \/    / \/    /
     ̄ ̄ ̄    ̄ ̄ ̄

幼「え? え? 私てっきり、キスした流れで幼友が男を押し倒そうとしてるのかと……」

幼友「お、おし!? そ、そんなこと、しないよー!? 私……チョコがなくて……でも、気持ちを伝えなきゃって……」アセアセ

幼友「で、でも言葉が出てこなくて……それで……それで……」ドキドキドキ

幼「」

幼「///」カアァァッ

幼「な、なななな!!??」

男「お、幼……! 気持ちはわかるが、一旦落ち着いて……!!」

幼「う、うるさいわよこのバカ!! も、もとはと言えばあんたが悪いんだからねっ!!」

男「な、何の話だ!?」

幼「うるさいうるさいうるさい!!! 私はファーストキスは奪うんじゃなく奪われたかったわよ!! 男に!!!」ポカポカポカッ

男「いてて、わ、わけわかんねーよ! どっちみち同じ事だろ!?」

幼「全然ちがーう!!!」

                               ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
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  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
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              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
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支援

幼友「……えいっ///」チュッ

男&幼「!!??」

男「……え?」

幼「お、幼友……!? ど、どさくさに紛れてなにキスしてるのよぉー!!」

幼友「……え? だ、だって、幼ちゃんが対等じゃないと不誠実だって……」ドキドキドキ

男「んー……今の状況だとちょっと違ったかな……」

幼「ぐぬぬ」

幼友「えー? ……で、でも! 私だって男くんが好きなのはホントなの! 私だって男くんとキスしたかったもん!!」

男(しょ、衝撃発言……)ドキドキ

幼「わ、わたしだって男のことがもっともっと大好きなんだから!!」

幼「……私ならもっと先のことだって、できちゃうんだから……」ドキドキ

幼友「ふぇ? も、もっとって……! わ、わたしは……そこまでは……で、でも、男くんが望むなら……///」ドキドキドキ

幼「あーもう!! 男がさっさと決めればいいのよ!! 私なの!? 幼友なの!? 早く選びなさい!!!」

男「お、俺は……」

男(>>190を選ぶ!!)

両方

おまえらハーレムもののアニメは叩くのにハーレム好きだな

男「……俺は選べない……」

幼「はぁ!?」

男「……りょ、両方じゃダメかなーって……えへへ……」

幼「」

幼友「……あ、あの」

幼友「わ、私はいいですよ?」

幼「お、幼友!? あなた気でも触れたの!?」

幼友「だって、そうじゃなきゃどっちかがふられることになるし……私もふられたくないけど、幼ちゃんがふられるのも嫌だから……」

幼「そ、そりゃあそうだけど……!」

幼友「み、みんな仲良くって……ダメなのかな……?」

幼「……あ、甘いわ……そんなのうまくいくはずない……」

幼「でも……幼友なら信用できないわけじゃないし……」ブツブツ

男 ドキドキブルブル

幼「じゃ、じゃあこうしましょ? 私たちは今からどっちも友達以上恋人未満! 来年のバレンタインまで返事を保留にしといてあげるから、それまでに返事を決めておくことね!」

男(……と、とりあえず現状維持……できたのか?)

おまえらには失望した
幼を選べばチョコファウンテンを使ったプレイが見られたのに!

幼「幼友もそれでいい?」

幼友「う、うん……これまでどおり仲良く出来るなら……私はそれで……」

幼「……はぁ。男がここまで優柔不断だなんて知らなかったわ。すこし、がっかり」

男「……ご、ごめん」

幼「でも、わたしにファーストキスを奪わせたからにはこれまでどおり接することは許さないわよ?」

男「あ、ああ、わかってる……」

幼「ふふふ……じゃあ、これから『全身まるごとチョコレートファウンテン風呂』にいきましょ? もう準備はできてるんだから……」ジュルリ

男「!! チョ、チョコファウンテン風呂!!?? な、なんだそれ!!?? なんだかいやらしい響きしかないぞ!!!?」

幼「口答えは許さないわ!! さ、行きましょ! 瞬く間に、刹那のうちに!!」

幼友「あ! ま、待ってよー! なにかするなら私も混ぜてよぉ」

男「お前はきっと意味がわかってない……! 悪いこと言わないからやめとけ!!」

幼「いいわ、望むところよ!! こうなったら二人で男を全身チョコまみれにしちゃいましょう?」

幼友「お、おー! がんばる!!」

男「か、勘弁してくれ……」

ほしゅ

次どっちのエンドがいい?

ああああああああああああああああああ
うれしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお








全力で保守

幼馴染スレとして幼ルートで頼む

男「……幼友……ごめん」

幼友「あっ……あ、うん」

男「やっぱり俺は幼が好きなんだ。幼友も友達としては好きだけど……」

男「気持ちはすごくうれしいけど、俺はずっと幼が好きだったんだ……これは……決めてたことだから……だから、ごめん……」

幼友「……」

幼友「……う、ううん……いいの」

幼友「私もずっと二人は好き合ってる同士だと思ってたし……わ、私なんかが……横取りしたらおかしいもんね……」

幼「……幼友……」

男「それは違うよ……」

幼友「?」

男「俺と幼は別に付き合ってたわけじゃないし……俺がいうことじゃないけど……その、あんまり自分を卑下しないでほしい……」

男(く、くそうこういう時なんて言ったらいいか分からないぜ……)

幼「幼友……本当にごめん……昼には応援するみたいなこと言ってたのに……」

幼友「う、ううん……私こそ悪かったよ……幼ちゃんの気持ちに気づかずに勝手なことばかり言って……」

これは・・・
どういうことだってばよ?

幼友「あ、わ、私、そろそろ帰らなきゃね……! ふ、二人の邪魔しちゃ悪いし……じゃ、じゃあまた明日学校で……!」ダッ

男「お、幼友……!」

幼「……」グイッ

男「なんだよ!」

幼「お、追っていったらあの子もっと傷つくと思うわ……それに、泣いてたし……」

男「……」


*幼友の帰路

幼友「ふ、ふええぇぇええええん……ふられちゃったよぅ……」メソメソ

幼友「で、でも、仕方ないよね、最初からわかってたことだし……」グスグス

幼友「……でもぉ、やっぱり、悲しいなぁ……ふううぅうん」グスグス ズビーッ

幼友「…………でも、明日までには立ち直らなきゃ……」グスグス

幼友「……でもでも、目が腫れて学校行けなかったらどうしよ……また明日って言ったのに……」メソメソ

幼友「ふぇぇえん……」トボトボトボ

チョコファウンテン風呂なんですぐ消えてしまうん?(´・ω・`)

支援

幼「はぁー……幼友に悪いことしちゃったわ……」

男「……そんなことないよ……ただ、ちょっと間が悪かったっていうか……すれ違いがあっただけで……」

幼「幼友……また、友達としてみてくれるかしら……」

男「別にどっちが悪かってわけじゃないんだから……また、仲直りしてくれよ……」

男「でないと、俺も悲しいし……」

幼「……そうね。そうだといいけど……」ガシッ

男「? なんで今の状況で俺の腕をがっしと掴みますか?」

幼「あ……ごめん、つい二人っきりだと思うと、理性がセーブしきれなくって……」ジュルリ

男「……幼……?」

幼「男、私のこと好きなのよね……?」ハァハァ

男「あ、ああ、そうだけど……」ドキドキ

幼「なら、今から私のとっておきのチョコレートをごちそうしてあげるわ!!」ジュルジュル

男「あ、ありがたいけど、そのよだれはなに?」

幼「無駄話はあと!! さあ、私の屋敷に行きましょう?」ハァハァハァ

男「わ、悪い予感しかしないっ!!!」

一応、ハーレムエンドと幼エンド終わりで
幼友エンドがほしいひといたら少し休憩したら書く

チョコファウンテン風呂エンドはないんですか?

俺「幼……ごめん……」

幼「え……?」

男「俺はずっと幼のことが好きだった……けど、幼友のこともただの友達以上の目で見てたのかも知れない……」

幼「……」

男「幼友に告白されて……頭が真っ白になって……でも悪い気はしなくて……」

男「……あそこで幼が来なければ、俺は完全に幼友に気持ちは傾いてたと思う……」

幼「そう……なの……」

幼友「……」

男「どっちかに決めるってなった時、嘘のないようにって考えたらどうしても……だから……ごめん……」

幼「……い、いいの!! だって幼友だし! かわいいし、幼友なら安心して男を任せられるわ!!」

幼友「幼ちゃん……」

幼「あー、気にしなくていいわ! 私は最初からこの教室に来なかった!! だから、気にしないで!! 私もう帰るから!!」



幼いい女すぎ惚れた

         (   (

        ( (   (. )
         . -‐ ) ‐- .
       .´,.::::;;:... . . _  `.

       i ヾ<:;_   _,.ン |

       l      ̄...:;:彡|
        }  . . ...::::;:;;;;;彡{
       i   . . ...:::;;;;;彡|∧_∧

       }   . .....:::;::;:;;;;彡{´・ω・`) ほしゅしますよ・・・
         !,    . .:.::;:;;;彡   と:.......
        ト ,  . ..,:;:;:;=:彳:―u'::::::::::::::::::::::::::..
        ヽ、.. ....::::::;;;ジ.::::::::::::::::::::::

男「ま、待てよ……!」

幼「いいから!! 絶対に追ってきちゃダメだから!! わかった!? それじゃあね!」ダダッ

男「幼……」

幼友「……幼ちゃん……泣いてた……よね?」


*待たせてた車へと戻る途中

幼「な、なんで……」ポロポロ

幼「……なんで、もっと素直にならなかったんだろ……」ポロポロポロ

幼「……私だって男のことずっと好きだったのに……」ゴシゴシ

幼「なんで、もっと早く気持ちを伝えなかったんだろ……?」ポロポロポロ

幼「うう……で、でも、いいのよ……幼友なんだから……」エグエグ

幼「いい子だし……男はなんて幸せものなのかしら……なんて……」グスグス

幼「……うぅ……ふぅえええええぇえええん!!うええええええん!!!」ボロボロボロ

幼「…………ひっく……ひっく」ゴシゴシ

幼「……こ、このままじゃ爺に心配されちゃうわね……少し落ち着くまでどこかで時間潰さなきゃ……」トボトボ

チョコファウンテン待ってたら俺の涙でファウンテンできてた

幼友「……私、幼ちゃんの気持ちも知らないで……私……」グスグス

男「……気にすることなんて、ないよ」

幼友「……」グスグス

男「幼は俺の幼馴染だけで彼女じゃなかったんだ……幼友は俺が好きだから告白してくれた……それだけだろ……?」

幼友「……そ、そうなのかな?」

男「幼だって分かってるはずだよ。きっと、明日には仲直りできる」

幼友「……なかなおり……したいなぁ……」

男「できるって。お前らは親友だろ?」

幼友「……そう……だね……」

男「じゃあ……」スッ

幼友「!? な、なに!?」

男「なにって帰ろう? 今から恋人なんだから手をつないでも変じゃないだろ? ……嫌だったか?」

幼友「! う、ううん!! そ、そんなことないっ! いっしょに手をつないで……か、帰りたい……///」

男「そか。じゃあ、帰りにチョコ買ってくれよ。まだ、幼友からチョコもらってないしな!」

幼友「あ、そ、そうだね! じゃ、じゃあ、私、おいしいチョコケーキある店知ってるからそこ.寄って帰ろっ♪」ギュッ

幼友エンド終わり
読んでくれた人、保守してくれた人どうもありがとう!


風呂から出て残ってたら幼エンドの続き書くかも
ていうか誰か書いてくれ

>>281
頼むよ
ファウンテン応援してる

幼後日談に期待

長丁場だな・・・


いや、ハッテン場だったか

ほす

>>1がなかなか帰ってこないが
まさか生まれたての子鹿プレイとかしてないよな

>>310
>>1は今チョコファウンテン風呂だよ

*爺の運転する車内

男「な、なあ……?」

男「本当にいかがわしいことしないか……?」

幼「ん? もちろんよ。ただのチョコレートファウンテン。知らない?」

男「んー、ドロドロしたチョコにイチゴとか浸して食べるやつだよな、たしか」

幼「そそ。ただ、うちのは浸す食材がちょっと変わってるのよねぇ……」

男「……変なものじゃないだろうな?」

幼「し、失礼ね! ……きっと、男なら喜んでくれると思うわよ?」ジュルリ

男(そのよだれが不安なんだよ……)

ブロロロ……キッ

爺「到着です。おまたせ致しました」ガチャッ

幼「ご苦労、爺。じゃ、私はひとまず部屋にいくから、男を手はずどおりもてなしておいて」

爺「かしこまりました」

男「……あいかわらず、でかい屋敷だなあ」

爺「男様はどうぞ、こちらに」

きたか・・・っ!
_ / ̄ ̄ ̄/
\/___/
  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_|  |_|
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

爺「お嬢様はすぐに戻られますので、今しばらくお待ちください」

男「あ、すみません……」

男「……」

男「……やっぱり庶民はこういうとこだと落ち着かないなぁ」ソワソワ

――数分後

幼「……おまたせ」

男「! お、おお、待ったぞ。それで、チョコファウンテンは?」

幼「……ねぇ、デザートは食後に食べたほうがおいしくない?」

男「? まあ、そうかも知れないが……」

幼「今日はもう遅いし、夕食も食べてくといいわ。ごちそうを作らせるから」

男「え? い、いいよ、悪いし」

幼「いいえ、ぜんぜん悪くないわ。私がもてなしたいの……今日は、た、大切な日だから……」

男「幼……」

男「わ、わかったよ、今日はごちそうになる」

幼「……ありがと」

男「うわぁ~料理やぁ~」

幼「……なに当たり前のこと言ってるのよ」

男「いや、なんとなく、さ……」グーッ

幼「大きな音ね……」クスッ

幼「どうぞ、冷めないうちに食べて?」

男「いただきますっ!」

――食後

男「ごちそうさまでしたぁ!」

男「美味かったぁー」ポンポン

幼「ちょっと男、下品よ。学校ならまだしも屋敷ではもっと上品にしてよ」

男「ん、ああ、悪い。そういえば、屋敷じゃ心なしか幼も口数が少ないもんな?」

幼「……」

幼「……そうしつけられてるからね」

幼(その反動でちょっと欲求不満なんだけど……ふふ……)ジュルッ

男「それにしてもスッポンなんて初めてたべたよ」

男「洋風の屋敷にスッポンってのも、また乙なものなのか?」

幼「……別に。ただ、食べたいときに食べたいものを食べるだけよ。深い意味はないわ」

男「そか。んじゃ、そろそろチョコファウンテン食べて、おいとましようかな」

幼「……それなんだけど」

幼「…………今日は泊まってかない?」

男「へ?」

幼「私まだ男といっしょにいたいの……。着替えや明日の用意は使用人に家まで取りに行かせるから……だから……」

幼「……だめ?」ウルウル

男「い、いや、だめ、じゃないけど……え……?」ドキドキ

男「いや、俺たちは晴れて恋人どうしだけど……も、物事には順序ってものが……」ドキドキ

幼「な、なに勘違いしてるのよ……! そ、そういう意味じゃないわ!! ただ、少しでも長くいっしょにいたいだけで……!」

男「そ、そうだよな! ごめん、変な勘違いして……」

幼「ううん……いいのよ」

幼(ふふ……ここまで計画どおりにいくとは……ふふ……ふふふふ……)ジュルゥー

幼「とりあえずお風呂に入るといいわ。今日は疲れたでしょ?」

男「お、おう、じゃあお言葉に甘えて……」

幼「寝室はそこの部屋を使って。来客用の寝室で、もう用意はできてる

幼「とりあえずお風呂に入るといいわ。今日は疲れたでしょ?」

男「お、おう、じゃあお言葉に甘えて……」

幼「寝室はそこの部屋を使って。来客用の寝室で、もう用意はできてるわ」

幼「少し休憩したら使用人を呼んで。風呂場まで案内させるから」

男「な、なにからなにまですまんな……」

幼「いいのよ……私が無理を言って引き止めたんだから」

幼(お礼はこのあとたっぷりいただくし……)ジュル


*来客用寝室

男「ふーっ」ドサッ

男「まさか泊まることになるとは……」

男「まあ、幼のあんな顔みたら断れんわな……」

男「今のうちに家に連絡しとくか」ゴソゴソ

男「よしっ! そろそろ風呂行くかー」ノソリ

男「あ、すいませーん、風呂場まで案内して欲しいんですけど……」

使用人「はい、お嬢様から言付かっております。どうぞこちらへ」

男「……」テクテク

男「それにしてもでかい屋敷だよなあ……」テクテク

男「何回か来たことはあるけど、泊まるのは初めてだな……」テクテク

男「さぞかし広い風呂なんだろーなー」テクテク

使「こちらを進むと大浴場でございます」

男「ここ……? 地下に進むの?」

使「当屋敷の浴場は地下に設けられてますので……」

男「ふーん、変わってるんだなぁ。どうも、ありがとうございました」

男「……」テクテク

男「あ、脱衣所だ」

男「銭湯を高級にしたらこんなふうになるのかな……」

男「ま、とにかく入ろ」ヌギヌギ

男「突入ー」ガラガラーッ

男「うひょー広れー!!」

男「ザバンと勢い良く飛び込みたい気持ちを抑え、そっと体を洗う。なぜなら俺は客人だから」ジャーッ

男「……ひとり言が多くなるのは主人公の性だねぇ……」ゴシゴシゴシ

カポーン

男「いい湯だったぁ……」

男「疲れも全快! 全身くまなくピカピカだぜ!」

男「あとは、チョコファウンテンが待ってるぜーって、あれ?」

男「扉があかない……?」ガチャガチャ

男「あれれー? おっかしいなー」ガチャガチャガチャ

男「……」

男「まさか、俺こんなトコに素っ裸で閉じ込められた……?」

男「ま、そのうち、使用人さんの誰かが気づくよな……」

男「こんな金持ちのお屋敷でもカギが壊れることとかあるんだなー……」

男「ん?」

男「こっちにも扉あるじゃん」

男「あれー? きた時にこんなところに扉あったっけか?」

男「まあ部屋に入るとき、普通、扉側を振り返らないから気づかない……か……?」

男「……なんか腑に落ちないけど、いつまでもこんなとこいたら風邪引くか湯あたりしちまうな」

男「とにかく、入ってみよう」キィー

男「通路?」

男「素足でもすべらないようにマットが敷いてある……」

男「別の浴場にでもつながってるのかな……?」テクテク

男「また扉だ」

男「……開けるしか無いわな」キィ

男(…………???)

男(甘い匂い……? 一見、風呂場に見えるけど……)

男「なんだコレ?」ドロッ

男「お湯が黒くてドロドロしてる……目の前にある噴水的なのから湧き出てるのか……」

――その時、男の脳内に今日あった出来事が、怒涛の勢いでなだれ込み、攪拌し、一つの答えを導いた

男「ま、まさかな……はは……そ、そんなこと……」

男「な、なんか間違えちゃったなー! ……うん! ……もとの風呂に戻ろーっと!」

幼の声「お、遅いわよ……」

男 ビクゥッ

男「あれれー? 幻聴が聞こえるなぁ? こんなところに幼がいるはずないのになー? おかしいなー……」

幼「なにとぼけてるのよ、このバカぁ!!!」

男「で、でたぁっ!!」

                               <\

                              <\ \>
                               \>  ◇
                             />  ◇

                            //
                          //

                         //
                       (゚∀゚)
                      //
                    //

               /\ </
               < ◇ \
          <\/> \ <\\
           > </> |_」 | |
          </> <      ̄
           </\\
               \>

男「ど、どうしてここに? ていうか、服は?」アセアセ

幼「……言ったでしょ、チョコファウンテンをごちそうしてあげるのよ……」

男「オーケー、わかった。次にお前はこう言うんだろう? 変わった食材ってのは何を隠そう私でしたーって!」

幼「……わ、悪いの?」

男「悪いわっ!? いかがわしいことはないって言ったじゃないか、このHENTAIお嬢様っ!!」

幼「へ、へんたっ……ひ、人聞きの悪いこといわないでよ!! 別にこれはただのチョコファウンテン!! エッチなことなんてぜんっぜんないわ!!」

男「そんな屁理屈が通用するか! 俺は帰るぞ! って、あれ?」ガチャガチャ

幼「とうぜん扉にはカギをかけさせました」ニヤリ

男「……お、犯される……!」

幼「もうっ! いいからさっさとこっち来なさい!!」ズリズリ

男「あ、あああぁぁあ……」

ちょっとチョコファウンテン風呂増築してくる

幼「みてみて? ちゃんと食べる用のチョコファウンテンもあるのよ? はい、コレあなたのイチゴ」スッ

男「う、うん……」

幼「な、なによ!! もっと嬉しそうにしなさいよ!! イチゴなのよ!!??」

男「う、うん……それはいいけど、服……」

幼「……まだタオル巻いてるじゃない、私だってあなただって……」

男「”まだ”だって、恐ろしいよこの子……」ガクガクブルブル

幼「いつまでもグチグチとうるさいわねーっ!! ……お、男だっていつかはこういう事したいと思ってたでしょ……?」

男「まあ、至って普通の性行為ならな……ちゃんと段階をへた上で……」

幼「せ、性行為っていうなぁ!! ぶっ飛ばすわよ!!!」

男「お前の恥の概念がわからない……」

幼「いいから、とにかく食べなさい! はい、あーんして?」

男「……あーん」

男「むぐっ……」モグモグ

幼「どう? おいしい?」

男「……おいしい」

男「……服を着てればもっとおいしい……」シクシク

幼「わ、わたしもたべたいなぁ……?」チラッ

男「食べればいいじゃん……あ、俺このマシュマロもら―― バキィッ

男「な、なにをしますか、この暴力お嬢様は……!」

幼「あなたもうちょっとムードを考えなさい!!」

男「無理やりHENTAI風呂に連れてきたやつに言われたくねぇー!!」

マシュマロは幼の・・・・おっとなんでもない

幼「あーん」

男「こいつ、プライドをかなぐり捨てて来やがった……!」

男「しょうがねえなぁ、ほれイチゴ」スッ

幼「ん……おーいしー///」パアァッ

男「そーかそーか、満足か。じゃあ、そろそろお終いだな? な?」

幼「男ももっと食べたいでしょー?」

男(ついに無視しやがった……)

幼「はい、あーんプラス目を閉じて……?」

男「……敵の前で目をつぶるのは自殺行いぐはあぁっ!!

幼「いいから、目を閉じるの……!!」

男「……は、はひ……」シクシクシク

幼「ん……」

男「!!!」

男「もぐもぐ……ごっくん、……すると思ったよ!!」

幼「……なによ、口移しが不満なの?」

男「いきなりイチゴまるごと口に放り込まれって結構大変だぞ……咀嚼とか……」

幼「あ、ごめーん☆ もっと噛み砕いてあげたほうが良かったかしら?」

男「結構です!」ビシッ

幼「まあまあ、そんな事言わないで。次はバナナだよー……はむっもぐもぐ……」

男「……!」ジリッ

幼「スキありっ!!」

男「んむうううう!!!!!」ズキューン

幼「れろっ……んちゅっ……」

男「むむむむむ!!!」

幼「……わたしの唾液入りバナナジュースはどうだった?」

男「……さ、最高の味でした……!(反語的表現)」ハァハァ

幼「そう、よかった! じゃあ、もっと上げるねー」

男「ま、まずい……! 今は軽口すら致命傷になりかねん……!」

幼「次はどれにしようかなーって、うん?」

幼「あれあれー? 口では抵抗しておきながら……」ジュルルッ

男「! こ、これは……! そ、そりゃあお前のバナナジュースが食らったらこれくらいにはなる……」

幼「……そろそろ素直になったら? もっと気持ちいいことできるかもよ……?」

男「あ、悪魔のささやきが……」

幼「もうっ!! とりあえずこんなものは没収よっ!!」バッ

男「ら、らめえええぇええええ!!」

幼「うふふ……おいしそうなバナn男「言わせねえよっ!!」

幼「ノリ悪いなー……じゃあ、前隠すものなくなっちゃったし、そろそろチョコ風呂に入っちゃおっか……?」

男「入っちゃおっか……?って思えが強奪したんだろうが……まあ、その案には乗るけど……」

幼「そんな元気なバナナ出してたら、言い訳が言い訳にならないもんねー」クスクス

男「く、くそう……!」ビンビン

幼「じゃあ、私もタオルとっちゃおーっと!」

男 キランッ

幼 ピタッ

男「!……」

幼「その『な、なんでそこで止めちゃうんだよぉ……』って顔、グッドよ!」グッ

男「くっ、またからかわれた……」

幼「すかさず油断したところではらりーっと!!」

男「!!」パオーン

男「お、おおおお、お」

幼「な、なによ!! そんなにジロジロ見ないで……///」

男「だから、お前の恥の基準がわからん……」

幼「さ、さっさと入りましょ? 風邪引いちゃうし!」ズイズイ

男「お、おう」

ザバーン

男「……け、結構暖かいんだな……」

幼「そういうふうに作らせたの! き、今日の日のために……うふふふ……」ジュルジュル

男「……ああ、もっとこいつのHENTAI性に気づいていればこんなことには……」

幼「もう、へんたいへんたいってうるさいわねっ!! 好きな人とこういうことするのはいけないことなの?」

男「ま、まあ、そう言われると……でも……」

幼(男が折れてきた……! もう一押しね……ふふ……)

幼「ねえ、私たちがしてることはごく普通のカップルと変わりないこと、そうでしょ?」

男「う、うーん、そんな気がしてきた……」

幼「……ねぇ、男?」

男「うん?」

幼「……舐めて?」

男「う、うおぃっ!! 潤んだ瞳で唇を突き出すな!」ビクビク

幼「……もう素直じゃないなぁ……」

幼「ほら」スッ

男「?」

幼「手、舐めてみて?」

幼「おいしいわよ?」ニマー

男「……」

男「ぺろっ」

幼「ひゃんっ」

男(そう、これはチョコを舐めてるだけチョコを舐めてるだけ……)

男「ぺろぺろぺろぺろ」

幼「…んっ、ちょっと男…激しくない……?」

男「チョコがおいしいからな」ペロペロ

幼「そ、そうなの……なら、仕方ないわね…ひゃっ」

幼「う、腕まで舐めてなんて言ってないわよ……?」

男「だって手のチョコなくなちゃったし」ペロペロ

幼「……」

幼(キ、キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!)

幼(……こちら、幼……男のスイッチを入れることに成功した……引き続き経過を観察する……)

幼(なーんちゃって! なーんちゃって!)

幼(嬉しすぎてテンションがおかしいわっ!)

一字伏せるとあら不思議
幼馴染「チ○コ?あるわけないでしょ」 男「え…」



男「ぺろっ」

幼「ひゃんっ」

男(そう、これはチ○コを舐めてるだけチ○コを舐めてるだけ……)

3時か・・・
何やってんだろ俺・・・



ほしゅ

幼「あっ……んっ……」

男「ぺろぺろ……」

幼「く、首もお願い……んっ……そ、そう……んんっ……」

男「……口の周りもついてるな……」

幼「え? !! んっ……」レロッ

男「ちゅっ……れろっ……ぴちゃっ……」

幼「ん、んふうう!! ぷはぁっ!! ちょっと息ができないじゃない……!!」

男「……す、すまん。幼を見てたらおさえられなくて……」

幼「お、男……」キューン

男「……」

幼「……」ドキドキドキ

幼「……そこに寝転がれるくらいの大きさのマットが用意してあるわ……」

幼「そ、そこなら、ひゃっ!!」

男「よっと」スクッ

男「お前、思ったより軽いんだな」

幼「し、失礼ね! 当たり前でしょ!!」

幼(お姫様抱っこ……)ドキドキ

幼(でも、全裸でなんて少し背徳的かしら……もちろんそこがいいんだけど……)ジュルゥリ

男「よっこらショット」バシューン

幼「……今、何かビーム的なの打った……?」

男「? 別に……?」

幼「そ、そう、あっ……!」

男「ぺろぺろ」

幼「んっ……あぁっ……」

男(俺はおっぱいをコーティングするチョコを舐めてるのであって、おっぱいを舐めてるのではない……)ペロペロ

ビームwwww
くそwwwwこんなのでwwwwwwww

幼「んんっ……ふぅっ……んっ……あっ」

幼「あっ……ちょ、ちょっと待って……」

男「?」ペロペロ

幼「……わ、私も男のこと気持ちよくしたい……」

男「……あ、ああ、そうか、じゃあ、お願い」ズイッ

幼「! ま、間近で見るとけっこう大きいわね……」

幼(ちゃんと、口に入るかしら……?)レロッ

男「!」ビクッ

幼「ん……甘い……れろれろ……んちゅ……」

男(う、うおお、チョコのおかげか舐めることに対する抵抗が薄い……!)

男(イコール気持ちいい! やべえ!! 気持ちいい!!)

幼「ぴちゃっ……れろっ…んっ……ぺろぺろ」

幼「んっ……ぺろ…ちゅっ……」

男「……な、なあ? そろそろ口の中に含んでくれないか……?」

幼「ん? はーい。はむっ」

男「お、おおお」

幼「はむっはむっ……ずるぅーー……ぴちゃ…れろっ」

幼「ふっほふ、あまふておいひー」モグモグ

男「……ば、バカっ!! 口に入れたまま喋るな!!」

幼「へ? はんへ? いつへもくひのなかひだひでもいいのに……」ヌポッヌポッ

男「く、くうぅ、そんなこと言われたら……我慢できなくなるだろ……!」

幼「ははら、はまんしなくへいいっへ。ほら、だひて?」レロレロ

男「くっ、ご、ごめん、幼……!」

ビュルッ ビュルビュルーッ

胸だけチョコの剥げた姿…

男はチ○コだけチ○コが剥げてるんだぞ

幼「!! んっ……んんっ……!!」

男「はぁ……はぁっ……」

幼「うげぇ、にがーい……」レローン

男「うおっ!! チョコの黒と精液の白で見事なコントラストだぞっ!?」

幼「……男も良い感じに変態化してきたわね……」

男「……よ、よせやい、照れるじゃねーか///」

男「>>369もなんか言ってるし下半身も舐めてやるよ、ほれ」

幼「……ぁあんっ…せっかくわたしが男を気持ちよくさせようとしてたのに……んっ……」

男「十分気持ちよかったからさ、ありがと……れろっ……」

幼「あっ……んんっ……」

男「ほら、このおへそとか……」レロレロ

男「腹筋の溝とかチョコが溜まって美味い」ペロペロペロ

幼「んっ…んあぁああっ……!!」ビクビク

ホワイトチョコファウンテンが湧きだしてきました

男「ん、そーいえば、あそこにはチョコたまったりしないのか……?」レロッ

幼(一度、理性が壊れた男は留まることを知らないっ……!?)

幼「ど、どうだろ? さすがに中には入ってないと思うけど……ひゃぁああん……!」ビクンッ

男「ホントだ! 中からはチョコの味がしない!!」レロレロ

幼「あっ……あ、ちょ、ちょっと…あんっ……少しは加減しなさ…あぁっ……!!」ビクビクンッ

男「てゆーか、中から液体が流れてきてチョコが洗い流されちゃってるよー」ペロペロペロ

男「でも、どーいうわけか、チョコみたいにおいしいなー? なんでだろなー??」ペロペロペロペロ

幼(……男……恐ろしい子……!)カッ

幼「ちょ、ちょっとぉお…んっ……ちょっとタンマ…あんっ……」ビクビク

男「豆なのに!チョコ味だ!豆なのに!」レロレロレオォ

男「そろそろ挿れるか……なんだか眠くなってきたし……」

幼「ふぇっ? ひゃっ!!」

男「俺、童貞を捨てる時は対面座位って決めてたんだっ!!」キラキラ

幼「そ、そうなの……? や、やさしくしてね……?」

男「……幼」

幼「な、なに?」

男「好きだよ……」チュッ

幼「ふぁっ……あ、ありがと……私も大好き……///」

男「じゃ、挿れるよ……」ヌプッ

幼「あっ……そこ穴違う……」ヌルッ

男「こ、ここか、お、おお」ヌヌヌヌッ

幼「く、くふぅうう!! す、少しずついれてっ!!」

男「……ごめん、なるべく痛くないようにするから……」ズププッ

幼「ぜ、全部はいった……?」

男「まだだよ……俺のバナナの大きさを舐めないでほしいね……」ヌププッ

幼「……ほ、ほんとに全部はいるの……んっ……かしらっ…んっ!!」

男「オーケー、任務完了だ。おつかれ」

幼「わ、わたしたちこれで……やっと……つながったんだね……?」ウルウル

男「ああ、ちょっと変態的なプロセスだったけどな……」

男「あ! 破瓜の血の赤が加わった! 黒くて、白くて、赤くて、まるでうにゅ~だな!!」

幼「も、もうっ!! せっかく、いいムードだったのに……あっ……」

男「少しずつ動いてくぞ……?」

幼「う、うん……やさしくお願い……っあぁっ……!!」

疲れたし寝るかな……もう誰もいないだろ……

じゃあ頑張って最期まで書く

幼「んっ……! んんっ…んんんっ……あっ……!」ズッズッズッ

幼「んっ……だんだん、気持ちよく……んっ…なってきたぁっ……んんっ!」

男「そ、それはよかったっ 俺ももう、我慢できそうになかったからっ」ヌルヌルッ

男「もっと激しく動くぞ……?」

幼「うんっ……! お願い、もっと……んっ……気持ちよく、なりたい……んんあぁっ……!」

男「くっ、幼の中、すごい気持ちいい……!!」

幼「わ、わたしもきもち…んっ! ……いいよっ!  ああっ……んっ…んんっ……!!

男「悪い……も、もう、そろそろ……!!」

幼「い、いいよ……だして…んっ……ど、どこにだしてもいいからぁっ!!」

男「くっ! ふっ! も、もうダメだ……だすぞ、幼!!」

幼「う、うんっ……! お願いっ……! わ、わらひもっ…んんっ……も、もう……だめっ………!!!」

男.「くっ」ビュッ ビュビューッ ビュッ

幼「ふ、ふあああぁあっ!!! んんんっんんっ………!!!!」ビクビクビクンッ

男「……はぁっ……はぁっ……」ドクドク……

幼「……はっ…はぁっ……っ…」

幼「だ、だしすぎだよぅ……」ドクドク

男「……」

幼「……やっと止まった……」

幼「そ、それにしても……ちゅ、躊躇なく中に出すなんてっ! もうちょっとためらいなさいよっ!!」

男「……ご、ごめん……気持ちよすぎて……どこに出してもいいって言ったし……」

幼「ま、まあ言ったけど……」

男「……できたら、責任取るから……」

幼「!! あ、当たり前じゃない!! あなた私の彼氏でしょっ!!??」

男「そ、そうだよな……はは……」クテッ

幼「ちょ、ちょっとっ!! バテるの早すぎない!? もっとしゃきっとしなさいよ!!」

男「ご、ごめん……はりきり過ぎたから……ちょっと今日はこれ以上無理だ……」グテーン

幼「…………もうっ! だらしないんだからっ!」

――その後、普通のお風呂で流しっこして風呂をあがった

男「ふぅ……じゅ、寿命が2年くらい減った気がするぜぇ……」

幼「……な、なによ、それ……なにか、不満でもあるの?」

男「ないから、困るんだよ……幼が気持ちよすぎたから……」

幼「!! ちょっとは場をわきまえて発言しなさいよ!! 家の人に聞かれたらどうするの……?」

男「ははっ……あんなにHENNTAIだった幼gむぐぅっ!!

幼「少し黙りなさい。次に似たようなこと言ったら前歯全部折るわよ?」

男「……は、はい……私がわるかったです……」ションボリ

幼「ま、これで私の『ヴァレンタイン!チキチキ!チョコファウンテンで朝までハッスル作戦』は成功ね!」

男「……朝までハッスルできなくて悪かったよ……」

男「でも、バレンタインも終わりかぁ……またあれ、楽しめたらいいのに……」

幼「なに言ってるの? 別にあれはバレンタインじゃなくても使えるじゃない?」

男「まあ、そりゃそうだけど、一応イベント的なあれで使うもんなんじゃないか……?」

幼「ぜーんぜん。ていうか、明日も来るのよ?」

男「あ、明日もっ!!?? さ、さすがに枯れちまうんじゃ……!!」

幼「そんなこと知ったことじゃないわっ! 今度は一度や二度で済むと思わないこと! いいわね?」

男「そ、そんなぁ……」

幼「それにまだまだ試したいプレイがいっぱいあるんだから……ふふ……あれもこれも…………」ジュルリーン

男「普通にさせてくれ……」




お わ り

呼んでくれた人保守してくれた人支援してくれた人乙&ありがとう!!
さっさと寝ろ!! 俺も寝る!!

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